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手技およびフォローアップ全ての患者に対し EVTの 日以上前から 剤併用の抗血小板療法 ( アスピリン mg/ 日 +クロピドグレル 75mg/ 日またはチクロピジン mg/ 日 ) を行った 6Fr. または 7Fr. のシースを挿入し 活性化凝固時間 > 秒を維持するために ~5IUのヘパリンを動脈内にボーラス注入した 病変を通過させるために.5インチ.8インチ または.インチのガイドワイヤーを使用した 病変長が cm 未満の狭窄および閉塞血管の治療では ガイドワイヤーはできるだけ真腔内を進め cm 以上の閉塞では 内膜下を通過させた ガイドワイヤーを通過させたら 最適なサイズのバルーンを用いた血管形成術により病変を拡張した 拡張後 血流制限性の解離または 5 を超える残存狭窄が認められ suboptimalな結果となった場合に ステントを留置した 長い完全閉塞病変については 病変全体にステントを留置した ナイチノールステントは Luminexxおよび S.M.A.R.T. CONTROL ステントの 種類を用意した 使用するステントの種類は術者が決定し ステントサイズは対照血管径より ~mm 大きくなるように選択された 術後 全ての患者にアスピリン (mg/ 日 ) が処方され 最低 ヵ月間は クロピドグレル 75mg/ 日またはチクロピジン mg/ 日の服用が推奨された 術前にシロスタゾール (mg/ 日 ) を服用していた患者は 術後も継続とした 安静時 ABI Rutherford 分類 ステント破損 およびステント留置血管の超音波検査は術後 日以内と その後 6ヵ月ごとに臨床検査に合わせて観察した 再血行再建術は 臨床症状ならびに超音波検査または血管造影の結果に基づいて実施した 試験評価項目主要評価項目は治療後の一次開存率 副次的評価項目は二次開存率 全生存率 ステント破損または下肢切断とした 定義再狭窄は超音波検査による収縮期最大血流速度比 >. または血管造影上の5 超の狭窄と定義した ステント留置血管における超音波検査の信号が検出不能の場合は完全閉塞とした 一次開存は 治療した血管で再狭窄が認められず 開存の維持のために再血行再建術が施行されていないもの と定義した 二次開存は治療後に完全に閉塞し 再血行再建術により再開通した治療血管と定義した 病変全長はステントを留置した部位とした ステント破損は ステント軸長に沿ったキンクもしくはズレによる 方向以上のX 線画像により確認できるステントストラットの明らかな遮断と定義した 下肢切断は足首より上の切断とした 冠動脈疾患は 冠動脈疾患と診断された狭心症 経皮的冠動脈インターベンション歴 冠動脈バイパス手術歴 または心筋梗塞の既往と定義した 脳血管疾患は 一過性脳虚血発作または虚血発作の診断とした 膝下のrunoffは治療前または治療後に血管造影により評価した 統計解析値は平均値 ± 標準偏差として表記した 連続変数はt 検定を用いて分析し カテゴリー変数はχ 検定により比較した 生存曲線は Kaplan-Meier 法を用いて推定し log-rank 検定により比較した Cox 多変量回帰分析により一次開存率の予測因子を決定した Cox 単変量モデルで P<.5であった臨床的に事前に定められた予測因子 ( 年齢 男性 糖尿病 高血圧 高脂血症 現喫煙者 脳卒中 冠動脈疾患 血液透析 runoffスコア 5 TASC(Trans- Atlantic Inter-Society Consensus)Ⅱ 分類 C/D 重症下肢虚血 () 治療前 ABI 対照血管径 石灰化病変 Luminexxステントの使用 シロスタゾール投与 ステント破損 ) を多変量 Cox 回帰モデルに含めた P<.5を統計的に有意とみなした 結果 患者および病変の特性対象患者 5 例 (69 肢 ) の年齢は~9 歳 ( 平均 7.±7. 歳 ) であった 患者および病変の特性を表 および表 に示す 間歇性跛行患者 安静時疼痛患者 下肢虚血を伴う組織欠損患者の割合は それぞれ 75.9 8. 5.9 であった 平均病変長は5.5±75.mm TASCⅡ 分類は A 型 6 例 (.) B 型 例 (.) C 型 9 例 (.8) D 型 5 例 (.6) であった 間歇性跛行患者における平均 runoffスコアは 患者よりも有意に低かった (5.±.vs.7.6±. P<.) 治療前および治療後の ABIは それぞれ.57±.5および.8±.5であった 評価項目治療した69 肢の一次開存率は 年 年 5 年でそれぞれ 79.8 66.9 6. 二次開存率はそれぞれ9. 87. 86. であった ( 図 ) 観察期間中のステント内再狭窄は 治療した69 肢のうち 5 肢 (.8) にみられた このうち 肢は下肢バイパス手術 肢は継続的モニタリング 9 肢はバルーン形成術のみにて治療した バルーン形成術後 9 肢のうち 56 肢 (.) に再再狭窄が発生した この 56 肢の再再狭窄病変のうち 肢は下肢バイパス手術 5 肢は継続的モニタリング 8 肢は再度のバルーン形成術により治療した 表 患者の特性 患者数 5 年齢 ( 歳 ) 7. ± 7. 男性 6 (7) BMI(kg/m ). ±. 高血圧症 5 (88) 脂質異常症 9 (8) 糖尿病 (6) 喫煙者 6 (5) 血液透析 () 脳血管疾患 5 (8) 冠動脈疾患 8 (56) 間歇性跛行 / 重症下肢虚血 88 (76)/ () シロスタゾール投与 9 (6) Rutherford 分類 Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ/Ⅵ /55//68/ 症例数 () または平均値 ±SD

大腿膝窩動脈病変に対する自己拡張型ナイチノールステントの臨床成績 表 病変の特性 肢数 69 アプローチ順行性 / 逆行性 86 (76)/5 () 病変長 (mm) 5.5 ± 75. 対照血管径 (mm) 5. ±.5 慢性完全閉塞 7 (5) 石灰化病変 7 () 治療前 ABI.57 ±.5 治療後 ABI.8 ±.5 膝下の runoff /// runoff スコア間歇性跛行 / 重症下肢虚血 5/6/7/ 5.6 ±. 5. ±./7.6 ±. 使用したナイチノールステントの種類 Luminexx S.M.A.R.T. CONTROL 5 () 5 (79) 症例数 () または平均値 ±SD ステント数 病変部毎 / 患者毎.8 ±.8/. ±. ステント破損 88 (.8) 本試験では バルーン拡張による反応が不十分な患者のベイ TASCⅡ 分類 ルアウトとしてステント留置術を施行した 大腿膝窩動脈疾患に A/B/C/D 6//9/5 対する初回のステント留置は依然として議論の余地があるが 7 石灰化病変は 血管造影にて病変部の血管が明らかに高密度を示した場合とした緊急ステント留置は急性症状の改善という理由から受け入れら ABI :ankle brachial index TASC :Trans-Atlantic Inter-Society Concensus れる しかし 治療後のステント内再狭窄は主要な限界である バ ルーン形成術を施行した再狭窄病変 9 例のうち 56 例 (.) に再再狭窄が発生し この高い再再狭窄発生率は懸念される TASCⅡ 分類間では 一次開存率および二次開存率に有意 しかし比較的限られた症例数での最近の試験で パクリタキセル 差が認められたが (log-rank 検定 P<) TASCⅡ 分類 溶出バルーンの使用による良好な治療成績が示されており 8, 9 Aと B または Cと Dの間で 一次開存率に差はなかった ( 図 お 再狭窄患者における血管開存性は今後 改善される可能性が よび図 ) しかし TASCⅡ 分類 A/BとC/D 間の一次開存率は 高い 間歇性跛行患者または 患者において有意差を示した (logrank 間歇性跛行患者における大腿膝窩動脈バイパス手術後 5 年 検定 P< 図 ) ステント破 損は88 肢 (.8) に発生し このうち 65 肢 (7.9) が単一または複数の線状破損 であった 6 ABIおよび Rutherford 分類の 変化を図 5に示す ABIおよび Rutherford 8 分類の改善は最大 5 年間維持された 下 肢切断は5 肢 (.9 最初に跛行を示し 6 た 肢および の 肢 ) に実施した 救 肢率は 年 年 5 年で それぞれ 98.7 N=69 肢 96.7 96.7 であり ( 図 6) 年救肢率は間歇性跛行患者よりも 患者で有意に低かった (8.vs.99.5 log-rank 検定 二次開存率一次開存率平均観察期間 :±ヵ月 P<) 5 Cox 比例ハザードモデルを使用した多 変量解析では TASCⅡ 分類 C/D( ハザー 期間 ( 年 ) 5 ド比 [HR]:.9 95 信頼区間 [CI]:.68 at risk 二次開存 69 8 9 9 8 一次開存 69 8 6 68 7 5 二次開存 9. 87.9 87. 86. 86. ~. P<) 血液透析(HR:.65 一次開存 79.8 7.8 66.9 65.8 6. 95CI :.~.5 P=.) ステン二次開存..5.6.9.9 一次開存.7..6.8.7 ト破損 (HR:.57 95CI :.6~. P=.5) シロスタゾール投与 (HR:.5 図 69 肢における自己拡張型ナイチノールステントを用いた大腿膝窩動脈ステ 95CI :.7~.7 P<) は 一次開ント留置後の一次開存率および二次開存率 存率の独立した予測因子であり ( 表 ) 一次開存率および二次開存率 () TASCⅡ 分類 C/D(HR :5.76 95CI :.7~.8 P<) およびシロスタゾール投与 (HR:.8 95CI :.~.6 P=) は治療が成功した患者における二次開存率の独立した予測因子であることが示された 対照血管径 (HR:. 95CI :.86~.7 P=.) および runoffスコア (HR:. 95CI :.97~. P=.) は開存率の予測因子ではなく 使用したステントの種類も開存率に影響を及ぼさなかった 全生存率は 年 9. 年 8. 5 年 76. であった ( 図 7) 観察期間中に5 例が死亡した 心臓死は 例 (6.) に発生し 心血管系イベントによる死亡 ( 心臓死 脳卒中 腎不全を含む ) は死亡の8 を占めた ( 表 ) 患者の死亡率は間歇性跛行患者よりも有意に高く (6.vs.5. P<) 特に敗血症などの感染性疾患による死亡は 患者において頻度が高かった (.9vs. P=.) 考察

の一次開存率は 膝上静脈グラフトで 77. 膝上ポリテトラフルオロエチレングラフト (PTFT) で57. と報告されている 9 本試験では 間歇性跛行患者において 大腿膝窩動脈ステント留置後 5 年の一次開存率は TASCⅡ 分類 A/Bで75.9 TASCⅡ 分類 C/Dで5.5 であった ( 図 ) TASCⅡ 分類 A/Bの成績は 静脈グラフトによる膝上大腿膝窩動脈バイパス手術の成績と同様であった 同様に 患者におけるバイパス手術後 5 年の一次開存率は 膝上静脈グラフトでは 66~69 膝上 PTFTでは7~ 8 であることが分かった, 本試験において 一次開存率は TASCⅡ 分類 A/Bで68. TASCⅡ 分類 C/Dで.( 年時点 ) であった ( 図 5) TASCⅡ 分類 A/Bに分類された大腿膝窩動脈病変に起因する 患者の成績は良好で 静脈グラフトによる膝上大腿膝窩動脈バイパス手術の成績に近かった TASCⅡ 分類 C/Dの間歇性跛行患者および 患者の治療成績は膝上大腿膝窩動脈バイパス手術の治療成績よりも劣っていた しかし TASCⅡ 分類 C/Dの治療成績が不良であるにもかかわらず EVTは 良好な静脈グラフトがない間歇性跛行患者または 患者におけるバイパス手術の代替治療となる可能性がある 二次開存率は全てのTASCⅡ 分類において比較的良好であった ( 図 ) 病変は 再狭窄が進行しても閉塞していなければ バルーン形成術により容易に拡張できる 初期診断における非侵襲的超音波検査は効果的であり また血管開存性の維持に寄与する可能性が高い 慢性下肢虚血患者は別の動脈硬化病変を有する場合が多いが EVTは侵襲性が低いため TASCⅡ 分類 C/Dの一部の患者に対し 定期的な経過観察を条件として適用可能である の診断では生命および肢の予後不良が伴う 本試験の 患者 例の5 肢では 7±ヵ月の平均観察期間に 例 ( 肢 ) が下肢を切断し 例が死亡した 患者の治療の第一選択に関する重要な試験で に対するバイパス手術と EVTの治療成績を比較した BASIL 試験では バルーン形成術施行患者の下肢切断 / 死亡の回避率は バイパス手術施行患者と同程度であることが示された 本試験では 患者の治療の第一選択をバルーン形成術とした BASIL 試験では バルーン形成術第一群における下肢切断 / 死亡の無い生存率は 術後 年および 年で それぞれ 7 および 5 であった これは同じ時点でそれぞれ77.7 および 58. という本試験の結果と類似している したがって本試験結果は 患者は予後不良であることを裏づけ 日本と欧米の患者における治療成績に差はないことを示唆する 大腿膝窩動脈病変に対する EVT 後のシロスタゾールの有効 8 期間 ( 年 ) 5 一次開存率 () 6 N=69 肢 log-rank p< TASCII A vs B, p=.7 TASCII A vs C, p< TASCII A vs D, p< TASCII B vs C, p< TASCII B vs D, p=9 TASCII C vs D, p=.5 5 at risk 6 9 5 9 79 78 86. 88.5 7.6 7.7.5.9.. 65 9 8.5 8. 57.7 58..8.9.5.5 7 5 9 7 8.9 78.9. 58..6.5.7.5 8.9 78.9. 5.5.6.5.7.59 8.9 59. 5.5.6.75.59 図 TASCⅡ 分類における一次開存率 8 期間 ( 年 ) 5 二次開存率 () 6 N=69 肢 log-rank p< TASCII A vs B, p=.7 TASCII A vs C, p< TASCII A vs D, p< TASCII B vs C, p< TASCII B vs D, p=. TASCII C vs D, p=.7 5 at risk 6 9 5 5 96 89 9 97. 95. 8. 86....6. 7 6 5 96.5 95. 76. 8.8.5...9 6 5 96.5 95. 7.6 8.8.5..5.9 5 5 96.5 95. 7.6 76..5..5.57 96.5 95. 76..5..57 図 TASCⅡ 分類における二次開存率

大腿膝窩動脈病変に対する自己拡張型ナイチノールステントの臨床成績 性は以前に示されている, 本試験では シロスタゾール投与群 (7 肢 ) の 年一次開存率はシロスタゾール非投与群 ( 肢 ) よりも有意に高かった (76.vs.6.8 未調整 P 値 =) 両群間のベースラインデータの一部には差があり シロスタゾール投与群には糖尿病患者 (67.vs.58.7 P=.) 喫煙者 (.7vs..7 P=.) S.M.A.R.T. CONTROL ステント 一次開存率 () 8 6 N=69 肢 log-rank p< B with B with D with D with TASCII AB with vs CD with, p< TASCII AB with vs AB with, p=. TASCII AB with vs CD with, p< TASCII CD with vs AB with, p=. TASCII CD with vs CD with, p=.99 TASCII AB with vs CD with, p=.89 5 治療肢 : 間歇性跛行 期間 ( 年 ) 5 B with B with D with D with B with B with D with D with B with B with D with D with 8 67 7 8 95 9 5 89. 76.9 7.9 65.7.9.58..6 : 重症下肢虚血 8 7 5 85.8 7. 6.6 9.5..65..8 8.8 68. 5....79.8.96 8.8 68. 5.5...79.5.96 75.9 68. 5.5.7.79.5 図 間歇性跛行あるいは重症下肢虚血患者を TASCⅡ 分類 A/B と C/D に分けた場合の一次開存率. Rutherford 分類.8.6.. ABI pre post 6M M 8M M M 6M M 8M 5M 6M 平均 SD ABI Ruth ABI Ruth.57.6...8...7.78.55.8.7.8..7.69.8.5.5.7.75.57.7.76.7.55.6.75.76..5.6.7.6..7.7.7.5.58.77.68.6.75.7.75..65 図 5 ABI および Rutherford 分類の変化 救肢率 () 9 8 N=69 肢全 (n=69) (n=89) (n=5) 治療肢 期間 ( 年 ) 5 全 全 全 69 89 5 6 8 79 98.7 99.8 9.6.5.. 7 96.7 99.5 8..9.. 95 77 8 96.7 99.5 8..9.. 6 96.7 99.5 8..9.. 8 6 96.7 99.5 8..9.. 7 5 : 間歇性跛行 : 重症下肢虚血 図 6 救肢率 5

により治療を受けた患者 (8.vs.6.6 P=.9) がより多く含まれていた しかし シロスタゾールは一次開存率の独立した予測因子であることから ( 表 ) シロスタゾールの投与はEVT 後の補助全身療法として有用であると思われる ナイチノールステントの効果については 大部分の試験で留置後 年以内の治療成績が評価されている TASCⅡ 分類間の大腿膝窩動脈ステント留置後 年以上のデータは不足していることから 下肢バイパス手術による開存率の比較は困難である したがって ステント留置後最大 5 年間の各 TASCⅡ 分類における大腿膝窩動脈病変に対する自己拡張型ナイチノールステントの臨床効果を評価することが重要である 限界本試験では 臨床成績に影響を及ぼしていた可能性のある制限がいくつかある 第一に 本試験は大規模多施設共同試験であったものの 非無作為のレトロスペクティブ解析であったことである 第二に 留置したナイチノールステントは 種類のみであり これは試験当時 日本で入手可能なステントがこの 種類のみであったためである さらに 患者 () およびステント破損 ( 平均観察期間 ヵ月で.8) の割合が低かったこと シロスタゾール投与率 (6) が高かったことが全体の血管開存性に寄与していた可能性がある したがって 次世代ナイチノールステントにおいても さらなる調査が必要であると考える 最後に 患者をレトロ スペクティブに登録したことから フォローアップ検査における厳密な試験計画書に基づく血管造影または超音波検査は実施されなかった これらの制限にもかかわらず 本試験では 自己拡張型ナイチノールステントを用いた大腿膝窩動脈ステント留置後の良好な血管開存の可能性が示された 結論 大腿膝窩動脈疾患に対する自己拡張型ナイチノールステント 留置後 5 年までの臨床的有効性は良好であった TASCⅡ 分類 C/D 血液透析 ステント破損 およびシロスタゾール投与は大腿 膝窩動脈ステント留置後の一次開存率の独立した予測因子で あった 表 多変量解析による一次開存率の予測因子 変数 ハザード比 95 信頼区間 P 値 TASCⅡ 分類 C/D.9.68-. < 血液透析.65.-.5. ステント破損.57.6-..5 シロスタゾール投与.5.7-.7 < 8 全生存率 () 6 N=5 例全症例 (n=5) (n=88) (n=) at risk 期間 ( 年 ) 5 全症例 全症例 全症例 5 88 66 6 9. 99. 79...5.9 6 5 5 89.8 9.7 7.9.6.5.8 76 6 8. 88.5 59..8.9.7 9 5 76. 8.9 9....9 6 76. 8.9 9....9 5 : 間歇性跛行 : 重症下肢虚血 図 7 5 例における全生存率 表 死亡原因症例数 () 原因 全症例 n=5/5 n=/88 n=/ P 値 心臓死 (6.) 7 (.) 7 (.9).5 脳卒中 (7.5) (.8) (9.).5 腎不全 (.8) (.8) (.).76 悪性腫瘍 8 (5.) 7 (.) (.). 敗血症 7 (.) () 7 (.9). 肺炎 8 (5.) (9.5) 6 (8.8).6 その他 8 (5.) (.) 5 (5.6).89 不明 (.8) () (6.). : 間歇性跛行 : 重症下肢虚血 6

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