第 2 章健康づくりの目標と施策 第 2 章健康づくりの目標と施策

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1 第 2 章健康づくりの目標と施策

2 第 2 章健康づくりの目標と施策 第 2 章健康づくりの目標と施策

3 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 近年 少子化や核家族化 地域社会のつながりの希薄化に伴い子育てを取り巻く環境は大きく変化し また多様化しています このような中で 大切な命が生まれ 健やかに育つには 子どもと保護者を支援していくことが大変重要です 鳥取市においても国の推進する 健やか親子 21 と併せ 安心して子どもを産み すべての子どもが健やかに育つよう取り組みを進めていきます 1 妊娠期 ~ 乳幼児期 学齢期 ⑴ 妊娠期妊娠 出産は女性にとって負担のかかりやすいものです そしてこの時期は その後の育児に向けて大切な時期でもあります 妊娠期から母と子どもに寄り添い 安心して子育てがスタートできるよう支援していきます 現状と課題 妊娠中の喫煙の割合は 1.9% であり 平成 22 年度の 4.2% より低下しています 妊娠された方の背景はさまざまで 精神的に不調であったり 出産後に支援者がいないなど何らかの相談支援が必要な妊婦の割合は約 2 割います ( 表 1) 表 1 母子健康手帳交付時から何らかの相談支援が必要な妊婦の割合 平成 24 年 21.4% 平成 25 年 20.0% 平成 26 年 21.8%

4 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 健康づくりの目標 健やかな妊娠期を過ごし 出産を迎えましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 親となる心と身体を育てる妊娠期から出産 育児期まで切れ目なく相談や支援が受けられる 行動計画( 具体的な取り組み ) 健やかな妊娠 出産のための支援 母子健康手帳交付時の相談を充実させ 必要な支援を行います 妊婦相談 安心して妊婦健康診査を受けられるよう 費用の助成を行い 母子の健康管理に努めます 妊婦健康診査費 妊婦歯科健康診査費の助成 子どもを望む夫婦の不妊 不育治療費の助成を行い 経済的な負担の軽減に努めます 不妊治療費 不育症治療費の助成 安心して出産が迎えられるよう 関係機関との連携強化や相談支援体制の充実 不安や悩み 生活上の問題を抱える妊婦を把握し 妊娠早期から支援を行います 妊娠 出産包括支援事業 評価指標 項 目 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 妊産婦の喫煙者を減らす 何らかの対応が必要な妊婦すべてが相談支援を受けられる 妊婦 3.5% 妊婦 4.2% 妊婦 1.9% 妊婦 0% 産婦 7.1% 産婦 4.5% 産婦 2.4% (H26 年度 ) 産婦 0% % 100%

5 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 ⑵ 乳幼児期 学齢期乳幼児期 学齢期は今後の人間形成の基盤となる大切な時期です しかし現代社会においては 子どもが人や自然と直接ふれあう経験が少なくなったり この時期の子どもにふさわしい生活リズムが獲得されにくいことなどが懸念されています また不安や悩みを抱える保護者が増加していることも指摘されています 子どもの健やかな成長を見守り 保護者が安心して子育てができるよう支援していきます 現状と課題 乳幼児健診の受診率は全国に比べ高い割合を維持しています また 健診に期待するものでは各項目とも高くなっており 特に 食事 歯 子育ての悩み の項目で平成 22 年より高くなっています ( 図 2 3)

6 小学生の 朝食を毎日食べる 割合が増えています ( 図 4) 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 小学生の就寝時間は 11 時より遅い 子どもの割合が減少し 9 時頃 の割合が増えていま す 一方幼児の就寝時間は 10 時以降の割合が1 歳 6か月児健診時 24.1% から3 歳児健診時 42.4% と高くなっています ( 図 5 6)

7 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 小学生の外遊びの頻度に大きな変化は見られませんでした ( 図 7) 事故で入院した幼児の割合は 1 歳 6 か月児健診 3 歳児健診時には 1% 前後ですが 6 か月 児健診時では 2.5% 前後と高い傾向にあります 発達に困難感を抱える子どもの発達相談は 年々増加しています ( 表 2) 表 2 発達相談延べ件数 ( こども発達 家庭支援センター実績 ) 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 延 1,021 件 延 1,324 件 延 1,576 件 健康づくりの目標 一人ひとりの個性を大切にし 心身ともに健やかに育てましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 健康的な生活習慣を身につける必要な相談や健診 支援が受けられる感染症予防や事故防止に努める必要に応じた発達支援が受けられる 行動計画( 具体的な取り組み ) 子どもの頃からの健康な生活習慣の確立に向けた心身の基礎づくり 生活習慣病予防の要である食習慣の確立に向け 重点的に取り組みます 離乳食講習会 食育教室 幼児食教室 乳幼児期からのむし歯予防に努めます 歯科保健 ( 幼児歯科健診 フッ素塗布事業 6 歳臼歯保護事業 ) 親子で楽しくふれあいながら身体を動かす機会や啓発に努めます 乳幼児期からのメディアとの付き合い方などの啓発に努めます 受けやすい相談や健診 支援の場の充実 産後早期にすべての母子に会い相談に応じます 新生児訪問 ( こんにちは赤ちゃん事業 ) 疾病や発達 子育て不安等の課題を把握し 適切な支援を行います 乳幼児健診 相談窓口の広報に努め 必要な時にいつでも相談が受けられる体制を整えます

8 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 予防接種や事故防止対策の推進 予防接種に関する適切な知識の普及に努めます 子どもの成長に合わせた事故予防を啓発します 適切な時期の発達相談 支援の充実 発達や子育ての不安 育てにくさに寄り添いながら支援の充実に努めます 発達相談 親子による遊びの教室 児童発達支援センターでの療育 就園や就学などに切れ目のない発達支援体制の構築を図ります 5 歳児発達相談 移行支援 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 乳幼児健診を受けて まあ満足 大変満足 の人を増やす 3 歳児健診で むし歯のない子どもを増やす 48.4% 51.9% 59.1% 65% 以上 71.6% 77.8% 83.8% 85% 以上 3 歳児健診で 朝食を毎日食べる子どもを増やす 1 歳 6 か月児健診で 甘い飲み物をほとんど飲まない子を増やす 1 週間に 3 日以上 身体を動かして遊ぶ子どもを増やす テレビやビデオを見る時間が 2 時間未満の子どもを増やす ( 小学生 ) 子どもの前で家族がタバコを吸う家庭を減らす - - ( 参考値 ) 週に 3 回以上外で遊ぶ小学生の割合 57.1% 89.3% (H20 年 ) - ( 参考値 ) 週に 3 回以上外で遊ぶ小学生の割合 67.3% - 100% 51.0% (H26 年度 ) ( 参考値 ) 週に 3 回以上外で遊ぶ小学生の割合 65.1% 60% 以上 70% 以上 40.5% 47.7% 57.4% 60% 以上 38.9% 33.1% 28.9% 20% 以下 夜 10 時以降に就寝する子どもを減らす 1 歳 6 か月児 % 24.1% 20% 以下 3 歳児 % 42.4% 35% 以下 夜 11 時以降に就寝する小学生を減らす 不慮の事故により医療機関を受診する子どもをなくす (6 か月児健診 ) 予防接種率を高める ( 麻しん 風しん混合ワクチン ) 12.3% 8.1% 5.7% 3% 以下 3.6% 2.9% 2.7% 0% - (90.7%) (H26 年度 ) (93.1%) (95% 以上 )

9 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 2 家庭 地域 子どもの心身の成長に大きな影響を及ぼす場のひとつは家庭です 身近な人との安定した信頼関 係を築くために 温かい家族関係をつくることが求められています また近年 子育ての孤立化が懸念されています 社会全体で子どもの健やかな成長を見守り 子 どもと保護者が孤立しないよう 子育てがしやすい地域になるよう努めます 現状と課題 小学生のアンケートでは 自分は誰かの役に立っていると思う割合は平成 17 年より平成 22 年の調査の方が良くなっていますが 平成 27 年には悪化しています ( 図 8) 交流の場に参加している親の割合は増えています また子育て支援センターを利用している親の割合が高い傾向にあります ( 図 9 10)

10 健康づくりの目標 すべての子どもを地域の宝として見守り育てましょう 第 2 章健康づくりの目標と施策第 1 節安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 目指す方向( 具体的目標 ) 自己肯定感をはぐくむ温かい家庭をつくる子育てしやすい地域をつくる虐待にいたらない環境をつくる 行動計画( 具体的な取り組み ) 乳幼児期から親子のかかわりや愛着形成についての意識啓発を図る 乳幼児健診など教育の機会を捉え 保護者の子育て力の向上を図ると共に 子どもの自己肯定感をはぐくむ子育ての啓発に努めます 地域で子育てを支える体制づくり 保護者のニーズに合った交流の場を選択できるよう 様々な自主活動グループを支援していきます 子育てを支援している自主活動グループ等とともに 地域づくりに取り組みます ゆうゆうとっとり子育てネットワーク *1 鳥取市子育て支援ネットワーク *2 等の自主グループの活動支援 虐待予防に関する相談機関や知識の普及啓発を図る 子育て不安や孤立感が深刻にならないよう相談機関の周知と共に 虐待予防に関する知識の普及に努めます 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 家族は自分を大切にしてくれていると思う子どもを増やす 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 54.4% 75.6% 75.3% 80% 以上 子育てに楽しさを感じる人を増やす 家族とあいさつをする子どもを増やす 交流の場に参加したことがある人を増やす 虐待をしていると思う保護者を減らす 父親 68.9% 父親 82.4% 父親 87.8% 父親 90% 以上 母親 66.8% 母親 81.1% 母親 85.2% 母親 88% 以上 % 93.4% 95% 以上 28.8% 26.7% 51.3% 60% 以上 20.7% 11.0% 8.4% 5% 以下 * 1 ゆうゆうとっとり子育てネットワーク : 地域の子育てサークルの活動支援を広域的に行う自主活動組織 * 2 鳥取市子育てネットワーク : 健康づくり計画策定時に プランを推進するために結成された子育て応援隊を中心に 市内の子育て支援者団体とともに研修会や交流会等を実施している

11 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 第 2 節生涯を通しての健康づくり 1 健康寿命の延伸 健康寿命 とは 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されています 健康日本 21( 第 2 次 ) では 健康寿命の延伸が我が国において実現されるべき最終的な目標と位置づけています 健康寿命 は 平均寿命 との差に着目する必要があり この差は日常生活に制限のある 不健康な期間 を表します 今後 高齢化に伴い 平均寿命の延伸と共に 健康な期間だけでなく 寝たきりや認知症等による要介護状態などの不健康な期間も伸びることが予想されます この計画であげられるすべての取り組みが健康寿命の延伸に資するものであり 本計画を推進し 進捗を管理していくことで健康寿命の延伸を目指します 健康づくりの目標 健康寿命 ( 日常生活動作が自立している期間 ) を延ばしましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 生活習慣病の発症と重症化を予防する 行動計画( 具体的な取り組み ) 健康づくり計画の推進及び進捗管理 計画に基づき年次計画を立て 評価を行いながら計画を推進します 評価指標 項 健康寿命の延伸 ( 日常生活動作が自立している期間の延伸 ) 目 平成 27 年 ( 現状 ) *2 健康寿命 ( 平成 22 年 ) 男 歳女 歳 平成 32 年目標値 延伸 * 1 平均寿命 : 厚生労働省 都道府県 市町村生命表 ( 平成 22 年 ) * 2 健康寿命 : 日常生活動作が自立している期間の平均 をいう 要介護 2 以上を健康でないと定義して 下記の算式で鳥取県が独自に算出したもの 平成 24 年度厚生労働科学研究費補助金 健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究 の算定方式により算定 市町村人口 死亡者数は平成 21 年 ~ 23 年の計を用いて 平成 22 年の健康寿命を算定 なお 国においては 国民生活基礎調査と生命表を基礎情報として 日常生活に制限のない期間の平均 を健康寿命として算定しているが 市町村においては同等の方法で算出することが困難なため 県独自に算出した健康寿命を使用する

12 2 生活習慣病の発症と重症化予防がん 循環器疾患 糖尿病 COPD *1 などの生活習慣病は 我が国の死因の約 60% を占め 今後もさらに増加すると予想されています また 生活習慣病に関連した認知症等 *2 による要介 護状態を予防するための取り組みも 今後の新たな課題のひとつです 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 健康日本 21( 第 2 次 ) では これらの疾患への対策として 食生活の改善や運動習慣の定着な どによる一次予防に重点を置いた対策を推進するとともに 合併症の発症や症状の進展による重症化の予防に重点を置いた施策を推進すべきであるとしています 栄養 食生活 身体活動 運動 休養 こころの健康 飲酒及び喫煙 歯と口の健康に関する生活習慣を改善する ( 一次予防 ) ほか 疾病の早期発見 早期治療により病気の重症化を防ぐことで 健康寿命の延伸を目指します ⑴ 栄養 食生活健全な栄養 食生活は 生命を維持し 子どもたちが健やかに成長し また人々が健康的な生活を送るために欠くことの出来ない営みです 多くの生活習慣病との関連が深く その予防のためには 自分の身体や健康状態に合わせて適切な食品や量を選択する知識や 栄養成分表示の見方 活用方法を身に付けることが大切であり その習得のための環境づくりが必要です また 料理や食事などのさまざまな経験を家族や仲間と共に楽しむことは 豊かな心を育み 生活の質の向上の観点からも重要です 現状と課題 栄養バランスのとれた食事 *3 を意識する人の割合が若い世代を中心に低くなっています ( 図 2) * 1 COPD: 慢性閉塞性肺疾患 主として 長期の喫煙によってもたらされる肺の炎症性疾患で 今後の急速な高齢化等に伴い 罹患率 死亡率等の増加が懸念される極めて重要な疾患である しかし 国民に十分認知されていないため 国は 健康日本 21 の中で予防可能な生活習慣病であることから認知度向上を図っている * 2 生活習慣病に関連した認知症等 : 生活習慣病である高血圧や糖尿病等が脳の血管を傷害し 脳血管性認知症などを引き起こすと言われている また近年 糖尿病の人はそうでない人に比べ アルツハイマー型認知症になるリスクが高いことが明らかとなってきた * 2 栄養バランスのとれた食事 : 個人にあった適正エネルギー量で身体に必要なたんぱく質 脂質 炭水化物 各種ビタミンやミネラルといった栄養素を過不足ないようにとること 毎食 主食 主菜 副菜 のそろった食事を心がけると バランスのとれた食事がとりやすくなる

13 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 身体に必要な栄養素を過不足なくとることが栄養のバランスのとれた食事とされていますが 野菜を週 5 日以上食べる人の割合は 66.2% にとどまっています また 男性の割合は女性に比べて少ないです ( 図 3) 毎日朝食を食べる人の割合が増えてきているものの 全国の割合 (85.8 %) より低くなっています ( 図 4) 朝食を食べない理由として 食べたくない の割合が高く (52.8%) また 就寝前の 2 時間以内に夕食をとることがある人の割合が4 割近くあります 全国資料 : 内閣府 食育に関する意識調査 ( 平成 26 年 12 月 ) ひとりで食事をする小学生は 2.1% 食事時間を楽しめていない小学生は 19.5% あります 地元でとれる食材やその旬を知っている若い年代の割合が低いです 食の安心 安全性を通して食品表示を見る意識が高まっており 食品購入時に気を付けていることとして できるだけ新鮮なもの が最も多く 7 割を超えています 次いで 国産のもの 県内産のもの 添加物が少ないもの となっています 健康と関わりの大きい栄養成分表示を見る意識は低いです 健康づくりの目標 健康的な食習慣をつくりましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 栄養バランスのとれた食事を心がける食に興味 関心を持つ人を増やす身体によい食べ物を選ぶ

14 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 行動計画( 具体的な取り組み ) 主食 主菜 副菜をそろえた食事の普及啓発食育推進員 *1 や地域で食に関する活動を行う団体などと連携し 乳幼児やその保護者を対象にした食育教室 成人を対象とした各種健康教室において 食と健康の関わりについての正しい知識の普及と啓発を行います 家族や仲間と食に関する体験活動の機会を増やすよう推進 地域や各種教室で開催される食に関する事業やイベント 体験活動( 栽培や収穫 調理等のお手伝い 準備や片づけなど ) の情報を提供し 参加を呼びかけます 体験活動などを通して食に興味 関心を持った人へ より深く知識を習得できる場を提供します 栄養成分表示の見方や知識の普及啓発栄養成分表示から発信されている情報や知識の見方を伝え 健康づくりに活用できるよう さまざまな機会を捉え普及啓発を行ないます 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 主食 主菜 副菜のそろった食事を 1 日 2 回以上とっている人を増やす 朝食を毎日とる人を増やす 野菜を毎日食べる人を増やす ( 参考値 ) バランスのとれた食事を 1 日 2 回以上心がけている人の割合 57.5% 小学生 86.1% 男 69.4% 女 81.0% ( 参考値 ) 野菜を週 5 日以上食べる人の割合 68.8% ( 参考値 ) バランスのとれた食事を 1 日 2 回以上心がけている人の割合 57.5% 小学生 92.0% 男 70.4% 女 84.1% ( 参考値 ) 野菜を週 5 日以上食べる人の割合 69.6% 平成 27 年 ( 現状 ) ( 参考値 ) バランスのとれた食事を 1 日 2 回以上心がけている人の割合 58.3% 小学生 94.5% 男 72.2% 女 84.1% ( 参考値 ) 野菜を週 5 日以上食べる人の割合 66.2% 平成 32 年目標値 成人 70% 以上 小学生 95% 以上成人 85% 以上 成人 80% 以上 食事の時間を楽しいと思う人を増やす 小学生 65.6% 成人 - 小学生 81.2% 成人 - 小学生 80.5% 成人 - 小学生 90% 以上成人 80% 以上 食の体験や学習の機会に参加する人を増やす 小学生成人 - - 小学生成人 - - 小学生成人 - - 小学生 80% 以上成人 50% 以上 栄養成分表示の見方を知っている人を増やす - ( 参考値 ) 食品購入時 エネルギー表示を見る人の割合 20.8% ( 参考値 ) 食品購入時 エネルギー表示を見る人の割合 20.1% 成人 30% 以上 * 1 食育推進員 : 鳥取市が実施する推進員養成講座を受講後 生活習慣病予防のための健全な食生活を推進するため 各地域で積極的に食育活動に取り組むボランティア団体

15 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり *1 ⑵ 身体活動 運動身体活動量や運動量を増やすことは 循環器疾患やがんなどの生活習慣病発症リスクが低くな ることが実証されています また 最近では これら生活習慣病の発症予防だけではなく 高齢者の認知機能や運動器機能の低下などとも関係することも明らかになってきています 鳥取市の平成 27 年高齢化率は 26.7% で 今後も増加が予想されています また 平成 26 年の要介護となる原因疾患は 男女とも 骨 関節疾患 が 1 位となっており 認知症も増加しています ロコモティブシンドローム *2 ( 運動器症候群 ) の予防や認知症予防に努めることは 鳥取市でも重要な項目となっています あらゆる年代の人が楽しく運動ができる取り組みを行い これら身体活動 運動の意義と重要性が広く市民に認知され実践されることは 今後健康寿命の延伸 生涯にわたる心身の健康を保持するために重要です 現状と課題 運動習慣のある人の割合は 20.4% と全体的に増加していますが 全国 ( 平成 24 年 : 31.5%) 県( 平成 24 年 :28.9%) と比べると低い現状です ( 図 5) 運動の内容として最も多かったのは ウォーキング (44.9%) でした ( 図 6) できるだけ身体を動かすようにしている人は 43.9% と増加しています ( 図 5) 生活面の工夫として多かったのは なるべく歩く が 61.6% 次いで 家事で身体を動かす 39.3% でした ( 図 7) * 1 身体活動 運動 : 身体活動 とは 安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての動きを 運動 とは 身体活動のうち スポーツやフィットネス等の健康 体力の維持増進を目的として 計画的 意図的に行われるものを示す * 2 ロコモティブシンドローム : 日本名は 運動器症候群 運動機能障害のため自立度が低下し 介護が必要となる危険性が高い状態

16 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 運動 身体活動の状況を年代別にみると 若い世代で 特に心がけていない 人が多くなって います ( 図 8) また 運動をしていない理由で多かったのは 時間がない 37.9% 面倒 30.0% そのうちしようと思っている 27.8% でした 身体を動かすことが好きな子どもは7 割を超えていますが 外でほとんど遊ばない子どもは 平成 22 年 (8.7%) 平成 27 年 (9.4%) とやや増加しています しゃんしゃん体操 *1 を知っている人は約 3 割であり 平成 22 年と比較して増加していますが しゃんしゃん体操をしたことがない人は約 5 割ありました 健康づくりの目標 楽しく運動しましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 運動習慣をつくる日常生活の中で意識して身体を動かすしゃんしゃん体操を知り 継続する 行動計画( 具体的な取り組み ) 運動 身体活動についての知識の普及 啓発 生活習慣病や認知症予防など 運動や身体活動の効果について 知識の普及を行います 体調の変化を感じるための 歩数計 体重計 鳥取市民健康手帳の利用を促進します ロコモティブシンドロームの知識の普及を行います 運動のできる体制の整備 身近な運動教室 ウォーキング大会などの情報を提供します 健康づくり地区推進員等各種団体と連携を図り 運動行事( ウォーキング等 ) を推進します 個人に合わせた身体活動の提案 個人に合わせた運動や生活活動を提案します * 1 しゃんしゃん体操 : 介護予防と地域のふれあいを目的にした体操 新聞紙を丸めた棒を使い 鳥取市の しゃんしゃん傘踊り の音楽にあわせて行う体操

17 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり しゃんしゃん体操の普及 啓発 他の運動を推進する団体と連携し メディアやイベントを利用した啓発を行います 認知症予防体操( コグニサイズ *1 ) を普及します *2 しゃんしゃん体操普及員連絡会の活動を支援します 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 運動習慣のある人を増やす 18.2% 18.0% 20.4% 25% 以上 ウォ - キングをしている人を増やす 運動習慣のある人に占める割合 身体を使った遊びや運動をしている子どもを増やす できるだけ身体を動かすようにしている人を増やす ( なるべく歩く 階段をのぼるなど ) しゃんしゃん体操を知っている人を増やす しゃんしゃん体操を継続している 65 歳以上の人を増やす 27.4% 41.7% 44.9% 50% 以上 % 以上 39.2% 37.4% 43.9% 50% 以上 % 30.4% 35% 以上 - 5.3% 2.7% 5% 以上 * 1 コグニサイズ : 運動と認知課題 ( 計算 しりとりなど ) を組み合わせた 認知症予防を目的とした取り組みの総称 英語の cognition( 認知 ) と exercise( 運動 ) を組み合わせた造語 平成 27 年度には しゃんしゃん体操にコグニサイズを取り入れた新たな体操を考案した * 2 しゃんしゃん体操普及員 : 普及員養成講座を受講後 地域の人に体操を普及するため 地域の集会所や公民館などで活動するボランティア

18 ⑶ 休養 こころの健康こころの健康は いきいきと自分らしく生きるために重要な要素であり 生活の質 に大き く影響します 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 日本の自死者数は減少傾向にありますが 平成 26 年度は 全国で約 2 万 5 千人が亡くなって おり 自死対策は重要な課題となっています 特に 近年では全国的に若年層 *1 の自死者が増 加しており 本市においても同様の傾向にあり 若年層への対策がより一層求められます 自死の背景には うつ病などこころの病気が多く存在すると指摘されています うつ病は 多 くの人がかかる可能性があり その症状として 不眠 があります 睡眠には こころと身体を休ませるための大切な働きがあり 質 量ともに十分な睡眠をとることが必要です また うつ病に関係した様々な要因に ストレス があります 過度のストレスが続くと 精神的 身体的な健康に影響を及ぼしますが ストレスをなくすことは難しく ストレスと上手に付き合うことが大切です 近年 過疎化や高齢化 核家族化や個人の価値観の多様化などにより 住民同士 家族のつながりも変化しています 私たちは 一人ではなく家族 地域のなかで生きています その中で 普段からあいさつを行うなど 温かい人間関係をつくることが求められます 現状と課題 鳥取市の自死による死亡数は 近年減少傾向にあり 平成 25 年は 38 人が亡くなっています ( 図 9) また 年代別の死亡者に対する自死者の割合は 29 歳以下は 26.3% 30 代は 42.9% と若年層の自死者の割合が高い状況にあります ( 図 10) * 1 若年層 :40 歳未満の者と定義する

19 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり この 1 か月間にストレスがあった人は 71.3% で 10 ~ 40 歳代の約 8 割がストレスを感じてい ます ストレスを多く感じている人ほど ストレスが解消できていない現状です ( 図 11) ストレスの原因は 男女ともに 仕事のこと が最も多く 56.7% 次いで 自分や家族の健康 病気 29.5% 人間関係 家族内のこと 28.6% となっています ( 図 12) ゲートキーパー *1 という言葉を全く知らない人が 87.2% います ( 図 13) 身近な人がうつ病のサインに気づいた時に対処できる人は 61.5% います ( 図 14) * 1 ゲートキーパー : 悩んでいる人に気づき 声をかけ 話を聞いて 必要な支援につなげ 見守る人のこと

20 睡眠がとりにくい人は 21.6% あり その理由として一番多かったのは 眠りが浅い気がする 41.2% 次いで 夜中 よく目が覚める 29.3% でした ( 図 15) 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 家の人へ自分からあいさつをする小学生は 60.0% とやや減少し あいさつをしない小学生は 6.6% と増加しています ( 図 16) 健康づくりの目標 みんなで気にかけて支え合う環境をつくり いのちを守りましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 孤立 孤独とこころの病気について理解し 悩みを誰かに相談できるストレスと上手につきあい 十分な睡眠と休養をとることができる家族や地域であいさつを交わし合い 温かい人間関係をつくる 行動計画( 具体的な取り組み ) こころの相談窓口の周知 行政と地域が協力し 内容に応じた相談窓口を周知します こころの健康に関する知識の普及啓発 うつ病などこころの病気とその対処方法について 講演会等で啓発します ストレス 睡眠に関する正しい知識を普及します 市民の人材育成 こころの悩みに気づき 見守り 適切な専門相談機関へ繋ぐことができる人材( ゲートキーパー ) の養成を行います

21 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 温かい人間関係づくりの推進 にこにこにっこりあいさつ隊 *1 と協働で あいさつの大切さについて啓発し あいさつを通してふれあいのある地域づくりを推進します 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 64 歳以下の自死者を減らす悩みの相談相手がいる人を増やす こころの相談場所を知っている人を増やす 身近な人のうつ病のサインに気づいた時 対処できる人を増やす 自分に合ったストレス解消法がある人を増やす 睡眠による休養がとれている人を増やす 42 人 (17 年値 ) 55 人 (20 年値 ) 28 人 (25 年値 ) 0 人 92.9% 92.5% 90.7% 95% 以上 - ( 参考値 ) 行政で行っているこころの相談窓口を知っている人の割合 62.2% ( 参考値 ) 行政で行っているこころの相談窓口を知っている人の割合 37.0% 80% 以上 % 75% 以上 - - ( 参考値 ) 悩みやストレスがあった時解消することができる人の割合 84.8% 90% 以上 73.3% 74.7% 77.5% 80% 以上 自分からあいさつする人を増やす ( 小学生 成人 ) ( 参考値 ) 近所の人に自分からあいさつする人の割合 ( 小学生 )66.5% ( 成人 ) - ( 参考値 ) 近所の人に自分からあいさつする人の割合 ( 小学生 )69.2% ( 成人 ) - ( 参考値 ) 近所の人に自分からあいさつする人の割合 ( 小学生 )69.2% ( 成人 ) - 小学生 :80% 以上 成 人 :80% 以上 近所の付き合いがない人を減らす家族とのコミュニケーションに満足な人を増やす 9.6% 10.3% 11.4% 10% 以下 80.5% 83.4% 86.2% 90% 以上 * 1 にこにこにっこりあいさつ隊 : 新元気プラン を策定した際 人間関係の基本は あいさつ であるとの思いから 策定に携わった市民等が平成 18 年 4 月に結成したボランティア団体 行政と協働し地域 ( 育児サークル 保育園 老人会等 ) で普及啓発活動を行っている

22 ⑷ 喫煙 飲酒 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 1 喫煙タバコによる健康被害は因果関係が確立しており がん 循環器疾患 呼吸器疾患 糖尿病 周産期の異常等 また受動喫煙による虚血性心疾患 肺がん 乳幼児の喘息や呼吸器感染症 乳幼児突然死症候群等の原因にもなっています 特に 妊娠中の喫煙は 妊娠合併症 ( 自然流産 早産 子宮外妊娠 前置胎盤や胎盤早期剥離等 ) のリスクを高めるだけでなく 新生児の低体重 出生後の乳幼児突然死症候群のリスクとなることもわかっています また 未成年期からの喫煙は 健康影響が大きく かつ成人期を通した喫煙継続につながりやすいため なくすことが必要です 喫煙者が禁煙することによる健康改善効果については 肺がんをはじめ 喫煙関連疾患のリスクが 禁煙後の年数と共に確実に低下することが明らかになっており その支援が求められます 受動喫煙については 短期間でも健康被害が生じることは明らかになっており 健康増進法 *1 に基づく受動喫煙防止対策の推進を受けて その対策が引き続き求められています 現状と課題 妊婦の喫煙率は 全国 3.8%( 平成 25 年度 ) と比較すると低く 妊産婦とも喫煙率は減少傾向にありますが 目標値のゼロには到達していません ( 図 17) 小学生の喫煙経験は 男 0.5% 女 0.2% で 未だなくなっていませんが タバコの害については 9 割以上の子どもが 害がある と認識しています ( 図 18 19) * 1 健康増進法に基づく受動喫煙防止 : 第 25 条 学校 体育館 集会場など多数の者が利用する施設を管理する者は これらを利用する者について 受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない と定めている

23 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 成人の喫煙率は男女とも低下していますが 男性では国 県と比較すると高く 34.0% あります ( 図 20) 喫煙者の禁煙の意向では 1 か月以内に禁煙したい人 禁煙に関心がある人はいずれも減少し ています ( 表 1) 表 1 喫煙者の禁煙の意向 1 か月以内にやめたい 関心はあるが 1 か月以内にやめたいとは思わない やめたいと思わない H22 年 (n=539) 12.0% 60.3% 27.6% H27 年 (n=387) 8.3% ( 男性 :7.5%) ( 女性 :13.2%) 54.8% ( 男性 :53.9%) ( 女性 :58.5%) 37.0% ( 男性 :38.6%) ( 女性 :28.3%) 喫煙時の配慮として 吸い殻をポイ捨てしない が 69.6% と最も多く 次いで 喫煙所以外では吸わない が 58.6% 歩きタバコはしない が 50.1% 吸わない人の前では吸わない が 39.7% でした 小学生の前で家族が喫煙する 家庭は 28.9% と減少しています ( 図 21)

24 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 平成 15 年度以降 受動喫煙防止対策に取り組み 市内保育所 幼稚園 小中高校では敷地内禁煙 各地区公民館でも全館施設内禁煙になっています 各町内集会所についても 年々建物内禁煙および分煙している施設が増えています ( 図 22) 公共施設での分煙や禁煙の取り組みについて 積極的に推進してほしい 推進してほしい という人は 91.9% あります 健康づくりの目標 禁煙をすすめましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 妊娠中の喫煙をなくす未成年者をタバコの害から守る成人の喫煙者を減らす受動喫煙を防ぐ環境をつくる 行動計画( 具体的な取り組み ) タバコの害についての啓発 妊産婦の喫煙による害について 母子健康手帳交付時や乳幼児健診等で情報提供 保健指導を行います 産婦人科等に啓発ちらしを設置します 未成年者のタバコの害について 学校等で教育や啓発活動を行います 地域で啓発活動や健康教育を実施します 禁煙イベント 講演会等での啓発活動を行います 喫煙者への禁煙支援 禁煙希望者への禁煙支援を行います 受動喫煙防止対策 *1 鳥取市民健康づくり地区推進員連絡協議会 自治連合会等と協働で公共施設 ( 集会所等 ) での禁煙を進めます 受動喫煙におけるタバコの害について教育や啓発活動を行います * 1 鳥取市民健康づくり地区推進員 : 市民の自主的な健康づくり活動の支援を行う地域のリーダー 各地区において 地域ぐるみで元気でいきいきとした健康な生活が送れるよう 健康講演会や健康ウォークなどの活動をしている

25 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 妊産婦の喫煙者をなくす 妊婦 3.5% 妊婦 4.2% 妊婦 1.9% 妊婦 0% 産婦 7.1% 産婦 4.5% 産婦 2.4% 産婦 0% 成人の喫煙者を減らす タバコの害について知っている子どもを増やす 小学生の前で家族が喫煙する家庭を減らす 男 42.7% 男 39.3% 男 34.0% 男 20% 以下 女 8.7% 女 7.7% 女 4.8% 女 4% 以下 96.8% 92.8% 92.4% 95% 以上 38.9% 33.1% 28.9% 20% 以下 室内で喫煙する人を減らす 78.0% 70.8% 59.5% 40% 以下 集会所での禁煙を推進する 94か所禁煙 158か所禁煙 250か所禁煙 (H18 年実態把握 )(H20 年実態把握 )(H26 年実態把握 ) 350 か所禁煙

26 2 飲酒がん 高血圧 脳出血 脂質異常症等の飲酒に関連する多くの健康問題のリスクは 1 日平 均飲酒量が増えるほど上昇することがわかっています また 多量飲酒 *1 は身体疾患だけで なく うつ病等の健康障害の一因にもなっています 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 女性の飲酒は 男性に比べて肝臓障害等 飲酒による臓器障害を起こしやすく アルコール 依存症に至るまでの期間も短いといわれています また 妊娠中の飲酒は 胎児性アルコール症候群 *2 や発育障害を引き起こしますが これを予防しうる安全な飲酒量は未だわかっていません そのため 妊娠中あるいは妊娠しようとしている女性はアルコールを断つことが求められます 未成年者の飲酒は 身体が発達する過程にあるため 体内に入ったアルコールが身体に悪影響を及ぼし健全な成長を妨げること 臓器の機能が未完成であるためにアルコールの分解能力が成人に比べて低く アルコールの影響を受けやすいことから 未成年者の飲酒を完全に防止する必要があります 現状と課題 妊娠中の飲酒は 妊娠の届出時の状況 (140 件調べ ) では 飲酒あり と回答した妊婦は 2.9% で 全国と比較すると低いですが 目標値のゼロには到達していません ( 表 2) 表 2 妊娠中の飲酒 鳥取市 (H27 年 ) 2.9% 全国 (H22 年 ) 8.7% 小学生の飲酒経験は以前より減少しましたが 未だなくなっていません ( 図 23) 小学生の 飲酒が子どもの身体に悪いこと の認識度は上がっています ( 図 24) * 1 多量飲酒者 :1 日の平均純アルコール摂取量が 60g を超える飲酒者と定義 飲酒量として 3 合以上とする * 2 胎児性アルコール症候群 : 妊娠中の母親の習慣的なアルコール摂取により生じると考えられる 先天性疾患のひとつ

27 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 成人の飲酒頻度についてみると 毎日飲酒をしている人 は 男女とも全国より高い割合となっ ています ( 図 25) 成人の飲酒量についてみると 1 日あたり 3 合以上の飲酒者 の割合は全国より少ないものの 女性では 生活習慣病のリスクを高めるといわれる飲酒量 *1 を飲酒している割合は高くなって います ( 図 26 27) ( 参考 ) 主な酒類の換算の目安お酒の種類ビール清酒 ( 中瓶 1 本 500ml) (1 合 180ml) ウィスキー フ ランテ ー ( ダブル 60ml) 焼酎 (25 度 ) (1 合 180ml) ワイン (1 杯 120ml) アルコール度数 5% 15% 43% 25% 12% 純アルコール量 20 g 22 g 20 g 36 g 12 g 純アルコール量 (g)= お酒の量 (m l) [ アルコール度数 (%) 100] 比重 0.8 * 1 生活習慣病のリスクを高める飲酒量 :1 日の平均純アルコール摂取量が男性で 40 g 女性で 20 g 以上と定義 飲酒量にすると 男性 2 合 女性 1 合とする

28 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 健康づくりの目標 適正飲酒を守りましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 妊娠中の飲酒をなくす未成年者の飲酒をなくす成人の適正飲酒 ( 頻度 量 ) を守る 行動計画( 具体的な取り組み ) 妊婦の飲酒防止支援 母子健康手帳交付時 妊婦に飲酒による健康影響について情報提供 保健指導をします 未成年者の飲酒防止の啓発 未成年者の飲酒のリスクについて情報提供をします 未成年者への学校における飲酒防止教育の支援を行います 成人の適正飲酒 ( 頻度 量 ) の啓発 飲酒の健康影響や節度ある適度な飲酒等について 啓発活動や健康教育を実施します 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 妊娠中の飲酒をなくす - - 平成 27 年 ( 現状 ) 2.9% (140 件中 ) 平成 32 年目標値 0% 生活習慣病のリスクを高める量 ( 男性 2 合以上 女性 1 合以上 ) を毎日飲酒している人を減らす 全体に占める割合 - 男 14.0% 男 10.2% 男 10% 以下 女 4.4% 女 3.7% 女 3% 以下 飲酒が子どもの身体に悪い ことを知っている子どもを増やす 54.2% 64.6% 71.6% 80% 以上

29 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり ⑸ 歯と口の健康歯と口の健康は 食生活や社会生活に潤いを与え 生活の質を高める重要なポイントとなります 乳幼児期においては むし歯予防と味覚を育てるための生活習慣を身に付け丈夫な歯をつくることが大切です 加えて成人期からは歯周疾患による歯の喪失を予防し 口腔機能の維持を図り よく噛むことにより認知症予防 健康寿命の延伸へとつなぎ生涯にわたり健康な生活を送ることを目指します 現状と課題 歯磨きの習慣はある ( 小学生 :98.2% 成人:98.1%) ものの 寝る前に必ず歯を磨く人は少ない ( 小学生 :86.3% 成人:72.5%) 現状です ( 図 28) 歯ブラシ以外の清掃用具を使って歯磨きをする人は 36.9% と少ない現状です ( 図 29)

30 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 歯周病の全身疾患への影響を知っていると回答した人は 55.8% となっています ( 図 30) 食生活が豊かになる一方で ほとんど噛まないで飲み込む 人が多く よく噛んでいると回答した小学生は 42.6% 大人は 23.0% です ( 図 31) 8020 運動 *1 が推奨されていますが 80 歳での 20 本達成者は 22.3%( 全国平均 38%) です ( 図 32) 健康づくりの目標 歯と口の健康維持に努めましょう 目指す方向( 具体的目標 ) しっかりとした歯磨き習慣を身につける歯科健診で健康な歯と口を保つ噛むことの大切さを知る 行動計画( 具体的な取り組み ) 生涯にわたり歯と口の健康維持のための支援 妊娠期及び乳幼児期から生涯にわたり 健康教室等で支援していきます 乳幼児期からのむし歯予防の推進 地域において 歯みがきの必要性と自分の口腔状況を理解できるよう支援します * 運動 : 厚生労働省と日本歯科医師会が推進している 80 歳になっても 20 本以上の歯を保とう という運動

31 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 歯磨き習慣定着のための支援 1 歳 6 か月児健診 2 歳児歯科健診 フッ化物塗布 3 歳児健診のなかで歯磨き習慣の獲得のための支援をします 歯科健診の支援 妊婦歯科健診 ふしめ歯科健診を実施します 年に一回以上 歯と口の定期健診を推進します かみかみデイ の推進 毎月 8 日を かみかみデイ とし のぼり 広報等により広く啓発します 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 3 歳児健診でむし歯のない子どもを増やす 歯磨き習慣のある人を増やす 寝る前に必ず歯みがきをする人を増やす 歯ブラシ以外の清掃用具を使用する人を増やす 定期的に歯の健診を受けている人を増やす 歯周病の全身疾患への影響を認識している人を増やす かかりつけの歯科医を持つ人を増やす 80 歳代で 20 本以上 自分の歯がある人を増やす 60 歳代で 20 本以上 自分の歯がある人を増やす よく噛んで食べている人を増やす 71.6% 77.8% 83.8% 85% 以上 小学生 96.1% 小学生 98.9% 小学生 98.2% 小学生 100% 成人 92.0% 成人 93.0% 成人 98.1% 成人 100% 小学生 - 小学生 - 小学生 86.3% 小学生 90% 以上 成人 - 成人 - 成人 72.5% 成人 80% 以上 % 36.9% 40% 以上 18.4% 23.9% 31.3% 35% 以上 % 60% 以上 % 75% 以上 12.4% 17.4% 22.3% 25% 以上 43.2% 57.0% 60.2% 65% 以上 小学生 42.0% 小学生 38.3% 小学生 42.6% 小学生 50% 以上 成人 18.7% 成人 20.2% 成人 23.0% 成人 25% 以上

32 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり ⑹ 疾病の早期発見 早期対策主要な死亡原因であるがんや循環器疾患への対策に加え 患者数が増加傾向にあり かつ 重大な合併症を引き起こす恐れのある糖尿病や 死亡原因として急速に増加すると予測されるCO PDへの対策は 健康寿命の延伸を図る上で大変重要な課題となっています これらの生活習慣病は死因の約 6 割を占め 今後も増加すると予測されていることから 食生活の改善や運動習慣の定着等による一次予防や 合併症の発症や症状の進展等の重症化予防への取り組みが急務です 1がんがんによる死亡割合は約 30% を占めています がんの死亡率減少に有効性の高いがん検診は 早期発見 早期治療につなげる大切な手段ですが 国が目標としている 50% には到達できておらず 目標達成に向けてさらなる取り組みが重要となります また がんの発症には喫煙 過剰飲酒 低身体活動 肥満 やせ 野菜不足など 様々な生活習慣が起因しており これらへの対策ががん予防には重要です 現状と課題 75 歳未満の年齢調整死亡率 *1 ( 悪性新生物 ) は 減少傾向にはありますが 県 市ともに全国を上回る高い割合を示しています ( 図 33) 本市のがん検診受診率は年々向上し 平成 26 年度受診率 (5 がん検診 *2 の平均 ) は 42.6% でした がん検診未受診の理由として多かったのは 時間がなかった 知らなかった 面倒である 心配な時はいつでも医療機関を受診できる でした 健康づくりの目標 がん検診を受けて がんの早期発見と早期治療に努めましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 定期的にがん検診を受けるがん予防に有効な生活習慣を知り 生活習慣を改善する * 1 年齢調整死亡率 : 年齢の異なる地域間で死亡状況の比較ができるように年齢構成を調整した死亡率 ( 人口 10 万対 ) * 2 5 がん検診 : 胃がん 肺がん 大腸がん 子宮がん 乳がん検診をいう

33 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 行動計画( 具体的な取り組み ) がんの正しい知識の普及と啓発 がんやがん予防の生活習慣について正しく理解し 生活習慣改善できるよう健康講演会や学習会等を通じて普及啓発します 教育関係機関や医師会等と連携し 子どもの頃からのがん教育を推進します がん検診受診の呼びかけ 健康づくり地区推進員等と協力し 地域で身近な人同士ががん検診受診の声をかけ合う地域づくりを推進します かかりつけ医 企業などの職域や行政等から 検診受診の必要性を啓発します 地域の各種団体と協力体制を強化し がんの体験談を聞く機会を設けるなど 検診受診の重要性を伝えます がん検診を受けやすい体制の整備と精密検査受診への働きかけ 検診受診の方法や必要性などの広報の充実を図ります 医師会や職域などの関係機関と連携を図り 受けやすい体制を作ります 未受診者層へ計画的な受診勧奨を実施します 精密検査未受診者へ受診勧奨を実施します 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 75 歳未満年齢調整死亡率 ( 悪性新生物 ) ( 人口 10 万対 ) (H17 鳥取県 ) 男 女 67.9 合計 98.4 (H22) 男 女 73.0 合計 94.0 (H25) 男 女 57.4 合計 86.3 減少 がん検診受診者数 (69 歳以下受診率 *1 ) 胃がん検診肺がん検診大腸がん検診子宮頸がん検診乳がん検診 14,788(27.4%) 17,999(33.4%) 15,772(29.3%) 5,810(12.6%) 3,077( 8.2%) 13,994(28.3%) 15,677(29.0%) 14,589(28.9%) 7,346(35.1%) 5,067(41.2%) 16,618(36.5%) 18,684(37.7%) 17,856(39.2%) 9,090(50.5%) 5,554(48.9%) 50% 50% 50% 50% 以上 50% 以上 がん検診精密検査 *2 受診率 ( 平均 83.0%) ( 平均 86.9%) ( 平均 89.3%) ( 平均 92%) 胃がん検診肺がん検診大腸がん検診子宮頸がん検診乳がん検診 77.9% 84.8% 68.8% 90.9% 92.6% 83.8% 93.2% 77.9% 89.0% 90.6% 89.5% 92.2% 78.3% 94.1% 92.2% 92% 92% 92% 92% 92% * 1 受診率 : 鳥取市が実施しているがん検診の受診率をいう 現状は 平成 26 年度のデータ 受診率の算出は 国の算出基準に基づき 40 ~ 69 歳 ( 子宮頸がんは 20 ~ 69 歳 ) の受診率を示す 子宮頸がん 乳がん検診は 2 年に 1 回受診した人の受診率で算出 * 2 精密検査受診率 : 鳥取市が実施しているがん検診の精密検査受診率をいう 現状は 平成 25 年度のデータ

34 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 2 糖尿病 循環器疾患 COPD 糖尿病や循環器疾患の発症や重症化には 食生活や運動 喫煙等の生活習慣や肥満の有無が大きく関与しています メタボリックシンドローム *1 に着目した国保特定健診の受診は生活習慣の振り返りになると同時に生活習慣病の重症化予防の観点からも大変重要です また 近年増加傾向にあるCOPDは 認知度の低さから医療機関への受診につながらず重症化した段階で判明することが多く COPDの早期発見 早期治療につなげるため 認知度を高める必要があります 現状と課題 国保特定健診受診者の約 25% が メタボリックシンドロームの該当 予備群です 国保特定健診の結果から 将来的に虚血性心疾患 脳血管疾患 人工透析につながるリスクである高血圧 脂質異常 糖尿病の有所見者の割合が 毎年約 5~6 割の高い割合を示しています 特に糖尿病の予備群 有病者 ( 空腹時血糖値 100 mm g/dl 以上又は HbA1c が 5.6% 以上 または服薬中 ) の割合は 県平均よりも高くなっています ( 図 34) 健康づくりの目標 特定健診を受けて 生活習慣病を予防しましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 年 1 回 特定健診を受けるメタボリックシンドロームや糖尿病を予防 改善する生活習慣の改善と早期の適切な治療により 生活習慣病の重症化を防ぐ 行動計画( 具体的な取り組み ) 生活習慣病や予防についての正しい知識の普及 子どもの頃からの生活習慣病予防対策を推進します 健康講演会や学習会などを通じて 生活習慣病の理解や予防方法を知り 生活習慣改善に向けた健康行動につながる取り組みを推進します 医師会や職域等の関係機関と連携し 健診の必要性について啓発します 特定健診受診の呼びかけと健診を受けやすい体制の整備 健康づくり地区推進員等と協力し 健診受診の声をかけあう地域づくりを推進します かかりつけ医や関係団体と連携し 健診の受診啓発を実施します * 1 メタボリックシンドローム : 内臓脂肪型肥満を共通の要因とした高血糖 脂質異常 高血圧を呈する病態をいう 内臓脂肪型肥満に加えて 高血糖 脂質異常 高血圧の 3 項目のうち 2 つ以上の項目に該当する場合を 該当 1 つに該当する場合を 予備群 とする

35 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 職域等の関係機関と連携して 計画的な広報の充実を推進します 未受診者層への働きかけを 計画的に継続して実施します 医師会や職域などの関係機関と連携を図り 受けやすい体制を作ります 健康づくりの実践の普及 自治会や老人会等地域ぐるみで連携して健康づくり活動の取り組みを推進します 糖尿病や高血圧症 脂質異常症等の発症及び重症化予防の取組の充実 健診結果から見た鳥取市 ( 各地域 ) の現状を様々な機会を通じて周知します 特定保健指導等 対象者に応じた保健指導の充実を図ります 糖尿病友の会や病態別食生活教室等の取り組みを通じて 仲間とともに生活習慣病の予防 重症化予防の取組をすすめます 喫煙対策とあわせて COPDの認知度の向上 あらゆる機会を通じて 禁煙の推進とCOPDの周知を図ります 評価指標 項目平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年目標値 *1 特定健診受診率 % 31.0% 60.0% *2 特定保健指導利用率特定健診受診者のメタボリックシンドローム該当者 予備群の割合と *3 減少率 *4 糖尿病予備群 有病者の割合 *5 高血圧予備群 有病者の割合 % 42.3% 60.0% % 9% 減少 25.5% 13% 減少 減少 10% 減少 % 42.3% 増やさない % 64.2% 増やさない 脂質異常症有病者 *6 の割合 % 59.9% 増やさない *7 脳血管疾患年齢調整死亡率 ( 人口 10 万対 ) 男 60.2 女 37.2 合計 47.1 男 47.0 女 28.9 合計 36.9 男 24.4 女 11.4 合計 17.6 減少 虚血性心疾患年齢調整死亡率 ( 人口 10 万対 ) *7 男 24.5 女 12.7 合計 18.1 男 26.0 女 10.5 合計 17.3 男 23.0 女 10.7 合計 16.8 減少 COPD の認知度の向上 % * 1 特定健康診査 : 鳥取市国保加入者 40 ~ 74 歳の人を対象とした健康診査をいう 受診率は 前年度の法定報告 (11 月末 ) の数値とする * 2 特定保健指導 : 国保特定健康診査受診者のうち メタボリックシンドローム該当者等に実施する生活習慣を改善するための支援をいう 利用率は 前年度の法定報告 (11 月末 ) の数値とする * 3 減少率 : 特定健康診査 特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き に記載の計算式に基づいて算出 * 4 糖尿病予備群 有病者 : 空腹時血糖 100 mg /dl 以上または HbA1c5.6% 以上または服薬中の者をいう * 5 高血圧症予備群 有病者 : 収縮期血圧 130mmHg 以上または拡張期血圧 85mmHg 以上または服薬中の者をいう * 6 脂質異常症の有病者 : 中性脂肪 150 mg以上またはhdl 40 mg未満または服薬中の者をいう * 7 脳血管疾患 虚血性心疾患の年齢調整死亡率 : 鳥取県人口動態統計調査より出典

36 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 3 地域で健康づくりを推進するための取り組み健康づくりを推進するためには 市民一人ひとりの主体的な取組と それを地域社会で支える環境づくりが不可欠です 近年 ソーシャルキャピタル *1 と健康との関連が報告されており 家族や地域の絆や助け合いの重要性が再認識されています また 地域行事や趣味 ボランティア活動等の社会参加活動 *2 は 身体的 精神的健康に好影響をもたらすとされており 特に高齢者においては 日常生活の自立を維持し 認知機能の低下を抑制できることが明らかとなっています 健康づくりに関心のない人なども含めて 社会全体が相互に支え合いながら健康を守るために 地域や人のつながりを深め 各々が自発的に健康づくりに取り組む環境を整備することが必要です 現状と課題 近所で 困ったときに相談にのったり 世話をし合う 人は減っており ほとんどつきあいはない 人は増えています ( 図 35) 地域行事へ参加する人は増えているものの 趣味やボランティア活動に参加している人は減っています ( 図 36) * 1 ソーシャルキャピタル : 人々がもつ信頼関係や人間関係 ( 社会ネットワーク ) のこと ソーシャルキャピタルが蓄積された社会では 相互の信頼関係や協力が得られるため 治安 教育 健康などによい影響があるとされている * 2 社会参加活動 : 同一の目的を有する人が自主的に参加して行われる集団活動で 趣味 スポーツ 福祉等の活動をいう

37 第 2 章健康づくりの目標と施策第 2 節生涯を通しての健康づくり 若い世代の食習慣 運動習慣の実態がよくない傾向にあります ( 図 37) 健康づくりの目標 地域で健康づくりに取り組む機運を高め 実践しましょう 目指す方向( 具体的目標 ) 市民が自身の健康に関心を持ち 健康づくりができる環境を整備する健康づくりを通して 地域のつながりを強める 行動計画( 具体的な取り組み ) 健康づくり地区組織との協働活動市民に身近な健康づくり地区組織と協働で 各地域で健康づくり事業を実施します 鳥取市民健康づくり地区推進員: 地域で検診受診啓発やウォーキング 健康講演会などを開催し 市民の健康づくり活動を支援します 鳥取市食育推進員: 家庭からはじまる食育の輪 を合言葉に 生活習慣病予防にもっとも重要である食生活の正しい知識の普及事業を各地域で推進します しゃんしゃん体操普及員: 介護予防と地域のふれあいを目的に考案された しゃんしゃん体操 を地域で普及し 元気でふれあいのある温かい地域づくりを目指します ゆうゆう子育てネットワーク: 育児サークル間の交流や研修会を通じ 安心して子育てできる仲間づくりとサークル活動を支援します 各種健康教育の充実健康に関心を持ち 健康づくりの実践に結びつけていくため 効果的な取り組みに繋げるための知識の普及に努めます 市民の自主的な健康づくりの実践への支援 乳幼児から高齢者まで あらゆる世代が健康づくりに取り組めるよう 他団体と連携を図り 支援します 職域と連携を図り 働き盛り世代への健診を通じた健康づくりを推進します 評価指標 項目 平成 27 年 ( 現状 ) 平成 32 年 ( 目標値 ) 地域のつながりの強化 ( 参考値 ) ( 居住地域でお互いに助け合ってい近所で困ったときに相談にのったると思う人の増加 ) り 世話をし合う人の割合 7.9% 増加

38 第 3 章計画の推進

39 第 3 章計画の推進第 1 節計画の推進体制 第 3 章計画の推進 第 1 節計画の推進体制 健康づくりの主役は市民一人ひとりです 市民の主体的な健康づくりを社会全体で支援するためには 行政や幅広い関係者の連携が不可欠であり 市民 地域 行政が一体となって取り組むことが必要です 1 計画推進のための啓発活動 計画を推進するためには 市民一人ひとりに 第 3 期健康づくり計画 を周知することが必要です 市報や地域での健康教育等あらゆる機会を通して啓発に努めます 2 健康づくり地区組織 関係機関及び企業等との連携 ⑴ 健康づくり地区組織との連携市民主体の健康づくりを推進するためには 隣近所など地域の中で取り組みを進めていくことが重要です そのために 市民に身近な健康づくり地区組織である 鳥取市民健康づくり地区推進員 鳥取市食育推進員 しゃんしゃん体操普及員 子育て支援や健康づくりの自主グループ ゆうゆう子育てネットワーク 鳥取市子育て支援ネットワーク にこにこにっこりあいさつ隊 等と連携を図りながら 本計画を推進していきます ⑵ 関係機関 関係団体及び企業等との連携計画推進のためには 保健分野のみでなく 医療 福祉 教育など幅広い分野との連携が必要です 関係機関 関係団体と連携し 計画趣旨の啓発及び推進を図ります また 働き盛りの人の健康づくりを推進するため 企業や保険者との連携も図りながら 健康づくりを通して 元気なまちづくりを推進していきます 市民一人ひとりが健康づくりに取り組める環境整備

40 第 3 章計画の推進第 2 節計画の進捗管理と評価 第 2 節計画の進捗管理と評価 子どもから高齢者まで全ての年代において総合的に健康づくりを推進するため 本市においては 鳥取市民健康づくり推進協議会 を設置しています 平成 28 年度以降も引き続きこの協議会と連携して 第 3 期健康づくり計画 とっとり市民元気プラン 2016 の進捗管理と評価を行うとともに 計画に基づき年次計画を立て 健康づくりを推進していきます 目標項目一覧 1 安心して妊娠 出産 子育てができるための支援 ⑴ 妊娠期 ~ 乳幼児期 学齢期

41 ⑵ 家庭 地域 第 3 章計画の推進第 2 節計画の進捗管理と評価 2 生涯を通しての健康づくり ⑴ 健康寿命の延伸 ⑵ 生活習慣病の発症と重症化予防

42 第 3 章計画の推進第 2 節計画の進捗管理と評価

43 第 3 章計画の推進第 2 節計画の進捗管理と評価

44 第 3 章計画の推進第 2 節計画の進捗管理と評価 ⑶ 地域で健康づくりを推進するための取り組み

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが 第 3 学年組保健体育科学習指導案 指導者 T1 T2 1 単元名健康な生活と病気の予防 ( ア健康の成り立ちと疾病の発生原因, イ生活行動 生活習慣と健康 ) 2 単元の目標 健康な生活と病気の予防について, 資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組むことができるようにする ( 関心 意欲 態度 ) 健康な生活や病気の予防について, 課題の解決を目指して, 知識を活用した学習活動などにより,

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<4D F736F F D2091E693F18E9F8CB38B43835E E590F28C928D4E32318C7689E6> 1 町の概況 (1) 人口の推移本町の人口推移は 2 年から 20 年まで増加していましたが 20 年をピークに減少しています 人口の推移 ( 人 ) 50,000 年少人口 (0-14 ) 生産年齢人口 (15-64 ) 高齢人口 (65 以上 ) 40,000 39,232 3,231 41,100 41,403 41,466 42,113 42,015 41,286 41,074 40,980

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2 2008 No.236 2 4 5 6 7 9 8 11 10 12 [ ESSAY ] MY HOBBY IS RADIO PROGRAMS PRODUCTION 13 85 81 82 83 84 90 85 86 87 88 90 89 91 92 メタボ対策にもってこい 特定健診 特定健診 異常値を早期発見し 早期治療 へ導くための健診でした 異常値になる前にそのリスク対象者を発見して 生活習慣を改善し健康へ導くための健診です

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