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1 必修ラスパ第 国国試の辞典の会109 回国試対策

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15 156 健康日本 21 1 21 世紀における第2次国民健康づくり運動 健康日本 21 第2次 21 世紀の我が国において 子高齢化や疾病構造の変化が進む中で 生活習慣および社会環境の改善 概 要 を通じて 子どもから高齢者まですべての国民が共に支え合いながら希望や生きがいをもち ライフ ステージに応じて 健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し その結果 社会保障制度が 持続可能なものとなるよう 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な事項を示し 平 成 25 年度から平成 34 年度までの 21 世紀における第二次国民健康づくり運動 健康日本 21 第 二次 を推進するものである 健康寿命の延伸と健康格差の縮小 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底 NCD の予防 がん がん検診の受診率の向上 循環器疾患 高血圧の改善 脂質異常症の減少 糖尿病 血糖値の適正な管理 治療中断者の減少 合併症の減少 課 COPD 慢性閉塞性肺疾患 COPD の認知度の向上 社会生活を営むために必要な機能の維持および向上 題 健康を支え 守るための社会環境の整備 喫煙および歯 口腔の健康に関する生活習慣および社会環境の整備 栄養 食生活 身体活動 運動 休 養 飲 酒 喫 煙 歯 口腔の健康 目標は 健全な口腔機能を生涯にわたり維持することができるよう 疾病予防の観点から 歯周病予 防 う蝕予防および歯の喪失防止に加え 口腔機能の維持および向上などについて設定する 目標の達成に向けて 国は 歯科口腔保健に関する知識などの普及啓発や 8020 運動 の更なる推 進などに取り組む 項 目 歯 口腔の健康 現 状 目 標 歳で 20 歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加 歳で 24 歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加 歳で喪失歯のない者の割合の増加 歳代における歯肉に炎症所見を有する者の割合の減少 歳代における進行した歯周炎を有する者の割合の減少 歳代における進行した歯周炎を有する者の割合の減少 6都道府 23 都道 口腔機能の維持 向上 60 歳代における咀嚼良好者の割合の増加 歯の喪失防止 歯周病を有する 者の割合の減少 乳幼児 学齢期 3歳児でう蝕がない者の割合が 80 以上である都道府県の増加 のう蝕のない者 の増加 12 歳児の1人平均う歯数が 1.0 歯未満である都道府県の増加 過去1年間に歯科検診を受診した者の割合の増加 県 府県 7都道府 28 都道 県 府県

16 2 健康日本 21 第1次 の 歯の健康 の最終評価の概要 80 歳で 20 歯以上 60 歳で 24 歯以上の自分の歯を有する人の割合 過去1年間 歯の喪失防止 に定期的な歯石除去や歯面清掃を受けた人の割合 過去1年間に定期的な歯科検診 を受けた人の割合は いずれも目標値に達した 概 要 幼児期の 齲蝕予防 フッ化物歯面塗布を受けたことのある幼児の割合は目標値に達し 齲歯のない幼児 の割合は改善がみられた 間食として甘味食品 飲料を頻回飲食する習慣のある幼 児の割合は 大きな変化はみられなかった 学齢期の 12 歳児における1人平均齲歯数 フッ化物配合歯磨剤を使用している人の割合 齲蝕予防 過去1年間に個別的な歯口清掃指導を受けた人の割合は改善がみられた 成人期の 歯周病予防 進行した歯周炎を有する人の割合 歳 は目標値に達し 歯間部清掃用器 具の使用する人の割合 喫煙が及ぼす健康影響 歯周病 について知っている人の 割合は改善がみられた 指標の大半は改善され そのうち半数が目標値に達したが その達成状況については地域差も認め られており また高齢化の進展に伴い咀嚼機能の重要性が一層高まっていることなどから 引き続き 今後の課題 ライフステージに応じた適切な齲蝕 歯周病予防などの 歯の健康 づくりを進めていくことが必要 である 今後の高齢化を考慮して 健全な食生活など生活の質の向上にも寄与するために 咀嚼機能の維持 改善を図っていくことが一層重要となっていることから こうした機能面などに着目して評価の在り 方を検討する必要がある 小児の永久歯齲蝕予防については 地域の特性に応じて フッ化物歯面塗布 フッ化物配合歯磨剤 フッ化物による洗口などの応用やシーラントの活用などを含めて総合的に推進していくことが必要 である 正文集 健康日本 21 第 2 次 の目標は国民の健康寿命の延伸である 健康日本 21 第 2 次 の目標は健康格差の縮小である 健康日本 21 第 2 次 の目標は社会生活を営むために必要な機能の維持および向上である 健康日本 21 第 2 次 の課題で歯科の項目はライフステージ別に目標が設定されている 健康日本 21 第 2 次 の歯科項目で 80 歳における 20 歯以上の自分の歯を有する者の割合の目標値 は 50 以上である 健康日本 21 第1次 では 80 歳で 20 歯以上の自分の歯を有する人の割合は目標値に達した 健康日本 21 第1次 では 60 歳で 24 歯以上の自分の歯を有する人の割合は目標値に達した 健康日本 21 第2次 に記載されている Non Communicable Disease NCD に含まれるのはがん 糖尿病 慢性閉塞性肺疾患である 衛生 社会歯科 健康日本 21 第 2 次 の基本方針は第一次予防の重視である 12

17 214 舌側弧線装置の製作過程 1 バンドの口腔内への装着 バンド装着のための歯間分離 第一大臼歯にバンド装着 2 印象採得 印象採得 印象面へのバンド装着 3 模型製作 パラフィンワックスを流す バンドに維持装置 ST ロック をろう着 15 歯科矯正

18 4 主線の屈曲 0.9mm 線で主線を屈曲 5 主線と維持装置の脚部のろう着 主線と維持装置をろう着 6 補助弾線の自在ろう着 屈曲 補助弾線 0.5mm 線 の自在ろう着

19 313 摂食 嚥下機能障害への歯科的対応 1 口蓋閉鎖床 口蓋形成術で 顎の発育を考慮して1回目の手術時には軟口蓋のみを閉鎖し 口蓋前方部を閉鎖し ない方法 two-stage operation のときや口蓋形成術後 口蓋に瘻孔が残存した症例に対して製作す る 瘻孔閉鎖術を行うまでの期間に使用する 開鼻声を改善させ 正しい発音法を獲得することが目 的だが 食物の鼻への逆流を防ぐためにも有効である 2 舌接触補助床 Palatal Augmentation Prosthesis PAP 切除や運動障害を原因とした著しい舌の機能低下により舌と硬 軟口蓋の接触が得られない患者に 対して用いる 上顎義歯の口蓋部を肥厚させた形態の装置 または 口蓋部分を覆う装置 上顎に 歯の欠損がある義歯装着者に対しては 義歯の床を舌機能低下に応じて肥厚させて製作し 上顎に歯 の欠損がない患者に対しては 口蓋部分を被覆する床を舌機能低下に応じて肥厚させて製作する 口 蓋の形態を変えることで舌の機能低下を補い 摂食 嚥下障害や構音 発音 障害の改善を促す 摂 食 嚥下障害に対する効果としては 頭頸部癌術後患者において PAP を装着することにより 食塊の 送り込みを容易にする効果や 嚥下効率の改善に効果があることが文献的に示され VF 所見として 食塊の口腔通過時間の短縮や咽頭通過時間の短縮が報告されている また 舌と PAP の接触が得られ ることにより 舌運動を賦活化させ アンカー機能により舌根後方運動が増強されることも報告され ている 27 摂食嚥下

20 3 軟口蓋挙上装置 Palatal Lift Prosthesis PLP スピーチエイド 軟口蓋挙上装置は 軟口蓋の運動障害による鼻腔閉鎖不全が認められる患者に対して用いられる装 置であり 床の口蓋部後縁より軟口蓋挙上子を延長して製作する 軟口蓋挙上子により機械的に軟口 蓋を挙上させて 構音時 嚥下時の鼻咽腔の閉鎖を図る 本装置の目的は構音機能の回復にあると考 えられてきたが 最近では 挙上子の形態を工夫することによって嚥下機能の改善も同時に図れるこ とが報告されている ただし 発音時とは異なる嚥下時の軟口蓋運動を妨げないように 装置を調整 することが必要な場合もある 本装置の装着は即時的効果をもつ その長期装着による効果も報告さ れており 軟口蓋挙上子の刺激が知覚を賦活する可能性もある 正文集 舌接触補助床の使用により構音障害や摂食 嚥下障害が改善する 舌亜全摘術後の構音障害は舌接触補助床を用いたリハビリテーションが有効である 脳血管障害による摂食 嚥下障害は舌接触補助床を用いたリハビリテーションが有効である 舌接触補助床の使用により食塊の口腔通過時間の短縮がみられる 舌接触補助床の使用により食塊の咽頭通過時間の短縮がみられる スピーチエイドは鼻咽腔閉鎖機能不全の患者に用いる装置である 軟口蓋挙上装置は鼻咽腔閉鎖機能不全の患者に用いる装置である 軟口蓋挙上装置の目的は構音機能の回復である 発語明瞭度検査の結果はパラタルリフトの使用により改善される ブローイング検査の結果はパラタルリフトの使用により改善される

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