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1 Ⅳ. 財政健全化に向けた取組 14. 国 地方の財政状況の見通し 1 (%) < 国 地方の基礎的財政収支 ( 対 GDP 比 ) の推移 > この試算には今後の歳出 歳入両面にわたる改革は織り込んでおらず この試算も踏まえ 今後新しい計画を策定する予定 赤字対 GDP 比半減目標 (2010 年度比 ) 3.2% 成長実現ケース ベースラインケース 8 (%) ( 年度 ) < 国 地方の財政収支 ( 対 GDP 比 ) の推移 > 成長実現ケース ベースラインケース 経済 財政面における主要な想定 ( 出典 ) 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 23 日 ) 経済シナリオ 成長実現ケース : 中長期的に名目 3% 以上 実質 2% 以上の成長率 ベースラインケース : 足元の潜在成長率並みで将来にわたって推移し 名目 1% 台後半 実質 1% 台前半の成長率 財政前提 2017( 平成 29) 年度 :2017 年度補正予算を反映 2018( 平成 30) 年度 :2018 年度予算を反映 2019( 平成 31) 年度以降 : 社会保障歳出は高齢化要因等で増加 それ以外の一般歳出は物価上昇率並に増加することを想定 ( 注 1) 消費税の軽減税率制度の実施に伴う減収に対応して確保する安定的な恒久財源について 本試算では 総合合算制度の見送りにより確保する財源を織り込んでいる なお 残りの所要額については 2018 年度末までに歳入及び歳出における法制上の措置等を講ずることにより 確保することとしている ( 注 2) 上記計数については 2016 年度までは実績 2017 年度以降は中長期試算による内閣府による推計 39 ( 年度 )

2 15. 財政健全化への道筋 骨太 2015( 平成 27 年 6 月 30 日閣議決定 ) の 経済 財政再生計画 のポイント デフレ脱却 経済再生 歳出改革 歳入改革 の 3 本柱の改革を一体として推進し 安倍内閣のこれまでの取組を強化 財政健全化目標等 財政健全化目標を堅持 国 地方を合わせた基礎的財政収支について 2020 年度までに黒字化 その後の債務残高対 GDP 比の安定的な引下げを目指す デフレ脱却 経済再生の中で 金利動向と財政収支にも十分注意 歳出改革 歳出全般にわたり 安倍内閣のこれまでの取組を強化し 聖域なく徹底した見直しを進める 国の一般歳出については 安倍内閣のこれまでの取組を基調として 社会保障の高齢化による増加分を除き 人口減少や賃金 物価動向等を踏まえつつ 増加を前提とせず歳出改革に取り組む 歳出改革の目安 <PB 赤字対 GDP 比 > 2018 年度 1% 程度 消費税率の再引上げを2019 年 10 月に延期することとされたことから ( 中略 ) こうした影響を踏まえる必要がある ( 内閣府 国民経済計算 及び 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 29 年 7 月 )) < 国の一般歳出の水準 > 安倍内閣のこれまでの 3 年間の取組では一般歳出の総額の実質的な増加が 1.6 兆円程度となっていること 経済 物価動向等を踏まえ その基調を 2018 年度まで継続 < 社会保障 > 安倍内閣のこれまで 3 年間の経済再生や改革の成果と合わせ 社会保障関係費の実質的な増加が高齢化による増加分に相当する伸び (1.5 兆円程度 ) となっていること 経済 物価動向等を踏まえ その基調を 2018 年度まで継続していくことを目安とし 効率化 予防等や制度改革に取り組む この点も含め 2020 年度に向けて 社会保障関係費の伸びを 高齢化による増加分と消費税率引上げとあわせ行う充実等に相当する水準におさめることを目指す < 地方の歳出水準 > 国の一般歳出の取組と基調を合わせつつ 交付団体をはじめ地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について 2018 年度までにおいて 2015 年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保 第 3 章経済 財政一体改革の進捗 推進 経済再生なくして財政健全化なし との基本方針の下 引き続き 600 兆円経済の実現と 2020 年度 ( 平成 32 年度 ) の財政健全化目標の達成の双方の実現を目指す 経済 財政再生計画 の 集中改革期間 の最終年度である 2018 年度 ( 平成 30 年度 ) においても 手綱を 緩めることなく 社会保障の効率化など 同計画における歳出 歳入両面の取組を進める 第 4 章当面の経済財政運営と平成 30 年度予算編成に向けた考え方 1. 平成 30 年度予算編成の基本的考え方 改革に当たっては 経済 財政再生計画 で掲げた 財政健全化目標 の重要性に変わりはなく 基礎的 財政収支 (PB) を 2020 年度までに黒字化し 同時に債務残高対 GDP 比の安定的な引下げを目指す 第 2 章人づくり革命 7. 財政健全化との関連 骨太 2017( 平成 29 年 6 月 9 日閣議決定 ) のポイント 新しい経済政策パッケージ ( 平成 29 年 12 月 8 日閣議決定 ) 消費税率引上げ分の使い道の見直しにより 2020 年度のプライマリーバランス黒字化目標の達成は困難 となる ただし 財政健全化の旗は決して降ろさず 不断の歳入 歳出改革努力を徹底し プライマリーバラン スの黒字化を目指すという目標自体はしっかり堅持する この目標の達成に向け これまでの経済 財政一体改革の取組を精査した上で 来年の 経済財政運営と改革の基本方針 において プライマリーバランス 黒字化の達成時期 その裏付けとなる具体的かつ実効性の高い計画を示すこととする 40

3 骨太 2015 に盛り込まれた 経済 財政再生計画 にのっとり改革を着実に推進するため 毎年末に 改革工程表として 個別政策ごとに進捗状況及び今後の取組の進め方等が取りまとめられています < 経済 財政再生計画 の実現に向けた改革工程表 (2017 改定版 ) の概要 > 歳出分野 社会保障 社会資本整備等 地方行財政改革 文教 科学技術 主な事項 国民負担の軽減等の観点から 薬価制度の抜本改革 ( 新薬創出等加算の抜本的見直し 長期収載品の薬価の見直し等 ) を着実に実施 30 年度介護報酬改定において 生活援助を中心に訪問介護を行う場合の人員基準の緩和とそれに応じた報酬の設定及び通所介護等その他の給付の適正化を実施 29 年度の生活扶助基準の検証に合わせ 生活保護制度全般の必要な見直し ( 後発医薬品の使用の原則化などに向けた所要の措置等 ) を実施 大病院の外来受診時の選定療養の対象となる医療機関の範囲を見直すとともに 来年度末までに かかりつけ医以外を受診した場合の定額負担の導入を含め 外来受診時の定額負担の在り方について検討 下水道事業について 30 年度予算より 下水道の公共的役割 性格を勘案し 地域の特性等に配慮しつつ 未普及の解消及び雨水対策への重点化を図る 新技術 新工法の活用など建設生産システムの生産性の向上を推進するため 現場検証による各種技術の最適化 社会実装モデルの検討と検証などを促進 地方交付税におけるトップランナー方式について 窓口業務の委託に向けた取組を強化し その状況を踏まえ 31 年度の導入を視野に入れて検討 地方公共団体の基金の考え方 増減の理由 今後の方針を含め 各地方公共団体に財政状況に関する公表内容の充実を要請 見える化を促進 ライフステージを通じた教育政策全体の PDCA サイクル構築を推進 大学教育の質や成果の える化など 大学改革を促進 科学技術イノベーション官 投資拡 イニシアティブを具体化 戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) について 社会実装を推進 < 改革工程表 (2017 改定版 ) における社会保障分野の改革概要 > 総論 社会保障 歳出改革の枠組み 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 経済 財政再生計画閣議決定 ( 骨太 ) 2016 年度 ( 平成 28 年度 ) 2017 年度 ( 平成 29 年度 ) 集中改革期間 2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 社会保障関係費の実質的な増加が高齢化による増加分に相当する伸び (1.5 兆円程度 ) となっていること 経済 物価動向等を踏まえ その基調を 2018 年度まで継続していくことを目安とし 効率化 予防等や制度改革に取り組む 10 月消費税率引上げ ( 予定 ) 2020 年度 ( 平成 32 年度 ) PB 黒字化目標 ( ) 社会保障関係費の伸びを 高齢化による増加分と消費税率引上げとあわせ行う充実等に相当する水準におさめることを目指す 中間評価 2019 年度 ( 平成 31 年度 ) 2018 年の骨太方針において PB 黒字化の達成時期 その裏付けとなる計画を示すこととされている ( 新しい経済政策パッケージ ( 平成 29 年 12 月 8 日閣議決定 )) 骨太 医療 介護提供体制改革 県 地域医療構想策定 ( 必要病床数の設定 ) 医療提供体制改革の課題について検討 県 第 3 期医療費適正化計画策定 ( 医療構想と整合的な医療費目標の設定 ) 前倒し実施 外来医療費等へスコープを拡大 介護保険法等の改正法案 を 2017 年通常国会へ提出 成立 介護療養病床等の転換 かかりつけ医以外を受診した場合の定額負担等について検討し その結果に基づき必要な措置 県 第 3 期医療費適正化計画期間 多床室の室料負担等 介護施設サービスの報酬等の在り方について 第 8 期計画期間に向けて検討し 結論 入院時の光熱水費負担相当額に係る患者負担の見直しを段階的に実施 主 要 ス ケ ジ ュ ール 方針検討事項の工程表 インセンティブ改革 負担能力に応じた公平な負担 給付の適正化 診療報酬 医薬品等に関する改革 保険者機能強化や市町村による給付の適正化に向けた取組等に係る課題について検討 医療 介護保険制度改革に係る課題について検討 薬価改定 診療報酬改定 介護保険法等の改正法案 を 2017 年通常国会へ提出 成立 介護保険における利用者負担割合の見直し 介護納付金の総報酬割の導入 高額療養費 / 高額介護サービス費や福祉用具貸与価格の見直しを実施 薬剤自己負担の引上げ ( 市販品類似薬等 ) 後期高齢者の窓口負担の在り方等について検討し その結果に基づき必要な措置 軽度者に対する生活援助サービス等の地域支援事業への移行等について 引き続き検討 その結果に基づき必要な措置 オプジーボの薬価緊急改定 薬価制度の抜本改革について一定の結論 生活習慣病治療薬の処方の在り方について検討し 結論 介護保険の財政的インセンティブについては 市町村及び都道府県の自立支援 重度化防止等に関する取り組みを推進 調整交付金の活用方策について 第 7 期計画期間中に具体的な方法等について検討し 結論 薬価改定 診療報酬改定 薬価制度の抜本改革を実施 費用対効果評価の本格導入について結論 薬価改定 毎年薬価調査 毎年薬価改定の具体的な範囲を設定 薬価改定 診療報酬改定 介護報酬改定 年金 年金改革法案成立 短時間労働者への被用者保険の適用拡大 ( 中小企業における任意適用を含む ) マクロ経済スライドの徹底等を順次実施 2019 年年金財政検証とそれを踏まえた見直し 生活保護等 生活保護の不断の適正化 2014 年全国消費実態調査結果の分析とそれを踏まえた見直し ( 法改正を要するものに係る 2018 年通常国会への法案提出を含む ) 41

4 42 ( 参考 ) 日本の財政に対する国際機関の見方 OECD エコノミック アウトルック102 ( 平成 29 年 11 月 28 日公表 ) における日本への提言 政府債務が更に拡大し未知の領域に踏み込む中 長期的な経済成長の強化策に加えて 包括的な財政計画の策定により 財政の持続可能性に対する信認を維持し 債務残高 GDP 比を安定的な低下軌道に乗せることが必要である そのような計画には 消費税率の漸進的な引上げや所得税 法人税の課税ベースの拡大 環境税の引上げによる歳入の拡大に関する詳細かつ具体的な方策を盛り込むべきである ( ) 社会保障支出を抑制するための改革についても計画に盛り込むべきである そのような取組として 在院日数の短縮や後発医薬品普及の加速 軽度者に対する介護保険給付範囲の更なる縮小 年金給付額に対するマクロ経済スライドの完全適用 年金受給年齢の引上げ等が挙げられる また 地域間での一人当たり歳出の大きな格差は 地方政府レベルでの財政健全化の取組に余地があることを示している 国内では 過去に例のない高水準の政府債務が重要なリスク要因となる 2018 年に公表されるであろう政府の新たな財政健全化計画では 債務残高 GDP 比の縮減や財政の持続可能性に対する信認の確保に向けた より詳細かつ具体的な手順の設計を行うべきである 財政に対する信認の喪失は 金融市場のみならず実体経済をも不安定化させ 世界経済にも甚大な波及効果をもたらす可能性がある IMF 2017 年対日 4 条協議審査報告書 ( 平成 29 年 7 月 31 日公表 ) 足元での財政スタンスは少なくとも概ね中立であるべきである中で 政策パッケージは 公的債務残高を持続可能な軌道に乗せるために 安定的で 段階的な調整に基づく 信頼できる中期的な財政健全化計画を盛り込んだものとすべきである 中期的な財政健全化を安定したペースで行うことは 政策立案をしっかりと支え 信頼の改善につながるだろう ( ) 成長の確保と債務の軌道の安定化という目的のバランスをとるために 中期的な財政健全化は 構造的プライマリーバランス対 GDP 比を年平均で 0.5% ずつ改善する漸進的な手法を採るべきである 財政健全化計画は 段階的でかつ事前に公表された形で 0.5から1.0% の幅で定期的に 可能な限り早期に消費税率を引き上げることを強調すべきである 社会保障関係費は 抜本的な改革を通じて抑制される必要があるだろう

5 16. 財政健全化に向けた各国の規律 先進国においては 憲法や法律で財政運営の原則を定めた上で その達成に向けて具体的な財政健全化目標を定めています 各国の財政運営の原則等及び健全化目標財政運営の原則等 ( 憲法 法律 ) 日本財政法 (1947 年 ) 国の歳出は 公債又は借入金以外の歳入を以て その財源としなければならない 英国 予算責任 会計検査法 (2011 年 ) 財務省において 財政政策の策定 実施等に関する文章として 予算責任憲章を策定し その中において 財政の目標を定めなければならない 予算責任憲章は 下院の決議による承認が必要 ドイツ連邦基本法 (2009 年 ) 連邦及び州の予算は 原則 借入れなしに 均衡させなければならない フランス憲法 (2008 年 ) 公共財政の複数年にわたる方針を計画化法において定め その方針は会計均衡の目標の中に位置づけられる イタリア憲法 (2012 年 ) 行政は 欧州連合の法規と一致するよう 予算の均衡及び公的債務の持続可能性を保障する 国は 景気循環の後退期及び拡大期を考慮して その予算の歳入と歳出の均衡を保障する 日本 具体的な目標 経済財政運営と改革の基本方針 2017 PB( 国 地方 ) 2020 年度までに黒字化 債務残高 ( 国 地方 ) 対 GDP 比 同時に安定的な引下げ この目標については 新しい経済政策パッケージ (2017 年 12 月 8 日閣議決定 ) において 以下のとおりとされている 消費税率引上げ分の使い道の見直しにより PB 黒字化目標の達成は困難となる ただし 財政健全化の旗は決して降ろさず PB 黒字化を目指すという目標自体は堅持 目標達成に向け 2018 年の 骨太方針 において PB 黒字化の達成時期 その裏付けとなる具体的かつ実効性の高い計画を示す 米国大統領予算教書 (2017 年 ) 10 年以内に財政収支 ( 連邦政府 ) を均衡させ 債務残高 ( 連邦政府 ) 対 GDP 比を 60% に削減する 英国 ドイツ フランス イタリア 予算責任憲章 構造的財政収支 ( 公的部門 ) 対 GDP 比 2020 年度までに 2% 以下に削減 純債務残高 ( 公的部門 ) 対 GDP 比 2020 年度には減少 予算原則法 (2013 年 ) 構造的財政収支 ( 一般政府 ) 対 GDP 比を 0.5% 以下とする ( 参考 ) 安定化プログラム2017(2017 年 ) 財政収支 ( 連邦政府 ) 2018 年から2021 年まで均衡を維持 債務残高 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 2020 年までに60% 以下複数年財政計画法 2018~2022(2018 年 ) 構造的財政収支 ( 一般政府 ) 対 GDP 比を 0.4% 以下とする ( 参考 ) 安定化プログラム2017(2017 年 ) 財政収支 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 2017 年までに 3% 以下 債務残高 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 2020 年より60% 超の部分を直近 3ヵ年平均 1/20 以上削減均衡財政原則の適用に関する法律 (2012 年 ) 均衡予算の判定には構造的財政収支を用いる ( 参考 ) 安定化プログラム 2017(2017 年 ) 構造的財政収支 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 2020 年までに均衡化 債務残高 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 60% 超の部分を直近 3 ヵ年平均 1/20 以上削減 < 参考 1>EUにおけるこれまでの財政関連ルール 域内の財政健全化目標 ( マーストリヒト基準 )(1 財政収支 ( 一般政府 ) 対 GDP 比 3% 2 債務残高対 GDP 比 60%)( 欧州連合機能条約 )(1993 年 ) 毎年 中期財政目標を定めた 安定化プログラム を欧州委員会に提出することを義務付け ( 安定成長協定 )(1997 年 ) < 参考 2> 構造的財政収支とは 実際の財政収支から 景気によって変動する要因や一時的な要因 (EUでは 資産売却等の財政黒字要因のみが対象) を除いたもの 43

6 主要先進国が掲げている財政健全化目標と比較すると 日本の目標は緩やかな水準となっています ( 財政収支対 GDP 比 ) 厳しい 均衡 < 財政収支 > 財政健全化目標 ( フロー ) の水準 米国 (2027 年度までに ) イタリア (2020 年度までに ) 0.4% 2.0% 2016 年度の財政収支 : 3.2% PB 収支 : 1.9% 2016 年度の財政収支 : 2.5% 構造的財政収支 : 0.9% PB 収支 :+1.5% フランス 英国 (2020 年度までに ) ドイツ (2018 年度から 2021 年度まで ) EU 2016 年度の財政収支 : 2.3% 構造的財政収支 : 2.2% PB 収支 : 0.6% 2016 年度の財政収支 :+0.2% 構造的財政収支 :+0.8% PB 収支 :+2.1% ユーロ圏の目標 2016 年度の財政収支 : 3.4% 構造的財政収支 : 2.5% PB 収支 : 1.5% < 基礎的財政収支 (PB)> 財政収支 から利払費分だけ緩めたもの PB 均衡 日本 2016 年度の財政収支 : 4.5% PB 収支 : 3.0% 3.0% EU ユーロ圏への参加要件 緩やか ( 出典 ) 日本 : 内閣府 ( 中長期試算 ) 米国 : 行政管理予算局 英国 : 財務省 ドイツ : 連邦財務省 フランス : 経済財政省 イタリア : 経済財務省 ( 注 1) 日本は国 地方の計数 米国は連邦政府の計数 英国は公的部門の計数 フランス及びイタリアは一般政府の計数 ドイツの財政収支は 連邦政府の計数 その他は一般政府の計数 ( 注 2) ユーロ圏の目標は 原則 財政収支均衡だが 構造的財政赤字対 GDP 比 0.5% 以内でも可 ( 注 3) 英国 フランス及びイタリアの財政収支の目標は 構造的財政収支に関する目標 EU が欧州各国に求める財政規律 1 財政収支均衡 or 構造的財政収支対 GDP 比 0.5% 以内 + 2 債務残高対 GDP 比 60% 以内 or 債務残高対 GDP 比 60% を超える部分を 毎年 1/20 以上削減 根拠法 Fiscal Compact ( 財政協定 )(2012 年 3 月 2 日協定参加国署名 2013 年 1 月 1 日発効 ) 対象国 : ユーロ加盟国 18 か国 + その他の EU 加盟国 7 か国 ( イギリス チェコ以外 ) スウェーデン等一部国は 過剰財政赤字に関する規定は適用されない (1) 各国憲法等への財政収支均衡規定の導入 : 財政収支均衡 ( 構造的財政収支対 GDP 比を 0.5% 以内でも可 ) の義務付けを 各国憲法その他拘束力があり永続的な性格を有する法で規定 当該規定の導入義務に違反していると考えられる場合は 他の加盟国は欧州司法裁判所に対して提訴が可能 (2) ユーロ加盟国に対する過剰財政赤字手続の強化 : 過剰財政赤字手続における勧告 警告 制裁の発動要件を 以下のとおり強化 改訂前 : 欧州理事会において特定多数決による議決により実施改訂後 : 欧州理事会において特定多数決による反対がない限り実施 (3) 債務残高削減ルールの厳格化 : 債務残高対 GDP 比 60% を超えている加盟国は 1 年当たり 60% を超える部分の1/20 以上を削減しなければならない 44 等

7 コラム. 財政健全化目標に用いられる指標 <ストックの指標 > 債務残高対 GDP 比 債務残高対 GDP 比 とは 国や地方が抱えている借金の残高をGDPと比較して考える指標です 経済規模に対する国 地方の債務の大きさを計る指標として 財政の健全性を図る上で重要視されます <フローの指標 1> プライマリー バランス (PB) プライマリー バランス (PB) とは その時点で必要とされる政策的経費を その時点の税収等でどれだけ賄えているかを示す指標です 我が国の現状は 政策的経費が税収等を上回り PBは赤字となっています ( 図 A) PBが均衡している状態 ( 図 B) では 債務残高対 GDP 比の分子と分母は次のとおりに変動します 債務残高 GDP PB 均衡時には 債務残高は利払い費分だけ増加します この利払い費は 債務残高 金利 として計算されます したがって PB 均衡時の債務残高は 金利の水準に比例して増大していくこととなります 他方 GDP は経済成長率に比例して増減していきます このため 債務残高対 GDP 比 全体の変動は 金利 と 経済成長率 の水準によって左右されます 以上を整理すると次のとおりです PB が均衡している状態では 金利 > 成長率 債務残高対 GDP 比は増加 金利 = 成長率 債務残高対 GDP 比は一定 金利 < 成長率 債務残高対 GDP 比は減少 債務残高対 GDP 比を確実に引き下げるためには PB に一定の黒字幅を持たせる必要があります 45

8 46 ( 参考 ) 国 地方のプライマリーバランス ( 対 GDP 比 ) の推移 (%) 3 地方のプライマリーバランス 0 国 地方のプライマリーバランス 3 国のプライマリーバランス ( 年度 ) ( 出典 ) 内閣府 国民経済計算 及び 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) < フローの指標 2> 財政収支 PB が均衡したとしても利払費分だけ債務残高の実額は増加してしまいます 債務残高の実額を増加させないためには 利払費を含む財政収支を均衡させる必要があります この財政収支の均衡とは 新たに借金をする額と借金を返す額が同額である状態を言います ( 図 C) なお フローの指標に 日本は PB 均衡を用いていますが 諸外国はより厳しい財政収支均衡等を用いています 図 A 財政の現状図 B PB が均衡した状態図 C 財政収支が均衡した状態 ( 歳入 ) ( 歳出 ) ( 歳入 ) ( 歳出 ) ( 歳入 ) ( 歳出 ) 借金 財政収支 ( 赤字 ) 税収等 債務償還費借金債務償還費借金債務償還費 財政収支 利払費 ( 赤字 ) 利払費 利払費 PB( 赤字 ) 政策的経費 税収等 政策的経費 P B ( 均衡 ) 財政収支 ( 均衡 ) 税収等 政策的経費 P B ( 黒字 ) PB を考える際には 厳密には歳入から利子収入を除く等の必要があるが ここでは簡単化のために捨象

資料 4 財政を巡る最近の議論について 平成 29 年 4 月 7 日 ( 金 ) 財務省主計局 骨太 2015 ( 平成 27 年 6 月 30 日閣議決定 ) の 経済 財政再生計画 のポイント デフレ脱却 経済再生 歳出改革 歳入改革 の 3 本柱の改革を一体として推進し 安倍内閣のこれまでの取組を強化 財政健全化目標等 財政健全化目標を堅持 国 地方を合わせた基礎的財政収支について 2020

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