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2 日本人の食事摂取基準を改定するための エビデンスの構築に関する研究 - 微量栄養素と多量栄養素摂取量の バランスの解明 - 研究者名 柴田克己 分担する研究項目 統括. 水溶性ビタミンと微量元素との関係 ( 水溶性ビタミンの解析 ). 多量栄養素と B 群ビタミンとの関係. 岡野登志夫 脂溶性ビタミンとミネラルとの関係 吉田宗弘 水溶性ビタミンと微量元素との関係 ( 微量元素の解析 ) 佐々木敏由田克士 文献レビューからのアドバイス食事摂取基準の活用からのアドバイス

3 研究の要約 日本人の食事摂取基準(2010 年版 ) の改定に必要なエビデンスを実験という手段で得る. 1 生涯にわたる高い健康度の維持のために, ライフステージに応じたエネルギー 栄養素必要量の精度を上げる. 2 微量栄養素は多量栄養素代謝の潤滑油であるので, 多量栄養素当たりの微量栄養素必要量に関して検討する. 3 普及活動を行う.

4 研究の概要 目的 : 日本人の食事摂取基準を改定 するためのエビデンスの構築 方法 : 日本人を対象とした介入試験, 食事調査, 血液 尿 母乳の栄養素 分析 成果 : 食事摂取基準の精度が向上し, 国民の健康維持 増進に貢献

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6 狂牛病関連年表 1920~ 肉骨粉製造 / 給餌 ( レンダリング ) 1980 原油価格高騰 / レンダリング工程簡略 化 1985 英国における狂牛病第 1 号 1988 肉骨粉給餌規制 1996 ウシ ヒト感染の確認 2001 日本における狂牛病第 1 号 2003 米国における狂牛病第 1 号 禁輸 輸入再開 再禁輸 再 再開

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8 表 1 国内における狂牛病の発生状況 陽性確認日確認時の月齢生年月日品種 ( 性別 ) 生産地飼育地 /9/ /3/26 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道千葉県 /11/ /4/4 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /12/ /3/26 ホルスタイン種 ( 雌 ) 群馬県群馬県 /5/ /3/23 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /8/ /12/5 ホルスタイン種 ( 雌 ) 神奈川県神奈川県 /1/ /2/10 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道和歌山県 /1/ /3/28 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /10/ /10/13 ホルスタイン種 ( 去勢 ) 栃木県福島県 /11/ /1/13 ホルスタイン種 ( 去勢 ) 兵庫県広島県 /2/ /3/17 ホルスタイン種 ( 雌 ) 神奈川県神奈川県 /3/ /4/8 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /9/ /7/3 ホルスタイン種 ( 雌 ) 熊本県熊本県 /9/ /2/18 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道奈良県 /10/ /10/8 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /2/ /8/5 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /3/ /3/23 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /4/ /9/11 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /5/ /8/31 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /6/ /4/16 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /6/ /8/12 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道 /12/ /2/13 ホルスタイン種 ( 雌 ) 北海道北海道

9 日本の狂牛病対策 米国の狂牛病対策 1 全頭検査 ( エライザテスト ) % サーベイランス 2 特定危険部位の除去 2 脳 脊髄除去は30ヶ月齢 ( 脳 脊髄 扁桃 回腸 ) 以上 3 肉骨粉使用全面禁止 4 トレーサビリティー 3 肉骨粉製造継続 4 トレーサビリティーなし

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11 食の安全 安心を守るために リスク論を安易に持ち込むのは危うい 選択の自由は 選択肢の明示が前提 プロセスの可視化 信頼関係 ( ボルダー市の事例 ) エンゲル係数の意味するところ

12 2007 年 10 月 28 日滋賀県立大学交流センター皆で知ろう! 栄養バランス タンパク質の代謝 タンパク質の必要量に影響を与える因子 特に微量栄養素との関係 食事タンパク質 (60g) 消化管壁消化液など 消化 (70g) (119.5g) 体タンパク質 筋肉 酵素 結合組織 ホルモン 血液 など (230g) アミノ酸プール (230g) 脂肪 皮膚毛髪爪 (4.5g) 1. タンパク質必要量の求め方 窒素 炭素骨格 2. タンパク質の必要量に影響を与える因子 3. タンパク質の必要量と微量栄養素 京都府立大学人間環境学部木戸康博 (6g) 糞 (10.5g) (4.5g) 尿素サイクル 尿 CO2 H2O 糖新生 TCA サイクル (45g) 窒素出納によるタンパク質の必要量の求め方タンパク質の推定平均必要量は 窒素出納が0( ゼロ ) になるときのタンパク質摂取量に基づいている 窒+5 素出納 窒素摂取量 (mg/kg 体重 / 日 ) 窒素出納 0 の推定値 良質タンパク質の窒素平衡維持量 研究者 タンパク質源 例数 窒素平衡維持量 ( g/kg/day) 1 井上ら 鶏卵 岸ら 鶏卵 Uauyら 鶏卵 Uauyら 鶏卵 Huang&Lin 鶏卵 Yanez ら 鶏卵 Eganaら 鶏卵 小松ら 鶏卵 Youngら 鶏卵 Tontisirinら 鶏卵 金子ら 鶏卵 Callowayら 卵白 Scrimshawら ミルク 王ら 魚肉 平均 0.67 成人の EAR RDA EAR= 窒素平衡維持量 消化率 =0.67(g/kg/day) 0.90=0.74 (g/kg/day) RDA=EAR 個人差変動 = 0.74 (g/kg/day) 1.25= 0.93 (g/kg/day) 良質タンパク質の窒素平衡維持量 (0.67g/kg/day) 消化率 (90%) 個人差変動 (12.5 2=25%) 2. タンパク質の必要量に影響を与える因子 a エネルギー摂取量の影響たんぱく質 EAR 測定実験はエネルギー平衡状態で実施する b 主要栄養素 ( 糖質と脂質 ) エネルギーとして利用できる主要栄養素は 糖質代謝を軸に相互に関連している c 身体活動強度の影響適度な身体活動強度の者を対象に策定する d 感染 外傷 ストレスストレスに対する安全率は見込まない e 微量元素との関係ビタミン ミネラルとの関係 1

13 a エネルギー摂取量の影響 エネルギー摂取量と窒素出納の関係 たんぱく質 EAR 測定実験はエネルギー平衡状態で実施する kcal/kg (8) 48 kcal/kg (21) 45 kcal/kg (15) 40 kcal/kg (15) Nitrogen intake (mg/kg) エネルギー摂取レベルと正味タンパク質利用効率 100 b 主要栄養素 ( 糖質と脂質 ) 主要栄養素は 糖質代謝を軸に相互に関連している トリプトファンフェニルアラニンロイシントレオニン グルコース チロシン グリシン 80 システイン アラニン 57 kcal/kg リシン アセト酢酸 ピルビン酸 セリン アルギニン kcal/kg 45 kcal/kg 2- オキソアジピン酸 アセトアセチル CoA CO 2 アセチルCoA 脂肪酸 グルタミン酸 γ-セミアルデヒド プロリン kcal/kg アスパラギン アスパラギン酸 オキサロ酢酸 CO 2 グルタミン酸 グルタミン Nitrogen intake (mg/kg) CO 2+NH 3 シトルリン NH 3 クエン酸回路 2- オキソグルタル酸 ヒスチジン スクシニル CoA CO 2 40 kcal/kg: NPU = (12.4/X ) kcal/kg: NPU = (12.5/X ) kcal/kg: NPU = (12.0/X ) kcal/kg: NPU = ( 8.0/X ) 100 (Kishi et al, J Nutr, 108, 658, 1978) 尿素 オルニチンアルギノコハク酸プロピオニルCoA アルギニンメチオニンイソロイシンバリン グルコース アラニンサイクル c 身体活動強度の影響 筋肉 肝臓 筋肉タンパク質 アミノ酸 グルコース グルコース 尿素 尿素回路 適度な身体活動強度の者を対象に策定する アンモニア 解糖 糖新生 アンモニア グルタミン酸 ピルビン酸 ピルビン酸 グルタミン酸 アラニントランスアミナーゼ アラニントランスアミナーゼ 2- オキソグルタル酸 アラニン アラニン 2- オキソグルタル酸 2

14 Ç Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå ÇÈÇžÇ½Ç ÇÕïKóvÇ-ÇÅB 身体活動とタンパク質必要量の関係 Non-exercise period Exercise period (mgn/kg/day) d 感染 外傷 ストレス 年齢 VO 2max IN FN TD DN UN NB IN FN TD DN UN NB 200 kcal/day, n=5 22± kcal/day, n=6 23± 摂取タンパク質量 : 1.08 g/kg/day エネルギー摂取量 : kcal/kg/day 代謝性糞中排泄量 : 12.4 mgn/kg/day 運動強度 : 65% VO 2 max * * 137.5* 11.8 QuickTimeý Dz TIFFÅiàèkǻǵÅj êlí ÉvÉçÉOÉâÉÄ ストレスに対する安全率は見込まない 適応運動非運動 QuickTimeý Dz TIFFÅiàèk ǻǵÅj êlí Év Éç ÉOÉâÉÄ Ç Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå ÇÈÇžÇ½Ç ÇÕïKóvÇ-Ç 3 days 10 days 10 days (Kido et al, JNSV, 1997) 窒素出納試験 栄養実験の食事内容 QuickTimeý Dz TIFFÅiàèkǻǵÅj êlí ÉvÉçÉOÉâÉÄ Ç Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå ÇÈÇžÇ½Ç ÇÕïKóvÇ-ÇÅB QuickTimeý Dz TIFFÅiàèkǻǵÅj êlí ÉvÉçÉOÉâÉÄ Ç Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå ÇÈÇžÇ½Ç ÇÕïKóvÇ-ÇÅB QuickTimeý Dz TIFFÅiàèkǻǵÅj êlí ÉvÉçÉOÉâÉÄ Ç Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå ÇÈÇžÇ½Ç ÇÕïKóvÇ-ÇÅB 3. タンパク質の必要量と微量栄養素 a 消化吸収率, 生体利用率の考慮が必要である b 推定平均必要量がタンパク質摂取量に依存している c 生体内でつくられる ビタミンとミネラル 微量元素 電解質の食事摂取基準 水溶性ビタミン 脂溶性ビタミン ミネラル 微量元素 電解質 ビタミンB 1, ビタミンB 2, ナイアシン, ビタミンB 6, 葉酸, ビタミンB 12, ビオチン, パントテン酸, ビタミンC ビタミンA, ビタミンE, ビタミンD, ビタミン K マグネシウム, リン, カルシウム クロム, マンガン, 鉄, 銅, 亜鉛, セレン, モリブデン, ヨウ素ナトリウム, カリウム 3

15 a 消化吸収率, 生体利用率の考慮が必要である 推定平均必要量を設定するための実験は遊離型 ( サプリメントなど ) を負荷したものが多い. 一般に食事由来のものは生体利用率が低い. 科学的データの由来ビタミンB6は75% 遊離型のビタミンビタミン B12 は 50% 葉酸は50% 食品由来のビタミン 通常の摂取方法 食品由来は生体利用率が低い 消化管での消化 吸収 細胞内での利用性 ビタミンの数値策定に関する基本的な考え方 - 生体利用率を考慮 - 8 種類のB 群ビタミンは食品中では酵素タンパク質と結合した補酵素の状態で存在. また, 植物性食品では, 糖質などと結合した状態でも存在. したがって, 吸収される前に消化が必要. この点を考慮して食事摂取基準の数値を策定. NAD + ビタミン B1 ビタミン B2 ナイアシンビタミン B6 葉酸ビタミン B12 パントテン酸ビオチン ミネラルの数値策定に関する基本的な考え方 - 吸収率を考慮 - ミネラルの吸収率 ( 概数 ) ミネラルは食品中ではタンパク質と結合した状態で存在. したがって, 吸収される前に消化が必要. また, 遊離状態となっても完全に吸収されるわけではない. この点を考慮して食事摂取基準の数値を策定. 亜鉛 アルコール脱水素酵素 ミネラル吸収率 (%) Mg 妊娠期 :40% 乳児期 :61±21% 思春期初期 :38±18% Ca 妊娠後期 :42±19% 成人 :25% 妊娠期 :70% P 非妊娠期 :60~65% b 推定平均必要量がタンパク質摂取量に依存している アミノ酸代謝にはビタミン B 6 が補酵素として必要である ミトコンドリア 酸化的脱アミノ反応 COOH GDH COOH NH 2 CH + NAD + + H 2 O C=O + NADH + H + + NH 3 (CH 2 ) 2 (CH 2 ) 2 COOH COOH グルタミン酸 αケトグルタル酸 尿素回路 細胞質 タンパク質 PLP アミノ酸 アミノ基転移反応 尿素 PLP NH 2 α- ケト酸 c 生体内でつくられる ナイアシンはトリプトファンからつくられる ナイアシン当量 = ニコチンアミド + ニコチン酸 +1/60トリプトファン CONH 2 トリプトファン 1 CH 2 CH COOH 1/60 N NH N 2 ニコチンアミド 1 N ニコチン酸 COOH 肝臓でニコチンアミドに変換可能 人でも肝臓で必須アミノ酸のトリプトファンから複雑な経路でニコチンアミドを生合成できる. その転換率はで 1/60 程度である. 比率は重量比 4

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