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1 平成 27 年度 墨田区新住宅マスタープラン策定に伴う基礎調査報告書 平成 28 年 3 月 墨田区

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3 目次第 1 章調査の基本的な考え方 1 1. 調査の背景と基本的な視点 1 2. 調査の検討体制 3 第 2 章墨田区の住まいを取り巻く現状について 4 1. 人口 世帯 4 2. 住宅ストック 住宅フロー 分譲マンションストック 公的賃貸住宅 35 第 3 章住宅政策の現状と評価 国 東京都の住宅施策の動向 墨田区の住宅施策の動向 墨田区の住宅施策事業の評価 42 第 4 章意識調査 区民居住意識等実態調査 区外住民意識調査 不動産事業者調査 120 第 5 章住宅 住環境の現状 人口 世帯の現状 住宅 住環境の現状 第 5 次住宅マスタープラン事業評価に基づき特に見直し対象とする事業 実態調査等の現状 130 第 6 章現状と課題 多様な世帯への住環境整備について 分譲マンションの維持管理の適正化について 良好な住宅ストックの形成について 防災 防犯性の確保について 新たな居住支援 ( 住宅セーフティネット等 ) の構築について 高齢者世帯等の居住支援の形成について 138

4 第 7 章新住宅マスタープラン策定の方向性 策定に向けた基本的な考え方 策定の方向性 140 (1) 多様な居住ニーズに応じた住環境整備 140 (2) 民間集合住宅 ( マンション ) の維持管理の支援 140 (3) 住宅ストックの質の向上 140 (4) 安全 安心な住宅 住環境形成の支援 141 (5) 住宅セーフティネットの拡充 141 (6) 高齢者世帯及び障害者世帯等の居住の安定の確保 141 巻末資料 142

5 第 1 章調査の基本的な考え方 1. 調査の背景と基本的な視点 (1) 背景と目的本区では 平成 22 年 11 月に第 5 次住宅マスタープランを策定し 安心できる住生活を実現し 安全で快適に住み続けられる住宅 まちづくり を基本理念に掲げて 総合的な住宅施策を推進してきた 第 5 次住宅マスタープランでは 特に今後高齢化が進行することから 住宅と福祉が連携して住まいづくりを進める視点が重要であると考え 住宅部門と福祉部門の連携 区民や民間事業者との協働により多様で広がりのある住宅施策を展開していくとし 区における住宅施策の基本的な方向を取りまとめた しかし 策定後に東日本大震災の発生や東京スカイツリー の開業といった転機に加え マンション供給の増加 地価及び建設コストの上昇や環境配慮への意識のさらなる高まりなど 区民意識や区民生活に影響を与える大きな変化があった また 区の人口が 26 万人を超える一方 小さな子どものいるファミリー世帯の割合の減少傾向や さらなる高齢化の進行という課題も深刻化してきた そこで こうした変化や課題に柔軟に対応していくため 新たな視点から住宅施策の再構築を図るとともに 今後 10 年間 ( 平成 29 年度 ~ 平成 38 年度 ) の住宅施策をより確かなものとして 総合的かつ計画的に推進していくために新たな住宅マスタープランを策定することとした このような背景を踏まえ 本調査は 新たな住宅マスタープランを策定するための基礎資料を収集分析し 本区の住宅施策の課題を明らかにするとともに施策展開の方向性を示すことを目的とするものである 調査の前提 1 国等の制度の制定 改定 住生活基本計画改定 ( 平成 28 年 ) 高齢者の居住の安定確保に関する法律改定 ( 平成 23 年 ) 東京都住宅マスタープラン改定 ( 平成 24 年 ) 高齢者の居住安定確保プラン策定 ( 平成 27 年 ) 5 住宅の供給計画の見直しの必要性 供給目標戸数の見直し 公営住宅の供給計画見直し 民間住宅の役割検討 新たな住宅マスタープラン ( 平成 29 年度 ~ 平成 38 年度 ) 2 社会情勢の変化 東日本大震災の発生 地価及び建設コストの上昇 高齢化の進展 消費税増税 4 区管理住宅の再構築の必要性 区民 高齢者住宅等の制度見直し 区建設型区民住宅の今後のあり方 ( 転用 ) の検討 3 墨田区の変化 新たな墨田区基本計画の策定 人口が 26 万人を超える マンションの増加 墨田区総合戦略の策定 小さな子どもがいるファミリー層の区外転出 東京スカイツリー の開業 1

6 (2) 基本的な視点 (3) 1 住み続けられる住環境整備 ( 時代の変化に対応した良質な民間住宅の供給誘導と支援 ) 住宅などの不動産の動向は 社会経済情勢等の変化に大きく左右される一方 民間企業ではこうした変化を好機と捉え 新たな発想のもと商品 技術等の開発を進め 時代のニーズに即した住宅供給が進められている 区においては 人口動態や産業構造の変化など 時代の変化を見据えつつ まちづくりという広い視点に立って良好な住環境の整備を推進する必要がある 墨田区集合住宅条例とともに良質な住宅の供給誘導を図り その促進に向けて支援策の拡充を図るなど 民間活力を最大限に活用し 将来にわたって良好な住宅市街地を形成し 子育て世帯や高齢者世帯など多様な世帯が 良質な住宅で安全に安心して住み続けられる住まいづくりを進めていく 2 住宅セーフティネットの強化 ( 重層的セーフティネットの構築と既存ストックの有効活用 ) 現在の住宅セーフティネット施策は その中心的役割を担う区営住宅が常にほぼ満室の状態であ り 都営住宅の移管をしつつも 新規建設による住宅の供給は現実的に困難であることから 多 様な住宅確保要配慮者 ( 高齢者 障害者 子どもを育成する家庭 低所得者等 ) に対応しきれな い状況が続いている 住宅ストックの中には 建替えや大規模修繕の時期を迎えているものも数多く これらを適切に 維持管理し さらに耐震化やバリアフリー化などのリノベーションを図ることが課題となってい る 地域再生の視点も踏まえ 公営住宅の規模を維持するとともに 空き家や老朽家屋を含む既 存ストックを有効に活用し 多様な主体 分野と連携して住宅セーフティネットの拡充を図 るなど 区民が住生活に困窮することのない持続可能な仕組みづくりを進める必要がある 3 高齢者の新たな住まいづくり ( 福祉施策と住宅施策の再編と連携 ) 高齢者の住まいづくりでは 所得状況だけでなく 身体機能の低下等によるハード面での対応や介護などの福祉サービスの提供といった様々な要素を考慮する必要がある 平成 23 年度にはサービス付き高齢者向け住宅の制度が創設されるなど 高齢化の進展とともにその住まいも一層多様化している 住宅セーフティネットの強化と同様 多様な主体 分野との連携によるストックの有効活用を推進し 現行のシルバーピアや高齢者個室借上げ住宅に加え 地域性を考慮した新たな住まいのあり方を検討する 高齢者においては 住宅と福祉が不可分な関連性を有することから 区としてどのような位置づけで住宅と福祉の施策を推進すべきか 改めてそれぞれの役割を明らかにし 相互の連携によって最大限の効果を発揮できるような仕組みを検討する 2

7 2. 調査の検討体制 調査の検討体制は以下に示す通り 住宅施策推進委員会 同幹事会及び同専門部会の構成となって いる 検討体制 住宅施策推進委員会 副区長企画経営室長企画経営室参事危機管理担当部長区民活動推進部長環境担当部長 産業観光部長福祉保健部長子ども 子育て支援担当部長都市計画部長 都市整備部長 幹事会 専門部会 Ⅰ 住み続けられる住環境整備 Ⅱ 住宅セーフティネットの強化 Ⅲ 高齢者の新たな住まいづくり 都市計画部長 政策担当 1~6 政策担当 1~7 政策担当 1~6 政策担当課長 企画 行政改革担当 1~6 企画 行政改革担当 1~7 企画 行政改革担当 1~6 企画 行政革担当課長 防災課 2,4 区民活動推進課 6 区民活動推進課 5,6 財政担当課長 区民活動推進課 2,4 障害者福祉課 3~6 障害者福祉課 3~6 防災課長 環境保全課 2,3 介護保険課 3~6 介護保険課 3~6 区民活動推進課長 都市計画課 1~4,6 高齢者福祉課 3~6 高齢者福祉課 1~6 環境保全課長 住宅課 1~6 子育て支援課 4 子育て支援課 3 産業経済課長 建築指導課 1,2,4 住宅課 1~7 住宅課 1~6 厚生課長 防災まちづくり課 2,4,5 建築指導課 7 障害者福祉課長 介護保険課長 検討内容 高齢者福祉課長 子育て支援課長 1 定住促進 1 公的賃貸住宅ストックの有 1 高齢者個室借上げ住宅の 都市計画課長 2 民間支援及び指導 効活用 供給促進 住宅課長 3 良質な集合住宅認定及び補 2 都営住宅の移管促進 2 高齢者等の民間賃貸住宅 建築指導課長 助の拡大 3 高齢者 障害者の住環境支 入居支援の促進 防災まちづくり課長 4 民間集合住宅の適正な維持 援 3 区建設型区民住宅の今後 都市整備課長 管理の支援 4 区建設型区民住宅の今後の のあり方 5 不燃化 耐震化促進 あり方 4 東京都による高齢者向け 6 集合住宅条例による規制 5 官民連携による住宅ストッ 優良賃貸住宅 民間によ クの有効活用 るサービス付き高齢者向 6 居住支援のあり方 け住宅の今後の展開 7 新しい住まい方 ( シェアハ 5 居住支援のあり方 ウス等 ) 6 地域包括ケアシステムの 構築 3

8 第 2 章墨田区の住まいを取り巻く現状について 資料について 国勢調査 : 人口及び世帯 に関する各種属性のデータを調べる 全数調査 日本では 国の最も重要かつ基本的な統計調査として 統計法に基づき総務大臣が 10 年ごとに国勢調査を実施することとされており その中間の5 年目に当たる年には簡易な方法で実施されている 住宅 土地統計調査 : 住宅及び住宅以外で人が居住する建物に関する実態並びにこれらに居住している世帯に関する実態を把握する調査 昭和 23 年から5 年ごとに行われ 平成 25 年住宅 土地統計調査はその 14 回目に当たる ( 抽出調査のため 各項目の内訳を足し合わせたものと合計が一致しない場合がある ) 1. 人口 世帯 (1) 人口 世帯数の推移 人口は 26 万人を突破し 世帯数とともに増加傾向 墨田区の人口は 平成 12 年以降増加に転じており 平成 23 年から平成 24 年にかけて増加率が鈍化しているが 平成 25 年以降は再び増加傾向にあり 世帯数とともに増加を続けている 平成 27 年現在の総人口は 約 26 万人となっている 総人口と世帯数の推移 ( 資料 : 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数調査 墨田区行政基礎資料集 ) ( 人 ) 260, ,000 区総人口 ( 日本人 ) 区総人口 ( 外国人 ) ( 世帯 ) 160, , , , ,000 世帯数 ( 外国人含む ) 100, ,000 世帯数 ( 日本人 ) 80, ,000 60,000 80,000 40,000 50,000 20,000 20,000 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 0 区総人口 ( 日本人 ) 区総人口 ( 外国人 ) 世帯数 ( 日本人 ) 世帯数 ( 外国人含む ) 4

9 (2) 年齢別人口の推移 老年人口の割合が増加し 高齢化率 1 は 23.4% 年齢別の人口割合をみると 年少人口と生産年齢人口の割合が減少し 老年人口の割合が増加しており 少子 高齢化が進んでいる 平成 7 年に 15.5% であった高齢化率は 平成 27 年には 23.4% まで増加している 年齢別人口割合の推移 ( 資料 : 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数調査 ) 100% 90% 歳以上 ( 老年人口 ) 80% % 60% 50% ~64 歳 ( 生産年齢人口 ) 40% % 20% 10% 0% H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 0~14 歳 ( 年少人口 ) 15~64 歳 ( 生産年齢人口 ) 65 歳以上 ( 老年人口 ) 老年人口のうち75 歳以上 0~14 歳 ( 年少人口 ) 年齢別人口割合の近隣区との比較 ( 資料 : 平成 22 年国勢調査 ) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 特別区部 台東区 墨田区 江東区 年少人口 (15 歳未満 ) 割合生産年齢人口 (15~64 歳 ) 割合老年人口 (65 歳以上 ) 割合 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 1 高齢化率は 65 歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のこと 5

10 (3) 人口動態 平成 12 年以降 転入数が転出数を上回る転入超過 出生 死亡による自然増減をみると 死亡数が出生数をわずかに上回る状態が続いている 転入 転出による社会増減をみると 平成 12 年以降は 転入数が転出数を上回る転入超過となっており 地下鉄の開通 延伸等による交通利便性の向上や 再開発によるまちづくり 東京スカイツリー 開業等による効果が考えられる 人口動態 ( 資料 : 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数調査 ) ( 人 ) ( 人 ) 20, ,000 出 生 数 240,000 15,000 転入数 死 亡 220,000 総数 10,000 人転出数転 200,000 口 入 数 5,000 転 死亡数 180,000 出数 0 出生数 160,000 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25 H27 総人口出生数死亡数転入数転出数 (4) 転入 転出の状況 20 歳代の転入が多く 平成 12 年以降 転入超過数が大きく増加 年齢別に転入 転出の状況をみると 20 歳代が突出して転入超過の傾向にあり 平成 12 年以降 20 歳代 ~30 歳代の転入が大きく増加している 0 歳 ~4 歳については転出超過となっている 特別区部で比較すると 20 歳代で転入超過となり0 歳 ~4 歳で転出超過となる特別区部の平均と概ね同様の傾向を示しており 20 歳代後半の転入超過率が高いことが特徴的である 5 歳未満の主な転出先は 江東区が最も多く 次いで江戸川区となっている 6

11 年齢別純移動数の推移 H17 H 純 移 動 数 ( 人 ) S55 S60 H7 H12 H2 H7 S60 H2 H12 H17 S55 S60 S60 H2 H2 H7 H7 H12 H12 H17 H17 H 資料 : 国勢調査 総務省住民基本台帳人口移動報告に基づきまち ひと しごと創生本部作成 平成 17 年から平成 22 年までの転入 転出超過率の近隣区の比較 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% -10.0% 0~4 歳 足立区 5~9 歳 10~14 歳 江戸川区 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 墨田区 30~34 歳 荒川区 葛飾区 35~39 歳 40~44 歳 台東区 -5.1% -2.9% 0.5% 3.0% 11.2% 7.7% 1.7% 0.5% 1.1% 3.1% 1.3% -0.1% -2.2% -3.8% -3.0% -4.1% -3.4% -7.7% 墨田区 -4.1% -4.2% -0.6% 3.4% 12.1% 11.5% 2.7% 0.4% 0.6% 1.9% 2.3% 0.8% -0.9% -1.2% -1.2% -1.2% -3.5% -6.2% 江東区 5.3% 6.5% 6.6% 9.6% 25.4% 33.5% 25.8% 22.4% 17.4% 12.7% 6.7% 3.0% 1.6% 0.1% 1.0% 1.0% -1.5% -3.5% 荒川区 2.0% 3.8% 2.7% 8.2% 14.3% 9.4% 9.1% 7.2% 5.0% 4.7% 2.6% 0.9% 0.1% -0.8% -1.3% -1.5% -2.6% -6.3% 足立区 0.1% -2.3% -0.3% 1.6% 5.7% 5.7% 2.5% -0.3% -0.3% 0.3% 0.6% 0.6% -0.5% -0.5% -0.3% -0.3% 0.1% -0.4% 葛飾区 -2.2% -4.4% -1.1% 1.5% 5.7% 3.7% -0.1% -1.8% -1.4% -0.1% 0.6% 0.1% -0.7% -1.2% -1.1% -1.2% -0.9% -1.9% 江戸川区 -1.3% -5.1% -3.5% 3.0% 7.5% 2.7% -1.7% -4.6% -5.3% -3.5% -1.7% -1.2% -2.8% -1.9% -1.4% -0.9% -0.4% -0.5% 特別区平均 -2.1% -1.7% 0.8% 7.1% 14.6% 3.9% -1.8% -2.0% -0.3% 0.7% 0.2% -0.7% -2.7% -2.5% -1.9% -2.0% -2.8% -6.0% 45~49 歳 江東区 50~54 歳 55~59 歳 台東区 60~64 歳 65~69 歳 特別区部平均 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85 歳以上 台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区特別区平均 資料 : 国勢調査 7

12 平成 17 年から平成 22 年までの 5 歳未満の主な転出先 転出先千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 資料 : 国勢調査 (5) 世帯の内訳 単身世帯の割合が増加する一方 ファミリー世帯の割合が減少 世帯の内訳をみると 世帯人員は1 人世帯の割合が年々増加しており 平成 22 年で 44.9% 1 世帯当たり人員は 2.04 人となっている 世帯類型別では 単身世帯の割合が増加する一方で 夫婦と子ども ひとり親と子ども を合わせたファミリー世帯の割合が減少傾向にある 世帯人員割合の推移 ( 資料 : 国勢調査 ) H12 (93,583 世帯 ) H17 (107,245 世帯 ) H22 (120,504 世帯 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 世帯類型割合の推移 ( 資料 : 国勢調査 ) ( 人 ) 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人以上 1 世帯当たり人員 % 20% 40% 60% 80% 100% H12 (93,583 世帯 ) H17 (107,245 世帯 ) H22 (120,504 世帯 ) 単身世帯夫婦のみ夫婦と子どもひとり親と子ども三世代その他 8

13 世帯類型割合の近隣区との比較 ( 資料 : 平成 22 年国勢調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 特別区部 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 単身世帯夫婦のみ夫婦と子どもひとり親と子ども三世代その他 (6) 高齢世帯の状況 高齢者世帯の割合はほぼ横ばいである一方 後期高齢者単身世帯の割合が増加 高齢者世帯の状況をみると 世帯数に占める高齢者がいる世帯の割合は ほぼ横ばいで推移しているものの 高齢者がいる世帯が増加しており 特に後期高齢者単身世帯の増加がみられる 高齢者世帯割合の推移 ( 資料 : 国勢調査 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% H12 (28,638 世帯 ) H17 (33,716 世帯 ) H22 (37,565 世帯 ) 前期高齢者単身世帯 (65~74 歳 ) 後期高齢者単身世帯 (75 歳以上 ) 高齢夫婦世帯 高齢者同居世帯 9

14 (7) 世帯の年収 年収 200 万円未満の世帯が増加傾向 世帯の年収をみると 200 万円未満の割合が多い 所有関係別にみると 持ち家に比べ借家で年収 200 万円未満の世帯が多く 公営借家で 50.2% 民営借家で 22.4% となっている 世帯年収割合の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% H15 (98,630 世帯 ) H20 (114,270 世帯 ) H25 (124,530 世帯 ) 万円未満 200~300 万円未満 300~400 万円未満 400~500 万円未満 500~700 万円未満 700~1,000 万円未満 1,000 万円以上不明 所有関係別の世帯年収割合 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家 (53,920 世帯 ) 借家 (61,730 世帯 ) 公営借家 (6,280 世帯 ) UR 公社借家 (3,400 世帯 ) 民営借家 (49,200 世帯 ) 給与住宅 (2,850 世帯 ) 万円未満 200~300 万円未満 300~400 万円未満 400~500 万円未満 500~700 万円未満 700~1,000 万円未満 1,000 万円以上不明 10

15 (8) 生活保護世帯の状況 被保護世帯数 保護率ともに概ね増加傾向 生活保護世帯数の推移をみると 被保護世帯数 被保護者数ともに 概ね増加傾向にあり 平成 26 年度末で 6,481 世帯 8,147 人となっている 保護率については 概ね増加傾向にあったが 平成 24 年度末をピークに若干減少しており 平成 26 年度末には となっている 近隣区で比較すると 世帯数は近隣区の中で 2 番目に少なくなっているが 割合でみると台東区 足立区に次いで3 番目に高い 生活保護世帯数の推移 ( 資料 : 生活福祉課 ) ( 人 世帯 ) ( ) 9,000 8,006 8,238 8, ,147 7,750 8, ,230 7,000 5,801 6,330 6,503 6,549 6, ,000 5, , , , , , H21 H22 H23 H24 H25 H26 被保護世帯被保護者数保護率 ( ) 0.0 生活保護世帯数の近隣区の比較 ( 資料 : 特別区の統計 26 年版 ) ( 世帯 ) ( ) 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2, , ,557 7, , , , , 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 世帯数 保護率 2 パーミルは 1000 分の 1 を 1 とする単位で 日本語では千分率という 11

16 (9) 同居 近居世帯の状況 高齢単身世帯では 子どもが近くにいない割合が過半数 高齢者世帯について 子どもとの同居 近居の状況をみると 65 歳以上の夫婦世帯では 子と一緒に住んでいるまたは片道 1 時間以内の場所に住んでいる割合が 64.7% となっている一方で 65 歳以上の単身世帯では 45.8% と低く 片道 1 時間以上の場所に住んでいる または子がいない割合割合が過半数となっている 高齢者世帯の同居 近居の状況 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 65 歳以上の単身世帯 (15,080 世帯 ) 歳以上の夫婦世帯 (8,310 世帯 ) 一緒に住んでいる片道 15 分未満の場所に住んでいる片道 1 時間以上の場所に住んでいる 徒歩 5 分程度の場所に住んでいる片道 1 時間未満の場所に住んでいる子はいない 12

17 2. 住宅ストック (1) 住宅数の推移 人口増加に対応して住宅総戸数が増加する一方 空き室 空き家率も上昇 住宅総戸数は 人口増加に対応して 平成 5 年以降増加傾向にあり 平成 25 年現在で約 14 万戸となっている 空き室 空き家数は 最近 5 年間で4 千戸近く増加しており 空き室 空き家率も 11.1% と近隣区に比べて高い値となっている 住宅数と空き室 空き家数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 160, , , ,000 80,000 60,000 40,000 20, , , , , ,120 96,800 99,530 98,390 86,700 86,570 85,180 76,290 76, , ,990 6,320 8,980 12,600 15,570 10,830 11,430 25% 20% 15% 10% 5% 0 S58 S63 H5 H10 H15 H20 H25 住宅総戸数居住世帯のある住宅戸数空き室 空き家数空き室 空き家率 0% 空き室 空き家率の近隣区の比較 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 特別区部台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 H H25 13

18 (2) 建て方 共同住宅が7 割以上を占め 6 階建て以上の共同住宅の増加が顕著 建て方別では 共同住宅の合計が住宅総戸数の7 割以上を占めており 特に6 階建て以上の共同住宅が大きく増加している 建て方別住宅数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 140, , ,000 80,000 60,000 40,000 20,000 1,040 1,010 26,630 30,870 17,420 41,830 17,250 20,880 53,280 23,490 66,730 22,120 7,890 2,270 5,400 5,060 5,310 1, ,350 5, ,040 29,180 28,750 29,750 27,920 建て方別住宅割合の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 1, ,260 0 H5 H10 H15 H20 H25 一戸建 長屋建 共同住宅 (1~2 階 ) 共同住宅 (3~5 階 ) 共同住宅 (6 階以上 ) その他 特別区部台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 一戸建長屋建共同住宅 (1~2 階 ) 共同住宅 (3~5 階 ) 共同住宅 (6 階以上 ) その他 14

19 (3) 所有関係 借家のうち 民営借家の戸数が大きく増加 所有関係別では 持ち家では 持ち家 ( 共同住宅等 ) が増加しており 借家では 民営借家 が大きく増加している 割合で見ると 民営借家は特別区部の平均とほぼ同じ割合であるが 分譲マンション に相当する持ち家 ( 共同住宅等 ) は 25.8% となっており 近隣の江東区 (37.3%) や台東区 (35.9%) 荒川区 (34.5%) に比べて低い 所有関係別専用住宅数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 120, ,000 2,440 2,760 80,000 60,000 40,000 20,000 3,530 27,260 2,440 6,590 12,810 2,230 30,840 3,060 7,160 23,890 35,860 48,800 4,130 3,400 7,590 6,280 29,340 30,500 15,240 18,700 20,610 18,700 0 H10 H15 H20 H25 持ち家 ( 一戸建 ) 持ち家 ( 共同住宅等 ) 公営借家 UR 公社借家民営借家給与住宅 所有関係別住宅割合の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 特別区部 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 持ち家 ( 一戸建 ) 持ち家 ( 共同住宅等 ) 公営借家 UR 公社借家民営借家給与住宅 15

20 (4) 構造 共同住宅や民営借家の増加に対応して 非木造住宅が増加 構造別では 共同住宅や民営借家の増加に対応して 非木造住宅の戸数が大きく増加している 特別区部と比較すると 非木造住宅の割合が高く 80.5% となっている 構造別住宅数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 140, , ,000 80,000 60,000 32,680 36,940 50,910 55,790 69,800 86,330 99,910 40,000 20,000 32,220 28,540 26,440 21,550 22,430 17,750 15, ,390 10,970 6,940 7,830 6,150 10,050 8,310 S58 S63 H5 H10 H15 H20 H25 木造防火木造非木造 構造別住宅割合の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 特別区部 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 木造防火木造非木造 16

21 (5) 建築時期 木造 防火木造ともに過半数が昭和 55 年以前の建築 3 建築時期別では 旧耐震基準である昭和 55 年以前に建築された割合が 25.5% となっている 構造別にみると 木造 防火木造ともに過半数が昭和 55 年以前の建築となっている 建築時期別住宅数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 140, , ,000 80,000 60,000 40,000 20, ,630 29,010 40,230 8,970 5,120 4,310 4,280 5,100 4,910 4,270 14,120 10,030 17,140 24,600 10,250 24,650 24,550 24,140 24,330 20,380 18,800 30,890 25,950 20,930 16,580 13,950 10,370 14,430 8,910 15,000 14,420 9,810 21,390 16,210 17,640 7,880 15,510 14,720 11,950 10,180 18,990 16,820 0 S58 S63 H5 H10 H15 H20 H25 S45 以前 S46~S55 S56~H2 H3~H7 H8~H12 H13~H17 H18~H22 H23~H25.9 不詳 構造 建築時期別住宅割合 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 住宅総数 (124,060 戸 ) 木造 (8,310 戸 ) 防火木造 (15,840 戸 ) 非木造 (99,910 戸 ) S45 以前 S46~S55 S56~H2 H3~H7 H8~H12 H13~H17 H18~H22 H23~H 旧耐震基準は 建築物の設計において適用される地震に耐えることのできる構造の基準で 昭和 56 年 5 月 31 日までの建築確認において適用されていた基準をいう 住宅 土地統計調査の建築時期は 10 年毎の区切りとなっていることから ここでは昭和 55 年以前を旧耐震基準という 17

22 (6) 住宅の規模 住宅の延べ面積は持ち家で減少 借家で増加 住宅の延べ面積は 最近 5 年ほどは 持ち家で微減している一方 借家で微増となっており 全体では減少傾向にある 特別区部と比較すると 持ち家の延べ面積が小さく 借家の延べ面積が大きくなっている 延べ面積の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( m2 ) S58 S63 H5 H10 H15 H20 H25 住宅総数持ち家借家 所有関係別延べ面積の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) ( m2 ) 特別区部台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 持ち家 借家 18

23 (7) 居住面積水準 注 民営借家において最低居住面積水準未満の割合が3 割以上 最低居住面積水準未満の割合は 16.1% となっており 5 年前よりも増加している 所有関係別にみると 持ち家の最低居住面積水準未満率が 4.7% と低い一方 借家で 28.1% と 割合が高くなっており 民営借家では 3 割を超えている 子育て世帯について 居住面積水準を比較すると 最低居住面積水準未満が 13.4% と近隣区の 中で最も高く 反対に誘導居住面積水準以上が 20.6% と近隣区の中で最も低くなっている 居住面積水準割合の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% H H 最低居住面積水準未満最低居住面積水準以上誘導居住面積水準未満誘導居住面積水準以上不詳 所有関係別居住面積水準割合 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 住宅総数 (124,060 戸 ) 持ち家 (53,920 戸 ) 借家 (61,730 戸 ) 公営借家 (6,280 戸 ) UR 公社借家 (3,400 戸 ) 民営借家 ( 木造 ) (4,460 戸 ) 民営借家 ( 非木造 ) (44,730 戸 ) 給与住宅 (2,850 戸 ) 最低居住面積水準未満最低居住面積水準以上誘導居住面積水準未満誘導居住面積水準以上不詳

24 世帯の型別の居住面積水準 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 住宅総数 単身世帯 歳未満の単身 ~64 歳の単身 歳以上の単身 夫婦のみの世帯 高齢夫婦 子育て世帯 最低居住面積水準未満最低居住面積水準以上誘導居住面積水準未満誘導居住面積水準以上不詳 子育て世帯の居住面積水準の近隣区比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 最低居住面積水準未満誘導居住面積水準以上 最低居住面積水準以上誘導居住面積水準未満不詳 20

25 注 : 居住面積水準について 国の指針である第 8 期住宅建設五箇年計画の居住水準を基本としつつ 住生活基本法に基づき世帯 構成や住まい方の多様化に対応するために見直しを行っており 新旧の基準は以下の通り 旧 ( 居住水準 ) 新 ( 居住面積水準 ) 国の指針である第 8 期住宅建設五箇年計画において設定されている最低居住水準 ( 早期に水準未満世帯すべての解消を目標 ) と誘導居住水準 (2010 年において半数の世帯が達成することを目標 ) の 世帯人員別住戸規模 ( 住戸専用面積 ( 壁芯 )) は以下のとおり 世帯人数別の面積 誘導居住水準誘導居住水準世帯人員最低居住水準 ( 都市型 ) ( 一般型 ) 1 人 18m2 37m2 50m2 1 人 ( 中高齢単身 ) 25 m2 43 m2 55 m2 2 人 29 m2 55 m2 72 m2 3 人 39 m2 75 m2 98 m2 4 人 50 m2 91 m2 123 m2 5 人 56 m2 104 m2 141 m2 6 人 66 m2 112 m2 147 m2 5 人 ( 高齢単身を含む ) 56 m2 122 m2 158 m2 6 人 ( 高齢夫婦を含む ) 66 m2 129 m2 164 m2 最低居住面積水準 : 世帯人員に応じて 健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準 1 単身者 25 m2 2 2 人以上の世帯 10 m2 世帯人数 +10 m2誘導居住面積水準 : 世帯人員に応じて 豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準で次の 2 区分からなる (1) 一般型誘導居住面積水準 1 単身者 55 m2 2 2 人以上の世帯 25 m2 世帯人数 +25 m2 (2) 都市居住型誘導居住面積水準 1 単身者 40 m2 2 2 人以上の世帯 20 m2 世帯人数 +15 m2 世帯人数別の面積例 誘導居住面積水準 最低居住面積水準 単身 2 人 3 人 4 人 一般型 都市居住型 内は 3~5 歳児が 1 名いる場合 世帯人数別の住戸専用面積 ( 例 ) ( 単位 : m2 ) 注 1) 上記の式における世帯人数は 3 歳未満の者は 0.25 人 3 歳以上 6 歳未満の者は 0.5 人 6 歳以上 10 歳未満の者は 0.75 人として算定する ただし これらにより算定された世帯人数が 2 人に満たない場合は 2 人とする 注 2) 世帯人数 ( 注 1 の適用がある場合には適用後の世帯人数 ) が 4 人を超える場合は 上記の面積から 5% を控除する 注 3) 次の場合には 上記の面積によらないことができる 1 単身の学生 単身赴任者等であって比較的短期間の居住を前提とした面積が確保されている場合 2 適切な規模の共用の台所及び浴室があり 各個室に専用のミニキッチン 水洗便所及び洗面所が確保され 上記の面積から共用化した機能 設備に相当する面積を減じた面積が個室部分で確保されている場合 21

26 (8) 高齢者等のための設備 高齢者等のための設備を備えた住宅の割合が低下 高齢者等のための設備を備えた住宅は 最近 5 年間でやや減少している 住宅総数に占める高齢者等のための設備がある住宅の割合は 47.5% と特別区部の平均を上回っているが 近隣区と比較すると低くなっている 高齢者等のための設備を備えた住宅数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 70,000 60,000 62,490 58,910 50,000 40,000 30,000 39,170 37,400 28,400 27,690 44,380 28,720 28,040 42,970 27,600 22,900 20,000 10,000 11,440 12,930 9,970 11,020 0 H10 H15 H20 H25 設備あり手すり段差のない屋内道路から玄関まで車いすで通行可能 高齢者等のための設備を備えた住宅割合の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 特別区部 46.1 台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 高齢者等のための設備がある 22

27 (9) 高齢者の居住する世帯のバリアフリー化 4 高齢者の居住する世帯のバリアフリー化率は特別区部の平均を下回る 高齢者の居住する世帯のバリアフリー化率は 最近 5 年間でほぼ横ばいとなっており 特別区部の平均を下回っている 高齢者の居住する世帯のバリアフリー化率の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 一定のバリアフリー化 高度のバリアフリー化 H20 H25 高齢者の居住する世帯のバリアフリー化率の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調 査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 特別区部 42.4 台東区 42.7 墨田区 41.1 江東区 44.6 荒川区 43.1 足立区 41.8 葛飾区 40.3 江戸川区 38.1 一定のバリアフリー化 4 住宅 土地統計調査において バリアフリー化は以下の 2 つに区分されている 一定のバリアフリー化 : 高齢者等のための設備等のうち 2 箇所以上の手すりの設置 段差のない屋内 のいずれかに該当すること 高度のバリアフリー化 : 高齢者等のための設備等のうち 2 箇所以上の手すりの設置 段差のない屋内 廊下などが車いすで通行可能な幅 のいずれにも該当すること 23

28 (10) リフォーム工事の実施状況 最近 5 年間のリフォーム工事実施率が高く 内訳は増改築 改修工事が多数 最近 5 年間のリフォーム工事の実施状況は 持ち家世帯の 25.2% となっており 内訳は増改築 改修工事等が多数 近隣区と比較すると リフォーム工事の実施割合は 葛飾区と並んで最も高くなっている 最近 5 年間の持ち家のリフォーム工事の実施状況 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% リフォーム工事を行った 25.2 複数選択 増改築 改修工事等 高齢者等のための設備工事 耐震改修工事 リフォーム工事の実施割合の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 特別区部台東区墨田区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 リフォーム工事を行った 24

29 (11) 空き室 空き家の内訳 一戸建の空き家のうち 腐朽 破損有の割合が約 4 割 5 空き室 空き家数は最近 5 年間で大きく増加しており 内訳をみると いわゆる空き部屋に相当する 賃貸用の住宅 が増加している 建て方別にみると 共同住宅等では 賃貸用の住宅 の割合が多い一方で 一戸建では 市場に流通しておらず二次的な利用もされていない その他の住宅 が8 割近くを占めている 腐朽 破損の有無をみると 特に一戸建の空き家で腐朽 破損有の割合が高く 38.7% となっている 種類別空き室 空き家数の推移 ( 資料 : 住宅 土地統計調査 ) ( 戸 ) 18,000 16,000 14,000 4,160 12, ,000 8,000 3,550 4,940 6, ,320 4,000 6,010 5,460 2, H15 H20 H25 二次的住宅 賃貸用の住宅 売却用の住宅 その他の住宅 建て方 種類別空き室 空き家数の割合 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 一戸建 (3,330 戸 ) 共同住宅等 (12,230 戸 ) 二次的住宅賃貸用の住宅売却用の住宅その他の住宅 建て方 腐朽破損の有無別空き室 空き家数の割合 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 一戸建 (3,330 戸 ) 共同住宅等 (12,230 戸 ) 腐朽 破損あり 腐朽 破損なし 5 住宅 土地統計調査において 空き室 空き家は以下の4つに区分されている 二次的住宅 : 別荘などの住宅 賃貸用の住宅 : 新築 中古を問わず賃貸のために空き家になっている住宅 売却用の住宅 : 新築 中古を問わず売却のために空き家になっている住宅 その他の住宅 : その他 人が住んでいない住宅で 例えば 転勤 入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅 25

30 3. 住宅フロー (1) 着工住宅数 新設着工住宅数は増加傾向で 分譲住宅の供給が増加 6 新設着工住宅数は 平成 18 年をピークに減少傾向にあったが 最近 4 年間は再び増加傾向にあり 特に分譲住宅の供給が増えている 戸当たり床面積は 持ち家でやや減少傾向にあるが 総じてほぼ横ばいで推移している 着工住宅数の推移 ( 資料 : 建築統計年報 ) ( 戸 ) 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1, , ,634 1, ,842 1, , , , , ,570 2,984 2,044 1, ,919 2, , ,560 1,595 1,036 1, H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 持ち家貸家分譲住宅給与住宅 着工住宅数の戸当たり床面積の推移 ( 資料 : 建築統計年報 ) ( m2 ) H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 新設住宅持ち家貸家分譲住宅 6 建築統計年報において 新設住宅は利用関係により以下の 4 つに区分されている 持ち家 : 建築主が自分で居住する目的で建築するもの ( 一戸建 共同住宅等の合計 ) 貸家 : 建築主が賃貸する目的で建築するもの 給与住宅 : 会社 官公署 学校等がその社員 職員 教員等を居住させる目的で建築するもの 分譲住宅 : 建て売り又は分譲の目的で建築するもの ( 一戸建 共同住宅等の合計 ) 26

31 (2) 分譲マンション供給戸数 分譲マンション供給における戸あたり平均専有面積は近隣区で2 番目に小さい 分譲マンションの供給戸数は 平成 18 年以降は年間 300~700 戸程度で推移しており 戸あたり平均専有面積も平成 17 年までと比べると小さくなっている 近隣区と比較すると 戸あたり平均専有面積は台東区に次いで 2 番目に小さい一方で 平均分譲価格は江東区に次いで高くなっている 7 分譲マンションの供給戸数を規模別にみると 江東区や葛飾区 江戸川区などでは 81 m2以上の割合が高くなっているのに対し 墨田区では 31~40 m2 41~50 m2 の割合が総じて高くなっている 分譲マンション供給戸数の推移 ( 資料 : 全国マンション市場動向 ) ( 戸 ) 1,600 1,400 1,200 1, ,485 1,439 1,385 1,081 1, ,365 1,089 1,078 1, H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H ( m2 ) 分譲マンション分譲戸数 ( 戸 ) 分譲マンション平均専有面積 ( m2 ) 7 住宅着工統計における規模別戸数は 物件毎の延べ床面積と総戸数の情報を基にした戸当り平均面 積となっている 27

32 分譲マンション供給の近隣区の比較 ( 資料 : 全国マンション市場動向 2013) 台東区 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 ( 万円 ) 4, 墨田区江東区荒川区足立区葛飾区 4,349 4,782 3,924 3,617 3, 江戸川区 4, ( m2 ) 分譲マンション平均分譲価格 ( 万円 ) 分譲マンション平均専有面積 ( m2 ) 分譲マンション 1 m2当り平均分譲単価 ( 資料 : 全国マンション市場動向 2013) ( 万円 / m2 ) 墨田区台東区江東区荒川区足立区葛飾区江戸川区 30 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 28

33 規模別の分譲 共同住宅 ( 分譲マンション ) 新設着工戸数 ( 資料 : 住宅着工統計 ) ( 戸 ) H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 墨田区 台東区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 101m2以上 ~100m ~90m ~80m ~70m ~60m ~50m ~40m ~30m ~20m2以下 規模別の分譲 共同住宅 ( 分譲マンション ) 新設着工戸数の割合 ( 資料 : 住宅着工統計 ) 100.0% 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 墨田区 台東区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 101m2以上 ~100m ~90m ~80m ~70m ~60m ~50m ~40m ~30m ~20m2以下

34 (3) 家賃水準 民営借家の家賃水準は 延べ面積に比べて安い 民営借家の家賃水準をみると 1か月当たり家賃は特別区部平均より安くなっている一方 足立区 葛飾区 江戸川区と比べると 高い水準となっている 子育て世帯の家賃は 10~15 万円未満が 38.4% と最も高く 次いで8~10 万円未満が 21.6% となっている 10 万円未満の割合が合わせて 47.7% と約半数となっており 近隣の台東区 江東区 荒川区と比べると低い家賃水準となっている 民営借家の家賃水準の近隣区の比較 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) ( 円 ) 特別区部 90, 台東区 90, 墨田区 江東区 荒川区 82,829 89,945 83, 足立区 葛飾区 73,004 71, 江戸川区 79, か月当たり家賃 ( 円 ) 1 住宅当たり延べ面積 ( m2 ) ( m2 ) 借家に居住する子育て世帯の家賃 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1.0 台東区 墨田区 江東区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 円 2 万円未満 2~4 万円未満 4~6 万円未満 6~8 万円未満 8~10 万円未満 10 万円 ~15 万円未満 15~20 万円未満 20 万円以上 不詳 30

35 4. 分譲マンションストック 8 (1) 分譲マンションストックの概要 築年数 30 年以上となる分譲マンションが 24.0% 墨田区内の分譲マンションストックは 平成 26 年時点で 912 棟 40,743 戸となっている 竣工年別にみると 築年数 10 年未満のマンションが 31.8% を占めている一方 築年数 30 年以上となるマンションも 24.0% となっている 築年別マンション数の推移 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 100% 4.7% 8.8% 24.0% 80% 30.2% 16.0% 60% 不明 40% 24.9% 28.2% 30 年以上 20 年以上 30 年未満 10 年以上 20 年未満 10 年未満 20% 31.3% 31.8% 0% 平成 19 年 ( 総件数 :657) 平成 26 年 ( 総件数 :912) 8 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 で調査対象分譲マンションの条件を満たす 912 件の分譲マンションに対してアンケート調査を実施し 回収できた 284 件の内容となっている 実態調査の調査対象は マンションの管理の適正化の推進に関する法律 で定義されたマンションのうち 非木造 3 階建以上で 6 以上の区分所有者が存在し 人の居住の用に供する専有部分のある共同住宅 31

36 (2) 管理の状況 約半数のマンションが 管理組合役員のなり手不足を実感 管理組合がある割合は 98.6% となっている 管理組合の集会 ( 総会 ) の開催頻度は 1 年に 1 回開催している が 81.8% と最も高い割合を占めている 管理組合の役員のなり手不足は 52.1% のマンションが感じている 管理組合の有無と集会 ( 総会 ) の開催頻度 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 管理組合を組織化していない 0.7% 未記入 0.7% 今までに一度も開催したことがないほとんど開催 0.7% したことがない 0.4% 未記入 0.4% 1 年に数回開催している 16.8% 管理組合がある 98.6% 1 年に 1 回開催している 81.8% N=284 N=280 管理組合役員のなり手不足の実感 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 未記入 3.5% 実感していない 44.4% 実感している 52.1% N=284 32

37 (3) 修繕の状況 長期修繕計画を作成していないマンションは 15.1% 長期修繕計画を作成しているマンションは 80.6% を占める一方 作成していないマンションは 15.1% となっている 長期修繕計画の見直しの状況は 見直したことがある が 49.8% とほぼ半数となっている一方 見直しをしたことも今後する予定もない が 11.8% となっている 長期修繕計画の作成状況と見直し状況 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 長期修繕計画を作成していない 15.1% 未記入 4.2% 見直しをしたことも今後する予定もない 11.8% 未記入 7.9% 見直しをしたことがある 49.8% 長期修繕計画を作成している 80.6% 見直しの予定がある 30.6% N=229 (4) 耐震化の状況 昭和 56 年以前に着工したマンションのうち 59.0% で耐震診断が行われていない 昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工されたと回答があったマンション 61 件のうち 耐震診断を行ったことがある ものは 37.7% となっている 耐震診断を行っていないが 今後予定している と 行っておらず 今後の予定もない ものは 合わせて 59.0% となっている 耐震診断の実施状況 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 未記入 3.3% 行っておらず 今後の予定もない 39.3% 行ったことがある 37.7% 行っていないが 今後予定している 19.7% N=61 33

38 (5) 防災対策の状況 防災の取り組みを行っているマンションの割合が低い 自主防災組織があるマンションは 17.6% にとどまっており 自主防災組織をつくることを検討しているマンションも 7.7% となっている 防災備蓄倉庫があるマンションは 18.7% にとどまり 防災備蓄倉庫を設置しているマンションの中でも 防災備蓄倉庫に備蓄物資が収納されないままになっているものが約 1/4を占めている 自主防災組織の検討状況と防災備蓄倉庫の設置 利用状況 ( 資料 : 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 ) 未記入 7.4% 未記入 防災備蓄倉庫があり 7.7% 備蓄物資が収納されている自主防災組織がある 14.1% 17.6% 自主防災組織をつくることを検討している 7.7% 防災備蓄倉庫はあるが備蓄物資が収納されていない 4.6% 自主防災組織はない 67.3% 防災備蓄倉庫はない 73.6% N=284 N=40 34

39 5. 公的賃貸住宅 (1) 公的賃貸住宅の状況 公的賃貸住宅の割合は 8.5% で 区営住宅は 30 m2台の割合が高い 公的賃貸住宅は住宅総数の 8.5% を占めている 区営住宅は区部平均に比べて 30 m2台の面積の住戸の供給割合が高く 少人数世帯 ( 高齢者 ) 向けの住宅セーフティネットが充実しているといえる 公的賃貸住宅供給戸数 ( 東京都 事業概要 (H24 年度 ) 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 戸 50,000 20% 45, % 18% 40, % 16% 35,000 30, % 14% 12% 25, % 8.2% 8.5% 9.0% 9.3% 8.1% 10% 20,000 8% 15,000 10,000 5, % 4.5% 1.9% 1.9% 区営住宅面積別供給割合 3,044 6, % 1.9% 3.6% 4.0% 2.8% 2.7% 1.9% 2.0% 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区 都営住宅 福祉住宅等 都民住宅 区市町村住宅 高優賃 公社一般 賃貸住宅 都市機構 賃貸住宅 住宅総数に対する公的賃貸住宅の割合 6.1% 6.4% 6% 4% 2% 0% (%) 区部 墨田区 m2未満 30 m2以上 40 m2未満 40 m2以上 50 m2未満 50 m2以上 60 m2未満 60 m2以上 70 m2未満 m2以上 80 m2未満 80 m2以上 35

40 第 3 章住宅政策の現状と評価 1. 国 東京都の住宅施策の動向 (1) 住生活基本計画 ( 全国計画 ) の見直し 住生活基本法に基づき 住生活安定向上施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画である住生活基本計画 ( 全国計画 ) について おおむね5 年ごとに見直しを行うこととされていることから 平成 27 年度に見直し作業が行われた ( 平成 28 年 3 月閣議決定 ) 新たな住生活基本計画 ( 全国計画 ) における基本方針と計画の目標は以下の通り 新計画の基本的な方針 1 住宅政策の方向性を国民に分かりやすく示す 2 今後 10 年間の課題に対応するための政策を多様な視点に立って示し 総合的に実施 33つの視点から 8つの目標を設定 新計画の目標 居住者からの視点 目標 1 結婚 出産を希望する若年世帯 子育て世帯が安心して暮らせる住生活の実現目標 2 高齢者が自立して暮らすことができる住生活の実現目標 3 住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保 住宅ストックからの視点 目標 4 住宅すごろくを超える新たな住宅循環システムの構築目標 5 建替えやリフォームによる安全で質の高い住宅への更新目標 6 急増する空き家の活用 除却の推進 産業 地域からの視点 目標 7 強い経済の実現に貢献する住生活産業の成長目標 8 住宅地の魅力の維持 向上 36

41 (2) 東京都住宅マスタープラン ( 平成 24 年 3 月策定 ) 東京都では 住生活基本法に基づく住生活基本計画 ( 都道府県計画 ) として 首都 東京にふさわしい高度な防災機能を備えた居住の実現 のため 平成 23 年度から平成 32 年度までの 10 年間の計画が策定されている 10 年間において重視する視点視点 1 高度な安全性を備えた市街地の構成要素としての住宅や 地域 社会の中で生活を支える居住の実現視点 2 既存ストックが抱える課題解決のための適切な対策と既存ストックの有効活用による質の高い住生活の実現視点 3 都民の多様なニーズへの対応など 公民の連携による市場機能の充実 強化視点 4 多様な主体 分野との連携による様々な世帯に適切に対応できる住宅セーフティネット機能の再構築 10 の目標目標 1 安全で安心な住宅 住宅市街地の形成目標 2 地域における生活サービスとの連携目標 3 マンションの管理適正化 再生目標 4 公共住宅ストックの有効活用目標 5 郊外住宅市街地等の活性化目標 6 既存住宅活用の推進目標 7 市場におけるルールづくり目標 8 良質な住宅を供給する市場の整備目標 9 支援を必要とする世帯の居住の安定確保目標 10 地震災害からの復興 37

42 (3) 住宅市街地の開発整備の方針 ( 平成 27 年 3 月策定 ) 住宅市街地の開発整備の方針 は 良好な住宅市街地の開発整備を図るための長期的かつ総合的なマスタープランとなっている 平成 2 年の 大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法 の改正により創設された制度で 東京都においては これまでに 東京都市計画及び多摩部の 19 都市計画について住宅市街地の開発整備の方針を策定している 実現すべき住宅市街地の在り方 居住の場としても魅力的な東京の実現のために 環状メガロポリス構造の実現に加え 集約型の地域構造を前提とした 首都 東京にふさわしい高度な防災機能を備えた居住を実現することを基本的な目標としつつ 東京の都市づくりビジョン ( 改定 ) において地域の特性 果たす役割などを踏まえて設定した5つのゾーンごとに状況に応じて対応を図る 重点地区 住宅市街地のうち 一体的かつ総合的に整備し 又は開発すべき地区を 重点地区 として選定し 地区ごとに整備又は開発の目標 整備方針等を定め計画や事業の積極的な推進を図る 重点地区には 原則として 東京都住宅マスタープランにおける重点供給地域のうち 住宅市街地の計画的な整備又は開発に向けた都市計画の決定 事業の実施等が見込まれるものを選定し 墨田区では 以下の重点地区が位置付けられている 重点地区一覧 ( 墨田区 ) 番号 地区名 面積 墨.1 押上 業平橋駅周辺地区 約 36ha 墨.2 錦糸町駅周辺地区 約 93ha 墨.6 両国地区 約 69ha 墨.7 鐘ヶ淵周辺地区 約 119ha 墨.8 東向島 京島 八広地区 約 266ha 墨.9 文花一丁目地区 約 7ha 38

43 2. 墨田区の住宅施策の動向 (1) 住宅マスタープランの改定経過 平成 4 年に墨田区として最初の住宅マスタープランを策定して以来 これまでに5 回の策定を行っている 策定年度 計画期間 策定の背景と目的 第 1 次 平成 3 年度 平成 3 年度 ~12 年度 地価高騰を主な背景として 中堅所得者層の住宅対策や高齢者の居住安定などの緊急課題への対応 第 2 次 平成 8 年度 平成 8 年度 ~17 年度 バブル経済の崩壊や阪神 淡路大震災の発生及び高齢化の進行等への対応 第 3 次 平成 13 年度 平成 13 年度 ~22 年度 不況の長期化や少子高齢化の進行及び地球環境保護といった社会経済情勢の変化への対応 第 4 次 平成 18 年度 平成 19 年度 ~28 年度 安全 安心への関心が一層高まるとともに マンションの供給増により区の人口が増加基調へと転換されたことや住生活基本法が制定されたことなど 住宅を取り巻く情勢の変化への対応 第 5 次 平成 22 年度 平成 23 年度 ~32 年度 国等の住生活関連制度の制定 改定やリーマンショック以降の住宅建設の停滞 人口増が続く状況での区民ニーズを踏まえた住宅供給計画の見直し 及び高齢者住宅の再構築への対応 39

44 (2) 関連計画の動向 1 墨田区基本計画 暮らす人 働く人 訪れる人の夢や希望がかなえられている状態 を すみだがめざすべき姿 = すみだの夢 として 新基本計画の前期 5 年 ( 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 ) をプロジェクト期間とする 墨田区基本計画 夢 実現プロジェクト の策定作業が平成 27 年度に行われている 骨子案( 平成 27 年 12 月 21 日墨田区基本計画調査特別委員会 ) プロジェクト1 暮らしたいまち の実現 子育て支援が徹底整備されたまちづくり 知 徳 体の充実を図る教育による次代を担うひとづくり 緑豊かな公園など 子育てしやすい住環境づくり 災害に強い安全安心なまちづくり 誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり 地域力を高めるコミュニティとひとづくり 高齢者の地域包括ケアが進むまちづくりプロジェクト2 働きたいまち の実現 すみだの産業に関わる人が 生きがいをもって働き続けられるまちづくり 新たなビジネスが生まれ さまざまな交流が活発に行われるまちづくり ワークライフバランスを実現し 女性も男性も輝き 活躍できるまちづくり 夢をかなえたい若者や元気な高齢者が活躍できるまちづくり イクボスの理念が区内に広まるまちづくりプロジェクト3 訪れたいまち の実現 誰もが安心してまち歩きを楽しめる国際的なまちづくり 観光とものづくりが融合したまちづくり 美術館 博物館プロムナード 構築による歴史 文化薫るまちづくり 東京オリンピック パラリンピック大会に向けて おもてなしの心 を育むひとづくり 2 墨田区総合戦略 まち ひと しごと創生法に基づく5か年戦略 ( 計画期間 : 平成 27 年度 ~ 平成 31 年度 ) として 墨田区総合戦略 の策定作業を平成 27 年度に行っている 骨子案においては 基本目標をⅠ 暮らしたいまち の実現 Ⅱ 働きたいまち の実現 Ⅲ 訪れたいまち の実現と定め 目標人口を平成 37 年に 27.5 万人 平成 72 年に 30 万人とした 40

45 3 墨田区高齢者福祉総合計画 第 6 期介護保険事業計画 平成 27 年 4 月から介護保険制度が改正されることを踏まえ 高齢者を取り巻く様々な課題を明確にするとともに 墨田区が目指す基本目標とその実現に向けて取り組むべき施策を明らかにした 墨田区高齢者福祉総合計画 第 6 期介護保険事業計画 を平成 26 年度に策定した 今後の高齢者人口の動向を踏まえ いわゆる団塊の世代が 75 歳以上の後期高齢者となる平成 37 年の超高齢社会を視野に入れた地域包括ケアシステムの充実を図るため 以下の5つの視点による取り組みを示している 41

46 3. 墨田区の住宅施策事業の評価 (1) 第 5 次住宅マスタープラン施策事業に関する課題と総合評価 第 5 次住宅マスタープランの施策事業について 担当課による課題と評価をまとめる 基本目標 1 暮らしを支える適切な民間住宅の誘導による住まいづくり (1) 民間住宅の適切な誘導 1 集合住宅条例や開発指導による良質な住宅供給の誘導 主な取り組み担当課事業の課題総合評価集合住宅を取り巻く環境 ( 社会情勢や自然現集合住宅条例による良質な住宅都市計画課象 ) の動向を把えた対応の必要性と内容の継達成の供給誘導 ( 新規 ) 続性のバランスが課題である 開発指導要綱による良質な住宅の供給誘導 ( 継続 ) 住宅性能表示制度に関する情報提供 ( 継続 ) 都市計画課 住宅課 宅地開発において戸建住宅の最低敷地面積を規定しているが 民間事業者への指導の徹底が課題である 住宅購入者等が設計住宅性能表示の取得検討する段階で 区が関与する機会がなく 情報発信以外で普及促進を図る術がない 達成 中止 2 市街地再開発や共同化等による良質な住宅供給の誘導 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 市街地再開発事業等の活用 ( 継続 ) 拠点整備課 平成 27 年度中に事業を完了させる 順調 共同化には住民合意に時間を要することや 都市居住再生促進事業 ( 都心共国庫補助事業を活用するに当たっては事業者同住宅供給事業等 ) の活用 ( 継都市計画課の事務負担が大きく手続きも煩雑なため こ続 ) こ数年活用の実績がない 遅れている 3 老朽マンションの建替えや土地利用転換などによる良質な住宅の供給の誘導 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 市街地再開発事業等の活用 ( 再掲 ) 都市居住再生促進事業 ( 都心共同住宅供給事業等 ) の活用 ( 再掲 ) 分譲マンションアドバイザー制度利用助成の活用促進 ( 新規 ) 住宅課 東京都及び公益財団法人東京都防災 建築まちづくりセンターと連携して助成対象となる事業の見直し等を行うほか 区内分譲マンションの管理組合に対し セミナー等を通じて積極的な PR を行う必要がある 遅れている 42

47 (2) 子育てしやすい住宅 住環境の供給誘導 1 子育てしやすい住宅 住環境の確保 主な取り組み担当課事業の課題総合評価すみだ良質な集合住宅認定制度子育て型とし子育てのしやすさに配慮した整て誘導を図っているが 申請実績が少ないたやや遅れて備を行う民間住宅の誘導 ( 新住宅課め これまで以上に事業の周知を行い 認知いる規 ) 度とともに実績の向上を図る必要がある 子育てに配慮した住宅のガイドブック の活用 ( 新規 ) 住宅課 住宅の内容を計画する段階で 区が施主や設計者に接触するタイミングがないため 子育てに配慮した住宅のガイドブック の活用を促す機会がない 中止 2 子育て支援認定マンションによるファミリー向け住戸の供給 主な取り組み担当課事業の課題総合評価 子育て支援認定マンション制度の見直し ( 継続 ) 住戸及び共用部分の仕様の充実 居住者への情報提供の充実 住宅課 すみだ良質な集合住宅認定制度子育て型として 実績向上を図る必要がある 達成 基本目標 2 誰もが安心できる住宅セーフティネットの充実による住まいづくり (1) 公営住宅に頼らない手法による住宅セーフティネットの構築 1 高齢者世帯 障害者世帯等が民間住宅に入居しやすくするための支援の推進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 あんしん賃貸支援事業 は平成 22 年度に終了した 国土交通省は 今後 居住支援協議 会等を実施することにより 高齢者等が賃貸あんしん賃貸支援事業に関する住宅に円滑に入居できるようにサポートを行情報発信とあんしん居住制度の住宅課う事とした 区としては 居住支援のあり方活用 ( 継続 ) について検討する必要がある あんしん居 遅れている 住制度 については 高齢者にとって費用負 担が大きいため 利用実績が少ない 外国人に向けに各種の言語で生活マナーを示したパンフレットの作成 ( 継続 ) 住宅課 外国人の生活マナーについては 住宅施策に関する事象だけではなく 全庁的に取りまとめて実施する必要がある 中止 2 高齢者住宅あっせん制度の対象者の拡充 主な取り組み担当課事業の課題総合評価高齢者等住宅あっせん制度の拡申請者が希望する条件の物件が少ないので 住宅課概ね順調充 ( 拡充 ) 成約件数が少ない (2) 住宅確保への支援 1 高齢者個室借上げ住宅の供給 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 供給目標に向けて計画的に新規借上げを実施している しかし 借上げ時期が古い住宅に は エレベーターがないなどの住宅もあるた高齢者個室借上げ住宅の供給住宅課め 既借上げ住宅の整理を行い質の向上を図 ( 継続 ) る必要がある また 1 戸当たりの管理コス 概ね順調 トがかかるため 管理の在り方等を検討する 必要がある 43

48 2 公営住宅の入居管理の適正化の推進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 住宅の老朽化に伴い 住宅内の不具合 ( 補修 工事 ) が増加してきている 今後も住宅改修区営住宅等の維持管理と入居者住宅課等に多額の補修費の増加が見込まれる また管理の適正化 ( 継続 ) 需要に対する供給が圧倒的に少ないため 入 順調 居管者理の適正化を図る必要がある 公営住宅等長寿命化計画の策定 ( 新規 ) 住宅課 国土交通省が計画策定指針を平成 27 年度中に改定する また 長寿命化計画については概ね 4 年程度で見直すことが適切とされている 併せて 平成 23 年度の計画策定後に都から移管された東向島 5 丁目アパートが計画に記載されていない 達成 3 都営住宅の区移管の促進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 都営住宅の区移管 ( 継続 ) 住宅課 境界確定や耐震性 エレベーター設置などの移管条件を満たすまでの手続きに多大な時間を要する 現在 移管条件が整うか不明な状況であり 移管住宅は建築年数がかなり経過した (40 年以上 ) の建物ばかりで 移管後も補修を要する頻度が高い また 移管対象住宅はすでにほぼ満室状況であるため 移管によって需要の解消につなげるのは容易ではない 遅れている (3) 住宅需要の変化に応じた公共住宅の適切な運用 1 公共住宅の適切な見直し 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 区営住宅等は 依然として供給に対する需要 区営住宅等の供給計画の見直しが大きく 今後も状況が変化する要因は見当住宅課 ( 新規 ) たらないため 民間住宅等を活用し セーフ 遅れている ティネット住宅を整備する必要がある 2 区民住宅等の適切な見直し 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 空室住戸数が年々増加しており 区営住宅や 高齢者住宅に比較するとかなり需要が減って区民住宅の適切な維持管理 ( 継住宅課いる この20 年間で 民間賃貸住宅の居住続 ) 環境が改善 改良されたことにより 本事業 概ね順調 の役割は終えたといえる 区民住宅等の運用見直し ( 新規 ) 住宅課 区民住宅については空室が増加し続ける一方 住宅確保要配慮者向けの住宅は依然として不足している現状にある 公的住宅全体の状況を把握するとともに 福祉所管と連携しながら 区民住宅の廃止を視野に入れた新たな運用方法を検討する必要がある やや遅れている 44

49 基本目標 3 高齢者世帯等が住み続けることができる住まいづくり (1) 高齢者向け住宅の供給促進 1 住宅の高齢者向け改修支援 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 対象となる物件の家主への効果的な周知方法の検討が必要である また 本事業を有効に 民間木造賃貸住宅改修支援 ( 新活用できるよう 関連のある耐震改修事業 ( 防やや遅れて住宅課規 ) 災まちづくり課 ) 担当窓口と連携して 適切いる に相談に応じられる体制を構築する必要があ る 申請件数や 1 件あたりの助成額にばらつきが 障害者福祉課 あるため 成果や効率性について一概に判断 概ね順調 しにくい 住宅設備改善費助成制度 高齢者自立支援住宅改修助成制度の活用 ( 継続 ) 福祉住環境コーディネーター等専門家の活用 ( 新規 ) 高齢者福祉課 建築指導課 住宅課 高齢者支援総合センターと連携し 申請者の身体状況に応じた工事内容となっているかを的確に審査した上で 助成の決定を行う必要がある また 申請者の生活実態から 必要に応じて他のサービスの利用にも繋げていく 無料耐震診断の専門家派遣において バリアフリー改修に関する物件については 福祉住環境コーディネーター等の専門家が派遣されるように考慮している 順調 順調 2 高齢者向け優良賃貸住宅の供給 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 実質的に常にほぼ満室状況であり 空室に対する入居登録者 ( 新規入居希望者 ) も常に多数控えており 需要は高いものの 実際に空 高齢者向け優良賃貸住宅の供給室が生じた際には ( 部屋の面積に比例して家住宅課誘導 ( 継続 ) 賃が決まるため ) 狭い住戸限定の希望者が 順調 多く 辞退者が続出して入居者の公募を行う ケースが少なくなく 需要と供給にミスマッ チが生じているともいえる 3 高齢者向け住宅制度の普及 誘導 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 平成 23 年に国土交通省実施事業としては 制度廃止され 現在は東京都において東京シニ 高齢者円滑入居賃貸住宅の誘導ア円滑入居賃貸住宅として 継続実施してい住宅課 ( 継続 ) る 区には 建設される賃貸住宅を東京シニ 中止 ア円滑入居賃貸住宅に登録するようにあっ旋 する機会がない 高齢者専用賃貸住宅の誘導 ( 新規 ) 住宅課 平成 23 年に高齢者専用賃貸住宅はサービス付き高齢者向け住宅に統合された サービス付き高齢者向け住宅については 住宅確保要配慮者等への居住支援の取組みの中で 関連する他の事業と総合的に検討する必要がある 中止 4 高齢者個室借上げ住宅の供給 ( 再掲 ) 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 高齢者個室借上げ住宅の供給 ( 再掲 ) 45

50 (2) 福祉と連携した高齢者等の住まいの供給促進 1 都市型軽費老人ホーム等高齢者居住施設の供給の支援 主な取り組み担当課事業の課題総合評価近年 地価や工事費の高騰により土地の取得都市型軽費老人ホームの供給支高齢者福祉課が困難となり 応募件数の減少が懸念される概ね順調援 ( 新規 ) 状況にある (3) 高齢者等が民間住宅に入居しやすい環境の整備 1 高齢者等の民間賃貸住宅入居支援 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 高齢者等家賃債務保証料助成事高齢者 障害者世帯に対して住宅を貸し渋る住宅課業の活用促進 ( 継続 ) 住宅所有者が多い 順調 高齢者円滑入居賃貸住宅の登録制度の認知度が低いため 普及啓発の必要が閲覧制度 家賃債務保証制度に住宅課ある 関する情報提供 ( 継続 ) 遅れている 高齢者等住宅あっせん制度の拡 充 ( 再掲 ) あんしん居住制度への支援 ( 新規 ) 住宅課 制度の認知度が低いため 普及啓発の必要がある また 同制度は費用が高いため 利用することが難しい 遅れている (4) 安心して暮らせる居住環境 ( 福祉と連携 ) 1 見守り 安否確認 緊急時対応等高齢者の安心居住の推進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 高齢者支援総合センターとの一体的な運営及 高齢者見守り相談室の整備 ( 新び地域ネットワーク構築の取組に差が生じて高齢者福祉課規 ) いる また 職員が定着しない相談室では効 概ね順調 果的な事業の実施 継続に支障がでている 民間緊急通報システム事業の推進 ( 新規 ) 高齢者福祉課 鍵を預けることに対する抵抗や固定電話を所有していないことを理由に申請できない高齢者がいる 順調 2 高齢者の住み替え支援 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 高齢者が世帯構成や収入等に適した住宅を探 住み替えシステムの検討 ( 新すことができる仕組みづくりを進めるために住宅課規 ) は 区が様々な団体等と連携する必要があり 遅れている システム化することが難しい 46

51 基本目標 4 世代をこえて受け継がれる良質な住宅ストックの形成 (1) 既存住宅の改善による住宅の質の向上 1 不燃化や耐震改修の支援 主な取り組み担当課事業の課題総合評価複数の権利者で所有する底地があり いずれ不燃化促進共同建替え住宅供給やや遅れて防災まちづくり課の権利者も高齢化やさらなる相続の発生によ ( 新規 ) いるり 話し合いが困難である 民間建築物耐震診断助成の促進 ( 継続 ) 墨田区木造住宅耐震改修促進制度の促進 ( 継続 ) 分譲マンション 沿道建築物等耐震化促進事業の促進墨田区耐震補強促進協議会との連携による耐震化への取り組み ( 継続 ) 賃貸住宅の耐震化を促すための賃貸住宅オーナーの意識啓発 ( 継続 ) 民間金融機関と連携した金利優遇制度の活用促進 ( 継続 ) 防災まちづくり課 防災まちづくり課 防災まちづくり課 防災まちづくり課 防災まちづくり課 住宅課 地震災害の後 しばらくは申請件数が増加するが 時間経過とともに減少する 耐震化率は戸建て木造住宅で 38.4% 共同木造住宅で 60.1% となっており 耐震改修を行っていない住宅が区内に多数あり リフォームは行うが 耐震改修を行っていない例が見受けられる 建物所有者が複数の場合 費用負担 工事負担の調整が難航する 協議会の主たるメンバーは 建築関係の専門家であるため スケジュール調整が困難である 町会との積極的な連携が必要である 旧耐震の賃貸住宅オーナーへの訴求効果が低い 一層の実態把握が必要である 不燃化 耐震化助成事業を利用する区民に対し より周知を図る必要がある やや遅れている やや遅れている やや遅れている 概ね順調 やや遅れている 遅れている 2 バリアフリー化と耐震改修の連携 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 防災まちづくり課 地震災害の後 しばらくは申請件数が増加すやや遅れてるが 時間経過とともに申請件数が減少する いる 耐震 バリアフリー改修促進支援 ( 新規 ) 障害者福祉課 申請件数や 1 件あたりの助成額にばらつきがあるため 成果や効率性について一概に判断 概ね順調 しにくい 介護保険課 事業者の登録制度の検討が必要である 順調 3 リフォーム等の相談機能の推進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 新規の申込件数は 年度によって大きな差異 住宅修築資金融資あっせん制度がある 区民に事業の周知を図るとともに 住宅課の活用促進 ( 継続 ) 取扱い金融機関との連携を密にして 円滑な 概ね順調 事務手続を行う必要がある 47

52 4 防災 防犯に関する普及啓発 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 法律の改正等により 名称変更 文書修正が 防災課 随時必要になるため 予算の制約を考慮しながら発行部数を検討し作成していく必要があ 順調 る 防災 防犯に関する啓発と情報提供 ( 防犯 防火ガイドブックの作成など )( 継続 ) 防犯カメラや防犯灯の設置などを促す方策の検討 ( 継続 ) 共同住宅等における防犯設備の設置等に関する事前協議の充実 ( 継続 ) 安全支援課 安全支援課 都市計画課 引き続き防犯 防火の意識啓発を図るため 区民へのガイドブックの普及を行う必要がある 現行のガイドブック作成から 10 年が経過しており 更新が必要である 引き続き区民や警察と連携しながら様々な防犯対策を推進し これまで同様 区民の体感治安向上を図る必要がある 墨田区集合住宅条例において防犯設備等の設置や安全 安心まちづくりチェックシートの提出を指導している 達成 達成 順調 (2) マンションの維持保全及び建替え 1 分譲マンション管理組合の活動支援 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 会員数は伸び悩み セミナー等への参加者数 すみネットによるマンション管も横ばいの状況にある 会員が固定化する中 やや遅れて理セミナー 交流会の開催 ( 継住宅課管理組合や区分所有者のニーズを捕捉しきれいる続 ) ておらず 区では他の手法も含めた事業実施 を検討する必要がある 分譲マンションの管理に関する相談 ( 継続 ) 住宅課 利用者数は横ばいの状態にある また 毎月第 2 土曜日午後と日時が指定されているため 急な相談等には対応できない 順調 2 分譲マンションの維持保全に関する支援 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 分譲マンションアドバイザー制 度利用助成の活用促進 ( 再掲 ) 分譲マンション計画修繕調査支援制度の活用促進 ( 継続 ) 住宅課 助成件数は目標値を上回っているが 今後 築 30 年以上のマンションが増加していく中で 当該事業をより PR し これまで以上に分譲マンションにおける計画的な修繕が円滑に実施され 良好な住宅ストックの維持及び保全が継続されるよう支援することが重要となってくる 概ね順調 3 分譲マンションの建替え 改修支援 主な取り組み担当課事業の課題総合評価積立金の不足によって大規模修繕等の実施に分譲マンションリフォームロー住宅課支障をきたさぬよう 引き続き管理組合に適概ね順調ン償還助成の活用 ( 継続 ) 正な運営を働きかける必要がある 分譲マンションアドバイザー制度利用助成の活用促進 ( 再掲 ) 都市居住再生促進事業 ( 都心共同住宅供給事業等 ) の活用 ( 再掲 ) 48

53 (3) 住宅ストックの有効活用 1 適切な住宅への住み替え支援による住宅ストック有効活用の促進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 地域と連携したストック活用の高齢者の住み替え意向の把握が難しく 適切住宅課促進 ( 新規 ) な情報提供を行う機会がない 遅れている リバースモーゲージを商品展開している金融リバースモーゲージ制度の活用住宅課機関は区内にも存在し 区が事業として促進検討 ( 新規 ) する必要性がないと考えられる 中止 2 区民の住生活ニーズの把握と活用 主な取り組み担当課事業の課題総合評価本調査により把握した現状と新たな課題に対マンション等の実態調査の実施住宅課応した支援のあり方の検討を 今後の分譲マ達成 ( 継続 ) ンション施策等に活かす 基本目標 5 人と人とがふれあう良好な住環境の形成 (1) 木造住宅密集地域の改善 1 不燃化促進事業と連携した住環境づくり 主な取り組み担当課事業の課題総合評価不燃化率については 区全体で 67.9% 区南墨田区不燃化助成制度の促進防災まちづくり課部においては 81.8% であるが 区北部では順調 ( 継続 ) 57.1% と依然として低い数値である 2 老朽建物の建替え促進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 区の北地域 ( 鐘ヶ淵周辺地区 北部中央地区 京島地区 ) における老朽木造住宅の密集改善住宅市街地総合整備事業 ( 密集防災まちづくり課に取り組んでいるが 権利地関係の輻輳化 市街地整備型 ) の推進 ( 継続 ) 権利者の高齢化等により事業推進に困難な 概ね順調 ケースがある 細街路拡幅整備事業の活用 ( 継区民等の協力が得られず 拡幅整備に至らな都市整備課続 ) いケースもある 概ね順調 都心居住再生促進事業 ( 都心共 同住宅供給事業等 ) の活用 ( 再 掲 ) (2) 景観に配慮した住環境の整備 1 オープンスペースの創出等身近な住環境の向上 主な取り組み担当課事業の課題総合評価 墨田区まちづくり条例に基づく区民との協働のまちづくりの推進 ( 継続 ) 都市計画課 まちづくり登録団体は増えているが 認定団体は増えていない 概ね順調 49

54 2 景観条例や地区計画によるまちなみ形成の推進 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 東京スカイツリー周辺の屋外広告物に関する相談が増えており 適切な誘導が必要 また 墨田区景観条例による良好なま地域住民との協働で景観に関する取組みが行都市計画課ちなみ形成 ( 新規 ) われている亀沢地区は きめ細やかな景観ま 概ね順調 ちづくり方針 基準を定め景観誘導を推進す る必要がある 地区計画による良好な居住環境の形成 ( 新規 ) 都市計画課 住民の合意形成を必要とするため 長期的な対応が求められる また地域の用途地域 ( 容積率等 ) を変更する際は 原則地区計画の策定が条件となっており 地区計画制度の活用は今後も必要となる 概ね順調 (3) 環境に配慮した住宅 住環境の形成 1 緑化や省エネルギー対応の推進 主な取り組み担当課事業の課題総合評価平成 26 年度は助成金の交付件数が増えた 今雨水利用促進助成制度の活用促環境保全課後も引き続き申請件数を増やすために いか概ね順調進 ( 継続 ) にして周知していくかが課題である 緑化助成制度の活用促進 ( 継続 ) 地球温暖化防止設備導入助成制度の活用促進 ( 新規 ) 環境保全課 環境保全課 必要性は概ね理解されているが 建築物の屋根形状等が屋上緑化に適さない建築物が多いことから普及が進まない 市場価格や省エネ機器等の動向を見ながら 助成対象機器や助成額等の見直しを適宜行っていく また 区内建築物の省エネ化や創エネ機器等の普及促進を図るため 当該事業をよりPRしていく必要がある 概ね順調 概ね順調 2 長期優良住宅の普及 主な取り組み 担当課 事業の課題 総合評価 認定基準に適合させることで長期優良住宅としての認定を受け 税制の優遇を受けるとこ ができるが すべての住宅が認定をもらえる長期優良住宅建築等計画認定制建築指導課わけではない 認定を受けるために住宅の性度の活用促進 ( 新規 ) 能を上げることで建設費の上昇につながるな 中止 どの問題があり 推進していくためには区と しての補助を検討する必要がある (4) 地域コミュニティづくり 1 地域団体や管理組合等による良好な住環境づくりの取組みへの支援 主な取り組み担当課事業の課題総合評価まちづくり団体 すみネットへまちづくり登録団体は増えているが 認定団都市計画課概ね順調の支援 ( 継続 ) 体は増えていない すみネットの会員数は伸び悩み セミナー等への参加者数も横ばいの状況にある 会員がまちづくり団体 すみネットへやや遅れて住宅課固定化する中 管理組合や区分所有者のニーの支援 ( 継続 ) いるズを捕捉しきれておらず 区では他の手法も含めた事業実施を検討する必要がある 50

55 (2) 実績の評価 第 5 次住宅マスタープランの基本目標ごとの評価をまとめる 基本目標 1 暮らしを支える適切な民間住宅の誘導による住まいづくり (1) 民間住宅の適切な誘導 集合住宅条例や開発指導要綱による指導や誘導を行っており 今後も社会状況等の変化に応じて 指導内容を柔軟に対応させながら 優良な住宅供給に取り組んでいくことが望ましい 分譲マンションアドバイザー利用制度の利用実績が少ないものの 今後の活用が見込まれることから 支援策を継続する必要がある (2) 子育てしやすい住宅 住環境の供給誘導 すみだ子育て支援マンション認定制度 の再構築を図るとともに より多様化する住まいへのニーズに対応した総合的な住宅の認定制度として すみだ良質な集合住宅認定制度 ( 子育て型 ) を創設したが 申請件数が少なく これまで以上に事業の周知とともに実績の向上を図る必要がある 子育てに配慮した住宅のガイドブック の活用については 住宅を計画する段階で区から施主や設計者に接触するタイミングがないため 子育てに適した住宅供給誘導を行うのであれば 違うアプローチを検討する必要がある 基本目標 2 誰もが安心できる住宅セーフティネットの充実による住まいづくり (1) 公営住宅に頼らない手法による住宅セーフティネットの構築 あんしん居住制度 の案内や 高齢者等住宅あっせん制度 に取り組み 民間賃貸住宅への入居を促進しているが あんしん賃貸支援事業の廃止や あっせん制度の成約件数が少ないなどの課題を鑑み 今後は区の実情にあわせた居住支援施策を検討する必要がある 外国人の生活マナーについては 住宅施策に関する事象だけではないので 全庁的に取りまとめて実施することが望ましい (2) 住宅確保への支援 高齢者個室借り上げ住宅について 民間住宅を高齢者向け住宅に活用することは 住宅に困窮している高齢者にとって意義があり 今後も継続することが望ましいが 高齢者が安全かつ安心に居住できるよう 安否確認のあり方等を検討する必要がある 区営住宅は 依然として入居希望者が募集戸数を大幅に上回っており 入居者管理の適正化や都営住宅の区移管により需要に追い付くのは困難ではあるものの 今後も継続して事業を進めることで 住民福祉の向上を図る必要がある (3) 住宅需要の変化に応じた公共住宅の適切な運用 区営住宅 高齢者向け住宅については 依然として供給に対する需要が大きい一方で 区民住宅については 空室が年々増加しており 民間賃貸住宅の居住環境が改善 改良されたことにより 本事業の役割は終えたといえる 公的住宅全体の状況を把握し 福祉部門とも連携しながら 区民住宅の用途変更等を含めて 公的住宅の適切な運用方法を検討する必要がある 51

56 基本目標 3 高齢者世帯等が住み続けることができる住まいづくり (1) 高齢者向け住宅の供給促進 住宅の高齢者向け改修支援 民間木造賃貸住宅改修支援について 高齢者のニーズは高いとみられるが 供給量が目標に届いておらず 今まで以上に供給を促進する必要がある また 高齢者住宅の供給の観点において構造を木造に限定する必要がないため 対象を見直す必要がある 高齢者 障害者の住宅改修助成について 高齢者向けの申請要件の緩和や障害者向けの新たな項目の追加等により助成件数が増加しており 在宅での住環境整備に有効でニーズも高いため 今後も継続していく必要がある 高齢者向け優良賃貸住宅の供給 高齢者向け優良賃貸住宅は 事業に対する需要が高く 今後も高齢者の居住の安定を確保する必要があるため 施策を継続することが望ましい 一方で 高齢者円滑入居賃貸住宅や高齢者専用賃貸住宅については 法改正によりサービス付き高齢者向け住宅に一本化されたことをうけ 住宅確保要配慮者等への居住支援の取組みの中で 関連する他の事業と総合的に検討する必要がある (2) 福祉と連携した高齢者等の住まいの供給促進 都市型軽費老人ホームについては 現在の施設稼働率はほぼ 100% で推移しており 入居待機者も発生している状況から 高齢者からの需要が高い施設と判断される そのため 今後も目標数を増加し施策を継続することが望ましいが 地域のバランスを考え 高齢者施設が偏在しないよう考慮する必要性がある (3) 高齢者等が民間住宅に入居しやすい環境の整備 区の事業として 高齢者等家賃債務保証料助成事業 高齢者等住宅あっせん制度を行っているが 助成事業の申請件数が少ない あっせん制度の成約件数が少ないなどの課題があり 制度の見直しを含めた検討を行う必要がある (4) 安心して暮らせる居住環境 ( 福祉と連携 ) 高齢者みまもり相談室が取り組んでいる見守りネットワークの構築と実態把握が果たす役割は 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるために重要であり 推進方策を検討する必要がある 民間緊急通報システム事業は 利用者も年々増加しており 今後も継続することが望ましい 高齢者の住み替え支援は 新しい住宅マスタープランにおける施策体系のなかで検討する必要がある 52

57 基本目標 4 世代をこえて受け継がれる良質な住宅ストックの形成 (1) 既存住宅の改善による住宅の質の向上 老朽家屋の不燃化や耐震化は 総じて進捗が悪い状況にあり 各種事業の普及啓発や墨田区耐震補強促進協議会との連携等により 防災性の向上を図る必要がある 耐震 バリアフリー改修促進支援について バリアフリー改修は介護保険制度内の事業としては 助成実績から概ね順調といえる 耐震改修は 災害後に一時的な増加がみられるのみであることから 継続的な普及活動を行い 建物の維持管理の必要性と合わせて耐震化の必要性を啓発する必要がある 住宅修築資金融資あっせん制度については 年度によって申込件数の差異があるものの 問い合わせ等も寄せられているため 資金の不足する区民への支援を継続する必要がある 防災に関する普及啓発については 防災地図の全戸配布などに取り組んでいるが 東日本大震災を契機に区民の防災意識 関心は高まっているため この契機をとらえて意識向上に取り組む必要がある 防犯に関する普及啓発については 犯罪認知件数は横ばいであり 犯罪抑制は維持できているため 引き続き事業を継続する必要がある (2) マンションの維持保全及び建替え 分譲マンションの管理について 相談会は専門家に無料で相談できる窓口として機能を果たしているといえるが すみだマンション管理組合ネットワーク ( すみネット ) については 会員数は伸び悩み セミナー等への参加者数も横ばいの状況にあるため 他の手法も含めた事業実施を検討する必要がある 分譲マンションの維持保全や建替え 改修支援については 概ね順調に事業が進捗しており 今後 老朽化したマンションが増加するなかで 各事業へのニーズも高まることが予想されるため 継続する必要がある (3) 住宅ストックの有効活用 適切な住宅への住み替え支援による住宅ストック有効活用の促進については 中古住宅ストックの流通促進や空き家活用の観点から重要であるため 新しい住宅マスタープランにおける施策体系のなかで検討する必要がある 区民の住生活ニーズの把握と活用に関して マンションに関する詳細な実態を把握するための調査を実施しており 今後も継続的に実施する必要がある 53

58 基本目標 5 人と人とがふれあう良好な住環境の形成 (1) 木造住宅密集地域の改善 不燃化促進事業と連携した住環境づくりは 墨田区基本計画に掲げている目標を達成する見込みであるが 区北部の不燃化率は依然として低い状況にあり 燃えない 壊れないまち の実現に向けて 不燃化 耐震化を促進する仕組みづくりが必要である 老朽建物の建替え促進に関して 細街路拡幅整備事業は 毎年 同程度の申請があり 着実に進捗しているため 住民等に事業の目的を十分説明し 一層の協力を求めていく必要がある (2) 景観に配慮した住環境の整備 墨田区まちづくり条例に基づく区民との協働のまちづくりについて まちづくり登録団体は増えているが 認定団体になるまでの活動には至っていないため 機会を捉えてまちづくりへのさらなる関心を高めていく必要がある 景観条例や地区計画によるまちなみ形成の推進については 景観形成基準に適合する指導 誘導や 地区の課題や特性に応じた地区整備計画の制定を行ってきた 今後も継続して取り組むことが望ましい (3) 環境に配慮した住宅 住環境の形成 緑化や省エネルギー対応の推進について 各事業は概ね順調に進捗しており 今後も積極的に情報収集発信を行い 事業を進めてゆく必要がある 長期優良住宅認定制度については 認定事務を行っているものの活用促進は行っていない しかしながら 今後 中古住宅も認定の対象になることなどを踏まえ ストック活用の観点からも認定制度の活用促進の取り組みを検討する必要がある (4) 地域コミュニティづくり 地域団体や管理組合等による良好な住環境づくりの取組みへの支援について まちづくり登録団体は増えており 今後も継続して取り組むことが望ましい すみネットの活動は一部の意欲的な有志に支えられている現状があり 会員の固定化や高齢化とともに会員数 セミナー参加者ともに伸び悩んでいるため 分譲マンションと地域コミュニティとの関わりについては包括的に検討を行う必要がある 54

59 第 4 章意識調査 1. 区民居住意識等実態調査 (1) 調査概要 調査目的: 区民の 住まい に対する考え方などを明らかにし 住宅政策検討のための基礎資料とする 調査方法: 郵送配布 郵送回収 調査対象: 平成 27 年 9 月 1 日現在 墨田区内に1 年以上居住している 20 歳以上の世帯主 調査時期: 平成 27 年 10 月 9 日 ~10 月 25 日 配布数:2,000 票 回収数:708 票 回収率:35.4% 集計について 回答すべき箇所が回答されていないものは 無回答 として扱う 回答する必要のない箇所及び回答すべき箇所でないところを回答している場合は 非該当 として扱い 集計から除外している 図表中の N は 回答者数( 該当設問での該当者数 ) を示している 設問の構成比は 回答者数( 該当設問での該当者数 ) を基数として百分率 (%) で示している 比率は全て百分率(%) で表し 小数点以下第 2 位を四捨五入して算出しているため 合計が 100% にならない場合がある 複数回答については 回答者数( 該当設問での該当者数 ) を基数として百分率 (%) で示しているため 合計が 100% を超える場合がある 55

60 (2) 結果概要 回答者の属性 1 性別 回答者の性別は 男性 が49.0%( 調査対象者 52.9%) 女性 が49.4%( 調査対象者 47.1%) となっている 性別 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 回答者 調査対象者 男性女性無回答系列 4 2 年齢 回答者の年齢は 40 歳代 60 歳代 70 歳代 が約 18~19% 30 歳代 50 歳代 が約 14% 20 歳代 80 歳以上 が10% 未満となっている 年齢 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 回答者 調査対象者 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳代 80 歳以上 無回答 系列 9 3 家族構成 回答者の家族構成は 単身世帯 が 37.7% 夫婦のみ が 16.2% 夫婦と子ども が 21.3% ひとり親と子ども が11.2% などとなっている 18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯は18.6% 65 歳以上の高齢者がいる世帯は27.1% となっている 家族構成 (N=708) 回答者 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 墨田区 (H22 年国勢調査 ) 単身世帯 夫婦のみ 夫婦と子ども ひとり親と子ども 三世代 兄弟 姉妹 その他 無回答 系列 9 56

61 その他の内容 夫婦と親 ひとり親と子どもと兄弟 姉妹 友人等 子育て世帯と高齢者のいる世帯 (N=708) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 18 歳未満の世帯員のいる世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 7.9 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 歳以上の高齢者のいる世帯 家族の人数 回答者の家族の人数は 1 人 が30.2% 2 人 が25.0% 3 人 が16.1% などとなっている 家族の人数 (N=708) 回答者 墨田区 (H22 年国勢調査 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人以上無回答系列 8 5 身近な親族 ( 親世帯や子世帯 ) 回答者の身近な親族 ( 親世帯や子世帯 ) の住んでいる場所は 一緒に住んでいる が 12.7% 徒歩 5 分以内の場所 が8.3% 墨田区内 が18.2% で 合わせて39.2% が 区内に身近な親族がいると回答している 世帯の型別にみると 高齢者世帯で区内に身近な親族がいる割合は 単身世帯で35.7% 夫婦のみの世帯で44.3% となっている また 子育て世帯で区内に身近な親族がいる割合は 6 歳未満の子どもがいる場合で41.0% 6~18 歳未満の子どもがいる場合で57.9% となっている 身近な親族 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 一緒に住んでいる ( 同居 二世帯住宅等 ) 徒歩 5 分以内の場所 ( 隣居 ) 墨田区内 ( 近居 ) 墨田区外身近な親族はいない無回答

62 世帯の型別の身近な親族 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 一緒に住んでいる ( 同居 二世帯住宅等 ) 徒歩 5 分以内の場所 ( 隣居 ) 墨田区内 ( 近居 ) 身近な親族はいない 墨田区外 無回答 6 世帯年収 回答者の世帯年収は なし が13.0% と最も多く 次いで 700~1000 万円未満 が12.6% 550~700 万円未満 が9.2% 200~300 万円未満 が8.6% 100~200 万円未満 が7.9% などとなっている 200 万円未満の割合は 合わせて25.3% となっている 世帯年収 (N=708) 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% なし 万円未満 ~200 万円未満 ~300 万円未満 ~350 万円未満 ~400 万円未満 ~450 万円未満 ~500 万円未満 ~550 万円未満 ~700 万円未満 ~1000 万円未満 ~1500 万円未満 ~2000 万円未満 万円以上 1.0 無回答

63 7 地域 回答者が住んでいる地域は 堤通 墨田 八広地域 が約 24% 向島 京島 押上地域 が約 18% 吾妻橋 本所 両国地域 業平 錦糸 江東橋地域 が約 16% 東墨田 立花 文花地域 緑 立川 菊川地域 が約 12% となっている 地域 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 回答者 調査対象者 堤通 墨田 八広地域 向島 京島 押上地域 東墨田 立花 文花地域 吾妻橋 本所 両国地域 業平 錦糸 江東橋地域 緑 立川 菊川地域 無回答 系列 8 59

64 現在の住まい 地域コミュニティ 1 住宅の種類 住宅の種類をみると 項目別では 民間の借家 : アパートや賃貸マンション が最も多く26.1% となっている また 持ち家 : 一戸建て は新築と中古を合わせて28.6%( 新築 18.4% 中古 10.2%) 持ち家: 分譲マンション は新築と中古を合わせて27.4%( 新築 18.8% 中古 8.6%) となっている 世帯の型別にみると 高齢者世帯では一戸建ての割合が多く 高齢者のいない単身世帯や夫婦のみの世帯では民間の借家の割合が多くなっている 子育て世帯では 6 歳未満の子どもがいる場合は 民間の借家 : アパートや賃貸マンション が多く 6~18 歳未満の子どもがいる場合は 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家: 一戸建 ( 新築 ) の割合が多くなっている 住宅の種類 (N=708) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て 1.7 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 26.1 区営住宅や都営住宅 7.1 UR 公社賃貸住宅 都民住宅 区民住宅 3.1 シルバーピア 高齢者個室借上げ住宅 0.0 高齢者向け住宅 0.1 社宅や会社の寮 1.4 間借り シェアハウス 1.3 その他 2.4 無回答 0.8 その他の内容 家族所有のマンション 自己所有のマンション 持ち家: 長屋建て 特養入居中で自分の住居無し等 60

65 世帯の型別の住宅の種類 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 40~64 歳の単身世帯 65 歳以上の単身世帯 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯その他 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的借家その他無回答 2 住宅の構造 構造をみると 木造 が22.3% 木造以外 が74.7% となっている 構造 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 木造 22.3 木造以外 ( 鉄骨造や鉄筋コンクリート造等 ) 74.7 無回答

66 3 住宅の広さ 住宅の広さをみると 50~69m2 が25.8% と最も多く 次いで 30~49m2 が20.9% 70 ~99m2 が17.1% となっている また 29m2以下 は15.5% となっている 世帯の型別にみると 6~18 歳未満の子どもがいる子育て世帯では 70~99m2 6 歳未満の子どもがいる子育て世帯では 50~69m2 が最も多く 単身世帯では年代によって最も多い面積が異なっているが 夫婦世帯では 50~69m2 が最も多くなっている 住宅の広さ (N=708) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 29 m2以下 ~49 m ~69 m ~99 m ~149 m m2以上 3.1 無回答 10.5 世帯の型別の住宅の広さ (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 m2以下 30~49 m2 50~69 m2 70~99 m2 100~149 m2 150 m2以上無回答 62

67 4 間取り 間取りをみると 3LDK が19.8% と最も多く 次いで 2DK が11.7% 2LDK が10.6% 3DK が9.6% となっている また ワンルーム は4.5% 1K は9.5% で 合わせて14.0% となっている 住宅の広さ別にみると 29m2以下ではワンルームと1K 30~49m2では2DK 50~69m2では 2LDK 3DK 3LDK 70~99m2では3LDKの割合がそれぞれ多くなっている 住宅の種類別にみると 新築の分譲マンションでは3LDKの割合が多い一方 中古の分譲マンションでは2LDKの割合が多くなっている 世帯の型別にみると 6~18 歳未満の子どもがいる子育て世帯では3LDKの割合が多く 6 歳未満の子どもがいる子育て世帯では 3LDKと2LDKの割合が多くなっている また 高齢単身世帯で3LDK 以上の住宅に住んでいる割合は2 割を超えている 間取り (N=708) 0% 5% 10% 15% 20% 25% ワンルーム 1K DK 5.2 1LDK 3.8 2K 3.8 2DK LDK DK 9.6 3LDK DK 5.2 4LDK 5.9 5DK 1.3 5LDK 以上 3.7 その他 2.0 無回答 3.4 その他の内容 1LDKS 2LDK+S 3SLDK 5LDK 等 63

68 住宅の広さ別の間取り (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% m2以下 ~49m ~69m ~99m ~149m m2以上 ワンルーム 1K 1DK 1LDK 2K 2DK 2LDK 3DK 3LDK 4DK 4LDK 5DK 5LDK 以上 その他 無回答 系列 16 住宅の種類別の間取り (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的借家 4.2 その他 ワンルーム 1K 1DK 1LDK 2K 2DK 2LDK 3DK 3LDK 4DK 4LDK 5DK 5LDK 以上 その他 無回答 系列 16 64

69 世帯の型別の間取り (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 65 歳以上の単身世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ワンルーム 1K 1DK 1LDK 2K 2DK 2LDK 3DK 3LDK 4DK 4LDK 5DK 5LDK 以上 その他 無回答 系列 建築時期 建築時期をみると 平成 3~12 年 が最も多く 17.8% となっている また 昭和 55 年以前の建築は 合わせて27.4% となっている 建築時期 (N=708) 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 20% 昭和 45 年以前昭和 46 年 ~55 年 昭和 56 年 ~ 平成 2 年 13.6 平成 3 年 ~12 年 17.8 平成 13 年 ~17 年 11.6 平成 18 年 ~22 年 10.3 平成 23 年以降 10.3 わからない 7.3 無回答

70 6 月々の住居費 月々の住居費をみると 10~15 万円未満 が18.4% と最も多い一方 2 万円未満 も 17.4% となっている 住宅の種類別にみると 持ち家の一戸建てでは2 万円未満の割合が多くなっている 新築の分譲マンションでは10~15 万円未満 中古の分譲マンションでは2~4 万円未満が多く 民間の借家は約 6~15 万円未満の範囲に分布している 世帯の型別にみると 高齢者世帯では2 万円未満や2~4 万円未満の割合が多い一方 子育て世帯では10~15 万円の割合が最も多くなっている 月々の住居費 (N=708) 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 20% 2 万円未満 ~4 万円未満 ~6 万円未満 6.5 6~8 万円未満 ~10 万円未満 万円 ~15 万円未満 ~20 万円未満 ~25 万円未満 万円以上 1.7 無回答 11.6 住宅の種類別の月々の住居費 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的借家 その他 万円未満 2~4 万円未満 4~6 万円未満 6~8 万円未満 8~10 万円未満 10 万円 ~15 万円未満 15~20 万円未満 20~25 万円未満 25 万円以上無回答系列 11 66

71 世帯の型別の月々の住居費 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 万円未満 2~4 万円未満 4~6 万円未満 6~8 万円未満 8~10 万円未満 10 万円 ~15 万円未満 15~20 万円未満 20~25 万円未満 25 万円以上 無回答 系列 11 7 町会 自治会への加入状況 町会 自治会への加入状況をみると 加入している は 62.9% 加入していない は 36.3% となっている 住宅の種類別にみると 持ち家の一戸建てでは加入率が9 割を超えており 持ち家の分譲マンションでは7 割程度となっている 一方 民営の借家では加入率が低く アパートや賃貸マンションでは20.0% となっている 町会 自治会への加入状況 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 加入している 62.9 加入していない 36.3 無回答

72 住宅の種類別の町会 自治会への加入状況 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的借家 その他 加入している加入していない無回答系列 4 8 町会 自治会へ加入しない理由 町会 自治会へ加入しない理由は 集合住宅に住んでいるため が39.3% と最も多く 次いで 加入の仕方がわからないため が 37.0% 町会 自治会からの勧誘がないため が 35.4% などとなっている 町会 自治会へ加入しない理由 (N=257 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 加入の仕方がわからないため 37.0 活動に参加したくない 時間をさけないため 25.3 町会 自治会からの勧誘がないため 35.4 会費を負担に感じるため 11.7 活動内容が分からないため 25.3 馴染めるか不安を感じるため 12.8 入るメリットを感じないため 21.4 一度加入すると退会できない印象があるため 8.9 集合住宅に住んでいるため 39.3 現在の住宅に長く住む考えがないため 19.5 その他 5.8 無回答 1.9 その他の内容 個人的に加入したくない 親が参加しているため 年を取っているため 他の活動の役員を2 件もっているため 町会からマンション独自の町会にしたが 運営に行きづまり解散等 68

73 住宅 住環境に関する満足度 1 住宅の満足度 総合的な住宅の満足度は 満足 と やや満足 の合計が65.1% となっており 前回調査と比べ約 8ポイントの増加がみられる 項目別では 住宅の広さ (68.8%) 部屋の数 間取り (65.2%) 日当たり 風通し (69.5%) 台所 浴室 トイレ等の設備 (65.9%) の満足度が高く 省エネ性能 (39.9%) の満足度が低くなっている 前回調査と比べると 全ての項目で満足度が増加しており 部屋の数 間取り 住宅ローンや家賃 は約 8~9ポイントの大きな増加がみられるものの 老朽度 は約 2ポイントの増加にとどまっている 住宅の満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 住宅の広さ H27 H 部屋の数 間取り H27 H 日当たり 風通し H H 台所 浴室 トイレ等の設備 H H 老朽度 H H 防犯対策 H H バリアフリー設備 H H21 8 省エネ性能 H H 住宅ローンや家賃 H H 総合的な住宅の満足度 H H 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 69

74 2 部屋の数 間取りの満足度 住宅に関する満足度のうち 部屋の数 間取りについてみると 2LDK 以上の間取りでは満足度が高く 7 割以上となっている 世帯の型別にみると 子育て世帯では満足度が低く 6 歳未満の子どもがいる場合は60.7% 6~18 歳未満の子どもがいる場合は54.0% となっている 間取り別の部屋の数 間取りに関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ワンルーム K DK LDK K DK LDK DK LDK DK LDK DK LDK 以上 その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 世帯の型別の部屋の数 間取りに関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 70

75 3 住宅ローン 家賃の満足度 住宅に関する満足度のうち 住宅ローンや家賃についてみると 月々の住居費が安くなるほど 概ね満足度が高くなるものの 6~8 万円未満では不満の割合が17.9% と多く 公営住宅の家賃以上の層で 月々の住居費を負担に感じている割合が多くなっている 世帯の型別にみると 高齢者のいない夫婦のみの世帯や 6~18 歳未満の子どもがいる子育て世帯で満足度が低くなっている 月々の住居費別の住宅ローン 家賃に関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2 万円未満 ~4 万円未満 ~6 万円未満 ~8 万円未満 ~10 万円未満 万円 ~15 万円未満 ~20 万円未満 ~25 万円未満 万円以上 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 世帯の型別の住宅ローン 家賃に関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 71

76 4 住環境の満足度 総合的な住環境の満足度は 満足 と やや満足 の合計が74.9% となっており 前回調査と比べ約 5ポイントの増加がみられる 項目別では 病院や福祉施設の利便性 (72.4%) 買い物などの日常生活の利便性 (80.1%) 交通環境の良さ (81.4%) の満足度が高く 子育てや教育施設の利便性 (63.4%) 景観やまちなみ まちの雰囲気 (64.0%) 地震や水害など災害対策の良さ (46.4%) の満足度が低くなっている 前回調査と比べると ほとんどの項目で満足度が増加しており 景観やまちなみ まちの雰囲気 は約 8ポイントの増加がみられる一方 地震や水害など災害対策の良さ は約 2ポイントの減少となっている 住環境の満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 11 近所づきあいや地域との交流 H27 H 子育てや教育施設の利便性 H27 H 病院や福祉施設の利便性 H H 買い物など日常生活の利便性 H H 交通環境の良さ H H 緑や公園など環境の良さ H H 景観やまちなみ まちの雰囲気 H H 地震や水害など災害対策の良さ H H 治安の良さ H H 総合的な住環境の満足度 H H 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 72

77 5 子育てや教育施設の利便性に関する満足度 住環境に関する満足度のうち 子育てや教育施設の利便性についてみると いずれの地域でも 6 割以上の満足度となっている 世帯の型別にみると 子育て世帯で満足度が高く 6 歳未満の子どもがいる場合は71.4% 6 ~18 歳未満の子どもがいる場合は 78.9% となっている 地域別の子育てや教育施設の利便性に関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 堤通 墨田 八広地域 向島 京島 押上地域 東墨田 立花 文花地域 吾妻橋 本所 両国地域 業平 錦糸 江東橋地域 緑 立川 菊川地域 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 世帯の型の子育てや教育施設の利便性に関する満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 73

78 6 総合的な満足度 総合的な住宅の満足度は 世帯別にみても約 7 割以上となっているが 高齢者の単身世帯や6 ~18 歳未満の子どもがいる子育て世帯では満足度が低く 約 6 割となっている 総合的な住環境の満足度は どの世帯でも約 7 割以上と高く 特に高齢者のいない単身世帯や高齢夫婦世帯 6 歳未満の子どものいる子育て世帯などで満足度が高くなっている 世帯の型別の総合的な住宅の満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 40~64 歳の単身世帯 65 歳以上の単身世帯 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 世帯の型別の総合的な住環境の満足度 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯その他 満足やや満足やや不満足不満無回答系列 6 74

79 7 負担に感じていること 現在の住まいに関して負担に感じていることは 特にない が 33.6% となっている一方 家賃や住宅ローンの支払い が29.4% 修繕など住宅の維持管理 が24.4% と 住居費や住宅の維持保全を負担に感じている割合が多くなっている 負担に感じていること (N=708 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 家賃や住宅ローンの支払い家や庭の清掃修繕など住宅の維持管理設備が古いため家事の負担が大きい住宅に段差があり移動が大変近所付き合いが大変町会や自治会 マンション管理組合などの活動その他特にない無回答 その他の内容 更新時の費用負担 固定資産税が高い 階段で段差が高く買い物をした時など重い荷物をもって登るのが大変 駅からの距離 公共交通機関がよくない ねこのフン害 隣にマンションが建ち 住環境が悪化 外国人入居者との文化の違いによる住環境等 75

80 8 専門家や行政等に相談したいこと 専門家や行政等に相談したいことは 特にない が62.3% を占めているものの 住まいのリフォーム が9.5% 耐震診断や耐震改修の方法 が7.8% など住宅の維持保全や改修工事について支援を希望する意見がみられる 専門家や行政等に相談したいこと (N=708 複数回答) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% ローンの返済方法など住居費の軽減策住まいのリフォーム耐震診断や耐震改修の方法住宅購入や売却時の物件評価賃貸住宅の退去や更新時の費用の妥当性賃貸住宅経営のノウハウ信頼できる建設業者の紹介その他特にない無回答 その他の内容 この地域は地震によって液状化するか 老朽化した分譲マンションの建て替え 大規模修繕や防災対策など マンションへの支援施策について 緑の増やし方( 敷地が少ない中でどのように緑を保全するか ) 区営住宅や都営住宅への入居等 76

81 住み替え 1 住み替え経験 過去 5 年以内に 住み替えたことがある と回答した割合は26.7% で 住み替えたことはない と回答した割合は68.9% となっている 年齢別にみると 20 歳代 30 歳代で過去 5 年以内に住み替えた割合が多く それぞれ76.3% 67.6% となっている また 70 歳代でも10.5% が過去 5 年以内に住み替えを行っている 世帯の型別にみると 40 歳未満の単身世帯と6 歳未満の子どもがいる子育て世帯で 過去 5 年以内に住み替えた割合が6 割を超えている 過去 5 年以内の住み替え経験 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 住み替えたことがある 26.7 住み替えたことはない 68.9 無回答 4.4 年齢別の過去 5 年以内の住み替え経験 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20 歳代 歳代 歳代 歳代 歳代 歳代 歳以上 住み替えたことがある住み替えたことはない無回答系列 4 世帯の型別の過去 5 年以内の住み替え経験 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 住み替えたことがある住み替えたことはない無回答系列 4 77

82 2 住み替え前の居住地 過去 5 年以内に 住み替えたことがある と回答したものについて 住み替え前の居住地は 墨 田区内 が 45.5% と最も多く 次いで 東京都外 が 25.4% となっている 住み替え前の居住地 (N=189) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 墨田区内都心区 ( 中央区 千代田区 港区 ) 隣接区 ( 足立 荒川 江戸川 葛飾 江東 台東 ) その他の23 区内東京都内 (23 区を除く ) 東京都外無回答 東京都外の内容 千葉県(36.1%) 埼玉県(27.8%) 神奈川県(22.2%) 福岡県(8.3%) 海外(5.6%) 等 78

83 3 住み替えたきっかけ 過去 5 年以内に 住み替えたことがある と回答したものについて 住み替えたきっかけは 持ち家の購入など住宅のステップアップのため が20.1% 自分の勤務 通学先が変わったため が18.0% などとなっている 世帯の型別にみると 子育て世帯では 持ち家の購入など住宅のステップアップのため や 住んでいた家が手狭になったため などの割合が多くなっている 住み替えたきっかけ (N=189 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 自分の勤務 通学先が変わったため同居している家族の通勤 通学先が変わったため結婚したため介護などにより家族と同居 近居するため住んでいた家が手狭になったため持ち家の購入など住宅のステップアップのため住居費の負担を減らすため建替えなどにより退去を求められたため墨田区に魅力を感じたためその他無回答 墨田区に魅力を感じたため の具体的な内容 勤務先に近い スカイツリーに近い 浅草に近い 活気あるまちだから 近くの保育園に空きがあったから 入園しやすいと聞いたから等 その他の内容 通勤時間を短くするため 空き巣にあったため 治安に不安を感じ騒音等もあり転居することに 申し込んでいた都営住宅が当選したため 子どもが産まれたため( 保育園への入りやすさ等 ) 家主とのトラブルのため 上階がうるさい ペットを飼うため 都市再開発で引っ越しせざるを得なかったため 何となく等 79

84 80 世帯の型別の住み替えたきっかけ (N=189 複数回答 ) 自分の勤務 通学先が変わったため同居している家族の通勤 通学先が変わったため結婚したため介護などにより家族と同居 近居するため住んでいた家が手狭になったため持ち家の購入など住宅のステップアップのため住居費の負担を減らすため建替えなどにより退去を求められたため墨田区に魅力を感じたためその他総数 18.0% 2.6% 13.8% 4.2% 14.8% 20.1% 10.6% 5.3% 4.2% 25.4% 40 歳未満の単身世帯 34.0% 2.1% 0.0% 2.1% 10.6% 10.6% 4.3% 6.4% 8.5% 31.9% 40~64 歳の単身世帯 28.6% 0.0% 0.0% 0.0% 8.6% 11.4% 8.6% 2.9% 2.9% 34.3% 65 歳以上の単身世帯 11.1% 0.0% 0.0% 11.1% 0.0% 0.0% 33.3% 22.2% 0.0% 22.2% 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 6.9% 6.9% 58.6% 0.0% 13.8% 13.8% 6.9% 0.0% 3.4% 6.9% 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 0.0% 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 50.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 8.3% 2.8% 22.2% 2.8% 33.3% 52.8% 13.9% 0.0% 2.8% 13.9% 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 0.0% 7.7% 0.0% 0.0% 23.1% 23.1% 23.1% 7.7% 0.0% 38.5% その他 11.1% 0.0% 0.0% 22.2% 5.6% 11.1% 11.1% 16.7% 5.6% 38.9% 4 住み替え意向 現在の住まいにこれからも 住み続けたい と回答した割合は 55.1% で 住み替えたい と回答した割合は 23.0% となっている また わからない は 18.8% となっている 年齢別にみると 20 歳代 30 歳代で 住み替えたい と回答した割合が多く それぞれ 42.1% 43.1% となっている 世帯の型別にみると 40 歳未満の単身世帯 6 歳未満の子どもがいる子育て世帯で 住み替えたい と回答した割合が多く それぞれ 44.1% 33.9% となっている 住宅の種類別にみると 持ち家の一戸建てで 住み続けたい と回答した割合は約 7 割 持ち家の分譲マンションで 住み続けたい と回答した割合は約 6 割となっている一方 民間の借家では 住み替えたい と回答した割合が多く アパートや賃貸マンションでは 41.6% となっている 住み替え意向 (N=708) % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 住み続けたい住み替えたいわからない無回答

85 年齢別の住み替え意向 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20 歳代 歳代 歳代 歳代 歳代 歳代 歳以上 住み続けたい住み替えたいわからない無回答系列 5 世帯の型別の住み替え意向 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 40 歳未満の単身世帯 ~64 歳の単身世帯 歳以上の単身世帯 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 ~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 その他 住み続けたい住み替えたいわからない無回答系列 5 住宅の種類別の住み替え意向 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 民間の借家 : 一戸建て 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的借家 その他 住み続けたい住み替えたいわからない無回答系列 5 81

86 5 住み続けたい理由 現在の住まいにこれからも 住み続けたい と回答したものについて 住み続けたい理由は 転居する理由がないため が 61.8% と最も多く 次いで 買い物や娯楽などに便利なため が 46.2% 通勤 通学に便利なため が45.1% 日当たり 風通しが良いため が41.3% 住宅の広さや間取りに満足しているため が29.0% などとなっている 世帯の型別にみると 子育て世帯では 通勤 通学に便利なため の割合が多く 6~18 歳未満の子どもがいる場合では 買い物や娯楽などに便利なため の割合も多くなっている 住み続けたい理由 (N=390 複数回答) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 通勤 通学に便利なため買い物や娯楽などに便利なため子育てや子どもの教育に適しているため仕事や商売の都合のため日当たり 風通しが良いため医療 介護施設の利便が良いため住居費が安いためバリアフリー設備が充実しているため住宅の広さや間取りに満足しているためご近所つきあいが良好なため親や子どもが同居または近くに住んでいるため治安が良いため地震や水害などの対策が十分であるため騒音等が少ないため転居する理由がないため墨田区に魅力 愛着があるためその他無回答 墨田区に魅力 愛着がある の具体的な内容 生まれ育った所であり 住みやすい 交通の便の良い事 都心より物価が多少安く生活しやすい 便利で治安も良いし住みやすいため 下町らしさ 歴史の深さ 隅田川花火大会が見える 親水公園とスカイツリー等 その他の内容 住みなれた自分の土地 家だから 大家さんがいい人で安心して住める 日当たりと音以外 環境に満足等 82

87 83 世帯の型別の住み続けたい理由 (N=390 複数回答 ) 通勤 通学に便利なため買い物や娯楽などに便利なため子育てや子どもの教育に適しているため仕事や商売の都合のため日当たり 風通しが良いため医療 介護施設の利便が良いため住居費が安いためバリアフリー設備が充実しているため住宅の広さや間取りに満足しているためご近所つきあいが良好なため親や子どもが同居または近くに住んでいるため治安が良いため地震や水害などの対策が十分であるため騒音等が少ないため転居する理由がないため墨田区に魅力 愛着があるためその他総数 45.1% 46.2% 8.5% 15.9% 41.3% 20.3% 16.9% 4.1% 29.0% 18.5% 20.5% 21.3% 4.4% 20.0% 61.8% 22.1% 3.1% 40 歳未満の単身世帯 85.7% 57.1% 4.8% 4.8% 19.0% 4.8% 19.0% 0.0% 23.8% 0.0% 4.8% 23.8% 4.8% 33.3% 28.6% 4.8% 0.0% 40~64 歳の単身世帯 54.7% 39.6% 0.0% 15.1% 37.7% 20.8% 18.9% 1.9% 28.3% 7.5% 15.1% 17.0% 1.9% 28.3% 54.7% 26.4% 7.5% 65 歳以上の単身世帯 14.8% 40.7% 1.9% 9.3% 50.0% 22.2% 31.5% 7.4% 33.3% 18.5% 14.8% 20.4% 9.3% 22.2% 63.0% 16.7% 7.4% 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 47.4% 44.7% 0.0% 18.4% 28.9% 15.8% 2.6% 0.0% 34.2% 10.5% 21.1% 21.1% 0.0% 15.8% 50.0% 21.1% 2.6% 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 12.5% 37.5% 0.0% 15.6% 43.8% 28.1% 21.9% 6.3% 34.4% 25.0% 15.6% 21.9% 3.1% 21.9% 75.0% 25.0% 3.1% 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 88.0% 48.0% 48.0% 20.0% 52.0% 12.0% 16.0% 8.0% 32.0% 16.0% 36.0% 16.0% 4.0% 16.0% 64.0% 12.0% 4.0% 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 73.7% 57.9% 42.1% 21.1% 44.7% 23.7% 15.8% 2.6% 21.1% 21.1% 31.6% 21.1% 5.3% 15.8% 55.3% 28.9% 0.0% その他 38.0% 48.1% 2.3% 17.8% 42.6% 21.7% 13.2% 4.7% 27.1% 26.4% 22.5% 24.0% 4.7% 16.3% 71.3% 24.8% 0.8%

88 6 住み替えたい理由 現在の住まいから 住み替えたい と回答したものについて 住み替えたい理由は 住宅の面積が狭いため が34.4% と最も多く 次いで 建物が古い 傷んでいるため が31.3% 住居費が高いため が28.8% などとなっている 世帯の型別にみると 高齢者世帯以外では 住宅の面積が狭いため の割合が多く また 単身世帯や6~18 歳未満の子どもがいる子育て世帯では 住居費が高いため の割合が多くなっている 住み替えたい理由 (N=163 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 通勤 通学に不便なため買い物や娯楽施設などに不便なため子育てや子どもの教育に適していないため建物が古い 傷んでいるため日当たり 風通しが悪いため医療 介護施設が不便なため住居費が高いためバリアフリー設備が不足しているため住宅の面積が広いため住宅の面積が狭いため親や子どもと同居または近くに住むため治安や防犯に対する不安があるため地震や水害などの対策が不十分であるため騒音等があり 居住環境が悪いため現在の場所では建替えや改修が困難なため更新時に賃料引き上げなどの不安があるため高齢者向け住宅 施設に転居したいため他の地域に魅力 愛着を感じるためその他無回答 他の地域に魅力 愛着を感じる の具体的な内容 高層ビルがない所に住みたい 長年住んだ地元へ帰りたいため等 その他の内容 家族が増えて手狭に感じるため いずれは一戸建かマンションを購入したい 集合住宅のため 人間関係がむずかしい ふれ合える緑が少ないため 夜間の騒音がうるさい ふるさとに戻りたい 色々な街に住んでみたい等 84

89 85 世帯の型別の住み替えたい理由 (N=163 複数回答 ) 通勤 通学に不便なため買い物や娯楽施設などに不便なため子育てや子どもの教育に適していないため建物が古い 傷んでいるため日当たり 風通しが悪いため医療 介護施設が不便なため住居費が高いためバリアフリー設備が不足しているため住宅の面積が広いため住宅の面積が狭いため親や子どもと同居または近くに住むため治安や防犯に対する不安があるため地震や水害などの対策が不十分であるため騒音等があり 居住環境が悪いため現在の場所では建替えや改修が困難なため更新時に賃料引き上げなどの不安があるため高齢者向け住宅 施設に転居したいため他の地域に魅力 愛着を感じるためその他総数 6.1% 6.7% 7.4% 31.3% 19.0% 3.1% 28.8% 3.7% 3.1% 34.4% 3.7% 8.0% 12.9% 19.0% 9.2% 6.7% 10.4% 2.5% 16.6% 40 歳未満の単身世帯 23.3% 6.7% 3.3% 6.7% 16.7% 0.0% 36.7% 0.0% 3.3% 26.7% 6.7% 6.7% 6.7% 20.0% 0.0% 3.3% 0.0% 10.0% 13.3% 40~64 歳の単身世帯 3.4% 13.8% 3.4% 27.6% 27.6% 0.0% 34.5% 3.4% 0.0% 34.5% 10.3% 13.8% 24.1% 31.0% 6.9% 6.9% 13.8% 0.0% 13.8% 65 歳以上の単身世帯 11.1% 22.2% 0.0% 44.4% 33.3% 11.1% 22.2% 11.1% 11.1% 22.2% 0.0% 22.2% 11.1% 11.1% 0.0% 11.1% 55.6% 0.0% 0.0% 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 0.0% 5.3% 21.1% 42.1% 31.6% 10.5% 42.1% 5.3% 0.0% 57.9% 0.0% 10.5% 15.8% 21.1% 15.8% 5.3% 0.0% 5.3% 26.3% 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 0.0% 0.0% 0.0% 60.0% 0.0% 20.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 40.0% 20.0% 40.0% 0.0% 20.0% 0.0% 40.0% 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 5.3% 0.0% 26.3% 21.1% 10.5% 0.0% 26.3% 0.0% 0.0% 63.2% 0.0% 0.0% 0.0% 15.8% 10.5% 5.3% 0.0% 0.0% 15.8% 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 0.0% 4.8% 4.8% 28.6% 9.5% 0.0% 33.3% 9.5% 4.8% 33.3% 0.0% 9.5% 4.8% 4.8% 4.8% 9.5% 0.0% 0.0% 9.5% その他 0.0% 3.2% 0.0% 51.6% 16.1% 3.2% 12.9% 3.2% 6.5% 19.4% 3.2% 3.2% 16.1% 19.4% 16.1% 9.7% 22.6% 0.0% 22.6% 7 住み替え先の候補 現在の住まいから 住み替えたい と回答したものについて 住み替え先の候補は 墨田区内 が 47.2% と最も多く 次いで 隣接区 が 16.0% 東京都外 が 13.5% などとなっている 住み替え先の候補 (N=163) % 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 墨田区内都心区 ( 千代田区 中央区 港区 ) 隣接区 ( 足立 荒川 江戸川 葛飾 江東 台東 ) その他の 23 区内東京都内 (23 区を除く ) 東京都外無回答 東京都外の内容 千葉県 (60.0%) 長野県 (40.0%) 等

90 住宅の維持保全 防災 防犯 環境対策 1 建替え 売却 リフォーム 修繕等の希望 持ち家に住んでいる人の建替え 売却 リフォーム 修繕等の希望は 特に希望はない が 52.8% となっている一方 傷んでいる箇所を修理 補修したい が24.0% 建替えをしたい 大規模なリフォームをしたい がそれぞれ5.8% などとなっている 建築時期別にみると 平成 2 年以前に建築されたものでは 約 5 割が建替え 売却 リフォーム 修繕等を実施したいと回答している 建替え 売却 リフォーム 修繕等の希望 (N=396) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 建替えをしたい増築をしたい大規模なリフォームをしたい傷んでいる箇所を修理 補修したい土地 建物を売却したい特に希望はないその他無回答 その他の内容 減築をしたい 先の方向性が定まっていない 修繕箇所はたくさんあるが 老齢のため後何年生活できるかわからない等 建築時期別の建替え 売却 リフォーム 修繕等の希望 (N=396) 昭和 45 年以前 昭和 46 年 ~55 年 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 昭和 56 年 ~ 平成 2 年 平成 3 年 ~12 年 平成 13 年 ~17 年 平成 18 年 ~22 年 平成 23 年以降 わからない 建替えをしたい増築をしたい大規模なリフォームをしたい 傷んでいる箇所を修理 補修したい 土地 建物を売却したい 特に希望はない その他 無回答 系列 9 86

91 2 建替え 売却 リフォーム 修繕等を希望する理由 建替え 売却 リフォーム 修繕等を希望する理由は 老朽化しているため が38.5% と最も多く 自分の生活様式にあわせるため 建物に損傷や欠陥があったため がそれぞれ 15.0% となっている 建替え 売却 リフォーム 修繕等を希望する理由 (N=187 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 老朽化しているため災害に備えて安全性を高めるため狭い 間取りが悪いため段差などの障害物をなくすため家族構成が変わったため自分の生活様式にあわせるため建物に損傷や欠陥があったため資産価値を高めるためお金に困っているためその他無回答 建替え 売却 リフォーム 修繕等を実施する際の課題 建替え 売却 リフォーム 修繕等を実施する際の課題は 資金面で問題がある が50.3% と最も多く そのほか 知識や情報が不足している が17.6% 加齢などにより実施する体力がない が15.5% 身近に相談できる業者がいない が12.8% などとなっている 建替え 売却 リフォーム 修繕等を実施する際の課題 (N=187 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 55% 資金面で問題がある身近に相談できる業者がいない周辺との調整がうまくいかない敷地が狭く希望する建物が建たない法的制限にあわせるのが困難である工事中の仮住居 店舗の確保が困難である加齢などにより実施する体力がない知識や情報が不足しているその他特にない無回答 その他の内容 分譲マンションだから出来ない 相続問題等 87

92 4 耐震診断 耐震改修の実施状況 耐震診断 耐震改修の実施状況は 住宅が新しく 耐震診断 耐震改修は必要ない が 23.2% で 耐震改修を実施した 耐震診断を実施して問題がなかった と合わせて33.2% となっている また 耐震診断を実施したいと思っているが なかなかできない は13.8% となっている 耐震診断 耐震改修の実施状況 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 耐震改修を実施した耐震診断を実施して問題がなかった耐震診断を実施して問題があったが耐震改修は実施していない耐震診断を実施したい耐震診断を実施したいと思っているが なかなかできない耐震診断 耐震改修には関心がない住宅が新しく 耐震診断 耐震改修は必要ないその他無回答 その他の内容 マンションのため組合判断 賃貸なので分らない等 5 耐震診断 耐震改修を実施するうえでの問題点 耐震診断 耐震改修を実施するうえで ( 又は実施した際 ) の問題点は 資金がない が最も多く 次いで 賃貸住宅なのでできない 知識や情報が不足している の順となっている 耐震診断を実施するうえでの問題点 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 資金がない賃貸住宅なのでできない知識や情報が不足している身近に相談できる専門家や業者がいないその他特になし無回答

93 耐震改修を実施するうえでの問題点 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 資金がない賃貸住宅なのでできない知識や情報が不足している身近に相談できる専門家や業者がいないその他特になし無回答 その他の内容 高齢なので診断してもどうにもならない マンションの資金が少ない等 6 防犯対策 現在の住まいの防犯対策は 特に何もしていない が31.8% と最も多い一方で 防犯設備を設置している が27.5% 防犯に対して高い意識を持つようにしている が21.2% などとなっている 地域で防犯活動をしている は7.5% と少ない 防犯対策 (N=708 複数回答 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 防犯設備を設置している地域で防犯活動をしている情報を得られるようにしている防犯に対して高い意識を持つようにしているその他特に何もしていない無回答 その他の内容 集合住宅のためオートロック 防犯カメラ マンションの防犯対策にゆだねている 防犯シャッターの設置 活用 昼間は管理人がいるので安心等 89

94 7 環境に配慮した住まいづくり 環境に配慮した住まいづくりの取り組みとして重要だと思うものは 二重サッシや複層ガラス等の省エネ窓 が24.9% と最も多く 次いで 空調や給湯等の設備の省エネ性 が22.6% 住宅の長寿命化 維持保全 が22.5% 外壁等の断熱性 が21.0% 節電の取組み が 20.8% 再生可能エネルギーの利用 が20.1% などとなっている 環境に配慮した住まいづくりの取り組みとして重要なもの (N=708 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 外壁等の断熱性二重サッシや複層ガラス等の省エネ窓空調や給湯等の設備の省エネ性再生可能エネルギーの利用 ( 太陽光 太陽熱等 ) 自然光の積極利用雨水利用蓄電システムの導入住宅の長寿命化 維持保全緑化節電の取組みごみの減量自転車の積極利用カーシェアリング無回答

95 高齢者 障害者のための住まい 1 高齢期に希望する住まい 高齢期に希望する住まいは 在宅サービスを受けながら自宅で暮らしたい が57.3% と最も多く 次いで 介護付き住宅など高齢者向けの住宅に住み替えて暮らしたい が25.6% 子どもや親族と同居 近居して暮らしたい が22.0% などとなっている 前回調査と比べると 概ね同様の傾向となっているものの 介護付き住宅など高齢者向けの住宅に住み替えて暮らしたい の割合が若干増加している 年齢別にみると 50 歳代以上では 自宅で暮らしたい の割合が約 6 割を超えている一方 20 歳代 30 歳代では 自宅で暮らしたい の割合が50 歳代以上と比べて低く 代わりに 子どもや親族と同居 近居して暮らしたい や 高齢者向けの住宅に住み替えて暮らしたい の割合が多くなっている 住宅の種類別にみると 持ち家の場合は 自宅で暮らしたい の割合が多くなっている また 分譲マンションやアパート 賃貸マンションなどの共同住宅の場合は 高齢者向けの住宅に住み替えて暮らしたい の割合が多くなっている 高齢期に希望する住まい (N=708 複数回答) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 在宅サービスを受けながら自宅で暮らしたい 子どもや親族と同居 近居して暮らしたい 介護付き住宅など高齢者向けの住宅に住み替えて暮らしたい ( サービス付き高齢者向け住宅等 ) 老人ホームなど高齢者向けの施設で暮らしたい その他 H27 H21 系列 3 その他の内容 高齢者だけでなく 多様な世代が入ったシェアハウス的なところ まだ考えていない等 91

96 年齢別の高齢期に希望する住まい (N=708 複数回答 ) 在宅サービスを受けながら自宅で暮らしたい 子どもや親族介護付き住宅と同居 近居しなど高齢者向て暮らしたいけの住宅に住み替えて暮らしたい 老人ホームなど高齢者向けの施設で暮らしたい その他 総数 57.3% 22.0% 25.6% 17.5% 2.1% 20 歳代 44.7% 26.3% 26.3% 15.8% 0.0% 30 歳代 42.2% 29.4% 34.3% 15.7% 2.0% 40 歳代 54.1% 20.7% 28.1% 19.3% 1.5% 50 歳代 64.4% 18.8% 30.7% 14.9% 0.0% 60 歳代 68.3% 16.7% 24.6% 15.1% 1.6% 70 歳代 59.4% 21.8% 21.1% 20.3% 3.0% 80 歳以上 61.3% 27.4% 8.1% 16.1% 8.1% 住宅の種類別の高齢期に希望する住まい (N=708 複数回答 ) 在宅サービスを受けながら自宅で暮らしたい 子どもや親族介護付き住宅と同居 近居しなど高齢者向て暮らしたいけの住宅に住み替えて暮らしたい 老人ホームなど高齢者向けの施設で暮らしたい その他 総数 57.3% 22.0% 25.6% 17.5% 2.1% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 70.0% 22.3% 19.2% 19.2% 2.3% 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 65.3% 29.2% 13.9% 20.8% 5.6% 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 62.4% 18.8% 30.1% 15.8% 2.3% 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 59.0% 23.0% 34.4% 21.3% 1.6% 民間の借家 : 一戸建て 41.7% 16.7% 16.7% 25.0% 8.3% 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 44.9% 21.1% 30.8% 15.7% 0.5% 公的借家 61.1% 23.6% 22.2% 16.7% 1.4% その他 40.5% 21.6% 18.9% 13.5% 2.7% 92

97 2 高齢者や障害者が安心して暮らせるために望まれること 高齢者や障害者が安心して暮らせるために望まれることは 日常生活を支援するための福祉サービスの充実 が41.9% と最も多く 高齢者や障害者向けの低家賃な賃貸住宅の供給 が 34.3% と続いている 世帯の型別にみると ほとんどの世帯で 日常生活を支援するための福祉サービスの充実 の割合が最も多くなっている一方 40 歳未満の単身世帯では 高齢者や障害者向けの低家賃な賃貸住宅の供給 の割合が最も多くなっている 高齢者や障害者が安心して暮らせるために望まれること (N=708 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 住宅のバリアフリー化の推進高齢者や障害者向けの低家賃な賃貸住宅の供給高齢者や障害者向けの優良な賃貸住宅建設の促進老人ホームなど福祉施設の建設の推進民間の賃貸住宅への入居あっせんの充実日常生活を支援するための福祉サービスの充実地域で支えるための仕組みの充実資産活用の支援などによる経済面からの安心の充実その他無回答 その他の内容 住宅だけでなく 道路や公共施設全般のバリアフリーの推進 精神障害者の方がもっと利用できる福祉サービスの充実 福祉の充実 家賃の補助等 下町らしい人と人のつながり等 世帯の型別の高齢者や障害者が安心して暮らせるために望まれること (N=708 複数回答 ) 進住宅のバリアフリー化の推 賃高な齢賃者貸や住障宅害の者供向給けの低家 な高賃齢貸者住や宅障建害設者の向促け進の優良 建老設人のホ推ー進ムなど福祉施設の あ民っ間せのん賃の貸充住実宅への入居 福日祉常サ生ー活ビをス支の援充す実るための の地充域実で支えるための仕組み 経資済産面活か用らのの支安援心なのど充に実よる 総数 20.8% 34.3% 15.0% 19.2% 3.5% 41.9% 14.3% 8.5% 2.3% 40 歳未満の単身世帯 14.7% 39.7% 13.2% 8.8% 5.9% 26.5% 16.2% 14.7% 2.9% 40~64 歳の単身世帯 16.5% 38.3% 20.9% 15.7% 6.1% 40.9% 13.0% 7.0% 0.9% 65 歳以上の単身世帯 25.0% 28.6% 8.3% 26.2% 2.4% 39.3% 10.7% 3.6% 0.0% 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 15.3% 37.5% 16.7% 15.3% 2.8% 41.7% 12.5% 12.5% 1.4% 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 23.3% 25.6% 11.6% 32.6% 2.3% 60.5% 16.3% 7.0% 4.7% 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 19.6% 35.7% 19.6% 14.3% 0.0% 41.1% 14.3% 5.4% 1.8% 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 14.5% 42.1% 7.9% 13.2% 2.6% 51.3% 17.1% 15.8% 2.6% その他 27.8% 29.9% 16.5% 24.2% 3.6% 41.8% 14.9% 6.2% 3.6% その他 93

98 子育て世帯のための住宅支援 1 子育てしやすい住環境の充実のために望むこと 子育てしやすい住環境の充実のために望むことは 保育施設等子育て支援施設の整備充実 が34.6% と最も多く 次いで 子どもが安心して過ごせる場所の整備 が26.0% 生活音が気にならない住宅供給促進 が23.6% 子育て世帯の住宅費負担の軽減 が21.8% などとなっている 前回調査と比べると 子どもが安心して過ごせる場所の整備 の割合が減少し 生活音が気にならない住宅供給促進 の割合が増加している 世帯の型別にみると ほとんどの世帯で 保育施設等子育て支援施設の整備充実 の割合が最も多くなっている一方 6~18 歳未満の子育て世帯では 子育て世帯の住宅費負担の軽減 の割合が最も多くなっている 子育てしやすい住環境の充実のために望むこと (N=708 複数回答) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 十分な広さの住宅供給促進 生活音が気にならない住宅供給促進 子育て世帯の住宅費負担の軽減 子育てに配慮した住環境づくり推進 子育て支援マンションの建設促進 子どもが安心して過ごせる場所の整備 保育施設等子育て支援施設の整備充実 地域の子育て支援活動の充実 育児に関する情報提供 相談の充実 その他 H27 H21 系列 3 その他の内容 待機児童問題の解決 日常子どもが遊べる場所 学校開放等 歩道を車道より広くする 子どもを地域の住人がみな知っていて 何かあったら助けられるような体制がかつての墨田区にはありました等 94

99 95 世帯の型別の子育てしやすい住環境の充実のために望むこと (N=708 複数回答 ) 子育てのために十分な広さの住宅供給の促進子どもが出す音や振動などが気にならない住宅供給の促進子育て世帯の住宅費負担の軽減ベビーカーの利用など子育てに配慮した住環境づくりの推進キッズルームなどのある子育て支援マンションの建設の促進安全な公園など地域に子どもが安心して過ごせる場所の整備保育施設などの子育て支援施設の整備充実子育てサークルなど地域の子育て支援活動の充実育児に関する情報提供や相談窓口の充実その他総数 9.2% 23.6% 21.8% 2.4% 3.0% 26.0% 34.6% 5.1% 7.3% 1.8% 40 歳未満の単身世帯 7.4% 29.4% 27.9% 4.4% 4.4% 19.1% 44.1% 5.9% 4.4% 1.5% 40~64 歳の単身世帯 7.8% 28.7% 10.4% 2.6% 3.5% 28.7% 29.6% 4.3% 7.0% 0.9% 65 歳以上の単身世帯 4.8% 7.1% 15.5% 1.2% 1.2% 14.3% 19.0% 3.6% 7.1% 1.2% 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 8.3% 23.6% 23.6% 6.9% 2.8% 27.8% 37.5% 8.3% 6.9% 2.8% 65 歳以上の世帯員のいる夫婦のみの世帯 9.3% 23.3% 20.9% 0.0% 0.0% 23.3% 34.9% 9.3% 7.0% 2.3% 6 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 23.2% 32.1% 33.9% 3.6% 3.6% 39.3% 48.2% 3.6% 1.8% 1.8% 6~18 歳未満の世帯員のいる子育て世帯 10.5% 25.0% 46.1% 1.3% 3.9% 30.3% 36.8% 3.9% 10.5% 2.6% その他 8.2% 22.7% 15.5% 1.0% 3.1% 26.3% 35.1% 4.6% 9.3% 2.1%

100 現在の住まい以外の住宅 1 所有状況 現在住んでいる住宅以外に 別の住宅を相続して所有している と回答した割合は4.1% 別の住宅を相続以外で取得して所有している と回答した割合は6.5% で 合わせて10.6% が現在住んでいる住宅以外に別の住宅を所有していると回答している 所有状況 (N=708) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 別の住宅を相続して所有している別の住宅を相続以外で取得して所有している現在住んでいる住宅しかない無回答 建て方 別の住宅の建て方は 一戸建 が50.7% 共同住宅等 が45.3% となっている 建て方 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 一戸建 50.7 共同住宅等 ( アパートやマンション等 ) 45.3 無回答 所在地 別の住宅の所在地は 墨田区内 が30.7% その他の23 区内 が26.7% で 東京都外 は36.0% となっている 一戸建ての場合は 東京都外 の割合が多く 共同住宅等の場合は 墨田区内 その他の23 区内 の割合が多くなっている 所在地 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 総数 一戸建 共同住宅等 ( アパートやマンション等 ) 墨田区内その他の 23 区内東京都内 (23 区を除く ) 東京都外無回答系列 6 96

101 4 建築時期 別の住宅の建築時期は 昭和 46 年 ~55 年 が26.7% 昭和 56 年 ~ 平成 2 年 が25.3% となっており 旧耐震についてみると 昭和 55 年以前は合わせて38.7% となっている 一戸建ての場合は昭和 55 年以前の割合が多く 47.4% となっている 建築時期 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2.7 総数 一戸建 共同住宅等 ( アパートやマンション等 ) 昭和 45 年以前昭和 46 年 ~55 年昭和 56 年 ~ 平成 2 年 平成 3 年 ~12 年平成 13 年 ~17 年平成 18 年 ~22 年 平成 23 年以降わからない無回答 5 腐朽 破損の状態 別の住宅の腐朽 破損の状態は 腐朽 破損はない が56.0% となっている一方 部分的に腐朽 破損している など腐朽 破損のある割合が34.6% となっている 一戸建てでは 腐朽 破損のある割合が4 割を超えている一方 共同住宅等では腐朽 破損はないの割合が6 割を超えている 腐朽 破損の状態 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1.3 総数 一戸建 共同住宅等 ( アパートやマンション等 ) 屋根の変形や柱の傾きなど 建物の主要部分に不具合が生じている屋根や柱 梁など主要部分に不具合はないが 全体的に腐朽 破損している部分的に腐朽 破損している腐朽 破損はない無回答 97

102 腐朽 破損の状態 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1.3 総数 墨田区内 その他の 23 区内 東京都内 (23 区を除く ) 東京都外 屋根の変形や柱の傾きなど 建物の主要部分に不具合が生じている屋根や柱 梁など主要部分に不具合はないが 全体的に腐朽 破損している部分的に腐朽 破損している腐朽 破損はない無回答 6 利用状況 別の住宅の利用状況は 借家として賃貸している が48.0% と最も多く 次いで 子 親族などが住んでいる が25.3% となっている また 空き家になっている は13.3% となっている 一戸建てでは 子 親族などが住んでいる の割合が多く また 空き家になっている も 26.3% となっている 共同住宅では 借家として賃貸している が約 8 割を占めている 利用状況 (N=75) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 総数 一戸建 共同住宅等 ( アパートやマンション等 ) 子 親族などが住んでいる週末や休暇を過ごしている昼間だけ使用するなど 寝泊まり以外に利用している空き家になっている ( 物置を含む ) 借家として賃貸している残業で遅くなったときなど たまに寝泊まりするその他に利用している無回答 98

103 7 今後の利用意向 空き家になっている ものの今後の利用意向は 住宅を売却する が30.0% 自分や親族などが住む 別荘 セカンドハウスなどとして利用する 空き家のままにしておく がそれぞれ20.0% となっている 今後の利用意向 (N=10) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 自分や親族などが住む借家として賃貸する別荘 セカンドハウスなどとして利用する空き家のままにしておく ( 物置を含む ) 住宅を売却する住宅を解体し 空き地にしておくさら地にして売却するさら地にして土地活用する無回答

104 行政の取組み 1 満足度 これまでの住宅 住環境の問題に関する行政の取組みについて 満足度の高い分野は 観光と調和したまちづくり まちづくりなどの地域活動への支援 となっており 反対に不満足度の高い分野は 高齢者 障害者の住宅確保支援 子育て世帯の住宅確保支援 低所得者のための住宅供給 となっている 防犯対策の充実 防災対策の充実 景観に配慮したまちづくり は満足度 不満足度がともに高く 満足度に地域差が生じている 満足度 (N=708 1 番目を3ポイント 2 番目を2ポイント 3 番目を1ポイントとして集計 ) 高齢者 障害者の住宅確保支援 子育て世帯の住宅確保支援 低所得者のための住宅供給 良質な住宅の建設誘導 住宅に関する相談の充実 防犯対策の充実分譲マンションの維持管理 建替え支援防災対策の充実自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実マンション居住者と地域とのコミュニティ形成支援 住宅と工場との共存できるまちづくりまちづくりなどの地域活動への支援景観に配慮したまちづくり観光と調和したまちづくり 特になし その他 58 満足不満足系列 3 100

105 その他の内容 ( 満足 ) 満足: 交通の便 耐震 満足: 家賃 行政の取組みを知らない等 その他の内容 ( 不満足 ) 不満: 家賃 管理費 バイク駐車 不満: 騒音 マンション乱立によって下町らしさが失われています どんな取り組みをしているのか不明確等 地域別の満足度 (N=708 1 番目のみを集計 ) 防犯対策の充実 0% 2% 4% 6% 8% 10% 防災対策の充実 0% 2% 4% 6% 8% 10% 景観に配慮したまちづくり 0% 2% 4% 6% 8% 10% 堤通 墨田 八広地域 堤通 墨田 八広地域 堤通 墨田 八広地域 向島 京島 押上地域 向島 京島 押上地域 3.9 向島 京島 押上地域 東墨田 立花 文花地域 3.6 東墨田 立花 文花地域 東墨田 立花 文花地域 吾妻橋 本所 両国地域 吾妻橋 本所 両国地域 2.7 吾妻橋 本所 両国地域 業平 錦糸 江東橋地域 業平 錦糸 江東橋地域 業平 錦糸 江東橋地域 緑 立川 菊川地域 緑 立川 菊川地域 緑 立川 菊川地域 満足 (1 番目 ) 不満足 (1 番目 ) 満足 (1 番目 ) 不満足 (1 番目 ) 満足 (1 番目 ) 不満足 (1 番目 ) 101

106 2 重要度 今後 住宅 住環境の問題に関して行政が特に力を入れるべきだと思う分野は 防災対策の充実 高齢者 障害者の住宅確保支援 防犯対策の充実 子育て世帯の住宅確保支援 低所得者のための住宅供給 の順となっており これまでの不満足度の高い分野に回答が集まっている 前回調査と比べると 低所得者のための住宅供給 自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実 まちづくりなどの地域活動への支援 の割合が減少し 高齢者 障害者の住宅確保支援 防災対策の充実 の割合が増加している 年齢別にみると 20 歳代では 子育て世帯の住宅確保支援 30~50 歳代では 防災対策の充実 の割合が最も多く 60 歳以上では 高齢者 障害者の住宅確保支援 の割合が最も多くなっている 重要度 (N=708 1 番目を3ポイント 2 番目を2ポイント 3 番目を1ポイントとして集計 ) 高齢者 障害者の住宅確保支援 472 子育て世帯の住宅確保支援 低所得者のための住宅供給 良質な住宅の建設誘導 141 住宅に関する相談の充実 53 防犯対策の充実 321 分譲マンションの維持管理 建替え支援 96 防災対策の充実 488 自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実 168 マンション居住者と地域とのコミュニティ形成支援 住宅と工場との共存できるまちづくり まちづくりなどの地域活動への支援 景観に配慮したまちづくり 162 観光と調和したまちづくり 特になし その他

107 その他の内容 ホームレス対策 外国人居住者とのコミュニケーション 戸建住宅と大型建物の共存 交通( 道がせまい ) 公園などの遊び場の充実 車椅子にやさしい道路等 重要度 (N=708 1 番目のみを集計 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 高齢者 障害者の住宅確保支援 子育て世帯の住宅確保支援 低所得者のための住宅供給 良質な住宅の建設誘導住宅に関する相談の充実防犯対策の充実分譲マンションの維持管理 建替え支援 防災対策の充実 自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実 マンション居住者と地域とのコミュニティ形成支援 住宅と工場との共存できるまちづくり まちづくりなどの地域活動への支援 景観に配慮したまちづくり 3.7 観光と調和したまちづくり 特になし その他 H27 H21 系列 3 103

108 104 年齢別の重要度 (N=708 1 番目のみを集計 ) 高齢者 障害者の住宅確保支援子育て世帯の住宅確保支援低所得者のための住宅供給良質な住宅の建設誘導住宅に関する相談の充実防犯対策の充実分譲マンションの維持管理 建替え支援防災対策の充実自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実マンション居住者と地域とのコミュニティ形成支援住宅と工場との共存できるまちづくりまちづくりなどの地域活動への支援景観に配慮したまちづくり観光と調和したまちづくり特になしその他総数 15.7% 7.8% 6.5% 2.7% 1.1% 4.9% 2.8% 12.9% 3.4% 1.3% 0.6% 1.1% 3.7% 1.6% 3.1% 1.0% 20 歳代 13.2% 26.3% 7.9% 2.6% 0.0% 2.6% 0.0% 18.4% 2.6% 2.6% 0.0% 2.6% 2.6% 2.6% 5.3% 2.6% 30 歳代 9.8% 17.6% 9.8% 1.0% 2.0% 2.0% 2.0% 19.6% 2.9% 0.0% 0.0% 0.0% 10.8% 2.0% 5.9% 2.0% 40 歳代 11.9% 7.4% 6.7% 3.0% 0.7% 8.9% 3.0% 16.3% 5.2% 3.0% 2.2% 2.2% 3.7% 1.5% 2.2% 1.5% 50 歳代 12.9% 3.0% 9.9% 5.9% 1.0% 8.9% 5.0% 18.8% 2.0% 0.0% 0.0% 1.0% 4.0% 2.0% 3.0% 0.0% 60 歳代 22.2% 7.1% 7.9% 1.6% 0.8% 4.8% 6.3% 12.7% 3.2% 0.8% 0.0% 1.6% 0.0% 1.6% 4.0% 0.8% 70 歳代 22.6% 2.3% 2.3% 1.5% 1.5% 1.5% 0.8% 4.5% 5.3% 2.3% 0.8% 0.8% 3.0% 1.5% 1.5% 0.8% 80 歳以上 14.5% 3.2% 1.6% 4.8% 1.6% 4.8% 0.0% 1.6% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 1.6% 0.0% 1.6% 0.0%

109 3 住民主体で取り組むことが望まれる分野 住民主体で取り組むことが望まれる分野は 地域組織による防災 防犯まちづくり と 高齢者 障害者 子育て世代に配慮した近隣による支えあいのあるまちづくり の割合が高く それぞれ45.6% 43.1% となっている 前回調査と比べると 快適な住環境を誘導するためのルールづくり は若干増加しているものの 全体的に住民主体で取り組むことが望まれる分野の割合が減少している 年齢別にみると 50 歳代までは 地域組織による防災 防犯まちづくり の割合が最も多く 60 歳代以上では 高齢者 障害者 子育て世代に配慮した近隣による支えあいのあるまちづくり の割合が最も多くなっている 住民主体で取り組むことが望まれる分野 (N=708 複数回答) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 地域組織による防災 防犯まちづくり 快適な住環境を誘導するためのルールづくり整ったまちなみ等の景観づくりまちの緑化や環境美化の活動地球温暖化対策など環境まちづくり 高齢者 障害者 子育て世代に配慮した近隣による支えあいのあるまちづくり わからない その他 0.5 H27 その他の内容 子育て世代への支援 商店の増加 地域のお祭りやイベントの活性化 緑化や生物多様性の保全に関する施策づくり等 H21 系列 3 年齢別の住民主体で取り組むことが望まれる分野 (N=708 複数回答 ) 地域組織による防災 防犯まちづくり 快適な住環境を誘導するためのルールづくり 整ったまちなみ等の景観づくり まちの緑化や環境美化の活動 地球温暖化高齢者 障対策など環害者 子育境まちづくりて世代に配慮した近隣による支えあいのあるまちづくり わからないその他 総数 45.6% 16.8% 10.5% 15.7% 10.0% 43.1% 8.2% 1.7% 20 歳代 39.5% 10.5% 15.8% 21.1% 10.5% 39.5% 10.5% 5.3% 30 歳代 47.1% 15.7% 12.7% 17.6% 9.8% 37.3% 7.8% 2.9% 40 歳代 50.4% 18.5% 15.6% 16.3% 9.6% 35.6% 9.6% 0.7% 50 歳代 47.5% 22.8% 8.9% 13.9% 11.9% 44.6% 8.9% 1.0% 60 歳代 52.4% 19.8% 9.5% 15.1% 10.3% 53.2% 4.0% 1.6% 70 歳代 39.8% 15.0% 9.0% 18.0% 12.0% 45.9% 7.5% 1.5% 80 歳以上 40.3% 9.7% 1.6% 9.7% 4.8% 50.0% 14.5% 1.6% 105

110 主な自由意見 1 住宅の老朽化 住宅が古いため雨漏りがしたり 家が傾いています 築 40 年以上経つアパートの立ち入り検査を 行政は行って欲しい そして大家さんに修繕 ( 改築 ) するように警告して欲しい アパートの建替えをして欲しいと切に思う 墨田区は古いマンションが多く ニーズを捉えてあまりにも古く借り手がないものはリフォーム等して欲しい その様なオーナーへの支援が積極的になされるといいと思った 古い住宅のリノベーションを支援することで空家を減らしていけるのではないか 無人の住宅の撤去 更地化の推進と道路の拡幅 老朽化した住宅の撤去を是非進めて欲しい 2 住居費の負担 家賃補助を熱望します 高すぎます 住民税 固定資産税など 単身にとって高額だと思います 住むには満足の環境ですが スカイツリー OPEN 後の家賃 UPで引っ越すことにしました 墨田区は家賃が高いにも関わらず DINKS 向けのお洒落な賃貸マンションが少ないです 駅から遠い物件でも家賃が安くないと思います 現在は良いですが経済的に問題が出るような場合 住宅に関し気軽に相談出来るよう対応をしてもらいたい 都 区が主体となって マンション アパート 1 戸建てを超低金利で販売し 支払いが出来ない時は返却することを条件に買い上げられるシステム等を作って欲しいです 3 公的住宅 公営住宅に入居したい 私の希望はもっともっと都営が欲しいです 私の様なひとり生活の人はどうするのか迷ってしまいます 墨田で生まれ育ち ここは離れたくないです 離婚して最初に困ったのが住宅でした 都営住宅は数年頑張らないと当らない 生活が安定するまでの数年 住まわせてくれる所がほしかったです 都営への入居が1 人親でも難しいようなら 補助付きで空き家を安く貸してもらえるような制度があればと考えています 若い夫婦への補助金の検討 生活保護受給者は民間アパートでなく空き家の有効活用を検討 高齢者の住まい 若い夫婦の住まいなど 見守りやお互いの決まりを守れる人が優先的に入れる住宅 公的住宅でもペット飼育可能な住宅を増やして欲しい 4 高齢者への支援 高齢者住宅を作って下さい 良質の高齢者向けのマンション 住宅を増やして下さい ( サービス付き ) 高齢者用の住宅 (1 人用 ) に関する情報があれば良い 106

111 高齢者の1 人暮らしがものすごい数で増えています どうにかならないのか? 今後心配です 区内のシルバーピア 都営住宅など もう2 年ぐらい申込みをしていますが何も当りません シェアハウスも良いと思います 住宅だけではないですが 単身者の負担軽減策がほとんどないので 一番経済面の負担が大きいのは 実は単身世帯なのではと思う 特に 高齢者を支える住環境 & 福祉の施策は今からでも拡充すべきと思います 都営住宅で1 人暮らしだが 高齢になり介護が必要になった時 介護付き住宅など高齢者向けの住宅には入れないのではないか 在宅介護を希望しているが 介護が必要になった時 どんな状況になるか心配 5 子育て世帯への支援 今後は子育て支援が必要不可欠の問題であると思います 子どもがいる家庭は生活に余裕がないので もっと行政から援助があると助かります 保育園を最近探していますが ちゃんと入れるか不安です 保育園を増やし 待機児童問題を解決して欲しい 周りに不妊の夫婦が多く 子どもが欲しくてもできない人がかなりの人数おります 行政が助ける事ができると 人口増加または税収にも影響するので このような実態にも目を向けて欲しいです 6 防災 防犯 周りに木造や古い住宅が少なくなく 耐震 火災等の災害対策が弱い 空き家が見受けられ 安全面が気になる 老朽化が進んでいる物件の耐震工事補助 助成をお願いしたいと思います 耐震診断の受診を無償化し 耐震化 建替えについて充分な支援を期待しています 区主催で耐震診断や勉強会など開いてもらいたい 我が家には火災報知器がありません 古い物件にはよくあると不動産屋に言われたので しょうがないと住んでいますが 危険だと思います 防災対策に充分な配慮を希望します 避難訓練など 区をあげて一斉に行なうことが良いと思います 木密エリアも多く 川沿いでもあるためハード ソフト共に防災に配慮した取り組みが必要だと思う 単身ひとり暮らしで親族も近くに住んでいない自分にとっては不安である 幹線道路沿いは防災に考慮した建物が多くなり有難いと思っていますが 一歩中に入ると細い路地も多く 日常の生活は何とかなっても 地震 火災のときの混乱が予想される地区もあり 御一考頂きたい 川が近いため 水害対策について教えてもらいたい 先日の鬼怒川のこともあるので 堤防の強度等心配です 7 マンションの維持管理 マンションの給配水管が老朽化し 水漏れが最大の問題ですが 築 35 年以上ですので居住者に老人と年金暮らしの人が多く 資金面で行き詰まっています 区の援助をお願いします 107

112 マンションに住んでいますが 平成 2 年に建てて大分たっている建物で 水廻りが一段高くなっています 足の悪い私は一段降りたり上がったりが大変です バリアフリーにするには費用が大分かかると聞きます そういう場合の援助はありませんか? マンションの管理者がはっきりわかるようにして欲しい 他国の人が住んでおり 治安が悪くなり大変生活しにくい マンションの管理人が勝手な人なので 管理人は3 年位に1 回変えて欲しい 8 地域コミュニティ ワンルームマンションについて 建設の規制をするか 建築申請時に町会加入の約束を建主 オーナー 管理会社等に行ってもらい 地域コミュニティを促進すべき 近隣もマンション建設が著しく 地元住人とマンション住人との隔絶がはなはだしく 増々ひどくなって行く気がします マンションにファミリータイプを増やすとか 分譲の割合を義務づけるなどしていかないと 町会 が崩壊するのではないかと心配です 地域コミュニティについて 役員も高齢化して人員が足りなくなります これからの弱小な町会の運営は行政の協力なしでは成り立たないと思います サラリーマンでも町会運営が出来るように一考の程をお願いします 9 マンション ビル開発 マンションとマンションが隣り合った街が好きじゃない このご時世 マンションを新しくたくさん建ててもしょうがないと思うので これ以上マンションを建てるよりは福祉施設を増やして人を呼んだ方が良いと思う 最近マンションの乱立が大変気になっています 熱の排出や町の景観が壊され息苦しく感じています 最近マンションばかりが建ち 戸建ての住民が住み難くなりました 日当たりも悪く また 圧迫感がありビル風による強風等 問題点が多々あります 町会等のコミュニティも破壊されつつあり困っています 墨田を愛して長く住んできたのに残念です 観光都市をうたうならば 耐火 耐震をしつつも下町らしい街並を整え むしろパリのように高度規制をする方が 墨田区として区同士の生存競争に生き残れるのではないでしょうか 高層の建物が少ないところが良い所だと思っていましたが 建替えの時期なのか高層の建物が増えそうなことが気になります 空家を増やす原因になるのではないかと思います ある程度の規制も必要ではないかと感じます 施策とは関係ありませんが 見えていたスカイツリーや両国の花火が 次から次へと高いマンションが建ち隠れていくのが何とも悲しい 街づくりの名のもと 高層ビルや道路拡張のため空が狭まり 又 大型自動車による振動を懸念しております 10 まちづくり 墨田区の住宅施策は 防災の観点から集合住宅や大型で丈夫な施設重視の方向で施策を立てて来たと思いますが 反面 住む町として全く反魅力的な街づくりになっているのではないでしょうか 戸建ての住宅も中層住宅も高層住宅も共存する人間的な自然の緑や日光も十分にある住み易い住宅施策が無ければ 人は集まって来ないし 子どもも増えないでしょうし 逆に 108

113 墨田区から出て行く人が増えると思います 墨田区は過去に工場を区外に移転させて住宅を増加させ環境を良くしようとしたと聞いている しかしその場その場でしのぐのではなく 長期の展望が必要 墨田区は新宿や銀座 赤坂等 都心に出やすい立地の割に土地も安い もっとアピールして企業を誘致して 税収を増やして欲しい 錦糸町の駅を基準にして北と南でイメージが全然違います できれば北に寄せた環境づくりに力を入れて頂きたい 大型スーパーの誘致よりも地元の商店街の発展を考えるべき 下町の特性が活かしきれず どこにでもある地域になって つまらない 魅力を感じない地域になっている 歩道を広くとり 車道を狭くして車での移動 ( 自転車も含む ) を極力できない 歩きやすい町をつくる 墨田区は緑が少なく 自然とふれあえる場所 機会が少ないと思う 自然共生社会を実現するため 緑が少ないながらも取り組みを増やしていけると良いと思う 緑の多い街並みにして欲しい ( 子どもの遊び場も含めて ) 出来れば公園部分はコンクリートなどで固めず自然のままであって欲しい 11 景観 町並み 道が碁盤の目のようになっているからか きれいな町並だと思います スカイツリー建設時はいろいろと問題も起こっていましたが うまく共存していければ良いと思います メインストリートの街路樹は統一されているが 見番通りなど裏通り等は統一されていない 道路はキレイになっていますので 景観は良くなったと思います 公道に個人の植木や洗濯物があたりまえのようにある 歩道も狭くなるし景観も悪い 12 公園の整備 公園がもっとあったら良いなと思います 住宅も大事だが防災を考えて欲しい マンションが増え 災害の時の避難場所が少ない 地元では希望している 墨田区はどこより公園が少ない気がする 住宅密集地が多く防災 防犯面で不安を感じる また 夜は暗い道が多い 大きな公園がほとんどなく 子どもを連れて遊ぶ場所は墨田区以外になっている いざという時の避難場所にもなるので もう少し公園や学校の整備を考えて欲しい 公園内にゴミ入れを設置した方が良いと思います 公園内の夜間の照明が暗いと思います 13 公共施設 江東区に住んでいた時はスポーツ施設が多く 良く出掛けていました 墨田は場所を作る所もないと思いますが 子どもが自由に使え年寄りがおしゃべりできる場所があれば外に出るのが楽しみになります 住宅に併設して図書館や学習センターを江東橋付近に作って欲しいです 墨田区の公共施設の配置が地域により異なっている 109

114 14 公共交通 都内の割には交通環境が悪いため区内通勤でも自転車通勤が必須 バス環境の充実が必要 すみまるくんがあっても一方通行で使いづらい 一部区域の循環ではなく墨田区全体一周の循環も考えるべきだと思う 私が住んでいる所は私を含め高齢者の多い所です 都バスも廃止され 巡回バスも駅近まで出なくてはならない 高齢者の足がなくなってしまっています 押上駅 ( 浅草線 ) はホームが狭く 利用者が増え人と人がぶつかったり 最近危険だなと思うことが多いです 公共交通機関も住居を選ぶ重要ポイントだと思います 水戸街道沿いに地下鉄や交通機関が少ないから店がない 企業が少ない 15 生活環境 明治通り沿いのマンションに住んでいますが 環境が悪い ( 人と自転車の多さ 騒音 車の排気ガス ) ので住み替えを考えています 高速道路の排気ガスが酷くて 洗濯物を外干しできる環境を望みます 工場地帯の悪臭が酷いので対策をお願いします 野良猫が多くフン被害が酷い 何か対応してもらえないか 害虫駆除 特に殺虫剤散布をお願い致します 町内の悪臭をなくして下さい 建替え等や道路工事 ( ガス 水道 ) の知らせが全くなく 区はどんな騒音が困るのかの把握が全く出来ていない 商店街の近くに住んでいますが 店舗閉店が多くなり 日常の買い物に不自由を感じています 駐輪場を増やして欲しいです ( 駅前の駐輪場を増やして欲しい ) 駐輪場のないマンションの前には自転車がたくさんある 放置自転車が多く防災対策が悪い 近年 居住近隣地域に日常生活をしている外国人を多数見かける マナーも悪く治安上も非常に不安 16 その他 墨田区に住んで半世紀が過ぎましたが 年を経る度に良い方向へ向かっていると思います 行政側として指導できることは少ない ( 難しい ) のかもしれませんが 最大限に区民の命を守る施策を望みます 区民の住宅に対する改善要望を的確に見出し 改善に尽力して欲しい 区が何をしているのか よく分からないのでもっとアピールしてもらわないと質問に答えられない 墨田区に20 年以上住んでいますが どのような住宅施策を行われているか全く知りません 積極的に情報を発信して欲しい 例えば 子育て世代への情報であれば保育所や子育て広場などを通して広報して欲しい アンケートのお願いの際に 住宅系の取組みをまとめた資料を同封 or 協力してもらった人に後日郵送すべき 意識が向いている時に情報を入れるべき 今回のアンケートの結果 区ではどんな行動を起こすのか住民に知らせて欲しい 110

115 2. 区外住民意識調査 (1) 調査概要 調査目的 : 東京都内の他の自治体に居住する 20 歳以上 ( 調査時点の平成 28 年 1 月 29 日現在 ) の 男女の墨田区に関する居住イメージ 移住に関する考え方などを明らかにし 住宅政策 検討のための基礎資料とする 調査方法 : インターネットによるアンケート 調査対象 :( 対象 1) 東京都内の墨田区以外に居住し ( これまで墨田区に居住したことがない ) 現 在 23 区内で移住を検討している男女 400 人 ( 対象 2) 墨田区に居住していたことがあり 現在は東京都内の墨田区以外に居住し 現在 23 区に移住を検討している男女 200 人 調査時期 : 平成 28 年 1 月 29 日 ~2 月 1 日 (2) 結果概要 回答者の属性 1 性別 回答者の性別は 男性 が61.0% 女性 39.0% がとなっている 性別 (N=600) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 男性 61.0 女性 年齢 回答者の年齢は 40 歳代 が36.2% と最も多く 次いで 30 歳代 が27.2% 50 歳代 が 19.7% となっている 年齢 (N=600) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 20 代 代 代 代 代 代以上

116 3 家族構成 回答者の家族構成は 40 歳 ~64 歳の単身 が26.3% と最も多く 次いで 40 歳未満の単身 が18.8% 6 歳 ~18 歳未満の世帯員のいる世帯 が14.8% となっている 家族構成 (N=600) 0% 10% 20% 30% 40 歳未満の単身 歳 ~64 歳の単身 歳以上の単身 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 歳以上の世帯員のいる夫婦世帯のみの世帯 歳未満の世帯員のいる世帯 歳 ~18 歳未満の世帯員のいる世帯 14.8 その他 住宅の種類 回答者の住宅の種類は 民間の借家 : アパートや賃貸マンション が43.2% と最も多く 次いで 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) が18.2% 持ち家: 一戸建て ( 新築 ) が16.7% となっている 住宅の種類 (N=600) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 16.7 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 4.0 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 18.2 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 6.3 民間の借家 : 一戸建て 2.0 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 43.2 公営住宅 ( 市区町村営住宅 都営住宅 ) UR 公社賃貸住宅 都民住宅 区民住宅 シルバーピア サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向け優良賃貸住宅 社宅や会社の寮 間借り シェアハウス その他

117 移住を検討している地域 ( いくつでも ) 回答者が移住を検討している地域は 23 区以外 が 79.5% と最も多く 次いで 港区 が 20.7% 世田谷区 が19.3% となっている 23 区内では 港区 世田谷区 文京区 中央区 千代田区 の順に多く 墨田区は14 番目となっている 移住を検討している地域 (N=600) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区 23 区以外その他の地域検討 準備はしていない

118 移住の準備を進めている地域 移住の準備を進めている地域は 港区 が6.5% と最も多く 次いで 江東区 が5.5% 千代田区 となっており 墨田区は19 番目となっている 移住の準備を進めている地域 (N=600) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区 23 区以外その他の地域検討 準備はしていない

119 転居先を選ぶ際に重視すること (3 つまで ) 転居先を選ぶ際に重視することは 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) が68.5% と最も多く 次いで 日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性 が47.5% 通勤 通学の便利性 が44.2% となっている 転居先を選ぶ際に重視すること (N=600) 0% 20% 40% 60% 80% 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) 68.5 通勤 通学の便利性 日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性 医療施設の充実 利便性 8.8 高齢者施設や介護施設整備状況 2.2 子育てや子どもの教育環境 自然環境 ( 公園や広場などの環境整備 ) 治安のよさ ( 防犯活動や街灯の整備など ) 21.7 防災対策の充実度 3.2 住居費 ( 購入価格 家賃 ) が安い 22.8 住居費 ( 購入価格 家賃 ) が高い 0.5 住宅の間取り 面積が広い 21.2 住宅の間取り 面積が狭い都市の知名度 ブランド力地域住民のコミュニティや交流の有無 ( 下町らしさ ) その他

120 墨田区の住宅地としてのイメージ ( 思う 思わない ) 墨田区の住宅地として思うイメージで 思う の割合は 日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性が良い が73.7% と最も多く 次いで 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) が良い が67.7% 通勤 通学の便利性が良い が64.3% となっている 思わない の割合は 都市の知名度 ブランド力がある が66.5% と最も多く 次いで 防災対策が充実している が64.2% 高齢者施設や介護施設整備が充実している 子育てや子どもの教育環境が整っている が60.5% となっている 墨田区の住宅地としてのイメージ (N=600) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) が良い通勤 通学の便利性が良い日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性が良い医療施設が充実している 利便性が良い高齢者施設や介護施設整備が充実している子育てや子どもの教育環境が整っている自然環境 ( 公園や広場などの環境整備 ) が良い治安 ( 防犯活動や街灯の整備など ) が良い防災対策が充実している希望する購入価格 家賃の住宅がある希望する間取りや面積の住宅がある都市の知名度 ブランド力がある地域住民のコミュニティや交流が盛ん ( 下町らしい ) 住んでみたいまちである 思う 思わない 116

121 転居先で希望する住宅の所有形態 転居先で希望する住宅の所有形態は 民間の借家 : アパートや賃貸マンション が29.7% と最も多く 次いで 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) が 26.2% 持ち家: 一戸建て ( 新築 ) が19.8% となっている 転居先で希望する住宅の所有形態 (N=600) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 19.8 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 7.0 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 26.2 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 8.3 民間の借家 : 一戸建て 1.2 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 29.7 公営住宅 ( 市区町村営住宅 都営住宅 ) UR 公社賃貸住宅 都民住宅 区民住宅 シルバーピア サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向け優良賃貸住宅 社宅や会社の寮 間借り シェアハウス その他

122 行政に期待する定住支援 (3つまで) 行政に期待する定住支援は 防犯対策の充実 が35.3% と最も多く 次いで 良質な住宅の建設誘導 が27.7% 防災対策の充実 が26.5% となっている 行政に期待する定住支援 (N=600) 0% 10% 20% 30% 40% 高齢者 障害者の住宅確保支援子育て世帯の住宅確保支援低所得者のための住宅供給良質な住宅の建設誘導 住宅に関する相談の充実 7.8 防犯対策の充実 35.3 分譲マンションの維持管理 建替え支援 14.7 防災対策の充実 26.5 自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実 10.5 マンション居住者と地域とのコミュニティの形成支援 7.7 住宅と工場との共存できるまちづくり 1.0 まちづくりなどの地域活動への支援 景観に配慮したまちづくり 観光と調和したまちづくり 7.8 その他

123 以前に墨田区から区外へ転居した理由 ( いくつでも ) 以前に墨田区から区外へ転居した理由は 通勤 通学に不便なため が36.0% と最も多く 次いで 住宅の面積が狭いため が20.5% 建物が古い 傷んでいるため が17.5% となっている 以前に墨田区から区外へ転居した理由 (N=200) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 通勤 通学に不便なため買い物や娯楽施設などに不便なため子育てや子どもの教育に適していないため建物が古い 傷んでいるため日当たり 風通しが悪いため医療 介護施設が不便なため住居費が高いためバリアフリー設備が不足しているため住宅の面積が広いため住宅の面積が狭いため親や子どもと同居または近くに住むため治安や防犯に対する不安があるため地震や水害などの対策が不十分であるため騒音等があり 居住環境が悪いため現在の場所では建替えや改修が困難なため更新時に賃料引き上げなどの不安があるため高齢者向け住宅 施設に転居したいため他の地域に魅力 愛着を感じるためその他

124 3. 不動産事業者調査 (1) 調査概要 調査目的: 区内の住宅市場の現状や 必要な政策を把握し 今後の住宅政策検討のための基礎資料とする 調査方法:FAX 配布 FAX 回収 調査対象: 公益社団法人東京都宅地建物取引業協会墨田支部の会員 調査時期: 平成 28 年 1 月 (2) 結果概要 質問 1: 近年の住宅市場 ( 分譲 賃貸マンション 戸建て アパート ) の動向と墨田区の特徴 ( ここ 5 年間程度の住宅ニーズと供給サイドの動向で特徴的な傾向 ) 本区のワンルームでの規則がそれなりに厳しい制限が出たため 1DKが少なくなった 30 m2以下の一人用のワンルームが多い 外国人が投資目的での購入が増加 単身向けの投資物件の建築の増加 DINKS~ 子 1 人世帯が多い 賃貸は新婚 DINKS カップル用の1LDK~2LDKのニーズが増えているが あいかわらず1 R 1Kの供給が多い 賃貸マンションには 新築希望が多い なお 買い主の売買物件は投資型が多い 印象では価格上 致し方無いとは思うが 狭い住宅が墨田区には多い 5000 万以上になると売れなくなるためか? 2LDKなどコンパクトマンションの供給が目立ちます また 賃貸は単身が供給過多と思われます 賃貸アパートの1 棟収益物件が多くなったと思う マンションの場合はエレベーター付き 120

125 質問 2: 分譲 賃貸マンション面から見て墨田区の特徴 ( 東京都全体と比較して特筆すべき墨田区の特徴や 区内で目立った地域差 ) 規模が小さい住宅が多い 外国人が多い 再開発や道路拡張に伴う移転先確保のニーズ多い 南部の住宅価格の違いにより北部 南部の格差があると思う 規模が小さい住宅が多い 向島方面 北部は南部に比べると低家賃 単身向けの新築物件が増えている 北部と南部の価格差が大きい 賃 : 都心に ( 東京駅 ) 近い割に賃料が安い 売 : 坪単価が安い 区内は交通の格差と半蔵門の開通によって変化あり 狭小住宅建設をある程度規制するべきではないか 以前に比べて地位が上がった感じがします 東京西と価格差がない気がします スカイツリー効果も薄れ 価格 単価共低迷している 南部は耐火建物マンション 北部はアパート ( 木造 ) 質問 3: 分譲 賃貸マンション 戸建て アパートの空き家 空き室の現況と原因 対応策 ( 空き家 空き室の発生の原因 家主さんが行っている空き家対策 ) 家賃の値下げ リフォーム 生活保護受給者の受け入れ 若い人たちは古いタイプの戸建ての間取り等は好まない 家賃を値下げすればよいとの問題でないと思う 供給過剰気味 家賃の値下げ 広告費を出して仲介業者に紹介してもらう シングルタイプは供給過剰 新築する場合は1DK 1LDKの間取りを増やす 老朽マンション 住居が多く 繁華街 住宅の格差あり リフォーム 設備の充実と値下げ リノベーションの活用をもっと大家が感じないといけないと思う リフォームは必要です 古いと決まりません 写真等でお客の目も肥えています 古いけどキレイで安い これしかありません マメに清掃すること 空室の時リフォームする 価格の値下げ 121

126 質問 4: 戸建住宅 分譲マンションの販売状況 (1) 新築 中古売買物件の購入層について 購入者数が多い順に番号を記入新築 中古売買物件の購入層について 世帯構成別に1 番多い世帯を見ると 単身世帯では年代に関係なく 中古マンション が多く 夫婦のみ世帯では40 歳以上 60 歳未満が 中古戸建 40 歳未満と60 歳以上が 新築マンション となっている 夫婦と子ども世帯では新築 中古に分かれるものの 戸建 が多くなっている 新築 中古売買物件の世帯構成別購入層 <1 位 >(N=13) 40 歳未満単身 40 歳未満夫婦のみ 40 歳未満夫婦と子供 総数 % % % 新築戸建 0.0% 0.0% % 中古戸建 0.0% % % 新築マンション 1 7.7% % % 中古マンション % 1 7.7% 0.0% 無回答 % % % 40 歳以上 60 歳未満単身 40 歳以上 60 歳未満夫婦のみ 40 歳以上 60 歳未満夫婦と子供 総数 % % % 新築戸建 0.0% 0.0% % 中古戸建 0.0% % 1 7.7% 新築マンション 1 7.7% 0.0% 0.0% 中古マンション % % 1 7.7% 無回答 % % % 60 歳以上単身 60 歳以上夫婦のみ 60 歳以上夫婦と子供 総数 % % % 新築戸建 0.0% 1 7.7% 1 7.7% 中古戸建 0.0% 0.0% % 新築マンション % % 1 7.7% 中古マンション % 1 7.7% 1 7.7% 無回答 % % % (2)5 年前と比較し 価格帯の変化 5 年前と比較した価格帯の変化については 全ての住宅形態で 上昇傾向 が最も多くなっており 新築マンションでは 84.6% と最も高い 5 年前と比較した価格帯の変化 (N=13) 新築戸建住宅 中古戸建住宅 新築マンション 中古マンション 総数 % % % % 上昇傾向 % % % % 減少傾向 % % 0.0% 1 7.7% 横ばい 1 7.7% % 1 7.7% % 無回答 0 0.0% 1 7.7% 1 7.7% 1 7.7% 122

127 (3) 購入者が重視していると感じる点 購入者が重視していると感じる点は 買い物の利便性 が最も多く 次いで 価格 (3000 万 ~4000 万円 ) 最寄駅までの距離 の順になっている 購入者が重視していると感じる点 < 複数回答 >(N=13) 間取り (3LDK 未満 ) % 間取り (3LDK) % 間取り (4LDK 以上 ) 1 7.7% 価格 (3000 万円未満 ) % 価格 (3000 万 ~4000 万円 ) % 価格 (4000 万以上 ) 1 7.7% 公園 自然の多さ 0 0.0% 最寄駅までの距離 % 最寄駅の利便性 % 買い物の利便性 % 墨田区の行政サービス ( 子育て支援策等 ) 0 0.0% その他 0 0.0% 無回答 1 7.7% (4) 貴社で取り扱っている中古物件数 取扱い物件は 中古戸建 が 0~10 件 中古マンション が 0~200 件となっている 123

128 質問 5: 民間賃貸住宅 ( 戸建 マンション アパート ) (1) 入居要件を設けるオーナーの動向入居要件を設けるオーナーの動向として 高齢単身不可 外国人世帯不可 身元引受人がいない が53.8% と最も多く 同数 1 位となっている 入居要件内容 < 複数回答 >(N=13) 高齢単身不可 % 高齢者世帯不可 0 0.0% 低額所得世帯不可 % 生活保護受給者不可 % 障害者を含む世帯不可 0 0.0% 子育て世帯不可 1 7.7% ひとり親世帯 ( 母子 父子 ) 不可 0 0.0% 外国人世帯不可 % 身元引受人がいない % その他 0 0.0% 要件等は設けていない 1 7.7% 無回答 % (2) 高齢単身又は高齢者世帯について 区がどのような支援を行えば入居可能となるか高齢単身又は高齢者世帯に必要な入居支援として 入居者が亡くなった後の残存家財の片付け が 46.2% と最も多く 次いで 孤独死等を発生させないための定期的な見守り支援 30.8% となっている 高齢単身又は高齢者世帯に必要な入居支援 < 複数回答 >(N=13) 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) % 入居者が亡くなった後の残存家財の片付け % オーナーへの家賃助成 0 0.0% 緊急通報装置の設置 1 7.7% 入居者トラブルの対応 0 0.0% 孤独死等を発生させないための定期的な見守り支援 % バリアフリー設備等の設置費用助成 0 0.0% 火災保険加入費助成 ( 入居者が加入する保険 ) 0 0.0% その他 0 0.0% 無回答 % 124

129 (3) 生活保護受給者について 区がどのような支援を行えば入居可能となるか 生活保護受給者に必要な入居支援として 区による家賃の代理納付 が 46.2% と最も多く 次いで 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) が 38.5% となっている 生活保護受給者に必要な入居支援 < 複数回答 >(N=13) 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) % 入居者トラブルの対応 % オーナーへの家賃助成 % 区による家賃の代理納付 % 就労支援制度 1 7.7% その他 1 7.7% 無回答 % その他の内容 亡くなったあとの残存家財の片付け 部屋でぶらぶらされても困る (4) 低額所得者世帯について 区がどのような支援を行えば入居可能となるか 低額所得者世帯に必要な入居支援として 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) が 46.2% と 最も多く 次いで 入居者トラブルの対応 が 30.8% となっている 低額所得者世帯に必要な入居支援 < 複数回答 >(N=13) 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) % 入居者トラブルの対応 % オーナーへの家賃助成 % 就労支援制度 1 7.7% その他 1 7.7% 無回答 % その他の内容 区による家賃の代理納付 125

130 (5) 子育て世帯について 区がどのような支援を行えば入居可能となるか 子育て世帯に必要な入居支援として 入居者トラブルの対応 が 46.2% と最も多く 次いで 家賃 債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) オーナーへの家賃助成 が 23.1% となっている 子育て世帯に必要な入居支援 < 複数回答 >(N=13) 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) % 入居者トラブルの対応 % オーナーへの家賃助成 % 消音 防音 遮音等の設備改修費助成 % 転落防止装置の設置費用助成 1 7.7% その他 0 0.0% 無回答 % (6) ひとり親世帯について 区がどのような支援を行えば入居可能となるか ひとり親世帯に必要な入居支援として 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) が 46.2% と最 も多く 次いで オーナーへの家賃助成 が 38.5% 就労支援制度 が 23.1% となっている ひとり親世帯に必要な入居支援 < 複数回答 >(N=13) 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) % 入居者トラブルの対応 % オーナーへの家賃助成 % 就労支援制度 % 区による入居者の生活状況確認 % その他 1 7.7% 無回答 % その他の内容 新聞やヤクルトを孤独死発見のため利用する 126

131 質問 6: 中古住宅の流通促進 ( 中古住宅の流通促進に必要だと考える政策 ) 中古住宅の流通促進に必要だと考える政策として リフォーム費用助成 が 84.6% と最も多く 次いで 耐震費用助成 が 53.8% ローン利子補助 が 30.8% となっている 中古流通促進に必要な政策 < 複数回答 >(N=13) リフォーム費用助成 % 耐震費用助成 % シロアリ予防 ( 駆除 ) 費用助成 1 7.7% リフォーム業者の紹介 0 0.0% インスペクション費用助成 % ローン利子補助 % 購入後の建物検査支援 % 瑕疵担保保険費用助成 % その他 0 0.0% 無回答 1 7.7% 質問 7: 今後の 区が取り組む住宅施策 ( 良好な住宅ストックを形成するため また 区と連携して取り組むべきことや墨田区の住宅 市場等を活性化させることについての考え ) 区民は死ぬまで自宅で生活したいのでまめな見守りが大切 お金より手間を掛けよう その年代の人が何を住宅にもとめているかを把握しておけば良い ワンルームが多いのでは 規制すべき 緊急自動車 高齢者送迎バス等が通れるよう道路のセットバック (L 型の移動 ) を建て替え時 任意ではなく強制にすること 区が耐震基準適合証明書の最終検査と発行を行うこと 空き家住居の改善 ( 老朽した古家 ) 子どもの学区が複雑すぎて場所で絞り込むのが難しい 小学校から中学校に上がる際 学区がばらけるのが地方からくる人には分かりづらいですよ 小 すべて 中にスムーズな流れにしたほうがシンプル 古い賃貸住宅の建て替えにともなう入居者への引越し協力等 127

132 第 5 章住宅 住環境の現状 1. 人口 世帯の現状 少子 高齢化の進展年少人口と生産年齢人口の割合が減少し 老年人口の割合が増加しており 少子 高齢化が進んでいる 0 歳 ~4 歳の転出超過 20 歳代後半の転入超過数が大きく増加 20 歳代後半が突出して転入超過の傾向にあり 20 歳代 ~30 歳代の転入が大きく増加する一方 0 歳 ~4 歳については転出超過となっている 単身世帯の割合が増加する一方 ファミリー世帯の割合が減少単身世帯の割合が増加する一方で 夫婦と子ども ひとり親と子ども を合わせたファミリー世帯の割合が減少傾向にある 後期高齢者単身世帯の割合が増加世帯数に占める高齢者がいる世帯の割合は ほぼ横ばいで推移しているものの 高齢者がいる世帯数は増加しており 特に後期高齢者単身世帯の増加がみられる 高齢単身世帯は子どもが近くにいない割合が過半数 65 歳以上の夫婦世帯では 子と一緒に住んでいる または片道 1 時間以内の場所に住んでいる割合が 64.7% となっている一方で 65 歳以上の単身世帯では 45.8% となっており 片道 1 時間以上の場所に住んでいる または子がいない割合が過半数となっている 2. 住宅 住環境の現状 人口増加に対応して住宅総戸数が増加する一方 空き室 空き家率が上昇人口増加に対応して住宅総戸数は増加傾向にある一方 空き室 空き家数は最近 5 年間で4 千戸近く増加しており 空き室 空き家率は 11.1% と近隣区に比べて高い 建て方別の空き室 空き家の内訳は 共同住宅等 で 賃貸用の住宅 の割合が多い一方 一戸建 では 市場に流通しておらず二次的な利用もされていない その他の住宅 が約 80% を占めている 腐朽 破損の有無は 一戸建 の空き家では 腐朽 破損有 の割合が高い 木造の過半数が昭和 55 年以前 ( 旧耐震基準 ) の建築住宅の建築時期をみると 昭和 55 年以前に建築された割合が約 26% となっており 構造別では木造の過半数が昭和 55 年以前の建築となっている 共同住宅が7 割以上を占め 6 階建て以上の共同住宅が増加している建て方別では 共同住宅の合計が住宅総戸数の7 割以上を占めており 特に6 階建て以上の共同住宅の割合が多くなっている 時系列でみると共同住宅が増加しており 一戸建は微減傾向にある 128

133 分譲マンションの戸あたり平均専有面積は縮小傾向で 近隣区のなかでも小さい分譲マンションの戸あたり平均専有面積は 平成 18 年以降縮小傾向となっており 近隣区と比較しても小さい一方で 平均分譲価格は高い傾向にある 年収 200 万円未満の世帯が増加傾向にあり 借家世帯に多い世帯の年収が 200 万円未満の割合が多く 世帯数も増加傾向にある 借家世帯でみると 公営借家で約 50% 民営借家で約 20% が年収 200 万円未満となっている 民営借家では最低居住面積水準未満の割合が 子育て世帯では誘導居住面積水準未満の割合が高い世帯人員に応じて必要不可欠な住宅面積を下回る水準 ( 最低居住面積水準未満の割合 ) は 5 年前と比べて増加しており 住宅の所有関係別では 持家 に比べて 借家 の割合が高く 民営借家では 30% を超えている また 多様なライフスタイルに対応するために必要な住宅面積を下回る水準 ( 誘導居住面積水準未満の割合 ) では 世帯構成別で 子育て世帯 が最も高くなっている 住宅のバリアフリー化率は 50% を下回る高齢者の居住する世帯のバリアフリー化率は 5 年前と比べてほぼ横ばいで 約 41% となっている また 住宅総数に占める高齢者等のための設備がある住宅の割合は 47.5% になっている 公営住宅において住宅の面積と世帯人数のミスマッチが生じている公営住宅居住世帯について 最低居住面積水準未満の世帯がいる一方 誘導居住面積水準以上の世帯もいるなど 住宅の面積と世帯人数のミスマッチが生じている 3. 第 5 次住宅マスタープラン事業評価に基づき特に見直し対象とする事業 分譲マンション管理組合への助成制度等のPRが遅れている分譲マンションアドバイザー制度利用助成の活用促進の遅れ すみネットによるマンション管理セミナー会員数の伸び悩みが生じている 子育てに配慮した住宅整備の誘導が遅れているすみだ良質な集合住宅認定制度 ( 子育て型 ) の申請実績が少なく 事業の周知が進んでいない 高齢者向けの民間木造賃貸住宅の改修支援が遅れている対象となる家主への事業周知や相談体制が構築されていない 都営住宅の区移管が遅れている都営住宅の区移管については 移管条件が整わず時間を要している 不燃化や耐震化にやや遅れが生じている不燃化 耐震化の重要性の理解や 木造住宅耐震改修促進事業 民間金融機関と連携した金利優遇制度の周知などが不足し 実績が減少傾向にある 129

134 高齢者の住み替え支援が遅れている多様な主体 分野と連携し 世帯構成や収入等に適した住宅を探すことができる仕組みが構築されていない 高齢者世帯等への居住支援策の実績が上がっていない高齢者世帯等に貸し渋る住宅所有者が多く 高齢者等住宅あっせん制度や高齢者等家賃債務保証料助成制度の制約件数が少ない 4. 実態調査等の現状 1 区民居住意識等実態調査 子どもの年齢により住環境の充実への要望は異なる子育てしやすい住環境の充実のための要望は 同じ子育て世帯でも 6 歳未満の子どもがいる世帯 では 保育施設などの子育て支援施設の整備充実 が多く 6~18 歳未満の子どもがいる世帯 では 子育て世帯の住宅費負担の軽減 が多くなっており 子どもの年齢によって住環境への要望は異なっている 子どもがいる世帯は 部屋の数 間取り に不満をかかえ 住居費負担も大きい子どもがいる世帯の約 20% が 49 m2以下の住宅に住んでおり 部屋の数 間取り に対する不満足度が他の世帯より高くなっている また 月々の住居費は 10~15 万円未満 の割合が多くなっている 高齢単身世帯は民間借家や公的住宅の居住割合が高く 住居費負担は4 万円未満が多い 65 歳以上の夫婦世帯 は 持ち家 : 一戸建 ( 新築 ) 持ち家: 一戸建 ( 中古 ) の居住割合が高いが 65 歳以上の単身世帯 は 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 公的住宅 の居住割合が高く 住居費負担は 4 万円未満 が多くなっている また 約 10% が過去 5 年以内に住み替えを経験しており きっかけは 居住費の負担を減らすため が多くなっている 区民の約 6 割が高齢期には在宅サービスを受けながら自宅で暮らすことを希望高齢期に希望する住まいは 自宅で暮らしたい の割合が約 6 割となっている 老朽化など住宅自体の問題による住み替え意向が高い一方 区内で住宅のステップアップを行っている 住宅の面積が狭い 建物が古い 傷んでいる など 住宅自体の問題による住み替え意向が高い 一方で 住み替えたきっかけは 持ち家の購入など住宅のステップアップ が多く 住み替えた方の約半数は区内での住み替えとなっている 持ち家 居住でも 住み替え を希望一般的には 持ち家を終の棲家としてきたが 一戸建て 居住者は 住み続けたい が約 70% 分譲マンション 居住者は 住み続けたい が 60% 未満となっており 持ち家が終の棲家とならなくなってきている 130

135 建物や設備の環境性能を重要だと思う割合が多い環境に配慮した住まいづくりの取り組みとして 二重サッシや複層ガラス等の省エネ窓 空調や給湯等の設備の省エネ性 住宅の長寿命化 維持保全 など 建物や設備の環境性能を重要だと思う割合が多くなっている 行政の取組みについて分譲マンションの維持管理 建替え支援に対する不満足度が高いこれまでの住宅 住環境の問題に対する行政の取組みについて 分譲マンションの維持管理 建替え支援 に対する不満足度が高くなっている 耐震診断 耐震改修を実施するうえでの問題点は 資金がない 耐震診断 耐震改修を実施するうえでの問題点は 資金がない が最も多い 集合住宅居住世帯の町会 自治会加入率が低い町会 自治会の加入率は 持ち家 : 一戸建て は 90% 以上であることに対し 分譲マンション で約 70% アパートや賃貸マンション で 20% と 共同住宅においては一定の未加入者が存在する 町会 自治会に加入しない理由は 集合住宅に住んでいるため 加入の仕方がわからない 町会 自治会からの勧誘がないため が共に 30% を超え 活動自体に対する抵抗は多くはないといえる 2 平成 26 年墨田区分譲マンション実態調査 築年数 30 年以上の分譲マンションが 24% を占める分譲マンションストックは 築年数 10 年未満が約 30% を占めている一方 築年数 30 年以上が 24% となっている 約半数のマンションで管理組合の役員のなり手不足を実感管理組合の役員のなり手不足は 50% 以上のマンションが感じている 長期修繕計画を作成していないマンションは約 15% 長期修繕計画を作成していないマンションは約 15% となっており 長期修繕計画を作成しているマンションでは 見直したことがある が約 50% となっている一方 見直しをしたことも今後する予定もない が約 10% となっている 昭和 56 年以前に着工したマンションの 59% で耐震診断が行われていない昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工されたと回答があったマンション 61 件のうち 耐震診断を行っていないが 今後予定している と 行っておらず 今後の予定もない ものは 合わせて 59.0% となっている 防災の取り組みを行っているマンションの割合が低い自主防災組織があるマンションは約 20% にとどまっており 自主防災組織をつくることを検討しているマンションも 10% 未満となっている 防災備蓄倉庫があるマンションは約 20% にとどまり 防災備蓄倉庫を設置しているマンションの中でも 防災備蓄倉庫に備蓄物資が収納されないままになっているものが約 25% を占めている 131

136 3 区外住民意識調査 行政に期待する定住支援は 防犯対策の充実 が最も多い行政に期待する定住支援は 防犯対策の充実 良質な住宅の建設誘導 防災対策の充実 の順に多くなっている 以前に本区から転居した理由は建物を起因とした理由が多い以前に本区から区外へ転居した理由は 住宅の面積が狭いため が 20.5% 建物が古い 傷んでいるため が 17.5% となっている 4 不動産事業者調査 空き家 空き室対策としてリフォームが求められ 家主は家賃を値下げしている空き家 空き室は リフォームが求められており 家主は空き家 空き室対策として家賃 価格の値下げを行っている 賃貸住宅オーナーは 高齢単身不可 外国人不可 身元引受人なし の入居要件設定が多い入居要件を設けるオーナーの動向として 高齢単身不可 外国人世帯不可 身元引受人がいない が同数 1 位となっている 高齢者のみの世帯に対し行政による 入居者が亡くなった後の残存家財の片付け や 定期的な見守り への支援要望が多い高齢単身又は高齢者世帯に必要な入居支援としては 入居者が亡くなった後の残存家財の片付け 孤独死等を発生させないための定期的な見守り支援 の順で多くなっている 低額所得者世帯に対し行政による 家賃債務保証 への支援要望が多い低額所得者世帯に必要な入居支援としては 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) 入居者トラブルの対応 の順で多くなっている 子育て世帯に対し行政による 入居者トラブルの対応 への支援要望が多い子育て世帯に必要な入居支援としては 入居者トラブルの対応 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) オーナーへの家賃助成 の順に多くなっている ひとり親世帯に対し行政による 家賃債務保証 への支援要望が多いひとり親世帯に必要な入居支援としては 家賃債務保証 ( 民間保証会社利用費助成 ) オーナーへの家賃助成 就労支援制度 の順に多くなっている 中古住宅流通促進に対し行政による リフォーム費用助成 への政支援要望が多い中古住宅の流通促進に必要だと考える政策は リフォーム費用助成 耐震費用助成 ローン利子補助 の順に多くなっている 132

137 第 6 章現状と課題 1. 多様な世帯への住環境整備について 少子 高齢化の進展 [ 人口 世帯の現況 ] 0 歳 ~4 歳の転出超過 20 歳代後半の転入超過 [ 人口 世帯の現状 ] 現 状 単身世帯割合が増加 ファミリー世帯割合が減少 [ 人口 世帯の現状 ] 後期高齢者単身世帯の割合が増加 [ 人口 世帯の現状 ] 高齢単身世帯は子どもが近くにいない割合が過半数 [ 人口 世帯の現状 ] 子どもの年齢により住環境の要望が異なる [ 実態調査等の現状 ] 住宅自体の問題による住み替え意向が高い [ 実態調査等の現状 ] 持ち家 居住でも 住み替え を希望 [ 実態調査等の現状 ] 特 少子高齢化が進展し ファミリー世帯の流出 後期高齢者単身世帯割合が増加する一方 20 歳 代後半の転入超過数が多い 子育てファミリー世帯の住環境の充実のためのニーズは 子どもの年齢により異なる 高齢単身世帯の約 50% は 近隣に親族世帯がいない状況にある 性 老朽化など住宅自体の問題による住み替え意向が高いが 住み替え先は区内が多い 持ち家でも分譲マンションでは住み替えを望む割合が一戸建より高い 課 すべての世帯が住みやすい住環境の整備が求められている 人口構造 世帯構造の変化による住宅ストックと世帯のミスマッチの影響が懸念される 子育てに関する負担軽減や住宅費の負担軽減など幅広い住環境の整備が求められている 題 区内で住まいのステップアップが図れるような 住宅ストックの形成が求められている 既存住宅の流通など住宅が循環できる仕組みづくりが求められている 133

138 2. 分譲マンションの維持管理の適正化について 築年数 30 年以上の分譲マンションが 24% を占める [ 実態調査等の現状 ] 約半数のマンションで管理組合の役員のなり手不足を実感 [ 実態調査等の現状 ] 長期修繕計画を作成していないマンションは約 15%[ 実態調査等の現状 ] 現 状 昭和 56 年以前に着工したマンションの59% で耐震診断が行われていない [ 実態調査等の現状 ] 行政の取組みについて分譲マンションの維持管理 建替支援に対する不満足度が高い [ 実態調査等の現状 ] 分譲マンション管理組合への助成制度等のPRが遅れている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] 共同住宅が住宅総戸数の 7 割以上を占め 6 階建て以上の共同住宅が増加している [ 住宅 住環 境の現状 ] 防災の取り組みを行っているマンションの割合が低い [ 実態調査等の現状 ] 分譲マンションの築年数は 10 年未満が約 30% 30 年以上が 24% となっている 特 性 50% 以上のマンションで管理組合の役員のなり手不足を感じている 長期修繕計画を作成していないマンションが約 15% 見直しをしたことも予定もないマンションが約 10% ある 旧耐震基準で建設されたマンションの59% が耐震診断を行っていない 行政に対する分譲マンション支援への不満足度が高く 行政のPRも不足している 6 階建て以上の中高層マンションが区民の居住形態の主流になりつつある 高経年マンションの適正な維持管理 再生対策が求められている 課 題 既存マンションの長期修繕計画の作成等 維持管理の適正化が求められている 区民の居住形態の主流となる中高層マンションにおいて資産として継承されるストック形成が求められている 管理組合の担い手不足が懸念される 旧耐震基準のマンションの耐震化が求められている マンションの適正な維持管理や建替えに対する支援が求められている 134

139 3. 良好な住宅ストックの形成について 人口増加に対応して住宅総戸数が増加する一方 空き室 空き家率が上昇 [ 住宅 住環境の現状 ] ( 再掲 ) 共同住宅が 7 割以上を占め 6 階建て以上の共同住宅が増加している [ 住宅 住環境の現 状 ] 現 状 民営借家では最低居住面積水準未満の割合が 子育て世帯では誘導居住面積水準未満の割合が高い [ 住宅 住環境の現状 ] 分譲マンションの戸あたり平均専有面積は縮小傾向で 近隣区のなかでも小さい [ 住宅 住環境の現状 ] 建物や設備の環境性能を重要だと思う割合が多い [ 実態調査等の現状 ] 本区から転居した理由は建物を起因とした理由が多い [ 実態調査等の現状 ] 子育てに配慮した住宅整備の誘導が遅れている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] 近年 5 年間で空き室 空き家が 4 千戸近く増加し 共同住宅 では 賃貸用の住宅 一戸建 では 市場に流通していない住宅 の空き室 空き家が多い ( 再掲 )6 階建て以上の中高層マンションが区民の居住形態の主流になりつつある 特 性 住宅の所有関係別では 民営借家 で最低居住面積水準未満の割合が 世帯構成別では 子育て世帯 で誘導居住面積水準未満の割合が高くなっている 分譲マンションの戸あたり平均専有面積は縮小傾向にあり 近隣区よりも小さい一方 平均分譲価格は高い傾向にある 環境に配慮した住まいづくりについて 建物や設備の環境性能を重要だと思う区民意向が高まっている 以前に本区から区外へ転居した理由は 住宅の面積が狭いため 建物が古い 傷んでいるた め が多くなっている 空き家 空き室の利活用 除却など適正管理が求められている 課 題 ( 再掲 ) 区民の居住形態の主流となる中高層マンションにおいて資産として継承されるストック形成が求められている 居住形態や世帯構成に適した居住面積水準が確保できる質の高い住宅ストックが求められている 世帯構成や多様化する住宅ニーズに応じて選択できる住宅の供給の誘導が求められている 環境に配慮した住宅への意識の高まりへの対応が求められている 135

140 4. 防災 防犯性の確保について 木造の過半数が昭和 55 年以前 ( 旧耐震基準 ) の建築 [ 住宅 住環境の現状 ] 現 状 耐震診断 耐震改修を実施するうえでの問題点は 資金がない [ 実態調査等の現状 ] 集合住宅居住世帯の町会 自治会加入率が低い [ 実態調査等の現状 ] ( 再掲 ) 防災の取り組みを行っているマンションの割合が低い [ 実態調査等の現状 ] 区外住民が希望する定住支援は 防犯対策の充実 の割合が高い [ 実態調査等の現状 ] 不燃化や耐震化にやや遅れが生じている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] 住宅総戸数の約 26% が旧耐震基準で建築され 木造では過半数となっているが 資金がない 事が耐震改修の実施低迷の主な要因となっている 特 性 集合住宅居住者の町会 自治会加入率が低く 自主防災組織や防災備蓄倉庫の設置なども少ない状況にある 耐震改修促進事業や民間金融機関と連携した金利優遇制度の活用など 事業の周知が不足している状況にある 耐震化率は戸建て木造住宅で 38.4% 共同木造住宅で 60.1% となっており 耐震改修を行って いない住宅が区内に多数あり リフォームは行うが 耐震改修を行っていない例が見受けられ る 課 題 旧耐震基準で建築された住宅の耐震診断 耐震改修が急務となっている 耐震性確保のための支援策の再検討が求められている 地域での防災 防犯活動など地域コミュニティ形成の充実が求められている 136

141 5. 新たな居住支援 ( 住宅セーフティネット等 ) の構築について 年収 200 万円未満の世帯が増加傾向にあり 借家世帯に多い [ 住宅 住環境の現状 ] ( 再掲 ) 高齢単身世帯は子どもが近くにいない割合が過半数 [ 人口 世帯の現状 ] 高齢単身世帯は民間借家や公的住宅の居住割合が高く 住居費負担は4 万円未満が多い [ 実態調査等の現状 ] 現 状 子どもがいる世帯は 部屋の数 間取り に不満をかかえ 居住費負担も大きい [ 実態調査等の現状 ] ( 再掲 ) 民営借家では最低居住面積水準未満の割合が 子育て世帯では誘導居住面積水準未満の割合が高い [ 住宅 住環境の現状 ] 公営住宅において住宅の面積と世帯人数のミスマッチが生じている [ 住宅 住環境の現状 ] 都営住宅の区移管が遅れている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] ( 再掲 ) 人口増加に対応して住宅総戸数が増加する一方 空き室 空き家率が上昇 [ 住宅 住環境の現状 ] 借家世帯のうち公営借家で約 50% 民営借家で約 20% が年収 200 万円未満となっている ( 再掲 ) 高齢単身世帯の約 50% は 近隣に親族世帯がいない状況にある 高齢者夫婦世帯は持ち家居住が多い一方 高齢単身世帯は借家居住が多くなっている 特 性 子どもがいる世帯は 部屋の数 間取り に対する不満足度が高く 居住費は10~15 万円が多くなっている ( 再掲 ) 住宅の所有関係別では 民営借家 で最低居住面積水準未満の割合が 世帯構成別では 子育て世帯 で誘導居住面積水準未満の割合が高くなっている 公営住宅居住世帯は 居住年数が長くなる傾向があることから 入居中に世帯構成の変化が生じ 住戸面積と世帯人数のミスマッチが生じている ( 再掲 ) 近年 5 年間で空き室 空き家が 4 千戸近く増加し 共同住宅 では 賃貸用の住宅 一戸建 では 市場に流通していない住宅 の空き室 空き家が多い 課 題 多様な主体 分野との連携による重層的な住宅セーフティネットの構築が求められている 住宅の確保に特に配慮が必要な世帯に対する住宅供給が求められている 子どもがいるファミリー世帯の居住水準の向上が求められている 公営住宅の適正な入居管理が求められている 137

142 6. 高齢者世帯等の居住支援の形成について ( 再掲 ) 後期高齢者単身世帯の割合が増加 [ 人口 世帯の現状 ] ( 再掲 ) 高齢単身世帯は子どもが近くにいない割合が過半数 [ 人口 世帯の現状 ] 住宅のバリアフリー化率は 50% を下回る [ 住宅 住環境の現状 ] 現 状 ( 再掲 ) 高齢単身世帯は民間借家や公的住宅の居住割合が高く 住居費負担は4 万円未満が多い [ 実態調査等の現状 ] 区民の約 6 割が高齢期には在宅サービスを受けながら自宅で暮らすことを希望 [ 実態調査等の現状 ] 高齢者向けの民間木造賃貸住宅の改修支援が遅れている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] 高齢者の住み替え支援が遅れている [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] 高齢者世帯等への居住支援策の実績が上がっていない [ 第 5 次住宅マスタープラン事業評価 ] ( 再掲 ) 人口増加に対応して住宅総戸数が増加する一方 空き室 空き家率が上昇 [ 住宅 住環境の現状 ] 高齢者が居住する住宅のバリアフリー化率は 50% 未満で 高齢者等のための設備がある住宅の 割合も住宅総戸数の 50% 未満となっている ( 再掲 ) 高齢単身世帯の約 50% は 近隣に親族世帯がいない状況にある 特 性 ( 再掲 ) 高齢者夫婦世帯は持ち家居住が多い一方 高齢単身世帯は借家居住が多くなっている 民間木造賃貸住宅改修支援事業において 対象家主への事業周知や相談体制が構築されていない 多様な主体 分野と連携し 高齢者世帯の構成や収入等に適した住宅を探すことができる仕組みが構築されていない 住宅あっせん制度などの高齢者世帯等の民間賃貸住宅入居支援事業の実績が上がっていない ( 再掲 ) 近年 5 年間で空き室 空き家が 4 千戸近く増加し 共同住宅 では 賃貸用の住宅 一戸建 では 市場に流通していない住宅 の空き室 空き家が多い 課 ( 再掲 ) 多様な主体 分野との連携による重層的な住宅セーフティネットの構築が求められてい る 高齢者等の特性に配慮したリフォームなどへの支援が求められている 安心して住み続けることができる 民間賃貸住宅の供給促進が求められている 題 高齢者世帯等が賃貸住宅に入居しやすくなるような支援策や仕組みづくりが求められている 見守りや安否確認などの福祉支援を受けながら 安心して暮らせる居住環境が求められている 138

143 第 7 章新住宅マスタープラン策定の方向性 1. 策定に向けた基本的な考え方 策定の基本的な視点である 住み続けられる住環境整備 住宅セーフティネットの強化 高齢者の新たな住まいづくり の3つの視点に対して実効性のある住宅施策を推進する必要がある そのため 3つの視点を切り口に本区の住宅を取り巻く状況 これまでの住宅政策の現状及び評価 区民居住意識等実態調査等から住宅 住環境の現状として6 項目を抽出した 一方 国の住生活基本計画及び東京都住宅マスタープランも改定を行っており 少子高齢化への対応 マンション 団地の老朽化対策 空き家対策 を課題に据えるなど 新たな方向性を示しており 本区の課題と重なる内容も含んでいる このため 国や東京都の改定の動向を見据えながら 本区で浮き彫りになった現状と課題の解決に向け 墨田区新住宅マスタープラン策定の方向性を以下の6 項目とする (1) 多様な居住ニーズに応じた住環境整備 (2) 民間集合住宅 ( マンション ) の維持管理の支援 (3) 住宅ストックの質の向上 (4) 安全 安心な住宅 住環境形成の支援 (5) 住宅セーフティネットの拡充 (6) 高齢者世帯及び障害者世帯等の居住の安定の確保 139

144 2. 策定の方向性 (1) 多様な居住ニーズに応じた住環境整備 0 歳 ~4 歳が転出超過となっている一方で 20 歳代後半の転入超過により 単身若年層の割合が高いことから 区内での住宅取得 家族形成 子育て等 定住できる住環境整備が必要になっている また 高齢化の進展により高齢者がいる世帯数は増加傾向にあり なかでも後期高齢者単身世帯が増加していることから 希望する場所での住宅確保や必要な生活支援サービスが利用できる住環境整備が必要になっている 住環境の充実のために求められている支援は 世帯構成や住宅の所有関係等によって異なることから 住宅整備だけでなく必要な施設整備や環境整備等の幅広いニーズに応じた住環境整備が必要になっている (2) 民間集合住宅 ( マンション ) の維持管理の支援長期修繕計画の作成や必要に応じた見直しなど これまでのマンション管理の適正化への取組みに加え 高経年マンションストックの増加により 老朽化等の課題の把握と適切な改修や建替えへの対応が求められている 半数以上のマンションで管理組合の役員のなり手不足が懸念されているのに加え 改修や建替えなどにおいては多数の区分所有者の合意形成が必要になるなど マンション特有の課題への対応が必要になっている また 旧耐震基準で建設されたマンションの耐震診断の実施率が低いことから 耐震診断の必要性や重要性について該当するマンション管理組合へ周知するとともに 耐震性確保のための取組みが求められている 区民の居住形態の主流となるマンションにおいては 区分所有者が資産として認識し 自らの責任において維持管理を行うことが基本であることについて 改めて周知する必要がある (3) 住宅ストックの質の向上住宅総数の増加とともに空き室 空き家数も増加していることから 既存住宅活用型の市場への転換が求められている なかでも 市場に流通しておらず二次的な利用もされていない一戸建の空き家 ( 住宅 土地統計調査でいう その他の住宅 ) の適正管理が懸念され 活用及び再生による維持管理が重要になっている また 優れた長期優良住宅等の資産として承継できる良質で安全な新築住宅の供給による品質確保とともに ストックを良質で魅力的なものとし 住み継がれていくためには適切な維持管理 住宅の省エネ化 リフォーム等により住宅の質と価値を高めていく必要がある また 世帯構成や住宅ニーズの多様化から 求める住宅が選択できる住宅供給の誘導や質の高い住宅ストックの形成が求められている 140

145 (4) 安全 安心な住宅 住環境形成の支援過半数が旧耐震基準による木造住宅は 耐震診断 耐震改修による耐震性の確保が必要になっているが 区民居住意識等実態調査 の結果では 実施のための 資金がない ことが一番の問題となっており 耐震化の加速化に向けた支援の検討が必要になっている 安全で安心な暮らしを継続するためには 住宅の安全性確保に加えて 地域の住環境整備や区民一人ひとりが地域で支え合う仕組みづくりが求められている そのため 町会 自治会の活動の必要性と重要性について区民の理解を得るとともに 加入率が低い共同住宅居住世帯に対して周知を行っていく必要がある (5) 住宅セーフティネットの拡充住宅を市場において自力で確保することが難しい 住宅の確保に特に配慮を要する世帯 が安心して暮らせる住宅を確保できる仕組みづくりが求められており 民間賃貸住宅の空き家を活用した新たな仕組みによる住宅セーフティネット機能の拡充が必要になっている 住宅セーフティネットの中核をなす公営住宅においては 入居後の世帯構成の変化に応じた住み替えを行っていないため 世帯人数と住宅の面積のミスマッチが生じており 真に住宅に困窮する区民に公平かつ的確に供給する観点から 適正な入居管理が求められている また 区内には公社住宅やUR 賃貸住宅などの公的賃貸住宅があることから 住宅セーフティネットにおける連携体制を構築する必要がある (6) 高齢者世帯及び障害者世帯等の居住の安定の確保高齢者の増加 特に後期高齢者が増えている一方 区民居住意識等実態調査 の結果では 高齢期に希望する住まいは 自宅で暮らしたい との回答が多いことから 高齢者自らが自立して健康な住生活を維持し続けることに対してサポートする仕組みづくりが求められている また 高齢者世帯及び障害者世帯に対して住宅を貸し渋る賃貸住宅所有者がいることから 希望する住宅確保への支援とともに賃貸住宅所有者への意識啓発が求められている そのため 住宅と福祉が不可分な関連性を有する高齢者や障害者の住環境整備において 本区における住宅と福祉の施策に対する役割を明らかにし 相互の連携体制の構築が重要となる また 持ち家のリフォーム等による高齢化対応に加えて 借家の家主に対してバリアフリー化や手すりの設置など 入居する高齢者世帯や障害者世帯へのリフォーム等の対応を促す取組みが必要となっている 141

146 巻末資料 1. 区民居住意識等実態調査調査票 142

147 143

148 144

149 145

150 146

151 2. 区外住民意識調査調査項目 1 スクリーニング項目案 (1) 東京都内で過去に居住したことのある地域 (2) 現在 移住を検討している もしくは移住の準備を進めている地域 設問内容 1 現在も含め過去に居住したことがある地域 2 現在居住している地域 1 移住を検討している地域 2 移住の準備を進めている地域 (3) 現在のお住まいの所有関係と建て方 ( 区民居住意識等実態調査問 11 と同様 ) 選択肢 MA 東京都内 62 市町村及び該当なし SA MA 東京都内 62 市町村及び該当なし SA SA 1 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 2 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 3 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 4 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 5 民間の借家 : 一戸建て 6 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 7 公営住宅 ( 市区町村営住宅 都営住宅 ) 8 UR 公社賃貸住宅 都民住宅 区民住宅 9 シルハ ーヒ ア サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向け優良賃貸住宅 10 社宅や会社の寮 11 間借り シェアハウス 12 その他 147

152 2 本調査項目案 設問案 (5 問 ) 対象 1 2 共通設問 1 転居先を選ぶ際に重視すること 2 墨田区の住宅地としてのイメージ 3 転居先で希望する住宅の所有形態と建て方 4 行政に期待する定住支援 5 現在の家族構成 対象 2のみ設問 6 墨田区から区外へ転居した理由 選択肢案 設問 質問タイフ 選択肢 1 転居先を選ぶ際に重視す MA 1 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) ること 3 つ 2 通勤 通学の便利性 3 日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性 4 医療施設の充実 利便性 5 高齢者施設や介護施設整備状況 6 子育てや子どもの教育環境 7 自然環境 ( 公園や広場などの環境整備 ) 8 治安のよさ ( 防犯活動や街灯の整備など ) 9 防災対策の充実度 10 住居費 ( 購入価格 家賃 ) が安い 11 住居費 ( 購入価格 家賃 ) が高い 12 住宅の間取り 面積が広い 13 住宅の間取り 面積が狭い 14 都市の知名度 ブランド力 15 地域住民のコミュニティや交流の有無 ( 下町らしさ ) 16 その他 ( ) 2 墨田区の住宅地としての SA 1 交通利便性 ( 駅 バス停への近さ ) が良い イメージ ( 思う or 思わな 2 通勤 通学の便利性が良い い ) 3 日常の買い物や飲食などの商業施設の便利性が良い 4 医療施設が充実している 利便性が良い 5 高齢者施設や介護施設整備が充実している 6 子育てや子どもの教育環境が整っている 7 自然環境 ( 公園や広場などの環境整備 ) が良い 8 治安 ( 防犯活動や街灯の整備など ) が良い 9 防災対策が充実している 10 希望する購入価格 家賃の住宅がある 148

153 11 希望する間取りや面積の住宅がある 12 都市の知名度 ブランド力がある 13 地域住民のコミュニティや交流が盛ん ( 下町らしい ) 14 住んでみたいまちである 3 転居先で希望する住宅の所有形態と建て方 ( 区民居住意識等実態調査 問 11 と同様 ) SA 1 持ち家 : 一戸建て ( 新築 ) 2 持ち家 : 一戸建て ( 中古 ) 3 持ち家 : 分譲マンション ( 新築 ) 4 持ち家 : 分譲マンション ( 中古 ) 5 民間の借家 : 一戸建て 6 民間の借家 : アパートや賃貸マンション 7 公営住宅 ( 市区町村営住宅 都営住宅 ) 8 UR 公社賃貸住宅 都民住宅 区民住宅 9 シルハ ーヒ ア サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向け優良賃貸住宅 10 社宅や会社の寮 11 間借り シェアハウス 12 その他 ( ) 4 行政に期待する定住支援 ( 区民居住意識等実態調査 問 262 と同様 ) MA 3 つ 1 高齢者 障害者の住宅確保支援 2 子育て世帯の住宅確保支援 3 低所得者のための住宅供給 4 良質な住宅の建設誘導 5 住宅に関する相談の充実 6 防犯対策の充実 7 分譲マンションの維持管理 建替え支援 8 防災対策の充実 9 自然エネルギー利用など地球温暖化対策の充実 10 マンション居住者と地域とのコミュニティの形成支援 11 住宅と工場との共存できるまちづくり 12 まちづくりなどの地域活動への支援 13 景観に配慮したまちづくり 14 観光と調和したまちづくり 15 その他 ( ) 149

154 5 現在の家族構成 ( 区民居住意識等実態調査 F2 3 4のクロス ) 6 墨田区から区外へ転居した理由 ( 区民居住意識等実態調査問 12 と同様 ) 対象 2のみ SA 1 40 歳未満の単身 2 40~64 歳の単身 3 65 歳以上の単身 4 65 歳以上の世帯員のいない夫婦のみの世帯 5 65 歳以上の世帯員のいる夫婦世帯のみ世帯 6 6 歳未満の世帯員のいる世帯 7 6~18 歳未満の世帯員のいる世帯 8 その他 MA 1 通勤 通学に不便なため 2 買い物や娯楽施設などに不便なため 3 子育てや子どもの教育に適していないため 4 建物が古い 傷んでいるため 5 日当たり 風通しが悪いため 6 医療 介護施設が不便なため 7 住居費が高いため 8 バリアフリー設備が不足しているため 9 住宅の面積が広いため 10 住宅の面積が狭いため 11 親や子どもと同居または近くに住むため 12 治安や防犯に対する不安があるため 13 地震や水害などの対策が不十分であるため 14 騒音等があり 居住環境が悪いため 15 現在の場所では建替えや改修が困難なため 16 更新時に賃料引き上げなどの不安があるため 17 高齢者向け住宅 施設に転居したいため 18 他の地域に魅力 愛着を感じるため ( 具体的な内容 : ) 19 その他 ( ) 150

155 3. 不動産事業者調査調査票 151

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