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1 ( 平成 28 年度第 1 回兵庫県河川審議会 ) 資料 1-4 Ⅲ 利水 環境に関する資料 ( 鯉川水系河川整備基本方針 )

2 目次 1 正常流量検討手順 1 2 河川環境の把握 2 3 河道状況 8 4 社会環境 9 5 河川区分 10 6 項目別必要流量の設定 11 7 項目別必要流量の検討 12 8 維持流量 水利流量の設定 16 9 正常流量の設定 17

3 1 正常流量検討手順 正常流量は 以下の検討フローに従って検討する 河川環境の把握 河川流況 河川への流入 河川からの取水量等 河道状況 自然環境 社会環境 既往の渇水状況 河川区分 項目別必要流量検討方針の設定 項目別必要流量の検討 項目別必要流量の算定 動植物の生息地または生育地の状況 漁業 景観 流水の清潔の保持 舟運 塩害の防止 河口閉塞の防止 河川管理施設の保護 地下水位の維持 等 維持流量の設定 水利流量の設定 正常流量の検討 代表地点の設定 期間区分 正常流量の設定 河川整備基本方針に正常流量を定めるために十分な流況データが揃っていないことから 本章に おいては 参考値 として推定正常流量を算出するものである 1

4 2 河川環境の把握 (1) 流況鯉川水系では 水質調査や流況把握を目的とした低水流量観測は行っておらず 水系全体の流況は不明である そのため 近傍の新湊川水系の流量観測資料 ( 天王ダム管理日報 ) から 鯉川の渇水流量を推定した 天王ダムの概要 河川 : 新湊川水系天王谷川 目的 : 洪水調節 レクリエーション 集水面積 :4.6km 2 管理者 : 兵庫県 天王ダム 図 ) 天王ダム流量図 (2007 年 ~2015 年 ) 天王ダムでは 記録が残る 2007 年 (H19) 以降 直近 8 年間の流量データを用いて渇水流量を算定した ( 下表 ) 8 年平均値は m 3 /s であるが 期間中にゼロを記録した年 (2008 年 ( H20)) があったことを踏まえ 正常流量の算定時に用いる 1/10 渇水流量は m 3 /s( 比流量 m 3 /s/100km 2 ) とした 鯉川 1/10 渇水流量は 上記 ( 新湊川 1/10 渇水比流量 (0.000 m 3 /s/100km 2 )) に鯉川の流域面積を乗じ 0.000m 3 /s と推定した 2

5 表 2.1 天王ダム流況表 年度 渇水流量 ( 参考 ) 最大流量豊水流量平水流量低水流量最小流量 2007 H H H H H H H H 平均流量平均比流量 豊水流量 :1 年を通じで 95 日はこれを下回らない流量平水流量 :1 年を通じで 185 日はこれを下回らない流量低水流量 :1 年を通じで 275 日はこれを下回らない流量渇水流量 :1 年を通じで 355 日はこれを下回らない流量 観測した 365 日分の流量データを 大きい順に並べて 95 番目の流量を豊水流量 同 185 番目を平水流量 同 275 番目を低水流量 同 355 番目を渇水流量という 3

6 (2) 河川への流入量 取水量等 1 下水道流入汚水について 神戸市の下水道事業では 市街地を中心に全市人口の 98.6% を整備する計画となっており 平成 26 年時点において 全体計画 98.6% のうち 99.8% の整備が完了している また 神戸市の生活排水処理率も 98.7% を達成している現状を踏まえ 鯉川への汚水流入はない ( 無視し得る程度 ) ものと考えられる また 雨水排水については JR 高架橋付近において 左岸側から旧北野川雨水幹線 (Φ=1.00m) が 右岸側から元町駅北雨水幹線 (Φ=0.80m) が鯉川に接続している 2 水利権 鯉川水系の検討対象区間においては 取水は行われておらず 農業用水 上水道 工業用水の 水利権は存在しない 3 取水施設の確認 取水施設は存在しない (3) 河川水質 鯉川では 水質調査は実施していない なお 流域内には工場 農地 畜産場等 大規模な水質汚濁物質の発生源は存在しない 4

7 (4) 河川の動植物 1 植物鯉川周辺の現存植生図を図 2.1 に示す 鯉川流域の植生は 山間部ではアベマキ-コナラ群集 アラカシ群落が多く確認されている 河川の植生としては 暗渠区間には植生は存在せず 開渠区間においても コンクリートや石積の三面張小水路であり コケやシダ類などが一部に散見されるが ほとんど植生は見られない アラカシ群落 アベマキ - コナラ群集 残存 植栽樹群をもった 公園 墓地等 凡例 アラカシ群落 残存 植栽樹群をもった公園 墓地等 アベマキ - コナラ群集 流域界 図 2.1 現存植生図 出典 : 自然環境保全基礎調査 1/25,000 現存植生図 2 魚類 暗渠区間では魚類は確認されていない また 開渠区間においても コンクリートや石積の三 面張小水路であり 流水も無いもしくは僅少 ( 水深 1cm 程度 ) であり 魚類は確認されていない 5

8 3 底生動物平成 27 年に実施した調査において 20 科 25 種の底生動物が確認されている 調査地点 (3 箇所 ) を図 2.2 に 確認種一覧を表 2.2 に示す 地点 1では 種数 個体数ともに少ない結果となった これは 極めて単調な物理環境であり 底生動物の生息環境としては非常に厳しい条件にあるものと考えられる なお 重要種は確認されておらず 外来種はサカマキガイの 1 種が確認されている 地点 2では 他地点に比べると個体数 種数とも多い結果となった カゲロウ目 トビケラ目などに加え サワガニも確認された これは 固定され安定した石張り河床の河床状態による環境によるものと考えられる なお 重要種や外来種は確認されていない 地点 3では 種数が少ない結果となった これは 極めて単調な物理環境であり 底生動物の生息環境としては非常に厳しい条件にあるものと考えられる なお 重要種や外来種は確認されていない 図 2.2 底生動物調査地点 6

9 表 2.2 底生動物の確認種一覧 調査年月日 : 平成 27 年 8 月 21 日鯉川重外 No. 綱名目名科名和名学名要来種種定量定性定量定性定量定性瀬瀬瀬瀬瀬瀬 1 腹足綱盤足目カワザンショウガイ科ウスイロオカチグサガイ Paludinassiminea debilis 基眼目モノアラガイ科ヒメモノアラガイ Fossaria ollula 1 3 サカマキガイ科サカマキガイ Physa acuta ミミズ綱ツリミミズ目フトミミズ科フトミミズ科 Megascolecidae 2 5 軟甲綱ワラジムシ目ミズムシ科ミズムシ Asellus hilgendorfi エビ目サワガニ科サワガニ Geothelphusa dehaani 3 7 昆虫綱カゲロウ目 ( 蜉蝣目 ) コカゲロウ科シロハラコカゲロウ Baetis thermicus ウデマガリコカゲロウ Tenuibaetis flexifemora トビケラ目 ( 毛翅目 ) シマトビケラ科ウルマーシマトビケラ Hydropsyche orientalis 1 10 クダトビケラ科クダトビケラ科 Psychomyiidae ヒメトビケラ科ヒメトビケラ属 Hydroptila sp ナガレトビケラ科クラマナガレトビケラ Rhyacophila kuramana カクスイトビケラ科ハナセマルツツトビケラ Micrasema hanasense ニンギョウトビケラ科ニンギョウトビケラ Goera japonica 1 15 カクツツトビケラ科カクツツトビケラ属 Lepidostoma sp チョウバエ科チョウバエ科 Psychodidae 2 17 ヌカカ科ヌカカ科 Ceratopogonidae 1 18 ユスリカ科テンマクエリユスリカ属 Eukiefferiella sp ハモンユスリカ属 Polypedilum spp モンユスリカ亜科 ( ヤマトヒメユスリカ族 ) Tanypodinae(Pentaneurini) エリユスリカ亜科 Orthocladiinae ユスリカ亜科 Chironominae ( 蛹 ) ブユ科アシマダラブユ属 Simulium spp ナガレアブ科ナガレアブ科 Athericidae ( 若齢 ) 1 25 コウチュウ目 ( 鞘翅目 ) ガムシ科マルガムシ亜科 Hydrobiinae ( 幼虫 ) 種数 個体数 /0.18 m 鳥類 流域内では カワラバト キジバト ツバメ ヒヨドリ スズメが確認されたが 河川に依存 する種は確認されていない 7

10 3 河道状況 (1) 周辺地形流域の大部分は急峻な山地であり 下流部は高度に都市化された市街地が扇状地形に形成されている (2) 河床勾配 河床勾配は上流部で 1/20 下流部 ( 暗渠区間 ) で 1/20~1/200 である (3) 河床材料 全面石張りやコンクリート張りで整備されており 河床材料は存在しない (4) 河道状況河口から約 1.4km の山本通りまでの区間は暗渠となっている 山本通りより上流は開渠区間であり 石積やコンクリート張の三面張の小水路にコケやシダ類などが一部に散見するが ほとんど植生や動植物は見られない また 平時の流水は無しまたは僅少 ( 水深は 1cm 程度 ) である 急峻な勾配であるため 至る所に落差工が設置されている (5) 主要横断工作物 堰等の横断工作物はない (6) 河口閉塞 河口部 ( 暗渠内部 ) では 閉塞 ( 土砂堆積 ) の傾向は見られない 8

11 4 社会環境 (1) 景観 全区間にわたり特筆すべき自然景観はない (2) 環境 景勝地 鯉川の開渠区間の西側は 旧外国人居留地に由来する近代洋風建築物や歴史的景観の価値があ る建物が数多く存在している (3) イベント 親水 親水施設はない (4) 漁業 漁業権は設定されていない (5) 舟運 舟運利用はない (6) 塩害 過去に被害は記録されておらず 塩害は生じていない (7) 地下水利用 流域内における井戸の取水実態は不明であるが 工場等の大規模な地下水取水を要す る施設の立地はない 9

12 5 河川区分 河川環境の縦断的特性を踏まえ 複数の区間に河川区分を行う 鯉川では地形状況から以下の 3 区間に区分することとした 区間 1 河口から基準点 JR 高架橋下流 ( 地下河川 : 圧力暗渠区間 ) 区間 2 基準点 JR 高架橋上流から城ケ口川合流点付近 ( 地下河川 : 非圧力暗渠区間 ) 区間 3 城ケ口川合流点付近から二級河川上流端 区間 3 区間 2 区間 1 図 5.1 鯉川の河道区分図 10

13 6 項目別必要流量の設定 正常流量検討の手引き( 案 ) 国土交通省河川局河川環境課平成 19 年 9 月 に 必要流量検討対象項目として9 項目が挙げられている 鯉川水系ではこれらの9 項目について検討方針を以下の通り設定し 流水の清潔の保持 について 必要流量の検討を行った なお 区間 1 2については 地下河川区間であるため 項目別必要流量の検討対象外とした 必要流量検討項目 動植物の生息地または生育地の状況および漁業 景観 流水の清潔の保持 舟運 塩害の防止 河口閉塞の防止 河川管理施設の保護 表 6.1 項目別必要流量の検討項目 流量の変化による影響 区間 3 平時における流水は無または僅かであり 調査においても魚類の生息は確認されておらず将来も生息の可能性は少ない 特筆すべき景観はない 平時における流水は無または僅かであり また 川幅が狭く 水路状の河川であるため 流量による影響は認められない 流域内に汚濁源はなく 水質の悪化が懸念される状況にはないが 水質維持 向上という観点において必要流量を設定する必要がある 現在舟運は行われておらず将来もその可能性はない 過去に塩害が生じておらず また 下流部は暗渠区間 ( 圧力管方式 ) であり 塩害の影響をうける可能性はない 河口部 ( 暗渠内部 ) の堆積土砂は 出水時に海域へ排出されることから 特段の対策は不要 ( 適時撤去 ) 流量の増減によって影響を受ける木製施設はない 検討方針 特に検討の必要はない 特に検討の必要はない 想定される汚濁負荷量を含む河川水に対し 一定の基準まで希釈するために必要な流量を検討する 特に検討の必要はない 特に検討の必要はない 特に検討の必要はない 特に検討の必要はない 地下水位の維持 過去に地下水位の低下により 堤内地で問題が発生したことはない 特に検討の必要はない 11

14 7 項目別必要流量の検討 (8) 流水の清潔の保持 からの必要流量 1 検討手順 流水の清潔の保持 からの必要流量は 以下の手順により設定する 1) 現況水質の把握 ( 公共用水域水質調査結果を整理 ) 2) 水質項目の設定 ( 河川の有機汚濁の指標である BOD を設定 ) 3) 検討箇所の設定 ( 河川区分を代表出来る地点を設定 ) 4) 評価基準の設定 ( 目標水質の 2 倍値を設定 ) 4) 検討箇所別必要流量の設定 ( 水質評価基準を満たす流量を算定 ) 2 鯉川の水質の状況水質評価指標となる BOD( 生物化学的酸素要求量 ) や流況のデータは存在しないため 近傍河川 ( 宇治川 ) の水質調査結果を整理する 宇治川では経年的に水質観測が実施されており 平成 22 年は BOD 値が 4.1mg/l と環境基準値 C 類型並の水質を示しているが 平成 24 年と平成 26 年の近年 2 回の調査結果では 環境基準 A 類を満足する良好な水質を示している 年度 BOD 値 (mg/l) 平成 20 年 1.3 平成 22 年 4.1 平成 24 年 1.4 平成 26 年 鯉川の推定流況 図 7.1 水質の状況 前述の天王ダムの流況から推定した鯉川の流況は以下の通りである 山本通り地点では 平均低水流量で 0.009m 3 /s 平均渇水流量で 0.004m 3 /s である 表 7.1 鯉川 ( 山本通り地点 ) の推定流況 流域面積 0.49 km2 年度 最大流量 豊水流量 平水流量 低水流量 渇水流量 最小流量 2007 H H H H H H H H 平均流量 /10 流量 平均比流量 /10 比流量

15 4 水質項目の設定 流水の清潔の保持 からの必要流量算定のための水質評価指標は 河川の有機汚濁の総合的 な指標である BOD( 生物化学的酸素要求量 ) を 水質評価の項目に採用する 5 検討箇所の設定 鯉川では 既設の環境基準点や水質基準点などは設定されていないことから 河川環境や水利 用の面から区間を代表できる地点として 開渠の最下流点である 山本通り 地点を設定する 検討地点 : 山本通り 図 7.2 検討地点の位置図 6 評価基準の設定評価基準の設定にあたっては 水質評価指標となる BOD( 生物化学的酸素要求量 ) や流況のデータは存在しないため 近傍河川 ( 宇治川 ) の水質調査結果を基に設定を行う 宇治川では経年的に水質観測が実施されており 平成 26 年の水質調査結果において 清風橋地点の BOD 値が 1.5mg/l となっている 宇治川では水質汚濁に係る環境基準の類型指定は設定されていないが この観測値は環境基準 A 類型を満足していることから 鯉川も同程度とみなし 基準値をA 類型並の BOD:2mg/l に設定し 渇水時にあたっては その 2 倍値 BOD:4mg/l を満足するものとする 13

16 7 必要流量の設定 1. 検討対象負荷量の設定汚濁発生源は大きく 4 つ ( 生活系 工業系 畜産系 自然 ( 面源 ) 系 ) に分類される 工場系負荷量 畜産系負荷量については 発生源となる施設が流域内に存在しないことから 生活系 自然系を対象とした 生活系負荷量については 下水道整備率も 99.8%(H26) を達成していることで生活排水の河川への流入はほとんどないと考えられるが 上流部では河川に家屋が近接している箇所もあり 少量ではあるが鯉川への汚水流入も考えられることから検討対象とした なお 自然系については 河川の低水流量時を対象とするため 山林などの自然地域からの汚濁のみとし 流域別下水道整備総合計画調査 指針と解説 (H27.1) より基準地点の水質に一律 0.5mg/l を見込むこととした 2. 流出負荷量の算定鯉川水系では 水質調査や流況把握を目的とした低水流量観測は行っておらず 水系全体の流況は不明である そのため 近傍の宇治川水系の清風橋地点における流出負荷量から 市街地の流域面積比により鯉川の流出負荷量を推定した 清風橋地点の低水流量流下時の流出負荷量を以下に示す 表 7.2 流出負荷量 ( 宇治川 ) 項目 宇治川清風橋地点 BOD 水質 (mg/l) 流量 (m 3 /s) 流出負荷量 (kg/ 日 ) 表 7.3 市街地面積 項目 宇治川清風橋地点 鯉川山本通り地点 流域面積 (km 2 ) 市街地面積 (km 2 ) 表 7.4 流出負荷量 ( 鯉川 ) 項目流出負荷量 (kg/ 日 ) 鯉川山本通り地点

17 3. 必要流量の設定以上の検討より 目標水質を満足するための 流水の清潔の保持からの必要流量 は 山本通り地点において 0.003m 3 /s と設定する 計算式必要流量 = 流出負荷量 (kg/ 日 ) {[ 目標 BOD- 自然系 BOD(mg/l)] 86.4} 正常流量検討の手引き ( 案 )H19.9 P36 表 7.5 必要流量検討結果 検討地点 河川区分 山本通り区間 3 BOD 目標水質 (mg/l) 4 ( 内 0.5 は自然系 BOD) 必要流量 (m 3 /s)

18 8 維持流量 水利流量の設定 (1) 維持流量の設定 1 区間別 期間別維持流量の設定区間別維持流量は 河川区分した各々の区間において求めた項目別必要流量を満足する流量として設定する 表 8.1 区間別維持流量設定表 単位 (m 3 /s) 河川名 鯉川 項目 区間名 検討箇所 動植物の生息または生育 漁業 期間 区間 1 区間 2 区間 3 暗渠 ( 圧力区間 ) 暗渠 ( 非圧力区間 ) 鯉川山本通り山手幹線 ~ 上流端 通年 景観通年 備考 魚類の生息は確認されていない 流水の清潔の保持通年 必要流量通年 (2) 水利流量の設定 鯉川では水利権はなく 水利用はない 16

19 9 正常流量の設定 (3) 代表地点の設定正常流量を設定する代表地点は 河川の低水管理を行うために基準となる地点として下記の地点を設定した 代表地点 : 山本通り (4) 期間区分 正常流量の期間区分は 維持流量や水利流量の期別パターンを勘案し 期間区分を行うことが 一般的であるが 鯉川は水利用がないため 維持流量の期間区分を正常流量の期間区分とする (5) 流入量 取水量の設定 流入量の設定 前項で推定した 1/10 渇水比流量 (0m 3 /s/100km 2 ) より 河川への流入量はゼロと設定する 取水量 還元量の設定 鯉川では水利権はなく 水利用はない 伏没量 還元量の設定 覆没量 伏没量は見込まないものとした 17

20 (6) 代表地点における正常流量代表地点における正常流量の設定にあたっては まず設定した区間別維持流量と流入量 取水量を考慮し すべての区間別維持流量と水利流量を満足しうる流量を求め 正常流量として設定する 検討の結果 正常流量は期間により異なるが 代表地点である山本通り地点では 最大で 0.003m 3 /s となった 表 9.1 代表地点における正常流量 流域面積正常流量設定値河川区間代表地点期間 (km 2 ) (m 3 /s) 比流量 m3/s 100km2 鯉川区間 3 山手幹線山本通り通年 表 9.2 正常流量の設定 ( 通年 ) 鯉川正常流量の検討 直上流過不足量修正流量流域面積直下流量 ( 前ステップ流入 還元分派 取水維持流量 :4 地点 (km 区間 ) の7) ( 不足は-) 4<5:5 残流域 鯉川区間 3 代表地点 ( 山本通り山手幹線 ) 代表地点 ( 山手幹線山本通り ) の正常流量 = 維持流量 + 不足量の合計 = = 図 9.1 正常流量の設定 ( 通年 ) 18

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