目次 Ⅰ. 序章 Ⅱ. データからみる仕事満足度 Ⅲ. モデルの設定と仮説 (1) モデルの設定 (2) データ元について (3) 変数の設定 (4) 仮説の設定 Ⅳ. 分析結果 (1) 分析結果 (2) 仮説の検証 Ⅴ. 結論 Ⅵ. 参考文献 ~ 1 ~

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1 就業形態別仕事満足度の決定要因分析 一橋大学学士論文 2011 年 2 月 1 日 学籍番号 : M 氏名 : 矢島慶彦 ゼミナール指導教官 : 川口大司

2 目次 Ⅰ. 序章 Ⅱ. データからみる仕事満足度 Ⅲ. モデルの設定と仮説 (1) モデルの設定 (2) データ元について (3) 変数の設定 (4) 仮説の設定 Ⅳ. 分析結果 (1) 分析結果 (2) 仮説の検証 Ⅴ. 結論 Ⅵ. 参考文献 ~ 1 ~

3 Ⅰ. 序章 近年の景気の悪化に伴い 雇用状況の悪化が社会的に大きな問題となっている 失業率 1 は 5% 前後で高止まりしたまま改善の兆しをなかなか見せず 2010 年度における新卒者の内定率 2 は 10 月時点で 6 割を割り込むなど 就業機会の不足はますます問題となってきている しかし 一方で 新卒者の 3 年後離職率 3 が 3 割を超えるなど 会社とのミスマッチが起きているという問題も浮き彫りとなっており 職につけない事だけが問題ではない現状も明らかになっている また 失業率の上昇や大卒者の就職難の背景に雇用のミスマッチがあることも指摘されており 4 雇用のミスマッチを解消する事が大変重要な課題になってきていると言える そこで この論文では 仕事満足度に焦点を当て 仕事の満足度が何によって決められるのかを分析する事で この課題にアプローチしていきたい 先行研究としては 馬欣欣による 日本における仕事満足度の決定要因に関する実証分析 正規雇用者と非正規雇用者の比較 がある 馬氏はこの研究において 2009 年に慶応義塾大学が実施した 家計パネル調査 (KHPS2009) および 仕事と生活の家計パネル調査 (JHPS2009) の個票データを用い 仕事満足度の就業形態別の差異を分析している 馬氏の研究では 被説明変数として仕事満足度が 1 年前と比べてどう変わったかを 増えた 変わらなかった 減った の 3 段階に分けて設定している 1 平成 22 年 11 月の完全失業率は 男女計で 4.8%( 総務省統計局 労働力調査 ) 2 厚生労働省と文部科学省実施の平成 23 年 3 月大学等卒業予定者の就職内定状況等の調査結果の発表 ( 平成 22 年 11 月 16 日発表 ) によると平成 22 年 10 月 1 日現在で大学生の就職内定率は57.6% で 過去最低の水準となった 3 平成 19 年 3 月卒業者の 3 年後離職率は 31.1% で 平成 7 年度以降 30% を超え続けている ( 厚生労働省職業安定局集計 ) 4 失業率 5 パーセントのうち ミスマッチ要因によるものが約 3.7% を占め 需要不足要因による約 1.3% を大きく上回ったとされている ( 日本経済新聞 2010 年 11 月 1 日付 ) ~ 2 ~

4 また 説明変数として (ⅰ) 労働時間要因 (ⅱ) 賃金所得要因 (ⅲ) 個人属性要因 (ⅳ) 職場と仕事要因 (ⅴ) 労働市場要因の 5 つをそれぞれ設定している この分析の結果 労働者全体では 賃金が 万円未満 健康 休日の仕事量が増えた場合 権限が増えた場合 上司との関係が改善した場合で統計的に正に有意な影響を与えていた 賃金が 万円未満では仕事満足度に対して負の影響を与えており 必ずしも賃金の上昇が仕事満足度を高めてはいなかった さらに 農林漁鉱業 建設業 情報 運輸業に従事している場合 持ち帰る仕事が減った場合 責任や権限が減った場合 上司との関係が悪化した場合には有意に負の影響を与えていた 労働時間や企業規模は有意な影響を与えていなかった また 就業形態による比較では 正規雇用では 賃金が 万円未満 万円未満で 正に有意な影響を与えているが 非正規雇用では 100 万円未満 万円未満の場合に正に有意な影響を与えている 性別間の違いでは 正規社員では 男性の方が女性よりも満足度が高くなっている 産業別では 正規社員の場合 情報 運輸業 農林漁鉱業で製造業に比べて仕事満足度が下がっている また 正規 非正規ともに仕事の権限が増えた場合 上司との関係が改善した場合に満足度が高まっている また 河田浩昭 立道信吾 本川明による 成果主義と働く事の満足度 ~2004 年 JILPT 労働者の働く意欲と雇用管理のあり方に関する調査 の再集計による分析 ~ では 2004 年に実施された 労働者の働く意欲と雇用管理のあり方に関する調査 をもとに働く事の満足度に関する分析が行われている この研究では 被説明変数に仕事に対する満足度を 5 段階で評価したもの ( 満足している =2 点 どちらかといえば満足している =1 点 どちらともいえない =0 点 どちらかといえば満足していない =-1 点 満足していない=-2 点 ) をとり 説明変数として 個人属性 処遇属性 会社属性を設定している 結果としては 仕事の内容 やりがいそのものが仕事満足度に大きく影響している事や 賃金と満足度は正の関係にある事 労働時間の増加は 負の影響を与えること ~ 3 ~

5 などが示されている また 年齢と満足度に相関がある事や 専門的 技術的職業や 管理的職業において満足度が高まる傾向がある事などが指摘されている このように 日本においても仕事満足度に関する指摘は様々になされているが 研究 によって差異がみられるのも事実である そこで 今回の論文では 大阪商業大学 JGSS 研究センターによる JGSS(Japanese General Social Surveys) のデータを用いて 新た に仕事満足度の決定要因を分析し 改めて仕事満足度が何によって決定づけられている のかを検証していく この論文では 仕事満足度の決定要因を 1 労働時間要因 2 賃金所得要因 3 個人属 性要因 4 仕事要因 5 労働市場要因の5つに大別して就業形態別 5の分析を行う 主な結果としては (1) 非正規 自営業など就業形態は仕事満足度に対して有意な 影響を与えていない (2) 正規社員では労働時間がある程度以上増えると仕事満足度が 下がり 非正規社員では 短時間労働と長時間労働の場合で仕事満足度が高まる (3) 賃金が増えるほど仕事満足度が上がる 非正規社員と自営業者では 賃金は有意な影響 は与えていない (4) 年齢と仕事満足度との関係は若年期と高齢期に満足度が高まる U 字型になっている (5) 正規社員は 健康な場合や宗教を信じている場合 仕事満足度 が上がる (6) 非正規社員の場合 他の就業形態に比べてどの産業で働いているかが与 える影響が大きい (7) 専門的 技術的職業や管理的職業 事務的職業に就いている人 は生産工程 労務の職業に就いている人よりも仕事満足度が高い (8) 非正規社員では 県別有効求人倍率が上がると仕事満足度が有意に下がる などがわかった 本論文では まず JGSS-2006 のデータを用いて労働時間や賃金など主に仕事満足 度に影響を与えると考えられる要因と仕事満足度との関係をみた上で考察を試みる そ の後 それらから得られた考察などをもとに仕事満足度に関するモデルを設定し (ⅰ) 5 今回の論文では就業形態を正規雇用 非正規雇用 自営業者の 3 種類に分けて分析した 分類の方法は総務省による平成 19 年就業構造基本調査における 従業上の地位 に基づいており 具体的には 雇用者のうち 会社などの役員 正規の職員 従業員 を正規雇用 そのほかを非正規雇用とした 自営業主 家族従事者 は自営業者として扱った ~ 4 ~

6 労働者全体 (ⅱ) 正規社員 (ⅲ) 非正規社員 (ⅳ) 自営業者の 4 通りに分けて多重回帰分 析を行い それをもとにした考察を行う ~ 5 ~

7 Ⅱ. データからみる仕事満足度 表 1 は 週労働時間別の仕事満足度を就業形態別に示したものである 正規社員においては 満足 どちらかといえば満足 と答えている人の割合が就労時間 19 時間以内 20~29 時間の労働者において 72.8% 30~39 時間の労働者で 66.4% 60 時間以上では 55.9% となっており 30 時間以上働いている場合 労働時間が増えるにつれて仕事に満足している人の割合は下降していくことがうかがえる 一方 非正規社員においては 19 時間以内で 71.5% 30~39 時間で 65.6% 60 時間以上で 83.3% となっており 標本数が少ないことを考慮する必要はあるものの 働き方に柔軟性がある分 就労時間が少ない事を好む人と 多い事を好む人が存在する可能性がある また 労働者全体で見ても緩やかな曲線を描いており 労働時間と仕事満足度との関係は単なる線形の関係ではない可能性がある ( グラフ 1 参照 ) 表 2 は 賃金別の仕事満足度を就業形態別に示したものである 正規社員においては 賃金が多くなるほど満足度も上昇する傾向にある 非正規雇用者については 標本の数が多くないため 一概に傾向を述べるのは難しいが 正規社員と比較してみると 満足 どちらかといえば満足 と答えた人の割合は 100 万円未満で正規社員が 51.2% であるのに対して非正規社員の場合は 67.1% とかなり高くなっている また 万円未満の場合では正規社員が 63.1% 非正規社員が 60.5% と正規社員の方が満足度は高くなっているが 万円未満になると 正規社員が 56.5 パーセント 非正規社員が 66.6% となっており 正規社員に比べてかなり高くなっており 非正規社員の場合 比較的低い賃金でも満足度が高まっている傾向が見て取れる また 自営業者では 100 万円未満で 満足 どちらかといえば満足 と答えた人の割合が 54.3% ~ 6 ~

8 万円未満で 61.1% に対し 万円未満で 93.8% 万円未満で 74% 1000 万円以上では 83.3% となっており 標本の数が少ないことから数値にばらつきが見られるものの自営業者でも賃金が高くなるほど仕事に満足している人の割合が高まっている傾向を読み取ることができる ( グラフ 2 参照 ) 表 3 は 性別間における仕事満足度の違いを就業形態別に示したものである 満足 どちらかといえば満足 と答えた人の割合は 男性では 正規社員が 65.3% に対して非正規社員は 58.6% と正規社員の方がかなり高くなっている これに対し 女性の場合は 正規社員が 67.6% 非正規社員が 67% と正規社員の方がわずかに仕事に満足している人の割合が大きいものの 非正規社員では男性に比べて 満足している割合がかなり高くなっている このことからも男性に比べて女性の方が 融通のききやすい仕事を求めている可能性がある また 就業形態別では 正規社員の方が非正規社員よりも男女ともに 仕事に満足している人の割合が高く 正規社員の方が非正規社員よりも仕事満足度が高くなっている可能性がある また 自営業者では 男性で 65.5% 女性で 60.5% となっており 男性の方が仕事に満足している人の割合は高くなっている 自営業者では 男性の場合 自営業主や自由業者が多く 仕事における自由度の高さが満足度を高めていると考えられる 表 4 は 年齢別の仕事満足度を就業形態別に示したものである 満足 どちらかといえば満足 と答えた人の割合は 正規社員では 25 歳未満で 58.2% 55 歳以上では 72.1% となっており 年齢とともに満足と感じている人の割合は上昇している 一方非正規社員の場合は 25 歳未満で 71 パーセント 歳未満で最も低く 56.8% 55 歳以上で 69.3% となっており 年齢の若い時期と高齢期で満足度が高まっていることが読み取れる また 自営業者でも 25 歳未満で 満足 どちらかといえば満足 と答え ~ 7 ~

9 た人の割合は 83.3% なのに対し 歳未満では 56.3% と最低の値になっており 55 歳以上で 61.5% と上昇に転じており 非正規社員と同様の傾向がみられる この傾向は労働者全体でも若干ながら見る事ができる ( グラフ 3 参照 ) このことからも 仕事満足度に与える年齢の影響が単なる線形の関係ではない可能性が考えられる 上記のような分析の結果 様々な条件と仕事満足度との関係性を読み解く事が出来た しかし このような考察では 就業形態別における他の影響をコントロールする事が出来ていないことから正確な分析となっていない可能性が高い 例えば 表 2 では 非正規社員は 100 万円未満で仕事に満足している人の割合が 万円未満 万円未満に比べて高くなっており 100 万円未満の方が仕事満足度が上がっていることがうかがえる しかし この場合 賃金所得は労働時間との相関も高いとみられ 労働時間に関しては 非正規社員では 60 時間未満の場合 短くなるほど仕事に満足している人の割合が高まる傾向があることからも 実際には賃金が少ない事が仕事満足度を上げているのではなく 労働時間が短い事が仕事満足度を引き上げている可能性も高い そこで 以下では 仕事満足度に関する詳細なモデルを設定し 仕事満足度の決定要因について計量分析を行っていく ~ 8 ~

10 Ⅲ. モデルの設定と仮説 今回は 仕事満足度を就業形態別に分けて最小二乗法により分析を行う 具体的には 労働者全体 正規雇用 非正規雇用 自営業でそれぞれ分析していくこととする (1) モデルの設定 今回の分析では 以下のようなモデルを形成した 就業形態別の分析 satisfaction = β 0 + β 1 xjobhwk + β 2 xjobhwk sq + β 3 xjobhwk cb + β 4 income + β 5 ageb + β 6 ageb sq + β 7 Dxxlstsch + β 8 numccsch + β 9 health + β 10 Ddomarry + β 11 Ddorl + β 12 Dsexa + β 13 Dtpjob 2 + β 14 Dtpjob 3 + β 15 Dincmain + β 16 leisurest + β 17 DsexaDtpjob 2 + β 18 Dxxwpl 2 + β 19 Dxxwpl 3 + β 20 Dxxwpl 4 + β 21 Dxxwpl 5 + β 22 Dxxwpl 6 + +β 23 Dszttlsta 2 + β 24 Dszttlsta 3 + β Dszttlsta 4 + β 26 Dszttlsta 5 + β 27 Dxxjob 1 + β 28 Dxxjob 2 + β Dxxjob 3 + β 30 Dxxjob 4 + β 31 Dxxjob 5 + β 32 Dxxjob 7 + β 33 Djoinuni + β 34 Dblock 1 + β 35 Dblock 3 + β Dblock 4 + β Dblock 5 + β Dblock 6 + β 39 prefrate + u (2) データ元について 今回の分析では JGSS-2006(Japanese General Social Surveys) を使用した 日本 版 General Social Surveys(JGSS) は 大阪商業大学 JGSS 研究センター ( 文部科学 ~ 9 ~

11 大臣認定日本版総合的社会調査共同研究拠点 ) が 東京大学社会科学研究所の協力を受けて実施している研究プロジェクトである 東京大学社会科学研究所 SSJ データアーカイブがデータの配布を行っている 大阪商業大学 JGSS 研究センターのHPによると本データの調査対象の母集団は調査年度の9 月 1 日時点で満 20~89 歳の男女であり 層化 2 段抽出法により対象者を抽出している 層化は 全国を北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州の6 ブロックに分け 各ブロック内で市郡規模に応じてJGSS-2006では 大都市 人口 20 万人以上の市 人口 20 万人未満の市 郡部の4つに分ける方法をとっている 国勢調査の調査区を調査地点の抽出単位とし 各層から調査地点を抽出している 調査地点数は ひとつの調査地点の対象者数が最大でおよそ15になるように設定している 各調査地点における対象者の抽出は 選挙人名簿 ( 許可されない場合は住民基本台帳 ) からの系統抽出により行っている 調査は面接調査票と留置調査票によって行われている 今回の論文では 主に就業形態の違いに着目した分析を行っていくがJGSS-2006におけるそれぞれの性別就業形態別の割合と総務省による平成 19 年の就業構造基本調査における割合を比較したのが表 5である この表によると割合に若干の違いはあるもののおおむね同様の傾向になっていることからデータの信用性は確保されているものと考えられる (3) 変数の設定まず 被説明変数については 現在の仕事にどのくらい満足していますか ( ST5JOB 現在の仕事の満足度 ) という問いを利用し 満足 =5 どちらかといえば満足 =4 どちらともいえない=3 どちらかといえば不満 =2 不満 =1 として設定した 次に 説明変数については 以下の 5 つのカテゴリーに分けて設定した ~ 10 ~

12 (ⅰ) 労働時間要因労働時間については 労働時間の長短による影響をみるため 週労働時間 (xjobhwk) を設定した また 労働時間と仕事満足度との関係は線形ではない可能性があるため 今回は 週労働時間 2 乗 /100(xjobhwksq) および週労働時間 3 乗 /10000(xjobhwkcb) の 2 変数を分析に加えた (ⅱ) 賃金所得要因賃金所得については 主な仕事の賃金の違いによる仕事満足度への影響を図るため 本人年収 (income) を設定した なお JGSS では 賃金所得に関して 1. なし 万円未満 3.70~100 万円未満 4.100~130 万円未満 ~2300 万円未満 万円以上 20. 回答したくない 21. わからない 99. 無回答 として集計が行われているが 今回は それぞれの選択肢のちょうど真ん中の値をもって年収とした 例えば 4.100~130 万円未満 と答えた人の本人年収は 115 万円 ( 実際の回帰分析では 10 万円単位で扱ったため 115 万円 =11.5 として分析した ) とした また 本人の賃金が家計の主な収入源であるかどうかを示した本人の収入がメインダミー (Dincmain) を 本人の年収がメイン =1 メインではない =0 として設定した (ⅲ) 個人属性要因 個人属性要因については 個人の属性による仕事満足度への影響を図るため 以下の 変数を設定した 年齢 : 先にも述べたとおり 年齢に関しては影響が単なる線形ではない可能性が示唆 されているため 年齢 (ageb) および年齢 2 乗 /100(agebsq) の 2 変数を設定した ~ 11 ~

13 学歴: 大学を出ているかどうかによる影響をみるため 大卒ダミー (Dxxlstsch) を 大卒以上 =1 その他 =0 として設定した JGSS では 最終学歴について 1. 旧制尋常小学校 2. 旧制高等小学校 3. 旧制中学校 高等女学校 4. 旧制実業 商業学校 5. 旧制師範学校 6. 旧制高校 旧制専門学校 高等師範学校 7. 旧制大学 旧制大学院 8. 新制中学校 9. 新制高校 10. 新制高専 11. 新制短大 12. 新制大学 13. 新制大学院 14. わからない 99. 無回答 となっているが 1 2. 新制大学 13. 新制大学院 =1 その他 =0 として扱った また 14. わからない と 99. 無回答 を欠損値として扱った 就学中の子供の数 : 就学中の子供がいることが家計の出費を増やすため 仕事満足度 に影響を与えると考えられるので 就学中の子供の数 (numccsch) を設定した 健康状態 : 健康状態による影響を図るため 健康状態を 5 段階に分けて評価した op5hlthz をもとに health( 悪い =1~ 良い =5) として設定した 結婚: 結婚状態による影響をみるため 結婚ダミー (Ddomarry) を 既婚 =1 その他 =0 として設定した JGSS では 1. 現在 配偶者がいる 2. 離別 3. 死別 4. 未婚 5. 離婚を前提に別居中 6. 同棲中 9. 無回答 となっていたが 今回は 1. 現在 配偶者がいる =1 と設定し その他 =0 とした また 9. 無回答 は欠損値として除外した 宗教 : 宗教の有無による違いをみるため 宗教ダミー (Ddorl) を 宗教あり =1 無し =0 として設定した JGSS では 1. ある 2. 特に信仰していないが 家の宗教 ~ 12 ~

14 はある 3. ない 9. 無回答 となっていたが 1. ある 2. 特に信仰してい ないが 家の宗教はある =1 その他 =0 として扱った 9. 無回答 は 欠損値と して除外した 性別 :2 章でもみたように 性別の違いにより選好などが異なることで 仕事満足度 に影響を与えていると考えられるため 女性ダミー (Dsexa) を 女性 =1 男性 =0 とし て設定した 就業形態: 就業形態による影響をはかるため 正規雇用に対して就業形態ダミー Dtpjob2( 非正規雇用 =1 その他 =0) Dtpjob3( 自営業 =1 その他 =0) を設定した JGSS では 1. 経営者 役員 2. 常時雇用の一般従業者 3. 臨時雇用 ( パート アルバイト 内職 ) 4. 派遣社員 5. 自営業主 自由業者 6. 家族従業者 7. わからない 9. 無回答 8. 非該当 となっていたが 今回の分析では 1. 経営者 役員 と 2. 常時雇用の一般従業者 を 正規雇用 とし 3. 臨時雇用 と 4. 派遣社員 を 非正規雇用 とした また 5. 自営業主 自由業者 と 6. 家族従事者 を自営業者とし 7. わからない 9. 無回答 8. 非該当 は欠損値として扱った なお この変数は労働者全体の分析にのみ用いた 本人の収入がメイン : 本人の収入が家計を支える主な収入源であるか否かにより満足 度は異なってくると考えられるため 本人の収入がメインダミー (Dincmain) を 本人 の収入がメイン =1 その他 =0 として設定した 余暇満足度 : 個人の性格による仕事満足度への影響を制御するため leisurest( 不満 =1 どちらかといえば不満 =2 どちらともいえない =3 どちらかといえば満足 =4 満 ~ 13 ~

15 足 =5) を設定した 女性非正規: 同じ女性でも就業形態によって仕事満足度が変わってくると考えられるため 女性非正規ダミー (DsexaDtpjob2) を女性ダミー 非正規ダミーをもとに 女性非正規 =1 その他 =0 となるように設定した なお この変数は 労働者全体の分析にのみ用いた (ⅳ) 仕事要因 仕事 職場の違いによる影響をはかるため 以下の変数を設定した 産業: 産業の違いによる影響をはかるため 製造業に対して 産業ダミー Dxxwpl2( 卸売 小売 飲食業 =1 その他 =0) Dxxwpl3( 金融 不動産 情報 運輸業 =1 その他 =0) Dxxwpl4( 医療 教育 =1 その他 =0) Dxxwpl5( その他のサービス業 =1 その他 =0) Dxxwpl6( その他の産業 =1 その他 =0) を設定した JGSSでは 産業の区別を 21 種類に分けて集計しているが 今回は標本の数や平成 14 年 3 月改定の日本標準産業分類を考慮して 6 種類 6 に集計し直した 企業規模 : 企業規模による影響を制御するため 企業規模 1-4 人に対してダミー変数 Dszttlsta2(5-29 人 =1 その他 =0) Dszttlsta3(30-99 人 =1 その他 =0) Dszttlsta4( 人 =1 その他 =0) Dszttlsta5(500 人以上 =1 その他 =0) を設定した 6 産業は 1. 製造業 2. 卸売業 小売業 飲食店 3. 金融 保険業 不動産業 運輸業 情報 通信サービス業 新聞 放送 出版業 広告業 映画制作業 4. 医療 福祉サービス業 教育 研究サービス業 5. 法律 会計サービス業 その他のサービス業 6. 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気 ガス 熱供給 水道業 公務 分類不能の産業の 6 種類に分類した ~ 14 ~

16 職種: 職種による影響を制御するため 生産工程 労務の職業に対して 職種ダミー Dxxjob1( 専門的 技術的職業 =1 その他 =0) Dxxjob2( 管理的職業 =1 その他 =0) Dxxjob3( 事務的職業 =1 その他 =0) Dxxjob4( 販売の職業 =1 その他 =0) Dxxjob5( サービスの職業 =1 その他 =0) Dxxjob7( その他の職業 =1 その他 =0) を設定した JGSSでは 職種が 21 種類に分類して集計されていたが 標本数や平成 9 年 12 月改定の日本標準職業分類を考慮して 7 種類 7に集計し直した 労働組合: 労働組合への加入の有無による影響を図るため 労働組合ダミー (Djoinuni) を 労働組合に加入 =1 未加入 =0 として設定した (ⅴ) 労働市場要因 各個人の直面している労働市場の違いによる影響を制御するため 以下の変数を設定 した 地域: 各個人の住む地域による違いを制御するため 関東に対して地域ダミー Dblock1( 北海道 東北 =1 その他 =0) Dblock3( 中部 =1 その他 =0) Dblock4( 近畿 =1 その他 =0) Dblock5( 中国 四国 =1 その他 =0) Dblock6( 九州 =1 その他 =0) を設定した 県別有効求人倍率 : 各個人の直面する労働市場の状況による影響を制御するため 県 別有効求人倍率 (prefrate) を厚生労働省による職業安定業務統計 ( 一般職業紹介状況 ) の 2006 年年平均値により設定した 7 職種は 日本標準職業分類をもとに 1. 専門的 技術的職業従事者 2. 管理的職業従事者 3. 事務従事者 4. 販売従事者 5. サービス職業従事者 6. 生産工程 労務作業者 7. 保安職業従事者 農林漁業作業者 運輸 通信従事者 分類不能の職業の 7 種類に分類した ~ 15 ~

17 (4) 仮説の設定仮説としては 先行研究や 2 章での分析を参考にして 以下の 6 つを設定した (ⅰ) 正規社員の方が非正規社員よりも仕事満足度が高まる ただし 女性の非正規社員では満足度は高まる (ⅱ) ある程度以上労働時間が増えると仕事満足度は低下する ただし 非正規社員では短時間労働と長時間労働を好む人が存在する (ⅲ) 賃金が増えるほど仕事満足度は高まる (ⅳ) 年齢と仕事満足度の関係は若年期と高年期で仕事満足度が高まる U 字型になる (ⅴ) 健康なほど仕事満足度は高まる (ⅵ) 専門的 技術的職業や管理的職業では就業形態に関わらず仕事満足度が高まる ~ 16 ~

18 Ⅳ. 分析結果 (1) 分析結果分析の結果は 表 6 のとおりである 第一に 就業形態のみで分析した場合とそれ以外の説明変数も含めた場合を比較すると いずれも係数は有意ではないものの いずれの場合においても非正規ダミーの係数は正になり 自営業ダミー 女性非正規ダミーの係数は負になった 第二に 労働時間に関しては 労働者全体では 週労働時間の 2 乗 3 乗で 5% 有意の結果が得られた 正規社員では 週労働時間 週労働時間 2 乗で 5% 有意の結果が 3 乗では 1% 有意で正の結果が得られた 非正規社員でも週労働時間で 10% 週労働時間の 2 乗 3 乗で 5% 有意の結果が得られた 自営業者に関しては有意な結果は得られなかった 第三に 賃金所得に関しては 労働者全体 正規社員で 1% 有意で正の影響がみられた 非正規社員 自営業者では 係数は正になっていたもののともに有意な影響は見られなかった 結果 労働者全体 正規社員では賃金が上がるほど仕事満足度も上昇することが分かった 第四に 個人属性要因に関する検討をしていく (1) 年齢は 就業形態を問わず5% 有意で負となっていた また 年齢の2 乗は 正規社員では1% 有意 労働者全体 非正規社員 自営業者では 5% 有意で正となっており 就業形態に関わらず 若年期と高年期に仕事満足度が高くなる U 字型を描いていることが分かった (2) 健康は 労働者全体 正規社員で 1% 有意で正の影響を与えていた 非正規社員 自営業者では係数は正になっているものの有意な影響は見られず 係数の大きさを比べてみても特に非正規社員では他の就業形態に比べて健康が仕事満足度に与える影響が小さいことが分か ~ 17 ~

19 った (3) 宗教を信じている場合は 労働者全体 正規社員で 10% 有意に正の影響を与えていた 非正規社員の場合 係数は正になっているものの有意な影響は与えていなかった 自営業者の場合 係数が負になったが有意な結果ではなかった (4) 性別 学歴に関してはいずれも有意な結果は得られなかった 性別に関しては 自営業者の場合 係数の値が他の就業形態に比べてかなり大きくなったが 有意な結果を得る事は出来なかった 学歴に関しては係数を見てみても他の変数に比べて小さな値になっているが 学歴や性別といった要因は 学歴がいいからいい職種に就くことができ 高い収入が得られる など 他の説明変数と強い因果関係がある可能性があり そのために仕事満足度への影響が過小評価されていることも考えられる (5) 就学中の子供の数 結婚 本人の収入がメインに関してはいずれも有意な結果は得られなかった 健康や年齢と違い 子供の数や結婚などの仕事と直接的に関わらない個人属性は仕事満足度に大きく影響しない可能性がある 第五に 仕事要因に関して検討していく (1) 産業に関しては 製造業に対して 労働者全体では 卸売 小売 飲食業で 5% 有意 金融 不動産 情報 運輸業で 10% 有意で負の影響を与えていた 正規社員では 金融 不動産 情報 運輸で 10% 有意で負の影響を与えていた 非正規社員では 卸売 小売 飲食業 金融 不動産 情報 運輸業 その他のサービス業では 1% 有意 その他の産業では 10% 有意で負の影響を与えていた また 自営業者では 有意な影響を与えている産業はなかった 医療 教育では いずれの就業形態においても有意な影響は与えていなかった 産業ダミーでは 就業形態ごとに係数の大きさを比較すると 例えば卸売 小売 飲食業の場合 労働者全体で 正規社員で 自営業者で なのに対し 非正規社員では となっているなど非正規社員の場合に特に大きな影響を与えていることが分かった (2) 企業規模では 労働者全体で 1-4 人に対して 人で 5% 有意 人で 1% 有意 500 人以上で 10% 有意で負の影響を与えていた 正規社員では 人で ~ 18 ~

20 10% 有意 人で 1% 有意 500 人以上で 10% 有意で負の影響を与えていた 非正規社員では 人で 10% 有意で負の影響がみられた 自営業者では 5-29 人 人の場合で係数が正になったもののいずれの企業規模においても有意な結果は得られなかった (3) 職種に関しては 生産工程 労務の仕事に対して専門的 技術的職業では労働者全体で 5% 有意 正規社員で 10% 有意 非正規社員では 1% 有意で正の影響を与えていた 管理的職業では 労働者全体 正規社員ともに 5% 有意で正の影響を与えていた 事務的職業では 労働者全体 非正規社員では 1% 有意 正規社員では 5% 有意で正の影響を与えていた 販売の職業では 非正規社員で 5% 有意で正の影響を与えていた サービスの職業では 正規社員では有意な影響は与えていないものの労働者全体 非正規社員では 10% 有意で正の影響を与えていることが分かった また その他の職業は正規社員で 1% 有意で正の影響を与えていた 自営業者では 有意な影響を与えているものはなかった 職種は他の説明変数に比べて係数の値が大きくなっており 有意な影響が確認できているものも多いことから 各職種に特殊な要因が仕事満足度に大きな影響を与えている可能性がある (4) 労働組合への加入は 有意な影響は与えていなかった 最後に労働市場要因についての検討をしたい (1) 地域に関しては 北海道 東北において労働者全体で 10% 有意 非正規社員では 5% 有意で負の影響を与えていた 正規社員では北海道 東北で係数が負になったが 有意な影響は見られなかった また 自営業者では 関東に比べて近畿地方に住んでいる場合 10% 有意で仕事満足度に対して正の影響を与えていることが分かった (2) 県別有効求人倍率は 非正規社員で 10% 有意で負の影響を与えており 有効求人倍率が改善するほど仕事満足度は下がっていくことが分かった 労働者全体 正規社員 自営業者でも係数は負になったものの有意な影響は与えていなかった 係数を比較してみても正社員では なのに対して非正規社員では となっており 相対的に見ても非正規社員の場合 県別有効求人倍率が ~ 19 ~

21 仕事の満足度にかなり大きな影響を与えている事がわかった 正規社員は日本の場合 転職可能性が低く 外部に開かれた労働市場というよりは 企業内のみの内部労働市場に属しているという意識が強くなるため 非正規社員に比べて有効求人倍率の影響が小さくなった可能性が考えられる また 自営業者に関しても 一般の企業に雇われる労働者の市場に属しているわけではないため 有意な結果にはならなかったと考えられる (2) 仮説の検証まず (ⅰ) 正規社員の方が非正規社員よりも仕事満足度が高まる ただし 女性の非正規社員では満足度は高まる という仮説に関しては 非正規ダミーの係数は正 女性非正規ダミーの係数は負となり 仮説とは全く逆の結果となったが 非正規ダミー 女性非正規ダミーともに有意な結果とはならず 就業形態が仕事満足度に影響を与えているとは言えない結果になった 有意性が確認できなかったのは 各個人が働き始める段階で各々にあった就業形態を選択して働いているためである可能性が考えられる また 就業形態の違いが 職種や年収に影響を与えているとも考えられるため それらの変数を説明変数に加えた分 影響が過小評価されている可能性がある 次に (ⅱ) ある程度以上労働時間が増えると満足度は低下する ただし 非正規社員では短時間労働と長時間労働を好む人が存在する という仮説に関しては 週労働時間と仕事満足度は 3 次の関係がある可能性が示唆された 分析結果に基づいてグラフを作成したものがグラフ 4 である これを見てもわかるように あまりに長い労働時間は非現実的である事を考慮すると 労働者全体 正規社員では 15~30 時間ほどで満足度がピークを迎え その後徐々に下がっていっている事が分かった また 非正規社員の場合は 労働時間が短い場合と長い場合で仕事満足度が上がる事も分かり 仮説を実証する結果となった (ⅲ) 賃金が増えるほど仕事満足度は上昇する に関しては 労働者全体 正規社 ~ 20 ~

22 員において有意に正の影響がある事がわかっており 仮説を実証する結果となった また 係数は正となったものの非正規社員 自営業者では 有意な影響は見られず 仮説を裏付けることは出来なかった これは 非正規社員や自営業者がよりフレキシブルな働き方を選好していたり 仕事の内容を重視している傾向があり 正規社員に比べて賃金を重要視していないために有意な影響がみられなかった可能性がある (ⅳ) 年齢は若年期と高年期で満足度が高まる U 字型になる という仮説に関しては 年齢 2 乗において 就業形態を問わず有意で正の結果となっており 仮説を実証する結果となった 仕事満足度と年齢との関係はグラフ 5 で示す通りの結果となり 仕事満足度への影響は特に自営業者 非正規社員で大きくなる事が分かった (ⅴ) 健康なほど仕事満足度は高まる という仮説に関しては 労働者全体 正規社員で有意に正な結果が得られたが 非正規社員と自営業者に関しては 有意な結果は得られなかった この結果に関しては 馬 (2009) の結果を支持するものとなった (ⅵ) 専門的 技術的職業や管理的職業では就業形態に関わらず仕事満足度が高まる という仮説に関しては 労働者全体 正規社員 非正規社員において有意な結果が得る事ができ 仮説を実証する結果となった ~ 21 ~

23 Ⅴ. 結論 今回の論文では JGSS-2006 のデータを用いて 仕事満足度の決定要因に関する重回帰分析を労働者全体 正規社員 非正規社員 自営業者の 4 通りに分けてそれぞれ行った 今回の分析から得られた主な結論は以下のとおりである (ⅰ) 就業形態は非正規で正 自営業 女性非正規で負の影響がみられたが いずれも仕事満足度に対して有意な影響はみられなかった (ⅱ) 労働時間と仕事満足度は 3 次の関係がある事が分かった 正規社員では 15 時間前後で仕事満足度がピークを迎え その後は下がっていく傾向がある事が分かった 非正規社員では 短時間労働の場合と長時間労働の場合で仕事満足度が高まる事が分かった (ⅲ) 賃金所得に関しては 労働者全体 正規社員の場合 賃金が多くなるほど仕事満足度が高まる事が分かった 非正規社員と自営業者の場合は有意な結果は得られなかった (ⅳ) 年齢に関しては 若年期と高年期に仕事満足度が高まる傾向がみられ 仕事満足度と年齢の関係は U 字型の関係にある事が分かった (ⅴ) 健康に関しては 労働者全体と正規社員で仕事満足度に対して有意に正の影響がみられる事が分かった 非正規社員と自営業者では有意な結果は得られなかった (ⅵ) 学歴 就学中の子供の数 結婚 性別は仕事満足度に有意な影響は与えていなかった (ⅶ) 非正規社員の場合 他の就業形態に比べて産業が仕事満足度に与える影響が大きく 特に 卸売 小売 飲食業 金融 不動産 情報 運輸業 その他のサービス業で大きな影響がみられた ~ 22 ~

24 (ⅷ) 職種では 労働者全体 正規社員において専門的 技術的職業 管理的職業 事務的職業で有意に正の影響が示された 非正規社員においても 専門的 技術的職業 事務的職業で有意に正の影響がみられた また サービスの職業は労働者全体 非正規社員で その他の職業は正規社員で 販売の職業は非正規社員でそれぞれ有意に正の影響がみられた 職種の仕事満足度への影響は大きく 職種に特殊的な要因が大きく作用している可能性が示唆された (ⅸ) 非正規社員では 県別有効求人倍率が仕事満足度に対して負の影響を与えていることが分かった 以上のような分析結果から 就業形態によって仕事満足度の決定要因や各要因の影響の大きさはかなり異なる部分がある事が示された また 日本の場合 仕事とは直接関係のない個人属性は仕事満足度に大きな影響は与えておらず 職種や 年齢 健康状態などの仕事に関わる個人属性の影響が大きくなっている可能性がある 今回の論文では以上のような考察をすることができたが 上記の考察結果からも 職場の苛酷さや上司との関係 仕事の裁量 責任などの職場環境要因が仕事満足度の大きな決定要因となっている可能性は否定できず 職場環境要因を変数として取り込むことができなかった事が回帰分析の結果に影響を与えている可能性は非常に大きい そのため これらの変数を加えた場合 まったく異なった結果が導き出される可能性がある また 今回の論文では 非正規雇用者をひとくくりにして分析を行ったが 非正規雇用者の中にも主婦でパートをしている人からやむを得ず非正規雇用にとどまっている人まで様々いる事が考えられ これらの人たちを一緒にして分析する事は 実際の非正規雇用者の姿をとらえ切れていない可能性も高い 特に今回の分析では 非正規社員の労働時間は短い場合と長い場合で仕事満足度が高まる事が示唆されたが これは それぞれ労働時間が短い事や長い事を選好する労働者の存在が原因となっている可能性が高い この場合 労働時間の変数に個人の選好がかなり影響を与えてしまい 労働時間の ~ 23 ~

25 仕事満足度に与える影響が正しく推定できていない可能性がある そのため 入職経路や個人の選好などを示す変数を加える事で より正確な推定ができる可能性がある また 今回の論文はクロスセクション分析を行ったが この場合 例えば年齢の影響は 世代間の特性の差異によるものなのか実際に年齢を重ねるとともにそのような結果が得られるのかが判別できないという問題がある そのため 今後 パネルデータを用いた同様の分析をしていく必要がある ~ 24 ~

26 Ⅵ. 参考文献 馬欣欣 (2009) 日本における仕事満足度の決定要因に関する実証分析 正規雇用者 と非正規雇用者の比較 慶應 / 京都連携グローバル COE ディスカッションペーパー DP 高橋桂子 (2007) 子供のいる女性労働者の 仕事のやりがい感 を規定する要因 経営行動科学 第 20 巻第 3 号 頁. 河田浩昭 立道信吾 本川明 (2005) 成果主義と働く事の満足度 ~2004 年 JILPT 労働者の働く意欲と雇用管理のあり方に関する調査 の再集計による分析 ~ 労 働政策研究報告書 独立行政法人労働政策研究 研修機構 No 頁. 佐野晋平 大竹文雄 (2007) 労働と幸福度 日本労働研究雑誌 独立行政 法人労働政策研究 研修機構 No 頁. 失業率 5% の 7 割強職のミスマッチ拡大 日本経済新聞 2010 年 11 月 1 日付 総務省統計局 HP( 労働力調査 ) URL ~ 25 ~

27 総務省統計局 HP( 就業構造基本調査 ) URL 総務省統計局 HP( 日本標準産業分類 ) URL 総務省統計局 HP( 日本標準職業分類 ) URL 厚生労働省 HP( 職業安定業務統計 ) URL 厚生労働省 HP( 平成 22 年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査 ( 平成 22 年 10 月 1 日現在 ) について ) URL 大阪商業大学 JGSS 研究センター HP URL ~ 26 ~

28 表 1 就労時間からみた仕事満足度 (%) 就労時間 不満 どちらかといえば不満 どちらともいえないどちらかといえば満足満足 TOTAL 全体 ~19 時間 ~29 時間 ~39 時間 ~49 時間 ~59 時間 時間 ~ TOTAL 正規雇用者 ~19 時間 ~29 時間 ~39 時間 ~49 時間 ~59 時間 時間 ~ TOTAL 非正規雇用者 ~19 時間 ~29 時間 ~39 時間 ~49 時間 ~59 時間 時間 ~ TOTAL 自営業者 ~19 時間 ~29 時間 ~39 時間 ~49 時間 ~59 時間 時間 ~ TOTAL グラフ 1 就労時間別に見た仕事に満足している人の割合 (%) 満足 ( 正規 ) 満足 ( 非正規 ) 満足 ( 自営業 ) 満足 ( 全体 ) ~ 27 ~

29 表 2 賃金別仕事満足度 (%) 不満 どちらかといえば不満どちらともいえないどちらかといえば満足満足 TOTAL 全体 100 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円以上 TOTAL 正規雇用者 100 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円以上 TOTAL 非正規雇用者 100 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円以上 TOTAL 自営業 100 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円未満 万円以上 TOTAL ~ 28 ~

30 グラフ 2 賃金別仕事に満足している人の割合 (%) 全体正規非正規自営業 表 3 性別からみる仕事満足度 (%) 不満 どちらかといえば不満どちらともいえないどちらかといえば満足満足 TOTAL 男性正規 女性正規 男性非正規 女性非正規 男性自営業 女性自営業 TOTAL ~ 29 ~

31 表 4 年齢別仕事満足度 (%) 不満 どちらかといえば不満どちらともいえないどちらかといえば満足満足 TOTAL 全体 25 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 歳以上 正規雇用 25 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 歳以上 非正規雇用 25 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 歳以上 自営業 25 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 歳以上 グラフ 3 年齢別仕事に満足している人の割合 (%) 正規非正規自営業全体 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 55 歳以上 ~ 30 ~

32 表 5 JGSS-2006と就業構造基本調査 2007との比較 (%) 正規雇用 非正規雇用 自営業 男性 JGSS 就業構造基本調査 女性 JGSS 就業構造基本調査 TOTAL JGSS 就業構造基本調査 表 6 就業形態別の比較分析結果 説明変数 就業形態のみ 全部 正規 非正規 自営業 就業形態非正規 (0.158) (0.169) 自営業 (0.086) (0.107) 女性非正規 (0.173) (0.188) 労働時間要因週労働時間 (0.015) (0.023) (0.053) (0.034) 週労働時間 2 乗 / (0.033) (0.046) (0.170) (0.082) 週労働時間 3 乗 / (0.021) (0.028) (0.162) (0.056) 賃金所得要因本人年収 ( 十万円 ) (0.001) (0.002) (0.006) (0.004) 個人属性要因年齢 (0.016) (0.023) (0.040) (0.048) 年齢 2 乗 / (0.017) (0.024) (0.042) (0.044) 大卒 (0.080) (0.096) (0.223) (0.270) 就学中の子供の数 (0.038) (0.046) (0.096) (0.110) 健康 (0.031) (0.040) (0.080) (0.079) 結婚 (0.091) (0.106) (0.239) (0.293) 宗教 (0.068) (0.086) (0.165) (0.172) 女性 (0.099) (0.118) (0.201) (0.237) 本人の収入がメイン (0.091) (0.118) (0.228) (0.235) 余暇満足度 (0.032) (0.041) (0.075) (0.081) ~ 31 ~

33 表 6 続き 就業形態のみ 全体 正規 非正規 自営業 仕事要因産業 ( 製造業 ) 卸売 小売 飲食業 (0.114) (0.147) (0.251) (0.368) 金融 不動産 情報 運輸業 (0.117) (0.137) (0.283) (0.453) 医療 教育 (0.131) (0.156) (0.323) (0.524) その他のサービス業 (0.114) (0.143) (0.270) (0.363) その他の産業 (0.114) (0.136) (0.362) (0.340) 職種 ( 生産工程 労務の職業 ) 専門的 技術的職業 (0.122) (0.150) (0.351) (0.354) 管理的職業 (0.195) (0.209) (1.132) 事務的職業 (0.100) (0.126) (0.225) (0.340) 販売の職業 (0.126) (0.161) (0.290) (0.353) サービスの職業 (0.142) (0.244) (0.237) (0.373) その他の職業 (0.125) (0.166) (0.324) (0.334) 企業規模 (1-4 人 ) 5-29 人 (0.096) (0.129) (0.213) (0.243) 人 (0.116) (0.145) (0.245) (0.552) 人 (0.116) (0.136) (0.268) 500 人以上 (0.112) (0.131) (0.284) (1.135) 労働組合 (0.087) (0.092) (0.347) (0.627) 労働市場要因地域 ( 関東 ) 北海道 東北 (0.128) (0.165) (0.300) (0.316) 中部 (0.088) (0.110) (0.198) (0.243) 近畿 (0.101) (0.126) (0.242) (0.285) 中国 四国 (0.120) (0.143) (0.345) (0.323) 九州 (0.122) (0.152) (0.275) (0.360) 県別有効求人倍率 (0.128) (0.158) (0.279) (0.383) 標本数 補正 R ~ 32 ~

34 仕事満足度への影響 仕事満足度への影4 3.5 グラフ 4 週労働時間の仕事満足度に与える影響 週労働時間 (h) 全体正規非正規 グラフ 回帰結果からみる年齢と仕事満足度の関係 -3 全体正規非正規自営業 ~ 33 ~

35 記述統計量 変数 平均値 標準偏差 最大値 最小値 仕事満足度 非正規 自営業 女性非正規 労働時間週労働時間 週労働時間 2 乗 / 週労働時間 3 乗 / 本人年収 ( 十万円 ) 年齢 年齢 2 乗 / 大卒 就学中の子供の数 健康 結婚 宗教 女性 本人の収入がメイン 余暇満足度 産業製造業 小売 飲食業 金融 不動産 情報 運輸業 医療 教育 その他のサービス業 その他の産業 職種専門的 技術的職業 管理的職業 事務的職業 販売の職業 サービスの職業 生産工程 労務の職業 その他の職業 企業規模 1-4 人 人 人 人 人以上 労働組合 地域北海道 東北 中部 近畿 中国 四国 九州 県別有効求人倍率 標本数 4254 ~ 34 ~

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