ファルマシア・52巻・5号・397頁

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1 S 最前線 AIZENSEN 過飽和 可溶化による難溶性薬物の 溶解性改善 森部久仁一 Kunikazu MORIBE 千葉大学大学院薬学研究院教授 評価が可能になると期待される 1 はじめに 本稿では 溶解性改善時の薬物の溶解状態として 過飽和 可溶化に注目し 溶出した薬物の評価方法 難水溶性薬物の溶出性および吸収性の改善に関し について説明したのち 薬物溶出性改善に及ぼす添 ては これまで多数の報告がある各種製剤添加剤 加剤の影響 薬物の溶解状態と膜透過との関連 人 および製剤化技術を用いることで 薬物濃度を一定 工消化管液中での薬物の溶解状態に関する研究結果 時間薬物の溶解度以上に改善することが可能であ について紹介する る例えば界面活性能や包接 複合体形成能といっ た 可溶化作用を持つ水溶性添加剤で難水溶性薬物 の溶解性を改善した場合 改善した薬物濃度は ミ 2 溶出した薬物の評価方法 セルへの分配係数や複合体の安定度定数にも依存す 製剤やその構成成分の溶出性を評価する場合 溶 るものの 比較的長時間その濃度を維持できる一 出試験液中に存在する成分はその仕込み量に依存し 方 薬物の結晶化抑制 過飽和維持 作用を持つ添加 て 完全に溶解した液相 結晶や非晶といった固 剤を用いて調製した非晶質固体分散体の場合 薬物 相 薬物あるいは添加剤リッチな半固相 ゲル相 と 自身の水溶液中での非晶質状態の安定性および添加 して存在するまた 溶出試験において定量可能な 剤の薬物に対する結晶化抑制能に依存した溶解性改 成分とその状態は 定量法に依存するしたがっ 善 薬物非晶質化による溶解性改善 添加剤の過飽 て 薬物の溶解性と吸収性との関連を明らかにする 和維持による溶解性改善 が期待できる には 定量法および薬物の溶解状態を考慮した上で このような各種添加剤による薬物の溶出性改善 溶出試験の結果を解釈する必要がある は 薬物の溶出プロファイルから評価が可能であ 薬物溶出に及ぼす添加剤の影響の評価や 溶解性 る一方 溶出プロファイルからみた薬物の溶出性 改善製剤から溶出した薬物濃度の評価は 試料管中 改善が必ずしも薬物の吸収性改善に寄与するとは限 でのインキュベーションやパドルを用いた溶出試験 らない溶液中での薬物の溶解状態がその後の膜透 により行われるのが通常である薬物定量には 試 過に影響する可能性を考慮する必要がある特に 験中経時的に試料溶液を採取し フィルターや遠心 消化管中では 消化管内液成分の存在 消化管通過 といった各種分離操作後 溶解している薬物量を測 による ph の変化 消化管粘膜付近の非かく拌水相 定する方法と fiber-optic probe 検出器を用いるこ の存在 消化管粘膜と薬物 添加剤との相互作用な とで 溶出試験中に分離操作を行うことなく in どが薬物の溶解状態と膜透過に影響する現時点で situ 分光測定により溶解している薬物量を測定する これら全ての因子を定量的に評価することは困難で 方法がある ある薬物 添加剤および製剤の物性が 消化管液 分離定量の場合 フィルターの目づまりやナノ粒 中での薬物 添加剤の溶解状態と膜透過にどう影響 子のフィルターの細孔通過により測定したい成分を するかを理解することで 物性を考慮した溶解性改 正確に評価できない場合があり 分離条件と各分画 善製剤の処方設計と薬物の溶解性 吸収性の予測 の定量値の妥当性を評価した上で結果を考察する必 397

2 要がある特に 溶解性改善製剤の仕込み濃度が高 い場合 薬物と添加剤から成るゲル相が形成される 場合があり 評価には注意が必要である ゲル相形 成濃度の評価には 紫外可視吸光や溶液 NMR 蛍 3 薬物溶出性改善に及ぼす添加剤の影響 薬物溶出性改善に及ぼす添加剤の影響は Solvent 光プローブなどが用いられる 一方 非分離定量 shift法 ジメチルスルホキシド dimethyl sulfoxide の場合 析出した固相成分や添加剤が形成する凝集 DMSO などの有機溶媒に溶解した薬物を添加剤存 粒子 さらにゲル相の存在が 分光測定に影響を及 在下の水溶液に添加し薬物濃度を評価する方法 と ぼす可能性を考慮する必要がある 粉末添加法 薬物粉末を添加剤存在下の水溶液に添 薬物の消化管粘膜の透過性を評価するには 腸管 加し薬物濃度を評価する方法 それらを併用する 反 転 法 人 工 脂 質 膜 parallel artificial membrane ことで評価が可能であるあらかじめ添加剤を溶解 permeability assay PAMPA や Caco-単層膜を した緩衝液と添加剤を溶解しない緩衝液にそれぞれ 用いる方法がある薬物の溶出過程を考慮した消化 Solvent shift 法で薬物を添加し 経時的な薬物濃度 管粘膜の透過性を評価する方法としては Caco- プロファイルを比較することで 添加剤による薬物 単層膜を用いた Dissolution Permeation D P シス Solvent 溶解性改善能が比較 評価できる 図 テムが知られている 評価目的に応じた最適な評 shift 法の場合 薬物添加量がプロファイルの形状 価手法の選択が重要となる に影響することから データを比較する場合 薬物 溶解度に対して何倍の薬物を添加しているかなどを 確認する必要がある溶解性改善に対する添加剤の 図 a フェニトイン DPH および b ジメチル誘導体 DMDPH の溶解性改善に 及ぼすヒプロメロース HPMC およびポリビニルピロリドン PVP の影響 参考文献より引用 改変試験条件 温度 HPMC mg ml PVP mg ml 試験 液 M リン酸緩衝液 ph 398 ファルマシア Vol 52 No

3 図 薬物溶出性改善に及ぼす添加剤の寄与 結晶化抑制 可溶化 の評価法 寄与 結晶化抑制 可溶化 を評価するには 試料 散する ことによってのみ早い薬物濃度の立ち上が を添加剤溶液に分散したのちの薬物濃度を Solvent りとその後の濃度維持が認められたこれらの溶出 shift法と粉末添加法で比較すればよい 図 a 添 プロファイルは 過飽和 可溶化溶解を示す典型的 加剤の溶解量依存的な溶解性改善能の違いを明らか な溶出プロファイルであり Poloxamer では薬物 にするには 一定時間後の薬物濃度を添加剤濃度に 可溶化溶液が形成されるのに対し HPMCAS の結 対してプロットすることで評価できる 図 b 非晶質固体分散体など 実際の製剤における過飽 和 可溶化溶解の寄与は パドル法による製剤から の薬物溶出プロファイルと物理的混合物および薬物 単独の溶出プロファイルを比較することで評価可能 であるモデル薬物としてカルバマゼピンを用い 可溶化作用を示す Poloxamer と結晶化抑制作用を 示すヒプロメロース酢酸エステルコハク酸エステル HPMCAS で その溶解性改善機構の違いを評価 した結果を図に示す ミセル疎水領域中への薬 物封入により薬物を可溶化する Poloxamer では 粉末添加法でも素早い薬物濃度の立ち上がりとその 後の濃度維持が認められるのに対し 結晶化抑制 過飽和維持 能を示す HPMCAS では 物理的混合 物による溶出改善は認められず 非晶質固体分散体 を用いる HPMCAS に分子分散した薬物を水に分 図 カルバマゼピン CBZ の溶出プロファイルに 及ぼす Poloxamer および HPMCAS の影響 参 考 文 献よ り 引 用 改 変溶 出 試 験 条 件 パ ド ル 法 温 度 薬 物 仕 込 量 mg 溶 出 試 験 液 PBS ml ph Poloxamer mg ml HPMCAS mg ml 399

4 リレートコポリマー E Eudragit EPO の物理的混 合物および非晶質固体分散体の薬物溶出を ph の緩衝液中で検討した場合 インドメタシンでは物 理的混合物および固体分散体での溶解性改善量がほ ぼ同等であり 薬物の多くが可溶化の寄与により溶 解する 図 a 一方 ピロキシカムでは固体分散 体での溶解性改善が物理的混合物と比較して高く 薬物溶解性改善に対する過飽和の寄与が高い 図 b また Eudragit EPO は ph 依存的に溶解状 態が変化するポリマーであるため 過飽和 可溶化 溶解の寄与の割合は ph にも依存して変化する 4 薬物の溶解状態と膜透過との関連 固形製剤を水溶液に分散後 溶解した薬物が消化 管粘膜を通過する割合は 薬物の溶解状態 特に過 図 アミノアルキルメタクリレートコポリマー E Eudragit EPO 固体分散体からの a イン ド メ タ シ ン IMC お よ び b ピロキシカム PXC の溶出プロファイル 溶 出 試 験 条 件 パ ド ル 法 温 度 薬 物 仕 込 量 mg 溶出試験液 M 酢酸緩衝液 ml ph 飽和 可溶化溶解の割合が大きく依存する例え ば 前出のカルバマゼピンでは Poloxamer 可溶 化溶液と HPMCAS 過飽和溶液からの Caco-膜透 過性を比較したところ HPMCAS 過飽和溶液にお いてのみ薬物単独溶液と比較して顕著な薬物透過量 の改善が認められた一方 Poloxamer 可溶化溶 液 で は 薬 物 透 過 量 の 改 善 が 認 め ら れ な か っ た 晶化抑制作用は薬物過飽和溶液を形成する HPMCAS 過飽和溶液と Poloxamer 可溶化溶液中の 薬物に対する添加剤の過飽和 可溶化溶解の寄与 薬物の運動性および分子状態の違いは溶液 NMR 測 は 薬物と添加剤の組み合わせ 各種溶液中での薬 定により明らかになっているPoloxamer 可溶化 物 添加剤の溶解構造に依存する例えば インドメ 溶液の場合は ミセルに可溶化している薬物と分配 タシンおよびピロキシカムとアミノアルキルメタク 平衡にあるフリーの薬物 溶解度 のみが膜透過に 図 HPMCASおよびPoloxamerによる薬物溶解機構の違いが膜透過に及ぼす影響 模式図 400 ファルマシア Vol 52 No

5 寄与するそれに対し HPMCAS 過飽和溶液の場 HPMCAS のような結晶化抑制作用を持つ添加剤は 合は HPMCAS により薬物の運動性が強く抑制さ 消化管モデル溶液中でもその作用を発揮することが れているものの ほぼ全ての薬物はフリーで存在 NMR および in vitro の実験で明らかとなった 図 し 膜透過に寄与できる薬物濃度が仕込み量に依存 して増加するため 上記のような膜透過性に違いが 現れたと考察した 図 5 消化管モデル溶液中での薬物の 溶解状態 6 おわりに 薬物の溶出挙動 溶解状態の評価法から 過飽 和 可溶化溶解の違い 薬物溶解に及ぼす添加剤の 影響 さらには消化管モデル溶液中での薬物溶出挙 薬物過飽和溶液を用いて消化管吸収量を改善す 動と膜透過との相関について概説したNMR 測定 るには 消化管溶液に含まれる胆汁酸や脂質など などの各種分光測定を用いた溶液中の薬物の分子状 の影響を考慮する必要がある脂質 胆汁酸塩を 態評価も 薬物の溶出挙動や膜透過性を予測する上 用いて摂食時消化管モデル溶液 FeSSIF を調製し 薬物の溶出および吸収挙動は 用 で有用である HPMCAS によるデキサメタゾン DEX の結晶化抑 いる薬物 添加剤の種類や組成 仕込み量 製剤の 制および Caco-膜透過性を評価した結晶化抑制 種類などに依存する結果を比較する際には 同じ 作 用 試 験 お よ び 経 時 的 な NMR 測 定 の 結 果 薬物 添加剤であっても実験条件が同じかどうかを HPMCAS による DEX の結晶化抑制効果が FeSSIF 確認することが必要である消化管モデル溶液中で 存在下においても認められたこと 水相および脂 の薬物溶出に及ぼす添加剤の有無の影響 や消化 質 胆 汁 酸 混 合 ミ セ ル 相 へ の DEX の 分 配 は 管モデル溶液中での薬物溶出と in vivo 腸管吸収の HPMCAS による影響を受けないことが明らかと 相関を評価した研究は既に報告があるまた ph なった 図は電子 付 録 こ の よ う に HPMCAS の変化で得られる過飽和挙動に関する研究も多く存 による結晶化抑制作用と脂質 胆汁酸塩による可溶 これら消化管モデル溶液中での薬物の溶 在する 化作用はお互いの作用を阻害することなく働き 解挙動および in vivo での吸収挙動を薬物の溶解状 態を踏まえて検討することで in vitro と in vivo の 相関が説明可能になると予想される 参考文献 ᬗᡂ㛗 ᬗ ᙧᡂ HPMCAS HPMCAS ᙧᡂ๓จ㞟య จ㞟 ゎ㞳 ᐃ䛾 䛷ศᕸ >Cs 㐣㣬 ᾮ Ồ㓟䞉 ΰ 䝭䝉䝹 Raina S A et al, Pharm Res,, Kataoka M et al, Pharm Res,, Otsuka N et al, J Pharm Sci,, 森部久仁一, Pharm Tech Jpn,, Ueda K et al, Mol Pharm,, Ueda K et al, Eur J Pharm Sci,, Ueda K et al, Mol Pharm,, 8 Ueda K et al, Mol Pharm,, Bevernage J et al, J Pharm Sci,, Bevernage J et al, Mol Pharm,8, Higashino H et al, Mol Pharm,, Miller D A et al, Drug Dev Ind Pharm,,8 キーワード 過飽和 可溶化 結晶化抑制 非晶質 図 過飽和溶液からの薬物の Caco-膜透過に及ぼ す消化管溶液の影響 模式図 Copyright The Pharmaceutical Society of Japan 401

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