平成 24 年度 札幌市国民健康保険 医療費適正化計画 平成 24 年 6 月 札幌市

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1 平成 24 年度 札幌市国民健康保険 医療費適正化計画 平成 24 年 6 月 札幌市

2 目 次 Ⅰ 計画策定の背景と目的 Ⅱ 医療費等の状況 医療費の分析 (1) 保険給付費諸率の全道平均 全国平均との比較 (2)2 次医療圏 近隣市町村との比較 ( 平成 22 年度 ) (3) 年齢階層別医療費分析 ( 平成 23 年 5 月診療分 ) (4) 年齢階層別疾病構造 ( 大分類 ) (5) 主要疾病別医療費分析 (6) 長期入院者の状況 (7) メタボリックシンドローム関連疾病の状況 特定健康診査等の実施状況 ジェネリック医薬品の使用割合 Ⅲ 具体的取組み 保健事業 (1) 特定健康診査 特定保健指導 (2) 元気アップ応援事業 (3) 医療費通知 (4) その他の保健事業 給付費適正化事業 (1) レセプト内容点検 (2) 第三者行為求償事務 (3) ジェネリック医薬品使用促進事業 (4) 柔道整復レセプトの調査 分析 (5) その他の適正化事業

3 Ⅰ 計画策定の背景と目的 札幌市国民健康保険は 医療給付費が全国平均より高いことから 平成 22 年度まで国の指定を受け 国保事業の運営の安定化を図るための計画 ( 国民健康保険事業運営安定化計画 ) を毎年度策定し 医療費の適正化や収納率の向上等に努めてきた この指定制度は平成 22 年度をもって廃止されたが 平成 21 年度に 国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に基づく指針 が改正され 各保険者は保健事業の実施計画を策定し 公表することとされた また 平成 22 年 12 月に北海道が策定した 北海道国民健康保険広域化等支援方針 の中でも 高医療費市町村はその要因分析や実効性のある医療費適正化対策などに取り組むことが定められた 札幌市は高医療費市町村ではないが 保健事業の実施計画を包含した医療費適正化全般に関する計画として 札幌市国民健康保険医療費適正化計画 を策定し 各種保健事業や給付費の適正化事業等を推進していく 参考 国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に基づく指針 ( 抜粋 ) 第四事業実施上の留意事項六保健事業の実施計画の策定 1 健康診査の結果 受診状況 医療費の状況等から 被保険者の健康状況について分析を行い また 加入者の健康に関するニーズを把握することにより 重点的に取り組むべき中長期的な課題を設定した上で 各年度において 保健事業の実施計画を策定すること 同計画においては 課題を解決するための事業の内容 実施要員 実施施設等を定めること その際は 都道府県健康増進計画や市町村健康増進計画との整合性を図ること また 保健事業の実施計画については 分かりやすい形で ホームページ等を通じて 公表すること 2 各年度において 傷病の出現率や 被保険者の生活習慣の変化といった客観的なデータ等に基づき 事業の評価を行い それを活用することにより次年度以降の事業がより効果的で効率的なものとなるように努めること また 中期的な事業の評価を踏まえ 必要に応じて実施計画を見直すこと こうした定期的な評価を行う際には 傷病の出現率や 加入者の生活習慣の変化といった客観的なデータ等に基づいた検討を行うことが望ましいこと 北海道国民健康保険広域化等支援方針 ( 抜粋 ) 4 高医療費市町村における医療費適正化の推進 (1) 高医療費市町村が取り組む事項 1 高医療費の詳細な要因分析の実施 1 人当たり診療費 1 件当たり日数 1 日当たり診療費 受診率 について 被保険者種別 受診形態 ( 入院 入院外 ) 別 年齢階層別 疾病分類別に分析 2 要因分析の結果を踏まえた 被保険者の健康づくりに関する意識啓発等予防に視点を置いた取組みや 重複 多受診者に対する指導等受診状況に視点を置いた取組みなど 実効性のある医療費適正化事業の実施 - 3 -

4 Ⅱ 医療費等の状況 1 医療費の分析 (1) 保険給付費諸率の全道平均 全国平均との比較 区分 年度 受診率 (%) 1 件当たり日数 1 日当たり費用額 1 件当たり費用額 ( 日 ) ( 円 ) ( 円 ) 1 人当たり費用額 ( 円 ) , , ,601 札幌市 , , , , , ,865 入 院 全道平均 (1.00) (1.02) 26,955 (1.00) 462,571 (1.01) (1.00) (0.99) (1.01) (1.02) 27,990 (1.01) 476,082 (1.02) 134,316 29,532 (1.00) 497,202 (1.01) 131,911 (1.01) (1.02) 139,391 (1.00) (1.28) (1.05) 27,000 (0.99) 450,624 (1.04) 100,508 (1.33) 全国平均 (1.28) (1.04) 27,781 (1.01) 461,602 (1.06) 102,029 (1.35) (1.26) (1.03) 29,454 (1.00) 484,459 (1.04) 107,355 (1.30) ,853 8, ,686 札幌市 ,943 8, ,934 入 ,342 8, , (0.94) 1.63 (1.02) 13,199 (1.03) 8,093 (1.05) 104,368 (0.98) 院 全道平均 (0.94) 1.59 (1.03) 13,321 (1.02) 8,365 (1.05) 105,658 (0.98) 外 (0.95) 1.61 (1.01) 13,879 (1.02) 8,639 (1.03) 106,683 (0.98) (0.93) 1.78 (0.93) 13,012 (1.14) 7,332 (1.06) 103,421 (0.99) 全国平均 (0.93) 1.74 (0.94) 13,229 (1.12) 7,617 (1.05) 105,540 (0.98) (0.92) 1.74 (0.94) 13,671 (1.12) 7,839 (1.05) 107,832 (0.97) ,101 17,928 25,627 札幌市 ,976 17,239 25, ,019 17,011 25,186 歯 科 全道平均 (1.07) (1.08) (1.08) 2.55 (0.99) 7,036 (1.01) 2.50 (0.99) 6,959 (1.00) 2.47 (0.98) 7,002 (1.00) 17,965 (1.00) 23,930 (1.07) 17,381 (0.99) 23,426 (1.07) 17,276 (0.98) 23,722 (1.06) (0.91) 2.28 (1.11) 6,246 (1.14) 14,234 (1.26) 22,450 (1.14) 全国平均 (0.91) 2.24 (1.10) 6,212 (1.12) 13,927 (1.24) 22,142 (1.13) (0.91) 2.21 (1.10) 6,286 (1.12) 13,880 (1.23) 22,496 (1.12) ,520 28, ,915 札幌市 ,931 28, , ,344 29, ,537 合 計 全道平均 (0.96) (0.96) (0.97) 2.22 (1.03) 12,279 (1.02) 2.17 (1.03) 12,666 (1.02) 2.19 (1.02) 13,188 (1.01) 27,320 (1.05) 260,209 (1.01) 27,548 (1.05) 263,400 (1.01) 28,886 (1.03) 269,796 (1.00) (0.94) 2.20 (1.04) 10,568 (1.18) 23,223 (1.24) 226,393 (1.16) 全国平均 (0.94) 2.15 (1.04) 10,890 (1.19) 23,467 (1.24) 229,710 (1.16) (0.93) 2.16 (1.03) 11,329 (1.18) 24,429 (1.22) 237,682 (1.13) 全道平均欄の ( ) 数値は 札幌市 / 全道平均 全国平均欄の ( ) 数値は 札幌市 / 全国平均 から得た数値 入院の費用額には食事療養 生活療養 入院外 歯科の費用額には調剤薬局分の金額は含まれていない - 4 -

5 近年の保険給付諸率の推移状況合計の諸率に着目すると 平成 20 年度から平成 22 年度にかけて 受診率 1 件当たり日数は減少 1 日当たり費用額 1 件当たり費用額及び1 人当たり費用額は増加している 1 件当たり日数が減り 1 日当たり費用額が増えていることから 高度な治療等により治療日数が短くなった一方で 高額な治療費がかかるようになったことがわかる 推移状況 札幌市受診率 % 年度 21 年度 22 年度 1 件当たり日数 日 日当たり費用額 千円 件当たり費用額 千円 1 人当たり費用額 千円 入院について札幌市は 全国平均と比較して 受診率が 1.26 倍 1 件当たり日数が 1.03 倍 1 人当たり費用額が 1.30 倍となっている 本市の1 人当たり費用額が 極めて高額である理由は 大学病院など高度な治療を行うことができる施設が多く 医療機関が集積しているなど入院しやすい環境が整っていることが考えられる 入院 % 受診率 札幌市全国平均 1 件当たり日数日 日当たり費用額千円 件当たり費用額千円 人当たり費用額千円

6 入院外について札幌市は 全国平均と比較して 受診率が 0.92 倍 1 件当たり日数が 0.94 倍 1 日当たり費用額が 1.12 倍 1 人当たり費用額が 0.97 倍となっている 受診率 1 件当たり日数が全国平均より低いにもかかわらず 1 日当たり費用額が高額であるため 1 人当たり費用額が全国平均とほぼ同数値となっている 入院外 % 800 受診率 札幌市 全国平均 日 件当たり日数 1 日当たり費用額千円 件当たり費用額千円 人当たり費用額千円 歯科について札幌市は 全国平均と比較して 受診率が 0.91 倍 1 件当たり日数が 1.10 倍 1 日当たり費用額が 1.12 倍 1 人当たり費用額が 1.12 倍となっている 受診率が全国平均より低いにもかかわらず 1 件あたり日数 1 日あたり費用額が全国平均より高いため 1 件当たり費用額が全国平均より高額となっている 歯科 % 受診率 札幌市 全国平均 1 件当たり日数日 日当たり費用額千円 件当たり費用額千円 人当たり費用額千円 - 6 -

7 合計について札幌市は 全国平均と比較して受診率が 0.93 倍 1 件当たり日数が 1.03 倍 1 日当たり費用額が 1.18 倍 1 件当たり費用額が 1.22 倍 1 人当たり費用額が 1.13 倍となっている 受診率が全国平均より低いのは 入院の受診率が高いにも関わらず 受診件数で大きな割合を占める入院外の受診率が全国平均を下回っているためである その一方で 1 日当たり費用額 1 件当たり費用額 1 人当たり費用額が全国平均より高いのは 費用額で大きな割合を占める入院受診率が全国平均を大きく上回っていることが影響していると考えられる 合計 受診率%%%%1, 札幌市 全国平均 1 件当たり日数 日 日当たり費用額千円 件当たり費用額千円 人当たり費用額 千円

8 (2)2 次医療圏 近隣市町村との比較 ( 平成 22 年度 ) 2 次医療圏 近隣市町村 区分受診率 (%) 札幌市 , ,537 札幌圏 南渡島 南檜山 北渡島檜山 後志 南空知 中空知 北空知 西胆振 東胆振 日高 上川中部 1, ,050 上川北部 ,194 富良野 留萌 宗谷 北網 遠紋 十勝 釧路 根室 江別市 千歳市 恵庭市 北広島市 石狩市 当別町 新篠津村 全道平均 全国平均 912 1,000 1,002 1, , 件当たり費用額 ( 円 ) 29,542 26,956 28,494 34,635 30,380 30,033 31,594 29,427 31,431 27,450 28,772 28,500 27,002 30,656 29,814 28,122 32,825 25,583 26,919 27,633 27,362 29,243 29,901 27,360 29,193 30,398 22,978 28,886 24,429 ( ) 数値は 全国 全道平均を 1 としたときの札幌市の数値 病床数は北海道から提供される特別事情で用いる結核 精神を除いた数値を使用 札幌市および札幌圏 ( 札幌市近郊 ) 10 万人当たり病床数が多い医療圏 10 万人当たり病床数が少ない医療圏 全道平均および全国平均 1 人当たり費用額 ( 円 ) 269, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,682 (1.00) (1.13) 10 万人当たり病床数 (1.13) (1.64) - 8 -

9 2 次医療圏について札幌圏について 受診率は全道及び全国平均より低いが 1 件当たり費用額は高いため 1 人当たり費用額は全国平均を上回っている 10 万人当たり病床数が多い北渡島檜山や北空知は 1 人当たり費用額が高く 10 万人当たり病床数が少ない日高や根室は 1 人当たり費用額が低くなっている 全道平均を全国平均と比べてみても 1 人当たり費用額が非常に高い数値となっていることから 病床数と医療費には強い相関関係が認められる 近隣市町村について病床数を多く有する札幌市に隣接しているため 10 万人当たり病床数が少ない市町においても 1 人当たり費用額が札幌市とほぼ等しい数値となっている ( 病床を有していない新篠津村を除く ) そのため 札幌市の病床数が近隣市町村に影響を与えていることがわかる 1 件当たり費用額 ( 円 ) 35,000 34,000 北渡島檜山 33,000 32,000 31,000 札幌市 遠紋 当別町留萌 札幌圏千歳市 西胆振 中空知 後志 30,000 29,000 28,000 27,000 26,000 根室 日高 宗谷 全道平均 石狩市北網釧路 恵庭市上川北部南檜山東胆振富良野 南空知上川中部北広島市南渡島 北空知 25,000 江別市 十勝 全国平均 24, , 新篠津村 22, ,030 1,070 1,110 受診率 (%) - 9 -

10 (3) 年齢階層別医療費分析 ( 平成 23 年 5 月診療分 ) 区分年齢 0~4 5~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 受診率 1 件当たり日数 1 日当たり費用額 1 件当たり費用額 1 人当たり費用額市道市道市道市道市道 ,510 10,670 18,048 16,571 17,208 15, ,361 12,659 24,201 25,733 10,112 10, ,600 12,133 30,104 30,254 13,431 13, ,356 13,828 34,384 32,905 17,246 16, ,307 14,160 37,033 34,985 20,688 19, ,277 13,971 37,623 35,291 24,232 22, ,332 16,496 35,073 32,658 29,691 27, ,868 12,099 27,999 27,249 27,754 26, ,886 13,647 29,827 28,683 39,146 36,254 1 人当たり費用額は 1 月診療分のみで算出しているため前述の算出数値と異なる ,131 5,861 10,866 10,288 7,152 6, ,314 7,388 11,566 11,468 5,160 5, ,600 9,142 14,465 13,625 5,120 4, ,505 9,098 17,728 17,684 5,763 5, ,133 11,862 19,703 21,073 7,444 8, ,348 10,117 20,600 22,565 8,337 9, 受診率 乳幼児は高いが 思春期前後まで低下し 20 歳を超えたあたりから上昇し 加齢とともに伸び続ける 受 診市率( % 道) 年齢 ~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~ 件当たりの日数 60 歳までは加齢とともに増加するが 60 歳を超えたあたりから減少する これは 加齢とともに疾病が増え それまでより多くの医療機関で治療を受ける傾向によるものと考えられる

11 日 3.00 市 2.50 道数(日)2.00 年齢 ~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~ 日当たり費用額 乳幼児は高いが その後 加齢とともに伸び続ける 18,000 診市療 16,000 道 14,000 12,000 費(円)10,000 8,000 6,000 年齢 4,000 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~ 件当たり費用額 60 歳までは受診率と同様に推移するが 60 歳を超えたあたりから減少する これは 加齢とともに疾病が増え それまでより多くの医療機関で治療を受ける傾向によるものと考えられる 40,000 診療 35,000 市 30,000 道 25,000 費(円)20,000 15,000 10,000 年齢 5,000 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

12 5 1 人当たり費用額乳幼児について 受診率は高いが1 件当たり費用額が低いことから 1 人当たり費用額も低くなっている その後 思春期前後まで低下するが 20 歳を超えたあたりから上昇し 加齢とともに伸び続ける 50,000 診療 40,000 市 30,000 道費(円)20,000 10,000 年齢 0 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

13 (4) 年齢階層別疾病構造 ( 大分類 ) 年齢階層 上位 3 疾病名 件数 全体に占める割合 平成 23 年 5 月診療分 上位 3 疾病が占める割合 1 呼吸器系の疾患 5, % 0 歳 ~4 歳 2 皮膚及び皮下組織の疾患 1, % 72.14% 3 感染症及び寄生虫症 1, % 1 呼吸器系の疾患 2, % 5 歳 ~9 歳 2 消化器系の疾患 1, % 68.91% 3 感染症及び寄生虫症 % 1 呼吸器系の疾患 1, % 10 歳 ~14 歳 2 消化器系の疾患 1, % 62.94% 3 眼及び付属器の疾患 % 1 呼吸器系の疾患 1, % 15 歳 ~19 歳 2 消化器系の疾患 % 56.24% 3 眼及び付属器の疾患 % 1 消化器系の疾患 1, % 20 歳 ~24 歳 2 呼吸器系の疾患 1, % 51.58% 3 眼及び付属器の疾患 % 1 消化器系の疾患 2, % 25 歳 ~29 歳 2 呼吸器系の疾患 1, % 50.01% 3 精神及び行動の障害 1, % 1 消化器系の疾患 2, % 30 歳 ~34 歳 2 精神及び行動の障害 1, % 52.71% 3 呼吸器系の疾患 1, % 1 消化器系の疾患 3, % 35 歳 ~39 歳 2 精神及び行動の障害 1, % 54.19% 3 呼吸器系の疾患 1, % 1 消化器系の疾患 3, % 40 歳 ~44 歳 2 精神及び行動の障害 1, % 50.68% 3 呼吸器系の疾患 1, % 1 消化器系の疾患 3, % 45 歳 ~49 歳 2 精神及び行動の障害 1, % 47.31% 3 呼吸器系の疾患 1, % 1 消化器系の疾患 3, % 50 歳 ~54 歳 2 循環器系の疾患 1, % 45.88% 3 精神及び行動の障害 1, % 1 消化器系の疾患 5, % 55 歳 ~59 歳 2 循環器系の疾患 3, % 50.16% 3 内分泌, 栄養及び代謝疾患 2, % 1 消化器系の疾患 12, % 60 歳 ~64 歳 2 循環器系の疾患 11, % 53.35% 3 内分泌, 栄養及び代謝疾患 6, % 1 循環器系の疾患 18, % 65 歳 ~69 歳 2 消化器系の疾患 16, % 54.65% 3 内分泌, 栄養及び代謝疾患 9, % 1 循環器系の疾患 23, % 70 歳以上 2 消化器系の疾患 19, % 53.25% 3 筋骨格系及び結合組織の疾患 11, % 20 歳以上 64 歳までは消化器系の疾患 65 歳以上は循環器系の疾患が 1 位となっている

14 (5) 主要疾病別医療費分析 1 入院 (23 年 5 月診療分 ) 疾病名 受診率 (%) 1 件当たり日数 ( 日 ) 1 日当たり費用額 ( 円 ) 1 件当たり費用額 ( 円 ) 1 人当たり費用額 ( 円 ) 感染症及び寄生虫症新生物血液及び造血器の疾患等内分泌 栄養及び代謝疾患精神及び行動の障害神経系の疾患眼及び付属器の疾患耳及び乳用突起の疾患循環器系の疾患呼吸器系の疾患消化器系の疾患皮膚及び皮下組織の疾患筋骨格系及び結合組織の疾患腎尿路生殖器系の疾患妊娠 分娩及び産じょく周産期に発生した病態先天奇形 変形及び染色体異常症状 徴候及び異常臨床所見 ~ 損傷 中毒及びその他の外因の影響 ( ) 内は全道平均値である , , (0.043) (10.47) (35,704) (373,852) (161) , , ,473 (0.377) (13.46) (47,452) (638,893) (2,409) , , (0.013) (12.44) (41,686) (518,612) (69) , , (0.078) (14.97) (27,116) (405,959) (317) , , ,861 (0.439) (28.62) (12,490) (357,444) (1,570) , , (0.146) (24.32) (21,122) (513,747) (748) , , (0.049) (6.82) (55,924) (381,674) (189) , , (0.013) (6.75) (38,543) (260,028) (35) , , ,194 (0.290) (15.22) (47,298) (719,962) (2,091) , , (0.098) (10.40) (36,101) (375,587) (366) , , (0.174) (9.72) (39,198) (381,174) (664) , , (0.015) (12.63) (28,134) (355,419) (53) , , (0.123) (14.36) (40,855) (586,843) (720) , , (0.074) (10.95) (38,743) (424,372) (315) , , (0.039) (7.35) (29,158) (214,420) (83) , , (0.011) (7.85) (44,056) (345,768) (39) , , (0.011) (19.78) (30,333) (599,899) (66) , , (0.029) (12.53) (28,098) (351,980) (104) , , (0.148) (15.66) (35,456) (555,266) (819) 新生物 精神及び行動の障害 循環器系の疾患が 受診率や1 人当たり費用額などで高い数値となっている 新生物については 受診率 1 日当たり費用額は高いが 1 件当たり日数は短く 短期間で集中的な治療が行われていると考えられる 精神及び行動の障害については 1 件当たり日数が非常に長く 入院しているケースの大半が ほぼ1カ月に上ることから長期にわたる治療が必要な疾病といえる また 循環器系の疾患については 1 件当たり費用額が最も高く 1 件当たり日数も比較的長いため 1 人当たり費用額が高くなっている

15 a 入院年齢階層別受診率新生物 循環器系の疾患については 加齢とともに受診率が高くなることから特に高年齢層が罹患しやすい疾病と考えることができる 精神及び行動の障害については 20 歳頃から徐々に高くなり 60 歳頃にピークを迎えていることから中年齢層が罹患しやすい疾病と考えることができる 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 受 新生物 市 診 循環器系の疾患 市 精神及び行動の障害 市 率(% )年齢 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~74 b 入院年齢階層別 1 件あたり費用額新生物 循環器系の疾患について 若年齢層は年齢間でばらつきがある一方 中高年齢層は 年齢に関係なく一定の金額となっていることから 若年で罹患した場合の方が多額の費用額がかかるといえる 精神及び行動の障害については 年齢に関係なく一定の費用額となっている 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 診 1,400 療 1,200 費(千 新生物 市 循環器系の疾患 市 1,000 精神及び行動の障害 市 円)年齢 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

16 c 入院年齢階層別 1 人あたり費用額新生物 循環器系の疾患については 50 歳を超えると著しく高くなり その後加齢と共に高くなり続ける 精神及び行動の障害については 20 歳から高くなり 55 歳にピークを迎え減少しはじめる 60 歳になるとその費用額が逆転することから 札幌市の入院において 55 歳までは精神及び行動の障害が 60 歳からの高年齢層においては新生物等が一人当たり費用額を押し上げているといえる 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 診 6,000 療新生物市 5,000 循環器系の疾患市費(円)4,000 精神及び行動の障害市 3,000 年齢 2,000 1, ~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

17 2 入院外 (23 年 5 月診療分 ) 疾病名 受診率 (%) 1 件当たり日数 ( 日 ) 1 日当たり費用額 ( 円 ) 1 件当たり費用額 ( 円 ) 1 人当たり費用額 ( 円 ) 感染症及び寄生虫症新生物血液及び造血器の疾患等内分泌 栄養及び代謝疾患精神及び行動の障害神経系の疾患眼及び付属器の疾患耳及び乳用突起の疾患循環器系の疾患呼吸器系の疾患消化器系の疾患皮膚及び皮下組織の疾患筋骨格系及び結合組織の疾患腎尿路生殖器系の疾患妊娠 分娩及び産じょく周産期に発生した病態先天奇形 変形及び染色体異常症状 徴候及び異常臨床所見 ~ 損傷 中毒及びその他の外因の影響 ( ) 内は全道平均値である ,085 13, (1.924) (1.67) (7,665) (12,787) (246) (2.398) 1.57 (1.57) 23,222 (23,446) 1 36,571 (36,797) 910 (883) ,155 22, (0.233) (1.56) (14,983) 3 (23,374) (54) ,479 15, ,014 (7.115) (1.36) (11,117) (15,090) (1,074) ,444 13, (3.287) (1.74) (7,652) (13,279) (436) ,329 14, (1.792) (1.56) (8,348) (12,996) (233) ,878 8, (4.489) (1.18) (6,835) (8,083) (363) ,392 10, (0.934) (1.61) (6,109) (9,834) (92) ,404 12, ,426 (13.688) (1.32) (8,808) (11,669) (1,597) ,066 8, (6.960) (1.46) (5,912) (8,634) (601) ,340 15, ,430 (14.346) (2.13) (7,357) (15,675) (2,249) ,393 5, (3.400) (1.37) (4,338) (5,949) (202) ,611 14, (6.296) (2.34) (5,516) (12,884) (811) , , (2.297) (2.06) (18,180) (37,500) (861) ,221 10, (0.108) (1.70) (6,123) (10,406) (11) ,115 11,449 3 (0.027) (1.49) (9,170) (13,647) (4) ,084 16, (0.114) (1.48) (10,443) (15,407) (18) ,200 13, (1.120) (1.39) (9,334) (12,952) (145) ,757 13, (2.191) (2.17) (6,278) (13,640) (299) 内分泌 栄養及び代謝疾患 循環器系の疾患 消化器系の疾患の一人当たり費用額が高い数値を示している 内分泌 栄養及び代謝疾患については 1 件当たり費用額が平均的な数値であるにもかかわらず 受診率が高いため1 人当たり費用額が高くなっている 循環器系の疾患については 内分泌 栄養及び代謝疾患よりもさらに1 件当たり費用額が低いにもかかわらず 受診率が非常に高いため 1 人当たり費用額も同様に高くなっている 消化器系の疾患については 受診率が高く 1 件当たり日数も高いことから1 人当たり費用額が高い数値となっている

18 a 入院外年齢階層別受診率循環器系の疾患については 加齢と共に受診率が上昇し 50 歳を超えてから著しく受診率が高くなるため 高年齢層が罹患しやすい疾病と考えることができる 内分泌 栄養及び代謝疾患については 循環器系の疾患ほどではないがほぼ同様の推移となっている 一方で消化器系の疾患については受診率は全年齢を通じて高い数値となっている 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 受 診 率(% ) 年齢 消化器系の疾患市 循環器系の疾患市 内分泌 栄養及び代謝疾患市 ~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~74 b 入院外年齢階層別 1 件あたり費用額内分泌 栄養及び代謝疾患については 若年層は高額であるが 20 歳を過ぎると低くなる 循環器系の疾患 消化器系の疾患については 全年齢を通じてほとんど変化はない 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 診療 88,000 78,000 費(円)68,000 58,000 48,000 年齢 消化器系の疾患市循環器系の疾患市内分泌 栄養及び代謝疾患市 38,000 28,000 18,000 8,000 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

19 c 入院外年齢階層別 1 人あたり費用額内分泌 栄養及び代謝疾患 循環器系の疾患については 受診率と同様に加齢と共に上昇し 50 歳を超えてから著しく高くなる 消化器系の疾患については 受診率も高く一人当たり医療費も高額となっている 全道においても ほぼ同様の傾向となっている 5,000 診療 4,000 費(円)3,000 2,000 1,000 年齢 消化器系の疾患市 循環器系の疾患市 内分泌 栄養及び代謝疾患市 0 0~4 10~14 20~24 30~34 40~44 50~54 60~64 70~

20 (6) 長期入院者の状況 1 全体 区分 被保険者数 (1) 入院被保険者数 (2) 入院被保険者の総入院日数 (3) 入院 1 人当たり平均日数 (3) (2) 長期入院被保険者数 (6 ヶ月以上 ) (5) (2) / (1) 割合 (5) / (1) (5) / (2) 市 464,404 48,518 2,141, , 道 1,413, ,889 6,481, , 区分 総医療費 (6) ( 千円 ) 入院被保険者の入院医療費 (7) ( 千円 ) 長期入院者の入院医療費 (8) ( 千円 ) (7) / (6) 割合 (8) / (6) (8) / (7) 市 123,720,932 63,963,205 19,876, 道 375,962, ,860,020 57,361, 被保険者数に占める入院被保険者数の割合は 全道平均と比べ低いが (10.45) 総医療費に占める入院医療費の割合は全道平均と比べて高くなっている (51.70) 長期入院被保険者の割合が全道平均と比べて高く (9.32) 入院医療費に占める長期入院者の入院医療費の割合も高いため (31.08) 長期入院被保険者が多くいることが札幌市の医療費を引き上げている原因の一つと考えることができる 2 精神及び行動の障害を除いた場合 区分 被保険者数 (1) 入院被保険者数 (2) 入院被保険者の総入院日数 (3) 入院 1 人当たり平均日数 (3) (2) 長期入院被保険者数 (6 ヶ月以上 ) (5) (2) / (1) 割合 (5) / (1) (5) / (2) 市 464,404 42,973 1,145, , 道 1,413, ,464 3,636, , 区分 総医療費 (6) ( 千円 ) 入院被保険者の入院医療費 (7) ( 千円 ) 長期入院者の入院医療費 (8) ( 千円 ) (7) / (6) 割合 (8) / (6) (8) / (7) 市 123,720,932 47,315,112 7,841, 道 375,962, ,446,987 24,327, 精神及び行動の障害を除いた数値で着目すると すべての項目において全道平 均を下回っていることから 札幌市の場合は 精神及び行動の障害による影響が 大きいことがわかる

21 (7) メタボリックシンドローム関連疾病の状況 ( 平成 23 年 5 月診療分による集計 ) 男女合計 年齢階層 件数 ( 件 ) 医療費 ( 千円 ) 全体に占める割合 全体に占める割合 0~ 4 歳 % 9, % 5~ 9 歳 % 1, % 10~14 歳 % 4, % メタボリックシンドロームの重症化により発生する疾病名 糖尿病 その他の内分泌 栄養及び代謝疾患 ( 高脂血症 高尿酸血症含む ) 高血圧性疾患 虚血性心疾患 その他の心疾患 くも膜下出血 脳内出血 脳梗塞 脳動脈硬化 ( 症 ) その他の脳血管疾患 動脈硬化 ( 症 ) その他の循環器系の疾患 アルコール性肝疾患 腎不全 15~19 歳 % 4, % 20~24 歳 % 6, % 25~29 歳 % 9, % 30~34 歳 % 14, % 35~39 歳 % 33, % 40~44 歳 1, % 67, % 45~49 歳 1, % 87, % 50~54 歳 2, % 140, % 55~59 歳 6, % 245, % 60~64 歳 17, % 651, % 65~69 歳 24, % 555, % メタボリックシンドローム関連疾病が全体の医療費に占める割合は 全年齢では約 3 割だが 30 歳を超える年齢層から徐々に高くなっている また 男性の方が女性と比較し 件数 金額とも全体に占める割合が高い なお 医療費は 上記の疾病名を含むレセプトの医療費の合計であるため 関連疾病以外の医療費も含まれる 70~74 歳 30, % 772, % 全年齢 86, % 2,605, % 男性 女性 年齢階層 件数 ( 件 ) 全体に占める割合 医療費 ( 千円 ) 全体に占める割合 年齢階層 件数 ( 件 ) 医療費 ( 千円 ) 全体に占める割合 全体に占める割合 0~ 4 歳 % 6, % 0~ 4 歳 % 2, % 5~ 9 歳 % 1, % 5~ 9 歳 % % 10~14 歳 % 2, % 10~14 歳 % 2, % 15~19 歳 % 1, % 15~19 歳 % 2, % 20~24 歳 % 2, % 20~24 歳 % 3, % 25~29 歳 % 6, % 25~29 歳 % 3, % 30~34 歳 % 9, % 30~34 歳 % 5, % 35~39 歳 % 23, % 35~39 歳 % 10, % 40~44 歳 % 49, % 40~44 歳 % 18, % 45~49 歳 1, % 53, % 45~49 歳 % 33, % 50~54 歳 1, % 83, % 50~54 歳 1, % 56, % 55~59 歳 2, % 162, % 55~59 歳 3, % 83, % 60~64 歳 7, % 376, % 60~64 歳 9, % 274, % 65~69 歳 11, % 316, % 65~69 歳 13, % 239, % 70~74 歳 13, % 441, % 70~74 歳 17, % 331, % 全年齢 39, % 1,537, % 全年齢 47, % 1,067, %

22 2 特定健康診査等の実施状況生活習慣病の予防のため 平成 20 年度から医療保険者に特定健診 特定保健指導の実施が義務付けられた 平成 20 年 3 月に 特定健康診査等実施計画 を策定し 事業を推進しているが 特定健診 特定保健指導の実施率は計画を大きく下回っている 1 特定健診 特定保健指導の法定報告数値 特定健康診査動機付け支援特定保健指導積極的支援合計 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度 対象者数 281,141 人 282,430 人 284,518 人 受診者数 44,970 人 47,355 人 51,769 人 実施率 16.0% 16.8% 18.2% 対象者数 5,409 人 5,335 人 5,605 人 終了者数 347 人 602 人 524 人 実施率 6.4% 11.3% 9.3% 対象者数 1,846 人 1,862 人 2,106 人 終了者数 80 人 139 人 176 人 実施率 4.3% 7.5% 8.4% 対象者数 7,255 人 7,197 人 7,711 人 終了者数 427 人 741 人 700 人 実施率 5.9% 10.3% 9.1% 2 札幌市国民健康保険特定健康診査等実施計画年度別目標値 区分平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 特定健康診査の実施率特定保健指導の実施率メタボリックシンドローム該当者及び予備群の減少率 35% 42.5% 50% 57.5% 65% 12% 20% 30% 40% 45% 平成 20 年度 に比べて 10% 以上

23 3 平成 22 年度特定健診受診者の状況 ( ア ) 性年齢別健診受診率 受診率は 40~49 歳で男女とも低く 65~69 歳で男性が 21.2% 女性が 24.4% と高かった ( イ ) メタボリックシンドローム予備群及び該当者の割合 メタボリックシンドローム予備群 内臓脂肪型肥満 ( 腹囲 : 男性 85cm 以上 女性 90cm 以上 ) に加え 1 脂質異常 2 高血糖 3 血圧高値のうち 1 項目に該当する状態メタボリックシンドローム該当者内臓脂肪型肥満に加え 上記 1~3のうち2 項目以上に該当する状態 特定健診受診者の 23.8% がメタボリックシンドローム予備群及び該当者であった 男性は 42.5% 女性は 12.1% がメタボリックシンドローム予備群及び該当者であっ た

24 ( ウ ) メタボリックシンドローム予備群及び該当者の年齢別割合 男性は女性と比べ メタボリックシンドローム予備群及び該当者の割合が全年代 で高く 40~44 歳で 36.8% 45~49 歳で 38.9% であり 40 歳代からメタボリック シンドローム予備群及び該当者の割合が高い

25 腹囲有所見者 ( エ ) 腹囲有所見者 ( 内臓脂肪型肥満 ) の割合 ( 内臓脂肪型肥満 ) 男性 : 腹囲 85 cm以上 女性 : 腹囲 90 cm以上 男性では 健診受診者の 50% が内臓脂肪型肥満であり 女性と比べると割合が高い ( オ ) 腹囲有所見者 ( 内臓脂肪型肥満 ) のうち他のリスク ( 脂質異常 高血糖 血圧高 値 ) を有する者の割合 男性では 女性に比べて 腹囲有所見者のうち他のリスクを有する者の割合が 40 歳代から高い

26 ( カ ) 男性の保健指導判定値以上の年齢別割合 [ 適正範囲 ] 収縮期血圧 130mmHg 未満 拡張期血圧 85mmHg 未満 ヘモグロビン A1c 5.2% 未満 男性では 収縮期血圧 ヘモグロビン A1c は 50 歳から適正範囲を超える割 合が高い ( キ ) 女性の保健指導判定値以上の年齢別割合 女性も男性と同様の傾向にある 60 歳までは 収縮期血圧 ヘモグロビン A1c の適正範囲を超える割合は 女性のほうが男性より 10 ポイント程度低い 50 歳から 適正範囲を超える割合が高い

27 3 ジェネリック医薬品の使用割合 調査を開始した平成 21 年 8 月調剤分以降 薬局におけるジェネリック医薬品への切り替えが積極的に進められたことなどにより 平成 22 年 1 月から 4 月までの 3 カ月間で 2.2 ポイント ( 処方数ベース ) 使用割合が上昇した その後 24% 台を推移している ジェネリック医薬品の使用割合の推移 処方数ベース 薬剤料ベース 平成 22 年 1 月 21.8% 8.8% 平成 21 2 月 22.7% 9.3% 3 月 23.3% 9.5% 平成 2 4 月 24.0% 9.3% 平成 月 24.2% 9.5% 6 月 24.4% 9.6% 平成 22 年 7 月 24.5% 9.7% 平成 23 年 5 月 24.5% 9.8% 6 月 24. 5% 9.8% 平成 22 年 7 月 24. 5% 9.7% 平成 2 28 月 24. 6% 9.8% 平成 月 24. 6% 9.8% 10 月 24. 8% 9.9% 11 月 24. 8% 9.9% 12 月 24. 5% 9. 8% 平成 24 年 1 月 25. 3% 10.3% 処方数 (%) 薬剤料 (%) 薬剤料ベース 処方数ベース

28 Ⅲ 具体的取組み 1 保健事業 (1) 特定健康診査 特定保健指導 1 実施体制 特定健診 健診実施機関に委託して実施している 個別健診方式 札幌市医師会に委託し市内の指定医療機関で実施 ( 平成 24 年 4 月現在 602 機関 ) 集団健診方式 公益財団法人北海道結核予防会に委託し 住民集団健診会場で実施 ( 平成 24 年度は 5 月から 12 月まで 延べ 342 回実施 ) 特定保健 特定保健指導の種別と年齢により 担当が分かれる 指導 積極的支援 40 歳 ~64 歳動機付け支援 40 歳 ~64 歳動機付け支援 65 歳 ~74 歳 区保健センター ( 健康 子ども課 ) 公益財団法人北海道結核予防会財団法人さっぽろ健康スポーツ財団区保健福祉課 平成 21 年 8 月から 積極的支援の対象者 平成 23 年 7 月から動機付 け支援の対象者は 外部委託機関も選択可能とした 2 平成 24 年度の実施率向上対策として次の事業に取り組む ア特定健診 ( ア ) 40 歳代を重点対象とした受診勧奨事業受診率が低い 40 歳代を重点対象として 文書による受診勧奨及び コールセンター事業者による電話勧奨を行う ( イ ) 住民組織を通じてのPR 特定健診の意義及び重要性への理解を促進するため 健診 PR 冊子の配布等により 町内会組織等を通じた周知広報を行う ( ウ ) 付加健診や愛称を活用した周知昨年 10 月から始めた付加健診や特定健診の愛称である とくとく健診 をポスター 広報誌により広く周知し 特定健診の認知度を高め受診率を向上させる イ特定保健指導 ( ア ) グループ支援等 直営で実施している指導メニューの多様化の調整 ( イ ) 運動お試し券事業の実施お試し券配布により特定保健指導利用への関心を高めるとともに 運動習慣の定着化を図る

29 ( ウ ) 特定保健指導実施機関の委託の拡大 項目現状 (22 年度法定報告 ) 平成 24 年度目標 特定健康診査の受診率 18.2% 23.0% 特定保健指導の実施率 9.1% 13.0% (2) 元気アップ応援事業特定健診受診者の中でも 糖尿病 高血圧症 脂質異常症治療中の受診者は特定保健指導の対象からは除かれている 平成 22 年度からこれらの治療中の者に対し 疾病の改善や重症化予防を図る行動変容プログラムとして 元気アップ応援事業を実施 主治医と連携し 国保保健指導員が特定保健指導の積極的支援に準じた保健指導を実施している 項目現状 (23 年度決算見込 ) 平成 24 年度目標 実施件数 54 件 80 件 (3) 医療費通知被保険者に対して 医療費の額等を通知することにより 健康に対する認識を深めてもらうとともに 併せて国保制度の趣旨の周知を図り 国保事業の健全運営に資することを目的として実施している 通知には 受診者名 受診年月 入院 外来の区分 日数 医療機関名 医療費の額を掲載し 12 カ月分の情報を年 2 回に分けて各世帯主に送付している なお 平成 23 年度に国保総合システムが稼働されたことに伴い 24 年 3 月送付分の医療費通知から圧着ハガキ様式となった 項 目 現状 (23 年度 ) 平成 24 年度見込み 通知回数 2 回 2 回 通知対象世帯 100% 100% 通知項目 6 項目 6 項目 (4) その他の保健事業 1 歯周疾患検診の受診勧奨 40 歳 50 歳 60 歳 70 歳の国保被保険者に対し 歯周疾患検診の 受診案内 を送る

30 項目現状 (23 年度 ) 見込 (24 年度予算数値 ) 対象人数 35,598 人 36,317 人 費用負担 3,360 千円 3,491 千円 2 インフルエンザ予防接種事業 札幌市では 65 歳以上の市民を対象として高齢者インフルエンザ予防接種補助 事業を行っている なお このうちの国保加入者分の費用について 負担する 項目現状 (23 年度決算見込 ) 見込 (24 年度予算数値 ) 対象人数 70,589 人 84,324 人 費用負担 168,010 千円 196,879 千円

31 2 給付費適正化事業 (1) レセプト内容点検札幌市では 平成 23 年度からレセプトの電子請求が始まったことから 点検の効率化や横覧点検など点検体制の充実強化を図るため 全て外部委託により内容点検を行っている 項目現状 (23 年度決算見込 ) 点検率 100.0% 財政効果額 152,496 千円 (2) 第三者行為求償事務被保険者や損害保険会社から提出される傷病届により 2 名の第三者行為求償専門員が損保会社や加害者と折衝し 求償行為を行っている また 第三者により生じたと思われるレセプトを抽出したり マスコミ情報等を活用し 被保険者に対して第三者行為であるか照会を行っている 項目現状 (23 年度決算見込 ) 見込 (24 年度予算数値 ) 求償件数 282 件 290 件 求償額 137,437 千円 168,500 千円 (3) ジェネリック医薬品使用促進事業ジェネリック医薬品については 患者負担の軽減や医療保険財政の健全化につながることから 各保険者において普及促進に向けた積極的な取組が求められており 札幌市でも 平成 21 年 11 月の保険証更新時に 希望カード を全世帯に送付した ジェネリック医薬品の使用割合は 平成 22 年後半から横ばい傾向が続いている そのため 平成 24 年度においては 関係機関との協議 調整を進めながら 自己負担の軽減額を被保険者に通知する 差額通知 を実施し ジェネリック医薬品の更なる使用促進を図る 項 目 現状 (24 年 1 月末現在 ) 目標 (24 年度末現在 ) 使用割合 25.3% 28.0% ( 処方数ベース ) (4) 柔道整復レセプトの調査 分析 柔道整復施術療養費については 国の事業仕分けや会計検査院の実地調査において その適正化の必要性が指摘されている 札幌市では これまで医科や歯科 調剤等を中心にレセプトの内容点検を実施して きたところであるが 近年 柔道整復施術に係る療養費が増加していることや レセ

32 プト請求の電子化を機に 平成 23 年度から医科等のレセプト点検を全て外部委託した ことなどから 新たに柔道整復レセプト ( 柔道整復施術療養費支給申請書 ) の請求内 容の調査や分析を始めている 今後 国からの通知に基づき 適正化をすすめていく (5) その他の適正化事業 1 退職被保険者資格の適正化国保連合会から提供される年金受給権者情報に基づき 退職者医療制度の要件を満たしているが未適用となっている被保険者について 職権適用 ( 被扶養者と思われる被保険者がいる場合は届出勧奨 ) を行う これにより退職資格が遡及して発生した場合は 一般分として支出した給付費を退職分へ振り替えを行っている 2 レセプト資格点検医療機関から請求されたレセプトと国保連合会の電算の資格データを突合した結果 無資格又は誤りが発見されたものについて 調査確認のうえ 医療機関への返戻や被保険者への返還請求等を行っている 3 医業類似行為施術費と療養費との重複給付点検札幌市国民健康保険の独自事業として 療養費として認められている はり きゅう マッサージなどの施術より対象疾患や種類を拡大した医業類似行為施術費を支給している 施術費は療養費を補完する制度であることから 療養費と施術費の併給がないよう 被保険者から請求された施術費支給申請書と治療院の療養費レセプトの照合 点検を行う

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