第1回企業年金部会の概要

Size: px
Start display at page:

Download "第1回企業年金部会の概要"

Transcription

1 25-79 第 35 号 平成 25 年 10 月 31 日 団体年金事業部 第 1 回社会保障審議会企業年金部会の概要 平成 25 年 10 月 29 日に 第 1 回社会保障審議会企業年金部会 が開催されました 別紙のとおり 主な内容を纏めましたので ご連絡いたします 当社としましては引続き 動向を注視しつつ 厚生年金基金制度の運営に携わる皆様を全力でサポー トしていく所存です 関連資料 ( 厚生労働省ホームページ ) 第 1 回社会保障審議会企業年金部会 (10 月 29 日開催 ) 以上 照会先 : 指定 ( 担当 ) 年金数理人 1

2 ( 別紙 ) 本日の部会の概要 内容は 必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解 願います 1. 香取年金局長挨拶企業年金部会は 9/29 に社会保障審議会で設置が承認され 厚年基金の見直し法の施行に向けた検討 および 今後の企業年金制度のあり方 を審議いただく 検討のスケジュールとしては まずは法施行に向けた検討を実施いただき その後 企業年金制度の在り方について議論いただく 厚生年金基金制度については AIJ 問題を受けて制度的な課題が顕在化したことをうけ 衆参 20 時間の審議をへて 6 月に法が成立した これは制度の大きな改革であり 関係者の関心も非常に高い また 他の企業年金と同様に 3 階部分の制度であることから 企業年金全体の議論の試金石にもなる 企業年金全体の議論としては DB DC は制度設立から 10 年が経過し それなりに発展してきたが 厚生年金基金制度の廃止後の姿を議論いただきたい 公的年金と関係する部分については 必要に応じて年金部会と連携していく 2. 社会保障審議会企業年金部会委員名簿 ( 資料 1) 部会長に山崎氏 部会長代理に森戸氏が選出されました 資料 1 の内容 氏名井戸美枝 ( いどみえ ) 臼杵政治 ( うすきまさはる ) 所属 役職 井戸美枝事務所 ( 社会保険労務士 ファイナンシャルプランナー ) 代表 名古屋市立大学大学院経済学研究科教授 小林由紀子 ( こばやしゆきこ ) 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会部会長代理 白波瀬佐和子 ( しらはせさわこ ) 東京大学大学院人文社会系研究科教授 鈴木博司 ( すずきひろし ) 日本年金数理人会理事長 高崎のぞみ ( たかさきのぞみ ) マネックスグループ株式会社執行役員 冨高裕子 ( とみたかゆうこ ) 平川則男 ( ひらかわのりお ) 森戸英幸 ( もりとひでゆき ) 全日本電機 電子 情報関連産業労働組合連合会中央執行委員 日本労働組合総連合会総合政策局生活福祉局長 慶応義塾大学大学院法務研究科教授 山崎泰彦 ( やまさきやすひこ ) 神奈川県立保健福祉大学名誉教授 山本人 ( やまもとたいと ) 部会長 部会長代理 日本商工会議所社会保障専門委員会委員 2

3 3. 企業年金部会の今後の審議スケジュール ( 案 )( 資料 3) 第 1 ステージは 厚生年金基金制度について 第 2 ステージは 企業年金制度の在り方について と位置付けて審議を進めることとされました 資料によれば 本日の議論を受け 間もなく法定のパブリックコメント ( 意見募集 ) の手続が開始されるものと思われます ( 具体的な時期は明示されませんでした ) 政省令 告示交付が年内 通知等の改正が年明になる予定とされています 資料 3 の内容 時期平成 25 年 10 月 ( 今回 ) 平成 25 年 11~12 月 内容企業年金部会厚生年金基金制度改正の政省令事項等の検討 パブリックコメント企業年金部会厚生年金基金制度改正の政省令事項等の検討 平成 25 年末 ( 予定 ) 政省令 告示の交付 年明けに通知等の改正 平成 26 年 1~3 月 企業年金部会 第三者委員会の審議事項 運営等の検討 平成 26 年 4 月 ( 改正法施行予定 ) 企業年金部会 企業年金制度等の在り方の審議開始 第三者委員会の設置 主な質疑 応答 小林委員 ( 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会部会長代理 ) 企業年金制度等の在り方は 税制改正のスケジュールを踏まえると夏には結論を出す必要がある 黒田企業年金国民年金基金課長ご指摘の通り 政治の節目節目の〆切を念頭に入れながら議論させていただきたいと思う 3

4 4. 厚生年金基金制度改正の施行に向けた検討内容 ( 資料 4) 法律 政省令 告示 通知の内容 ( 政省令 告示 通知は現時点の案 ) を網羅的 体系的に纏めた資料が示されました 内容は 既に公布されている法律及び先般の企業年金連合会主催の説明会で配布された 厚生年金基金の今後の方向性について 政省令等の改正案の概要 等を纏めた内容となっており 特段 新しい内容はございません 資料 4 の目次 1. 法律の概要 2. 特例解散等 3. 財政運営 4. 上乗せ部分の支援策 5. 解散手続き等 主な質疑 応答 森戸部会長代理 ( 慶応義塾大学大学院法務研究科教授 ) 代行割れ基金における上乗給付の再建において 上乗給付の再建と納付計画の延長はどちらが優先される事項なのか 納付計画の延長は 本体のリスクが増えるということを意味する 本体財政と企業年金の普及という政策目的とのバランスを考えなければならない 自主解散を行わず清算型基金に指定されるのを待つという声があるとご報告いただいたが すべての基金が清算型基金となったら ( 第三者委員会が ) 回らない 清算型解散であれば上乗給付が指定と同時に停止される等の加入者 受給者への不利益があるが 自主解散のメリットをより明確にし インセンティブを示すことが必要と考える 厚生年金基金の見直しは いわば大きな債務整理 国の資産の毀損を避けつつ労使が無理のない状況で対応を進めなければならないが 結果はやってみないと分からない部分もある であれば 基金 労使 事業主等の全体にとって 負担が公平 ( フェア ) になるよう取組をお願いしたい こうすれば得だ という対応を排除することが大事であり 解散命令やこれまであまり実施してこなかった掛金未納基金への滞納処分等についても積極的な対応が必要 黒田企業年金国民年金基金課長大事な視点だと思う 飽くまで自主解散が基本というスタンスである 汗をかいた方にはよいことがあるという内容にしていきたいと考えている 変な力学が働かないよう 全体としてどのようにしてフェアにしていくかを示していきたい 平川委員 ( 日本労働組合総連合会総合政策局生活福祉局長 ) 労使に必要な情報がしっかり伝わることが重要 懸念されるのは 特例解散の期限が過ぎてしまった いつのまにか ( 労使が知らないうちに ) 清算型に指定されてしまった というようなことが起こらないかということ 4

5 解散や代行返上の手続には 2 年以上掛ることもあり 事前説明も含めるとそれ以上かかる 必要な情報の労使への開示の徹底をお願いしたい 中小零細企業には労働組合がない場合も多く 基金から事業主等に対して十分に情報提供されることが必要だ 黒田企業年金国民年金基金課長基金設立の際も労使の合意形成が行われている 今回の解散 代行返上の局面においてもきちんとした合意プロセスは欠かせない その中で今後の具体的な選択肢が提示されるような環境作りが必要だと思う 上乗せ給付を再建すると合意した労使の志をできるだけ支援できるよう 有効な手段を考えていきたい 中小企業にとって 企業年金はハードルが高い面もあり そのため厚生年金基金が中小企業に普及してきた これからはDB DCが企業年金の中心となるが その中で出来るだけハードルを下げていくことが今後の企業年金を考えていくうえでのポイント 冨高委員 ( 全日本電機 電子 情報関連産業労働組合連合会中央執行委員 ) 企業年金は賃金後払 老後保障の性格を持つ重要なものであり しっかりと説明義務を果たしていくことが必要 過去の代行返上の経験で言えば 代行割れしてなくても 2 年程度かかっているので 代行割れしていれば更に時間を要するだろう 基金からしっかりと説明がなされることが必要 小林委員 ( 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会部会長代理 ) 企業年金は従業員の老後の生活保障に関わる問題なので その負担がどうあるべきかについては労使の十分な議論が必要 過去 適格年金からの移行においては 10 年の期間が設けられたが 今回は5 年である 柔軟な措置が示されているものの 従前以上の情報提供や政府の支援が必要と考える 黒田企業年金国民年金基金課長役人は法律で物事を語ってしまうことが多く つい 法律ではこうなっていますよといった受け答えになることがある 企業年金は労使の話し合いに基づき決定されるもので 国としてそのプロセスに立ち入ることはできないが 制度構築に関するプロトタイプのご提示等の工夫をしていきたい そのなかで十分でないものがあれば どうすれば良いのかキャッチボールしながら進めていきたい 山本委員 ( 日本商工会議所社会保障専門委員会委員 ) 代理繰り返しになるが 適格年金からの移行は円滑だったとは思えない 今回はより具体的な選択肢を示していくことが重要と考える 厚生年金基金に加入している事業所は従業員のことを考えている事業所なので 上乗せを続けたいところが多いのだろう より具体的な選択肢を示していくことが重要だ ところで 当初検討されている集団型 DCはどうなったのか 山内企業年金国民年金基金課基金数理室長投資教育の省略を 1つの柱としていたが 投資教育は外せないという考え方から取り下げた 5

6 鈴木委員 ( 日本年金数理人会理事長 ) 付帯決議にある移行支援策は 情報が行き届き それに基づき決定することが必要 基金の多くが総合基金ということを意識すればより重要 積立不足の償却が 20 年から 30 年に延長されることにより負担は小さくなるがデメリットもある 総合型の実施事業所が倒産した場合などには キャッシュのショート 事業主の追加拠出の発生等の懸念がある また 掛金を長期的に払い込むには強いガバナンスと断固たる決意が無ければならない こうした点を含めて説明した上での合意形成ができればよいが そうでなければ中退共やDCの選択肢の重要さが増してくる 黒田企業年金国民年金基金課長ご指摘の通り まずは確定給付型としてお示ししたが お話にように長期的な持続可能性という観点でもメリ デメ含めて選択肢を示していきたい DBであっても終身ではなく確定年金とする道もあり 給付のパターン メリデメ 必要な要件などを分かりやすく示しつつご検討いただきたいと考えている 今後 助言をいただきたい 高崎委員 ( マネックスグループ株式会社執行役員 ) 最大 30 年に延長されたものの 30 年という期間はそもそも長い 事業主の十分な理解が必要である 黒田企業年金国民年金基金課長ご指摘のとおり 一方 短期的な負担が大きいと そもそも制度を導入できない 長期と短期の視点をしっかり踏まえ判断してもらいたいと考えており この点においても皆様から助言をいただければと思う 冨高委員 ( 全日本電機 電子 情報関連産業労働組合連合会中央執行委員 ) 存続基準については 専門委員会でもかなり議論された その運用はなし崩し的になってはならず 存続基準を満たさない基金には解散命令を出すべき 清算未了特定基金に対する措置 1 年以内に申請すれば納付猶予が採用可能の旨 は十分な周知をお願いしたい 6

7 5. その他 ( 参考資料 1の 17 ページ ) 部会での説明はありませんでしたが 配布された資料 ( 参考資料 1の17ページ ) に 厚生年金基金の現在の状況が公表されています これによると 平成 25 年 10 月 21 日時点の 551 基金のうち 95 基金が解散内諾済 13 基金が将来返上済となっています ( 日経新聞 (10/30 付朝刊 5 面 ) でも掲載 ) 以上 7

厚生年金基金に関する要望.PDF

厚生年金基金に関する要望.PDF 厚生年金基金に関する要望 平成 26 年 11 月 7 日 企業年金連合会 現在 各厚生年金基金においては 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律 の施行を受け 解散 代行返上 他制度への移行等 今後の方向性についての検討やその方向性に沿った取組を進めているところであるが その過程において様々な課題が発生している状況にある このため こうした課題に対して適切な対応を図ることにより

More information

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企国課長からの説明 ( 配布資料 1~3) ( 説明の概要 ) 1 これまでの主な意見の整理 ( 資料 1) 厚生年金本体の将来の財政への影響は可能な限り回避すべ

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企国課長からの説明 ( 配布資料 1~3) ( 説明の概要 ) 1 これまでの主な意見の整理 ( 資料 1) 厚生年金本体の将来の財政への影響は可能な限り回避すべ 24-67 第 19 号 平成 25 年 1 月 25 日 団体年金事業部 第 6 回厚生年金基金制度に関する専門委員会の開催 平成 25 年 1 月 24 日 第 6 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 が開催されました 今回の委員会では 取りまとめに向けてこれまでの意見の整理や検討が不十分であった点を中心に議論が行われました 委員会の資料は厚生労働省のホームページ (http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002t11z.html)

More information

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企業年金連合会からの説明 ( 配布資料 ) 資料に加え 以下のような意見が述べられた 厚生年金基金制度は厚生労働省の指導を受けながら労使合意のもとお

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企業年金連合会からの説明 ( 配布資料 ) 資料に加え 以下のような意見が述べられた 厚生年金基金制度は厚生労働省の指導を受けながら労使合意のもとお 24-57 第 12 号 平成 24 年 12 月 11 日 団体年金事業部 第 4 回厚生年金基金制度に関する専門委員会の開催 平成 24 年 12 月 10 日 第 4 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 が開催されました 今回の委員会では 関係団体からのヒアリングとして 企業年金連合会 全国総合厚生年金基金協議会 企業年金連絡協議会 および 全国中小企業団体中央会 から意見が述べられました

More information

スライド 1

スライド 1 平成 24 年 3 月末で適格退職年金は終了します 今すぐ お手続きを開始ください 適格退職年金につきましては 平成 24 年 3 月末までに 他の企業年金制度等へ移行するなどの対応が必要です 閉鎖型適格退職年金 ( 加入者がおらず 受給者のみで構成された適格退職年金 ) についても 期限までに移行する必要があります 適格退職年金の移行先には以下の制度 があり 平成 24 年 3 月末までは 適格退職年金の年金資産を非課税で移換することができます

More information

1. 指定運用方法の規定整備 今般の改正により 商品選択の失念等により運用商品を選択しない者への対応として あらかじめ定められた指定運用方法 に係る規定が整備されます 指定運用方法とは 施行日(2018 年 5 月 1 日 ) 以降 新たに確定拠出年金制度に加入された方が 最初の掛金納付日から確定拠

1. 指定運用方法の規定整備 今般の改正により 商品選択の失念等により運用商品を選択しない者への対応として あらかじめ定められた指定運用方法 に係る規定が整備されます 指定運用方法とは 施行日(2018 年 5 月 1 日 ) 以降 新たに確定拠出年金制度に加入された方が 最初の掛金納付日から確定拠 2018 年 4 月 20 日 確定拠出年金法等の改正 (2018 年 5 月 1 日施行分 ) について 2018 年 5 月 1 日に施行される確定拠出年金法等の改正のうち 以下の項目につきまして 概要 をご案内いたします 1. 指定運用方法の規定整備 現行 厚生労働省年金局長通知にて デフォルト商品の設定が可能と規定 改正後 現行のデフォルト商品は廃止し 指定運用方法の設定を法令で規定 2.

More information

将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること

将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること 11 年金課 (1) 厚生年金基金 1 制度の概要等ア概要厚生年金基金は 厚生労働大臣の認可を受けて企業の事業主が母体企業とは別の法人格を持った公法人である厚生年金基金を設立し 国の老齢厚生年金の一部を代行するとともに 独自の上乗せ給付を併せて支給することにより 加入員の老後における生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とした制度として 昭和 41 年 11 月に導入されました 近畿厚生局では

More information

n_201202

n_201202 平成 24 年 7 月 18 日 No.2012-02 明治安田生命保険相互会社総合法人業務部団体年金コンサルティング室 TEL:03 3283 9094 今号のコンテンツ NO 内容関連制度 1 運用関連 厚生年金基金 の資産運用に関する規制改正等について厚年基金 DB DC ポイント 1. 厚生年金基金規則及びガイドライン等の一部改正案が公表され 意見募集を開始 厚生労働省では AIJに絡む年金資産消失を契機に発足した有識者会議

More information

柔軟で弾力的な給付設計について

柔軟で弾力的な給付設計について 確定給付企業年金法施行規則等の 一部を改正する省令案について 1 < 目次 > 1. 給付の現価相当額の計算の基礎となる予定利率の見直し 2 3. 受託保証型確定給付企業年金 ( 受託保証型 DB) を実施する場合の拠出方法の見直し 3 4.1 積立不足に伴い拠出する掛金の拠出時期の変更 4 2 積立不足に伴い拠出する掛金の額の算定方法の変更 5 5. 実施事業所減少時の掛金の一括拠出額の見直し 6

More information

年金制度のポイント

年金制度のポイント 第 7 章企業年金制度等 1 企業年金等の意義 企業年金等は 公的年金の上乗せの給付を保障することにより 国民の多様な老後のニーズに応え より豊かな生活を送るための制度として重要な役割を果たしています 現在 企業年金等として多様な制度が設けられており 企業や個人は これらの中からニーズに合った制度を選択することができます 2 確定給付型と確定拠出型 確定給付型とは 加入した期間などに基づいてあらかじめ給付額が定められている年金制度です

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017-26 第 8 号 2017 年 6 月 6 日 団体年金事業部 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 における検討状況について ( 第 8 回 ) 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 について 第 8 回 (6 月 6 日 ) の検討状況をまとめましたので 別紙のとおりご案内いたします 参考 確定拠出年金の運用に関する専門委員会資料 ( 厚生労働省 HP ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=413946

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 企業年金 個人年金制度に関する検討課題 2019 年 3 月 29 日 生命保険会社が提供する企業年金 個人年金 生命保険会社は 企業年金 個人年金として DB DC 個人年金保険等を提供し お客様の退職給付制度の安定的な運営や高齢期の所得確保等をサポートしている 主な保険商品お引受けの状況等 1 企業年金 確定給付企業年金保険 (DB) 資産管理運用機関等として 確定給付企業年金保険を提供 規約数

More information

年金通信25-03(厚生年金基金制度見直し)

年金通信25-03(厚生年金基金制度見直し) 25-03 第 3 号 平成 25 年 4 月 2 日 団体年金事業部 厚生年金基金制度の見直しに関する法律改正案の概要 平成 25 年 4 月 1 日 社会保障審議会年金部会 ( 第 14 回 ) において 公的年金制度の健全性及び信頼 性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案の概要 が公表され 厚生年金基金制度の 見直し案の概要が明らかになりました 別紙のとおり 当部会に提出された資料に基づき要点等を纏めましたので

More information

確定給付企業年金 DBパッケージプランのご提案

確定給付企業年金 DBパッケージプランのご提案 DB 制度改善に関するパブリックコメントについて 平成 28 年 2 月 12 日 日本生命保険相互会社 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません 本資料に含まれる会計 税務 法律等の取扱いについては 公認会計士 税理士 弁護士等にご確認のうえ 貴団体自らご判断ください ホームページアドレス http://www.nenkin.nissay.co.jp/info/report.htm

More information

確定給付企業年金 DBパッケージプランのご提案

確定給付企業年金 DBパッケージプランのご提案 DB 制度改善等に関するパブリックコメントについて ( 続報 ) 平成 28 年 2 月 12 日付年金 NEWS DB DB 制度改善に関するパブリックコメントについて に平成 28 年 2 月 19 日付のパブリックコメントで新たに追加された内容を追記しております 平成 28 年 2 月 23 日 日本生命保険相互会社 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません

More information

スライド 1

スライド 1 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律について 厚生労働省年金局 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 63 号 ) の概要 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保を図るため 1 厚生年金基金について他の企業年金制度への移行を促進しつつ 特例的な解散制度の導入等を行うとともに 2 国民年金について第三号被保険者に関する記録の不整合期間の保険料の納付を可能とする等の所要の措置を講ずる

More information

年 12 月 厚生年金基金制度を解散して後継制度に資産を持込む場合の手続き 本資料は 平成 26 年 12 月 11 日に発出された事務連絡 解散存続厚生年金基金の残余財産を他の制度へ交付又は移換する際の取扱いについて 及び関連する法令等に基づきその要点を纏めたものです 作成時点にお

年 12 月 厚生年金基金制度を解散して後継制度に資産を持込む場合の手続き 本資料は 平成 26 年 12 月 11 日に発出された事務連絡 解散存続厚生年金基金の残余財産を他の制度へ交付又は移換する際の取扱いについて 及び関連する法令等に基づきその要点を纏めたものです 作成時点にお 2014-97 第 46 号 2014 年 12 月 16 日 団体年金サービス部 団体年金事業部 厚生年金基金制度を解散して後継制度に資産を持込む場合の手続き 標記につきまして 2014 年 12 月 11 日付で厚生労働省より事務連絡が発出されました 本事務連絡により 平成 25 年改正法に伴い新たに可能な取扱が追加された 厚生年金基金制度を解散して後継制度に資産を持込むこと について より具体的な取扱が明らかになっています

More information

日本ばね工業パンフ.indd

日本ばね工業パンフ.indd 事業主 加入員 年金受給者 年金受給待期者の皆様へ 厚生年金基金の解散方針の決議について 日本ばね工業厚生年金基金は 昭和 43 年 8 月 1 日に厚生労働大臣の認可により設立され 今日まで ばね業界に働く皆様の老後生活の安定と福祉の向上を図るために 国の厚生年金保険の一部を代行して基金独自の年金を上乗せして年金給付を行ってまいりました しかしながら バブル経済の崩壊による日本経済の長期にわたる低成長や米国におけるリーマンショックなどの世界経済の影響により

More information

II. テーマアップの要件への該当 1. テーマアップの要件を基にした テーマアップの要否に関する分析は次のとおりである (1) 広範な影響があるか 本件は企業が複数事業主の厚生年金基金制度に加入し 例外処理を採用していた場合に当該基金が解散するとき論点となる会計処理である 第 11 項に記載のとお

II. テーマアップの要件への該当 1. テーマアップの要件を基にした テーマアップの要否に関する分析は次のとおりである (1) 広範な影響があるか 本件は企業が複数事業主の厚生年金基金制度に加入し 例外処理を採用していた場合に当該基金が解散するとき論点となる会計処理である 第 11 項に記載のとお 第 22 回基準諮問会議 資料番号 資料 (2)-3 日付 2014 年 11 月 19 日 議題 項目 実務対応レベルの新規テーマの評価総合型厚生年金基金の特例解散における会計処理 ( 実務対応専門委員会の評価 ) I. 基準諮問会議への検討要望の内容 ( テーマ ) 総合型厚生年金基金の特例解散における会計処理 ( 提案理由 ) 平成 25 年 6 月の厚生年金保険法の改正によって一定の総合型厚生年金基金に関する特例解散制度の見直しが行われたことに伴い

More information

スライド 0

スライド 0 厚生年金基金制度の見直しについて 本資料は平成 25 年 4 月 12 日に国会に提出された厚生年金保険法改正案 ( 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案 ) に基づき作成しています 法成立後に明らかとなる政省令 通知でさらに具体的取扱いが示される予定です 平成 25 年 6 月 7 月説明会 目次 1. 厚生年金基金制度見直しのプロセス P2 2. プロセス図

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション DB のガバナンス ( 資産運用ルール等 ) について ( 第 18 回企業年金部会 ) 総合型 DB 基金のガバナンス については 平成 28 年 6 月 15 日付年金 NEWS DB 厚年基金 総合型 DB 基金のガバナンス見直しについて ( 続報 ) をご参照ください 平成 28 年 6 月 日本生命保険相互会社 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません

More information

Ⅰ. 厚生年金基金の取扱について 1. 残余財産の分配について (1) 分配の有無 Q1: 代行部分返納後に残余財産があれば 基金の上乗せ部分に係る 分配金 として 加入者 受給待期者 受給者に分配することになりますが 現時点および最終時点で残余財産はいくらになりますか? A1: 仮に平成 27 年

Ⅰ. 厚生年金基金の取扱について 1. 残余財産の分配について (1) 分配の有無 Q1: 代行部分返納後に残余財産があれば 基金の上乗せ部分に係る 分配金 として 加入者 受給待期者 受給者に分配することになりますが 現時点および最終時点で残余財産はいくらになりますか? A1: 仮に平成 27 年 基金解散および後継制度について Q&A 事業主様用 平成 28 年 1 月 8 日 関東六県電気工事業厚生年金基金 1 Ⅰ. 厚生年金基金の取扱について 1. 残余財産の分配について (1) 分配の有無 Q1: 代行部分返納後に残余財産があれば 基金の上乗せ部分に係る 分配金 として 加入者 受給待期者 受給者に分配することになりますが 現時点および最終時点で残余財産はいくらになりますか? A1:

More information

1. 改正法の内容 改正法の概要 厚生年金基金制度見直し法により 基金存続が困難に 1 平成 26 年 4 月 1 日 ( 施行日 ) 以降は厚生年金基金の新設は認められません 2 代行割れ ( 注 1) している基金は 施行日から 5 年以内に解散することになっています 3 施行日から 5 年時点

1. 改正法の内容 改正法の概要 厚生年金基金制度見直し法により 基金存続が困難に 1 平成 26 年 4 月 1 日 ( 施行日 ) 以降は厚生年金基金の新設は認められません 2 代行割れ ( 注 1) している基金は 施行日から 5 年以内に解散することになっています 3 施行日から 5 年時点 石川県病院厚生年金基金の 年金受給者 受給待期者のみなさまへ ~ 基金解散方針決議 のお知らせ ~ 拝啓時下 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 年金受給者並びに受給待期者の皆様には 日頃より基金の事業運営にご理解をいただき厚くお礼申し上げます さて 当基金は 昭和 63 年に加入事業所に働く方々の老後の安定と福祉の向上を図ることを目的として設立され 事業主の皆様の御支援とご協力により 約 27

More information

資料1 短時間労働者への私学共済の適用拡大について

資料1 短時間労働者への私学共済の適用拡大について 資料 1 短時間労働者への私学共済の適用拡大について 1. 機能強化法関係 機能強化法 ( 1) により 平成 28 年 10 月から私学共済でも短時間労働者を加入者とするとされているところ その詳細を政令で定めるに当たり 厚生年金保険及び健康保険の短時間労働者の要件 ( 2) に倣って定めることとすること 1 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017-19 第 5 号 2017 年 5 月 19 日 団体年金事業部 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 における検討状況について ( 第 7 回 ) 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 について 第 7 回 (5 月 19 日 ) の検討状況をまとめましたの で 別紙のとおりご案内いたします 参考 確定拠出年金の運用に関する専門委員会資料 ( 厚生労働省 HP ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=413946

More information

年金制度の体系 現状 ( 平成 26 年 3 月末現在 ) 加入員数 48 万人 加入者数 18 万人 加入者数 464 万人 加入者数 788 万人 加入員数 408 万人 国民年金基金 確定拠出年金 ( 個人型 D C ) 確定拠出年金 ( 企業型 DC) 厚生年金保険 被保険者数 3,527

年金制度の体系 現状 ( 平成 26 年 3 月末現在 ) 加入員数 48 万人 加入者数 18 万人 加入者数 464 万人 加入者数 788 万人 加入員数 408 万人 国民年金基金 確定拠出年金 ( 個人型 D C ) 確定拠出年金 ( 企業型 DC) 厚生年金保険 被保険者数 3,527 企業年金制度等について 働き方の多様化等に対応し 企業年金の普及 拡大を図るとともに 老後に向けた個人の継続的な自助努力を支援するため 個人型確定拠出年金の加入者範囲の見直しや小規模事業主による個人型確定拠出年金への掛金追加納付制度の創設 個人型確定拠出年金の実施主体である国民年金基金連合会の業務追加等の措置を講ずる Ⅰ 概要 確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 DC: 確定拠出年金 DB: 確定給付企業年金

More information

社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮

社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮 年金 社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮 (25 年 10 年 ) : 平成 29 年 8 月 ~ ( 注 ) 第 2 号被保険者の産休期間中の社会保険料免除

More information

第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能

第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能 2016-108 第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部施行等に伴う厚生年金基金 確定給付企業年金及び確定拠出年金の事務処理等について

More information

厚生労働省試案 厚生年金基金制度の見直しについて の概要 平成 2 4 年 1 1 月 第一生命保険株式会社 以下の内容は 11 月 2 日の 第 1 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 をもとに 当社が要点等をまとめたものです 実際の資料については 厚生労働省のホームページを参照願います また

厚生労働省試案 厚生年金基金制度の見直しについて の概要 平成 2 4 年 1 1 月 第一生命保険株式会社 以下の内容は 11 月 2 日の 第 1 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 をもとに 当社が要点等をまとめたものです 実際の資料については 厚生労働省のホームページを参照願います また 24-49 第 6 号 平成 24 年 11 月 3 日 団体年金事業部 厚生年金基金制度廃止に関する厚生労働省試案 平成 24 年 11 月 2 日 第 1 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 が開催されました 当委員会は 厚生年金基金等の資産運用 財政運営に関する特別対策本部 (9 月 28 日開催 ) より公表された 決定事項 を受け 社会保障審議会年金部会 (10 月 24 日開催 ) で設置が承認されたものであり

More information

Microsoft Word ①概要(整備令)

Microsoft Word ①概要(整備令) 別添 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正す る法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令案の概要について 1. 趣旨公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律 ( 平成 24 年法律第 62 号 以下 年金機能強化法 という ) については 第 180 回通常国会において成立し 平成 24 年 8 月 22

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017-48 第 14 号 第 19 回社会保障審議会企業年金部会の要点 2 0 1 7 年 7 月 31 日 団体年金事業部 2017 年 6 月 30 日に開催された第 19 回企業年金部会の要点について 以下のとおりご連絡します (1) 確定拠出年金法等の一部を改正する法律の施行等について 1 確定拠出年金の運用に関する専門委員会について厚生労働省より 6 月 6 日にとりまとめられた 確定拠出年金の運用に関する専門委員会報告書

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション DB のガバナンス ( 資産運用ルール等 ) について 平成 28 年 6 月 17 日付の年金 NEWS の内容 ( 第 18 回企業年金部会 までに示された内容 ) に 第 19 回企業年金部会 で新たに示された内容を反映しております 平成 29 年 7 月 日本生命保険相互会社 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません

More information

260401【厚生局宛て】施行通知

260401【厚生局宛て】施行通知 年発 0 4 0 1 第 8 号 平成 2 6 年 4 月 1 日 地方厚生 ( 支 ) 局長 殿 厚生労働省年金局長 ( 公印省略 ) 国民年金法施行令等の一部を改正する政令 特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律施行令の一部を改正する政令及び厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行について 国民年金法施行令等の一部を改正する政令 (

More information

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート 第 32 回社会保障審議会年金部会平成 27 年 12 月 25 日 資料 GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) 厚生労働省年金局 平成 27 年 12 月 25 日 < 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ

More information

Microsoft Word - 【資料1】 (溶け込み版)企業年金部会における議論の整理

Microsoft Word - 【資料1】 (溶け込み版)企業年金部会における議論の整理 社会保障審議会企業年金部会における議論の整理 平成 27 年 1 月 16 日 社会保障審議会企業年金部会 目次 1. 企業年金部会における議論 1 2. 企業年金制度等の普及 拡大に向けた見直しの方向性 3 (1) 中小企業向けの取組 4 (2) 柔軟で弾力的な給付設計 5 (3) ライフコースの多様化への対応 5 1 個人型 DCの加入対象拡大 2ポータビリティ ( 制度間の資産移換 ) の拡充

More information

1 2

1 2 1 2 3 4 5 25,000 15,000Q. A. Q. A. Q. A. 27 国民年金基金加入にあたっての重要なお知らせ 国民年金基金 ( 以下 基金 といいます ) に関する重要な事項のうち 金融商品の販売等に関する法律および個人情報の保護に関する法律に基づき 特にご確認いただきたい事項を記載しています 必ずお読みいただき ご加入の際に加入申出書に 国民年金基金加入にあたっての重要なお知らせ

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> 平成 28 年度税制改正に関する要望 平成 27 年 7 月 - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24

More information

【別紙】リーフレット①

【別紙】リーフレット① 事業主のみなさまへ 滋賀県自動車健康保険組合からのお知らせ 健康保険組合のマイナンバー対応について 平成 28 年 1 月よりマイナンバー制度が開始され 今後健康保険組合が行う各種手続きでも マイナンバーを利用した事務が行われます 事業主の皆様には 平成 29 年 1 月より健保組合に提出する各種届出書等に被保険者や被扶養者 ( 加入者 ) のマイナンバーを記入して頂くことになります その準備として

More information

厚生年金基金等の資産運用 財政運営に関する有識者会議報告 平成 24 年 7 月 6 日 Ⅰ. はじめに 本有識者会議は いわゆる AIJ 問題を契機として顕在化した厚生年金基金等 の企業年金をめぐる課題について 資産運用と財政運営の両面からこれまでの施策を検証し 今後の見直しの方向性について検討す

厚生年金基金等の資産運用 財政運営に関する有識者会議報告 平成 24 年 7 月 6 日 Ⅰ. はじめに 本有識者会議は いわゆる AIJ 問題を契機として顕在化した厚生年金基金等 の企業年金をめぐる課題について 資産運用と財政運営の両面からこれまでの施策を検証し 今後の見直しの方向性について検討す 厚生年金基金等の資産運用 財政運営に関する有識者会議報告 平成 24 年 7 月 6 日 Ⅰ. はじめに 本有識者会議は いわゆる AIJ 問題を契機として顕在化した厚生年金基金等 の企業年金をめぐる課題について 資産運用と財政運営の両面からこれまでの施策を検証し 今後の見直しの方向性について検討することを目的として本年 4 月 13 日に設置され 以来 8 回にわたり審議を重ねてきた 審議に当たっては

More information

みずほインサイト 政策 2018 年 10 月 18 日 ideco 加入者数が 100 万人超え加入率引き上げへさらなる制度見直しを 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 naoko. ideco( 個人型確定拠出年金 ) の加入

みずほインサイト 政策 2018 年 10 月 18 日 ideco 加入者数が 100 万人超え加入率引き上げへさらなる制度見直しを 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 naoko. ideco( 個人型確定拠出年金 ) の加入 みずほインサイト 政策 2018 年 10 月 18 日 ideco 加入者数が 100 万人超え加入率引き上げへさらなる制度見直しを 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 0-591-108 naoko. horie@mizuho-ri.co.jp ideco( 個人型確定拠出年金 ) の加入者数が 100 万人を超えた 2017 年 1 月の改正により ほぼ全ての現役世代が ideco に加入できるようになったためであるが

More information

第 9 回社会保障審議会年金部会平成 2 0 年 6 月 1 9 日 資料 1-4 現行制度の仕組み 趣旨 国民年金保険料の免除制度について 現行制度においては 保険料を納付することが経済的に困難な被保険者のために 被保険者からの申請に基づいて 社会保険庁長官が承認したときに保険料の納付義務を免除す

第 9 回社会保障審議会年金部会平成 2 0 年 6 月 1 9 日 資料 1-4 現行制度の仕組み 趣旨 国民年金保険料の免除制度について 現行制度においては 保険料を納付することが経済的に困難な被保険者のために 被保険者からの申請に基づいて 社会保険庁長官が承認したときに保険料の納付義務を免除す 第 9 回社会保障審議会年金部会平成 2 0 年 6 月 1 9 日 資料 1-4 現行制度の仕組み 趣旨 国民年金保険料の免除制度について 現行制度においては 保険料を納付することが経済的に困難な被保険者のために 被保険者からの申請に基づいて 社会保険庁長官が承認したときに保険料の納付義務を免除する免除制度 ( 負担能力に応じ多段階 ) が設けられている ( 申請免除 ) 免除基準については P8

More information

資料3

資料3 資料 3 論点に対する回答 重点分野地方税 論点 1. 国税 地方税共通の論点 (1) 電子申告義務化は法制措置を要すると思われるが 1 実際の施行までにどの程度の期間を見込むのか 2また 具体的に義務化する対象につき どのような範囲で考えているのか 例えば 添付書類の提出も含めて電子申告を義務化するのか 回答 施行時期については 企業から寄せられている声も踏まえつつ 税制改正プロセスの中で適切に検討してまいりたい

More information

企業年金制度を考える視点 公的年金制度 加入者 受給者 企業会計制度 金融制度 金融市場 企業年金 母体企業 税 制 -1- 出典 : 厚生労働省資料

企業年金制度を考える視点 公的年金制度 加入者 受給者 企業会計制度 金融制度 金融市場 企業年金 母体企業 税 制 -1- 出典 : 厚生労働省資料 P&I 第 10 回グローバル ペンション シンポジウム 於 : ザ リッツ カールトン東京 2F グランドボールルーム 2016 年 11 月 15 日 ( 火 ) 9:00~10:00 企業年金連絡協議会会長ジェーシービー企業年金基金 副理事長 田川勝久 企業年金制度を考える視点 公的年金制度 加入者 受給者 企業会計制度 金融制度 金融市場 企業年金 母体企業 税 制 -1- 出典 : 厚生労働省資料

More information

<31335F89F08E5593C197E F CC8C8F82B182EA82C582B781408C4B8CB4816A2E786C73>

<31335F89F08E5593C197E F CC8C8F82B182EA82C582B781408C4B8CB4816A2E786C73> 特定基金の解散に関する特例について ( 平成 17 年 4 月 1 日施行 ) ( 参考 ) 平成 16 年 6 月 11 日公布 : 国民年金法等の一部を改正する法律 ( 平成 16 年法律第 104 号 ) 平成 16 年 9 月 17 日公布 : 厚生年金基金令等の一部を改正する政令 ( 平成 16 年政令第 281 号 ) 平成 16 年 9 月 17 日公布 : 厚生年金基金規則及び確定給付企業年金法施行規則の一部を改正する省令

More information

vol67_Topics.indd

vol67_Topics.indd 2018.10.15 10 月号 Vol.67( 通巻 712 号 ) 05 発行所一般財団法人年金住宅福祉協会 105-0003 東京都港区西新橋 1-10-2 TEL. 03-3501-4791 FAX. 03-3502-0086 http://kurassist.jp E-mail: info@kurassist.jp 厚生労働省が 平成 31 年度厚生労働省予算概算要求の概要 を公表 ~ 年金特別会計

More information

スライド 1

スライド 1 社会保障審議会企業年金部会資料 現行の企業年金制度に関する 課題と対応策 ( 提言 ) 平成 26 年 6 月 30 日 企業年金連絡協議会 1 企業年金連絡協議会の概要 全国 454 会員の年金実務者が集う 企業年金団体 DB( 確定給付企業年金 ) 413 会員 DC( 確定拠出金 ) 厚生年金基金 * 会員企業年金の加入者総数 5 会員 36 会員 /454 会員 312 万人 * その他 (

More information

<303682BB82CC91BC964089FC90B EA94CA8BA492CA E786C73>

<303682BB82CC91BC964089FC90B EA94CA8BA492CA E786C73> 第 6 章その他 ( 法改正等 ) (1) 資格喪失者に対する説明義務の追加について 中途退職者向けご案内資料として 企業型確定拠出年金の実施事業所をご退職される皆様へ をご用意しました ( 資料編 9-3-1 ご参照 ) 資格喪失者への説明にご利用ください 平成 17 年 10 月の確定拠出年金法施行令の改正に伴い 事業主は 加入者資格喪失者に対して個人別管理資産の移換に関する事項について説明することが義務づけられました

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 別紙 1 解説資料 ( 追加分 ) 平成 2 8 年 6 月 日本生命保険相互会社 団体年金コンサルティング G 本資料は 作成時点における信頼できる情報にもとづいて作成されたものですが その情報の確実性を保証するものではありません 本資料に含まれる会計 税務 法律等の取扱いについては 公認会計士 税理士 弁護士等にご確認のうえ 貴団体自らご判断ください H28.6.28 日本生命保険相互会社団体年金コンサルティング

More information

Slide 1

Slide 1 厚生年金基金の解散に伴う確定拠出年金への制度移行について SBI ベネフィット システムズ株式会社 ご提案のポイント 平成 26 年 4 月に厚生年金基金の解散及び制度移行を促すため 厚生年金保険法が改正されました 439 の厚生年金基金のうち すでに 384 基金が解散又は代行返上の方針を決めています ( 平成 27 年 4 月末現在 ) 基金が解散すると 厚生年金を上乗せする加算部分が消滅します

More information

総会名簿 代表区分 氏 名 現 役 職 名 1. 健康保険 船 員保険及び国民 幸 野 庄 司 健康保険組合連合会理事 健康保険の保険 平 川 則 男 日本労働組合総連合会総合政策局長 者並びに被保険 間 宮 清 日本労働組合総連合会 患者本位の医療を確立する連絡会 委員 者 事業主及び 宮 近 清

総会名簿 代表区分 氏 名 現 役 職 名 1. 健康保険 船 員保険及び国民 幸 野 庄 司 健康保険組合連合会理事 健康保険の保険 平 川 則 男 日本労働組合総連合会総合政策局長 者並びに被保険 間 宮 清 日本労働組合総連合会 患者本位の医療を確立する連絡会 委員 者 事業主及び 宮 近 清 中央社会保険医療協議会委員名簿 代表区分 氏 名 現 役 職 名 1. 健康保険 船 員保険及び国民 幸 野 庄 司 健康保険組合連合会理事 健康保険の保険 平 川 則 男 日本労働組合総連合会総合政策局長 者並びに被保険 間 宮 清 日本労働組合総連合会 患者本位の医療を確立する連絡会 委員 者 事業主及び 宮 近 清 文 日本経済団体連合会社会保障委員会医療 介護改革部会部会長代理 船舶所有者を代

More information

今後の企業年金制度のあり方

今後の企業年金制度のあり方 今後の企業年金制度のあり方 2013 年 1 月 22 日 一般社団法人日本経済団体連合会 1. はじめにわが国企業年金制度は これまで労使合意の下 人事施策の一環として 各企業の実情にあわせて導入 運営されてきた 企業に就労する従業員にとっては 公的年金の上乗せとして 老後の所得の確保に資する重要な役割を果たしている 企業年金の加入者は かつて厚生年金基金 ( 以下 基金 ) や適格退職年金が中心であったが

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017-16 第 4 号 2017 年 5 月 15 日 団体年金事業部 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 における検討状況について ( 第 1 回 ~ 第 6 回 ) 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 について 第 1 回 (2 月 14 日 ) から第 6 回 (5 月 10 日 ) まで の検討状況をまとめましたので 別紙のとおりご案内いたします 参考 確定拠出年金の運用に関する専門委員会資料

More information

今後検討すべき課題について 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会長代理小林由紀子 2019 年 3 月 19 日 1

今後検討すべき課題について 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会長代理小林由紀子 2019 年 3 月 19 日 1 今後検討すべき課題について 日本経済団体連合会社会保障委員会年金改革部会長代理小林由紀子 2019 年 3 月 19 日 1 1. 企業年金を取り巻く環境変化 ~ 雇用の変容 ~ 日本の労働市場においては 近年 女性 高齢者 外国人など人材の多様化が進むとともに 労働移動が活発化している 特に高齢者については 雇用安定法改正や人手不足感の高まりなどを背景として就業率が大幅に伸長し 継続雇用制度 (

More information

さくらグループ厚生年金基金制度の今後について 安定した年金給付を継続していくため 厚生年金基金制度の見直しを進めています はじめに はじめに さくらグループ厚生年金基金は 平成 9 年 4 月に設立され これまで退職された多くの加入員の皆様に一時金給付や年金給付を行ってきました また 基金制度は当社

さくらグループ厚生年金基金制度の今後について 安定した年金給付を継続していくため 厚生年金基金制度の見直しを進めています はじめに はじめに さくらグループ厚生年金基金は 平成 9 年 4 月に設立され これまで退職された多くの加入員の皆様に一時金給付や年金給付を行ってきました また 基金制度は当社 さくらグループ厚生年金基金の加入員の皆様へ 厚生年金基金制度における代行部分の返上について ( 確定給付企業年金制度への移行 ) < 加入員とは > 加入員とは正社員の他 パートタイマー 嘱託等契約社員の方で国の厚生年金保険に加入している方のことをさします さくらグループ厚生年金基金 さくらグループ厚生年金基金制度の今後について 安定した年金給付を継続していくため 厚生年金基金制度の見直しを進めています

More information

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観 - 1 - 厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案新旧対照表 厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律(平成十九年法律第百三十一号)(抄)(傍線部分は改正部分)改正案現行(保険給付等に関する特例等)第一条国家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)第八条に規定する機関であって年金記録に関する事項の調査審議を専門的に行うものの調査審議の結果として

More information

Microsoft PowerPoint - 【資料6】生命保険協会提出資料

Microsoft PowerPoint - 【資料6】生命保険協会提出資料 第 2 回社会保障審議会企業年金部会確定拠出年金の運用に関する専門委員会平成 29 年 3 月 10 日 資料 6 確定拠出年金の運用に関する専門委員会説明資料 確定拠出年金の運用改善に向けて 平成 2 9 年 3 月 1 0 日生命保険協会企業保険委員会 本日お話すること はじめに 運用商品提供数の上限について 企業型における運用商品選定にあたっての考え方 ( 第一生命の例 ) 企業型における労使合意の流れ

More information

基金通信

基金通信 25-4 第 4 号 平成 25 年 4 月 4 日 団体年金事業部 運用コンサルティング G 厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドライン ( 通知 ) の一部改正について に関する意見募集結果の公表について 厚生労働省より 厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドラインについて ( 通知 ) の一部改正について 平成 25 年 2 月 13 日に概要が公開され

More information

スライド 1

スライド 1 資料 4 公的年金制度に関する資料 平成 20 年 4 月 9 日厚生労働省 平成 16 年年金制度改正と残された課題について 1 公的年金制度に関する各種提言等 (1) 5 公的年金制度に関する各種提言等 (2) 6 社会保障国民会議について 7 平成 16 年年金制度改正と残された課題について 平成 16 年改正のフレームワーク 1 上限を固定した上での保険料の引上げ 上限: 厚生年金 18.3%

More information

企業年金体系の変貌と法制上の課題

企業年金体系の変貌と法制上の課題 退職給付ビッグバン研究会 企業年金体系の変貌と法制上の課題 平成 21 年 7 月 22 日 西村淳 資料中出典を特記していないものは厚生労働省資料 1 1 企業年金法制の位置づけ (1) 社会保障法上の位置づけ 公的年金とあいまって老後保障を支える 個人の自主的な選択の契機をもつ多様な所得保障手段を確保するためのものとして 企業年金法制を社会保障法上積極的に位置づける ( 国家から国民への一方的給付関係でなく多面的双務的な法律関係として捉える社会保障法へのパラダイム転換の視点

More information

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社に合併 ) における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 55 年 10 月 21 日から同年 11 月 21 日に訂正し

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社に合併 ) における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 55 年 10 月 21 日から同年 11 月 21 日に訂正し 年金記録訂正請求に係る答申について 近畿地方年金記録訂正審議会平成 30 年 7 月 26 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 1 件 厚生年金保険関係 1 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 4 件 国民年金 1 件 厚生年金保険関係 3 件 厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 1800024 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 1800026

More information

正式な議事録は 今後 厚労省 HP にて公開される見込みです 本会議概要は 傍聴者の記録に基づくものであり 正式な議事録と内容が異なる可能性がありますのでご留意ください 第 3 回厚生年金基金制度に関する専門委員会議事概要 開催日時 : 平成 24 年 11 月 27 日 16 時 00 分 ~18

正式な議事録は 今後 厚労省 HP にて公開される見込みです 本会議概要は 傍聴者の記録に基づくものであり 正式な議事録と内容が異なる可能性がありますのでご留意ください 第 3 回厚生年金基金制度に関する専門委員会議事概要 開催日時 : 平成 24 年 11 月 27 日 16 時 00 分 ~18 正式な議事録は 今後 厚労省 HP にて公開される見込みです 本会議概要は 傍聴者の記録に基づくものであり 正式な議事録と内容が異なる可能性がありますのでご留意ください 第 3 回厚生年金基金制度に関する専門委員会議事概要 開催日時 : 平成 24 年 11 月 27 日 16 時 00 分 ~18 時 00 分 ( 実際は 17 時 45 分に終了 ) 委員 : 柿木厚司菊池馨実 * 駒村康平神野直彦

More information

平成○年○月期 第○四半期財務・業績の概況(連結)

平成○年○月期  第○四半期財務・業績の概況(連結) 各位 平成 20 年 5 月 12 日株式会社ヒガシトゥエンティワン代表取締役社長阿知羅英夫 (JASDAQコード番号:9029) 問合せ先取締役常務執行役員管理統括本部長山田佳夫 TEL:06-6945-5611 ( 訂正 ) 過年度決算短信の訂正に関するお知らせ当社が過去に発表いたしました決算短信の ( 損益計算書関係 ) 及び ( 退職給付関係 ) の注記事項に関する記載内容に一部誤りがありましたので

More information

Microsoft PowerPoint 徴収一元化

Microsoft PowerPoint 徴収一元化 資料 2-1 社会保険 労働保険の適用 徴収 事務の一元化について 平成 18 年 4 月 28 日 厚生労働省 中間取りまとめにおける 今後の検討の方向 社会保険と労働保険の適用 徴収業務の一元化を進めること 検討結果 平成 15 年 10 月より 全国の社会保険事務所に社会保険 労働保険徴収事務センターを設置し 社会保険と労働保険の徴収事務の一元化を推進しており 今後も更なる一元化を進めていく方針

More information

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ 退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金2 老齢給付 (1) 老齢厚生 ( 退職共済 ) 年金 ( 以下 老齢厚生年金 ) 老齢厚生年金は 組合員が退職した場合に安定した生活を送るため 支給される給付 です ( そのうち一定の要件を満たした方が6064 歳で受給できるものを特別支給の老齢厚生年金といいます

More information

個人型確定拠出年金の加入対象者の拡大

個人型確定拠出年金の加入対象者の拡大 証券 金融取引の法制度 2016 年 6 月 13 日全 8 頁 個人型確定拠出年金の加入対象者の拡大 確定拠出年金法改正 ~ 公務員 専業主婦 主夫も対象に 金融調査部主任研究員鳥毛拓馬 [ 要約 ] 2016 年 5 月 24 日 確定拠出年金法や確定給付企業年金法などを改正する 確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 が衆議院本会議で可決 成立した 今般の改正により 個人型確定拠出年金の加入者の範囲の見直し

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 5 回社会保障審議会年金部会平成 23 年 10 月 31 日資料 2 標準報酬上限の引上げについて 1. 標準報酬月額上限の経緯について (1) 標準報酬月額について 標準報酬月額とは 健康保険や厚生年金保険などの社会保険の保険料と年金給付額等を算出する基礎として 事務処理の正確化と簡略化を図るために 実際の報酬月額を当てはめる切りの良い額のこと 具体的には 健康保険は 58,000 円 ~1,210,000

More information

スライド 1

スライド 1 第 14 回社会保障審議会年金部会平成 25 年 4 月 1 日資料 1-2 厚生年金基金制度の見直し 確定拠出年金(個人型)国442 万人 民年金基金年金制度の体系 ( 数値は 平成 24 年 3 月末 ) 加入員数 52 万人 加入者数 13 万人 加入者数 421 万人 加入者数 801 万人 加入員数 437 万人 受給者数 293 万人事業所数 11 万事業所 確定拠出年金 ( 企業型

More information

社会保障審議会企業年金部会における企業年金制度見直しの議論について 年 1 2 月第一生命保険株式会社団体年金事業部

社会保障審議会企業年金部会における企業年金制度見直しの議論について 年 1 2 月第一生命保険株式会社団体年金事業部 2014-91 第 42 号 2014 年 12 月 10 日 団体年金事業部 社会保障審議会企業年金部会における 企業年金制度見直しの議論について 2013 年 10 月に厚生労働省社会保障審議会傘下に設置された企業年金部会における 企業 年金制度の見直しに関する現在までの議論を別添のとおり纏めましたのでご連絡いたしま す ご参考 社会保障審議会企業年金部会の URL http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=163664

More information

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上 今後の社会保障改革の実施について 平成 28 年 12 月 22 日 社会保障制度改革推進本部決定 医療保険制度改革骨子 ( 平成 27 年 1 月 13 日社会保障制度改革推進本部決定 以下 改革骨子 という ) における制度改革の実施については 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 85 号

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 生命保険料控除 個人年金保険料控除 一般生命保険料控除

More information

0 表紙

0 表紙 第 26 回社会保障審議会日本年金機構評価部会 平成 2 6 年 2 月 2 0 日 資料 2-1 政府管掌年金事業等の運営の改善のための 国民年金法等の一部を改正する法律案の概要 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案の概要 政府管掌年金事業等の運営の改善を図るため 国民年金保険料の納付率の向上に向けた納付猶予制度の対象者の拡大 事務処理誤り等に関する特例保険料の納付等の制度の創設

More information

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への 医業継続に係る相続税 贈与税の納税猶予制度 福田和仁相談部東京相談室 国内の医療法人の多くは 出資持分のある医療法人です 医療法人の出資者に相続が発生したときは出資持分に対して相続税が課税され また 一部の出資者が持分を放棄するなど一定の場合は他の出資者に贈与税が課税されます ただ 医療法人の財政状態によっては納税額が多額に上ることがあり得るなど その負担により医療活動の安定的な継続に影響を与えかねないといった懸念が示されていました

More information

社会連帯を基本理念とする公的年金制度において 一部の企業群を対象としたこのような制度が許容されたのは 1 当該企業群の労使自治による自律的な運営により 公的年金の補完として老後の所得保障の充実が図られ 2 解散 復帰時には厚生年金本体に代行部分についての財政リスクを負わせない という基本原則があり

社会連帯を基本理念とする公的年金制度において 一部の企業群を対象としたこのような制度が許容されたのは 1 当該企業群の労使自治による自律的な運営により 公的年金の補完として老後の所得保障の充実が図られ 2 解散 復帰時には厚生年金本体に代行部分についての財政リスクを負わせない という基本原則があり 第 7 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 平成 2 5 年 2 月 1 日 資料 厚生年金基金制度の見直しについて ( 試案 ) に関する意見 ( 案 ) 平成 25 年 2 月 1 日社会保障審議会年金部会厚生年金基金制度に関する専門委員会はじめに 当委員会は 代行制度 をはじめとする厚生年金基金制度の今後のあり方を検討するため 昨年 10 月 24 日に社会保障審議会年金部会の下に設置された

More information

被用者年金一元化パンフ.indd

被用者年金一元化パンフ.indd 平成 27 年 10 月から 共済年金は厚生年金に統一されます ~ 被用者年金制度の一元化と年金払い退職給付の創設 ~ 現在 皆さまは国家公務員共済年金に加入していますが 被用者年金制度の一元化により 平成 27 年 10 月から厚生年金に加入することとされています また 新たな 年金払い退職給付 が創設されることにもなっています そこで 今回のリーフレットでは この被用者年金制度の一元化が行われることとなった経緯や

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 現行制度の控除限度額 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 合計控除額所得税

More information

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険 下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A について 平成 28 年 2 月 26 日建管第 2567 号各部長 各種委員会事務局長 議会事務局長 各部局長 各地方部局長あて農政部長 水産林務部長 建設部長 沿革 平成 30 年 3 月 23 日建管第 1885 号改正 下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A について このことについて 別紙のとおり質疑応答を作成しましたので

More information

Microsoft PowerPoint - 03:分配概要(解散)+.pptx

Microsoft PowerPoint - 03:分配概要(解散)+.pptx 残余財産の分配にかかる今後の予定及び 続きの概要 平成 30 年 10 東京都報道事業厚 年 基 (1) 残余財産の分配 概要 最低責任準備 ( 国へ返還しなければならない 額 ) を国に返還した後 残余財産がある場合 基 規約に定められた 法で加 員 受給権者の皆様に分配することとなります なお 分配 は他制度に持ち込むことも可能です 残余財産の確定には 加 員の皆様の他 受給権者等すべての の記録整理が完了した上で

More information

スライド 0

スライド 0 資料 6-2 参考資料 非正規雇用者への社会保険の 適用拡大について 平成 21 年 2 月 12 日 厚生労働省 雇用保険法等の一部を改正する法律案の概要 現下の厳しい雇用失業情勢を踏まえ 非正規労働者に対するセーフティネット機能及び離職者に対する再就職支援機能の強化を重点に 所要の法改正を行う 1. 1. 非正規労働者に対するセーフティネットの機能の強化 労働契約が更新されなかったため離職した有期契約労働者について

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション . 中小事業主掛金納付制度の概要 () 中小事業主掛金納付制度とは 個人型年金 ( 以下 ideco といいます ) の掛金は 加入者本人に拠出 ( 納付は原則翌月 6 日 ) していただくのが基本的な取扱いとなっていますが 平成 30 年 5 月より 一定の要件を満たしている事業主 ( 以下 中小事業主 といいます ) に使用される従業員で ideco に加入している方については 中小事業主が必要な手続き等をとった場合

More information

DB申請用紙_ xlsx

DB申請用紙_ xlsx 京都社会福祉事業企業年金基金への移行に関する手続書類 ( 確定給付企業年金制度 (DB 制度 ) への移行手続き ) 期限内の提出をお願いいたします 提出期限 : 2015 年 5 月 15 日 ( 厳守 ) 京都社会福祉事業企業年金基金 / 一財 ) 京都府民間社会福祉施設職員共済会 京都社会福祉事業企業年金基金への移行手続きに関する届出書 年月日一財 ) 京都府民間社会福祉施設職員共済会理事長殿共済会受付印欄京都社会福祉事業企業年金基金の規約等に賛同しましたので

More information

2 厚年基金付加支給利率を定める告示 解散する厚生年金基金から中退共へ資産を移換した場合 掛金納付月数へ通算するとともに 掛金納付月数へ通算されなかった残余の額については 予定運用利回り ( 年 1%) に厚生労働大臣が定める利率を加えた利率を乗じて得た額をとして支給することとしており 本告示で当該

2 厚年基金付加支給利率を定める告示 解散する厚生年金基金から中退共へ資産を移換した場合 掛金納付月数へ通算するとともに 掛金納付月数へ通算されなかった残余の額については 予定運用利回り ( 年 1%) に厚生労働大臣が定める利率を加えた利率を乗じて得た額をとして支給することとしており 本告示で当該 1 付加の支給に関する告示の制定に伴う関連告示について 平成 30 年 3 月 12 日第 69 回中小企業共済部会資料 3 1. 中小企業共済法第二十八条第一項の厚生労働大臣の定める率を定める件 過去勤務期間に応じ乗じる厚生労働大臣の定める率を定める告示 過去勤務期間の通算の申出を行った共済契約者が納付する過去勤務掛金には 当該通算する期間における予定運用利回り ( 年 1%) から算定された率に付加相当額として厚生労働大臣が定める率を加算した率を乗じることとしており

More information

確定給付企業年金制度のご案内 ━ 大阪府電設工業企業年金基金のご案内 ━

確定給付企業年金制度のご案内 ━ 大阪府電設工業企業年金基金のご案内 ━ 確定給付企業年金制度のご案内 大阪府電設工業企業年金基金のご案内 1. 設立の意義 このたび 大阪府電設工業企業年金基金は 加入者の老後の生活の安定を図ることを目的として 平成 29 年 4 月 1 日に厚生労働大臣より設立の認可が得られ 新制度がスタートしました 少子高齢化が進み公的年金の縮小が懸念されるなか 老後の所得保障の一助として 公的年金に上乗せして支給する企業年金の役割は決して小さくないと考えられます

More information

当基金の今後の方向性について 当基金では 昨年 6 月に厚生年金基金制度の見直し法が成立したことから 今後の当厚生年金基金のあり方について検討を重ねてまいりました 改正法は 厚生年金基金に対しこれまでより高い積立水準を課し 達成できなければ短期間での不足の解消または解散を促すという大変に厳しいもので

当基金の今後の方向性について 当基金では 昨年 6 月に厚生年金基金制度の見直し法が成立したことから 今後の当厚生年金基金のあり方について検討を重ねてまいりました 改正法は 厚生年金基金に対しこれまでより高い積立水準を課し 達成できなければ短期間での不足の解消または解散を促すという大変に厳しいもので 年金受給者 待期者様 平成 26 年 7 月 全国住宅地開発厚生年金基金 厚生年金基金の解散について重要なお知らせ 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 年金受給者並びに受給待期者の皆様には 日頃より基金の事業運営にご理解をいただき厚くお礼申し上げます さて当基金では 昨年 6 月に通常国会で基金制度の廃止を内容とする法律が可決成立し 本年 4 月に施行となったことから 今後の当基金のあり方について検討を重ねてまいりました

More information

本日のテーマ

本日のテーマ 第 28 回社会保障審議会年金事業管理部会平成 2 9 年 1 月 2 3 日 資料 2-4 ねんきんネットの活用促進 ねんきん定期便の見直しについて ( 案 ) 昨年 6 月の行政事業レビュー公開プロセスでの指摘事項を踏まえたねんきんネット ねんきん定期便に係る見直し内容については 昨年 8 月に一度案を示したところ ( 別紙参照 ) であるが 見直し内容に係る平成 29 年度予算案については 当初原案どおり計上されたところ

More information

Microsoft PowerPoint - 加入員向けDVD0124+(経緯追加).pptx

Microsoft PowerPoint - 加入員向けDVD0124+(経緯追加).pptx 平素より東京都報道事業厚生年金基金の事業運営にご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます 東京都報道事業厚生年金基金は 加入事業所に勤める方々の 老後の安定した生活や 福祉の向上 並びに各事業所の発展を目指して昭和 46 年に設立され 順調に運営を行ってまいりました 当基金は平成 27 年 2 月開催の代議員会で 代行返上により全ての加入事業所 加入員 受給権者が確定給付企業年金 ( 通称 DB)

More information

確定拠出年金制度に関する改善要望について

確定拠出年金制度に関する改善要望について 平成 30 年 6 月 19 日 厚生労働省年金局 企業年金 個人年金課御中 一般社団法人全国銀行協会 業務部 確定拠出年金制度に関する改善要望について 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます 平成 13 年 10 月からスタートした確定拠出年金制度につきましては 当協会の会員においても 運営管理機関や資産管理機関等として 制度の健全な普及 発展のため努力しているところです 今般 当協会は 会員における日々の業務運営の中で加入者等から寄せられている要望も踏まえ

More information

年金通信No.25-51_1 表紙

年金通信No.25-51_1 表紙 25-51 第 26 号 厚生年金基金の解散事前協議について ( 事務連絡 ) 2013 年 8 月 14 日団体年金事業部団体年金サービス部 平成 25 年 8 月 13 日付けで厚生労働省から事務連絡 厚生年金基金の解散事前協議について が発出さ れましたので ご連絡いたします 具体的な内容は 別紙の事務連絡のとおりですが 概要は以下のとおりです 趣旨 平成 25 年改正法の成立 交付を受け 平成

More information

2014(平成26)年度決算 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF

2014(平成26)年度決算 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF ( 本件に関する問合せ先 ) 企業年金連合会会員センター運用 運営調査室板屋 工藤 TEL 03-5401-8712 FAX 03-5401-8727 2014( 平成 26) 年度決算確定拠出年金実態調査調査結果について 平成 28 年 6 月 2 日企業年金連合会 企業年金連合会では 確定拠出年金の運営状況について統計的に把握し 実施事業主の制度運営上の参考に供するとともに 制度の普及および発展に資することを目的に

More information

表紙 年金通信25-40企業年金制度改正説明会

表紙 年金通信25-40企業年金制度改正説明会 厚生年金基金制度の見直しについて ( 企業年金制度改正説明会資料の要点 ) 平成 25 年 7 月 10 日に厚生労働省内において地方厚生 ( 支 ) 局向けに厚生年金基金制度の見直しについて説明会が開かれ 当社もオブザーバーとして出席しました 本資料は当日の資料をもとに当社の解釈を含めその要点を纏めたものです 内容としては現時点で確定しているものでなく 今後 更なる検討が進められることになっております

More information

目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか 労使合意に基づく適用拡大 Q&A 集 目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか 問 5 同意対象者から選ばれる過半数代表者になるための要件はあるのか

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第 1 5 回地域医療構想に関する W G 平成 3 0 年 7 月 2 0 日 資料 2-1 1. 地域医療構想調整会議の活性化に向けた方策 ( その 3) 1 公立 公的病院等を中心とした機能分化 連携の推進について 2 地元に密着した 地域医療構想アドバイザー について 1 経済財政運営と改革の基本方針 2018 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 )[ 抜粋 ] 4. 主要分野ごとの計画の基本方針と重要課題

More information

<4D F736F F D208E9197BF E88E68EE58CA C490BA96BE95B62E444F43>

<4D F736F F D208E9197BF E88E68EE58CA C490BA96BE95B62E444F43> 資料 5 地域主権関連 3 法案の早期成立について ( 案 ) 平成 22 年 7 月 地方分権推進特別委員会 政府が第 174 回通常国会へ提出した地域主権関連 3 法案については 我々 全国知事会をはじめとする地方六団体が再三強く求めてきたにもかかわらず 次期国会での継続審議となったことは誠に残念である 地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組む真の分権型社会を実現するためには 地方自治に影響を及ぼす重要事項について

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション . 中小事業主掛金納付制度の概要 () 中小事業主掛金納付制度とは 個人型確定拠出年金 ( 以下 ideco といいます ) の掛金は 加入者本人に拠出 ( 納付は原則翌月 6 日 ) していただくのが基本的な取扱いとなっていますが 平成 30 年 5 月より 一定の要件を満たしている事業主 ( 以下 中小事業主 といいます ) に使用される従業員で ideco に加入している方については 中小事業主が必要な手続き等をとった場合

More information

企業年金におけるスチュワードシップ・コード の受入れ促進に向けて

企業年金におけるスチュワードシップ・コード の受入れ促進に向けて 企業年金におけるスチュワードシップ コードの受入れ促進に向けて 平成 29 年 3 月 22 日 厚生労働省 企業年金におけるスチュワードシップ コード受入れ促進へ向けて 1 これまでの経緯 老後所得の充実を図るため 企業年金においても 投資先企業との建設的な対話等を通じて企業価値を向上させ 中長期的なリターンの拡大を図ることは有益 このため スチュワードシップ コードの受入れを促進していくこととしている

More information

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E > 資料 3-1 無駄の撲滅の取組について ー行政事業レビューについてー 平成 25 年 2 月 27 日 これまでの行政事業レビューについて 1 行政事業レビューとは 毎年 各府省が自ら全ての事業の点検 見直しを行うもの ( 閣議決定が実施根拠 ) 1 前年度の事業を対象に 概算要求前に 執行状況 ( 支出先や使途 ) 等の事後点検を実施 2 5,000 を超える全事業についてレビューシートを作成し

More information

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 9 国民年金に関する事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 羽島市は 国民年金に関する事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼ

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 9 国民年金に関する事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 羽島市は 国民年金に関する事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼ 特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 9 国民年金に関する事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 羽島市は 国民年金に関する事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかねないことを認識し 特定個人情報の漏えいその他の事態を発生させるリスクを軽減させるために適切な措置を講じ

More information

スライド 1

スライド 1 社長! コスト削減と 福利厚生の拡充が 同時にできる方法があります Copyright 2014 アセット アドバンテージ All Rights Reserved 1 社会保険料の負担を軽減したい 法人税の圧縮をしたい 福利厚生を拡充したい 社員教育も充実させたい 社長のお悩み解決します! Copyright 2014 アセット アドバンテージ All Rights Reserved 2 ご存知ですか?

More information

企業年金改革の今後の展望

企業年金改革の今後の展望 企業年金改革の今後の展望 確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 厚生労働委員会調査室 松野晴菜 1. はじめに企業年金制度等 1 は 個人の老後の所得保障の充実において大きな役割を担っており 公 2 的年金の目減りの見通し等を受け その重要性が高まっている 確定給付企業年金 (Defined Benefit)( 以下 DB という ) 及び確定拠出年金 3 (Defined Contribution)

More information

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度の見直しについて ( 議論の整理 ) 平成 29 年 12 月 1 日 成年後見制度利用促進委員会 成年後見制度の利用の促進に関する法律第 11 条において 成年後見制度の利用促進に関する施策の基本方針として 成年被後見人等の人権が尊重され 成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度について検討を加え

More information

* * * 事業主 加入員のみなさまへ * * * 理事長有光幸紀 日本産業機械工業厚生年金基金は 昭和 46 年 10 月に産業機械工業界全体での優秀な人材確保と働くみなさまの老後の生活保障を目的として設立されました 本年 10 月には 設立して 43 年を迎えることとなり 皆様のご理解とご支援の

* * * 事業主 加入員のみなさまへ * * * 理事長有光幸紀 日本産業機械工業厚生年金基金は 昭和 46 年 10 月に産業機械工業界全体での優秀な人材確保と働くみなさまの老後の生活保障を目的として設立されました 本年 10 月には 設立して 43 年を迎えることとなり 皆様のご理解とご支援の ~ 事業主 加入員の皆様へ重要なお知らせ ~ 厚生年金基金制度見直し法による 当基金の方向性について ~ ポイント ~ 厚生年金基金制度に関する法令が施行されたことを受け 現在当基金が国の老齢厚生年金の報酬比例部分を代行している代行部分を 国に返上する方針とします ( これを 代行返上 といいます ) 国へ代行部分を返上した後は 従来の上乗せ部分の加算部分 ( 事業主が掛金を全額負担 ) のみで産業機械工業界としての年金制度を再構築し

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 生命保険料控除 個人年金保険料控除 一般生命保険料控除

More information