Microsoft PowerPoint - 2_H18点検要領の概要_ pptx

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ああすけいれい
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1 平成 8 年度に改訂された点検要領の概要 ( 災害危険箇所の抽出方法など ) 平成 6 年 6 月一般社団法人全国地質調査業協会連合会道路防災点検道路防災点検とカルテ点検スクリーニング安定度調査要対策カルテ対応対策不要防災カルテ点検未対策の箇所カルテ帳票作成カルテ点検前回からの変化の有無のチェック

2 道路防災点の歴史年年年年 4 年 6 年 4 年 6 年第回 S4 年第回 S45 年第回 S46 年第 4 回 S48 年第 5 回 S5 年第 6 回 S55 年第 7 回 S6 年第 8 回 H 年第 9 回 H8 年 S4 国道 4 号飛騨川バス転落事故 S45 国道 56 号土砂崩落事故の判決 ( 高知県 ) S46 国道 5 号静岡市大崩海岸岩盤崩壊事故 S46 国道 5 号土砂崩落事故 ( 兵庫県 ) 大規模斜面災害がきっかけ H 国道 5 5 号福井県玉川地先岩盤崩壊 ( 越前海岸 ( 越前海岸 ) ) H 国道号鳴門落石事故安定度調査表導入道路防災総点検カルテ点検第回 H8 年防災点検年ぶり平成 8 年度点検の課題管理用地外平成 8 年度点検対象外からの災害の低減平成 8 年度点検道路防災カルテ点検の成果の活用点検箇所の絞込みと災害要因の抽出安定度調査の精度向上 ( 防災点検データベースの作成更新 ) 4

机上調査平成 8 年度防災点検の流れ平成 8 年度点検の流れ点検箇所のスクリーニング新しい点検の流れ

安定度調査箇所の選定安定度調査の実施防災カルテの作成データベースの構築防災カルテの作成修正

箇所の危険度防災管理上の必要性災害履歴パトロール日誌地形図空中写真などによる地域特性

3 机上調査平成 8 年度防災点検の流れ平成 8 年度点検の流れ点検箇所のスクリーニング新しい点検の流れ点検対象区間の選定地域特性の把握地域特性の把握および災害要因の判読安定度調査の実施安定度調査箇所の選定安定度調査の実施防災カルテの作成データベースの構築防災カルテの作成修正データベースの作成更新 5 安定度調査箇所を段階で絞込む管理対象道路第絞込み点検対象区間の選定箇所の危険度防災管理上の必要性災害履歴パトロール日誌地形図空中写真などによる地域特性災害要因の把握第絞込み安定度調査箇所の選定安定度調査の実施現地確認による安定度調査箇所の確認現地確認安定度調査候補箇所の抽出現地調査6

4 第絞り込み 7 第絞込み : 点検対象区間の選定平成 8 年度点検にける要対策箇所のうち対策未了箇所を含む一連の区間平成 8 年度点検以降に道路災害の発生した箇所及び災害の兆候が認められる箇所を含む一連の区間その他道路管理者が防災管理上必要と認める箇所を含む一連の区間上記項目のいずれかに該当する区間を選定 8

5 第絞込み : 点検対象区間の選定 ( 対策未了箇所災害履歴箇所など災害危険箇所の把握 ) あ ) 要対策箇所のうち対策未了箇所い ) 道路災害発生箇所災害の兆候が認められる箇所( カルテ点検など ) う ) 道路管理者が防災管理上必要と認める箇所 ( 通行規制指定区間など ) 要対策カルテ対応災害発生箇所事前通行規制特殊通行規制 9 第絞り込み

6 第絞込み : 地域特性の把握災害履歴箇所の地形的な特徴地質状況災害発生時の利用者への影響など災害要因判読や安定度評価の参考となる基本情報を収集砂防指定域など他機関のハザードマップや防災情報も参考となる場合には収集国土地理院数値地図 5m メッシュ ( 標高 ) より作成産業技術総合研究所地質調査層総合センター万分の日本シームレス地質図より引用加筆地域特性の把握結果の整理既存資料の収集収集した資料の整理収集した資料は平面図や一覧表に整理平面図に情報を重ねて記載 GIS の活用重ねて表記すると煩雑になる場合は同じ縮尺の別々の図面に分けて整理すると良い

7 第絞込み : 災害要因の判読災害要因の判読は点検対象区間を対象に地形図や空中写真等から災害に関して注意を要する地形や地被状況を判読する判読する範囲 ( 道路からの奥行き ) は以下を目安とする路線に面する斜面については斜面の尾根から谷までを判読範囲とする斜面の奥行きが非常に深い場合は判読範囲は道路から km 程度とするただしその範囲外から道路に影響を及ぼした災害履歴がある場合には当該災害の発生源まで判読する災害要因の判読結果の整理空中写真による災害要因判読結果の整理例 4

8 第絞り込みは有効か 5 第絞込み : 災害箇所の判読事例地形地質的特徴当該地一帯は地すべり地形が連続し災害発生箇所も地すべりブロックに位置する古い地すべりブロックでは地すべり土塊の浸食が進み道路沿い斜面に崩壊地形が発達している地すべり土塊では岩盤がゆるんでいると考えられ落石崩壊に注意が必要であるまた土石流にも注意が必要な地域である H8 点検要対策 ( 落石崩壊 ) その後対策実施災害発生箇所 ( のり面崩壊 ) 土石流錐 H8 点検カルテ対応 ( 落石崩壊 ) 災害発生箇所と一致地すべりブロック /5, 地形図空中写真判読 :974 撮影国土地理院 6

9 第絞込み : 災害箇所の判読事例地形地質的特徴災害発生箇所は河川の攻撃斜面に位置する道路対岸につの沢が合流する箇所がありその出口に大きな土石流堆が形成されている土石流により河川が道路側に押しやられ災害箇所の南側 ( 写真下側 ) は急斜面となっている H8 点検は遷急線の上部に形成された集水地形に着目した点検が実施されている災害発生箇所 ( 路肩崩壊 ) 崩壊が進み不安定な集水地形 H8 点検要対策 ( 落石崩壊 ) 対策未実施土石流錐 H8 点検カルテ ( 落石崩壊 ) 対策未実施 /5, 地形図空中写真判読 :974 撮影国土地理院 7 第絞込み : 災害箇所の判読事例地形地質的特徴段丘面下にある対策完了斜面と古い切土のり面に挟まれた小規模な自然斜面が崩壊崩壊斜面は小さな集水地形を示す斜面上部の平坦面には耕作地が有り畑の畝が斜面方向に向かって伸びておりこれに沿って表流水が斜面に集中したことが崩壊の原因であると推察される 4H8 点検対策不要 ( 落石崩壊 ) 点検時に対策工施工済み段丘面被災箇所斜め写真小さな集水地形対策完了斜面古い切土斜面災害発生箇所 ( のり面崩壊 ) /5, 地形図空中写真判読 :976 撮影国土地理院 8

10 短時間高強度の降雨による災害道路の通行に支障が生じた災害の発生数 ( 直轄国道 ) その年に発生した時間 5mm 以上の降雨の発生数 ( 全国 95 箇所アメダス ) 災害発生数 H8 H9 H H H H H4 H5 H6 年降雨発生数 9 短時間高強度の降雨による災害災害発生数 y =.685x +.9 R = 降雨発生数

11 第絞込み : 災害箇所の判読事例地形地質的特徴災害箇所の道路は沖積地の上を盛土で通過しており道路山側には水路民家が有りその背後に斜面がある崩壊斜面は凸型斜面の先端部に位置する標高差 5m 程度の低い丘陵の道路へ面した斜面には地すべり地形が判読できる山頂付近に明瞭な滑落崖がありその他につ滑落崖が判読できる災害箇所 ( 地すべり ) /5, 地形図空中写真判読 :977 撮影国土地理院第絞込み : 災害箇所の判読事例地形地質的特徴災害発生箇所は海岸に面した斜面で当該箇所付近は地盤の隆起が大きく斜面の浸食が著しい沢の出口には大規模な土石流堆が形成されている道路は土石流堆積物の末端部を切土して通過している河川が横断する箇所は土石流堆積物の中の一部でありこの部分は橋梁となっている切土で土石流堆積物中を通過する箇所は道路沿いの切土斜面の背後に土石流堆積物が安定勾配で堆積した斜面であるが大雨に伴い一度堆積した土石流堆積物の再移動が懸念されるのり面の上部に通常は水の流れていない沢地形が発達している土石流末端部を切土で道路が通過する部分レーザープロファイラにより取得したコンターマップ (mコンター)

12 植生が繁茂した崖錐堆積物災害発生箇所河道 N 国土地理院の数値地図 5 ( 地図画像 ) 入木より引用加筆国土地理院撮影の空中写真 (975 撮影 ) より引用加筆海岸に見られるかつての土石流の痕跡災害事例から見える要注意箇所山地丘陵地で道路および斜面が河川の攻撃斜面に位置する箇所地すべり ( 古いもの活動が顕著でないもの安定している大きなものなどを含む ) の中を切土で道路が通過している箇所道路沿いに急崖やのり面が有りその背後にさらに斜面が連続している箇所で次谷や次谷などの集水地形がある箇所道路沿いの斜面上部に段丘面や平坦地 ( 人工造成地を含む ) があり表流水表面水が道路へ流出するような箇所大きな土石流や崩積土が道路を横断して堆積している箇所で大きな強度の降雨でこれらが再移動する可能性のある箇所など 4

現地確認による安定度調査箇所の選定現地確認は道路管理者と専門の点検技術者が同行して路上からの観察により実施する現地で第絞込みで抽出された災害要因を道路からの観察で確認し対策の実施状況等を勘案して安定度調査を実施する必要がある箇所を選定する

13 現地確認による安定度調査箇所の選定現地確認は道路管理者と専門の点検技術者が同行して路上からの観察により実施する現地で第絞込みで抽出された災害要因を道路からの観察で確認し対策の実施状況等を勘案して安定度調査を実施する必要がある箇所を選定する現地確認の際には第絞込みを実施した結果にもとづいて災害要因が道路へ到達する経路や想定被災範囲を簡単に平面図などに示したものを用いる 5 既存点検記録の有効活用防災カルテなど既存点検記録を有効に活用し合理的に点検を行う選定された点検対象区間既存カルテ点検箇所被災履歴箇所 6

14 既存点検記録の有効活用 () 地域特性の把握災害要因の判読年間で新たに発生した地すべり崖錐斜面上に崩落地形が発達次谷上部の表土が不安定カルテ範囲外の浮石既存カルテ点検箇所被災履歴箇所 7 既存点検記録の有効活用 () 現地確認にもとづく安定度調査箇所の選定ネット裏に新しい落石発見新しい土砂が崖錐表面を被覆安定度調査実施安定度調査実施災害後の対策により斜面上方から同程度の災害が発生しても道路は安全既存の落石対策工で捕捉可能既存カルテ点検箇所被災履歴箇所既存資料カルテによる安定度調査表修正 8

机上調査安定度調査箇所を段階で絞込む管理対象道路第絞込み点検対象区間の選定箇所の危険度

項目に一つでも該当する箇所各点検対象項目の抽出基準に該当する箇所 ( 要領参照 ) に加え

15 机上調査安定度調査箇所を段階で絞込む管理対象道路第絞込み点検対象区間の選定箇所の危険度防災管理上の必要性災害履歴パトロール日誌地形図空中写真などによる地域特性災害要因の把握第絞込み安定度調査箇所の選定安定度調査の実施現地確認による安定度調査箇所の確認現地確認安定度調査候補箇所の抽出現地調査9 安定度調査箇所の選定基準 () 以下の項目に一つでも該当する箇所各点検対象項目の抽出基準に該当する箇所 ( 要領参照 ) に加え災害に至る可能性がある要因が明らかに認められる箇所過去の災害履歴等から点検の必要性が認められる箇所平成 8 年度点検以降に人為的改変行為等により状況の変化が認められ安定性の低下が想定される箇所

16 安定度調査箇所の選定基準 () ただし点検の効率化の観点から以下の項目をいずれも満たす場合は新たな安定度調査を実施しなくても良い平成 8 年度点検で要対策またはカルテ対応とした箇所で定期的に防災カルテ点検が実施されているなど現地状況が十分把握されている机上調査により判読した安定度調査候補箇所の点検対象項目点検範囲に防災カルテなどの定期的な点検の内容に含まれる記載内容と違いが認められないなおこの場合必要に応じて既存の安定度調査表の修正を行う安定度調査の実施安定度調査では安定度調査箇所を対象として以下の資料を作成する箇所別記録表点検箇所の管理者路線位置といった基本情報と点検箇所の概要点検結果の要点を記載する安定度調査表点検対象項目ごとに安定度査表を用いて点検箇所の評点を求めるまた要対策カルテ対応対策不要といった総合評価結果を記載する

箇所別記録表の記入例管理機関名管理機関コード * * * 地方整備局国道事務所施設管理番号点検対象項目落石崩壊路線名一般国道 ** 号距離標 ( 自 ) 至上下他延長 7 N * * * A 9 6 m 事業区分一般有料道路種別一般国道 ( 指定区間 ) 現道旧道路区分現道所在地郡町字 ** 位置目印

世界測地系日本測地系 * * * * 事前通行規制区間指定有 ( 通行特殊 ) 無規制基準等連続雨量 mm 時間雨量 8 mm 交通量平日 8 台 /h 休日, 台 /h DID 区間該当非該当バス路線該当非該当迂回路有無緊急輸送道路区分指定有指定無現状写真スケッチ ( 既設対策工位置目印との位置関係が分かるもの ) 位置図 (

程度の範囲にわたってモルタルが剥離しているロックネット内部にはモルタル剥離箇所や上部斜面からの崩壊土小落石が認められる一方 N-には目立った変状は認められない上部斜面では S-およびS-に小規模な表層崩壊が認められ斜面上に厚さ.

の設置が求められるまた斜面上部に認められる崩壊地形に関しては現時点では表層部に限った小規模なものであるがカルテを作成して崩壊の進行を監視する必要がある被災履歴有 (. 被災履歴記録表参照.

17 箇所別記録表の記入例管理機関名管理機関コード * * * 地方整備局国道事務所施設管理番号点検対象項目落石崩壊路線名一般国道 ** 号距離標 ( 自 ) 至上下他延長 7 N * * * A 9 6 m 事業区分一般有料道路種別一般国道 ( 指定区間 ) 現道旧道路区分現道所在地郡町字 ** 位置目印両端に矢印を赤ペンキでマーキング北緯東経. 世界測地系日本測地系 * * * * 事前通行規制区間指定有 ( 通行特殊 ) 無規制基準等連続雨量 mm 時間雨量 8 mm 交通量平日 8 台 /h 休日, 台 /h DID 区間該当非該当バス路線該当非該当迂回路有無緊急輸送道路区分指定有指定無現状写真スケッチ ( 既設対策工位置目印との位置関係が分かるもの ) 位置図 ( 縮尺 /5,) 調査地点特記事項点検実施 :H ** 年 ** 月 ** 日天候 :( 晴曇雨 ) 調査方法 : 地表踏査目視点検空中写真判読所見 : N- 上部では吹付モルタルが剥げ落ちマサ化した花崗岩が露出する終点付近では長さ5m 程度で横方向に亀裂が走り ( 評価理由 ) 亀裂に沿って高さm 幅 8m 程度の範囲にわたってモルタルが剥離しているロックネット内部にはモルタル剥離箇所や上部斜面からの崩壊土小落石が認められる一方 N-には目立った変状は認められない上部斜面では S-およびS-に小規模な表層崩壊が認められ斜面上に厚さ.5~m 程度の崩壊土が分布するこのうち S-では崩壊土上にガリー浸食が発達する S- S- 境界の尾根部には節理が発達してブロック状を呈する花崗岩の露頭がみられる S-の斜面下部には本露頭起源と考えられる小規模な転石群が存在するモルタル吹付け部の補修のほか Sb SAで想定される比較的規模の大きな浮石性落石に対する予防工 ( グラウンドアンカー工 ) の設置が求められるまた斜面上部に認められる崩壊地形に関しては現時点では表層部に限った小規模なものであるがカルテを作成して崩壊の進行を監視する必要がある被災履歴有 (. 被災履歴記録表参照. 詳細不明 : ) 無 (H8 年度以降 ) 重複点検対象項目対応施設管理番号 : 有無平成 8 年度点検結果平成 8 年度点検結果予想災害規模吹付けの裏面の崩壊 ( 高 7m 幅 m 深 m) 上部斜面からの浮石型落石(φ~m) 想定対策工落石崩壊岩盤崩壊地すべり雪崩土石流盛土擁壁橋梁地吹雪その他評点 (77 点 ) 総合評価 : 対策が必要とされる防災カルテを作成し対応する特に新たな対応を必要としない / 対応 :( 完了施工中未着手 ) 評点 ( のり面 7 点 / 自然斜面 77 点 ) 総合評価 : 対策が必要とされる防災カルテを作成し対応する特に新たな対応を必要としない工種 : その他 : のり面整形ロックネット工地震時の安定性 ( 落石崩壊のみ ): 安定不安定箇所別記録表の記入方法の変更点部分記号の導入一つの点検箇所でも点検箇所の中に斜面状況や危険度の異なる部分が存在し安定度調査表をその部分ごとに作成した方が合理的な場合箇所別記録表のスケッチに部分記号を示し安定度調査は部分記号で示した箇所ごとに実施する 4

箇所別記録表の記入方法の変更点点検箇所距離標 : 始点終点点検対象項目施設管理番号と箇所別記録表は : で対応斜面状況危険度想定対策工種などにより必要に応じて複数作成安定度調査表施設管理番号箇所別記録表安定度調査表スケッチ安定度調査表新規箇所以外は原則として増やさない ( 距離標の修正は OK) 部分記号安定度調査表安定度調査表 5 安定度調査表の記入例

尾根先端な凸型斜面オーハーハンク浸食に弱い土質水を含むと強度低下しやすい土質その他割れ目や弱層の密度が高い浸食に弱い軟岩風化が早い岩質その他流れ盤 ( 層理面弱線 ) 不透水性基盤上の土砂上部が硬質 / 脚部が脆弱な岩その他表土及び浮石転石の状況浮石転石が不安定 ~やや不安定湧水状況表面の被覆状況勾配 (i) 高さ当該のり面斜面の変状 ( 肌落ち小落石ガリ浸食洗掘ハイヒ

植生主体複合 ( 植生構造物 ) 構造物主体 H>m 土 H,i> 標準砂 i 標準,5 H< i 標準,H<5 H 5m H<5m 岩 5 H<m H<5m 複数該当明瞭なものありあり不明瞭なものなし複数該当明瞭なものありあり不明瞭なものなし (6) 8 4 4 (8) 6 () 8 6 4 (4) 6 () 8 4 (8) 5 (5) 8 5 5 8 6 (8) 8 () 5 5

それが発生したとしても十分に防護し得る点 G,の内地形該当 G,には該当なし 6 想定される落石崩壊をかなり予防しているもしくは G4に該当する (6) それが発生した場合かなり防護しているが - 点顕著万全ではないやや顕著想定される落石崩壊を一部予防しているもしくは該当せず () それが発生した場合一部を防護しているが - 点顕著 8 その他の部分に対しては効果がない

18 箇所別記録表の記入方法の変更点点検箇所距離標 : 始点終点点検対象項目施設管理番号と箇所別記録表は : で対応斜面状況危険度想定対策工種などにより必要に応じて複数作成安定度調査表施設管理番号箇所別記録表安定度調査表スケッチ安定度調査表新規箇所以外は原則として増やさない ( 距離標の修正は OK) 部分記号安定度調査表安定度調査表 5 安定度調査表の記入例施設管理番号 N * * * A 部分記号 S- N- [ 要因 ](Ai) のり面自然斜面項目要因評点区分配点評点評点区分配点評点地形土質地質構造表層の状況形状変状崩壊を性持要つ因地形の崩土壊質性の崩岩壊質性崩の壊構性造 G: 崖錐地形 G: 崩壊跡地 Gに該当する施設管理番号遷急線明瞭 G: 台地の裾部脚部浸食オーハーハンク集水型斜面土石流跡地など G4: 尾根先端な凸型斜面オーハーハンク浸食に弱い土質水を含むと強度低下しやすい土質その他割れ目や弱層の密度が高い浸食に弱い軟岩風化が早い岩質その他流れ盤 ( 層理面弱線 ) 不透水性基盤上の土砂上部が硬質 / 脚部が脆弱な岩その他表土及び浮石転石の状況浮石転石が不安定 ~やや不安定湧水状況表面の被覆状況勾配 (i) 高さ当該のり面斜面の変状 ( 肌落ち小落石ガリ浸食洗掘ハイヒンク孔陥没はらみ出し根曲がり倒木亀裂開口亀裂その他対策工の変状隣接するのり面斜面等の変状 ( 落石崩壊亀裂はらみ出しその他の変状 ) G に該当せず G,Gの内複数地形該当 G,Gの内地形該当 G,Gには該当なし G4に該当する顕著やや顕著該当せず顕著やや顕著該当せず該当する該当せず顕著やや顕著該当せず不安定やや不安定安定該当する湧水ありしみ出し程度なし裸地 ~ 植生主体複合 ( 植生構造物 ) 構造物主体 H>m 土 H,i> 標準砂 i 標準,5 H< i 標準,H<5 H 5m H<5m 岩 5 H<m H<5m 複数該当明瞭なものありあり不明瞭なものなし複数該当明瞭なものありあり不明瞭なものなし (6) (8) 6 () (4) 6 () 8 4 (8) 5 (5) (8) 8 () 5 5 (5) のり面 : 合計 7 点 (A) 注 )( ) は各項目の満点を示す該当する場合は配点欄に印をつけると共に点数を記入する部分記号落石崩壊 Gの内複数地形該当 [ 対策工 ](Bi)=(Ai)+αまたは(Ai) Gの内地形該当既設対策工の効果の程度点数 (α) 評点 Gには該当なし想定される落石崩壊を十分に予防しているもしくはのり面斜面 G,の内複数地形該当それが発生したとしても十分に防護し得る点 G,の内地形該当 G,には該当なし 6 想定される落石崩壊をかなり予防しているもしくは G4に該当する (6) それが発生した場合かなり防護しているが - 点顕著万全ではないやや顕著想定される落石崩壊を一部予防しているもしくは該当せず () それが発生した場合一部を防護しているが - 点顕著 8 その他の部分に対しては効果がないやや顕著 4 8 対策がなされていないもしくは ± 点該当せず (8) なされていても効果があまり期待できない該当する (B: のり面 ) (B: 斜面 ) 該当せず合計 6 77 顕著 4 点点やや顕著 5 * 最近の対策実施以降落石崩壊が当該のり面斜面等で該当せず (6) 発生していない場合には履歴からの評価は実施する必要なし不安定 4 (C) を点とするやや不安定被災の頻度程度区分配点評点安定最近の対策以降道路交通への支障が生じた点該当する (4) ことあり対策工の効果なし湧水あり 4 交通への支障はないが路面に達する比較的大きしみ出し程度な落石崩壊の履歴あり 7 点なし (4) 対策工が万全ではない (D)=MAX(B,C) 裸地 ~ 植生 ( 草本 ) 6 のり面斜面先にとどまる程度の小規模な落石 (B)=MAX(B,B) 要因からの評点複合 ( 裸地草本木本 ) 崩壊の履歴はあり対策工の効果はあるが 4 点 77 木本主体 6 (6) 追加対策工が必要と思われるもの (C) 履歴からの評点 H 5m (c) 4 高 H<5m 8 (B) と (C) の内 (D)=MAX(B,C) 総合評価さ 4 5 H<m 6 点大きい方 77 H<5m 4 () [ 総合評価 ] i 7 [ 地震時の安定性 ] 勾対応判定 45 i<7 配安定 i<45 5 () 対策が必要と判断される不安定複数該当明瞭なものあり防災カルテを作成し対応するあり不明瞭なもの 5 * 地形でG4または浮石転なし () 石が不安定な場合は不安特に新たな対応を必要としない複数該当明瞭なものあり 4 定欄に印をつけるあり不明瞭なもの 4 なし (4) [ 主な点検対象 ] [ 主な災害形態 ] 自然斜面 : のり面落石 77 点 (A) 自然斜面崩壊総合評価で示した判定がのり面部分自然斜面のどちらかに該当する不明な場合は中間的な値を採用するかを示すまた想定される主な災害形態が落石か崩壊かを示す点検者防災太郎所属機関株式会社評点地震時の安定性点点点新たに追加 6

19 チェック欄を追加した安定度調査表施設管理番号 N * * * F [ 要因 ](A) 要因変状基礎地盤盛土材の地盛下土水への表影面響水渓流の現状評点区分構造的なクラック開口亀裂ありのり面下部の洗掘あり補修箇所多数ありのり面の肌落ちあり該当なし地すべりクリープ軟弱地盤崖錐安定地盤砂質土粘性土礫質土不明のり尻部が湿潤盛土のり面に流水跡ありのり面自然斜面に湧水あり周辺の土地利用が湿潤山側尻部に側溝なし側溝縦排水溝断面が不十分該当なし渓流内に土 ( 砂 ) 石流, 流木あり上流側に崩壊地あり常時流水はないがガリーがある排水工呑口部への集水が悪い該当なし渓流の状排水工断面 (φ,d) が不十分横設況断排水工流末処理不十分の * 印の項目は渓流の現況の要因常時流水はないがガリーがあると判断された場合にのみ評価を行う部分記号盛土区分毎の配点片切両盛土部渓流傾斜平坦切盛片盛横過地部地部境部部部各要因の内の最高評点排盛土内部での排水工の屈曲縮小あり現水状横断排水施設がない * 施該当なし (6) のり尻が洪水, 高潮時に冠水波河浪洪水, 高潮時に排水工流末が冠水 - - 川ののり尻部が常時冠水 ( 攻撃斜面 ) 水影のり尻部が常時冠水響該当なし () (A) 合計注 ) ( ) は各項目の満点を示す点該当する場合は配点欄に印をつけると共に点数を記入する不明な場合は中間的な値を採用する注 ) 切盛境部が渓流横過部に隣接する場合には渓流横過部の列を用いて評価する () () () 6 (6) () 基礎地盤対策地下水表面水対策渓流対策盛地盤対策工, 基礎の補強その他なし地下水排除工, アンカー付きのり枠工のり枠工, 表面被覆工のり面排水工, 植生張り工側溝土その他なし堰堤谷止め工上流下流流路工, 土留擁壁上流流路工下流流路工 -4 - ± - ± ± その他なし ± 河川水土留擁壁護岸工 ( 空石積は除く ) - 波浪対策その他なし ± (α) (A) が点の場合対策工合計 -7 の効果補正は行わない (B) 点点検者所属機関 [ 評点 ]( 評点の換算 ) (B) (C) (E)=MAX(C,D) (B) <,, 4,5 6,7 8,9,, 4,5 >6 (C) 要因からの評点 (C) 点点点点 4 点 5 点 6 点 7 点 8 点 9 点点 (D) 履歴からの評点点 (C) と (D) の内 (E)=MAX(C,D) 大きい方点 [ 総合評価 ] 盛土周辺の状況対応対策が必要と判断される防災カルテを作成し対応する横断排水管の集水地から流入する沢水の状況 (D) 防災太郎株式会社 [ 対策工 ](B)=(A)+α [ 履歴 ](D) 対策目的得点区分配点 (α) 評点項目評点区分配点評点構造的な対策被 + 変状対策抑制工 -4 災その他なし特に新たな対応を必要としない判定 - 規模有りなし盛土の全流出 ( 通行止 ) 盛土の一部流出半壊 ( 通行止 ) 表面浸食 ( 数日片側通行 ) 軽微な損傷 ( 即日通行可 ) 盛土の全改修対十分な対策修繕程度応急対策策被災前と同様の対策対策なし合計盛土のり尻近辺に民家や避難施設が存在する盛土 - 地山傾斜地で集水地形上に造成された盛土盛土のり尻から測った盛土高がm 程度を上回る盛土 4 降雨時に土砂が発生して横断排水管を閉塞する可能性がある 7-7 点 7 チェック欄を追加した安定度調査表施設管理番号 N * * * D 部分記号雪崩所属機関株式会社 [ 要因 ](A) ( 全層雪崩 ) ( 表層雪崩 ) [ 履歴 ](C) 要因評点区分配点評点要因評点区分配点評点発生頻度配点評点年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 ~m 未満 4 年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 ~m 未満 5 年に回以上 9 積雪深年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 ~m 未満 5 4 積雪深年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 ~m 未満 6 5 ~ 年に回程度 5 年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 7 (7) 年最大積雪量 ( 年確率 ) がm 以上 8 (8) 年に回未満発生区における斜面勾配が5 度未満発生区における斜面勾配が5 度未満発生履歴なし (9) 斜面勾配発生区における斜面勾配が5 度以上 ~4 度未満 4 4 斜面勾配発生区における斜面勾配が5 度以上 ~4 度未満 6 6 発生履歴不明記載不要発生区における斜面勾配が4 度以上 7 (7) 発生区における斜面勾配が4 度以上 8 (8) (C) 樹高 8m 以上の高木の疎密度が中程度 (5%) 以上樹高 8m 以上の高木の疎密度が中程度 (5%) 以上点樹高 8m 以上の高木の疎密度が小 ~ 中程度 (~5%) 樹高 8m 以上の高木の疎密度が小 ~ 中程度 (~5%) または樹高 4m 以上の中高木の疎密度が中程度以上 5 または樹高 4m 以上の中高木の疎密度が中程度以上 5 植生樹高 4m 以上の中高木の疎密度が小 ~ 中程度 6 植生樹高 4m 以上の中高木の疎密度が小 ~ 中程度 6 (D)=MAX(B,C) または樹高 m 以上の樹木の疎密度が小程度 (%) 以上または樹高 m 以上の樹木の疎密度が小程度 (%) 以上 (B) 要因からの評点裸地草地樹高 m 未満の灌木裸地草地樹高 m 未満の灌木 5 点 8 7 ( 樹高 m 以上の樹木は点在程度 ( 疎密度 % 以下 )) (8) ( 樹高 m 以上の樹木は点在程度 ( 疎密度 % 以下 )) (7) (C) 履歴からの評点北西北北東東北西西南西 5 点斜面方位斜面方位南東南南西西 4 (4) 北北東東南東南 5 (5) (B) と (C) の内 (D)=MAX(B,C) 尾根型斜面尾根型斜面大きい方点斜面の種類斜面の種類平斜面 / その他平斜面 / 沢型斜面 / その他 () 沢型斜面 () (A) (9) 合計合計 (A) (9) 7 点注 )( ) は各項目の満点を示す点該当する場合は配点欄に印をつけると共に点数を記入する不明な場合は中間的な値を採用する点検者防災太郎 (A) 全層からの評点点 (A) 表層からの評点 7 点全層と表層のうち (A)=MAX(A,A) 大きい方 7 点 [ 対策工 ](B)=(A)+αまたは(A) 既設対策工の効果の程度点数 (α) 評点想定される雪崩に対して十分効果が期待できる対策工が設置されている点対策工が設置されているが万全な対策工ではない - 点対策工が設置されていない ± 点 (B) 合計 5 点 [ 発生区における斜面の積雪状況のチェック ] 斜面に積雪が多く雪崩の発生区となる可能性が高い斜面に積雪は少なく雪崩の発生区となる可能性は低い斜面勾配が5 度以上の場合に記載結果を総合評価に反映 [ 総合評価 ] 対応対策が必要と判断される防災カルテを作成し対応する特に新たな対応を必要としない判定 8

20 安定度調査における踏査範囲 () 安定度調査における踏査範囲は災害発生時の道路への影響の有無を勘案し効率的な踏査ができるように選定する踏査範囲の目安としては以下のとおりである落石崩壊机上調査において顕著な発生源が判読され道路へ崩落する可能性のある場合には基本的に発生源まで確認するただし判読した発生源への接近が困難な場合はその旨を箇所別記録表に記載した上で机上調査結果をもとに安定度調査表を作成する岩盤崩壊落石崩壊と同様とする 9 安定度調査における踏査範囲 () 土石流机上調査において顕著な発生源が判読され道路へ到達する可能性のある場合には発生源の状況を確認するただし判読された発生源への接近が困難な場合その旨を箇所別記録表に記載した上で机上調査の結果をもとに安定度調査表を作成する顕著な発生源が判読できない場合には渓流河床の踏査については可能な範囲で行い土石の堆積状況や堆積物再移動の形跡等を観察する併せて机上調査結果をもとに安定度調査表を作成する 4 地すべり机上調査により判読された地すべりについては冠頭部の滑落崖舌端部の変状部分など判読された地すべりの特徴が顕著に生じている箇所を踏査の対象箇所とするただし判読された箇所への接近が困難な場合はその旨を箇所別記録表に記載した上で机上調査の結果をもとに安定度調査表を作成する 4

21 安定度調査結果の整理調査結果一覧表安定度調査結果一覧表地方整備局管理機関名国道事務所管理機関コード事前通行規制区間指定施設管理番号路線名道路種別所在地点検対象項目有通行迂回路規制基準 (mm) 有特殊緊急輸送道路区分有無指定無連続雨量時間雨量その他指定有無平成8年度被災履歴 H8年度以降総合評価被災記録あり評価履歴が認められる被災履歴なし評点総合評価要対策防災カルテ対策不要想定対策工 H8年度点検結果対策工その他安定不安定 N A 国道号一般国道指定区間郡町字Ａ 4 N A Ａ N B Ｂ N C 町字Ｃ N C Ｃ 5 8 ﾛｯｸﾎﾞﾙﾄ擁壁Ｌ５０ｍ地震時の安定性落石崩壊のみ N E 郡町Ｅ N E Ｅ 6 N A 国道号一般国道指定区間郡町字Ａ 5 N A Ａ 5 ﾊﾟｲﾌﾟﾎﾞｯｸｽｶﾙﾊﾞｰﾄ L=5m N B 国道号一般国道指定区間市町字Ｂ 5 N B Ｂ N A 国道号一般国道指定区間市町字Ａ 5 N F 6 Ｆ 5 8 N F 6 Ｆ安定度調査結果の整理調査結果一覧図 4

22 平成 8 年度点検と再確認点検のその他の相違点世界測地系による緯度経度の記載平成年 6 月に測量法の一部が改正され従来の世界測地系が適用されることになり平成 4 年 4 月日より施行されている平成 8 年度は日本測地系が用いられていた換算方法が国土地理院により示されている箇所別記録表に記載する緯度経度が世界測地系か日本測地系かの区別ができるようチェック欄を設けたキャリブレーションの実施条件の変更点検者の熟練度や点検者間の判断基準の違い及び点検対象区間の違いによる特性の違いなどから評価結果がばらつくことが予想される場合には必要に応じてキャリブレーションを実施する平成 8 年度は点検初期およびカ月ごとに機械的に実施することになっていたものを改善 4 地形図の課題水尻災害箇所尾根沢災害箇所尾根沢 m m 斜面に向かう水の流れ 44

23 終わりご清聴ありがとうございました 45

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講習会で使用した標準的なパワーポイントの PDF を掲載 Excel 対応 Excel 1 対応ビットには対応していません! . 防災検結果入力プログラム https://www.zenchiren.or.jp/geocenter/ 講習会で使用した標準的なパワーポイントの PDF を掲載 Excel 対応 Excel 1 対応ビットには対応していません! 施設管理番号 N A 部分記号シート複製シート削除すべてクリア [ 要因 ](Ai) のり面項目要因評区分配評 G1: 崖錐地形地崩 G1に該当する G: 崩壊跡地壊を性遷急線明瞭