目 次 第 1 章 開 発 許 可 基 準 1 開 発 許 可 基 準 の 法 規 定 技 1 2 技 術 基 準 の 主 旨 技 4 3 開 発 目 的 の 適 用 条 項 技 5 (1) 開 発 の 目 的 技 5 (2) 開 発 目 的 別 適 用 条 項 技 6 4 用 途 地 域 等 との

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1 技 術 基 準 編

2 目 次 第 1 章 開 発 許 可 基 準 1 開 発 許 可 基 準 の 法 規 定 技 1 2 技 術 基 準 の 主 旨 技 4 3 開 発 目 的 の 適 用 条 項 技 5 (1) 開 発 の 目 的 技 5 (2) 開 発 目 的 別 適 用 条 項 技 6 4 用 途 地 域 等 との 適 合 技 7 (1) 用 途 地 域 技 7 (2) 流 通 業 務 地 区 技 8 (3) 港 湾 法 第 39 条 第 1 項 の 分 区 技 8 (4) 地 区 計 画 等 技 8 (5) 建 築 物 の 形 態 等 の 制 限 技 8 5 開 発 規 制 区 域 技 8 6 公 共 用 地 等 の 配 置 計 画 技 9 7 事 前 審 査 技 9 第 2 章 住 区 構 成 と 宅 地 区 画 に 関 する 基 準 1 住 区 構 成 に 関 する 法 規 定 技 10 2 住 区 構 成 技 11 3 街 区 の 構 成 と 宅 地 区 画 等 技 12 (1) 街 区 の 形 態 技 12 (2) 幹 線 道 路 に 接 する 街 区 技 12 (3) 一 区 画 の 宅 地 面 積 技 13 (4) 宅 地 の 接 道 技 13 (5) 宅 地 の 計 画 技 13 第 3 章 道 路 に 関 する 基 準 1 道 路 に 関 する 法 規 定 技 14 2 道 路 の 種 類 技 16 (1) 開 発 許 可 で 接 道 が 認 められる 既 存 道 路 の 種 類 技 16 (2) 開 発 区 域 内 に 設 置 される 道 路 の 種 類 技 17 3 道 路 の 配 置 技 17 (1) 道 路 配 置 計 画 の 基 本 技 17 (2) 調 査 技 17 (3) 幹 線 道 路 の 配 置 等 技 17 4 道 路 の 幅 員 技 18 (1) 道 路 の 幅 員 のとらえ 方 技 18 (2) 敷 地 が 接 する 道 路 の 幅 員 技 21

3 5 区 域 外 既 存 道 路 との 接 道 技 23 6 道 路 の 構 造 技 24 (1) 横 断 勾 配 技 24 (2) 縦 断 勾 配 技 24 (3) 平 面 線 形 技 26 (4) 平 面 交 差 技 26 (5) 隅 切 り 技 27 (6) 袋 路 状 道 路 技 29 (7) 歩 道 技 30 (8) 道 路 の 構 築 物 技 31 7 橋 梁 等 技 31 (1) 橋 梁 技 31 (2)カルバート 技 32 8 交 通 安 全 施 設 等 技 33 (1) 防 護 柵 技 33 (2) 道 路 の 照 明 等 技 35 (3) 道 路 標 識 等 技 35 (4) 視 線 誘 導 標 技 35 (5)その 他 の 施 設 技 35 9 舗 装 技 36 (1) 舗 装 の 設 計 技 36 (2) 車 道 の 舗 装 構 造 技 36 (3) 歩 道 の 舗 装 構 造 技 道 路 の 占 用 物 件 技 その 他 技 37 (1) 道 路 側 溝 技 37 (2) 敷 地 内 への 乗 入 れ 技 37 第 4 章 公 園 緑 地 広 場 に 関 する 基 準 1 公 園 等 に 関 する 法 規 定 技 38 2 公 園 の 種 類 技 40 3 公 園 の 配 置 計 画 技 41 (1) 公 園 の 面 積 技 41 (2) 公 園 の 配 置 技 42 4 公 園 の 構 造 等 技 42 (1) 公 園 の 立 地 条 件 技 42 (2) 公 園 の 地 形 形 状 技 42 (3) 公 園 の 施 設 技 43

4 第 5 章 樹 木 の 保 存 表 土 の 保 全 等 に 関 する 基 準 1 樹 木 の 保 存 表 土 の 保 全 等 に 関 する 法 規 定 技 45 2 基 準 の 適 用 範 囲 技 46 3 樹 木 の 保 存 技 46 (1) 保 存 対 象 樹 木 等 技 46 (2) 保 存 の 方 法 技 46 (3) 基 準 の 適 用 範 囲 のただし 書 の 運 用 について 技 46 4 表 土 の 保 全 技 48 (1) 表 土 の 保 全 対 象 となる 規 模 技 48 (2) 表 土 の 保 全 方 法 技 48 (3) 表 土 の 保 全 箇 所 技 49 5 その 他 技 49 第 6 章 景 観 に 関 する 基 準 1 景 観 に 関 する 法 規 定 技 50 2 風 景 景 観 計 画 の 区 域 技 50 3 景 観 形 成 基 準 と 届 出 制 度 技 51 第 7 章 緩 衝 帯 に 関 する 基 準 1 緩 衝 帯 に 関 する 法 規 定 技 52 2 基 準 の 適 用 範 囲 技 53 3 緩 衝 帯 の 幅 員 技 53 4 緩 衝 帯 の 構 造 技 54 5 その 他 技 54 第 8 章 消 防 水 利 に 関 する 基 準 1 消 防 水 利 に 関 する 法 規 定 技 55 2 消 防 水 利 施 設 の 計 画 技 55 (1) 基 準 の 目 的 技 55 (2) 消 防 水 利 施 設 技 55 3 消 防 水 利 施 設 の 給 水 能 力 技 55 4 消 防 水 利 施 設 の 配 置 技 56 5 消 防 水 利 施 設 の 適 合 条 件 ( 給 水 能 力 は 除 く) 技 56 6 構 造 技 56 7 設 置 箇 所 技 56 8 標 識 等 の 設 置 技 57 9 防 火 水 槽 技 検 査 技 58

5 第 9 章 水 道 等 給 水 施 設 に 関 する 基 準 1 水 道 施 設 に 関 する 法 規 定 技 61 2 給 配 水 施 設 の 計 画 技 61 3 給 配 水 施 設 の 設 定 技 61 4 給 配 水 施 設 の 設 計 技 61 5 設 計 の 判 断 技 61 第 10 章 排 水 施 設 に 関 する 基 準 1 排 水 施 設 に 関 する 法 規 定 技 63 2 排 水 計 画 の 基 本 技 64 (1) 雨 水 排 水 技 65 (2) 汚 水 排 水 技 65 3 雨 水 排 水 施 設 の 設 計 技 65 (1) 計 画 雨 水 量 技 65 (2) 排 水 施 設 の 設 計 技 65 (3) 雨 水 排 水 施 設 の 構 造 技 66 4 放 流 河 川 等 の 排 水 処 理 能 力 の 検 討 技 67 5 放 流 河 川 等 の 審 査 区 分 技 67 6 汚 水 排 水 施 設 の 設 計 技 67 (1) 汚 水 排 水 計 画 の 基 本 技 67 (2) 汚 水 の 計 画 流 出 量 技 68 (3) 工 場 等 の 排 水 の 計 画 流 出 量 技 68 (4) 汚 水 排 水 施 設 の 構 造 技 68 7 汚 水 処 理 施 設 技 68 8 その 他 技 69 第 11 章 造 成 工 事 に 関 する 基 準 1 造 成 工 事 に 関 する 法 規 定 技 70 2 土 工 の 基 準 技 72 (1) 調 査 技 72 3 切 土 技 75 (1) 切 土 法 面 の 勾 配 技 75 (2) 切 土 法 面 の 安 定 性 の 検 討 技 76 (3) 切 土 法 面 の 形 状 技 77 (4) 切 土 の 施 工 上 の 留 意 事 項 技 78 4 盛 土 技 78 (1) 原 地 盤 の 把 握 技 78 (2) 盛 土 法 面 の 勾 配 技 78

6 (3) 盛 土 法 面 の 安 定 性 の 検 討 技 78 (4) 盛 土 全 体 の 安 定 性 の 検 討 技 79 (5) 盛 土 法 面 の 形 状 技 80 (6) 盛 土 の 施 工 上 の 留 意 事 項 技 80 5 軟 弱 地 盤 対 策 技 82 (1) 軟 弱 地 盤 の 判 定 技 82 (2) 軟 弱 地 盤 対 策 工 技 82 6 法 面 の 保 護 技 86 7 擁 壁 工 技 86 (1) 適 用 範 囲 技 86 (2) 擁 壁 の 設 置 箇 所 技 87 (3) 擁 壁 を 設 置 する 場 合 の 留 意 点 技 87 (4) 擁 壁 の 種 類 技 89 (5) 土 質 ( 基 礎 地 盤 ) 技 91 (6) 設 計 一 般 技 93 (7) 石 積 工 ブロック 積 工 技 107 (8) 重 力 式 擁 壁 技 110 (9) 鉄 筋 コンクリート 擁 壁 技 113 (10)プレキャスト 擁 壁 技 114 (11) 細 部 構 造 技 116 (12) 補 強 コンクリート 造 のブロック 塀 の 取 扱 い 技 その 他 技 120 第 12 章 工 事 施 行 中 の 防 災 措 置 に 関 する 基 準 1 防 災 措 置 の 基 本 的 事 項 技 121 (1) 事 前 調 査 技 121 (2) 工 程 計 画 技 121 (3) 防 災 計 画 平 面 図 の 作 成 技 121 (4) 工 事 施 工 中 の 濁 水 流 出 の 防 止 対 策 技 121 (5) 工 事 施 工 中 の 騒 音 及 び 振 動 の 対 策 技 121 (6) 防 災 体 制 の 確 立 技 工 事 施 行 中 仮 設 置 する 暫 定 調 整 池 技 沈 砂 池 技 123 (1) 沈 砂 池 の 構 造 技 123 (2) 堆 砂 量 の 算 定 技 土 砂 流 出 防 止 工 技 仮 排 水 工 技 その 他 技 125

7 第 13 章 ごみステーションに 関 する 基 準 1 ごみステーション 技 126 第 14 章 開 発 事 業 計 画 に 必 要 となる 基 礎 的 調 査 項 目 及 び 開 発 事 業 区 域 選 定 時 の 留 意 点 1 開 発 事 業 計 画 検 討 に 必 要 な 基 礎 的 調 査 項 目 技 127 (1) 自 然 的 条 件 技 127 (2) 社 会 的 条 件 技 127 (3) 都 市 計 画 条 件 技 開 発 事 業 区 域 選 定 時 の 留 意 点 技 128 (1) 関 係 法 令 等 の 把 握 技 128 (2) 開 発 事 業 の 制 限 区 域 等 の 把 握 技 129 (3) 土 地 条 件 の 十 分 な 把 握 技 130 (4) 過 去 の 災 害 履 歴 の 把 握 技 131 参 考 開 発 許 可 に 伴 う 雨 水 排 水 計 画 基 準 ( 案 ) 技 133

8 第 1 章 開 発 許 可 基 準 1 開 発 許 可 基 準 の 法 規 定 ( 以 下 法 都 市 計 画 法 政 令 都 市 計 画 法 施 行 令 省 令 都 市 計 画 法 施 行 規 則 条 例 近 江 八 幡 市 都 市 計 画 法 に 基 づく 開 発 許 可 等 の 基 準 等 に 関 する 条 例 をいう ) 法 第 33 条 都 道 府 県 知 事 は 開 発 許 可 の 申 請 があった 場 合 において 当 該 申 請 に 係 る 開 発 行 為 が 次 に 掲 げる 基 準 ( 第 4 項 及 び 第 5 項 の 条 例 が 定 められているときは 当 該 条 例 で 定 める 制 限 を 含 む ) に 適 合 しており かつ その 申 請 の 手 続 がこの 法 律 又 はこの 法 律 に 基 づく 命 令 の 規 定 に 違 反 していな いと 認 めるときは 開 発 許 可 をしなければならない 一 次 のイ 又 はロに 掲 げる 場 合 には 予 定 建 築 物 等 の 用 途 が 当 該 イ 又 はロに 定 める 用 途 の 制 限 に 適 合 していること ただし 都 市 再 生 特 別 地 区 の 区 域 内 において 当 該 都 市 再 生 特 別 地 区 に 定 められた 誘 導 すべき 用 途 に 適 合 するものであっては この 限 りでない イ 当 該 申 請 に 係 る 開 発 区 域 内 の 土 地 について 用 途 地 域 特 別 用 途 地 区 特 別 用 途 制 限 地 域 流 通 業 務 地 区 又 は 港 湾 法 第 39 条 第 1 項 の 分 区 ( 以 下 用 途 地 域 等 という )が 定 められている 場 合 当 該 用 途 地 域 等 内 における 用 途 の 制 限 ( 建 築 基 準 法 第 49 条 第 1 項 若 しくは 第 2 項 若 しくは 第 49 条 の 2(これらの 規 定 を 同 法 第 88 条 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 又 は 港 湾 法 第 40 条 第 1 項 の 条 例 による 用 途 の 制 限 を 含 む ) ロ 当 該 申 請 に 係 る 開 発 区 域 内 の 土 地 ( 都 市 計 画 区 域 ( 市 街 化 調 整 区 域 を 除 く ) 又 は 準 都 市 計 画 区 域 内 の 土 地 に 限 る )について 用 途 地 域 等 が 定 められていない 場 合 建 築 基 準 法 第 48 条 第 13 項 及 び 第 68 条 の 3 第 7 項 ( 同 法 第 48 条 第 13 項 に 係 る 部 分 に 限 る )(これらの 規 定 を 同 法 第 88 条 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 用 途 の 制 限 二 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 以 外 の 開 発 行 為 にあっては 道 路 公 園 広 場 その 他 の 公 共 の 用 に 供 する 空 地 ( 消 防 に 必 要 な 水 利 が 十 分 でない 場 合 に 設 置 する 消 防 の 用 に 供 する 貯 水 施 設 を 含 む )が 次 に 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 環 境 の 保 全 上 災 害 の 防 止 上 通 行 の 安 全 上 又 は 事 業 活 動 の 効 率 上 支 障 がないような 規 模 及 び 構 造 で 適 当 に 配 置 さ れ かつ 開 発 区 域 内 の 主 要 な 道 路 が 開 発 区 域 外 の 相 当 規 模 の 道 路 に 接 続 するように 設 計 が 定 め られていること この 場 合 において 当 該 空 地 に 関 する 都 市 計 画 が 定 められているときは 設 計 が これに 適 合 していること イ 開 発 区 域 の 規 模 形 状 及 び 周 辺 の 状 況 ロ 開 発 区 域 内 の 土 地 の 地 形 及 び 地 盤 の 性 質 ハ 予 定 建 築 物 等 の 用 途 ニ 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 の 規 模 及 び 配 置 三 排 水 路 その 他 の 排 水 施 設 が 次 に 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 開 発 区 域 内 の 下 水 道 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 79 号 ) 第 2 条 第 1 号 に 規 定 する 下 水 を 有 効 に 排 水 するとともに その 排 出 によって 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 に 溢 水 等 による 被 害 が 生 じないような 構 造 及 び 能 力 で 適 当 に 配 置 されるように 設 計 が 定 められていること この 場 合 において 当 該 排 水 施 設 に 関 する 都 市 計 画 が 定 められている ときは 設 計 がこれに 適 合 していること イ 当 該 地 域 における 降 水 量 技 1

9 ロ 前 号 イからニまでに 掲 げる 事 項 及 び 放 流 先 の 状 況 四 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 以 外 の 開 発 行 為 にあっては 水 道 その 他 の 給 水 施 設 が 第 2 号 イからニまでに 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 当 該 開 発 区 域 について 想 定 される 需 要 に 支 障 を 来 さないような 構 造 及 び 能 力 で 適 当 に 配 置 されるように 設 計 が 定 められていること この 場 合 において 当 該 給 水 施 設 に 関 する 都 市 計 画 が 定 められているときは 設 計 がこれに 適 合 していること 五 当 該 申 請 に 係 る 開 発 区 域 内 の 土 地 について 地 区 計 画 等 ( 次 のイからニまでに 定 める 事 項 が 定 めら れているものに 限 る )が 定 められているときは 予 定 建 築 物 等 の 用 途 又 は 開 発 行 為 の 設 計 が 当 該 地 区 計 画 等 に 定 められた 内 容 に 即 して 定 められていること イ 地 区 計 画 再 開 発 等 促 進 区 若 しくは 開 発 整 備 促 進 区 (いずれも 第 12 条 の 5 第 5 項 第 2 号 に 規 定 する 施 設 の 配 置 及 び 規 模 が 定 められているものに 限 る ) 又 は 地 区 整 備 計 画 ロ 防 災 街 区 整 備 地 区 計 画 地 区 防 災 施 設 の 区 域, 特 定 建 築 物 地 区 整 備 計 画 又 は 防 災 街 区 整 備 地 区 整 備 計 画 ハ 沿 道 地 区 計 画 沿 道 再 開 発 等 促 進 区 ( 幹 線 道 路 の 沿 道 の 整 備 に 関 する 法 律 第 9 条 第 4 項 第 2 号 に 規 定 する 施 設 の 配 置 及 び 規 模 が 定 められているものに 限 る ) 又 は 沿 道 地 区 整 備 計 画 ニ 集 落 地 区 計 画 集 落 地 区 整 備 計 画 六 当 該 開 発 行 為 の 目 的 に 照 らして 開 発 区 域 における 利 便 の 増 進 と 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 に おける 環 境 の 保 全 とが 図 られるように 公 共 施 設 学 校 その 他 の 公 益 的 施 設 及 び 開 発 区 域 内 において 予 定 される 建 築 物 の 用 途 の 配 分 が 定 められていること 七 地 盤 の 沈 下 崖 崩 れ 出 水 その 他 による 災 害 を 防 止 するため 開 発 区 域 内 の 土 地 について 地 盤 の 改 良 擁 壁 又 は 排 水 施 設 の 設 置 その 他 安 全 上 必 要 な 措 置 が 講 じられるように 設 計 が 定 められてい ること この 場 合 において 開 発 区 域 内 の 土 地 の 全 部 又 は 一 部 が 宅 地 造 成 等 規 制 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 191 号 ) 第 3 条 第 1 項 の 宅 地 造 成 工 事 規 制 区 域 内 の 土 地 であるときは 当 該 土 地 における 開 発 行 為 に 関 する 工 事 の 計 画 が 同 法 第 9 条 の 規 定 に 適 合 していること 八 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 又 は 住 宅 以 外 の 建 築 物 若 しくは 特 定 工 作 物 で 自 己 の 業 務 の 用 に 供 するものの 建 築 又 は 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 以 外 の 開 発 行 為 にあって は 開 発 区 域 内 に 建 築 基 準 法 第 39 条 第 1 項 の 災 害 危 険 区 域 地 すべり 等 防 止 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 30 号 ) 第 3 条 第 1 項 の 地 すべり 防 止 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 57 号 ) 第 8 条 第 1 項 の 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 その 他 政 令 で 定 める 開 発 行 為 を 行 うのに 適 当 でない 区 域 内 の 土 地 を 含 まないこと ただし 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 の 状 況 等 により 支 障 がないと 認 められるときは この 限 りでない 九 政 令 で 定 める 規 模 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 における 環 境 を 保 全 するため 開 発 行 為 の 目 的 及 び 第 2 号 イからニまでに 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 開 発 区 域 における 植 物 の 生 育 の 確 保 上 必 要 な 樹 木 の 保 存 表 土 の 保 全 その 他 の 必 要 な 措 置 が 講 ぜられるように 設 計 が 定 められていること 十 政 令 で 定 める 規 模 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 における 環 境 を 保 全 するため 第 2 号 イからニまでに 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 騒 音 振 動 等 による 環 境 の 悪 化 の 防 止 上 必 要 な 緑 地 帯 その 他 の 緩 衝 帯 が 配 置 されるように 設 計 が 定 められていること 十 一 政 令 で 定 める 規 模 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 当 該 開 発 行 為 が 道 路 鉄 道 等 による 輸 送 の 便 等 からみて 支 障 がないと 認 められること 技 2

10 十 二 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 又 は 住 宅 以 外 の 建 築 物 若 しくは 特 定 工 作 物 で 自 己 の 業 務 の 用 に 供 するものの 建 築 若 しくは 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 ( 当 該 開 発 行 為 の 中 断 により 当 該 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 に 出 水 崖 崩 れ 土 砂 の 流 出 等 による 被 害 が 生 じるおそれがあることを 考 慮 して 政 令 で 定 める 規 模 以 上 のものを 除 く ) 以 外 の 開 発 行 為 にあっては 申 請 者 に 当 該 開 発 行 為 を 行 うために 必 要 な 資 力 及 び 信 用 があること 十 三 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 又 は 住 宅 以 外 の 建 築 物 若 しくは 特 定 工 作 物 で 自 己 の 業 務 の 用 に 供 するものの 建 築 若 しくは 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 ( 当 該 開 発 行 為 の 中 断 により 当 該 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 に 出 水 崖 崩 れ 土 砂 の 流 出 等 による 被 害 が 生 じるおそれがあることを 考 慮 して 政 令 で 定 める 規 模 以 上 のものを 除 く ) 以 外 の 開 発 行 為 にあっては 工 事 施 工 者 に 当 該 開 発 行 為 に 関 する 工 事 を 完 成 するために 必 要 な 能 力 があること 十 四 当 該 開 発 行 為 をしようとする 土 地 若 しくは 当 該 開 発 行 為 に 関 する 工 事 をしようとする 土 地 の 区 域 内 の 土 地 又 はこれらの 土 地 にある 建 築 物 その 他 の 工 作 物 につき 当 該 開 発 行 為 の 施 行 又 は 当 該 開 発 行 為 に 関 する 工 事 の 実 施 の 妨 げとなる 権 利 を 有 する 者 の 相 当 数 の 同 意 を 得 ていること 2 前 項 各 号 に 規 定 する 基 準 を 適 用 するについて 必 要 な 技 術 的 細 目 は 政 令 で 定 める 3 地 方 公 共 団 体 は その 地 方 の 自 然 的 条 件 の 特 殊 性 又 は 公 共 施 設 の 整 備 建 築 物 の 建 築 その 他 の 土 地 利 用 の 現 状 及 び 将 来 の 見 通 しを 勘 案 し 前 項 の 政 令 で 定 める 技 術 的 細 目 のみによっては 環 境 の 保 全 災 害 の 防 止 及 び 利 便 の 増 進 を 図 ることが 困 難 であると 認 められ 又 は 当 該 技 術 的 細 目 によらなくとも 環 境 の 保 全 災 害 の 防 止 及 び 利 便 の 増 進 上 支 障 がないと 認 められる 場 合 においては 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 条 例 で 当 該 技 術 的 細 目 において 定 められた 制 限 を 強 化 し 又 は 緩 和 することができる 4 地 方 公 共 団 体 は 良 好 な 住 居 等 の 環 境 の 形 成 又 は 保 持 のため 必 要 と 認 める 場 合 においては 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 条 例 で 区 域 目 的 又 は 予 定 される 建 築 物 の 用 途 を 限 り 開 発 区 域 内 において 予 定 される 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 に 関 する 制 限 を 定 めることができる 5 景 観 行 政 団 体 ( 景 観 法 第 7 条 第 1 項 に 規 定 する 景 観 行 政 団 体 をいう )は 良 好 な 景 観 の 形 成 を 図 るため 必 要 と 認 める 場 合 においては 同 法 第 8 条 第 2 項 第 1 号 の 景 観 計 画 区 域 内 において 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 同 条 第 1 項 の 景 観 計 画 に 定 められた 開 発 行 為 についての 制 限 の 内 容 を 条 例 で 開 発 許 可 の 基 準 として 定 めることができる 6 指 定 都 市 等 及 び 地 方 自 治 法 第 252 条 の17 の2 第 1 項 の 規 定 に 基 づき この 節 の 規 定 により 都 道 府 県 知 事 の 権 限 に 属 する 事 務 の 全 部 を 処 理 するとされた 市 町 村 ( 以 下 この 節 において 事 務 処 理 市 町 村 という ) 以 外 の 市 町 村 は 前 3 項 の 規 定 により 条 例 を 定 めようとするときは あらかじめ 都 道 府 県 知 事 と 協 議 し その 同 意 を 得 なければならない 7 公 有 水 面 埋 立 法 第 22 条 第 2 項 の 告 示 があった 埋 立 地 において 行 う 開 発 行 為 については 当 該 埋 立 地 に 関 する 同 法 第 2 条 第 1 項 の 免 許 の 条 件 において 第 1 項 各 号 に 規 定 する 事 項 ( 第 4 項 及 び 第 5 項 の 条 例 が 定 められているときは 当 該 条 例 で 定 める 事 項 を 含 む )に 関 する 定 めがあるときは その 定 め をもって 開 発 許 可 の 基 準 とし 第 1 項 各 号 に 規 定 する 基 準 ( 第 4 項 及 び 第 5 項 の 条 例 が 定 められてい るときは 当 該 条 例 で 定 める 制 限 を 含 む )は 当 該 条 件 に 抵 触 しない 限 度 において 適 用 する 8 市 街 地 再 開 発 促 進 区 域 内 における 開 発 許 可 に 関 する 基 準 については 第 1 項 に 定 めるもののほか 別 に 法 律 で 定 める 技 3

11 ( 条 例 で 技 術 的 細 目 において 定 められた 制 限 を 強 化 し 又 は 緩 和 する 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の2 法 第 33 条 第 3 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む 次 項 におい ても 同 じ )の 政 令 で 定 める 基 準 のうち 制 限 の 強 化 に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 一 政 令 第 25 条 第 2 号 第 3 号 若 しくは 第 5 号 から 第 7 号 まで 政 令 第 27 条 政 令 第 28 条 第 2 号 から 第 6 号 まで 又 は 政 令 第 28 条 の2から 政 令 第 29 条 までの 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 について 環 境 の 保 全 災 害 の 防 止 及 び 利 便 の 増 進 を 図 るために 必 要 な 限 度 を 超 えない 範 囲 で 行 うものである こと 2 法 第 33 条 第 3 項 の 政 令 で 定 める 基 準 のうち 制 限 の 緩 和 に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 一 政 令 第 25 条 第 2 号 又 は 第 6 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 について 環 境 の 保 全 災 害 の 防 止 及 び 利 便 の 増 進 上 支 障 がない 範 囲 で 行 うものであること ( 条 例 で 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 に 関 する 基 準 を 定 める 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の3 法 第 33 条 第 4 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 政 令 で 定 める 基 準 は 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 が200 平 方 メートル( 市 街 地 の 周 辺 その 他 の 良 好 な 自 然 的 環 境 を 形 成 している 地 域 においては 300 平 方 メートル)を 超 えないこととする 2 技 術 基 準 の 主 旨 この 基 準 は 都 市 計 画 法 ( 以 下 法 という )の 施 行 に 関 する 事 務 のうち 法 第 3 章 第 1 節 に 規 定 する 開 発 許 可 の 申 請 に 関 して 法 第 33 条 に 定 める 基 準 を 補 完 するため 必 要 な 技 術 基 準 について 定 め たものである 尚 この 技 術 基 準 において 特 に 定 めのないもの 等 については 宅 地 防 災 マニュアル を 参 考 とすること 技 4

12 3 開 発 目 的 の 適 用 条 項 (1) 開 発 の 目 的 自 己 居 住 用 ~ 開 発 行 為 を 施 行 する 主 体 が 生 活 の 本 拠 として 使 用 することを 目 的 としたもの 自 己 業 務 用 ~ 申 請 に 係 る 建 築 物 等 において 継 続 的 に 自 己 の 経 済 活 動 が 行 われることを 目 的 としたもの 非 自 己 用 ~ 申 請 者 以 外 の 者 に 譲 渡 または 使 用 させることを 目 的 としたもの 表 1-1 開 発 の 目 的 による 分 類 開 発 行 為 の 目 的 利 用 形 態 自 己 居 住 用 専 用 住 宅 建 築 物 自 己 業 務 用 非 自 己 用 ホテル 旅 館 結 婚 式 場 店 舗 工 場 従 業 員 の 用 に 供 する 福 利 厚 生 施 設 保 険 組 合 共 済 組 合 等 が 行 う 宿 泊 施 設 学 校 法 人 が 建 設 する 学 校 レクリェーション 施 設 駐 車 場 ( 時 間 貸 等 で 管 理 事 務 所 を 設 置 しているもの ) 分 譲 住 宅 地 賃 貸 住 宅 ( 共 同 住 宅 長 屋 住 宅 を 含 む ) 社 宅 宿 舎 工 場 等 が 従 業 員 に 譲 渡 する 目 的 で 建 築 する 住 宅 貸 店 舗 貸 事 務 所 貸 倉 庫 貸 別 荘 第 一 種 特 定 工 作 物 第 二 種 特 定 工 作 物 コンクリートプラント アスファルトプラント 自 己 業 務 用 クラッシャープラント 危 険 物 の 貯 蔵 又 は 処 理 に 供 する 工 作 物 非 自 己 用 賃 貸 による 上 記 施 設 自 己 業 務 用 ゴルフコース 野 球 場 テニスコート 陸 上 競 技 場 非 自 己 用 墓 苑 技 5

13 (2) 開 発 目 的 別 適 用 条 項 開 発 目 的 別 に 適 用 する 法 第 33 条 の 基 準 を 以 下 に 示 す 表 1-2 開 発 目 的 別 に 適 用 する 条 項 ( 印 は 適 用 印 は 適 用 除 外 ) 技 術 基 準 建 築 物 第 一 種 特 定 工 作 物 第 二 種 特 定 工 作 物 非 自 己 用 自 己 用 非 自 己 用 自 己 用 非 自 己 用 自 己 用 1 用 途 地 域 2 道 路 等 空 地 住 居 用 業 務 用 3 排 水 施 設 4 給 水 施 設 住 居 用 業 務 用 5 地 区 計 画 等 6 公 共 公 益 施 設 開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し 判 断 開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し 判 断 開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し 判 断 開 発 行 為 の 目 的 に 照 ら し 判 断 7 防 災 安 全 施 設 8 防 災 危 険 区 域 9 樹 木 表 土 10 緩 衝 帯 11 輸 送 施 設 12 資 力 信 用 住 居 用 小 規 模 小 規 模 業 務 用 小 大 規 模 大 規 模 業 務 用 大 13 工 事 施 行 者 住 居 用 小 規 模 小 規 模 業 務 用 小 大 規 模 大 規 模 業 務 用 大 14 権 利 者 同 意 [ 注 意 事 項 ] 2 道 路 等 空 地 ~ 第 二 種 特 定 工 作 物 については 政 令 第 25 条 第 3 号 に 基 づく 道 路 の 設 置 及 び 政 令 第 25 条 第 6 号 第 7 号 に 基 づく 公 園 等 の 設 置 は 適 用 除 外 9 樹 木 表 土 ~ 政 令 第 23 条 の3に 基 づき 1ha 以 上 の 規 模 について 適 用 10 緩 衝 帯 ~ 政 令 第 23 条 の4に 基 づき 1ha 以 上 の 規 模 について 適 用 11 輸 送 施 設 ~ 政 令 第 24 条 に 基 づき 40ha 以 上 の 規 模 について 適 用 資 力 信 用 及 び 工 事 施 行 者 ~ 業 務 用 小 及 び 小 規 模 : 1ha 未 満 の 規 模 について 適 用 業 務 用 大 及 び 大 規 模 : 1ha 以 上 の 規 模 について 適 用 技 6

14 4 用 途 地 域 等 との 適 合 ( 法 第 33 条 第 1 号 法 第 33 条 第 5 号 ) 商 業 施 設 公 益 施 設 住 宅 開 発 行 為 を 行 う 土 地 について 用 途 地 域 等 が 定 められている 場 合 は 予 定 建 築 物 等 の 用 途 等 がこれに 適 合 していること (1) 用 途 地 域 表 1-3 ( 内 は 建 物 がたてられるもの) 第 一 種 低 層 第 二 種 低 層 第 一 種 中 高 第 二 種 中 高 第 一 種 住 居 第 二 種 住 居 近 隣 商 業 工 業 専 用 住 居 専 用 住 居 専 用 層 住 居 専 用 層 住 居 専 用 準 住 居 地 域 商 業 地 域 準 工 業 地 域 工 業 地 域 地 域 地 域 地 域 地 域 地 域 地 域 地 域 地 域 150m2 以 下 2150m2 以 下 3500m2 以 下 600m2 以 下 6 600m2 以 下 1 階 以 下 用 途 地 域 内 の 建 築 物 の 用 途 制 限 の 概 要 41,500m2 以 下 41,500m2 以 下 41,500m2 以 下 3,000m2 以 下 3,000m2 以 下 3,000m2 以 下 3,000m2 以 下 3,000m2 以 下 300m2 以 下 2 階 以 下 3,000m2 以 下 2 階 以 下 2 階 以 下 10,000m2 以 下 10,000m2 以 下 10,000m2 以 下 客 席 200m2 未 満 病 院 大 学 高 等 専 門 学 校 専 修 学 校 等 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 図 書 館 博 物 館 等 神 社 寺 院 教 会 等 巡 査 派 出 所 一 定 規 模 以 下 の 郵 便 局 公 衆 浴 場 診 療 所 保 育 所 等 老 人 ホーム 身 体 障 害 者 福 祉 ホーム 等 老 人 福 祉 センター 児 童 厚 生 施 設 等 住 宅 共 同 住 宅 寄 宿 舎 下 宿 兼 用 住 宅 個 室 付 浴 場 劇 場 映 画 館 演 芸 場 等 ボーリング 場 スケート 場 水 泳 場 ゴルフ 練 習 場 等 ホテル 旅 館 キャハ レー タ ンスホール 等 麻 雀 屋 パチンコ 屋 射 的 場 馬 券 車 券 発 売 所 等 カラオケボックス 等 事 務 所 等 10,000m2 以 下 店 舗 飲 食 店 等 展 示 場 単 独 車 庫 ( 付 属 車 庫 を 除 く ) 建 築 物 付 属 自 動 車 車 庫 倉 庫 業 車 庫 10,000m2 以 下 10,000m2 以 下 10,000m2 以 下 10,000m2 以 下 510,000m2 以 下 10,000m2 以 下 工 場 倉 庫 等 3,000m2 以 下 畜 舎 (15m2を 超 えるもの) 2 階 以 下 パン 屋 米 屋 菓 子 屋 ( 作 業 床 面 積 50m2 以 下 原 動 機 の 制 限 あり ) 50m2 以 下 150m2 以 下 工 場 A 150m2 以 下 工 場 B 工 場 C 工 場 D 50m2 以 下 150m2 以 下 300m2 以 下 自 動 車 修 理 工 場 1,500m2 以 下 3,000m2 以 下 危 険 物 の 貯 蔵 処 理 の 量 が 非 常 に 少 ない 施 設 危 険 物 の 貯 蔵 処 理 の 量 が 少 ない 施 設 やや 多 い 施 設 多 い 施 設 卸 売 市 場 火 葬 場 と 畜 場 汚 物 処 理 場 ごみ 焼 却 場 等 ( 都 市 計 画 区 域 内 においては 都 市 計 画 決 定 が 必 要 ) ( 注 ) 1 兼 用 住 宅 で 床 面 積 の2 分 の1 以 上 を 居 住 の 用 に 供 する 日 用 品 販 売 店 喫 茶 店 理 髪 店 及 び 建 具 屋 等 のサービス 業 用 店 舗 2 日 用 品 販 売 店 舗 喫 茶 店 理 髪 店 等 のサービス 業 用 店 舗 のみ 2 階 以 下 3 2に 加 えて 物 品 販 売 店 舗 飲 食 店 銀 行 の 支 店 損 保 代 理 店 等 のサービス 業 用 店 舗 のみ 2 階 以 下 4 2 階 以 下 5 物 品 販 売 店 舗 飲 食 店 は 建 築 禁 止 6 非 住 宅 部 分 が 店 舗 事 務 所 等 で 床 面 積 が50m2 以 下 かつ 建 築 物 の 延 べ 面 積 の2 分 の1 未 満 のもの 工 場 A 危 険 性 や 環 境 を 悪 化 させる 恐 れが 非 常 に 少 ない 工 場 工 場 B 少 ない 工 場 工 場 C やや 多 い 工 場 工 場 D 危 険 性 が 大 きいか 又 は 著 しく 環 境 を 悪 化 させる 恐 れがある 工 場 技 7

15 (2) 流 通 業 務 地 区 近 江 八 幡 市 においては 流 通 業 務 地 区 の 指 定 はない ( 平 成 25 年 12 月 現 在 ) (3) 港 湾 法 第 39 条 第 1 項 の 分 区 近 江 八 幡 市 においては 分 区 の 指 定 はない ( 平 成 25 年 12 月 現 在 ) (4) 地 区 計 画 等 近 江 八 幡 市 においては 指 定 されている 地 区 がある ( 詳 細 は 担 当 窓 口 及 び 下 記 のホームページより 確 認 できます ) 市 ホームページ> 各 課 の 窓 口 > 都 市 計 画 課 > 業 務 内 容 ( 地 区 計 画 ) (5) 建 築 物 の 形 態 等 の 制 限 上 述 した 地 域 地 区 等 による 建 築 等 の 規 制 のほか 以 下 に 示 す 法 令 条 例 により 建 築 物 等 の 形 態 等 に 関 する 制 限 がある 自 然 公 園 法 滋 賀 県 風 致 地 区 内 における 建 築 等 の 規 制 に 関 する 条 例 ふるさと 滋 賀 の 風 景 を 守 り 育 てる 条 例 建 築 基 準 法 ( 白 地 地 域 の 形 態 規 制 ) 景 観 法 ( 第 56 条 第 58 条 ) 景 観 農 業 振 興 地 域 整 備 計 画 指 定 区 域 ~ 円 山 町 白 王 町 北 之 庄 町 の 一 部 近 江 八 幡 市 風 景 づくり 条 例 水 郷 風 景 計 画 伝 統 的 風 景 計 画 滋 賀 県 景 観 計 画 5 開 発 規 制 区 域 ( 法 第 33 条 第 8 号 ) 非 自 己 用 の 開 発 行 為 の 場 合 は 以 下 に 掲 げる 区 域 を 開 発 区 域 に 原 則 含 めないこと 建 築 基 準 法 第 39 条 第 1 項 の 災 害 危 険 区 域 地 すべり 等 防 止 法 第 3 条 第 1 項 の 地 すべり 防 止 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 第 6 条 第 1 項 の 土 砂 災 害 警 戒 区 域 第 8 条 第 1 項 の 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 第 3 条 第 1 項 の 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 技 8

16 6 公 共 用 地 等 の 配 置 計 画 (1) 良 好 な 市 街 地 を 形 成 するために 道 路 公 園 広 場 その 他 公 共 の 用 に 供 する 空 地 が 適 切 に 配 置 されなければならない (2) 公 共 用 地 の 配 置 表 1-4 公 共 用 地 配 置 の 主 眼 点 主 眼 点 関 連 施 設 イ 環 境 の 保 全 適 正 な 街 区 の 構 成 並 びに 道 路 の 配 置 建 築 容 積 と 道 路 幅 員 公 園 緑 地 の 配 置 ロ 災 害 の 防 止 避 難 路 の 確 保 緊 急 車 両 の 通 行 ( 消 防 車 両 等 ) 消 防 水 利 ハ 通 行 の 安 全 歩 車 道 の 分 離 道 路 の 構 造 及 び 幅 員 歩 行 者 専 用 道 ニ 事 業 活 動 の 効 率 道 路 の 幅 員 下 水 排 水 の 形 態 と 能 力 公 園 の 面 積 と 施 設 7 事 前 審 査 都 市 計 画 法 に 基 づく 開 発 許 可 申 請 を 行 う 前 に 必 ず 条 例 に 基 づき 事 前 審 査 を 受 けること 技 9

17 第 2 章 住 区 構 成 と 宅 地 区 画 に 関 する 基 準 1 住 区 構 成 に 関 する 法 規 定 法 第 33 条 第 1 項 六 当 該 開 発 行 為 の 目 的 に 照 らして 開 発 区 域 における 利 便 の 増 進 と 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 地 域 にお ける 環 境 の 保 全 とが 図 られるように 公 共 施 設 学 校 その 他 の 公 益 的 施 設 及 び 開 発 区 域 内 において 予 定 される 建 築 物 の 用 途 の 配 分 が 定 められていること 政 令 第 27 条 主 として 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 なう20ヘクタール 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 当 該 開 発 行 為 の 規 模 に 応 じ 必 要 な 教 育 施 設 医 療 施 設 交 通 施 設 購 買 施 設 その 他 の 公 益 的 施 設 が そ れぞれの 機 能 に 応 じ 居 住 者 の 有 効 な 利 用 が 確 保 されるような 位 置 及 び 規 模 で 配 置 されていなければなら ない ただし 周 辺 の 状 況 により 必 要 がないと 認 められるときは この 限 りでない ( 条 例 で 技 術 的 細 目 において 定 められた 制 限 を 強 化 し 又 は 緩 和 する 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の2 第 1 項 七 政 令 第 27 条 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 20ヘクタール 未 満 の 開 発 行 為 においても ごみ 収 集 場 その 他 の 公 益 的 施 設 が 特 に 必 要 とされる 場 合 に 当 該 公 益 的 施 設 を 配 置 すべき 開 発 行 為 の 規 模 について 行 うものであること ( 条 例 で 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 に 関 する 基 準 を 定 める 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の3 法 第 33 条 第 4 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 政 令 で 定 める 基 準 は 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 が200 平 方 メートル( 市 街 地 の 周 辺 その 他 の 良 好 な 自 然 的 環 境 を 形 成 している 地 域 においては 300 平 方 メートル)を 超 えないこととする ( 法 第 33 条 第 3 項 の 規 定 にする 条 例 に 定 める 記 述 的 細 目 ) 条 例 第 5 条 法 第 33 条 第 3 項 の 規 定 により 次 の 各 号 に 掲 げる 技 術 的 細 目 について 定 められた 制 限 を 当 該 各 号 で 定 めるとおり 強 化 し 又 は 緩 和 する (3) 政 令 第 27 条 で 定 める 公 益 的 施 設 を 配 置 すべき 開 発 行 為 の 規 模 別 表 第 3に 定 めるとおり 別 表 第 3( 第 5 条 関 係 ) 政 令 第 29 条 の2 第 1 項 第 7 号 に 定 める 基 準 に 基 づく 制 限 の 強 化 公 益 的 施 設 を 配 置 すべき 開 発 行 為 の 規 模 次 の 各 号 に 掲 げる 公 益 的 施 設 の 区 分 に 応 じ 当 該 各 号 に 定 め る 開 発 行 為 の 規 模 (1) 集 会 所 開 発 区 域 の 計 画 戸 数 が30 戸 から150 戸 ごとに1 箇 所 (2) 幼 稚 園 開 発 区 域 の 計 画 戸 数 が200 戸 から1000 戸 ごとに1 箇 所 (3) 小 学 校 開 発 区 域 の 計 画 戸 数 が700 戸 から1000 戸 ごとに1 箇 所 (4) 中 学 校 開 発 区 域 の 計 画 戸 数 が2000 戸 から3000 戸 ごとに1 箇 所 2 前 項 の 規 定 は 開 発 区 域 の 周 辺 の 状 況 及 び 将 来 の 見 通 しを 勘 案 して 支 障 がないと 認 められるときは この 限 りでない 技 10

18 ( 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 ) 条 例 第 6 条 法 第 33 条 第 4 項 に 規 定 する 開 発 区 域 内 において 予 定 される 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 は 建 築 物 の 用 途 が 住 宅 ( 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 を 除 く)である 場 合 に 限 り 別 表 第 4に 定 める とおりとする 別 表 第 4( 第 6 条 関 係 ) 標 準 敷 地 面 積 最 小 敷 地 面 積 区 域 区 分 ( 平 方 メートル) ( 平 方 メートル) 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 備 考 各 区 画 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 は 標 準 敷 地 面 積 の 欄 に 定 める 面 積 とする ただし 隅 角 部 につ いては 最 小 敷 地 面 積 の 欄 に 定 める 面 積 とする 2 住 区 構 成 ( 政 令 第 29 条 の 2 第 1 項 第 7 号 条 例 第 5 条 第 3 号 ) 宅 地 開 発 の 住 区 構 成 は 以 下 の 表 を 基 準 とする 表 2-1 住 区 構 成 と 施 設 配 置 近 隣 住 区 数 戸 数 ( 戸 ) 50~ ~1,000 2,000~2,500 4,000~5,000 8,000~10,000 人 口 ( 人 ) 150~600 2,000~4,000 7,000~10,000 14,000~20,000 28,000~40,000 ( 隣 保 区 ) ( 分 区 ) ( 近 隣 住 区 ) ( 地 区 ) 教 育 施 設 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 は 別 に 条 例 で 定 める 高 等 学 校 福 祉 施 設 保 育 所 託 児 所 ( 社 会 福 祉 施 設 ) 保 健 施 設 診 療 所 ( 巡 回 ) 診 療 所 ( 各 科 ) 病 院 ( 入 院 施 設 ) 保 健 所 保 安 施 設 防 火 水 槽 警 察 派 出 所 巡 査 駐 在 所 警 察 署 ( 消 火 栓 ) ( 巡 回 ) 消 防 ( 救 急 ) 派 出 所 消 防 署 集 会 施 設 集 会 所 は 別 に 条 例 で 定 める コミュニティセンター 文 化 施 設 図 書 館 管 理 施 設 管 理 事 務 所 市 役 所 出 張 所 通 信 施 設 ポスト 公 衆 電 話 郵 便 局 電 話 交 換 所 商 業 施 設 日 用 品 店 舗 専 門 店 スーパーマーケット サービス 共 同 浴 場 新 聞 集 配 所 銀 行 映 画 館 娯 楽 施 設 技 11

19 3 街 区 の 構 成 と 宅 地 区 画 等 (1) 街 区 の 形 態 ア 戸 建 住 宅 の 標 準 的 な 街 区 構 成 は 長 辺 が 概 ね80~120m 短 辺 は 概 ね25~50mとする 図 2-1 街 区 の 構 成 説 明 図 80.0 ~ m 道 路 6.0 m 西 道 路 6.0 m 道 路 6.0 m 25.0 ~ 50.0 m 東 道 路 6.0 m イ 集 合 住 宅 は 街 区 の 最 大 面 積 を6.0ha とし 長 辺 短 辺 ともに250mを 超 えないこと ウ 交 通 安 全 を 考 慮 して 計 画 すること (2) 幹 線 道 路 に 接 する 街 区 幹 線 道 路 と 区 画 道 路 の 間 の 住 宅 は 一 列 配 置 を 原 則 とし 幹 線 道 路 から 宅 地 の 出 入 り 口 は 設 けない こと 図 2-2 宅 地 の 配 置 幹 線 道 路 一 列 宅 地 の 配 置 技 12

20 (3) 一 区 画 の 宅 地 面 積 ( 政 令 第 29 条 の3 条 例 第 6 条 ) 街 区 を 形 成 する 一 区 画 の 宅 地 面 積 は 下 表 に 掲 げる 規 定 値 以 上 とする 表 2-2 一 区 画 の 面 積 ( 単 位 :m2) 標 準 敷 地 面 積 最 小 敷 地 面 積 区 域 区 分 ( 平 方 メートル) ( 平 方 メートル) 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 備 考 各 区 画 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 は 標 準 敷 地 面 積 の 欄 に 定 める 面 積 とする ただし 隅 角 部 については 最 小 敷 地 面 積 の 欄 に 定 める 面 積 とする (4) 宅 地 の 接 道 宅 地 は 道 路 に2m 以 上 接 するものとし 接 する 道 路 の 中 心 高 より 高 くすること (5) 宅 地 の 計 画 ア 計 画 高 ⅰ) 宅 地 と 宅 地 又 は 宅 地 と 道 路 との 土 羽 ( 法 面 )の 高 低 差 は 原 則 50cm 以 下 とし その 法 勾 配 は30 度 以 下 ( 約 1:1.8 以 下 )とすること ⅱ) 琵 琶 湖 周 辺 での 宅 地 の 計 画 高 は TP84.371( 鳥 居 川 水 位 零 位 )より+1.4m 以 上 と することが 望 ましい イ 宅 地 の 排 水 開 発 行 為 により 宅 地 と 宅 地 または 宅 地 と 道 路 にがけが 生 じる 場 合 は そのがけの 反 対 方 向 に 雨 水 等 が 流 れるように 勾 配 がとられていること 図 2-3 宅 地 内 排 水 勾 配 勾 配 ウ 形 状 敷 地 の 形 状 は ほぼ 正 方 形 に 近 いものとし 短 辺 に 対 する 長 辺 の 割 合 を1~2.0 倍 までを 原 則 とする 技 13

21 第 3 章 道 路 に 関 する 基 準 1 道 路 に 関 する 法 規 定 法 第 33 条 第 1 項 二 主 として 自 己 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 以 外 の 開 発 行 為 にあっては 道 路 公 園 広 場 その 他 の 公 共 の 用 に 供 する 空 地 ( 消 防 に 必 要 な 水 利 が 十 分 でない 場 合 に 設 置 する 消 防 の 用 に 供 する 貯 水 施 設 を 含 む )が 次 に 掲 げる 事 項 を 勘 案 して 環 境 の 保 全 上 災 害 の 防 止 上 通 行 の 安 全 上 又 は 事 業 活 動 の 効 率 上 支 障 がないような 規 模 及 び 構 造 で 適 当 に 配 置 さ れ かつ 開 発 区 域 内 の 主 要 な 道 路 が 開 発 区 域 外 の 相 当 規 模 の 道 路 に 接 続 するように 設 計 が 定 め られていること この 場 合 において 当 該 空 地 に 関 する 都 市 計 画 が 定 められているときは 設 計 が これに 適 合 していること イ 開 発 区 域 の 規 模 形 状 及 び 周 辺 の 状 況 ロ 開 発 区 域 内 の 土 地 の 地 形 及 び 地 盤 の 性 質 ハ 予 定 建 築 物 等 の 用 途 ニ 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 の 規 模 及 び 配 置 ( 開 発 許 可 の 基 準 を 適 用 するについての 必 要 な 技 術 的 細 目 ) 政 令 第 25 条 法 第 33 条 第 2 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む 以 下 同 じ )に 規 定 する 技 術 的 細 目 のうち 法 第 33 条 第 1 項 第 2 号 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 一 道 路 は 都 市 計 画 において 定 められた 道 路 及 び 開 発 区 域 外 の 道 路 の 機 能 を 阻 害 することなく か つ 開 発 区 域 外 にある 道 路 と 接 続 する 必 要 があるときは 当 該 道 路 と 接 続 してこれらの 道 路 の 機 能 が 有 効 に 発 揮 されるように 設 計 されていること 二 予 定 建 築 物 等 の 用 途 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 の 規 模 等 に 応 じて 6メートル 以 上 12メートル 以 下 で 国 土 交 通 省 令 で 定 める 幅 員 ( 小 区 間 で 通 行 上 支 障 がない 場 合 は 4メートル) 以 上 の 幅 員 の 道 路 が 当 該 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 に 接 するように 配 置 されていること ただし 開 発 区 域 の 規 模 及 び 形 状 開 発 区 域 の 周 辺 の 土 地 の 地 形 及 び 利 用 の 態 様 等 に 照 らして これによることが 著 しく 困 難 と 認 めら れる 場 合 であって 環 境 の 保 全 上 災 害 の 防 止 上 通 行 の 安 全 上 及 び 事 業 活 動 の 効 率 上 支 障 がない と 認 められる 規 模 及 び 構 造 の 道 路 で 国 土 交 通 省 令 で 定 めるものが 配 置 されているときは この 限 り でない 三 市 街 化 調 整 区 域 における 開 発 区 域 の 面 積 が20ヘクタール 以 上 の 開 発 行 為 ( 主 として 第 二 種 特 定 工 作 物 の 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 を 除 く 第 6 号 及 び 第 7 号 において 同 じ )にあっ ては 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 から250メートル 以 内 の 距 離 に 幅 員 12メートル 以 上 の 道 路 が 設 けら れていること 四 開 発 区 域 内 の 主 要 な 道 路 は 開 発 区 域 外 の 幅 員 9メートル( 主 として 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 なう 開 発 行 為 にあっては 6.5メートル) 以 上 の 道 路 ( 開 発 区 域 の 周 辺 の 道 路 の 状 況 により やむを 得 ないと 認 められるときは 車 両 の 通 行 に 支 障 がない 道 路 )に 接 続 していること 五 開 発 区 域 内 の 幅 員 9メートル 以 上 の 道 路 は 歩 車 道 が 分 離 されていること 技 14

22 ( 条 例 で 技 術 的 細 目 において 定 められた 制 限 を 強 化 し 又 は 緩 和 する 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の2 法 第 33 条 第 3 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む 次 項 におい て 同 じ )の 政 令 で 定 める 基 準 のうち 制 限 の 強 化 に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 二 政 令 第 25 条 第 2 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 配 置 すべき 道 路 の 幅 員 の 最 低 限 度 について 12メートル( 小 区 間 で 通 行 上 支 障 がない 場 合 は 6メートル)を 超 えない 範 囲 で 行 う ものであること 三 政 令 第 25 条 第 3 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 開 発 区 域 の 面 積 について 行 うもの であること 四 政 令 第 25 条 第 5 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 歩 車 道 を 分 離 すべき 道 路 の 幅 員 の 最 低 限 度 について5.5メートルを 下 らない 範 囲 で 行 うものであること 十 二 前 条 に 規 定 する 技 術 的 細 目 の 強 化 は 国 土 交 通 省 令 で 定 める 基 準 に 従 い 行 うものであること 2 法 第 33 条 第 3 項 の 政 令 で 定 める 基 準 のうち 制 限 の 緩 和 に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 二 政 令 第 25 条 第 2 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 緩 和 は 既 に 市 街 地 を 形 成 している 区 域 内 で 行 われる 開 発 行 為 において 配 置 すべき 道 路 の 幅 員 の 最 低 限 度 について 4メートル( 当 該 道 路 と 一 体 的 に 機 能 する 開 発 区 域 の 周 辺 の 道 路 の 幅 員 が4メートルを 超 える 場 合 には 当 該 幅 員 )を 下 ら ない 範 囲 で 行 うものであること ( 道 路 の 幅 員 ) 省 令 第 20 条 政 令 第 25 条 第 2 号 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 道 路 の 幅 員 は 住 宅 の 敷 地 又 は 住 宅 以 外 の 建 築 物 若 しくは 第 一 種 特 定 工 作 物 の 敷 地 でその 規 模 が1000 平 方 メートル 未 満 のものにあっては6メ ートル( 多 雪 地 域 で 積 雪 時 における 交 通 の 確 保 のため 必 要 があると 認 められる 場 合 にあっては 8 メートル) その 他 のものにあっては9メートルとする ( 政 令 第 25 条 第 2 号 ただし 書 きの 国 土 交 通 省 令 で 定 める 道 路 ) 省 令 第 20 条 の2 政 令 第 25 条 第 2 号 ただし 書 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 道 路 は 次 に 掲 げる 要 件 に 該 当 するものとする 一 開 発 区 域 内 に 新 たに 道 路 が 整 備 されない 場 合 の 当 該 開 発 区 域 に 接 する 道 路 であること 二 幅 員 が4メートル 以 上 であること ( 道 路 に 関 する 技 術 的 細 目 ) 省 令 第 24 条 政 令 第 29 条 の 規 定 により 定 める 技 術 的 細 目 のうち 道 路 に 関 するものは 次 に 掲 げるも のとする 一 道 路 は 砂 利 敷 その 他 の 安 全 かつ 円 滑 な 交 通 に 支 障 を 及 ぼさない 構 造 とし かつ 適 当 な 値 の 横 断 勾 配 が 附 されていること 二 道 路 には 雨 水 等 を 有 効 に 排 出 するため 必 要 な 側 溝 街 渠 その 他 の 適 当 な 施 設 が 設 けられている こと 三 道 路 の 縦 断 勾 配 は 9パーセント 以 下 であること ただし 地 形 等 によりやむを 得 ないと 認 めら れる 場 合 は 小 区 間 に 限 り 12パーセント 以 下 とすることができる 四 道 路 は 階 段 状 でないこと ただし もっぱら 歩 行 者 の 通 行 の 用 に 供 する 道 路 で 通 行 の 安 全 上 支 障 がないと 認 められるものにあっては この 限 りでない 技 15

23 五 道 路 は 袋 路 状 でないこと ただし 当 該 道 路 の 延 長 若 しくは 当 該 道 路 と 他 の 道 路 との 接 続 が 予 定 されている 場 合 又 は 転 回 広 場 及 び 避 難 通 路 が 設 けられている 場 合 等 避 難 上 及 び 車 両 の 通 行 上 支 障 がない 場 合 は この 限 りでない 六 歩 道 のない 道 路 が 同 一 平 面 で 交 差 し 若 しくは 接 続 する 箇 所 又 は 歩 道 のない 道 路 のまがりかどは 適 当 な 長 さで 街 角 が 切 り 取 られていること 七 歩 道 は 縁 石 線 又 はさくその 他 これに 類 する 工 作 物 によって 車 道 から 分 離 されていること ( 政 令 第 29 条 の2 第 1 項 第 12 号 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 基 準 ) 省 令 第 27 条 の4 二 省 令 第 24 条 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は その 地 方 の 気 候 若 しくは 風 土 の 特 殊 性 又 は 土 地 の 状 況 により 必 要 と 認 められる 場 合 に 同 条 各 号 に 掲 げる 基 準 と 異 なる 基 準 を 定 めるもので あること 2 道 路 の 種 類 (1) 開 発 許 可 で 接 道 が 認 められる 既 存 道 路 の 種 類 表 3-1 既 存 道 路 の 種 類 道 路 の 種 類 自 己 居 住 用 自 己 業 務 用 非 自 己 用 道 路 法 による 道 路 ( 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 1 号 ) 都 市 計 画 法 による 道 路 ( 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 2 号 ) 土 地 区 画 整 理 法 による 道 路 ( 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 2 号 ) 都 市 再 開 発 法 による 道 路 ( 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 2 号 ) 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 3 号 に 規 定 する 道 路 ( 既 存 道 路 ) 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 4 号 に 規 定 する 道 路 ( 事 業 予 定 道 路 ~ 特 定 行 政 庁 の 指 定 を 要 する) 建 築 基 準 法 第 42 条 第 1 項 第 5 号 に 規 定 する 道 路 ( 位 置 指 定 道 路 ) 建 築 基 準 法 第 42 条 第 2 項 に 規 定 する 道 路 ( 4m 未 満 の 道 路 ) 建 築 基 準 法 第 43 条 第 1 項 の 但 し 書 きの 規 定 に 基 づく 許 可 が 得 られる 道 路 ( 建 築 指 導 担 当 に 協 議 確 認 を 要 する) 技 16

24 (2) 開 発 区 域 内 に 設 置 される 道 路 の 種 類 幹 線 道 路 表 3-2 道 路 の 種 類 道 路 の 区 分 標 準 設 計 速 度 (km/h) 摘 要 幹 線 道 路 自 動 車 の 通 行 量 が 著 しく 区 域 外 への 集 約 的 役 割 を 有 60 ( 幅 員 18m 以 上 ) する 道 路 地 区 幹 線 道 路 開 発 区 域 の 骨 格 となるもので 近 隣 住 区 を 形 成 する 街 50 ( 幅 員 12m 以 上 ) 路 及 び 住 区 内 の 主 要 道 路 補 助 幹 線 道 路 開 発 区 域 の 近 隣 分 区 隣 保 区 を 形 成 し 地 区 幹 線 道 路 に 40 ( 幅 員 9.5m 以 上 ) 連 絡 する 道 路 区 画 道 路 開 発 区 域 の 区 画 を 形 成 し 区 画 の 敷 地 に 接 するよう 配 20 ( 幅 員 6m 以 上 ) 置 する 歩 道 自 転 車 歩 行 者 道 ( 幅 員 3m 以 上 ) 自 転 車 及 び 歩 行 者 の 通 行 の 専 用 となる 道 路 歩 道 歩 行 者 の 通 行 の 専 用 となる 道 路 ( 幅 員 2m 以 上 ) 幹 線 道 路 の 幅 員 については 歩 道 の 幅 員 を 含 む (ただし 車 道 幅 員 は6.0m 以 上 とする ) 3 道 路 の 配 置 (1) 道 路 配 置 計 画 の 基 本 ( 政 令 第 25 条 第 1 号 ) 開 発 区 域 内 の 主 たる 道 路 は 開 発 区 域 内 の 交 通 を 支 障 なく 処 理 できるとともに 都 市 計 画 におい て 定 められた 道 路 および 近 江 八 幡 市 道 路 整 備 計 画 に 適 合 して 計 画 されなければならない また 開 発 に 伴 い 発 生 する 交 通 によって 開 発 区 域 外 の 道 路 の 機 能 を 損 なうことなく 周 辺 の 道 路 と 一 体 と なって 機 能 が 有 効 に 発 揮 されるよう 計 画 する 必 要 がある なお 道 路 計 画 にあたっては 必 要 に 応 じて 道 路 管 理 者 および 所 轄 警 察 署 と 十 分 協 議 を 行 うこと (2) 調 査 道 路 配 置 計 画 等 にあたっては あらかじめ 次 の 調 査 を 行 うこと ア 開 発 区 域 周 辺 にある 既 存 道 路 ( 計 画 中 も 含 む )の 路 線 名 幅 員 利 用 状 況 等 イ 道 路 の 管 理 者 および 境 界 ウ 開 発 に 伴 う 発 生 交 通 量 エ 開 発 区 域 外 の 地 形 (3) 幹 線 道 路 の 配 置 等 ( 政 令 第 25 条 第 3 号 ) 市 街 化 調 整 区 域 における 開 発 区 域 の 面 積 が20ha 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 から250m 以 内 の 距 離 に 幅 員 12m 以 上 の 道 路 が 設 けられていること 幹 線 道 路 と 区 画 道 路 の 間 の 宅 地 は 一 列 配 置 を 原 則 とし 幹 線 道 路 から 宅 地 の 出 入 口 は 設 けないこ と 技 17

25 図 3-1 幹 線 道 路 の 配 置 (1) 既 存 の12m 以 上 の 幹 線 道 路 開 発 区 域 境 界 250m の 範 囲 内 であれば12m 以 上 の 道 路 を 新 設 することなく 建 築 物 の 敷 地 を 設 けることができる 図 3-1 幹 線 道 路 の 配 置 (2) 区 画 道 路 一 列 配 置 の 宅 地 歩 道 車 道 幹 線 道 路 歩 道 区 画 道 路 4 道 路 の 幅 員 (1) 道 路 の 幅 員 のとらえ 方 ア 有 効 幅 員 有 効 幅 員 とは 車 両 の 通 行 上 支 障 のない 部 分 ( 原 則 として 舗 装 されている 範 囲 )の 幅 をいい 側 溝 に 蓋 を 設 ける 場 合 には 側 溝 の 幅 も 有 効 幅 員 に 含 める なお 有 効 幅 員 内 への 電 柱 防 護 柵 等 の 建 て 込 みは 原 則 として 認 めない 技 18

26 図 3-2 有 効 幅 員 のとらえ 方 道 路 幅 員 =6.00m (a) 道 路 側 溝 が 暗 渠 の 場 合 6.00m ( 有 効 幅 員 ) = 道 路 敷 ( 舗 装 幅 員 ) 1.50 % 1.50 % (b) 道 路 側 溝 が 開 渠 の 場 合 道 路 敷 6.00m ( 有 効 幅 員 ) 1.50 % 1.50 % (c) 道 路 側 端 が 法 面 の 場 合 ( 既 存 道 路 ) 道 路 敷 6.00m ( 有 効 幅 員 ) 1.50 % 1.50 % 道 路 幅 員 = 9.50m( 参 考 ) 歩 道 がある 道 路 の 場 合 9.50m 2.50m 7.00m 1.00 % 1.50 % 1.50 % 技 19

27 イ 道 路 各 部 の 名 称 幅 員 構 成 の 各 部 の 名 称 を 下 図 に 示 す 図 3-3 道 路 各 部 の 名 称 (a)u 型 側 溝 の 場 合 道 路 境 界 線 有 効 幅 員 路 肩 車 道 幅 員 路 肩 道 路 境 界 線 道 路 敷 (b)l 型 側 溝 の 場 合 有 効 幅 員 道 路 境 界 線 路 肩 車 道 幅 員 路 肩 道 路 境 界 線 道 路 敷 (c) 防 護 柵 を 設 置 する 場 合 有 効 幅 員 道 路 境 界 線 保 護 路 肩 路 肩 車 道 幅 員 路 肩 道 路 境 界 線 道 路 敷 技 20

28 (d) 両 側 に 歩 道 ( 自 転 車 歩 行 車 道 )がある 場 合 歩 道 部 車 道 部 歩 道 部 道 路 境 界 線 歩 道 路 上 施 設 帯 路 肩 車 道 幅 員 路 上 路 肩 施 設 帯 歩 道 道 路 境 界 線 道 路 敷 (2) 敷 地 が 接 する 道 路 の 幅 員 ( 政 令 第 25 条 第 2 号 省 令 第 20 条 省 令 第 20 条 の2) 予 定 建 築 物 等 の 敷 地 が 接 する 道 路 の 幅 員 は 表 3-3および 表 3-4に 掲 げる 規 定 値 以 上 とする こと ア 開 発 区 域 内 に 道 路 を 新 設 する 場 合 表 3-3 開 発 区 域 内 の 道 路 幅 員 ( 単 位 :m) 用 途 道 路 種 別 0.1ha ~ 0.5ha 未 満 開 発 面 積 0.5ha ~ 5.0ha ~ 5.0ha 未 満 10.0ha 未 満 10.0ha 以 上 交 通 量 の 区 分 住 宅 地 住 宅 地 以 外 区 画 道 路 N3 幹 線 道 路 N4 or N5 主 たる 道 路 N5 幹 線 道 路 N5 注 1 住 宅 地 以 外 の 建 築 物 等 の 一 敷 地 の 規 模 が1,000m2 以 上 の 場 合 には その 敷 地 が 接 することと なる 道 路 の 幅 員 は9.5m 以 上 とする 2 政 令 第 25 号 第 2 項 で 定 める 配 置 すべき 道 路 の 幅 員 は 区 画 道 路 の 項 を 適 用 する ただし 開 発 区 域 の 位 置 面 積 及 び 用 途 を 勘 案 して 市 長 が 特 に 認 めるときは 幹 線 道 路 の 項 を 適 用 する 3 小 区 間 ( 最 大 延 長 35.0m)で 通 行 上 支 障 がなく 周 辺 の 状 況 等 を 勘 案 して 事 情 やむを 得 ない と 認 められる 場 合 は 4.0m 以 上 とすることができる 但 し 道 路 の 幅 員 が4.0mの 袋 路 状 道 路 は 認 められない 4 必 要 に 応 じて 右 折 だまりの 設 置 を 道 路 管 理 者 と 協 議 すること 5 道 路 内 には 電 気 通 信 設 備 ( 電 柱 等 ) 等 の 通 行 の 支 障 となる 構 造 物 は 設 置 しないこと 6 交 通 量 の 区 分 は 舗 装 設 計 便 覧 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) による 技 21

29 イ 開 発 区 域 内 に 道 路 を 新 設 しない 場 合 ( 既 存 道 路 に 接 する 一 敷 地 開 発 の 場 合 ) 表 3-4 既 存 道 路 の 幅 員 ( 単 位 :m) 用 途 敷 地 の 規 模 規 定 値 市 長 が 定 める 値 住 宅 地 開 発 住 宅 地 以 外 の 開 発 1.0ha 未 満 以 上 1.0ha 以 上 ha 未 満 以 上 0.1ha 以 上 0.5ha 未 満 以 上 0.5ha 以 上 以 上 第 二 種 特 定 工 作 物 以 上 注 1 開 発 の 目 的 開 発 区 域 の 規 模 形 状 周 辺 の 地 形 周 辺 の 土 地 利 用 等 から 勘 案 して 環 境 の 保 全 上 防 災 上 通 行 の 安 全 上 支 障 がないと 市 長 が 認 めた 場 合 に 市 長 が 定 める 値 を 採 用 できる ( 但 し 道 路 管 理 者 との 協 議 が 必 要 ) なお 市 長 が 定 める 値 が 採 用 できた 場 合 であっても 道 路 に 接 する 区 域 は 上 表 の 規 定 値 を 満 たすようにセットバックすること ( 道 路 用 地 とする ) 2 表 3-4 既 存 道 路 の 幅 員 の 延 長 は 原 則 として 開 発 区 域 の 前 面 道 路 と 同 等 以 上 の 幅 員 を 有 する 交 差 点 までとする ただし その 先 の 道 路 の 状 態 も 十 分 考 慮 する 必 要 がある 3 住 宅 地 以 外 の 開 発 で ショッピングセンター トラックターミナルなど 明 らかに 大 量 の 交 通 量 が 発 生 する 予 定 建 築 物 の 建 築 等 を 目 的 とする 開 発 行 為 においては 市 長 が 定 める 値 を 採 用 でき ない 4 道 路 交 通 法 の 規 定 に 基 づく 一 方 通 行 の 道 路 においては 幅 員 を4.0m 以 上 とする 尚 この 場 合 も 注 1と 同 様 道 路 に 接 する 区 域 は 上 表 の 規 定 値 を 満 たすようにセットバック すること ( 道 路 用 地 とする ) 5 自 己 用 住 宅 の 場 合 は 除 く 図 3-4 道 路 の 幅 員 ア 開 発 区 域 内 に 道 路 を 新 設 する 場 合 イ 開 発 区 域 内 に 道 路 を 新 設 しない 場 合 ( 既 存 道 路 に 接 する 一 敷 地 開 発 の 場 合 ) 既 存 道 路 開 発 区 域 開 発 区 域 ( 一 敷 地 の 単 体 開 発 ) 表 3-3を 適 用 開 発 に 伴 い 設 置 される 道 路 既 存 道 路 表 3-4を 適 用 既 存 道 路 技 22

30 5 区 域 外 既 存 道 路 ( 接 続 先 道 路 )との 接 道 ( 政 令 第 25 条 第 4 号 ) 開 発 区 域 内 の 主 要 な 道 路 は 下 表 に 掲 げる 規 定 値 以 上 の 幅 員 を 有 する 開 発 区 域 外 の 既 存 の 道 路 に 接 続 しなければならない ただし 車 両 の 通 行 に 支 障 がない 場 合 は 市 長 が 定 める 値 を 用 いることができる なお 既 存 道 路 への 接 続 は2 箇 所 ( 原 則 2 路 線 ) 以 上 設 けるものとする ただし 防 災 上 交 通 処 理 上 支 障 がないと 市 長 が 認 めた 場 合 または 幹 線 道 路 を 設 ける 場 合 はこの 限 りでない 表 3-5 接 続 先 道 路 の 幅 員 ( 単 位 :m) 用 途 敷 地 の 規 模 規 定 値 市 長 が 定 める 値 1.0ha 未 満 以 上 住 宅 地 開 発 1.0ha 以 上 以 上 0.5ha 未 満 以 上 住 宅 地 以 外 0.5ha 以 上 1.0ha 未 満 以 上 の 開 発 1.0ha 以 上 以 上 注 1 開 発 の 目 的 開 発 区 域 の 規 模 形 状 周 辺 の 地 形 土 地 利 用 等 から 勘 案 して 環 境 の 保 全 上 防 災 上 通 行 の 安 全 上 支 障 がないと 市 長 が 認 めた 場 合 に 市 長 が 定 める 値 を 採 用 できる (ただ し 道 路 管 理 者 との 協 議 が 必 要 ) なお 市 長 が 定 める 値 が 採 用 できた 場 合 であっても 道 路 に 接 する 区 域 は 表 3-4( 既 存 道 路 の 幅 員 )の 規 定 値 を 満 たすようにセットバックする( 道 路 用 地 とする )こと 2 表 3-5 既 存 道 路 の 幅 員 の 延 長 は 原 則 として 開 発 区 域 の 前 面 道 路 と 同 等 以 上 の 幅 員 を 有 する 交 差 点 までとする ただし その 先 の 道 路 の 状 態 も 十 分 考 慮 する 必 要 がある 3 道 路 交 通 法 の 規 定 に 基 づく 一 方 通 行 の 道 路 においては 幅 員 を4.0m 以 上 とする なお この 場 合 も 注 1と 同 様 道 路 に 接 する 区 域 は 表 3-4( 既 存 道 路 の 幅 員 )の 規 定 値 を 満 たすよう にセットバックする( 道 路 用 地 とする )こと 図 3-5 接 続 先 道 路 既 存 道 路 ( 接 続 先 道 路 ) 表 3-5を 適 用 取 付 道 路 開 発 区 域 ( 面 的 開 発 ) 表 3-3を 適 用 取 付 道 路 既 存 道 路 ( 接 続 先 道 路 ) 表 3-5を 適 用 技 23

31 6 道 路 の 構 造 道 路 の 構 造 については 以 下 に 掲 げるとおりとする ただし 宅 地 出 入 口 部 分 ( 歩 道 部 )の 舗 装 につ いては 道 路 管 理 者 と 協 議 をし 決 定 すること (1) 横 断 勾 配 道 路 の 横 断 勾 配 は 片 勾 配 を 必 要 とする 場 合 を 除 き 路 面 の 種 類 に 応 じて 下 表 に 掲 げる 値 を 標 準 とする 表 3-6 標 準 横 断 勾 配 区 分 車 道 路 面 の 種 類 セメントコンクリート 舗 装 アスファルト 舗 装 横 断 勾 配 (%) 片 側 1 車 線 の 場 合 片 側 2 車 線 の 場 合 歩 道 透 水 性 舗 装 1.0 以 下 歩 道 については 通 行 の 安 全 上 等 支 障 がないと 市 長 が 認 めた 場 合 については 透 水 性 舗 装 以 外 の 舗 装 ( 横 断 勾 配 は2.0% 以 下 )も 採 用 できる 但 し 道 路 管 理 者 との 協 議 が 必 要 (2) 縦 断 勾 配 ア 縦 断 勾 配 ( 省 令 第 24 条 第 3 号 ) 道 路 の 縦 断 勾 配 は 下 表 に 掲 げる 規 定 値 以 下 とする ただし 地 形 の 状 況 等 によりやむを 得 な い 場 合 は 表 3-8の 制 限 長 の 範 囲 内 で 特 例 値 以 下 とすることができる 表 3-7 縦 断 勾 配 の 上 限 道 路 の 区 分 縦 断 勾 配 (%) 規 定 値 特 例 値 備 考 ( 標 準 設 計 速 度 ) 幹 線 道 路 V=60km/h 地 区 幹 線 道 路 V=50km/h 補 助 幹 線 道 路 V=40km/h 区 画 道 路 V=20km/h 技 24

32 地 形 の 状 況 等 によりやむを 得 ない 場 合 において 規 定 値 を 超 えた 縦 断 勾 配 を 用 いるときの 制 限 長 は 次 表 のとおりとする 表 3-8 縦 断 勾 配 の 特 例 値 に 対 する 制 限 長 縦 断 勾 配 制 限 長 (m) 幹 線 道 路 地 区 幹 線 道 路 補 助 幹 線 道 路 区 画 道 路 5%を 超 え 6% 以 下 500 6%を 超 え 7% 以 下 %を 超 え 8% 以 下 %を 超 え 9% 以 下 %を 超 え10% 以 下 %を 超 え12% 以 下 50 イ 縦 断 曲 線 道 路 の 縦 断 勾 配 が 変 移 する 箇 所 には 下 表 に 掲 げる 値 以 上 の 縦 断 曲 線 を 設 けるものとする また 縦 断 曲 線 の 長 さは 右 欄 に 掲 げる 値 以 上 とする 表 3-9 縦 断 曲 線 半 径 と 曲 線 長 道 路 の 区 分 縦 断 曲 線 半 径 (m) 凸 型 曲 線 凹 型 曲 線 縦 断 曲 線 長 (m) 備 考 ( 標 準 設 計 速 度 ) 幹 線 道 路 1,400 1, V=60km/h 地 区 幹 線 道 路 V=50km/h 補 助 幹 線 道 路 V=40km/h 区 画 道 路 V=20km/h 技 25

33 図 3-6 縦 断 計 画 縦 断 曲 線 長 縦 断 勾 配 i 縦 断 曲 線 長 制 限 長 (3) 平 面 線 形 ア 曲 線 半 径 道 路 の 曲 線 半 径 は 下 表 に 掲 げる 規 定 値 以 上 とする ただし 地 形 の 状 況 等 によりやむを 得 な い 場 合 は 特 例 値 まで 縮 小 することができる 表 3-10 曲 線 半 径 道 路 の 区 分 規 定 値 曲 線 半 径 (m) 特 例 値 幹 線 道 路 地 区 幹 線 道 路 補 助 幹 線 道 路 区 画 道 路 15 (4) 平 面 交 差 ア 枝 数 と 交 差 角 および 形 状 交 差 点 における 安 全 性 と 交 通 容 量 を 確 保 するため 次 の 事 項 を 満 たさなければならない ただ し 開 発 規 模 および 区 域 の 周 辺 の 状 況 により 車 両 の 通 行 に 支 障 がない 場 合 で 道 路 管 理 者 と 協 議 し 市 長 がやむを 得 ないと 認 めた 場 合 はこの 限 りでない 交 差 点 の 枝 数 は4 以 下 としなければならない 交 差 角 は 直 角 または 直 角 に 近 い 角 度 とすること 原 則 として くいちがい 交 差 ( 街 区 内 を 除 く )や 折 れ 脚 交 差 としてはならない 交 差 点 間 隔 は 十 分 大 きくとらなければならない 技 26

34 図 3-7 避 けるべき 平 面 交 差 (a)くいちがい 交 差 (b) 折 れ 脚 交 差 イ 縦 断 勾 配 既 存 道 路 と 開 発 区 域 内 の 道 路 が 交 差 する 場 合 においては 開 発 区 域 内 の 道 路 に 開 発 区 域 内 の 幹 線 道 路 と 区 画 道 路 が 交 差 する 場 合 においては 区 画 道 路 に 15m 以 上 の 区 間 が2.5% 以 下 の 緩 勾 配 区 間 が 設 けられていること ただし 地 形 的 条 件 等 でやむを 得 ない 場 合 であっても 6.0m 以 上 の 区 間 が2.5% 以 下 であ ること 図 3-8 交 差 点 部 の 縦 断 勾 配 開 発 区 域 内 の 道 路 ( 区 画 道 路 ) 既 存 道 路 ( 幹 線 道 路 ) 15.0m 以 上 15.0m 以 上 縦 断 勾 配 が2.5% 以 下 の 区 間 (5) 隅 切 り( 省 令 第 24 条 第 6 号 ) 交 差 部 及 び 曲 がり 角 における 隅 切 りの 長 さは 交 差 する 道 路 の 幅 員 交 差 角 に 応 じて 原 則 次 表 に 示 す 値 以 上 とすること 但 し 幹 線 道 路 どうしが 交 差 する 場 合 の 隅 切 り 長 については 道 路 構 造 令 の 解 説 と 運 用 ( 財 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) 等 に 基 づき 交 差 点 計 画 も 含 めて 道 路 管 理 者 と 別 途 協 議 すること 技 27

35 表 3-11 隅 切 り 長 ( 単 位 :m) 幅 員 6.0 以 上 9.0 以 上 12.0 以 上 16.0 以 上 18.0 以 上 20.0 以 上 25.0 以 上 開 発 道 路 25.0 以 上 以 上 以 上 以 上 以 上 以 上 以 上 以 上 3.0 交 差 角 : 120 以 上 の 場 合 は( 表 3-11の 値 )-1.0m 60 以 下 の 場 合 は( 表 3-11の 値 )+2.0m 既 存 道 路 への 取 付 道 路 ( 幅 員 6.0m 以 下 )については 隣 接 地 に 支 障 となる 既 存 建 物 があ る 等 やむを 得 ない 場 合 は 道 路 管 理 者 との 協 議 により 定 めることとする ただし この 場 合 においても 隅 切 り 長 は 最 低 2mを 確 保 するものとする 図 3-9 隅 切 り 設 計 図 歩 道 2.50 歩 道 歩 道 歩 道 技 28

36 (6) 袋 路 状 道 路 ( 省 令 第 24 条 第 5 号 ) ア 設 置 基 準 道 路 は 袋 路 状 でないこと ただし 次 に 掲 げるいずれかに 該 当 する 場 合 はこの 限 りでない ⅰ) 行 き 止 まり 先 が 比 較 的 近 い 将 来 他 の 道 路 と 接 続 することが 確 実 である 場 合 ⅱ) 幅 員 が6.0m 以 上 の 道 路 の 行 き 止 まり 先 端 に 転 回 広 場 が 設 けられており かつ 避 難 通 路 ( 歩 道 )が 安 全 に 避 難 することのできる 公 道 または 公 共 空 地 ( 里 道 公 園 等 )に 接 するよう 設 けられている 場 合 ⅲ) 袋 路 状 の 区 間 において 表 3-3に 規 定 する 道 路 幅 員 に1.5m を 加 えた 幅 員 ( 避 難 通 路 )の 道 路 を 整 備 した 場 合 ( 図 3-11 b) 参 照 ) イ 転 回 広 場 の 形 状 転 回 広 場 は 下 図 に 掲 げる 形 状 を 確 保 し 転 回 広 場 内 に 電 柱 防 護 柵 等 の 建 込 みは 認 めない 図 3-10 転 回 広 場 の 形 状 防 護 柵 ウ 避 難 通 路 ( 歩 道 )の 形 状 等 ⅰ) 避 難 通 路 ( 歩 道 )の 幅 員 は 1.5m 以 上 とし 行 き 止 まり 道 路 の 先 端 または 転 回 広 場 から 周 囲 の 公 道 または 公 共 空 地 ( 里 道 公 園 等 )まで 安 全 に 避 難 できる 位 置 に 配 置 しなければなら ない 尚 避 難 通 路 の 接 続 先 となる 公 道 里 道 等 の 幅 員 は 原 則 1.5m 以 上 とする ⅱ) 避 難 通 路 は 段 差 を 設 けないスロープ 形 式 とし その 縦 断 勾 配 は8パーセント 以 下 とするこ と ⅲ) 避 難 通 路 の 舗 装 構 成 は 歩 道 (9 舗 装 の 構 造 (3) 歩 道 の 舗 装 構 造 表 3-16)を 標 準 とする 技 29

37 図 3-11 避 難 通 路 の 形 状 a) 避 難 通 路 を 設 ける 場 合 b) 道 路 に 避 難 通 路 を 兼 ねる 場 合 転 回 広 場 避 難 通 路 1.5m 以 上 公 共 空 地 転 回 広 場 6.0m 1.5m 6.0m (7) 歩 道 ( 政 令 第 25 条 第 5 号 省 令 第 24 条 第 7 号 ) 歩 道 の 設 置 基 準 および 構 造 は 下 記 によるものとするが このほか 歩 道 の 設 置 等 に 関 しては だれもが 住 みたくなる 福 祉 滋 賀 のまちづくり 条 例 の 趣 旨 に 鑑 み 高 齢 者 障 害 者 等 すべての 市 民 が 安 全 で 快 適 に 利 用 できる 生 活 環 境 の 整 備 に 配 慮 すること ア 歩 道 の 設 置 基 準 開 発 区 域 内 の 幅 員 9.5m 以 上 の 道 路 は 縁 石 または 柵 等 により 歩 車 道 が 分 離 されていること イ 構 造 形 式 ( 滋 賀 県 歩 道 整 備 マニュアル 参 照 ) 原 則 としてセミフラット 形 式 とし 横 断 歩 道 箇 所 等 に 接 続 する 歩 道 の 部 分 の 縁 端 は 車 道 の 部 分 より1cm 高 くするものとし 車 いす 使 用 者 の 通 行 に 支 障 のないものとすること 図 3-12 歩 道 の 形 式 <セミフラット 形 式 > <マウントアップ 形 式 > 歩 道 幅 員 保 護 路 肩 歩 道 幅 員 保 護 路 肩 20mm 技 30

38 (8) 道 路 の 構 築 物 道 路 を 築 造 する 場 合 は コンクリ-ト 鉄 筋 コンクリ-ト 練 石 積 等 の 永 久 構 造 物 で 擁 護 し そ の 構 造 物 は 道 路 用 地 内 に 設 置 するものとする なお 擁 壁 等 の 構 造 物 は 道 路 土 工 - 擁 壁 工 指 針 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) によるものとする 7 橋 梁 等 道 路 を 築 造 するに 際 して 水 路 河 川 等 を 横 断 する 場 合 は 橋 梁 カルバート 等 の 強 固 な 工 作 物 を 設 けなければならない (1) 橋 梁 橋 梁 の 調 査 設 計 施 工 に 関 しては 道 路 橋 示 方 書 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) によるものとす る ア 調 査 橋 梁 の 設 計 および 施 工 に 必 要 な 資 料 を 得 るために 以 下 の 必 要 な 調 査 を 行 うこと ⅰ) 地 盤 の 調 査 ⅱ) 河 相 利 水 状 況 等 の 調 査 ⅲ) 耐 震 設 計 のための 調 査 ⅳ) 施 工 条 件 の 調 査 イ 設 計 一 般 ⅰ) 設 計 荷 重 設 計 荷 重 は A 活 荷 重 を 原 則 とする ただし 想 定 される 車 輌 の 通 行 がない 等 のやむを 得 な いと 認 められる 場 合 は 実 態 に 合 う 荷 重 とすることができる ⅱ) 地 覆 等 橋 梁 の 横 断 方 向 の 両 側 には 視 線 誘 導 および 橋 面 外 へ 逸 脱 防 止 のため 地 覆 等 を 設 けること なお 地 覆 は 道 路 の 有 効 幅 員 には 含 まないこと 地 覆 の 形 状 寸 法 は 下 表 を 標 準 とする 表 3-12 地 覆 の 形 状 寸 法 寸 法 車 道 に 接 する 地 覆 歩 道 に 接 する 地 覆 b b2 250 b 図 3-13 地 覆 の 形 状 寸 法 b2 高 欄 b3 b1 技 31

39 ⅲ) 橋 台 橋 台 を 設 置 する 個 所 は ボーリング 調 査 等 の 地 盤 調 査 を 行 い 直 接 基 礎 または 杭 基 礎 等 によ り 良 質 な 支 持 層 に 支 持 されていること (2)カルバート カルバートの 調 査 設 計 施 工 に 関 しては 道 路 土 工 -カルバート 工 指 針 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) によるものとする ア 調 査 カルバートの 設 計 および 施 工 に 必 要 な 資 料 を 得 るために 以 下 の 必 要 な 調 査 を 行 うこと ⅰ) 地 盤 の 調 査 ⅱ) 河 相 利 水 状 況 等 の 調 査 ⅲ) 施 工 条 件 の 調 査 イ 設 計 一 般 ⅰ) 設 計 荷 重 設 計 に 用 いる 荷 重 は 鉛 直 土 圧 水 平 土 圧 活 荷 重 を 考 慮 すること また 荷 重 は 左 右 対 称 と 考 え 施 工 時 に 偏 圧 を 受 ける 場 合 は 設 計 に 考 慮 しなければならない ⅱ) 基 礎 カルバートの 基 礎 は 直 接 基 礎 を 標 準 とするが 水 路 におけるカルバート 等 地 盤 が 軟 弱 な 場 合 は 置 換 基 礎 または 杭 基 礎 とすること a 置 換 基 礎 軟 弱 層 が 地 表 近 くにあり かつその 厚 さが 薄 い(2m 程 度 ) 場 合 や 部 分 的 に 軟 弱 層 があ る 場 合 に それを 除 去 して 良 質 な 材 料 で 置 き 換 えるものとする なお 置 換 材 料 は クラッシャランまたは 岩 砕 と 同 等 以 上 の 材 料 とすること 図 3-14 置 換 基 礎 B 薄 い 軟 弱 層 1:N θ θ 1:N 普 通 の 地 盤 W B W θ=30 Bo b 杭 基 礎 杭 基 礎 の 設 計 は 道 路 橋 示 方 書 Ⅳ 下 部 構 造 編 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) に 準 じて 行 う が 地 震 の 影 響 を 考 えないことから 原 則 として 鉛 直 力 のみについて 設 計 すればよい ⅲ) 地 覆 ( 水 路 ボックス) 路 肩 構 造 物 ( 防 護 柵 等 )の 設 置 に 必 要 な 幅 を 取 ること なお 高 さについては 30cm と する 技 32

40 8 交 通 安 全 施 設 等 (1) 防 護 柵 開 発 区 域 内 において 道 路 が がけ 面 または 河 川 等 に 面 している 場 合 や 屈 曲 している 箇 所 等 に ついては 必 要 に 応 じて 防 護 柵 を 設 けることとし 有 効 幅 員 外 に 設 置 すること 設 置 にあたっては 防 護 柵 の 設 置 基 準 同 解 説 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) に 基 づき 設 置 すること ア 種 別 および 適 用 条 件 防 護 柵 の 種 別 および 適 用 条 件 を 次 表 に 示 す 表 3-13 防 護 柵 の 種 別 および 適 用 条 件 種 別 S 適 用 す る 道 路 お よ び 場 所 道 路 の 種 類 に 関 係 なく 鉄 道 新 幹 線 等 と 交 差 又 は 近 接 する 道 路 の 区 間 路 側 用 歩 道 用 A B C Ap Bp Cp P 高 速 自 動 車 道 自 動 車 専 用 道 路 特 に 主 要 な 一 般 国 道 主 要 な 一 般 国 道 主 要 な 地 方 道 都 市 内 の 主 要 道 路 その 他 の 道 路 特 に 主 要 な 一 般 国 道 主 要 な 一 般 国 道 主 要 な 地 方 道 都 市 内 の 主 要 道 路 その 他 の 道 路 歩 行 者 の 横 断 防 止 のために 必 要 な 区 間 歩 行 者 自 転 車 等 の 路 外 への 転 落 を 防 ぐ ために 必 要 な 区 間 イ 設 置 場 所 ⅰ) 路 側 用 防 護 柵 を 設 置 する 区 間 a 路 側 部 が 危 険 な 区 間 路 肩 が 法 面 となっている 場 合 あるいは 在 来 地 盤 から 路 面 までの 垂 直 高 さが 図 3-15に 示 す 値 以 上 で 防 護 柵 の 設 置 が 必 要 である 危 険 な 区 間 技 33

41 図 3-15 路 側 用 防 護 柵 を 設 置 する 場 合 1 田 畑 荒 れ 地 等 2 水 路 路 側 路 側 h=2.0m 以 上 h=1.0m 以 上 路 側 用 防 護 柵 には 転 落 防 止 機 能 を 持 つ 車 両 用 防 護 柵 を 設 置 すること b 道 路 に 鉄 道 等 が 近 接 している 区 間 c 幅 員 線 形 等 との 関 連 で 危 険 な 区 間 d 構 造 物 との 関 連 で 必 要 な 区 間 e その 他 の 理 由 で 必 要 な 区 間 ⅱ) 歩 道 用 防 護 柵 を 設 置 する 区 間 a 歩 車 道 境 界 部 ( 横 断 防 止 用 H=0.7m~0.8m) 車 両 の 路 外 逸 脱 を 防 止 し 歩 行 者 等 を 車 両 より 保 護 するための 区 間 歩 行 者 等 の 危 険 度 の 高 い 区 間 ( 曲 線 部 下 り 勾 配 交 差 点 部 ) 小 学 校 幼 稚 園 等 の 付 近 や 通 学 通 園 路 等 で 児 童 幼 児 の 飛 び 出 しやみだりな 横 断 によ り 交 通 事 故 の 発 生 するおそれのある 区 間 b 路 外 部 ( 転 落 防 止 用 H=1.1m) 在 来 地 盤 から 路 面 までの 垂 直 高 さが 図 3-16に 示 す 値 以 上 の 区 間 湖 沼 河 川 水 路 等 に 近 接 した 区 間 で 特 に 必 要 と 認 められる 区 間 その 他 道 路 条 件 沿 道 条 件 交 通 条 件 等 から 特 に 必 要 と 認 められる 区 間 図 3-16 歩 道 用 防 護 柵 を 設 置 する 場 合 擁 壁 等 の 場 合 1 田 畑 荒 れ 地 等 2 水 路 側 溝 h=1.0m 以 上 h=0.7m 以 上 技 34

42 法 面 の 場 合 ( 法 面 勾 配 が1:1.0 以 上 の 場 合 ) 1:1.0 以 上 h=1.5m 以 上 ウ 重 力 式 擁 壁 等 に 路 側 用 防 護 柵 を 設 置 する 場 合 の 補 強 防 護 柵 の 設 置 基 準 同 解 説 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) の 基 準 に 基 づいて 必 要 な 鉄 筋 コ ンクリート 等 により 補 強 を 行 うこと (2) 道 路 の 照 明 等 主 として 夜 間 における 交 通 の 安 全 と 円 滑 化 を 図 るため 必 要 がある 箇 所 には 道 路 管 理 者 と 協 議 のうえ 照 明 施 設 を 設 けるものとする なお 主 な 設 置 箇 所 は 以 下 のとおりとする また 道 路 照 明 施 設 の 詳 細 は 道 路 照 明 施 設 設 置 基 準 同 解 説 によるものとする ア 開 発 区 域 内 の 補 助 幹 線 道 路 地 区 幹 線 道 路 および 幹 線 道 路 が 設 けられる 接 続 先 交 差 点 イ 区 画 道 路 が 設 けられる 接 続 先 交 差 点 が 変 則 等 の 理 由 により 夜 間 における 安 全 対 策 が 必 要 とな る 箇 所 ウ 開 発 区 域 内 に 設 けられる 道 路 について 交 差 点 橋 梁 屈 曲 部 道 路 の 構 成 要 素 が 変 化 する 箇 所 等 道 路 の 利 用 上 必 要 な 箇 所 には 局 部 照 明 を 設 けるものとする (3) 道 路 標 識 等 開 発 行 為 において 新 たに 設 置 される 道 路 には 所 管 の 警 察 署 道 路 管 理 者 市 関 係 機 関 及 び 地 元 自 治 会 と 協 議 し 交 通 安 全 施 設 等 ( 路 面 標 示 道 路 標 識 防 犯 灯 等 )を 設 置 するものとする その 設 置 については 道 路 標 識 区 画 線 及 び 道 路 標 示 に 関 する 命 令 ( 内 閣 府 国 土 交 通 省 ) に 基 づき 設 置 するものとする また1 敷 地 開 発 における 開 発 敷 地 及 びその 出 入 口 については 交 通 安 全 対 策 ( 路 面 標 示 等 の 交 通 安 全 施 設 の 設 置 ) 及 び 防 犯 対 策 ( 照 明 灯 等 の 設 置 )を 講 じることとする (4) 視 線 誘 導 標 道 路 幅 員 および 道 路 線 形 が 変 化 する 箇 所 や 道 路 端 部 等 運 転 者 に 視 線 誘 導 を 行 う 必 要 がある 区 間 には 道 路 管 理 者 との 協 議 により 視 線 誘 導 標 を 設 置 すること (5)その 他 の 施 設 道 路 の 状 況 および 開 発 区 域 の 周 辺 の 状 況 により 道 路 管 理 者 および 所 轄 警 察 署 と 協 議 の 上 必 要 に 応 じて 道 路 標 識 カーブミラー 等 を 設 置 すること 技 35

43 9 舗 装 (1) 舗 装 の 設 計 路 面 は アスファルト 舗 装 をし 交 通 に 支 障 をきたさない 安 全 かつ 円 滑 な 構 造 とすること 舗 装 の 構 造 に 関 する 基 準 は 舗 装 設 計 便 覧 ( 社 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) によるものとする 又 盛 土 する 路 床 材 は 良 質 土 を 使 用 すること ( 修 正 CBR20 以 上 を 原 則 とする ) (2) 車 道 の 舗 装 構 造 ア 舗 装 の 設 計 期 間 開 発 行 為 で 設 けられる 道 路 の 舗 装 設 計 期 間 は10 年 を 標 準 とする イ 舗 装 の 構 造 設 計 舗 装 厚 さの 設 計 にあたっては 表 3-3の 交 通 量 区 分 と 路 床 のCBR 試 験 結 果 から 舗 装 設 計 便 覧 ( 財 団 法 人 日 本 道 路 協 会 ) に 基 づき 断 面 を 設 計 するものとする なお 舗 装 構 成 について は 表 3-14 を 標 準 とする なお 幅 員 6 メートルの 区 画 道 路 について CBR 試 験 を 実 施 せずに 舗 装 断 面 を 決 定 する 場 合 は 路 床 1 メートルを 良 質 土 ( 修 正 CBR20 以 上 )で 置 換 え 表 層 5cm 上 層 路 盤 10cm 下 層 路 盤 15cm とすることができる ウ 舗 装 の 信 頼 性 信 頼 性 を 考 慮 した 構 造 設 計 を 行 うものとし 信 頼 性 は90%を 原 則 とする 表 3-14 車 道 の 舗 装 構 成 表 ( 設 計 期 間 10 年 信 頼 性 90%) ( 単 位 :cm) 上 層 路 盤 下 層 路 盤 舗 装 計 画 基 層 + 表 層 設 計 材 料 材 料 合 計 交 通 量 TA CBR 加 熱 アスファルト 粒 度 調 整 厚 さ クラッシャラン 混 合 物 砕 石 N 以 上 N 以 上 N 以 上 技 36

44 (3) 歩 道 の 舗 装 構 造 歩 道 および 避 難 通 路 の 舗 装 構 造 は 下 表 を 標 準 とする 表 3-15 歩 道 の 舗 装 構 造 表 舗 装 の 種 別 フィルター 層 路 盤 工 表 層 工 砂 切 込 み 砕 石 (RC-30) 開 粒 度 アスファルト(13) 透 水 性 舗 装 5cm 10cm 3cm なお 車 両 乗 入 部 については 車 道 の 舗 装 構 造 によるものとする 10 道 路 の 占 用 物 件 道 路 の 占 用 物 件 を 設 ける 場 合 地 下 埋 設 物 の 土 被 りは 原 則 として1.2m 以 上 とする ただし これによらない 場 合 は 道 路 管 理 者 と 協 議 すること 11 その 他 (1) 道 路 側 溝 ア 道 路 横 断 部 は 道 路 横 断 用 側 溝 とし 蓋 はグレーチング 蓋 ( 細 目 ノンスリップ)とし 受 枠 付 防 音 固 定 式 でT-25 荷 重 仕 様 のものとする また 敷 地 内 への 車 両 乗 入 部 ( 戸 建 住 宅 は 除 く ) についても 同 様 とする イ 道 路 縦 断 部 は 全 面 蓋 付 とし 防 音 型 でT-25 荷 重 仕 様 とすること なお 5mに1 箇 所 の 割 合 でグレーチング 蓋 ( 細 目 ノンスリップ)とすること ウ 歩 道 部 の 蓋 はT-2 荷 重 仕 様 とし その 他 の 仕 様 は 道 路 縦 断 部 を 基 本 とする (2) 敷 地 内 への 乗 入 れ 車 両 の 出 入 する 幅 を 規 制 し 位 置 を 限 定 することにより 交 通 の 円 滑 化 と 歩 行 者 自 転 車 等 の 安 全 を 確 保 するため 制 限 するものである ア 乗 入 部 は 原 則 として 一 宅 地 1 箇 所 とし 幅 員 は4mを 基 本 とする なお 土 地 利 用 計 画 等 の 理 由 により 乗 入 部 を 広 く 確 保 する 場 合 であっても 最 大 幅 員 は6m 以 下 とする イ 以 下 の 部 分 には 乗 入 部 を 設 けないこと ⅰ) 横 断 歩 道 の 設 置 箇 所 及 び 隅 切 りより5m 以 内 の 部 分 ⅱ)バス 停 車 帯 およびバス 停 車 場 の 標 柱 または 標 示 板 から10m 以 内 の 部 分 ⅲ) 踏 切 の 前 後 の 側 端 からそれぞれ 前 後 に10m 以 内 の 部 分 ⅳ) 交 通 量 の 少 ない 道 路 にも 接 し 交 通 量 の 多 い 道 路 から 出 入 りする 必 要 の 認 められない 部 分 ⅴ)その 他 道 路 管 理 上 交 通 管 理 上 支 障 があると 認 められる 部 分 ウ 以 上 のア 及 びイの 制 限 について 特 にやむを 得 ないと 認 められるものについては この 限 りで はない 但 し 道 路 管 理 者 等 と 別 途 協 議 を 行 い その 指 導 に 従 うこと 技 37

45 第 4 章 公 園 緑 地 広 場 に 関 する 基 準 1 公 園 等 に 関 する 法 規 定 政 令 第 25 条 法 第 33 条 第 2 項 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む 以 下 同 じ )に 規 定 する 技 術 的 細 目 のうち 法 第 33 条 第 1 項 第 2 号 ( 法 第 35 条 の2 第 4 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 六 開 発 区 域 の 面 積 が0.3ヘクタール 以 上 5ヘクタール 未 満 の 開 発 行 為 にあっては 開 発 区 域 に 面 積 の 合 計 が 開 発 区 域 の 面 積 の3パーセント 以 上 の 公 園 緑 地 又 は 広 場 が 設 けられていること ただし 開 発 区 域 の 周 辺 に 相 当 規 模 の 公 園 緑 地 又 は 広 場 が 存 する 場 合 予 定 建 築 物 等 の 用 途 が 住 宅 以 外 のも のであり かつ その 敷 地 が 一 である 場 合 等 開 発 区 域 の 周 辺 の 状 況 並 びに 予 定 建 築 物 等 の 用 途 及 び 敷 地 の 配 置 を 勘 案 して 特 に 必 要 がないと 認 められる 場 合 は この 限 りでない 七 開 発 区 域 の 面 積 が5ヘクタール 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 国 土 交 通 省 令 で 定 めるところにより 面 積 が1 箇 所 300 平 方 メートル 以 上 であり かつ その 面 積 の 合 計 が 開 発 区 域 の 面 積 の3パーセン ト 以 上 の 公 園 ( 予 定 建 築 物 等 の 用 途 が 住 宅 以 外 のものである 場 合 は 公 園 緑 地 又 は 広 場 )が 設 けら れていること ( 条 例 で 技 術 的 細 目 において 定 められた 制 限 を 強 化 し 又 は 緩 和 する 場 合 の 基 準 ) 政 令 第 29 条 の2 五 政 令 第 25 条 第 6 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 次 に 掲 げるところによるものである こと イ 主 として 住 宅 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 行 為 において 設 置 すべき 施 設 の 種 類 を 公 園 に 限 定 すること ロ 設 置 すべき 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 数 又 は1 箇 所 当 たりの 面 積 の 最 低 限 度 を 定 めること ハ 設 置 すべき 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 面 積 の 合 計 の 開 発 区 域 の 面 積 に 対 する 割 合 の 最 低 限 度 について 6パーセントを 超 えない 範 囲 で 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 状 況 並 びに 予 定 建 築 物 等 の 用 途 を 勘 案 し て 特 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 行 うこと 十 二 前 条 に 規 定 する 技 術 的 細 目 の 強 化 は 国 土 交 通 省 令 で 定 める 基 準 に 従 い 行 うものであること 2 法 第 33 条 第 3 項 の 政 令 で 定 める 基 準 のうち 制 限 の 緩 和 に 関 するものは 次 に 掲 げるものとする 三 政 令 第 25 条 第 6 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 緩 和 は 地 方 公 共 団 体 が 開 発 区 域 の 周 辺 に 相 当 規 模 の 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 設 置 を 予 定 している 場 合 に 行 うものであること ( 公 園 等 の 設 置 基 準 ) 省 令 第 21 条 開 発 区 域 の 面 積 が5ヘクタール 以 上 の 開 発 行 為 にあっては 次 に 定 めるところにより そ の 利 用 者 の 有 効 な 利 用 が 確 保 されるような 位 置 に 公 園 ( 予 定 建 築 物 等 の 用 途 が 住 宅 以 外 のものである 場 合 は 公 園 緑 地 又 は 広 場 以 下 この 条 において 同 じ )を 設 けなければならない 一 公 園 の 面 積 は 1 箇 所 300 平 方 メートル 以 上 であり かつ その 面 積 の 合 計 が 開 発 区 域 の 面 積 の 3パーセント 以 上 であること 技 38

46 二 開 発 区 域 の 面 積 が20ヘクタール 未 満 の 開 発 行 為 にあってはその 面 積 が1000 平 方 メートル 以 上 の 公 園 が1 箇 所 以 上 開 発 区 域 の 面 積 が20ヘクタール 以 上 の 開 発 行 為 にあってはその 面 積 が100 0 平 方 メートル 以 上 の 公 園 が2 箇 所 以 上 であること ( 公 園 に 関 する 技 術 的 細 目 ) 省 令 第 25 条 政 令 第 29 条 の 規 定 により 定 める 技 術 的 細 目 のうち 公 園 に 関 するものは 次 に 掲 げるもの とする 一 面 積 が1000 平 方 メートル 以 上 の 公 園 にあっては 2 以 上 の 出 入 口 が 配 置 されていること 二 公 園 が 自 動 車 交 通 量 の 著 しい 道 路 等 に 接 する 場 合 は さく 又 はへいの 設 置 その 他 利 用 者 の 安 全 の 確 保 を 図 るための 措 置 が 講 ぜられていること 三 公 園 は 広 場 遊 戯 施 設 等 の 施 設 が 有 効 に 配 置 できる 形 状 及 び 勾 配 で 設 けられていること 四 公 園 には 雨 水 等 を 有 効 に 排 出 するための 適 当 な 施 設 が 設 けられていること ( 公 園 等 の 設 置 基 準 の 強 化 ) 省 令 第 27 条 の2 省 令 第 21 条 第 1 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 次 に 掲 げるところにより 行 うものとする 一 設 置 すべき 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 数 又 は1 箇 所 当 たりの 面 積 の 最 低 限 度 を 定 めること 二 設 置 すべき 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 面 積 の 合 計 の 開 発 区 域 の 面 積 に 対 する 割 合 の 最 低 限 度 について 6パーセントを 超 えない 範 囲 で 開 発 区 域 及 びその 周 辺 の 状 況 並 びに 予 定 建 築 物 等 の 用 途 を 勘 案 して 特 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 行 うこと 2 省 令 第 21 条 第 2 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 設 置 すべき 公 園 緑 地 又 は 広 場 の 数 又 は1 箇 所 当 たりの 面 積 の 最 低 限 度 について 行 うものとする 省 令 第 27 条 の4 三 省 令 第 25 条 第 2 号 の 技 術 的 細 目 に 定 められた 制 限 の 強 化 は 公 園 の 利 用 者 の 安 全 の 確 保 を 図 るた め 必 要 があると 認 められる 場 合 に さく 又 はへいの 設 置 その 他 利 用 者 の 安 全 を 図 るための 措 置 が 講 ぜ られていることを 要 件 とするものであること 技 39

47 2 公 園 の 種 類 公 園 はその 機 能 および 目 的 により 下 表 のように 分 類 される 表 4-1 公 園 の 種 類 種 別 区 分 機 能 専 ら 街 区 に 居 住 する 者 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 公 園 で 誘 致 距 離 250mの 街 区 公 園 範 囲 内 で1 箇 所 当 り 面 積 0.25ha を 標 準 して 配 置 する 住 区 主 として 近 隣 に 居 住 する 者 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 公 園 で 誘 致 距 離 500 基 幹 近 隣 公 園 mの 範 囲 内 で1 箇 所 当 り 面 積 2.0ha を 標 準 として 配 置 する 公 園 主 として 徒 歩 圏 域 内 に 居 住 する 者 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 公 園 で 誘 致 距 離 地 区 公 園 1km の 範 囲 内 で1 箇 所 当 り 面 積 4.0ha を 標 準 として 配 置 する 市 民 全 般 の 休 息 鑑 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 することを 目 的 とす 都 市 総 合 公 園 る 公 園 で 都 市 規 模 に 応 じ1 箇 所 当 り 面 積 10~15ha を 標 準 として 配 置 する 基 幹 市 民 全 般 の 主 として 運 動 の 用 に 供 することを 目 的 とする 公 園 で 都 市 規 模 に 応 じ1 箇 公 園 運 動 公 園 所 当 り 面 積 15~75ha を 標 準 として 配 置 する 主 として 一 つの 市 町 村 の 区 域 を 越 える 広 域 のレクリェーション 需 要 を 充 足 すること 広 域 公 園 を 目 的 とする 公 園 で 地 方 生 活 圏 等 広 域 的 なブロック 単 位 ごとに1 箇 所 当 り 面 積 は 大 50.0ha を 標 準 として 配 置 する 規 大 都 市 その 他 の 都 市 圏 域 から 発 生 する 多 様 かつ 選 択 性 に 富 んだ 広 域 レクリェーショ 模 レクリェ ン 需 要 を 充 足 することを 目 的 とし 総 合 的 な 都 市 計 画 に 基 づき 自 然 環 境 の 良 好 な 公 ーション 地 域 を 主 体 に 大 規 模 な 公 園 を 核 として 各 種 レクリェーション 施 設 が 配 置 される 一 園 都 市 団 の 地 域 であり 大 都 市 圏 その 他 の 都 市 圏 域 から 容 易 に 到 達 可 能 な 場 所 に 全 体 規 模 1000ha を 標 準 として 配 置 する 風 致 公 園 動 植 物 公 園 歴 史 公 園 墓 園 等 の 特 殊 な 公 園 で その 目 的 に 則 し 配 置 す 特 殊 公 園 る 大 気 の 汚 染 騒 音 振 動 悪 臭 等 の 公 害 防 止 緩 和 もしくはコンビナート 地 帯 等 の 災 害 の 防 止 を 図 ることを 目 的 とする 緑 地 で 公 害 災 害 発 生 源 地 域 と 住 居 地 域 商 緩 衝 緑 地 緑 業 地 域 等 とを 分 離 遮 断 する 事 が 必 要 な 位 置 について 公 害 災 害 の 状 況 に 応 じて 配 置 する 主 として 都 市 の 自 然 環 境 の 保 全 並 びに 改 善 都 市 環 境 の 向 上 を 図 るために 設 けられ る 緑 地 であり 1 箇 所 当 り 面 積 0.1ha 以 上 を 標 準 として 配 置 する 但 し 既 成 市 都 市 緑 地 街 地 緑 地 等 において 良 好 な 樹 林 地 等 がある 場 合 あるいは 植 樹 により 都 市 に 緑 を 増 加 又 は 回 復 させ 都 市 環 境 の 改 善 を 図 るため 緑 地 を 設 ける 場 合 にあってはその 規 模 地 を0.05ha 以 上 とする 災 害 時 における 避 難 路 の 確 保 市 街 地 における 都 市 生 活 の 安 全 性 快 適 性 の 確 保 等 を 図 ることを 目 的 として 近 隣 住 区 又 は 近 隣 住 区 相 互 を 連 絡 するように 設 けられる 緑 道 植 樹 帯 及 び 歩 行 者 路 または 自 転 車 路 を 主 体 とする 緑 地 で 幅 員 10~20mを 標 準 と して 公 園 学 校 ショッピングセンター 駅 前 広 場 等 を 相 互 に 結 ぶよう 配 置 する 尚 公 園 とは 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 その 他 のレクリエーションの 用 に 供 する 目 的 で 設 置 され るもの 緑 地 とは 樹 林 地 草 地 水 辺 地 等 の 良 好 な 自 然 環 境 を 形 成 するものをいう 技 40