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3 - 目 次 - 序. 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 構 成... 1 Ⅰ. 届 出 等 手 続 きの 解 説... 5 Ⅱ. 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 Ⅲ. 景 観 形 成 の 解 説 Ⅳ. 良 好 な 景 観 形 成 の 実 現 に 向 けた 推 進 方 策 の 解 説... 75

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5 序 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 構 成 序. 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 構 成 - 1 -

6 序 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 構 成 1. 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドライン( 以 下 本 ガイドライン )は 渋 谷 区 景 観 計 画 に 基 づく 届 出 等 の 手 続 きや 行 為 の 制 限 である 景 観 形 成 等 を 解 説 する 渋 谷 区 の 特 性 に 即 した 景 観 形 成 のための 手 引 きです 解 説 項 目 1 景 観 計 画 に 基 づく 諸 手 続 き 等 の 解 説 2 区 内 6 地 域 ごとの 景 観 特 性 に 応 じた 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 3 景 観 形 成 の 解 説 4 区 民 や 企 業 等 による 景 観 形 成 の 取 り 組 みの 支 援 方 策 の 解 説 2. 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 構 成 以 下 の 構 成 となっています 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドライン Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 届 出 等 手 続 きの 解 説 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 解 説 良 好 な 景 観 形 成 の 実 現 に 向 けた 推 進 方 策 の 解 説 景 観 法 に 基 づく 届 出 等 の 手 続 き を 解 説 しています 渋 谷 区 景 観 計 画 が 定 める 地 域 別 の 景 観 特 性 に 応 じた 景 観 形 成 の 方 向 を 解 説 しています 景 観 形 成 特 定 地 区 及 び 一 般 地 域 における 景 観 形 成 を 解 説 しています 区 民 企 業 等 が 景 観 形 成 に 取 り 組 む 際 の 支 援 方 策 等 を 解 説 していま す - 2 -

7 序 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインの 役 割 構 成 3. 渋 谷 区 景 観 形 成 ガイドラインで 示 す 区 域 区 分 渋 谷 区 景 観 計 画 では 渋 谷 区 全 域 を 景 観 計 画 区 域 とし 景 観 形 成 特 定 地 区 と 一 般 地 域 の 大 きく 2 つに 区 分 しています 本 ガイドラインでは この 区 域 区 分 に 沿 って 届 出 等 の 手 続 きや 景 観 形 成 を 示 します 景 観 計 画 区 域 = 渋 谷 区 全 域 C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 景 観 形 成 特 定 地 区 以 下 の 区 域 を 区 が 指 定 します 区 民 や 来 街 者 が 良 好 な 景 観 形 成 を 望 んでいる 地 域 すでに 地 域 住 民 による 活 動 が 活 発 な 地 域 渋 谷 区 が 景 観 形 成 を 推 進 する 必 要 があると 考 える 地 域 今 後 も 追 加 指 定 していくことを 想 定 しています 一 般 地 域 景 観 形 成 特 定 地 区 以 外 の 区 域 E. 住 宅 地 系 市 街 地 F. 複 合 系 市 街 地 G. 商 業 業 務 地 系 市 街 地 A. 表 参 道 沿 道 地 区 D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 候 補 地 区 青 山 通 り 沿 道 地 区 B. 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 区 域 区 分 図 景 観 形 成 特 定 地 区 一 般 地 域 の 区 域 区 分 ごとの 該 当 範 囲 は 以 下 のとおりです 正 確 な 範 囲 は 渋 谷 区 役 所 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 の 窓 口 でご 確 認 ください 景 観 形 成 特 定 地 区 の 区 域 地 区 名 称 区 域 一 般 地 域 の 区 域 地 域 名 称 E. 対 応 する 用 途 地 域 A. 表 参 道 沿 道 地 区 表 参 道 地 区 地 区 計 画 区 域 ( 渋 谷 区 神 宮 前 一 丁 目 四 丁 目 五 丁 目 及 び 六 丁 目 各 地 内 ) B. 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 旧 山 手 通 り 地 区 地 区 計 画 区 域 ( 渋 谷 区 猿 楽 町 鉢 山 町 恵 比 寿 西 一 丁 目 南 平 台 町 各 地 内 ) C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 新 宿 御 苑 の 外 周 線 から 概 ね 100m から 300m の 範 囲 内 D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 東 京 都 景 観 計 画 に 基 づく 渋 谷 駅 中 心 地 区 大 規 模 建 築 物 等 に 係 る 特 定 区 域 景 観 形 成 指 針 の 適 用 区 域 内 E. 住 宅 地 系 市 街 地 F. 複 合 系 市 街 地 G. 商 業 業 務 地 系 市 街 地 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 準 工 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域

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9 Ⅰ 届 出 等 手 続 きの 解 説 Ⅰ. 届 出 等 手 続 きの 解 説 - 5 -

10 Ⅰ 届 出 等 手 続 きの 解 説 1. 届 出 事 前 協 議 が 必 要 な 行 為 届 出 対 象 行 為 の 種 類 届 出 対 象 行 為 の 種 類 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 の 建 築 等 を 計 画 した 場 合 渋 谷 区 景 観 計 画 に 基 づき 届 出 が 必 要 となります また 渋 谷 区 景 観 条 例 に 基 づき 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 等 は 届 出 の 前 に 事 前 協 議 書 を 提 出 する 必 要 があります 区 域 区 分 地 区 名 称 建 築 等 建 設 等 建 築 物 の 工 作 物 の 開 発 行 為 区 域 区 分 A. 表 参 道 沿 道 地 区 地 域 名 称 E. 建 築 等 建 設 等 建 築 物 の 工 作 物 の 開 発 行 為 すべての 建 築 物 の 新 築 等 景 観 形 成 特 定 地 区 B. 代 官 山 C. 新 宿 御 苑 旧 山 手 通 り D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 沿 道 地 区 周 辺 地 区 建 築 物 の 新 築 増 築 改 築 若 しくは 移 転 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さ 15m 以 上 の 建 築 物 の 新 築 等 高 さ 30m 以 上 又 は 延 べ 面 積 3,500m 2 以 上 の 建 築 物 の 新 築 等 建 築 物 の 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 すべての 建 築 物 の 外 観 の 変 更 すべての 工 作 物 * の 新 設 等 高 さ 15m 以 上 の 建 築 物 の 外 観 の 変 更 高 さ 60m 以 上 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 高 さ 30m 以 上 又 は 延 べ 面 積 3,500m 2 以 上 の 建 築 物 で 高 さ 60m 未 満 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 未 満 のものについては [ 注 釈 1]の 行 為 工 作 物 の 新 設 増 築 改 築 若 しくは 移 転 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さ 15m 以 上 の 工 作 物 * の 新 設 等 高 さ 15m 以 上 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 以 上 の 工 作 物 * の 新 設 等 工 作 物 の 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 すべての 工 作 物 * の 外 観 の 変 更 高 さ 15m 以 上 の 工 作 物 * の 外 観 の 変 更 高 さ 60m 以 上 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 高 さ 15m 以 上 の 工 作 物 * で 高 さ 60m 未 満 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 未 満 のものについては [ 注 釈 2]の 行 為 都 市 計 画 法 第 4 条 第 12 項 に 規 定 する 開 発 行 為 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 主 として 建 築 物 の 建 築 又 は 特 定 工 作 物 の 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 区 域 の 面 積 が 500m 2 以 上 の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 一 般 地 域 E. 住 宅 地 系 市 街 地 F. 複 合 系 市 街 地 G. 商 業 業 務 地 系 市 街 地 延 べ 面 積 500m 2 以 上 の 建 築 物 建 築 物 の 新 築 増 築 改 築 若 しくは 移 転 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さ 15m 以 上 又 は 延 べ 面 積 500m 2 以 上 の 建 築 物 高 さ 30m 以 上 又 は 延 べ 面 積 3,500m 2 以 上 の 建 築 物 建 築 物 の 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さが 60m 以 上 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 延 べ 面 積 500m 2 以 上 の 建 築 物 で 高 さが 60m 未 満 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 未 満 のものについて は [ 注 釈 1]の 行 為 高 さが 60m 以 上 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 高 さが 15m 以 上 又 は 延 べ 面 積 500m 2 以 上 の 建 築 物 で 高 さが 60m 未 満 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 未 満 のものについては [ 注 釈 1]の 行 為 工 作 物 の 新 設 増 築 改 築 若 しくは 移 転 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さ 15m 以 上 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 以 上 の 工 作 物 * の 新 設 等 高 さが 60m 以 上 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 高 さが 30m 以 上 又 は 延 べ 面 積 3,500m 2 以 上 の 建 築 物 で 高 さが 60m 未 満 又 は 延 べ 面 積 30,000m 2 未 満 のものについては [ 注 釈 1]の 行 為 工 作 物 の 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 高 さ 60m 以 上 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 以 上 のもの 高 さ 15m 以 上 の 工 作 物 * で 高 さ 60m 未 満 又 は 築 造 面 積 30,000m 2 未 満 のものについては [ 注 釈 2]の 行 為 都 市 計 画 法 第 4 条 第 12 項 に 規 定 する 開 発 行 為 の 際 に 届 出 を 必 要 とする 行 為 規 模 主 として 建 築 物 の 建 築 又 は 特 定 工 作 物 の 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 開 発 区 域 の 面 積 が 500m 2 以 上 の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 *) 工 作 物 煙 突 鉄 柱 装 飾 塔 記 念 塔 その 他 これらに 類 するもの 昇 降 機 ウォーターシュート コースターその 他 これらに 類 するもの( 回 転 運 動 をする 遊 戯 施 設 を 含 む ) 製 造 施 設 貯 蔵 施 設 遊 戯 施 設 自 動 車 車 庫 ( 建 築 物 であるものを 除 く )その 他 これらに 類 するもの 架 空 電 線 路 用 並 びに 電 気 事 業 法 第 2 条 第 1 項 第 10 号 に 規 定 する 電 気 事 業 者 及 び 同 項 第 12 号 に 規 定 する 卸 供 給 事 業 者 の 保 安 通 信 設 備 用 のもの( 擁 壁 を 含 む ) 並 びに 電 気 通 信 事 業 法 第 2 条 第 5 項 に 規 定 する 電 気 通 信 事 業 者 の 電 気 通 信 用 のものを 除 く 注 釈 1 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 で その 行 為 に 係 る 面 積 が 変 更 前 の 外 観 の 面 積 の2 分 の1を 超 えるもの 色 彩 の 変 更 で 屋 根 外 壁 建 築 物 に 附 帯 する 設 備 外 構 において 50m 2 を 超 える 変 更 を 行 うもの 注 釈 2 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 で その 行 為 に 係 る 面 積 が 変 更 前 の 外 観 の 面 積 の2 分 の1を 超 えるもの 色 彩 の 変 更 で 本 体 及 び 工 作 物 に 附 帯 する 設 備 外 構 において 50m 2 を 超 える 変 更 を 行 うもの - 6 -

11 Ⅰ 届 出 等 手 続 きの 解 説 2. 建 築 物 の 建 築 等 の 行 為 の 流 れと 届 出 等 の 手 続 きの 流 れ 一 般 的 な 建 築 物 の 建 築 等 の 場 合 の 渋 谷 区 景 観 計 画 に 基 づく 届 出 等 の 手 続 きの 関 係 を 下 図 に 示 し ます 届 出 案 件 に 応 じてその 後 の 手 続 きやスケジュールが 異 なるため 早 い 時 期 に 窓 口 で 事 前 相 談 されることをお 勧 めします また 良 好 な 景 観 形 成 のための 配 慮 事 項 の 内 容 等 について 専 門 家 に 事 前 に 相 談 が 可 能 です 景 観 法 に 基 づき 行 為 の 種 類 に 応 じて 規 則 に 定 める 日 ( 次 頁 参 照 )までに 届 出 が 必 要 です さ らに 渋 谷 区 景 観 条 例 に 基 づき 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 等 は 届 出 の 前 に 規 則 で 定 める 日 (P.9 参 照 )までに 事 前 協 議 書 を 提 出 する 必 要 があります 建 築 物 の 建 築 等 の 手 順 景 観 計 画 に 関 連 する 手 続 き 等 建 築 物 等 の 建 築 計 画 の 発 生 渋 谷 区 景 観 計 画 の 理 解 渋 谷 区 景 観 計 画 が 定 める 内 容 の 理 解 を 深 めます 現 地 確 認 当 該 敷 地 の 確 認 把 握 当 該 敷 地 周 辺 の 状 況 の 確 認 把 握 等 建 築 計 画 の 立 案 周 辺 の 景 観 の 把 握 当 該 敷 地 周 辺 の 建 築 物 等 の 形 態 位 置 色 彩 高 さ 等 を 把 握 します 当 該 敷 地 内 および 周 辺 における 景 観 資 源 の 有 無 について 調 査 します 景 観 形 成 への 対 応 検 討 建 築 設 計 景 観 形 成 への 対 応 検 討 景 観 シミュレーション 等 規 則 に 定 める 日 までに 事 前 相 談 を 行 わない - 事 前 協 議 - 渋 谷 区 景 観 条 例 に 基 づき 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 等 は 事 前 協 議 が 必 要 となります 渋 谷 区 渋 谷 区 景 観 計 画 への 適 合 確 認 事 前 相 談 は 行 為 の 規 模 に 関 係 なく 任 意 事 前 相 談 を 行 う - 事 前 相 談 - 区 担 当 者 景 観 アドバイザーによる 事 前 相 談 渋 谷 区 景 観 計 画 届 出 対 象 行 為 意 見 聴 取 意 見 必 要 に 応 じて 意 見 聴 取 意 見 景 観 アドバイ ザーとの 協 議 景 観 アドバイザー 届 出 対 象 行 為 ではない 合 議 が 必 要 な 場 合 会 議 景 観 審 査 会 景 観 アドバイザー 他 の 法 律 法 律 に 基 づく 手 続 手 続 き 等 建 築 確 認 申 請 等 規 則 に 定 める 日 までに 景 観 法 に 基 づく 届 出 景 観 法 第 16 条 行 為 の 着 手 ( 着 工 ) 行 為 の 完 了 行 為 完 了 の 届 出 景 観 形 成 特 定 地 区 において 渋 谷 区 景 観 条 例 第 12 条 に 定 める 事 前 協 議 を 要 する 行 為 のうち その 計 画 地 が 渋 谷 区 まちづくり 条 例 第 19 条 に 定 める 認 定 まちづくり 協 議 会 の 活 動 範 囲 にあるものについては 当 該 認 定 まちづくり 協 議 会 に 対 し 事 前 に 景 観 に 関 する 情 報 を 提 供 したり 意 見 を 聴 取 するなど 地 域 のまちづくりへの 配 慮 をお 願 いします 届 出 等 の 手 続 きのフロー

12 3. 届 出 書 及 び 事 前 協 議 書 の 提 出 期 限 1) 届 出 対 象 行 為 の 届 出 日 一 定 規 模 以 上 の 建 築 行 為 などを 行 う 場 合 は 下 表 に 示 すように 対 象 行 為 の 種 類 に 応 じた 届 出 日 までに 届 出 書 を 提 出 する 必 要 があります 届 出 対 象 行 為 の 届 出 日 届 出 対 象 行 為 の 種 類 建 築 物 の 新 築 増 築 改 築 若 しくは 移 転 外 観 を 変 更 することとなる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 工 作 物 の 新 設 増 築 改 築 若 しくは 移 転 外 観 を 変 更 することと なる 修 繕 若 しくは 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 第 12 項 に 規 定 する 開 発 行 為 都 市 計 画 法 第 4 条 建 築 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 201 号 ) 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 法 律 第 91 号 ) 長 期 優 良 住 宅 の 普 及 の 促 進 に 関 す る 法 律 ( 平 成 20 年 法 律 第 87 号 ) 密 集 市 街 地 における 防 災 街 区 の 整 備 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 9 年 法 律 第 49 号 ) 環 境 影 響 評 価 法 ( 平 成 9 年 法 律 第 81 号 ) 東 京 都 環 境 影 響 評 価 条 例 ( 昭 和 55 年 東 京 都 条 例 第 96 号 ) 行 為 の 着 手 建 築 法 都 市 計 画 法 ( 昭 和 43 年 法 律 第 100 号 ) 行 為 の 着 手 都 市 計 画 法 行 為 の 着 手 手 続 第 6 条 第 1 項 又 は 第 6 条 の 2 第 1 項 の 規 定 による 建 築 確 認 申 請 第 18 条 第 2 項 の 規 定 による 計 画 通 知 第 20 条 第 1 号 の 規 定 による 構 造 方 法 の 認 定 の 申 請 第 43 条 第 1 項 ただし 書 その 他 の 規 定 による 特 定 行 政 庁 の 許 可 の 申 請 第 44 条 第 1 項 第 3 号 その 他 の 規 定 による 特 定 行 政 庁 の 認 定 の 申 請 第 58 条 の 規 定 による 都 市 計 画 で 定 めた の 許 可 の 申 請 第 68 条 の 26 第 3 項 又 は 第 6 項 の 規 定 による 評 価 の 申 請 第 17 条 第 1 項 の 計 画 の 認 定 の 申 請 第 5 条 第 1 項 から 第 3 項 までの 規 定 による 認 定 の 申 請 第 116 条 第 1 項 の 規 定 による 許 可 の 申 請 第 15 条 の 規 定 による 準 備 書 等 の 送 付 第 48 条 の 規 定 による 評 価 書 案 等 の 提 出 第 88 条 第 1 項 又 は 第 2 項 において 準 用 する 同 法 第 6 条 第 1 項 又 は 第 6 条 の 2 第 1 項 の 規 定 による 工 作 物 確 認 申 請 第 29 条 その 他 の 規 定 による 開 発 行 為 の 許 可 の 申 請 ( 都 市 計 画 法 第 4 条 第 11 項 の 特 定 工 作 物 に 係 るものに 限 る ) 第 29 条 その 他 の 規 定 による 開 発 行 為 の 許 可 の 申 請 第 34 条 の 2 第 1 項 の 規 定 による 開 発 行 為 の 協 議 届 出 日 申 請 の 日 の 30 日 前 通 知 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 の 30 日 前 送 付 の 日 提 出 の 日 着 手 する 日 の 30 日 前 申 請 の 日 の 30 日 前 申 請 の 日 着 手 する 日 の 30 日 前 申 請 の 日 協 議 の 日 着 手 する 日 の 30 日 前 - 8 -

13 Ⅰ 届 出 等 手 続 きの 解 説 2) 事 前 協 議 書 の 提 出 期 限 建 築 物 の 建 築 等 については 届 出 の 前 に 事 前 協 議 を 行 う 必 要 があります 事 前 協 議 書 の 提 出 期 限 は 以 下 のとおりです 事 前 協 議 書 の 提 出 期 限 協 議 対 象 行 為 の 種 類 協 議 対 象 行 為 の 規 模 協 議 期 限 区 規 則 第 3 条 第 1 項 の 規 定 に 建 築 物 の 新 築 増 築 建 築 物 の 延 べ 面 積 が 10,000m 2 を 超 えるもの 改 築 若 しくは 移 転 よる 届 出 日 の 90 日 前 外 観 を 変 更 すること 建 築 物 の 高 さが 15m 以 上 又 は 延 べ 面 積 が 5,000m 2 区 規 則 第 3 条 第 1 項 の 規 定 に となる 修 繕 若 しく 以 上 で 延 べ 面 積 が 10,000m 2 以 下 のもの よる 届 出 日 の 60 日 前 は 模 様 替 又 は 色 彩 の 変 更 区 規 則 第 3 条 第 1 項 の 規 定 に 上 に 掲 げる 以 外 のもの よる 届 出 日 の 30 日 前 4. 届 出 等 の 提 出 問 い 合 わせ 先 届 出 等 の 提 出 問 い 合 わせ 先 は 下 記 のとおりです 届 出 に 必 要 な 書 類 等 の 詳 細 については 下 記 までお 問 い 合 わせください 渋 谷 区 役 所 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 土 地 利 用 審 査 係 住 所 : 東 京 都 渋 谷 区 宇 田 川 町 1 番 1 号 TEL: FAX:

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15 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 Ⅱ. 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説

16 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 地 域 において 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 するにあたり 区 民 企 業 等 の 身 近 な 地 域 から 景 観 を 考 え ていくことが 大 切 です その 際 その 場 の 周 辺 の 自 然 環 境 や 景 観 形 成 の 資 源 の 状 況 まちの 形 成 経 緯 などの 歴 史 文 化 的 背 景 等 地 域 の 景 観 特 性 を 踏 まえることが 重 要 です そのため 本 ガイドラインは 建 築 物 の 建 築 等 の 際 に 活 用 いただくことを 想 定 し 地 域 の 景 観 特 性 に 関 する 情 報 および 地 域 の 景 観 特 性 に 応 じた 景 観 形 成 の 考 え 方 を 示 します 1 本 町 幡 ヶ 谷 笹 塚 地 域 2 甲 州 街 道 初 台 西 原 上 原 地 域 3 代 々 木 富 ヶ 谷 地 域 山 手 通 り 4 千 駄 ヶ 谷 神 宮 前 地 域 5 6 JR 山 手 線 大 向 代 官 山 恵 比 寿 地 域 氷 川 新 橋 地 域 地 域 区 分 図 表 地 域 分 類 地 域 名 本 町 幡 ヶ 谷 笹 塚 地 域 初 台 西 原 上 原 地 域 代 々 木 富 ヶ 谷 地 域 千 駄 ヶ 谷 神 宮 前 地 域 5 氷 川 新 橋 地 域 町 丁 目 本 町 一 ~ 六 丁 目 幡 ヶ 谷 二 三 丁 目 笹 塚 二 三 丁 目 幡 ヶ 谷 一 丁 目 笹 塚 一 丁 目 初 台 一 二 丁 目 西 原 一 ~ 三 丁 目 大 山 町 上 原 一 ~ 三 丁 目 元 代 々 木 町 富 ヶ 谷 二 丁 目 代 々 木 一 ~ 五 丁 目 富 ヶ 谷 一 丁 目 代 々 木 神 園 町 千 駄 ヶ 谷 一 ~ 六 丁 目 神 宮 前 一 ~ 六 丁 目 渋 谷 一 ~ 四 丁 目 東 一 ~ 四 丁 目 広 尾 一 ~ 五 丁 目 恵 比 寿 一 ~ 四 丁 目 6 大 向 代 官 山 恵 比 寿 地 域 神 南 一 二 丁 目 神 山 町 松 濤 一 二 丁 目 宇 田 川 町 道 玄 坂 一 二 丁 目 円 山 町 神 泉 町 桜 丘 町 南 平 台 町 鶯 谷 町 鉢 山 町 猿 楽 町 代 官 山 町 恵 比 寿 西 一 二 丁 目 恵 比 寿 南 一 ~ 三 丁 目

17 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 は 次 頁 以 降 に 地 域 別 に 掲 載 しています 掲 載 している 主 な 事 項 は 以 下 の 通 りです 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 構 成 下 図 のとおり 各 地 域 2つの 見 開 き 頁 で 構 成 しています 始 めの 見 開 き 頁 では 景 観 形 成 の 資 源 景 観 特 性 を 示 しています 次 の 見 開 き 頁 では 景 観 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 の 方 向 を 例 示 しています 始 めの 見 開 き 頁 景 観 特 性 地 域 の 主 な 景 観 特 性 を 示 すとともに 主 な 景 観 資 源 の 写 真 を 掲 載 しています 景 観 形 成 の 資 源 地 形 緑 河 川 等 歴 史 文 化 賑 わい 交 流 住 民 主 体 の 取 り 組 みの5つのテー マごとの 景 観 資 源 を 掲 載 しています なお 図 に 示 す 景 観 資 源 は 平 成 17 年 度 に 行 った 景 観 基 礎 調 査 で 抽 出 したものを 基 本 に 地 域 別 区 民 会 議 での 意 見 等 を 加 えたものです 今 後 各 地 域 で 住 民 等 の 主 導 による 景 観 形 成 の 取 り 組 みの 検 討 のもと より 詳 細 な 地 域 にとっての 重 要 な 資 源 が 加 わることが 期 待 されます 次 の 見 開 き 頁 景 観 形 成 の 方 向 景 観 資 源 ごとの 景 観 特 性 を 活 かした 各 地 域 の 景 観 形 成 の 方 向 を 掲 載 していま す 景 観 形 成 の 考 え 方 景 観 形 成 の 方 向 につい て 事 例 写 真 やイラス トを 用 いてその 考 え 方 を 解 説 しています

18 1 本 町 幡 ヶ 谷 笹 塚 地 域 (1) 地 形 景 観 特 性 他 地 域 に 比 べ 高 低 差 の 少 ない 地 形 の 上 を 緩 や かに 曲 がる 旧 河 道 などが 通 る 特 徴 ある 景 観 (2) 緑 河 川 等 の 自 然 景 観 特 性 寺 社 境 内 地 公 共 施 設 緑 道 などの 限 られた 緑 の 景 観 緩 やかな 曲 線 を 描 く 旧 河 道 の 景 観 ( 本 町 四 丁 目 ) 本 地 域 には 限 られるまとまりのある 緑 景 観 ( 氷 川 神 社 ) (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 景 観 特 性 駅 から 住 宅 地 に 延 びる 身 近 な 商 店 街 の 賑 わい 景 観 中 高 層 の 建 築 物 が 建 ち 並 ぶ 幹 線 道 路 沿 道 の 景 観 身 近 な 商 店 街 の 賑 わい 景 観 ( 十 号 通 り 商 店 街 ) 高 い 密 度 で 低 層 住 宅 が 展 開 する 住 宅 地 景 観 ( 幡 ヶ 谷 三 丁 目 )

19 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 (3) 歴 史 文 化 景 観 特 性 江 戸 時 代 から 存 在 する 寺 社 など 歴 史 的 資 源 が 散 在 する 景 観 景 観 特 性 かつての 玉 川 上 水 新 水 路 である 直 線 的 な 水 道 道 路 の 景 観 (5) 住 民 主 体 の 取 り 組 み 景 観 特 性 地 区 計 画 まちづくり 協 議 会 等 による 住 民 等 の 主 体 的 な 景 観 形 成 の 推 進

20 1 本 町 幡 ヶ 谷 笹 塚 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 神 田 川 支 流 の 旧 河 道 のゆるやかな 線 形 を 継 承 するとともに 緑 が あり 沿 道 からの 見 え 方 に 配 慮 した 建 築 物 がつらなるなど 歩 き たくなる 沿 道 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 神 田 川 水 系 の 旧 河 道 が 歩 いて 楽 しい 空 間 となるよう 旧 河 道 に 建 築 物 が 背 を 向 けないように また 室 外 機 等 の 設 備 が 直 接 見 えな いように 工 夫 します 建 築 物 等 の 配 置 を 工 夫 し 道 路 側 に 緑 化 空 間 を 創 出 するなど 潤 いのある 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 旧 河 道 側 の 立 面 を 表 情 あるデザイ ンとするとともに プランターな どにより 緑 を 配 し 潤 いのある 景 観 を 形 成 します (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 氷 川 神 社 などの 限 られたまとまりのある 緑 道 路 の 街 路 樹 緑 道 を 活 かし 緑 がつながる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 まとまった 緑 が 限 られる 本 地 域 においては 旧 河 道 の 植 枡 や 道 路 の 街 路 樹 に 加 え 住 民 が 設 置 するプランターなどの 緑 により 氷 川 神 社 や 清 岸 寺 などの 寺 社 境 内 地 学 校 公 園 等 のまとまりある 緑 をつなぎ 潤 いのある 景 観 の 形 成 を 図 ります (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 公 共 空 間 の 緑 に 加 え 庭 木 やプラ ンターなどにより 緑 がつながる 景 観 を 形 成 します 幡 ヶ 谷 不 動 尊 等 の 寺 社 地 や 水 道 道 路 に 付 随 する 隧 道 など 歴 史 的 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 歴 史 文 化 資 源 の 周 辺 において 彩 度 明 度 を 抑 えた 落 ち 着 き のある 色 彩 とします また 歴 史 文 化 資 源 と 調 和 する 形 態 意 匠 素 材 の 採 用 を 図 ります 歴 史 文 化 資 源 の 周 辺 において これら 資 源 への 圧 迫 感 の 低 減 見 通 しに 配 慮 して 規 模 配 置 を 工 夫 します 歴 史 文 化 資 源 への 圧 迫 感 の 低 減 見 通 しに 配 慮 した 規 模 配 置 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 山 手 通 り 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 山 手 通 り 沿 道 と 背 後 の 低 層 住 宅 地 が 調 和 した 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 山 手 通 りなど 幹 線 道 路 沿 道 の 大 規 模 な 建 築 物 は 背 後 側 の 高 さ や 形 態 に 関 して 背 後 の 住 宅 地 への 圧 迫 感 を 軽 減 するよう 工 夫 し ます 道 路 においては 街 路 樹 の 充 実 化 舗 装 の 整 備 等 の 美 装 化 を 推 進 するとともに 沿 道 において 周 辺 の 住 環 境 と 調 和 した 整 った 街 並 みの 形 成 を 図 ります 小 規 模 な 建 物 側 にオープンスペース を 設 けるなど 配 置 を 工 夫 します

21 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 10 号 通 り 商 店 街 などの 身 近 な 商 店 街 の 賑 わいのある 景 観 を 継 承 します 景 観 形 成 の 考 え 方 10 号 通 り 商 店 街 や 6 号 坂 通 り 商 店 街 など 身 近 な 商 店 街 において 建 築 物 の 更 新 等 を 行 う 際 は 従 前 の 間 口 の 連 続 性 を 損 なわないように 低 層 部 のデザインを 工 夫 するなど 商 店 街 の 連 続 性 のある 景 観 の 保 全 を 図 ります 低 層 店 舗 が 建 ち 並 ぶ 商 店 街 低 層 部 を 既 存 の 街 並 みに 合 わせ 中 高 層 部 をセットバック (5) 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 周 辺 と 調 和 しつつ 建 築 物 等 の 更 新 が 進 む 地 域 の 防 災 にも 配 慮 した ゆとりと 潤 いのある 住 宅 地 の 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 大 規 模 な 建 築 物 の 新 築 等 に 際 しては 規 模 配 置 などを 工 夫 し 比 較 的 密 度 の 高 い 本 地 域 において 周 辺 への 圧 迫 感 を 抑 制 するなど 周 辺 の 住 宅 地 景 観 との 調 和 を 図 ります 建 築 物 の 壁 面 の 一 部 の 後 退 等 により プランターを 置 く 空 間 を 確 保 するなど 僅 かでも 緑 化 のための 空 間 を 創 出 し ゆと りのある 景 観 の 形 成 を 図 ります 塀 や 垣 などを 設 置 する 場 合 は 位 置 高 さ 素 材 を 工 夫 し 歩 行 者 等 への 圧 迫 感 の 軽 減 を 図 ります 配 置 の 工 夫 や 壁 面 の 一 部 後 退 等 によ り 緑 化 のための 空 間 を 創 出 します 工 場 跡 地 の 再 開 発 や 団 地 の 建 築 物 等 の 更 新 の 際 に 周 辺 の 住 民 主 体 の 取 り 組 みに 配 慮 した 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 工 場 跡 地 の 再 開 発 や 団 地 の 建 築 物 の 更 新 においては その 配 置 や 形 態 高 さ 等 に 関 して 周 辺 の 住 宅 地 景 観 との 調 和 を 図 ります 高 層 となる 場 合 は 配 置 を 工 夫 し 周 辺 敷 地 からの 後 退 を 図 ります 大 規 模 な 敷 地 において 再 開 発 等 を 行 う 場 合 後 退 距 離 を 十 分 に 確 保 できない 場 合 敷 地 外 周 部 の 建 築 物 を 低 層 とする 等 周 辺 からの 突 出 の 抑 制 を 図 ります

22 ２ 初台 初台 西原 西原 上原地域 (1)地形 (2)緑 河川等の自然 景観特性 坂の上部から眺めが得られ るなど 台地に谷が入り込む 地形の 地形の 変化を 変化を 感じることが じる できる景観 景観特性 玉川上水旧水路や緑道 公園などの 緑豊かな潤いのある景観 いのある景観 玉川上水旧水路の緑豊かな水辺景観 玉川上水旧水路 地形を感じる 坂から谷部への俯瞰景観 西原二丁目 (4)都市における賑わい 交流空間 景観特性 駅から住宅地に延びる身近な商店街 商店街 の賑わい景観 わい景観 大 大きく変化 きく変化する山手通り沿道の景観 変化 (5)住民主体の取り組み 身近な商店街の賑わい景観 代々木上原駅周辺 景観特性 地区計画 まちづくり協議 会等による 住民等 住民等の 住民等の主体 的な景観形成の 景観形成の推進

23 Ⅱ 身近な地域から積み上げる景観形成の方向 の解説 景観特性 景観特性 １ ３ ４ ２ ６ ５ (3)歴史 文化 景観特性 台地上の緑豊かなゆとり ある低層 低層の 低層の住宅地の 住宅地の景観 台地上の緑豊かな低層住宅地の景観 大山町

24 2 初 台 西 原 上 原 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 坂 等 を 活 かし 地 形 の 変 化 を 感 じることができる 景 観 を 形 成 しま す 景 観 形 成 の 考 え 方 坂 道 沿 道 において 塀 垣 などを 設 置 する 場 合 高 さを 抑 え 坂 道 の 勾 配 と 調 和 する 形 態 とすることで 一 様 で 長 大 な 壁 が 生 じな いようにします 外 構 の 形 態 を 工 夫 し 坂 道 を 感 じ させるものとします 坂 の 上 から 見 晴 らしが 利 く 坂 では 坂 の 沿 道 の 建 物 の 配 置 を 工 夫 し 坂 上 部 からの 見 晴 らしの 保 全 を 図 ります 建 築 物 の 配 置 を 工 夫 し 坂 の 先 の 斜 面 地 の 景 観 への 眺 めを 確 保 (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 玉 川 上 水 旧 水 路 の 緑 豊 かな 潤 いのある 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 同 水 路 の 周 辺 の 敷 地 においては 緑 の 確 保 に 努 めるなど 同 水 路 を 軸 として 潤 いのある 景 観 形 成 を 図 ります 玉 川 上 水 旧 水 路 緑 道 周 辺 においては 建 築 物 等 の 外 観 に 低 彩 度 の 色 彩 を 採 用 するなど 緑 道 の 緑 との 調 和 ( 緑 をひきたてる)を 図 ります 建 築 物 の 配 置 を 工 夫 し 坂 の 上 か らの 見 晴 らしを 確 保 します 外 壁 等 に 低 彩 度 の 色 彩 を 採 用 建 築 物 の 外 観 に 低 彩 度 の 色 彩 を 使 用 し 玉 川 上 水 の 緑 を 引 き 立 てます (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 上 原 大 山 町 等 の 戦 災 を 免 れた 緑 豊 かでゆとりある 低 層 住 宅 地 の 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 戦 災 を 免 れた 上 原 大 山 西 原 地 域 において 展 開 する 比 較 的 大 きな 敷 地 で 緑 豊 かなゆとりある 住 宅 地 の 景 観 の 保 全 を 図 りま す 庭 の 樹 木 は 道 路 からも 望 むことができ 住 宅 地 景 観 の 重 要 な 景 観 要 素 となっています 建 物 の 更 新 等 に 際 し 緑 の 保 全 や 緑 化 の 配 慮 を 図 ります 低 層 の 緑 豊 かな 住 宅 地 景 観 を 保 全 します

25 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 山 手 通 り 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 山 手 通 り 沿 道 と 背 後 の 低 層 住 宅 地 が 調 和 した 景 観 を 形 成 し ます 景 観 形 成 の 考 え 方 山 手 通 りなど 幹 線 道 路 沿 道 の 大 規 模 な 建 築 物 は 背 後 側 の 高 さや 形 態 に 関 して 背 後 の 住 宅 地 への 圧 迫 感 を 軽 減 するよ う 工 夫 します 道 路 においては 街 路 樹 の 充 実 化 舗 装 の 整 備 等 の 美 装 化 を 推 進 するとともに 沿 道 において 周 辺 の 住 環 境 と 調 和 した 整 った 街 並 みの 形 成 を 図 ります 小 規 模 な 建 物 側 にオープンスペース を 設 けるなど 配 置 を 工 夫 します 西 原 や 初 台 などの 身 近 な 商 店 街 の 賑 わいのある 景 観 を 継 承 します 景 観 形 成 の 考 え 方 西 原 商 店 街 や 初 台 商 盛 会 ショッピングロードなど 身 近 な 商 店 街 において 建 築 物 の 更 新 等 を 行 う 際 は 従 前 の 間 口 の 連 続 性 を 損 なわないように 低 層 部 のデザインを 工 夫 するなど 商 店 街 の 連 続 性 のある 景 観 の 保 全 を 図 ります 低 層 店 舗 が 建 ち 並 ぶ 商 店 街 低 層 部 を 既 存 の 街 並 みに 合 わせ 中 高 層 部 をセットバック

26 ３ 代々木 富ヶ谷地域 (1)地形 河川 暗渠部 共通の景観特性 旧河道 旧河道を を今に伝えるゆるやかに曲がる緑道 旧河道 える の景観 台地上部から低地への斜面地における 中 低層の落 落ち着いた住宅地 いた住宅地の 住宅地の景観 斜面地において中低層のマンションと 戸建住宅が共存する住宅地の景観 代々木五丁目 (2)緑 河川等の自然 景観特性 旧河道を活用した緑 緑 豊か な緑 道の景観 代々木公園 明治神宮など大規 大規 模緑地の 模緑地の緑の景観 公園等の内 景観 部からの広 広がりのある眺 がりのある眺め 明治神宮宝物館前からの広がりのある眺め 明治神宮

27 Ⅱ 身近な地域から積み上げる景観形成の方向 の解説 景観特性 １ ３ ４ ２ (3)歴史 文化 景観特性 旧大名屋敷跡地 を起源にもつ 整然とした 整然とした街区 とした街区 の中層住宅地の 中層住宅地の 景観 ６ ５ 神社 寺院等の 歴史的景観 中層集合住宅が整然と建ち並ぶ住宅地景観 代々木四丁目 (4)都市における賑わい 交流空間 景観特性 大 大きく変化 きく変化する 変化する山手通り沿道の景観 する 旧河道や低地部に展開する賑 賑わいの ある身近 ある身近な 身近な商業地の 商業地の景観 新宿駅南口 新宿駅南口の商業業務拠点の景観 新宿駅南口 身近な商店街の賑わい景観 代々木五丁目 (5)住民主体の取り組み 景観特性 地区計画や本地域を活動対象とする まちづくり協議会等は 現時点では 存在しません

28 3 代 々 木 富 ヶ 谷 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 坂 等 を 活 かし 地 形 の 変 化 を 感 じることができる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 坂 道 沿 道 において 塀 垣 などを 設 置 する 場 合 高 さを 抑 え 坂 道 の 勾 配 と 調 和 する 形 態 とすることで 一 様 で 長 大 な 壁 が 生 じ ないようにします 外 構 の 形 態 を 工 夫 し 坂 道 を 感 じさせるものとします 建 物 の 位 置 を 後 退 さ せるなどの 工 夫 によ り 坂 道 を 上 る 歩 行 者 への 圧 迫 感 を 抑 制 す るとともに 坂 上 部 か らの 眺 めの 確 保 を 図 ります 建 築 物 の 配 置 を 工 夫 し 坂 の 先 の 斜 面 地 の 景 観 への 眺 めを 確 保 建 築 物 の 配 置 を 工 夫 し 坂 の 上 からの 見 晴 らしを 確 保 します 河 骨 川 の 旧 河 道 のゆるやかな 線 形 を 継 承 するとともに 緑 があり あり 歩 きたくなる 沿 道 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 河 骨 川 の 旧 河 道 が 歩 いて 楽 しい 空 間 となるよう 旧 河 道 に 建 築 物 が 背 を 向 けないように また 室 外 機 等 の 設 備 が 直 接 見 えないように 工 夫 します 建 築 物 等 の 配 置 を 工 夫 し 道 路 側 に 緑 化 空 間 を 創 出 するなど 潤 い のある 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 配 置 の 工 夫 や 壁 面 の 一 部 後 退 等 により 緑 化 のための 空 間 を 創 出 します 代 々 木 公 園 等 大 規 模 緑 地 を 核 として 街 中 の 緑 がつながる 景 観 を 形 成 します 旧 河 骨 川 下 流 の 緑 道 の 緑 豊 かな 潤 いのある 景 観 を 保 全 し 歩 きたく なる 緑 道 景 観 を 形 成 します ます 景 観 形 成 の 考 え 方 代 々 木 公 園 明 治 神 宮 の 杜 という 緑 の 拠 点 を 活 かし 周 辺 の 街 区 内 の 緑 とのつながりの 形 成 により 緑 豊 かな 景 観 の 形 成 を 図 ります 旧 河 道 の 緑 道 等 により まちなかの 緑 をつなぎます 旧 河 道 が 歩 い て 楽 しい 空 間 となるよう 沿 道 の 敷 地 において 旧 河 道 に 建 築 物 が 背 を 向 けないように また 室 外 機 等 の 設 備 が 直 接 見 えないようにす るなど 地 域 に 親 しまれる 景 観 の 形 成 を 図 ります 街 路 樹 に 加 え 敷 地 の 緑 も 一 体 となって 緑 がつながる 景 観 を 形 成 します 代 々 木 公 園 等 大 規 模 緑 地 周 辺 において 緑 景 観 と 調 和 した 落 ち 着 きのある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 大 規 模 緑 地 周 辺 においては 建 築 物 等 の 外 観 は 緑 と 調 和 する 落 ち 着 いた 色 彩 とし 大 規 模 緑 地 と 調 和 した 景 観 の 形 成 を 図 ります 明 治 神 宮 に 通 じる 北 参 道 西 参 道 沿 道 において 落 ち 着 いた 色 彩 形 態 を 採 用 し 大 規 模 緑 地 の 緑 を 引 き 立 てます 敷 地 内 の 緑 化 を 充 実 させることで 明 治 神 宮 への 参 道 沿 道 にふさわしい 景 観 の 形 成 を 図 ります 樹 林 の 色 彩 (マンセル 系 の 実 測 値 ) 区 分 色 相 明 度 彩 度 7.5Y~ 2.0~ 2.0~ 常 緑 10GY 盛 期 の 5.0Y~ 4.0~ 4.0~ 緑 7.5GY 紅 葉 時 5.0R~ 4.0~ 5.0~ 2.5Y 資 料 ) 景 観 まちづくり 最 前 線 ( 自 治 体 景 観 政 策 研 究 会 編 2009) 樹 林 落 葉

29 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 明 治 神 宮 や 正 春 寺 代 々 木 八 幡 神 社 など 歴 史 的 景 観 を 保 全 します 旧 大 名 屋 敷 跡 地 を 起 源 とする 整 然 とし た 街 並 み 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 歴 史 文 化 資 源 の 周 辺 に おいて 彩 度 明 度 を 抑 えた 落 ち 着 きのある 色 彩 とします また 歴 史 文 化 資 源 と 調 和 する 形 態 意 匠 素 材 の 採 用 周 辺 の 資 源 への 望 見 に 配 慮 を 図 ります した 規 模 配 置 とします 歴 史 文 化 資 源 の 周 辺 において これら 資 源 への 圧 迫 感 の 低 減 見 通 しに 配 慮 して 規 模 配 置 を 工 夫 します 景 観 形 成 の 考 え 方 刀 剣 博 物 館 周 辺 等 かつての 武 家 地 跡 地 の 区 画 の 中 低 層 の 住 宅 地 においては 壁 面 の 位 置 の 連 続 性 に 配 慮 し 整 った 住 宅 地 景 観 の 保 全 を 図 ります 壁 面 の 位 置 の 連 続 性 に 配 慮 します (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 新 宿 駅 南 口 周 辺 においては 建 築 物 の 建 築 等 に 関 しては 新 宿 御 苑 からの 眺 めに 配 慮 します 景 観 形 成 特 定 地 区 の 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 を 参 照 代 々 木 や 代 々 木 八 幡 などの 身 近 な 商 店 街 の 賑 わいのある 景 観 を 継 承 します 景 観 形 成 の 考 え 方 同 規 模 の 間 口 の 店 舗 が 連 続 する 商 店 街 において 建 築 物 の 更 新 等 を 行 う 際 は 低 層 部 の 形 態 を 従 前 の 間 口 の 連 続 性 を 損 なわないものとするなど まとまりのある 商 店 街 の 景 観 の 形 成 を 図 ります 低 層 店 舗 が 建 ち 並 ぶ 商 店 低 層 部 を 既 存 の 街 並 みに 合 わ せ 中 高 層 部 をセットバック 山 手 通 り 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 山 手 通 り 沿 道 と 背 後 の 低 層 住 宅 地 が 調 和 した 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 山 手 通 り 沿 道 の 大 規 模 な 建 築 物 に 関 して その 背 後 の 住 宅 地 への 圧 迫 感 の 発 生 を 抑 制 するよう 高 さや 低 層 部 分 の 形 態 について 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 ります 山 手 通 りの 道 路 の 拡 幅 整 備 に 伴 い 良 好 な 道 路 景 観 と 調 和 する 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 山 手 通 り 沿 道 に 地 域 に 親 しまれる 代 々 木 八 幡 宮 が 立 地 します 道 路 から 神 社 の 杜 を 望 むことができるよう 神 社 の 周 辺 の 建 築 物 はその 高 さ 配 置 形 態 等 について 神 社 の 歴 史 的 な 景 観 との 調 和 を 図 ります 小 規 模 な 建 物 側 にオープ ンスペースを 設 けるなど 配 置 を 工 夫 します

30 4 千 駄 ヶ 谷 神 宮 前 地 域 (1) 地 形 景 観 特 性 谷 を 形 成 する 旧 渋 谷 川 遊 歩 道 の 景 観 台 地 上 部 のゆとり のある 低 層 住 宅 地 景 観 低 地 部 ( 旧 河 道 沿 い)の 密 度 の 高 い 住 宅 地 の 景 観 国 会 議 事 堂 に 係 る 景 観 誘 導 区 域 本 地 域 の 一 部 に 東 京 都 が 大 規 模 建 築 物 等 景 観 形 成 指 針 (1) 国 会 議 事 堂 迎 賓 館 絵 画 館 東 京 駅 丸 の 内 駅 舎 の 眺 望 の 保 全 に 関 する 景 観 誘 導 区 域 を 定 めています 同 区 域 において 大 規 模 建 築 物 の 建 築 等 を 行 う 場 合 指 定 眺 望 点 から 国 会 議 事 堂 への 眺 望 に 配 慮 する 必 要 があります 本 地 域 の 中 央 部 東 側 から JR 山 手 線 までの 区 間 にかかっています(P.38 参 照 ) (2) 緑 河 川 等 の 自 然 景 観 特 性 新 宿 御 苑 の 緑 の 景 観 御 苑 内 からの 広 がりのある 眺 め 新 宿 御 苑 からの 広 がりのある 眺 め ( 新 宿 御 苑 ) (3) 歴 史 文 化 景 観 特 性 神 社 寺 院 が 集 積 する 歴 史 的 景 観 旧 大 名 屋 敷 跡 地 を 起 源 に もつ 整 然 とした 街 区 の 景 観 (5) 住 民 主 体 の 取 り 組 み 景 観 特 性 地 区 計 画 まちづくり 協 議 会 等 による 住 民 等 の 主 体 的 な 景 観 形 成 の 推 進

31 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 特 性 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 景 観 特 性 日 本 を 代 表 する 美 しい 街 並 みや 賑 わいのある 商 業 地 の 景 観 住 宅 地 から 商 業 業 務 地 まで 様 々な 景 観 が 展 開 する 広 域 幹 線 道 路 沿 道 の 景 観 駅 周 辺 における 低 層 部 に 商 業 業 務 機 能 中 高 層 部 に 住 居 機 能 のある 複 合 系 市 街 地 の 景 観 原 宿 周 辺 旧 渋 谷 川 遊 歩 道 沿 道 の 落 ち 着 きの ある 住 商 共 存 地 の 景 観 表 参 道 の 質 の 高 い 美 しい 街 並 み ( 表 参 道 ) 中 高 層 建 築 物 に よる 複 合 系 市 街 地 景 観 ( 千 駄 ヶ 谷 一 丁 目 ) 緩 やかに 曲 がる 旧 河 道 沿 いの 身 近 な 商 店 街 の 景 観 ( 神 宮 前 六 丁 目 )

32 4 千 駄 ヶ 谷 神 宮 前 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 坂 等 を 活 かし 地 形 の 変 化 を 感 じることができる 景 観 を 形 成 します 旧 渋 谷 川 遊 歩 道 においては 旧 河 道 のゆるやかな 線 形 を 継 承 します 景 観 形 成 の 考 え 方 坂 道 沿 道 において 塀 垣 などを 設 置 する 場 合 高 さを 抑 え 坂 道 の 勾 配 と 調 和 する 形 態 とすることで 一 様 で 長 大 な 壁 が 生 じないように します 建 物 の 位 置 を 後 退 させるなどの 工 夫 により 坂 道 を 上 る 歩 行 者 への 圧 迫 感 を 抑 制 するとともに 坂 上 部 からの 眺 めの 確 保 を 図 ります 緑 の 位 置 や 建 築 物 等 の 配 置 を 工 夫 し 旧 河 道 の 緩 やかな 曲 線 ( 線 形 ) を 活 かす 景 観 の 形 成 を 図 ります 外 構 の 形 態 を 工 夫 し 坂 道 を 感 じ させるものとします (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 新 宿 御 苑 等 大 規 模 な 緑 地 を 緑 の 拠 点 として 街 中 の 緑 がつながる 景 観 を 形 成 します 新 宿 御 苑 からの 広 がりのある 眺 めを 保 全 します 新 宿 御 苑 周 辺 において 緑 景 観 と 調 和 した 落 ち 着 きのある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 特 定 地 区 の 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 を 参 照 (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 鳩 の 森 神 社 周 辺 の 寺 院 等 が 集 積 する 歴 史 的 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 寺 院 が 集 積 する 地 区 においては その 周 辺 において 建 築 物 等 の 形 態 色 彩 素 材 について 歴 史 的 景 観 への 調 和 に 配 慮 します 東 京 都 区 部 では 最 古 の 木 造 駅 舎 である 原 宿 駅 舎 周 辺 においては 駅 舎 の 歴 史 的 景 観 と 調 和 する 景 観 形 成 を 図 ります 低 彩 度 の 色 彩 の 採 用 や 光 を 多 く 反 射 する 素 材 の 使 用 を 避 ける 等 の 工 夫 歴 史 的 資 源 周 辺 の 建 築 物 は 歴 史 的 景 観 と 調 和 する 素 材 形 態 色 彩 とします 台 地 上 の 江 戸 時 代 の 大 名 屋 敷 跡 を 起 源 に 持 つ 低 層 で 緑 豊 か なゆとりある 住 宅 地 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 千 駄 ヶ 谷 台 地 上 の 低 中 層 の 落 ち 着 きのある 緑 豊 かな 住 宅 地 景 観 の 保 全 を 図 ります 中 層 の 集 合 住 宅 等 は 低 層 の 戸 建 て 住 宅 地 と 調 和 するように 形 態 配 置 色 彩 等 を 配 慮 します また 敷 地 周 辺 の 緑 化 の 充 実 を 図 ります 緑 豊 かなゆとりある 低 層 の 住 宅 地 景 観 を 保 全 します

33 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 日 本 を 代 表 する 美 しく 質 の 高 い 表 参 道 の 沿 道 景 観 の 魅 力 を 高 めます 新 宿 駅 南 口 周 辺 においては 建 築 物 の 建 築 等 に 関 しては 新 宿 御 苑 からの 眺 めに 配 慮 します 景 観 形 成 特 定 地 区 の 表 参 道 沿 道 地 区 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 を 参 照 明 治 通 り 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 明 治 通 り 沿 道 においては 働 く 住 む 買 い 物 に 訪 れる 等 の 多 様 な 活 動 が 展 開 しています そこで 商 業 系 業 務 系 住 宅 地 系 等 の 沿 道 の 土 地 利 用 特 性 に 応 じて 景 観 形 成 を 図 ります 商 業 系 の 区 間 においては 歩 きやすい 歩 道 を 整 備 し 買 物 や 街 歩 きを 楽 しめる ショッピングスト リート 景 観 の 形 成 を 図 ります 業 務 系 の 区 間 においては 形 態 色 彩 に 配 慮 し 落 ち 着 きのある 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 住 宅 地 系 の 区 間 においては 集 合 住 宅 の 落 ち 着 いたファサードと セットバック 等 による 建 物 前 広 場 状 空 間 と 歩 道 が 一 体 となった 歩 きやすい 歩 道 空 間 が 調 和 する 親 しみのある 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 原 宿 駅 周 辺 や 旧 渋 谷 川 遊 歩 道 沿 道 など 歩 いて 楽 しい 賑 わい 景 観 の 魅 力 を 高 めます 景 観 形 成 の 考 え 方 住 宅 地 の 中 に 小 規 模 な 店 舗 が 立 地 し 渋 谷 区 を 代 表 する 特 徴 的 な 賑 わい 景 観 を 形 成 しています 建 築 物 等 は 住 宅 地 の 落 ち 着 きのある 景 観 と 調 和 する 色 彩 規 模 とします そして ショ ッピングや 街 歩 きを 楽 しめる 景 観 の 形 成 を 図 ります 回 遊 ルートにおいては 街 路 樹 の 充 実 化 や 舗 装 整 備 など 道 路 の 美 装 化 を 推 進 し 歩 きやすい 道 路 景 観 の 形 成 を 図 ります 旧 河 道 に 向 けて 開 放 的 な 形 態 とし 賑 わいのある 景 観 を 形 成 します 住 居 機 能 と 商 業 業 務 機 能 が 調 和 する 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 商 業 業 務 機 能 が 入 る 低 層 部 においては オーニングの 設 置 や 開 放 的 なファサードにより 賑 わいを 創 出 するとともに 住 居 機 能 やオフィス 棟 が 入 る 中 高 層 部 においては 落 ち 着 いた 形 態 色 彩 とし 低 層 部 同 士 中 高 層 部 同 士 で 調 和 のとれた 景 観 を 形 成 します 中 高 層 部 : 落 ち 着 き 低 層 部 : 賑 わい 低 層 部 は 賑 わいがあり 中 高 層 部 は 住 宅 機 能 として 落 ち 着 いた 形 態 色 彩 とします

34 5 氷 川 新 橋 地 域 (1) 地 形 地 域 全 体 の 景 観 特 性 地 形 が 織 りなす 多 様 な 景 観 国 会 議 事 堂 迎 賓 館 に 係 る 景 観 誘 導 区 域 本 地 域 の 一 部 に 東 京 都 が 大 規 模 建 築 物 等 景 観 形 成 指 針 (1) 国 会 議 事 堂 迎 賓 館 絵 画 館 東 京 駅 丸 の 内 駅 舎 の 眺 望 の 保 全 に 関 する 景 観 誘 導 区 域 を 定 めています 同 区 域 に おいて 大 規 模 建 築 物 の 建 築 等 を 行 う 場 合 指 定 眺 望 点 か ら 国 会 議 事 堂 迎 賓 館 への 眺 望 に 配 慮 する 必 要 があります 国 会 議 事 堂 は 渋 谷 駅 から 北 東 部 方 向 に 迎 賓 館 は 広 尾 駅 から 南 側 方 向 にかかっています(P.38 参 照 ) 渋 谷 川 沿 いの 低 地 と 台 地 との 間 の 坂 道 の 景 観 ( 宮 益 坂 ) (2) 緑 河 川 等 の 自 然 景 観 特 性 区 内 では 数 少 ない 開 渠 部 の 水 の ある 渋 谷 川 の 景 観 区 内 では 貴 重 な 渋 谷 川 の 河 川 景 観 ( 渋 谷 川 ) (3) 歴 史 文 化 景 観 特 性 江 戸 時 代 の 大 名 屋 敷 の 敷 地 を 継 承 する 文 教 地 区 の 緑 多 い 教 育 施 設 等 の 景 観 江 戸 時 代 の 街 割 を 継 承 する 寺 院 集 積 地 の 景 観

35 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 特 性 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 景 観 特 性 青 山 通 り 明 治 通 り 等 賑 わいのある 広 域 幹 線 道 路 沿 道 の 景 観 大 きく 景 観 が 変 化 する 渋 谷 駅 東 口 駅 前 の 景 観 恵 比 寿 駅 周 辺 の 商 業 業 務 拠 点 の 活 気 あふれる 景 観 (5) 住 民 主 体 の 取 り 組 み 景 観 特 性 地 区 計 画 まちづくり 協 議 会 等 による 住 民 等 の 主 体 的 な 景 観 形 成 の 推 進 高 層 建 築 物 が 建 ち 並 ぶ 青 山 通 り 沿 道 景 観 ( 青 山 通 り) 祥 雲 寺 門 前 の 賑 わい 地 の 見 通 し 景 観 ( 広 尾 五 丁 目 )

36 5 氷 川 新 橋 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 坂 等 を 活 かし 地 形 の 変 化 を 感 じることができる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 坂 道 沿 道 において 塀 垣 などを 設 置 する 場 合 高 さを 抑 え 坂 道 の 勾 配 と 調 和 する 形 態 とすることで 一 様 で 長 大 な 壁 が 生 じないようにします 建 物 の 位 置 を 後 退 させるなどの 工 夫 により 坂 道 を 上 る 歩 行 者 への 圧 迫 感 を 抑 制 するとともに 坂 上 部 からの 眺 めの 確 保 を 図 ります (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 渋 谷 川 および 川 沿 いの 敷 地 が 一 体 となり ゆとりと 潤 いのある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 渋 谷 川 沿 いの 建 築 物 は 渋 谷 川 に 対 して 開 放 的 なデザインを 採 用 するな ど 川 に 背 を 向 けないようにします 川 から 建 築 設 備 等 が 見 えないように 植 栽 や 覆 いで 隠 します 川 岸 に 可 能 な 限 り 空 地 を 設 け 緑 を 配 置 し 潤 いのある 景 観 の 形 成 を 図 ります 建 築 物 の 外 壁 等 の 色 彩 素 材 は 水 辺 景 観 に 調 和 するよう 落 ち 着 きのある ものとします 緑 の 位 置 や 建 築 物 等 の 配 置 を 工 夫 し 河 道 の 緩 やかな 曲 線 ( 線 形 )を 活 か す 景 観 の 形 成 を 図 ります 外 構 の 形 態 を 工 夫 し 坂 道 を 感 じさせるものとし ます 渋 谷 川 に 向 けて 開 放 的 な デザインを 採 用 したり 渋 谷 川 に 面 した 敷 地 の 緑 化 を 行 います (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 金 王 八 幡 神 社 や 氷 川 神 社 東 北 寺 など 東 渋 谷 台 地 から 渋 谷 川 への 斜 面 地 に 江 戸 時 代 から 立 地 する 寺 社 の 歴 史 的 な 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 金 王 八 幡 神 社 氷 川 神 社 などの 歴 史 的 景 観 緑 豊 かな 潤 いのある 景 観 を 保 全 します それら 資 源 の 周 辺 においては 形 態 色 彩 配 置 に 関 して 歴 史 的 景 観 との 調 和 に 配 慮 します 祥 雲 寺 周 辺 の 寺 院 集 積 地 区 の 歴 史 的 な 景 観 を 継 承 します 景 観 形 成 の 考 え 方 祥 雲 寺 を 含 む 寺 院 集 積 地 区 の 歴 史 的 景 観 を 保 全 します 祥 雲 寺 門 前 において 壁 面 の 位 置 高 さ 低 層 部 のファサードに 配 慮 し 商 業 店 舗 が 建 ち 並 ぶ 見 通 し 景 観 を 保 全 します 大 学 や 再 開 発 地 等 比 較 的 大 きな 敷 地 内 のまとまりのある 緑 を 保 全 します 江 戸 時 代 の 大 名 屋 敷 跡 を 起 源 に 持 つ 区 画 が 整 った 低 層 の 住 宅 地 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 台 地 上 の 低 層 の 落 ち 着 きのある 緑 豊 かな 住 宅 地 景 観 の 保 全 を 図 ります 中 層 の 集 合 住 宅 等 は 低 層 の 戸 建 て 住 宅 地 と 調 和 するように 形 態 色 彩 配 置 等 を 配 慮 します また 敷 地 周 辺 の 緑 化 の 充 実 を 図 ります 恵 比 寿 三 丁 目 等 旧 大 名 屋 敷 跡 地 に 展 開 する 区 画 された 低 層 の 住 宅 地 に おいて 整 った 区 画 を 活 かし 周 辺 と 調 和 する 規 模 色 彩 とし ゆとりあ る 落 ち 着 いた 景 観 の 保 全 を 図 ります 歴 史 的 資 源 の 周 辺 において は 落 ち 着 きのある 色 彩 形 態 とする 等 資 源 と 一 体 となる 景 観 を 形 成 します 門 前 の 賑 わいの 演 出 形 態 壁 面 の 位 置 高 さに 配 慮 し 統 一 感 のある 景 観 を 形 成 します 低 層 の 落 ち 着 きのある 住 宅 地 景 観 を 継 承 します

37 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 渋 谷 区 の 玄 関 口 としてふさわしい わしい 顔 となる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 1 渋 谷 駅 東 口 周 辺 景 観 形 成 特 定 地 区 の 渋 谷 駅 中 心 地 区 を 参 照 2 恵 比 寿 駅 周 辺 低 層 店 舗 の 多 様 な 界 わい 景 観 を 保 全 し 大 規 模 再 開 発 地 とネットワークを 結 ぶことで 回 遊 性 を 向 上 し 賑 わいのある 商 業 地 景 観 の 形 成 を 図 ります メインストリート 沿 道 の 建 築 物 等 は 背 後 の 道 路 側 の 低 層 部 のファサード 等 を 工 夫 し 背 後 道 路 沿 道 が 裏 の 空 間 とならないように 配 慮 します 建 物 の 中 高 層 部 においては 多 様 な 都 市 活 動 を 支 える 居 住 機 能 と 調 和 する 落 ち 着 きのある 都 市 景 観 の 形 成 を 図 ります 幹 線 道 路 の 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 1 青 山 通 り 明 治 通 り 六 本 木 通 り 基 本 カラーは 落 ち 着 いた 色 彩 を 用 い 建 物 1 階 はウィンドー ショッピングが 楽 しめるようにガラス 張 りにするなど 低 層 部 は 賑 わい 景 観 を 形 成 します 広 い 木 陰 をつくる 街 路 樹 を 大 きく 育 て 緑 あふれる 美 しい 通 りを 形 成 します 明 治 通 りにおいては 桜 の 街 路 樹 を 保 全 しま す 置 き 看 板 や 駐 輪 駐 バイクのない 歩 きやすく 快 適 な 道 とし 安 全 で 落 ち 着 きのある 商 業 街 路 景 観 の 形 成 を 図 ります 2 宮 益 坂 ゆとりある 歩 行 空 間 と 連 続 的 な 商 業 空 間 を 形 成 し 回 遊 性 に 優 れた 安 全 な 商 業 地 景 観 の 形 成 を 図 ります 宮 益 坂 沿 道 の 建 物 については 壁 面 後 退 による 歩 行 空 間 の 拡 大 と 建 物 の 高 さの 整 ったスカイラインにより 象 徴 的 で 統 一 感 のある 都 市 景 観 の 形 成 を 図 ります 建 築 物 の 外 壁 は 落 ち 着 きのある 色 彩 とします 路 面 に 面 した 部 分 を 商 業 用 途 などに 限 定 するエリアにおいて は 店 舗 などを 配 置 した 場 合 でも 無 機 質 な 空 間 とならぬよう ショーウィンドーやディスプレイを 配 置 するなどの 配 慮 を 行 います 緑 を 増 やすことによる 憩 いと 潤 いのある 都 市 環 境 の 創 出 のた め 建 築 物 の 敷 地 や 屋 上 の 積 極 的 な 緑 化 を 図 ります 恵 比 寿 通 り 等 地 域 の 主 要 道 路 沿 道 の 建 物 低 層 部 において 賑 わいのある 景 観 を 形 成 します ます 景 観 形 成 の 考 え 方 低 層 部 は 賑 わいのある 商 業 業 務 景 観 中 高 層 部 は 落 ち 着 きの ある 業 務 都 市 型 住 宅 環 境 を 備 える 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 街 路 樹 や 建 物 前 のプランター 等 により 潤 いのある 緑 の 景 観 の 形 成 を 図 ります 中 高 層 部 : 落 ち 着 き 風 格 低 層 部 : 質 の 高 い 賑 わい 中 高 層 部 は 落 ち 着 きのある 色 彩 形 態 高 さの 統 一 等 により 風 格 ある 景 観 を 形 成 し ます 低 層 部 は ショーウィンドー 等 を 設 置 し 賑 わいのある 景 観 を 形 成 します 行 政 区 民 企 業 等 の 協 働 により 緑 化 を 図 るなど 潤 いのある 景 観 を 形 成 します

38 6 大 向 代 官 山 恵 比 寿 地 域 (1) 地 形 地 域 全 体 の 景 観 特 性 地 形 が 織 りなす 多 様 な 景 観 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 景 観 特 性 渋 谷 駅 や 恵 比 寿 駅 周 辺 の 商 業 業 務 拠 点 の 活 気 あふれる 景 観 山 手 通 り 国 道 246 号 の 広 域 幹 線 道 路 沿 道 の 賑 わい 景 観 代 官 山 周 辺 の 特 徴 ある 住 商 共 存 地 の 賑 わい 景 観 渋 谷 駅 前 の 商 業 業 務 拠 点 景 観 ( 渋 谷 駅 ハチ 公 口 前 ) 中 低 層 の 質 の 高 い 建 築 物 が 建 ち 並 ぶ 旧 山 手 通 り 沿 道 景 観 ( 猿 楽 町 ) 落 ち 着 きのある 商 業 業 務 地 景 観 ( 公 園 通 り)

39 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 特 性 (2) 緑 河 川 等 の 自 然 景 観 特 性 代 々 木 公 園 国 立 代 々 木 競 技 場 におけ る 緑 地 景 観 6 5 (3) 歴 史 文 化 景 観 特 性 国 立 代 々 木 競 技 場 体 育 館 等 の 現 代 を 代 表 する 建 築 物 の 景 観 江 戸 時 代 の 大 名 屋 敷 の 敷 地 を 起 源 と する 鍋 島 松 濤 公 園 をはじめ 緑 多 い 低 層 のゆとりある 住 宅 地 の 景 観 (5) 住 民 主 体 の 取 り 組 み 景 観 特 性 地 区 計 画 まちづくり 協 議 会 等 による 住 民 等 の 主 体 的 な 景 観 形 成 の 推 進 ゆとりある 緑 豊 かな 住 宅 地 景 観 ( 松 濤 一 丁 目 )

40 6 大 向 代 官 山 恵 比 寿 地 域 (1) 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 坂 等 を 活 かし 地 形 の 変 化 を 感 じることができる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 坂 道 沿 道 において 塀 垣 などを 設 置 する 場 合 高 さを 抑 え 坂 道 の 勾 配 と 調 和 する 形 態 とすることで 一 様 で 長 大 な 壁 が 生 じないようにします 建 物 の 位 置 を 後 退 させるなどの 工 夫 により 坂 道 を 上 る 歩 行 者 への 圧 迫 感 を 抑 制 するとともに 坂 上 部 からの 眺 めの 確 保 を 図 ります (2) 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 公 園 のまとまりのある 緑 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 鍋 島 松 濤 公 園 等 のまとまりのある 緑 と 緑 との 連 続 性 の 保 全 確 保 を 図 ります 公 園 周 辺 の 大 規 模 敷 地 の 既 存 の 緑 を 保 全 します 外 構 の 形 態 ( 階 段 状 )を 工 夫 し 坂 道 を 感 じさせるものとします (3) 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 江 戸 時 代 の 大 名 屋 敷 跡 を 起 源 に 持 つ 低 層 の 落 ち 着 きのある 住 宅 地 景 観 を 保 全 します 景 観 形 成 の 考 え 方 松 濤 南 平 台 等 良 好 な 低 層 住 宅 地 において 周 辺 と 調 和 す る 規 模 ファサード 配 置 とし 落 ち 着 きのある 色 彩 を 採 用 します 幹 線 道 路 沿 道 の 建 築 物 等 は 背 後 の 低 層 住 宅 地 への 圧 迫 感 の 軽 減 に 配 慮 します 更 新 時 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 緑 の 保 全 創 出 を 図 ります 公 園 のまとまりのある 緑 を 保 全 します ゆとりある 敷 地 で 落 ち 着 きのある 住 宅 地 景 観 を 形 成 します

41 Ⅱ 身 近 な 地 域 から 積 み 上 げる 景 観 形 成 の 方 向 の 解 説 景 観 形 成 の 方 向 と 考 え 方 (4) 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 渋 谷 区 の 玄 関 口 としてふさわしい わしい 顔 となる 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 特 定 地 区 の 渋 谷 駅 中 心 地 区 を 参 照 代 官 山 駅 周 辺 等 に 展 開 する 歩 いて 買 物 が 楽 しめる 住 商 共 存 地 の 景 観 を 保 全 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 渋 谷 駅 代 官 山 駅 周 辺 に 展 開 する 商 業 店 舗 と 住 宅 が 共 存 する 空 間 において 低 層 部 においては ヒューマンスケールに 則 したデザインを 採 用 し 歩 いて 楽 しめる 景 観 の 保 全 形 成 を 図 ります 景 観 形 成 特 定 地 区 の 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 を 参 照 山 手 通 り 国 道 246 号 旧 山 手 通 り 沿 道 において 低 層 部 は 賑 わいのある 景 観 を 中 高 層 部 は 風 格 のある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 1 国 道 246 号 国 道 246 号 沿 道 において 低 層 部 は 人 が 楽 しく 歩 けるようにヒューマンスケールによるファサ ードを 形 成 し 中 高 層 部 は 落 ち 着 きのある 形 態 色 彩 とし 広 域 の 幹 線 道 路 にふさわしい 風 格 の ある 景 観 の 形 成 を 図 ります 2 山 手 通 り 旧 山 手 通 り 山 手 通 り 沿 道 の 大 規 模 な 建 築 物 に 関 して その 背 後 の 住 宅 地 への 圧 迫 感 の 発 生 を 抑 制 するよう 高 さや 低 層 部 分 の 形 態 について 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 ります 旧 山 手 通 りの 沿 道 の 商 業 建 築 等 においては デザイン 配 置 を 工 夫 し 敷 地 内 通 路 や 中 庭 空 間 な どのたまり 空 間 を 創 出 し 奥 行 きがあり 回 遊 性 を 向 上 させる 魅 力 ある 景 観 を 形 成 します 小 規 模 な 建 物 側 にオープンスペースを 設 けるなど 配 置 を 工 夫 します 道 路 とつながる 中 庭 空 間 の 創 出 を 図 ります 八 幡 通 り 等 地 域 の 主 要 道 路 沿 道 の 建 物 低 層 部 において 賑 わいのある 景 観 を 形 成 します 景 観 形 成 の 考 え 方 八 幡 通 りなど 地 域 の 主 要 道 路 沿 道 において 建 築 物 の 更 新 の 際 は 可 能 な 限 り 建 物 前 面 に 歩 道 状 空 間 を 配 置 し 歩 道 と 一 体 的 な ゆとりある 歩 行 空 間 を 創 出 し 賑 わい 景 観 の 形 成 を 図 ります 建 物 前 に 歩 道 状 空 間 を 創 出 し ゆとり ある 歩 道 の 景 観 を 形 成 します

42 参 考 : 東 京 都 景 観 計 画 眺 望 地 点 及 び 景 観 誘 導 区 域

43 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 Ⅲ. 景 観 形 成 の 解 説

44 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 1. 景 観 形 成 特 定 地 区 及 び 一 般 地 域 における 景 観 形 成 の 方 向 渋 谷 区 全 域 を 景 観 計 画 区 域 とし 景 観 形 成 特 定 地 区 と 一 般 地 域 に 区 分 された 各 地 区 にお いて 景 観 特 性 に 関 する 情 報 および 地 区 の 景 観 特 性 に 応 じた 景 観 形 成 の 方 針 良 好 な 景 観 形 成 のた めの 景 観 形 成 を 示 します C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 A. 表 参 道 沿 道 地 区 D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 候 補 地 区 青 山 通 り 沿 道 地 区 B. 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 区 域 区 分 図 景 観 形 成 特 定 地 区 の 区 域 区 分 表 地 区 名 称 区 域 A. 表 参 道 沿 道 地 区 表 参 道 地 区 地 区 計 画 区 域 ( 渋 谷 区 神 宮 前 一 丁 目 四 丁 目 五 丁 目 及 び 六 丁 目 各 地 内 ) B. 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 旧 山 手 通 り 地 区 地 区 計 画 区 域 ( 渋 谷 区 猿 楽 町 鉢 山 町 恵 比 寿 西 一 丁 目 南 平 台 町 各 地 内 ) C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 新 宿 御 苑 の 外 周 線 から 概 ね 100m から 300m の 範 囲 内 D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 東 京 都 景 観 計 画 に 基 づく 渋 谷 駅 中 心 地 区 大 規 模 建 築 物 等 に 係 る 特 定 区 域 景 観 形 成 指 針 の 適 用 区 域 内 一 般 地 域 の 区 域 区 分 表 地 域 名 称 E. 用 途 地 域 E. 住 宅 地 系 市 街 地 F. 複 合 系 市 街 地 G. 商 業 業 務 地 系 市 街 地 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 低 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 二 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 一 種 住 居 地 域 第 二 種 住 居 地 域 準 住 居 地 域 準 工 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域

45 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 景 観 形 成 特 定 地 区 の 4 地 区 と 一 般 地 域 の 3 地 域 における 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 と 景 観 形 成 の 解 説 は 次 頁 以 降 に 地 区 別 に 掲 載 しています 掲 載 している 主 な 事 項 は 以 下 の 通 りです 景 観 特 性 と 目 標 地 区 の 主 な 景 観 特 性 を 示 すとともに 主 な 景 観 資 源 の 写 真 を 掲 載 しています さらに 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 するための 目 標 を 挙 げています 区 域 図 地 区 の 区 域 を 示 しています 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 地 域 ごとの 景 観 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 の 方 向 を 示 しています 景 観 形 成 の 解 説 良 好 な 景 観 形 成 のための 景 観 形 成 につ いて 届 出 対 象 行 為 の 分 類 ごとに 示 してい ます さらに 54 頁 から 74 頁 の 景 観 形 成 の 解 説 を 参 照 できるように 解 説 頁 を 示 し ています

46 景 観 形 成 特 定 地 区 A. 表 参 道 沿 道 地 区 (1) 景 観 特 性 と 目 標 表 参 道 は ケヤキ 並 木 の 美 しさを 特 徴 とした 日 本 を 代 表 する 商 業 地 と して 発 展 してきました 賑 わいのある 洗 練 された 景 観 が 展 開 し 新 たな 生 活 文 化 の 情 報 発 信 地 となっています 表 参 道 地 区 地 区 計 画 により 建 物 の 高 さの 最 高 限 度 が 定 められ 整 った 街 路 景 観 が 形 成 されるとともに 1 階 部 分 にはショーウィンドーの 設 置 が 誘 導 されるなど 賑 わいの 景 観 が 演 出 されています 表 参 道 沿 道 地 区 において 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 する 上 で 以 下 の 課 題 が 挙 げられます 緑 豊 かなケヤキ 並 木 質 の 高 い 賑 わいのある 商 業 地 景 観 を 形 成 します 今 後 も 沿 道 の 低 層 部 の 商 業 施 設 の 賑 わいを 増 進 するとともに 美 観 を 損 な う 恐 れのないよう 屋 外 広 告 物 を 誘 導 するなど 質 の 高 い 魅 力 ある 商 業 地 景 観 を 形 成 することが 重 要 です ケヤキ 並 木 を 引 き 立 てる 沿 道 景 観 を 形 成 します 表 参 道 のシンボルであるケヤキ 並 木 を 引 き 立 てる 色 彩 を 誘 導 し ケヤキ 並 木 と 一 体 となった 魅 力 ある 沿 道 景 観 を 形 成 することが 重 要 です 質 の 高 い 整 った 沿 道 景 観 整 った 街 並 みを 継 承 します 周 辺 の 建 物 に 高 さについての 配 慮 を 求 め 整 った 街 並 みを 継 承 し 明 治 神 宮 につながる 見 通 し 景 観 を 形 成 することが 重 要 です (2) 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 緩 やかな 傾 斜 のある 表 参 道 の 地 形 の 特 性 を 活 かした 沿 道 景 観 を 形 成 し ます 低 層 部 における 賑 わいの 演 出 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 表 参 道 のシンボルであるケヤキ 並 木 を 引 き 立 てる 色 彩 を 誘 導 し ケヤ キ 並 木 と 一 体 となった 魅 力 ある 沿 道 景 観 を 形 成 します 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 と 同 じ 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 今 後 も 沿 道 の 低 層 部 の 商 業 施 設 の 賑 わいを 増 進 するとともに 美 観 を 損 なう 恐 れのないよう 屋 外 広 告 物 を 誘 導 するなど 質 の 高 い 魅 力 あ る 商 業 地 景 観 を 形 成 します ケヤキ 並 木 を 引 き 立 てる 落 ち 着 きのある 色 彩 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 地 区 計 画 等 に 基 づく 地 域 の 取 り 組 みで 培 ってきた 整 った 街 並 みを 継 承 し 明 治 神 宮 の 参 道 として 落 ち 着 きのある 見 通 し 景 観 を 形 成 します 明 治 神 宮 に 向 けて 整 った 街 並 みが 続 く 見 通 し 景 観

47 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 (3) 景 観 形 成 a) 建 築 物 の 建 築 等 建 設 等 b) 工 作 物 の c) 開 発 行 為 形 態 又 は 色 彩 その 他 の 意 匠 区 域 図 分 類 景 観 形 成 解 説 頁 形 態 意 匠 は 建 築 物 単 体 だけでなく 周 辺 の 建 築 物 や 景 観 資 源 等 との 調 和 に 配 慮 する 54 (1) 附 帯 する 設 備 等 は 建 築 物 と 一 体 的 な 形 態 意 匠 とするか 目 隠 し 等 により 修 景 を 行 うなど 歩 行 者 からの 見 え 方 に 配 慮 する 55 1 形 態 低 層 部 は 歩 行 者 空 間 を 意 識 して ヒューマンスケールのデザインとなる よう 配 慮 する 55 外 構 及 び 低 層 部 においては 坂 道 など 地 形 の 変 化 を 活 かす 工 夫 をする 54 表 参 道 に 面 する 建 築 物 の1 階 部 分 は ショーウィンドーなど 賑 わい 景 観 に 配 慮 したものとする 56 屋 上 には 表 参 道 から 見 た 街 並 みの 調 和 を 乱 すような 広 告 塔 等 の 工 作 物 等 を 設 置 してはならない 56 外 壁 建 築 物 に 附 帯 する 設 備 屋 根 の 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとと 2 色 彩 もに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る 59 (2) 配 置 (3) 高 さ 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 威 圧 感 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める 63 隣 接 する 建 築 物 群 オープンスペースとの 連 続 性 の 確 保 に 努 める 63 道 路 などの 公 共 空 間 と 連 続 したオープンスペースの 確 保 など 公 共 空 間 との 関 係 に 配 慮 した 配 置 とする 64 敷 地 内 に 残 すべき 景 観 資 源 などがある 場 合 は これを 活 かした 建 築 物 の 配 置 とする 65 高 さ 規 模 については 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 外 構 や 低 層 部 のデ ザインの 工 夫 等 を 含 め 街 並 みとの 調 和 を 図 る 66 (4) 壁 面 の 位 置 壁 面 の 位 置 の 連 続 性 など 周 辺 の 街 並 みに 配 慮 した 配 置 とする 68 (5) 緑 等 (1) 形 態 又 は 色 彩 その 他 の 意 匠 (2)その 他 (1) 配 置 区 域 は 表 参 道 地 区 地 区 計 画 の 区 域 とします 緑 化 の 際 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 継 続 的 な 維 持 管 理 が 可 能 な 樹 種 の 構 成 樹 木 の 配 置 とする 69 外 構 計 画 は 隣 接 する 敷 地 や 道 路 など 周 辺 景 観 との 調 和 に 配 慮 する 69 照 明 を 行 う 場 合 は 周 囲 の 環 境 や 夜 間 の 景 観 に 配 慮 し 周 辺 の 街 並 みと 調 和 したものとする 69 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとともに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る(ただ し コースターなどの 遊 戯 施 設 で 壁 面 と 認 識 できる 部 分 をもたない 工 71 作 物 を 除 く ) 建 築 物 屋 上 には 表 参 道 から 見 た 街 並 みの 調 和 を 乱 すような 広 告 塔 等 の 工 作 物 を 設 置 してはならない 72 緑 化 の 際 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 継 続 的 な 維 持 管 理 が 可 能 な 樹 種 の 構 成 樹 木 の 配 置 とする 72 大 幅 な 地 形 の 改 変 を 避 け 長 大 な 擁 壁 や 法 面 が 生 じないようにする 73 開 発 区 域 内 に 歴 史 的 な 建 造 物 や 残 すべき 自 然 がある 場 合 は それらを 活 かした 計 画 とする 73 事 業 地 内 のオープンスペースと 周 辺 地 域 のオープンスペースが 連 続 的 な ものとなるように 計 画 するなど 周 辺 地 域 との 土 地 利 用 と 関 連 づけた 土 73 地 利 用 計 画 とする 事 業 地 内 に 景 観 資 源 がある 場 合 その 資 源 を 活 用 するようにオープンス ペースの 配 置 計 画 を 行 う 73 (2) 法 (のり)の 高 さ 擁 壁 擁 壁 や 法 面 は 壁 面 緑 化 等 により 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める

48 景 観 形 成 特 定 地 区 B. 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 (1) 景 観 特 性 と 目 標 代 官 山 旧 山 手 通 りは 渋 谷 区 の 中 でも 良 好 な 景 観 をもつ 道 路 の 一 つで あり ヒルサイドテラスの 一 連 の 建 築 群 によって 日 本 を 代 表 する 落 ち 着 きのある 質 の 高 い 商 業 地 景 観 が 展 開 します ヒルサイドテラスは 約 30 年 の 年 月 をかけて 建 てられた 低 層 の 都 市 型 複 合 建 築 群 であり また 本 地 区 は 平 成 16 年 8 月 に 旧 山 手 通 り 地 区 地 区 計 画 区 域 として 都 市 計 画 決 定 がなされるなど 本 地 区 の 景 観 は 地 域 に よる 熱 心 な 取 り 組 みにより 築 かれてきたものです 代 官 山 旧 山 手 通 り 沿 道 地 区 において 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 する 上 で 以 下 の 課 題 が 挙 げられます 中 低 層 の 建 築 物 が 並 び 広 い 空 が 見 える 開 放 的 な 街 路 景 観 ゆとりある 整 った 沿 道 景 観 を 継 承 します 地 区 計 画 により 建 築 物 の 高 さの 最 高 限 度 が 定 められ 広 い 空 が 望 める 開 放 的 な 景 観 が 展 開 しています また ヒルサイドテラスの 建 築 物 群 に 代 表 される 落 ち 着 きのある 質 の 高 い 商 業 地 景 観 が 展 開 します このような ゆとりある 整 った 街 並 み 景 観 を 形 成 することが 重 要 です 歩 いて 楽 しい 賑 わいのある 沿 道 景 観 の 形 成 を 図 ります 建 築 物 の1 階 には 商 業 店 舗 やギャラリー 等 があり ショーウィンドー 等 によ り 賑 わいが 感 じられ また 旧 山 手 通 りから 望 める 中 庭 に 面 して 商 業 店 舗 が 並 ぶ 建 築 物 が 存 在 するなど 奥 行 きがあり 歩 いて 楽 しい 賑 わいのある 沿 道 景 観 を 形 成 することが 重 要 です 内 部 の 広 場 的 空 間 を 垣 間 見 ることができる 奥 行 き を 感 じる 沿 道 景 観 緑 と 調 和 した 街 並 み 景 観 を 形 成 します 沿 道 の 街 路 樹 や 旧 朝 倉 邸 の 緑 などの 緑 地 と 一 体 となった 潤 いのある 街 並 み 景 観 を 形 成 することが 重 要 です (2) 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 C 地 区 西 郷 橋 周 辺 においては 地 形 の 変 化 を 活 かした 景 観 を 形 成 し ます 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 緑 豊 かで 潤 いのある 市 街 地 環 境 を 形 成 するため 街 路 樹 の 緑 を 引 き 立 てる 色 彩 の 誘 導 を 図 るとともに 本 地 区 の 拠 点 的 な 緑 地 との 連 続 性 に 配 慮 して 緑 を 配 置 することにより 自 然 と 調 和 した 落 ち 着 きある 街 並 み 景 観 を 形 成 します 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 猿 楽 塚 など 地 域 の 歴 史 的 な 資 源 を 活 かした 景 観 を 形 成 します 建 築 物 の 高 さが 抑 制 され 広 い 空 が 望 める 景 観 背 後 の 緑 地 敷 地 内 の 緑 街 路 樹 が 一 体 となった 緑 豊 かな 街 並 み 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 街 路 とつながる 中 庭 空 間 を 確 保 するなど 賑 わいを 生 む 奥 行 きのある 魅 力 的 な 沿 道 景 観 を 形 成 します 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 旧 山 手 通 り 地 区 地 区 計 画 により 建 築 物 の 高 さを 抑 え 開 放 的 な 街 並 み 空 間 を 形 成 してきました これらの 取 り 組 みで 培 ってきた 落 ち 着 きのある 良 好 な 沿 道 景 観 を 継 承 していきます 旧 山 手 通 りから 垣 間 見 ら れる 中 庭 空 間

49 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 C 地 区 A 地 区 C 地 区 (3) 景 観 形 成 a) 建 築 物 の 建 築 等 建 設 等 b) 工 作 物 の c) 開 発 行 為 B 地 区 B 地 区 区 域 図 分 類 景 観 形 成 解 説 頁 形 態 意 匠 は 建 築 物 単 体 だけでなく 周 辺 の 建 築 物 や 景 観 資 源 等 との 調 和 に 配 慮 する 54 (1) 附 帯 する 設 備 等 は 建 築 物 と 一 体 的 な 形 態 意 匠 とするか 目 隠 し 等 により 修 景 を 行 うなど 歩 行 者 からの 見 え 方 に 配 慮 する 55 1 形 態 低 層 部 は 歩 行 者 空 間 を 意 識 して ヒューマンスケールのデザインとなる よう 配 慮 する 55 建 築 物 に 付 属 するテント 状 庇 装 飾 物 等 の 工 作 物 は 緑 と 調 和 した 色 彩 とするとともに 形 態 意 匠 は 周 辺 の 街 並 みと 調 和 するものとし 歩 行 56 者 の 通 行 に 配 慮 する 形 態 又 は 色 彩 その 他 の 意 匠 (2) 配 置 2 色 彩 屋 上 には 旧 山 手 通 りから 見 た 街 並 みの 調 和 を 乱 すような 広 告 塔 等 の 工 作 物 等 を 設 置 してはならない 56 外 壁 建 築 物 に 附 帯 する 設 備 屋 根 の 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとと もに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る 59 建 築 物 の 色 彩 は 落 ち 着 きのある 緑 と 調 和 したものとする 62 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 威 圧 感 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める 63 隣 接 する 建 築 物 群 オープンスペースとの 連 続 性 の 確 保 に 努 める 63 敷 地 内 に 残 すべき 景 観 資 源 などがある 場 合 は これを 活 かした 建 築 物 の 配 置 とする 商 業 用 途 の 建 築 物 に 関 しては 道 路 などの 公 共 空 間 と 連 続 した 中 庭 を 確 保 するなど 回 遊 に 資 する 空 間 の 創 出 に 努 める 高 さ 規 模 については 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 外 構 や 低 層 部 のデ (3) 高 さ ザインの 工 夫 等 を 含 め 街 並 みとの 調 和 を 図 る (4) 壁 面 の 位 置 壁 面 の 位 置 ( 中 庭 に 面 する 壁 面 は 除 く )の 連 続 性 など 周 辺 の 街 並 み (5) 緑 等 (1) 形 態 又 は 色 彩 その 他 の 意 匠 (2)その 他 (1) 配 置 区 域 及 び 地 区 区 分 は 旧 山 手 通 り 地 区 地 区 計 画 の 区 域 及 び 地 区 区 分 とします に 配 慮 した 配 置 とする 68 街 路 樹 等 既 存 の 緑 の 保 全 に 努 めるとともに 屋 上 及 び 壁 面 緑 化 等 積 極 的 に 緑 化 を 推 進 する 70 緑 化 の 際 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 継 続 的 な 維 持 管 理 が 可 能 な 樹 種 の 構 成 樹 木 の 配 置 とする 69 外 構 計 画 は 隣 接 する 敷 地 や 道 路 など 周 辺 景 観 との 調 和 に 配 慮 する 69 照 明 を 行 う 場 合 は 周 囲 の 環 境 や 夜 間 の 景 観 に 配 慮 し 周 辺 の 街 並 みと 調 和 したものとする 69 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとともに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る(ただ し コースターなどの 遊 戯 施 設 で 壁 面 と 認 識 できる 部 分 を 持 たない 工 71 作 物 を 除 く ) 建 築 物 屋 上 には 旧 山 手 通 りから 見 た 街 並 みの 調 和 を 乱 すような 広 告 塔 等 の 工 作 物 を 設 置 してはならない 72 緑 化 の 際 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 継 続 的 な 維 持 管 理 が 可 能 な 樹 種 の 構 成 樹 木 の 配 置 とする 72 大 幅 な 地 形 の 改 変 を 避 け 長 大 な 擁 壁 や 法 面 が 生 じないようにする 73 開 発 区 域 内 に 歴 史 的 な 建 造 物 や 残 すべき 自 然 がある 場 合 は それらを 活 かした 計 画 とする 73 事 業 地 内 のオープンスペースと 周 辺 地 域 のオープンスペースが 連 続 的 な ものとなるように 計 画 するなど 周 辺 地 域 との 土 地 利 用 と 関 連 づけた 土 73 地 利 用 計 画 とする 事 業 地 内 に 景 観 資 源 がある 場 合 その 資 源 を 活 用 するようにオープンス ペースの 配 置 計 画 を 行 う 73 (2) 法 (のり)の 高 さ 擁 壁 擁 壁 や 法 面 は 壁 面 緑 化 等 により 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める

50 景 観 形 成 特 定 地 区 C. C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 (1) 景 観 特 性 と 目 標 新 宿 御 苑 の 敷 地 はフランス 式 整 形 庭 園 イギリス 風 景 式 庭 園 日 本 庭 園 が 組 み 合 わされ 我 が 国 の 数 少 ない 風 景 式 庭 園 の 名 作 とされており 戦 後 から 国 民 公 園 となり 多 くの 区 民 に 親 しまれてきました 本 地 区 は 新 宿 御 苑 に 隣 接 する 複 合 系 市 街 地 と 住 宅 地 系 市 街 地 および 新 宿 駅 南 口 周 辺 の 商 業 業 務 地 系 市 街 地 で 構 成 されます 皇 居 赤 坂 御 用 地 から 青 山 霊 園 を 経 て 新 宿 御 苑 に 至 る 都 心 部 における 緑 の 拠 点 ととも に 風 格 ある 景 観 が 展 開 する 地 域 に 位 置 します 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 において 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 する 上 で 以 下 の 課 題 が 挙 げられます 庭 園 の 外 構 ( 入 口 ) 庭 園 内 からの 眺 望 を 阻 害 しない 周 辺 景 観 の 形 成 を 図 ります 新 宿 御 苑 周 辺 に 立 地 し 新 宿 御 苑 内 部 から 見 える 建 築 物 等 を 対 象 として そ の 配 置 や 色 彩 などを 適 切 に 誘 導 し 新 宿 御 苑 の 持 つ 歴 史 的 文 化 的 景 観 を 保 全 継 承 します 屋 外 広 告 物 の 規 制 により 庭 園 内 からの 眺 望 景 観 の 保 全 を 図 ります 新 宿 御 苑 の 周 囲 において 新 宿 御 苑 の 内 部 から 見 える 箇 所 に 屋 外 広 告 物 を 表 示 することを 規 制 し 新 宿 御 苑 の 持 つ 歴 史 的 文 化 的 景 観 を 保 全 継 承 します 庭 園 内 部 からの 眺 めに 出 現 する 周 辺 建 築 物 大 規 模 緑 地 と 調 和 する 色 彩 景 観 の 形 成 を 図 ります 新 宿 御 苑 は 渋 谷 区 都 市 計 画 マスタープラン 2000 により 渋 谷 区 の 緑 の 中 核 となる 大 拠 点 と 位 置 付 け 適 正 な 管 理 と 保 全 が 図 られています 新 宿 御 苑 周 辺 の 建 築 物 に 新 宿 御 苑 の 緑 と 調 和 する 色 彩 を 誘 導 することによ り 大 規 模 緑 地 と 調 和 する 色 彩 景 観 の 形 成 を 図 ります (2) 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 千 駄 ヶ 谷 駅 周 辺 においては 地 形 の 変 化 を 活 かした 景 観 を 形 成 します 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 新 宿 御 苑 の 美 しさと 一 体 化 した 眺 望 を 確 保 するため 新 宿 御 苑 周 辺 の 建 物 の 配 置 や 高 さを 誘 導 し 庭 園 からの 眺 望 の 開 放 感 を 阻 害 しない 景 観 の 形 成 を 図 ります 新 宿 御 苑 の 周 辺 において 大 規 模 緑 地 と 調 和 する 色 彩 景 観 を 形 成 します 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 緑 河 川 等 の 自 然 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 と 同 じ 新 宿 御 苑 内 部 からの 眺 望 を 踏 まえ 建 築 物 等 の 配 置 等 を 工 夫 し 新 宿 御 苑 の 持 つ 歴 史 的 文 化 的 景 観 を 保 全 継 承 庭 園 から 見 える 箇 所 での 屋 外 広 告 物 の 掲 示 を 規 制 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 新 宿 御 苑 の 周 囲 において 地 盤 面 から 一 定 の 高 さの 屋 外 広 告 物 設 置 に 規 制 を 加 えることにより 庭 園 内 からの 眺 望 景 観 の 保 全 を 図 り 都 会 の 大 規 模 緑 地 にふさわしい 落 ち 着 いた 景 観 を 維 持 します 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 文 教 地 区 として 地 域 が 培 ってきた 落 ち 着 きのある 景 観 を 継 承 します 新 宿 御 苑 の 緑 と 調 和 する 建 築 物 の 低 彩 度 の 色 彩

51 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 区 域 は 本 図 の 通 りとします 本 図 は 概 ねの 位 置 を 示 したものです 詳 細 は 渋 谷 区 の 図 面 で 確 認 してください 区 域 図 (3) 景 観 形 成 ( 建 築 物 の 建 築 等 ) a) 建 築 物 の 建 築 等 分 類 景 観 形 成 解 説 頁 建 築 物 全 体 及 び 隣 接 する 建 築 物 等 との 形 態 のバランスを 検 討 し 特 に 庭 園 景 観 の 背 景 としてふさわしい 落 ち 着 いた 意 匠 とする 54 長 大 な 壁 面 を 生 じさせないようにし 壁 面 を 分 割 するなど 庭 園 からの 57 眺 望 に 対 して 圧 迫 感 を 感 じさせないようにする 1 形 態 (1) 建 築 物 に 附 帯 する 構 造 物 や 設 備 等 は 建 築 物 本 体 と 調 和 を 図 り 庭 園 か 55 らの 眺 望 を 阻 害 しないものとする バルコニーや 設 備 などは 建 築 物 本 体 との 調 和 を 図 る 55 窓 面 の 内 側 から 広 告 物 等 を 庭 園 に 向 けて 表 示 しない 57 2 色 彩 外 壁 建 築 物 に 附 帯 する 設 備 屋 根 の 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとと もに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る 59 建 築 物 等 の 基 本 色 は 新 宿 御 苑 の 緑 を 引 き 立 てる 色 彩 とし 周 辺 の 環 境 との 調 和 を 図 る 62 建 築 物 の 外 装 材 は 反 射 素 材 などの 庭 園 からの 眺 望 を 阻 害 する 素 材 の 使 3 素 材 用 は 避 ける 屋 根 屋 上 に 設 備 がある 場 合 庭 園 側 に 露 出 させないよう 62 にする 形 態 又 は 色 彩 その 他 の 意 匠 (2) 配 置 (3) 高 さ 隣 地 間 隔 や 隣 棟 間 隔 を 十 分 確 保 し 庭 園 からの 眺 望 の 開 放 感 を 阻 害 しな いようにする また 周 辺 の 街 並 みに 配 慮 した 配 置 とする 66 敷 地 内 に 庭 園 の 築 造 と 関 係 のある 歴 史 的 に 重 要 な 遺 構 や 残 すべき 自 然 な どがある 場 合 は これらを 生 かした 建 築 物 の 配 置 とする 65 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 威 圧 感 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める( 明 治 通 り 沿 道 を 除 く ) 63 明 治 通 り 沿 道 においては 道 路 などの 公 共 空 間 と 連 続 したオープンスペ ースの 確 保 など 公 共 空 間 との 関 係 に 配 慮 した 配 置 とする 64 隣 接 する 建 築 物 群 オープンスペースとの 連 続 性 の 確 保 に 努 める 63 庭 園 内 部 の 主 要 な 眺 望 点 (P.49 参 照 )からの 見 え 方 をシミュレーショ ンし 庭 園 からの 眺 望 を 阻 害 する 高 さや 規 模 とならないように 配 慮 する 67 庭 園 外 周 部 と 隣 接 している 敷 地 においては 庭 園 外 周 部 の 樹 木 の 高 さを 著 しく 超 えることのないよう 計 画 する 高 さ 規 模 については 周 辺 からの 見 え 方 に 配 慮 し 外 構 や 低 層 部 のデ ザインの 工 夫 等 を 含 め 街 並 みとの 調 和 を 図 る (4) 壁 面 の 位 置 壁 面 の 位 置 の 連 続 性 など 周 辺 の 街 並 みに 配 慮 した 配 置 とする 68 (5) 緑 等 (6) 屋 根 屋 上 敷 地 外 周 部 は 緑 化 を 図 り 庭 園 の 緑 との 連 続 性 を 確 保 し 潤 いのある 空 間 を 創 出 する 70 緑 化 に 当 たっては 庭 園 樹 種 と 同 一 性 のある 樹 種 を 選 定 する 69 対 象 行 為 により 庭 園 内 の 重 要 な 樹 木 及 び 湧 水 等 に 悪 影 響 を 及 ぼさない ようにする 70 屋 上 緑 化 や 壁 面 緑 化 を 行 い 都 市 における 緑 の 創 出 に 積 極 的 に 寄 与 する 70 夜 間 の 景 観 を 検 討 し 過 度 な 照 明 を 庭 園 側 に 向 けない 69 突 出 した 形 状 を 避 け 庭 園 外 周 部 の 樹 木 のスカイラインと 調 和 したもの とする

52 景 観 形 成 特 定 地 区 C. C. 新 宿 御 苑 周 辺 地 区 (3) 景 観 形 成 ( 工 作 物 の 建 設 等 開 発 行 為 ) 設 等 b) 工 作 物 の 建 c) 開 発 行 為 分 類 景 観 形 成 解 説 頁 色 彩 は 色 彩 に 適 合 するとともに 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 る(ただし (1) 形 態 又 は コースターなどの 遊 戯 施 設 で 壁 面 と 認 識 できる 部 分 をもたない 工 作 物 71 色 彩 その 他 を 除 く ) の 意 匠 庭 園 景 観 に 調 和 した 落 ち 着 きのあるものとし 突 出 した 形 態 意 匠 を 避 ける 72 緑 化 の 際 は 周 辺 の 緑 との 連 続 性 を 考 慮 し 継 続 的 な 維 持 管 理 が 可 能 な (2)その 他 樹 種 の 構 成 樹 木 の 配 置 とする 72 大 幅 な 地 形 の 改 変 を 避 け 長 大 な 擁 壁 や 法 面 が 生 じないようにする 73 開 発 区 域 内 に 歴 史 的 な 建 造 物 や 残 すべき 自 然 がある 場 合 は それらを 活 かした 計 画 とする 73 (1) 配 置 事 業 地 内 のオープンスペースと 周 辺 地 域 のオープンスペースが 連 続 的 な ものとなるように 計 画 するなど 周 辺 地 域 との 土 地 利 用 と 関 連 づけた 土 73 地 利 用 計 画 とする 事 業 地 内 に 景 観 資 源 がある 場 合 その 資 源 を 活 用 するようにオープンス ペースの 配 置 計 画 を 行 う 73 (2) 法 (のり)の 高 さ 擁 壁 擁 壁 や 法 面 は 壁 面 緑 化 等 により 圧 迫 感 の 軽 減 に 努 める 74 参 考 : 東 京 都 景 観 計 画 景 観 誘 導 区 域 新 宿 御 苑 における 大 規 模 建 築 物 等 の 建 築 等 に 係 る 景 観 誘 導 区 域 は 庭 園 の 外 周 線 からおおむね 1kmまでの 範 囲 とします 本 図 は 概 ねの 位 置 を 示 したものです 景 観 誘 導 区 域 図

53 Ⅲ 景 観 形 成 の 解 説 (4) 新 宿 御 苑 の 眺 望 の 保 全 に 関 する 景 観 誘 導 1 目 的 新 宿 御 苑 は 我 が 国 を 代 表 する 景 観 として 保 全 され 今 日 に 伝 えられています そのため 庭 園 内 か らの 眺 望 が 保 全 されるよう 新 宿 御 苑 周 辺 で 計 画 される 建 築 物 等 の 色 彩 等 を 適 切 に 誘 導 します 2 眺 望 点 新 宿 御 苑 に 係 る 眺 望 点 は 庭 園 の 作 庭 上 重 要 な 視 点 場 として 設 計 された 場 所 とします 事 業 者 は 眺 望 点 から 事 業 地 を 眺 望 したシミュレーション 図 を 事 前 協 議 の 際 に 作 成 し 庭 園 内 からの 見 え 方 について 検 討 し 提 出 するものとします 眺 望 点 位 置 図 出 典 ) 東 京 都 景 観 計 画

54 景 観 形 成 特 定 地 区 D. D. 渋 谷 駅 中 心 地 区 (1) 景 観 特 性 と 目 標 渋 谷 駅 近 傍 は 谷 の 中 心 に 位 置 し 視 線 の 焦 点 となっており 断 続 的 に 変 化 する 坂 道 界 わい 空 間 による 渋 谷 らしさ をもった 景 観 が 展 開 しま す 商 業 空 間 内 で 歩 車 共 存 している 道 路 の 沿 道 は 来 街 者 の 回 遊 を 促 し 賑 わいのある 景 観 や 事 務 所 建 築 物 が 連 続 する 景 観 が 展 開 します 公 園 寺 社 渋 谷 川 などは 本 地 区 にとって 貴 重 な 緑 と 水 の 地 域 資 源 となっています 渋 谷 駅 を 中 心 とする 地 区 においては 各 種 開 発 計 画 があり 都 市 再 生 を 進 めることを 目 的 として 区 民 と 共 にまちづくり 指 針 を 策 定 しました 渋 谷 駅 前 の 賑 わいのある 景 観 渋 谷 駅 中 心 地 区 において 良 好 な 景 観 形 成 を 推 進 する 上 で 以 下 の 課 題 が 挙 げられます 国 際 色 豊 かで 多 世 代 の 人 が 集 い 行 き 交 い 様 々な 活 動 が 集 積 し 賑 わいが 感 じられる 景 観 の 形 成 を 図 ります 今 後 も 自 由 と 競 争 によって 生 まれる 地 区 ごとの 多 様 性 のある 街 並 み 多 様 な 来 街 者 が 集 まる 画 一 的 でない 個 性 的 な 街 並 みの 形 成 を 図 っていきます 特 徴 ある 地 形 により 生 み 出 された 沿 道 ごとに 特 色 をもった 個 性 豊 かな 街 並 みの 形 成 を 図 ります 今 後 も 変 化 に 富 んだ 地 形 坂 小 路 川 等 を 活 かした 楽 しく 回 遊 できる 街 並 みの 形 成 を 図 っていきます 街 をつなぐ 商 業 空 間 内 の 道 路 沿 道 の 賑 わいのある 景 観 駅 前 広 場 とまちが 互 いに 舞 台 と 客 席 の 関 係 にある 劇 場 的 なまちの なまちのイメージ イメージを 形 成 していきます 今 後 も 駅 及 び 駅 前 広 場 とまちの 視 線 のつながりに 配 慮 し 行 き 交 う 様 々な 人 のアクティビティが 感 じられる 景 観 の 形 成 を 図 っていきます 渋 谷 駅 前 スクランブル 交 差 点 の 賑 わい (2) 良 好 な 景 観 の 形 成 に 関 する 方 針 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 歴 史 観 のある 変 化 に 富 んだ 渋 谷 の 谷 地 形 により 形 成 された 多 様 な 坂 の 賑 わいを 活 かした 景 観 を 形 成 します 緑 河 川 等 の 自 然 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 渋 谷 川 の 水 と 緑 の 軸 と 連 携 した まちの 潤 い を 感 じる 景 観 を 目 指 し ます 歴 史 文 化 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 地 形 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 と 同 じ 桜 並 木 が 美 しい 桜 丘 町 の 坂 道 都 市 における 賑 わい 交 流 空 間 の 特 性 を 活 かした 景 観 形 成 地 上 の 歩 行 者 を 優 先 した 誰 もが 歩 いて 楽 しい 回 遊 空 間 を 創 る 景 観 を 目 指 します 住 民 主 体 の 取 り 組 みを 活 かした 景 観 形 成 地 区 ごとに 培 われてきた 自 由 で 多 様 な 都 市 デザインを 継 承 しつつ 活 力 と 品 格 ある 景 観 を 目 指 します 様 々な 人 が 行 き 交 う 駅 前 広 場