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まいえよしなが
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1 IHE WorkShop in 新潟放射線医学総合研究所での導入事例 ( 独 ) 放射線医学総合研究所重粒子医科学センター医療情報医療情報課向井まさみ 2

2 INDEX 重粒子医科学センター病院の概要稼動システムと IHE の適用の必要性 IHEIHEの適用範囲 IHE-ITIITI EUA/PSA について実装方法まとめ ( メリットとデメリット / 今後の改良点 ) 3National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

3 放医研重粒子医科学センタ重粒子医科学センタ病院所在 : 千葉県千葉市稲毛区ベッド数 : 100 床外来患者数 : / 日難治性の悪性腫瘍に対する重粒子線治療に特化した治療機関放射線治療に関する研究機関フィルムレス運用実施 (2005 年 8 月 ~) ~ 電子カルテ稼動 (2006 年 10 月 ~) 4National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

4 放射線医学総合研究所病院情報システム関連図 2006 年 10 月医事会計 (HOPE/SX-U) DWH 倫理委員会 ( 治療内容説明用情報 ), フォローアップ生化学検査, 処方注射, 転帰, 紹介施設, etc,,, 患者情報看護 EUA 認証サーバ CT AMIDAS 病歴 DB テクマトリックス PET 日立メディコ MRI 患者情報電子カルテ (EGMAIN-EX) オーダ情報実施情報富士通固定具治計 CT RIS 技師支援 Lib. オーダ情報栄養管理 (COMETY) 輸血管理 (BLAD) 薬剤トーショー検査 (LAINS-X) 病理 (Dr.Helper) グローバルフォー放射線治療 (RIGIA) PACS 第 1PACS SDS オンデマンド画像配信テクマトリックス第 2PACS SYNAPSE 読影レポート富士フイルムメディカル Work List Server (MWM,MPPS) バリアン ES X-ray xio ピナクル重粒子スケジューラ NTT 東日本重粒子治療計画装置ライナック治療計画装置 HIMAC 照射管理システム三菱電機治療計画データ管理サーバ SGI 5

5 医療情報システムの概念概念図 HIS RIS Report LIS Clinical DB IHE の統合プロファイルを適用 RIS-RO RO Schedule DB Modality PACS 6National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

6 目的 ~IHE の適用範囲 IHEIHEの示している統合プロファイル ( 業務シナリオ ) のうち以下のものを実装した放射線検査領域 SWF/LSWF: : 予約を伴う業務フロー PIR/LIR: 患者情報の整合性確保 ARI: 放射線科情報へのアクセス PDI: 可搬型媒体での画像データ交換 IHE IHE IT Infrastructure の中から EUA: Enterprise user authentication PSA: Patient synchronized application CT: Consistent time 7National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

7 IHE-IT IT Infrastructure ~EUA/PSA 8National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

8 IHE-ITI ITI(IT インフラストラクチャ ) の位置づけ IHE 放射線部門統合プロファイル全領域 IHE EHR 長期記録 IHE IT インフラストラクチャ基盤技術 IHE 循環器部門 IHE 臨床検査部門 IHE 患者ケアの協調 (Patient Care Coordination) IHE 放射線治療眼科 Intensive care devices IHE 病理 ( 内視鏡 ) 患者ケアの協調 : メディカルサマリ (MS) コンテンツ統合プロファイルの開発 11National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

9 IT インフラストラクチャの統合プロファイル ( ) 施設間ドキュメント共有 (XDS) 施設間にわたる診療ドキュメントの登録配布アクセス施設間高信頼性情報交換 (XDR) 施設間メディア交換 (XDM) 表示のための情報検索 (RID) ドキュメント利用可能通知 (NAV) フォームデータの読み出し (RFD) アプリケーション内データを外部利用するためのフォームデータ読み出し監査証跡とノード認証 (ATNA( ATNA) セキュアなドメインを形成するための監査証跡とノード間認証時刻の整合性 (CT) ネットワーク接続されたシステムにおける時刻の整合ドキュメント電子署名 (DDS) 施設内ユーザ認証 (EUA( EUA) ユーザに単一の名前と全システムにわたる集中認証プロセスを提供施設間ユーザ認証 (XUA( UA) スキャンドキュメントの共有 (XDS-SD) MPI のための患者 ID 相互参照 (PIX) 患者 ID を異なる ID ドメイン間でマッピング患者基本基本情報の問い合わせ (PDQ( PDQ) 施設間患者管理 (PAM) 患者同期アプリケーション (PSA( PSA) 一患者に対する複数アプリケーションのデスクトップ上での同期医療機関職員の登録簿 (PWP) 職員情報へのアクセス放医研での実装 12National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

10 EUA/PSA の必要性稼動システム = マルチベンダ / マルチシステムユーザは複数のアプリケーションを同時に利用カルテで今参照している患者さんの画像情報を PACS で見たいこの治療を受けた全ての患者さんの経過をまとめてみるには別システムにログインしなくちゃ様々なシステムの情報を端末上で同期させて表示する方法が開発されている HL7/CCOW(Clinical Context Object Workgroup ) 13National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

11 CCOW が定義する仕組み (1) 共有する情報 (Context( Context) の定義 (2)Context の同期を管理するプロセス (Context( Manager) ) の定義 (3)Context Manager とアプリケーション間のトランザクション仕様 Context Manager Context 実現するアプリケーションの機能は Single Sign On と患者同期 14National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

12 外来診察室の風景 PACS/Report 表示端末電子カルテ端末 15National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

13 PC1 AP1 EMR User-id システム概要 login PC2 AP2 PACS Viewer Auto-logIn User-id Context Area AP3 Report Viewer User-id CAM CAM User-id User-ID, 患者 ID を共有 User-ID, Patient-ID CAM: Context Area Manager AP: Application 1,2 PC: Personal Computer 1,2 17National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

14 IHE-ITI ITI EUA の処理フロー 18National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

15 EUA( ( シングルサインオン ) EMREMRにユーザ Aがログイン (PC1) PACSPACSに同一ユーザで参加 ( ログイン不要 ) (PC2) EMREMRからユーザ Aがログアウト PACSPACSも連動してログアウト EMREMRにユーザ Bがログイン PACSPACSに同一ユーザで参加 ( ログイン不要 ) 19National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

16 IHE- ITI PSA の処理フロー 20National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

17 PSA( ( 患者選択連動機能 ) EMREMRにログインしている (PC1) EMREMRで患者 Aを選択 PACSPACSにログイン (PC2) PACSPACSは患者 Aで連動 ( 患者選択が不要 ) PACSPACSで患者 Bに変更 EMREMRは連動して患者 Bに切り替わる他のアプリケーションにログインこのアプリケーションでも患者が連動する 21National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

18 医療情報システム ~ITI 実装対象 HIS RIS Report LIS Clinical DB EUA/PSA 実装範囲 RIS-RO RO Schedule DB Modality PACS 22National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

19 Demonstration 23National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

20 IHE 導入を経験して ( その 1) 要求仕様書の作成が楽になる標準的な機能単位 (Actor( Actor) ) や接続手順 (Transaction)) を用いることにより将来のシステムの更新や拡張を簡単に行うことができる < 放医研で電子カルテシステム導入時の仕様書記載例 > 7-6. 放射線診断システム本システムは IHE-J SWF/PIR テクニカルフレームワークに準拠したものであること適合範囲を明記すること本統合プロファイルを実装する場合 SWF と PIR について (1)ADT(2)OrderPlacer(3)DSS/OrderFiller(4)PerformedProcedureStepManager についてサポートするトランザクションの詳細を明記すること内容により加点する IHE-J テクニカルフレームワーク内の SWF におけるアクタとして Department System Scheduler/Order Filler, PerformedProcedureStepManager を最低限サポートするものであること 24National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

21 IHE 導入を経験して ( その 2) EUA, EUA, PSA の導入によりユーザサイドの利便性が確保されるログインや患者 ID 入力の低減共通のログインや患者選択画面の採用 CCOW IHE EUA/PSA URL 連携システム双方向性患者選択の即時性連携アプリケーション複雑多種類単純ブラウザのみ 25National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

22 IHE 導入を経験して ( その 3) EUA/PSA のContext manager 1 台のパソコンのみから複数台のパソコンへ拡張した患者連携に検査やシリーズの情報を渡すことが規格化されていない実装にあたって業務プログラム (PACS( Viewer やHIS) ) の流れを考えて患者の切り替えの許可拒否を詳細に検討する必要がある実装方法によっては操作が煩雑になる Best Practices and Common Mistakes, Version 1.0 ( HL7 が2006 年 5 月に提示 ) を参考に業務プログラム作成のためにアプリケーションのガイドラインを検討した 26National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

23 参考 WEB 日本 IHE 協会ワークショップなどの最新情報はこちら END 27National Institute of Radiological Sciences MUKAI Masami

IHE チュートリアル in 医療情報学会春季シンポジウム 2009 IHE が提供する基盤技術監査証跡やシングルサインオンなどを中心に- 日本 IHE 協会 ITI 企画委員会普及推進委員会放医研医療情報課向井まさみ 2009/06/13 IHE-Tutorial in Nagasaki

IHE チュートリアル in 医療情報学会春季シンポジウム 2009 IHE が提供する基盤技術監査証跡やシングルサインオンなどを中心に- 日本 IHE 協会 ITI 企画委員会普及推進委員会放医研医療情報課向井まさみ INDEX IHE IT Infrastructure Domain(IT インフラ分野 ) とは? ITI の位置づけ検討範囲今すぐ活用できる基盤技術の業務シナリオ ATNA