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1 PISA 型読解力に視点を置いた建築科の学習指導 - 読解力育成に向けた, 授業の組み立て - 研究の概要 本研究は, 高等学校の建築科の授業を進めるに当たり, 学習の過程に 読解のプロセスの4つの視点,1 情報の取り出し,2テキストの解釈,3 熟考 評価,4 表現を取り入れることを試みる そして, 授業の導入及び運用の方法等を工夫することで, 授業 ( 科目 ) の目標達成を図ると共に PISA 型読解力 の育成を目指すものである キーワード 工業教育工業高校工業建築科読解力 PISA 型読解力 Ⅰ 主題設定の理由 1 工業教育 ( 工業高校 ) の今日的課題 工業高校は, 我が国の産業と経済発展の中核となる技能 技術者をはじめ, 多くの人材を世に出し我が国発展の一翼を担ってきた 今後も工業立国として資源の乏しい我が国が, 世界で活躍していくためには, ものづくりと情報技術をうまく融合させ, 付加価値の高い創造的な製品を輸出する必要がある そのためには, 新製品の研究開発者の育成と製造部門の優れた技能 技術者の育成の両立が重要である 2007 年問題 として話題になっている団塊の世代が, 多く定年退職する年がやってきた これから, 工業高校に学ぶ学生に技能 技術者の後継者として注目が集まり, 地域産業の担い手として大きな期待がかかってくる 国の施策をみると, 科学技術創造立国を目指した 科学技術基本法 が制定され, 我が国の製造業を支えることを目的とした ものづくり基盤技術振興基本法 も制定された また文部科学省においては 目指せスペシャリスト事業 や クラフトマン 21 等の施策が制定された これらは工業教育に対する大きな支援と期待であり, 工業教育に携わる者にとっては力強い活力になると考える 上記のような工業教育を支援する国の施策に対し期待に応えるように, 優れた創造的な, ものづくり技能 技術者を育成することが工業教育 ( 工業高校 ) にとっての今日的課題である 2 工業教育 ( 建築科の授業 ) と PISA 型読解力の向上 文部科学省は, 平成 17 年 12 月に 読解力向上プログラム を打ち出した これは,PISA 調査の結果からみて, 読解力 が低下したと判断し, その向上にむけての対策である このプログラムによると, 読解力 は国語科の指導はもとより, すべての教科等を通じて育成することが求められている 改訂される新学習指導要領においては, 基礎的 基本的な知識 技能を身に付けさせ, 自ら学び自ら考える力などの 生きる力 をはぐくむという現行の学習指導要領のねらいが引き継がれている そして, その実現に向け, 具体的な手立てを明らかにすることが必要であり, 生きる力 を育成す 建築 ( 読解力グループ )- 1 -

2 るという目標を各教科等で具体的に行っていくことが大切であると指摘している 上記において指摘されているように, 生きる力 を育成するという目標達成のために, 読解力 を身に付けさせることは, 不可欠な要因である そして, すべての教科等を通じて育成することが求められており, 工業教育, 細かくは建築科の学習指導においても授業研究を推し進めていかねばならない とかく情報提供が中心の教師主導型の授業になりがちな傾向にあるが, 探究型, 活用型の授業を視野に入れ, 読解力 育成に向けた具体的な手立てを考え, 授業を組み立てていく方向性が必要である Ⅱ 研究のねらい 高等学校の建築科の授業において, 学習過程に 読解のプロセスの4つの視点,1 情報の取り出し,2テキストの解釈,3 熟考 評価,4 表現を取り入れ 授業実践を試行する 指導内容及びテキストの工夫等を行うことで, 授業 ( 科目 ) の目標達成を図ると共に PISA 型読解力 の育成について検討する Ⅲ 研究の基本的な考え方 1 有元秀文氏の理論と方法から 国立教育政策研究所の有元秀文氏の 国際的な読解力を育てるための PISA 型問題開発の理論と方法 より, 本研究の指針になった理論をあげてみる PISA 型読解力の得点が, 数学理科がトップクラスであるのに比べ, 国際平均並という低水準であった本当の理由は, 日本人が国際的なコミュニケーションができないことにある 日本の高校生は世界のトップクラスになる知的能力があるのに, 読解力だけ際だってできない この原因を究明するために, あらゆる可能な要因を調べたが, 読解力の得点を下げている最大の要因は, 自由記述問題の無答率の高さであることがわかった 日本の生徒が自由記述問題の得点が低い理由は, 国語を始めあらゆる教科で, 授業中に意見を述べさせることが少なく, 意見を文章に書かせることも少ないからである PISA 型調査の約 4 割は自由記述問題である つまり, 国際的な読解力とは読んだことについて自分の意見を述べることである これが国際的なコミュニケーションである 日本人はこの国際的なコミュニケーションの訓練がほとんどできていないから PISA 型読解力調査の得点が著しく低かったのである これからの日本人は, 読んだことについて自分の意見を述べる国際的なコミュニケーションを身に付ける必要がある その力を身に付けないと国際社会の一員として認められず, 近い将来に経済を始めあらゆる分野で衰退していくだろう 上記のごとく, 有元秀文氏が理論の中で訴えていることをまとめると, 国語を始めあらゆる教科で, 授業中に意見を述べさせることを多くし, 意見を文章に書かせることを多くする必要があるということである 国際的な読解力を身に付けさせ, 国際的なコミュニケーションの訓練をすることにより, これからの国際社会を力強く生きていく 国際人の育成 が理論の根幹であり, 目標である 2 読解力 グループの理論から PISA 型読解力は, これまで我が国で用いられてきた 読解 や 読解力 とは性格が異なる用語 建築 ( 読解力グループ )- 2 -

3 であると考えられる 我が国のこれまでの 読解力 のイメージに加えて,1テキストを 解釈 したり, 熟考 したりすること,2テキストを利用すること,3テキストに基づいて自分の意見を論じること,4テキストの構造 形式, 表現法を評価すること,5 図やグラフ, 表なども読解の対象とすること, なども包括した概念であると考えられる PISA 型読解力は, 国語力 理解力 表現力 などの用語と概念上重なる部分もあるが, 同意語的に重なることはない PISA 型読解力の概念の方がより幅が広いものであると考えられる PISA 型読解力は, テキストを読むことを前提とした活用能力であり, 学校卒業後の社会参加の中で, 活用できる能力として位置付けられている これは, 現行の学習指導要領において子どもに身に付けさせたい資質 能力と相通じるものがあると考えられる 文章を正確に読み取らせることと共に, 自分の意見を持つことや自分の表現に役立たせることができるような指導が求められている また, 一方では,PISA 型読解力は,1 収集する力,2 考える力,3 表現する力の三つの力の総体であるととらえた 3 PISA 型読解力の育成に対する具体的な読解指導について PISA 型読解力の問題に対応できる読解指導につて, 国立教育政策研究所の有元秀文氏は, 従来, 我が国でよく行われがちだった読解指導と比較しながら, 表 1のような5つの方法を上げている ( 表 1) PISA 型読解力の問題に対応できる読解指導 従来日本でよく行われてきた国語の PISA 型読解力の問題に対応できる 読解指導 具体的な読解指導 1 教師の読み方を押しつける 子供たち一人一人のユニークな読み方を表現させる 2 根拠の不確かな憶測や主観的な意見を発 書かれている確かな証拠を根拠にして意見を 表させる 発表させる 3 教材を無批判に受け入れて鑑賞させる 具体的な根拠を挙げて, 本の内容や文章表現が効果的かどうか評価したり批判したりさせる 4 教師が主導する一斉指導による読解指 子供が主導しグループ学習で子ども同士が討 導 論して課題を解決する協同的な読解 5 文学的な教材に偏りがちである 本 雑誌 インターネット 新聞 テレビ マンガなど多様なメディアを活用する 国際的な読解力を育てるための PISA 型問題開発の理論と方法 参照 本研究においても, 有元秀文氏の読解指導のあり方を踏まえ, 建築科の授業改善の工夫を考えてみ た Ⅳ 研究の方法と内容 1 研究の方法 (1) 研究の対象山梨県内公立高等学校第 2 学年 1 学級 ( 建築科 ) 35 名 ( 内 2 名欠席 ) 建築 ( 読解力グループ )- 3 -

4 (2) 授業の実施 ア 大単元名称 鋼構造 イ 小単元名称 構造の特徴と構造形式 ウ 実施日時 1 時間目 ( 事前授業 ) 平成 19 年 11 月 6 日 ( 火 )4 時限 この章で学ぶことがら 鋼構造の特徴 2 時間目 ( 研究授業 ) 平成 19 年 11 月 7 日 ( 水 )3 時限 構造形式 (3) 検証のための資料 事前知識テスト 事後知識テスト 事前アンケート 事後アンケート 学習プリント ワークシートの記述内容 授業観察 2 研究の内容 (1) 科目 ( 建築構造 ) におけるねらいの達成を図り,PISA 型読解力の育成を目指す PISA 型読解力の育成を目指す指導方法の工夫 ( テキスト, 学習過程等 ) により,PISA 型読解力の育成を目指す指導を行うとともに, 教科 ( 建築構造 ) におけるねらいを達成することができるような授業実践をする (2)PISA 型読解力を育成する具体的な視点 読解のプロセスの4つの視点,1 情報の取り出し,2テキストの解釈,3 熟考 評価,4 表現を取り入れ 授業実践をする 日常行っている授業の中で, ちょっと視点を変えたり, 指導方法を工夫したりすることにより,PISA 型読解力の育成につながるような指導方法を考える 3 指導モデルと授業実践 ( 学習指導案 ) (1) 科目 ( 建築構造 ) の目標 高等学校学習指導要領 より引用建築物の構造及び建築材料に関する基礎的な知識と技術を習得させ, 実際に活用する能力と態度を育てる (2) 大単元 小単元及び教材 ( テキスト ) について大単元名称鋼構造小単元名称構造の特徴と構造形式教材名建築構造 ( 実教出版 ) 図説建築資料集 ( 実教出版 ) 建築構造演習ノート ( 実教出版 ) (3) 大単元の目標鋼材の規格や特性を理解し, 鋼構造のあらまし及びトラス構造とラーメン構造の違いに関心を持ち, 一般に用いられている構造形式を考え分析する また接合の種類や方法, 基礎形式など建築設計製図や建築構造設計と関連付けて活用しようとする (4) 大単元の評価規準 建築 ( 読解力グループ )- 4 -

5 関心 意欲 態度思考 判断技能 表現知識 理解 構造形式や構成部 構造形式や構成部 身近な建築物の観 鋼構造の意義や 材に関する知識や技 材に関する知識や技 察を通して, 構造形 役割を理解し, 鋼 術について関心を持 術をもとに建築物を 式や構成部材, 建築 材の性質や特性を ち, その習得に向け 観察し, 自ら構想す 材料について文章や 説明できる て意欲的に取り組ん る建築物に適する形 図で表現できる トラス構造とラ でいる 式や部材を判断し構 建築実習や建築製 ーメン構造の部材 建築製図や建築実 成しようとしている 図など関連する科目 構成と名称, その 習など関連する科目 建築材料に関する で知識を活用しよう 働きを理解する に活用する実践的な 基礎知識を生かし建 としている 態度を身に付けてい 築物に適する材料を 鋼構造の特徴を他 る 創意工夫する能力を の構造形式と比較し 身に付けている て説明できる (5) 指導計画小単元名称構造の特徴と構造形式全 2 時間 時間 ねらい 学習活動 読解のフ ロセス テキスト ( 身に付けさせ たい力 ) 1 鋼構造の特徴 1 鋼構造のはじまりと歴史を把握 教師主導の 建築構造 を理解させる 一斉授業 ( 実教出版 ) 2この章で学ぶことがら ( 概要 ) 図説建築資料 を把握 集 ( 実教出版 ) 建築構造演習 3 鋼構造のあらましと特徴を理解 ノート ( 実教出版 ) 4これまで学んだ構造と, どのように異なるのか思考 読解のプロセスという仕掛けを入れる 1 構造形式を理 1 トラス構造とラーメン構造の違情報の取り出建築構造 建築 ( 読解力グループ )- 5 -

6 解させる いを理解 し ( 実教出版 ) 図説建築資料 22つの構造の長所と短所の拾い テキストの解 集 ( 実教出版 ) 出し 釈 建築構造演習ノート ( 実教出版 ) 3 骨組みの組み方により, どのような構造形式があるのか思考 熟考 評価 4ワークシート空白欄を調べ, 身 熟考 評価 ワークシート 近な建築物から鋼構造の建築物 を探し, 思考 判断 5 調べたことや思考したことを発表 表現 計 2 (6)PISA 型 読解力 との関連 科目 建築構造の目標は, 建築物の構造及び建築材料に関する基礎的な知識と技術を習得させ, 実際に活用する能力と態度を育てる である PISA 型読解力は, テキストを読むことを前提とした活用能力であり, 学校卒業後の社会参加の中で, 活用できる能力として位置づけられている 文章 図やグラフ 表などを正確に読み取らせることと共に, 自分の意見 ( 設計 ) をもつことや自分の表現 ( 製図 ) に役立たせることができるような指導が必要である 何のためにそれらのテキストを読むのか, 読むことによって目的がどのように達成されるか等, 課題解決のためにテキストをしっかり読む活動に慣れさせることが重要である (7) 本時の展開例 (2 時間扱いの2 時間目 ) ア対象学年 教科科目山梨県内公立高等学校第 2 学年 1 学級 建築科建築構造イ教材 ( テキスト ) 建築構造 ( 実教出版 ) 図説建築資料集 ( 実教出版 ) 建築構造演習ノート ( 実教出版ウ本時の目標 ( ねらい ) トラス構造とラーメン構造の部材構成と名称, その働きを理解する 身近な建築物の観察を通して, 構造形式や構成部材, 建築材料について文章や図で表現できる 建築 ( 読解力グループ )- 6 -

7 エ PISA 型 読解力 との関連において育成を目指す能力 イテキストに基づいて自分の考えを書く力を高める ( ア ) テキストを利用して自分の考えを表現する能力の育成 オ展開全 2 時間の内の2 時間目 段階 指導内容 学習活動 評価の観点 読解の 分 フ ロセス ( 仕掛け ) 開始 本時の主題確認 構造形式を理解する ( 説明 ) 導入 5 前時の振り返り 鋼構造の特徴の復習する ( 説明 ) 展開 トラス構造とラ 1トラス構造とラーメン構造の違 知識 理解 情報の取 ーメン構造の違 いを確認し, 理解する り出し 10 い ( 大単元の鉄筋コンクリート構造の時に製作したラーメン構造模型を使用 ) 5 2つの構造の長 22つの構造の長所と短所を拾い 知識 理解 テキスト 所と短所 出し, 整理する の解釈 5 構造形式 3 骨組みの組み方により, どのよ 知識 理解 熟考 うな構造形式があるのかを考え 評価 る 展開 ワークシート記 4ワークシートの空白欄を調べ, 技能 表現 熟考 入 身近な建築物から鋼構造の建築 評価 10 建築物探し調べ 物を探し, 思考 判断する ( ワークシートの不十分のところは宿題とする ) 展開 個人発表 5 調べたことや思考したことを発 技能 表現 表現 表し, 特徴を述べる 10 ( 数名 ) ( 指名 ) ( 問答 ) 表現 ( 助言 ) 建築 ( 読解力グループ )- 7 -

8 終結 本時のまとめ トラス構造とラーメン構造の違 ( 説明 ) いを理解し, 長所, 短所のポイ 5 ントをまとめる 計 次時の予告 鋼と鋼材 ( 説明 ) 50 分 Ⅴ 研究の結果と考察 事前授業の後に事前アンケートを実施し, 研究授業の後に事後アンケートを実施した 研究授業においては PISA 型読解力 の育成を目指すため, 学習過程に読解のプロセスを取り入れ, テキスト ( 構造模型 ) の工夫をするなど, 仕掛けを施した 事前事後のアンケートの中味を検証し, 結果を分析する アンケート結果をグラフ化したところ, 変化及び傾向等が顕著に表れた質問 3 項目 (12,14, 15) について考察していく なお, ワークシートとアンケート用紙は 10 ページに添付してある 1 友人の発表 ( 発言 ) を聞くことは, 自分の調べたことや考えていることと, 違いや共通点がわかり, 理解が深まったか 質問 12に対しての考察 PISA 型読解力の問題に対応できる具体的な読解指導として, 表 1に5つの方法を上げているがそ の中の2の項目 書かれている確かな証拠を根拠にして意見を発表させる に該当する質問である 対象生徒は,1 学級 33 名である 変化の状況を一人一人についてまず, 調べてみることにする 4 そう思う と 3 どちらかと言うとそう思う の2つは質問に対して, 正の答え, 肯定的 意見である 他方, 2 どちらかと言うとそう思わない と 1 そう思わない の2つは質問に 対して, 負の答え, 否定的意見である ( 表 2) 名 名 正に変化 4 名 正 名 の 名 正の結果 答 名 正の中で変化 2 名 22 名 正の答え え 名 肯定的意見 名 正の中で継続 16 名 30 名 /33 名 (91%) 名 負の答え他否定的意見 3 名 /33 名 ( 9%) 生徒一人一人について調べた結果, 変化の状況は表 2の様になる 負から正に変化した生徒は4 名, 正の中で肯定的方向に変化した生徒は2 名, 正の中で変化がなくそのまま継続の生徒は16 名, 正の中で否定的方向に変化した生徒は8 名である 正の答えは約 9 割であり, ほとんどの生徒が肯定的意 建築 ( 読解力グループ )- 8 -

9 見の持ち主であることが分かる 図 1を見てみると事前事後の答えについて, 生徒の動きの傾向がわかる そう思う は5 名減で あるが どちらかと言うとそう思う は6 名増で ( 図 1) ある 図 2を見てみると肯定的意見は3% 増であ り具体的にはただ1 人の増である 事前の肯定的意見は88%, 事後の肯定的意見は91% であり 12 友人の発表 ( 発言 ) を聞くことは 自分の調べたことや考えていることと 違いや共通点がわかり 理解が深まる 変化はほとんどない 授業に読解のプロセスの仕掛けをすることの有無にかかわらず, 生徒が意見 を発表することや発言することは大切であると認 識していることが考えられる この質問は相手の 発表することを聞いて, 自分の頭の中でよく噛み 5 砕き, 考えて分析することの重要性を聞いている 0 話し上手は, まず聞き上手からと言われるが, 相 手の意見を聞くことはコミュニケーション能力を身に付ける第一歩である 建築科の生徒にとって, 自分の意見をもつこと 事前事後 は最も大切な姿勢であり, 施主 ( 家の建て主 ) に対 して説明責任を果たす必要がある 自分の意見を ( 図 2) もつと言うことは, 対象建築物に対する設計の考え方をもつと言うことである 施主に理解してもらうためには設計主旨を言葉で適切に表現する必 12 友人の発表 ( 発言 ) を聞くことは 自分の調べたことや考えていることと 違いや共通点がわかり 理解が深まる そう思う 要があり, 施工業者 ( 大工等 ) が施工しやすくする事前 30% 58% 12% 0% どちらかと言うとためにはわかりやすい図面を製図する必要があそう思う どちらかと言うとる 高校における多くの教科において, 言語活動事後 15% 76% 9% 0% そう思わない を努めて実施し, 自分の考えを言葉で表現する言 そう思わない 語能力 ( 言語力 ) を身に付けるべきである 0% 20% 40% 60% 80% 100% そう思う どちらかと言うとそう思う どちらかと言うとそう思わない そう思わない 2 ノートやワークシートへ整理してまとめることは, 文章を書く表現力がそなわり, 深く考えることができたか 質問 14に対しての考察 名 ( 表 3) 名 正に変化 3 名 正 名 の 名 正の結果 答 名 正の中で変化 2 名 24 名 正の答え え 名 肯定的意見 名 正の中で継続 19 名 29 名 /33 名 (88%) 名 負の答え他否定的意見 4 名 /33 名 (12%) 建築 ( 読解力グループ )- 9 -

10 建築 ( 読解力グループ )- 10 -

11 改善の具体的な方向 を参考に 7つの能力の育成 に基づいた指導を工夫する中で, 本研究 ( 図 3) では, その中のひとつである イテキストに基づいて自分の考えを書く力を高める ( ア ) テキストを利用して自分の考えを表現する能力の育成 25 を目指している 従って, この 自分の考えを書 20 く力 表現する能力の育成 に該当する質問であ 15 る 10 表 3において, 生徒一人一人の変化の状況を見 5 てみると正の答えは約 9 割近くであり, 前問と同 0 じ傾向で, ほとんどの生徒が肯定的意見の持ち主であることが分かる 図 3を見てみると事前事後の動きの傾向は, そう思う は4 名減であるが どちらかと言うとそう思う は6 名増である 図 4を見てみると肯定的意見は7% 増であり具体的にはただ2 人の増である 事前の肯定的意見は81%, 事後の肯定的 ( 図 4) 意見は88% であり, 前問同様あまり変化はない 建築科の生徒にとって, 整理すること, まとめること, 自分の考えを書いて表現する力は, 重要事前不可欠な能力である 建築の道で将来, 生きていくために不足は許されないことであり, 是が非にも身に付けるべき表現力なのである 文章を書く事後表現力 ( 文章力 ) と図面を書く表現力 ( 製図力 ) は, 大変に関連した能力であると考えられる 14 ノートやワークシートへ整理してまとめることは 文章を書く表現力がそなわり 深く考えることができる そう思う どちらかと言うとそう思う どちらかと言うとそう思わない そう思わない 14 ノートやワークシートへ整理してまとめることは 文章を書く表現力がそなわり 深く考えることができる 21% 33% 48% 67% 18% 12% 0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% そう思う 事前 事後 どちらかと言うとそう思う どちらかと言うとそう思わない そう思わない 3 授業中, 考えたことを発表 ( 発言 ) したり, ノートやワークシートへまとめたりすることは, 活動的であり, 変化があって楽しいか 質問 15に対しての考察 名 ( 表 4) 名 正 名 正に変化 7 名 の 名 正の結果 答 名 正の中で変化 1 名 19 名 正の答え え 名 肯定的意見 名 正の中で継続 11 名 22 名 /33 名 (67%) 名 負の答え他否定的意見 11 名 /33 名 (33%) 建築 ( 読解力グループ )- 11 -

12 この質問は前に論じてある, 1 友人の発表 ( 発言 ) を聞くことは と, 2 ノートや ( 図 5) ワークシートへ整理してまとめることは 15 授業中 考えたことを発表 ( 発言 ) したり との統合質問である 簡略に言うと, 1 発表 ノートやワークートへまとめたりすることは 活 する発言力の育成 と, 2 書く表現力の育成 動的であり 変化があって楽しい 20 の両者を合わせた質問である 表 4を見てみると,3 分の2の生徒は肯定的意 14 見であるが,3 分の1の生徒は否定的意見である と2のアンケート結果から分かるとおり, 授業中に自分の考えを発表したり, 書いたりすること の大切さと意義は, 充分に認識している しかし, 0 実際に自分が授業中考えたことを発表するとなる と否定的な姿勢になってしまうという素直な答えであると考えられる 教師が主導する一斉授業の方が楽であるという単純な考え方であり, それ故, 事前事後 充分に説明し納得, 理解させる中で, 考えたこと を発表させたり, ノートにまとめさせたりするた めの適切な支援が必要となる ( 図 6) 図 5と図 6において, どちらかと言うとそう思う の事前から事後への急増が目立つ 図 5においては8 名の増であり, 図 6においては25% 15 授業中 考えたことを発表 ( 発言 ) したり ノートやワークートへまとめたりすることは 活動的であり 変化があって楽しい そう思う の増であり, 変化が顕著である 特に, 図 6に注視すると肯定的意見と否定的意見の割合が, 事前 事前 12% 33% 45% 9% どちらかと言うとそう思うどちらかと言うと そう思わないと事後において逆転している状況である 肯定的事後 9% 58% 30% 3% そう思わない 意見が事前 45% であったものが, 事後 67% に 大きく変化したことが分かる 教師サイドからす 0% 20% 40% 60% 80% 100% ると授業に読解のプロセスの仕掛けをすることは, 頭をひねり, 労力と手間のかかる仕事であるが, PISA 型読解力 の育成のために奮闘せねばならない教師の使命であると考える そう思う どちらかと言うとそう思う どちらかと言うとそう思わない そう思わない Ⅵ 研究のまとめと今後の課題 1 PISA 調査に対する今日的状況の把握 経済協力開発機構 (OECD) が 2006 年に実施した 生徒の学習到達度調査 (PISA) で, 日本の高校 1 年生は前回の 2003 年調査に比べ, 読解力が 14 位から 15 位, 数学的応用力が 6 位から 10 位, 科学的応用力も 2 位から 6 位へと実施 3 分野すべてで順位が低下した これらのことは, 昨年 (2007 年 ) の 12 月 4 日に公表され, 前回に続き高校生の学力低下傾向が示された形となった PISA の調査は, 学校で習った知識をどれぐらい覚えているかではなく, 知識の応用力や論理的に考える力を問うものであり, 知識や技能を実生活で如何に活用できるかをみる問題である PISA の調査において最も気になることは, 日本より授業時数が少ないフィンランドが前回に続き最高位を維持していることである 授業時数が学力向上に直結しないのは明白であり, 授業の指導方 建築 ( 読解力グループ )- 12 -

13 法や教科書の内容など, フィンランドの強さの秘密は 授業の質 であると考えられる 従って, 我々は授業の質の向上への具体的な手立てを常に追究し, 教員の技量向上をはじめ, 子どもたちがじっくりと考えられる時間を確保できるように努力したい そして, 生徒一人一人に目が行き届くように教育現場は地道な努力を重ねるしかないと考える 2 本研究におけるまとめと具体的な方向 PISA 型読解力とは, 広い意味で国際的な読解力のことであり, 国際的なコミュニケーション能力のことであると考える これからの国際社会を, 力強く生きていくための 国際人の育成 が本研究の理論の根幹であり, 目標であると考える 具体的な方策としては, 国語をはじめあらゆる教科で, 授業中に意見を述べさせることを多くし, 意見を文章に書かせることを多くする必要があるということである 建築科の生徒にとって, 自分の意見 考えをもつことは最も大切な姿勢であり, 対象建築物の設計主旨を明確に持つためにも必要なことである 設計主旨を外部に対して, 言葉で分かりやすく説明できることは大きな表現力 ( 言語力 ) であり, 仕事の発展につながることである また, 文章を書く表現力 ( 文章力 ) と図面を書く表現力 ( 製図力 ) は大変に関連した能力である 設計主旨を分かりやすく製図して, 施工業者に説明できることも大きな力量となる 読解のプロセスの4つの視点 の仕掛けを授業に取り入れることにより, PISA 型読解力 は育成されるものと確信する 研究授業においては, 多様なテキストを使用した 教科書や副教材の他に各種模型, 各種写真資料ワークシート, つまようじ ( 部材応力の変化を手で感じ取るために利用 ) を使用し, 生徒が授業に興味関心を持つように努めた 教員が生徒に質問し, 答える方法として言葉で発表することもあったが, 黒板へ板書することも多く取り入れ事後アンケートでは評判が良かった 事後アンケートを見ると色々な仕掛けを施した授業の方が, 活動的であり, 変化があって楽しいという感想が多かった 最後に, 我々教員は常に, 授業の工夫と改善を図り, 生徒達が PISA 型読解力を身に付けれるように努力し, これからの国際社会を力強く生きていくことを期待したい 参考文献 研究協力校 高等学校学習指導要領 平成 11 年 3 月 山梨県立甲府工業高等学校 文部省 告示 校長 戸田 泰明 論文 国際的な読解力を育てるための PISA 型 研究協力員 問題開発の理論と方法 浅川 俊夫 山梨県立甲府工業高等学校教諭 有元秀文 著 ( 国立教育政策研究所 ) 中田 秀樹 山梨県立甲府工業高等学校教諭 建築構造 青木博文 著 実教出版 図説建築資料集 柳原正人 著 実教出版 建築構造演習ノート 平成 19 年度 山梨県総合教育センター 古賀昌之 著 実教出版 工業教育 平成 19 年 7 月号 執 筆 者 主幹 研修主事 二宮 寛美 全国工業高等学校長協会編集 産学通信社 建築 ( 読解力グループ )- 13 -

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