第3章 第3章 教育施設の老朽化状況の把握 1節 構造 構造躯体の健全性の把握 躯体の健全性の把握 老朽化状況の把握フロー 老朽化状況は ①躯体の健全性調査と②躯体以外の劣化状況調査の2つに分けて詳細に把握 評価します 躯体の健全性は 耐震診断時の既存データから簡易診断を行い 必要に応じてコア抜き

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1 第 3 章教育施設の老朽化状況の把握 1 節構造躯体の健全性の把握 31

2 第3章 第3章 教育施設の老朽化状況の把握 1節 構造 構造躯体の健全性の把握 躯体の健全性の把握 老朽化状況の把握フロー 老朽化状況は ①躯体の健全性調査と②躯体以外の劣化状況調査の2つに分けて詳細に把握 評価します 躯体の健全性は 耐震診断時の既存データから簡易診断を行い 必要に応じてコア抜き はつ り調査を行うことで建物ごとの残存耐用年数を把握し 具体的な長寿命化計画につなげます 躯 体以外の劣化状況は 現地調査により把握し 劣化度の算定 評価を実施し 劣化優先順位づけ や 保全方針 基準の見直し 中長期保全計画につなげます 32

3 (1) 躯体の健全性調査方法 1 目的建築物は躯体の健全性が確保されてはじめて 長期間使用することができますが 施工時の状況やその後の使用状況 立地環境によって使用できる年数が異なります 長寿命化の実施方針を立てるには 施設ごとに構造躯体の健全性を評価する必要があります 構造躯体の健全性の評価は 専門知識を有する技術者が現地調査や材料試験を行ったうえで評価するものですが 効率的に把握するために 簡易評価の結果を用いて簡易的な構造躯体の健全性評価を実施しました また 簡易診断で長寿命化が困難と評価された施設のうち 直近で整備が必要と考えられる7 学校 9 棟については 今年度コンクリート躯体の詳細な調査を追加で実施しました 2 対象施設耐震診断時の資料を基にした簡易評価は 旧耐震基準のうち 耐震診断を行った建築物 120 棟 ( 小中学校 109 棟 その他の教育施設 11 棟 ) 今年度実施した詳細評価は 直近で整備が必要と考えられる7 学校 9 棟について調査を実施しました 耐震診断の鉄筋コンクリートデータを用いた簡易評価 旧耐震基準の建築物 棟 ( 小中学校 109 棟 その他の教育施設 棟 ) について簡易評価を実施 簡易評価で長寿命化を行うのに検討を要する建物のうち 直近で整備が必要と考えられる 7 学校 9 棟 コンクリート躯体の詳細評価 調査結果に基づき長寿命化の実施の有無と残存耐用年数を再設定 3 評価方法ア. 耐震診断報告書からの簡易評価 簡易評価 耐震診断報告書における構造躯体データのうち コンクリート中性化深さとコンクリート圧縮強度のデータを用いて評価します 1 圧縮強度 2 中性化深さ 3 中性化の進行速度 低強度 (13.5N/mm 2 未満 ) の場合は 長寿命化に適さないと判断 調査時点で 30mm に達しているものは 長寿命化に適さないと判断 調査時点で 理論値よりも進行が早ければ 長寿命化に適さないと判断 33

4 なお 中性性化の進行速速度による評評価によって 理論上は 構造躯体体の残存耐用用年数を求めることができますが ここでは 過去の調調査データを用いており サンプル数も限られた中で 長寿命化方針を立てる根拠を求めることを目目的としているため 評評価結果は期待できる使用年数 ( 築後年数 ) として 80 年以上上 80~60 年 60 年未満 の3 区分で取りまとめることにします イ. コンクリート躯体体の詳細評価価に基づく評評価 詳細評評価 詳細評評価は 耐震震診断時の調調査と同様コア抜きによる圧縮強強度試験 中中性化試験とともに 鉄筋腐食度度調査 鉄筋筋かぶり厚さについて調て調査を行います 1 圧縮強強度 2 中性化化深さ 3 中性化化の進行速度 低強度 (13.5N/mm 2 未満 ) の場合は 長寿命化に適さないと判断調査時時点で 30mm に達しているものは 長寿命化に適さないと判断調査時時点で 理論論値よりも進進行が早ければ 長寿命命化に適さないと判断 4 鉄筋かぶり厚さ ( 主耐力壁壁以外の壁 床は 20mm 以上 耐耐力壁 柱 梁は 30mmm 以上ない筋 帯筋筋 ) の計測場合は 長寿命化化に適さないと判断 5 鉄筋腐腐食状況の診診断腐食状状況の係数 0.5 以下は 長寿命化に適さないと判断 ウ. 鉄骨造造の建物の評評価体育館や幼稚園等の鉄骨造の建物物についても 災害時の避難場所として整備さされていることなどもあり 実際は柱脚 仕口の状況を把握握し 長寿命命化の可能性性を確認する必要がありますが 現現時点では鉄筋コンクリート造の校校舎と同様に 80 年の長寿寿命化が可能能と想定します 構造躯躯体の健全全性とは建築物の使用年数の限界は 構造造躯体の物理理的な劣化による時期 あるいは社会会的 技術的な変化により機能 性性能の相対的的な価値が失われる時期が考えられます 長寿命化化において 構造躯体の耐耐用年数まで使い続けることを目目指す場合 構構造躯体が健健全であることを確認する必要があります 鉄筋コンクリートに生じる劣化には 1コンクリートの変質 組織崩崩壊 ひび割割れ 欠けなどのコンクリート自身身の劣化と 2 鉄筋の腐食食とに大別できます 通常 これらの劣化化現象は単独で発生しますが 個々の劣化現象は互互いに助長しあう関係にあります 例えば 鉄鉄筋がコンクリートの中性性化や塩分の侵入によっって腐食すると コンクリートのひび割割れや剥落などの劣化化を招きます また コンクリートに組織崩壊やひび割れが生生じると 鉄鉄筋の腐食が促促進されます ( 資料 : 文部科科学省 学校校施設の長寿寿命化改修の手手引 平成 26 年 1 月 ) コンンクリート中中性化 : 経年年によりコンクリート内内部のアルカリ成分が失失われることをいい 中性化の進む深深さは時間の平方根に比比例します コンクリーートの中性化化が進行すると内部の鉄筋が錆びやすい状況になります 34

5 (2) 躯体の健全性調査結果 1 躯体の健全性の詳細評価結果 躯体の健全性詳細評価 簡易評価で長寿命化を行うのに検討を要すると判定された施設のうち 直近で整備が 必要と考えられる 7 学校 9 棟についてコンクリート躯体の詳細評価を実施 金池小学校の北 中校舎 滝尾小学校の南校舎の 3 棟以外は 80 年以上の耐用年数が 期待できる結果となりました 評価結果 学校名 校舎 簡易評価追加調査築年築年経過時の期待 ( 西暦 ) ( 和暦 ) 年数できる耐中性化中性化コンクリー期待できる用年数理論値状況ト強度耐用年数 期待できる残耐用年数 1 金池小学校 北校舎 1962 昭 未満 27.0 mm 28.8 mm 14.6 N/mm2 2 金池小学校 中校舎 1966 昭 未満 26.0 mm 31.7 mm 16.2 N/mm2 3 滝尾小学校 中校舎 1959 昭 未満 28.0 mm 8.8 mm 18.3 N/mm2 4 滝尾小学校 南校舎 1972 昭 未満 25.0 mm 2.6 mm 11.4 N/mm2 5 三佐小学校 本校舎 1964 昭 未満 27.0 mm 5.3 mm 23.6 N/mm2 6 判田小学校 南校舎 1962 昭 未満 27.0 mm 4.6 mm 27 N/mm2 7 稙田小学校 北校舎 1964 昭 未満 27.0 mm 25.4 mm 21.2 N/mm2 8 賀来小学校 北校舎 1962 昭 未満 27.0 mm 14.4 mm 20.5 N/mm2 9 小佐井小学校本校舎 1962 昭 未満 27.0 mm 14.0 mm 13.6 N/mm2 60 未満 6 年 60 未満 10 年 80 年以上 23 年 60 未満 16 年 80 年以上 28 年 80 年以上 26 年 80 年以上 28 年 80 年以上 26 年 80 年以上 26 年 簡易評価で 期待できる耐用年数が 60 年未満と判定され 現時点で築後 50 年 を経過した建物を対象としました 今後 10 年間は長寿命化改修による長寿命化を図ることを原則とし 教育施設の集約 化 機能向上を図る 金池小学校については 耐用年を迎える頃をめどに建替える計 画とします 35

6 2 建物別評価結果ア. 小中学校小中学校 109 棟について 簡易評価及び詳細評価の判定結果を踏まえた建物別の期待できる耐用年数を以下に示します 今後期待できる耐用年数の算定表 今年度詳細調査を実施した建物 施設名 建物名 建築年度 診断年度 コンクリート強度 (N/mm2) 設計基準強度 診断時の強度 経過年数 中性化深さ 中性化深さ評価 理論式による深さ 期待できる耐用年数 金池小学校 南校舎 昭 31 平 以上 金池小学校 北校舎 昭 37 平 未満 金池小学校 中校舎 昭 41 平 未満 長浜小学校 西校舎 昭 43 平 未満 春日町小学校 南東校舎 昭 44 平 以上 大道小学校 屋内運動場 昭 54 平 以上 八幡小学校 南校舎 昭 46 平 未満 滝尾小学校 中校舎 昭 35 平 以上 滝尾小学校 北校舎 昭 45 平 以上 滝尾小学校 南校舎 昭 47 平 未満 東大分小学校 南東校舎 昭 42 平 未満 東大分小学校 北校舎 昭 52 平 未満 日岡小学校 北校舎 昭 45 平 以上 日岡小学校 南校舎 昭 51 平 以上 桃園小学校 本校舎 昭 46 平 以上 津留小学校 南校舎 昭 38 平 以上 津留小学校 中校舎 昭 47 平 以上 三佐小学校 本校舎 昭 39 平 以上 鶴崎小学校 南校舎 昭 53 平 未満 別保小学校 南校舎 昭 51 平 未満 別保小学校 北西校舎 昭 42 平 以上 明治小学校 北校舎 昭 50 平 以上 明治小学校 北校舎 昭 46 平 以上 高田小学校 西校舎 昭 49 平 以上 松岡小学校 北校舎 昭 40 平 以上 戸次小学校 北校舎 昭 53 平 以上 戸次小学校 屋内運動場 昭 55 平 以上 上戸次小学校 屋内運動場 昭 50 平 以上 竹中小学校 屋内運動場 昭 54 平 以上 判田小学校 南校舎 昭 37 平 以上 東稙田小学校 北校舎 昭 42 平 未満 東稙田小学校 南校舎 昭 49 平 以上 稙田小学校 北校舎 昭 39 平 以上 稙田小学校 南校舎 昭 47 平 以上 稙田小学校 屋内運動場 昭 54 平 以上 36

7 建築診断施設名建物名年度年度設計基準強度 コンクリート強度 (N/mm2) 診断時の強度 経過年数 中性化深さ 中性化深さ評価 理論式による深さ 期待できる耐用年数 賀来小学校 北校舎 昭 37 平 以上 賀来小学校 南校舎 昭 49 平 未満 大在小学校 北校舎 昭 50 平 未満 大在小学校 屋内運動場 昭 55 平 以上 小佐井小学校 本校舎 昭 37 平 以上 坂ノ市小学校 屋内運動場 昭 49 平 以上 城南小学校 南校舎 昭 42 平 未満 城南小学校 北校舎 昭 44 平 明野西小学校 北校舎 昭 45 平 未満 明野西小学校 南東校舎 昭 46 平 未満 明野西小学校 南西校舎 昭 50 平 未満 明野東小学校 北校舎 昭 46 平 未満 明野東小学校 中校舎 昭 47 平 未満 敷戸小学校 南校舎 昭 46 平 未満 敷戸小学校 中校舎 昭 47 平 以上 敷戸小学校 北校舎 昭 49 平 未満 豊府小学校 南校舎東 昭 49 平 以上 明野北小学校 南校舎 昭 49 平 以上 明野北小学校 屋内運動場 昭 50 平 未満 明野北小学校 中校舎 昭 50 平 未満 宗方小学校 南校舎 昭 49 平 以上 宗方小学校 中校舎 昭 50 平 以上 宗方小学校 屋内運動場 昭 50 平 以上 宗方小学校 北校舎 昭 55 平 以上 森岡小学校 本校舎 昭 51 平 未満 森岡小学校 屋内運動場 昭 51 平 以上 舞鶴小学校 屋内運動場 昭 51 平 以上 舞鶴小学校 南校舎 昭 51 平 以上 舞鶴小学校 北校舎 昭 51 平 以上 横瀬小学校 南校舎 昭 51 平 以上 横瀬小学校 中校舎 昭 51 平 以上 横瀬小学校 屋内運動場 昭 52 平 以上 寒田小学校 南校舎 昭 52 平 未満 寒田小学校 屋内運動場 昭 53 平 以上 寒田小学校 北校舎 昭 53 平 鴛野小学校 南校舎 昭 53 平 以上 鴛野小学校 北校舎 昭 54 平 以上 鴛野小学校 屋内運動場 昭 54 平 以上 37

8 施設名 建物名 建築年度 診断年度 コンクリート強度 (N/mm2) 設計基準強度 診断時の強度 経過年数 中性化深さ 中性化深さ評価 理論式による深さ 期待できる耐用年数 田尻小学校 南校舎 昭 54 平 未満 田尻小学校 北校舎 昭 55 平 以上 田尻小学校 屋内運動場 昭 55 平 以上 荏隈小学校 北校舎 昭 56 平 以上 荏隈小学校 南校舎 昭 55 平 以上 野津原東部小学校 本校舎 昭 47 平 王子中学校 北校舎 昭 42 平 以上 王子中学校 中校舎 昭 47 平 未満 王子中学校 南東校舎 昭 43 平 未満 南大分中学校 南校舎 昭 41 平 南大分中学校 北東校舎 昭 43 平 未満 滝尾中学校 南校舎 昭 46 平 未満 滝尾中学校 中校舎 昭 54 平 以上 城東中学校 南東校舎 昭 46 平 未満 鶴崎中学校 北校舎 昭 48 平 未満 大東中学校 北校舎 昭 56 平 以上 大東中学校 南校舎 昭 56 平 戸次中学校 本校舎東 昭 42 平 未満 判田中学校 北校舎 昭 48 平 未満 稙田中学校 北校舎 昭 48 平 未満 稙田中学校 南校舎 昭 49 平 坂ノ市中学校 北校舎 昭 53 平 明野中学校 北校舎 昭 46 平 以上 明野中学校 中校舎 昭 47 平 稙田東中学校 南校舎 昭 49 平 以上 稙田東中学校 中校舎 昭 49 平 以上 稙田東中学校 屋内運動場 昭 50 平 以上 城南中学校 北校舎 昭 51 平 以上 城南中学校 南校舎 昭 51 平 以上 稙田西中学校 南校舎 昭 52 平 以上 稙田西中学校 北校舎 昭 53 平 以上 稙田西中学校 屋内運動場 昭 53 平 以上 原川中学校 北校舎 昭 55 平 以上 原川中学校 南校舎西 昭 56 平 以上 野津原中学校 南校舎 昭 53 平 以上 野津原中学校 北校舎 昭 53 平

9 イ. その他の教育施設 その他の教育施設 11 棟についての結果を以下に示します 施設名 建物名 建築年度 診断年度 コンクリート強度 (N/mm2) 設計基準強度 診断時の強度 経過年数 中性化深さ 中性化深さ評価 理論式による深さ 期待できる耐用年数 大分市営陸上競技場 管理棟 昭 40 平 以上 日吉原体育館 体育館 昭 39 平 以上 佐賀関田中体育館 体育館 昭 54 平 未満 鶴崎公民館 公民館 昭 47 平 以上 稙田公民館 公民館 昭 53 平 以上 大南公民館 公民館 昭 55 平 以上 野津原公民館 公民館 昭 51 平 以上 情報学習センター 情報学習センター 昭 53 平 未満 大分市教育センター 大分市教育センター 昭 48 平 以上 アートプラザ アートプラザ 昭 41 ### 80 以上 埋蔵文化財保存活用センター 埋蔵文化財保存活用センター 昭 53 ### 80 以上 1 アートプラザは10 年に中性化対策を含めた改修工事を行っているため 期待できる耐用年数は 80 年以上とする 2 埋蔵文化財保存活用センターは 鉄骨造のため 期待できる耐用年数は 80 年以上とする 39

10 (3) 構造躯体の健全性まとめ 1 簡易評価及び詳細評価に基づく結果集計小中学校は 簡易評価の結果からは 築 30 年以上の建物の約 1/2 が長寿命化できない可能性がありましたが そのうち直近で建替えの可能性のある概ね築 50 年以上の9 棟について詳細評価を行った結果 6 棟は長寿命化が可能との結果となりました 今後とも長寿命化を行うのに検討を要する建物については引き続き調査が必要です ア小学校 中学校 幼稚園 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 旧耐震基準 ( 昭和 56 年以前 ) 21.7 万m2 (47%) 築 50 年以上の 9 棟の詳細調査を実施 長寿命を行うのに検討を要する棟 長寿命化可能な建物 新耐震基準 ( 昭和 57 年以降 ) 24.5 万m2 (53%) 全施設数 評価対象 長寿命化可能な建物 462,943 m2 198,483 m2 58% 115,888m2 長寿命を行うのに検討を要する建物 41% 86,895m2 耐震データのない建物 5,000 0 ~ 昭和 30 年 築 50 年以上 平成元 耐震データのない建物長寿命を行うのに検討を要する建物長寿命化可能な建物耐震データのない建物長寿命化可能な建物長寿命を行うのに検討を要する建物 イその他教育系施設 30,000m2 25,000m2 20,000m2 15,000m2 旧耐震基準 ( 昭和 56 年以前 ) 3.1 万m2 (33%) 長寿命化可能な建物 長寿命を行うのに検討を要する棟 新耐震基準 ( 昭和 57 年以降 ) 6.2 万m2 (67%) 全施設数 145 棟 92,759 m2 評価対象 棟 22,515m2 長寿命化可能な建物 86% 89 棟 19,416m2 長寿命を行うのに検討を要する棟 14% 2 棟 3,099m2 10,000 m2 耐震データのない建物 5,000 m2 0 m2 ~ 昭和 30 年 平成元 2 34 耐震データのない建物長寿命化可能な建物長寿命を行うのに検討を要する建物

11 2 今後の対応 簡易評価及び詳細評価からの躯体の健全性評価 1 対象施設鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物で 耐震診断を行った建築物 (120 建物 ) 2 評価方法圧縮強度 中性化深さ 中性化の進行速度 3 調査結果 建物別 小中学校幼稚園その他の教育施設 期待出来る使用年数 60 年未満 60~80 年 80 年以上 34 (31.2%) 2 (18%) 9 ( 8.3%) 0 (0%) 66 (60.6%) 9 (82%) 計 ( 棟 ) 109 (100%) 11 (100%) 長寿命化を行うのに検討を要する建物躯体の詳細診断を早急に実施比較的新しい新耐震建物等で 今回簡易診断を行っていない建物築 35~40 年を迎える段階で躯体の詳細評価を実施 長寿命化 OK 長寿命化 OK 長寿命化可能な建物 築 80 年まで使用 できるよう 適切な 改修等を実施 長寿命化に適さない建物 耐用年数を迎えた 長寿命化 NG 段階で建替え 今年度の簡易調査及び詳細評価の結果 現時点で長寿命化を行うのに検討を要する建物が 45 棟ありますが これらの建物については 躯体の詳細診断を早急に実施します 比較的新しい新耐震建物等で 今回簡易診断を行っていない建物については 築 35~ 40 年を迎える段階で躯体詳細評価を実施し 長寿命化の可否について判定を行います 診断の結果 長寿命化可能と判定された建物については 築 80 年まで使用できるよう 適切な改修等を行います 41

12 3 評価結果に基づく長寿命化のコストシミュレーション 第 2 章 4. 今後の建替え 大規模改修にかかるコストシミュレーション で試算した今後の維 持更新コストに対して 今回実施した躯体の健全性の調査結果を元に 以下の条件で再試算します ア. コスト算出条件 試算条件共通事項 試算期間 :28~57(30 年間 ) 保有量 : 保全対象施設 59.5 万m2 建替えコストは3 年 大規模改修コストは2 年でそれぞれ費用を均等にする 中規模改修は1 年で費用を計上する 修繕にかかる費用は年あたり 500 円 / m2と設定 80 年で建替える建物は 40 年目に大規模修繕を実施 60 年で建替える建物は 30 年目に大規模修繕を実施 80 年で建替える建物は 20 年目と 60 年目に中規模修繕を実施 過年度平均費用は 28.5 億円 / 年長寿命化の条件 躯体の健全性の評価で 長寿命化を行うのに検討を要する建物は 60 年 ( 築 80 年で建替え ) その他の建物は 80 年で建替える 詳細評価を実施した建物は 調査結果の耐用年数を採用する 単価設定建替え長寿命化改修中規模改修大分類 (80 年目 ) (40 年目 ) (20,60 年目 ) 校舎 270 千円 / m2 170 千円 / m2 80 千円 / m2 学校教育 系施設 体育館 武道場 290 千円 / m2 180 千円 / m2 90 千円 / m2 プール 110,000 千円 / 校 50,000 千円 / 校 20,000 千円 / 校 グラウンド - 9 千円 / m2 1 千円 / m2 子育て支援施設 公園施設市民文化系施設社会教育系施設 行政系施設スポーツ レクリェーション系施設 330 千円 / m2 170 千円 / m2 100 千円 / m2 400 千円 / m2 250 千円 / m2 120 千円 / m2 300 千円 / m2 200 千円 / m2 90 千円 / m2 42

13 イ. 長寿命化を実施した場合のコストシミュレーション 長寿命化を行った場合 今後 30 年間で総額約 1,563 億円 ( 年平均 52.1 億円 ) がかかります これは過年度平均費用の約 1.21 倍となり 長寿命化を行っただけでは 過年度平均費用を上回っ ている状況です 躯体健全性評価結果を基に 今後期待できる耐用年数が 80 年以上の建物については 40 年で 大規模改修を行い 80 年で建替えを行う それ以外の建物については 30 年で大規模改修を行い 60 年で建替えを行う ( 億円 ) 28~37 平均 49.7 億円 38~47 平均 61.9 億円 48~57 平均 52.3 億円 従来型の整備費用 72.6 億円 / 年 将来更新費用 52.1 億円 / 年 23% 億円億円 / 年 / 削減年減 縮減分 建替え 中規模修繕 (20 年目 ) 60 過年度平均費用 43.1 億円 中規模修繕 (60 年目 ) 大規模改修 1.21 倍 投資的経費 経常修繕 躯体健全性の調査結果を基に長寿命化を行うことにより 今後 30 年間で 20.5 億円 / 年程度のコスト削減効果が期待できます しかし 長寿命化を行っただけでは 依然過年度平均費用の 1.21 倍が必要な状況であるため 躯体以外の劣化状況について 現地調査により過去の整備状況を把握し 今後の整備方法について検討を行う必要があります 43

14 44

2. 躯体以外の劣化状況の把握 45

2. 躯体以外の劣化状況の把握 45 2. 躯体以外の劣化状況の把握 45 2 節躯体以外の劣化状況の把握 劣化状況の把握フロー 本計画における躯体以外の劣化状況は 以下のフローに基づき把握します 46 47 (1) 現地調査対象 平成 26 年度に実施した問診表による調査結果より 劣化が進んでいると想定される施設を対象とし 平成 27 年度に現地調査を実施しました 現地調査対象施設数 37 施設 124 建物小中学校 29 校幼稚園

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