〇本事例集は 平成 31 年 3 月 15 日を期限とした個人の確定申告について 所得税 ( 譲渡所得 を除く ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため 法令

Size: px
Start display at page:

Download "〇本事例集は 平成 31 年 3 月 15 日を期限とした個人の確定申告について 所得税 ( 譲渡所得 を除く ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため 法令"

Transcription

1 ~ 個人の確定申告における~ 平成 30 年版確定申告の誤りやすい事例集 所得税編( 譲渡所得を除く ) ( 平成 31 年 1 月 ) 1

2 〇本事例集は 平成 31 年 3 月 15 日を期限とした個人の確定申告について 所得税 ( 譲渡所得 を除く ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため 法令等の引用は避け 国税庁等のホームページを指定する場 合は URL のみを指定し できる限り転載を避けております 〇本事例集の文中 文末引用条文の略称は次のとおりとなります (1) 法令所法 所得税法所令 所得税法施行令所規 所得税法施行規則措法 租税特別措置法措令 租税特別措置法施行令措規 租税特別措置法施行規則復興財確法 東日本大震災からの復興のための箆策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法通法 国税通則法相法 相続税法消法 消費税法消令 消費税法施行令耐令 減価償却資産の耐用年数等に関する省令オン化省令 国税関係法令に係る行政手続等における情報通信の技術の利用に関する省令改正法附 所得税法等の一部を改正する等の法律附則改正令附 所得税法施行令の一部を改正する政令附則改正規附 所得税法施行規則の一部を改正する省令附則改正措令附 租税特別措置法施行令等の一部を改正する政令附則改正措規附 租税特別措置法施行規則等の一部を改正する省令附則 (2) 通達所基通 所得税基本通達措通 租税特別措置法通達消基通 消要税法基本通達耐通 耐用年数の適用等に関する取扱通達 2

3 一確定申告の申告義務等 〇誤りやすい事例 1 1 か所から給与 ( 年末調整済 ) の支払を受け 給与以外の所得が 20 万円以下である人が 申告 納税額が黒字になるとして確定申告を行った ポイント 1 か所から給与 ( 年末調整済 ) の支払を受けている者で 給与所得及び退職所得以外の所得が 20 万円以下 又は 2 か所以上から給与の支払を受けている者で 年末調整を受けていない従たる給与等の金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が 20 万円以下の場合 申告義務はありません ただし 還付請求申告書等 申告書を提出する場合には 20 万円以下の所得であっても申告しなければなりません ( 確定申告しないこととした配当を除く 所法 ) 〇誤りやすい事例 2 少額配当 10 口について申告するかしないかの選択は 10 口全てについてするものと考えている 申告を要しない配当を申告するかしないかは納税者の選択であり 銘柄ごと かつ配当ごとに選択するこ とができます 3

4 〇誤りやすい事例 3 源泉徴収の対象となる公的年金等の収入金額が 200 万円であり かつ 不動産所得が 15 万円 である人が確定申告を行った ポイント平成 23 年分以後の確定申告より 公的年金等の収入金額が 400 万円以下であり かつ 公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が 20 万円以下であるときは 確定申告書の提出する必要がありません ( 所法 1213) 平成 27 年分以後は この申告不要制度の要件に 支給を受ける公的年金等の全てが源泉徴収の対象とされていることが加わることとなりました なお この場合であっても 所得税の還付を受けるための申告書を提出することができます また 公的年金等以外の所得金額が 20 万円以下で所得税の確定申告書の提出を要しない場合であっても住民税の申告が必要となります 〇誤りやすい事例 4 上記の事例等のように 所法 121( 確定所得申告を要しない場合 ) に該当する者が提出した申告 書は 本人の申出があっても撤回できないと考えている 所法 121 に該当する者が提出した当該確定申告書は撤回が認められるが 改めて確定申告書を提 出するまでの間は無申告となる ( 所基通 121 2) 〇誤りやすい事例 5 国外から直接支払を受けた給与所得があり かつ 雑所得が 10 万円あるが確定申告をしていない 確定申告を要しない場合の給与とは 居住者に対し国内において支払われ 年末調整を行った給与で あることから 申告義務があることになります ( 所法 1211 一 ) 4

5 〇誤りやすい事例 6 日本の子会社から給与の支払を受けている者 ( 年末調整済 ) が 外国の親会社から 20 万円以下 の給与等 ( ストックオプションを含む ) の支払を受けた場合 確定申告は不要であると考えている 源泉徴収が行われない給与等の支払を受けている場合は 所法第 121 条の規定はなく 確定申告が 必要となります ( 所法 1211 所基通 ) 〇誤りやすい事例 7 同族会社の役員が当該法人から不動産賃貸料を収受しているにもかかわらず少額であるとして申告 していない 同族会社の役員は 給与所得以外の所得が少額であっても確定申告書を提出しなければならない場 合があります ( 所法 1211 所令 262 の 2) 参考 国税庁サイト No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人 〇誤りやすい事例 8 公的年金等の収入が 400 万円以下の者で 青色申告特別控除 65 万円を控除した後の所得が 20 万円以下である場合に 確定申告は不要であると考えている ポイント所得が 20 万円以下であることを判断する際は 確定申告書への記載若しくは明細書等の添付を要件として適用される特例等は 全て適用しないで計算した所得金額で判断することになります ( 所基通 ) 5

6 〇誤りやすい事例 9 源泉徴収の対象とならない年金を含む 公的年金等の収入金額が 400 万円以下の者で 公的年 金等以外の所得が 20 万円以下である場合に 確定申告は不要であると考えている ポイント平成 27 年分以後は 源泉徴収の対象とならない年金 ( 例えば 外国の制度に基づき国外において支払われる年金 ) の支給を受ける者は 公的年金等に係る確定申告不要制度を適用できないこととされています ( 所法 1213 ) 〇誤りやすい事例 10 源泉徴収された税額が未納であるため 還付申告はできないと考えている ポイント所得税の還付又は充当については 所得税が徴収された日にその納付があったものとみなされることになります ( 所法 223) よって 源泉徴収税額が未納であっても還付申告することができます なお 源泉所得税の未払は内書し 源泉所得税が納付されるまで還付が保留されることになります 〇誤りやすい事例 11 居住者である外国人モデルの報酬について 支払者が誤って 20.42% の源泉徴収をしたものを確 定申告書で還付請求している ポイント源泉徴収税額の過誤納金は 支払者である源泉徴収義務者が所轄暑に還付の請求をすることにより還付するものであることから 受給者は正しい源泉徴収金額に基づき確定申告を行うことになります ( 所法 1201 九 ) なお このような申告書を提出した場合には 源泉徴収税額の相違として還付保留になり 税務署が源泉徴収税額を正当額に修正させた後 更正あるいは修正申告により対応することになります 6

7 〇誤りやすい事例 12 相続人が 3 人いるのに 準確定申告書には相続人の氏名を 1 人しか記載していない ポイント相続人が2 人以上いるときの準確定申告書には 各相続人の氏名及び住所等を記載しなければなりません ( 所令 2632 所規 49 ) 付表を補正のうえ提出しなおさない場合 他の相続人は無申告と取り扱われることになります 〇誤りやすい事例 13 上場株式等の配当等について 所得税で申告することを選択した場合 住民税で申告不要とするこ とはできないとした ポイント上場株式等の配当等について 所得税で申告することを選択し確定申告書を提出した場合であっても その後に 上場株式等の配当等について申告不要とする住民税の申告書を 市町村が定める期限までに提出した場合には 住民税において申告不要を選択することができます ( 平成 29 年度税制改正 ) ( 地方 地方附則 33 の 226) 〇誤りやすい事例 14 給与所得のある者が確定申告書を提出するに当たり 電磁的提供を受けた源泉徴収票につき 本人がプリントアウトしたものを添付している ポイント平成 19 年 1 月 1 日以後は 給与の支払者は給与の支払を受ける者の承諾を得ることで 源泉徴収票に記載すべき事項をメールや FD などの電磁的方法により提供ができるようになりましたが 確定申告書を提出する場合には 電磁的提供を受けた者によりプリントアウトされたものではなく 従来どおり 書面により交付を受けたものを提出する必要があります なお 給与の支払者は 給与の支払を受ける者の請求がある場合には 書面による源泉徴収票を交付しなければなりません ( 所法 ) また 金融商品取引業者が交付する特定口座年間取引報告書及び平成 20 年 1 月 1 日以後交付する退職所得の源泉徴収票や公的年金等の源泉徴収票についても 同様に取り扱われます ( 所法 226 措法 37 の 11 の 39) 7

8 二所得の帰属 〇誤りやすい事例 1 共有物件を賃貸し その賃料の全部を 1 人の所得として申告している 資産から生ずる所得は 原則としてその所有者 ( 共有の場合には 各人の持分割合 ) に帰属すること になります ( 所基通 12-1 ) 〇誤りやすい事例 2 配偶者や親名義の土地を 例えば月極め駐車場として 土地所有者以外の名義で契約し その所 得を契約者の所得として申告している ポイント土地の所有者以外の者が構築物の設置等に係る相当の費用負担をしない場合などの単に土地のみの貸付けによる所得は 契約内容にかかわらず 土地の所有者が申告しなければなりません ( 所基通 12-1) 参考 公開裁決事例 実質所得者課税 > 他人名義による事業 一覧 公開裁決事例 所得の帰属者 > 資産の貸付けによる所得 一覧 公開裁決事例 所得の帰属者 > 資産の譲渡による所得 一覧 8

9 三非課税所得 非課税所得は 各種所得の金額の計算上除かれます ( 所法 9) したがって 扶養親族等の判定における所得制限については その所得はないものとされます 〇誤りやすい事例 1 遣族年金を公的年金等に係る雑所得として申告している 遺族年金で死亡した人の勤務に基づいて支給されるもの及び各社会保障制度に基づき支給されるもの は非課税となります ( 所法 91 三口 所基通 9-2 国民年金法等の各法 ) 〇誤りやすい事例 3 通勤手当の支給を受けていない給与所得者が 自宅から勤務先までの実際に通勤に要する費用に 相当する金額を 非課税として当該通勤喪相当額を給与収入から控除して給与所得を計算している ポイント非課税とされる通勤手当は 給与所得者が通常の給与に加算して受けるものに限られることになります ( 所法 91 五 ) したがって 仮に 会社からの証明書等で給与のうちから通勤費を支出していることが明確になったとしても その通勤費相当額を非課税所得として取り扱うことはできません 〇誤りやすい事例 4 交通事故に起因して受け取った損害賠償金を全て非課税としている 損害を受けた者の所得の計算上必要経費に算入される金額 ( 例えば従業員に対する給料等 ) を補 填するための部分は 非課税とされません ( 所法 91 十七 所令 30) 9

10 〇誤りやすい事例 5 労働者災害補伯保険の給付金を収益補償として収入金額に計上している ポイント法令の規定により 非課税となる所得があります 労働者災害補償保険の給付金 雇用保険の失業等給付( 求職者給付 就職促進給付 教育訓練給付 雇用継続給付 ) 等 〇誤りやすい事例 6 厚生労働省から支給される 臨時福祉給付金 及び 高齢者向け給付金 を雑所得として申告してい る 臨時福祉給付金 ( 簡素な給付措置 ) 及び 高齢者向け給付金 ( 年金生活者等支援臨時福祉 給付金 ) は 非課税となります ( 措法 41 の 8 一 三 ) 〇誤りやすい事例 7 厚生労働省から 緊急人材育成支援事業による職業訓練等を受講する者に支給される 訓練 生活 支援給付金等 を非課税としている ポイント当該給付金は 非課税である雇用保険法に規定する失業等給付の求職者給付等が受給できない者に対し 訓練期間中における生活保障や円滑な訓練受講に資するために支給するものであり 失業等給付の求職者給付とは異なるものであることから 雇用保険法第 12 条の公課の禁止規定は適用されず 雑所得となります 参考 緊急人材育成支援事業による職業訓練等を受講する者に支給される訓練 生活支援給付金等の課税関係について ( 照会 ) 10

11 〇誤りやすい事例 8 厚生労働省から 職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律に基づき支給さ れた職業訓練受講給付金を雑所得としている ポイント平成 23 年 10 月 1 日施行の 職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律 ( 平成 23 年 5 月 20 日法律第四十七号 ) に基づき支給される職業訓練受講給付金 ( 職業訓練受講手当及び通所手当 ) は同法第 10 条の規定により非課税となります 〇誤りやすい事例 9 店舗が壊されたことにより受ける休業補償金を非課税としている ポイント店舗が壊されて業務ができなかったことにより その収益の補償として受ける休業補償金は 事業所得の収入金額とされ 非課税にはなりません また 棚卸資産の損失による損害補償金も非課税にはなりません ( 所令 94) 参考 損害賠償金等の課税関係 原因 賠償の内容 課税関係 根拠条文 慰謝料等精神的損害の賠償 非課税 所令 30 一 心身に加えられた損害資産に加えら 休業中の給与又は収益の補償 所令 30 一 医療費等身体の障害に伴う費用の賠償 所令 30 一 相当の見舞金 所令 30 三 棚卸資産 準棚卸資産 山林 工業所有権 課税 所令 941 一 又は著作権等の損害賠償 固定資産に受けた 契約 収用等に基づく補償 課税 所令 95 損害賠償 突発的事故等による補償 非課税 所令 30 二 れた損害 休業中の収益等の賠償 課税 所令 941 二 休業中の ( 人件費等 ) 必要経費の賠償 課税 所令 30 所基通 9-19 相当の見舞金 非課税 所令 30 三 11

12 参考 補償金等の課税関係 区分 範囲 課税関係 保険金損害賠償金見舞金 棚卸資産 準棚卸資産 山林 工業所有権又は著作権等につき 損失を受けたことにより取得するもの ( 所令 941 一 ) 不動産 事業 山林又は雑所得の総収入金額 不動産 事業 山林又は雑所得を生ずべき業務の全部又は一部の休止 転換又は廃止等の事由により その業務の収益の補償として取得するもの [ 収益 経 不動産 事業 山林又は雑所得の総収入金額 費補償金 ]( 所令 941 二 ) 補償金 契約等及び資産の消滅等の補償を約した公共事業等により 譲渡資産の基因となるべき資産が消滅したことに伴い 譲渡所得の収入金額 一時的に受けるもの [ 対価補償金 ] ( 所令 95) 国等の行政目的遂行及び収用等により 資産の移転等の費用に充てるために交付を受けるもの [ 移転補償金 ] ( 所法 44) 原則として一時所得の収入金額 ( 交付目的に従って支出した部分を除く ) 補助金 固定資産の取得又は改良に充てるため 国等から交付を受けるもの ( 所法 42,43) 同上 12

13 四所得区分 〇誤りやすい事例 1 事業用運転資金の預金利子を事業所得の雑収入としている 事業用の預金であっても 利子所得となります ( 所法 23) 〇誤りやすい事例 2 事業用車両の売却 ( 下取り ) 損を事業所得の必要経費としている 事業用の資産であっても 棚卸資産に該当しないので譲渡所得となります ( 所法 33) 〇誤りやすい事例 3 受け取った立退料を全て一時所得としている 立退料のうち 1 借家権の消滅部分は譲渡所得 2 休業補償部分は事業所得等 3 その他は一時 所得となります ( 所令 所基通 (7)) 〇誤りやすい事例 4 外交員報酬を給与所得としている ポイント外交員報酬は 通常事業所得となります 報酬料金等の支払調書 に記載されているものは 給与所得ではなく 事業所得として判断することになります ( 所法 2251 三 所規 91 所規別表五 ( 八 )) 13

14 〇誤りやすい事例 5 自己の士地の上に太陽光発電設備を設置し 全量売電を行っており 当該設備の周囲にフェンスの 設置及び除草作業等を行っているが 出力量が 45kW であるため 雑所得としている ポイント全量売電の場合 出力量が 50kW 未満であっても 1 土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲にフェンス等を設置している 2 土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲の雑草や当該設備に係る除雪等を行っている 3 建物の上に設備を設置した場合で当該設備に係る除雪等を行っている 4 賃借した建物や土地の上に設備を設置したとき等の一定の管理を行っていれば 一般的には事業所得となります 参考 国税庁サイト 自宅に設置した太陽光発電設備による余剰電力の売却収入 国税庁サイト 賃貸アパートに設置した太陽光発電設備による余剰電力の売却収入 参考 生命保険契約による年金の課税関係 受給形態年金支給開始時から年金として受け取った場合年金支給開始時に全ての年金を一括して受け取った場合当初は年金として受け取っていたが 途中で残りの年金の全てを一時金として受け取った場合のその一時金当初は年金として受け取っていたが 途中で残りの年金の一部を一時金として受け取った場合のその一時金 ( その後も年金支給あり ) 所得の種類雑所得一時所得一時所得雑所得 14

15 五各種所得金額 1 配当所得 総合課税の対象となる配当等の源泉徴収税率及び確定申告不要制度については 次のとおりである 〇配当課税制度の概要 平成 21 年 1 月 1 日 ~ 平成 24 年 12 月 31 日 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 申告における税率 ( 平成 25 年以降 基準所得税額に対し 2.1% の復興特別所得税が課される ) 総合課税 累進税率 ( 所得税 5~45%[ 平成 26 年 12 月 31 日までは 5~40%] 住民税 10%) 申告分離課税 10% ( 所得税 7% 住民税 3%) % ( 所得税及び復興特別所得税 7.147% 住民税 3%) % ( 所得税及び復興特別所得税 % 住民税 5%) 源泉徴収における税率 ( 申告不要 配当控除等の適用なし ) 居住者 10% ( 所得税 7% 住民税 3%) % ( 所褐税及び復興特別所得税 7.147% 住民税 3%) % ( 所得税及び復興特別所得税 % 住民税 5%) 個人 国内に恒久的施設を有する非居住者 7% ( 所得税のみ ) 7.147% ( 所得税及び復興特別所得税のみ ) % ( 所得税及ぴ復興特別所得税のみ ) 上記以外の非居住者 7% ( 所得税のみ ) 7.147% ( 所得税及び復興特別所得税のみ ) % ( 所得税及び復興特別所得税のみ ) 内国法人 外国法人 7% ( 所得税のみ ) 7.147% ( 所得税及び復興特別所得税のみ ) % ( 所得税及び復興特別所得税のみ ) 15

16 〇配当所得に対する課税 金額上限なし 申告不要 1 回に支払を受ける配当等の額ごとに選択 平成 22 年より源泉徴収選択口座内の 配当等は口座ごとに選択 上場株式等の配当等 選択 申告分離課税 税率 : 平成 21 年 1 月 1 日 ~ 平成 24 年 12 月 31 日 10% ( 所得税 7% 住民税 3 %) 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 % ( 所得税 7.147% 住民税 3 %) 平成 26 年 1 月 1 日 ~ % ( 所得税 % 住民税 5%) 配当控除適用 : なし 上場株式等の譲渡損失との損益通算 : 可 選択 税率 : 累進税率 ( 所得税 5~45%) 総合課税 配当控除適用 : あり 上記以外 選択 申告不要 上場株式等の譲渡損失との損益通算 : 不可 10 万円 配当計算期間 /12 月以下のもの 1 回に支払を受ける配当等の額ごとに選択 非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得 (NISA) に該当する場合は 非課税となる 16

17 〇誤りやすい事例 1 配当所得の収入金額を源泉徴収後の金額で計算している 配当所得の収入金額は手取額と源泉徴収税額の合計額となります 〇誤りやすい事例 2 平成 30 年中に支払を受ける上場株式に係る配当の源泉徴収税額を % で計算している ポイント上場株式に係る配当の源泉徴収税額は所得税 % 住民税 5% の計 % であるため所得税分の % が源泉徴収税額となります ( 注 ) 住民税分 5% の金額は申告書第 2 表の住民税の項目にある 配当割額控除額 欄に記入することになります 〇誤りやすい事例 3 人格のない社団等から受ける収益の分配金を配当所得としている ポイント配当所得は 法人 ( 法法 2 六に規定する公益法人等及び人格のない社団等を除く ) から受ける利益の配当 剰余金の分配などに限られ 人格のない社団等から受ける収益の分配金は雑所得になります ( 所法 241 所基通 35-1(6)) ( 注 ) 人格のない社団等の解散により受ける清算分配金や脱退により受ける持分の払戻金は 一時所得とされます ( 所基通 34-1(6)) 17

18 〇誤りやすい事例 4 譲渡した株式に係る負債利子を配当所得から控除している ポイント株式を譲渡した場合には その株式に係る配当所得の金額の計算上 その株式を取得するために要した負債利子は控除されません ( 所法 242 措法 37 の 106 二 ) ( 注 ) 負債利子は 原則としてその株式の譲渡に係る譲渡所得の計算上 必要経費に算入されることになります 〇誤りやすい事例 5 平成 30 年中に支払を受ける上場株式等の配当等を申告する際に 添付書類を何も付けていない 平成 21 年分以降 上場株式等の配当等に係る配当所得を申告する場合には 上場株式等の配当 等に係る支払通知書を確定申告書に添付しなければなりません 〇誤りやすい事例 6 平成 30 年中に支払を受ける上場株式等の配当等 ( 大口株主等が支払を受けるものを除く ) に ついて 一部を総合課税とし 他を申告分離課税として申告している ポイント申告分離課税の選択は 申告する上場株式等の配当等に係る配当所得の全額についてしなければなりません ( 措法 8 の 42) なお 上場株式等の配当等については 上場株式等の配当等に係る配当所得の申告不要の特例 ( 措法 8 の 51) を適用し 上場株式等の配当等を申告しないことを選択することもできます ( 注 ) 大口株主等 とは 内国法人から支払を受ける配当等について その配当等の支払基準日においてその内国法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の 3% 以上に相当する数又は金額の株式又は出資を有る個人をいいます ( 措法 8 の 41) 平成 23 年 9 月 30 日以前に支払を受けるべき配当等については 5% となります ( 平成 23 年 6 月改正法附 26) 18

19 〇誤りやすい事例 7 上場株式等の配当等について 全ての株主が確定申告不要制度を適用することができると考えてい る ポイント個人の大口株主等が支払を受けるべき上場株式等の配当等のうち 確定申告不要制度の対象となるのは 1 銘柄について 1 回に支払を受けるべき配当等の金額が次の算式で計算される金額以下のものに限られます ( 算式 ) 10 万円 配当計算期間の月数 ( 最高 12 か月 ) 12 〇誤りやすい事例 8 複数の源泉徴収選択口座で上場株式等の利子等又は配当等を受領している場合において それらを申告するときは その全てについて申告する必要があり 一部の口座のみを選んで申告することはできないと考えている ポイント複数の源泉徴収選択口座内に利子等又は配当等を有する場合には それぞれの源泉徴収選択口座 ( 口座内の利子等と配当等の合計 ) ごとに申告不要制度の適用を選択することができます ( 措法 37 の 11 の 69) なお 源泉徴収選択口座において受領するもの以外のものについては 1 回に支払を受けるべき利子等又は配当等ごとに選択することができます ( 措法 8 の 54) ( 注 ) 一の口座内の利子所得と配当所得のいずれか一方のみを申告し 又は申告しないとすることは できません 19

20 〇誤りやすい事例 9 源泉徴収選択口座内で上場株式等の配当等と譲渡損失とが損益通算されている場合に その譲渡損失を申告するときは 併せてその配当等の申告も必要となりますが このときに その配当等の申告については総合課税を選択することはできないと考えている ポイント源泉徴収選択口座内で上場株式等の配当等と誤渡損失とが損益通算されている場合において その譲渡損失を申告するときは 同時にその配当等の申告も必要となります ( 措法 37の11の 610) この場合において 上場株式等の配当等については 総合課税又は申告分離課税のいずれの方法も選択することができます なお 上場株式等の利子等については 総合課税を選択することはできないことに注意してください ( 措法 8 の 42) 〇誤りやすい事例 10 外国の証券会社に預けている外国上場株式の配当は 申告分離課税の選択又は上場株式等に係 る譲渡損失との損益通算ができないと考えている ポイント外国金融商品市場において売買されている株式等も 上場株式等 に含まれることから 外国の証券会社に預けている外国上場株式の配当は 申告分離課税の選択及び上場株式等に係る譲渡損失との損益通算ができます ( 措法 8 の 41 ー 37 の 112 一 37 の 12 の 21) ( 注 ) ただし 金融商品取引法上の登録を受けていない金融商品取引業者等において行う 上場株 式等の譲渡 により生じた損失は 上場株式等の配当等との損益通算又は繰越控除ができないことに 注意してください ( 措法 37 の 12 の 22 一 ) 20

21 〇誤りやすい事例 11 確定申告を要しない利子所得又は配当所得を申告した後に これらを修正申告又は更正の請求で 除外している ポイント確定申告を要しない利子所得又は配当所得を申告した場合には その後の修正申告や更正の請求において除外することはできません ( 措通 8の5-1) また 確定申告を要しない利子所得又は配当所得の申告漏れについては 修正申告はできず 更正の請求の事由にも該当しないことになります 〇誤りやすい事例 12 確定申告において申告分離課税を選択した上場株式等の配当等を 更正の請求又は修正申告に おいて総合課税に選択替えしている ポイント申告分離課税を選択して確定申告をした場合には その後においてその者が更正の請求をし 又は修正申告をするときにおいても 申告分離課税を選択することになります ( 措通 8の 4 ー 1) なお 上場株式等の配当等を申告する場合には その全額について 総合課税と申告分離課税のいずれかを選択することに注意してください ( 措法 8 の 42) 参考 国税庁サイト一般向け資料等全般 株式 配当 利子と税 国税庁サイト所得税 ( 確定申告書等作成コーナー ) 利子所得と配当所得の課税方法 国税庁サイトタックスアンサー No.1330 配当金を受け取ったとき ( 配当所得 ) 21

〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため

〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため ~ 個人の確定申告における~ 平成 30 年版確定申告の誤りやすい事例集 国税通則法編 ( 平成 31 年 1 月 ) 1 〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため

More information

上場株式等の配当等に対する課税

上場株式等の配当等に対する課税 Ⅱ 上場株式等の配当等に対する課税 第 1 上場株式等の配当等に係る配当所得の課税の特例の創設等 1 上場株式等の配当等に係る配当所得の申告分離課税制度の創設居住者等が 平成 21 年 1 月 1 日以後に支払を受けるべき上場株式等の配当等を有する場合において その上場株式等の配当等に係る配当所得の課税方法について 総合課税 に代えて 申告分離課税 の適用を受けようとする旨の記載のある確定申告書を提出したときは

More information

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出 第 11 源泉徴収票及び支払調書の提出 給与や退職手当 原稿料 外交員の報酬などの支払者は その支払の明細を記載した源泉徴収票や支払調書を一定の期限までに税務署長に提出しなければなりません ( 所法 225 226) 源泉徴収票及び支払調書には 支払の内容に応じて多くの種類のものがありますが ここでは 給与所得の源泉徴収票 退職所得の源泉徴収票 公的年金等の源泉徴収票 報酬 料金 契約金及び賞金の支払調書

More information

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所 復興特別所得税 ( 源泉徴収関係 )Q&A 平成 24 年 4 月国税庁 東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 117 号 )( 以下 復興財源確保法 といいます ) が公布され 平成 25 年 1 月 1 日から施行されることに伴い 復興特別所得税の源泉徴収に係る質疑応答事例を取りまとめましたので 参考としてください ( 注

More information

Microsoft Word - NO.2 株式の譲渡 2.docx

Microsoft Word - NO.2   株式の譲渡 2.docx 所得税ゼミナール NO.2 ( 株式の譲渡 ) 税理士法人いさやま会計 税理士菊島義昭 0 株式等に係る譲渡所得等 ( 分離課税 ) の概要株式等に係る譲渡所得等とは 株式 出資金等の有価証券の譲渡により生じる所得をいい 他の所得と区分して税金を計算する 申告分離課税 となっている また 株式等に係る譲渡所得等は 上場株式等 と 一般株式等 に課税の取扱上区分する 上場株式等の売買については 特定口座制度があり

More information

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります 経営情報あれこれ 平成 28 年 11 月号 年末と改正税法 今年も残すところ 1ヶ月余りとなりました この1 年間 会社や個人にとって 様々な取引が発生し その結果として利益又は損失が生じていると思います この利益や損失に対し 税法上 合理的な租税負担となるためには 各税法の規定を確認していただき 所得税 法人税 相続税及び贈与税の確定申告等において 適切に申告することが望まれます 特に 税制改正等がなされた場合

More information

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1) 6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1) 投資主の税務 1 個人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配

More information

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額 (5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって

More information

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分 ViewPoint 営 平成 30 年 1 月 1 日より新税制スタート! 配偶者控除 と 配偶者特別控除 の改正 福田和仁部東京室 平成 29 年度税制改正において就業調整を意識せずにすむ環境づくりを指向し 配偶者控除と配偶者特別控除の見直し が行われました 所得税は平成 30 年分から 住民税は平成 31 年度分から適用されます 今回は 特に給与所得者に対する影響などを踏まえ 改正の概要を解説します

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6 いわゆる当初申告要件及び適用額の制限の改正について 別紙 目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6 問 5 租税特別措置法における当初申告要件

More information

<4D F736F F D208F8A93BE90C520926D8EAF94BB92E E291E >

<4D F736F F D208F8A93BE90C520926D8EAF94BB92E E291E > 税理士講座所得税法学習者専用住民税初学者初学者短期合格コース 問題 < 解答時間 10 分 > < 所得税法知識判定テスト > 設問 1 次のうち 利子所得とならないものを選びなさい ア. 公募公社債等運用投資信託の収益の分配イ. 農林債の利子ウ. 役員が支払を受ける勤務先預け金の利子エ. 合同運用金銭信託の収益の分配 設問 2 国内発行の利子等に係る利子所得の課税方法について 次の空欄に入る語句として

More information

【表紙】

【表紙】 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配は

More information

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引 復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人

More information

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編 特定口座 ( 源泉徴収あり ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得等から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた

More information

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得 税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得 所得の分類 各種所得金額の計算方法について学習します なお 不動産所得 事業所得 第 2 章 テーマ6

More information

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編 前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得と配当所得から控除する場合の確定申告書の作成の手順を説明します なお この操作の手引きは 平成 25 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 5に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に

More information

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付 二期限後申告及び修正申告等の特例 第十章第七節 修正申告 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例第六章第四節一 11 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 に規定する国外転出の日の属する年分の所得税につき確定申告書を提出し 又は決定を受けた者 ( その相続人を含む ) は 当該確定申告書又は決定に係る年分の総所得金額のうちに同

More information

ワコープラネット/標準テンプレート

ワコープラネット/標準テンプレート 税法実務実践コース所得税コントロールタワー 回数内容ページ 第 1 回 第 1 章所得税の概要 1. 所得税の仕組み 2. 青色申告 3. 確定申告書の提出義務者 4. 非課税所得 P2 ~ P24 第 2 章各種所得の概要 1. 利子所得 2. 配当所得 3. 不動産所得 第 2 回 第 2 章各種所得の概要 4. 事業所得 5. 給与所得 6. 退職所得 7. 山林所得 8. 譲渡所得 9. 一時所得

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

Microsoft Word - 最新版租特法.docx 平成 29 年 5 月現在 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定中小会社が発行した株式の取得に要した金額の控除等 ) 第三十七条の十三 平成十五年四月一日以後に 次の各号に掲げる株式会社 ( 以下この条及び 次条において 特定中小会社 という ) の区分に応じ当該各号に定める株式 ( 以下この条及び次条において 特定株式 という ) を払込み ( 当該株式の発行に際してするものに限る

More information

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答-

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答- Z-69-C 所得税法 第一問 - 解答 - 所得税法問 1 概要法人からの債務免除益は金銭以外の経済的利益による収入として その性質に応じた所得区分により課税されるが 一定の要件を満たす場合は別段の定めによる取扱いも考えられる Ⅰ 所得区分及び課税方法 (1) 債務免除益が旅館業に係るものと認められる場合は事業所得の総収入金額となる 事業所得の金額は その年中の事業所得に係る総収入金額から必要経費を控除した金額となる

More information

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶 6. 各種控除項目の見直しに伴う調整 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景配偶者や扶養親族が給与所得者や公的年金等所得者の場合 給与所得控除や公的年金等控除の 10 万円引下げに伴い 合計所得金額や総所得金額等が 10 万円増加する その場合 配偶者控除 配偶者特別控除及び扶養控除について 配偶者や扶養親族の合計所得金額を基準とする所得制限額を改正することで 控除の対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにする

More information

5 事業用の車両等を売却 ( 譲渡 ) した場合の売却益 ( 譲渡益 ) 売却損 ( 譲渡損 ) については 事業所得とはならない 総合課税の譲渡所得 ( 土地 建物以外 ) の扱いになり 所有期間 (5 年超か以下か ) によって長期譲渡所得 短期譲渡所得に区分される 6 使用可能期間が1 年未満

5 事業用の車両等を売却 ( 譲渡 ) した場合の売却益 ( 譲渡益 ) 売却損 ( 譲渡損 ) については 事業所得とはならない 総合課税の譲渡所得 ( 土地 建物以外 ) の扱いになり 所有期間 (5 年超か以下か ) によって長期譲渡所得 短期譲渡所得に区分される 6 使用可能期間が1 年未満 FP3 級試験のポイント < タックスプランニング > 所得税は国が課税する国税であり 納税義務者と担税者が同一人の直接税である また納 付税額は自分で確定させる申告納税方式である 1. 所得税の基本事項 1 所得税の基本原則は 個人単位課税 暦年単位課税 応能負担の 3 つの原則から成り立 っている 2 所得税の考え方は 収入金額 必要経費 = 所得金額 という方法で計算し この所 得金額に税率を掛けることによって税額を計算する

More information

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分 相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが

More information

平成23年度税制改正の主要項目

平成23年度税制改正の主要項目 平成 23 年度税制改正税制改正の主要項目 平成 23 年 11 月 30 日成立経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律について 及川会計事務所税理士及川小四郎

More information

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配の取扱いは

More information

配当所得の入力編

配当所得の入力編 配当所得の入力編 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります 1 配当所得を入力する画面の表示配当所得を入力する画面の表示方法は 入力方法選択 画面において 左記に該当しない方 欄の 申告書作成へ ボタンを選択します ( 申告書の作成をはじめる前に 画面へ遷移します ) 申告書の作成をはじめる前に 画面で提出方法や生年月日などの入力を行った後に 次の 収入金額 所得金額入力 画面に遷移しますので

More information

過納金とは 納付納入の時にはそれに対応する租税債務が存在していたが 結果的に不適法な納付納入となった場合における地方公共団体の徴収金のことであり 1 納付納入の時には一応適法であったものが その申告 更生 決定又は賦課決定が誤って過大にされていたため 後になって減額更正 減額の賦課決定又は賦課決定の

過納金とは 納付納入の時にはそれに対応する租税債務が存在していたが 結果的に不適法な納付納入となった場合における地方公共団体の徴収金のことであり 1 納付納入の時には一応適法であったものが その申告 更生 決定又は賦課決定が誤って過大にされていたため 後になって減額更正 減額の賦課決定又は賦課決定の ( 納税義務者が死亡した場合の特別徴収の取扱いについて ) 質問 1. 公的年金を受給していた本市の住民であるAは 平成 24 年 3 月 3 日に死亡していたことが平成 28 年 10 月になってはじめて判明しましたが 死亡届が提出されていなかったため 死亡後も年金保険者による個人市民税の特別徴収が継続されていました この場合 死亡後に課税していた平成 24 年度分以降の個人市民税についてはどのように処理すべきでしょうか

More information

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し)編 特定口座 ( 源泉徴収口座 ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 簡易申告口座 ) と一般口座の申告の場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 簡易申告口座 ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 26 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた

More information

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下の通りです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります A. 個人投資主 ( イ ) 配当等の額に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益及び一時差異等調整引当額

More information

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編 前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得と配当所得等から控除する場合の確定申告書の作成の手順を説明します なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 5に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に

More information

FX取引に係る確定申告について

FX取引に係る確定申告について FX 取引に係る確定申告について 税理士法人髙野総合会計事務所税理士伊藤博昭 1. 確定申告とは 確定申告の概要 確定申告とは 個人の 1 年間 (1 月 1 日から 12 月 31 日まで ) の所得 ( 利益 ) に係る所得税額を申告する手続きをいいます 申告期限は 3 月 15 日までです 所得税額は以下のように計算されます < 所得税額の算出イメージ > A 所得 ( 利益 ) (10 種類

More information

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は 復興特別所得税に係る留意事項 東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 117 号 ) ( 以下 復興財源確保法 といいます ) が公布され 平成 25 年 1 月 1 日から施行されることに伴い 復興特別所得税の源泉徴収に係るポイントを整理しましたので 参考としてください Q 1 復興特別所得税の源泉徴収義務者は復興特別所得税についても源泉徴収が行われると聞きましたが

More information

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改 経 ViewPoint 営相 ~ 金融所得課税の新ルールを解説 ~ 談金融 証券税制の改正 福田和仁部東京室 平成 25 年度税制改正では 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融所得課税の一体化を進める観点から 公社債等および株式等に係る所得に対する課税が大きく変更されました 今回は 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融 証券税制のポイントを解説します 1. はじめに 平成 28 年 1 月

More information

スライド 1

スライド 1 FX 取引に係る確定申告について 税理士法人髙野総合会計事務所税理士伊藤博昭 1. 確定申告とは 確定申告の概要 確定申告とは 個人の 1 年間 (1 月 1 日から 12 月 31 日まで ) の所得 ( 利益 ) に係る所得税額を申告する手続きをいいます 申告期限は 3 月 15 日までです 所得税額は以下のように計算されます < 所得税額の算出イメージ > A 所得 ( 利益 ) (10 種類

More information

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A> 復興特別所得税に伴う理論マスタ - の追加 税 13 1 ー 1 納税義務者 Ⅳ その他 ( 復興特別所得税 )( 復興財確法 8 10 12 13) 1 納税義務者上記 Ⅰに掲げる所得税の納税義務者は 復興特別所得税の納税義務がある 2 課税標準復興特別所得税の課税標準は その年分の基準所得税額とする 3 基準所得税額基準所得税額とは 上記 Ⅱに掲げる所得につき計算した所得税の額 (

More information

第5回基礎問題小委員会 礎5-4

第5回基礎問題小委員会 礎5-4 平 26.1.21 礎 5-4 参考資料 働き方の選択に対して中立的な税制 を中心とした個人住民税のあり方関係資料 2 平成 26 年 1 月 21 日 ( 火 ) 総務省 配偶者控除 配偶者特別控除の仕組み ( 個人住民税 ) 納税者本人の受ける控除額 33 31 ( 配偶者の給与収入 ) (11 万円未満 ) (115) 現行の配偶者特別控除は 配偶者の給与収入が 13 万円を超え 141 万円までの場合に適用される控除

More information

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲 譲渡所得税 N 譲渡所得とは簡単にいえば資産の譲渡による所得のことですが この譲渡とは 通常の売買のほか 交換 収用 競売 現物出資 代物弁済などの有償譲渡 法人に対する贈与などの無償譲渡も含まれます なお 譲渡所得は 毎年必ず発生する所得ではなく臨時的に発生する所得であるため その人の他の所得と切り離して課税される申告分離課税という特別な課税の方式がとられています ( 棚卸資産 山林を譲渡した場合を除きます

More information

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の 平成 27 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までの所得と各種控除について申告してください 提出期限 平成 28 年 3 月 15 日 ( 火 ) 郵送等により申告する人へ次の説明及び別紙の記載例を参考に記入してください また 会場で申告する人へ (1 頁参照 ) と同じように必要書類を準備してください 申告書を郵送する場合は 必ず必要書類を添付し 記入漏れがないようにお願いします なお 郵送する際は同封の返信用封筒でお送りください

More information

 

  (5) 課税上の取扱い 本書の日付現在 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 以下のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いがなされることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配は

More information

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ 市 県民税 ( 住民税 ) における新たな住宅ローン特別控除の創設 税源移譲により所得税が減少したことによって住宅ローンの控除可能額が所得税を超えてしまい 控除できない場合に この控除できない部分を市 県民税から控除する特別措置 ( 平成 20 年度から創設 ) に加え 政府の生活対策として新たな住宅ローン控除が創設されました 市 県民税における新たな住宅ローン控除の創設及び従来制度の改正 新たに対象となるかた平成

More information

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲 譲渡所得税 N 譲渡所得とは簡単にいえば資産の譲渡による所得のことですが この譲渡とは 通常の売買のほか 交換 収用 競売 現物出資 代物弁済などの有償譲渡 法人に対する贈与などの無償譲渡も含まれます なお 譲渡所得は 毎年必ず発生する所得ではなく臨時的に発生する所得であるため その人の他の所得と切り離して課税される申告分離課税という特別な課税の方式がとられています ( たな卸資産 山林を譲渡した場合を除きます

More information

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ (5) 課税上の取扱い 本書の日付現在 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱い は 以下のとおりです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( ア ) 個人投資主の税務 a. 配当等の額に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る金銭の分配のうち

More information

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % ( 証券税制について 丸三証券株式会社 当資料は 個人のお客様の税制を解説しています 法人のお客様については 税制が異なる点がありますので 詳しくは担当者等にお電話でお問い合わせ下さい 課税は納税者の状況等によって異なりますので 具体的な税務上の質問等は 税理士等の専門家にご相談下さい 上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年

More information

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E >

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E > 配偶者控除 配偶者特別控除の見直しに関する FAQ 国税庁では 平成 30 年 10 月 17 日 国税庁ホームページで 配偶者控除 配偶者特別控除の見直しに関する FAQを大幅に改訂しました 平成 29 年度の税制改正により 配偶者控除 配偶者特別控除は大きく変わっております 今年の年末調整では改正内容を確認の上 従業員への周知も必要となってきますので 今回はFAQの中からいくつかご紹介したいと思います

More information

<4D F736F F D FC194EF90C C98AD682B782E >

<4D F736F F D FC194EF90C C98AD682B782E > 改正消費税法に関する Q&A 平成 25 年 6 月 10 日公益社団法人リース事業協会 Q1 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引について 改正法 ( ) の経過措置の適用関係 ( 借手 貸手 ) を教えてください ( ) 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律

More information

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成 申告所得税関係手続名帳票名被相続人の国税に関する書類の受領に係る相続人代表者の指定死亡した者の平成年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 兼相続人の代表の届出者指定届出書 ) 被相続人の国税に関する書類の受領に係る相続人代表者の指定死亡した者の平成年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 兼相続人の代表の変更の届出者指定届出書 ) 延払条件付譲渡に係る所得税額の延納の許可の申請延払条件付譲渡に係る所得税額の延納の許可申請書

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 上場株式等の確定申告 平成 28 年 2 月 東海東京ウェルス コンサルティング 確定申告が必要な場合とは? 特定口座の 源泉徴収あり口座 選択で 原則 確定申告を不要とすることができます 1 月 ~12 月翌年 1 月末 特定口座 源泉徴収あり口座 源泉徴収なし口座 譲渡損益の計算源泉徴収 20% 配当所得の計算源泉徴収 20% 譲渡損益の計算 損益通算 特定口座年間取引報告書 をお客様へ送付 年間取引報告書

More information

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想 平成 30 年 1 月東京都主税局 所得拡大促進税制 ( 雇用者給与等支給額が増加した場合の付加価値額の控除 ) に関する Q&A Q1 外形標準課税における 所得拡大促進税制 とはどのような制度ですか? Q2 当該制度の適用対象年度は いつからいつまでですか? Q3 当該制度の適用を受けるためには どのような要件を満たすことが必要ですか? Q4 連結法人ですが 適用に当たっての要件に違いがありますか?

More information

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等 ) 第二十九条の二会社法 ( 平成十七年法律第八十六号 ) 第二百三十八条第二項若しくは会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 ( 平成十七年法律第八十七号 ) 第六十四条の規定による改正前の商法 ( 明治三十二年法律第四十八号 以下この項において

More information

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編 居住用財産 ( マイホーム ) を売却して譲渡損失が算出される場合の特例 ( 措法 41 条の5 又は 41 条の5の2) を適用した確定申告書の作成の操作手順を説明します この操作の手引きは 平成 29 年分譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 3( 措法 41 条の5 適用 ) に準じて作成していますが 措法 41 条の5の2を適用する場合にも

More information

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの イメージデータで提出可能な添付書類 ( 申請 届出等 ( 法人税関係 )) イメージデータ (PDF 形式 ) による提出が可能な手続及び主な添付書類は 次のとおりです なお この一覧は 平成 30 年 3 月 31 日現在の法令に基づくものです 添付書類をイメージデータで提出する場合の注意事項 連結納税の承認の申請書 ( 付表 ) など電子データ (XML 形式 ) により提出が可能な添付書類については

More information

Microsoft Word - sample1.doc

Microsoft Word - sample1.doc 事業所得者の開業時の税務手続き 質問 新規に事業を開始したが 税務上どのような手続きが必要となるのか 回答 個人が 新規に事業を開始したりした場合に 税務上必要な手続きとして 納税 地の所轄税務署長に提出する諸届出の種類およびその提出期限は次のとおりである 解説 個人が 新規に事業を開始したりした場合に 税務上必要な手続きとして 納税地の所轄税務署長に提出する諸届出の種類およびその提出期限等は 個人事業の開廃業等の届出書

More information

例 所得から差し引かれる金額に関する事項 生命保険料の支払 旧生命保険料 45,000 円 地震保険料の支払 20,000 円 医療費控除 支払医療費 180,000 円 保険金などで補塡される金額 55,000 円 公的年金等の源泉徴収票 平成29年分 コクゼイ タロウ タロウ 25 25 ❷ ❶ 780,100 ❸ ❺ 980 000 ❹ 1 42 882 0 284,055 0 コクゼイ ハルコ

More information

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4 議案第 82 号 幸手市税条例等の一部を改正する条例 ( 幸手市税条例の一部改正 ) 第 1 条幸手市税条例 ( 昭和 3 0 年条例第 3 9 号 ) の一部を次のように改正する 第 19 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に 当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲げる期間 の次に 並びに第 5 号及び第 6 号に定める日までの期間 を加え 同条第 2 号中 第

More information

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い 居住用財産を譲渡した場合の課税の特例 3 000 N 個人が自分の住んでいる家屋や敷地を譲渡した場合には その譲渡による所得税 住民税を軽減する特例がいろいろと設けられています これらの特例は 売却した住宅の譲渡益に税金を課税することにより新しい住宅の購入資金から その税金分が目減りすることを防止するために設けられました 特例の適用が受けられる居住用財産の譲渡とは 次の譲渡をさします 1 個人が 現にその居住の用に供している家屋を譲渡した場合

More information

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下の通りです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 個人投資主 ( イ ) 配当等に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益および一時差異等調整引当額

More information

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ 欠損金の繰越控除と繰戻還付に係る留意点企業会計上 損失が発生すればそれはその事業年度かぎりのことで その金額が他の年度の損益計算に影響を与えることはありません 税務上の所得計算も 単年度ごとに益金から損金を控除して行いますが ある年度の欠損金を他の年度の所得金額と通算せず所得の発生した年度にだけ課税するのは 企業資本の維持の観点から問題が残ります そこで法人税法では ある事業年度に生じた欠損金について

More information

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して 妻のパート アルバイト収入にかかる税金は? パート アルバイト収入にかかる税金について説明します 平成 27 年中のパート収入 市県民税 ( 均等割 ) 93 万円以下かからない 93 万円超 100 万円以下かかる 妻に対して税金が市県民税 ( 所得割 ) かからない 所得税 かからない 夫の所得税 市県民税 夫が配偶者控除を 受けられる 夫が配偶者特別控除を 100 万円超 103 万円以下かかるかかる

More information

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者 VBA PRO 給与計算 年末調整 ADO 給与計算 年末調整 VBA PRO 源泉徴収票 支払調書 システムのバージョンアップについて 平成 30 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 へのデータ入力手順について 平成 30 年分 給与所得者の配偶者控除等申告書 では 申告者と配偶者の不動産所得や事業所得 雑所得などの所得金額から合計所得金額を計算することになります 最新版のバージョンアップでは

More information

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万 ViewPoint 営 平成 30 年度税制改正 個人編 坂本和則部東京室木本泉部大阪室 平成 30 年度税制改正では 個人に関係する改正として 働き方改革 を後押したり 世代内 世代間の公平性を確保したりする観点から 給与所得控除や公的年金控除など所得の種類に応じた控除額の見直しが行われました また これらの一部をどのような所得にも適用される基礎控除に振り替えることや 高額所得者に適用されるべき控除額の見直しなども行われました

More information

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

税金読本(8-5)特定口座と確定申告 212 特定口座と確定 と確定 8-5 の場合 特定口座内の譲かは 1つの特定口座ごとに選択するこ渡 ( 解約 償還を含む 以下同じ ) 益にとができます ついては 確定は不要です つまり ただし の場合でも 次投資家が特定口座内の取引を確定しのケースでは 確定を行う必要があなければ 源泉徴収だけで納税が完了すります ( 特定口座を利用している場合のるわけです いくつかの証券会社などに確定については

More information

ジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した 又は受領することとなることを明らかにする書類 注意事項 1 送金関係書類については 原本に限らずその写しも送金関係書類として取り扱うことが

ジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した 又は受領することとなることを明らかにする書類 注意事項 1 送金関係書類については 原本に限らずその写しも送金関係書類として取り扱うことが 国外居住親族に係る扶養控除等の適用について 平成 27 年 9 月 ( 平成 30 年 1 月改訂 ) 国税庁 給与等又は公的年金等の源泉徴収及び給与等の年末調整において 非居住者である親族 ( 以下 国外居住親族 といいます ) に係る扶養控除 配偶者控除 障害者控除又は配偶者特別控除 ( 以下 扶養控除等 といいます ) の適用を受ける居住者は その国外居住親族に係る 親族関係書類 や 送金関係書類

More information

(ⅲ) 源泉徴収選択口座への受入れ 源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

(ⅲ) 源泉徴収選択口座への受入れ 源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります ま た 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( ア ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務 個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配の取扱いは

More information

源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 ( 英語版 ) 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 平成 年分公的年金等の源泉徴収票合計表 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 )( 平成 28 年 1 月 1 日以後提出

源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 ( 英語版 ) 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 平成 年分公的年金等の源泉徴収票合計表 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 )( 平成 28 年 1 月 1 日以後提出 投資信託等の収益の分配の支払調書 ( 及び同合計表 ) 平成 年分オープン型証券投資信託収益の分配の支払調書 ( 支払通知書 ) 平成 年 月分投資信託等の収益の分配の支払調書合計表 平成 年分投資信託又は特定受益証券発行信託収益の分配の支払調書 配当等とみなす金額に関する支払調書 ( 及び同合計表 ) 平成 年分配当等とみなす金額に関する支払調書 ( 支払通知書 ) 平成 年分配当等とみなす金額に関する支払調書合計表

More information

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者 二十三相続財産に係る譲渡所得の課税の特例 第五章第二節二十三 相続財産に係る譲渡所得の課税の特例 1 相続財産に係る取得費への相続税額の加算相続又は遺贈 ( 贈与者の死亡により効力を生ずる贈与を含む 以下同じ ) による財産の取得 ( 相続税法又は租税特別措置法第 70 条の5 農地等の贈与者が死亡した場合の相続税の課税の特例 若しくは第 70 条の7の3 非上場株式等の贈与者が死亡した場合の相続税の課税の特例

More information

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには 平成 22 年 10 月 1 日 財 務 省 国 税 庁 相続又は贈与等に係る生命保険契約等に基づく年金の税務上の取扱いの変更等の方向性について 先般 遺族の方が年金として受給する生命保険金のうち 相続税の課税対象となった部分については 所得税の課税対象とならないとする最高裁判所の判決がありました ( 平成 22 年 7 月 6 日 ) これにより 今後 取扱いを変更し 平成 17 年分から平成 21

More information

<4D F736F F D208A6D92E8905C8D9082CC E837C E646F63>

<4D F736F F D208A6D92E8905C8D9082CC E837C E646F63> 平成 27 年分確定申告 ( 所得税及び復興特別所得税 ) についての基本事項をまとめてみました 〇確定申告書の受付所得税の確定申告書の提出期間は 平成 27 年 2 月 16 日 ( 火 ) から同年 3 月 15 日 ( 火 ) です ただし税務署の閉庁日 ( 土 日曜 祝日等 ) は 通常税務署の相談や申告書の受付は行っておりません また医療費控除などの還付申告については 2 月 16 日より前でも受付をしています

More information

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及び第三号に掲げるものにあつては エネルギーの使用の合理化等に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成三十年法律第四十五号 ) の施行の日 ) から平成三十二年三月三十一日までの期間 ( 第三項において

More information

一発合格!FP 技能士 3 級完全攻略実戦問題集 年版 別冊 FP 技能士 3 級 2018 年 9 月実施試験 解答 & 解説 実技試験個人資産相談業務 ( 金融財政事情研究会 ) 問題 解答 解説 第 1 問問 1 1 1) 適切 医療費の一部負担金等の額が自己負担限度額を超える場合

一発合格!FP 技能士 3 級完全攻略実戦問題集 年版 別冊 FP 技能士 3 級 2018 年 9 月実施試験 解答 & 解説 実技試験個人資産相談業務 ( 金融財政事情研究会 ) 問題 解答 解説 第 1 問問 1 1 1) 適切 医療費の一部負担金等の額が自己負担限度額を超える場合 一発合格!FP 技能士 3 級完全攻略実戦問題集 18-19 年版 別冊 FP 技能士 3 級 2018 年 9 月実施試験 解答 & 解説 実技試験個人資産相談業務 ( 金融財政事情研究会 ) 問題 解答 解説 第 1 問問 1 1 1) 適切 医療費の一部負担金等の額が自己負担限度額を超える場合は 所定の手続により 自己負担限度額を超えた額が高額療養費として支給される 自己負担限度額は 所得区分に応じて

More information

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2 平成 30 年 11 月 A&K パートナーズ税理士法人 秋山税理士事務所 秋山総合研究所 1 目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2 1. 年末調整とは (1) 年末調整を行う理由 本来は 源泉税は概算計算 手取り 400 万円

More information

スライド 1

スライド 1 FX 取引に係る確定申告について 税理士法人髙野総合会計事務所税理士伊藤博昭 1. 確定申告とは 確定申告の概要 確定申告とは 個人の 1 年間 (1 月 1 日から 12 月 31 日まで ) の所得 ( 利益 ) に係る所得税額を申告する手続きをいいます 申告期限は 3 月 17 日までです 所得税額は以下のように計算されます < 所得税額の算出イメージ > A 所得 ( 利益 ) (10 種類

More information

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 個人投資主の税務 ( ア ) 利益の分配に係る税務個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配

More information

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘 災害損失の繰戻しによる法人税額の還付 ( 法人税法第 80 条第 5 項 ) 及び仮決算の中間申告による所得税額の還付 ( 同法第 72 条 第 4 項 第 78 条 ) の適用を受ける場合の申告書等の記載例 この記載例では 1 災害損失の繰戻しによる法人税額の還付 ( 法人税法 805) 2 仮決算の中間申告による所得税額の還付 ( 法人税法 724 78) の適用を受ける場合の 申告書 還付請求書及び各種明細書の記載例を設例に基づき示しています

More information

( 注 3) その他の少額上場株式等の非課税口座制度の詳細については 証券会社等の金融商品取引業者等にお問い合わせ下さ い b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 平成 27 年 4 月 1 日以後開始事業年度に係る利益を超える金銭の分配につ

( 注 3) その他の少額上場株式等の非課税口座制度の詳細については 証券会社等の金融商品取引業者等にお問い合わせ下さ い b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 平成 27 年 4 月 1 日以後開始事業年度に係る利益を超える金銭の分配につ (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは以下のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いがなされることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受取る利益の分配

More information

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す 特定口座 早わかり 特定口座へ受け入れることができる上場株式等は 特定口座を開設している金融商品取引業者等 証券会社等 ) で買付 募集等により取得したもののほか 発行会社が実施した株式分割等や発行会社の合併 分割等または相続 贈与等税法で定められた事由により取得した上場株式等で一定の要件を満たすものとなっています また 源泉徴収あり の特定口座には 上場株式等の配当金 分配金を受け入れることもできます

More information

(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 A. 個人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配

More information

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械 Ⅲ 国際戦略総合特別区域に係る税制の創設 1 国際戦略総合特別区域において機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除 創設された制度の概要 青色申告法人で 総合特別区域法に規定する指定法人 *1 が 同法の施行日から平成 26 年 3 月 31 日までの間に 国際戦略総合特別区域 *2 内において 特定機械装置等の取得等をして 認定国際戦略総合特別区域計画 *3 に定められた特定国際戦略事業

More information

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の 被扶養者の具体的な取扱い 1 夫婦共同扶養の場合夫婦が共同して扶養している場合の被扶養者の認定に当たっては 次に掲げることを参考として 家計の実態 社会通念等を総合的に勘案して判断します 1 被扶養者とすべき員数にかかわらず 年間収入 ( 当該被扶養者届が提出された日の属する年の前年分の年間収入とする 以下同じ ) の多い方の被扶養者とすることを原則とする 2 夫婦双方の年間収入が同程度 ( 差が

More information

「公的年金からの特別徴収《Q&A

「公的年金からの特別徴収《Q&A 市民税 県民税の公的年金からの特別徴収 Q&A Q1 どうして公的年金から市 県民税の特別徴収を行うのですか A1 納税の利便性向上に地方税法が改正されました 納税者の方は 市役所の窓口や金融機関に出向く必要がなくなり 納め忘れがなくなります また 納期が年 4 回から 6 回になり 1 回あたりの負担額が軽減されます Q2 公的年金からの特別徴収は 本人の希望に基づく選択肢はありますか A2 本人の希望で納める方法を選択することは出来ません

More information

配当所得の入力編

配当所得の入力編 配当所得の入力編 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります 1 配当所得を入力する画面の表示配当所得を入力する画面の表示方法は 入力方法選択 画面において 左記以外の所得のある方 ( 全ての所得対応 ) の 作成開始 ボタンをクリックします ( 申告書の作成をはじめる前に 画面に進みます ) 申告書の作成をはじめる前に 画面で提出方法や生年月日などの入力を行った後に 次の 収入金額 所得金額の入力

More information

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る 資産課税個人事業者の事業用資産に係る納税猶予制度の創設 個人事業者の事業承継税制が 10 年間の時限措置として新たに創設される 認定相続人 受贈者が 青色申告の承認を受けていた個人事業者から 相続等又は贈与によりその個人事業者の事業の用に供されていた 特定事業用資産 を取得し 事業を継続していく場合には その取得した特定事業用資産の課税価格に対応する相続税又は贈与税の全額について その納税を猶予する

More information

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 ) 営 V iewpoint 個人が土地建物等を譲渡したときの税金 久住透部東京室 個人が土地建物等を譲渡 ( 売却 ) したことにより生じる所得は 譲渡所得 とされ 所得税と住民税が課税されます そこで 土地建物等の譲渡代金の使途を検討する場合は あらかじめ税負担がどの程度生じるかを考えておく必要があります 今回は 個人が土地建物等を譲渡したときの所得税および住民税の算出方法を解説するとともに 居住用財産を譲渡した場合の主な特例について

More information

「2 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

「2  所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編 既に提出した所得税及び復興特別所得税の確定申告の申告額に誤りがあった場合で 納める税金が多すぎた場合や還付される税金が少なすぎた場合に提出する更正の請求書や申告をした税額等が実際より少なすぎた場合や還付される税金が多すぎた場合に これらの金額を正しい額に訂正するために提出する修正申告書の作成の操作手順を説明します 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります ~ この操作の手引きをご利用になる前に

More information

15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります

15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります 第 6 生命保険契約等に基づく年金等の源泉徴収事務 Ⅰ 生命保険契約 損害保険契約等に基づく年金に対する源泉徴収居住者に対し 国内において次の 1 から 15 までに掲げる保険業法に規定する生命保険会社 損害保険会社等と締結した保険契約等に基づく年金の支払をする者は その年金を支払う際に 次により計算した額の所得税及び復興特別所得税を源泉徴収し その年金を支払った月の翌月 10 日までに e-tax

More information

d. 少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称 NISA) 少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した非課税口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 26 年から平成 35 年までの 10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限

d. 少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称 NISA) 少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した非課税口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 26 年から平成 35 年までの 10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限 7 その他 上記のほか これらに類する費用を本投資法人が負担することがあります 8 手数料等の金額又は料率についての投資者による照会方法 上記手数料等については 以下の照会先までお問い合わせ下さい ( 照会先 ) スターツアセットマネジメント株式会社東京都中央区日本橋三丁目 1 番 8 号電話番号 03-6202-0856 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは

More information

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編 特定口座 ( 源泉徴収なし ) の譲渡益と一般口座の譲渡益を申告する場合の確定申告書の作成の操作手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) (

More information

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc 経営者のための税知識 第一回平成 21 年度税制改正のポイント 平成 20 年 12 月 12 日に公表された与党の平成 21 年度税制改正大綱を基に 経営者のために必要な部分に絞り 平成 21 年度に予定される改正のポイントを解説します 1 金融 証券税制 (1) 上場株式等の配当及び譲渡益に対する特例の延長上場株式 株式投資信託の配当及び譲渡益に対する 10% の軽減税率は 平成 21 年 1

More information

B 事例 1: 日本赤十字社と公益財団法人公益法人協会ともに 所得控除方式 を適用し ffff た場合に還付される税金について 前提 1 寄附先の名称等 ( 弊協会の他に 東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄附したものと仮定 ) 名称金額備考 日本赤十字社 ( 東日本大震災義援金 ) 30,0

B 事例 1: 日本赤十字社と公益財団法人公益法人協会ともに 所得控除方式 を適用し ffff た場合に還付される税金について 前提 1 寄附先の名称等 ( 弊協会の他に 東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄附したものと仮定 ) 名称金額備考 日本赤十字社 ( 東日本大震災義援金 ) 30,0 A 寄附金税制の概要 国税 控除対象寄附金 所得控除 ( 従来型 ) 1 国又は地方公共団体に対する寄附金 2 指定寄附金 3 特定公益増進法人に対する寄附金 4 認定 NPO 法人に対する寄附金 税額控除 (H23 改正で追加 ) 1 認定 NPO 法人に対する寄附金 2 PST 要件 情報開示要件を満たす次の特定公益増進法人に対する寄附金 公益社団法人 公益財団法人 学校法人 社会福祉法人 更生保護法人

More information

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 ( 特定口座 ( 簡易申告口座 ) の譲渡益と一般口座の譲渡益を申告する場合の確定申告書の作成の操作手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収口座 ) を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 28 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) (

More information

用語の意義 この FAQ において使用している用語の意義は 次のとおりです 用語 意義 所得税法 ( 所法 ) 所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) をいいます 所得税法施行令 ( 所令 ) 所得税法施行令 ( 昭和 40 年政令第 96 号 ) をいいます 改正所令 所得税法施行令の一

用語の意義 この FAQ において使用している用語の意義は 次のとおりです 用語 意義 所得税法 ( 所法 ) 所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) をいいます 所得税法施行令 ( 所令 ) 所得税法施行令 ( 昭和 40 年政令第 96 号 ) をいいます 改正所令 所得税法施行令の一 国外転出時課税制度 (FAQ) 平成 27 年 4 月 国税庁 平成 27 年度税制改正において 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 及び 贈与等により非居住者に資産が移転した場合の譲渡所得等の特例 が創設され 平成 27 年 7 月 1 日から施行されます このFAQは 国外転出時課税制度の主な概要を中心に取りまとめたものです 平成 25 年から平成 49 年までの間に生ずる所得についての所得税の確定申告の

More information

課税上の取扱い

課税上の取扱い (5) 課税上の取扱い 本投資法人について 日本の居住者又は内国法人である国内投資主に関する課税及び本投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下のとおりです なお 税法等が改正され 又は税務当局等による解釈 運用が変更された場合 以下の内容は変更されることがあります また 投資主の固有の事情によっては取扱いが異なることがあります 1 個人投資主の税務 A. 配当等に係る税務 個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第

More information

<8F8A93BE814596CD94CD89F0939A>

<8F8A93BE814596CD94CD89F0939A> 第 68 回税理士試験 解答速報 所得税法 本解答は平成 30 年 8 月 10 日 15 時 30 分に学校法人大原学園が独自に作成したもので 予告なしに内容を変更する場合があります また 本解答は学校法人大原学園が独自の見解で作成 / 提供しており 試験機関による本試験の結果等について保証するものではありません 本解答の著作権は学校法人大原学園に帰属します 無断転用 転載を禁じます 本試験模範解答

More information

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ   にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給 平成 30 年分給与所得者の配偶者控除等申告書 ( 入力用ファイル ) 入力留意事項 ( 簡易版 ) この入力用ファイルは 各項目を入力することにより 配偶者控除又は配偶者特別控除の控除額を自動で求めることができるものです 年末調整において配偶者控除又は配偶者特別控除の適用を受けようとする場合にご利用ください なお 配偶者控除又は配偶者特別控除の適用は 1あなたの合計所得金額の見積額が 1,000

More information

平成19年度市民税のしおり

平成19年度市民税のしおり 所得控除の種類と計算納税者の実情に応じた税負担を求めるために その納税者に配偶者や扶養親族 があるかどうか 病気や災害等による臨時の出費があるかどうかなどの個人的事 情を考慮して 所得金額から次の金額を差引くことになっています 控除の種類要件等控除額 1 雑損控除 2 医療費控除 3 4 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 5 地震保険料控除 納税義務者や生計を一にする親族で所得が一定金額以下のものの有する資産について

More information

所令要綱

所令要綱 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令要綱 一個人所得課税 1 利子所得の分離課税等の適用対象から除かれる同族会社が発行した社債の利子でその同族会社の判定の基礎となった株主その他一定の者が支払を受けるものにつき 当該一定の者の範囲等を定めることとする ( 第 1 条の4 関係 ) 2 金融機関等の受ける利子所得等に対する源泉徴収の不適用の特例について 適用対象となる資本金等 1 億円以上の内国法人が支払を受ける公社債の利子等の範囲を見直すこととする

More information

< F31322D89FC90B390C C18F578D8692C7985E5B315D2E6A74>

< F31322D89FC90B390C C18F578D8692C7985E5B315D2E6A74> 事務所通信増刊 平成 23 年度改正税法特集号 追録 平成 23 年度税制改正未成立のため特集号の内容にご注意ください 事務所通信増刊 平成 23 年度改正税法特集号 では 平成 23 年度税制改正法案の中でも 影響が大きそうな改正事項について 税制改正大綱等をもとに改正ポイントをいち早く紹介しています しかしご承知のとおり 本年度は例年と異なり 改正法案が1 月 25 日に国会に提出されましたが

More information

新規文書1

新規文書1 重要なお知らせ 平成 29 年 1 月 1 日以後の信用組合とのお取引 ( 新規口座開設等 ) について ~ 税務上の居住地国等を記載した届出書のご提出のお願い ~ 平成 29 年 1 月 1 日より 日本において非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度 ( 以下 CRS 制度 という ) が開始することに伴い 同制度に係る法令上の義務が お客さま及び国内の金融機関等に課されます 具体的には

More information

Microsoft Word - 文書 1

Microsoft Word - 文書 1 租税特別措置法施行令 40 条の 2 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第四十条の二法第六十九条の四第一項に規定する事業に準ずるものとして政令で定めるものは 事業と称するに至らない不動産の貸付けその他これに類する行為で相当の対価を得て継続的に行うもの ( 第六項において 準事業 という ) とする 2 法第六十九条の四第一項に規定する居住の用に供することができない事由として政令で定める事由は

More information