電通総研のワカモンが「サンクスキャンディー実態調査」を実施

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くにもとみねむら
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1 平成 25 年 3 月 7 日電通総研のワカモンがサンクスキャンディー実態調査を実施 15~29 歳の 53.3% がありがとうと伝える代わりにお菓子やあめ等を渡す SNS 利用頻度の高い若者は渡したプレゼントを写真に撮ってもらうことを期待電通総研の電通若者研究部 ( 通称 : ワカモン ) は 15~29 歳の男女を対象にイマドキの若者の日常における感謝の伝え方にスポットを当てたサンクスキャンディー実態調査 ( 1) を実施しました調査の結果 53.3% がありがとうと伝える代わりにお菓子やあめ等を渡すことがある (= サンクスキャンディーをする ) ことが分かりましたまたサンクスキャンディーを行っている若者の 41.3% が渡したプレゼントを写真に撮ってもらうことを期待すると回答しましたが LINE( 2) のヘビーユーザー ( 3) ではそれが 65.8% にも上り若者全体と SNS 利用頻度の高い若者との差が浮き彫りになりました SNS の利用が感謝表現に影響を及ぼしているものと推察されます以下今回の調査から得られた主なトピックスを紹介します調査結果の主なトピックス Facebook( 4) のヘビーユーザーは 72% でサンクスキャンディーが習慣化サンクスキャンディーの習慣化率は全体で 64.7% であったが Facebook のヘビーユーザーでは 72.0% で習慣となっていることが判明 SNS 上で日頃から投稿に対してコメントするなどコミュニケーションに積極的な若者は感謝の表現に対しても高感度であることが伺える ( 図 1 2 参照 ) 2. サプライズ演出を好む SNS ヘビーユーザー ( 5) これまでにやったことがある感謝の表現を聞くと誕生日にはプレゼントを渡す (74.0%) 記念日にはプレゼントを渡す (47.7%) と回答する若者が見られたそうした中 SNS ヘビーユーザー ( 6) は総じて誕生日にはサプライズを企画する記念日にはサプライズをするという回答が多くサプライズを好む傾向が強いことが分かった日頃から SNS 上で人と繋がっており自分の行動に対する他者のリアクションに敏感な彼ら ( 彼女ら ) の演出好きな一面が伺える ( 図 3 参照 ) 1 / 8

2 3.1 回に渡すお菓子やあめの金額は男子の方が女子よりも約 200 円高いサンクスキャンディー 1 回あたりの平均金額は男子が 584 円女子が 369 円と男子が女子よりも約 200 円高いことが分かった男子の方が女子よりも贈る相手が少ないことや贈る相手に対する見栄の意識から 1 回の単価が高額になっているものと推測される全体傾向として実際に渡すお菓子やあめは袋詰めのお菓子の中の1つ (52.0%) やコンビニなどで1つから売っているお菓子 (47.0%) などが多数派であることが分かった ( 図 4 5 参照 ) 4.SNS ヘビーユーザーにとってサンクスキャンディーは自己アピールの手段このような感謝の伝え方をする理由では高校生では普段お世話になっていることへの感謝のしるし大学生では相手ともっと仲良くなりたいから社会人では人間関係がスムーズになると思うからが全体傾向と比較して特徴的に高い結果となり年齢を重ねるごとにサンクスキャンディーに処世術としての意味合いが含まれていくことが分かった一方 SNS ヘビーユーザーは自分に対する周りの評価評判をよくしたいからが総じて高くサンクスキャンディーを自己アピール手段の1つとして捉えている傾向が見られた ( 図 6 参照 ) 5.LINE のヘビーユーザーはネタになるものがプレゼント選びのポイントサンクスキャンディーを含むプレゼント全般に関して選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ高校生は相手が本当に欲しがっているもの大学生は実用的なもの社会人はきえものが全体傾向と比較して高い結果となり選ぶ視点が年齢を重ねると共に無難さそつの無さへと変化していくことが分かった一方 Twitter( 6) のヘビーユーザーは安くても手の込んだもの Facebook のヘビーユーザーは個性的でサプライズ感のあるもの LINE のヘビーユーザーは実用性よりネタになるものという結果であった ( 図 7 参照 ) 6.SNS ヘビーユーザーは相手に贈ったプレゼントを写真に撮ってほしい若年層ほどプレゼントを贈った際に相手がそのプレゼントの写真を撮ることに期待している傾向が見られた同様に SNS ヘビーユーザーも相手が写真を撮ることに期待していることが分かった日頃から SNS で写真を投稿したり友達の投稿を見ていたりすることから自分のプレゼントに対する相手のポジティブなリアクションとして相手が写真を撮る ( アップロードする ) ことをより強く期待しているものと推察される ( 図 8 参照 ) 2 / 8

3 1 サンクスキャンディー = ありがとうと伝える代わりにお菓子やあめなどを渡す行為を定義した言葉 ( バレンタインデーなど特定の季節にイベント的に行われるものは除く ) 2 LINE, カカオトーク,comm などの無料コミュニケーションアプリ = LINE 3 SNS(Twitter/Facebook/LINE 等 ) 全般の利用頻度が高い若者 = ヘビーユーザー暇な時はいつもいずれかの SNS を利用していると回答した人 4 Facebook,mixi,GREE, モバゲーなどの SNS = Facebook 5 Twitter,Facebook,LINE すべてのヘビーユーザーを総括 = SNS ヘビーユーザー 6 Twitter などのミニプログサービス = Twitter サンクスキャンディー実態調査の概要出現率調査調査対象 : 全国 15~49 歳独身男女 ( 個人 ) 回収サンプル数 : 3,000 名調査手法 : PC インターネット調査調査時期 : 2013 年 2 月 4 日 ( 月 )~2 月 5 日 ( 火 ) 調査実施機関 : 株式会社電通マーケティングインサイト本調査調査対象 : 首都圏 (1 都 6 県 ) 在住 15~29 歳独身男女 ( 個人 ) 高校生 / 大学生 (4 年制 )/20 歳以上の社会人 * それぞれ男女で均等割付回収サンプル数 : 300 名調査手法 : PC インターネット調査調査時期 : 2013 年 2 月 15 日 ( 金 )~2 月 17 日 ( 日 ) 調査実施機関 : 株式会社電通マーケティングインサイト < 本調査に関する問い合わせ先 > 株式会社電通電通総研電通若者研究部 ( ワカモン ) 奈木 TEL: 吉田西井 TEL: ワカモンウェブサイト URL: Facebook ページ URL: 3 / 8

4 資料編 Facebook のヘビーユーザーは 72% でサンクスキャンディーが習慣化 Facebook のヘビーユーザーでは 72.0% がありがとうと伝える代わりにお菓子やあめを渡す行動が習慣化しており Twitter や LINE のヘビーユーザーと比較しても高い数値となった日頃から互いの投稿を通じてコメントをし合っていることもあり他人に自らの気持ちを伝えることに関して長けている傾向が伺える図 1 ありがとうと伝える代わりにお菓子やあめ等を渡すこと経験有無 (15~29 歳 1 都 6 県 ) NO 47% YES 53% n=501 出現率調査結果より図 2 ありがとうと伝える代わりにお菓子やあめ等を渡すこと習慣化率 (%) 全体 Twitter などヘビー N=300 N= Facebook などヘビー N= LINE などヘビー N= / 8

5 5 / 8 2. サプライズ演出を好む SNS ヘビーユーザー SNS のヘビーユーザーはサプライズを好む傾向があり社会人では 49.0% が特に何かの記念日では無くてもプレゼントを贈ることが分かった社会人は日常的に接する相手も多く社会人という特性上感謝の伝え方としてはサンクスキャンディーよりももう少しフォーマルなプレゼントを贈る傾向がある図 3 あなたはこれまでにありがとうと伝える代わりにお菓子やあめなどを渡したことがあるとのことですがその他にあなたがこれまでにやったことがある感謝の表し方伝え方があればすべてお知らせください n 数日頃から感謝の気持ちを伝えている文房具や本など何かを借りた時お菓子などを添えて返す特に何かの記念日では無くてもプレゼントを贈ることがある欲しがっていたものを見つけた時に買ってその人にプレゼントをする誕生日にはプレゼントを渡す誕生日にはサプライズを企画する記念日にはプレゼントを渡す記念日にはサプライズをする全体男子女子高校生大学生社会人 Twitter などヘビー Facebook などヘビー LINE などヘビー全体の値に対して :+10.0p 以上 :+5.0~9.9p :-5.0~9.9p :-10.0p 以下

6 3. 1 回に渡すお菓子やあめの金額は男子の方が女子よりも約 200 円高い SNS のへビーユーザーは全体平均よりも1 回に渡すお菓子やあめの金額は高めであったまた SNS のヘビーユーザーが実際に渡しているお菓子は手づくりのお菓子という回答が多く見られた単純にプレゼントするお菓子を作るというよりはお菓子作りという行動そのものが画映えするものでありネタになる行動でもあることが重要と分かった SNS ヘビーユーザーは自らも好む楽しくてネタになり画映えするという行動をする傾向が強い図 4 以下のことについていくらぐらいのものを渡す ( 贈る ) ことが多いですか? 最も多いパターンのものを 1 つだけお知らせくださいありがとうと伝える代わりにお菓子やあめなどを渡すことがある平均金額 ( 円 ) 全体男子女子 1 N=300 2 N=150 3 N= 高校生大学生社会人 Twitter などヘビー 7 N= Facebook などヘビー N= LINE などヘビー N= 図 5 あなたはこれまでにありがとうと伝える代わりにお菓子やあめなどを渡したことがあるとのことですが具体的にどのようなものを渡したことがありますか? 次の中からあてはまるものをすべてお知らせください袋売コマ個お等高輸デ手な ( 焼お書手行遊旅詰っンフ包菓メ T あ級入パづどパき菓け書っ園行めお菓子てビいニるなおどィ装ンにやなクっ子ッ h りセ a がー n とジ k う感菓が子あなるどートで買くりのお ) ンたてワのッも子るきよのうメにッた地おなみどやにのおみやの中の 1 つ菓で子 1 つからッてキいーるなどが書 y か o れ u たもちのょっとったお菓子菓子フのル鯛焼きなセっーてジいがるげげ n 数全体男子女子高校生大学生社会人 Twitterなどヘビー Facebookなどヘビー LINEなどヘビー全体の値に対して :+10.0p 以上 :+5.0~9.9p :-5.0~9.9p :-10.0p 以下 6 / 8

7 7 / 8 4. SNS ヘビーユーザーにとってサンクスキャンディーは自己アピールの手段 SNS ヘビーユーザーの約 2 割は自分に対する周りの評価評判をよくしたいことを理由にサンクスキャンディーを行うと回答しサンクスキャンディーを自己アピール手段の 1 つとして捉えていたまた Twitter のヘビーユーザーはコミュニケーションのきっかけにしたいから相手ともっと仲良くなりたいからなどよりコミュニケーションを深めるためのツールとして捉えていた n 数コミュニケーションのきっかけにしたいから自分らしさを出したいから今より良い印象を与えたいから自分に対する周りの評価評判をよくしたいから相手ともっと仲良くなりたいから人間関係がスムーズになると思うから普段お世話になっていることへの感謝のしるし貸し借りが帳消し ( ± 0 ) になる気がして特に意識していないがなんとなく習慣で全体男子女子高校生大学生社会人 Twitter などヘビー Facebook などヘビー LINE などヘビー全体の値に対して :+10.0p 以上 :+5.0~9.9p :-5.0~9.9p :-10.0p 以下図 6 あなたがこれまでにやったことがあるとお答えいただいた感謝の表し方伝え方について伺いますそのようなことをするのはどうしてですか? あてはまるものをすべてお知らせください 5. LINE のヘビーユーザーはネタになるものがプレゼント選びのポイント全体傾向としては自分がもらってうれしいものや実用的なものなど現実的な視点でプレゼントを選ぶ傾向にあるが男女で比較すると男子はネタになるもの女子は自分がもらってうれしいものを重視する傾向が顕著に表れた女子の方が自分の好み主導の選び方で男子の方が場の楽しみや盛り上がりを期待する傾向が強い図 7 プレゼントを選ぶときどのようなことを意識して選んでいますか? あなたがプレゼントを選ぶ時の重視しているポイントとしてあてはまるものをすべてお知らせください n 数見た目にインパクトがある画 ( 絵 ) になるもの価格以上にいいものに見えるもの金額は安くても手の込んだもの個性的なもの ( オリジナリティ ) 相手が本当に欲しがっているもの相手の予想を裏切るサプライズ感のあるもの実用的なものネタになるものきえもの ( 食べ物など残らないもの ) 興味はありそうだけどわざわざ自分で買うほどでもないと相手が思っていそうなもの自分らしさが伝わるもの自分がもらってうれしいもの全体男子女子高校生大学生社会人 Twitter などヘビー Facebook などヘビー LINE などヘビー全体の値に対して :+10.0p 以上 :+5.0~9.9p :-5.0~9.9p :-10.0p 以下

6. SNS ヘビーユーザーは相手に贈ったプレゼントを写真に撮ってほしい若年層や SNS ヘビーユーザーは贈ったプレゼントを相手に写真に撮ってほしいという期待が高い男女で比較すると男性の方がその期待が高いことが分かった ( 男子 45.3% 女子 37.3%) 一方社会人では 27.

8 6. SNS ヘビーユーザーは相手に贈ったプレゼントを写真に撮ってほしい若年層や SNS ヘビーユーザーは贈ったプレゼントを相手に写真に撮ってほしいという期待が高い男女で比較すると男性の方がその期待が高いことが分かった ( 男子 45.3% 女子 37.3%) 一方社会人では 27.0% と著しく低い結果となった社会人は職場などでさまざま人間関係があるため必ずしもプレゼントを写真に撮れる環境ではないことが期待値を低くしているのではないかと推測される図 8 プレゼントを贈るときあなたは相手にどのような反応を期待しますか? もっともあなたのお気持ちに近いものをお知らせくださいあげたものを写真に撮ってくれる写真をとって欲しい率 (%) 全体男子女子 1 N=300 2 N=150 3 N= 高校生大学生社会人 Twitter などヘビー 7 N= Facebook などヘビー N= LINE などヘビー N= 以上 8 / 8

電通総研のワカモンが「好きなものまるわかり調査」を実施

電通総研のワカモンが「好きなものまるわかり調査」を実施平成 25 年 3 月 5 日電通総研のワカモンが好きなものまるわかり調査を実施進む趣味のメリハリ化と消費の総交際費化大学生は月額 36,514 円で約 11 個の趣味を楽しむ電通総研の電通若者研究部 ( 通称 : ワカモン ) は若者の好きなものを軸に彼らの消費動向の実態を把握するため全国 15~29 歳の男女を対象に好きなものまるわかり調査を実施しました調査の結果