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よりとしひろもり
5 years ago
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1 事後評価書 ( 完了後の評価 ) 都道府県名静岡県関係市町村伊東市整理番号 21 事業名漁港海岸名 ( 地区名 ) 海岸環境整備事業 ( ) 宇佐美漁港海岸事業主体伊東市 Ⅰ 基本事項 1. 地区概要名称宇佐美防護人口 89 人防護面積 1.44ha 当海岸は神奈川県境から大瀬崎に至る約 270kmの豊かな自然と変化に富ん地区の特徴だ全国有数の海岸線を持つ伊豆半島沿岸に位置するその中で当海岸のある東海岸沿岸域は温泉をはじめとした観光資源を有し都市型の開発が進んでいる 2. 事業概要本事業は津波高潮に対する堤防整備に加え周辺海岸の利用促進と違事業目的法駐車対策及び地域住民の憩いのための公園駐車場整備を目的に実施した工種護岸工緑地公園工事業費 1,149,000 千円事業期間平成 3 年度 ~ 平成 17 年度 Ⅱ 点検項目 1. 費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化本事業では平成 15 年に期中の評価を実施し経済効果の妥当性について評価を行った海岸環境保全便益海岸利用便益については期中評価においては約 20 人を対象にヒアリングを実施し伊東市人口と海水浴客数を便益の計測対象としたが今回の事後評価においては宇佐美地区定住世帯にアンケート調査を実施し宇佐美地区人口を便益の計測対象として算定した 2. 事業効果の発現状況事業実施以前は護岸駐車場及び公園整備が不十分であったため浸水被害や違法駐車等の問題があったが当該施設の整備により改善されたまた現時点での費用対効果分析の結果は1.0を上回っており一定の効果発現が見られる 3. 事業により整備された施設の管理状況海岸管理者により定期的に点検を実施し適正な施設管理を行っている 4. 事業実施による環境の変化護岸整備に伴い浸水飛砂波飛沫被害が減少し駐車場が整備されたことによって路上駐車がなくなった近年では緑地公園を活用した地域活性化イベントも開催されるなど地域住民の憩いの場となっている 5. 社会経済情勢の変化景気の低迷観光地間の競争激化及び観光嗜好の多様化に伴い事業計画時と比較して当該地域への来訪客数は減少している 6. 今後の課題安全のため設置している転落防止柵について強風塩害等によって老朽化が進んでいることから当該施設のステンレス化又は擬木等への更新によって利用者の安全を確保する必要がある 7. 事業の投資効果が十分見込まれたか平成 15 年評価時の費用便益比 B/C 1.75 現時点の B/C Ⅲ 総合評価本事業は台風時等の強風高波による浸水飛砂波飛沫被害を防止し地域住民の生命及び財産への被害を防止するとともに 1 万人を超える海水浴客が訪れる宇佐美海水浴場の駐車場対策として整備をすることを目的に実施されたものである貨幣化が可能な効果について費用対効果分析を行ったところ1.7を超える高い経済効果が確認されたまた利用便益における宇佐美地区住民に対するアンケート調査結果においては宇佐美地区住民の利用率が約 7 割を超える中現在無料開放されている施設使用料の支払意思があることが確認されるなど地域に必要な施設として定着しており事業の一定効果の発現が認められる 1.76 別紙費用対効果分析集計表のとおり

2 費用対効果分析集計表 1 基本情報都道府県名静岡県漁港海岸名 ( 地区名 ) 宇佐美漁港海岸事業名海岸環境整備事業施設の耐用年数 50 年 2 評価項目評価項目便益額 ( 現在価値化 ) 浸水防護便益 1,396,000 千円便益の評価項目及び便益額侵食防止便益海岸環境保全便益海岸利用便益 2,386,000 千円千円その他 ( ) 千円計 ( 総便益額 ) B 3,782,000 千円総費用額 ( 現在価値化 ) C 2,149,000 千円費用便益比 B/C 事業効果のうち貨幣化が困難な効果浸水災害による精神的被害軽減効果想定浸水域の人的被害軽減効果宿泊施設等の集客能力向上効果地価上昇効果

4 宇佐美漁港海岸の事業の効用に関する説明資料 1. 宇佐美漁港海岸の概要 (1) 地域 : 静岡県伊東市宇佐美 (2) 受益面積 :2094ha( 伊東市宇佐美の面積 ) (3) 事業目的 : 当海岸は神奈川県境から大瀬崎に至る延長約 270kmの豊かな自然と変化に富んだ全国有数の海岸線を持つ伊豆半島沿岸に位置するその中で当海岸のある東海岸沿岸域は温泉に代表される観光資源を有し都市型の開発が進んでいる本事業は津波高潮に対する堤防整備および緊急輸送のためのヘリポート整備に加え周辺海岸の利用促進と違法駐車対策および地域住民の憩いのための公園駐車場整備を目的に実施した (4) 主要工事計画 : 護岸工 ( 重力式 ) 276m 護岸工 ( 緩傾斜式 ) 279m 護岸工 ( 階段式 ) 60m 緑地公園工 1 式 (5) 事業費 :1,149 百万円 (6) 工期 : 平成 3 年 ~ 平成 17 年計画平面図と代表現況写真留田地区烏川海浜事業範囲約 300m 宇佐美漁港

5 2. 総費用総便益比の算定 (1) 総費用総便益比の総括 ( 単位 : 千円 ) 区分算定式数値備考総費用 ( 現在価値化 ) 1 2,149,000(2) 総費用の総括参照評価 ( 事業期間 +50 年 ) 65 年総便益 ( 現在価値化 ) 2 3,782,000(3) 総便益額の総括参照総費用総便益比 3= (2) 総費用の総括 ( 単位 : 千円 ) 施設名 ( 又は工種 ) 当該事業費 ( 現在価値化 ) 1 維持管理費 ( 現在価値化 ) 2 総費用 ( 現在価値化 ) 3=1+2 公共工事請負費 1,926,000 10,000 1,936,000 公共事業事務費 71, ,000 市単独事業費 141, ,000 計 2,138,000 11,000 2,149,000 (3) 総便益額の総括 ( 単位 : 千円 ) 区分効果項目総便益 ( 現在価値化 ) 効果の要因浸水防護便益浸水防止 ( 高潮 ) 海岸利用便益レクリエーション等利用海岸利用便益アメニティ向上存続 1,396,000 想定浸水地域 ( 高潮 ) の被害軽減効果 1,886,000 レクレーション等利用維持向上効果利用者の疲労軽減効果歩行の快適性向上効果 500,000 悪臭等の衛生環境の改善向上効果計 3,782,000 (4) 総便益額算出表別紙費用対効果分析結果による

6 3. 便益の算定方法 (1) 浸水防護便益 [ 浸水防止 ( 高潮 )] 便益の考え方高潮による浸水が予想される地域 ( 想定浸水地域 ) 内の一般資産農作物公共土木施設公益事業等の資産を評価し被害率を勘案して海岸事業による被害軽減額を算定する対象資産想定浸水地域 ( 防護面積 1.38ha 防護人口 89 人 ) 内の一般資産公共土木施設公共事業等想定浸水地域内の農地は少ないため農作物は対象外とする年平均便益の算定式一般資産 ( 年平均被害額 = 年平均超過確率平均被害額 ) 公共土木資産一般資産 1.8 公共事業等一般資産 0.03 一般資産に対する年平均便益の算定表 1-1 算定結果確率年年平均超過確率想定被害額平均被害額年平均被害額 1/1 0 (1.000) ,500 11,200 1/10 25,000 (0.100) ,500 1,500 1/20 34,000 (0.050) ,900 1,100 1/30 101,900 (0.033) , /40 101,900 (0.025) , /50 119,900 (0.020) 合計 15,200 各確率年の想定被害額は静岡県費用対効果プログラムより算定した年平均便益の算定表 1-2 算定結果項目年平均便益額備考一般資産 15,200 公共土木施設 27,300 一般資産 1.8 公共事業等 500 一般資産 0.03 合計 43,000 総便益の算定期間供用期間 50 年 + 暫定供用期間 3 年

7 (2) 海岸利用便益 [ レクリエーション等利用 ] 便益の考え方緑地公園駐車場及び護岸等を整備することによって生じるレクリエーションスポーツ等の利用価値を宇佐美地区住民が施設利用料を負担することを仮定しアンケート調査によって平均利用回数と 1 回あたりの施設利用料の支払意思額を基に年平均便益を算出し評価算定する対象施設宇佐美留田浜辺公園 ( 前面の海浜含む ) 年平均便益の算定式平均利用回数対象施設について 1 人 1 回あたりの支払意志額 (CVM) 地区人口年平均便益の算定表 2-1 算定結果平均利用回数対象範囲 ( 回 ) 支払意志額 ( 円 / 回人 ) 地区人口 ( 人 ) 年平均便益宇佐美地区 ,096 66,700 CVM によるアンケートは日常的な生活圏である宇佐美地区定住世帯主に対して行った ( 平成 24 年 8 月約 4600 世帯中の約 1800 世帯に配布約 1000 世帯分回収 ) レクリエーション等便益の質問紙はアメニティ向上存続便益の質問紙とは別に作成し 1 人の世帯主に対して 1 種類の質問紙のみ回答いただいた平均利用回数は利用頻度より平均を算出した支払意思額はワイブルモデルより算出した地区人口は伊東市統計書 ( 平成 23 年版 ) の値を用いた総便益の算定期間供用期間 50 年

8 (3) 海岸利用便益 [ アメニティ向上存続 ] 便益の考え方緑地公園駐車場及び護岸等を整備することによって景観が良くなり違法駐車がなくなることによって生じる住民国民のアメニティ向上が享受できる非利用 ( 存在 ) の価値を宇佐美地区各世帯が事業費を負担することを仮定しアンケート調査によって 1 世帯あたりの支払意思額を基に年平均便益を算出し評価算定する対象施設宇佐美留田浜辺公園 ( 前面の海浜含む ) 年平均便益の算定式対象施設について 1 世帯あたりの支払意志額 (CVM) 地区世帯数 12 か月年平均便益の算定表 3-1 算定結果支払意志額対象範囲 ( 円 / 世帯月 ) 地区世帯数 ( 世帯 ) 年平均便益宇佐美地区 321 4,604 17,700 CVM によるアンケートは日常的な生活圏である宇佐美地区定住世帯主に対して行った ( 平成 24 年 8 月約 4600 世帯中の約 1800 世帯に配布約 1000 世帯分回収 ) アメニティ向上存続便益の質問紙はレクリエーション等便益の質問紙とは別に作成し 1 人の世帯主に対して 1 種類の質問紙のみ回答いただいた支払意思額はワイブルモデルより算出した地区世帯数は伊東市統計書 ( 平成 23 年版 ) の値を用いた総便益の算定期間供用期間 50 年

整理番号 10 事後評価書 ( 完了後の評価 ) 都道府県名愛知県関係市町村田原市他事業名地区名 Ⅱ 点検項目 1. 費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化 ( 広域水産物供給基盤整備事業 ) 事業主体愛知県 Ⅰ 基本事項 1. 地区概要漁港名 ( 種別 ) - 漁場名アツミガイカ

整理番号 10 事後評価書 ( 完了後の評価 ) 都道府県名愛知県関係市町村田原市他事業名地区名 Ⅱ 点検項目 1. 費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化 ( 広域水産物供給基盤整備事業 ) 事業主体愛知県 Ⅰ 基本事項 1. 地区概要漁港名 ( 種別 ) - 漁場名アツミガイカ整理番号事後評価書 ( 完了後の評価 ) 都道府県名愛知県関係市町村田原市他事業名地区名 Ⅱ 点検項目. 費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化 ( 広域水産物供給基盤整備事業 ) 事業主体愛知県 Ⅰ 基本事項. 地区概要漁港名 ( 種別 ) - 漁場名アツミガイカイ渥美外海陸揚金額,95 百万円陸揚量 58,487 トン登録漁船隻数 - 隻利用漁船隻数 75 隻主な漁業種類一本釣り