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そよもちやま
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2 1975 年 1981 年 1995 年 1999 年 2005 年自己紹介ヤマハ入社インドネシア工場サポート担当インドネシア駐在電子楽器ピアノ工場長ギタードラム工場設立国内生産工場から輸出拠点帰国電子楽器新工場管楽器工場 AV 工場設立 SCM 改革プロジェクト担当全社 SCM 改革推進 SAP 導入プロジェクト事務局 SCC 日本支部ボードチェアマンヤマハ退社 SCC 日本支部事務局インドネシア語英語翻訳サービス Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 2/30

3 本日のお話全体の趣旨 SCM 改革の実践はプロセス IT 組織の三つを変えることであるそのためには社員教育成功事例の実現そして実践手法の整備が不可欠であるビジネスプロセスモデルである SCOR は将にこれらを実現するのに有用である第一部 :SCOR モデルの概要解説 Plan, Source, Make, Deliver, Return, Enable から成るプロセスでサプライチェーンを漏れも無くダブリも無く捉えるサプライチェーン全体を戦略的レベルからトップダウンで展開した階層構造であるプロセスの記述だけでなく性能評価改革施策も提供する唯一のモデルである第二部 :SCOR モデルに基づくプロセス IT 組織革新 SCM 改革とは個別業務が対象ではなくプロセスを対象とすべきであるがそのためには現状のプロセスを可視化するが必要である ERP を始めとする IT の活用が SCM 改革の決め手になるがシステムありきに陥らないためには SCOR モデルのトップダウン思考が有用である SCOR モデルのプロセス構造がサプライチェーンに最適な組織形態を現している第三部 :SCOR モデルを活用した社員教育成功事例の活用実践ガイドの作成 SCOR モデルを勉強することが真の SCM を理解するための遠くて近い道である SCOR モデルは社内外の成功事例を理解し活用するための共通言語として使える SCOR モデルは SCM 改革の実践ガイドではないがそれを作成するためのフレームワークを提供する第四部 :SCC 日本支部の活動紹介 SCOR モデルの実用方法を開発しメンバー企業に提供する SCOR モデルの有用性を普及しメンバーを拡大する SCOR モデルユーザーのネットワークを構築しメンバー相互が支援し合う Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 3/30

5 SCOR モデルのプロセス構成 PLAN PLAN PLAN DELIVER SOURCE MAKE DELIVER SOURCE MAKE DELIVER SOURCE MAKE DELIVER SOURCE RETURN RETURN RETURN RETURN RETURN RETURN RETURN RETURN ENABLE ENABLE ENABLE サプライヤーのサプライヤーサプライヤー自社カスタマー Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 5/30 カスタマーのカスタマー

SCOR の構造と位置付けプロセスの階層プロセス構成要素内容 S C O R の範囲 1 プロセスタイプ 2 プロセスカテゴリー 3 プロセスエレメント S1 S2 S3 D1.1: 引合と見積 Plan Source Make Deliver P1,P2,P3,P4 M1 M2 M3 D1.2: オーダ受領と入力 D1.

6 SCOR の構造と位置付けプロセスの階層プロセス構成要素内容 S C O R の範囲 1 プロセスタイプ 2 プロセスカテゴリー 3 プロセスエレメント S1 S2 S3 D1.1: 引合と見積 Plan Source Make Deliver P1,P2,P3,P4 M1 M2 M3 D1.2: オーダ受領と入力 D1.3: 在庫引当と納入日設定 Return D1 D2 D3 プロセスのタイプを指定する見込生産品受注生産品受注設計生産品に関するプロセス Plan1-4 Source1-3 Make1-3 Deliver1-4 Return1-4 各プロセスカテゴリーを構成する下位のプロセス S C M 改革 4 タスクプロセスエレメントを分解する SCOR と ERP との架け橋 E R P の範囲 5 アクティビティ 6 トランザクション 7 トランザクション各機能 ERP プロセス ERP トランザクション ERP トランザクション機能 E R P 導入 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 6/30

7 計画期間例時間軸から見た PLAN の構造製品ごとの需要要件 P1.1 P1.1 需要計画需要計画全体の供給リソース & リソース能力計画 P1.2 供給計画調達計画生産計画納入計画四半期 EP.1 計画ルール EP.2 SC 実績評価計画決定方針 SC 改善計画 P1.3 P1.3 需給調整需給調整複数案 (P1.3) 需要とリソースのギャップアンバランスを特定測定 MPS+RCCP (P2.3,P3.3,P4.3) 需要にリソースを割り当てるための期間ごとの行動を設定 ( 商品仕入 ) 調達要件 P1.4 P1.4 需給計画需給計画 ( 暫定 MPS) 製造要件 (P1.4) 計画期間における製品需要に対するリソースへの割当て計画納入要件 (P2.4,P3.4,P4.4) 計画の要件に合わせてリソース割当てを確定 P2.1 P2.1 調達所要量計画調達所要量計画輸送調達部品要求利用可能在庫サプライヤ能力調達リソース P2.2 調達能力計画 P3.1 P3.1 MRP 生産所要量計画生産所要量計画納入計画調達計画製造リソース P3.2 生産能力計画 DRP P4.1 P4.1 出荷所要量計画出荷所要量計画生産計画調達計画納入リソース P4.2 出荷能力計画月計画決定方針 P2.3 P2.3 調達調整調達調整正味所要量計画決定方針 P3.3 P3.3 生産調整生産調整 CRP 計画決定方針 P4.3 P4.3 出荷調整出荷調整 P2.4 P2.4 調達計画調達計画 P3.4 P3.4 生産計画生産計画 P4.4 P4.4 納入計画納入計画週調達計画 SX.1 SX.1 調達日程計画調達日程計画発注シグナル部品要求生産計画 ( 確定 MPS) 輸送調達納入計画生産計画調達計画 MX.1 MX.1 SFC DX.3 生産日程計画 DX.3 生産日程計画納期確認納期確認 Copyright 2005 Kojiono. All 製造スケジュール right reserved. 7/30 納入スケジュール

8 SCOR イネーブル E N A B L E ビジネスルールプロセスをコントロールするパフォーマンス基準を維持管理パフォーマンス実績評価プロセス改善のためのパフォーマンス測定データ管理在庫管理設備管理輸送管理サプライチェーン構成管理サプライチェーンのためのデータの収集と分析管理在庫を確定するため実在庫を反映した在庫情報サプライチェーンを運営する設備の管理輸送情報と輸送業者の管理製品サプライヤなどのネットワーク管理規制管理従うべき規制要件を特定遵守するプロセスその他サプライチェーンと全体 ( 財務 ) 戦略との整合性 E P : 計画 EP.1 計画ルールパフォーマンス基準を維持管理 EP.2 SC 実績評価パフォーマンス測定 EP.3 計画データ各レベルの計画データの収集と管理 EP.4 統合在庫原材料仕掛製品などの在庫計画 EP.5 統合設備サプライチェーン能力計画および設備の取得保全 EP.6 統合輸送サプライチェーンの輸送能力計画および輸送要件と輸送業者の管理 EP.7 製品編成製品ライフサイクルと構成部品や製造方法プロモーションに関する管理 EP.8 計画規制従うべき規制要件を特定遵守するプロセス EP.9 財務計画整合事業計画や S&OP と整合性がとれたサプライチェーン計画 E S : 調達 ES.1 調達ルールサプライヤの選定プロセスと調達パフォーマンス基準を決定し維持管理 ES.2 サプライヤ実績評価サプライヤパォーマンス測定 ( 納期価格品質等 ) ES.3 調達データサプライヤ情報調達支出データパフォーマンス測定結果 ES.4 調達在庫調達品預託品の在庫計画在庫情報の管理と棚卸処理 ES.5 調達設備調達用設備の取得維持 ( 含むサプライヤ所有分 ) ES.6 資材受入調達品に関する受入情報輸送業者の選定と管理 ES.7 サプライヤネットワークサプライヤとのの関係管理 ( 含む新規サプライヤの開拓や購買条件の確定 ) ES.8 輸入要件輸入規制の特定と遵守関連書類の作成 ES.9 調達契約調達オーダ管理サプライヤとの契約管理 E M : 生産 EM.1 製造ルール製品マスタ部品表製造手順工程設備金型治工具など EM.2 製造実績評価製造パフォーマンス測定 EM.3 製造データ製造計画と実績に関するデータ EM.4 仕掛品在庫仕掛品の在庫計画在庫管理と棚卸 EM.5 製造設備製造用設備の取得保全修繕交換除却 EM.6 仕掛品輸送仕掛品の搬送輸送管理 EM.7 製造ネットワーク半製品製品を製造配送するまでの製造ユニットネットワーク EM.8 製造規制製造規制の特定と遵守 E D : 販売 ED.1 出荷ルール受注数配送方法与信などに関するオーダの管理ルール ED.2 出荷実績評価顧客要件に関する納入パフォーマンス測定 ED.3 出荷データオーダ別に受注から出荷までの全ての情報を統合管理 ED.4 製品在庫製品商品の構成計画と在庫計画在庫管理と棚卸 ED.5 出荷設備オーダ管理倉庫輸送で使用する設備の取得保全修繕交換除却 ED.6 製品輸送製品に関する設備コンテナ車両輸送経路料金などの郵送管理 ED.7 販売ネットワーク製品ラインに関する流通経路ネットワーク ED. 8 輸出要件輸出制約となる規制の記録輸出レートと保守 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 8/30

SCOR モデルの三機能 6σ: 品質向上 PLM: 製品情報管理 BPR : 業務改革

ベストプラクティスベスト企業の経営方法とシステムの特徴を分析する BSC: 経営指標

9 SCOR モデルの三機能 6σ: 品質向上 PLM: 製品情報管理 BPR : 業務改革プロセス記述プロセスの現状を把握しあるべき姿を提示する CRM: 顧客情報管理 ISO: 管理標準化メトリクス類似他社の中からベストの事例を選択しその機能を定量化し自社の目標とするベストプラクティスベスト企業の経営方法とシステムの特徴を分析する BSC: 経営指標 TQM: 品質管理共通の言語と定義共通のプラットフォーム ERP: システム統合 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 9/30

10 SCOR モデルのメトリクス P1.1 サプライチェーン全体の要件の特定優先順位付け及び集約パフォーマンス属性信頼性応答性 / 柔軟性コスト資産メトリクス予測精度予測サイクルタイム再計画サイクルタイム社内製造再計画サイクルタイムサプライチェーン関連財務および計画コスト予測と需要のMISコスト特定不可 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 10/30

11 SCOR モデルのベストプラクテス P1.1 ベストプラクティスサプライチェーン全体の要件の特定優先順位付け及び集約サプライチェーンを構成する顧客まで含めたサプライチェーンパートナ間の協働計画再計画ビジネスルール PLAN 変更協業オペレーションに関する戦略チームサプライチェーン構成メンバ間のデジタルリンク ( インターネット EDI 等 ) サービスレベル協定 (JSA) プッシュベースの予測はプルベースの顧客補充要求シグナルに置き換えられている機能特性特定不可サプライチェーン計画システム (APS) サプライチェーン統合システムサプライチェーン計画系とERP 実行系システムの統合サプライチェーン能力計画システムサプライチェーン構成メンバ間のサプライチェーンに関するリアルタイムな情報交換協働計画システムインターネットトレードエクスチェンジ協働計画システム特定不可全体の需要要件と優先順位をオンラインで APSシステム正確に見せるシステム Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 11/30

14 広報第 3 上期 & 通期計画実践研修会研修会SCOR モデルを機軸とした SCM 体制構築の中期計画構想新しいしくみへの移行フェーズ新ガイドのしくみの構築フェーズ運用企画運用仕様 1 第 2 上期 & 通期計画上期運用 1 1 経営レベル向け 2 推進スタッフ向け 3 運営スタッフ向け運用仕様 2 運用仕様 3 上期運用 2 上期運用 3 下期運用 1 下期運用 2 下期運用 3 上期運用 1 上期運用 2 上期運用 3 第 3 下期見直下期運用 1 下期運用 2 下期運用 3 SCOR SCOR モデルモデルベースのプベースのプロセス改革ロセス改革ガイド支援研修新ガイド第 2 下期見直講演会講演会講演会講演会実践ガイド計画企画企画企画企画企画企画企画企画企画企画企画企画研修会企画実装実装実装実装実装実装実装実装実装実装実装実装研修会仕様企画企画企画実装実装実装 SCM PM プロセス記述 SCOR 解説プロセス記述プロセス分析設計プロセス評価プロセス強化企画 IN/OUT 評価メトリクス評価思考基盤ベストプラクテス評価 TOBE 上位設計プロセス記述 SCM PM 思考基盤 SCM PM PMBOK SCM PM WBS 新規テーマプロセス分析設計 SAP 活用 SAP 基礎 SAP 活用 SCOR SCOR モデモデルベースのルベースの SCM SCM 改革改革企画企画 SCOR SCOR モデモデルベースのルベースの SCM SCM 組織構組織構築 SCM コスト ASIS 分析 TOBE 設計途上事業部支援プロセス改革プロセス改革事業プロセス改革支援まとめ途上事業部支援見直 SCOR SCOR モデルモデルベースのシベースのシステム活用ステム活用先行事業部支援途上事業部支援見直見直先行事業部支援途上事業部支援見直第 1 期第 2 期第 3 期第 4 期以降 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. SCOR モデルの啓蒙とブレークスルー実現部門主体モデル活用 14/30

15 SC プロセスレベル -1 原材料サプライヤー部材サプライヤー A 製品製造販売販売会社小売店東南アジア x 社 : 部材 α 東京 ABC 社 ( 自社 ) S 社 : 札幌国内 20ヶ所南アメリカ Y 社 : 部材 β 大阪東海地区 K 社 : 京都米国 2ヶ所サプライチェーンプロセス全体を俯瞰し改革のスコープを明確に定義するで関係者の意識ベクトルを統一する F 社 : 福岡 P PP P P S D P P P P P S SS D P P P S D S S M D S M D S M D D S D S D S M D S M D Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 15/30

16 プロセスを機軸にシステムをマッピングすることでツールとしてのシステムの全体像が見えるテムの全体像が見える P4 SC プロセスレベル -2 P2 SOURCE 計画システム P1 SC 全体計画システム P3 MAKE 計画 P4 DELIVER 計画 P2 P2 P4 P2 システム D1 D2 S2 受注生産品の調達 S1 見込生産品の調達 M2 受注生産 D2 受注生産品の受注納入 S2 S2 S2 サプライヤサプライヤ ABC ABC 社販売会社販売会社 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 16/30

17 営業P4.1 部生P3.1 産部資材P1.4 管理P2.1 部P2.2 Sc 全体計画 P1.1 P1.2 部EP.4 P1.3 SC プロセスレベル -3 DELIVER 計画 P4.2 P4.3 MAKE 計画 P3.2 P3.3 P3.4 SOURCE 計画 P2.3 P2.4 EP.9 D2.1 D2.2 受注 P4.4 D2.9 納入 D2.3 D2.10 D2.4 D2.5 D2.11 D2.6 D2.12 D2.7 M2.1 D2.8 S2.1 S1.1 S2.2 S1.2 S2.3 S1.3 S2.4 S1.4 S2.5 S1.5 見込生産品の調達受注生産品の調達受注納入受注生産品の見込生産 M2.2 M2.3 M2.4 物の流れ M2.5 M2.6 物の流れサプライチェーンに関わる組織とプロセスを一致させることで部門業績とプロセス性能がリンクされる Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 17/30

20 SCOR で SCM 改革の壁を除去殆どは関係者の意識の問題現状の業績評価は部門単位がベースでありプロセスベースではない!! プロセスの全体最適は自分の仕事を不要とする!! その理由の一つは SCM を正しく理解していないこと SCORがSCMのあるべき姿を提示している今までの個別業務形態に合わせた情報システムが最高!! 個別の作業改善の積み上げが全体最適に繋がる!! Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 20/30

21 SCOR による AsIs 分析 ToBe 設計の流れ例準備 AsIs 分析 ToBe 設計レベル 2 AsIs プロセス記述 SCM 改革要件の階層化 SCM 改革要件の整理解決すべき問題点 ( 結果系原因系 ) 現状調査 AsIs レベル 2 PLAN 分析 1P1 評価 2P2~P4(P5) 評価 3 バランス修正 SCOR との AsIs レベル 2 GAP 分析 4SCOR との GAP 明確化 5AsIs レベル 2 問題仮説 6 問題仮説の現行との検証重要カテゴリー問題カテゴリー特定 SCOR ToBe 設計 10 設計範囲の決定レベル 3 レベル 4 重要メトリクス AsIs レベル 3 SCOR 分析 7 メトリクス分析 8INPUT データ要件分析 9 分析結果まとめと検証問題問題エレメント特定 SCOR ToBe 設計 11 レベル 3ToBe 設計 SCOR ToBe 設計 12 レベル 4ToBe 設計検証 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 21/30

22 SCOR との FitGap 評価プロセスモデルとの FitGap 分析によって各プロセスを評価し問題プロセス ( レベル 2) を特定する (SCOR 例 ) 1 問題プロセスカテゴリー ( レベル 2) の特定 ( 仮説設定 ) 仮説検証 2 問題プロセスエレメント ( レベル 3) の特定 3 問題タスクの特定評価 X P1 P1 P1 P2 P3 P4 P2 P3 P4 P2 P3 P4 評価 Y 評価 Z Sn Mn Dn Sn Mn Dn Sn Mn Dn サプライヤー ( 製造子会社 ) メーカー ( 本社 ) 顧客 ( 現地販売会社 ) 評価のポイントプレーヤをまたがる部分 ( より上流 ) で問題が発生しやすいプレーヤ内ではより上位プロセスに問題の原因がある一般マネジメントプロセスとしても計画系が弱い SCORとのギャップが大きいほど問題と特定 Copyright 2005 Kojiono. ( 仮説設定 All right ) される reserved. 22/30

23 SCOR との FitGap 評価プロセスモデルとの FitGap 分析によって各プロセスを評価し問題プロセス ( レベル 3) を特定する Order Sheet 配船スケジュール (P1.4) サプライチェーン計画 (EP.3) 計画データ (EP.9) サービスレベル (EP.7) 品目マスタ (EP.7) ルーティング (D1.3, D2.3, D3.3) 受注残 ( 顧客 ) 顧客要件商品カテゴリ / 層別品 / カテゴリライフサイクル (D4.6) POSデータ ( 日次 ) 店内棚在庫カウント配送センター / ベンダーリードタイム INPUT データの欠落精度の問題 P4.1 に対する要件情報と P4.2 に対するリソース情報及び D1.3 に対するフィードバック情報がほとんど無いためタイムリーで精度の高い納入計画 ( 納期回答 ) を提示出来ない配送センター / ベンダー輸送時間年毎の SKU/ サブクラス品切れ履歴販売促進 / イベント計画値下げ計画実質目減り EOQ/ESQ's (EP.1) 計画決定方針ビジネスルールの問題 P4.1 納入要件の特定優先順位付け及び集約 P4.2 納入リソースの特定評価及び集約 P4.3 納入要件と納入リソースのバランス度合いの把握 P4.4 納入計画の確立月別船積日程計画納入計画 (P1.2, P2.1, P3.1, D1.3, D2.3, D3.3) 船 Booking 情報在庫要求 (D4.1) (D1.3) 船積計画調整 (P2.4) 調達計画 (P3.4) 生産計画 (EP.3) 計画データ (D1.3, D2.3) 引当可能在庫 / 納入データ (D3.3) 入手可能リソース Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 23/30

24 フォーカスしたプロセス分析設計の特長 1.SCOR を論理モデルとして使用しているため表記法が単純で分かりやすいので検討メンバの共通理解が得られやすい SCOR との FitGap 分析 ( ベンチマーキング ) によって現状プロセス評価と問題プロセスの特定が短い期間で正確にできる SCOR ではプロセス間の相互関係やデータの流れが明確に関連付けられているため問題の根本原因となっているプロセスを特定しやすい 2. 問題となる As-Is レベル 2 プロセスを特定してから分析レベル 2 プロセス全体から解決すべきレベル 2 を特定するというトップダウン分析を行うのでプロセス改善効果の高いものから着手しかつ全体プロセス改善との整合性も確保できるまず優先順位の高いレベル 2 プロセスの詳細としてレベル 3-4 を検討するので最小範囲の As-Is 調査によって問題プロセスを特定できる ( 通常全体の詳細調査には相当の時間を要してしまう ) 解決すべきレベル 3 プロセスに対してインプットデータとビジネスルールについて問題解決の方向性付けや段階的改善策など To-Be 設計を最小の時間で作成できる 3. 様々な部門からの合意形成がしやすい問題プロセスの特定は検討メンバからの主観的意見によるものではなく単にSCORとの FitGap 分析による仮説設定および事実による仮説検証の客観的結果に過ぎないので問題特定についての合意形成がしやすいプロセスの物理モデルでなく論理モデルを使うので問題や改善案の検討に際してメンバの心理的な抵抗感 ( 部門代表者として ) がなくブレーンストーミングで議論ができる目標メトリクスからも問題プロセスを特定できるのでサプライチェーン改革の全体的視点から部門間の合意形成がしやすい Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 24/30

27 2005 年度 SCOR-WG 活動活動方針 :SCOR のバリューを高めるガイド類を生み出す活動 SCOR がわかるための技術ガイド SCOR モデル日本語版 SCOR 技術ガイドメトリクス構造体系化ベストプラクテス体系化プロセス記述 SCOR が使えるための実践ガイド SCOR プロジェクト実践ガイドプロセス記述ガイドプロセス分析ガイド TOBE プロセス設計ガイド SCOR プロジェクト運営ガイド SCOR 勧誘ガイドスタートアップガイド適用検討ガイド定着ガイド SCOR 応用ガイド SCOR 拡張ガイド ( 経営者に対する SCOR マネジメントガイド ) 実行型外部連携ガイド (ERP 導入 SCOR モデル ) インキュベート型外部連携ガイド (BSC PMBOK 6σ 他 ) 適用拡張ガイド ( 新工事 SCOR 営業 SCOR) 事例集 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 27/30

28 SCOR ワークショップ日時 :2005 年 6 月 23 日 ( 木 )~24 日 ( 金 ) 2 日間 10:00~17:00 場所 : 品川インターシティホール棟地下 1 階会議室 1 講師 :SCC 公認 SCORインストラクター大石高至 (NEC), 三枝利彰 ( 日本ビジネスクリエイト ) 参加費 :SCC 会員 US$995.00, 非会員 US$1, ( 支払 : 海外送金またはクレジットカード ) 募集人員 :20 名 ( 申し込みはSCC 日本支部 WEBサイトから ) 申込締切 :2005 年 6 月 17 日 ( 金 ) 1 日目 SCOR Overview SCORの構成使用方法効果の紹介サプライチェーンのプロセス性能を測定する指標であるMetricsの内容とその体系 SCORを使ったSCM 改革プロジェクトの進め方質疑応答 2 日目ケーススタディを実践し SCORのプロセス記述方法を習得 ( グループワークによるトレーニング ) MetricsのSCOR Cardを使ったベンチマーキングとサプライチェーン戦略の考え方モデルを使ってサプライチェーンのあるべき姿をデザインする際のポイント SCM 改革が経営へ与えるインパクト質疑応答 Copyright 2005 Kojiono. All right reserved. 28/30

日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 資料

日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 資料 ( 社 ) 日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 製造オペレーションマネジメント入門 ~ISA-95 が製造業を変える ~ 事例による説明 2015-3-16 Ver.1 IEC/SC65E/JWG5 国内委員アズビル株式会社村手恒夫目次事例によるケーススタディの目的事例 : 果汁入り飲料水製造工場情報システム構築の流れ 1. 対象問題のドメインと階層の確認 2. 生産現場での課題の調査と整理