jinkousuii

Size: px

Start display at page:

Download "jinkousuii"

とよみやぶき
5 years ago
Views:

1 人口推移と世代別推移 = よそ者の検討国勢調査による人口の戦後最大時期は大阪市が 1965 年で西成区 196 年ですあいりん地区も西成区と同じ 196 年です ( グラフはあいりんの数字を 1 倍大阪市を十分あいりん 25,241 23,41 23,978 27,8 23,83 22,233 23,217 29,124 27,818 3,36 27,429 19,296 西成区 13,38 136, ,768 14, , , , ,8 212, , , ,487 大阪市 2,426,998 2,595,394 2,63,785 2,63,419 2,633,687 2,645,419 2,777,618 2,98,487 3,156,222 3,11,563 2,547,281 1,955,992 35, 3, 25, 人口推移 2, 15, 1, 5, 45, 4, 35, 3, 25, 2, 1935 年以前生まれ 5 年 =7 以上年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = , 1, 5, の一にして比較しやすくしています ) あいりん地区を除きその後は一貫して人口は減少を続けていることになります住みにくい大阪市を現すものと考えられます仕事不足も 1935 年以前生まれのグラフは 25 年国勢調査で 7 歳以上に該当する人々を示しますが正確には生まれの人が各年国勢調査の時にどれくらい含まれてい 1

2 たかを示すものです 25 年の数字だけが 5 歳刻みではないので 193 年生まれ以前の人すべてを含み結果としてグラフの線が跳ね上がっています 5 歳刻みで表示すればなだらかに左下さがりになります生まれの人は大阪市西成区共に 196 年歳で最大となり ( ようするに大阪市や西成区にやってきて ) その後減少を続けます仕事上の移動や大阪近郊の住宅への移動が考えられますあいりんへは 2 代後半から登場し 9 年 (5-59 歳 ) を最大としてその後減少し続けています 25 年の跳ね上がりは先にも述べたとおり 7 歳以上と他の 5 歳刻みとは年齢区分が異なるためです 5, 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 年生まれの人は中学や高校を卒業した頃の年齢から大阪や西成区に登場しますそして結婚子育て期を迎えて (25 歳以降 ) 減少しますあいりん地区では 198 年 (4-45 歳 ) 以降 9 年にかけて急増します 9 年以降減少し 25 年 (65-69 歳 ) で回復しますあいりん地区の高齢化の端的に現す人々です 5, 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 年生まれは戦前生まれ最後の世代で 19 歳までに親と共にあるいは単独で大阪にきたと思われますこの年代の人たちは昭和 4 年不況 ( あいりん地区でも人口減 ) 後急速に大阪から他地区へ移動していますあいりん地区では 198 年 (35-39 歳 ) 以降 9 年にかけて急増します年生まれ 5 年 =65-69 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年生まれ 5 年 =6-64 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 =

3 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 年生まれは団塊の世代と言われる人々です大阪でも多く出生していますが親と共にあるいは青年期に単独で大阪に移り住んでいます第一次オイルショック期に急激に減少しているには不況の影響による帰省あるいは仕事を求めての移動そして家庭を持っての郊外への移動が考えられますこの世代は 198 年 (3-34) 以降あいりん地区での居住が増え続けています 3, 25, 2, 15, 1, 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年 1975 年 197 年 1965 年 196 年 1955 年年生まれは親の大阪市からの流失の端境期の世代で幼少期の変動はそう多くありませんが青年期に流入が大きくすぐに流出します西成区は青年期でも出生数を下回ることになりこの世代以降の青年層を吸引する力を失ったことを示していますこの世代は 1985 年 (3-34 歳 ) 以降釜ヶ崎で増加し続けます年生まれの世代と共に 95 年の落ち込みを上回って増加しています年生まれ 5 年 =55-59 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年生まれ 5 年 =5-54 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 =

4 25, 1956 年生 2, 15, 1, 年生まれ 5 年 =45-49 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 = 年 =1-14 まれから以降 197 年生まれは親の郊外への移動と共に大阪市内から減少し 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年 1975 年 197 年 1965 年 196 年青年期にやや回復しますが元の出生数を上 3, 25, 2, 15, 年生まれ 5 年 =4-44 年 = 年 = 年 = 年 = 年 =15-19 回ることはありません大阪市の青年吸引力が 1975 年以降衰えて 1, 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年 1975 年 197 年 1965 年いることを示すと考えられます西成区は一方的な減 3, 25, 2, 15, 1, 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年 1975 年 197 年動できる要因が他地区にもなかったことによるものと考えられます年生まれ 5 年 =35-39 年 = 年 = 年 = 年 = 年 =1-14 少傾向が続きますが 1975 年以降しばらく安定が続いていますこれは大阪市外に流失しなかった親世代の影響と青年期に移 4

5 25, 1995 年から 2, 15, 年生まれ 5 年 =3-34 年 = 年 = 年 = 年 = 年にかけて大阪市に少しだけ青年を 1, 吸引する力が戻ったよ 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年 1975 年うに見受けられます元の出生数を 2-24 歳では上回 25, 2, 15, 年生まれ 5 年 =25-29 年 = 年 = 年 =1-14 っていますしかし 5 年では減少に転じていま 1, 西成区大阪市す 5, 25 年 2 年 1995 年 199 年 1985 年 198 年総じて言えば大阪市は青年期に人を吸引し定着量よりも流失量が多く高齢化を日本全体の年齢構成よりも激化させた都市といえるようです集客都市にある仕事は青年向け不安定就労が多く安定した定着民を維持できる構造ではないことを示すものであるともいえます逆にあいりん地区は集客都市で仕事を求めづらくなった青年期以降の世代を受け入れ続ける地域という特色を持つようになってきているといえましょう 1955 年以前の世代についてはあいりん地区への登場の増加が激しくなるのが 198 年から 199 年にかけてという特徴がありますこの間あいりん職安の日雇雇用保険被保険者手帳の所持者は 1981 年 15,191 人 1984 年 18,881 人 1986 年 24,458 人と増え続けています 5

6 この手帳の増加が新規釜ヶ崎来入者が手帳を作ったことによるのか従来から釜ヶ崎にいた労働者が新しく手帳を作成したことによるのかを見極めるために釜ヶ崎資料センターは 1986 年 12 月 3 日と 1987 年 1 月 5~7 日の 4 日間雇用保険給付金支給時間にあいりん職安前フロアーで聞き取り調査を行いました聞き取り対象者は 8 年以降の手帳作成者と思われる手帳番号 27 番台以降手帳所持者としました 8 年代初頭の不況は重厚長大産業の整理として現れていましたがその影響を探ることにありましたその結果不況業種の製造業からの参入が多いことが確認されています釜ヶ崎に来る直前の職業製造 28 人 ( 繊維 1 鉄鋼 8 造船 5 機械 2 他 12)=33% 金融販売サービス 3 人建設土木 27 人 =32% 自営 12 人 =14.1% 農林漁業 3 人他 12 人 =14.1% 計 85 人釜ヶ崎に来る直前の職業退職理由合理化倒産 32 人 =37.6% 労災事故病気 5 人自己都合退職 26 人 =3.6% 他 22 人 = 25.9% 計 85 人あいりん地区への移動が中高年齢層にかたよる事情を説明するものとしてあいりん臨時緊急夜間避難所 ( 今宮萩之茶屋 ) で実施されたアンケート調査の結果がありますその調査では出身地と大阪に来ての年数釜ヶ崎に来ての年数が把握されています釜ヶ崎に来た時期がすなわち大阪に来た時期である人は 39.6% でした大阪に来て釜ヶ崎に来るまでに 4 年以上差がある人は 45.8% でした来阪時来釜時現在人数 % 来阪 = 来釜 4.3 歳 4.3 歳 55.2 歳 279 人 39.6% 1 年差 4.4 歳 4.9 歳 53.3 歳 39 人 5.6% 2 年差 36.3 歳 38.2 歳 5.9 歳 34 人 4.9% 3 年差 39.9 歳 42. 歳 55.9 歳 3 人 4.3% 4-9 年 34.7 歳 4.7 歳 55.3 歳 153 人 21.7% 1 年以上 24.3 歳 46.3 歳 56. 歳 17 人 24.1% 総計 35. 歳 41.8 歳 55.1 歳 75 人 1.% 先に見た年代別推移グラフで見た大阪市の特色青年期に大阪に来た人は左表では 1 北海道 21 名東北 28 名関東 72 名信越 1 名北陸 18 名東海 47 名近畿 122 名中国 82 名四国 8 名九州 213 名沖縄 2 名計 713 名大阪へ 434 名平均年齢釜ヶ崎へ大阪出身 279 名 123 名釜ヶ崎へ 557 名釜ヶ崎出身 2 名年以上差ある人たちが該当します大阪に来た時の平均年齢 24.3 歳です釜ヶ崎の居住者には大阪市内あるいは府下生まれの人も含まれています 6

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り今回も福井県が共働き率日本一となりましたしかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り今回も福井県が共働き率日本一となりましたしかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率はふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き日本一の福井県平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると福井県の共働きは 5 6. 8 % と全国の 4 5. 4 % を 1 1 ポイント上回り今回も福井県が共働き日本一となりましたしかし 2 0 年前の平成 2 年の共働きは 6 6. 5 % であったことをみると 1 0 ポイント近く減少していますこれは夫婦ともに長生きになったことで