異なる LC 間での分析法移管のポイント : HPLC UPLC 間のシームレスな分析法移管 日本ウォーターズ株式会社 ケミストリーソリューションセンター 分析展 2010/ 科学機器展 2010 新技術説明会 9 月 2 日 13:45~14: Nihon Waters K.K. 分

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1 異なる LC 間での分析法移管のポイント : HPLC UPLC 間のシームレスな分析法移管 日本ウォーターズ株式会社 ケミストリーソリューションセンター 分析展 2010/ 科学機器展 2010 新技術説明会 9 月 2 日 13:45~14: Nihon Waters K.K. 分析法移管の種類 LC 装置間での移管 既存分析法を同じまたは 同等の カラムを用いて異なる装置間で移管 分析法の調整 分析法のシステム適合性に合うように特定の分析法パラメータを ( 許容範囲内で ) 調整 分析法の同等性を実証しなければならない 分析法の変更 分析法の大幅な変更で フルバリデーションが必要 2010 Nihon Waters K.K. 2 1

2 良好な分析法移管 実際のタイムスケール HPLC 25 min UPLC 4 min HPLC 25 min HPLC 分析法をUPLC 分析法にスケーリングすることで分析時間を 83% 削減 標準化したタイムスケール 2010 Nihon Waters K.K. 3 分析法移管プロセス : 成功の鍵 移管後の分析法では重要なパラメータが担保されなければならない 全ての関連する分析種の分離度 ピークの均一性 / 純度 ピーク同定の確実性 定量の真度と精度 装置やカラムの種類によらず 定性的にも定量的にも同じ分析結果を実現 必要条件 粒子径および / またはカラムサイズを変更する際にカラムの選択性が担保されなければならない カラム長さ / 粒子径 (L/dp) 比は維持 移動相 グラジエント勾配 サンプル濃度は維持 2010 Nihon Waters K.K. 4 2

3 変更のための提案 2010 Nihon Waters K.K. 5 分析法移管プロセス : 成功へのステップ 既存分析法および結果に関しての情報を収集 既存分析法の保持力および選択性を担保する LC カラムを選択 LC 装置を比較してデュエルボリュームの違いを補正 選択性が維持されるようにカラムボリュームに比例して既存分析法から目的の分析法にスケーリング 移管後の分析結果の評価 必要に応じて最適化 2010 Nihon Waters K.K. 6 3

4 必要な情報既存分析法 結果 基準 カラム カラムケミストリ ( 官能基 粒子径 ブランド ) カラムサイズ LC 分析条件 移動相 流速 グラジエント組成 ( 再平衡化含む ) カラム温度 サンプル 希釈溶媒 濃度 注入量 分子量 クロマトグラム 分析種 ( ピーク ) の数 必要とされる保持 必要とされる分離度 定量 検出限界 定量限界 定量範囲 真度 精度 2010 Nihon Waters K.K. 7 分析法移管プロセス : 成功へのステップ 既存分析法および結果に関しての情報を収集 既存分析法の保持力および選択性を担保する LC カラムを選択 LC 装置を比較してデュエルボリュームの違いを補正 選択性が維持されるようにカラムボリュームに比例して既存分析法から目的の分析法にスケーリング 移管後の分析結果の評価 必要に応じて最適化 2010 Nihon Waters K.K. 8 4

5 カラム同等性 : 選択性の維持 カラム選択性チャート カラムの疎水性と選択性 ( 塩基性化合物 / 中性化合物 ) から数多くのカラムを評価した情報を提供 同様の選択性をもつ カラムを選択 弊社ウェブサイトからダウンロードいただけます カラム選択性チャート で検索またはこちらのページ Nihon Waters K.K. 9 テクノロジープラットフォーム間でのスケーリング性能 : UPLC HPLC 1.8 µm 1.7 µm 1.7 µm 3.5, 5 µm 3.5, 5 µm 2.5, 3.5, 5, 10 µm 2010 Nihon Waters K.K. 10 5

6 多様な UPLC カラムラインアップ 5 種類のパーティクル基材 130Å, 200Å, 300Å BEH [ エチレン架橋型ハイブリッド ], HSS [High Strength Silica], CSH TM [Charged Surface Hybrid] 全てHPLCおよびUPLC 粒子径で販売 種類豊富でさらに増え続けるカラムケミストリ 15 種の固定相 BEH 130Å C 18, C 8, Shield RP 18, Phenyl, HILIC, Amide BEH 300Å C 18 and C 4 BEH 200Å SEC HSS C 18, T3, C 18 SB CSH TM C 18, Fluoro-Phenyl, Phenyl-Hexyl 専用試験を行ったアプリケーションベースのソリューション AAA, OST, PST, PrST and Glycan HPLC UPLC 間での分析法移管性 XBridge TM HPLC ACQUITY UPLC BEH カラム HSS HPLC ACQUITY UPLC HSS カラム XSelect TM HPLC ACQUITY CSH TM カラム 専用ガードカラム :VanGuard TM ecord TM テクノロジー BEH C 18 BEH C 8 BEH Phenyl BEH Shield RP18 BEH HILIC BEH Amide HSS T3 HSS C 18 HSS C 18 SB CSH TM C 18 CSH TM Fluoro-Phenyl CSH TM Phenyl-Hexyl O O Si O F F F O O Si F O F O O Si O 2010 Nihon Waters K.K. 11 Charged Surface Hybrid (CSH ) テクノロジー CSH テクノロジー Charged Surface Hybrid 2010 Nihon Waters K.K. 12 6

7 CSH TM テクノロジー概要 CSH TM テクノロジーは酸性低イオン強度の移動相使用に起因する問題を克服 ACQUITY CSH TM および XSelect カラムは ウォーターズが今までに発売したカラムの中で最も選択性の幅の広いカラムファミリー CSH TM テクノロジーは お客様のご意見を伺った結果として開発されたテクノロジーで 現在 LC および LC/MS を使用されているお客様が抱える問題を解決 する実用的なソリューション 9/3( 金 ) 12:30~12:55 N-1 会場にて 困難な分離を解決する新規 UPLC &HPLC カラムファミリー 2010 Nihon Waters K.K. 13 CSH TM テクノロジーの利点例塩基性化合物のローディングキャパシティ 0.10 AU ACQUITY CSH TM C 18 ramine Imip 2.0 % 1.0 % 0.5 % Amitriptyline % 0.00 AU Minutes C 18 カラムブランド K Imipramine このピークはどこにいったの? 2.0 % 1.0 % 0.5 % 0.1 % Imipramine 濃度は 0.5 mg/ml で一定 0.1% ギ酸移動相 Amitriptyline Minutes 2010 Nihon Waters K.K. 14 7

8 CSH TM テクノロジー利点例低濃度のギ酸添加でサプレッションなしに TFA 相当の性能実現 UV クロマトグラフィー性能添加剤としてギ酸使用 MS シグナル応答最大ピークキャパシティ (P c ) 時 ACQUITY CSH TM C % ギ酸 P c = 47 Intensity 1.5x x x ACQUITY CSH TM C % ギ酸 P c = 47 (TFA 使用時と同じ P c ) Compounds 1. Doxepin 2. Desipramine 3. Imipramine 4. Nortriptyline 5. Amitriptyline 6. Trimipramine Minutes C 18 カラムブランド K 0.05 % ギ酸 P c = 18 CSH TM Technology: 2.6X peak capacity (P c ) 2.4X peak height x10 深刻な 8 1.0x10 8 Intensity 5.0x MS シグナルサプレッション!! Minutes C 18 カラムブランド K 0.05 % TFA P c = CSH TM Technology: 1.3X peak capacity (P c ) 4.8X peak height 2010 Nihon Waters K.K. 15 同じ選択性をもつ UPLC & HPLC カラム UPLC HPLC 1.7/ 1.8 µm ACQUITY UPLC BEH C 18 = XBridge TM C 18 ACQUITY UPLC BEH C 8 = XBridge TM C 8 ACQUITY UPLC BEH Shield RP18 = XBridge TM Shield RP18 ACQUITY UPLC BEH Phenyl = XBridge TM Phenyl ACQUITY UPLC BEH HILIC = XBridge TM HILIC ACQUITY UPLC BEH Amide = XBridge TM Amide ACQUITY UPLC BEH300 C 18 = XBridge TM BEH300 C 18 ACQUITY UPLC BEH300 C 4 XBridge TM BEH300 C 4 = = = = = = ACQUITY UPLC HSS C 18 HSS C 18 ACQUITY UPLC HSS C 18 SB HSS C 18 SB ACQUITY UPLC CSH HSS T3 C 18 HSS XSelect T3 C 18 ACQUITY UPLC CSH TM Phenyl-Hexyl XSelect TM Phenyl-Hexyl ACQUITY UPLC CSH TM Fluoro-Penyl XSelect TM Fluoro-Phenyl 2010 Nihon Waters K.K. 16 8

9 粒子径に対するカラム長さの比 : 分離効率の維持 一般的な HPLC カラム 4.6 x 150 mm, 5 µm カラム長さ (L) = 150 mm = 150,000 µm d p = 5 µm L = 150,000 = 30,000 d p 5 分離インデックス アプリケーション例 理論段 (N) L/d p 容易含量均一性 5,000 15,000 多少困難類縁物質分析 12,000 30,000 困難不純物プロファイリング 20,000 50,000 非常に困難代謝物同定 35,000 85, Nihon Waters K.K. 17 粒子径に対するカラム長さの比 : 分離効率の維持 mm 非常に困難 mm L/dp Ratio mm 50 mm 75 mm mm mm 250 mm 30 mm 50 mm mm mm 150 mm 30 mm 50 mm 75 mm 100 mm 150 mm 30 mm m 50 mm 75 mm 100 mm 困難多少困難容易 particle size (µm) Nihon Waters K.K. 18 9

10 粒子径に対するカラム長さの比 : 分離効率の維持 AU Glimepiride HPLC 5 µm 150 mm L/d p = 30, AU Glimepiride 3.5 µm 100 mm L/d p = 28, AU Glimepiride UPLC 1.8 µm 50 mm L/d p = 27, Nihon Waters K.K. 19 分析法移管 分析法移管キット HPLCとUPLC の粒子径の違いを考慮したうえで 選択性が同等なカラムをキット化 内容 : あらゆるプラットホーム間での分析法移管が可能なACQUITY UPLC カラムカリキュレータ ( 双方向 ) o HPLC UPLC HPLC 同じ選択性をもつUPLC カラムとHPLC カラム 分析法移管キット : 1.7/1.8 µm to 5 µm 分析法移管キット 2.1 x 50 mm, 1.7/1.8 µm と 4.6 x 150 mm 5 µm 1.7/1.8 µm to 3.5 µm 分析法移管キット 2.1 x 50 mm, 1.7/1.8 µm と 4.6 x 100 mm 3.5 µm 1.7/1.8 µm to 3.5 µm 高分離分析法移管キット 2.1 x 100 mm, 1.7/1.8 µm と 4.6 x 150 mm 3.5 µm 2010 Nihon Waters K.K

11 分析法移管プロセス : 成功へのステップ 既存分析法および結果に関しての情報を収集 既存分析法の保持力および選択性を担保する LC カラムを選択 LC 装置を比較してデュエルボリュームの違いを補正 選択性が維持されるようにカラムボリュームに比例して既存分析法から目的の分析法にスケーリング 移管後の分析結果の評価 必要に応じて最適化 2010 Nihon Waters K.K. 21 異なる LC システム間での HPLC 分析法の移管 移管元のLCシステムにおける分析法の保持力と選択性の維持を確保するためにシステムの違いを補正する必要がある デュエルボリューム (Dwell volume) の違い グラジエント分析の場合はカラムボリュームとデュエルボリュームの比を一定にするために初期条件でのホールド時間を入れて調整 o 移管先のHPLCシステムのデュエルボリュームの方が小さい場合には初期条件でのホールド時間をグラジエントテーブルに追加 o 移管先のHPLCシステムのデュエルボリュームの方が大きい場合には注入のタイミングを遅らせる必要 o 再平衡化時間についても調整する必要 カラム加温機構の違い カラムの加温機構は様々であり その影響は無視できない この違いによって保持時間や選択性に違いが生じる可能性がある 2010 Nihon Waters K.K

12 低圧混合システム 低圧混合 シングルポンプ 移動相形成のためのAuto Blend マルチポンプ ( 高圧混合 ) よりシステムボリュームが大きいムが大きい 溶媒はポンプを通過する前に混合 シングルポンプ より大きいシステムボリュームム= より大きいデュエルボリューム A B C D Pump Injector Column Detector Gradient Proportioning Valve 2010 Nihon Waters K.K. 23 高圧混合システム マルチポンプ より小さいシステムボリューム = より小さいデュエルボリューム Pump A Mixer Injector Column Detector Pump B 高圧混合 マルチポンプ プレミックス溶媒のみ より小さいシステムボリューム / デュエルボリューム 拡散が最小限 2010 Nihon Waters K.K

13 システムボリュームの違い : 低圧 vs. 高圧混合 マルチポンプ (2 液混合 ) より小さいシステムボリューム = より小さいデュエルボリューム Pump A Pump B Mixer Injector Column Detector シングルポンプ (4 液混合 ) より大きいシステムボリューム = より大きいデュエルボリューム A B C D Pump Injector Column Detector Gradient Proportioning Valve 2010 Nihon Waters K.K. 25 デュエルボリュームオフセット ミキサーでの溶媒組成 カラムヘッドでの溶媒組成 { } 移管元システムでの実際の移動相組成はカラム入り口で測定 0 Injection t g x Time デュエルボリュームにより 溶媒組成の変化がカラム入り口に到達する前にオフセットが生成される ( つまり グラジエント開始毎の初期条件でのホールド : グラジエントのかかり ) 2010 Nihon Waters K.K

14 異なるデュエルボリューム分離への影響 移管元の装置デュエルボリューム 0.9 ml 元より小さいデュエルボリュームデュエルボリューム 0.35 ml 元より大きいデュエルボリュームデュエルボリューム 1.4 ml 移管先のデュエルボリュームが小さい ( 初期条件でのホールド時間が短い : グラジエントのかかりがはやい ) 移管先のデュエルボリュームが大きい ( 初期条件でのホールド時間が長い : グラジエントのかかりが遅い ) 2010 Nihon Waters K.K. 27 デュエルボリュームの補正 デュエルボリュームを比較 最適な比較を行うには 使用するカラムボリュームに対してデュエルボリュームをムに対してデュエルボリュムを換算して比較する 移管先のシステムでグラジエントのかかりがはやいなら グラジエントテーブルにイニシャルホールドを追加してホールド時間が同じになるように設定 移管先のシステムでグラジエントのかかりが遅いなら 注入のタイミングを遅らせる (ACQUITY UPLC カリキュレータで補正可能 ) 2010 Nihon Waters K.K

15 分析法移管プロセス : 成功へのステップ 既存分析法および結果に関しての情報を収集 既存分析法の保持力および選択性を担保する LC カラムを選択 LC 装置を比較してデュエルボリュームの違いを補正 選択性が維持されるようにカラムボリュームに比例して既存分析法から 目的の分析法にスケーリング 移管後の分析結果の評価 必要に応じて最適化 2010 Nihon Waters K.K. 29 移管先の LC 条件移動相および注入サンプル 移管元と全く同じ移動相を用いる 移管後に評価を行い 最適化が必要な場合のみ変更する 移管元と全く同じサンプルを用いる 同じ濃度 同じ希釈溶媒 2010 Nihon Waters K.K

16 移管先の LC 条件注入量に関しての考慮事項 注入量はカラムボリュームに比例してスケーリング ACQUITY UPLC カラムカリキュレータで計算 キャパシティはカラム内の充てん剤表面積と溶媒量に比例 装置への推奨最小注入量は µl 計算値が注入量として少なすぎる場合には 初期組成移動相で5-10 倍に希釈 一般的には2.1 x 50 mmカラムへの最大の注入量は5 µl 2010 Nihon Waters K.K. 31 注入量のスケーリング ガイドライン : 注入量はカラム容積の5% 以下 1% を目標として クロマトグラフィ条件によってより多くしたい場合には実験を行って決定する 4.6 x 150 mm 2.49 ml 20 µl 注入 /2.49 ml = 0.8% 2.1 x 50 mm 0.17 ml 20 µl 注入 /0.17 ml = 12% 注入量が多すぎると 過負荷によりピーク形状が悪化する可能性がある 2010 Nihon Waters K.K

17 移管先の LC 条件温度 温度は全てのクロマトグラフィメカニズムに直接影響する 分析法移管に際し 温度は一定に保たなければならない プレヒーティングが不可欠 HPLCカラム (4.6x150mm) でのおおよその溶媒ピークは1.5 分で検出 UPLC カラム (2.1 50mm) でのおおよその溶媒ピークは15 秒で検出 UPLC カラムではヒーティングの時間が短いためプレヒーティングが不可欠 2010 Nihon Waters K.K. 33 移管先の LC 条件流速 移管に際して まず 一定の線速度に対するカラム内径の二乗に比例して流速を調整する ( カラムボリュームに比例したスケーリング ) 次に 移管先のカラムで各グラジエントステップで流れる溶媒量をカラムボリュームに換算した値が移管元と同じになるようにグラジエントテーブルを調整する 最後に 小さい粒子径に合わせて流速 ( 線速度 ) を調整する o 分析種の分子量を考慮する必要がある ACQUITY UPLC カラムカリキュレータではこれら全ての計算が行えます 2010 Nihon Waters K.K

18 分析法移管プロセス : 成功へのステップ 既存分析法および結果に関しての情報を収集 既存分析法の保持力および選択性を担保する LC カラムを選択 LC 装置を比較してデュエルボリュームの違いを補正 選択性が維持されるようにカラムボリュームに比例して既存分析法から目的の分析法にスケーリング 移管後の分析結果の評価 必要に応じて最適化 2010 Nihon Waters K.K. 35 シナリオ 1 : LC 装置間の移管ー異なるシステム間での HPLC 分析法の移管 お客様のラボの将来の保証従来からの HPLC 分析法と新たなプロジェクトを開発する UPLC 分析法の両方に使用できる新しい装置に投資 ゴール既存の HPLC 分析法を異なる LC システムに移管システムのデュエルボリュームの違いを補正する必要がある 2010 Nihon Waters K.K

19 シナリオ 1: LC 装置間の移管 移管元の装置デュエルボリューム 0.9 ml 元よりデュエルボリュームの小さい装置デュエルボリューム 0.35 ml 移管先のデュエルボリュームが小さい ( 初期条件でのホールド時間が短い : グラジエントのかかりがはやい ) 分離を維持するためにグラジエントテーブルにイニシャルホールドを追加してホールド時間が同じになるように設定する 2010 Nihon Waters K.K. 37 シナリオ 1: LC 装置間の移管 デュエルボリューム LC 装置間で分析法を移管する際にグラジエント組成を保持するため デュエルボリュームについて考慮する必要がある 2010 Nihon Waters K.K

20 シナリオ 1: LC 装置間の移管 グラジエントカラムボリューム グラジエント組成を保持するために 各グラジエントステップで流れる溶媒量をカラムボリュームに換算した値を維持するようにする 結果として グラジエントテーブルが調整される 2010 Nihon Waters K.K. 39 シナリオ 1 結果 : LC 装置間の移管 お客様のラボの将来の保証 HPLC 分析法を ACQUITY UPLC H-Class で実施 HPLC UPLC 両方の分析法を実施できる柔軟性 Relative RT to Clozapine TM Peak H-Class HPLC Impurity D Impurity C Impurity A Clozapine Impurity B Nihon Waters K.K

21 シナリオ 2: 分析法の調整 Alliance HPLC システムでの HPLC 分離 Galantam mine XBridge TM C x 100 mm, 3.5 µm Tailing = 1.60 Rs = 分析時間削減のために分析法の調整 2 µm 以下のパーティクルテクノロジーの利点を活かしACQUITY UPLC H-Class に移管 基準 USP Tailing < 2.0, Rs (galantamine/impurity 4) > Nihon Waters K.K. 41 シナリオ 2: 分析法の調整 移管元の装置デュエルボリューム 0.9 ml 元よりデュエルボリュームの小さい装置デュエルボリューム 0.35 ml ACQUITY UPLC H-Class で 2 µm 以下のパーティクルの利点を発揮することで分析法を改善 分析法移管キットを用いて異なる粒子径間で選択性を維持 2010 Nihon Waters K.K

22 シナリオ 2: 分析法の調整 L/dp グラジエントの分離効率を維持するために L/dp を同等にする必要がある 2010 Nihon Waters K.K. 43 シナリオ 2: 分析法の調整 注入量 カラムの重量キャパシティと容量キャパシティを保つために 注入量は適切にスケーリングする必要がある プレインジェクタ容量 グラジエント組成を保持するためにプレインジェクタ容量を使用する必要がある プレインジェクタ容量により注入が始まる前にグラジエントがスタートする 2010 Nihon Waters K.K

23 シナリオ 2 結果 : 分析法の調整 分析法の調整 分離の一貫性を保持して分析時間を1/4.3に削減テーリングおよび分離度の基準に合致 基準 USP Tailing < 2.0, Rs (galantamine/impurity 4) > 4.5 Alliance HPLC システムでの HPLC 分離 1 2 lantamine Ga XBridge TM C x 100 mm, 3.5 µm Tailing = 1.60 Rs = ACQUITY UPLC H-Class での UPLC 分離 ne Galantamin ACQUITY UPLC BEH C x 50 mm, 1.7 µm Tailing = 1.43 Rs = Nihon Waters K.K. 45 シナリオ 3: 資産の最大限の活用 資産の最大限の活用 UPLC 分析法をHPLC 装置を所有する他部署 / 分析委託先に移管ゴール選択性を維持してUPLC 分析法をHPLCに移管 2010 Nihon Waters K.K

24 シナリオ 3: 資産の最大限の活用 移管元の装置デュエルボリューム 0.35 ml 元よりデュエルボリュームの大きい装置デュエルボリューム 0.9 ml UPLC 分析法を UPLC テクノロジーを導入していない他部署または分析委託先に移管 分析法移管キットを用いて異なる粒子径間で選択性を維持 2010 Nihon Waters K.K. 47 シナリオ 3: 資産の最大限の活用 検討事項 グラジエントの分離効率を保持するために L/dp を同等にする必要がある デュエルボリュームを測定する必要がある 2010 Nihon Waters K.K

25 シナリオ 3: 資産の最大限の活用 注入量 カラムへの重量キャパティと容量キャパシティを保つために 注入量を適切にスケーリングする必要がある グラジエントカラムボリュームム グラジエント組成を保持するために 各グラジエントステップで流れる溶媒量をカラムボリュームに換算した値を維持するようにする 2010 Nihon Waters K.K. 49 シナリオ 3 結果 : 資産の最大限の活用 資産の最大限の活用 HPLC UPLC 間での分析法移管 粒子径間での選択性を維持 Relative RT to Clozapine Peak H-Class HPLC Impurity D Impurity C Impurity A Clozapine Impurity B Nihon Waters K.K

26 まとめ HPLC 装置と ACQUITY UPLC H-Class 間で従来からの HPLC 分析法を容易に移管可能 ACQUITY UPLC H-Class の 4 液 低圧混合とフロースルーニードルにより容易に分析法を移管 HPLC 分析法から 2 µm 以下の UPLC テクノロジーの利点を活かした分析法に移管可能 デュエルボリュームの違いを補正 分析法移管キットの活用により異なる粒子径間で選択性を維持 既存の資産を最大限に活用するために UPLC 分析法を HPLC に移管 ACQUITY UPLC H-Class の 4 液 低圧混合とフロースルーニードルにより容易に分析法を移管 分析法移管キットの活用により異なる粒子径間で選択性を維持 複数のバッチのクロマトグラフィ媒体を用いて試験しバリデートすることで分析法の継続的な信頼性と再現性を確保 ACQUITY UPLC メソッドバリデーションキットは異なる 3 つのパーティクル基材から得られる 3 つのバッチのクロマトグラフィ媒体を提供 2010 Nihon Waters K.K. 51 Appendix1 デュエルボリュームの計算 2010 Nihon Waters K.K

27 デュエルボリュームの計算 : カラムは流路からはずす % % 漸近値 % 立ちあがり 理論値実測値 青のラインが実際の溶媒組成 拡散の影響が見られる Minutes 異なる 3 つの箇所 ( 濃度 ) で測定すると 結果として 3 つの異なるデュエルボリュームが計算値として得られてしまうキーポイント : 移管元と移管先で同様の方法で測定する 2010 Nihon Waters K.K. 53 デュエルボリューム測定のための推奨方法 1. カラムをはずす 2. 移動相 Aにアセトニトリル 移動相 Bにアセトニトリル with 0.05 mg/ml uracil を 使用 ( 添加剤以外の混合および粘度の問題を排除するため ) nmでモニター 4. 移管元の分析法での流速および移管先で使用予定の流速を使用 % 移動相 Aでベースラインを5 分間記録 分の時点で100% 移動相 Bに変更するようにプログラムし さらに5 分間記録 % 移動相 Aと100% 移動相 Bの吸収の差を測定 8. 吸収の差が50% になる時間を測定 9. 移動相変更のステップ開始から50% になるまでの時間を計算 % になるまでの移動相流量 (9で得られた時間 流速 ) をデュエルボリュームとする 2010 Nihon Waters K.K

28 中間点 (50% 50%) ) での吸収を測定 50% Absorbance = AU AU Total absorbance = AU Minutes 50% の値が化合物が溶出する移動相組成として最も近い値 ミキサー容量の違い ( 長い / 細い vs. 短い / 太い ) を大きく表す 2010 Nihon Waters K.K. 55 デュエルボリュームの測定 Programmed time = 5.00 minutes AU min min minutes 50% Time = 5.69 minutes デュエルボリューム : 0.69 min x 1.5 ml/min = 1.04 ml Minutes 2010 Nihon Waters K.K

29 Appendix2 分析法のバリデーション 分析法は頑健か? 分析法の継続的な信頼性と再現性を確保するためには 複数のバッチのクロマトグラフィー媒体を用いて試験しバリデートすることが不可欠 2010 Nihon Waters K.K. 57 ウォーターズ品質システムリスクを最小限にして信頼性の高いカラム性能を得るために ウォーターズはシリカおよびハイブリッドカラムをパーティクルから製造するメーカー 全ての最新クロマトグラフィー充てん剤は開始モノマーから最終製品まで製造プロセスを一貫して管理 プロセスの変動に影響を与えるパラメータをより正確に把握するためにあえて1~2kgという少量のバッチで充てん剤を製造 製造施設は cgmp ISO9001 ISO13485 認定 2010 Nihon Waters K.K

30 品質システムリスクを最小限にして信頼性の高いカラム性能を得るために ウォーターズはバッチ間再現性の業界基準を確立 主要なパラメータを厳密に監視することで 何年先でも繰り返し再現性良く今日と同じデータを実現可能な製品を提供 クロマトグラフィー媒体のバッチ間やカラム間でのばらつきのために起こる差異による分析法変動のリスクを最小限に 2010 Nihon Waters K.K. 59 品質システムリスクを最小限にして信頼性の高いカラム性能を得るために ACQUITY UPLC メソッドバリデーションキットは 分析法の品質 信頼性 一貫性を判定するために 3つのバッチのクロマトグラフィー媒体 ( 異なる3つのパーティクル基材から得られる ) を提供 ウォーターズは唯一無二の業界パートナーとして クロマトグラフィー媒体によって生じる変動を最小限に 2010 Nihon Waters K.K

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