J. Japan Association on Odor Environment Vol. 44 No 異臭に関する最近の動向 ビールのオフフレーバーに関する近年の知見 岸本 徹 ビールの製造工程, および製造後の酸化によってビール中に生成するオフフレーバーについて解説した. ビール
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- ゆたか くぬぎ
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1 J. Japan Association on Odor Environment Vol. 44 No 異臭に関する最近の動向 ビールのオフフレーバーに関する近年の知見 岸本 徹 ビールの製造工程, および製造後の酸化によってビール中に生成するオフフレーバーについて解説した. ビールのオフフレーバーには原料, 水に由来するもの, 仕込工程, 発酵工程中に生成してくるもの, 缶やビンに詰めた後の保存後に生成してくる酸化劣化臭がある. それらの中には SH 基をもつ低閾値化合物のように, ビール中に ng/l 程度しか含まれない微量成分もあるが, 近年では分析機器が発達し, 定量することも可能となった. ビールのオフレーバーとして過去から近年, 着目されている化合物について述べた. 仕事帰りに, 風呂上りに, 夏の暑い日に, よく冷えたビールを喉に流し込む. 炭酸の刺激, 苦味と心地よいかおりと味わい おいしい! うまい! という感覚が湧き起こる. これがまさにビールの醍醐味である. このおいしさを損なうものは何だろうか. 本稿ではビールのおいしさを損なうオフフレーバーについて述べたい. ビールに限らず食品における品質上のクレームは, 異物混入やオフフレーバーが原因であることが多い. 英語の off-flavor は日本語で 異臭 と訳されることもあるが, 異臭騒ぎがメディアで取り上げられることも多く, 異臭 と聞くと 騒ぎになるような異常な臭気 を連想されることも多い. しかしここではオフフレーバーは その商品の本来のおいしさを損なう不快なフレーバー と定義したい. 食品のオフフレーバーとなる化合物は, どのような種類の食品においてもおいしさを損なうオフフレーバーになり得るとは限らない. たとえば後に述べるダイアセチルは, 多くのピルスナービールでは発酵不順が原因で生成するオフフレーバーとして扱われるが, バターや赤ワインでは欠かせない特徴香気成分の一つである. また, 焦げ様のかおりを呈する含流化合物やメイラード化合物は, 軽快なピルスナービールにおいてはその軽快さを損なうオフフレーバーであるが, 濃色ビールにおいてはその香味特徴の一部である. 酪酸や吉草酸, プロピオン酸などは腐敗臭と称されることもあるが, 納豆やくさや, 鮒寿司などの発酵食品では欠かせない特徴香であり, 商品コンセプトや食習慣が変わればオフフレーバーに対する考え方も変わる. このように食品のオフレーバーを論じることは容易ではないが, ここでは日本のピルスナー タイプのビールのオフフレーバーについて, 過去から近年, 着目されている化合物について述べたい. 少しでもオフフレーバーを発生させないように製造工程で制御するためには, そのオフフレーバーの原因となる物質を特定する必要がある. 物質を特定できればその発生由来も特定しやすくなり, 工程にて制御することが可能となる. オフフレーバーの原因物質は単一物質または比較的少数の成分が原因となっている場合が多く, 原因成分を比較的同定しやすい. しかし一方で調理のかおりや加工食品のおいしさに寄与するかおりは多数の成分が相乗的に寄与して形成される複合香であることが多く, 対象とすべき成分を同定しにくいことが多い. 本稿ではピルスナービールのおいしさを損なうオフフレーバーとして着目され同定されてきた化合物について, その特性, 香調, 由来, 制御という観点から解説する. 後に製造工程について触れることになるので, まずビールの製造法について簡単に解説する. 国産のビールの主たるタイプであるピルスナータイプの淡色ビールの製造工程を例にとって説明する. 大別すると, 仕込み, 発酵, 熟成, 貯酒, 容器充填という 5 工程に分けることができる ( ). 粉砕した麦芽と米, コーンスターチ, コーングリッツなどの副原料に, 温水を加え混合する. この際, 麦芽の酵素が作用するように, 温度や時間をコントロールすることで, 麦芽や副原料中のでんぷんは麦芽糖などの糖類に, また, たんぱく質はペプチドやアミノ酸に分解され, もろみと呼ばれる状態になる. 岸本徹 ( きしもととおる ) アサヒビール株式会社醸造研究所 茨城県守谷市緑 [email protected]
2 におい かおり環境学会誌 44 巻 1 号平成 25 年 もろみには麦芽の穀皮などが含まれるため, 穀皮を除くために一旦ろ過が行われる. 次に, ろ液 ( 麦汁と呼ぶ ) にホップを加え煮沸を行う. ビール独特の苦味とかおり, 琥珀色の液が得られると同時に, 煮沸にて発生した凝固物 ( 熱トルーブという ) をワールプールという設備にて除去する.. 煮沸後の麦汁は, 冷却装置で 5 程度まで冷却される. この冷麦汁に酵母を混合して, 発酵タンクに入れると, 酵母は増殖を始める. しばらくすると, 麦汁中の酸素が消費され, 嫌気状態になるため, 酵母はアルコール発酵を始める. 約 1 週間もすると, 麦汁に含まれる糖はアルコールと炭酸ガスに分解される. 同時に, エステル類をはじめ多くの香気成分が生成される. 発酵終了直後には, 発酵由来のオフフレーバーや混濁があるため, さらに熟成工程を経る必要がある. 発酵液から酵母を除き, 発酵液 ( ビール ) を貯酒タンクへと移し, 発酵温度とほぼ同じ温度で 7 日 ~10 日間熟成させる. 熟成工程を経た後, ビールは貯酒タンクにて更に低い約 0 の低温で数日間貯蔵される. この熟成, 貯酒工程期間を経ることにより, 発酵由来のオフフレーバーが減少し, また, 味もビール本来の落ち着いたものとなる. また, 低温で凝固しやすいたんぱく質や, えぐ味の原因となる成分が沈殿除去される. 貯酒期間が終了したビールは, ろ過された後, びん 缶 樽などの容器に充填される. 極力酸素の混入を防ぐために, 容器内は炭酸ガスなどで置換される. 酸素の混入が なくとも, ビールは刻一刻と変化し品質は低下していく. また, 古くは熱処理による殺菌を行っていたが, 現在では生ビールと呼ばれる非熱処理のビールが主流である. 容器詰めされたビールは工場から市場へと出荷される. ビールの製造工程のうち, 仕込み, 発酵工程にて生成するオフフレーバーについて説明する. バター様の香調を有するオフフレーバーで, 発酵工程にて生成される. 乳製品や赤ワインには欠かせない特徴香であるが, ビール, 特にピルスナービールにおいてはその風味を損なうオフフレーバーとして認識される. 醸造工程ではこのダイアセチルと, 同様の香調を有する 2, 3-pentandione( ) を併せ,vicinal diketone(vdk) として化合物の濃度を管理している.2, 3-butanedione のビール中での閾値は 0.15 ppm,2, 3-pentandione の閾値は 1.0 ppm と報告されている 1). 生成メカニズムは以下のとおりである. 酵母はバリンを細胞内で生合成する際にその中間体としてα-アセト乳酸 ( 無臭 ) を合成し, 一部を細胞外に放出する. 放出されたα-アセト乳酸は化学的に分解 ( 非酵素的な脱炭酸 ) され, ダイアセチル (2, 3-butanedione) となる. 同様に酵母がイソロイシンを細胞内で合成する際に中間体としてアセトヒドロキシ酪酸を合成し, 一部が細胞外に放出され,2, 3-pentanedione となる. 酵母存在下では 2, 3-butanedione,2, 3-pentanedione は酵母細胞内に取り込まれ, 酵母の脱水素酵素により還元され,2, 3-butanedione は 2, 3-butanediol に,2, 3-pentanedione は 2, 3-pentanediol になって無臭化する. しかし発酵液中に酵母が存在しない, または酵母の活性 ( 還元力 ) が不十分 ( 発酵不順 )
3 J. Japan Association on Odor Environment Vol. 44 No であれば, このジアセチルはオフフレーバーとしてそのまま製品ビールまで移行することとなる. 製造工程 ( ) において, 約 1 週間の発酵工程後に熟成工程 ( 発酵工程と同程度の温度で約 1 週間 ) を経るのは, 酵母によってこの VDK を十分に還元させ,VDK を閾値以下の濃度にまで下げるためである.VDK の生成に影響を与える要因としては, 酵母の活性, 発酵条件, 貯酒の温度などが挙げられており 2), それらを制御することが欠かせない. 分析方法として, ヘッドスペース法で香気を採取し, 電子捕獲型検出器 (ECD) ガスクロマトグラフィで分析する方法が, ビール酒造組合国際技術委員会 (BCOJ) によって公定法として定められている. Dimethyl sulfide(dms) がビール中に閾値以上の濃 度で残存すると, キャベツ, 青海苔様のオフフレーバーが検出されることがある.DMS のビール中での閾値は μ g/l と報告されている 3).DMS は,1 麦芽由来の S-methyl methionine の熱分解によって生成する経路,2 発酵中に dimethyl sulfoxide が酵母によって還元され生成する経路, の 2 つの経路によって生成してくると考えられている 4).1の経路で生成する DMS は仕込工程中に十分に煮沸することで揮散する.2の経路で生成する DMS は発酵中に発生する炭酸ガスによって揮散するので, そのために酵母菌株, 発酵条件を制御せねばならない. 硫化水素は, 発酵中に生成する良く知られたオフフレーバーであり, ビール業界ではその生成メカニズム解明に古くから取り組まれ知見が蓄えられているが, 未だ
4 におい かおり環境学会誌 44 巻 1 号平成 25 年 不明な点も多い. 硫化水素は, 酵母がメチオニンやシステインといった含硫アミノ酸を合成する際に中間代謝物として生成される. に示すように, 酵母が含硫アミノ酸を合成する過程で菌体外の硫酸イオンが酵母細胞内に取り込まれ, 亜硫酸を経て硫化水素が生成される. ビールの製造で用いられる下面酵母の方がその生成量は多い. 硫化水素の生成を抑制する方法として, 麦汁の組成, 酵母菌株, 酵母増殖条件, 発酵条件の検討などが行われている. 例えば, 近年市場で多く販売されている発泡酒などの麦汁中の窒素含量は, ビールに比べて少ない. 麦汁中の含硫アミノ酸が少ないと, 酵母細胞内でそれらのアミノ酸を積極的に合成しようと働くため, 中間体である硫化水素を多く生成する. また, 発酵温度を上げると酵母は硫化水素を生成しやすくなる. さらに, 硫化水素および亜硫酸に着目した酵母育種も報告されている. 仕込み~ 発酵工程中に付与され得るオフフレーバーである. 原因物質は 2-mercapto-3-methyl-1-butanol(2M3MB: ) と同定されており 5), 6), 淡色ビール中での弁別閾値は 130 ng/l である.2 M3 MB が閾値以上の濃度でビール中に存在するとネギ様, 汗様の香気が感じられる. この香気は淡色 濃色いずれのビール中でも違和感のあるかおりであり, ビールそのものの風味を損なってしまう. 本化合物の詳細な生成メカニズムは未だ明らかにされていないが, 発酵前の麦汁には 2M3MB は存在せず, 発酵中に生成することを確認している. また麦汁の仕込み工程中, 煮沸工程後に高温の麦汁が大量の酸素を巻き込んだ場合に発酵後の 2M3MB 濃度が高くなることも確認している. さらにホップを添加していない無ホップ麦汁を発酵させても 2M3MB は生成して来ない. そのことか らホップを添加した麦汁が, 高温の状態で酸素を巻き込むことにより 2M3MB 前駆体が麦汁中に大量に作られ, その後の発酵工程中において閾値濃度以上の 2M3MB を生成すると考えられる. 発酵工程にて生成される低閾値のオフフレーバー成分群 ( ) である. 濃色のビールにおいてはビールが持つ香調と類似しているためにオフフレーバーと認識されないが, 軽快なピルスナータイプのビールでは, 微量の濃度で存在するだけでその軽快さを損なうためにオフフレーバーとして認識される. 香調に寄与する原因成分として 2 furfurylthiol ( コーヒー様 ; 閾値 2.8 μg/l),2 mercaptoethyl acetate( ゴム様 ; 閾値 1.6 μg/l),3-methyl-2-butene-1-thiol( コゲ様 ; 閾値 μg/l),benzyl mercaptan( ロースト様 ; 閾値 μg/l) を同定している ( ). 2-furfurylthiol は黒麦芽にも含まれ, システインなどの含硫アミノ酸とリボース等の還元糖がメイラード反応を起こすことによって生成される. そのためビールの醸造工程においては麦汁中の糖 アミノ酸の組成, 加熱された温度と時間が影響を与えている.2-mercaptoethyl acetate はアミノ酸含量が低い発泡酒などの麦汁で, かつ緩慢ではなく短期間にラッシュな状態で発酵が進んだ場合にその濃度が上昇する傾向がある.3-methyl-2- butene-1-thiol は後にも解説しているようにビールへの光照射により生成してくる日光臭としてしられるが, 光照射により生成される経路以外に, 発泡酒などのアミノ酸含有量が低い麦汁中でメチオニンが不足した場合, 煮沸時の ph を低くした場合, 煮沸工程で生成した熱凝固物 ( 熱トルーブ ) がワールプールで麦汁から除去されずに発酵タンクまで持ち込まれた場合に, その濃度が上昇する傾向がある.
5 J. Japan Association on Odor Environment Vol. 44 No 水, 原料に由来するオフフレーバーである. 原因物質としては 2-methyl-isoborneol,geosmin,2, 4, 6-trichloroanisole (TCA) がよく知られている. 閾値以上の濃度で存在すると文字通りカビ様, 墨汁様のかおりを感じ, 水中での閾値は個人差が大きいものの数 ppt 7) とされている. 2-methyl isoborneol,geosmin は藻類や放線菌が産生すると言われている 8).TCA の生成経路についてはいくつかの報告が存在するが, 微生物が関与するものとして, カビなどが 2, 4, 6-trichlorophenol をメチル化することによって TCA を生成するという報告がある. 原料用水に含まれていた場合, 用水をオゾンや活性炭などの高度処理を施すことによって取り除ける. 水道法によって定められている水質基準の中で, カビ臭原因物質の濃度も管理されており, 現在では上水から直接カビ臭を感じることは稀である. しかし高度処理等によって上水から塩素等が除かれると, 逆にカビなどの菌類が増殖しやすくなる. そのため高度処理後の水の管理, 製造設備中の残水には注意を払わねばならない. またビールの原料である麦芽, スターチや米, 濾過に用いる珪藻土などを湿気の多い場所に保管した場合, そこにカビが発生し, ビール中へカビ臭が移行する恐れがある. そのため, 原料や濾過助剤の管理にも細心の注意を払わねばならない. ビールの酸化劣化により生成するオフフレーバーである. 酸化により生成する代表的なオフフレーバーで,(E) -2-nonenal が原因物質である. この物質に由来する香気はダンボールのにおいに類似していることからカードボード臭とも呼ばれる. 濃色ビールや味が濃いビールではこの原因物質が少々存在してもカードボード臭を感じないが, 軽快なピルスナービールでは (E)-2-nonenal が μg/l の濃度で存在すればカードボード臭が感じられ, その軽快さが損なわれる 9). その生成機構は完全に解明されている訳ではないが, (E)-2-nonenal は発酵前の仕込工程中に既に, 脂質の酸化によって生じていると考えられている. 仕込み工程において, 麦芽に含まれる酵素のリポキシゲナーゼ (LOX) によりリノール酸から 9 -ヒドロペルオキシドが生成し,(E)-2-nonenal へと分解される 10)~16). しかしその後 (E)-2-nonenal などの不飽和アルデヒド類はビール中の他の成分と付加体を形成し, 無臭の形で製品ビールに移行する. ビールの保存中に酸化されると付加体からアルデヒドのみが遊離すると考えられている.Lermusieau ら 17) は,(E)-2-nonenal を含むアルデヒド類はアミノ酸 などと Shiff base を形成し無臭の形で製品に移行し, 低 ph 条件下 ( ビール中 ) で常温にさらされると Shiff base が解離し,(E)-2-nonenal 由来のカードボード臭を発するようになると提唱している. そのためカードボード臭は新鮮なビールでは感じられないが, 保存したビールからは感じられることになる.Nordlöv ら 18) は仕込み工程中に生成した (E)-2-nonenal などのアルデヒドは発酵工程中に酵母によって生成される亜硫酸塩と付加体を形成し無臭の形で製品ビールまで移行し, その後に保存中に (E)-2-nonenal が遊離するという説を提案していたが, 後に (E)-2-nonenal と亜硫酸塩の付加体はビール中に存在せず, 亜硫酸塩の効果は少ないという報告が出されている 19). (E)-2-nonenal 生成の制御に対しては様々な試みがなされている. 大麦から麦芽を造る工程 ( 製麦工程 ) にてパラメータを制御し麦芽中のリポキシゲナーゼ活性を低減させる方法や仕込工程にて脂質の酸化を抑制させる方法 20),21), 発酵条件の検討などがなされてきている. また原料育種の研究もなされてきており, リポキシゲナーゼを欠損した大麦の育種, およびそれを用いたビールの製造が行われている. リポキシゲナーゼを欠損した大麦を用いると製品ビール中の (E)-2-nonenal は減少し, 官能評価においてもビールの酸化耐久性が良くなったことが報告されている 22),23). ビールの酸化劣化により生成するオフフレーバーである. ビールが酸化されるとカードボード臭とは異なる, もったりとした甘いかおりが増加してくることがある. 濃色のビールにおいてはビールが持つ香気と類似しているために目立たないが, 軽快なピルスナータイプのビールでは, このかおりはその軽快さを損なうためにオフフレーバーとして認識される. この甘い香気は老化臭と称されることもある. 老化臭および老化臭原因物質はビールの酸化において増加して来るが, 特にろ過後, 容器への充填時に酸素を巻き込むと顕著に目立つ. 新鮮なビールに比べて酸化したビールでは多数の成分が増加しており, この老化臭には複数の化合物が相乗的に寄与している. 冒頭に述べたように, カードボード臭のように単一化合物が寄与するオフフレーバーとは異なり, 複数の微量成分が相乗的に寄与している場合には寄与成分を同定することが難しい. このようなケースには寄与成分を同定する手法として, 複数の化合物でそのターゲットとする香調を再構成し, そこから一つずつ, もしくは複数の成分群を抜き, 香調の変化を確認していくオミッションテストが最も有効である. 鰐川らは, オミッションテストを繰り返した結果から, 老化臭には (E)-2-nonenal, 3-methyl-2-
6 におい かおり環境学会誌 44 巻 1 号平成 25 年 香調 butene-1-thiol, γ-nonalactone, 3-(methylthio)propionaldehyde, (E)-β-damascenone,dimethyltrisulfide(DMTS),ethyl 2-methylpropanoate, ethyl 2-methylbutyrate,sotolon の 9 成分が寄与していると報告している ( 24).DMTS に関しては, 日本酒においても老香に寄与することが磯谷らによって報告されており, 前駆体成分も同定されている 25),26). また最近の報告 27) では 3-(methylthio)propionaldehyde などの老化臭アルデヒドは麦芽由来のアミノ酸だけではなく, ホップの苦味成分の分解物も前駆体として生成してくることが報告されており, ホップを添加していないビールでは老化臭の生成が少ないことが報告されている. 酸化したビールから, カードボード臭や老化臭とは別に金属様の香気を検出することがある. 原因物質は trans-4,5-epoxy-2 E-decenal と同定されており 28), その水中での閾値は 0.02 μg/l である. 製品の保存試験結果では, 保存前の製品ビールには本化合物は 0.01 μg/l しか含まれないが,40 で 5 日程度保存すると, 濃度は 0.12 μg/l まで上昇すると報告されている 28). 本物質はリノール酸より 9-LOX, 13-LOX, および自動酸化の産物の一つとして生成するとされているが, ビール中での詳細な生成メカニズムは明らかにされていない. 報告 28) によると, 仕込みの煮沸工程前には麦汁中に 3.7~4.0 μg/l の濃度で存在するが煮沸中に揮散し, ホップを添加していない麦汁では 0.10 μg/l まで減少するが, ホップを添加した麦汁では 0.50 μg/l 程度含まれる. このことから本物質はホップからも由来していることがわかる. ビールがビンに充填された後, ビンに日光, 蛍光灯, 水銀灯などの紫外線が照射されると, ビール中に発生するオフフレーバーであり, 原因物質は 3-methyl-2-butene- 1-thiol(MBT) である. 閾値以上の濃度で存在すると コゲ様, ロースト様の香気を感じる. 海外ではスカンク 臭, 狐尿臭とも呼ばれ, ビール業界では日光臭 (lightstruck flavor) と称されている. 濃色のビールに おいてはビールが持つ香気と重複するために目立たない が, ピルスナータイプのビールでは, このかおりはその 軽快さを損なうためにオフフレーバーとして扱われる. 弁別閾値が極めて低くピルスナータイプビール中での閾 値は ng/l と報告されている 29). MBT の生成機構を に示した. 紫外線の照射に より, ビール中の苦味成分であるイソフムロンのアリル 側鎖が光分解を受けラジカルを生じる. 生じたラジカル はビール中の S ラジカルと反応し MBT を生成する. 日 光臭を発生させる紫外線の波長は 350~550 nm であり, この紫外線をできるだけカットするために, 国内で流通 するビールは茶色のビンに充填されている. 一つの瓶 ビールケース内であっても, 日光の当たりやすい場所 ( 外 側 ) と当たり難い場所 ( 内側 ) が存在する. 報告 29) によ ると, 例えば 5 時間の日光照射により, 日光の当たりや すい場所では 8.6 ng/l, 当たり難い場所では 1.9 ng/l の MBT がビール中から検出された. 流通過程では日光臭 生成を抑制させるために, 紫外線を遮断するコーティン グを施したビンが用いられたり, トラックの配送の際に 遮光用のシートで覆うなどの取り組みが行われている. また海外ではビールの製造工程において MBT を生成 しないように化学修飾されたイソフムロン ( 苦味成分 ) も使用されており, それらは に示す Rho- イソフ ムロン, テトラヒドロイソフムロン, ヘキサヒドロイソ フムロンと呼ばれる苦味物質である. これらの化合物に おいては, 通常のイソフムロン ( ) の 4- メチル -3- ペンテノイル側鎖のカルボニル基および二重結合に水素 添加 ( 還元 ) が施されており, それによってこの部位が 解裂せず, その結果 MBT を生成しない. また通常のイ ソフムロンに比べてこれらの還元型イソフムロンは極性 が低いため, ビールの泡立ちも良くなる. 海外では透明 ビンや緑色ビンに充填されたビールが販売されており,
7 J. Japan Association on Odor Environment Vol. 44 No それらのビールの製造や, 泡立ちを良くする目的でこの還元型イソフムロンが使用されることがあるが, 日本国内では使用が認められていない. またドイツにおいてもビール純粋令のために使用が控えられている. 以上, ビール中のオフフレーバー, およびその発生要因と制御方法ついて, 過去 ~ 近年に着目されているものについて述べた. 香気成分の分析機器はさらにめざましい発展を遂げており, これまでの分析機器では検出できなかった全ての味 におい成分を定量できるようになる日も遠くない. しかし本稿でも例を挙げたように, 食品では多くの成分が複合して特徴香を構成していることが多い. 同定された成分を用いて再構成液を作製し, それぞれの寄与を調べていくオミッションテストも有効であるが, 相乗効果の評価などには, 統計的手法を用いたデータマイニング (data mining) の手法も鍵になっていくと思われる. それらの手法により得られた知見も合わせ, 今後, 管理指標として工程管理に用いられて行くであろう. : ビール, オフフレーバー, 酸化臭, 日光臭 1 )Meilgaad, M. C. : Flavor chemistry of beer : part II : flavor and threshold of 239 aroma volatiles, Tech. Q. Master Brew. Assoc. Am., 12, 151, (1975). 2 )Gale, P. W. : (2007), Contents of Cause and Effect Fishbone Diagrams Section in Brewing Chemistry and Technology in the Americas, American Society of Brewing Chemists. 3 )Meilgaard, M. C. : Perception of flavor differences between beers from their chemical composition, J. Agri. Food. Chem., 30, , (1982). 4 )Leemans, C., Dupire, S., and Maron, J.Y. : Proc. Congr. Eur. Brew. Conv., 78, (1993). 5 )Kishimoto, T., Wanikawa, A., Kono, K., Shibata, K. : Comparison of the odor-active compounds in unhopped beer and beers hopped with different hop varieties, J. Agric. Food Chem. 54, , (2006). 6 )Kobayashi, M., Iida, A., Kono, K., and Shibata, K. : Factors affecting formation of the volatile thiols 3-methyl-2- butene-1-thiol and 2-mercapto-3-methyl-1-butanol during fermentation, 70 st Annual meeting of ASBC, (2006). 7 )Young, W. F., Horth, H., Crane, R., Ogden, T. and Arnott, M. : Taste and Odor threshold concentration of potential potable wate contaminants, Water Res., 30, , (1996). 8 )Gerber, N.N. and Lechevalier, H.A. : Geosimin, an earthy-smelling substance isolated from actinomycetes, J. Appl. Microbiol., 13, , (1965). 9 )Meilgaard, M. C. : Individual difference in sensory threshold for aroma chemicals added to beer, Food Qual. Preference, 4, , (1993). 10)Drost, B. W., Van den Berg, R., Freijee, F. J. M., Van der Velde,E. G., Hollemans, M. : Flavor stability, J. Am.
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PowerPoint プレゼンテーション
酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
スライド 1
Detection of bound phenolic acids: prevention by ascorbic acid and ethylenediaminetetraacetic acid of degradation of phenolic acids during alkaline hydrolysis ( 結合フェノール酸の検出 : アルカリ加水分解中のアスコルビン酸と EDTA によるフェノール酸の劣化防止
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 H R R' H H R' R OH H R' R OR'' H R' R Br H R' R NH 2 H R' R SR' R" O R R' RO OR R R' アセタール RS S
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 ' ' ' '' ' ' 2 ' ' " ' ' アセタール ' チオアセタール -'' ' イミン '' '' 2 C Cl C 二酸化炭素 2 2 尿素 脱水 加水分解 ' 薬品合成化学 小問題 1 1) Al 4 は次のような構造であり, ( ハイドライドイオン ) の求核剤攻撃で還元をおこなう
生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ
の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 (1734) 1-3. 細胞膜について正しい記述はどれか 1 糖脂質分子が規則正しく配列している 2 イオンに対して選択的な透過性をもつ 3 タンパク質分子の二重層膜からなる 4
HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品
HACCP 自主点検票 ( 一般食品 ) 別添 1-1 施設名 所在地 対象製品等 手順番号 ( 原則番号 ) 項目 説明 評価 1 HACCP チームの編成 2 製品説明書の作成 3 意図する用途等の確認 4 製造工程一覧図の作成 5 製造工程一覧図の現場確認 6( 原則 1) 危害要因の分析 (HA) 7( 原則 2) 重要管理点 (CCP) の決定 8( 原則 3) 管理基準 (CL) の設定
第3類危険物の物質別詳細 練習問題
第 3 類危険物の物質別詳細練習問題 問題 1 第 3 類危険物の一般的な消火方法として 誤っているものは次のうちいくつあるか A. 噴霧注水は冷却効果と窒息効果があるので 有効である B. 乾燥砂は有効である C. 分子内に酸素を含むので 窒息消火法は効果がない D. 危険物自体は不燃性なので 周囲の可燃物を除去すればよい E. 自然発火性危険物の消火には 炭酸水素塩類を用いた消火剤は効果がある
本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因
HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ
4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ
食肉製品 1 食肉製品の成分規格 (1) 一般規格 食肉製品は その 1kg につき 0.070g を超える量の亜硝酸根を含有するものであって はならない (2) 個別規格 1. 乾燥食肉製品 ( 乾燥させた食肉製品であって 乾燥食肉製品として販売するものを いう 以下同じ ) は 次の規格に適合するものでなければならない a E.coli( 大腸菌群のうち 44.5 で 24 時間培養したときに
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
Aroma Characteristics of Supercritical Carbon Dioxide Extracts from Roasted Black Sesame Seeds (Yoko Takei) (Hanzo Kakuta) (Yukimichi Koizumi) (Mitsuo
Aroma Characteristics of Supercritical Carbon Dioxide Extracts from Roasted Black Sesame Seeds (Yoko Takei) (Hanzo Kakuta) (Yukimichi Koizumi) (Mitsuo Namiki) The aroma characteristics of roasted sesame
練習問題
生物有機化学 練習問題 ( はじめに ) 1 以下の各問題中で 反応機構を書け ということは 電子の流れを曲がった矢印を用いて説明せよ ということである 単純に生成物を書くだけでは正答とはならない 2 で表される結合は 立体異性体の混合物であることを表す 3 反応式を表す矢印 ( ) に書かれている試薬に番号が付いている場合 1. の試薬 を十分に反応させた後に 2. の試薬を加えることを表す 例えば
Decomposition and Separation Characteristics of Organic Mud in Kaita Bay by Alkaline and Acid Water TOUCH NARONG Katsuaki KOMAI, Masataka IMAGAWA, Nar
Decomposition and Separation Characteristics of Organic Mud in Kaita Bay by Alkaline and Acid Water TOUCH NARONG Katsuaki KOMAI, Masataka IMAGAWA, Narong TOUCH and Tadashi HIBINO Aggravation of water qualities
Microsoft Word - basic_15.doc
分析の原理 15 電位差測定装置の原理と応用 概要 電位差測定法は 溶液内の目的成分の濃度 ( 活量 ) を作用電極と参照電極の起電力差から測定し 溶液中のイオン濃度や酸化還元電位の測定に利用されています また 滴定と組み合わせて当量点の決定を電極電位変化より行う電位差滴定法もあり 電気化学測定法の一つとして古くから研究 応用されています 本編では 電位差測定装置の原理を解説し その応用装置である
2014 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 H
01 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 = 18 N = 8 3 6 = 30 Ne = 0 5 = 3 6 l = 71 となり,1 が解答 (
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
木村の理論化学小ネタ 緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 共役酸と共役塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と共役酸 共役塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA + H 3 A にお
緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 酸と塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と酸 塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA H 3 A において, O H O ( HA H A ) HA H O H 3O A の反応に注目すれば, HA が放出した H を H O が受け取るから,HA は酸,H O は塩基である HA H O H 3O A
1 EPDM EPDM EPDM 耐塩素水性に優れた EPDM の開発 - 次亜塩素酸による EPDM の劣化と耐塩素水性に優れた EPDM の開発 - Development of EPDM with Excellent Chlorine Water Resistance - EPDM: Degr
1 耐塩素水性に優れた の開発 - 次亜塩素酸による の劣化と耐塩素水性に優れた の開発 - Development of with Excellent Chlorine Water Resistance - : Degradation by Hypochlous Acid and Development of Excellent Resistance to Chlorine Water - 機器部品事業部技術開発部
Fig. ph Si-O-Na H O Si- Na OH Si-O-Si OH Si-O Si-OH Si-O-Si Si-O Si-O Si-OH Si-OH Si-O-Si H O 6
NMR ESR NMR 5 Fig. ph Si-O-Na H O Si- Na OH Si-O-Si OH Si-O Si-OH Si-O-Si Si-O Si-O Si-OH Si-OH Si-O-Si H O 6 Fig. (a) Na O-B -Si Na O-B Si Fig. (b) Na O-CaO-SiO Na O-CaO-B -Si. Na O-. CaO-. Si -. Al O
(別紙)
糖類ゼロ低アルコール清酒の製造技術に関する研究 Study on Production Technoloy of Zero Saccharide Low Alcohol Refined Sake 西尾昭 Akira Nishio 電子 有機素材研究所発酵生産科 低カロリーでありながら旨味を残した低アルコール清酒の開発を目的に製造条件を検討した その結果 麹の使用割合を増加させ なおかつ乳酸菌添加による乳酸発酵を導入することにより
QOBU1011_40.pdf
印字データ名 QOBU1 0 1 1 (1165) コメント 研究紹介 片山 作成日時 07.10.04 19:33 図 2 (a )センサー素子の外観 (b )センサー基板 色の濃い部分が Pt 形電極 幅 50μm, 間隔 50μm (c ),(d )単層ナノ チューブ薄膜の SEM 像 (c )Al O 基板上, (d )Pt 電極との境 界 熱 CVD 条件 触媒金属 Fe(0.5nm)/Al(5nm)
Word Pro - matome_7_酸と塩基.lwp
酸と 酸と 酸 acid 亜硫酸 pka =.6 pka =.9 酸 acid ( : 酸, すっぱいもの a : 酸の, すっぱい ) 酸性 p( ) 以下 酸っぱい味 ( 酸味 ) を持つ リトマス ( ) BTB( ) 金属と反応して ( ) を発生 ( 例 )Z l Zl リン酸 P pka =.5 pka =. pka =.8 P P P P P P P 酸性のもと 水素イオン 塩化水素
Introduction ur company has just started service to cut out sugar chains from protein and supply them to users by utilizing the handling technology of
Standard PA-Sugar Chain Catalogue Masuda Chemical Industries Co., LTD. http://www.mc-ind.co.jp Introduction ur company has just started service to cut out sugar chains from protein and supply them to users
細胞の構造
大阪電気通信大学 5/15/18 本日の講義の内容 代謝 教科書 第 5 章 代謝とは? 同化で生じる化学反応 1( 炭酸同化 ) 同化で生じる化学反応 2( 窒素同化 ) 異化で生じる化学反応 1( 好気的代謝 ) 異化で生じる化学反応 2( 嫌気的代謝 ) 代謝とは 生物の体内 細胞内で生じる化学反応全般 生命活動のエネルギーを作る ( 同化 異化 ) 代謝とは? 同化 : エネルギーを吸収する反応例
卵及び卵製品の高度化基準
卵製品の高度化基準 1. 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 卵製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿った HACCP を適用して 製造過程の管理の高度化を図ることとし このための体制及び施設の整備を行うこととする まず 高度化基盤整備に取り組んだ上で HACCP を適用した製造過程の管理の高度化を図るという段階を踏んだ取組を行う場合は 将来的に HACCP に取り組むこと又はこれを検討することを明らかにした上で
酒類総合研究所標準分析法 遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正
平成 26 年 1 月 31 日 酒類総合研究所標準分析法遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正 通気蒸留 滴定法 (Rankin 法 ) で遊離型亜硫酸を分析する際の品温について 下記赤書きのように修正します 分析方法 9-16 亜硫酸一般には A) 通気蒸留 滴定法を用いるが 着色の少ない検体の総亜硫酸のみを測定する場合には B) 酵素法を用いてもよい A) 通気蒸留 滴定法 9-16-1 試薬 1)
Microsoft PowerPoint - D.酸塩基(2)
D. 酸塩基 (2) 1. 多塩基酸の ph 2. 塩の濃度と ph 3. 緩衝溶液と ph 4. 溶解度積と ph 5. 酸塩基指示薬 D. 酸塩基 (2) 1. 多塩基酸の ph 1. 多塩基酸の ph (1) 硫酸 H 2 SO 4 ( 濃度 C) 硫酸 H 2 SO 4 は2 段階で電離する K (C) (C) K a1 [H+ ][HSO 4 ] [H 2 SO 4 ] 10 5 第 1
化学結合が推定できる表面分析 X線光電子分光法
1/6 ページ ユニケミー技報記事抜粋 No.39 p1 (2004) 化学結合が推定できる表面分析 X 線光電子分光法 加藤鉄也 ( 技術部試験一課主任 ) 1. X 線光電子分光法 (X-ray Photoelectron Spectroscopy:XPS) とは物質に X 線を照射すると 物質からは X 線との相互作用により光電子 オージェ電子 特性 X 線などが発生する X 線光電子分光法ではこのうち物質極表層から発生した光電子
様式第 19 別紙ロ 整理番号 SG150145 活動番号 002 科学研究実践活動のまとめ 1. タイトル 高知県産ゆずを化学する ゆずに含まれるビタミン のヨウ素滴定 2. 背景 目的高知県には, ゆずや文旦, ポンカンなど様々な柑橘系の果物がたくさんある それらには私たちの生活には欠かせない様々な栄養素が含まれている その中でもビタミン ( アスコルビン酸 ) は, 多くの柑橘系果物に含まれていて,
解糖系でへ 解糖系でへ - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 AT AT リン酸化で細胞外に AT 出られなくなる 異性化して炭素数 AT の分子に分解される AT 2 ホスホエノール AT 2 1
糖質の代謝 消化管 デンプン 小腸 肝門脈 AT 中性脂肪コレステロール アミノ酸 血管 各組織 筋肉 ムコ多糖プリンヌクレオチド AT 糖質の代謝 糖質からの AT 合成 の分解 : 解糖系 と酸化的リン酸化嫌気条件下の糖質の分解 : 発酵の合成 : 糖新生 糖質からの物質の合成 の合成プリンヌクレオチドの合成 : ペントースリン酸回路グルクロン酸の合成 : ウロン酸回路 糖質の代謝 体内のエネルギー源
Microsoft Word - ( 通知決裁)HACCP票通知鑑
食安監発 0331 第 6 号 平成 27 年 3 月 31 日 都道府県 各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿 特別区 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課長 ( 公印省略 ) HACCP を用いた衛生管理についての自主点検票及び確認票について 危害分析 重要管理点方式 ( 以下 HACCP という ) を用いた衛生管理については 食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針 ( ガイドライン
J. Soc. Cosmet. Chem. Jpn. 7-chome, Edogawa-ku, Tokyo 132, Japan 2.1 J. Soc. Cosmet. Chem. Japan. Vol. 31, No
J. Soc. Cosmet. Chem. Jpn. 7-chome, Edogawa-ku, Tokyo 132, Japan 2.1 J. Soc. Cosmet. Chem. Japan. Vol. 31, No. 2 1997 167 Fig.-1 Balanced fiber method Fig.-2 The effects of perming and IG on breaking off
抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性
2012 年 1 月 4 日放送 抗菌薬の PK-PD 愛知医科大学大学院感染制御学教授三鴨廣繁抗菌薬の PK-PD とは薬物動態を解析することにより抗菌薬の有効性と安全性を評価する考え方は アミノ配糖体系薬などの副作用を回避するための薬物血中濃度モニタリング (TDM) の分野で発達してきました 近年では 耐性菌の増加 コンプロマイズド ホストの増加 新規抗菌薬の開発の停滞などもあり 現存の抗菌薬をいかに科学的に使用するかが重要な課題となっており
2009年度業績発表会(南陽)
高速イオンクロマトグラフィーによる ボイラ水中のイオン成分分析 のご紹介 東ソー株式会社 バイオサイエンス事業部 JASIS 217 新技術説明会 (217.9.8) rev.1 1. ボイラ水分析について ボイラ水の水質管理 ボイラ : 高圧蒸気の発生装置であり 工場, ビル, 病院など幅広い産業分野でユーティリティ源として利用されている 安全かつ効率的な運転には 日常の水質管理, ブロー管理が必須
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廃棄法暗記プリント 希釈法 : 多量の水で希釈して処理する 希釈法 : 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水を加えて希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水を加えて希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水で希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イオンと陰イオンの静電気的な引力による結合を 1 1 という ⑵ 2 個の水素原子は, それぞれ1 個の価電子を出し合い,
第1回 生体内のエネルギー産生
第 1 回生体内のエネルギー産生 日紫喜光良 基礎生化学 2014.4.15 1 暮らしの中の生化学と関連した事象 発酵 発酵食品の製造 酒造 代謝 エネルギー 栄養 栄養素 代謝異常 糖尿病 肥満 2 健康についての疑問は生化学に関連 スポーツ飲料の成分の科学的根拠は? コラーゲンをたくさんとると肌がぷりぷりになる? ご飯を食べなければ太らないか? 3 教科書 Champe PC, Harvey
untitled
2010 58 1 39 59 c 2010 20 2009 11 30 2010 6 24 6 25 1 1953 12 2008 III 1. 5, 1961, 1970, 1975, 1982, 1992 12 2008 2008 226 0015 32 40 58 1 2010 III 2., 2009 3 #3.xx #3.1 #3.2 1 1953 2 1958 12 2008 1 2
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平成 23 年度山梨県ワイン鑑評会出品酒の調査報告 恩田 匠 小松正和 中山忠博 Results of Sensory Evaluation and Chemical Analysis of Wines Presented to Yamanashi Wine Exhibition 2011 Takumi ONDA, Masakazu KOMATSU and Tadahiro NAKAYAMA 要約平成
第1回 生体内のエネルギー産生
第 1 回生体内のエネルギー産生 日紫喜光良 基礎生化学 2018.4.10 1 暮らしの中の生化学と関連した事象 発酵 発酵食品の製造 酒造 代謝 エネルギー 栄養 栄養素 代謝異常 糖尿病 肥満 2 健康についての疑問は生化学に関連 コラーゲンをたくさんとると肌がぷりぷりになる? ご飯さえ食べなければ太らない ( 糖質ダイエット?) か? 3 教科書 リッピンコットシリーズイラストレイテッド生化学
の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方
定温管理流通加工食品の日本農林規格に係る規格調査結果 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1 品質の現況 (1) 製品の概要民間の高度な流通管理を促進するとともに 流通方法に特色のある農林物資について消費者の選択に資するため 流通の方法についての基準を内容とする JAS 規格として 平成 21 年 4 月 16 日に定温管理流通加工食品の日本農林規格が制定された 定温管理流通加工食品の流通行程とは
フェロセンは酸化還元メディエータとして広く知られている物質であり ビニルフェロセン (VFc) はビニル基を持ち付加重合によりポリマーを得られるフェロセン誘導体である 共重合体としてハイドロゲルかつ水不溶性ポリマーを形成する2-ヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA) を用いた 序論で述べたよう
Synthesis of high Performance Polymeric Mediators and Evaluation of Biosensors based on them ( 高機能ポリマーメディエータを基盤としたバイオセンサー ) 氏名氷室蓉子 1. 緒言酵素は基質の酸化還元 脱水素反応などを触媒するが これらの反応は同時に電子授受反応でもある 酵素固定化型アンペロメトリックバイオセンサーは
品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ
品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバー ( 洗浄液にアルカリ液 ) を具備した焼却炉の火室へ噴霧し焼却する 洗浄液に消石灰ソーダ灰等の水溶液を加えて処理し
The Plasma Boundary of Magnetic Fusion Devices
ASAKURA Nobuyuki, Japan Atomic Energy Research Institute, Naka, Ibaraki 311-0193, Japan e-mail: [email protected] The Plasma Boundary of Magnetic Fusion Devices Naka Fusion Research Establishment,
第2章マウスを用いた動物モデルに関する研究
. ホルムアルデヒドおよびトルエン吸入曝露によるマウスのくしゃみ様症状の定量 およびトルエン代謝物の測定 研究協力者 : 欅田尚樹 嵐谷奎一 ( 産業医科大学産業保健学部 ) (1) 研究要旨ホルムアルデヒド曝露により特異的にくしゃみの増加が観察されたが トルエン曝露でくしゃみの誘発はなかった トルエンの曝露指標として 尿中代謝産物である馬尿酸を測定した 曝露直後には高く翌日には正常レベルに戻っており
【教育訓練用参考資料】清酒のにおいとその由来について (平成23年7月)
清酒のにおいとその由来について 清酒のフレーバホイール 1450 あと味 1440 糊味 1430 きめ 820 脂肪酸 1460 炭酸ガス 810 ジアセチル 1470 金属味 14. 口あたり 740 樹脂臭 7. 移り香 8. 脂質様 酸臭 720 カビ臭 730 紙 ほこり 土臭 1510 甘辛 味 15. 甘辛 1610 濃淡 16. 濃淡 710 ゴム臭 110 吟醸香 6. 硫黄様 620
Microsoft Word - タンパク質溶液内酵素消化 Thermo
タンパク質の溶液内酵素溶液内酵素消化 ( 質量分析用サンプル調製 ) 質量分析計によるタンパク質解析においては 一般的にタンパク質を還元 アルキル化した後にトリプシン等で酵素消化して得られた消化ペプチドサンプルが用いられます 本資料ではこのサンプル調製について 専用キットを用いて行う方法 各種試薬や酵素を用いて行う方法 また関連情報として タンパク質の定量法についてご紹介しています 内容 1 培養細胞の酵素消化
チャレンシ<3099>生こ<3099>みタ<3099>イエット2013.indd
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 使い古した土の活用 使 古し 使い 古した土 た土の活 た土 の活 活用 5 Q 5 Q Q & A よくある質問 A よく よくある よく ある質問 ある 質問 鉢やプランターで栽培した後の土は 捨てないで再利用しましょう 古い土には作物の 病原菌がいることがあるので 透明ポリ袋に入れ水分を加えて密封し 太陽光の良く当た る所に1週間おいて太陽熱殺菌します
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Copyright 2013 Oki Engineering Co., Ltd. All rights reserved 2013 OEG セミナー 硫黄系アウトガスによる電子機器の障害事例 身近に潜む腐蝕原因ガス 2013 年 7 月 9 日 環境事業部 鈴木康之 Copyright 2013 Oki Engineering Co., Ltd. All rights reserved 2 目次 1.
豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹
豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚丹毒菌多摩 96 株 ( 血清型 2 型 ) 又はこれと同等と認められた株 2.1.2 性状感受性豚に接種すると
大麦食品推進協議会 技術部会報告 (公財)日本健康・栄養食品協会で評価された 大麦由来β-グルカンの機能性について
第 11 回大麦食品シンポジウム 2013 年 10 月 26 日 大麦食品推進協議会技術部会報告 ( 公財 ) 日本健康 栄養食品協会で評価された大麦由来 β- グルカンの機能性について 株式会社 ADEKA ライフサイエンス材料研究所室長 椿和文 主な活動内容 大麦食品推進協議会技術部会の活動について 1 大麦に関連した最新の技術関連情報を収集して 会員相互で共有化する ( 学術論文の調査 まとめ
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チコリ根由来イヌリンの物理的機能性の検討 ( 平成 21 年度 ) 研究開発課佐々木香子 1. 研究の目的と概要イヌリンは チコリやキクイモ タンポポやゴボウに多く含まれる天然の多糖類であり 食物繊維として様々な機能性を持つことから 機能性食品素材として利用されている また イヌリンはショ糖などの一般の炭水化物よりもエネルギー換算係数が低く 脂肪代替として低カロリー食品に用いられたり 風味の向上 保湿性などの効果があることから食品の物性や風味の改善を目的として使用されている
2019 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との
219 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との共有結合に使われ, 残りの 1 つは結晶を構成する層上を自由に移動している そのため, 黒鉛は固体の状態で電気をよく通す
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を図ることとし このための体制及び施設 ( 建物 機械 装置をいう 以下同じ ) の整備を行うこととする
B. モル濃度 速度定数と化学反応の速さ 1.1 段階反応 ( 単純反応 ): + I HI を例に H ヨウ化水素 HI が生成する速さ は,H と I のモル濃度をそれぞれ [ ], [ I ] [ H ] [ I ] に比例することが, 実験により, わかっている したがって, 比例定数を k
反応速度 触媒 速度定数 反応次数について. 化学反応の速さの表し方 速さとは単位時間あたりの変化の大きさである 大きさの値は 0 以上ですから, 速さは 0 以上の値をとる 化学反応の速さは単位時間あたりの物質のモル濃度変化の大きさで表すのが一般的 たとえば, a + bb c (, B, は物質, a, b, c は係数 ) という反応において,, B, それぞれの反応の速さを, B, とし,
88 th Annual Meeting of the Zoological Society of Japan Abstracts 88 th Annual Meeting of the Zoological Society of Japan Abstracts 88 th Annual Meeting of the Zoological Society of Japan Abstracts 88
( 図 ) IP3 と IRBIT( アービット ) が IP3 受容体に競合して結合する様子
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 6 月 23 日 独立行政法人理化学研究所 独立行政法人科学技術振興機構 細胞内のカルシウムチャネルに情報伝達を邪魔する 偽結合体 を発見 - IP3 受容体に IP3 と競合して結合するタンパク質 アービット の機能を解明 - 細胞分裂 細胞死 受精 発生など 私たちの生の営みそのものに関わる情報伝達は 細胞内のカルシウムイオンの放出によって行われています
Applied hemistry / ome page : http://www.apc.titech.ac.jp M E-mail EXT. FAX ST [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] 2145 2145 [email protected]
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日本産酒類の振興等の取組について ( ワインの表示ルールの策定と地理的表示制度の改正 ) 平成 27 年 11 月 国税庁酒税課 1 ワインの表示ルールの策定 日本産酒類の振興等の取組について 国内における酒類消費が伸び悩んでいる中 ワインについては国内製造分も含め消費が拡大している成長産業である 特に 国産ぶどうのみから醸造されたいわゆる の中には 近年 国際的なコンクールで受賞するほど高品質なものも登場している
木村の有機化学小ネタ 糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造 1.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 1953 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が
糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 9 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が X 線回折実験により決定され, 次の約束に従い, 構造式が示された 最も酸化された基を上端にする 上下の原子または原子団は中心原子より紙面奥に位置する 左右の原子または原子団は中心原子より紙面手前に位置する
円筒型 SPCP オゾナイザー技術資料 T ( 株 ) 増田研究所 1. 構造株式会社増田研究所は 独自に開発したセラミックの表面に発生させる沿面放電によるプラズマ生成技術を Surface Discharge Induced Plasma Chemical P
円筒型 SPCP オゾナイザー技術資料 T211-1 211.2.7 ( 株 ) 増田研究所 1. 構造株式会社増田研究所は 独自に開発したセラミックの表面に発生させる沿面放電によるプラズマ生成技術を Surface Discharge Induced Plasma Chemical Process (SPCP) と命名し 小型 ~ 中型のオゾナイザーとして製造 販売を行っている SPCP オゾナイザーは図
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Modeling for Change by Latent Difference Score Model: Adapting Process of the Student of Freshman at Half Year Intervals Kazuaki SHIMIZU and Norihiro MIHO Abstract The purpose of this paper is to present
がんを見つけて破壊するナノ粒子を開発 ~ 試薬を混合するだけでナノ粒子の中空化とハイブリッド化を同時に達成 ~ 名古屋大学未来材料 システム研究所 ( 所長 : 興戸正純 ) の林幸壱朗 ( はやしこういちろう ) 助教 丸橋卓磨 ( まるはしたくま ) 大学院生 余語利信 ( よごとしのぶ ) 教
がんを見つけて破壊するナノ粒子を開発 ~ 試薬を混合するだけでナノ粒子の中空化とハイブリッド化を同時に達成 ~ 名古屋大学未来材料 システム研究所 ( 所長 : 興戸正純 ) の林幸壱朗 ( はやしこういちろう ) 助教 丸橋卓磨 ( まるはしたくま ) 大学院生 余語利信 ( よごとしのぶ ) 教授らの研究グループは がんを見つけて破壊するナノ粒子について 二種類の試薬をアンモニア水に混合するだけで合成できる新たな方法を開発しました
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水素製造システム ( 第 7 回 ) 熱化学水素製造 松本 第 3 回 2 本日の講義の目的 水の熱分解 熱化学水素製造の考え方 エネルギー効率 実際の熱化学水素製造プロセス UT-3 IS 本スライドには以下の資料を参考にした : 吉田 エクセルギー工学 - 理論と実際 原子力辞典 ATOMICA http://www.rist.or.jp/atomica/index.html 再生可能エネルギーを利用した水素製造
資料4-3 木酢液の検討状況について
資料 -3 木酢液の論点整理 < これまでの合同会合の審議における論点 > 木酢液には 高濃度のホルムアルデヒドが含まれる可能性がある ( 実際に 3,ppm のホルムアルデヒドが検出されたサンプルがあった ) ホルムアルデヒドを含む物質の安全性については慎重に審議するべきであり ホルムアルデヒド低減化のための木酢液の製造方法等を検討する必要がある 今回関係団体からホルムアルデヒドを低減化するための木酢液の製造方法が提案されているが
化学変化をにおいの変化で実感する実験 ( バラのにおいからレモンのにおいへの変化 ) 化学変化におけるにおいは 好ましくないものも多い このため 生徒は 化学反応 =イヤな臭い というイメージを持ってしまう そこで 化学変化をよいにおいの変化としてとらえさせる実験を考えた クスノキの精油成分の一つで
化学変化をにおいの変化で実感する実験 ( バラのにおいからレモンのにおいへの変化 ) 化学変化におけるにおいは 好ましくないものも多い このため 生徒は 化学反応 =イヤな臭い というイメージを持ってしまう そこで 化学変化をよいにおいの変化としてとらえさせる実験を考えた クスノキの精油成分の一つであるリナロールの誘導体には バラのにおいの成分であるゲラニオールやレモンのにおいの成分であるシトラールがある
第6回 糖新生とグリコーゲン分解
第 6 回糖新生とグリコーゲン分解 日紫喜光良 基礎生化学講義 2014.06.3 1 主な項目 I. 糖新生と解糖系とで異なる酵素 II. 糖新生とグリコーゲン分解の調節 III. アミノ酸代謝と糖新生の関係 IV. 乳酸 脂質代謝と糖新生の関係 2 糖新生とは グルコースを新たに作るプロセス グルコースが栄養源として必要な臓器にグルコースを供給するため 脳 赤血球 腎髄質 レンズ 角膜 精巣 運動時の筋肉
1) K. J. Laidler, "Reaction Kinetics", Vol. II, Pergamon Press, New York (1963) Chap. 1 ; P. G. Ashmore, "Catalysis and Inhibition of Chemical Reactio
1) K. J. Laidler, "Reaction Kinetics", Vol. II, Pergamon Press, New York (1963) Chap. 1 ; P. G. Ashmore, "Catalysis and Inhibition of Chemical Reactions", Butterworths, London (1963) Chap. 7, p. 185. 2)
報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - がんやウイルスなど身体を蝕む病原体から身を守る物質として インターフェロン が注目されています このインターフェロンのことは ご存知の方も多いと思いますが 私たちが生まれながらに持っている免疫をつかさどる物質です 免疫細胞の情報の交換やウイルス感染に強い防御を示す役割を担っています
IPSJ SIG Technical Report Vol.2014-IOT-27 No.14 Vol.2014-SPT-11 No /10/10 1,a) 2 zabbix Consideration of a system to support understanding of f
1,a) 2 zabbix Consideration of a system to support understanding of fault occurrences based on the similarity of the time series Miyaza Nao 1,a) Masuda Hideo 2 Abstract: With the development of network
平成26年度 化学物質分析法開発報告書
N,N- N,N-Dimethylacetamide Acethyldimethylamine CAS 127-19-5 C 4 H 9 NO 87.12 ~ 87.14 87.68413 163-165 C 1) - 18.59 C 2) 1 mg/l 25 C 3) 3.3 hpa 2 C 4) log P ow -.77 2).9429 2/4 C 1) 3.1 4) 1.31E - 8 atm-m
Surface Characterization and Performance of Surface-Treated Materials (II) Container Material Kinji Saijo* *Toyo Kohan Co., LTD Technical Research Laboratory This article reviews the application of surface
航空機複合材部品の紫外線劣化加速評価法の開発,三菱重工技報 Vol.51 No.4(2014)
航空宇宙特集技術論文 10 航空機複合材部品の紫外線劣化加速評価法の開発 Development of Accelerated UV Degradation Test Method for Aircraft Composite Parts *1 堀苑英毅 *2 石川直元 Hideki Horizono Naomoto Ishikawa 航空機の運用期間 (20 年から 30 年 ) にわたる長期的な耐候性については,
(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)
問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する
Microsoft PowerPoint - 薬学会2009新技術2シラノール基.ppt
シラノール基は塩基性化合物のテーリングの原因 いや違う! クロマニックテクノロジーズ長江徳和 日本薬学会 9 年会 緒言緒言 逆相型固定相中の残存シラノール基は, 吸着やピークテーリング等の原因であるとされている 残存シラノール基に基づく主な相互作用は, 吸着, イオン交換, 水素結合である これらの二次効果相互作用を積極的に利用することで, 極性化合物に対して特異的な保持を示す新規な逆相固定相の創出が可能であると思われる
