予測について
|
|
|
- かつかげ やまのかみしゃ
- 7 years ago
- Views:
Transcription
1 ゲノムワイド SN-SN 相互作用解析 東北大学東北メディカル メガバンク植木優夫
2 Contents Gene-Gene interaction Models for Gene-Gene interaction Allelic interaction model Further topics
3 Gene-Gene interaction SN-GWAS により同定された疾患感受性 SN のほとんどは効果サイズが小さい オッズ比は.-.5 (ark et al. 0 NAS) 検出には多くのサンプルが必要 独立サンプルでの再現性の問題 説明できない遺伝率 CDCV (Common Disease Common Variant) 仮説に基づく SN (common variant) は集団頻度 5% 以上の高頻度バリアントを指す 3
4 4
5 Gene-Gene interaction 失われた遺伝率 (Manolio et al. 009 Nature) は以下の成分によって隠されている?. 遺伝子 x 遺伝子相互作用. 遺伝子 x 環境相互作用 3. レアバリアント (MAF<0.5%) [ またはMAF<0.5-5% の低頻度バリアント ] 5
6 Risch (990 AJHG) はありふれた疾患への相互作用の寄与を示唆する : 血縁度の減少に伴う再発リスク比の減少はよりも急激 データに適合 6
7 エピスタシスの進化的挙動 自然選択により有害アリルは直ちに集団から取り除かれる (Kimura & Crow 979) Hemani et al. (03 LoS Genet) は, エピスタシス相互作用の自然選択を仮定した進化シミュレーションを行い, 加法的遺伝分散が低レベルで維持されることを示した これまでに得られた相加的遺伝分散は, 実際には非相加的遺伝分散による寄与であった可能性がある 多くの研究者は遺伝子 - 遺伝子相互作用の重要性を認めている
8 Gene-Gene interaction 相互作用効果のモデル ( つの SNs,loci and ) Marchini et al. (005 Nat Genet) 8
9 GWAS で発見された相互作用 乾癬における ERA と HLA-C (Strange et al. 00 Nat Genet) 主効果 : OR = ~.3 (ERA, <e-9), ~4.7 (HLA-C, <e-3) 交互作用 値 = 7e-6 強直性脊椎炎における ERA と HLA-B7 (Evans et al. 0 Nat Genet) 主効果 : OR = ~.3 (ERA, <e-), ~40.8 (HLA-B7, <e-00) 交互作用 値 = 7e-6 一型糖尿病における HLA 領域内の非相加的効果 (Barrett et al. 009 Nat Genet, OR=5.5) いずれも強い主効果 9
10 Interaction between ERA and HLA-C (Strange et al. 00 Nat Genet) 0
11 標準的な SN-SN 相互作用モデル つのカテゴリ変数 ( 各 3 カテゴリ ) 間の交互作用項を含む分散分析モデル 通常の交互作用項の有意性検定 自由度 4 の尤度比検定 Cordell (009 Nat Rev Genet)
12 標準的な SN-SN 相互作用モデル 飽和モデルの利用は検出力を低下させる 加法 - 加法モデルが最もよく用いられる 優性 - 優性モデル, 劣性 - 劣性モデルという可能性も モデルの選定誤りは偽陽性を招く Cordell (009 Nat Rev Genet)
13 ロジスティック回帰での交互作用の検定 L 個の SN があるとき, 合計のペア数は L(L-)/ 例えば L=350,000 であれば,6,49,85,000 個のペアができる 網羅的に検索 値形質 ( 罹患の有無等 ) を対象にしたロジスティック回帰モデルは, 前向き研究だけでなくケース コントロール研究にも利用可能 (Anderson 97 Biometrika, rentice & yke 979 Biometrika) だが 数値最適化に伴う高い計算コスト 結果を格納するデータストレージ 3
14 フィルタリング ゲノムワイド関連解析で得られた p 値が小さい SN についてのみ相互作用を検討 検定数の削減 => 計算速度の向上, 有意水準の緩和 Use only 主効果をもたない相互作用を見落とす危険性 => 全探索 4
15 BOOST (Wan et al. 00 AJHG) 飽和モデルでのロジスティック回帰 尤度比検定統計量 (L f - L 0 ) を全探索 L f は数値最適化が不要, 陽に書ける L 0 は数値最適化が必要, 陽に書けない L 0 に必要な最尤推定量を Kirkwood Superposition Approximation (KSA) を用いて陽に書ける量で近似 => L 0 >L KSA ある閾値 t を超える (L f - L 0 ) を見つけるため,(L f - L KSA ) が t を超えるかどうか調べる t<(l f - L 0 )< (L f - L KSA ) より (L f - L KSA )>t となったペアについてだけ (L f - L 0 )>t を調べて, 計算コストとデータストレージの問題を解決 5
16 BOOST (Wan et al. 00 AJHG) (L f - L 0 )>t の閾値 t は自由度 4 のカイ 乗分布の分位点 多数の仮説を相手にするため, 多重検定補正が必要 L 個の SN があると, 合計のペア数は L(L-)/ 例えば L=350,000 であれば,6,49,85,000 個のペア 多重検定をボンフェローニ補正で行う場合,5% 有意水準での検定は, 各検定の有意水準を <8 x 0-3 におくことになる 6
17 BOOST (Wan et al. 00 AJHG) BOOST ではひとまず (L f - L KSA )>30 を用いてフィルタリングを行う [ 閾値 30 に対応する有意水準は 4.9 x 0-6 ] BOOST は全探索を可能とした最初の論文 問題 : 相互作用モデルによっては自由度 4 の検定は検出力が低下する可能性 相互作用検定間の独立性は成立しそうにない 分割表がスパースになるケースも多い 7
18 分割表はしばしばスパースとなる つの SN は連鎖不平衡になく, さらに Hardy- Weinberg 平衡を仮定し, 各 MAF を p,q とおけば, 一般集団での遺伝子型の頻度は bb bb BB aa p q p (-q)q p (-q) aa (-p)pq 4(-p)p(-q)q (-p)p(-q) AA (-p) q (-p) (-q)q (-p) (-q) 例えば p=q=0% とすれば 遺伝子型 aa/bb をもつ人の割合は 0.0%, つまり平均一人観察するのに 万サンプル必要 8
19 BOOST (Wan et al. 00 AJHG) 欠測データもしばしばある (BOOST の作者に問い合わせると,BOOST は欠測データを扱えず, メジャーホモ接合で impute せよということ ) まだ BOOST を使い novel な相互作用を発見できた結果はないようである 9
20 相互作用モデルの変更 SN-GWAS と同様, リスクアリル数によって罹患リスクが増加するモデルが自然 Han et al. (0 JASA) は係数に単調制約を入れた isotonic 回帰を用いた検定を提案した 0
21 アリル間の相互作用モデル 遺伝学の対象は, ヒト単位よりもむしろアリル単位 ヒトは 倍体生物であり, つのアリルをもつ 座位の SN がそれぞれ a/a,b/b アリルからなるときの回帰モデル ( アリルが与えられたもとでの条件付 ) (Wu et al. 00 LoS Genet) a b B A i
22 アリル間の相互作用モデル ケースコントロール研究デザインでは i AB, ab, log log Ab, ab, ここで は以下の期待頻度 AB, conrol Ab, ab, ab, a b B b B ab, ab, ab, ab, A Ab, AB, Ab, AB,
23 アリル間の相互作用モデル Wu et al. (00 LoS Genet) は期待頻度 を推定 ( 疑似 ) ハプロタイプ頻度で置き換え, 帰無仮説 i=0 を検定する以下の統計量 T を提案した rabhu & e er (0 Genome Res) はこの統計量を用いて高速な相互作用探索法を提案した n ˆ i T, vˆ ˆ iˆ log ˆ vˆ n AB, Ab, ˆ ˆ ˆ ab, ab, AB, ˆ log ˆ ˆ ab, n ˆ ˆ AB, :#of individuals, n ab AB, conrol Ab, ˆ ˆ ab, ab, ˆ ˆ Ab, ab,, ˆ ˆ, Ab, ab, :#of individuals,, 3
24 アリル間の相互作用モデル Wu et al. は T の分散項 ( 分母 ) に, 帰無仮説 i=0 の下で計算される漸近分散を用いている 倍体標本が得られている場合にのみ成立 ヒトのような 倍体標本では不成立 T iˆ vˆ iˆ, vˆ ˆ log ˆ n n AB, Ab, ˆ ˆ ˆ ab, ab, AB, ˆ AB, ˆ log ˆ ab, ˆ AB, conrol Ab, ˆ ˆ ab, ˆ ˆ Ab, ˆ ab, ab, ˆ, ab, Ab, ˆ ab, 4
25 アリル間の相互作用モデル 倍体においては, 最尤推定等 (EMアルゴリズム) を用いて ( 疑似 ) ハプロタイプ頻度を得る必要がある Wu et al. (00 LoS Genet) の漸近分散はこのバラツキを考慮していない iˆ T, vˆ ˆ iˆ log ˆ vˆ n n AB, Ab, ˆ ˆ ˆ ab, ab, AB, ˆ AB, ˆ log ˆ ˆ ab, ˆ AB, conrol Ab, ˆ ab, Ab, ˆ ˆ ab, ab, ˆ ˆ, ab, Ab, ˆ ab, 5
26 アリル間の相互作用モデル Ueki & Cordell (0 LoS Genet) では Brown (975 Theor op Biol) の結果を援用し, 頻度 を最尤推定した場合の漸近分散を導き,Wu et al. の T を修正した修正の効果 LD( 連鎖不平衡 ) の無い場合, 最尤推定することにより漸近分散は 倍に上昇 Wu et al. の T を使うと偽陽性 ( つまり相互作用がないのにあると判定される ) が生じる 6
27 アリル間の相互作用モデル アリルの相互作用モデルを考慮することは遺伝学の文脈からは自然 LINK fast-epistasis (urcell et al. 007 AJHG) が計算する統計量は, アリルをカウントした 分割表に対する Wu et al. 統計量と同じ形 しかし分割表の頻度は多項分布でないため,--fastepistasis の漸近分散に修正が必要 Ueki & Cordell (0 LoS Genet) は分散項を修正した 7
28 アリル間の相互作用モデル 倍体 ( 父系 母系 ) での Wu et al. 検定は, 以下のモデルにおけるパラメータ i に関する検定と解釈できる ab ab ab Ab AB i ab ( ) i Ab ( ) i AB i i i ( i)
29 アリル間の相互作用モデル Wu et al. モデルの遺伝子型が与えられたもとでの条件付分布 bb aa aa AA ( ) bb logit ( affected AaBb ) i BB ( ) i ( i) ( affected AaBb ) HWE logit - ( affected ( i) ab AB, ab) ( AB, ab) ( AB, ab) ab AB logit AB Ab ab - ( affected ( Ab, ab) ( ) Ab, ab) ( Ab, ab) Ab ab
30 Joint Effects 統計量 (Ueki & Cordell 0) Wu et al. のアリル間相互作用モデルにおける主効果は加法的にパラメトライズされている 遺伝子型の主効果には様々な形式が考えられる 主効果が優性, 劣性の場合に偽陽性 ( 偽相互作用 ) Ueki & Cordell (0) で新たに提案した Joint Effects 統計量 後ろ向きサンプリングに伴う主効果の影響を除去 ひとつのパラメータで相互作用効果をパラメトライズし,Wu et al. 統計量と互換性を持たせた オッズ比のキャンセリング特性を利用 30
31 aa 4 つのオッズ比の重みつき平均 aa AA bb a b c bb d e f BB g h i Joint Effects 統計量 (Ueki & Cordell 0) ˆ ai log cg ah af ae w w log bg w3 log cd w4 log( bd ) 重みは漸近分散を最小化するように決定 ef hi のときは以下の量で代替する e log ケース, コントロールの観測頻度 3
32 Ueki & Cordell の相互作用モデル 主効果パラメータを一般化して導入 bb aa aa AA bb logit ( affected AaBb ) i BB i i ( affected AaBb ) HWE logit ( affected ( AB, ab) ( AB, ab) ( AB, ab) i)ab ab AB logit AB Ab ab ( affected ( Ab, ab) ( ) Ab, ab) ( Ab, ab) Ab ab
33 ケース群の遺伝子型分布 ( ロジスティック回帰モデルを乗法的モデルにより近似 ) ai cg ah bg af cd ae bd ab Ab AB ab bb bb BB d aa aa AA a f / ab K f 0 h 0 ab ab / g f h / ab K 0 b f 0 ab Ab / K K e ( AaBb affected g h f 0 g h ab AB / K ) f c f g / Ab K f 0 g 0 h Ab AB / K i f g h / AB K 0 ( affected AB, ab) ( AB, ab) ( affected ( AaBb affected ) ( affected ) HWE f K ( affected ) 0 g h ab AB K Ab ab, Ab, ab) ( Ab, ab)
34 コントロール群の遺伝子型分布 ( 一般集団分布に近似可 ) ai cg ah bg af cd ae bd ab Ab AB ab bb aa aa AA a ab b ab Ab c Ab bb BB d ab ab g ab e ab AB Ab h ab AB ab f Ab AB i AB 以上のケース群, コントロール群の近似を用いたものが Ueki & Cordell (0) の Joint Effects 検定 相互作用がなければ (ω=), ケースとコントロールでそれぞれ計算した λ の値に差は生じない 相互作用があれば (ω ) 差が生じる 任意の主効果の形状を許す
35 ソフトウェア 35
36 その他の手法 Ma et al. (03 LoS Genet) は SN を遺伝子単位でグループ化し, 遺伝子間の相互作用を調べる手法を提案した SN 単位の関連解析を遺伝子単位に集約する手法 GATES(Li et al. 0 AJHG) を応用したもの Lewinger et al. (03 Genet Epidemiol) は 段階の検定を用いて, 厳しい有意水準を緩和しようと試みた SN 間の相関でスクリーニング 検定間の独立性を利用 (Dai et al. 0 Biomerika) 36
37 その他の手法 Ritchie et al. (00 AJHG) は, 遺伝子型データの高次の相互作用の分割表を高低リスクカテゴリにまとめる Multifactor Dimensionality Reduction 法 (MDR) を提案 クロスバリデーションを用いて効果の真偽を確認する 最近まで, 相互作用の検出に用いられてきた手法であるが, 計算量が高くゲノムワイドの適用は困難 Ueki & Tamiya (0 BMC Bioinf) は変数選択を利用する MDR と同種の手法を提案 Van Lishout et al. (03 BMC Bioinf) は値をパーミュテーションテストから有効に求める方法を提案 37
38 おわりに 遺伝子 - 遺伝子相互作用解析では, これまで再現性のあった結果はほとんど得られていない 遺伝子 - 環境相互作用も同様 今後さらなる研究が必要 38
39 Acknowledgements My special thanks to rof. Heather Cordell (Newcastle University, UK) rof. Gen Tamiya (Tohoku University, Japan) 39
統計的データ解析
統計的データ解析 011 011.11.9 林田清 ( 大阪大学大学院理学研究科 ) 連続確率分布の平均値 分散 比較のため P(c ) c 分布 自由度 の ( カイ c 平均値 0, 標準偏差 1の正規分布 に従う変数 xの自乗和 c x =1 が従う分布を自由度 の分布と呼ぶ 一般に自由度の分布は f /1 c / / ( c ) {( c ) e }/ ( / ) 期待値 二乗 ) 分布 c
基礎統計
基礎統計 第 11 回講義資料 6.4.2 標本平均の差の標本分布 母平均の差 標本平均の差をみれば良い ただし, 母分散に依存するため場合分けをする 1 2 3 分散が既知分散が未知であるが等しい分散が未知であり等しいとは限らない 1 母分散が既知のとき が既知 標準化変量 2 母分散が未知であり, 等しいとき 分散が未知であるが, 等しいということは分かっているとき 標準化変量 自由度 の t
Medical3
1.4.1 クロス集計表の作成 -l m 分割表 - 3つ以上のカテゴリを含む変数を用いて l mのクロス集計表による分析を行います この例では race( 人種 ) によってlow( 低体重出生 ) に差が認められるかどうかを分析します 人種には3つのカテゴリ 低体重出生には2つのカテゴリが含まれています 2つの変数はともにカテゴリ変数であるため クロス集計表によって分析します 1. 分析メニュー
自動車感性評価学 1. 二項検定 内容 2 3. 質的データの解析方法 1 ( 名義尺度 ) 2.χ 2 検定 タイプ 1. 二項検定 官能検査における分類データの解析法 識別できるかを調べる 嗜好に差があるかを調べる 2 点比較法 2 点識別法 2 点嗜好法 3 点比較法 3 点識別法 3 点嗜好
. 内容 3. 質的データの解析方法 ( 名義尺度 ).χ 検定 タイプ. 官能検査における分類データの解析法 識別できるかを調べる 嗜好に差があるかを調べる 点比較法 点識別法 点嗜好法 3 点比較法 3 点識別法 3 点嗜好法 : 点比較法 : 点識別法 配偶法 配偶法 ( 官能評価の基礎と応用 ) 3 A か B かの判定において 回の判定でAが選ばれる回数 kは p の二項分布に従う H :
EBNと疫学
推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定
Kumamoto University Center for Multimedia and Information Technologies Lab. 熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI 宮崎県美郷
熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI プロジェクト @ 宮崎県美郷町 熊本大学副島慶人川村諒 1 実験の目的 従来 信号の受信電波強度 (RSSI:RecevedSgnal StrengthIndcator) により 対象の位置を推定する手法として 無線 LAN の AP(AccessPont) から受信する信号の減衰量をもとに位置を推定する手法が多く検討されている
Microsoft Word - å“Ÿåłžå¸°173.docx
回帰分析 ( その 3) 経済情報処理 価格弾力性の推定ある商品について その購入量を w 単価を p とし それぞれの変化量を w p で表 w w すことにする この時 この商品の価格弾力性 は により定義される これ p p は p が 1 パーセント変化した場合に w が何パーセント変化するかを示したものである ここで p を 0 に近づけていった極限を考えると d ln w 1 dw dw
様々なミクロ計量モデル†
担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) この資料は私の講義において使用するために作成した資料です WEB ページ上で公開しており 自由に参照して頂いて構いません ただし 内容について 一応検証してありますが もし間違いがあった場合でもそれによって生じるいかなる損害 不利益について責任を負いかねますのでご了承ください 間違いは発見次第 継続的に直していますが まだ存在する可能性があります 1 カウントデータモデル
Microsoft PowerPoint - R-stat-intro_12.ppt [互換モード]
R で統計解析入門 (12) 生存時間解析 中篇 準備 : データ DEP の読み込み 1. データ DEP を以下からダウンロードする http://www.cwk.zaq.ne.jp/fkhud708/files/dep.csv /fkh /d 2. ダウンロードした場所を把握する ここでは c:/temp とする 3. R を起動し,2. 2 の場所に移動し, データを読み込む 4. データ
Microsoft PowerPoint - e-stat(OLS).pptx
経済統計学 ( 補足 ) 最小二乗法について 担当 : 小塚匡文 2015 年 11 月 19 日 ( 改訂版 ) 神戸大学経済学部 2015 年度後期開講授業 補足 : 最小二乗法 ( 単回帰分析 ) 1.( 単純 ) 回帰分析とは? 標本サイズTの2 変数 ( ここではXとY) のデータが存在 YをXで説明する回帰方程式を推定するための方法 Y: 被説明変数 ( または従属変数 ) X: 説明変数
カイ二乗フィット検定、パラメータの誤差
統計的データ解析 008 008.. 林田清 ( 大阪大学大学院理学研究科 ) 問題 C (, ) ( x xˆ) ( y yˆ) σ x πσ σ y y Pabx (, ;,,, ) ˆ y σx σ y = dx exp exp πσx ただし xy ˆ ˆ はyˆ = axˆ+ bであらわされる直線モデル上の点 ( ˆ) ( ˆ ) ( ) x x y ax b y ax b Pabx (,
memo
数理情報工学特論第一 機械学習とデータマイニング 4 章 : 教師なし学習 3 かしまひさし 鹿島久嗣 ( 数理 6 研 ) [email protected].~ DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 グラフィカルモデルについて学びます グラフィカルモデル グラフィカルラッソ グラフィカルラッソの推定アルゴリズム 2 グラフィカルモデル 3 教師なし学習の主要タスクは
講義「○○○○」
講義 信頼度の推定と立証 内容. 点推定と区間推定. 指数分布の点推定 区間推定 3. 指数分布 正規分布の信頼度推定 担当 : 倉敷哲生 ( ビジネスエンジニアリング専攻 ) 統計的推測 標本から得られる情報を基に 母集団に関する結論の導出が目的 測定値 x x x 3 : x 母集団 (populaio) 母集団の特性値 統計的推測 標本 (sample) 標本の特性値 分布のパラメータ ( 母数
Microsoft PowerPoint - Econometrics pptx
計量経済学講義 第 4 回回帰モデルの診断と選択 Part 07 年 ( ) 限 担当教員 : 唐渡 広志 研究室 : 経済学研究棟 4 階 43 号室 emal: [email protected] webste: http://www3.u-toyama.ac.p/kkarato/ 講義の目的 誤差項の分散が不均 である場合や, 系列相関を持つ場合についての検定 法と修正 法を学びます
Microsoft PowerPoint - statistics pptx
統計学 第 回 講義 仮説検定 Part-3 06 年 6 8 ( )3 限 担当教員 唐渡 広志 ( からと こうじ ) 研究室 経済学研究棟 4 階 43 号室 email [email protected] webite htt://www3.u-toyama.ac.j/kkarato/ 講義の目的 つの 集団の平均 ( 率 ) に差があるかどうかを検定する 法を理解します keyword:
Microsoft PowerPoint - 資料04 重回帰分析.ppt
04. 重回帰分析 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Sstems Engineering Department of Chemical Engineering, Koto Universit [email protected] http://www-pse.cheme.koto-u.ac.jp/~kano/ Outline
集中理論談話会 #9 Bhat, C.R., Sidharthan, R.: A simulation evaluation of the maximum approximate composite marginal likelihood (MACML) estimator for mixed mu
集中理論談話会 #9 Bhat, C.R., Sidharthan, R.: A simulation evaluation of the maximum approximate composite marginal likelihood (MACML) estimator for mixed multinomial probit models, Transportation Research Part
多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典
多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 重回帰分析とは? 重回帰分析とは複数の説明変数から目的変数との関係性を予測 評価説明変数 ( 数量データ ) は目的変数を説明するのに有効であるか得られた関係性より未知のデータの妥当性を判断する これを重回帰分析という つまり どんなことをするのか? 1 最小 2 乗法により重回帰モデルを想定 2 自由度調整済寄与率を求め
Probit , Mixed logit
Probit, Mixed logit 2016/5/16 スタートアップゼミ #5 B4 後藤祥孝 1 0. 目次 Probit モデルについて 1. モデル概要 2. 定式化と理解 3. 推定 Mixed logit モデルについて 4. モデル概要 5. 定式化と理解 6. 推定 2 1.Probit 概要 プロビットモデルとは. 効用関数の誤差項に多変量正規分布を仮定したもの. 誤差項には様々な要因が存在するため,
異文化言語教育評価論 ⅠA 第 4 章分散分析 (3 グループ以上の平均を比較する ) 平成 26 年 5 月 14 日 報告者 :D.M. K.S. 4-1 分散分析とは 検定の多重性 t 検定 2 群の平均値を比較する場合の手法分散分析 3 群以上の平均を比較する場合の手法 t 検定
異文化言語教育評価論 ⅠA 第 4 章分散分析 (3 グループ以上の平均を比較する ) 平成 26 年 5 月 14 日 報告者 :D.M. K.S. 4-1 分散分析とは 4-1-1 検定の多重性 t 検定 2 群の平均値を比較する場合の手法分散分析 3 群以上の平均を比較する場合の手法 t 検定の反復 (e.g., A, B, C の 3 群の比較を A-B 間 B-C 間 A-C 間の t 検定で行う
PowerPoint プレゼンテーション
1/X Chapter 9: Linear correlation Cohen, B. H. (2007). In B. H. Cohen (Ed.), Explaining Psychological Statistics (3rd ed.) (pp. 255-285). NJ: Wiley. 概要 2/X 相関係数とは何か 相関係数の数式 検定 注意点 フィッシャーのZ 変換 信頼区間 相関係数の差の検定
経済統計分析1 イントロダクション
1 経済統計分析 9 分散分析 今日のおはなし. 検定 statistical test のいろいろ 2 変数の関係を調べる手段のひとつ適合度検定独立性検定分散分析 今日のタネ 吉田耕作.2006. 直感的統計学. 日経 BP. 中村隆英ほか.1984. 統計入門. 東大出版会. 2 仮説検定の手続き 仮説検定のロジック もし帰無仮説が正しければ, 検定統計量が既知の分布に従う 計算された検定統計量の値から,
0 部分的最小二乗回帰 Partial Least Squares Regression PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌
0 部分的最小二乗回帰 Parial Leas Squares Regressio PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌 部分的最小二乗回帰 (PLS) とは? 部分的最小二乗回帰 (Parial Leas Squares Regressio, PLS) 線形の回帰分析手法の つ 説明変数 ( 記述 ) の数がサンプルの数より多くても計算可能 回帰式を作るときにノイズの影響を受けにくい
OpRisk VaR3.2 Presentation
オペレーショナル リスク VaR 計量の実施例 2009 年 5 月 SAS Institute Japan 株式会社 RI ビジネス開発部羽柴利明 オペレーショナル リスク計量の枠組み SAS OpRisk VaR の例 損失情報スケーリング計量単位の設定分布推定各種調整 VaR 計量 内部損失データ スケーリング 頻度分布 規模分布 分布の補正相関調整外部データによる分布の補正 損失シナリオ 分布の統合モンテカルロシミュレーション
横浜市環境科学研究所
周期時系列の統計解析 単回帰分析 io 8 年 3 日 周期時系列に季節調整を行わないで単回帰分析を適用すると, 回帰係数には周期成分の影響が加わる. ここでは, 周期時系列をコサイン関数モデルで近似し単回帰分析によりモデルの回帰係数を求め, 周期成分の影響を検討した. また, その結果を気温時系列に当てはめ, 課題等について考察した. 気温時系列とコサイン関数モデル第 報の結果を利用するので, その一部を再掲する.
スライド 1
データ解析特論第 10 回 ( 全 15 回 ) 2012 年 12 月 11 日 ( 火 ) 情報エレクトロニクス専攻横田孝義 1 終了 11/13 11/20 重回帰分析をしばらくやります 12/4 12/11 12/18 2 前回から回帰分析について学習しています 3 ( 単 ) 回帰分析 単回帰分析では一つの従属変数 ( 目的変数 ) を 一つの独立変数 ( 説明変数 ) で予測する事を考える
切片 ( 定数項 ) ダミー 以下の単回帰モデルを考えよう これは賃金と就業年数の関係を分析している : ( 賃金関数 ) ここで Y i = α + β X i + u i, i =1,, n, u i ~ i.i.d. N(0, σ 2 ) Y i : 賃金の対数値, X i : 就業年数. (
統計学ダミー変数による分析 担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) 1 切片 ( 定数項 ) ダミー 以下の単回帰モデルを考えよう これは賃金と就業年数の関係を分析している : ( 賃金関数 ) ここで Y i = α + β X i + u i, i =1,, n, u i ~ i.i.d. N(0, σ 2 ) Y i : 賃金の対数値, X i : 就業年数. ( 実際は賃金を就業年数だけで説明するのは現実的はない
ビジネス統計 統計基礎とエクセル分析 正誤表
ビジネス統計統計基礎とエクセル分析 ビジネス統計スペシャリスト エクセル分析スペシャリスト 公式テキスト正誤表と学習用データ更新履歴 平成 30 年 5 月 14 日現在 公式テキスト正誤表 頁場所誤正修正 6 知識編第 章 -3-3 最頻値の解説内容 たとえば, 表.1 のデータであれば, 最頻値は 167.5cm というたとえば, 表.1 のデータであれば, 最頻値は 165.0cm ということになります
Microsoft Word - 補論3.2
補論 3. 多変量 GARC モデル 07//6 新谷元嗣 藪友良 対数尤度関数 3 章 7 節では 変量の対数尤度を求めた ここでは多変量の場合 とくに 変量について対数尤度を求める 誤差項 は平均 0 で 次元の正規分布に従うとする 単純化のため 分散と共分散は時間を通じて一定としよう ( この仮定は後で変更される ) したがって ij から添え字 を除くことができる このとき と の尤度関数は
分子進化モデルと最尤系統推定法 東北大 院 生命科学田邉晶史
分子進化モデルと最尤系統推定法 東北大 院 生命科学田邉晶史 まずはじめに, 最尤系統推定とは 多重モデル選択 である. 最尤系統推定の手順 1. 樹形を固定しての 2. 分子進化モデルの選択 1. 分子進化モデルを固定しての 2. 系統モデル ( 樹形 ) の選択 = 多重モデル選択 分子進化モデル超入門 とりあえず塩基置換モデルで 塩基置換モデルの 3 大要素 塩基置換確率行列 (nucleotide
21世紀型パラメータ設計―標準SN比の活用―
世紀のパラメータ設計ースイッチ機構のモデル化ー 接点 ゴム 変位 スイッチ動作前 スイッチ動作後 反転ばねでスイッチの クリック感 を実現した構造 世紀型パラメータ設計 標準 SN 比の活用 0 世紀の品質工学においては,SN 比の中に, 信号因子の乱れである 次誤差 (S res ) もノイズの効果の中に加えて評価してきた.のパラメータ設計の例では, 比例関係が理想であるから, 次誤差も誤差の仲間と考えてもよかったが,
仮説検定を伴う方法では 検定の仮定が満たされ 検定に適切な検出力があり データの分析に使用される近似で有効な結果が得られることを確認することを推奨します カイ二乗検定の場合 仮定はデータ収集に固有であるためデータチェックでは対応しません Minitab は近似法の検出力と妥当性に焦点を絞っています
MINITAB アシスタントホワイトペーパー本書は Minitab 統計ソフトウェアのアシスタントで使用される方法およびデータチェックを開発するため Minitab の統計専門家によって行われた調査に関する一連の文書の 1 つです カイ二乗検定 概要 実際には 連続データの収集が不可能な場合や難しい場合 品質の専門家は工程を評価するためのカテゴリデータの収集が必要となることがあります たとえば 製品は不良
ベイズ統計入門
ベイズ統計入門 条件付確率 事象 F が起こったことが既知であるという条件の下で E が起こる確率を条件付確率 (codtoal probablt) という P ( E F ) P ( E F ) P( F ) 定義式を変形すると 確率の乗法公式となる ( E F ) P( F ) P( E F ) P( E) P( F E) P 事象の独立 ある事象の生起する確率が 他のある事象が生起するかどうかによって変化しないとき
<4D F736F F D204B208C5182CC94E497A682CC8DB782CC8C9F92E BD8F6494E48A722E646F6378>
3 群以上の比率の差の多重検定法 013 年 1 月 15 日 017 年 3 月 14 日修正 3 群以上の比率の差の多重検定法 ( 対比較 ) 分割表で表記される計数データについて群間で比率の差の検定を行う場合 全体としての統計的有意性の有無は χ 検定により判断することができるが 個々の群間の差の有意性を判定するためには多重検定法が必要となる 3 群以上の比率の差を対比較で検定する方法としては
21 1 1 1 2 2 5 7 9 11 13 13 14 18 18 20 28 28 29 31 31 34 35 35 36 37 37 38 39 40 56 66 74 89 99 - ------ ------ -------------- ---------------- 1 10 2-2 8 5 26 ( ) 15 3 4 19 62 2,000 26 26 5 3 30 1 13
博士学位請求論文審査報告書 申請者 : 植松良公 論文題目 :Statistical Analysis of Nonlinear Time Series 1. 論文の主題と構成経済時系列分析においては, 基礎となる理論は定常性や線形性を仮定して構築されるが, 実際の経済データにおいては, 非定常性や
Title 非線形時系列の統計解析 Author(s) 植松, 良公 Citation Issue 2013-09-30 Date Type Thesis or Dissertation Text Version ETD URL http://doi.org/10.15057/25906 Right Hitotsubashi University Repository 博士学位請求論文審査報告書 申請者
Python-statistics5 Python で統計学を学ぶ (5) この内容は山田 杉澤 村井 (2008) R によるやさしい統計学 (
http://localhost:8888/notebooks/... Python で統計学を学ぶ (5) この内容は山田 杉澤 村井 (2008) R によるやさしい統計学 (http://shop.ohmsha.co.jp/shop /shopdetail.html?brandcode=000000001781&search=978-4-274-06710-5&sort=) を参考にしています
SAP11_03
第 3 回 音声音響信号処理 ( 線形予測分析と自己回帰モデル ) 亀岡弘和 東京大学大学院情報理工学系研究科日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所 講義内容 ( キーワード ) 信号処理 符号化 標準化の実用システム例の紹介情報通信の基本 ( 誤り検出 訂正符号 変調 IP) 符号化技術の基本 ( 量子化 予測 変換 圧縮 ) 音声分析 合成 認識 強調 音楽信号処理統計的信号処理の基礎
Medical3
Chapter 1 1.4.1 1 元配置分散分析と多重比較の実行 3つの治療法による測定値に有意な差が認められるかどうかを分散分析で調べます この例では 因子が1つだけ含まれるため1 元配置分散分析 one-way ANOVA の適用になります また 多重比較法 multiple comparison procedure を用いて 具体的のどの治療法の間に有意差が認められるかを検定します 1. 分析メニュー
NLMIXED プロシジャを用いた生存時間解析 伊藤要二アストラゼネカ株式会社臨床統計 プログラミング グループグルプ Survival analysis using PROC NLMIXED Yohji Itoh Clinical Statistics & Programming Group, A
NLMIXED プロシジャを用いた生存時間解析 伊藤要二アストラゼネカ株式会社臨床統計 プログラミング グループグルプ Survival analysis using PROC NLMIXED Yohji Itoh Clinical Statistics & Programming Group, AstraZeneca KK 要旨 : NLMIXEDプロシジャの最尤推定の機能を用いて 指数分布 Weibull
Microsoft PowerPoint - H17-5時限(パターン認識).ppt
パターン認識早稲田大学講義 平成 7 年度 独 産業技術総合研究所栗田多喜夫 赤穂昭太郎 統計的特徴抽出 パターン認識過程 特徴抽出 認識対象から何らかの特徴量を計測 抽出 する必要がある 認識に有効な情報 特徴 を抽出し 次元を縮小した効率の良い空間を構成する過程 文字認識 : スキャナ等で取り込んだ画像から文字の識別に必要な本質的な特徴のみを抽出 例 文字線の傾き 曲率 面積など 識別 与えられた未知の対象を
スライド 1
データ解析特論重回帰分析編 2017 年 7 月 10 日 ( 月 )~ 情報エレクトロニクスコース横田孝義 1 ( 単 ) 回帰分析 単回帰分析では一つの従属変数 ( 目的変数 ) を 一つの独立変数 ( 説明変数 ) で予測する事を考える 具体的には y = a + bx という回帰直線 ( モデル ) でデータを代表させる このためにデータからこの回帰直線の切片 (a) と傾き (b) を最小
Excelにおける回帰分析(最小二乗法)の手順と出力
Microsoft Excel Excel 1 1 x y x y y = a + bx a b a x 1 3 x 0 1 30 31 y b log x α x α x β 4 version.01 008 3 30 Website:http://keijisaito.info, E-mail:[email protected] 1 Excel Excel.1 Excel Excel
Chapter 1 Epidemiological Terminology
Appendix Real examples of statistical analysis 検定 偶然を超えた差なら有意差という P
青焼 1章[15-52].indd
1 第 1 章統計の基礎知識 1 1 なぜ統計解析が必要なのか? 人間は自分自身の経験にもとづいて 感覚的にものごとを判断しがちである 例えばある疾患に対する標準治療薬の有効率が 50% であったとする そこに新薬が登場し ある医師がその新薬を 5 人の患者に使ったところ 4 人が有効と判定されたとしたら 多くの医師はこれまでの標準治療薬よりも新薬のほうが有効性が高そうだと感じることだろう しかし
1. 多変量解析の基本的な概念 1. 多変量解析の基本的な概念 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 主 治 医 の 主 観 症 例 主 治 医 の 主 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のな
1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 治 医 の 観 症 例 治 医 の 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のない要約知識 直感 知識 直感 総合的評価 考察 総合的評価 考察 単変量解析の場合 多変量解析の場合 < 表 1.1 脂質異常症患者の TC と TG と重症度 > 症例 No. TC
解析センターを知っていただく キャンペーン
005..5 SAS 問題設定 目的 PKパラメータ (AUC,Cmax,Tmaxなど) の推定 PKパラメータの群間比較 PKパラメータのバラツキの評価! データの特徴 非反復測定値 個体につき 個の測定値しか得られない plasma concentration 非反復測定値のイメージ図 測定時点間で個体の対応がない 着目する状況 plasma concentration 経時反復測定値のイメージ図
クローニングのための遺伝学
7. 量的形質の解析 クローニングのための遺伝学 ( 後編 Akifumi Shimiu 7. 量的形質とは量的形質 (quantitative character とは 表現型の値が数値で表される形質のことです 例えば長さや重さなどの形質の場合 F 世代での分離は左下図のように連続的になり易いです そのため 量的形質は質的形質と違い 表現型から遺伝子型を推測することが困難なため 一般的にマッピングが容易ではありません
Microsoft PowerPoint - Statistics[B]
講義の目的 サンプルサイズの大きい標本比率の分布は正規分布で近似できることを理解します 科目コード 130509, 130609, 110225 統計学講義第 19/20 回 2019 年 6 月 25 日 ( 火 )6/7 限 担当教員 : 唐渡広志 ( からと こうじ ) 研究室 : email: website: 経済学研究棟 4 階 432 号室 [email protected]
<4D F736F F D208EC08CB18C7689E68A E F AA957A82C682948C9F92E82E646F63>
第 7 回 t 分布と t 検定 実験計画学 A.t 分布 ( 小標本に関する平均の推定と検定 ) 前々回と前回の授業では, 標本が十分に大きいあるいは母分散が既知であることを条件に正規分布を用いて推定 検定した. しかし, 母集団が正規分布し, 標本が小さい場合には, 標本分散から母分散を推定するときの不確実さを加味したt 分布を用いて推定 検定しなければならない. t 分布は標本分散の自由度 f(
< 染色体地図 : 細胞学的地図 > 組換え価を用いることで連鎖地図を書くことができる しかし この連鎖地図はあくまで仮想的なものであって 実際の染色体と比較すると遺伝子座の順序は一致するが 距離は一致しない そこで実際の染色体上での遺伝子の位置を示す細胞学的地図が作られた 図 : 連鎖地図と細胞学
グループ A- : 染色体地図とは 染色体地図とは 染色体上での遺伝子の配置を示したものである 連鎖地図と細胞学的地図の 2 種類がある < 染色体地図 : 連鎖地図 ) > 染色体地図 : 染色体上の遺伝子座 ( または遺伝子 ) の位置関係を示した地図ある遺伝子座がどの染色体上にあるのか その染色体のどの位置にあるのかこれらを明らかにすれば染色体地図が書ける A C F R 14% 12% 4%
<4D F736F F F696E74202D A328CC B835E89F090CD89898F4B814096F689AA>
ロジスティスク回帰分析 2014/4/30 教育学研究科 M1 柳岡開地 はじめに 統計が苦手な人による統計が苦手な人への説明にしたい ( すごーく分かっている人の説明は, 逆に分かりにくい ) クリティカルな質問には面食らいます 自分の研究を材料に, 架空のデータでロジスティク回帰分析を実践してみた ( 一種の宣伝でもあるのです!) 1 2 回帰分析と同じところ ロジスティック回帰分析は線形回帰分析
Microsoft PowerPoint 古川杉本SASWEB用プレゼン.ppt
ロジスティックモデルと ROC AUC 分析を 組み合わせた検査性能の評価と 疫学基本モデル評価方法 古川敏仁 杉本典子株式会社バイオスタティスティカルリサーチ Test Perforance Evaluation in Epideiological Basic Model Using ROC AUC with logistic regression Toshihito Furukawa, Noriko
MedicalStatisticsForAll.indd
みんなの 医療統計 12 基礎理論と EZR を完全マスター! Ayumi SHINTANI はじめに EZR EZR iii EZR 2016 2 iv CONTENTS はじめに... ⅲ EZR をインストールしよう... 1 EZR 1...1 EZR 2...3...8 R Console...10 1 日目 記述統計量...11 平均値と中央値... 11...12...15...18
<4D F736F F F696E74202D B835E89F090CD89898F4B81408F6489F18B4195AA90CD A E707074>
重回帰分析 (2) データ解析演習 6.9 M1 荻原祐二 1 発表の流れ 1. 復習 2. ダミー変数を用いた重回帰分析 3. 交互作用項を用いた重回帰分析 4. 実際のデータで演習 2 復習 他の独立変数の影響を取り除いた時に ある独立変数が従属変数をどれくらい予測できるか 変数 X1 変数 X2 β= 変数 Y 想定したモデルが全体としてどの程度当てはまるのか R²= 3 偏相関係数と標準化偏回帰係数の違い
データ科学2.pptx
データ科学 多重検定 2 mul%ple test False Discovery Rate 藤博幸 前回の復習 1 多くの検定を繰り返す時には 単純に個々の検定を繰り返すだけでは不十分 5% 有意水準ということは, 1000 回検定を繰り返すと, 50 回くらいは帰無仮説が正しいのに 間違って棄却されてすまうじちがあるということ ex) 1 万個の遺伝子について 正常細胞とガン細胞で それぞれの遺伝子の発現に差があるかどうかを検定
(3) 検定統計量の有意確率にもとづく仮説の採否データから有意確率 (significant probability, p 値 ) を求め 有意水準と照合する 有意確率とは データの分析によって得られた統計値が偶然おこる確率のこと あらかじめ設定した有意確率より低い場合は 帰無仮説を棄却して対立仮説
第 3 章 t 検定 (pp. 33-42) 3-1 統計的検定 統計的検定とは 設定した仮説を検証する場合に 仮説に基づいて集めた標本を 確率論の観点から分析 検証すること 使用する標本は 母集団から無作為抽出されたものでなければならない パラメトリック検定とノンパラメトリック検定 パラメトリック検定は母集団が正規分布に従う間隔尺度あるいは比率尺度の連続データを対象とする ノンパラメトリック検定は母集団に特定の分布を仮定しない
クロス集計表の作成 2 つのカテゴリ変数をもつデータがあるとする ( 例 )AGE( 年齢 ),EXPOSURE( 曝露の有無 ) と DISEASE( 病気の有無 ) についての 40 人のデータ タブ区切りテキストファイル
第 11 回クロス集計 (1) 今回はカテゴリ変数が 2 つ以上ある場合に, その関係をみる話に入ります クロス集計の方法とクロス集計表の操作 2 つのカテゴリ変数が独立 ( 無相関 ) であるという帰無仮説の検定 第 3 の変数で層別化することによって交絡を制御する話 2 つのカテゴリ変数間の関連の程度の評価 ( 次回 ) クロス集計表の作成 2 つのカテゴリ変数をもつデータがあるとする ( 例
IBM Software Business Analytics IBM SPSS Missing Values IBM SPSS Missing Values 空白を埋める際の適切なモデルを構築 ハイライト データをさまざまな角度から容易に検証する 欠損データの問題を素早く診断する 欠損値を推定値に
空白を埋める際の適切なモデルを構築 ハイライト データをさまざまな角度から容易に検証する 欠損データの問題を素早く診断する 欠損値を推定値に置き換える 欠損データ タイプおよび極値を表示する 隠れたバイアスを除去する アンケート調査や市場調査 社会科学 データ マイニングなどの多くの専門家が 調査データの検証に を使用しています 欠損データを無視したり 除外したりすると 偏った無意味な結果につながる危険性があります
Microsoft Word - Stattext12.doc
章対応のない 群間の量的データの検定. 検定手順 この章ではデータ間に 対 の対応のないつの標本から推定される母集団間の平均値や中央値の比較を行ないます 検定手法は 図. のようにまず正規に従うかどうかを調べます 但し この場合はつの群が共に正規に従うことを調べる必要があります 次に 群とも正規ならば F 検定を用いて等分散であるかどうかを調べます 等分散の場合は t 検定 等分散でない場合はウェルチ
回帰分析の用途・実験計画法の意義・グラフィカルモデリングの活用 | 永田 靖教授(早稲田大学)
回帰分析の用途 実験計画法の意義 グラフィカルモデリングの活用 早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科 永田靖, The Institute of JUSE. All Rights Reserved. 内容. 回帰分析の結果の解釈の仕方. 回帰分析による要因効果の把握の困難さ. 実験計画法の意義 4. グラフィカルモデリング 参考文献 : 統計的品質管理 ( 永田靖, 朝倉書店,9) 入門実験計画法
1.民営化
参考資料 最小二乗法 数学的性質 経済統計分析 3 年度秋学期 回帰分析と最小二乗法 被説明変数 の動きを説明変数 の動きで説明 = 回帰分析 説明変数がつ 単回帰 説明変数がつ以上 重回帰 被説明変数 従属変数 係数 定数項傾き 説明変数 独立変数 残差... で説明できる部分 説明できない部分 説明できない部分が小さくなるように回帰式の係数 を推定する有力な方法 = 最小二乗法 最小二乗法による回帰の考え方
0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生
0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生まれ, コンピューテーショナルフォトグラフィ ( 計算フォトグラフィ ) と呼ばれている.3 次元画像認識技術の計算フォトグラフィへの応用として,
Microsoft PowerPoint - ch04j
Ch.4 重回帰分析 : 推論 重回帰分析 y = 0 + 1 x 1 + 2 x 2 +... + k x k + u 2. 推論 1. OLS 推定量の標本分布 2. 1 係数の仮説検定 : t 検定 3. 信頼区間 4. 係数の線形結合への仮説検定 5. 複数線形制約の検定 : F 検定 6. 回帰結果の報告 入門計量経済学 1 入門計量経済学 2 OLS 推定量の標本分布について OLS 推定量は確率変数
ChIP-seq
ChIP-seq 1 ChIP-seq 解析原理 ChIP サンプルのフラグメントでは タンパク質結合部位付近にそれぞれ Forward と Reverse のリードがマップされることが予想される ChIP のサンプルでは Forward と Reverse のリードを 3 側へシフトさせ ChIP のピークを算出する コントロールサンプルでは ChIP のサンプルとは異なり 特定の場所に多くマップされないため
JMP による 2 群間の比較 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2008 年 3 月 JMP で t 検定や Wilcoxon 検定はどのメニューで実行できるのか または検定を行う際の前提条件の評価 ( 正規性 等分散性 ) はどのメニューで実行できるのかと
JMP による 2 群間の比較 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2008 年 3 月 JMP で t 検定や Wilcoxon 検定はどのメニューで実行できるのか または検定を行う際の前提条件の評価 ( 正規性 等分散性 ) はどのメニューで実行できるのかというお問い合わせがよくあります そこで本文書では これらについて の回答を 例題を用いて説明します 1.
Excelによる統計分析検定_知識編_小塚明_5_9章.indd
第7章57766 検定と推定 サンプリングによって得られた標本から, 母集団の統計的性質に対して推測を行うことを統計的推測といいます 本章では, 推測統計の根幹をなす仮説検定と推定の基本的な考え方について説明します 前章までの知識を用いて, 具体的な分析を行います 本章以降の知識は操作編での操作に直接関連していますので, 少し聞きなれない言葉ですが, 帰無仮説 有意水準 棄却域 などの意味を理解して,
Microsoft PowerPoint - 統計科学研究所_R_重回帰分析_変数選択_2.ppt
重回帰分析 残差分析 変数選択 1 内容 重回帰分析 残差分析 歯の咬耗度データの分析 R で変数選択 ~ step 関数 ~ 2 重回帰分析と単回帰分析 体重を予測する問題 分析 1 身長 のみから体重を予測 分析 2 身長 と ウエスト の両方を用いて体重を予測 分析 1 と比べて大きな改善 体重 に関する推測では 身長 だけでは不十分 重回帰分析における問題 ~ モデルの構築 ~ 適切なモデルで分析しているか?
EBNと疫学
ノンパラメトリック検定 94 質的変数と質的変数の関連性を調べる - クロス表 行周辺度数 肺がん合計発生発生しないあり 100 人 900 人 1000 人喫煙なし 10 人 990 人 1000 人合計 110 人 1890 人 2000 人 列周辺度数 95 クロス表 - 行パーセント 各行のセルの度数を行周辺度数で割って 100 をかけたもの 行周辺度数 肺がん合計発生発生しない 10%(100
R で QTL 解析 以下で R への入力コマンドはゴシック赤字で表記しています # より右はコメントなの で入力の必要はありません 操作を再現する際 タイプミスに注意しましょう データの読み込み qtl ライブラリーを起動し ファイル IN-RIL.csv を読み込みます library(qtl)
R で QTL 解析 以下で R への入力コマンドはゴシック赤字で表記しています # より右はコメントなの で入力の必要はありません 操作を再現する際 タイプミスに注意しましょう データの読み込み qtl ライブラリーを起動し ファイル IN-RIL.csv を読み込みます library(qtl) # ライブラリー起動 testmap
分析のステップ Step 1: Y( 目的変数 ) に対する値の順序を確認 Step 2: モデルのあてはめ を実行 適切なモデルの指定 Step 3: オプションを指定し オッズ比とその信頼区間を表示 以下 このステップに沿って JMP の操作をご説明します Step 1: Y( 目的変数 ) の
JMP によるオッズ比 リスク比 ( ハザード比 ) の算出と注意点 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2011 年 10 月改定 1. はじめに 本文書は JMP でロジスティック回帰モデルによるオッズ比 比例ハザードモデルによるリスク比 それぞれに対する信頼区間を求める操作方法と注意点を述べたものです 本文書は JMP 7 以降のバージョンに対応しております
PowerPoint プレゼンテーション
復習 ) 時系列のモデリング ~a. 離散時間モデル ~ y k + a 1 z 1 y k + + a na z n ay k = b 0 u k + b 1 z 1 u k + + b nb z n bu k y k = G z 1 u k = B(z 1 ) A(z 1 u k ) ARMA モデル A z 1 B z 1 = 1 + a 1 z 1 + + a na z n a = b 0
計画研究 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシン
計画研究 2005 2009 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシング時代のゲノム科学研究では 多因子性 遺伝性疾患の関連解析による原因遺伝子探索が最重要課題であ 1.
生命情報学
生命情報学 34 進化系統樹推定 阿久津達也 京都大学化学研究所 バイオインフォマティクスセンター 進化系統樹 進化系統樹 種間 もしくは遺伝子間 の進化の関係を表す木 以前は形態的特徴をもとに構成 現在は配列情報をもとに構成 有根系統樹と無根系統樹 有根系統樹 : 根 共通の祖先に対応 がある系統樹 無根系統樹 : 根のない系統樹 いずれも葉にのみラベル 種に対応 がつく 有根系統樹 無根系統樹
14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 mmol/l の半分だったから さんの測定値は くんの測定値の 4 倍の重みがあり 推定値 としては 0.68 mmol/l その標準偏差は mmol/l 程度ということになる 測定値を 特徴づけるパラメータ t を推定するこの手
14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 014.6.1. 最小 乗法のはなし 014.6.1. 内容 最小 乗法のはなし...1 最小 乗法の考え方...1 最小 乗法によるパラメータの決定... パラメータの信頼区間...3 重みの異なるデータの取扱い...4 相関係数 決定係数 ( 最小 乗法を語るもう一つの立場...5 実験条件の誤差の影響...5 問題...6 最小 乗法の考え方 飲料水中のカルシウム濃度を
一元配置分散分析法 F 検定と Welch 検定 一元配置分散分析で一般的に使用される F 検定は すべてのグループが共通だが未知の標準偏差 (σ) を共有するという仮定に基づきます 実際には この仮定が当てはまることはまれで その結果 タイプ I 過誤率の制御が難しくなります タイプ I の誤りと
MINITAB アシスタントホワイトペーパー本書は Minitab 統計ソフトウェアのアシスタントで使用される方法およびデータチェックを開発するため Minitab の統計専門家によって行われた調査に関する一連の文書群を構成する文書の 1 つです 一元配置分散分析 (ANOVA) 概要 一元配置分散分析は 3 つ以上のグループの平均を比較し 互いに有意に異なるかどうかを判断するために使用されます もう
