日本糖尿病学会誌第57巻臨時増刊号

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1 I P 型糖尿病におけるインリンデグルデクの有効性につい ての検討 田村 遥 山川 正 渡辺 宏美 千葉ゆかり 鈴木 淳 永倉 穣 重松絵理奈 寺内 康夫 横浜市立大学附属市民総合医療セン内分泌糖尿病内科 横浜市立大学大学院医 学研究科分子内分泌 糖尿病内科学 目的 型糖尿病患者におけるインリンデグルデクの有効性を検討す る 方法 外来通院中のインリン使用中の型糖尿病例に対し 既存 の基礎インリンからIDegに変更し 週まで観察した 成績 IDeg投 与開始前 4 8 週間後のHbAcは9.3±.5 9.±.5 8.8±.6 8.6±.5 と低下傾向を認めるものの 有意差は認めなかった 血糖 体重 も同様であった 基礎インリン総投与量は投与前0.3±.5単位 週間 後5.8±7.6単位まで減少したが差はなかった インリン総投与量は投与 前40.5±0.7単位 切り替え時38.±0.0単位 4週35.9±9.3単位 8週34.7± 8.8単位 週8.8±9.0単位と投与単位数は減少し 週間後は投与前と 比較して有意差を認めた P 0.05 結論 IDeg使用開始により HbA c 体重を悪化させずにインリン総投与単位数を減量させる可能性が考え られる HbAc NGSP値 I P インリンデグルデクの効果発現までの期間に関する検討 持効型溶解インリン 討 デグルデクの有効性と安全性の検 木原 康之 永井 裕子 北九州総合病院糖尿病内科 目的 糖尿病患者に対するデグルデク D の有効性と安全性を検討した 方法 対象は糖尿病患者45例 他の持効型インリン Ins からの変更 では変更前0単位以上では80 に減量 0単位未満で変更なし 検討 D 開始前後の血糖値 低血糖回数を検討 検討 5ヶ月以上使用した患者 例のHbAc Ins使用量を検討 検討 5後 7後の朝食前血糖 は有意に低下した 低血糖回数は変更前後で差がなかった 持効型Ins量は 変更前8.3単位から 7後に7.7単位まで減少傾向にあった 検討 3ヶ月 後のHbAcは7. に有意に低下した 持効型Ins使用量は5ヶ月後に.0単 位と増加傾向がみられたが Ins使用全体量は5ヶ月後に6.6単位と減少傾向 がみられた Dに変更後 入院を要する低血糖はみられなかった 総括 Dは糖尿病患者に重篤な低血糖を起こすことなく 血糖値を改善すること が示された HbAc NGSP値 I P 4 持効型インリンデグルデクのインリングラルギンとの 短期間の投与の比較 森 京子 片桐 直子 田原裕美子 佐藤 雄一 金子至寿佳 高槻赤十字病院糖尿病 内分泌 生活習慣病科 目的 TDMにおいてインリンデグルデグ IDeg を短期間投与しその 治療経過 投与インリン量を従来の持効型インリングラルギン一一 回投与群 G および混合型インリン一二回投与群 M 群と比較検討 しIDegの最適な投与方法を明らかにする 対象と方法 TDM 男!女7! 3 年齢59.8±.才 糖尿病罹病期間3.9±4.年 HbAc9.0±.4 BMI 6.7±3.7 FPG79±49mg! dl hppg9±3mg! dl FCPR.3±.3ng! ml に入院にてIDegをFPG 00mg! dlおよびppghr 40 60mg! dlを目標に 増量後減量離脱した 離脱できたIDeg群はG Mに比し平均8.8±. でFPG 00 mg!dlに達しppghr 40 60mg!dlを維持できた 最大 投与量は3.0±4.8単位!であった 夜間低血糖は認められなかった 結 語 インリン自己分泌のあるTDMにおいて短期間のIDeg投与はGと同 様良好なFPG hppgを得ることができる HbAc NGSP値 I P 6 インリン療法におけるインリンデグルデクとインリ ングラルギンとの切替症例の検討 清水 淳一 堀井 剛史 有野 徹 沖杉 真理 川崎 麻紀 富田 益臣 壁谷 悠介 香月 健志 加藤 清恵 及川 洋一 島田 朗 東京都済生会中央病院薬剤部 東京都済生会中央病院内科 目的 インリンデグルデク 以下 デグルデク の効果発現までの数 と予測通りに血糖が低下しやすい症例に特徴がないか調査した 対象と方法 03年4月以降 入院にてデグルデクが導入された6例を対 象に各食前の血糖値などを投与開始から4後までの合計5間にわたり 後ろ向きにカルテ調査を行った 全症例の解析で 投与開始に対して投与 3 4後で有意の差 を持って各食前の血糖値の平均が低下した インリン枯渇状態の患者も 同様に 投与3 4後で低下していた どの群の比較においてもデグルデ クの使用量に有意差はみられなかった 考察 インリン分泌が枯渇状態に近い患者でデグルデクは 血中濃度と 同様に投与開始目から効果を発揮し 3目でほぼ定常状態になってい ることが予測された インリン増量にはから3かけていく必要性が考 えられた I P 3 I P 5 デグルデク切り替えについての実態調査 瀬戸内型糖尿 病治療研究会 吉田 淳 岡 悟 福田 哲也 松岡 孝3 中田 憲一4 中塔 辰明5 箱田 知美6 牧山 政雄7 香川県立中央病院糖尿病内科 心臓病セン榊原病院糖尿病内科 倉敷中央病院糖 尿病内科3 光生病院内科4 岡山済生会総合病院糖尿病セン5 本鋼管福山病院 内科6 津山中央記念病院内科7 目的 他の基礎インリン製剤からインリン デグルデク Deg への切 り替えについての後ろ向き実態調査 対象 外来で基礎インリンをDegに切り替えた 頻回注射 MDI または Basal回注射 BOT 中の型糖尿病 症例数は43 男9 女4 年齢67±0 歳 罹病期間9±9年 BMI 3.5±3.5kg! m mean±sd MDI 38 BOT 5. 方法 Deg切り替え後からの自己血糖測定値 SMBG HbAc 低血糖を 評価 変更時にはBolusの用量調整や併用薬の変更は原則行わず 0週と週の値は朝食前SMBG39±35 4±7 P 0.0 HbAc 7.5±.0 7.±.0 P 0.3 と改善 週後にHbAc改善した群 E群 5例 不変もしくは悪化群 I群 8例にわけると Deg投与量はE群0.±6.3 単位 I群.3±6.3単位 P 0.30 で 低血糖はE群4例 I群6例 P 0.09 結語 低血糖になる症例では HbAc改善が困難 HbAc NGSP値 関東 裕美 石丸 安明 齋藤 暁美 大嶋由加里 佐藤富美子 木村 香織 中村 尚弘 齊藤 智之 片山 茂裕3 東邦大学医療セン大森病院皮膚科 医療法人安和会石丸安世記念熊谷ディアベテクリ ニック 埼玉医科大学病院内分泌 糖尿病内科3 対象と方法 グラルギン G による強化インリン療法中の糖尿病患者8例 基礎をデグルデ ク D に切替後再度Gに変更しこの間の血糖変動を観察 評価する 結果と考察 Dへの変更時のHbAcは8.8±0.3 Gへの変更時に8.44±0.3 P 0.4 さら に変更後ヶ月で8.56 ±0.35 P 0.4 型6例において同様に8.37±0.47 から 8.47±0.47 P ±0.50 P 0.94 型例において8.5±0.43 から 8.40±0.43 P ±0.48 P 0.4 どちらの薬剤においても切替 変 更による有意差は認められなかった 治療変更直後に血糖上昇傾向または低血糖兆 候が個々の症例で散見されたが統計学的有意差は認められなかった 体重 低血糖 頻度にも明らかな差は認められなかった まとめ グラルギンからデグルデクまたはその逆の薬剤切替 変更は安全に実施できる可能 性が示された HbAc NGSP値 I P 7 持効型インリンを新規持効型インリンデグルデクへ切 り替えた症例の検討 野原 真吾 井向 雅美 中森 芳宜 JA山口厚生連周東総合病院薬剤科 JA山口厚生連周東総合病院糖尿病 血液 内 分泌内科 はじめに デグルデクは従来の基礎インリン製剤と比べ 効果が長時間 持続し 血糖降下作用にピクがなく安定した血糖コントロルが得られ ることが期待される そこで グラルギンもしくはデテミルを用いたイン リン療法中の患者でデグルデクへ切り替えた症例の検討を行った 対象 型糖尿病6例 型糖尿病0例の計6例 方法 切り替え前後のHbAc BMI及び前後3ヵ月間のSMBGの記録から 低血糖 70mg! dl未満と定義した の頻度を後ろ向きに調査した 結果 考察 デグルデクは3ヵ月後のBMIを上昇させることなくHbAcを 有意に減少させ 従来の基礎インリン製剤に比較し良好な血糖コントロ ルが得られることが確認された しかし 低血糖頻度の上昇が認められた 低血糖頻度が上昇した症例ではグラルギンもしくはデテミルから変更時の 単位が同じものが多く用量調節の必要性が考えられた HbAc NGSP値 I P 8 インリンデグルデクの有効性 安全性に関する検討 倉本 尚樹 矢部 大介 岡村 香織 櫻町 惟 六反麻里代 松本 実紀 臼井 亮太 藤原 周一 桑田 仁司 渡邊 好胤 表 孝徳 黒瀬 健 清野 裕 関西電力病院糖尿病 代謝 内分泌セン 目的 インリンデグルデクの安全性 有効性に関して検討する 方法 03年3月から03年9月までに当院にて他の基礎インリン製剤からイン リンデグルデクに変更された型および型糖尿病患者53例を対象とし 切り替え前と切り替え3ヵ月後のHbAc 体重 基礎インリン単位数 追 加インリン単位数の変化について検討した 切り替え前 切り替 え3ヶ月後の平均HbAcは9.±.5 8.5±.6 であり 有意に血糖コント ロルは改善した P 0.0 体重は6.7±.9kg 6.6±3.3kgであり 有意な変化は認めなかった 基礎インリン単位数は7.0±8.7単位から 6.6±8.8単位と減少傾向にあったが有意差は認めず P 0.3 追加イン リン単位数は.7±3.単位.7±3.6単位と有意な変化は認めなかった 重篤な副作用は認めなかった 考察 インリンデグルデクの有効性が示 唆された HbAc NGSP値 S 56

2 I P 9 新規インリン導入におけるインリンデグルデグの投与 量に関する検討 永田 友香 辻野 元祥 西田 賢司 櫻田 麻耶 佐藤 文紀 黒澤由貴子 平澤 麗子 川崎 元樹 小川 佳宏 西谷 里枝 東京都立多摩総合医療セン内分泌代謝内科 東京医科歯科大学大学院分子内分泌代謝 学 糖尿病 内分泌 代謝内科 目的 当院におけるデグルデグの退院時投与量について検討した 対象と方法 未治療または経口血糖降下薬で治療中のコントロル不良の糖尿 病患者例にデグルデグを用いて新規にインリン強化療法を開始 退院時のイ ンリン投与量について検討した 年齢49.6±.歳 罹病期間4.9±5.年 HbAc.7±3. HbAcは治 療開始後3ヶ月で6.7±0.86 p 0.00 と有意に改善 体重の変化は認めなかっ た デグルデグの平均投与量は 退院時0.09±0.04単位!kg!で CPR Indexと 有意な負の相関認めた r "0.047 p 結論 インリンデグルデグは体重増加を来すことなく血糖コントロルを改善した デグルデグ投与量はCPR Indexと有意な負の相関認めており デグルデグを用い て新規にインリン強化療法を開始する際は CPR indexが投与量の指標になる と考えられた HbAc NGSP値 I P 0 当院におけるインリン 性 デグルデク使用者の背景と有効 鈴木 智子 吉岡 奈美 新田 洋介 銭林 雅子 福永みちる 石橋里江子 宮田 哲 大阪厚生年金病院内科 目的 当院でインリンデグルデク 以下Dg を処方された症例の背景 因子と治療効果を検討した 方法 03年3月より0月までに当院でDgを 新規に処方された3例において その背景 性別 年齢 罹病期間 病型 尿中C" ペプチド Dg投与の理由 ならびに HbAc 低血糖頻度 使用 前後の治療法について Dgの使用前後で比較検討した 罹病期間 5.6±.年 前治療でのインリン使用例は3名 HbAcは8.66±.53か ら8.06±.7 へ低下 p 0.00 インリン投与量は総量7.7±7.か ら.0±3.7単位へ減少 基礎インリン量は.3±6.3から0.8±5.6単位へ 減少したが いずれも統計学的有意差なし 低血糖頻度が増加した症例は 無かった 考察 Dgは安定した基礎分泌補充によって 低血糖頻度を増 やさずにHbAcを低下させ 一部ではインリン注射回数の減少などQOL の改善にも寄与していた HbAc NGSP値 I P 既存の持効型インリン製剤からインリン デグルデク への切り替えによる臨床的検討 森谷 千尋 佐藤 博亮 岩崎麻里子 尾形 絵美 待井 典剛 菅谷 芳幸 工藤 明宏 長谷川浩司 渡辺 毅 福島県立医科大学腎臓高血圧糖尿病内分泌代謝内科 目的 既存の持効型インリン製剤からインリン デグルデクへ切り替 えた症例に関して臨床的効果について検討した 方法 当科外来通院中の型糖尿病患者で 既存の持効型インリン製剤 からインリン デグルデクへ同単位切り替え症例について 併用血糖降 下薬の変更または減量 増量が無く 変更投与前後にSMBGによる朝食前 血糖値が測定されている症例を抽出し解析した 症例数6例 男性例 女性5例 平均年齢6.3歳 平均BMI 4.9 kg!m 平均HbAc 7.64 インリン デグルデクへの切り替えにより HbAcは 7.64 から7.3 と有意に低下した また か月間のSMBGに よる平均朝食前血糖値の標準偏差は有意な差を認めなかった 考察 インリン デグルデクは 既存の持効型インリンより 同量の 投与量で更なる血糖改善効果を有する持効型インリン製剤である HbAc NGSP値 I P インリン治療において基礎インリンをデグルデクに変 更する効果 宮岡 弘明 宮本 裕也 青野 通子 中口 博允 山本 健 稲田 暢 梅岡 二美 村上 英広 沖田 俊司 岡田 武志 済生会松山病院 目的 インリン治療においてインリン作用時間が長いデグルデクに変更 する効果を明らかにする 対象と方法 インリン頻回投与を行っている6例 男性5例 女性例 型9例 型7例 年齢は 8 58.±4.0 歳 基礎インリン量を同量のデグルデクに切り替え 変更前と投与3ヵ月後の HbAc値 GA値 体重を比較する 型糖尿病においてはGA値が有意に p 改善し体重も増改 した 型糖尿病においてはHbAc値 GA値ともに有意な改善はみられなかった 変更前のインリンで比較するとグラルギン デテミル間で差は認めなかっ た 総括 型糖尿病ではデグルデクに変更する効果があったが 型糖尿病では インリンの変更より生活習慣改善の方が必要と思われた HbAc NGSP値 I P 3 型および型糖尿病患者におけるインリンデグルデク への変更に伴う有効性の検討 岡田 守弘, 岡田 昌江 西上 潤 大山 公典3 藤本 彩 古川 健治 山秋 直人 宮本 謙一 金沢社会保険病院薬剤部 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科医薬情報統御学 金沢社会保険病院代謝内科3 目的 インリンデグルデクは使用性を高めるために注入器が改良され フレキシブルな自己注射が期待されている 今回 我々はデグルデクを用 いた治療が有効性と安全性に加えて QOLの向上に貢献するかを検討した 方法 インリングラルギンもしくはインリンデテミルを使用している 型および型糖尿病患者6名に対し デグルデクへ変更した 切替と 週 4週後のHbAc値 5" AG 体重 低血糖 総単位数 DTR"QOLを 比較した 週後の中間解析では HbAc値 体重 低血糖 DTR" QOLに関して変化はなかったが 総単位数は84 へ減量 5" AGについて は5.4μg! mlから8.9μg! mlへ有意に改善した 総括 週経過時点ではQOL 向上の実感には至らなかったが 5" AGの改善からは血糖の平坦化による 良質な血糖コントロルが得られたと考えられた HbAc NGSP値 I P 4 DTR"QOLを用いた糖尿病患者の健康感とインリンデグ ルデクの評価 植木 彬夫 泉 ゆかり 名嘉真香小里 鈴木 孝典 大野 敦3 藤井 仁美 高村 宏 高村内科クリニック内科 新川橋病院 東京医科大学八王子医療セン3 目的 DTR" QOLを用いて糖尿病患者の社会的 常的活動の負担感 治 療法に対する不安 不満感 低血糖の不安 治療法に対する満足感 な どの4領域について検討した 合わせてインリン デグルデク使用による 健康感とQOLについて検討した 対象と方法 外来通院中の058名を対象 としDTR"QOLを施行した このうち既存の持効型インリンよりデグル デクに変更し3ヶ月以上経過した0名については回目のDTR"QOLを施行 し前値と比較した 女性 型糖尿病 インリン療法群では4領域 とも低下していた デグルデク使用後はこれらが改善傾向にあり 特に低 血糖に対するQOLは有意に改善した 考察 DTR"QOLは糖尿病患者の治 療状況を鋭敏に反映し糖尿病患者のQOLの検証には有効である デグルデ クはDT" QOLの4領域で改善傾向にあり特に低血糖に対する不安は軽減し満 足度を改善していた HbAc NGSP値 I P 5 型糖尿病基礎インリン補充でのグラルギン IGla と デグルデク IDeg 朝回投与の有効性と安全性の検討 DIRECT" 伊賀 涼 内野 泰 吉原 彩 宮城 匡彦 臼井 州樹 熊代 尚記 安藤 恭代 弘世 貴久 東邦大学医学部内科学講座糖尿病 代謝 内分泌学分野 大森 目的 型糖尿病に対する基礎インリン補充のイミングを朝回に固定 し その4h"CGMプロファイリング 有効性 安全性をIDeg IGla群間で比 較検討した 対象 方法 Basal"Bolus療法の型糖尿病0名を対象にIDeg又は IGla朝 回投与を週間無作為割り付けオプンラベルクロオバ試験にて検 討 自己血糖測定値によるアルゴリズムを基にインリン投与量を調整 0週 と週にHbAc値 GA値 糖尿病QOL質問表 DTR"QOL CGM Basal" Bolusインリン投与量比率を検討 全例解析前の結果ではIDegはIGlaに比較 しHbAc GA CGMによる低血糖出現率を改善させる傾向にある 結語 型糖尿病Basal"Bolus療法にてIDegは朝回投与においてもIGlaに比 し血糖コントロルが良好であり IDegはインリン依存状態においても朝 回投与のみでBasalインリン補充が可能である事が予想される UMIN HbAc NGSP値 I P 6 型糖尿病におけるインリングラルギン! デテミルからイ ンリンデグルデクへの切り替え 赤神 隆文 楠 宜樹 中江 理絵 井川 貴資 宮越 香名 越智 史浩 徳田 八大 村井 一樹 美内 雅之 勝野 朋幸 浜口 朋也 宮川潤一郎 難波 光義 兵庫医科大学内科学糖尿病 内分泌 代謝科 兵庫医科大学先進糖尿病治療学 目的 グラルギン Gla またはデテミル Det 使用中の型糖尿病患者において それらを デグルデク Deg に変更しその有用性を評価 方法 Deg切り替え前および切り替え後6" 4週にCGMを用いて比較 結果 症例数は7名 56.6±0.4歳 BMI0.7±3. 平均血糖値は切り替え前48.3±37. mg!dl から切り替え後6" 4週では38.6±40.0 mg! dlと有意な変化なし 4時間血糖標準偏差 は切り替え前47.4±5.5 mg! dlから切り替え後6" 4週で43.4±4.7 mg! dlと有意な変化 なし HbAcは切り替え前7.4±0.7 切り替え後4週7.3±. と有意な変化なし 使 用基礎インリン量は切り替え前0.5±0.7 U! kgから切り替え後4週0.8±0.0 U!kgと 有意に減少 考察 Gla! DetからDegへ切り替えた結果総基礎インリン量は有意に減少したが同等の血糖 管理が得られた HbAc NGSP値 S 57

3 I P 7 従来の持効型インリンからインリンデグルデクへの切 り替えが血糖コントロルに及ぼす効果の検討 渋江 公尊 豊田健太郎 原島 伸一 藤田 義人 田中 大祐 山根 俊介 濱崎 暁洋 原田 範雄 小倉 雅仁 稲垣 暢也 京都大学大学院医学研究科糖尿病 内分泌 栄養内科学 京都大学医学部附属病院臨 床研究総合研究セン 目的 従来の持効型インリンよりも持続時間の長いインリンデグルデク Dec の効果を検討する 方法 Dec切り替え後3カ月以上フォロできた3例の糖尿病患者 DM に おいて 平均血糖値 mbs mg! dl HbAc 必要インリン量 INS 量 U! 血糖不安定性 M値 MAGE 低血糖についてインリン INS 切り替え前後で比較した 対照 DM病型 型5例 型5例 その他例 平均年齢59.3歳 性別 男3.3! 女67.7 mbs 90.3 HbAc INS量3.4 M値45.4 MAGE カ月後mBS 60.4 HbAc 7.68 INS量30.0 M値4.9 MAGE 0.0 であり mbs M値 MAGEは有意に低下し 低血糖は80.6 で減少した 考察 Dec切り替え後 血糖コントロルは同等であったが 血糖不安定性 と低血糖が減少した HbAc NGSP値 I P 8 持続血糖モニを用いたインリンデグルデク変更前後の 血糖変動に関する検討 岡本佳那子 森 裕子 佐々木修二 園田 紀之 井口登與志 髙栁 涼一 九州大学病院内分泌代謝 糖尿病内科 九州大学先端融合医療レドックナビ研究 拠点 目的 インリンデグルデグ Deg に変更する前後での血糖変動を持続 血糖モニを用いて検討した 方法 インリングラルギン Glar もし くはデテミル Dete で強化インリン療法を施行している入院患者6例 型例 型4例 膵性例 を対象に Deg変更前後数間の平均血糖値 MBG 標準偏差 SD M値 MAGE 低血糖回数 70mg!dl を終 0 4時 夜間 0 8時 に分けて検討した GlarやDeteに比 し Degは投与量を4 減量できた 終の検討で Deg変更後の平均血糖 は3mg! dl低下し SD M値 MAGE 低血糖回数の全てが減少した ま た 夜間においても M値 低血糖回数が減少し 特にSDの低下は有意で あった 結語 様々な病型の症例においてDegの安定した作用を観察でき た インリン投与量の減量 および夜間血糖変動幅の減少はDegの大き なadvantageと捉えることができる I P 9 インリングラルギンからデグルデクへ変更時の血糖変動 に関するCGMを用いた検討 上田 舞 岡 亜希子 高見柚賀子 芳野 啓 小畠 寛子 東内 雄亮 大森 靖弘 谷尻 力 土橋 大輔 肥後 里実 山田 浩幸 北垣 一成 六甲アイランド甲南病院内科 目的 インリンデグルデクはグラルギンとはその血中動態 作用時間が 異なり グラルギンからデグルデクへ変更後数間においては血糖変動が不 安定になると考えられる 変更前後の血糖変動をCGMを用いて検討した 方法 当院にてインリン強化療法を実施している型 型糖尿病患者7名 において グラルギンからデグルデクに変更する際にその前後週間のCGM を実施し 空腹時血糖 4時間平均血糖 標準偏差を比較し血糖変動の経時 的変化について検討した 結果 考察 変更目 軽度の血糖上昇はみられたものの症例によりば らつきがあり インリンの増量を要するほどではなかった 変更 3 目は平均血糖上昇や内変動が大きくなる例が多かったが 変更4 5目 から改善がみられた 夜間低血糖および暁現象においても改善がみられた I P 0 インリン強化療法患者におけるインリンデグルデク切 り替え症例の3ヶ月後の検討 庄島 蘇音 北村 卓也 浦上 経子 武田 昌也 渡辺 恭子 中塔 辰明 岡山済生会総合病院糖尿病セン 目的 インリン強化療法におけるインリンデグルデク IDeg の有用 性の検討 方法 基礎インリンをIDegに切替えた例を対象にアンケトによる自 覚的所見 治療満足度 および切替後3ヶ月間の血糖コントロル状態 イ ンリン投与量の変化を評価した 基礎インリン量はヶ月後より有意に減少していた 切替前 3ヶ月後 0.6±4.8 9.± ±4.6 9.±4.6 p 0.05 追加イン リン量は月後より有意な減少が見られた HbAcは有意な変化が認めら れなかった アンケト結果より デバイに対して約6割強の使用者が良 い以上の評価で 8割以上が今後も継続したいとの評価であった 結論 基礎インリンをIDegに切替えた3ヶ月間においては HbAcを増 悪させることなく 基礎インリンを有意に減量できた デバイや治療 満足度に対しても高い評価が得られた HbAc NGSP値 I P 型糖尿病患者5例のインリンデグルデクへ切り替え後 の血糖プロファイルについての検討 加藤 友美 湯野 暁子 糸島 早織 今井 実 辰口 治樹 伊古田明美 小泉 茂樹 勤医協中央病院内科 勤医協札幌西区病院内科 目的 型糖尿病患者におけるインリンデグルデク D の血糖値の 内 差変動 低血糖頻度について検討する 対象 方法 当院通院中の 型糖尿病患者5名の基礎インリンをDに変更後 3例でCGMを行った 過 去のCGMデがある例は前後で比較検討した Dへ変更で 内 因性インリンが残存していると血糖の安定がえられやすい 内因性イン リンが枯渇した症例でも 差変動は改善し 夜間の低血糖は減少又は 消失し 血糖値のSDは改善した 考察 内因性インリン分泌が枯渇 多腺性自己免疫症候群3型 食事 生活リズムが不規則な患者において 夜 間低血糖は減少し安定する傾向にあるが 良好な血糖コントロルを得る ことは難しく 生活改善や インリンンプを検討する必要がある ま たDにより基礎インリン量が十分になると 超速効型インリンの減量 が必要となる症例がある HbAc NGSP値 I P インリンデグルデクの有用性がCGMにより示された罹 病期間7年非肥満型糖尿病の症例 沖本 久志 高橋 美琴 大野真理恵 土門 利佳 盛口 雅美 内藤 孝 坂総合病院糖尿病代謝科 泉病院 新規インリン製剤デグルデク D は持続的に4時間を越えて作用する とされている 今回罹病期間7年の非肥満型糖尿病患者において グラル ギン G をDに切り替えてその有用性をCGMで確認した 症例は68歳女 性 38歳時に糖尿病診断後 胃癌を指摘 胃全 膵部分 脾摘出術を施行 された特殊な背景がある 外来でインリン治療を開始後も血糖調整目的 に8回入院 今回9回目の入院で 網膜症は汎光凝固術後で安定 腎症I期 神経障害あり 空腹時血糖4mg!dl 空腹時血中CPR 0.ng!ml 抗GAD 抗体 0.4U! ml 入院時アパルト G 4" " 4 6" 0" 0 ミグリトル50mg で7病目のCGMで血糖68±50mg!dl 74"94mg!dl GからDに同単位 切り替え5後のCGMで血糖6±mg!dl 7"7mg!dl と改善を認め た DはGに比較して 安定した効果があり インリン分泌が低下した 型糖尿病症例においても有用と思われた HbAc NGSP値 I P 3 Retention of individual absorption profiles of co!formulated insulin degludec and insulin aspart upon S.C. injection Erica Nishimura Svend Havelund Ulla Ribel Franta Hubalek Thomas Hoeg! Jensen Ib Jonassen Novo Nordisk A!S Insulin degludec IDeg has an ultra" long duration of action DOA and is the first basal insulin that can be co" formulated with a fast" acting insulin analogue insulin aspart, IAsp. IDeg s prolonged DOA is due to formation of soluble high molar mass complexes multi"hexamers IAsp s fast DOA is due to rapid dissociation of hexameric complexes after s.c. injection. To investigate how co"formulated IDeg and IAsp maintain individual absorption, size exclusion chromatography was used. Two desb 30 basal insulin analogues acylated at LysB9Nepsilon by hexadecandioyl" gamma" Glu IDeg or lithocholyl" gamma" Glu and IAsp, alone and in different long fast"acting combinations, were compared with human insulin. Combinations of analogues formed mixed hexamers and di"hexamers of IDeg and IAsp, but this was avoided by adjusting Zn concentration. The ability of IDeg to form multi"hexamers in the presence of Zn is therefore critical to avoid interactions with IAsp and retain individual absorption. I P 4 当院におけるインリンデグルデクの使用経験 竹田 章彦 高田 絵美 中川 靖 木股 邦恵 医社 神鋼会神鋼病院糖尿病 代謝内科 当院外来に通院中の糖尿病患者のうち MDIによるインリン療法を施行 中でコントロル不良な症例について 持効型インリンをデグルデクに 変更し HbAc 空腹時血糖 低血糖の頻度 インリン投与量がどう変 化するか検討を行った 症例数は型糖尿病6名 型糖尿病4名であった 平均年齢は6.9歳 平均罹病期間は3.6年 平均BMI 3.9kg! mであった 変更前の持効型インリンは全員がグラルギンであった またグラルギン を回注射している症例は例であった 変更前と比較して変更後3カ月 で 平均HbAc値は8.76 から8.39 に低下 p 0.0 空腹時血糖値は5.7 mg! dlから47.3mg! dlに低下 p 0.05 低血糖の頻度は6.67回!月から4.86 回! 月に減少 p 0.37 した インリン投与量は変化がなかった HbAc NGSP値 S 58

4 I P 5 型糖尿病患者の新規持効型インリンデグルデクへの切 り替えによる血糖変動の評価 小高 以直 永瀬 晃正 根本 洋子 則武 昌之 桂 善也 東京医科大学茨城医療セン代謝内分泌内科 背景 インリンデグルデクは半減期が長く平坦で安定した薬物動態を示す とされている 今回 従来の持効型インリンの回投与からデグルデク回投与に切 り替え 血糖変動をCGMにで確認した症例を経験した 症例 67歳女性 糖尿病歴5年 HbAc 8.9 デテミル6単位 リプロ8単位をデグルデク5単位 リプロ7単位に変更 し 前後でCGMを施行 早朝および夕食前の低血糖が消失した 症例 6歳男性 糖尿病歴9年 HbAc 8.9 グラルギン0単位 アパルト30単位をデグルデク6単位 アパルト30単 位に変更し 前後でCGMを施行 夜間の低血糖が改善した 総括 デグルデクへの切り替えによる血糖変動をCGMで評価した型糖尿病患者症 例を経験した HbAc NGSP値 I P 6 松枝 恵 香西 夏子 向井 明彦 コプおおさか病院内科 当院でデグルデク導入した症例について報告する 症例 44歳 女性 型糖尿病 リプロ毎食前3回 グラルギン眠前回注射でHbAc 9 前後 とコントロル不良 グラルギンをデグルデクへ変更した ヶ月後HbAc は不変 低血糖症状は減少している 症例 3歳男性 型糖尿病 統合 失調症あり リプロ毎食前3回 グラルギン回注射でHbAc 0 以上と コントロル不良 デグルデク回注射へ変更した 4ヶ月後HbAc 9.9 と 改善 症例3 79歳女性 型糖尿病 認知症あり グリメピリド0.5mg シグリプチン50mgでHbAc.0 デグルデク導入した 自己注射困難 なため デイケア時注射にて4ヶ月後HbAc 8.8 結論 血糖改善に関し ては長期間の評価が必要だが ①低血糖症状の減少②基礎インリン回注 射から回へ変更③自己注射困難症例への導入でQOLは改善したと考えられ た HbAc NGSP値 I P 8 糖尿病透析患者におけるインリンデグルデクの血糖変動 抑制効果 CGM 皮下連続式グルコ測定 による検 討 小嶺 真耶 矢野 未来 船越 哲 中島さゆり 江藤 りか 宮崎 健一 李 嘉明 山下万紀子 畠山今子 草刈 祥子 橋口純一郎 澤瀬 健次 原田 孝司 長崎腎病院薬剤課 目的 血液透析患者における超持効型インリンアナログであるインリン デグルデク IDeg とインリングラルギン IGlar の血糖降下作用を比較 し また血糖変動profileの違いを検討する 対象 方法 当院でIGlarからIDegに同量にて変更した症例のうち 併用薬 を可能な限り同等とした6例での変更前後の血糖およびCGMを比較した IGlarからIDegへの変更で平均GAは6.4 から4.3 に減少する傾向 にあった p 0.07 また CGMによる平均血糖変動幅においては IGlarで 44.3mg!dLからIDegで86.7 mg!dlと高い有意差をもっ て 減 少 し た p 0.00 両者で低血糖の頻度に差はなかった 考案 IDegにおいてIGlarより血糖変動が有意に低い理由としては IDegの 血中半減期が極めて長くインリン血中濃度が安定している可能性が考えら れた トレシバの週3回注射とDPP!4阻害薬の併用により血糖 コントロルの改善を認めた重度認知症合併糖尿病透析患 者の一症例 添田 耕司 青木 栄子 樋上 健3 入江 康文4 大野 敦5 稲毛駅前クリニック内科 精神科 稲毛駅前クリニック 稲毛病院3 三愛記念病院4 東京医科大学八王子医療セン糖尿病 内分泌 代謝内科5 はじめに インリン自己注射が困難な重度認知症合併糖尿病透析症例で 透析時の持効型溶解インリン注射とDPP"4阻害薬の併用療法の有用性を検 討 症例 70歳女性 透析9年目 0年月より認知症が出現し 7月にイン リン自己注射が困難となりGAは30 以上に悪化 3年3月より透析前血糖値 が時々500mg!dlを超え 7月中旬よりトレシバ注4"6単位を週3回透析中に 看護師が注射 8月よりオングリザ錠.5mg! の併用を開始し 透析前血糖値 の平均は37から69mg!dlに改善し GAも8月36.9 から月6.3 に低下 考察 総括 血液透析患者の糖尿病診療ガイド0 では 随時血糖値80" 00mg!dl未満 GA値0.0 ないし4.0 未満を暫定的目標値として提案 今 回GA値は目標値に近づき 透析前血糖値の平均値は目標を達成しており 本 併用療法は 重度認知症合併透析症例に試みるべき方法と考える I P 3 持効型インリン デグルデク 使用症例について 透析患者に対するインリンデグルデク投与の治療前後の CGMによる評価 デグルデクは食後高血糖を改善する可 能性がある 平谷 和幸 清水 和彦 真生会富山病院糖尿病代謝内科 透析患者に対するデグルデク Deg の評価を治療前後のCGMを用いて行っ た 症例 36歳男性型糖尿病アパルト Asp 5" 5" 5 デテミル Det 4のみDeg3に変更した 投与前後で平均血糖値47 7 標準偏差8 5 夜間 就寝中70"40の範囲内時間分布 は56,00 78,75と著明改善し た 症例 70歳男性型糖尿病グラルギン Gla 0からリプロ Lis 3 Deg 8に変更した 投与前後で平均血糖値67 0 標準偏差54 6 夜 間 就寝中の同上の範囲内時間分布は54,93 7,0となった 考察 症例で はDegは4時間血糖降下作用が安定し 空腹時 夜間就寝中のみならず 食後も良好なコントロルが得られた 症例ではGlaから Degの投与量 を80 に減らしたが 血糖降下作用が強く 夜間低血糖が生じた 結語 透析患者においてDegは食後 夜間も良好な血糖降下作用を有する可能性 が示唆された HbAc NGSP値 I P 30 当院におけるインリンデグルデクの使用経験 橡谷 昌佳 稲垣 朱実 伊藤 崇浩 小林 朋子 佐藤 哲彦 垣屋 聡 名古屋二赤十字病院糖尿病内分泌内科 目的 当院での糖尿病患者に対するデグルデクの有効性を検討 対象と 方法 当院通院中の型糖尿病患者9名 型糖尿病患者5名にデグルデクを 投与し 3カ月後にHbAc インリン投与量の推移を調査し有効性を検討 HbAcの変化は型糖尿病患者では有意な変化は認めなかった 型 糖尿病患者では9.50±.4 から6.8±.47 と有意に改善を認めた イン リン投与量は基礎インリンが型糖尿病患者で4.7±6.0単位から.± 5.4単位 型糖尿病患者で6.0±6.9単位から0.7±6.4単位といずれも有意に 減少した 超速効型インリン投与量では変化は認めなかった 結語 型糖尿病患者はデグルデク投与により血糖コントロルの改善を認めた 型糖尿病患者においてはデグルデクへ基礎インリンを変更することで 血糖コントロルの悪化を認めることなく インリンを減量できる可能 性が示唆された HbAc NGSP値 I P 7 I P 9 型糖尿病透析患者においてグラルギンをデグルデクに使 用量を半量にして切り替えCGMで良好なコントロルを 確認し得た3症例 伊藤麻里子 吉岡 修子 富貴原紗侑里 溝口 暁 杉山摩利子 篠原 由里 赤羽貴美子 公立陶生病院内分泌 代謝内科 背景 糖尿病患者は透析療法に至ると血糖コントロルが複雑化する デ グルデク D は回投与で平坦かつピクのない安定した作用を持つ とされているが透析患者への使用例の報告は少ない 目的 型糖尿病透 析患者にグラルギン G からDに変更しその有効性と必要量についてCGM を用いて検討 症例① 50歳男性 型糖尿病歴8年 透析歴年 G連朝 8単位をD連朝9単位に変更し 3後に終安定 症例② 70歳男性 型糖尿病歴40年 透析歴3年 G連朝4単位をD連朝単位に変更し4 間で終安定 症例③ 64歳女性 型糖尿病罹患歴年 透析歴7年 G透析8単位 非透析単位をD連同量の朝4単位に変更し5後に安 定 考察 Dは連G使用量の半量回朝投与で終安定したコントロル が可能で 低血糖がなく過不足ないインリン量で施行できたことが最大 の要因と考えられた HbAc NGSP値 I P 3 CGMを使用し型糖尿病透析患者におけるインリンデグ ルデクの効果を検討した一例 千葉ゆかり 渡辺 宏美 田村 遥 鈴木 淳 永倉 穣 重松絵理奈 山川 正 横浜市立大学附属市民総合医療セン内分泌 糖尿病内科 目的 型糖尿病透析患者に対するデグルデク Deg 投与についてCGM を用いて検討する 症例 5歳女性 98年糖尿病と診断 治療開始 000 年眼底出血し硝子体手術施行 00年糖尿病性腎症に対し血液透析導入 000年頃インリン導入 混合型回投与で加療していたが コントロル 悪化 FBS3mg! dl GA36.3 し 03年5月入院 混合型Mix30朝 夕0から 既報通り総インリン量を0 減量して切り替えた アパ ルト各食前6 Deg眠前0にて 低血糖を認めずに平均血糖値 AG が5 mg! dlから68mg! dlへと改善した 標準偏差 SD は5mg! dlから3mg! dl へとわずかに上昇した 透析と非透析との比較では 透析がよりAG が低く SDが大きかった 結語 透析症例においてもデグルデクの薬物 動態は変わらないとされているが 臨床的にも差異がないことを示唆する 結果が得られた HbAc NGSP値 S 59

5 I P 33 DPP!4阻害薬を内服中の糖尿病腎症合併患者におけるイ ンリンデグルデクの使用経験 村田 雄介 吉里 和晃 荒木 栄一 山鹿市民医療セン代謝内科 熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学 目的 DPP"4阻害薬を内服中の糖尿病腎症合併型糖尿病患者へのイン リンデグルデク Deg 投与の効果 安全性を検討する 方法 DPP"4阻害薬とインリン療法を併用中の糖尿病腎症合併型糖尿 病患者6人で 持効型インリンをDegへ変更し週後に評価した 患者背景 腎症 3A期" 4期 Cr0.93±0.33mg!dl 年齢 70±8.5歳 体 重 6.±7.5kg HbAc8.6±.5 食事療法 内服療法 ビルダグリプ チン00mg!又はリナグリプチン5mg! かつ強化インリン療法 又 はBOTを施行中の患者 Degの投与前後で 随時血糖値 HbAcに有意差はなく 低血糖の 頻度に有意な上昇はなかった また 体重 Cr egfr 血圧 LDL" C HDL" C TG インリン投与量に有意差はなかった 結語 DPP"4阻害薬を内服中の糖尿病腎症を合併した型糖尿病患者にお いて Degは低血糖の頻度を増加させなかった HbAc NGSP値 I P 34 リナグリプチン デグルデク 超速効型インリン併用療 法によるβ細胞機能の改善 河中 正裕 完山 昌孝 松井 可奈3 明和病院糖尿病内分泌内科 明和病院内科 松井内科医院内科3 型糖尿病患者の初回教育入院にリナグリプチン インリンデグルデク 超速効型インリン三者併用療法を用いて血糖値 β細胞機能の改善を図っ た 結果 平均Ac9.8 の30名中名 73 が約カ月でインリンを 離脱しDPP"4阻害剤への変更が可能となった これは離脱できた群とでき なかった群との間にはBMI Ac Cペプチドインデックに差は認めな かった 離脱出来なかった群は平均年齢が高く全員がSU剤を0年以上使用 していた 考察 三者併用療法は高率にインリン離脱をもたらし β細 胞機能改善と将来の合併症防止に寄与する HbAc NGSP値 I P 35 頻回注射療法におけるインリングルリジンの有用性と安 全性の検討 松浦 憲一 松浦 靖彦 医社 松寿会松浦クリニック 対象 頻回注射療法治療中58人 型0人 型48人 平均HbAc7.8±.0 を対象と した 方法 追加インリンを同単位グルリジンに治療変更し 食後血糖60mg!dL未満を 目標に 用量調整し4週間追跡調査を行う 全体HbAc 7.8±.0 から 7.4±0.8 P 0.0 型8.±.6 から 7.6±. P 0.05 型7.7±0.8 から 7.4±0.8 P 0.0 と各々有意な低下が認 められた また本研究において重篤な低血糖は 型 型ともに認められな かった 総括 頻回注射療法を行うもコントロル不十分例においてグルリジンへの治療変 更は 有効性 安全性の点から推奨される治療法のつである HbAc NGSP値 I P 36 グラルギンからデグルデグへの変更が有用な患者背景とそ の投与方法 小川 吉司 田澤 康明 川嶋 詳子 木村麻衣子 今 昭人 青森県立中央病院糖尿病セン 青森市民病院一内科 グラルギン G からデグルデグ D に変更した患者で 患者背景とHbA c改善効果の関連をレトロペクティブに検討した 03年4月から8月に Dを投与した37名で 患者背景 HbAcの経過をレトロペクティブに検 討した 対象患者は 型糖尿病 7名 型糖尿病 0名 Basal" Bolus BB 療法 33名で 総インリン投与量は33±7単位であった BB療法でGを Dに変更した6名 型糖尿病6名 型糖尿病0名 についての検討では 変更前後のHbAcが 型では8.44±.9 8.4±.34 型では8.54± ±.44 といずれも軽度改善した 型でG 回注射から変 更した9名では 8.44± ±.09 と有意な改善を認め G 回注射から変更した7名では 8.43± ±.34 と有意な改善は認 められなかった 型糖尿病でのGからDへの変更では注射回数に注意が必 要である HbAc NGSP値 I P 37 当院におけるインリングルリジンの有用性と安全性の検 討 垣花 悠子 特定医療法人沖縄徳洲会中部徳洲会病院 対象 当院外来診療でグルリジンで治療を行った 新規インリン導入7人 他の超 速効型からの治療変更を行った型3人 型6人 HbAc9.3±0.6 を対象と した 方法 食後血糖値60mg!dL未満を目標に用量調整を行い4週間追跡調査し 治療前 病態 BMI別の解析を行う HbAcは9.3±0.6 から 8.5±0.5 P 0.0 切替型群HbAcは9.±0.7 から 8.5±0.7 P 0.0 と有意な低下が認められた その際の体重 低血 糖頻度の増加は認められなかった まとめ 他の超速効型インリンとグルリジンの有効性の差は 作用動態を 反映している より生理的なインリン分泌パンを模倣しているグルリ ジンは強化療法において 有用な治療薬のつである HbAc NGSP値 I P 38 インリンアパルト リプロをグルリジンへ変更した ときの影響 柴野 淑子 佐藤舞菜見 畑中麻梨恵 高橋 直穂 沖崎進一郎 潤5 曽根 博仁6 首藤 龍人7 横山 宏樹 清水 平3 山田大志郎4 本庄 自由が丘横山内科クリニック 北里大学医学部 老蘇会静明館診療部3 自由が丘山田内科 クリニック4 旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野5 新潟大学血液 内分泌内科6 啓和会黒澤病院内科診療部 光学医療診療部7 目的 グルリジン G は既存の超速効型インリンに比べ 速やかに吸収され 食後高血糖をより抑制すると言われている アパルト A リプロ L をG へ変更した時の血糖コントロルへの影響を調査した 対象 方法 A LをGへ変更したDM7名の変更時 G0 と"3ヶ月後 G"3 のAC 総インリン量 低血糖回数を比較した ACはG!! 3 n 49! 34! 9 の全てにおいて有意に低下した 8.±.6 vs. 8.0±.4 p ±.5 vs. 7.7±.9 p ±.6 vs. 7.5±.4 p 0.05 総インリン量はG n 34 で有意な増加を認めた 6±35 vs. 64±35 p 0.05 低血糖回数は全てにおいて有意差を認めなかった 結語 ACは全ての期間で有意に改善した 作用動態で説明されるのか イン リン抗体など他の因子が関与しているのか不明だが 今後も追跡調査していく HbAc NGSP値 I P 39 肥満患者における超速効型インリングルリジンの有用性 の検討 渡辺 蔵人 湧田健一郎 前川 陽子 神谷 乗史 屋良 朝博 城間 勲 中頭病院内科 対象 糖尿病患者73人 型7人 型56人 他の超速効型から切り替え36人 方法 同単位のグルリジンへ変更し 食後血糖60mg! dlを目標に用量調整を行い4 週間経過観察し BMI別の解析を行った 全体HbAc 9.4±0. から 8.±0. P 0.0 切替群9.0±0.3 から 8.5± 0.3 P 0.0 BMI5未満群9.3±0.3 から 8.0±0.3 P 0.0 BMI5 以上群9.7±0.3 から 8.5±0.3 P 0.0 と有意な改善が認められた 総括 グルリジンの特性である立ち上がりの速さと 作用消失の速さが 皮下中の 毛細血管の少ない肥満患者において 食後高血糖を是正し より良い血糖コ ントロルが達成可能になった HbAc NGSP値 I P 40 インリングルリジンの有用性 安全性の検討 平本 綾 森下 尚明 広島医療生協広島共立病院糖尿病内科 目的 強化インリン治療中の糖尿病患者58名 型名 型47名 を対 象に 追加インリンをリプロ 以下L からグルリジン 以下G に変 更し 有用性と安全性の検討を行った 方法 Lを同単位のGに切り替え 食後時間血糖60mg!dL未満を目標として Gの用量を調整し 4週追跡 調査を行った 全体のHbAcは8.±0.3 から7.84±0.4 P 0.0 型は8.±0.3 から8.±0.33 P 0.67 型は8.0±0.5 か ら7.78±0.5 P 0.0 と全体及び 型は有意な改善が認められた ま た 5" AGも同様に全体 型で有意な上昇が認められた 今後48週での追 跡調査を実施し Gの有用性 安全性を再度検討する HbAc NGSP値 S 60

6 I P 4 糖尿病治療満足度質問票 DTSQ を用いた インリン グリルジンへの切り替え治療の評価 砂川 優 小宮 一郎 裵 猛 メディカルプラザ大道中央糖尿病内分泌科 琉球大学医学部附属病院地域医療シ テム学講座 目的 アパルトからグリルジンへの変更後の治療満足度変化を検討 方 法 インリン強化療法中の3名 男 女 8 5 型 型 ±4 歳 を対象 グラルギン3±8単位! アパルト6±単位! 糖尿病 治療満足度質問票 DTSQ 8項目"7段階評価 の回答結果と 変更前か 月 " M 変更時 0M 後か月 M か月 M の随時血糖 HbA c 体重を比較検討 前後でインリン量は一定 " M "0M " M "M での随時血糖は 96±89 " 7±97 " 04±99 " 09±05 mg! dl HbAcは 9.±.0 "9.±.9 " 9.3±.9 " 9.±.0 体重は 65±6 "65±6 "66± " 66±3 kg 前後での大きな変化なし 治 療満足度調査では 望ましくないほど低い血糖値を感じる頻度 は.3段階 治療法利便性の認識度 は0.7段階改善した 総括 強化療法でのグリル ジンへの変更は治療満足度を改善した HbAc NGSP値 I P 4 型糖尿病患者に対する超速効型インリングルリジンと 超速効型インリンリプロの食後早期血糖値の比較検討 山田 実夏 今川美智子 鈴木 仁弥 中屋 隆裕 山本 勝司 市川 麻衣 佐藤さつき 藤井 美紀 銭丸 康夫 此下 忠志 福井大学医学部附属病院三内科内分泌代謝内科 目的 型糖尿病患者においてグルリジンとリプロの食後早期の血糖 値 抑制効果を比較検討した 方法 インリン強化療法中の型糖尿病 患者 n 0 に対して グルリジンとリプロを6間交互に同単位で投 与 朝食後 30分後 時間後 時間後 の血糖値 インリン CPR値 脂質値を検討した 血糖値は食後時間値でリプロがグルリジン と比較し低い傾向を認めた CPR値は食後時間値と時間値でリプロが 低い傾向を認めた 脂質値は両者とも有意差は認めなかった 結論 食後 時間値の血糖抑制効果はグルリジンよりリプロが勝る可能性がある HbAc NGSP値 I P 44 血液透析患者におけるインリングルリジンの有用性と安 全性の検討 細井 雅之 薬師寺洋介 玉井 杏奈 吉田 陽子 山上 啓子 生野 淑子 岡田めぐみ 竹内 真有 上野 宏樹 福本まりこ 川崎 勲 田中 永昭 浦 義和 大阪市立総合医療セン糖尿病セン代謝内分泌内科 大阪市立十三市民病院 糖尿病内科 背景 ミック型インリン回の症例において テップアップを行 う方法の有用性を検討した 対象 混合型インリンを使用していても HbAc 7 あるいは 低血糖のエピソドがあった型糖尿病患者35名を グラルギン回 グルリジン回から回へテップアップした 結果 B0 B 8名 BB 名 BB BB 4名 BB 7名で 順にHbAc 7.43± ± ± ±0.94 であった 切り替え"4か月後の HbAcは 順に B0B " 0.65 BB " 0.34 BB BB " 0.6 BB " 0.53 の変化 有意差なし であり 体重は".8 " 0.3 " 0.8 ".kgの変化であっ た 種類のインリンを使っても患者満足度は変化なかった 結語 混 合型インリン回注射において グラルギン グルリジン治療への切り替 えは低血糖の軽減 患者満足度につながる治療であった HbAc NGSP値 I P 43 インリングルリジンの血糖変動に及ぼす効果の検討 村上 彩子 田中 里奈 藤澤 和夫 西田 健朗 廣瀬 豊樹 丸山 英樹 下田 誠也3 荒木 栄一3 国保水俣市立総合医療セン代謝内科 国保水俣市立総合医療セン循環器内 科 熊本大学医学部附属病院代謝内分泌内科3 目的 他の超速効型インリン L A より 食後血糖変動を抑制させ うるインリングルリジン G の血糖変動へ及ぼす効果を検討した 方 法 外来加療中の糖尿病患者6例を対象に L Aを同量のGへ変更し 6ヶ月間血糖コントロル等を検討した 入院中の糖尿病患者0例を対 象に L Aを同量のGへ変更し CGMSを用いて血糖内変動を比較した 外来での比較 HbAc変更前7.0±0.9 変更6ヶ月後7.06± 0.99 であり 有意差を認めなかった CGMSによる比較 CV値はL A 4.5±.4 G.±9.8 と減少傾向を認めた 中のCV値は L A 4.6±0.9 G 9.6±8.9 であり 減少傾向を認めたが 有意差を認めな かった 結論 Gは平均血糖値にはあまり影響を及ぼさないが 血糖変動 を減少させる傾向を認めた HbAc NGSP値 I P 46 混合型インリン製剤からのテップアップ法 I P 45 インリン アパルトまたはリプロからグルリジンへ の切り替え例の検討 堀込 充章 西森 栄太 仲 元司 佐久市立国保浅間総合病院糖尿病科 目的 外来インリン強化療法のボラ インリンをアパルト A またはリプロ L からグルリジン G へ切り替える有用性を検討 方 法 対象患者36名のボラ インリンをAまたはLからGに切り替え HbAc 5AG等の臨床指標 SMBG時間値の変化を解析 またアンケ トで使用感を評価 男性9名 女性7名 型糖尿病3名 型糖尿 病3名 平均年齢65.9歳 平均観察期間0.8カ月であった 5AG BMI インリン量等に有意差を認めなかったが 随時血糖 mg!dl HbAc では低下傾向を認めた P NS SMBG時間値は74.9mg! dl 6.7mg! dlと有意に低下 P 0.05 し 型糖尿病患者に限定すると低 血糖の頻度も有意に減少 P 0.05 アンケトも食後血糖低下を実感 満足度上昇と好印象であった 総括 グルリジンは血糖コントロルの質 を改善しうる HbAc NGSP値 阿部 雅紀 岡田 一義 丸山 範晃 鈴木 紘子 藤田 宜是 相馬 正義 本大学医学部腎臓高血圧内分泌内科 対象 アパルト リプロにて治療中の型糖尿病患者0人 透析期間.8±.3年 HbAc6.6±0.6 GA3.4±.3 方法 同単位のグルリジンに変 更し 食後血糖値60mg!dL未満を目標に4週間追跡調査を行う HbAcは6.6±0.6 から 6.0±0.6 P 0.05 GAは3.4±.4 から.± 8. P 0.0 と有意な改善が認められた 低血糖頻度は4回!月から 3回!月 P 0.0 と有意な低下が認められた 総括 グルリジンは皮下 投与後作用発現が速やかで 消失が短時間であるため 必要十分量のイン リン補充が可能になり 結果として体重増加 低血糖頻度を上げること なく 質の高い血糖コントロルを実現できた I P 47 強化インリン療法における超速効型インリングルリジ ンへの前向き切り替え試験 城戸内健介 山田 雅之 青木 桂子 金原 秀雄 久田あずさ 番度 行弘 福井県済生会病院内科 目的 強化インリン療法患者を対象に超速効型インリンをグルリジン に切り替え その有効性と安全性につき前向きに検討 対象 強化イン リン療法中の型 型糖尿病患でHbAc7.5 以上の7名 方法 超速効型 インリンをグルリジンへ各単位数単位ずつ増量して切り替えを行い 以 後GA0 以下を目標に追加インリン量を適宜漸増HbAcは切り 替え前値に比し6ヶ月後で有意に低下し 8.6± ±0.3 Mean± SE p この傾向は両病型とも認められた DTSQアンケト調 査では望ましくない低血糖頻度は不変 治療に対する満足度は有意に p 改善した 結論 強化療法で血糖管理不十分な患者に対する超速 効型インリンのグルリジンへの変更は 患者満足度を高めつつ 血糖値 を改善しうる治療選択肢の一つとなる可能性がある HbAc NGSP値 I P 48 インリン療法患者におけるインリングルリジンへの切 り替えの有効性および安全性の検討 神谷 英紀 加藤 大也 加藤 義郎 近藤 正樹 中村 二郎 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科 JA愛知厚生連豊田厚生病院内分泌 代 謝内科 背景 血糖コントロルが不十分なインリン治療中の患者において イ ンリングルリジンの有効性および安全性についての検討を行った 対象 と方法 当院および豊田厚生病院にてインリン加療中で 血糖コントロ ルが不十分な患者4名 平均罹病期間5.3±年 を対象とし 追加イン リンを同単位のグルリジンに変更し評価した HbAcは8.±.4 から7.9±.5 P 0.05 と0.3 の有意な低下があり 5"AGにおいても 7.7±5.5μg!dlから9.5±6.6μg!dl P 0.0 と有意な改善を認めた また 体重増加を認めず 低血糖頻度に変化はなかった 総括 インリングル リジンは その作用特性から十分なコントロルが得られていないイン リン治療患者に 質の高い血糖コントロルをもたらす可能性が示唆され た HbAc NGSP値 S 6

7 I P 49 型糖尿病患者へのヒュマログミック50毎食前3回打 ち新規導入からのstep down法について 藤田 延也 泉 史隆 箕浦 孝晃 清水健一郎 菅家さやか 友常 健 栃木県済生会宇都宮病院糖尿病 内分泌内科 目的 mix50の毎食前3回打ちを新規に導入し 投与量 回数を漸減するstep downを試みた 方法 当科に入院し新規にmix50の3回打ちを導入したコントロル不良の 型糖尿病患者のうち 6ヶ月間経過を追えた0例について解析した 対象患者は男性6名女性4名で 平均年齢54.8歳であり 平均BMI 4. kg!mであった 治療前HbAcは.3 であり 治療開始3ヶ月後7.0 6 ヶ月後7.4 と改善していた p 0.0 インリン投与量は 治療開始時4. 単位! 3ヶ月後4.4単位! 6ヶ月後9.4単位!と減少し 当初3回の投 与回数は 3ヶ月後で3例が回打ち 例が回打ちとなっており 6ヶ月後 で3例が回打ち 4例がインリン治療を離脱できた 結論 新規に初期からmix50を毎食前3回投与することで確実なHbAcの 改善効果を得られ その後インリン投与量 回数のstep downが可能で あった HbAc NGSP値 I P 50 インリン Ins 注射回数 併用経口血糖降下薬 OHA からみた治療状況 回注でも悪くない 香宗我部知子 諸星 政治 大島 淳 新井 孝子 萩原 康二 田上 幹樹3 小川 佳宏4 三楽病院糖尿病代謝内科付属生活習慣病クリニック 三楽病院糖尿病代謝内科 三楽病院付 属生活習慣病クリニック3 東京医科歯科大学医学部糖尿病 内分泌 代謝内科4 当クリニックでのIns治療の現状を OHA併用も含めIns注射回数別に分けて 背景 併用OHAの状況を検討した 対象 当クリニック03年6月から8月のIns注処方例309名 HbAc7.9±.3 OHA 併用率38.5 方法 Ins注射回数別 3 4回以上 に分け その背景因子 OHAの種類数 種類内容について検討 結果 注射回数 3 4以上 64人 であった 注射回群で年齢 罹病歴が有意に高かったが HbAcは他群と有意差 を認めなかった OHA併用種類数は注射回数が少ないと有意に多く OHA種類別 ではSU GLNとTZDは回数が少ないほど多かったが 他種類は関係を認めなかっ た 考察 回打ちでのIns治療は他回数群に劣性ではなかった 併用OHAに関しては TZD DPP"4阻害薬以外は予想された使われ方をしていた 今後ともIns注回数の 観点から併用OHAも含めさらに検討していく余地がある HbAc NGSP値 I P 5 当院の型糖尿病患者におけるDPP!4阻害薬併用BOTの有 効性の分析 森野 隆広 数馬まりこ 佐々木 翔 岩倉 敏夫 松岡 直樹 石原 隆 神戸市立中央市民病院糖尿病内分泌内科 目的 血糖コントロル不良患者に対する治療選択としてDPP"4阻害薬を含 むBOT A群 とA群以外のインリン In 療法 B群 の適応効果の比較 検討 方法 対象は0年0月から年間に当院入院し 退院時にIn治療選択した入院時HbA c8.0 以上の型糖尿病患者53名 A群3名 B群40名に分け 各因子を検討 退院後3ヶ月での平均体重変化は A群".4kg B群.6kg HbAcは A群 0.±.6 7.5±0.9 B群0.±.3 8.4±.3 HbAc8.0 以下達成率 は A群66.7 B群37.8 A群はB群に比べ有意差はないものの体重は減少 傾向 HbAcの低下幅は大きく減少傾向 In総量は入院時 A群7±6U! B群37±8U! 退院時 ±6U! 3±7U! 3ヶ月後 3±7U! 33± 9U! といずれの時期もA群はB群に比べ少なかった p 0.05 結論 BOTはIn総量が少ない場合治療選択の一つになりうる HbAc NGSP値 I P 5 I P 53 吉川雄一郎 加賀谷浩基 平井 啓之 川上 総士 今村 茂樹3 平井 愛山 千葉県循環器病セン総合診療内科 さんむ医療セン内科 千葉県循環器病セ ン腎臓内科3 インリン療法は体重増加等の問題がある GLP"受容体作動薬は膵外作用 として 食欲抑制 体重減少作用 腎保護作用等が報告されている イン リン療法患者へのliraglutideの併用効果について検討した 外来インリン療法中の糖尿病患者は4名で 強化療法04名 基礎イン リン療法5名 追加インリン療法3名 liraglutideは通常の方法で増量 維 持し 低血糖を回避すべく追加 基礎インリンの減量を適宜行った liraglutide併用後 体重減少 HbAcの改善 腎症の改善がみられた か月 の時点で 基礎インリンは33名で中止 残り04名は3.6.7単位へ減量 追加インリンは40名で中止 残り76名は8.3 3単位へ減量できた 両者の 併用は病態の改善とインリンの減量 中止が可能で 有用である また基 礎インリンとliraglutideの投与量比率は単位 0.9mgが望ましいと考えら れた I P 54 村上 隆亮 加藤 朋子 松田 優樹 松尾 浩司 南部 拓央 米光 新 武呂 誠司 隠岐 尚吾 大阪赤十字病院糖尿病 内分泌内科 目的 DPP" 4阻害薬 D がインリン導入状況に影響したかを検討した 方法 結果 009年 D販売前 及び0年 販売後 に当院でインリ ン療法を新規導入された入院患者について検討した 対象は009年84例 0年60例 インリン導入時年齢 罹病期間 HbAc 糖尿病性腎症 網膜症合併率は群間に有意差を認めなかった 0年群では009年より有 意にBMIが高く併用薬数が多かった 0年のうちD使用群 D群 36例 D 使用期間は.5±4.9ヶ月 非使用群 D" 群 4例であり インリン導入 時年齢 罹病期間 HbAc BMI 体重当りのインリン使用量 糖尿病 性腎症 網膜症合併率はいずれも群間に有意差を認めなかった 結語 Dの登場前後でインリン導入時患者背景には変化がない可能性が示唆さ れた HbAc NGSP値 持 効 型 溶 解 イ ン リ ン ア ナ ロ グ 製 剤 Insulin Degludec IDeg の使用経験 河合 俊英 目黒 周 税所 芳史 三石木綿子 伊藤 裕 慶應義塾大学医学部内科 目的 IDegの有効性を 製剤面とデバイ FlexTouch 面で評価した 方法 IDegを処方した6例 男3例! 女3例 年齢57.0±3.7歳 mean±sd について 使用前後の糖 脂質代謝指標の変化 実際の使用感について評 価した 4週間の使用で 血糖 69.8± ±35.mg! dl NS HbA c 8.9±.7 8.4±.6 NS と変化した 開始前 開始時 4週間後で 基礎インリン単位 6.7±.0 3.8± ±0.8単位へと変化し た 患者の感想は 製剤として 効いている感じ 就寝前にうたなくてよ いのは良い 合わない 蕁麻疹が出た が各例 変わりない が例で あった デバイとして アンケトに答えた3例で 注入ボンを押し やすい 注入が終了したことを確認しやすい が高評価であった 総括 少数例であるがIDegの使用経験を報告した デバイとしては好評 であった HbAc NGSP値 I P 55 低用量グリクラジド治療の有効性と安全性に関する検討 松谷 紀彦 栗本 千晶 岡本 順平 小池 諒 舩橋 友美 浦木 進丞 稲垣 優子 竹島 健 宮田佳穂里 山岡 博之 古川 安志 太田 敬之 石橋 達也 稲葉 秀文 有安 宏之 川嶋 弘道 若崎 久生 西 理宏 中尾 大成 古田 浩人 赤水 尚史 和歌山県立医科大学一内科 目的 低用量SU薬治療の有用性の有無を検討する 方法 グリクラジド0 mg! 投与によるHbAcの変化および副作用の有無を後ろ向きに調査 対象46 名 男6名 女0名 年齢64.6±.歳 平均±SD 投与開始後初 回受診時 投与期間43.8±5. のHbAc値は7.4±0.49 から7.6±0.53 へと約0.5 低下していた p また6ヵ月後まで同様治療を継続した 患者は9名 HbAc平均値6.73±0.46 でありHbAc7.0 未満の達成は名 46 更にヶ月まで同様治療を継続した患者は名でHbAc平均値は 7.08±0.43 HbAc7.0 未満の達成は4名 30 であった 同治療が中止 となった患者のうち改善に伴う投与中止または変更が6名 増悪に伴う薬剤増 量あるいは追加が8名であった 尚 経過中に低血糖は認めなかった 総括 糖尿病治療の選択としてグリクラジド0 mgは有用であると考える HbAc NGSP値 I P 56 DPP! 4阻害薬はインリン導入に影響を与えたか インリン治療患者におけるリラグルチド併用療法の有用 性に関する検討 血糖コントロルの改善と重症化の防止 から 今後の糖尿病薬物治療でSU薬の果たす役割を考える 当 クリニックでの使用状況を通して 大島 淳 諸星 政治 香宗我部知子 新井 孝子 萩原 康二 田上 幹樹3 小川 佳宏4 公益社団法人東京都教職員互助会三楽病院糖尿病代謝内科 公益社団法人東京都教職員互助 会三楽病院糖尿病代謝内科付属生活習慣病クリニック 公益社団法人東京都教職員互助会三 楽病院付属生活習慣病クリニック3 東京医科歯科大学附属病院糖尿病 内分泌 代謝内科4 目的 SU薬の今後の使い方について 当クリニックでのSU高用量群を標準用量以 下群と比較することで検討した 対象 平成5年6月3から8月6までに当クリニックを受診しSU薬が処方された 749名 少量通常用量群 L群 666名 とそれ以外を高用量群 H群 83名 とし 群の臨床的背景を比較 次にH群の中で長期に同量変更なく処方されていた群の特 徴を調べた SU薬は薬物療法患者全体の5.5 L H群 89 とL群が多数 HbAc L H 7.33± ±0.6 P 0.00 とH群で有意に悪かった そのH群で処 方変更なしが7名 3.5 おり 年齢が高く HbAcはL群と同程度だった 合併 症頻度も高くなかった 考察 今後SU薬の使い方は少量併用がメインだろうが それ以上の用量でも上手 にコントロルされている患者が存在することを認識しながら 使いこなしていき たいものである HbAc NGSP値 S 6

8 I P 57 DPP! 4阻害薬とSU薬の併用効果と重症低血糖 SU薬の種 類による層別解析 岡村 香織 矢部 大介,,3 久保田 章,4 黒瀬 健 高橋 晴美5 高橋 利匡3 柴崎 忠雄6 清野 進,3 清野 裕 関西電力病院糖尿病 代謝 内分泌セン 関西電力病院疾患栄養治療セン 神戸大学大学院医学研究科分子代謝医学3 向ヶ丘久保田内科4 神戸大学大学院医学 研修科分子代謝医学5 神戸大学大学院医学研究科細胞分子医学6 目的 SU薬とインクレチンの相互作用の研究からSU薬の構造の違いがDPP" 4阻害薬とSU薬の併用効果に差異を生じることが示唆される 方法 シ グリプチン上市場後6か月間にPMDAに報告された重症低血糖例で各SU薬の 使用頻度を検討 各SU薬とシグリプチン併用6か月間のHbAc SU用量の 平均変化量を後ろ向きに比較 重症低血糖を生じた6例での使用頻 度はグリメピリド66. グリベンクラミド30.6 グリクラジド3. 推 定処方数で補正後の処方あたりの頻度はそれぞれ であっ た SU薬とシグリプチン併用によりHbAcの平均変化量は全SU薬で有意 に低下したが 用量はグリメピリド グリベンクラミドで有意に減量 グリ クラジドでは減量を認めなかった 結論 DPP"4阻害薬とSU薬の併用効果 はSU薬毎で異なり 選択にあたり注意が必要である HbAc NGSP値 I P 58 投与中止 減量症例からみたピオグリゾン臨床効果の再 検証 上久保定一郎 鮫島 久子 斉藤 紀佳 東 弓恵 倉野美穂子 米元 拡子 坪内 博孝 鎌田 哲郎3 鹿児島大学医歯学総合研究科消化器疾患 生活習慣病学 慈愛会七波クリニック 慈 愛会今村病院分院糖尿病内科3 緒言 ピオグリゾンはその有効性と共に有害事象についても問題となって おり 膀胱癌リク増大の報告などから 投与が中止 減量となる症例も増 えている 今回その減量 中止後の経過をみることで臨床効果を改めて検証 した 方法 外来患者でピオグリゾンが投与中止または減量となった37症例を対 象 3 6ヶ月後時点での血糖コントロル 体重 脂質などを比較した ま た他剤への変更症例についても同様の検討を行った ピオグリゾンは平均で.3mg!day減量 HbAcは6ヶ月後0.7 有 意に悪化 BMI別では5以上の群で悪化度が高く また女性で悪化度が高い 傾向がみられた 体重の有意な減少がみられ BMI別では5以上の群で体重 減少が大きく また女性で減少率が高い傾向がみられた これより肥満女性 患者で薬効が強かったことが示唆された 脂質関連ではHDL"Cの悪化傾向等 がみられた HbAc NGSP値 I P 59 ピオグリゾン投与中止で型糖尿病患者の治療はどう変 わったか 中止後年での評価 大島 喜八 増子 麗子 金井千賀子 松下 貴子 後閑 桃代 林 真由美 菅 桂子 平成高クリニック糖尿病内科外来 目的 ピオグリゾン投与中止後年の型糖尿病の治療状況を調査した 方法 0年6 7 8月にピオグリゾンの投与を中止した外来患者34例 を対象とした 中止後年時点でのHbAc 体重 処方薬剤について調査し た インリン併用者4名 他疾患で入院した者名 ピオグリゾン処方 再始者名を除外した7名について解析した ①HbAcは前後で7.± 0.8 平均±標準偏差 7.0±0.7と有意差は無かった ②体重は平均7.4kg から67.6kgと有意に低下した p ③投与薬剤を 全例に処方され たヶ月当たりの総量で比較するとメトホルミンが38 にシグリプチン が80 に増加したが 他の薬剤には大きな変化は無かった 結論 これ らの事実から血糖の管理に関するかぎりピオグリゾンはほとんどの型糖 尿病の症例で他内服剤への変更が可能と思われる HbAc NGSP値 I P 60 睡眠時無呼吸症合併肥満型糖尿病患者へのリオベル配合 錠の使用経験 玉城 祥乃 山川いずみ 岡田 達夫 幸喜 毅 當山 和代 国場 昭子 米須 紀子 名嘉村 博 名嘉村クリニック 目的 睡眠時無呼吸症 以下SAS 合併肥満型糖尿病患者にリオベル錠R を処方し 血糖値改善効果と体重への影響などを検討した 方法 症例はSAS合併肥満型糖尿病患者4人 男3人女人 平均年齢46. 才 持続陽圧呼吸療法人施行 処方開始時の平均体重94.0kg BMI34.4kg! m 高インリン血症を認める症例が多かった 副作用等を説明し同意を 得てリオベル錠RHDまたはLDを開始 投与開始時の平均HbAc は8. 服用開始ヵ月後7.6 3ヵ月 後6.9と3ヵ月後は有意に血糖コントロルの改善をみとめた 体重変化は投 与開始時の平均体重 Kg 94.0 ヵ月後94.8 3ヵ月後9.6と有意な増加は 認めなかった 人が浮腫で中止 総括 副作用に留意ながら慎重に使用すべきであるが DPP"4阻害薬とチ アゾリジン系薬の併用は肥満症例で体重増加を抑えながら血糖値を改善で きることが示唆された HbAc NGSP値 I P 6 GN薬とDPP! 4阻害薬併用における有効性と安全性の検討 佐々木正美 関谷 栄 新井病院内科 目的 常臨床では食後血糖値改善に難渋することも多く GN薬とDPP" 4阻害薬の併用には大きな期待がある そこでGN薬とDPP"4阻害薬併用例 について検討した 対象及び方法 型糖尿病患者におけるGN薬とDPP"4阻害薬併用例が対 象 抄録提出時 DPP"4阻害薬にGN薬追加例が8 GN薬にDPP"4阻害薬 追加例が例 併用週後を目安にHbAcを評価 抄録提出時5例 のDPP" 4阻害薬にGN薬追加群でHbAc 7.4±0.5から6.5±0.5 へ改善を認め た 経過中 例で低血糖症状もしくは血糖70mg! dl未満を認めgn薬を減量 一方 7例のGN薬にDPP" 4阻害薬追加群で HbAc7.±0.4 から6.5±0.4 に改善を認めた 経過中 低血糖症状を呈した症例は認めず 考察 GN 薬とDPP" 4阻害薬併用例でHbAcの改善を認めた 当は 両者の併用に よるベネフィットとリクについて 更に症例を重ねて 詳細を報告する 予定である HbAc NGSP値 I P 6 型糖尿病に対するミチグリニドとDPP4阻害薬併用の有 効性についての検討 根岸 雅嗣 高井 敦子 杉浦 杏奈 石倉 慶彦 梶山 祐介 菊池健太郎 原 眞純 帝京大学医学部附属溝口病院四内科学講座 目的 型糖尿病に対するグリニド製剤の有効性を検証するため 実臨床 下でDPP4阻害薬との併用例について検討し 方法 当院に通院中で DPP 4阻害薬とミチグリニドを併用した型糖尿病患者について 併用開始後6ヶ 月までの血糖コントロル 体重 脂質代謝マカ 併用薬の投与量の 変化を解析した 結果 対象者の年齢 平均±SD は67.4±歳 対象者 全体では併用開始前のHbAcは8.0±.4 空腹時血糖は57±58mg!dLで あった ミチグリニドとDPP4阻害薬の併用開始後ヶ月でのHbAcは7.4±. 空腹時血糖は±33mg!dLと有意に改善していた 3ヶ月後 6ヶ 月後でも投与前と比べて血糖コントロルの改善を維持できていた 併用 開始後では αグルコシダゼ阻害薬の投与が増加した 考察 グリニド 製剤とDPP4阻害薬の併用により 6ヶ月にわたりHbAcの改善を認めた HbAc NGSP値 I P 63 速効型インリン分泌促進薬レパグリニドのDPP!4阻害 薬併用における臨床試験成績 長尾 知美 河盛 隆造 加来 浩平3 花房 俊昭4 景山 茂5 堀田 饒6 大本住友製薬株式会社開発本部 順天堂大学大学院トロジセン 川崎 医科大学総合内科学3 大阪医科大学内科学I4 東京慈恵会医科大学総合医科学研究セ ン薬物治療学研究室5 中部ろうさい病院6 目的 DPP"4阻害薬とレパグリニドを5週間併用投与した際の有効性と安全 性について検討した 方法 食事療法 運動療法に加え シグリプチンで効果不十分な型糖尿 病患者を対象としてレパグリニドを上乗せで併用し 5週間投与した HbAc値の5週後変化量は レパグリニド投与開始前と比較し"0.5± 0.78 Mean±SD と有意な改善が認められた また 食後血糖推移 食後 血清インリン推移 空腹時血糖値およびグリコアルブミン値も 投与開始 前と比較して5週後には有意な改善が認められた 有害事象の発現割合など 安全性においては特に問題となる所見は認められなかった 結語 食事療法 運動療法に加え DPP"4阻害薬の効果が不十分な患者に対 するレパグリニドの長期併用投与は 臨床的に有用な治療法であることが期 待される HbAc NGSP値 I P 64 DPP! 4阻害薬とミチグリニド併用の効果 丹羽 靖浩 宮田 崇 加藤 二郎 篠田 純治 トヨ記念病院内分泌科 目的 型糖尿病におけるDPP"4阻害薬とミチグリニド併用の長期的な有 用性について検討した 方法 対象はDPP" 4阻害薬とミチグリニド併用の全9例 63.8±.5歳 BMI 6.3±4.8 HbAc 8.3±.6 ビルダグリプチン09例 V群 シ グリプチン4例 S群 アログリプチン8例 A群 リナグリプチン8例 L 群 をretrospectiveに解析 観察期間は6ヶ月" 5ヶ月 併用前 最終観察時HbAc変化は V群 入院中導入例 S群 A群 入院中導入例 L群 SU薬からの切り替え54例8. 7. インリンからの切り替え40 例 全て体重変化なし 考察 DPP" 4阻害薬とミチグリニド併用で どのような場合でもHbAcは 低下し有用であった また 入院糖毒性解除後の血糖コントロルの維持 にも有効であると考えられた HbAc NGSP値 S 63

9 I P 65 ミチグリニドとリナグリプチン併用療法のHbAcとグリコ アルブミン同時測定による有効性と安全性の検討 佐久間伸子 佐久間健一 さくまクリニック 目的 ミチグリニド M とリナグリプチン L の併用による有用性を HbAcとグリコアルブミン GA を用いて検討し 安全性も検討した 方 法 型糖尿病患者でMまたはLが投与されていて他方を追加投与した6例 についてヶ月以上最長6ヶ月まで観察した HbAc GAおよびGA!HbA cを用いて有用性を検討した 患者背景は年齢64±6歳 罹病期間3± 年 BMI 4±4 随時血糖値93±58 mg!dl HbAc 7.5±.5 両者併 用により重篤な低血糖や重篤な副作用なしにHbAcは6ヶ月後には6.6± 0.9 まで有意に低下した GAはヶ月後から8.6±. と有意に低下し6ヶ 月まで低値を維持した 随時血糖値は6ヶ月後39±33mg! dlと有意に低下 GA! HbAcも減少した またeGFRによる有効性や副作用に差はなかった 結語 MとLの併用療法は食前食後高血糖をともに是正し その安全性も 確かめられた HbAc NGSP値 I P 66 dipeptidyl peptidase IV DPPIV 阻害薬へ追加するグリ ニドは 森 美幸 牛久保江理子 上松 祐子 水沼 亜樹 太田真奈美 菱野祐美加 野尻 梨絵 中原 以智 吉田 祐子 朝長 修 ともながクリニック糖尿病 生活習慣病セン 目的 DPP4単独またはbiguanide BG 剤服用下でシュアトとグル ベ配合剤の比較 対象 DPP4にまたは3剤目としてシュアトかグル ベを追加した66名 全員DPP4 5名がBGを併用 方法 グルベ33例 シュアト33例に無作為に割り付け グルベ3錠 シュアト0.75mg で開始し3症例は.5mgまで増量 HbAcはグルベ群8.54±.8か ら8.± ±.4 7.5± ± ± ±0.95 にシュアト群8.8±.00 から7.70± ± ± ± ± ±0.58 と改善 総括 グルベもシュアトもほ ぼ同様の効果でHbAc改善 BMIがグルベ群で減少したのはボグリボ が配合されている効果と考えられる シュアト群は通常用量の.5mg! より少ない投与量で経過したことやBGの服用症例が少なかったことはや や不利であった HbAc NGSP値 I P 67 型糖尿病患者に対するナテグリニドからレパグリニドへ の切り替えに関する検討 野澤 彰 近澤 珠聖 野澤(石井)玲子3 梶 由依子4 上都賀総合病院薬剤部 上都賀総合病院看護部 明治薬科大学臨床薬剤学3 千葉 労災病院糖尿病内分泌内科4 はじめに レパグリニドのHbAc低下作用とナテグリニドからの切り替え 例について 後ろ向きに6ヶ月後 年後の経過を評価した 方法 対象は平成4年4月から平成5年9月の一年間にレパグリニドが処方 された34名とした 性別 男名 女3名 年齢 平均67.4歳 BMI 平 均5. であった 結果 新規にレパグリニドを追加した群のHbAcは投与直前 8.87±0.9 6ヶ月後 7.55±0.97 年後 7.34±0.40 と減少していた 一方 ナテグ リニドからの切り替え例では投与直前 7.34±0.9 6ヶ月後 7.49±0.47 年後 7.0±0.37 と有意な減少はみられなかった 考察 レパグリニドを新たに投与した場合 HbAcは経時的に減少し 良 好な血糖コントロルを得ることができた 一方で 後ろ向きに調査した ナテグリニドからの切り替え例では さらなる血糖降下作用は観察されな かった HbAc NGSP値 I P 68 I P 69 井上 俊浩 生島 一真 赤羽 研二 矢口 篤 中嶋 郁美 横山 綾香 木口 純好 丸山 和容 小林 護 キッセイ薬品工業株式会社開発研究部薬理研究所 キッセイ薬品工業株式会社開発 研究部 目的 速攻型インリン分泌促進薬Mitiglinide M の各種経口血糖降下 薬との併用効果を 非肥満型インリン分泌不全を示す型糖尿病モデル動 物及びインリン抵抗性を示す肥満モデル動物を用いて検討した 非肥満型インリン分泌不全糖尿病モデルにおいて MとVoglibose の併用は単独に比べ強い血糖上昇抑制作用を示した また MとSitagliptin の併用ではインリン分泌を増強させることにより単独に比べ強い血糖上 昇抑制作用を示した 一方 インリン抵抗性を示す肥満モデルにおいて MとPioglitazoneあるいはMetforminとの併用は M単独と比べ少ないイン リン分泌で強い血糖上昇抑制作用を示した 結論 Mはいずれの経口血糖降下薬との組合せにおいても併用効果を示し たことから 併用治療における有用性が示唆された I P 70 松崎 守家 慈子 俵本 和仁 医療法人尚和会宝塚一病院内科 背景 速効型インリン分泌促進薬であるレパグリニドは 国内臨床試験 では海外の用量と比し.5mg!とより少量での有用性が報告されている が 本邦での実臨床での効果については明らかになっていない 方法 既 存の経口血糖降下薬からレパグリニド少量0.75mg!に切り替え3ヶ月後 効果不十分例には.5mg!に増量し その臨床効果を測定した 主要測定 項目はHbAc 随時血糖 副次測定項目は身長 体重 AST ALT γgtp Cr BUN 試験中 併用の糖尿病薬は同量で続行した レパグリ ニド0.75mgに切替え後 HbAc7.9±.0 からHbAc7.±. に低下した レパグリニド0.75mg投与した患者5名中 効果不十分と考えられた0名で.5mgに増量が必要であった 増量後HbAc8.±. からHbAc7.9±.0 に低下の傾向があった 結語 レパグリニド0.75mg少量投与でHbAcは 低血糖なく有意に低下する HbAc NGSP値 MitiglinideとSGLT阻害薬Dapagliflozinの併用投与による 血糖上昇抑制作用 赤羽 研二 井上 俊浩 横山 綾香 矢口 篤 生島 一真 木口 純好 丸山 和容 小林 護 森 豊3 キッセイ薬品工業株式会社開発研究部薬理研究所 キッセイ薬品工業株式会社開発 研究部 東京慈恵会医科大学糖尿病 代謝 内分泌内科3 目的 Mitiglinide M とDapagliflozin D の併用による血糖上昇抑制 作用を 非肥満型インリン分泌不全モデル動物及びインリン抵抗性を 示す肥満モデル動物を用いて検討した インリン分泌不全モデルにおいて MとDの併用は単独に比べ強 い血糖上昇抑制作用を示したが インリン分泌には影響を及ぼさなかっ た 肥満モデルにおいても MとDの併用はより強い血糖上昇抑制作用を示 した 一方 併用によるインリン分泌量はM単独と比べて低値であった 両モデル動物において 尿糖排泄量はD単独投与により著しく上昇したが Mとの併用により抑制された 結論 MとDの併用は単剤に比べてより少ないインリン分泌と尿糖排泄 で血糖上昇抑制作用を増強したことから 型糖尿病の薬物療法において両 剤は有用な組み合わせの一つであると考えられた I P 7 グリニド治療患者へのビグアナイド薬 α! グルコシダゼ 阻害薬 DPP! 4阻害薬の併用効果 渡辺 伸明 井戸 藍 小野紗都子 清末 智子 津嘉山孝子 渡辺内科クリニック内科 目的 グリニド薬 GL で治療開始した型DM 6.4±8.5歳 BMI.6± 3.3 で各種併用薬の効果を検討 方法 ビグアナイド薬 BG を追加した B群例 α"グルコシダゼ阻害薬 αgi を追加したA群8例 DPP"4阻 害薬 DPPI を追加したD群例 各群のGL開始0"3か月 M 後と併用 薬開始0"3MのHbAcを追跡しGL単独と併用後のHbAc 7 達成率 U7 R を比較B群でGL開始0"3MのHbAcは8.0±.0 7.4±0.3 と 有意に低下 BG併用0" 3Mでは7.7± ±0.5 と有意に低下 U7Rは GL単独5 BG併用33 A群ではGL単独で8.±.0 7.7±0.6 αgi 併用で7.6± ±0.6 U7Rは単独0 併用38 D群ではGL単独 で8.± ±0.5 DPPI併用で7.8±0.3 7.±0.4 と有意に低下 U7Rは単独0 併用36 総括 GLに他剤併用でU7Rは高くなる GL DPPIの改善度は大きく両剤併用の有用性が示唆された HbAc NGSP値 I P 7 速効型インリン分泌促進薬レパグリニドの臨床効果 Mitiglinideと各種経口血糖降下薬の併用投与による血糖上 昇抑制作用 肥満型糖尿病患者におけるGLP!受容体作動薬リラグル チドとミチグリニド ボグリボの併用の有用性につい て 飯島 康弘 大澤 舞 島 順子 高橋 友乃 小田原雅人 東京医科大学内科学三講座(糖尿病代謝内分泌内科 東京医科大学分子糖尿病学 講座 萬田記念講座 目的 リラグルチド Li 使用中の肥満型糖尿病患者 TDM におい てミチグリニド Mi およびボグリボ Vo 併用の有用性を検討する 方法 Li0.9mg! 使用中のBMI 5kg!mの男性TDM 例に対し Mi30 mg! とVo0.6mg! の追加投与を行い 持続血糖モニ CGM ipro を用いて4時間平均血糖値 Ave glu 標準偏差 SD および平均血糖変 動幅 MAGE について検討した Ave glu±sd mg!dl MAGE mg!dl は Li単独からMi Vo の追加投与により症例で43± ±. 5.3 症例で8± ± と改善が得られた 結語 肥満TDMにおいてLiへのMi Voの追加投与でさらなる血糖コン トロルの改善が得られる可能性が示唆された S 64

10 I P 73 I P 77 型糖尿病におけるメトホルミンの高用量への増量効果 安藤 成紀 津上笑美子 今井 綾乃 尾本 貴志 篠崎 正浩 西尾 真也 阿部眞理子 安徳 進一 三舩 瑞夫 当金美智子 伊藤 裕之 社会福祉法人仁生社江戸川病院薬剤科 社会福祉法人仁生社江戸川病院内科 糖尿 病 代謝 腎臓内科 目的 メトホルミンの高用量への増量効果を検討した 対象と方法,000 mg! 以上へメトホルミンの増量を行った型糖尿病37 例 58±歳 BMIは6.5±4.6 kg! m を6ヵ月間観察した 他の糖尿病治療薬の変更なしに増量を行なった群で HbAcは,000 mg! 群 44例 で7.9から7.,500 mg! 群 46例 で8.3から7.6,50 mg! 群 4例 で9.5から8.5 へ改善した BMIはいずれの群でも変 化しなかった 他の糖尿病治療薬の減量 休薬と同時にメトホルミンの増 量を行なった群では SU薬 TZD薬 インリンが置換の対象となってい たが 観察中にHbAcは増悪を示さなかった 結論 メトホルミンの高用量への増量は 体重の増加なしに血糖を改善さ せることが可能である HbAc NGSP値 I P 74 田川 暁大 長田 正久 江藤 哲哉 景翠会金沢病院内科 目的 メトフォルミンは 肝臓における糖新生を抑制し 高血糖を改善す る作用を有している 糖新生は空腹時あるいは夜間を中心にみられること から 本剤を夜間増量して投与することによる有効性を仮定し検討した 対象と方法 03年5月から7月 当科外来通院中の型糖尿病患者で メ トフォルミン50mg錠を回錠回から3回内服していた6例 男子 女子5例 年齢63.37±9.60歳 同剤内服を朝食後錠 夕食後錠での3 錠内服に変更し 変更前と変更4か月後のHbAc値を検討した HbAc値は内服方法変更前7.04±0.63 に対して変更4か月後は6.79± 0.64 と低下を認めた 結論 メトフォルミンの夜間増量投与は血糖コントロルの改善傾向を認 めた 夜間増量により夜間糖新生の抑制が期待でき 昼食時の内服が不要 となることで患者の負担軽減の点からも有用な投与方法と考えられた M±SD HbAc NGSP値 I P 75 芳賀 晴子 田杭 昌子 大木 雅貴 松本恵美子 加藤 奈美 菱木 賢治 鈴木 義史 総合病院国保旭中央病院薬剤部 総合病院国保旭中央病院糖尿病代謝内科 目的 メトホルミン服用患者の外科手術への危険因子について検討をす る 方法 対象患者は 手術前までメトホルミンを服用していた患者58 名 男性35名 女性3名 危険因子は 性別 男性! 女性 年齢 65以上! 65未満 歳 BMI 6以上! 6未満kg!m メトホルミン薬用量 750 以上! 750未満mg 手術時間 80以上! 80未満min. HbAc 7.0以上! 7.0 未満 手術前のeGFR 60未満! 60以上ml!min.!.73m として解析を 実施した 手術翌に腎機能を低下させる危険因子は 手術前の egfrであった p 0.00 結論 現在メトホルミンは 手術前から 休薬をしている 緊急手術で休薬が行えない場合 手術前eGFR60未満は危 険因子の指標の一つとなる HbAc NGSP値 α! グルコシダゼ阻害薬がインクレチン反応と食後脂質代 謝に与える影響 アカルボとボグリボのランダム 化比較試験 島 孝佑 太田 嗣人 河原 利夫 臼田 里香 富山県立中央病院内科 内分泌 代謝 金沢大学医薬保健研究域附属脳 肝イン フェメディシン研究セン 目的 ボグリボとアカルボ単剤が食後脂質代謝やインクレチン反応 に与える影響を前向き介入研究により比較検討する 方法 教育入院後 食事療法のみでHbAc7 かつFPG 40mg! dl以下の型糖 尿病患者を対象とした ボグリボ0.9mg V群6名 またはアカルボ300 mg A群7名 に無作為割付後 週間の投与前後でテトミル負荷を施行 した FPG低下率はV群9. A群3.7 HbAc低下率はV群.0 A群4.4 であり投薬前後で有意差なし 一方 空腹時HDL" cはv群48.8±5.7 vs. A群39.5± 4.7 mg! dlとv群で有意に増加した P 0.05 ΔGLP" 頂値" 基礎値 はV群7.± 3.6 v.s A群.7±.5 pmol! lとv群で有意に増加した p 0.05 Δ血糖 ΔIRI 脂質値 TG RLP" C ApoB HDL" C の曲線化面積は両群で有意差なし 総括 V単剤はA単剤に比しHDL" cとδglp" を増加させる HbAc NGSP値 I P 80 メトホルミン服用患者の外科手術への危険因子の検討 ビグアナイド服用例のヨド造影剤使用に関するガイドラ インの院内啓蒙を通して 報 佐藤 優弥 斎藤 晃 越後 洋平 河辺 玲子 後藤 尚 秋田赤十字病院薬剤部 秋田赤十字病院代謝内科 目的 造影検査前後のビグアナイド製剤休薬における新たな説明文書を作 成し①患者の認識②休薬率③腎機能低下例への投薬実態を調査した 方 法 ①H5! 6! " 0!5にアンケト調査施行 ②H5!!"!30に電子カ ルテへの注意文書掲載前後で休薬率を比較 ③H4!0!"H5!0!3に egfr 乳酸濃度検査施行例でその関連を検討 ①乳酸アシドシ の認知率は6 ヨド造影剤使用時の休薬の認知率は9 であった ②休薬率は院内啓蒙実施前で57 実施後は89 であった ③eGFR低下例 にも投与されていたが乳酸値は最高7.7mg!dLで 乳酸アシドシの院 内発生はなかった 考察 ①乳酸アシドシ ヨド造影剤使用時の休 薬について患者の認知度は低かった ②電子カルテへの注意文書掲載によ り院内での認知度は高まった ③eGFR低下例でも常時の乳酸上昇には繋が らないことが確認された I P 79 メトホルミン内服患者における長期増量効果の検討 諏佐 真治 海野 航 多田 杏子 柄澤 繁 和田輝里子 亀田 亘 渡邊健太郎 大泉 俊英 加藤 丈夫 山形大学医学部附属病院3内科 目的 当院外来通院中の型糖尿病患者においてメトホルミン M 増量 による長期臨床効果を検討した 方法 平成3年から月にM投与量を増量した型糖尿病患者76名を対象 に 増量後年間経過観察できた5名ついて増量後のHbAc及び体重の変化 を解析した M増量後にHbAc 体重のそれぞれに有意な低下を認めた しかし ながら お互いの相関関係は認めなかった 重回帰分析にてHbAcの低下 量に影響を示す因子を検討したところ増量前HbAcが最も影響を与える因 子であった 体重低下量について同様に検討したところ増量前BMIが最も 影響を与える因子であった 考察 M増量によりHbAc 体重がともに有意な低下を示したが それぞ れは増量前のHbAc BMIによって影響され お互いの効果に相関関係は 認めなかった HbAc NGSP値 I P 76 浅間 泉 小林 庸子 高橋 和人3 五林 可織3 炭谷 由計3 進3 犬飼 浩一3 勝田 秀紀3 田中 利明3 吉元 勝彦3 西田 板垣 英二3 石田 均3 杏林大学医学部付属病院看護部 薬剤部 糖尿病 内分泌 代謝内科3 目的 当院では0年にリクマネジメント委員会で 造影CT検査時のビ グアナイド薬 以後BG薬 休薬を 48時間前後を休薬にする ことが決定し た CT施行時のBG薬休薬実施の現状と職員への造影CTに関する実態調査を 行った 方法 ①電子カルテのCT検査実施画面より BG薬使用患者の実態調査②CT 検査副作用に関する職員へのアンケト調査 03年9月実施の入院患者の体幹CT実施数4件うち 糖尿病患者は70 名であった 造影CT時のBG薬使用例はなく休薬の実施率は把握できなかっ た オダシテム上 チェック欄があり全患者にBG薬使用の有無は記載 されていた 看護師の379名中の59名が 造影CT施行時のBG休薬を知らな いという回答であった 結語 CT施行時はBG薬服用の有無を全患者でチェックしていた 造影CT 施行時のBG休薬の院内周知を継続する必要がある I P 78 メトフォルミン夜間増量内服の有効性についての検討 当院における造影CT施行時のビグアナイド薬休薬の取り 組みと現状報告 α! GIの血糖変動に及ぼす影響の定量的評価 長澤 幹 本間 博之 半谷 真理 冨樫 弘文 大方香菜子 小田 知靖 中川理友紀 松井 瑞絵 梶原 隆 種市 春仁 高橋 義彦 武部 典子 高橋 和眞 石垣 泰 岩手医科大学医学部内科学講座糖尿病代謝内科分野 岩手県立大学看護学部 目的 α" グルコシダゼ阻害薬 GI は血糖変動をなだらかにするとされ ているが 持続血糖モニリング CGM を用いて 投与前後における血 糖変動の変化を定量的に評価することが目的である 方法 当科入院中に α" GIを初回投与された8名を対象にCGMを装着し 投与前後の各種血糖変 動指標を検討した α" GI投与前後において SD 前 後 39.7± ±8.3 CV 7.8±0.7 8.±5.6 M00 0.3±6. 4.3±3.7 J" index 34.0± ±6.9 MAGE.7± ±8.5 CONGAh 34.0±5. 0.4±6.6 mean±sd と全ての血糖変動の指標において有意 に改善が認められた P 0.05 考察 α" GIを投与することで様々な血糖 変動の指標が改善することが示され 血糖変動をなだらかにする治療効果 が確認された HbAc NGSP値 S 65

11 I P 8 特発性血小板減少性紫斑病および糖尿病治療中にα"グルコ シダゼ阻害薬の関与が疑われる腸管気腫症をきたした一 例 中嶋 祥子 岩田 尚子 尾崎加奈子 坂田 和規 海野 啓3 市立四市病院糖尿病 内分泌内科 市立四市病院外科 市立四市病院血液内科3 78歳男性 糖尿病 特発性血小板減少性紫斑病 ITP のため当院通院中 003 年に糖尿病指摘 00年8月にITPと診断 プレドニゾロン PSL 5mgを維 持量とし インリンにより血糖管理を行っていた 03年3月に本人希望よ りインリンを離脱し 内服のみへ変更 03年4月に血小板数の減少を認め たためPSL0mg!へ増量 5月末よりα"GIの併用を開始 03年8月 腹部 膨満感 食思不振が出現し 7後に当院受診 腹部CT検査では小腸を主体 に著明な腸管気腫像と大量の腹腔内遊離ガ像を認めたため α"giの影響に よる腸管気腫症を疑い投薬を中止し PSL継続のうえ絶食 補液にて保存的 に加療を行った α" GI使用中に腹部症状を認める症例にはしばしば遭遇するが その際は本疾 患も念頭に置いた消化器疾患検索を要する α"giの影響が考えられた腸管気 腫症の一例を経験したため文献的考察を含め報告する HbAc NGSP値 I P 8 α" グルコシダゼ阻害薬の短期投与による抗動脈硬化作用 の検討 Kobe Variability" One Study 宗 杏奈 坂口 一彦 中村 友昭 奥野 陽子 駒田 久子 廣田 勇士 小川 渉 神戸大学大学院医学研究科糖尿病 内分泌内科学 神戸大学医学部附属病院糖尿 病 内分泌内科 目的 TDMを対象にmiglitolを間使用し α" GIの短期的な抗動脈硬化 作用を明らかにする 方法 対象はTDM 8名 miglitol投与開始前と 開始目の蓄尿中8"isoprostane 以下8"iso を測定し 両のCGMにお ける血糖コントロル指標を算出し 各指標の変化 尿中8"isoの変化との 関係につき検討した miglitol投与前に比し開始目の尿中8"iso クレアチニン比は有意に低下した p 0.07 また CGMより算出した最 大血糖値 SD値 CV値 MAGE LI LBGIは投与後有意に低下したが 平均血糖値 最小血糖値 CONGA J"INDEX HBGI M値 MAGは有 意な変化は認めず また各指標の変化と尿中8"iso クレアチニン比の変化 との間では相関を認めなかった 考察 miglitol投与により酸化トレ が減少することが明らかとなり 血糖変動の減少により酸化トレが減 少した可能性が推測された I P 83 心臓自律神経障害を合併した型糖尿病患者におけるミグ リトルによる食後血圧低下の改善効果 木南 佐織 塩谷 英之 橋爪 真彦 櫻井 圭一3 坂本 丞 社 明石市医師会立明石医療セン内科 神戸大学大学院保健学研究科 龍野 中央病院3 目的 型糖尿病における食後血圧低下の有無とミグリトル Mig の 食後血圧変動に対する効果を検討した 方法 型糖尿病患者9名 年齢59.8±8.03歳 において 食事負荷前後に 心拍変動係数 CVRR 上腕および中心血圧を測定した CVRRが以上の 正常 軽度心臓自律神経障害群 group" 例 と 未満の高度障害群 group" 7例 に郡別し Migの投与前と投与4か月後に食事負荷を行い Migの効果を解析した group" およびgroup" 両群で食事負荷により食後時間の有意な上 腕および中心血圧の低下を認めた group"では食後時間後には前値との 差は消失したが group"では時間後も食後血圧低下が遷延した Mig投 与にて投与前に認めた食後の血圧低下は両群で消失し 血圧は平坦化した 結論 型糖尿病においてMigは食後血糖の改善ばかりでなく食後血圧低 下の是正に有用であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 84 アログリプチン投与中の型糖尿病患者に対するボグリ ボ回ならびに3回の追加投与の有用性に関す る検討 山本かをる, 高原 充佳 荒井 秋恵 楠田 裕子 進藤 恵 小川 尚子3 山元 眞弓,3 前野 芳史 白岩 俊彦 片上 直人 金藤 秀明 松岡 孝昭 下村伊一郎 医療法人白岩内科医院 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 マイル薬局3 目的 アログリプチンにボグリボを回! または3回! 追加した際の有用性を明らかにする 対象 アログリプチン5mg服用中の型糖尿病患者54名 方法 ボグリボ0.mg 3回! 併用群 同回!併用群 対照群 ボグリボ併用なし の3群 に無作為割り付けした 主要評価項目は投与週間後のHbAc変化量とした 対照群と比べボグリボ併用群は有意にHbAcが低下しており その差は回!群で" 0.7 3回! 群で" 0.33 であった 共にp " AGはボグリボ併用群で有意に上 昇していた 共にp 0.00 ボグリボ回! 群と3回! 群ではHbAc変化量に有意差を認 めなかったが p " AGは3回! 群の方が有意に上昇していた p 結論 アログリプチンへのボグリボ回または3回の追加投与は共にHbAc値を有意に低下させ る HbAc NGSP値 I P 85 シグリプチン ジャヌビア 錠を使用した自験8例の 臨床評価 野口 雄一 大堀 哲也 波多野雅子 稲葉 宗通 片山 茂裕 粟田 卓也 埼玉医科大学内分泌糖尿病内科 目的方法 シグリプチン効果を検討 血糖コントロル不十分な8例 に本剤投与後 か月後もフォロHbAc の検討では 本剤投与ヶ月で有意にHbAcが と低下し 6ヶ月 6.6 ヶ月6.8 8か月6.5 4か月6.8 と推移した 血糖値は 投 与前5mg!dl ヶ月53mg!dl 6ヶ月40 mg!dl 8か月36 mg!dl 4 か月58mg!dlと推移 血圧は SBPが投与前39mmHg ヶ月30mmHg と有意に低下 以後同程度に推移 DBPは投与前78mmHg ヶ月75mmHg と低下 こちらも同様に推移 腎機能の検査において Alb!Crは投与6か 月で有意に低かった 総括 シグリプチン投与は HbAcが投与ヶ月 で有意に低下し 4か月まで効果は持続 血圧も低下し 腎機能も改善し た 本剤は新規の糖尿病患者に対するファトラインの薬剤として十分 な効果が期待できる薬剤である HbAc NGSP値 I P 86 シグリプチン投与によるHbAc7 未満を達成した患者 背景の検討 足立淳一郎 稲葉 佑介 牧 千里 堀内 敏行 小川 佳宏3 大久保病院内科 東京都心身障害者福祉セン 東京医科歯科大学医学部付属病 院糖尿病 内分泌 代謝内科3 目的 対象 方法 シグリプチン Sg 投与後のHbAc変化とHbAc 7 未満を達成した型糖尿病患者の背景について検討した 併用経口糖尿病薬 を変更せずに6か月間Sgを投与継続した型糖尿病患者90例 平均年齢65.7 歳 男35例 女56例 罹病期間は中央値9年 Sg投与開始時HbAc 7.9 HbAcは7.9 投与開始時 から7. 6か月後 と有意な低 下を認めた HbAc7 未満達成患者は5.7 であった 3 7 未満と7 以上の患者の背景比較ではBMI 開始時HbAc SU剤 ピオグリゾン チン使用 併用薬剤数について有意差を認めた 3 多重ロジティッ ク回帰分析の結果では HbAc 7 未満の達成には BMI 開始時HbAc チン使用が独立する因子であった 結論 BMI 開始時HbAc値が低く チン使用がSg投与によるHbA c7 未満達成に関与する HbAc NGSP値 I P 87 シグリプチン投与がグリコアルブミン!HbAc比に及ぼ す影響 紅林 昌吾 元村 卓嗣 合屋佳世子 中尾 誠3 橋本久仁彦4 森本 靖彦4 北村 哲宏5 福原 敦範5 佐藤 文三6 笠山 宗正6 下村伊一郎5 古賀 正史7 大月 道夫5 西宮市立中央病院糖尿病 内分泌内科 元村医院 中尾内科クリニック3 愛染橋病院内 科4 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科5 本生命済生会付属生病院総合 内科6 市立川西病院糖尿病 内分泌内科7 目的 グリコアルブミン GA は食後血糖や血糖変動を反映する血糖コントロ ル指標と考えられている 今回 食後血糖の改善作用を有するDPP"4阻害薬の投 与がGA! HbAc比に及ぼす影響について検討した 対象と方法 血糖コントロ ル状態が安定している型糖尿病患者69例を対象としてシグリプチン SITA 50 mg!を4週間投与した SITA投与によりGA!HbAc比の有意の低 下を認めた SITA 4週間投与によるGA!HbAc比の変化は投与前のGA R " 0.45 P 0.00 およびGA! HbAc比 R " P とは有意の負の相 関を認めたが HbAcと有意の相関を認めなかった R " 0. P 総 括 SITA投与によりGA!HbAc比は有意の低下を認めたが その効果は投与前 のGA! HbAc比が高値例に対してより著明であった また 本結果はSITA投与 により食後血糖をより強く改善させた可能性を示している HbAc NGSP値 I P 88 シグリプチン年間継続投与例での血糖コントロル及 び多面的効果の検討 関 浩一 栗林 伸一 三咲内科クリニック DPP" 4阻害薬はインクレチン効果に加えてDPP"4を阻害することによる多 面的効果も考えられている 今回シグリプチンを単独または他の経口糖 尿病薬との併用で型糖尿病患者05名に投与して 年間の検査結果を解析 した HbAcは開始か月目以降有意に低下して年間効果が継続した TC LDL nonhdl L! H比 高感度CRP及びHDLは前値より低下した 血清Cr は上昇し egfrcrは年目で低下を示したものの その後の年間では変化 がなかった シチンCによるeGFRcysでは年間有意な変化を認めなかっ た 以上から シグリプチン投与後年間HbAcと随時血糖の改善は維持 された HDLを除く血清脂質の改善が維持され 高感度CRPも低下しtr多 面的効果の継続が示唆された 年目で見られた血清Cr上昇とeGFRcrの低 下は年目では見られず egfrcysも年間低下せず 腎機能への悪影響は 否定的であると考えられた HbAc NGSP値 S 66

12 I P 89 シグリプチンとルホニル尿素薬の臨床効果の比較検討 4報 長期的効果について 長坂昌一郎 相磯 嘉孝 千葉 泰子3 門田 純子3 川井 紘一4 大橋 博5 谷田貝利光6 藤田 延也7 岡田 健太 石橋 俊 自治医科大学内分泌代謝科 あいそ内科 長崎病院内科3 川井クリニック4 小山イトクリ ニック5 やたがい内科クリニック6 済生会宇都宮病院内科7 目的 DPP" 4阻害薬とルホニル尿素薬 SU薬 の効果を前向きに比較検討する 方法 血糖コントロル不十分な患者にシグリプチン S とSU薬グリメピリド G を無 作為に割り付け 年間治療した 結果 名に割り付け治療が開始され HbAcはS群7.7から6.7 G群7.7から6.9 と有意に低 下した BMIはS群では 年後に G群では年後に有意の上昇を認めた 年後の割り 付け治療維持率はS群で有意に高率であったが 年後の治療強化率には差を認めな かった 年後S群6 G群6 低血糖はS群で有意に低率であった S群 G群 8 総括 DPP" 4阻害薬SはGと同等の血糖コントロル改善を示し 低血糖の頻度が少ない点に優 れていた S群での割り付け治療の維持は良好であったが 経過と共に治療強化は高率 となった HbAc JDS値 I P 90 松谷 祐子 岩瀬 裕治 丹羽 直人 松本 晃一 高橋 利幸 小高 以直3 永瀬 晃正3 桂 善也3 一般財団法人霞ヶ浦成人病研究事業団霞ヶ浦薬剤セン薬局 東京医科大学茨城医 療セン薬剤部 東京医科大学茨城医療セン代謝内分泌内科3 目的 DPP4阻害剤シグリプチン S 単独投与と併用薬剤毎の有効性につ いて検討する 方法 Sが5 6ヶ月間投与があった80例を対象とした 併用薬剤毎に S単独 投与群6例 ルホニルウレア剤併用群8例 ビグアナイド剤併用群6例に ついてのHbAc及び体重変化について調査した それぞれの投与開始後のHbAcの変化 体重変化について 次に示す S単独投与群 0.6 減少 0.5kg減少 ルホニルウレア剤併用群 0.8 減少 0.6kg増加 ビグアナイド剤併用群 0.6 減少 0.9kg減少 考察 Sの投与でHbAcは改善の傾向が認められ 併用群においても 良好 な血糖コントロルが期待できると考えられる 体重増加に関しては ル ホニルウレア剤併用群で体重増加が認められたが 他の群では増加は認めら れず 血糖コントロルに有効な薬剤であると考えられる HbAc NGSP値 I P 9 実臨床での型糖尿病患者に対するシグリプチン投与の 有効性と安全性の検討 岩手県多施設共同研究 START! I 二報 瀬川 郁夫 高橋 和眞8 石垣 泰 佐藤 譲3 引地 勲 I研究会7 金子 博純4 金子 能人5 二宮 一見6 START! 医社 敬和会高見中央クリニック糖尿病セン 岩手医科大学糖尿病代謝内科 NTT 東本東北病院3 金子胃腸科内科4 かねこ内科クリニック5 二宮内科クリニック6 岩 手医科大学糖尿代謝内科7 岩手県立大学看護学部8 背景 DPP" 4阻害薬シグリプチン Sita は 最も使用頻度の高い糖尿病治 療薬となったが 長期的な効果と副作用の臨床検証が不十分 目的 年間Sita 継続投与による有効性と安全性を検討 対象 方法 岩手県全域の80施設で00 年9月からSita投与開始し 03年3月までに年以上継続投与した型糖尿病患者 744名 登録時 投与3ヵ月後 6ヵ月後およびヵ月の臨床デを解析 年齢 63.6±.歳 BMI5.5±4. HbAc7.94±.3 全症例の平均HbAc 値は 前7.94 から7.0 に有意に低下 単独投与では 前HbAc7.67 が6.7 に 併用投与では 前HbAcが8.06 が7.7 と有意に改善 HbAc7 未満の 目標達成者の割合は 前.9 から55.8 に有意に増加 有害事象が38件発生し たが 因果関係がある重症低血糖は例 0. のみ 結論 Sitaは 重症低 血糖が少ない型糖尿病治療の基礎薬として有用 HbAc NGSP値 I P 9 シグリプチンによる多剤併用療法の有用性と効果的な併 用薬についての検討 新規発症型糖尿病患者 HbAc 9 におけるDPP4阻 害薬 メトフォルミンの併用効果 玉井 秀一 赤澤 昭一 當時久保正之 中野 優子 中村 聡江 大野 奈那 新古賀病院糖尿病セン 目的 未治療糖尿病患者にSitagliptin SITA Metformin MET を新 規投与した 方法 未治療型糖尿病患者 HbAc 9 n 0 に新規 にSITA MET その内8名は少量のSU剤併用 投与し 受診毎の食事内容 を評価し 年間の推移を検討した ①全体 n 0 の開始時 年後のHbAc は0.6±.7 6.7±0.7 p 0.0 と有意に低下した 内 訳はSITA METのみ0.±.0 6.7±0.8 p 0.0 少量SU剤群.±.3 6.9±0.6 p 0.0 であった また 年後のHbAc 7 の達成率は80 であった ②ΔHbAcとBMIとに有意な負の相関関係を認めた r "0.49 p 0.03 ③食事内容などを5段階で評価した結果 総合点数は3.±0.7 4.±0.5 p 0.0 と有意に改善した ③体重の増加は認めなかった 結 語 未治療糖尿病患者にDPP4阻害薬 METを投与し 食事指導を反復す ることにより 多くはHbAc 7 を達成出来た HbAc NGSP値 I P 94 シグリプチンの有効性についての検討 I P 93 Sitagliptin50mgを00mgへ増量 または他のDPP4阻害薬 へ変更する場合における血糖降下作用についての比較検討 舩橋 友美 石橋 達也 栗本 千晶 岡村 順平 小池 諒 浦木 進丞 稲垣 優子 竹島 健 山岡 博之 宮田佳穂里 古川 安志 太田 敬之 松谷 紀彦 稲葉 秀文 有安 宏之 川嶋 弘道 若崎 久生 西 理宏 中尾 大成 古田 浩人 赤水 尚史 和歌山県立医科大学一内科 目的 Sitagliptin増量 または他のDPP4阻害薬への変更における血糖降下作 用について比較検討をおこなった 対象と方法 当科通院患者で Sitagliptin50mgをか月以上投与後にDPP4阻 害薬の増量または変更を行った75例 男性46例 女性9例 年齢63.6±9.6歳 変更前HbAcは8.03±0.98 Sitagliptin00mgへ増量群 S群 7例 Alogliptin 5mgへ変更群 A群 34例 Vildagliptin00mgへ変更群 V群 4例 の3群 において変更前後のHbAcを抽出して後向きに比較検討した S群 A群 V群ともHbAc平均の低下傾向がみられた 全体において HbAcが8.3 から8.7 A V群ではHbAcが8.3 から7.96 と有意な低 下がみられ BMI5以上の肥満例においても有意な低下がみられた 総括 通常量のSitagliptin50mg投与症例において DPP4阻害薬の変更は血糖 コントロルの改善に有効である可能性がある HbAc NGSP値 I P 95 型糖尿病におけるシグリプチンのインリン分泌保持 作用に関する検証 報 淡野 宏輔 須澤 直木 和合 健彦 田中 俊一 医療法人金沢内科クリニック 目的 グルカゴン負荷試験を用い シグリプチン投与前後のインリン 分泌能について検討した 方法 SU薬治療中の型糖尿病患者5名をシ グリプチン追加群と非追加群に分け カ月間の投与前後でグルカゴン負 荷試験を施行した グルカゴン負荷前 負荷後6分の血糖値とCペプチドを 測定し その変化量 ΔPG ΔCPR を算出した 観察期間中のHbA cは非追加群" 0. vsシグリプチン群".0 とシグリプチン群で低下し た グルカゴン負荷試験では 観察開始時ΔCPR.5±0.5 vs.4±0.8 ng! ml か月後ではΔCPR.5±0.0 vs.43±0.ng!ml ΔCPR変化 率.0±0. vs.±0.3 とシグリプチン群でインリン分泌能は上 昇した シグリプチンのインリン分泌能保持作用がグルカゴン 負荷試験で確認された HbAc NGSP値 I P 96 寒川 尚登 新谷 哲司 三津田容子 仙波 英徳 渡部さやか 坂尾ひとみ 眞鍋 健一 河本絵里子 古川 慎哉3 松山市民病院臨床研修科 松山市民病院糖尿病内科 愛媛大学糖尿病内科3 目的 DPP4阻害薬による多剤併用療法の有用性 および効果的な併用薬 を明らかにする 方法 当院外来にて通院加療中にDPP4阻害薬を投与開 始した型糖尿病患者75例を対象として併用薬の数および種類毎に投与前後 におけるHbAcの変化を評価した DPP4阻害薬単独の使用が例 単独 群 剤との併用が3例 剤併用群 剤との併用が例 剤併用群 であった 投与前後で各群のいずれも有意にHbAcが改善した p 単独群と比較して剤併用群の方がHbAc改善作用が強かった p また SU薬を併用している症例の方が併用していない症例よりHbA c改善作用が強かった p 0.08 結語 シグリプチンによる多剤併 用療法は有効でありSU薬との併用がより効果的である可能性がある HbAc NGSP値 S 67 演題取り下げ

13 I P 97 型糖尿病患者におけるインリン シグリプチン併用 療法の有効性に関する検討 倉崎康太郎 中平 育恵 郷内めぐみ 浜野久美子 独 労働者健康福祉機構関東労災病院糖尿病内分泌内科 目的 インリン シグリプチン併用療法の有効性 安全性について明 らかにする 方法 対象は 0年9月 03年3月インリン治療中で新 たにシグリプチンが処方された型糖尿病患者05例 BMI 血圧 HbA c 脂質 インリン量 有害事象の有無等に関し シグリプチン投与 前 投与ヶ月後 3ヶ月後 6ヶ月後について調査した シグリ プチン併用により投与6ヶ月後のHbAcは有意に改善した 8.4± ±.8 p 特に持効型回打ちにシグリプチンを併用した群 において有意に改善を認めた また 強化療法にシグリプチンを併用し た群においては有意にインリン量の減量を認めた 3.5± ±.49 p 0.00 結論 インリン シグリプチン併用により 有害 事象なく血糖コントロルの改善が認められ さらにインリン投与量の 減量が期待できる HbAc NGSP値 I P 98 当院におけるインリンとシグリプチンの併用経験 年間の検討 荒木 美希 谷口 孝夫 大橋 夏子 池口 絵理 岡本 元純 大津赤十字病院糖尿病代謝内分泌内科 目的 インリン製剤を使用中の型糖尿病患者に対する シグリプチ ン追加投与の長期的な有用性を検討した 方法 対象は平成3年0月以降 当院外来にてインリン使用中の型糖 尿病患者5名 年齢 平均±S.D. 64.±0.3歳 男性3名 女性名 HbA c NGSP 8.46±.3 シグリプチン5 50mgを追加投与し 年 間に亘って観察し得た症例について 投与前後における各指標を後ろ向き に検討した シグリプチンの追加投与開始から3ヵ月後 HbAcは7.77±.43 と改善を認めた p そしてヵ月後のHbAcも7.88±.48 と 維持された p 結論 インリン製剤とシグリプチン併用療法の長期的な有用性が示唆 された HbAc NGSP値 I P 99 インリンとシグリプチン5mgの併用療法における有 効性と安全性の検討 佐野 晃士 三輪 隆 末盛 敦子 伊藤 禄郎 志熊 淳平 田辺 節 谷古宇史芳 楊 傑仲 櫻井 衛 金澤 昭 小田原雅人 東京医科大学糖尿病代謝内分泌内科 目的 インリン投与中の型糖尿病患者に対してシグリプチン5mgを併 用投与し 投与開始時 投与週後 投与4週後における臨床指標の変化を 検討することを目的とした 対象 インリンを使用している型糖尿病患者で HbAc7.0 以上のコン トロル不十分と考えられる患者を対象とした 方法 対象患者に対してシグリプチン5mgを併用投与し 投与開始時 投与週後 投与4週後について評価をした 評価項目として HbAc グ リコアルブミン 随時血糖値 脂質検査値 血清クレアチニン インリン の投与量 低血糖を含めた副作用発現 体重を評価した 症例は35例の患者が登録された 血糖関連項目では HbAcは週後 4週後において8.3±.0 7.5±0.8 と改善を認めた P 0.05 インリンと シグリプチン5mgの併用は安全に血糖コントロルを改善することが示唆 された HbAc NGSP値 I P 00 インリン投与法別におけるシグリプチン追加による有 効性の比較検討 田中 清宜 たなか内科クリニック 目的 インリン Ins 療法中の型糖尿病患者において シグリプチ ン シ 追加によるHbAc改善効果に影響を及ぼす因子を検討する 方 法 Ins療法中の型糖尿病患者例 4回打ち 以下 4群 6例 3回打 ち 3群 8例 回打ち 群 3例 回打ち 群 5例にシ50mg朝分 を追加投与し 4群間でHbAcの改善効果に差があるかを比較検討した 有 意差の検定にはANOVAを用い その後t検定を実施した シ追 加後のHbAc変化度は 4群 3群 群 群でそれぞれ".6 "0.68 " 0.85 ".00 であり 群で最も低下した 総括 シ追加によりHbAc がBOT症例で最大かつ相加効果以上に低下したのは Ins頻回注射に比し膵 ラ氏島におけるInsが相対的に不足 その結果α細胞からのグルカゴン分泌 を十分に抑制できない状態が残存しシがより効果を発揮したと考えられ た HbAc NGSP値 I P 0 コントロル不良インリン治療糖尿病患者におけるシ グリプチン併用投与の有用性 生方 英一 生方内科クリニック 目的 シグリプチンにインリン併用の適応が追加されたが 実臨床に おいて どれくらいの効果があるのか その報告は少ない そこで 当院 通院中のコントロル不良インリン治療糖尿病において その効果を検 討した 方法 当院通院中のコントロル不良 HbAc 7 以上 イン リン治療糖尿病患者0名に シグリプチン50mg!回!を併用投与し 使 用インリン量 HbAc 体重の推移について検討した 使用 インリン量はヵ月後約3単位 6ヵ月後約9単位減量できた HbAc は 投与インリン量を減量したにもかかわらず 3ヵ月後7.75± ヵ月後7.77±0.66 と前値8.07±0.47 に比し有意 P 0.05 に低下した 3 6カ月後の体重は 前値に比し有意差はないが 減少傾向にあった 総括 シグリプチン併用投与は 使用インリン量を減量でき糖尿病コントロ ルを改善した HbAc NGSP値 I P 0 インリン治療中の型糖尿病患者に対するシグリプチ ン追加投与の検討 橋口 裕 菊池 晃 有村 愛子 新中須 敦 山元 聖明 堂地ゆかり 奥 寛子 植村 和代 池田 優子 有村 洋 福留美千代 出口 尚寿 西尾 善彦 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科糖尿病 内分泌内科学 目的 インリン I 治療中の型糖尿病症例を対象にシグリプチン S を併用し HbAc 体重の変化を検討する 対象と方法 ①治療変更の無かった39症例を対象にSを上乗せし週間検討した 多剤内服を7例に認め た ②I単独投与にSを併用した症例も検討した ①39症例の検討では HbAcは0.88 改善した I製剤の種類別の層別解析では HbAcは持 効型で" 0.97 その他 pre" Mix basal bolus で"0.96 低下したが 超速効型では変化 しなかった ②8症例では HbAcは. 改善した I製剤の層別解析では HbAcは持効 型で".65 その他で".3 低下したが 超速効型では変化しなかった 考察 併用内服薬を含む群や超速効型単独症例ではSの食後血糖改善効果が減弱し HbAcの改善 効果が減弱 消失したと考えられる 結語 I治療中の型糖尿病症例ではSの併用はHbAcの改善が期待できる HbAc NGSP値 I P 03 DPP!IV阻害薬シグリプチンの腎機能に与える長期効果 の検討 井川 裕之 紅粉 睦男 森 孝之 吉田 慈 工藤ひとみ 松本 啓 関口 雅友 真尾 泰生 札幌厚生病院糖尿病内分泌内科 札幌厚生病院共済クリニック 昨年の本会で われわれはシグリプチン S 導入年後の腎機能に与え る影響を報告した 今回 症例数をさらに増やし S導入年後の腎機能を 再検討した 対象は00年月以降にS内服開始となり 4ヵ月以上経過し ている50症例 男8名 女名 平均年齢6.3歳 平均罹病気管8.7年 平 均BMI 4.7 HbAcは開始時7.9 から4ヶ月後7.0 へと有意な改善を認 めた ACRは S導入時!ヶ月後!4ヶ月後の平均が40.7!39.9!33.8と有意 差はないが改善傾向であった また 中央値も.9!7.8!5.と改善傾向で あった これまで DPP"IV阻害薬開始後週あるいは4週と短期間での ACR改善が報告されていたが われわれの検討では長期的な改善の可能性 も示唆された HbAc NGSP値 I P 04 慢性腎臓病を併発した型糖尿病患者におけるシグリプ チンの臨床的検討 岩崎麻里子 佐藤 博亮 森谷 千尋 尾形 絵美 待井 典剛 菅谷 芳幸 工藤 明宏 長谷川浩司 渡辺 毅 福島県立医科大学附属病院腎臓高血圧 糖尿病内分泌代謝内科 目的 慢性腎臓病 CKD 併発型糖尿病患者におけるシグリプチンの 血糖降下作用を検討した 方法 当科外来通院中型糖尿病患者でシグリプチンが新規投与され 他の血糖降下薬の種類や用量の変更がない50症例の投与前と6か月後の有用 性を腎機能 用量別に検討した egfrが60 ml!min!.73m以上vs 60 ml!min!.73m未満の患者背 景は症例数8症例vs 3症例 平均年齢63.8歳vs 70.8歳 平均BMI 4.9 kg! m vs 6. kg!m 平均eGFR 8.5 vs 43.8 平均HbAc 7.67 vs 7.97 シグリプチン投与6か月後のHbAc変化 vs と有意に低下 egfr 60未満の症例では6カ月後のHbAc変化量は50mg! 群 mg! 群 と同程度だった 結語 CKD併発型糖尿病患者において 少量のシグリプチンでも通常 量と同程度の血糖降下作用を認めた HbAc NGSP値 S 68

14 I P 05 糖尿病性腎症の病期分類別にみたシグリプチン50mgの 有効性 安全性の検討 中庄谷伊帆子 吉内 和富 白木 梓 乾 遼子 金丸 洋蔵 大楠 崇浩 馬屋原 豊 小杉 圭右 坂本 賢哉3 大阪警察病院内分泌内科 大阪府立急性期 総合医療セン糖尿病代謝内科 医 療法人坂本内科医院3 シグリプチン投与開始時と投与か月経過時点 ヵ月 の少なくと も回以上 尿中アルブミン! 尿中クレアチン比を測定し得た患者について その有用性を糖尿病性腎症の病期分類期と期以上に分けて後ろ向きに解 析した シグリプチン投与か月以上経過した時点でのHbAc値は 腎症期群 6 例 7.±.0 6.6±0. 腎症期以上群 30例 7.5± ±0.5 でともに有意に低下した P 0.0 血清脂質値や血清クレアチニン値 尿中アルブミン!尿中クレアチニン比 腎症期群.6±6.6 mg!g Cr.8±0.3mg!g Cr 腎症期以上群 36.6±8.3 mg!g Cr 66.± 70.0mg! g Cr は両群とも有意な変化は見られなかった 糖尿病患者へのシグリプチン投与の有用性が示された HbAc NGSP値 I P 06 型糖尿病患者に対するDPP4阻害薬の有用性ならびに血 圧 腎機能に及ぼす影響についての検討 津田 真一 小西 一典 永井 貴子 渡邉 愛 伊藤 弘樹 北田 宗弘 金崎 啓造 西澤 誠 中川 敦 中野 茂 古家 大祐 金沢医科大学内分泌内科 志賀町クリニック 目的 型糖尿病患者にDPP4阻害薬sitagliptin投与し HbAc 血圧 腎 機能への影響を検討した 対象 4例が対象で 年齢6± 男性54 BMI 6.0±4.9 kg! m HbAc 7.4±0.8 方法 sitagliptin 50 mgを新規 または追加投与としたが 腎機能低下例では5 mgに減量投与 投与開始 後ヶ月間まで観察した ヶ月後のHbAc 6.8±0.9 に有為に低 下 体重 血圧に加え 血清クレアチン Cr 血清シチンC CysC egfr は ヶ 月 後 も 変 化 を 認 め ず 尿 中 ア ル ブ ミ ン ク レ ア チ ニ ン 比 ACR も 67±98 ヶ月後53±80 mg! gcrと有為差は認めなかったが 低下傾向にあった 肥満 BMI 5以上 の有無で群に分け評価してみる と 両群共体重 血圧 Cr CtsCは同一であったが ACRのみ有為差は認 めなかったものの 肥満群で低下傾向が認められた HbAc NGSP値 I P 07 型糖尿病患者においてシグリプチンまたはアログリプ チンが骨代謝に及ぼす影響についての検討 田井 宣之 渡部 玲子 平野 順子 井上 大輔 岡崎 亮 帝京大学ちば総合医療セン三内科 目的 型糖尿病患者におけるシグリプリチン アログリプチン投与の 骨代謝への影響を検討した 対象 35歳以上のHbAc7.0.0 の型糖 尿病患者3例 方法 シグリプチンまたはアログリプチンを追加投与し たA群9例とαGIまたはピオグリゾンから切り替え投与したB群4例におい て投与前 投与後 3カ月の体重 HbAc 血糖 インリン LDL"C HDL" C TG 骨代謝マカ IGF" NT"proBNP 尿中アルブミン 有害事象を調べた 投与前にICTPはBNPとuAlbと正相関を示した 投与前後で体重 糖 脂質 骨代謝に有意な変化を認めなかった 総括 シグリプチン アログリプチンは血糖コントロルを大きく変化させな い条件下で骨代謝マカに影響を及ぼさなかった HbAc NGSP値 I P 08 肝障害を有する糖尿病患者に対するシグリプチン投与の 効果 秋久 桃子 浅川 雅博 澤田 瑞穂 丹羽 有紗 三宅 敦子 堀内 敏行 川村 光信 東京逓信病院内分泌代謝内科 東京心身福祉セン はじめに 糖尿病ではしばしば肝障害を合併するが その際のDPP"4阻害 薬の効果や副作用は十分報告されていない 対象 方法 当院で00年4 月から03年9月までにシグリプチン SGP を投与された患者から 投 与開始時に肝障害のある症例を抽出し 検討 対象期間中にSGP投 与の全患者は48名 導入時に肝障害を有する症例は名 内訳は 脂肪 肝65例 アルコル性6例 肝炎ウイル0例 その他 原因不明など 例 そのうち明らかな肝硬変を呈するものは6例 SGP導入時のHbAc NGSP は平均8.7 で 9例 75 が有効であり平均.9 の低下を認め た SGP導入による明らかな肝障害悪化例はなく 低血糖を含む重篤な副 作用もなかった 結論 肝障害を有する糖尿病患者においてもSGPは有効 で安全な薬剤である HbAc NGSP値 I P 09 型糖尿病患者における シグリプチンの血中アディ ネクチン濃度に対する影響 START! J study 火伏 俊之 竹下恵理子 木村 武量 平田 歩 南 朋子 中川 靖彦 樫根 晋 前田 法一 岸田 堅3 西澤 均 船橋 徹 下村伊一郎 市立吹田市民病院内科 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 岸田ク リニック3 目的 DPP" IV阻害薬であるシグリプチンの血中アディネクチン濃度 への影響を明らかにする 対象と方法 対象は 当院に通院する型糖尿 病患者で 0年月から03年3月までに同意を得られ その後3ヶ月間の 追跡調査が可能であった連続7症例 無作為割付は シグリプチン投与 群と DPP" IV阻害薬を使用しない従来治療群を固定割付 置換ブロック法 により行った 参加症例に対し 薬剤開始前と開始後3ヶ月まで糖尿病に関 する各パラメを測定した 3ヶ月後 両群間で明らかな血糖降 下作用やインリン分泌 抵抗性の指標に差は認めなかった 血中アディ ネクチン濃度は従来治療群では差は見られなかったが シグリプチン 群で有意な上昇効果がみられた 結論 シグリプチン3ヶ月間投与によ り 血中アディネクチン濃度が上昇した I P 0 高齢型糖尿病患者におけるシグリプチンの有用性の検 討 山口 義彦 浦 幸子 緒方 健志 高橋 和宏 渡邉 尚 本田 幸治 高橋 惠美 安部 幸弘 医 宏善会諫早記念病院内科 社会福祉法人幸生会諌早療育セン 目的 シグリプチン Sita 服用高齢型糖尿病患者におけるHbAcの 変化と年齢 80歳未満と以上 肥満 罹病期間 0年未満と以上 他の 経口血糖降下薬併用との関連およびその臨床上の有用性について検討し た 方法 60歳以上のSita服用中型糖尿病患者30例で 年齢75.7±9. 歳 罹病期間.6±7.4 年 であった Sita投与期間は.5±7.7 月 投与量 は5mg 00mgで Sita単独例 併用薬あり9例であった Sita開始時と最終診察のHbAcは7.44±.30 vs 6.53±0.59 p 0.0 で その間も開始時より有意に低値であった Sita開始時HbAcは非 肥満群 他剤併用群で高かったが 最終診察のHbAcは年齢 肥満 罹 病期間の分類には無関係に同レベルまで有意に低下した 結論 Sitaは高齢型糖尿病患者においてHbAcを年齢 肥満の有無 罹 病期間の影響なく有意に低下させた HbAc NGSP値 I P 高齢型糖尿病患者に対するシグリプチン投与の有用性 の検討 3報 池田 尚美 中野 洋子 東 聖実 吉本 啓助 福間 博和 高原里永子 大瀬 裕之 栗岡 聡一 協仁会小松病院薬剤科 協仁会小松病院糖尿病セン 目的 高齢型糖尿病患者にシグリプチンを投与し 長期間の有用性を 検討 方法 65歳以上の高齢型糖尿病患者85例 男性59 平均年齢74歳 BMI 4.5kg! m 罹病期間5年 HbAc8.5 にシグリプチンを投与 結果 HbAcは投与前 前 8.5 から6ヵ月後 6M 7.4 ヶ月後 M 7.4 4ヶ月後 4M 7.3 に改善 p SU併用群は 前8.5 6M7.6 M7.6 4M7.5 SU非投与群は 前8. 6M7. M7. 4M6.9 に改善 p HbAc7.0 未満は投与前5 から4ヶ月後3 に増加した 総括 高齢型糖尿病患者の治療においてシグリプチンの効果は長期間 持続するものと考えられた HbAc NGSP値 I P 高齢者におけるSitagliptin投与による有効性と安全性につ いて 石丸 安明, 関東 裕美3 大嶋由加里 中村 尚弘 木村 香織 佐藤富美子 齊藤 智之 齋藤 暁美 片山 茂裕4 医療法人安和会石丸安世記念熊谷ディアベテクリニック理事長 医療法人安和会石 丸安世記念熊谷ディアベテクリニック 東邦大学医療セン大森病院皮膚科3 埼 玉医科大学病院内分泌 糖尿病内科4 目的 8例中9例の65歳以上 Se 型糖尿病 TDM 症例においてSitagliptin Sg による影響を非高齢者 nse と比較しながら年齢や病歴 Ins分泌など で予測出来るか否か検討 方法 SeTDMにSg投与し前 Vor からヶ月 m 毎にHbAc AC と至適カロリ食負荷で血糖 ACを観察 評価し各パラメ 年齢 発症年齢 病歴 egfr インリン分泌など により分類し分析 9例74.0y 病歴7.4y BMI4.3 MBP88. VorAC 7. F 40.8 hrpg 04.3mg!dlはnSeと比べすべて有意差有り 現年齢 発症年齢 病 歴 egfrによる分類ではacの推移に差無し HOMA"βによる分類におい てはSg投与開始時のみ差があるが6mではACの有意差無し まとめ なお検討を要するが 年齢 病歴 egfr Ins分泌指標によりSg治 療効果予測は困難 HbAc NGSP値 S 69

15 I P 3 インリンにDPP!4阻害薬を追加投与し 血糖変動改善 効果を検討した症例報告 鈴木 陽之 山本 奈穂 光本 一樹 半田市立半田病院糖尿病 内分泌内科 目的 シグリプチンをインリン製剤と併用することで低血糖を発症す ることなく血糖コントロルが改善できるか 外来にて持続血糖モニ CGM を用いて確認した 対象と方法 当院外来を受診しているイン リン注射実施中の血糖コントロル不十分な型糖尿病患者7例 男性3名 女性4名 を対象とした 平均HbAcは8.6 平均年齢は68.4歳 平均BMI は6.7 CGM施行期間は4間とし シグリプチン投与前後での効果を検 討した インリン製剤とシグリプチンの併用で 投与開始直後 より血糖変動の改善が見られた インリン単位や併用薬剤は不変であっ たが 全症例においてCGM施行期間中低血糖を認めなかった 結語 シ グリプチンをインリン製剤と併用することで 深刻な副作用である低 血糖を発症することなく血糖コントロルが改善できる可能性が示唆され た HbAc NGSP値 I P 4 シグリプチン併用により インリン必要量が著減した 型糖尿病長期罹患例 大西真由美 医 社団泰静会大西医院 症例 6歳男性 977年に糖尿病と診断 食事 運動療養のみだった 000 年 足趾の外傷と浅潰瘍で当院受診 HbAc 0. であったためSU剤によ る治療開始 しかしコントロル悪く003年よりインリン療法開始 SU 剤は 減量の上同年月で中止 インリンは一3回計4Uから6UでHbA cは7 から8 で経過していた 0年6月よりシグリプチン50mgを開 始したところ 血糖値の著しい改善を認め 03年月現在インリンは 一回6Uまで減量できHbAcは6.5 から7.0 を推移している 考察 糖尿病長期罹患例でもDPP4阻害薬併用により インリンの減量が期待で きることが示唆された また 本例ではDPP4阻害薬併用前にはCPRが0. ng! mlまで減少していたが 併用開始後にほぼ基準値まで回復しており DPP4阻害薬がヒトにおいてもインリン分泌量を改善させる可能性を示唆 していると考える HbAc NGSP値 I P 5 型糖尿病におけるDPP! 4阻害薬ビルダグリプチンの長期 4ヶ月 臨床効果 安藤 敏仁 加藤 宏一, 神谷 英紀 加藤 義郎 渡会 敦子 近藤 正樹 内藤 恵奈 小島 智花 杉浦有加子 佐藤 沙未 山田祐一郎 林 里奈 巽 康彰 服部 亜衣 溝口 亨昂 高島 浩明3 天野 哲也3 中村 二郎 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科 愛知学院大学薬学部薬物治療学講座 愛知医科大学循環器内科3 目的 DPP"4阻害薬ビルダグリプチンの長期 4ヶ月 臨床効果を検討し た 方法 型糖尿病患者においてビルダグリプチンが4ヶ月間投与された 9例を対象とした 投与前と投与後 ヶ月の血糖値 HbAc 等を測定した 併用薬 投与前HbAc値 BMI egfr 年齢等により分類 し比較 検討した 成績 HbAcは4ヶ月間安定して低下した 特にHbA c値が高い症例での効果が強力であり 又 BMI及びeGFRの値に関わらず有 効である 年齢別検討では80歳以上ではHbAcの改善は減弱する傾向であっ た 結論 DPP"4阻害薬ビルダグリプチンは 4ヶ月の長期に亘り腎機能 や肥満度に関わらず 安定した血糖改善作用を有する しかし 高齢者では 効果が減弱する可能性があり 検討が必要である HbAc NGSP値 I P 6 I P 7 稲垣 賀子 吉井 秀徳 石田 香苗 山城 慶子 横田 純子 加治佐知子 小沼 富男 順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療セン糖尿病内分泌内科 目的 型糖尿病患者へのDPPIV阻害薬投与による糖代謝改善効果に及ぼ すω3脂肪酸の影響を検討する 方法 対象は当院通院中の型糖尿病患者0 名 ビルダグリプチン00mg投与前と投与か月後に食事負荷試験を行っ た HbAc 脂肪酸4分画と空腹時 食後 分のglu IRIを測定 した EPA値 DHA値と各因子との相関を確認した EPA値 DHA値は ともに対数変換し統計を行った EPAとビルダグリプチン投与後の食後0分IRI IRIAUC 空腹時 gluに有意な正の相関 p 0.05 がみられた DHAとビルダグリプチン投 与前の空腹時gluに有意な正の相関 p 0.05 がみられた EPA DHAとglu IRI HbAcの各変化量には有意な相関を認めなかった 結語 EPAが高値であるほどビルダグリプチン投与後の食後インリン分 泌は有意に多かった HbAc NGSP値 I P 8 松田 英士 秋山 孝輝 木村 裕子 小谷野圭子 柳川 達生 練馬総合病院糖尿病セン 練馬総合病院医療の質向上研究所 目的 ビルダグリプチン V はSU剤との併用のみ認可された現場で BMI 5かつALT 30群では3カ月後のHBAc改善度が低い 50回関甲信地 方会 現在メトホルミン M を含め全薬剤併用可能 Mを併用できなかっ た状況でVの効果が低かったBMI 5かつALT 30の患者にVとMの併用が 特に有効との仮説の検証が目的 方法 全薬剤の併用認可後 新たにVを処方した93例 男性60例 63.3±3.3 歳 BMI 4.3±4.7 HbAc 8.7±.7 でV開始3か月後のHbAc改善度を BMI5 ALT30で4群に分類し群間で比較検討 3カ月後のHbAc改善度は".5±.7 M併用率8 4群間でHbA c改善度に有意差なし BMI 5 ALT 30群 ".3±.3 n 7 M併 用率4 総括 Mと併用できなかった場合にVの効果の低いBMI 5かつALT 30 群で VとMの併用は有効 HbAc NGSP値 インリン療法からビルダグリプチン内服療法への変更の 検討 久保 聡子 大塚 章人 明神真紀子 村井 潤 深水 英昭 中村 正 市原紀久雄 医 川崎病院内科 目的 型糖尿病患者においてインリン療法からビルダグリプチン内服 への変更の可否について検討した 対象 インリン療法中の型糖尿病患者9名 男!女 8! 平均年齢7 歳 インリン使用歴6.3年 HbAc6.7 BMI3.9 CPR.36ng! dl 方法 インリン療法からビルダグリプチン内服へ変更し 単剤8名 他 剤併用名 6か月以上の血糖コントロル状況の変化について観察した インリン療法 平均使用量±7単位 からビルダグリプチン00 mg内服へ変更し 6か月以上観察しHbAcを比較したところ有意な変化を 認めなかった 6.67± ±0.47 低血糖は全例において認めな かった 結語 血糖コントロルが良好でインリン分泌が保たれている型糖尿 病患者では インリンからDPP"4阻害薬への変更により低血糖を回避し つつ良好な血糖コントロルが維持された HbAc NGSP値 I P 9 型糖尿病患者におけるビルダグリプチンの併用薬別によ る検討 尾形 絵美 佐藤 博亮 岩崎麻里子 待井 典剛 工藤 明宏 長谷川浩司 渡辺 毅 福島県立医科大学腎臓高血圧 糖尿病内分泌代謝内科学講座 目的 本研究は インクレチン関連薬以外の血糖降下薬で治療中の型糖尿 病患者において ビルダグリプチンを投与した症例について後ろ向きに検討 した 方法 当科外来通院中の型糖尿病患者で インクレチン関連薬以外の血糖 降下薬で治療中にビルダグリプチンが新規投与され すべての血糖降下薬の 種類や用量の変更がなかった65症例について投与前と投与3カ月後の臨床的有 用性を併用別に比較検討した 平均年齢63.8歳 平均BMI 6.6 kg!m 併用薬別のHbAcは SU薬 ビグアナイド薬 チアゾリジン薬 α グルコシダゼ阻害薬 インリン とすべての併 用薬にて有意に低下した 結語 ビルダグリプチンは他の糖尿病治療薬との併用が可能であり 型糖 尿病治療において更なる血糖管理を期待できる薬剤である HbAc NGSP値 I P 0 ビルダグリプチンの有効予測因子の検討 報 ビルダグリプチンの糖代謝改善効果へのω3脂肪酸の影響 メトホルミン効果不十分な型糖尿病患者にビルダグリプ チンを追加投与した時の有効性及び安全性に関する検証試 験 鈴木 学 浜田 泉 小田原雅人3 ノバルティファマ株式会社臨床研究一部 ノバルティファマ株式会社 東京医科大学内科学三講座3 目的 メトホルミン M 50mg又は500mg 回 bid で効果不十分 な型糖尿病患者 TD に対しビルダグリプチン V 又はプラセボ P 併用時の有効性及び安全性を評価した 対象と方法 M単独で効果不十分 なTDをV群50mg bid又はp群に分け 週間投与時のHbAc変化量 ΔA c 及び安全性を検討した V群69名 P群70名がランダム化された 平均年齢58.歳 BMI 5.6 kg! m HbAc 8.0 であった V群のΔAcは".07 と有意な改善を示した P 0.00 また M用量別ΔAcもいずれの 用量も有意に低下した P 0.00 有害事象発現率は両群同様で V 44. P 4.4 両群とも低血糖の発現はなかった 結語 M 50mg 又は500mg bidで効果不十分なtdに対しvを併用投与した結果 有意な HbAcの改善が示され 忍容性は良好であったことから TDの治療に有 用であることが示唆された HbAc NGSP値 S 70

16 I P インリン治療中にビルダグリプチン50mgを朝回投与 した際の効果と安全性の検討 小野瀬裕之 石井 新哉 岡田 憲明 金地病院内科 博慈会記念総合病院内科 目的 インリン治療患者に ビルダグリプチン 以下Vil 50mgを朝回 追加投与した際の臨床効果を明らかにする 対象と方法 型糖尿病で通院中の3名 男性6名 女性7名 平均年齢70.7 歳 身長59.8cm 体重6.kg BMI4 罹病期間7.年 混合製剤食前投 与7例 強化療法6例 総投与量0.4単位! DPP" 4阻害薬未投与 腎症3期 3例 期8例 単純網膜症4例 前増殖網膜症3例 増殖網膜症停止期例 脳梗塞例 冠動脈疾患例 末梢動脈疾患例であった Vil50mgを朝食後 回投与した HbAcは改善し8.3 から7.4 に低下した HbAc前値とBMIが高 値のものほどHbAcの低下幅は大きい傾向にあった 体重は60.4kgに減少 し 例で低血糖を認めた 考察 インリン療法下のVil朝回50mg追加投与は 体重増加や重篤な低 血糖も少なく 患者負担も抑えられ十分な治療効果を有する治療法である HbAc NGSP値 I P インリン治療中の型糖尿病患者におけるvildagliptinの 追加効果に対する検討 土屋 天文 櫻井慎太郎 川西 美里 堀 賢一郎 寺沢 智子 成瀬 里香 原 健二 竹林 晃三 犬飼 敏彦 獨協医科大学越谷病院糖尿病内分泌 血液内科 目的 今回我々はvildagliptinとインリンとの併用療法の有用性について 検討した 対象と方法 インリン治療中の型糖尿病患者 n 6 に対 しvildagliptin 00 mg! を追加投与し 3ヵ月間経過観察した HbA cは8.9±. より7.6±. へ有意に低下した P 患者をイン リン量 30単位未満 以上 BMI 5未満 以上 併用薬 αgi metformin の有無で群に分けた場合 いずれにおいても両群間においてHbAc値の変 化度に関し 有意差はみられなかった 一方 vildagliptin投与によりldl" Cの有意な低下 P 0.06 を認めた インリン治療中の型糖 尿病患者にvildagliptinを追加投与することの有用性が示された HbAc NGSP値 I P 3 インリン I 療法中の型糖尿病患者に対するビルダグ リプチン V 併用療法の有用性について 根田 保 大和田里奈 大塚 博紀3 小野田教高 社会医療法人財団石心会埼玉石心会病院内分泌代謝内科 石心会埼玉石心会病院内 分泌代謝内科 社会医療法人財団石心会さやま総合クリニック健診セン3 目的 本人におけるI療法とVの併用効果に関する報告は少なくその血糖 降下作用に対する効果を検討する 対象 外来にてI療法中の型糖尿病患者 方法 V追加投与またはシグリプチン S から切替え投与を行い HbA c BMI 血清脂質 腎機能を評価した 対象患者は4人 男3 年齢60.0±3.4歳 BMIは5.8±3.9Kg! m HbAcは8.±0.9 V追加投与は9例 Sからの切替えは5例 Iの併用療法 はBOT例 BBT4例 MIX製剤8例で平均.8単位であった V投与4ヶ月 後のHbAcは7.6±. へ有意に低下 P 0.05 BMI 血清脂質 腎機能 に有意な変化は認めなかった 考察 I療法中の本人型糖尿病患者に対するVの追加またはSからの切替 えは有効で安全であると思われる HbAc NGSP値 I P 4 インリン治療の型糖尿病患者におけるビルダグリプチ ン併用の検討 篠田 和明 中島 茂 中島内科クリニック 目的 当院通院中の型糖尿病でインリン療法中の患者に対し ビルダ グリプチンを追加した際の有効性 安全性を検討 方法 インリン療法中の患者40例についてビルダグリプリン投与後6か 月までの HbAc 体重 インリン量 血清Cre 副作用を検討した 投与6か月後 検討症例のHbAcは有意に低下した 男女別 BMI5 未満 以上 年齢65歳未満 以上の検討でもHbAcは有意に低下した 軽 度の低血糖はあったが重症低血糖は認められなかった 考察 インリンとビルダグリプチン併用によるHbAc改善効果が確認さ れ 安全性も確認できた I P 5 インリン療法を実施している型糖尿病患者へのビルダ グリプチンの追加投与が血糖コントロルやQOLに及ぼす 影響について 新谷 哲司 河本絵里子 寒川 尚登 三津田容子 仙波 英徳 渡部さやか 坂尾ひとみ 眞鍋 健一 小川 明子 古川 慎哉 松山市民病院内科 目的 インリン療法を実施している型糖尿病患者へのビルダグリプチ ンの追加が血糖コントロルやQOLに及ぼす影響を明らかにする 方法 当院外来にてインリン療法を行っている型糖尿病患者30例 年齢 65.9± 9.3才 HbAc 7.±0.8 男!女 0!0 を対象にビルダグリプチン00 mgを追加投与した 投与前および週後のHbAc BMI 低血糖頻度 イ ンリン投与量 インリン投与回数 QOLコア DTR"QOL の変化 について検討した ビルダグリプチン投与後にHbAcは有意に改善 したがBMIや低血糖頻度には変化がみられなかった インリン投与量 インリン投与回数は有意に減少しQOLコアにも有意な改善がみられ た 結論 インリン療法を実施している型糖尿病患者へのビルダグリ プチンの追加投与は 血糖コントロルやQOLを改善させる可能性がある HbAc NGSP値 I P 6 インリン併用下におけるシグリプチンからビルダグリ プチンへの切り替え効果の検討 西村 英樹, 高橋 良当 山下 哲理 小川 哲也 佐倉 宏 熊野前にしむら内科クリニック 東京女子医科大学東医療セン内科 目的 インリン併用下におけるシグリプチン S とビルダグリプチ ン V の有用性の比較検討を行った 方法 対象はインリン治療にS を併用しているにも関わらずHbAcが7.0 を超える型糖尿病患者0例 S からVへ切り替え投与後3ヵ月後の血糖コントロル 体重変化の検討と効 果予測因子の探索をした 観察期間内におけるインリン投与量 糖尿病 治療薬に変化はなかった 対象患者の平均年齢は56歳 BMI3 6 kg! m 糖尿病罹病期間3.年 インリン平均投与単位数は38.6単位で あった SからVへの切り替え3ヵ月後 HbAc は8.6±0.6から8.0±0.9 に改善した P 0.05 体重 kg は79.±4.9から79.0±4.9と有意な変化 はなかった 結語 インリン併用下におけるSからVへの切り替え投与 は良好な血糖コントロルを可能とし 有用な治療選択肢のひとつであっ た HbAc NGSP値 I P 7 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジンの腎機能別にみ る有効性と安全性の検討 国内治験の併合デを用いた 部分集団解析 宇都宮一典 加来 浩平 寺内 康夫3 戸邉 一之4 谷澤 幸生5 荒木 栄一6 綿田 裕孝7 岩本 安彦8 菅波 秀規9 渡邊 大丞0 東京慈恵会医科大学糖尿病 代謝 内分泌内科 川崎医科大学 横浜市立大学3 富山大学4 山口 大学5 熊本大学6 順天堂大学7 東京女子医科大学8 興和株式会社9 サノフィ株式会社0 目的 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジン TOFO の本人型糖尿病 TDM 患者に おける有効性と安全性を腎機能別に検討する 方法 TOFOIII相試験のデを併合し egfr別の部分集団 30以上60未満 60以上90未満 90以上 を作成して有効性と安全性を評価した HbAc低下度は腎機能が保持 さ れ て い る 群 ほ ど 大 き か っ た が 0 mg "0.3 " 0.7 ".00 体重はいずれの群でも十分に低下がみられた ".53kg ".76kg ".77 kg 血圧は腎機能の程度に関係なく低下した 0mg投与における有害事象の発現頻度 は 尿路感染症 性器感染症 低血糖いずれにおいても各群を通じて低かった 結語 TOFOの有効性は腎機能が保持されている場合により大きいが 安全性は各腎機能を通じ て高いことが示唆された HbAc NGSP値 I P 8 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジンの肥満度別にみ る有効性と安全性の検討 国内治験の併合デを用いた 部分集団解析 戸邉 一之 加来 浩平 谷澤 幸生3 荒木 栄一4 綿田 裕孝5 岩本 安彦6 宇都宮一典7 寺内 康夫8 渡邊 大丞9 菅波 秀規0 富山大学大学院医学薬学研究部内科学一講座 川崎医科大学 山口大学3 熊本大学4 順天堂大学5 東京女子医科大学6 東京慈恵会医科大学7 横浜市立大学8 サノフィ株式会社9 興和株式会社0 目的 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジン TOFO の本人型糖尿病 TDM 患者に対 する有効性と安全性を肥満度別に検討する 方法 TOFOIII相試験のデを併合し BMI別の部分集団 8.5以上.0未満.0以上5.0 未満 5.0以上 を作成して有効性と安全性を評価した TOFO 0mg 0mg 40mgはすべてのBMI層において 血糖 体重 血圧を低下させた HbAc低下作用については BMIが高い層で効果が大きかった また 全有害事象 重篤な有害事象 投与中止に至った有害事象 およびSGLT阻害薬で 注目すべき有害事象は BMI層によらず同程度の発現頻度であった 結語 本人TDM患者を対象とした国内治験成績において 肥満度によらずTOFOの有効性と 安全性が確認された 本剤の有用性は肥満者において特に高かった HbAc NGSP値 S 7

17 I P 9 型糖尿病患者におけるイプラグリフロジンと他の経口血 糖降下薬との併用5週長期投与試験 二重盲検試験の続 報 継続投与 数田 健一 後藤果志亜 秋山 典子 志賀 貴紀 吉田 哲 上山 英二 宇都野 睦 柏木 厚典 アテラ製薬 株 滋賀医科大学医学部附属病院 目的 メトホルミン MET ルホニル尿素 SU またはピオグリゾ ン PIO 単独治療の型糖尿病患者にSGLT阻害剤イプラグリフロジン IPRA を回50 mg 5週間併用 4週時にHbAcに基づく基準に従い 00mgに増量可 した際の有効性 安全性の検討 IPRA投与によりHbAc値は投与前値から低下し その効果は5週 間 持 続 し た 投 与 前 値 か ら 最 終 投 与 時 の HbA c の 変 化 量 は "0.95 MET " 0.84 SU " 0.74 PIO であった 低血糖の発現率は 0 MET 4. SU.0 PIO で重篤なものはなかった 結論 MET SUまたはPIO投与中の型糖尿病患者に IPRAを併用した 際の血糖の低下効果は5週間持続し 安全性の検討において 忍容性は良 好であった HbAc NGSP値 I P 30 型糖尿病患者におけるイプラグリフロジンとDPP!4阻害 剤 α! グルコシダゼ阻害剤またはナテグリニドとの併用 5週長期投与試験 上山 英二 瀧浪 祐介 河野 博道 中濱 浩史 吉田 哲 数田 健一 宇都野 睦 柏木 厚典 アテラ製薬株式会社 滋賀医科大学附属病院 目的 DPP" 4阻害剤 DPP4i α"グルコシダゼ阻害剤 α"gi または ナテグリニド NATE 単独治療の型糖尿病患者にSGLT阻害剤イプラグ リフロジン IPRA を回50 mg 5週間併用 0週時00mgに増量可 した際の安全性 有効性の検討 IPRA投与によりHbAc値は投与前値から低下し その効果は5週 間持続した 投与前値から最終投与時のHbAcの変化量は "0.8 DPP 4i " 0.8 α" GI " 0.75 NATE であった 低血糖の発現率は 0.9 DPP4i 0 α" GI 4. NATE で重篤なものはなかった 結論 DPP4i α" GIまたはNATE投与中の型糖尿病患者に IPRAを併用 した際の忍容性は良好であった また 血糖の低下効果は5週間持続した HbAc NGSP値 I P 3 腎機能障害を伴う型糖尿病患者を対象としたイプラグリ フロジンの長期投与試験 LANTERN試験 高橋 秀之 石川 弘英 吉田 哲 数田 健一 上山 英二 宇都野 睦 柏木 厚典 アテラ製薬株式会社 滋賀医科大学付属病院 SGLT選択的阻害薬イプラグリフロジン IPRA の血糖降下作用に対して 腎機能障害が及ぼす影響を検討するため 軽度から中等度の腎機能障害を 伴う型糖尿病患者を対象に有効性 安全性を検討した 患者にIPRA 50 mg またはプラセボを二重盲検下で無作為に割り付け 回 4週間投与し た その後 非盲検下でIPRA 50 mgまたは00 mgを8週間 計5週間 投与した その結果 4週投与最終時のHbAc値 空腹時血糖値および体 重はIPRA群でプラセボ群に比べ有意に低下し その効果は5週間持続し た 腎機能障害の重症度別では 血糖降下作用は軽度に比べて中等度で弱 く 腎機能障害の重症度が血糖降下作用に影響することが示唆された IPRA の安全性は良好で 腎機能障害の重症度による安全性プロファイルの違い はみられなかった HbAc NGSP値 I P 3 健康成人および型糖尿病患者における OGTT 時 の グ ル コturnoverに与えるイプラグリフロジンの影響 門倉 健 黒崎 英志 宇都野 睦 Stefanie Leeflang Freimut Schliess3 Thomas Jax3 Ronald Smulders アテラ製薬株式会社 Astellas Pharma Europe BV Profil, Neuss, Germany3 目的 イプラフグリフロジン IPRA がグルコのturnoverに与える 影響の検討 方法 健康成人および型糖尿病患者を対象に 6 6" H標識および3C6標識 したグルコを用いたダブルトレサ法を用いた 肝臓からのグルコ産生 endogenous glucose production EGP のOGTT前値は 健康成人および型糖尿病患者ともにIPRA反復投与前 Day" に比べ反復投与後に上昇していた 0.68及び 0.9mol! min! kg IPRA反復投与6目のOGTT後6時間のEGPのDay"からの変化量の平均値 は健康成人および型糖尿病患者でそれぞれ 0.8及び 0.78 mol! min!kgで あった 結論 健康成人および型糖尿病患者ともに IPRAの投与により尿糖排泄 の上昇とともに肝臓からの糖放出の亢進が認められた I P 33 本人型糖尿病患者におけるエンパグリフロジン5週間 単独療法の安全性および有効性 小岩井和樹 門脇 孝 羽田 勝計3 稲垣 暢也4 谷口 敦司 H Rattunde5 HJ Woerle5 UC Broedl5 本ベリンガインゲルハイム株式会社 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内 科 旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野3 京都大学大学院医学研究科糖尿病 内分 泌 栄養内科学4 Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG, Ingelheim, Germany5 目的 本人型糖尿病患者に対するエンパグリフロジン EMPA の5週間の有 効性 安全性を検討した 相試験 方法 患者をEMPA 5mg 0mg 5mg 50mg プラセボ PBO の各群に割付 け 週間投与後 EMPA 0mg群と5mg群の患者は引き続き同一用量を EMPA 5mg群 50mg群 PBO群の患者はEMPA 0mgまたは5mgに用量を変更し 40週 間投与した EMPA0mg 5mgとも 投与5週後までHbAcおよびFPGの持続的な低 下が認められ 用量依存的であった 体重 SBP DBPの低下も維持された 低血 糖 血糖値 70mg! dlかつ! もしくは要介助症例 はEMPA 0mg群 5mg群で各 名認められた 結論 本人型糖尿病患者に対するEMPA単独投与は5週投与において HbAc FPG 体重 SBP DBPの低下を維持し 忍容性は高かった HbAc NGSP値 I P 34 型糖尿病患者におけるSGLT阻害薬エンパグリフロジン の安全性及び有効性の検討 Global study本人サブ解析 志岐 甲介 小岩井和樹 谷口 敦司 林 直之 UC Broedl 本ベリンガインゲルハイム株式会社 Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG, Ingelheim am Rhein, Germany 目的 方法 エンパグリフロジン EMPA 単剤投与時の有効性 安全性 の検討を目的として 血糖コントロル不十分な薬剤治療未実施の型糖尿 病患者 HbAc 7 0 にEMPA0mg 5mg プラセボ シグ リプチン00 mg SIT を回4週間投与した無作為化二重盲検平行群 間比較国際共同試験 n 899 を行い 参加した本人患者 n 70 の サブ解析を行った 4週後のHbAc 体重 SBPのベラインか らの調整平均変化量は両EMPA群でプラセボ群に比べて有意な低下を示し た EMPA5mg群はSIT群に比べてHbAcの有意な低下を示した 両EMPA 群はSIT群に比べて体重とSBPの有意な低下を示した 両EMPA群とも高い 忍容性を示した 結論 本人患者へのEMPAの単剤投与はHbAc 体重 およびSBPにて統計学的に有意な低下が認められ 忍容性は高かった HbAc NGSP値 I P 35 本人型糖尿病患者へのSGLT阻害薬エンパグリフロジ ン週間単剤療法による血糖コントロルの改善 谷口 敦司 門脇 孝 羽田 勝計3 稲垣 暢也4 小岩井和樹 H Rattunde5 HJ Woerle5 UC Broedl5 本ベリンガインゲルハイム株式会社 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内 科 旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野3 京都大学大学院医学研究科糖尿病 内 分泌 栄養内科学4 Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG, Ingelheim, Germany5 目的 本人型糖尿病患者に対するエンパグリフロジン EMPA 単独療法の 有効性 安全性を検討した 相試験 方法 患者をEMPA 5mg 0mg 5mg 50mg プラセボ PBO の各群に無 作為化二重盲検法にて割り付け 回週間投与した HbAcおよびFPGは全てのEMPA群でPBO群に比べ有意な低下を示し HbAc 7 を達成した患者も全てのEMPA群でPBO群に比べ多かった 体重も全 てのEMPA群でPBO群に比べ有意な低下を示し SBPもEMPA 5mg群を除く全て のEMPA群でPBO群に比べ有意な低下を示した 低血糖 血糖値 70mg! dlかつ! もしくは要介助症例 は稀であり 介助を要した症例はなかった 結論 本人型糖尿病患者に対するEMPA単独投与は週投与においてPBOに 比べてHbAc FPG 体重 SBPの有意な低下を示し 忍容性は高かった HbAc NGSP値 I P 36 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジンの臨床III相4試 験を用いた安全性の検討 前田 肇 加来 浩平 谷澤 幸生3 荒木 栄一4 綿田 裕孝5 岩本 安彦6 宇都宮一典7 寺内 康夫8 戸邉 一之9 池田 勧夫0 菅波 秀規 渡邊 大丞0 サノフィ株式会社製造販売後臨床研究部 川崎医科大学 山口大学3 熊本大学4 順天堂大学5 東京 女子医科大学6 東京慈恵会医科大学7 横浜市立大学8 富山大学9 サノフィ株式会社0 興和株式会社 目的 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジン TOFO の本人型糖尿病に対する安全性に関 して検討する 方法 TOFO臨床III相試験の結果を用いて低血糖 尿路 性器感染症に関してカプランマイヤ プロットを 単独療法における総ケトン アセト酢酸 βヒドロキシ酪酸の各時点での平均 最大 最小値を示した 単独療法における56W時点での低血糖の累積発生率は5 以下であったが SU薬との併用に おいて若干高い傾向にあった 尿路 性器感染症の累積発現率は0mg 40mgの両群に有意 差はなかった 総ケトン体はプラセボと比べ増加傾向にあり 正常レベルを越える例も認め たが一過性であった 結語 TOFOIII相試験のデから 低血糖 尿路 性器感染症 ケトン体上昇に関して有害事 象が認められたが 重篤なものはなく忍容性は高いと考えられた S 7

18 I P 37 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンの本人型糖尿病患 者における単独療法及び併用療法長期投与試験 丸山 暢子 加来 浩平 近藤 和興 吉成 透 高橋奈帆子 3 須々田 寛 九鬼 秀紀 稲垣 暢也 田辺三菱製薬株式会社 川崎医科大学総合内科学 京都大学大学院医学研究科糖 尿病 内分泌 栄養内科学3 ナトリウム グルコ共輸送体 SGLT 阻害薬である新規糖尿病治療 薬カナグリフロジンについて 食事 運動療法のみ又は経口血糖降下薬剤 使用で血糖コントロルが不十分な本人型糖尿病患者における5週間投 与時の安全性及び有効性を検討した HbAc変化量 平均値±標準偏差 は 単独療法で00 mg群" 0.80±0.70 及び00 mg群".00±0.7 併用療 法で00 mg群" 0.98±0.79 及び00 mg群".08±0.79 であった 副作用と して体重増加が知られているルホニル尿素薬 SU 及びチアゾリジン薬 との併用においても 5週間の持続した体重減少作用が認められた 更に 収縮期血圧 HDL" C及び中性脂肪の改善が認められた 低血糖の発現率は 単独療法と比較してSU併用で高かった カナグリフロジンは長期にわたり 有効かつ安全に使用できる薬剤であると考えられた HbAc NGSP値 I P 38 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンの中等度腎機能障害 を伴う本人型糖尿病患者における薬物動態及び薬力学 的作用 酒井 正樹 近藤 和興 石井 学 吉成 透 九鬼 秀紀 降旗 謙一 稲垣 暢也3 田辺三菱製薬株式会社 ピワンクリニック 京都大学大学院医学研究科糖尿病 内分泌 栄養内科3 本人型糖尿病患者を対象として ナトリウム グルコ共輸送体 SGLT 阻害薬である新規糖尿病治療薬カナグリフロジン CANA の薬 物動態及び薬力学的作用に及ぼす中等度腎機能低下の影響を検討した 中 等度腎機能障害 egfr ml! min!.73m により血漿中CANA濃度 のCmaxに変化はなく AUC 0 " は00 mg及び00 mgでそれぞれ6 及び 上昇した 中等度腎機能障害時の4時間平均腎尿糖再吸収阻害率の平 均値は00 mg及び00 mgでそれぞれ60.8 及び66.5 となり 正常腎機能 患者と同等以上の腎尿糖再吸収阻害作用が認められた 4時間累積尿糖排 泄量の投与前値からの変化量の平均値は正常腎機能患者の約70 であっ た 安全性上大きな問題となる有害事象は認められず 忍容性は良好であっ た I P 39 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンとDPP!4阻害薬テネ リグリプチンの健康成人における薬物動態及び薬力学的相 互作用 木下 秀司 近藤 和興 尾畑 莉恵 林 義治 生島 一平 江藤 隆3 田辺三菱製薬株式会社 医療法人相生会墨田病院 医療法人相生会博多クリニック3 本人健康成人を対象にナトリウム グルコ共輸送体 SGLT 阻害 薬である新規糖尿病治療薬カナグリフロジン CANA 及びDipeptidyl peptidase"4 DPP"4 阻害薬テネリグリプチン TNL の薬物動態及び薬力 学的相互作用について検討した 本検討では 相互作用薬は反復経口投与 被相互作用薬は単回経口投与とした CANA及びTNLの薬物動態は これらの併用による影響を受けず 薬物動 態的相互作用は認められなかった 一方 薬力学的評価として測定した血 漿中活性型及び総GLP"濃度は TNL単独投与時と比較して CANA反復 投与下でTNLを併用投与したときに上昇し TNL投与後4時間までのAUC は増加した なお 安全性に問題はなく 忍容性は良好であった I P 40 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンのラット及びヒトに おける腎糖再吸収阻害作用に関する検討 栗山千亜紀 酒井 正樹 植田喜一郎 匹田久美子 Liang Yin3 中山 慶子 塩谷 正治 吉成 透 田辺三菱製薬株式会社 田辺三菱製薬 Janssen Research & Development, LLC.3 目的 新規SGLT阻害薬カナグリフロジン Cana のラット及びヒトに おける腎糖再吸収阻害作用について検討した 方法 結果 SD "30mg!kg 及びZDF 0.3"30mg!kg への単回投与 による腎糖再吸収阻害率はそれぞれ3.4" 54.9 及び40.9" 93.7 であり ZDF で高値であった また 健康成人 30" 800mg 及び型糖尿病患者 5" 400 mg 投与目 における4時間平均腎糖再吸収阻害率はそれぞれ3.8" 57.3 及び4."69.8 であり 型糖尿病患者で高値であった 病態の有無 による曝露の大きな差は無かった 結語 高血糖状態のラット及びヒトにおいて Cana投与による腎糖再吸 収阻害率は既報よりも高値を示した 対照群における腎糖再吸収量が正常 血糖条件下では全再吸収能に届かないこと Cana投与下でもSGLTを介し た腎糖再吸収能が保持されることが影響し 正常血糖下での阻害率は見か け上低い値を示したものと考えられた I P 4 SGLT阻害薬 カナグリフロジン による高血糖是正は ZDFラットの肝糖代謝の血糖応答障害をglucokinase活性 調節を介し改善する 植田喜一郎, O Brien Tracy P. McCoy Gregory A. Kim Kuikwon Healey Erin C. Farmer Tiffany D. Donahue E Patrick Condren Audree B. Printz Richard L. Shiota Masakazu Vanderbilt University School of Medicine 田辺三菱製薬株式会社薬理二研究所 目的 新規SGLT阻害薬カナグリフロジン Cana による高血糖の是正が 型糖尿病にみられる肝糖代謝の血糖に対する不応答を改善するか否かを 進 行性型糖尿病を呈するZucker diabetic fatty ZDF ラットにて検討した 方法 結果 4から0週齢にかけてのCana 0 mg!kg の連投与により 高血糖を是正すると 肝glucokinase GK ンパクの進行性の減少が阻止さ れ GKとその抑制性調節ンパク GKRP の異常な細胞質局在も核局在へ と正常化された 高血糖!高インリンクランプ法により肝糖代謝とGKの GKRPによる調節の糖応答性を評価したところ 血糖上昇に応じたGKのGKRP からの核内での解離とGKの細胞質への移行が回復し かつ肝糖産生の抑制お よびグリコゲン合成も著しく改善していた 結論 ZDFラットにおいて Canaは高血糖の是正により 肝GK活性調節に 対する糖毒性を軽減し 肝糖代謝障害を改善する I P 4 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンとDPP4阻害薬の併用 による血漿活性型GLP! 上昇作用 中山 慶子 小熊 高広 栗山千亜紀 吉田久美子 植田喜一郎 塩谷 正治 田辺三菱製薬株式会社研究本部薬理二研究所一部 目的 SGLT阻害薬とDPP4阻害薬 DPP4i の併用が 正常ラットの血漿 活性型GLP" aglp" 濃度を糖負荷依存的に増加することを報告した 今回 新規SGLT阻害薬カナグリフロジン Cana とDPP4i併用の血漿GLP" 濃度に対する作用を検討した 方法 結果 SDラットにてCana 0.3" 30 mg! kg は用量依存的に糖負荷後 の総GLP" 濃度を上昇させ DPP4iとの併用により血漿aGLP" 濃度は増加し た 型糖尿病モデルのZDFラットにて Cana 0 mg!kg とDPP4iの併用 は 各単独投与群に比べ血漿aGLP" 濃度を増加し耐糖能を改善した 結論 Canaは用量依存的に糖負荷後の総GLP"濃度を上昇させ DPP4iと の併用では血漿aGLP"濃度を増加させた ZDFラットにて 両剤の併用は 更に耐糖能を改善し この併用効果にGLP" 分泌亢進が関与している可能性 が示された 型糖尿病治療におけるCanaとDPP4i併用の有用性が示唆され た I P 43 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンのヒトSGLTとの相 互作用に関する検討 Ling Wei 大垣 隆一 永森 收志 金井 好克 大阪大学大学院医学系研究科生体シテム薬理学 カナグリフロジン Cana は 選択的なNa! グルコ共輸送体 SGLT 阻害薬であり 腎近位曲尿細管の管腔側膜に局在するSGLTを阻害しグ ルコ再吸収を抑制することで血糖降下作用を示す CanaによるSGLT の阻害様式を明らかにするために 誘導型発現細胞およびアフリカツメガ エル卵母細胞発現系を用いて ヒトSGLT SGLTに対する阻害キネティ クを検討した その結果 SGLT特異的基質である 4C α"メチル"d"グ ルコピラノシドの取り込み初速度に対する抑制効果に基づき Canaはフロ リジンより有意に低いKi値でヒトSGLTを選択的かつ競合的に阻害するこ とが示された さらに 4C標識したCanaを用いて 輸送体基質結合部位へ の結合後のCanaの動態を検討した I P 44 新規SGLT阻害薬カナグリフロジンの降圧作用に関する 検討 松下 泰明 栗山千亜紀 植田喜一郎 荒川 健司 塩谷 正治 田辺三菱製薬株式会社薬理二研究所 目的 新規SGLT阻害薬カナグリフロジン Cana の血圧低下作用を肥 満型糖尿病 高血圧モデルラット SHR" cp を用いて検討した 方法 雄性SHR" cpに週齢より8週間cana 0.03 を混餌投与し その作用を 高血圧モデルラット SHR と比較した Canaを0.03 混餌連投し た結果 投与5週目のSBPは Cana投与群はSHR" cpで93 mmhg 対照群 06 mmhg SHRで9 mmhg 対照群3 mmhg であった 体重は両 モデルで HbAcはSHR" cpでのみ低下した 結語 SGLT阻害薬Canaは SHR" cp SHRのいずれにおいても血圧を低下させ 糖尿病や肥満の有無に 関わらず降圧作用を発揮することが示された 両モデルともCanaによる減 量が認められており 降圧作用に一部寄与する可能性も示唆された 以上 より Canaは型糖尿病と合併しやすい肥満 高血圧の改善作用も期待さ れる有望な糖尿病治療薬であると考えられた S 73

19 I P 45 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジンの年齢別にみる 有効性と安全性の検討 国内治験の併合デを用いた部 分集団解析 岩本 安彦 加来 浩平 宇都宮一典3 寺内 康夫4 戸邉 一之5 谷澤 幸生6 荒木 栄一7 綿田 裕孝8 渡邊 大丞9 菅波 秀規0 東京女子医科大学 川崎医科大学 東京慈恵会医科大学3 横浜市立大学4 富山大学5 山口大学6 熊 本大学7 順天堂大学8 サノフィ株式会社9 興和株式会社0 目的 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジン TOFO の本人型糖尿病 TDM 患者にお ける有効性と安全性を年齢別に検討する 方法 III相試験のデを併合し 年齢別の部分集団 65歳未満 65歳以上 を作成して有効性 と安全性を評価した TOFO 0mg 0mg 40mgはいずれの年齢層においても 血糖 体重 血圧を低下させた HbAcおよび空腹時血糖の低下作用は 65歳以上と比較して65歳未満の効果が大きかった また 全有害事象 投与中止に至った有害事象 およびSGLT阻害薬で注目すべき有害事象 は 年齢層によらず同程度の発現頻度であった 結語 TDM患者を対象とした国内治験成績において 年齢層によらずTOFOの有効性と安全性が 確認された 本剤の有用性は非高齢者において特に高かった HbAc NGSP値 I P 46 イプラグリフロジンと他の経口血糖降下薬との薬物相互作 用試験 豊島 純子 谷内 由太 Smulders Ronald 宇都野 睦 門倉 健 アテラ製薬株式会社 Astellas Pharma Global Dvelopment Europe 目的 イプラグリフロジン IPRA とメトホルミン MET グリメピ リド GLI ピオグリゾン PIO シグリプチン SITA ミグリト ル MIG ミチグリニド MITI との薬物相互作用の検討 IPRAはGLI PIO SITAの薬物動態に影響しなかった METのCmax およびAUCは IPRAとの併用によりそれぞれ.倍.8倍に上昇 MIG のCmaxおよびAUCはそれぞれ0.76倍 0.796倍に MITIのCmaxは0.87倍 に低下した IPRAの薬物動態に変化はみられなかった 結論 IPRAとの併用により GLI PIO SITAの薬物動態は影響なく MET MIG MITIの薬物動態は 若干変動がみられたものの その程度 は大きいものではなかった IPRAの薬物動態に変動はみられなかった I P 47 SGLT選択的阻害薬イプラグリフロジンによる尿糖再吸 収阻害のin vivoイメジング解析 林 由佳 光岡 圭介 横野 真典 三好 荘介 高須 俊行 高倉 昭治 アテラ製薬株式会社 アテラ製薬株式会社研究本部薬理研究所 目的 Na!グルコ共輸送担体 SGLT 選択的阻害薬であるイプラ グリフロジン 以下 本薬 の腎臓におけるグルコ再吸収阻害作用をPositron Emission Tomography PET を用いて可視化する 方法 結果 非代謝型のSGLT選択的基質であるC" methyl" D" glucoside MDG をPET トレサとして用いた 雄性SDラットに溶媒または本薬3 mg!kgを経口 投与した60分後に C"MDGを尾静脈内投与し 90分間の動的PET画像を取 得した 溶媒投与群では腎皮質に明瞭なC"MDG集積が認められたのに対 し 本薬投与群では皮質へのC"MDG集積は溶媒投与群に比べて著しく低 下した これは本薬が近位尿細管に局在するSGLTを阻害したことに起因す るものと思われた 本結果はSGLT阻害薬が腎皮質においてグルコ再 吸収を阻害する様子を PETイメジング解析により初めてin vivoで可視 化したものである I P 48 高選択的SGLT阻害剤tofogliflozinのKKAyマウに対する 抗糖尿病及び抗肥満作用 武田美奈子 山本麻里衣 鈴木 昌幸 永田 工 深澤 正徳 尾崎 賢一 矢田 龍男3 河合 美緒3 鈴木 好幸 本田 清史 川邊 良樹 中外製薬株式会社富士御殿場研究所 中外製薬株式会社 中外医科学研究所3 KKAyマウを用いて高選択的SGLT阻害剤tofogliflozin TOFO 長期投 与の抗糖尿病及び抗肥満作用を評価した TOFOの混餌投与 5週間 によ り 尿糖排泄量は対照 NT 群の.5倍程度に増加し 血糖値及び糖化ヘモ グロビン値は有意に低下した TOFO群では体重の増加抑制 血漿イン リン値の増加抑制 アディネクチン濃度の増加 肝臓重量及び肝TG含量 の低下が認められた TOFOとピオグリゾン PIO の併用 4週間 は 各単独投与に比較して血糖値及び糖化ヘモグロビン低下作用を有意に増大 した PIO群ではNT群に比較して有意な体重増加が認められたが TOFO の併用によりPIOによる体重増加が有意に抑制された TOFOは尿糖排泄促 進作用により安定的に血糖値を低下させるだけではなく 脂肪肝予防効果 や体重増加抑制作用を示す可能性がある I P 49 高選択的SGLT阻害剤tofogliflozinの肥満ラットに対する 抗肥満作用 鈴木 昌幸 鬼頭 亜姫 深澤 正徳 矢田 龍男 福澤 拓 山根みずき 尾崎 賢一 本田 清史 鈴木 好幸 川邊 良樹 中外製薬 株 富士御殿場研究所 中外医科学研究所 高 脂 肪 食 負 荷 肥 満 ラ ッ ト を 用 い て 高 選 択 的 SGLT 阻 害 剤 tofogliflozin TOFO の抗肥満作用を評価した 9週間のTOFO混餌投与で体重及び脂 肪組織の増大が抑制されたが 筋肉量は抑制されなかった TOFO投与群 では腸管膜脂肪組織内の脂肪細胞肥大化やCD68陽性細胞浸潤の抑制が認め られた TOFO投与群ではエネルギ消費は変化しなかったが 尿糖排泄 と摂餌が増加し 尿糖排泄促進によるエネルギ消失は摂餌増加によるエ ネルギ摂取増加を上回り 同時に呼吸商の低下も確認された これらの 結果から TOFOの尿糖排泄促進によりエネルギ収支が低下することで 体重増加が抑制され 脂肪酸代謝の増加により脂肪蓄積 肥大化が抑制さ れるとともに 炎症性細胞の脂肪組織内への浸潤の抑制にもつながると考 えられた TOFOには血糖低下作用に加え抗肥満作用も期待される I P 50 高選択的SGLT阻害薬トホグリフロジンのトレプトゾ トシン誘発型糖尿病モデルラットにおけるインリンと の併用効果の検討 萩田 澄彦 矢野 互 安村美沙子 三上健太郎 中川 隆 井上 敬介 田辺 宗平 興和株式会社東京創薬研究所 目的 高選択的SGLT選択的阻害薬トホグリフロジンのトレプトゾトシン STZ 誘発 型糖尿病モデルラットにおける血糖低下作用およびインリンとの併用効果を検討 した 方法 結果 STZモデルラットへのトホグリフロジン単回投与で血糖低下作用が認められた ト ホグリフロジンにインリンを併用投与すると 血糖値に対する併用効果が認めら れた インリンを投与後に トホグリフロジンを併用すると血糖値を正常域に維 持し 低血糖を示さなかった 一方 SGLT! 非選択的阻害薬であるフロリジンは インリンにより低下した血糖値をさらに低下させた 結論 トホグリフロジンは単剤およびインリンとの併用で血糖降下作用を示し 型糖尿 病治療に有用である可能性が示唆された また SGLT選択的阻害に基づく低血糖 リクはSGLT! 阻害よりも低いと考えられた I P 5 新規SGLT選択的阻害剤ルセオグリフロジンの糖代謝改 善作用 郡司 絵美 内田さえこ 大西 道人 友池 英樹 武田 卓也 豊田 均 高橋 禎介 山本 浩二 大正製薬株式会社薬理機能研究所 目的 ルセオグリフロジンのSGLTサブイプに対する作用を検討すると 共に STZ誘発糖尿病ラットを用いて糖代謝改善作用を検討した 方法 結果 ヒトSGLT過剰発現細胞において SGLT以外の各SGLTサブイプ に対するルセオグリフロジンの阻害作用は非常に弱く ルセオグリフロジ ンはSGLT選択的阻害剤である事が明らかとなった ルセオグリフロジン は STZ誘発糖尿病ラットにおいて糖化ヘモグロビン値低下作用を示し 全身の糖利用率の低下と膵β細胞量の減少を抑制した また インリンと の併用で単回もしくは反復投与した結果 血糖値に対する併用効果が認め られた 以上から ルセオグリフロジンはSGLTを選択的に阻害すると共 に 長期の高血糖改善を介した糖毒性の解徐により糖代謝を改善すると考 えられた また インリンとの併用によって 効果的に高血糖を是正す る可能性が示唆された I P 5 Effects of empagliflozin on oxidative stress and endothelial dysfunction in STZ! induced Type diabetic rat Matthias Oelze Swenja Kroller! Schon Michael Mader Elena Zinbius Paul Stamm Michael Hausding Eric Mayoux Philip Wenzel Eberhard Schulz Thomas Munzel Andreas Daiber nd Medical Clinic, University Medical Center of the Johannes Gutenberg Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG, Ingelheim, Germany Background and aims In diabetes, cardiovascular complications are associated with endothelial dysfunction and oxidative stress. We investigated whether treatment with Empagliflozin EMPA could improve endothelial dysfunction in type I diabetic rats via reduction of glucotoxicity and associated oxidative stress. Methods EMPA 0 and 30 mg! kg! d was administered for 7 weeks in streptozotocin" induced rat model of type diabetes. Results Treatment with EMPA showed reduction of blood glucose and a normalization of endothelial dysfunction in diabetic rats and a reduced oxidative stress in aortic vessels, in blood compared to control. Additionally, the higher NADPH" oxidase activity in heart tissue of diabetic animals was normalized. Conclusions In this study we could demonstrate that EMPA improves hyperglycemia and prevents the development of endothelial dysfunction and oxidative stress in type diabetic rats. S 74

20 I P 53 SGLT阻害薬を用いた糖毒性軽減による膵β細胞機能改善 効果の検討 下 直樹 松岡 孝昭 宮塚 健 栩野 義博 久保 典代 坂本扶美枝 金藤 秀明 下村伊一郎 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科 目的 糖毒性軽減による膵β細胞機能改善の分子機序を明らかにする 方 法 7または9週齢から週間 SGLT阻害薬 Empagliflozin をdb! db マウ へ投与し E群 無治療 db!db U群 正常耐糖能 db!m N群 マウ を対照として 膵β細胞機能関連因子発現量を測定した 体重及 び摂餌量はU群とE群に差を認めず 7週齢開始群の随時血糖値 GAはU群 に比べN群 E群で有意に低値であった Pdx Mafa 及び その標的遺伝 子Ins Ins Slca のmRNA発現量はU群に比べE群において高値であり その他膵β細胞key factorの改善も認めた 更に 9週齢開始群でも血糖値は 改善し Mafa 遺伝子発現レベルは8週齢U群に比べ高値であった 結論 SGLT阻害薬による短期的な糖毒性選択的軽減は 膵β細胞機能関連因子の 発現を改善し得る I P 54 Durable effect of empagliflozin on glucose homeostasis independent of the disease state of Type diabetes ZDF rats Eric Mayoux Gerd Luippold Michael Mark Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co. KG, Ingelheim Aims As the mechanism of action of a SGLT inhibitor is independent of insulin secretion and Beta "cell dysfunction, we investigated whether the efficacy of Empagliflozin EMPA was maintained at the progression of type diabetes. Methods ZDF rats of 7 to 7 weeks old, fasted overnight, were exposed to an oral glucose tolerance test after a single dose of liraglutide, glipizide, metformin, EMPA or vehicle. We calculated the reduction of AUC 0 to 0 min vs control. Results The efficacy of glipizide and liraglutide declined with age to reach an AUC reduction. In contrast, an AUC reduction in 7"week"old rats of metformin and EMPA was higher, and the efficacy of them remained independent of ages. Conclusion This study suggested that the efficacy of EMPA and metformin remained in the rat model with advanced type diabetes. I P 55 血糖コントロル不良型糖尿病に対するアログリプチン! ピオグリゾン配合薬への変更の有効性について 松本 俊一 秋山 仁 錦戸 彩加 佐藤 哲郎 森 昌朋3 山田 正信 群馬大学病態制御内科学 東邦病院 北関東肥満代謝研究所3 目的 DPP4阻害薬 DPP4i もしくはSU剤からアログリプチン!ピオグリ ゾン配合薬 LIO への変更による有効性の検討 方法 HbAc 7 未満が達成困難な型糖尿病患者38症例に対しDPP4iもしく はSU剤をLIOへ変更し6週間のHbAc 随時血糖 PPG グリコアルブミン GA および体重 BW の変化を検討した またBMI別の有効性を検討し 例について持続血糖測定器 CGM による内血糖変動解析を行った 6週間の投与によりHbAc PPG mg!dl GA へとそれぞれ改善を認めた BMI 5普通体重以下 5 BMI 30 肥 満 度 30 BMI 肥 満 度 以 上 に 分 け 解 析 し た が HbA c は そ れ ぞ れ"0.6 " 0.7 ". といずれも低下を認めた CGMでLIO変更後血糖変 動の縮小を認めた 総括 血糖コントロル不良型糖尿病患者に対しDPP4iもしくはSU剤から LIOへの変更はHbAcの改善が期待でき有用である HbAc NGSP値 I P 56 血糖コントロル不良な初診患者に対する薬物治療の考察 青木 剛 はら内科整形外科クリニック内科 目的 血糖コントロル不良で受診した型糖尿病患者に初診時に投与し た薬剤での治療の有効性を検討した 対象 方法 初診時にHbAc9 以 上の型糖尿病患者でSU薬単独 SU薬 メトフォルミン 以下M SU薬 シグリプチン 以下S SU薬 ビルダグリプチン 以下V のいずれか の内服薬で治療開始した45名について 比較検討した 初診時平均 HbAc0.68±.6 3か月後平均HbAc7.80±.09 と低下し いずれの 群でもHbAc3 前後の低下を認めた 3か月以降はいずれの治療方法でも HbAcが悪化する症例が認められ 内服薬の増量 追加 変更が認められ た 長期的には SU薬 M開始群とSU薬 V開始群では 内服薬の増量 追加が無く血糖コントロルできている症例が多く認められた 結語 血 糖コントロル不良患者では初診時に少量のSU薬にMもしくはVの併用が 効果的であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 57 型糖尿病に対するインリンとシグリプチン併用年 以上の有効性と安全性に関する大規模調査研究 ASSIST" K 三報 高井 昌彦 石川 雅 前田 一 杢保 敦子 岩崎 知之 早稲田愛生 信明 的場 清和 武田 浩 町村 英郎 小花 光夫 梅澤 慎一 南 齋藤 達也 雨宮 光 伊藤 正吾 青柳 祥夫 宮入由紀子 上原 吾郎 鶴居 信昭 宮川 政昭 中 佳一 田中 逸3 寺内 康夫4 松葉 育郎 高井内科クリニック 神奈川県内科医学会糖尿病対策委員会 聖マリアンナ医科大学代謝 内分泌内科3 横浜市立大学大学院医学研究科分子内分泌 糖尿病内科学4 目的 インリンとシグリプチン併用療法の長期的な有効性と安全性を調査する 方法 インリンにシグリプチンを年以上併用した型糖尿病患者64例につい て HbAc 体重 インリン投与量 副作用を後ろ向きに調査した 平均HbAcは 開始時8.64 から併用6カ月後には7.88 カ月後には7.97 8カ月後には7.78 n 339 4ヶ月には7.7 n 9 へと有意に改善し 体重 インリン投与量 併用薬に変化はなかった インリン投与パンでHbAc改 善や低血糖発現率を層別解析した結果 インリン投与パンによる差はなかっ た 重症低血糖によるシグリプチン中止例はなかった 考察 長期にインリンとシグリプチン併用によるHbAc改善効果と安全性が確 認され インリン投与パンに関わらずシグリプチン併用効果があることが示 唆された HbAc NGSP値 I P 58 ルホニル尿素薬またはインリン抵抗性改善薬投与中の 型糖尿病患者へのシグリプチン追加による血糖改善寄 与因子の検討, 3 北本 匠 小林 一貴 横尾 英孝 佐藤 泰憲 竹本 稔 内田 大学 隆6 橋本 尚武7 花岡 英紀 金塚 東4 栗林 伸一5 櫻井 健一 寺野 8 石川 耕 大西俊一郎 横手幸太郎 SUCCESS研究グルプ 千葉大学医学部附属病院細胞治療内科学 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 ほたるのセントラルクリ ニック3 千葉中央メディカルセン糖尿病セン4 三咲内科クリニック5 千葉市立青葉病院6 東京 女子医科大学八千代医療セン糖尿病代謝内科7 千葉県下37登録病院 医院8 目的と方法 ルホニル尿素薬もしくはインリン抵抗性改善薬を単剤内服中でHbAc6.9 以上8.9 未満 年齢0歳以上80歳未満の型糖尿病患者7名を対象とし シグリプチン Sita 追加によるHbA c低下効果がより強く得られた症例の臨床的特徴について 重回帰分析を用いて検討した SUCCESS試験サブグルプ解析 Sita追加4週後にはHbAcとFPGが有意に低下していた HbAc 6.8±0.8 p 0.0 FPG 33.0± 6.6 p 0.0 また事前にインリン抵抗性改善薬を内服し 年齢が高く 治療前HbAcが高 いほど Sita追加によるHbAc低下が大きかった 有害事象の発生率には 年齢や試験薬追加 前の内服薬による有意な差がなかった 総括 高齢でインリン抵抗性改善薬を内服し HbAc高値の症例において Sitaの追加がより有用 と考えられた HbAc NGSP値 I P 59 型糖尿病患者に対するシグリプチン投与による血糖コ ントロルへの影響に関する多施設協同研究 土岐 卓也 大村 昌夫 飯塚 孝 谷山 松雄3 比嘉眞理子4 西川 哲男 SINGLE! Y研究グルプ5 横浜労災病院内分泌 糖尿病セン 朝内科クリニック 昭和大学藤が丘病 院3 済生会横浜市東部病院4 SINGLE!Y研究グルプ5 緒言 シグリプチン S 長期投与前向き多施設協同研究の成果を報告 する 方法 横浜市北部4施設で HbAc 6.9 以上の成人型糖尿病306例にSを 5週間投与し その有効性を検討した S投与で体重増減なくHbAcは8.4±.4から7.7±.3 へ有意に低下 した 重回帰分析で 治療前HbAc高値例 短い糖尿病罹病期間がHbAc 改善に寄与する背景因子と判明した 脂質代謝 腎機能 肝機能に変化は なかったが尿酸値は正常値内の有意な増加を認めた 血中CPRは投与前後 で変化はなかったが 43例で検討したプロインリン!インリン比は有意 な低下が見られた 結語 Sは内因性インリン分泌量や体重を増加させ ることなく 膵β細胞機能を改善させ血糖コントロルを改善させることが 示唆された HbAc NGSP値 I P 60 型糖尿病患者に対するシグリプチンの前向き観察研究 名古屋市医師会臨床研究SCRUM study中間報告 洪 尚樹 渡邊 源市 羽賀 達也3 松前 裕己4 竹内 直秀5 林 清剛6 名古屋市医師会7 洪内科クリニック 医療法人社団健翔会わたなべ内科クリニック 羽賀糖尿病内科3 医慮法人愛礼会松前内科医院4 竹内クリニック5 林クリニック6 名古屋市医師会7 目的 本人型糖尿病患者に対するシグリプチンの有効性と安全性を検 討 方法 名古屋市48施設のHbAc6.9 以上0.5 未満の型糖尿病患者に シグリプチンを年間投与し HbAc 空腹時血糖 脂質 血圧等につい て検討を行った 登録05症例の内 年間投与後調査票を回収できた596例 を対象に解析を行った 患者平均年齢66.3±0.6歳 平均罹病期間7.6± 6.8年 全体の48. はシグリプチン単独で投与開始されていた HbAc は年後には と有意な改善を認めた 脂質についても有意な改善 を示した 年齢 BMI 罹病期間 併用薬剤別の解析において 各階層間で 安全性 有効性に差はなかった 副作用も便秘や掻痒感などが認められた が 年間投与において良好な忍容性が得られた 考察 シグリプチンは幅広い患者で 年間にわたり安全に血糖コントロ ルできることが示された HbAc NGSP値 S 75

21 I P 6 DPP" 4阻害薬! 少量SU薬併用およびSU薬強化療法の膵β細 胞機能に及ぼす影響 3 S Saitama Sitagliptin Study 片山 茂裕 粟田 卓也 小野 啓 松田 昌文3 加計 正文4 豊島 秀男5 犬飼 敏彦6 麻生 好正7 埼玉医科大学内科学内分泌 糖尿病内科 埼玉医科大学内分泌 糖尿病内科 埼玉 医科大学総合医療セン内分泌 糖尿病内科3 自治医科大学附属さいたま医療セ ン総合診療科4 自治医科大学附属さいたま医療セン内分泌代謝科5 獨協医 科大学越谷病院内分泌代謝 血液 神経内科6 獨協医科大学内分泌代謝科7 目的 対象 方法 対象は ヶ月以上SU薬のグリメピリド Gli " mg! ±メトホルミン000mg! で治療中で 7.4 HbAc 9.0 の糖尿病患 者 SIT群はシグリプチン50mgとGlimgの併用を SU群は前投与量に mgのgliを追加投 45例の6ヶ月までを解析 SIT群のHbAcは 7.8 から3 6ヶ月後に7.0 に低下したが SU群では変化なし 体重 血中イン リン I 濃度は有意な変化なし HOMA"βはSU群で増加し PI!IもSU 群で低下した P 0.05 結論 SIT群でさらなるI分泌 を来すことなく 血糖コントロルが改善した また SU群では I分泌は やや増加し その結果HOMA"βは増加 PI!Iは低下したが さらに長期の 経過をみる必要がある HbAc NGSP値 I P 6 北海道の型糖尿病患者に対するシグリプチンの有効性 と安全性に関する調査 SHIP II 萬田 直紀 栗原 義夫 青木 伸3 吉岡 成人4 萬田記念病院 医療法人社団糖友会栗原内科 青木内科クリニック3 NTT東本 札幌病院糖尿病代謝内科4 目的 年間のシグリプチン Sit 投与による有効性と安全性を検討 方 法 drug naiveか既存治療でコントロル不十分な北海道の4施設の型糖 尿病患者05例にSit50mgを投与した結果を検討 現在までに解析 できた643例では年齢64±歳 男67 BMI5±4kg!m 糖尿病罹病期 間±8年 年後にはHbAcは7.8±0.9から7.0±0.8 に有意に低下し 6.9 未満達成率は43.6 であった 体重は 平 均 0. kg 拡 張 期 血 圧 は 平 均.4 mmhg LDL" Cは平均4mg! dlといずれもわずかであるが有意な低下を認め た 一方 赤血球数はわずかであるが有意な低下を また尿酸と血清Crは わずかであるが有意な上昇を認めた 有害事象は6. に認められ 低血糖 が6例で最も多かった まとめ Sitの投与により血糖のみならず 体重 血圧 LDL" Cに対しても改善が認められ抗動脈硬化作用も期待された ま た重篤な副作用は認めなかった HbAc NGSP値 I P 63 大豆食品摂取による血中アディネクチン値への影響につ いての疫学的検討 和田輝里子 海野 航 多田 杏子 柄澤 繁 亀田 亘 真 上野 義之3 諏佐 真治 渡邉健太郎 大泉 俊英 大門 深尾 彰4 久保田 功4 山下 英俊4 嘉山 孝正4 加藤 丈夫4 山形大学医学部附属病院三内科 医療法人社団悠愛会大島医院 山形大学医学部メディ カルサイエン推進研究所3 山形大学医学部メディカルサイエン推進研究4 目的 大豆食品はインリン感受性を改善させることが報告されている そこで 大豆食品の摂取がアディネクチン値に及ぼす影響について疫学的に検討した 方法 対象者は山形県高畠町在住で平成6 8年に集団検診 高畠げんき調査 を受診し食事調査をした40歳以上の男女558人で 男女別に大豆食品を項目ごと 少量摂取群と多量摂取群に分けてアディネクチン値を比較した 男性では味噌汁杯以下摂取群と比較し 3杯以上摂取群では有意に アディネクチン値が上昇していた 7.40±3.9 vs 8.47±4.μg!ml p 0.0 女性では有意差はなく 納豆 豆腐 油揚げについては男女とも有意差はなかっ た 結論 男性は味噌汁を3回以上摂取することにより アディネクチン値が上 昇することが示された 男性において毎食ごとの味噌汁摂取は 糖尿病予防に有 効である可能性がある I P 64 I P 65 羽入 修 平安座依子 加藤 公則 松永佐澄志 田代 稔 児玉 暁 藤原 和哉 鈴木亜希子 佐藤 幸示 曽根 博仁 新潟大学大学院血液 内分泌 代謝内科学講座 新潟県労働衛生医学協会 目的 肥満と代謝異常状態の変化が将来の糖尿病発症に与える影響を大規 模前向きに検討する 方法 新潟県労働衛生医学協会の人間ドック受診者で 糖尿病のない7478 名を対象とした 血圧 HDLコレテロル 中性脂肪 空腹時血糖を用 いて代謝異常を評価し 肥満はBMI 5と定義した 観察開始から年間の 変化と6年間の糖尿病発症をCox比例ハザドモデルにより解析した 追跡期間中に55名が糖尿病を発症した 代謝異常がなく非肥満状 態を維持した者と比べて 代謝異常がなくても肥満状態 MHO に移行し た者では糖尿病発症リクが.96倍上昇した MHOの継続はHR.59と高値 を示した MHOから代謝異常状態になると糖尿病リクは7.09倍上昇した 結論 一時的な肥満 代謝異常状態の評価だけでなく その推移を考慮す ることは糖尿病発症リク分類に重要である HbAc NGSP値 I P 66 多田 杏子 海野 航 柄澤 繁 和田輝里子 亀田 亘 諏佐 真治 大泉 俊英 渡辺健太郎 大門 真 加藤 丈夫 山形大学医学部内科学3講座 医療法人社団悠愛会大島医院 目的 アディネクチンの低下は心血管疾患発症の独立した危険因子とし て認識されている そこで今回 検診デを解析し心血管疾患の発症と の関連について検討した 方法 山形県舟形町の35歳以上の糖負荷試験による糖尿病検診受診者 男 性795人 女性038人 平均年齢6.歳 を対象に 検診受診後の心血管疾 患発症のアンケト調査を行った 身体計測値ならびに血液生化学所見に ついて比較検討した 血中アディネクチン値から4群に分け心血管疾患発症を検討した が 男女共に群間での心血管疾患発症odds比には有意な相違が認められな かった しかし メボリックシンドロムの割合はアディネクチン低 値群で高い傾向にあった 結論 血中アディネクチン値と心血管疾患発症との関連は認められな かったが否定されたわけではないと思われ 今後更なる検討が必要と考え られた 糖尿病患者における睡眠呼吸障害と脳卒中との関連性につ いての検討 道後STUDY 古川 慎哉 三宅 映己 藤堂 裕彦 山本 晋 小堀 友恵3 上田 晃久4 尚佳8 宮内 省蔵9 新谷 哲司5 鳥巣 真幹6 酒井 武則7 南 0 宮岡 弘明 松浦 文三 恩地 森一 谷口 嘉康3 浅 陽一 谷川 武4 愛媛大学大学院医学研究科公衆衛生 健康医学講座 愛媛大学大学院消化器 内分泌代謝内 科学 瀬戸内海病院内科3 県立中央病院糖尿病 内分泌代謝内科4 松山市民病院糖尿病内 分泌内科5 済生会西条病院6 市立八幡浜総合病院7 県立新居浜病院内科8 市立宇和島病院 内科9 済生会松山病院糖尿病甲状腺セン0 愛媛大学地域生活習慣病内科 済生会今治 病院 市立大洲病院3 愛媛大学大学院公衆衛生 健康医学4 目的 睡眠呼吸障害は欧米と比較して肥満度が低い本人糖尿病でも有病率は高 く 糖尿病腎症の独立した関連因子がある 睡眠呼吸障害と糖尿病に合併した脳卒 中との関連性を明らかにする 方法 道後STUDYに登録されている型糖尿病508 名 睡眠呼吸障害についてパルオキシメトリ法でクリニングした 脳卒中は 自己記入式の質問票で調査した 脳卒中の有病率は5.5 8!508名 で 脳卒中合併した糖尿病患者における睡眠呼吸障害の有病率は64.3 0名!8名 で 有意に高率であった p 非降圧剤使用者 7例 では多因子で補正後も 有意な関連因子であった 総括 降圧剤未使用者においてのみ睡眠呼吸障害は脳卒 中との有意に独立した関連因子であった HbAc NGSP値 I P 67 糖尿病とがんの関連についての前向き臨床研究 西宮 ディ Nishinomiya study 藤田 真吾 沖田 考平 飯尾まゆ奈 檀 倫子 乾 由明 紅林 昌吾 半田 伸夫3 福井 威志4 松島 洋之5 渡辺 伸明6 河田 純男 兵庫県立西宮病院内科 西宮市立中央病院 半田医院3 福井内科医院4 松島医院5 渡辺内科クリニック6 背景 型糖尿病患者で特定のがんの危険性が高くなると報告されている ただし 本における糖尿病とがんに関する前向きの臨床研究はまだ少数で あり また治療薬との関連についても十分な検討は行われていない このた び西宮市を中心とした阪神地区で 糖尿病とがん発症の関連についての前向 きコホト研究を立ち上げた 目的 型糖尿病における消化器がんの発症 率を明らかにすることによりハイリク群を特定し 将来の発がん予防に繋 げる 対象 型糖尿病患者 エンドイント 消化器がん発症 目標症 例数 研究期間 5000例登録後に5年間の経過観察の予定 まとめ 平成4 年0月に開始し登録数は640例 男性003名 女性637名 平均年齢65.7±.6 歳 BMI4.8±4.4 HbAc7.±. 腹囲88.8±0.3cm 結論 西宮ディ を立ち上げた 上記群の中からがん発症のハイリク群が特定できるか検討 していく HbAc NGSP値 I P 68 血中アディネクチン値と心血管疾患発症との関連 肥満と臨床代謝指標の変化がその後の糖尿病発症に与える 影響についての大規模縦断的検討 the Niigata Wellness Study 地域一般住民における果実摂取量と糖 脂質代謝 肝機能 尿酸との関連 高畠町研究 柄澤 繁 多田 杏子 海野 航 和田輝里子 亀田 亘 諏佐 真治 渡邉健太郎 大泉 俊英 大門 真 深尾 彰3 上野 義之3 久保田 功3 山下 英俊3 嘉山 孝正3 加藤 丈夫 山形大学医学部附属病院三内科 医療法人社団悠愛会大島医院 山形大学医学部メ ディカルサイエン推進研究所3 目的 果物の摂取量と糖 脂質代謝 肝機能 尿酸の関連を調査 方法 山形県高畠町の住民検診参加者949人 男877!女07 を対象 食事調査は アンケトBDHQを使用 果実摂取カロリで分位として FPG HbAc IRI HOMA"R アディネクチン TC TG HDL LDL RLPコレテ ロル AST ALT γgtp UAとの関連をANOVAにて調査 3分位 4分 位 男女別でも調査 FPG HbAc TC HDL LDL 肝機能 尿 酸に有意差なし 分位で果実摂取量少ない群 多い群を比較 IRI 5.444± ±3.578 p HOMA"R.45± ± 0.90 p TG 03.45± ±65.63 p 0.04 RLP コレテロル 6.66± ±4.59 p 結論 果物摂 取量が多いと インリン抵抗性が高くなり TG RLPコレテロルが高 値となった S 76

22 I P 69 遺伝子多型を用いたオダメイド糖尿病薬剤選択法の開 発 山崎 義光 片上 直人 松岡 孝昭 金藤 秀明 下村伊一郎 松久 宗英 遅野井 健3 斉藤三代子3 川井 紘一4 今村 憲一5 清水 一紀6 大野 敬三7 石橋不可止8 大阪大学大学院内分泌 代謝内科学 徳島大学糖尿病臨床 研究開発セン 那珂記念ク リニック3 川井クリニック4 今村クリニック5 心臓病セン榊原病院6 愛媛県立今治病 院7 石橋クリニック8 目的 種々の糖尿病薬の血糖降下効果を予測法に確立を目的として インリン および経口糖尿病薬投与患者のHbAcに種々の遺伝子多型が関連するかを検討し た 方法 全国の7医療施設に通院中の糖尿病罹病期間が" 0年 HbAcが8.0 未満の 型糖尿病987例を対象とした 男98例 女789例 平均年齢6±9.8才 平均罹病 期間6.4±0.6年 遺伝子多型は インリン感受性関連遺伝子多型00種を同定した 結果 各薬剤投与群のHbAc値に独立して優位にHbAc低下に関連する遺伝子多型 各薬剤毎に" 3種 を抽出し HbAc降下関連遺伝子多型の有無により各薬剤投与 時のHbAc降下推計式を作成した 結論 種々の糖尿病薬を服用中の本人糖尿病患者のCross Sectionalな検討から 薬剤のHbAc降下度を予測する推計式を作成した 今後 薬剤介入により 推計式 の妥当性の検討が必要であることを認めた HbAc NGSP値 I P 70 早期糖尿病の 進 展 抑 制 に 関 す る 無 作 為 化 比 較 臨 床 試 験 JEDIS! 中間報告 3報 葛谷 健 金澤 康徳 岩本 安彦3 片山 茂裕4 河津 捷二5 藍野加齢医学研究所 本糖尿病財団 東京女子医科大学3 埼玉医科大学内分泌 糖尿病内科4 朝生命成人病研究所付属医院糖尿病代謝科5 目的 糖尿病合併症阻止のため 早期からの生活習慣改善と薬物投与によ る高血糖の長期抑制への効果を比較検証する 対象と方法 早期型糖尿 病 診断後5年以内 の薬物未使用の患者 FPG 40mg! dl かつHbAc 7.4 を 通常の生活習慣改善指導を行う標準介入 N 群と経口血糖降 下薬単独投与 D 群にランダムに割付ける 薬物はα" GI メトホルミン DPP" 4阻害薬のいずれか一種を主治医が選択 適宜調整し 3年間の血糖値 などの変化を観察 FPG40mg! dlかつhbac7.4 以上の確認をエンドイ ントとする 進行状況 参加登録施設数は3 登録症例数は09例 N群46 例 D群63例 N群とD群の体重 FPG HbAcは登録時有意差なく N群 のHbAcは初期から平坦に D群では初期より0. 低下の後は変化なく推 移し 30ヶ月まで両群間に有意差はなかった 05年中には終了し最終結 果を報告する HbAc NGSP値 I P 7 型糖尿病患者に対するインリン GLP!アナログ Liraglutide vs. Exenatide リレ療法 若栗ひとみ 竹下有美枝 山田 雅之 金森 岳広 加藤健一郎 御簾 博文 篁 俊成 金沢大学医薬保健研究域医学系恒常性制御学 目的 血糖コントロル不良型糖尿病患者を対象にインリンで高血糖 是正後 Liraglutide 回0.9mg Lira またはExenatide 回0μg Exe に切り替えることの有効性を比較検討 方法 HbAc 7.4 NGSP値 の型糖尿病患者例をBolus First 超 速効型3回投与 またはBasal First 持効型眠前回投与 で週間加 療後LiraまたはExeへ切り替え 6ヶ月後を評価 ①患者背景は群間で同等 ②両群でFPG HbAcは有意に改善 体 重 腹囲は有意な増減なし ③治療後の体重 腹囲 FPG HbAcに群間 で有意差なし ④両群とも経過中に低血糖なし 総括 インリン GLP" アナログリレ療法は 体重増加や重症低血糖 を生じさせることなく血糖制御に有用である HbAc NGSP値 インリングルリジンの強化インリン療法における有用 性の検討 桑村麻由子 中川 智恵 桑村 幸伸 和田 憲嗣 川口 祐司 北谷香代子 久米田靖郎 社会医療法人景岳会南大阪病院内科 対象 方法 強化インリン療法で 更なるコントロルが必要な73人を対象に 同単 位のグルリジンに変更し36週間追跡調査を行う 全体のHbAcは7.7±.6 から 7.3±0. P 0.0 型は7.5±. から 7.4±.9 P 0.47 型は7.8±0. から 7.±0. P 0.0と 全体 型で有意な血糖の改善が認められた 低血糖においては 全体として" 6.9 P 0. 型" 39.5 P 0.0 型.0 P 0.8 であり 型のみ有 意に発現頻度の低下が認められた 総括 血糖コントロル不十分例において 投与後速やかに吸収 消失するグル リジンへの治療変更は 有効性 安全性の観点より有用な治療法の一つで ある HbAc NGSP値 I P 74 混合型インリン製剤回打ちからBOTへの切り替え 河合真理子 中島英太郎 今峰 ルイ 小内 裕 草間 実 湊口 槙子 溝口 麻子 金井 彰夫 河村 孝彦 中部ろうさい病院糖尿病 内分泌内科 背景 混合型インリン製剤一回打ち Mix回法 は治療の柔軟性が低い 最近はBOTのイ ンリン導入が増えている 目的 Mix回法からBOTへ切り替えの有効性を検証する 方法 Mix回法にて血糖管理不十分な型糖尿病患者8例をA B群に割り付け A群 グラル ギンでのBOT切り替え B群 Mix回法継続とし共に食前血糖のtreat"to" targetを行い6 週後に評価した A群でHbAc値 5"AG値は改善傾向 患者評価で低血糖の減少傾向を認め 患者満足 度も高く 総インリン量は有意に減少した B群はHbAc値 5"AG値の有意な改善 低血糖の増加傾向を認め 総インリン量は有意に増加した 体重は両群とも変化なし 両群間で総インリン量 低血糖頻度に有意差を認めた 結語 Mix回法からBOTへの切り替えは血糖管理 安全性 満足度の点から妥当と言える HbAc NGSP値 I P 75 大規模臨床研究J! BRAND Registry 中間報告 中村 二郎 稲垣 暢也 植木浩二郎3 谷澤 幸生4 綿田 裕孝5 山田祐一郎6 力9 門脇 孝3 下村伊一郎7 西村 理明8 山崎 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科 京都大学大学院医学研究科糖尿病 内分泌 栄 養内科学 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内科学3 山口大学大学院医学系研究科 応用医工学系学域病態制御内科学4 順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌学5 秋田大学大 学院医学系研究科内分泌 代謝 老年内科学6 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内 科学7 東京慈恵会医科大学糖尿病 代謝 内分泌内科8 東京大学医学部附属病院臨床研究支 援セン9 我々は 経口血糖降下薬を服用する型糖尿病患者を対象に 長期 3年間 の臨床 経過に関わるデベを構築するとともに DPP"4阻害薬アログリプチンの安 全性及び有効性について他の経口血糖降下薬 OHA と比較 検討することを目的 として 大規模臨床研究J"BRAND Registryを進めている 通常診療に基づいて 患者をアログリプチン服用とDPP" 4阻害薬以外のOHA服用に分けて登録し 両群間 で患者背景や併用薬に基づく部分集団を比較する予定である 主要評価項目を有害 事象の発現状況とし 低血糖 膵炎 皮膚障害 感染症 癌を主な安全性調査項目 とする また 有効性指標を副次評価項目とし HbAc 空腹時血糖 空腹時イン リン及び尿中アルブミン排泄率の変化量 細小血管障害の新規発症及び進展等に ついて検討する 今回は本臨床研究の中間報告として これまでに得られたデ を紹介する I P 7 I P 73 C型慢性肝炎に対するペグインフェロン治療後に 型糖尿病と橋本病を発症した成人T細胞白血病の例 井上 貴子 岡山 直司 田中 靖人3 荻原 貴之4 渡邉久美子 大口 英臣 蜂谷 真代 加藤 岳史 今枝 憲郎 城 卓志 名古屋市立大学病院中央臨床検査部 名古屋市立大学大学院医学研究科消化器 代謝 内科学 名古屋市立大学大学院医学研究科病態医科学3 群馬大学医学部附属病院感染 制御部4 症例 67歳女性 主訴 体重減少 現病歴 006年 C型慢性肝炎と診断 された 回のペグインフェロン PEG"IFN リバビリン併用療法が 行われたが 皮疹悪化のため中止された 008年3月頃より主訴を自覚 5月0 PG 354 mg!dl HbAc 0.5 のため入院となった 経過 抗GAD抗体3050 U!mLより型糖尿病 TDM と TSH 6.80μIU!mL 抗TPO抗体4.6 U! ml 抗サイログロブリン抗体6.4 U!mLより橋本病と診断された 考察 PEG" IFN治療に関連したTDMと橋本病の発症率はそれぞれ で 併発例の本邦での報告は本例が3例目である 本例では遺伝子検査を行い HLA classiiからtdmに特異性が高いハプロイプが検出された 遺伝的背 景とPEG"IFN治療が契機となり TDMを発症した可能性が高い C型慢性 肝炎のインフェロン治療では 自己免疫性内分泌疾患の発症に留意する 必要がある HbAc JDS値 I P 76 甲状腺機能低下症を合併し発症後0年経過した型糖尿病 の例 津川 有理 西谷 重紀 西井 稚尋 井端 剛 小室竜太郎 飯田さよみ 箕面市立病院糖尿病 内分泌代謝内科 発症後0年経過するも合併症の少ない型糖尿病の例を経験 症例 44歳 男性 禁煙 4歳で型糖尿病発症 ICA陽性 8歳で甲状腺機能低下症を 指摘 インリン強化療法にて経過中平成5年7月熱中症 糖尿病ケトシ にて入院加療 所見 JCS"0 BMI.3 血圧正常 神経障害あり 網膜症なし 腎症期 検査 随時血糖760mg! dl 尿ケトン陽性 GAD抗 体陰性 抗TPOおよび抗サイログロブリン抗体陰性 空腹時および食後時 間血清CPR 0.ng! mlであり内因性インリン分泌能枯渇 血清脂質正常 頭部MRI!MRA異常なし 経過 熱中症 糖尿病ケトシは治癒 考 察 本例では動脈硬化危険因子の脂質異常症 高血圧 喫煙 肥満がない ため血管障害進展は緩徐だと考える 発症後0年経過した型糖尿病例と 比較検討した HbAc NGSP値 S 77

23 I P 77 糖尿病性舞踏病を呈した83歳の高齢発症型糖尿病の例 末丸 大悟 橋田 哲 石塚 高広 中村 保子 上原 豊 前橋赤十字病院糖尿病 内分泌内科 症例 83歳女性 現病歴 03年3月中旬より食欲不振 4月3より歩 行困難 傾眠傾向 両上肢が屈曲する不随意運動を認め 4月5当院救急 搬送 GCS E3V5M6 JCS 0 両上下肢麻痺なく 頭部CT MRIに異 常なく 高血糖 950mg! dl を認め当科入院 経過 03年月末には血 糖異常なく型糖尿病の発症と考えた HbAc 5. insulin.μu! ml 血中CPR.7ng!ml 尿中CPR.4μg!day 抗GAD抗体 8500U!ml HLA" DR9 網膜症なし ケトシを伴い補液 インリン持続静注療 法で対応 血糖300mg! dl以下になり不随意運動は消退し糖尿病性舞踏病と 考えた その後不随意運動なく経過しインリン強化療法で退院 考察 高齢者は口渇 多飲 多尿等の典型症状が乏しいこともあり 不随意運動 を認めた際には糖尿病性舞踏病ならびに型糖尿病発症の可能性もあり注意 が必要と考えられる HbAc NGSP値 I P 78 治療に難渋し長期入院を要した皮下インリン抵抗性症候 群合併I型糖尿病の例 田中 紀實 福田有希子 原山 拓也 パナソニック健康保険組合松下記念病院糖尿病 内分泌科 症例は38歳男性 5歳でI型糖尿病を発症し他院にてインリン強化療法を 導入されるも度々ケトアシドシによる入退院を繰り返していた 平成 年より転居にて当院に転院となって以後も肺炎やケトアシドシにて入 退院を繰り返す状態が続いていた 30単位以上のインリンを皮下注射し てもコントロルができない状態であったが静脈注射では30単位程度で良 好にコントロルされるようになっており皮下から血中への移行の過程で インリンが不活性化される病態が存在するものと思われた 同様の症例 は皮下インリン抵抗性症候群として970年に報告されており以後も少数 ながら報告が散見されておりプロテアゼ阻害薬などによる報告も見られ る 本症例ではプロテアゼ阻害薬は無効であり現在膵臓移植の登録申請 をおこなっている I P 79 糖尿病性ケトアシドシにより発症した急性発症型糖 尿病の二例 湧田健一郎 前川 陽子 渡辺 蔵人 神谷 乗史 屋良 朝博 城間 勲 中頭病院内科 ちばなクリニック糖尿病内分泌代謝内科 症例 6歳男性 6か月前から倦怠感 週間前より6Kgの体重減少を認 めたため来院 随時血糖668mg! dl HbAc9.4 空腹時Cペプチド0..ng! ml ケトン陽性 代謝性アシドシを認めた 症例 40歳男性 か月 前より倦怠感が出現し近医を受診 高血糖を認めたためシダグリプチン50 mgを処方されたが改善せず か月で5Kgの体重減少も認めたため当院を 受診 随時血糖579mg! dl HbAc3.8 空腹時Cペプチド0.ng! ml ケト ン陽性 代謝性アシドシを認めた 両症例とも糖尿病性ケトアシド シの診断にて入院加療により改善し インリン導入後退院 外来にて インリン療法を継続中であるが インリン枯渇状態が継続している ま とめ いずれも0年に策定された急性発症型糖尿病の診断基準に該当 し 診断が確定できた 急性発症の糖尿病患者において当疾患を考慮する ことは重要である HbAc NGSP値 I P 80 IA! 抗体陽性糖尿病に 糖尿病性ケトアシドシ誘因の たこつぼ心筋症を合併した一例 岡田 英之 宇野 嘉弘 飯田 真美 石塚 達夫 岐阜県総合医療セン総合診療科 岐阜大学医学部附属病院総合内科 54歳男性 0歳代後半に型糖尿病と診断され 35歳頃より強化インリン 療法を受けていた X年6月 嘔吐 下痢 全身倦怠感 頻呼吸を認めた 7 cm 5 kg BMI 7.6 kg! m 血圧8! 7 mmhg 脈拍7 bpm GLU 573 mg! dl HbAc.8 ph 6.9 尿ケトン体3 を認め 糖尿病ケトア シドシと診断した その後 収縮期血圧が90 mmhg台に低下し 心エ コでたこつぼ心筋症と診断した 空腹時血中CPR 0.08 ng!ml 蓄尿CPR 4.9 μg! dayで GAD抗体は陰性であったが IA"抗体が陽性であり 緩徐 進行型糖尿病が疑われた IA"抗体陽性の緩徐進行型糖尿病が疑われた 症例に 糖尿病ケトアシドシが誘因のたこつぼ心筋症を合併した症例 は 本邦初の報告であった HbAc NGSP値 I P 8 インリンンプ療法における回路交換の頻度と超速効型 インリン製剤の関係性についての検討 川村 智行 広瀬 正和 東出 崇 柏原 米男3 橋本 友美 橋村夏野子 木村 佳代4 青野 繁雄5 大阪市立大学大学院発達小児医学教室 はぐはぐキッズクリニック 西宮市民病院小 児科3 木村医院4 寺田町こども診療所5 諸言 CSII療法は 注入回路の交換頻度や留置部位範囲によって影響を受け る グルリジン G は リプロ L やアパルト A と吸収や回路留 置部に与える影響も異なると予想される 3者の超速効型インリンのクロ オバ試験を行い 注入回路の交換状況も検討した 方法 対象は 8歳以上のCSII中型糖尿病患者 Gを使用中の患者はLへ LやAを使用中患者は Gへ変更した 4ヶ月後元のインリンに再変更して4 ヶ月後に最終評価する HbAc 回路交換頻度 留置部位の範囲 インリ ン量 患者満足度調査などを評価 現在 調査途中である 患者数33名 女30名 男4名 最初のイン リン変更から3か月間の時点 HbAcに有意な変化は認めていない CSII回路 交換頻度が多く留置部位の広い方がHbAcの低い傾向あり 3種の超速効型イ ンリンの違いは認めていない 調査を継続し報告する HbAc NGSP値 I P 8 Why Pump 型糖尿病患者におけるインリンンプ 療法についての質的研究 広瀬 正和 川村 智行 橋村夏野子 柏原 米男3 橋本 友美4 東出 崇4 浩7 新平 鎮博8 新宅 治夫 木村 佳代5 青野 繁雄6 稲田 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学 大阪市立大学発達小児医学 西宮市立中央病院小児科3 はぐはぐキッズクリニック4 木村医院5 寺田町こども診療所6 大阪市保健所7 国立特別支援教育総合 研究所8 緒言 本邦において型糖尿病患者のインリンンプ療法 CSII に関するQOL Quality of Life についての詳細な検討は行われていない 我々は質的研究を行いQOLに与える影響について 検討した 対象と方法 対象は当科で3年以上CSIIを継続している型糖尿病患者9名 ンプに関するインビュの 逐語録から質的研究解析ソフトNVivo9を用いて解析した 結果 ンプに対してはチュブトラブル 皮膚トラブル等多くの不満を挙げたが 多くの患者は継 続理由として 楽 便利 すぐに打てる と常生活でのQOLの改善を理由に挙げた ま た CSIIが自分が変われるきっかけになった 病気と気楽につきあえるようになったという発 言もあり CSIIが患者の心理面にも良い影響を与えていることが明らかとなった 結語 型糖尿病患者において CSIIは長期的なQOLの改善が期待できる治療法である HbAc NGSP値 I P 83 繰り返すDKAに対してシックデイ教育を行い CSII導入で 良好な経過が得られた型糖尿病の一例 森 裕子 牧 俊允 岡本佳那子 佐々木修二 園田 紀之 井口登與志 髙栁 涼一 九州大学病院内分泌代謝 糖尿病内科 九州大学先端融合医療レドックナビ研究 拠点 症例は45歳男性 43歳時に糖尿病ケトアシドシ DKA で型糖尿病 を発症し 強化インリン療法を導入 HbAc 9" とコントロル不良 であり 3年間でDKAを3回繰り返すため当科入院した インリングルリ ジンを3回 インリングラルギンを回投与していたが 血糖コン トロル不良であり 持続皮下インリン注入療法 CSII を導入し 血 糖コントロルは改善した またシックデイの理解不足および誤った対応 がDKAを繰り返した原因と考え CSIIのボラウィザド機能を使用し て シックデイ再教育を行った CSIIは 可変式の基礎インリン注入に より生理的なインリン補充を実現できる特徴があり ボラウィザ ド機能では簡単にカボカウント法を実施することができる さらに今回 ボラウィザド機能がシックデイ時にも有用であることが示されたの で 報告する HbAc NGSP値 I P 84 LADA Latent Autoimmune Diabetes in Adults と診断 された3例における治療の経年的変化 幸喜 毅 岡田 達夫 山川いずみ 玉城 祥乃 新垣 夏香 米須 紀子 国場 昭子 當山 和代 名嘉村 博 名嘉村クリニック糖尿病 甲状腺セン はじめに 成人糖尿病のうち 約0 が膵島自己抗体陽性であり LADA やtype.5 diabetesと呼ばれている JCEM LADAと診 断された3例について報告する 症例 44歳女性 内服治療歴5年で当院転院 GAD抗体3.0 U!mL 空腹 時血糖63 mg!dl IRI 8.6 μiu!ml HbAc 7.5 JDS グラルギンと メトフォルミン α" GI DPP" 4阻害薬に変更にてHbAc 6.6 と良好 症例 44歳男性 健診で高血糖認め受診 GAD抗体330 U!mL 空腹時 血糖9 mg! dl IRI.4 μiu! ml HbAc 0.7 グラルギン4単位開始で 低血糖出現 α" GI内服に変更で食後血糖99 mg! dl HbAc 5.5 と良好 症例3 36歳男性 バセドウ病放射線治療3年後にGAD抗体9 U!mL 経 過観察で空腹時血93 mg! dl IRI 3.7 μiu! ml HbAc 5.8 と良好 まとめ インリン依存状態に移行するか長期経過を追う必要がある HbAc NGSP値 S 78

24 I P 85 型糖尿病 バセドウ病合併例におけるアイソトプ治療 後血糖変動について 石井 新哉 小野瀬裕之 医社 金地病院内科 症例 5歳女性 平成年4月 体重減少のため近医受診しバセドウ病と糖 尿病と診断され当院受診した 血糖35mg! dl HbAc 0.4 NGSP TSH 0.0 μiu! l FT4 4.5 nd!dl FT3 9.9 pg!ml TRAb.5 IU!l nd 入院 し強化インリン療法を開始した 血糖コントロルが良好となった時点 でアイソトプ治療を施行した アイソトプ治療の血糖値の悪化は認め なかった 甲状腺機能低下症となったため 甲状腺ホルモン剤投与を行っ た HbAcは6.7から7.5 となっている 考察 型糖尿病にバセドウ病を合併例では糖尿病性ケトアシドシや甲 状腺クリゼを発症し重症化する このような症例においては厳密な血糖 コントロルと甲状腺機能の安定が求められる 甲状腺機能亢進により血 糖コントロルが悪化するため 血糖の推移を注意深く観察し治療にあた る必要がある HbAc NGSP値 I P 86 内因性インリン分泌が枯渇した型糖尿病患者に対する インリンデグルデクの使用経験 岡田 光正 吉田勢津子 河北総合病院糖尿病 内分泌代謝内科 目的 インリンデグルデク 以下D の血糖コントロルにおける影響 を解析した 方法 内因性インリン分泌が枯渇した型糖尿病患者3例を対象とした インリングラルギン 以下G をDに置き換えた D投与開始前と D投 与から週間経過後のそれぞれ30間の自己血糖測定記録を比較した 基礎インリンとしてのD投与量は G使用中より9" 30 減少した 超速効型インリン投与量は 0" 40 減少した 3例中例で 早朝空腹時 血糖の低下を認めた 昼食 夕食前血糖や 前記の例を除いた例の早朝 空腹時血糖は変化なく 測定時間帯ごとの血糖値の分散にも変化はなかっ た HbAc グリコアルブミンは不変ないしやや改善し 体重変動はなかっ た 総括 GをDに置き換えることによって 血糖コントロルが改善する可 能性が示唆されたが 症例によっては早朝空腹時血糖が低下する傾向が認 められた HbAc NGSP値 I P 87 持効型インリン デグルデクの型糖尿病における効果 と使用法の検討 浜本 芳之 本庶 祥子 藤本 寛太 龍岡 久登 松岡 敦子 柴山 惟 山口恵理子 徳本 信介 岡村 絵美 和田 良春 中山 法子 池田 弘毅 越山 裕行 公財 田附興風会医学研究所北野病院糖尿病内分泌セン 公財 田附興風会 医学研究所北野病院糖尿病内分泌セン!看護部 背景 デグルデク Deg は従来の持効型インリンに比べ長時間血糖降 下作用が持続することが報告され 血糖コントロルに寄与することが期 待される そこで型糖尿病患者を対象にDegの効果について検討した 方 法 インリン強化療法中の型糖尿病患者例の基礎インリンをDegに 変更し4週までのHbAc インリン単位数の変化 低血糖頻度などにつ いて検討した 対象は男性6名 女性6名 平均63.歳で回注射か らの変更が6名であった HbAcは8.±0.9 から3ヶ月後には7.4±. ま で低下した p 0.05 ベラインの基礎 追加インリンはそれぞれ 9.±4.6U 0.3±8.5U!であったが 3ヶ月後にはそれぞれ約7 5 減 少傾向であった 3ヶ月までの低血糖頻度に差はなかった 結語 Degは 低血糖頻度を増やさず良好な血糖降下作用を示した HbAc NGSP値 I P 88 ULTRA "LONG PHARMACOKINETIC PROPERTIES OF INSULIN DEGLUDEC IN YOUNGER ADULTS ARE PRESERVED IN OLDER TDM PATIENTS Tomio Sasaki Stefan Korsatko Sigrid Deller Julia Mader Katherina Glettler Gerd Kohler Gerlies Bock Martina Urschitz Michael Wolf Flemming Sondergaard3 Hanne L Haahr3 Thomas Pieber Novo Nordisk Pharma Ltd. Medical University of Graz Novo Nordisk A!S3 nsulin degludec IDeg is a basal insulin with an ultralong duration of action that at steady"state produces a flat and stable glucose"lowering effect. This study investigated the PK & PD properties of IDeg in 4 elderly mean age 67.8yrs vs 3 younger adults mean age 7. yrs with TD. This was a randomised, double" blind, two"period crossover, multiple"dose study with 6 days of once"daily 0.4U! kg IDeg. At steady state total exposure AUCIDeg, τ, SS and Cmax, IDeg, SS of IDeg were comparable between elderly and younger adults estimated mean ratios elderly! younger adult and 95 CI ".47 and ".39, respectively. The estimated terminal half" life was 5 hours in older adults. The glucose" lowering effect of IDeg was numerically lower in elderly subjects compared with younger adults, but no significant differences were observed between age groups. The ultra"long PK and PD properties of IDeg in younger adults were preserved in older subjects withtd. I P 89 型糖尿病9例でグラルギンとデグルテクのCGMSを用い た比較 水野 優 神田さやか 矢野 正生 五十川陽洋 三井記念病院内科 三井記念病院検査部 目的 型糖尿病で 新規持効型インリンデグルデクの有効性をグラルギ ンと比較検討する 対象 インリングラルギンを用いてインリン強化 療法施行中の型糖尿病9症例 方法 持効型インリンをインリングラ ルギンからインリンデグルデクに変更 切り替え時に持効型インリン の量はインリン使用量がプロキロ0.8単位未満で0 程度 0.8単位以 上で0 程度減量し 週間に回低血糖頻度やSMBGの結果を評価しイン リン量を再調整する 切り替え前と 切り替え後ヶ月でHbAc CGMS 測定 結果 ヵ月後の時点でHbAcが8. から7.8 と有意に改善 の インリン使用量は グラルギンよりデグルデク使用時の方が有意に減少 考察 適正なインリン量の減量幅は インリン使用量がプロキロ0.8 単位未満ではbasal insurlinで0 程度 bolus insulinで5 程度である事が 示唆された HbAc NGSP値 I P 90 型糖尿病! 膵全摘糖尿病患者に対するインリン デックの有用性 デグル 小山 正剛 濱野 邦久 春 明 木俣 元博 藤田 直也 山本 頼綱 田中 祐司 防衛医科大学校病院総合臨床部!内分泌代謝内科 防衛医科大学校内分泌代謝内科 背景 インリン依存状態 IDDM に対するデグルデックの使用成績を 報告 症例 グラルギン!デテミルを用いた強化インリン療法施行中の IDDM 3例 型0例 膵全摘後3例 男3 女0 平均48歳 平均HbAc 7.6 超速効型の種類や単位数は種々 3例中8例にてHbAcの有 意な改善を認めた 重症低血糖は元々少なく変更後も変化なかったが軽症 低血糖は減る傾向 持効型の単位数が変更前後で著減する症例があった 持効型複数回打ちのうち3例は単回打ちができた 例は悪化した為 元の インリンと用量に戻した 原病による差異はなし 考察と結語 デグル デックはIDDMのうち8割を超える症例に対してそれまでと同等かやや上回 る効果をもたらす もたらす安定性はグラルギン登場時ほど画期的ではな いが 注入デバイの完成度や低血糖減少を考慮するとIDDMに対し有用 性の高い製剤と考える HbAc NGSP値 I P 9 HbAc季節変動に影響する因子と変動幅についての検討 石橋 達也 栗本 千晶 岡村 順平 小池 諒 舩橋 友美 浦木 進丞 稲垣 優子 竹島 健 山岡 博之 宮田佳穂里 古川 安志 太田 敬之 松谷 紀彦 稲葉 秀文 有安 宏之 川嶋 弘道 若崎 久生 西 理宏 中尾 大成 古田 浩人 赤水 尚史 和歌山県立医科大学一内科 目的 糖尿病患者におけるHbAc値の季節変動は知られているが その要因 は解明されていない HbAcの季節変動に及ぼす因子を解析する 方法 対象は03年から0年HbAcを30回以上測定した糖尿病患者97名 内訳は男性045名 女性87名 年齢69.3±.5歳 BMI4.±4.6 HbAc7.49±.05 月別のHbAc平均の季節変動を確認 年間の移動平均との差は 3月 に 0.4 と高く 0月に" 0.5 と低かった HbAcが高いほど変動幅が大き く 平均0.30 HbAc変動幅 0. HbAc" 0.5であった HbAc変動 幅は性別 年齢 BMIで相関はみられなかった 総括 季節変動を加味したHbAc期待値を算出する方法を考えた 想定を超 える変動は他の要因を考慮するなど 糖尿病診療 療養指導の際に有用と考え られる 変動に与える因子については身体的特徴以外の要素も含め更なる検討 が必要である HbAc NGSP値 I P 9 当院糖尿病患者のHbAcの季節変動と背景因子について 河野 早紀 酒井 武則 吉川るり子3 此上 保美3 谷本千鶴子3 薬師神江利4 古川 慎哉5 市立八幡浜総合病院臨床病理科 内科 看護部3 栄養療法科4 愛媛大学公衆衛生 健康医学5 はじめに 当院では治療意欲向上を目的に外来糖尿病患者のHbAc値を月 毎に集計し外来に掲示する取り組みを行っている 今回その季節変動につ いて検討した 方法 平成8年から平成5年までの7年間にHbAcの測定 を行った5名を対象に月毎のHbAcの平均値を算出した また 年間に 複数回HbAcを測定している99名において季節変動に関連する背景因子を 検討した 全体としてHbAcは月から4月にかけて最高値となり8 月から月にかけて有意に低値となる季節変動があり 性別とHbAc値と の関連性を認めた 結語 HbAcの季節変動を考慮した個人の療養指導が 必要である HbAc NGSP値 S 79

25 I P 93 当院での糖尿病患者のHbAc NGSP値 の季節性変動に ついての検討 谷脇 広道 西岡真理子 勤労クリニック!いずみの病院内科 いずみの病院 糖尿病患者のHbAc値には 季節性変動の存在が示唆されている 当院で の糖尿病患者のHbAc値の季節性変動について平成8年 平成4年の回に わたって検討を行った 症例は 毎月の通院を行っていた患者を対象 H8 年度は8例 男! 女 70! 58 平均年齢69歳 H4年度は 88例 男!女 4! 47 平均年齢70歳 そのうち 例 男!女 9! は H8年 H4 年での各月でのHbAc値の比較が可能であり 治療薬の検討を行った ま とめ H8年 H4年では ともに春頃にHbAc値が高く 秋頃に低い 傾向にあり H8年に比して H4年には年を通して全体的にHbAc値 が低い傾向にあった 春 H8年 7.7 vs H4年 7. 秋 H8年 7. vs H4年 例の検討では H4年の年間を通してのHbAc値 は改善傾向にあり 治療薬に6例 76 でインクレチン製剤を使用して いた HbAc NGSP値 I P 94 NGSP 値 導 入 後 の HbA c 測 定 値 の 現 状 03 HbA c Survey結果報告 報 佐藤 麻子 村上 正巳 柏木 厚典 武井 泉 雨宮 伸 植木浩二郎 石橋みどり 矢富 裕 前川 真人 永峰 康孝 東京女子医科大学臨床検査科糖尿病 代謝内科 HbAc適正運用機構 目的 HbAc NGSP値への移行状況把握のためHbAc適正運用機構がHbA c NGSP値のサベイを行なった 対象 対象は本糖尿病学会評議員の 在籍施設と大手検査会社 計38施設である 試料は 残余全血を使用しHbA c濃度3レベル HbAcの表示 説明についてアンケト施行 結果 全 施設の試料の平均値は5.57±0.44 でCV.5 試料は6.8±0.85 CV.7 試料3は8.37±0.8 CV3.4 測定方法別では HPLC法が全体 の88 で 試料 CV.3 CV.4 3 CV3.0 であった 免疫比濁 法は9 酵素法3 で CVは と HbAcの表記は45 がNGSP値のみ54 がJDS値と併記で あった 結論 HbAc NGSP値のサベイの結果はCV.5" 3.4 であった 臨床現場でもNGSP値の表示および説明は汎用されており HbAc NGSP 値へ順調に移行されていると考えた HbAc NGSP値 I P 95 安価で精度の高いHbAcの精度管理 自家作製プル血球 試料と市販品との比較 高橋かおる 正木 智子 玉田 幸恵 曽我部 緑 内藤 睦 天野 弘三 小谷 和彦 坂根 直樹3 公財 兵庫県予防医学協会 自治医科大学臨床検査医学 独立行政法人京都医療セ ン臨床研究セン予防医学研究室3 目的 市販されているHbAcの精度管理試料は高価で 許容範囲幅も設定が ない もしくは広すぎる等の理由から常精度管理には使用し難い一面を持 つ そこで自家作製プル血球試料が 常精度管理に使用可能であるか市 販品との比較検討を行うことを目的とした 方法 自家作製試料の費用および精度を市販品A Bと比較する 市販品Aに比べ 自家作製試料は回測定あたりの管理試料の費用が 約!00と安価であった 自家作製試料は" 40度保存で 4ヶ月間以上の安定が 認められた 市販品Bと自家作製試料のSDとCVには差を認めなかった 市販 品BのSD 自家作製試料のSD 市販品BのCV 自家作製試料のCV 総括 自家作製試料は市販品に比べ安価で 精度においても差を認めなかっ た 本試料の作製がHbAcの精度管理に役立つと考えられた HbAc NGSP値 I P 96 HbAcの季節変動は HPLC法の特異性に由来する可能性 がある 免疫法との値の差からの考察 小田辺修一 石松 秀 平野 壽人 森田 恵子 神代 由紀 原田美貴子 亀尾 順子 中尾 穂並 右田 巳賀 中山ひとみ 田尻 祐司 山田研太郎 久留米大学内分泌代謝内科 目的 HbAcは冬期 月 に高くなり 夏期 7月 に低くなることが報告されている 季節変動は環境だけでなく その測定法にも起因するのではないかと推測した そこで免疫法 と比較することで HPLC法によるHbAcの季節変動の有無を検討した 対象 型糖尿病4例 63.±8.歳 方法 毎月一度 HbAcを同時にHPLC法と免疫法で年間測定した HPLC法で測定したHbAcは 夏期 6"8月 は 免疫法と比較してその値が高くなり 冬 春 秋期では免疫法で測定したHbAcが高値を示した 特に 月が全症例すべて HPLC法 で測定したHbAcより免疫法で測定したHbAcより最も高値であった 0.5±0.0 p 一方 7月におけるHbAcは HPLC法で測定したHbAcより免疫法で測定したHbA cより最も低値であった " 0.3±0. p 0.00 考察 HPLC法でHbAcを測定する場合 その測定法の季節変動を考慮する必要がある HbAc NGSP値 I P 97 外来診療における持続血糖モニ CGM の信頼性 山本 直之 阿部麻記子 豊田 雅夫 深川 雅史 東海大学八王子病院糖代謝内科 東海大学腎内分泌代謝内科 背景 0年にiProが発売され外来でも4時間血糖測定が可能となった 今回外来診療におけるCGMデと測定時の採血デの相関を検討した ため報告する 方法 糖尿病患者77例にiProで測定し得られた平均血糖 AveBG と HbAcから算出した平均血糖値 eag との相関を検討した また標準偏 差 SD から算出した血糖変動指標 MAGE と蓄尿 血清空腹時および 食後の各CPRとの相関も検討した AveBGとHbAcおよびeAGとは正の相関を示した またSDおよび MAGEといずれのCPRとも負の相関を示した これらは型のみ 型のみ で検討しても同様であった 結論 外来診療におけるCGMは自己インリン分泌が少ないほど血糖変 動が大きくなることが示唆され 普段の血糖を概ね反映している可能性が 考えられた I P 98 持続血糖測定 CGM を用いた血糖変動指標の有用性に ついての検討 出口亜希子 長坂昌一郎 緒方ひとみ 槌田 武史 大須賀淳一 石橋 俊 自治医科大学内分泌代謝科 筑波大学大学院人間総合人間総合科学研究科 目的 CGMにより血糖変動指標の有用性を検討する 方法 対象は 血 糖コントロルが安定した状態でCGMを施行した59例 HbAc GA 5" AGを測定し 平均血糖 血糖変動指標との関連を検討 結果 SD 血 糖範囲を従属変数とした重回帰分析を行うと 年齢 インリンの有無 GA またはGA! HbAc と 5"AGが有意に関連し HbAcは選択されな い また HbAcを中央値でわけて検討すると HbAc低値群に限り SD 血糖範囲と 5" AGが有意に関連 SD 50mg! dlを予測するroc解析では GA 9.3 以上 5"AG 7.9μg!ml以下 GA!HbAc.9以上で感度 特異 度が最大 総括 血糖変動はGA ないしGA! HbAc比 と 5"AGに強く 反映されるが 5"AGの有用性はHbAcが良好群に限定的 血糖変動SD 50mg! dlは GA 9.3 以上 5" AG 7.9μg! ml以下 GA! HbAc.9以上 で推測可能 HbAc NGSP値 I P 99 持続血糖測定 CGM の外来検査ルチン化 黒沢つぐみ 桶口三香子 尾方 章子 半田由紀子 河田 和子 岸野 理映 前田 千佳 小西 由記 小山 喜由 辰巳 文則 中島 弘二 赤穂中央病院糖尿病診療チム はじめに 従来 研究目的で使用されていた連続グルコモニ CGM の改良が なされより実用的レベルに達した為 外来患者に使用目的で外来検査ルチン 化を図った 方法 本メドトロニック社製iproを3台使用して 患者説明からオダ 実施 結果説明 治療まで各職種が役割分担を行い実施している 結果 考察 食後高血糖8例 夜間高血糖5例 夜間低血糖4例 持続高血糖5 例 中高血糖6例 糖毒性解除5例 中低血糖例 インリン離脱前検査 例 実施困難で中止例経験した 夜間間食などSMBGでは知り得なかった患 者の常生活行動まで把握する事ができ 点でなく生活習慣を反映した連続血 糖曲線で患者に説明でき治療法の選択 各食事 捕食のとり方 運動療法につ いて患者個性に合わせた指導ができた 結語 検査のシテム化で糖尿病チムが協力し円滑で価値ある情報提供ができた I P 00 当院外来通院中の糖尿病患者における4時間持続血糖測 定装置 ipro を用いて検討した血糖変動指標としての,5! AGの有用性 杉浦有加子 神谷 英紀 渡会 敦子 加藤 義郎 近藤 正樹 安藤 敏仁 林 里奈 山田祐一郎 石川 貴大 佐藤 沙未 小島 智花 内藤 恵奈 加藤 宏一 中村 二郎 愛知医科大学糖尿病内科 愛知学院大学薬学部医療薬学科薬物治療学講座 背景 近年 変動の激しい血糖 BG コントロルが大血管障害のリク となると言われている 我々は BG変動指標である 5"AGの有用性を示す ため4時間持続血糖測定装置 ipro を用いて検討した 対象 当院外来 通院中の型糖尿病患者69名 平均年齢63.6歳 HbAc7.3 空腹時BG 43.6mg!dl 5"AG中央値6.4μg!ml CGM平均BG 44.mg!dl SD46.5であっ た 対数変換後の 5"AG Log 5"AG とSD CGM の相関は認めなかっ た r "0. p HbAcは空腹時BG 平均BG CGM SDと有意 な相関を認めた r 0.34 r 0.60 r "AGが正常範囲にあった 患者を除外して再検討したところ Log 5"AGとSDとの間に有意な相関を認 めた r "0.38 p 考察 BG変動を念頭においた良質なBGコント ルのために 5"AGを測定することが有用であると考えられた HbAc NGSP値 S 80

26 I P 0 I P 05 当院におけるCGM検査施行後の追跡調査 永井 謙一 山口 純也 関谷 晃一 佐藤 愛 斎藤利比古 大濱 俊彦 田中 聡 粂川 真理 大川原美保 末次麻里子 勝盛 弘三 済生会川口総合病院臨床検査科 済生会川口総合病院内分泌 糖尿病内科 目的 持続皮下血糖測定 Continuous Glucose Monitoring 以下CGM は SMBGでは困難な4時間を通した血糖変動を把握でき 夜間の無自覚 低血糖の発見や暁現象の確認に有用である 今回CGMが長期的に有用であるか追跡調査を行った 対象および方法 0年8月 03年6月までに当院でCGMを施行した80 例のうち CGM施行後6ヶ月以上断続して検体検査依頼のあった56例を対 象とし HbAcの推移を解析した 全体ではHbAc9.5 から4ヶ月後7.38 になったが 6ヶ月後には 7.76 に上昇した 男性では4ヶ月後まで低下し 女性ではヶ月で横ばいになった 結語 CGM施行後の血糖管理は症例ごとに自己管理に配慮する必要があ る HbAc NGSP値 I P 0 病棟用血糖モニリングシテムの評価 ントの観点から リクマネジメ 吉川 康弘 稲村奈津美 積田 智佳 石倉はる美 大塚 喜人 医 鉄蕉会亀田総合病院臨床検査部 目的 病棟用血糖モニリングシテムの測定値に影響を及ぼす因子につ いての評価をした 方法 3機種の病棟用血糖測定器を用いて 少量検体 での測定値の信頼性 干渉物質の影響 試薬ボトル開封状態での安定性試 験を行った 機種で 少量検体測定時に低値にばらつく傾向が見 られた 干渉物質は マルト ガラクトや薬剤の影響は見られな かったが キシロでは全ての機器で高値が確認され 機種では特に影 響を受けた 試薬ボトル開封状態での安定性は 機種が高値となり機種 が低値となった まとめ 正確性を担保するためには 十分な血液量での 測定と干渉物質の影響に留意する必要がある また不適切な試薬の保管は 試薬により低血糖や高血糖となる可能性も示唆され注意が必要である 使 用者の運用トレニングを実施しリクの軽減に努めることが重要であ る I P 03 高血糖状態の 持 続 が 血 管 内 皮 機 能 の 改 善 に 影 響 す る CGMを用いた糖尿病教育入院における検討 小川 義高 辻 真由美 木戸 里佳 八尾市立病院糖尿病内科 背景 糖尿病教育入院中にFMDを経時的に計測し血液 尿検査を行うと ともに CGMによる血糖変動諸指標との関連も検討したので報告する 方法 型糖尿病で週間の教育入院を行った54例において 入院初期と退 院前に上腕動脈FMD反応を測定し 諸検査と対比した CGM n 5 は 入院初期と入院後期に回施行した 入院により収縮期血圧 拡張期血圧 空腹時血糖 一尿中蛋白量 は有意に低下し FMDは有意に上昇した FMD改善度は入院時HbAcと のみ負の相関を示した CGMを施行した例では FMDの改善度は入院時の 血糖標準偏差値やMAGEよりも血糖平均値と有意な負の相関を示し 入院 中の血糖平均値の変化量やMAGEの変化量とは関連しなかった 考察 短期間での血糖低下は血管内皮機能の改善と関連しているが 高血 糖状態の持続が血管内皮機能の改善に悪影響している可能性が示唆され る HbAc NGSP値 I P 04 型糖尿病における糖尿病網膜症の発症と進展への影響因 子 CGMを用いた検討 園田 里美 岡田 洋右 森 博子 川口真悠子 松田 恵 大塚 隆史 久能 芙美 須貝 慧 元 舞子 田中 健一 黒住 旭 成澤 学 鳥本 桂一 新生 忠司 田中 良哉 産業医科大学一内科学講座 目的 糖尿病網膜症発症 進展と血糖変動の関係を検討 方法 型糖 尿病症例のCGMで 平均血糖 AG 血糖 以上 70以下の各曲線下面積 AUC SD MAGE mg!dlの割合 G を評価 HbAc 8.6 SDR 7 PPDR 7 PDR 9例 網膜症有でAGとAUC0 AUC40高値 AUC 0で著明 p 0.04 stageとag AUCに差なし SD MAGE AUC70 差なし 網膜症無でG 70"0 G 70"40 G 70"60高値 G 70"0 で著明 p 0.03 網膜症有群で糖尿病罹病期間が長く 高齢 虚血性心 疾患及び脳血管障害の既往が多い 結語 網膜症発症には慢性高血糖が大 きく関与 発症は血糖0以上で差あり 70 0以内の厳格な血糖コント ロル症例で少ない 網膜症発症抑制には厳格な血糖是正が必要である HbAc NGSP値 入院糖尿病患者における尿中L! FABPの検討 林 里奈 渡会 敦子 神谷 英紀 加藤 義郎 近藤 正樹 安藤 敏仁 山田祐一郎 石川 貴大 佐藤 沙未 杉浦有加子 小島 智花 内藤 恵奈 加藤 宏一 中村 二郎 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科 愛知学院大学医療薬学科薬物治療学講座 背景 L型脂肪酸結合蛋白 L" FABP は近位尿細管に局在し 尿細管への酸化 トレにより尿中への排泄が増加するため ごく早期の尿細管障害を反映すると言 われている 我々は入院患者の尿L"FABP濃度と糖尿病 DM 性慢性合併症等と の関連につき横断的に検討した 対象 当科入院DM患者77名 患者背景 平均年齢59.0歳 平均HbAc9.89 尿L" FABP中央値.6μg! gcr. L" FABPとDM罹病年数 r 0.8 bapwv 0.3 egfr " 0.5 CRP 0.6 尿アルブミン 0.5 間で有意な相関関係あり L" FABPは腎症期中央値.8 期.9 3期以上3.9と腎症進行に伴い高値となっていたが 網膜症や神経障害 大血管障害 既往有無での有意差は認められず 考察 腎症以外の合併症とL" FABPとの有意な関連は認められず 今後は縦断的にL" FABP の臨床的意義を検討していく必要があると思われた HbAc NGSP値 I P 06 型糖尿病患者でグリコアルブミンがBMIと負の相関を示 す機構 古賀 正史 平田 匠 笠山 宗正3 石坂 裕子4 山門 實4 市立川西病院糖尿病 内分泌内科 先端医療セン研究所先制 予防医療研究開 発部 本生命済生会付属生病院総合内科3 三井記念病院総合健診セン4 目的 グリコアルブミン GA がBMIと負の相関を示す機構として 我々 は非糖尿病者では肥満に伴う慢性炎症が関与することを報告した 一方 GA は内因性インリン分泌能によっても影響される そこで 型糖尿病 T D においてGAがBMIと負の相関を示す機構について検討した 方法 TD患者80例 男! 女 49!3 年齢6.4±9.歳 BMI 4.7±3.7 kg!m を対象として GAとBMIに対するhs"CRP HOMA"βの影響について検討 した GAはBMIと有意な負の相関を認めた hs"crpはbmiと正相 関を認めたが GAとは有意な関連を認めなかった 一方 HOMA" βはbmi と正相関を GAと負の相関を認めた 多変量解析では HOMA"βがGAに 影響する独立因子であったが hs"crpは独立因子でなかった 結語 T D患者ではGAがBMIと負の相関を示す機構として慢性炎症よりもインリ ン分泌能の影響が大きい HbAc NGSP値 I P 07.5! AGによる血糖値変動幅の予測 小島 雄一 會田 梓 門脇 聡 高屋 和彦 吉次 通泰 吉 徹 本赤十字社医療セン糖尿病内分泌科 目的 臨床的に簡便な血糖値変動幅を鋭敏に反映する指標を検討 方法 食事負荷試験を実施した型糖尿病患者36名 男! 女 7! 9 年齢65±.3歳 負荷試験食 E460F8 を摂取し 負荷前 負荷後時間の血糖値 負荷前HbAc グリコアルブミン GA.5"AGを測定 未投薬時とシ グリプチンあるいはナテグリニド服用後3カ月目の食事負荷試験デで血 糖変動幅 時間値"空腹時 dbs との関連を検討 空腹時血糖 値45.8±5.53から36.5±7.0mg! dl 時間値44.9±50.08から98.9±5.75 mg! dlに改善 dbsとの相関は.5" AG dag で最も強かった r " dbs " 4.35dAG" 4.45 考察 dbsの予測指標としてdagの有用性が示唆 された I P 08 POCT対応血糖測定器のアントセン 討と使用について デュオの基礎的検 内田 一豊 池田彩也花 濱田 智博 榊原 沙知 手嶋 充善 山口 育夫 田中 規雄 笠井 貴敏 前川 龍也 山口 昇子 武内 陽子 萩本 繁 豊橋市民病院中央臨床検査室 豊橋市民病院糖尿病 内分泌内科 はじめに 新機種アントセン デュオ 株式会社 堀場製作所 について 現行機種アントセンIIIと基礎的検討を行ったので報告する 方法 同時再現性 希釈直線性 血漿検体との相関 ヘマトクリット Hct 値の影響などを両機種間で比較した また各濃度による測定時間の変化や操 作方法の差異につき検討した 両機種の基礎的検討は良好であった しかし 両機種共にHct値が低 値では血糖値が上昇し 高値の場合は血糖値が減少した 測定時間では 現 行機種は連続に高血糖値を測定すると延長するが 新機種では変動は無かっ た また新機種は 検体量のサト機能 カラ液晶画面表示より機能面 で充実していた 総括 アントセン デュオは 各基礎的検討において現行機種と同等以上 の性能であった また操作性 機能性 安全面でも改良されており 臨床で の迅速血糖測定器として有用である S 8

27 I P 09 免疫法からHPLC法へHbAc測定方法変更により異常ヘモ グロビン症と診断された家系 秋山 朋子 三玉 康幸 吉良さくらこ 藤原佐枝子 広島原爆障害対策協議会健康管理 増進セン 緒言 HbAcは血糖コントロルの指標や新たな糖尿病診断基準の項目 として重要である しかしその測定法はいくつかあり各施設で異なるため 評価には注意が必要である 当施設ではH5年度よりHbAc測定法を免疫 法からHPLC法へ変更したことに伴いHbF高値例 Hb分画波形異常例 HbA c値の異常低値 高値例を自動検出し その確認を行っている 今回例に Hb分画にて未知のピクと免疫法でのHbAc値との乖離を認め 精査の結 果例とも異常Hb症 うち例は遺伝子検査においてβ" globin遺伝子にhb Hikari Codon6AAG Lys AAT Asn が検出されHb Hikarと確定 と診断され 両者が兄弟であることが判明した 総括 Hb異常症の家系 を経験したので報告する HPLC法の場合 クロマトグラムのHb分析パ ンを注意深く観察する必要があり また血糖値との相互性の確認も重要で あると考える HbAc NGSP値 I P 0 糖尿病非合併異常ヘモグロビンの診断における C 不安 定HbAc分画 測定の有用性 稲田 慎也 宮崎 彩子 古賀 正史 市立川西病院糖尿病 内分泌内科 大阪医科大学臨床検査医学教室 目的 Cは不安定HbAcおよび修飾ヘモグロビン Hb を含む分画であ る 異常Hbの Cの移動度が異なるために 異常値を示すことが想定され る 今回 異常Hbの診断に対する C測定の有用性について検討した 対象と方法 グロビン遺伝子β鎖のヘテロ変異で糖尿病非合併の異常Hb 0 種例 slow moving 5種例 fast moving 5種0例 を対象とした 非糖 尿病04例を対照として用いた アクレイ社HPLCを用いてHbAc C を測定した 対照の Cの基準値を基に異常Hb診断に対する Cのカットオフ値 を.3 以下および.3 以上とすると感度 特異度は各々8 00 であっ た Slow movingの大半 9 の Cは低値であったが fast movingの Cは70 が異常値 高値 50 低値 0 で 30 は基準範囲であっ た 結語 C測定は糖尿病非合併の異常Hbの診断に有用である HbAc NGSP値 I P 血糖補正 Cを用いた糖尿病合併異常ヘモグロビンの診断 に関する検討 福永まゆみ 井島 廣子 陣内 秀昭 宮崎 彩子3 稲田 慎也4 古賀 正史4 陣内病院臨床検査部 陣内病院内科 大阪医科大学臨床検査医学教室3 市立川西 病院糖尿病 内分泌内科4 目的 異常ヘモグロビン Hb 例の Cは異常値を示すことが推定される C分画は不安定HbAcを含んでいるために血糖 PG の影響を受ける 今回 PG補正 Cの算出式を作成し PG補正 Cに影響を与える因子およ びPG補正 Cを用いた異常Hb診断の有用性を検討した 対象と方法 当院に通院中の糖尿病患者,43例 非糖尿病のグロビン遺伝 子β鎖のヘテロ変異の異常Hb 例を対象とした アクレイ社HPLCを用 いてHbAcおよび Cを測定した 腎不全例を除いた糖尿病患者を用いて 得られた Cと血糖の回帰式を基にPG補正 Cの算出式を作成した PG補正 Cは腎不全例で高値を示したが アピリン服用例は高値 を示さなかった 異常Hbに対するカットオフ値をPG補正 C.3 および.3 とすると 感度は8 特異度は99 以上であった 結語 PG補正 Cは糖尿病合併異常Hbの診断に有用である I P I P 3 大森 一乃 曺 圭龍 相川 望美 田島 一樹 中野 裕子3 3 田澤 勤 古川 真 西尾 太郎 堀 祐治4 釧路赤十字病院糖尿病セン 横浜市立大学医学部内分泌 糖尿病内科 釧路赤 十字病院検査部3 釧路赤十字病院内科4 症例 45歳 女性 検診にてHbAc 7. と高値を指摘され 当科を受診 した 空腹時血糖値99 mg! dl 75g経口ブドウ糖負荷試験では 0分値4 mg! dlと境界型であった その後も HbAc 7." 7.5 に対し 随時血糖は00 mg! dl前後で経過し GAは.3".0 程度と HbAcとの間に乖離を認め た 同一血清でも測定機種間で値に大きく値が異なった HbAcの精密分 析を行い 異常ヘモグロビンのピクが検出され 本症例は異常ヘモグロ ビン症の診断に至った また 遺伝子解析の結果 Hb Toranomon β codon TGT Cys TGG Trp と判明した 考察 HbAcのみでは糖 尿病と誤診する可能性のある異常ヘモグロビン症が存在するため 実際の 血糖変動等を総合して診断する必要があると考えられた HbAc NGSP値 I P 4 萩原 千尋 澤木 秀明 上原 静江 土海加寿美 藤川ゆかり 宮崎 彩子3 片岡 伸彦 有澤総合病院臨床検査室 有澤総合病院糖尿病セン 大阪医科大学総合医学講 座臨床検査医学教室3 44歳男性 9月の健診で糖尿病を指摘され 当院受診 両親ともミャンマ 人 華僑が先祖である HbAc値はHPLC法では測定できず 高分離HPLC では HbA溶出位置に大きなピクが認められ サラセミアや変異ヘモグ ロビンが疑われた 血糖3mg! dl HbAc6.6 JDS値 免疫非濁法 GA 6. であった RBC57万! μl Hb4.9g! dl Hct45.4 MCV80fL MCH6. pg MCHC3.8 AST49U! L ALT49U! L T" bil0.5mg! dl D" Bil0.mg! dl LDH5U! L 網状赤血球. で 小球性低色素性の赤血球であるが 溶血性貧血は認めなかった DNA解析でHbE β鎖6番目のアミノ酸のグ ルミン酸 GAG がリジン AAG に置換している変異ヘモグロビン のヘテロ接合が確認された HbAcの値が測定不能となった場合には 異 常Hb血症を考慮し 代替の指標で糖尿病をモニする必要があると考え られた HbAc JDS値 歯科診療所における歯肉血から得た検体と指先毛細管血か ら得た検体によるHbAcの相関について 谷合 久憲 小松 寛治 小松 工芽 小松 大芽3 大城 陽代 佐藤 省子 林 光 藤原 元幸4 鈴木 文登5 五味 明雄6 斉藤 光博7 本荘一病院内科 本荘一病院消化器科 本荘一病院麻酔科3 藤原歯科医院4 鈴木歯科診療所5 五味デンルクリニック6 斎藤歯科診療所7 目的 未治療の糖尿病患者をクリニングする方法として調剤薬局や歯科 診療所での血糖測定も行われ始めている 歯肉血と指先毛細管血からの検体 でHbAcの相関関係が認められれば歯周病患者の歯肉出血からHbAcを測定 することで糖尿病のクリニングを効率よくかつ非侵襲的に行うことが可 能となると推測される 方法 歯科診療所にて36人を対象にAcNOWプラ を用いて歯肉及び手指からの検体からHbAcを測定し 相関性を評価する ピアソンの積率相関係数分析を用いた歯肉及び手指からの検体の相関 係数は0.5であった 境界型が疑われるHbAc においては4人が対 象となり相関係数は0.69であった 総括 糖尿病および境界型患者をクリ ニングする上で使用を検討しうる相関関係が得られた 糖尿病未治療の患者 をクリニングする一助になると推測される HbAc NGSP値 I P 5 RDW 赤血球容積粒度分布幅 と動脈硬化検査の関連性 についての検討 杉山 輝明 壁谷 悠介 加藤 清恵 渥美 義大 大澤 昌也 沖杉 真理 川崎 麻紀 富田 益臣 香月 健志 及川 洋一 島田 朗 東京都済生会中央病院糖尿病内分泌内科 目的 RDWと動脈硬化検査との関連についての調査を行った 方法 006 年月から0年月に東京都済生会中央病院にて健診を受診し 動脈硬化 検査を施行した733人を抽出し RDW値で対象者を群5人 4.8±.4 群76人 6.±0.5 3群06人 6.8±0.58 の三分位に分類 年齢 性別 BMI 血圧 Hb MCV FPG HbAc TG T" CHO HDL" CHO maximt CAVI ABIに関して傾向検定 分散分析を行った RDW の上昇に伴い maximtは群.06±0.65mm 群.3±0.69mm 3群.4± 0.84mmと増加 P 0.00傾向検定 P 0.00分散分析 FPG HbAcも有 意差はないが増加 T" CHO P 0.00傾向検定 P 0.008分散分析 HDL" CHO P 0.00傾向検定 P 0.08分散分析 は減少した 総括 RDW は血管内膜肥厚を反映し 動脈硬化指標として有用である可能性が示唆さ れた HbAc NGSP値 I P 6 変異ヘモグロビンHbE血症を合併した糖尿病の一例 HbAcと血糖値との乖離から異常ヘモグロビン症と診断さ れた例 型糖尿病の治療入院例における頚動脈IMTの短期的変動 の検討 由地さやか 太田 明雄 天神 歩美 加藤 浩之 浅井 志高 永井 義男 田中 逸 聖マリアンナ医科大学代謝 内分泌内科 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院代 謝 内分泌内科 目的 型糖尿病例の頸動脈IMTの短期的変動を検討 対象と方法 当院 に週間入院した47例 入退院時に頸動脈超音波検査を施行 解析ソフト で平均IMTを算出 総頸動脈内径は内膜間距離を測定 平均IMTの変化量 より 0.mm以上増加 増加群 0.mm以上減少 減少群 0.mm未満 不変群 に分類 内径はIMT増加群では有意に減少 IMT減少群 および不変群では有意差なし 入院時臨床因子の重回帰分析ではHbAcが IMT増加量と負の相関 β " 0.37 p 0.05 IMT増加群と非増加群 減少 群 不変群 で比較すると 増加群では体重減少量 BUN減少量 Hb減少 量が有意に大であったが 平均血糖の変化量は同程度であった 結論 頸動脈IMTの短期的変化には体重や循環血液量の変化が関与している可能 性がある S 8

28 I P 7 頚動脈硬化病変 maximt における糖尿病と非糖尿病患 者の比較 内村 貴文 戸渡 智子 永田 海春 矢野美由紀 赤澤 昭一 新古賀病院臨床検査部 新古賀病院糖尿病セン 目的 動脈硬化病変は加齢に伴い進行するので 年代を区分し 糖尿病 非糖尿病の頚動脈硬化病変を比較した 方法 糖尿病患者 DM群 にお いて頚動脈エコにおいてIMTおよびプラク病変の最大径 maximt を計測し 非糖尿病群 N群 と比較した 年代を の6区分した maximtを目的変数として重回帰分析を行った DM群はN群に比べ各年代においてBMI 70歳 収縮期血圧 80歳 TG 70歳 は有意に高く HDL 80歳 は有意に低くかった プラ ク頻度 IMT maximtも各年代において有意に増加していた DM群 でmaxIMTを目的変数とした重回帰分析では加齢 高血圧 喫煙などの因 子が有意に寄与した 総括 DM群はN群に比べ各年代で頚動脈硬化病変の 発生頻度とmaxIMTが増加した 主に加齢 高血圧 喫煙などの因子が動 脈硬化促進に重要だと考えられた HbAc NGSP値 I P 8 3 矢野 正生 山門 實 五十川陽洋 三井記念病院検査部 三井記念病院総合健診セン 三井記念病院内科3 目的 脂肪肝と脂質 糖代謝の関連性を検討した 対象と方法 人間ドック受診者47名 男性966 女性45名 を対象に 常法で測定した 脂肪肝 FL 群のBMIは男性5.9 非脂肪肝 NFL 群3.5 女性7.と.9 kg! m TGは男性78と7 女性8と90 mg! dlとfl群で有意 p 0.00 に高値 HDL" Cは男性54と6 女性6と70 mg! dlとfl群で有意 p 0.00 に低下した FBGは男性と0 女性は06と93 mg! dl HbAcは男性6. と5.8 女性6.と5.7 HOMA"IRは男性.7と.5 女性.4と.3といずれも FL群で有意 p 0.00 に高値 FL群男性8名 7 女性43名 66 は75g OGTTにて耐糖能異常と判定された まとめ 脂肪肝群はBMI TGが有意に高値 HDL" Cが有意に低下した FBG HbA c HOMA"IRも有意に高値 高率に耐糖能異常を認めた 肝臓の脂肪蓄 積による脂質 糖代謝異常が示唆された HbAc NGSP値 I P 0 非糖尿病におけるヘモグロビンとヘモグロビンAcの関係 GAD抗体陽性糖尿病患者の特徴についての検討 天野 絵梨 西 勇一 平野 世紀 森 俊輔 近江 訓子 吉村久美子 次田 誠 寺田 典生 藤本 新平 高知赤十字病院内科 高知大学医学部内分泌代謝 腎臓内科学 目的 GAD抗体陽性糖尿病患者の臨床的特徴を検討した 方法 GAD抗 体陽性.5U!ml以上 糖尿病患者のうち 年齢 性別 GAD抗体価 罹 病期間 空腹時血中CPR値 f" CPR が検索可能な36例を対象とした 結 果 f" CPR.6ng! mlの例 罹病期間 6年の例ではGAD抗体が全例で5U! ml未満と低力価であった インリン依存状態 f" CPR 0.6U!ml とイン リン非依存状態 f" CPR 0.6U! ml の間で 年齢 GAD抗体価 分布お よび中央値 糖尿病罹病期間に明らかな違いは認めなかった 結論 f" CPR 高値例 罹病期間が長い例は全例GAD抗体価低値 5U! ml未満 であった インリン依存状態とインリン非依存状態とで特徴の違いは見出せな かった 今後 長期の追跡とさらなる症例の蓄積が必要である I P 4 中神 朋子 大屋 純子 笠原 督 高橋加奈子 田中 裕希 栗田 守敏 長谷川有希子 砂金 知里 山本 弥生 三浦順之助 内潟 安子 東京女子医科大学糖尿病セン 城西病院健診部 目的 貧血および糖尿病のない本人男女においてHbAcとヘモグロビン Hb の関係を検討 する 方法 対象は30歳から75歳の健診受診者33,58名 除外基準は貧血 糖尿病 腎機能障害 鉄剤 投与 肝炎治療 慢性リウマチ 膠原病 HbAcに影響を与える因子を重回帰モデルで 検討した 男女とも年齢 Body Mass Index BMI 空腹時血糖 FPG はHbAcと正の直線関係 をHbは負の直線関係を示した p 0.00 喫煙は男のみで飲酒は女のみでHbAcとそれ ぞれ正と負の関係を示した 年齢 BMI FPG 飲酒 喫煙を一定にするとHbAcはHb の上昇にともない低下し Hbが正常範囲でもHbAcは男性0. 女性0.5 の差を生じ 男女差は0"0.0 であった 総括 貧血がなくともHbAcは血糖値から独立してHb値の上昇にともない低下した Hb値は HbAcによる糖尿病診断の問題点のひとつとして考慮すべきである HbAc NGSP値 尿中Cペプチドの測定に影響する因子の解析 尿防腐剤添 加の効果の検証も含めて 鈴木公美子 齊藤 孝子 橋詰 澄夫 石田みゆき 酒井 保葉 藤澤 智巳 地方独立行政法人堺市立病院機構市立堺病院臨床検査技術科 地方独立行政法人堺 市立病院機構市立堺病院腎代謝免疫内科 目的 保存尿におけるCPRの測定に影響する因子を明らかとし さらに尿 防腐剤の効果についても検証する 方法 当院外来糖尿病患者39名の随時 尿 CPR ph 細菌数 AMY 比重を測定 A採取直後およびB冷蔵 C 室温 D防腐剤添加後室温で4時間保存後CPRを測定 CとDは A に比し 偽性低値であった 室温保存での低下率 C! A に対しpHは正 p 0.0 AMYは負 p 0.04 の相関を認め phのみ独立した有意な相関を 認めた CとD間に有意差 p 0.0 を認め この防腐剤による効果 D! C に対しC! A p 0.00 ph p 0.03 とも負の相関を認めた またCとD の測定値ついてpH 5.7未満vs 以上 の群分けと有意の交互作用 p を認めた 総括 尿中CPRの測定において 酸性尿あるいは尿AMY 高値の検体では偽性低値となるが 酸性尿では防腐剤の添加が有効である ことが示唆された I P 3 人間ドック受診者における脂肪肝と糖代謝の関連性 健診受診者を用いた空腹時血中Cペプチド値と各種背景因 子との関連性についての検討 小林 千明 中西 優子 大西 和夫 村田 和也 伊勢赤十字病院医療技術部 伊勢赤十字病院糖尿病 代謝内科 目的 院内検査への導入にあたり基準値の再評価と背景因子との関連性について分析を 行った 対象と方法 健診受診者を対象にCPRの基準値を算定した BMI 腹囲 血圧 内臓脂肪面積 脂肪肝の有無 糖尿病の家族歴 既往歴とその 他生化学項目とCPRとの関連性について検討を行った 基準値は0.56.ng! ml n 58 でCPRとの関連因子は高血圧 脂肪肝 ALT AST FBS HbAcであった VFAが多くなるほどCPRが高くなる傾向を認め BMI においても同様であった HbAc5.6 以上ではCPRは高値の傾向を示した 結語 プロインリンの交叉反応により高値となる試薬も存在し自施設で基準値を確認す る必要性がある 脂肪肝やVFAの増加でCPRは高くなりインリン抵抗性の存在が 示唆される BMI8未満ではCPRが低めの傾向を示した DM未発症の段階でもイ ンリン抵抗性が存在することが示唆された HbAc NGSP値 I P 空腹時遊離脂肪酸の測定の意義について 西井 裕 横田 直和 春 広一 伊藤 大 長野市民病院内分泌 代謝内科 目的 空腹時FFAと他の指標との関連を検討することを目的とした 対 象 入院した56名 男性33名 女性3名 の糖尿病患者を対象とした 年 齢は58.9才 HbAc8.7 BMI5.8 罹病期間は7年であった インリン 使用者は3名であった 方法 空腹時に血糖 インリン CPR FFAを 測定 食後時間に血糖 インリン CPRを測定した 随時尿中アルブミ ン HOMA" R SUIT indexと尿中cprを測定した FFAは0.6mmol! L 食前血糖37.3mg!dl 食前IRI7.4μU!ml 食前CPR.0ng!ml 食後時 間血糖06.6mg! dl 食後時間IRI38.μU! ml 食後時間CPR6.3ng! mlであっ た 尿中アルブミンは76mg! gcr HOMA" Rは.4 SUIT index49.9 尿中 CPRは76.μg!であった FFAとHOMA"Rの間にはR 0.53 p 0.0の 有意な相関が認められた その他の指標とは相関しなかった 結論 FFA はHOMA" Rと強い相関をする HbAc NGSP値 I P 9 I P 退院時複数回インリン投与を必要とした患者および 糖毒性解除後複数回投与から離脱し退院時血糖良好だった 患者の特徴の検討 板谷 美穂 今井健二郎 関根 信夫 JCHO東京新宿メディカルセン内科 東京厚生年金病院糖尿病内分泌内科 目的 複数回インリン投与が必要な患者の特徴を検討する 方法 複数回注射で退院した例 A群 と回注射か注射なしで退院した3 例 B群 糖毒性解除目的に複数回投与を行った36例中これを離脱し退院 時血糖良好であった8例 C群 と残りの8例 D群 で年齢 BMI HbA c CPR index 尿中CPR 入院翌の食事負荷試験のΔBG60 ΔBG 0 ΔCPR60 ΔCPR0を比較する Δは食後60 0分と空腹時の値の 差 A B群では尿中CPR ΔBG60 ΔBG0 ΔCPR60 ΔCPR 0 C D群ではΔCPR60 0で有意差 p 0.05 を認めた 結論 食 後血糖上昇が大きく追加インリン分泌が少なく一の総インリン分泌 量が少ない例で退院時も複数回投与が必要となりやすく 入院当初糖毒性 解除のために複数回投与を行っても追加インリン分泌能が比較的残存 している例では離脱に成功しやすい HbAc NGSP値 S 83

29 I P 5 Serum ferritin level is higher in poorly controlled diabetic patients and non! diabetic subjects aged over 55 years Baigalmaa Batchuluun 松股 孝 Battsetseg Batchuluun Narnygerel Erdenebileg3 Gereltsetseg Tsagaantsooj3 Khishigjargal Boldbaatar3 Altaisaikhan Khasag3 井口登與志4 高柳 涼一 Department of Internal Medicine and Bioregulatory Science, Kyushu University Saiseikai Yahata General Hospital, Kita!Kyushu, Japan Health Sciences University of Mongolia3 Innovation Center for Medical Redox Navigation, Kyushu University, Fukuoka, Japan4 Iron overload is associated with organ damage and inflammation. We aimed to evaluate serum ferritin levels in Mongolian subjects with and without diabetes. Methods Patients with type diabetes n 99 and non" diabetic subjects n 99 underwent physical examination and fasting blood tests fasting blood glucose, HbAc, serum ferritin, C reactive protein, ASAT, ALAT. Results Serum ferritin level was higher in diabetic patients compared to non"diabetic individuals with a significant difference in female groups 34.6±67.ng!ml and 59.±36.8ng! ml respectively, p It was further increased significantly in the female group whose HbAc is higher than 7.0. We also found that non" diabetic people, aged over 55 years were at risk of increased serum ferritin level. Conclusion Poorly controlled diabetic patients and non"diabetic people at age of over 55 years old are likely to be at a higher risk to develop hyperferritinemia. I P 6 Experiences in promoting the quality of caring diabetics at a medical center in Taiwan Kai!Pei Huang Jing! Jia Lin Wen! Yen Ruo Li! Ching Wu Department of Pathology, Chi!Mei Medical Center, Tainan, Taiwan To take good care of the patients with diabetes, we are always devoted to giving reliable and rapid reports to clinicians. In our lab, our efforts include three dimensions Firstly, we compare two A c analyzing methods ion"exchange HPLC and affinity HPLC. We find the interference of Hb variants and that of thalassemia exist in ion"exchange HPLC. However, no interference is found on both methods in hemodialysis group. Secondly, we use the latest affinity HPLC analyzer to shorten A c turnaround time to 66 seconds. Meanwhile, we just use fingerstick blood to prepare hemolysate in analyzing Ac. What we want to do is give the real time Ac results and spare the patients the pain of blood draw. Thirdly, we build up an information system which comprises the time record of blood transfusion and the history data of Ac, blood sugar and Hb. A medical technologist can use them to verify an A c report on which he or she can comment to alert possible interferences. I P 7 型糖尿病患者において残存歯数は認知機能低下に関与す る 塚田 幸絵 高橋 寿弥 南 太一 中口 裕達 角田 哲治 佐々木真由子 太田 信介 山田 昌代 国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院代謝内分泌内科 国家公務員共済組合連 合会横浜栄共済病院歯科口腔外科 目的 型糖尿病患者における歯周病と認知機能について検討 方法 対 象は明らかな認知症のない当院教育入院の型糖尿病患者69名 年齢68±0 歳 BMI 5.3±3.4 HbAc 9.4±.3 認知機能はMMSE HDS" Rで評価 残存歯数 歯周ケットの深さ EPP 出血歯数 動揺度を評価し比較 MMSE 7±3点 HDS" R 7±3点 残存歯数±7本 " 8本 EPP 3.6±.mm 出血歯数±8本であり 全例歯周病を合併 歯周病指標では 残存歯数のみMMSE HDS" R得点と正の相関 p 0.05 残存歯0本以上43 例 6 は9本以下例と比較し MMSEで傾向のみに対し HDS"Rでは 有意に高得点 8± vs 6±点 p 0.05 血中CPR.9 vs.7 ng! ml 尿中CPR CVR" Rにおいても有意に高値 各p 0.05 結論 明らかな認 知症のない型糖尿病患者において 残存歯数がMMSE HDS"R得点と正 相関し 認知機能低下に関与する HbAc NGSP値 I P 8 糖尿病教育入院パにおける歯周病検査結果からの報告 報 中澤 正絵 角川 智子 清野 浩昭 島内 英俊3 医療法人盟陽会富谷中央病院歯科 医療法人盟陽会富谷中央病院内科 東北大学大 学院歯学研究科歯内歯周治療学分野3 背景 当院での糖尿病教育入院患者における歯周病検査結果と咀嚼機能に ついて検討したので報告する 方法 0年月以降当院に教育入院した 糖尿病患者のうち 有歯顎者35名のHbAc 残存歯数 地域歯周疾患指数 CPI 口腔清掃状態指数 PCR ブドウ糖入りグミを用いて咀嚼機能を 調べた 被験者平均年齢55.46歳 平均HbAc0.06 平均残歯数4.63 本 重度歯周病罹患率が高く 口腔衛生状態は著しく不良であった 咀嚼 機能検査値は標準より低かった 考察 歯周病の進行による歯牙欠損と動 揺が咀嚼能に関連すると考えられた 十分な咀嚼が出来ないと軟らかい食 物を丸呑み 早食いする食習慣を助長し 食後の血糖コントロルに影響 を及ぼすと考えられる 結論 医科歯科連携を通じ 歯周病のみならず咀 嚼機能についても評価していくことが必要と示唆された HbAc NGSP値 I P 9 糖尿病患者の歯周病への意識調査と口腔内環境 伊藤 清子 田中 麻理 池田 望美 根本 暁子 長岩 好美 深瀬 華苗 正浩3 鈴木 正子 吹田 絹恵 田中 美香 鈴木 初美 尾本 貴志3 篠 西尾 真也3 安徳 進一3 阿部眞理子3 三舩 瑞夫3 当金美智子3 伊藤 裕之3 社会福祉法人仁生社江戸川病院看護部 メディカルプラザ江戸川 社会福祉法人仁生社江戸 川病院糖尿病 代謝 腎臓内科3 目的と方法 型糖尿病患者53例 66±歳 男性60 HbAc7.3±.3 罹病 年数4±0年 を対象とし 歯周病への意識と口腔内環境の現状をアンケト調査 した 90 が 糖尿病の怖さを知っている 57 が 糖尿病患者に歯周病が多い ことを知っている と回答したが 糖尿病治療により歯周病が改善することを知っ ていた例は38 歯周病治療により糖尿病が改善することを知っていた例は8 で あった 歯周病のクリニング項目として 起床時に口の中がねばねばする 口 臭 歯の間にものがはさまる 歯肉出血 歯がぐらつく 症状をつ以上満たす 例は8 であった 歯磨き3回以上は7 に留まり 喫煙者6 歯科通院中は8 であった 結論 糖尿病患者における 糖尿病と歯周病の関係についての認識は不十分であり 積極的な歯科治療が行われていない可能性が考えられた HbAc NGSP値 I P 30 糖尿病患者における歯周病と喫煙の関係について 向井田英明 葛西 伸彦 向 豪史3 中山 宏祥4 中園 誠5 向井田胃腸科内科医院 八戸市立市民病院内分泌糖尿病内科 青森労災病院健診 部3 中山内科医院4 中園内科クリニック5 目的 糖尿病患者の喫煙と歯周病との関係について検討 対象ならびに 方法 当院通院糖尿病患者376名 非糖尿病患者00名を喫煙群 非喫煙 群に分け歯周病について検討 歯周病の推定は歯周病チェックリト 森 山貴史 を用いた 推定現在歯数0本以上の糖尿病患者03名を非喫煙 群 過去喫煙群 喫煙群に分け歯周病について検討 過去喫煙群 喫煙群 は喫煙本数 喫煙期間でも検討 チェクリト点数は糖尿病患 者では喫煙群が非喫煙群に比し有意に高く 喫煙は歯周病の危険因子と考 えられたが 非糖尿病患者では両群間で差を認めなかった チェックリ ト点数は喫煙群で非喫煙群 過去喫煙群に比し有意に髙く 全体でみれ ば過去喫煙は歯周病の危険因子とは言えなかったが 過去喫煙群の喫煙本 数 喫煙期間の検討では程度が大きければ過去喫煙は危険因子となる可能 性が考えられた I P 3 3泊4教育パ入院における糖尿病患者の歯周病合併状 況と療養指導内容の検証 片桐美奈子 渡会 敦子 加藤 宏一3 神谷 英紀 加藤 義郎 里奈 安藤 敏仁 近藤 正樹 内藤 恵奈 佐藤 沙未 林 石川 貴大 山田祐一郎 小島 智花 杉浦有加子 加藤 典子4 木村 優子4 風岡 宜暁4 中村 二郎 愛知医科大学病院看護部 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科 愛知学院大学薬 学部医療薬学科薬物治療学講座3 愛知医科大学病院歯科口腔外科4 目的 糖尿病 DM パ入院患者の歯周病合併状況 療養指導内容と今後の 課題を検討 方法 口腔外科での歯周病状況 ケア指導内容を診療記録より調 査 歯周病なし! 軽度の軽症群 中等度!重度の重症群の群で検討 DM療養指 導を行う看護師0名にアンケトを実施 患者76名 58歳 HbAc8.3 のうち歯周病合併者96. 重症群54.0 軽症群46.0 指導内容はブラッシ ング法 口腔清掃補助具や歯ブラシの選択 禁煙指導が多かった 空腹時血糖 は軽症群より重症群で高く 7 vs. 38mg!dl p 0.07 かかりつけ歯科有 は軽症群 68.6 より重症群 43.9 で少なかった p 0.03 看護師アン ケトから現在の歯周病療養指導が不十分である実態も明らかとなった 考 察 歯周病予防には 個々に合わせた療養指導と医科歯科連携 チム医療強 化 歯周病指導内容の充実が今後の課題である HbAc NGSP値 I P 3 糖尿病患者の歯科受診および歯磨きの実態と経年的変化 貴志 明生 岡本 拓也 長谷川雅昭 上古 眞理 鹿野 勉 紀田 康雄 前川 聡3 二岡本総合病院糖尿病内科 二岡本総合病院内科 滋賀医科大学糖尿病腎臓神 経内科3 目的 糖尿病患者の歯科受診と歯磨きの実態の解明 方法 48名に歯科定期受診の有無 歯磨き回数と質を問診 年齢 糖尿病罹病期間 HbAcの平均はそれぞれ67.5±0.8歳.± 9.年 7.±. であった 歯磨き回数および質は ともに歯科定期受診有 り群で有意に良好であった ともにp 0.0 定期受診有りの症例は009 年7 0年35 03年47 と有意に増加していた p 0.0 平均 歯磨き回数も009年の.76±0.75回に比し 03年では.93±0.75回と有意 に増加していた p 0.05 一方 現在歯数4本以下の症例は.0 を占め 脳心血管疾患既往歴を有する割合が有意に多かった p 0.0 考察 当院には歯科併設はないが内科からの説明により 歯科受診および 歯磨き回数は経年的に改善していた しかし喪失歯や動脈硬化進展の予防 には歯周病対策の更なる向上が必要あろう HbAc NGSP値 S 84

30 I P 33 糖尿病と歯周病医科歯科連携焼津市の取り組み アンケ ト調査成績を踏まえて 井村 満男 井上 達秀 篠原 彰 永田 公一3 甲賀 新4 岡本内科医院 静岡県糖尿病対策推進会議 焼津市歯科医師会3 焼津市医師会4 目的 歯周病 P と糖尿病 D に関する焼津市における医科歯科連携 の取り組みとアンケト調査成績について報告する 方法 平成5年0月 3に回目の医科歯科連携講演会を開催 事前に患者 3名 歯科医 師 34名回収率76 医師 43名回収率66 に0項目のアンケト調査 を施行 点数方式で実行力 理解力が高いほど高得点とした 成績 アン ケトではPとDの関連性を知っているが患者 歯科医師 医師で 患者で歯磨きの回数と時間は少ない人が70 歯科医師で患 者に血糖コントロル状況を聞くが6 医師でPが6番目の合併症であるこ とを知っているが8 総合点は患者 歯科医師 医師がそれぞれ9.8! 3 7.3!0 4.3!0点であった 結論 今後の医科歯科連携の重要性と継続 性が確認された I P 34 当院外来型糖尿病男性患者における喫煙と尿酸 糖尿病 合併症との関係 稗島 州雄 杉山 正悟 池田亜須香 吉田 陽 栗並 昇 鈴木 知子 宮本 文夫 梶原 敬三 陣内 冨男 陣内 秀昭 医療法人社団陣内会陣内病院 目的 型糖尿病男性患者において喫煙状態と高尿酸血症 HU の有無で 分類した際の各種合併症の罹患率を解析する 方法 当院通院中の70歳未満の型糖尿病男性患者43例 非喫煙者7例 A群 3年以上禁煙の過去喫煙者4例 B群 現在喫煙者55例 C群 を対象とし 各種合併症を群間で比較した A B C各群のHU合併率はそれぞれ で有意 差なし 高血圧症はHU " でA44. に対し B64.7 C6.3 HU でA60.0 B77.3 C94. と増加した 高LDL" C血症はHU " では群 間に有意差はなく HU でA53.3 B3.8 C7.6 と低下 心血 管疾患はCでHU ". HU 7.6 で両群間のオッズ比は9.6倍で 有意差あり 総括 型糖尿病男性喫煙者のHU合併例では 非喫煙者に比し 高LDL"C 血症は減るものの 高血圧症および心血管疾患が増大する可能性がある I P 35 I P 38 濱本 博美 藪下 和久 坂口 孝作 福山市民病院内科 症例 0代女性 03年0月初めから急に過食 過飲となった 同月 顔面紅潮と腹痛 嘔気が出現し 投薬を受けるも症状が悪化した 近医CT 検査で胸骨から心膜間にfree airを認め 上部消化管穿孔の疑いで紹介とな る 来院時CJS 0 PH 6.9 血糖37 mg! dl HbAc 4.0 と高値のため糖 尿病ケトアシドシと診断した 右側腹部に圧痛を認めたが器質的異常 を指摘できず 補液及びインリン療法にて改善を認め やがてfree airも 消失した 糖尿病は抗GAD抗体303 U!ml 空腹時Cペプチド0.7ng!mlで A型であった 考察 糖尿病ケトアシドシと縦隔気腫の合併はHamman症候群と呼ば れ 近年報告例が増加している 腹部症状を伴い消化管穿孔との鑑別を要 すため 診断には注意が必要である 縦隔気腫を合併した急性腹症は糖尿 病ケトアシドシも念頭に置いて診療する必要がある HbAc NGSP値 インリン SU剤による厳格な血糖降下治療に伴う夜間 頻尿 門野真由子 中西 尚子 浅野 麻衣 山崎 真裕 福井 道明 長谷川剛二 中村 直登 綾部市立病院内科 京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学 目的 糖尿病患者の血糖コントロルの夜間頻尿に及ぼす影響について検 討 方法 外来通院中384名 平均年齢65.3 前立腺膀胱関連疾患治療中 血清CRE.0mg!dl除外 の型糖尿病患者の一週間夜間尿頻度を及ぼす因子を順序ロジ ティック法で検討 また血糖を3群に分け HbAc 6.6 L 群 6.6 HbAc 7.6 M群 7.6 HbAc H群 インリン IN 及びSU 剤 SU との交互作用を検討 男性 年齢l log 尿中malb量 が夜間尿頻度に正オッズをHbAcは 負オッズを有す M群とIN使用が L群とSU使用が交互作用をもって夜間尿 頻度増加に寄与 L M H群の3群間の差及び治療方法 IN使用かSU使用 自身は寄与せず 考察 型糖尿病患者にHbAc低値が夜間頻尿のリクであった SU剤 イ ンリンによる厳格な血糖コントロルが夜間頻尿のリクを増大させる可 能性がある HbAc NGSP値 糖尿病を合併した突発性難聴の患者背景および治療につい ての検討 西森 栄太 堀込 充章 仲 元司 佐久市立国保浅間総合病院内科 糖尿病科 目的 糖尿病合併突発性難聴の発症と改善に関する因子 およびテロイ ド治療における血糖管理の検討 方法 0年4月から03年9月までに入院した糖尿病合併突発性難聴患者 を後ろ向きに解析した テロイド治療におけるインリン療法を検討し た 結果 考察 患者総数87名 糖尿病合併3名 糖尿病合併の有無では糖尿 病合併の年齢が有意に高かった 糖尿病合併例では難聴重症度と聴力回復 度に関して 年齢 HbAc 糖尿病罹病期間に明らかな相関は認められな かったが 罹病期間長期で難聴重症度および聴力回復度の悪化傾向が認め られた テロイド治療ではハイミック二相性インリンでより良好な 血糖管理が得られた 結語 糖尿病合併突発性難聴では発症および治療効果において糖尿病罹病 期間の関与が示唆された テロイド治療ではハイミック二相性イン リンの有用性が示唆された HbAc NGSP値 I P 40 Hamman症候群を合併した急性発症型糖尿病の例 うつ病合併糖尿病患者の血糖コントロルについて 松林 直 高橋 弘幸 杉本 薫 原 健 松本 修一 福岡徳洲会病院心療内科 福岡徳洲会病院肝臓内科 目的 方法 結果 連続した外来通院中の糖尿病患者44名 型0名 型34名 男93名 女5名 年齢65.0±.0歳 糖尿病罹病期間5.5±9.9年 BMI 3.8±3.8kg! m にベックうつ病調査票 BDI を実施した BDI 6 をうつ病と診断し うつ病の有無でHbAcを比較した D群3名.0 で 008年の調査とほぼ同じ割合であったが 008年と異なり D群とND 群のHbAcに差はみられなかった D群7.3±. ND群7.3±.0 抗う つ薬使用の割合はD群5.0 ND群とD群で多くみられた X p DPP" IV阻害薬使用の割合はD群55.3 ND群50.0 と差はみられ なかった X 0.88 p 結語 D群はこれまで血糖コントロ ル不良と言われていたが DPP" IV阻害薬の時代に入り D群とND群のHbA cに差がなくなり 新たな局面に入ったことが確認できた HbAc NGSP値 I P 39 リウマチ性多発筋痛症を合併した型糖尿病の3例 塩 宏 鳥取赤十字病院検査 過去5年間にリウマチ性多発筋痛症合併型糖尿病の3例を経験したので報 告する 症例は46歳 女性 両首 肩関節痛 発熱あり 赤沈0mm! hr CRP.mg!dl RA " 筋酵素上昇なし PSL0mg!投与で症状は消 失した 網膜症 腎症あり DMは悪化 症例は64歳 男性 両首 肩関 節痛 大腿部痛発熱あり 赤沈30mm! hr CRP 3.mg! dl RA " ANF 60倍 筋酵素上昇なし PSL 5mg!投与で症状は消失したが DMは悪 化 症例3は6歳 男性 両側上腕 大腿部疼痛と朝のこわばりあり 発熱 なし 赤沈3mm! hr CRP 8.5mg! dl RA " 筋酵素上昇なし PSL 0 mg! 投与で症状は消失した 網膜症 腎症あり DMは悪化 リウマチ性 多発筋痛症は高齢者に好発する疾患であり 糖尿病患者においても注意す べき合併症の一つとして考えられる HbAc JDS値 I P 36 I P 37 糖尿病患者の味覚低下と食事摂取量の関連 鈴木 純子 柴田 広海 梶原みゆき 吉田 和博 高橋 和子3 天使大学看護栄養学部栄養学科 医療法人母恋天使病院糖尿病 甲状腺科 医療法 人社団高橋内科医院3 目的 糖尿病で多い味覚低下と 食欲不振に関する報告は無い 糖尿病患 者の味覚低下と食欲 食事摂取量の関連を明らかにする 方法 早朝空腹時に各検査と調査を行った 味覚検査は濾紙ディク法と 全口腔法を用いた 簡易型自記式食事歴法質問票調査 食欲調査 血液検 査 身体計測を行った 各パラメの相関の解析と 味覚低下群 男7 名 女名! 平均年齢 75.±7.7 と非低下群 男5名 女5名! 平均年齢 67.± 9.9 の群比較を行った レプチンと食欲に有意ではない負の相関 r "0.433 が レプチ ンと味覚に有意ではない弱い相関 r がみられた 味覚低下群の 空腹感は有意に p 低いが 食事摂取量において群間に差は無かっ た 考察 糖尿病患者の味覚低下群ではレプチンが高値で 食欲が低下してい たにもかかわらず食事摂取量は低下していなかった S 85

31 I P 4 I P 45 型糖尿病患者における睡眠障害の検討 中口 裕達 角田 哲治 南 太一 佐々木真由子 山田 昌代 寺内 康夫 国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院代謝内分泌内科 横浜市立大学大学院医 学研究科分子内分泌 糖尿病内科学 目的 糖尿病患者の睡眠障害について評価 方法 対象は型糖尿病外来 患者340例 平均年齢68.9歳 BMI 4.3 HbAc 7.0 ピッツバグ質問 票 PSQI を用いて検討 PSQI得点5.3±3.0点 PSQI 6点以上の睡 眠障害ありは3例 38.8 存在 HbAcは 睡眠7.4時間で最も低値を示 し R p 0.05 就寝時刻 意欲低下コアと正の相関あり 各p 0.05 睡眠時間は BMI r " 0.9 egfr r " 0.0 ABI r " 0.6 CAVI r 0.9 と関係 各p 0.05 BMI高値ほど 入眠困難 夜間の息 苦しさ 睡眠の質低下あり 各p 0.05 睡眠障害例では 有意にBMI高 値 意欲低下コア高値 入眠困難 脳血管障害 神経障害を多く認めた 結論 型糖尿病患者において 睡眠時間 就寝時刻 意欲低下が血糖コ ントロルと関係 BMI高値 意欲低下 入眠困難 脳血管障害 神経障 害合併例で 睡眠障害を来す HbAc NGSP値 I P 4 型糖尿病患者における睡眠時無呼吸症候群との関連因子 の検討 大野 光代 吉原 友明 渡辺 妙子 久保田里英 野川 深雪 鈴木 孝典 敦3 植木 彬夫4 伊藤 禄郎 大野 総合新川橋病院糖尿病代謝内科 東京医科大学病院糖尿病 代謝 内分泌内科!総合新川橋病院糖尿病 代謝内科 東京医科大学八王子医療セン糖尿病 内分泌 代謝内科!総合新川橋病院糖尿病代謝内 科3 東京医科大学八王子医療セン医療情報室!総合新川橋病院糖尿病代謝内科4 目的 型糖尿病では 既報から睡眠時無呼吸症候群 SAS 合併率は30 60 と考えられている 当院に教育入院した血糖管理不良患者での罹病割合について実態を知るため検討を行った 方法 未診断患者 平均HbAc9.9 年齢60歳 BMI 6 女性7 を対象に 簡易SAS検査で 無呼吸低呼吸指数 AHI を評価した 各項目についてSAS重症度との相関分析を行った 9人の平均AHIは5.6±3.でAHI 5は であった 重症度と 体重 BMIに弱い相関 HOMA" Rに有意な正の相関を認めた 結語 本研究での高率なSAS合併はコントロル不良患者を対象としたためと考えられた コント ロル不良の型糖尿病患者では高率に睡眠呼吸障害をきたしており積極的にクリニン グを行うことが必要であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 43 異なる臨床経過を示した肥満低喚気症候群の高齢女性型 糖尿病の症例 牛腸 直樹 岡田 千穂 青木 絵麻 大村 和規 平嶋 勇士 田中 秀樹 鈴木奈津子 大森 安恵 海老名総合病院糖尿病セン 症例 80歳 女性 型糖尿病インリン治療中 原因不明の浮腫 胸水 貯留のため約年の間に3回入退院を繰り返した 3回入院時II型呼吸不全 を呈し 心エコで右心負荷 肺高血圧症所見が出現 夜間就眠時SpO低 下より睡眠時無呼吸症候群を疑いアプノモニを施行 同症の診断基準 を満たしCPAP導入後 呼吸不全とともに血糖コントロルも改善 症例 79歳 女性 型糖尿病内服加療中 急性腸炎のため入院 3病 朝より傾眠が出現し 動脈血液ガ分析でII型呼吸不全を認めた 検査 結果より肥満低換気症候群による急性呼吸不全と診断しNPPV開始 呼吸 不全は改善し 夜間NPPVを継続 退院後 体重減少とともに血糖コント ロルも改善 結語 肥満低喚気症候群は糖尿病の増悪因子となるだけでなく高い死亡率 を伴うため 肥満糖尿病では積極的に同症を疑い早期発見 治療を行うこ とが望まれる HbAc NGSP値 I P 44 藤田 洋平 濱野 高行 清水彩洋子3 片岡隆太郎3 藤木 典隆3 畑 聖弘3 椿原 美治 馬屋原 豊3 大阪府立急性期 総合医療セン糖尿病代謝内科 大阪大学大学院医学系研究科腎 疾患統合医療学 大阪府立急性期 総合医療セン3 目的 腎機能正常域にある軽症の糖尿病腎症患者において腎性貧血が生じる 可能性の有無を検討する 方法 対象は当科外来受診中の糖尿病患者64例 egfrとhbの関連および 尿蛋白と貧血の有無との関連を統計学的に解析した HbとeGFRの関連は線形でなくrestricted cubic spline modelで評価し た結果 男性でeGFR75 女性でeGFR80前後で頂上となる 逆さJ字 の関連 となった 貧血の有無に関して多変量ロジティック回帰を施行すると オッ ズ比は尿蛋白が多いほど増え 尿蛋白3 はeGFRとは独立した有意なリク 因子となった egfr 60の3例で解析しても尿蛋白が多いほど貧血を呈す る患者の割合は増えた 考察 Hbと尿蛋白とのテップワイズな関連から腎機能が正常でも尿蛋白 が増えると増加する貧血は腎性貧血である可能性が高いと考えられ 尿蛋白 による間質障害の関与が推察された HbAc NGSP値 I P 46 壁谷 悠介 加藤 清恵 渥美 義大 大澤 昌也 杉山 輝明 沖杉 真理 川崎 麻紀 富田 益臣 香月 健志 及川 洋一 島田 朗 東京都済生会中央病院内科 目的 血糖コントロルの指標と肺機能の関連を調査した 方法 008年から年に済生会中央病院にて健診を受診した5人の成人 男性を対象とし横断的に血糖コントロルの指標 空腹時血糖値 HbAc 値 糖尿病の有無と肺機能検秒量との関連を調査し線形回帰にて年齢 BMI ウエト! ヒップ比 喫煙 高血圧 白血球数で調整を行った 空腹時血糖値09mg! dl以下と比較し 血糖値が0" 9mg! dl 0" 9mg!dl 30mg!dl以上の参加者は秒量が4ml 36ml 3ml低い値と なった 傾向検定p 0.00 HbAcは5.9 以下と比較し 6.0" " 以上の参加者は秒量が80ml 9ml 36ml低い値となった 傾向検 定p 0.00 糖尿病者は非糖尿病者と比較し 秒量が08ml低い値かった p 0.00 総括 成人男性にて肺機能は血糖コントロルの指標と負の関連を認め た HbAc NGSP値 血管内皮前駆細胞は糖尿病性腎症の進展を抑制できるのか 青木 厚 村田 美保 山田 穂高 吉田 昌史 浅野 智子 生駒 亜希 草鹿 育代 豊島 秀男 加計 正文 石川 三衛 自治医科大学附属さいたま医療セン内分泌代謝科 目的 糖尿病腎症進展における血管内皮前駆細胞 EPC 動員と腎機能と の関係を調べるために 糖尿病腎症の病期におけるEPC数 EPC数 が5年間に渡るeGFRの変化に影響を与えるのか 3 egfrにより急性運動 負荷に対するEPC動員に差異がみられるかについて検討した 方法 型糖 尿病患者60例で 男性53例 女性7例で 年齢は64.9±8.4歳であった 急性 運動負荷は心肺運動負荷試験を行い その前後におけるEPC数を測定した EPC数は病期間で有意差はみられなかった 患者をEPC数 で群化し その後5年間のeGFRの変化を検討したが両群間における差異は 認めなかった 3 急性運動負荷によるEPCの動員は 腎機能eGFR 60 ml! min!.73mで群化して評価した egfr 60以上の群 N 46 では EPC 数は有意に上昇したが egfr 60 ml! min!.73m未満の群 N 9 では有 意の変化はみられなかった I P 47 高感度CRPはアルブミン尿進展の独立した危険因子である Diabetes Distress and Care Registry at Tenri DDCRT 7 林野 泰明 幡地佑有子 桒田 博仁 飯降 直男 古家 美幸 北谷 真子 増谷 剛 石井 均 辻井 悟 天理よろづ相談所病院内分泌内科 奈良県立医科大学糖尿病学講座 目的 型糖尿病患 者 に お け る 高 感 度 CRP HS "CRP と ア ル ブ ミ ン 尿 UACR について検討する 方法 対象は天理コホト研究に登録された型糖尿病患者3035名 UACR が30mg!gCr未満から30mg!gCr以上を発症 30以上300mg!gCr未満から300 mg!gcr以上を進展と定義した 観察期間の中央値は343 HS"CRPの"4四分位におけるUACRの 中央値は各々 mg!gCrであった p for trend 0.00 HS"CRPの"4四分位におけるUACR発症に関する多変量調整後のハザド 比 95 CI は to.96 p to.6 p to.84 p 0.00 であり 統計学的に有意な関連を認めた HS" CRPとACR進展との間には有意な関連を認めなかった p 0.94 総括 型糖尿病患者では HS"CRPが高い程UACRの発症率が高いが UACR の進展には関連していないことが明らかになった HbAc NGSP値 I P 48 血糖コントロルと肺機能の関連 腎機能正常域にある早期糖尿病腎症における腎性貧血の可 能性の検討 型糖尿病における血糖 血圧 LDL管理目標達成数とア テロム硬化と腎機能保持の関係 竹之内明子 鹿住 敏 坪井 彩加3 寺澤 真由 武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科 名谷病院 武庫川女子大学院食物栄養 学専攻3 目的 HbAc 血圧とLDLコレテロルの管理目標達成数とアテロム 硬化 腎機能の変化との関係を型糖尿病において検討した 方法 5.4年 間追跡した型糖尿病患者68名 6歳 糖尿病罹病期間0年 で頸動脈IMT 尿アルブミンを測定し 推算糸球体濾過量と年次変化率 ΔeGFR を算出 した 結果 目標達成数が増加するとIMT値とA以上の頻度は低下した LDLと血圧の目標達成者のIMT値は未達成者より低かったが血糖目標達成 の有無で差はなかった 血糖と血圧の目標達成者のA以上の頻度は未達成 者より低かったがLDL目標達成の有無で差はなかった G3以下の頻度と ΔeGFRは管理目標の達成の有無とその数により差は無かった 結論 型 糖尿病では血圧 血糖 LDLはGFRよりアテロム硬化と蛋白尿に対して 強く影響する可能性が示唆された HbAc NGSP値 S 86

32 I P 49 プロテインSトランジェニックマウにおける腎症の進 展と抗炎症作用の解析 矢野 裕 安間 太郎 岡野 優子 竹下 敦郎 橋本 礼 堀田 康広 坂本 正子 上村 明 大西 悠紀 鈴木 俊成 林 豊美 古田 範子 Gabazza Esteban 竹井 謙之3 住田 安弘4 三重大学医学部附属病院糖尿病 内分泌内科 三重大学大学院医学系研究科免疫学 三重大学医学部附属病院消化器肝臓内科3 四市羽津医療セン4 目的 プロテインS PS は肝臓でビミンK依存性に産生される蛋白で TAM受容体を介して抗炎症 抗アトシ作用を発揮することが報告さ れてきた 今回PSトランジェニック PS"T マウを用いて片腎を摘除 しトレプトゾトシン STZ により糖尿病状態とし 腎症との関係を検討 した 方法 6"8週のマウを用い 片腎摘出4週間後にSTZにより糖尿病状態と し その8週間後に検討を行った WT!STZ 片腎を摘出しSTZ投与した野 生型マウ PS" T! STZ群 野生型マウと同様の処置をしたPS" Tマウ WT!STZ群に比較しPS"T!STZ群では 腎組織抽出液のハイドロキ シプロリンとMCP" は低下し 組織学的にも改善が認められた 総括 PS" Tマウにおいて抗炎症作用と腎症の進展抑制が認められた I P 50 糖尿病患者において軽度心障害が腎障害進行に関係する 肥塚 諒 槇野 久士 菱田 藍 橡谷 真由 大畑 洋子 玉那覇民子 岸本 一郎 国立循環器病研究セン代謝内科 目的 糖尿病患者において心機能障害が腎障害進行のリク因子であるか を明らかにするため 血中BNPレベルと腎障害進行の関係性について後ろ 向きに検討した 方法 000年8月"00年4月までに当院に入院し 入院時に腎機能が保持 されていた398名 平均年齢64.3歳 男!女 77! を対象にBNPレベル と腎イベント発症 血清Cr値.5倍化 との関連を解析した BNPカットオ フ値.ng! ml はYouden Indexを用いて計算した 平均観察期間は5.4年で イベント発症数は398例中例であった BNP高値群. で有意に腎イベント発症が多かった この結果は多 変量解析を行っても有意差を認めた Hazard ratio CI.9".90 P 結語 糖尿病患者の腎イベント発症にBNP高値が関与しており 糖尿病患 者において軽度の心機能障害が腎障害進行に関与していることが示唆され た HbAc NGSP値 I P 5 レベラトロルはメサンギウム細胞において増殖能を正 常化する I P 53 糖尿病性腎症とオキシテロル ヒトメサンギウム細胞 障害と小胞体トレ 石原 典子 番 典子 川名 秀俊 南雲 彩子 永山 大二 大平 征宏 遠藤 渓 齋木 厚人 鈴木佐和子 田中 知明 龍野 一郎 東邦大学医学部内科学講座糖尿病代謝内分泌分野 佐倉 千葉大学大学院医学研 究院細胞治療内科学 背景 糖尿病患者で血中のコレテロル酸化物 オキシテロル の 濃度は高く 糖尿病性腎症の病態形成に関わる可能性がある 目的 オキ シテロルの代表産物7ケトコレテロル 7KCHO によるヒトメサ ンジウム細胞の細胞障害機構での小胞体 ER トレの役割を検討する 方法 細胞内ROS アトシはFACSを ERトレシグナル下流遺 伝子の発現を定量的RT"PCR法を用いて検討した 7KCHOは濃度 依存性に細胞内ROSの上昇およびアトシを誘導した それと同時に GADD34 GRP78 acute phase 発現が大きく上昇し 一方GRP94 late phase 発現は弱かった 結語 7KCHOがERトレ経路活性化に関与 することが示唆された I P 54 Correlation of spot protein!creatinine ratio with 4!hour urine protein to predict proteinuria in diabetic patients Binod k Yadav, Pramod Shrestha Raj Kumar Yadav3 Bibek Poudel4 Ram vinod Mahato5 Bharat Jha Biomedical research Institute, Chonbuk National University Medical School, Jeonju, South Korea Biochemistry, Institute of Medicine Gandaki Medical College,Pokhara3 Manipal Medical college,pokhara4 Central Campus of Technology, Dharan, Nepal5 Objective Proteinuria is a well known independent risk factor for cardiovascular and renal disease in diabetic patients with or without hypertension.4" hour urine protein is cumbersome, inconvenient and often difficult to collect accurately. Because the excretion of creatinine and protein is reasonably constant,we designed this study to show local proof regarding the correlation of spot urine protein! creatinine P! C with 4" hour urine protein which can be further used as a marker of proteinuria as routine work. Method A total 70 patients and 30 controls were recruited in this study. Urine dipstick test and the Protein! creatinine ratio in spot urine were compared to the 4"hour urine protein. Result Spot urine Protein to creatinine ratio correlated well with 4"hour urine protein excretion r 0.8, p 0.05 Conclusion The Spot urine P!C can be used as an alternative technique to 4 hour urine protein excretion which is more convenient and reliable for the assessment of proteinuria. I P 55 生活習慣病におけるアルブミン尿の実態 鈴木 國弘 手塚 温美 城島 輝雄 友常 孝則 麻生 好正 笠井貴久男 獨協医科大学内分泌代謝内科 石橋総合病院内科 背景 目的 マウメサンギウム細胞株を用いて レベラトロルが正常なメサンギウム細胞 の増殖能に与える効果を検討した 方法 形態的に安定したマウメサンギウム細胞株 SV40MES3を用いて検討を行った 増殖能の評価はCell scratch assay法とreal Time Cell Analyzerを用いて評価した 活性酸素の発現はCM" HDCFDAを用いて測定し TGF"βとMn"SODのmRNA発 現はRT" PCRを用いて測定した レベラトロルはAngiotensinII ATII で障害された細胞増殖能を正常化し 活 性酸素の上昇も有意に阻害した ATIIで上昇したTGF"βのmRNA発現を低下さ せ Mn" SODの発現も改善させた レベラトロルがTGF"β!PI3!Akt pathway への関与が示唆された 結論 レベラトロルはメサンギウム細胞の増殖能にTGF"β!PI3!Akt pathwayを介し て関与している可能性が考えられた I P 5 AGE! コレテロル! 凝集ンパク質によるメサンギウム 細胞での前炎症性サイトカイン産生の増加 永松 正 水野 智博 奥村由美香 高木香葉子 寺尾 勇紀 佐合 健太 平澤 康史 名城大学薬学部薬効解析学研究室 終末糖化産物 AGE は糖尿病性腎症の発症に関連がある 我々は コレ テロル存在下でAGE化した凝集ンパク質がマウに糸球体病変を生 じることを見出した ヒトメサンギウム細胞 MCs においてAGE" cholesterol"凝集ヒトアルブミン ACH により前炎症性サイトカインの産生増 加を明らかにする MCsをACH処置後 前炎症性サイトカインのmRNAの 発現をReal time RT"PCRで また MCs中のACHの濃度をELISAで測定 した MCsにおいて MCP" IL" β TNF"αのmRNA発現量は6"時間 でピク " 3倍 に達し 48時間後にコントロルに戻った また ACH は4時間でピクを示した 高コレテロ血症下で形成されたAGE凝集 ンパク質により糸球体MCsにおいて炎症が惹起される可能性が示され た 岡野理江子 阪口友香子 良本佳代子 川口 祥平 清原 義幹 狭間 洋至 大橋 誠 久保田昌詞 野村 誠 大阪労災病院健康診断部 大阪労災病院糖尿病セン 目的 生活習慣病におけるアルブミン尿の実態を検討 方法 ドック受診者953名を対象に 尿中アルブミン クレアチニン比の 半定量検査を実施 尿アルブミン30mg!gCr未満 正常 が56例 59 であり 30"99mg!gCrの異常域が354例 mg!gCr以 上の異常域高度が37例 3.9 であった 尿定性検査では尿蛋白 " のう ち34 が ± のうち59 がアルブミン尿異常であった アルブミン尿正 常 異常と異常高度の3群比較では 尿アルブミン増加と 収縮期血圧 Cr egfr FBS HbAc PWV max" IMTが相関した 重回帰分析ではIMT には年齢 ウエト 尿アルブミンが PWVには年齢 収縮期血圧 HDL" C 尿アルブミン FBSが有意な因子として抽出された 総括 アルブミン尿異常と動脈硬化には強い関連があると示唆され 尿中 微量アルブミンを早期から測定することは有用である HbAc NGSP値 I P 56 シチンCとクレアチニンによる推算GFRの比較 小川 真弓 佐藤舞菜見 畑中麻梨恵 水谷有加利 高橋 直穂 沖崎進一郎 潤5 首藤 龍人6 曽根 博仁7 横山 宏樹 清水 平3 山田大志郎4 本庄 羽田 勝計5 自由が丘横山内科クリニック 北里大学医学部 老蘇会静明館診療所3 自由が丘山田内科 クリニック4 旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野5 啓和会黒澤病院内科診療部光学 診療部6 新潟大学血液 内分泌 代謝内科7 目的 血清クレアチニンから算出される推算 Gcreat とシチンCを用いた推 算GFR Gcys の差異を検討した 方法 同にGcys Y とGcreat X を得た633名で 相関直線 Y 0.958X.6 の±5ml! min!.73mを相関領域と考え その上 Y 0.958X.6 5 に属する例 をH群 下 Y 0.958X.6" 5 をL群とし 群の臨床的特徴の差異を検討した Gcys83.5±5.は Gcreat74.0±.7より有意に高く p 0.00 有意に相 関した r 0.8 p 0.00 H群555名はL群604名に対し 若年で男性が多く BMI DBP ACRが低く 糖尿病 高血圧症の頻度は少なく Hb HDLは高かった A Cや高脂血症では群に差はなかった 結語 GcysはGcreatより高く Gcysを高く出す因子として男性 Gcreatを高く出 す因子として高齢 ACR高値 肥満 脈圧開大 Hb低値 HDL低値 糖尿病者 高血圧症者で高値が挙げられた HbAc NGSP値 S 87

33 I P 57 I P 6 糖尿病性腎症患者に対する透析予防指導介入の効果検証 人見麻美子 佐藤 照子 川上 悠子 柴田 早織 野口 球子 大貫 恵子 坂本 梅子 守屋 達美3 北里大学病院栄養部 北里大学病院看護部 北里大学健康管理セン3 目的 透析予防指導介入による効果を検証する 方法 対象は0年4月 から03年9月に 回以上介入した例 男3例 年齢60歳 評価時期は 介入時 介入後3および6ケ月 HbAcは 血圧は34! 79mmHg 38! 8 38! 79 egfrは48.ml! L! min!.73m 低 下速度は 介入から3ケ月 3から6ケ月で ".3ml! L! min!.73m!月 0.06 p 時間蓄尿からの推定摂取塩分量は n8 0.8g! たんぱく質量 n8 は0.90g! kg! 指導回数は6ケ月で4.4回 結語 透析予防指導介入は 腎症進展抑制に寄与でき その頻度は約ケ 月に回程度で妥当と考えられた HbAc NGSP値 I P 58 伊藤 美香 平賀亜紀子 近藤ゆかり 今 惠子 北岡 容子 氣田利ヱ子 小林 朋代 小林 千鶴 平野 可奈3 平野千江子3 濵崎 未来3 服部 正典4 後藤斗志子4 横塚 陽子4 岡本 秀樹4 名鉄病院健診セン 名鉄病院看護部 名鉄病院栄養課3 名鉄病院内分泌代謝 内科4 目的 当院では糖尿病療養指導チムを構成し 03年4月より透析予 防指導を開始したのでその指導効果を検討した 方法 03年4月から0 月に透析予防指導を行った0名のうち回以上指導を行い検査デのあ る患者84名を対象として 検査デを主に検討した 透析予防指 導介入時のHbAcは7.±0.9 であったのが介入後は6.8±0.8 となり改善 または維持できた割合は8.0 であった egfrは53.9±4.6から5.6±3.4 となり改善または維持できた割合が34.5 であった 収縮期血圧は48.6± 9.3から4.0±5.9となり改善または維持できた割合が58.3 であった 考 察 診察と同に看護師 栄養士が透析予防指導を行うことにより 約8割 の患者でHbAcの改善がみられた 改善例もあり行動変容を促す契機にな ると考えられた 今後 患者へのアンケトも施行し患者満足度なども検 討していきたい HbAc NGSP値 I P 59 3 型糖尿病慢性腎不全における経口重炭酸ナトリウム製剤 の有効寄与因子の検討 窪岡由佑子 新垣 仁美 美内 雅之 河野 博子 松浦 理央 二神 里沙 越智 史浩3 徳田 八大3 楠 宜樹3 村井 一樹3 勝野 朋幸3 濱口 朋也4 宮川潤一郎3 難波 光義3 兵庫医科大学病院看護部 兵庫医科大学病院臨床栄養部 兵庫医科大学内科学糖尿 病 内分泌 代謝科3 兵庫医科大学先進糖尿病治療学4 背景 活動量の網羅的な評価は非常に困難である 目的 々の活動量 の傾向を網羅的に確認する為 活動時間と蛋白質摂取源を毎記録するこ とができる肉魚運動記を指導に用い 各パラメの変化を確認する 対 象と方法 糖尿病腎症患者 男性8名 女性名 年齢68.5±.8歳 HbA c 7.4±0. U" Alb 934.9±00.5mg!g Cre egfr 50.0±3.4ml!分 腎症 期 9名 3期 7名 4期 4名 を対象に 指導前後における血糖関 連 腎機能 血圧とBMI 筋肉量 除脂肪量 体脂肪量 体脂肪率 骨格 筋量および内臓脂肪量の変化を検討した HbAcやU"Albは早々な 改善傾向を egfr 筋肉量 体脂肪量等は記を用いた指導後に更なる改 善傾向を認めた 考察 肉魚運動記を用いた網羅的なデを確認して 行う糖尿病透析予防指導は患者へのより適切かつ具体的な指導に有用であ る可能性がある HbAc NGSP値 I P 60 当院における透析患者の通院方法の現状と問題点 滝田 瞬子 小笠原令子 名和 伴恭 萬田 直紀 医療法人萬田記念病院医療相談室 目的 透析患者を対象に通院 送迎にアンケト調査を行い 外来通院方 法の状況を明らかにし 通院に伴う問題点を捉えて改善点の検討を行う 方 法 外来透析患者 68名アンケト調査を実施した 通院手段は 自家用車40 公共交通機関5 クシ7.8 片道回費用は無回答 円未満 円以上9 通院時間 片道 30分以内と 時間以内は共に48 時間以上3 病院での送迎利用を希望しない3 希望する59 0年の転出事由近医へ9名 治療目的での転院名 療養 転院3名 転居名 考察 結語 高齢化が進むにつれ公共交通機関での通 院が困難になると 通院費用の負担や通院方法が問題点となる 当院とし ての通院困難者対策を検討することは 透析を契機として転出する患者抑 制と地域を支える社会資源になると考える I P 63 糖尿病透析予防指導における運動指導方法の検討 3報 八幡 芳和 渡邊 茂 菅野 弘美3 高岩 正至4 高宮美智子5 小林 麗子3 佐藤 直美6 高橋 瑠美7 須藤 純8 佐藤 千穂3 卯月 久子3 米沢市立病院内科 米沢市立病院薬剤部 米沢市立病院看護部3 米沢市立病院泌尿 器科4 米沢市立病院眼科5 米沢市立病院療食科6 米沢市立病院検査科7 米沢市立病 院医事課8 平成4年4月糖尿病透析予防加算の算定が認められ 当院でも担当医療チム を結成しその成果を東北地方では一号として4年月に発表した 5年 月現在 症例5名 男3 女 平均年齢67.±9.8歳 早期腎症3名 顕性 腎症前期3名 後期5名 腎不全期名 効果判定では 人工透析導入との大 命題に直面するという自己の意識改革から 薬や食事を今まで以上に管理す る等で 血圧 HbAcが改善又は維持はいずれの時期でもみられたが 血中 Cre又はeGFRの改善又は維持が顕性腎症後期以降では0 以下と低かった 問題点では 3回に分けて図解入りのprintで現在の腎機能時期の確認を分かり やすく説明したが 腎臓の機能を理解するには医学的知識が要求される事か ら 分かったつもりで患者が指導を終了したり 実施予約指導までの間に自 分で食事など注意してのdataが改善される症例もあった HbAc JDS値 I P 6 当院における透析予防指導の取り組みと指導効果の検討 当院における糖尿病透析予防指導について 院 内 腎 臓 病 サ ト チ ム Kidney Support Team KST による糖尿病透析予防の活動 丸山 直樹 中島 拓紀 井上 文隆 菊池 英亮 三馬 省二3 奈良県立奈良病院循環器内科 奈良県立奈良病院消化器内科 奈良県立奈良病院泌 尿器科3 はじめに 当院では 00年より03年月末までにクリニカルパによ り約700人のCKD教育入院を実施している CKD教育入院で蓄積されたノ ウハウをよりたくさんのCKD患者にも適用し より早期から関わることに より 将来的な透析患者を減らすことを目的として0年4月KSTを立ち上 げた 活動内容 KSTは 医師 看護師 薬剤師 栄養士 検査技師で構成され 週回のラウンドと症例検討会を行い 指導方針を決定する KSTの活動内 容は 週末3泊4のCKD教育入院 約00人!年 CKDを有する他 科入院中の患者のサト 3 慢性腎炎外来指導 約00人!年 および 糖尿病透析予防指導 約00人! 年 をシテム化し指導を実施 4 地域で の啓蒙活動 講演会 栄養展 腎臓病教室の開催 など である 結語 当院のKSTのシテム 糖尿病透析予防の活動を紹介する 田中健太郎 原 茂子 櫛山 暁史 山本万友美 菊池 貴子 田原 たづ 高尾 淑子 大西由希子 酒井 謙 河津 捷二 朝生命成人病研究所糖尿病代謝科 東邦大学医療セン大森病院腎セン 目的 慢性腎不全アシデミアに重炭酸Na製剤 以下S.B 投与は腎機能悪 化遅延に有効と報告されている 今回 型糖尿病慢性腎不全S.B投与前後 のeGFR値推移を検討し薬剤による治療反応性を明らかにする 方法 00 0年に当院及び東邦大学腎センに通院し 血液ガ測定後 S. Bを開始した型糖尿病慢性腎不全94例を対象 平均年齢66歳 S.B投与前 egfr 0.4mL! 分 投与後に腎機能悪化遅延A群 悪化進行B群の群で臨床 所見を対比 さらに治療効果への寄与因子を解析し治療反応性のΔeGFRを ROC曲線で検討した 両群で年齢 血圧 Hb HCO3"等に有意差 なし A群は利尿剤使用が高頻度 B群ではHbAcが低値の傾向であった 利尿剤使用と投与前eGFRのより急な傾斜が腎機能悪化遅延に関連してい た 結論 型糖尿病腎不全に対するS.B投与の有効性は利尿剤併用と投与 前ΔeGFRの傾斜が関連していた I P 64 カルノシンの糖尿病腎症治療薬としての可能性 伊奈 啓輔 北村 裕和 立川 修二 藤倉 義久 大分大学医学部分子解剖学講座 目的 腎症の腎機能低下に導く病変は尿細管間質の線維化であることはよ く知られている 線維化を抑制する物質として カルノシンについて検討 した 方法 腎線維芽細胞に糖尿病腎で増加しているTGF"βを作用させ た 線維化は培地中に蓄積したI型コラゲンとして捉えた 線維化に重要 な働きをする筋線維芽細胞の出現は α平滑筋アクチン SMA を高発現 した細胞として同定した TGF"βにより大多数の線維芽細胞は筋 線維芽細胞に分化転換し 培地中にはI型コラゲンが蓄積した さらにカ ルノシン0mMを同時に作用させると αsmaの発現もi型コラゲンの蓄 積も抑制された 結語 カルノシンは線維化を抑制し 糖尿病腎症治療薬 としての可能性が示された 今回の本薬の効果は線維芽細胞への直接作用 によるが その詳細な機序については今後の検討課題である S 88

34 I P 65 高血圧合併型糖尿病患者の尿中アルブミン! クレアチニン 比に対するアジルサルンの効果の検討 網頭 慶太 あとう内科クリニック 目的 糖尿病患者におけるアジルサルンの尿Alb!Crに対する効果につ いて検討した 方法 当院通院中の高血圧合併型糖尿病患者のうちARB ACE阻害薬未使用で尿Alb!Crが0mg!g Cr以上の4例にアジルサルン 0mgを投与し 血圧とeGFRおよび尿Alb! Crの変化について検討した 結 果 追跡期間4 6ヶ月 平均4.7ヶ月 で平均血圧 mmhg は8.4から97.9 へ優位に下降し平均尿Alb! Cr mg! g Cr も90.6から49.0へと改善 egfr ml! min も83.7から75.へと低下傾向をみとめた 腎症病期別では期症 例の6例中3例 3A期4例中3例で病期の改善がみとめられた アジルサル ン開始前後の平均血圧と尿Alb!Crの変化の間には有意な相関はみとめな かった 結論 高血圧合併糖尿病患者において アジルサルンが血圧下 降に依存せずに尿Alb! Crを減少させる効果が確認された I P 66 糖尿病腎症合併高血圧患者におけるイルベサルンのアル ブミン尿改善効果の検討 尾崎 信暁 細川 香里 岩下 由佳 後藤 資実 坂野 僚一 大磯ユカ 名古屋大学総合保健体育科学セン 名古屋大学大学院医学系研究科糖尿病 内 分泌内科 目的 イルベサルンのアルブミン尿改善効果と尿中アンギオテンシノ ゲン uagt 尿中MCP" の関連を検討した 方法 糖尿病腎症 期 合併高血圧患者9名 年齢 64.7±0.歳 BMI 7.6±3.4 に イルベサ ルン00mgを投与し 投与前 3ヶ月投与後の尿中アルブミン ualb uagt umcp" 等について検討した 血圧に有意な変化はなかっ た ualb 40.4± ±97.6 mg! gcr p uagt 43.7± ±96.7 μg!gcr p 0.07 と低下傾向を示した 変化量は ΔuAlb とΔuAGT r p 0.05 ΔuAlbとΔuMCP" r p 0.0 で有意な相関を認めた 結語 イルベサルン投与により ualb uagt umcp" は低下傾向を示し それらの変化量の間に有意な相関を認めた I P 67 RAS阻害薬内服中の高血圧合併糖尿病腎症患者におけるシ ルニジピン ベニジピン併用の腎保護効果の比較 クロ オバ試験 成田 琢磨 後藤 尚 細葉美穂子 藤田 浩樹 月山 克史3 山田祐一郎 秋田大学大学院医学系研究科内分泌 代謝 老年内科学 秋田赤十字病院代謝内 科 秋田大学医学部病態代謝栄養学講座3 目的 方法 糖尿病腎症患者においてRAS阻害薬に併用するCa拮抗薬と してシルニジピン C とベニジピン B の腎保護を比較するため 外来 通院中の高血圧合併型糖尿病腎症患者 RAS阻害薬 Ca拮抗薬で治療中 " 3期 を対象に 既投与Ca拮抗薬をCないしBのいずれかに切り替えて投 与 4週で他方に切り替え48週まで観察 外来随時尿での尿アルブミン 尿中IV型コラゲン ACR 4C の変動を評価した 平均年齢67.9 歳の例で試験終了 9例試験継続中 ACR mg!gcr 4C μg!gcr は開始時 C B終了時それぞれ 中央値 Max" Min " " " " " ".3 で統計学的に変動は認めなかった 結論 現時点の観察終了例で は両薬間で腎保護効果に臨床的差異がないことが示唆された I P 68 ASO合併糖尿病性腎症患者に対するベラプロトナトリウ ムの腎保護効果 志摩 綾香 久保田芳明 桐木 園子 村井 綱児 加藤 浩司 高木 元 宮本 正章 清水 渉 本医科大学付属病院循環器内科 背景 糖尿病性腎症における降圧治療として レニン アンジオテンシン系 RAS 抑制薬の腎保護効果は証明されている 一方 閉塞性動脈硬化症 ASO の治療薬であるベラプロトナトリウム BPS による腎保護効果 の報告も散見されている 方法 ASO合併糖尿病腎症患者6例 67.4±0.4歳 男性 88.4 を対象に RAS抑制薬投与下で BPS追加群 0μg! n 3 RAS抑制薬継続群 n 3 へと無作為割付を行い 48週間後に腎機能を評価した 結果 48週間後 血圧はRAS抑制薬継続群 BPS併用群共に有意な変化は認 めなかった 一方 腎機能指標に関して RAS抑制薬継続群ではシチン C.83±0.63.3±0.95 クレアチニン.6±0.78 mg!dl.90±.69 mg! dlと有意に悪化 いずれもP 0.05 BPS併用群では悪化しなかった 結語 BPS投与は降圧作用とは無関係に腎保護につながる可能性が示唆され た I P 69 レパグリニドの糖尿病保存期腎不全患者の血糖コントロ ルに対する効果 森 克仁 絵本 正憲 沼口隆太郎 元山 宏華 森岡 与明 福本 真也 庄司 哲雄 石村 栄治3 稲葉 雅章 大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学 大阪市立大学大学院医学研 究科老年血管病態学 大阪市立大学大学院医学研究科腎臓病態内科学3 目的 肝代謝 胆汁排泄であるレパグリニドの糖尿病 DM 保存期腎不 全患者の血糖コントロルに対する有効性について検討をおこなった 方 法 対象はHbAc 6.5 以上またはグリコアルブミン GA 8.0 以上でCKD stage 3以上のDM患者5名 egfr 7.0±9.5mL! 分!.73m で DM治療中 の患者は週間の休薬後 レパグリニド0.5mg毎食直前を週間投与した 週間の投与により HbAcは7.9±0.8 から6.0±0.4 p GAは6.5±.8 から.5±.4 p 0.04 と有意に低下した 一方 空 腹時血糖値 egfrに有意な変化はなく 投与期間中には低血糖は認められ なかった 総括 DM腎不全患者の血糖コントロルに対するレパグリニ ドの有効性が示唆された HbAc NGSP値 I P 70 インリン治療中の糖尿病透析患者におけるリナグリプチ ン併用効果 前川きよし 絵本 正憲 森 克仁 稲葉 雅章 藤井寺白鷺クリニック内科 大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学 目的 インリン治療中の糖尿病透析患者 DMHD へのリナグリプチン 併用効果を検討した 方法 インリン治療中のDMHD 0名 男6 女4 年齢67.9±9.歳 で6か月間のHbAc グリコアルブミン GA インリン投与量の変化を検討した インリンは名で中止 5名 で減量できた HbAcとGAは3か月後は有意に低下したが 6か月後は低下 傾向にとどまった 7.4±0.9から6.9±.4 6.9±3.6から4.±3.4 イン リンが半量以下へ減量できた6名を著効群とすると 非著効群4名に比して BMI kg! m が小さく.4±.6対7.9±3. p 0.05 インリン投与 量が少なかった 5±5対53±5 p 0.05 結語 インリン治療中の DMHDへのリナグリプチンの併用は BMIが小さく インリン投与量が 少ない症例で 血糖コントロルを改善して インリン量の減量 中止 が可能であった HbAc NGSP値 I P 7 当院における糖尿病性腎症保存期の糖尿病薬の使用状況 DPPIV阻害薬を中心に 小澤 裕理 森本 二郎 多田 愛 井上 秀二 金子 友香 鈴木 裕也 村岡 知美 山路 安義 埼玉社会保険病院内科 埼玉社会保険病院腎セン 当院腎センの糖尿病性腎症保存期患者の糖尿病薬の使用内容を検討し た 糖尿病性腎症患者49例のうち当院でDPPIV阻害薬を使用開始したのは 74例であり 新規処方は3例 他剤への追加は4例 他剤からの変更は47 例であった III期以降のPSL併用例や教育入院例をのぞいた他剤からの変 更4例で変更前と変更後6ヶ月の血糖コントロルを検討した SU剤から が5例 αgiは3例 インリン製剤は例 チアゾリジン誘導体は例 GLP は例 インリン分泌促進薬は例だった 変更前のHbAc 6.7±0.67 Hb.9±.94 g! dl Creatinine Cr.6±.39 mg!dl 変更後のHbA c 6.70±0.8 Hb.3±.90 g! dl Cr.5±.90 mg! dlだった 薬剤変 更前後で何れも有意差はなかった 変更後の低血糖は認めなかった 腎症 保存期は糖尿病薬の変更が必要な事があるが DPPIV阻害薬への変更は有 効と考えた HbAc NGSP値 I P 7 型糖尿病血液透析患者における血糖管理治療の比較検 討 3種類のDPP" 4阻害薬の比較も含めて 蒲澤 佳子 土田 雅史 大澤 豊 霜鳥 孝 新潟臨港病院内科 目的 型糖尿病血液透析患者において 食事療法 インリン療法 DPP" 4阻害薬による治療法間での血糖降下作用の比較検討 3種のDPP"4阻害薬 間での血糖降下作用の比較検討を行った 方法 血液透析中の糖尿病患者3名について各治療法毎に6ヶ月間の随時 血糖 HbAc グリコアルブミン GA を観察検討した DPP" 4阻害薬は ビルダグリプリン V群7名 テネリグリプチン T群名 リナグリプチ ン L群名 に分け 投薬開始前後を評価した 治療法間で随時血糖 HbAc GAに差は認めなかった DPP"4阻 害薬間では各投薬開始前の随時血糖 HbAc GAおよび3群とも投薬開始 前後の随時血糖 HbAcに差は認めなかったが L群で投薬開始前後のGA に改善傾向を認めた 総括 治療法間では血糖コントロル状態に差は認めなかった 今回検討 した3種のDPP" 4阻害薬間ではL群でのみGAの改善傾向を認めた HbAc NGSP値 S 89

35 I P 73 I P 77 DPP! 4阻害薬投与による糖尿病腎症期患者の経過 入宇田能弥 中野 玲奈 及川 央人 谷口 晋也 井上 善之 北陵内科病院内科 目的 糖尿病腎症期患者の年間での変化を調査し DPP"4阻害薬の効 果について検討 対象 顕性アルブミン尿を認め 年後の確認ができた73名 男性55名 女性8名 年齢64.±.8歳 病歴.±9.5年 HbAcは7.90±.35 7.±0.97 p 0.00 と改善 血圧は収縮 期33.3± ±3.5 p 0.00 拡張期75.3± ±0.4mmHg p 0.00 と低下 尿中Alb! Cr比 以下uACR は97.5± ±.7 mg! gcrと有意差を認めず 6例が期に改善 非改善群に比べ調査開始 時のuACRが低値だった 74.9±53.6vs0.0±58.6mg! gcr p 0.04 DPP" 4阻害薬投与群36例はuACRが改善 0.9± ±80.6mg!gCr p 非投与群は有意差を認めず 93.±50 8.5±50.mg! gcr p 0.57 DPP" 4阻害薬が腎症改善に寄与する可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 74 微量アルブミン尿期におけるリラグルチドの腎症進展予防 効果について 神谷 吉宣 熊崎 由佳 熊崎 滋 黒田 憲治 岡田 雅美 西村 弥生 比野多江子 野田和香代 あま市民病院内科 あま市民病院看護局 緒言 STZ糖尿病ラット研究におけるGLP" の腎糸球体硬化抑制作用と 腎症3期以降でのGLP" 製剤の腎症進展抑制効果が報告されている 方法 30名のリラグルチド投与前 3ヶ月後 6ヶ月後いずれかの尿中アルブミ ン クレアチニン比 ACR が300以下の早期腎症患者で体重 血圧 HbA c ACRを検討した リラグルチド投与3ヶ月後と6ヶ月後の両者で有意にACRは低下し egfrは増加した 体重は投与3ヶ月後も6ヶ月後も有意に減少したが 血圧 とHbAc値には有意差を認めなかった 考察 腎症3期以降でのGLP"製 剤投与が推奨されているが より早期からのGLP"製剤投与が透析予防に 役立つ可能性が示唆された I P 75 型糖尿病マウにおけるSGLT阻害薬ダパグリフロジン の腎保護効果の検討 小川 大輔 寺見 直人 畑中 崇志 橘 洋美 江口 潤 中司 敦子 和田 淳 槇野 博史 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腎 免疫 内分泌代謝内科学 SGLT阻害薬は新規糖尿病治療薬として期待されているが 腎機能や蛋白 尿に対する効果については不明である 今回 型糖尿病モデルであるdb! db マウを用いてSGLT阻害薬ダパグリフロジンの腎保護効果の検討を行っ た ダパグリフロジン 0.および.0 mg!kg!day 投与群 グリメピリド 0 mg! kg! day 投与群 vehicle投与群を比較したところ ダパグリフロ ジン投与群ではアルブミン尿 腎臓のマクロファジ浸潤 腎線維化の抑 制効果を認めたが グリメピリド投与群では認めなかった また TGFβや MCP" など炎症性サイトカインの発現や酸化トレ アトシもグ リメピリド投与群に比しダパグリフロジン投与群は有意に抑制した 以上 の結果より ダパグリフロジンは血糖降下作用とは独立して抗酸化作用に よる腎保護効果があることが示唆された HbAc NGSP値 I P 76 インリン治療中の型糖尿病患者におけるビルダグリプ チン併用療法の腎症に与える影響 樋口 明子 李 相翔 林 俊行 平野 勉 昭和大学医学部内科学講座糖尿病 代謝 内分泌内科学部門 昭和大学江東豊洲病院糖尿病 代 謝 内分泌内科 目的 インリン治療中型糖尿病患者 TDM にビルダグリプチンを併用し 腎症への影 響を検討した 方法 TDM 0名 男性名! 女性8名 66.7±.歳を対象にビルダグリプチン00mgを併用 し 併用前と3ヵ月後の血糖 HbAc 尿アルブミン Ualb 尿中L型脂肪酸結合蛋白 L" FABP を測定した 空腹時血糖は7±48から50±45 mg! dl HbAcは8.0±0.7から7.±0.6 に有意に低下 した P 0.00 尿中L" FABPは.4±57.5から9.5±8.4μg! gcr log尿中l" FABPは0.96± 0.44から0.83±0.86へと低下したが有意差には至らず logualbは.65±0.75から.50±0.67 有意に低下した P 0.05 Ualbの変化量は血糖 血圧の変化量と相関しなかった 総括 インリン治療中の型糖尿病患者におけるビルダグリプチンの併用療法は血糖や血圧 変化に依存しないアルブミン尿の改善効果を有する HbAc NGSP値 腎機能低下患者におけるリナグリプチンの安全性と有効性 の検討 六反麻里代 渡邊 好胤 岡村 香織 倉本 尚樹 櫻町 惟 松本 実紀 臼井 亮太 桑田 仁司 表 孝徳 矢部 大介 黒瀬 健 清野 裕 関西電力病院糖尿病 代謝 内分泌セン 目的 腎機能低下患者におけるリナグリプチンの安全性と有効性を検討す る 方法 当院でリナグリプチンを新規に処方した38例を egfrが45ml!min!.73m以上 A群 と45ml!min!.73m未満 B群 に分け egfrとhbacの 推移を投与開始時と開始 3 6か月後にフォロした 投与開始時 年齢70.±.0歳 病歴4.±.5年 HbAc 7.57±0. BMI 4.7±0.3 kg!m egfr 48.3±.3であった 平均±標準誤差 A群75 例 B群63例で egfrは各々66.9±.3 6.6±.6であった 両群共6か月後の HbAcは開始時と比べ有意に低下した A群 p 0.00 B群 p egfrはa群で低下しなかった一方 B群で6か月後に低下 傾向を示すも有意でなかった p 0.07 結論 腎機能低下患者においてリナグリプチンは有意な腎機能低下なくHbA cを改善すると考えられる HbAc NGSP値 I P 78 中等度以上の腎機能障害を有する型糖尿病患者へのビル ダグリプチン安全性 相良利栄子 新福 洋平 丸山ゆう子 稲葉 陽子 笹島 隆義 ノバルティファマ株式会社メディカルサイエンティフィックアフェアズ本 部 ノバルティファマ株式会社開発本部 目的 ビルダグリプチン V の中等度および重度腎機能障害を有する 型糖尿病患者への長期投与安全性および有効性を確認する製造販売後調査 を行った 対象と方法 中等度以上の腎機能障害合併例にVが投与された 患者を年間観察した 安全性解析症例04例の腎機能障害の程度は 中等度5 重度47 であった 副作用発現率は3.85 で主な副作用は胆石 症 末梢性浮腫 アミラゼ増加 血中クレアチンホホキナゼ増加 血中クレアチニン増加 リパゼ増加および大腿骨骨折が各々0.96 で 腎 および尿路障害に該当する副作用等の発現は認められなかった 血清クレ アチニンの推移はV開始前.7±.5 平均値±標準偏差 mg!dl 投与か 月後3.0±3.0mg!dLでわずかな増加傾向を認めた 結語 Vは腎機能障害 が中等度以上への投与で副作用発現率は低率であるが 血清クレアチニン は軽度上昇傾向を示した HbAc NGSP値 I P 79 型糖尿病合併血液透析患者に対するグルベ配合錠の有 効性の検討 永山 大二 龍野 一郎 小野 彰 東 仲宣3 東邦大学医療セン佐倉病院糖尿病内分泌代謝セン 東葛クリニック病院腎 臓内科 東葛クリニック病院外科3 目的 型糖尿病合併血液透析患者に対するグルベ配合錠 以下グ群 の臨床報告はまだないため 今回その臨床効果についてボグリボ 以 下ボ群 を対照に比較検討した 方法 血糖管理が不十分な型糖尿病合併血液透析患者0例を無作為にボ 群 ボグリボ0.mg3回 とグ群 グルベ配合錠朝回 に割付 し 6ヶ月間経過観察した 平均年齢ボ群57.0歳 グ群63.歳 開始時HbAcボ群7.0 グ群7.3 6ヵ月後ボ群6.6 p 0.6 グ群5.9 p 0.00 開始時GAボ群8. グ群.9 6ヵ月後ボ群7. p グ群8. p 0.00 とグル ベ配合錠の良好な血糖改善効果が示された 副作用および透析パラメ に及ぼす影響は認めなかった 総括 グルベ配合錠の朝回投与は型糖尿病合併血液透析患者の血糖管 理に対し有用な可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 80 型糖尿病 慢性腎不全併存 維持血液透析症例の検討 鈴木 一郎 雄勝中央病院内科 当院腎センで 維持血液透析を行っている 慢性腎不全 患者 8名 のうち 型糖尿病合併35名を対象に検討した 対象 型糖尿病 慢性腎 不全併存 D 群は35例 43 男性 7 女性 8 年齢平均 65.歳 透析前の平均血清クレアチニン値 8.97mg! dl 非糖尿病 N 群は46例 57 男性8 女性 8 年齢平均 67.6歳 透析前の平均血清クレアチニ ン値 0.mg! dl 糖尿病治療 D群35例中 食事療法のみの患者は8名 インリン製剤注射を実施中の患者は名 経口薬剤治療中の患者は名 両者の併用患者は6名であった 考察 慢性腎不全 に対する定期的な血 液透析で生活を維持しているように 併存する 型糖尿病 治療に関して も 治療へのコンプライアンが良好であると推測される 腎機能低下症 例に要注意とされるグリニド剤投与症例が含まれているが 経過良好であ る HbAc NGSP値 S 90

36 I P 8 インクレチンによるインリン分泌制御機構に対する膵β 細胞ギャップ結合の役割 佐藤 由美 櫻井 健一 石川 耕3 横手幸太郎3 千葉大学大学院医学薬学府 君津中央病院内分泌代謝科 千葉大学大学院医学研究 院細胞治療内科学3 緒言 インクレチン作用は細胞内Ca とcAMPに依存し これらはギャッ プ結合を通過する そこでインクレチンによるインリン分泌制御に対す るギャップ結合の役割を明らかにすることを目的とした 方法 MIN6細胞を用い ギャップ結合阻害薬存在下でExendin"4 Ex4 によるインリン分泌を評価した 5.6mMグルコではギャップ結合阻害薬存在下でEx4によるイン リン分泌が有意に増加した PKAおよびEpacA経路の阻害剤によりそ の作用が部分的に抑制された..4mMグルコではギャップ結合 阻害薬によるEx4作用への影響はなかった 考察 結論 ギャップ結合はインクレチン作用に対して低グルコで抑 制的に働くことが示唆され 低血糖域におけるインクレチンのインリン 分泌増強作用の制御に関与していると考えられた I P 8 グルカゴン受容体拮抗薬LY4090を型糖尿病患者に 4週間経口投与したときのHbAc降下作用 Ronan P. Kelly Christof Kazda Stacey Headlee Ying Ding Parag Garhyan Thomas Hardy Andrew Lewin3 Eli Lilly and Company the University of Pittsburg National Research Institute3 強力かつ選択的なグルカゴン受容体拮抗薬であるLY 及び0 mg 又はプラセボを 外国人型糖尿病患者54名に無作為に割り付け 回4週間投与したときのHbAcのベラインからの平均変化量を比較 した 投与4週間後のHbAcの変化量の最小二乗平均値は プラセボ並び にLY4090の0 mg及び0 mg各投与群でそれぞれ"0.5 "0.78 及 び" 0.9 であり LY4090の群の変化量はプラセボと比較していずれも 統計学的に有意に大きかった p 0.00 LY4090投与各群の空腹時血 糖値は用量依存的に低下した 忍容性はおおむね良好で 低血糖のリク も低かった 脂質 体重及び血圧に対しては 用量に相関した明らかな変 化は見られなかった 肝ALTの軽度かつ可逆的な上昇が見られた HbAc NGSP値 I P 84 TRH に よ る FGF 遺 伝 子 発 現 調 節 に お け る 転 写 因 子 USF! の関与 渋沢 信行 堀口 和彦 中島 康代 登丸 琢也 石井 角保 小澤 厚志 岡田 秀一 佐藤 哲郎 森 昌朋 山田 正信 群馬大学大学院医学系研究科病態制御内科学 これまでに私達は TRHがFGFの発現を転写レベルで制御していること を報告してきた この系における転写因子USF" の役割を検討した 方法 膵β細胞由来株細胞等でヒトFGF遺伝子プロモ活性を調 べた EMSA ChIPアッセイによりTRH刺激によるUSF"の結合状態 を調べた 3 USF" のリン酸化部位に不活性化変異を導入した変異USF" を共発現させFGFプロモ解析を行った USF"を共発現させるとTRH刺激によるFGF遺伝子発現を濃度 依存性に相加的に増強した TRH応答領域にはE"boxが存在しこれに変異 を加えるとUSF"の結合が阻害され TRHによる刺激によるFGFプロ モ活性化も消失する リン酸化部位不活化変異USF"ではTRHによ るFGF遺伝子プロモ活性が消失した 結論 TRHはMAPK経路の刺激によりUSF"のリン酸化を介してFGF 遺伝子発現を制御している 膵β細胞低酸素による転写因子発現低下メカニズムの検討 佐藤 叔史 井上 正宏 山縣 和也 熊本大学大学院生命科学研究部病態生化学分野 大阪府立成人病セン生化学 背景 我々は 低酸素が種々のβ細胞転写因子の遺伝子発現を低下させる ことを見出した しかし これら発現低下の調節機構は不明である 目的 低酸素による転写因子発現低下におけるHIF" αの関与を明らかにする 方 法 レトロウイルによりHIF"αノックダウンおよび非分解型HIF"α過 剰発現MIN6を作製し 低酸素下 5 O で長時間 30"40h 暴露後 各 種遺伝子発現を定量的PCRで検討した 低酸素5 O暴露によりMafA 6.7 低下 PDX" 6.4 低下 が著明に低下した 更にHIF" αのノッ クダウンでMafAの発現低下は回復したが PDX"の発現低下は回復しな かった さらに通常酸素下におけるHIF"α過剰発現はMafAの発現を有意 に低下させたが PDX" の発現は変化させなかった 結語 低酸素による HIF" αの安定化が MafAの発現低下に関与していることが示唆された I P 86 細胞外グルコ濃度が膵α細胞に及ぼす影響の検討 三柴 村瀬 裕子 別所 恵 寺前 純吾 今川 彰久, 花房 俊昭 大阪医科大学内科学I 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 目的 膵α細胞の細胞外グルコ環境の変化がグルカゴン分泌動態に及 ぼす影響を検討する 方法 αtc6細胞株を用い コントロル群 高グ ルコ群 高!低グルコ群 低グルコ群の4つの培養条件におい て グルカゴン分泌動態やインリン刺激によるAktのリン酸化を比較検 討した 高!低グルコ群では コントロル群と比べ 低グル コ刺激時のグルカゴン分泌は有意に低値で 逆に 高グルコ刺激 時には有意に高値 44.9±.6 vs. 54.4±5.6 p ±. vs. 35.8±5.5 pg! μg protein p 0.0 であった インリン刺激によるAktのリン酸化 は4群で同等であった 結論 細胞外グルコの変動は インリンシ グナル伝達とは独立したグルカゴン分泌異常の増悪因子であることが示唆 された I P 83 I P 85 トレプトゾトシン誘発糖尿病のβ細胞障害に対するプロ テインS過剰発現の影響 安間 太郎 岡野 優子 竹下 敦郎 橋本 礼 堀田 康広 上村 明 豊美 松本 和隆 古田 範子 坂本 正子 大西 悠紀 鈴木 俊成 林 3 4 赤塚 元 矢野 裕 ガバザ エテバン 住田 安弘 竹井 謙之 三重大学医学部附属病院糖尿病 内分泌内科 三重大学医学系研究科免疫学 四市羽津医 3 療セン 三重大学医学部附属病院消化器 肝臓内科4 目的 プロテインS PS は 受容体を介する抗炎症 抗アトシ作用を有す る PSトランジェニックマウを用いてトレプトゾトシン STZ によるβ細 胞障害への影響を検討する 方法 PSトランジェニックマウ PSマウ Wild Typeマウ WTマウ に5間連続でSTZもしくは生理食塩水 SAL の腹腔内注射を行い WT! SAL群 PS! SAL群 WT! STZ群 PS! STZ群の4群に分類した 週間毎に血糖値を測定し STZおよび生食投与4週後にインリンを測定し 切除膵組織のHE染色 TUNEL染 色 インリン グルカゴン二重染色を行った 結果 PS! STZ群では WT!STZ群と比較し血糖値が有意に低く 血中インリン は高値で 膵組織では膵島面積 インリン陽性率が有意に高く TUNEL陽性率 は有意に低かった 結論 STZ誘発糖尿病でPSがβ細胞障害を抑制する可能性が示唆された I P 87 低血糖を原因として当院救急外来を受診した患者について の検討 吉田 泰成 鎮守さやか 藤川 達也 井上謙太郎 米井 泰治 三豊総合病院代謝科 内科 目的 低血糖で外来受診する患者背景を明確にする 対象 0年4月か ら03年7月までに当院救急外来を 低血糖 で受診した98例の各種臨床項 目について検討した 結 果 症 例 の 平 均 年 齢 7.0 ± 3.5 歳 JCSII "0 以 上 の 意 識 障 害 有 6 例 6 救急車による来院8例 84 来院時血糖値9±8mg!dl Ac 7.3±.5 egfr57.0±3.0ml!min!.73m インリン63例 経口血糖降 下薬35例 SU薬34例 DPP4阻害薬併用例 であった 0年度に比較 し 0年度は低血糖数が減少していた 6例 9例 意識障害 は " に比べ DPP" 4阻害薬併用が有意に多く 高齢であ り 来院時血糖値が低かった いずれもp 0.05 考察 意識障害を伴う低血糖予防のため 高齢糖尿病患者の治療は患者指 導も含め 十分注意が必要である HbAc NGSP値 I P 88 救急受診した薬剤性低血糖症例の検討 増井 由毅 原田 沙耶 中尾隆太朗 石亀 昌幸 中 啓吾 南條輝志男 和歌山労災病院内科 目的 方法 0年月から03年0月の間に低血糖にて救急受診した 糖尿病患者39例 男7名 女名 の臨床背景とその特徴につき比較検討 した 低血糖例は平均年齢75.5歳と高齢者に多く 血糖値は3" 73mg! dl HbAcは平均6.35 NGSP であった 経口薬はSU薬が最も多く 単 独薬での低血糖発生はSU薬のみであった インリン治療では超速効型 持効型4例 混合型3例で 速効型と超速効型はみられなかった 75歳以上 の高齢群では血糖値は有意に低く SU薬投与例が多かった 血糖値30mg! dl未満の重症例はsu薬例 混合型インリン3例であった 結論 高齢者 へのSU薬 混合型インリン製剤使用において 特に75歳以上の後期高齢 者では重篤な低血糖発生の危険性が高く 常に患者および家族への指導 啓発を怠らないことが重要である HbAc NGSP値 S 9

37 I P 89 救急外来における低血糖症を来した非糖尿病症例の臨床的 特徴の検討 岩下 晋輔 小寺 厚志 下田 誠也 井形 元維 石井 規夫 渡辺栄一郎3 笠岡 俊志 荒木 栄一 熊本大学大学院生命科学研究部総合医薬科学部門生体機能病態学講座代謝内科学分野 熊本 大学医学部付属病院救急総合診療部 熊本中央病院内分泌代謝科3 目的と方法 救急外来 ER における非糖尿病患者の低血糖症発症時の臨床像に関する報告は少 ない そこで 当院ERへ搬送された低血糖症4症例を非糖尿病群 非DM群 糖 尿病群 DM群 の群に分け 非DM群における低血糖症の臨床的特徴を検討した 4症例中8例が非DM群であった 来院時所見では血糖値 mg! dl 血漿 非DM群 30±3 DM群 35± P 0.9 に有意差なく 脈拍数 bpm 非DM群 78± 8 DM群 9±7 P 0.05 血清アルブミン値 g! dl 非DM群 3.±0.4 DM 群 3.6±0.4 P 0.05 において有意差を認めた また 再搬送率 非DM群 37.5 DM群 9. P 0.05 病院到着前グルコ摂取率 非DM群 0 DM群 6.3 P 0.05 において有意差を認めた 考察 ERでの低血糖症症例の5人に人が非糖尿病患者であり 背景に栄養状態不良が存在 し 低血糖症に対する認知度の低さが予想された HbAc NGSP値 I P 90 青木 桂子 金原 秀雄 山田 雅之 久田あずさ 番度 行弘 福井済生会病院内科 目的 当院救急外来を受診した低血糖症例について比較検討を行った 対象 008年4月から03年3月に当院救急外来を受診し 来院時血糖50mg! dl未満の患者5名 男性69名 女性46名 方法 患者を糖尿病 D と非糖尿病 N の群にし 血糖 血圧 肝 腎機能 入院率 死亡率について後ろ向きに調査 平均年齢73.±3.9歳 D78名 型7 型64 その他7名 N37名 DとN間で 血糖値 Cr 入院率に有意差はなく 収縮期血圧 56.±3.6 vs.±3.8 p GOT 77±0 vs 98±3033 p egfr 53.5±34. vs 39.0±7.3 p 0.06 死亡率.8 vs 48.6 p に有意差を認めた 考察 N群は肝 腎機能低下と死亡率上昇を認め 多臓器不全を反映 D 群は収縮期血圧上昇を認め 低血糖に伴うカテコラミン分泌の影響が示唆 された HbAc NGSP値 I P 9 インリン過量皮下注射による重症低血糖 投与量と血糖 降下作用遷延時間の関連 自験例も含めて 酒井 保葉 藤澤 智巳 小西 正剛 松浦 基夫 市立堺病院腎代謝免疫内科 目的 インリンの過量皮下注射による重症低血糖に関して 投与量と血 糖降下作用持続時間の関連を明らかにする 方法 インリン過量皮下注 射による重症低血糖を文献的に検索し 投与量と血糖降下作用持続時間が 明記された報告を抽出 自験例を含め統計的に検討 インリン過 量皮下注射報告の中で投与量と血糖降下作用持続時間が明記されていた8例 を抽出 自験例を含めた9例において インリン投与量は300"4600単位 血糖降下作用持続時間は" 09時間であった 血糖降下作用持続時間 時 は対数変換したインリン投与量 単位 とr 0.76 p 0.0 回帰係数59.8 の相関を認めた 総括 インリン過量投与の際の血糖降下作用持続時間 はインリン投与量から推測可能であり投与量が倍となれば効果が約8時 間延長すると推察された 低血糖で緊急入院した糖尿病患者の解析 岡田 千穂 大森 安恵 鈴木奈津子 田中 秀樹 牛腸 直樹 平嶋 勇士 青木 絵麻 大村 和規 海老名総合病院糖尿病セン糖尿病内科 背景 重症低血糖後は認知症や再入院 死亡率などの有害事象が高いとされている がその予後の報告は少ない 低血糖で緊急入院した患者背景 退院後経過を解析し た 対象 0! 4 03! 0に低血糖で緊急入院した0症例 型糖尿病の場合 平均年齢46歳 男性例 女性例 平均HbAc 9. 誘因はアルコル摂取例 自殺企図でインリン大量投与例 退院後は低血糖で例 DKAで例が再入院 型糖尿病の場合 平均年齢77歳 男性例 女性6例 平均HbAc 6.3 誘因はsick day 6例 食事量低下5例 治療法はインリン投与6例 SU剤投与0例 退院後の不可逆性脳障害が例 慢性硬膜下血腫例 死亡例 低血糖で再入院例 危険因子として高齢者における腎機能低下 SU剤使用方法 sick dayであった 結論 低血糖予防のため治療法の選択 調整 sick day ruleの教育を時間をかけて 行う必要がある HbAc NGSP値 I P 95 救急外来を受診した低血糖症例についての検討 糖尿病薬物療法中に入院加療を要した低血糖性昏睡症例の 検討 貫野 真由 富畑 賢 竹下恵理子 樫根 晋 火伏 俊之 市立吹田市民病院内分泌 代謝内科 目的 糖尿病治療中の低血糖性昏睡症例の臨床的特徴 薬物治療内容を明 らかにする 対象 00年4月から03年7月末に当院に低血糖性昏睡で緊急入院した糖 尿病8症例 結果 平均年齢 75.±0.4歳 性別は男! 女 9! 9名 来院時血糖値 34.7± 4.0mg! dl HbAc 6.±0.8 egfr 60.7±30.6ml! min!.73mであった 薬物治療はルホニル尿素薬 以下SU薬 単独が8例 DPP"4阻害薬単独 が例 DPP" 4阻害薬とSU剤の併用が4例 その他の経口血糖降下薬はすべ てSU剤との併用であった インリンは混合製剤が5例 持効型が例 強 化療法が例であった 結論 高齢者 腎障害患者にSU薬を投与されてい た症例が多く ハイリク例へのSU薬の投与には注意が必要と考えられ た HbAc NGSP値 I P 94 当院の救急外来に搬送された低血糖症例の検討 中川 靖 高田 絵美 木股 邦恵 竹田 章彦 医療法人社団神鋼会神鋼病院糖尿病代謝内科 当院の救急外来に搬送された低血糖症例の背景を調査した 0年8月から03年7月の年間で 当院救急外来を受診した94例の内 低血糖9例について 主訴 低血糖に至った原因 糖尿病の有無 また糖 尿病症例は経口血糖降下薬 インリン使用の有無 入院を必要性とした かどうか 再発性かどうかについても検討を行った 主訴は意識レベル低 下が8例 6. と最多であった 低血糖の原因として SU薬の使用に よるものが5例 5.7 インリン使用によるものが0例 34.4 で あった 糖尿病の有無については 糖尿病患者は6例 89.6 で非糖尿病 患者は3例 0.4 であった 入院は例 4.3 であり 繰り返し救 急搬送されたのは4例 3.7 であった 死亡は例であった 低血糖症例の背景は多様であり 非糖尿病患者にも起こり得る 特にその 場合には重症であり 入院を必要とすることが多い I P 9 I P 93 SU薬内服中に低血糖で緊急入院を要した糖尿病患者の治 療環境に関する検討 周 邦彦 岡内 幸義 嶺尾 郁夫 市立豊中病院糖尿病セン 目的 意識障害を伴うSU薬誘発性低血糖発症例における臨床的特徴を多 面的に検討する 方法 009年から03年までの5年間で SU薬内服中に 低血糖をきたし緊急入院を要した患者の臨床像を解析する 低血糖 入院総数39例中 SU薬服用例が4例 男性 女性 0 4 であった こ のうち頻度の高い項目は 65歳以上の高齢者が3例 96 HbAc 6.5 未満が8例 75 3 egfr 45mL!min未満が6例 67 4 血 清Alb3.8g!dL未満が8例 75 5 服用SU薬量が通常剤型で錠を超え る患者が3例 54 6 誘因としてシックデイなどに伴う食事量低下が3 例 54 であった また 血液検査間隔が長く 薬剤調整が不十分な例 が少なくなかった 結論 高齢者や低栄養例 腎機能障害例へのSU薬過 量投与は重症低血糖を引き起こす可能性があると考えられ 慎重な薬剤調 整が必要である HbAc NGSP値 I P 96 当院における過去5年間の低血糖搬送入院患者の推移 豊岡 郁子 葛城 功 中島 竜太 稲垣 伸洋 大分市医師会立アルメイダ病院内分泌内科 大分市医師会立アルメイダ病院救急科 目的 当院における過去5年間の低血糖搬送入院患者の背景 処方内容と その年次推移を検討した 対象 平成年月から平成5年0月の間に低 血糖で当院救急搬送入院となった薬物療法中の糖尿病患者34例 平 均年齢73.歳 33" 96歳 うちインリン使用者9名 経口血糖降下薬 OHA 服用者5名 OHA服用者に限定すると 年齢8.5±8.歳 HbAc6.9±0.9 血糖値3.±0.0mg! dl 血清Cr.56±.4mg! dlと高齢者 腎機能低下者が 多く含まれていた 認知症患者は8名 SU薬服用者は4名でうち名は他 薬併用 DPP4阻害薬との併用は4名 OHAによる低血糖症例数自体は年々 減少傾向にあり その使用容量も減量傾向にあった 考察 OHA 特にSU 薬 による低血糖搬送症例は減少傾向にあるが適正な使用には引き続き十 分注意する必要がある HbAc NGSP値 S 9

38 I P 97 I P 30 過去4年間に当院に救急搬送された低血糖症例の検討 沢 丞 松田恵里奈 川崎幸病院内科 川崎幸病院 目的 当院に救急搬送された低血糖症例の実態を調査する 方法 999 年から03年7月までに当院に救急搬送され医学的処置を必要とした低血糖 症例について診療録を後ろ向きに調査し 臨床的背景を検討した 全搬送65,35件のうち 低血糖症例は7名であった 年齢中央値73歳 男 女比 49! 3 年間搬送件数の増加とともに低血糖症例の年間実数 比率 は増加していた JCSIIIの意識障害は45例で認めた 受診からの四分位 でみると75歳以上の割合が有意に増加していた p 0.05 前治療が判明 した症例においてインリンとSU薬はほぼ同数であった 入院加療となっ たのは44名で 入院数中央値は0 転帰は軽快37名 死亡7名であった 入院症例と帰宅症例の間で男女比 年齢に有意差はなかった 総括 救急 搬送される低血糖症例は高齢者が増加している 高齢糖尿病患者の管理が 課題である I P 98 著明な低血糖と乳酸アシドシ及びアルコル性ケトア シドシを発症し救命しえた型糖尿病の一例 横溝 久 井口登與志,3 園田 紀之,3 佐々木修二 松尾 俊哉 高柳 涼一 田川市立病院内科 九州大学大学院医学研究院病態制御内科学 九州大学先端融合 医療レドックナビ研究拠点3 症例は76歳男性 型糖尿病とアルコル性肝障害に対して近医で内服加療 中 食事摂取せずに飲酒を継続し意識障害にて救急搬送 来院時 血糖3 mg!dlと著明な低血糖を伴うショック状態 アニオンギャップ開大を伴う 代謝性アシドシ ph 7.57 AG.5mM 乳酸高値 4.3 mg!ml 総ケトン体高値 570μM アルコル離脱症状出現より乳酸アシドシ LA 及びアルコル性ケトアシドシ AKA と診断 血糖改善 後も意識障害は持続し 脳器質的疾患を認めないため意識障害の原因は循 環不全を伴うLA及びAKAが考えられた 大量輸液 カテコラミン投与を 含めた全身管理でショック状態及び意識障害は次に改善し 病には ph AG 乳酸値 総ケトン体はほぼ正常化した 著明な低血糖と重篤な ショック状態を伴うLAとAKAを発症したにもかかわらず救命できた糖尿 病の例を経験したので報告する HbAc NGSP値 I P 99 CGM検査で治療を検討しえたチアマゾル投与により発 症したと考えられるHLA DR4を有しないインリン自己 免疫症候群の例 赤尾 雅也 竹田 勝志 名古屋市立東部医療セン内分泌内科 症例は77歳女性 バセドウ病の診断で他院にてチアマゾル MMI 内服 で治療中 MMI内服が中断され 甲状腺中毒症となり0年0月に当院へ 入院 03年6月中旬に低血糖で当院救急外来を受診 その後 夜間低血糖 症状が出現するようになった 血糖値66 mg!dl IRI 70 μiu!mlとiriの 異常高値を認め インリン抗体結合率は50 以上で 過去にインリン 使用歴はなく MMIにより誘発されたインリン自己免疫症候群 IAS と診断 HLA DR4は認められず Scatchard解析ではhigh"affinity siteの親 和性は M" 結合能は 0"8Mであった 分割食では夜間低血糖の 頻度が減少せず DPP" 4阻害薬とα"GI薬の投与で低血糖がコントロルさ れ その経過をCGM検査で確認しえた IASではHLA DR4と強い相関を示 すがHLA DR4を有さない稀な症例であり また 治療方法をCGM検査で 検討し得たため報告する I P 300 インリンリプロからグルリジンへの変更により早朝低 血糖を防止できたインリン抗体陽性糖尿病の例 勝田 裕子 浅香 裕之 若杉 隆伸 福井県立病院内分泌代謝科 症例① 7歳女性 50歳時糖尿病と診断 リプロ Lsp 混合製剤開始 年後に中高血糖と早朝低血糖出現 IRI 670μU! ml インリン抗体結合 率87.8 Scatchard解析で低親和性高結合能だった 症例② 70歳女性 55歳時糖尿病と診断 Lsp混合製剤開始4年後に中高 血糖 早朝低血糖が出現 IRI 340μU!ml インリン抗体 50U!ml Scatchard解析で低親和性高結合能だった 症例① ②ともLspからグルリジン Glu 変更翌より中高血糖 早朝 低血糖は改善 考察 早朝低血糖の原因として 血糖値が低下しても抗原"抗体複合物か らインリンの供給が続くことが考えられる Glu変更翌からの血糖改善 は Gluとインリン抗体複合物の産生量減少 Gluがインリン抗体と結 合せずに作用を発揮したためと考えられ インリン抗体陽性糖尿病患者 においてグルリジン使用は有用な治療法と思われた 悪性腫瘍に合併した遷延性のインリン非依存型低血糖の 症例 吉本 卓生 井町 仁美 福長 健作 藤原 真子 深田 陽子 西内 崇将 荒井 啓暢3 常森 寛行3 串田 吉生4 羽場 礼次4 筧 善行3 村尾 孝児 香川大学医学部附属病院 香川大学医学部先端医療 臨床検査医学!医学部附属病院 糖尿病セン 香川大学医学部泌尿器 副腎 腎移植外科3 香川大学医学部附属 病院病理部4 症例 77歳男性 現病歴 膀胱癌 多発肝転移 にて化学療法施行され外 来にて経過見られていたが気分不良認められ受診される その際イレウお よび低血糖を認めていたため入院となる 過去に消化管切除の既往は無い イレウは保存的に加療され 血糖値も高カロリ輸液投与にて改善した その後高カロリ輸液から経口摂取に切り替わり 十分摂取できているにも 関わらず 遷延する低血糖を認め その際インリンの分泌は抑制されてお り その他甲状腺 副腎皮質ホルモンなどの分泌は正常であった その後全 身状態の悪化認め死亡となる 考察 悪性腫瘍に伴う低血糖はいくつか報 告されておりIGFなどの関与が示唆されている 本症例では明らかなイン リン過剰分泌は認めておらず悪性腫瘍による糖代謝への関与が考えられる I P 30 テロイドが著効したインリン自己免疫症候群の例 西谷 里枝 川崎 元樹 平澤 麗子 永田 友香 佐藤 文紀 黒澤由貴子 櫻田 麻耶 西田 賢司 辻野 元祥 小川 佳宏 内潟 安子3 東京都立多摩総合医療セン内分泌代謝内科 東京医科歯科大学大学院分子内分泌 代謝学 糖尿病 内分泌 代謝内科 東京女子医科大医学部医学科 東京女子医科 大学病院 糖尿病セン3 症例は79歳男性 0年来の型糖尿病で インリン使用歴なし シグリプ チン内服でHbAcは5"6 台と安定していたが 0年0月頃より空腹時低血 糖 30"40 mg!dl が出現 03年5月より低血糖症状が増加した シグリ プチンを中止したが症状改善せず 同月 精査加療目的に入院 血糖58 mg! dl IRI 580 IU!mL 抗インリン抗体50 U!mL以上 結合率90 以上と高 値であり インリン自己免疫症候群と診断した SH基含有薬剤 α"リ酸 の摂取なし 6分割食 α"グルコシダゼ阻害薬を順次開始したが早朝空腹時 の低血糖は継続 プレドニゾロン50 mg!より内服を開始し 翌から空腹 時低血糖は消失 以後プレドニゾロンを漸減した 食後高血糖に対し超速効 型インリンを開始し血糖コントロルは安定した インリン自己免疫症 候群にテロイドが著効した例を報告する HbAc NGSP値 I P 303 非処方薬による重症低血糖をきたした例の検討 鈴木 路可 竹内 直志 比良野圭太 中川 朋子 真山 享 門伝 昌己 出雲 博子 聖路加国際病院内分泌 代謝科 症例 59歳 女性 以前高血糖を指摘されるも放置 数前より多尿あ り 膀胱炎と自己診断し抗菌薬を内服するも 改善せずフィリピンで購入 した漢方薬を内服した 入院当同薬を内服後に眩暈を自覚 意識状態悪 化し 当院に救急搬送された 血糖値43mg!dl ブドウ糖投与で改善した が 低血糖遷延し入院加療とした 漢方薬による低血糖を疑い 患者血中 のグリベンクラミド濃度測定したところ 37. ng! mlと高値だった 症例 48歳 男性 冷汗 ふらつきを自覚し当院を受診した 来院時 血糖値7 mg! dl ブドウ糖投与で症状改善したが 低血糖遷延し入院とし た 持参した薬剤 ダラフィル を調査すると偽造薬品と判明し 患者 血中グリベンクラミド濃度測定たところし 高濃度だった 考察 我々は処方薬でない薬品による重症低血糖を例経験した 注意喚 起のため文献的考察を含め報告する HbAc NGSP値 I P 304 ジアゾキサイドとエキセナチドの併用で血糖コントロル を行った高インリン血性低血糖を伴う糖尿病の例 室橋 祐子 白川 純 小松裕美子 山崎 俊介 富樫 優 伊藤 譲 寺内 康夫 横浜市立大学附属病院内分泌 糖尿病内科 症例は65歳女性 皮膚筋炎にてテロイド内服中 肥満あり 55歳時より 糖尿病 63歳時GLP"受容体作動薬を導入 HbAc 6.8 低血糖にて エキセナチドを中止したが 高インリン血性低血糖が持続 各種画像検 査で膵実質に腫瘍像はなく SACI試験では各動脈枝で倍以上に上昇し 成人発症膵島細胞症が疑われた デキサメゾン オクトレオチドにて低 血糖は改善したが その後血糖上昇 HbAc 0.0 オクトレオチド デキサメゾン中止後 深夜 早朝に高インリン血性低血糖を認め ジ アゾキサイドを夕食時のみ開始し低血糖は回避するも 中に血糖上昇し 中エキセナチドを開始した ジアゾキサイドとエキセナチドの併用で血 糖コントロルを行った高インリン血性低血糖を伴う糖尿病の例を経験 した 本症例のCGM 当科で経験したジアゾキサイド使用6症例との比較 を含め報告する HbAc NGSP値 S 93

39 I P 305 型糖尿病患者の低血糖とHbAcの関係 持続血糖モニ CGM による検討 元 舞子 岡田 洋右 森 博子 川口真悠子 松田 恵 大塚 隆史 久能 芙美 須貝 慧 園田 里美 田中 健一 黒住 旭 成澤 学 鳥本 桂一 新生 忠司 田中 良哉 産業医科大学病院一内科学講座 目的 型糖尿病患者のHbAcと低血糖の関係について持続血糖モニリングシ テム CGM を用いて実態調査 方法 入院中にCGMを施行した型糖尿病患者を横断研究 入院時のHbAcを4群に 分け CGMデを各群で比較検討 主要評価項目はHbAc各群における低血糖の 発症差 結果 対象00例 男! 女6!84 年齢6.3 罹病期間.0 BMI5.6 HbAc8.6 AUC70 nauc70 AUC50とAGは負相関 MAGEは正相関 HbAc群で低血糖有 症例数 低血糖暴露時間帯に差なし どの群でもAUCと年齢 罹病期間 治療内容 と関連なし 考察 低血糖の発症や暴露時間はHbAc値とは無関係であった 低血糖の頻度や暴 露時間が増えると血糖変動が大きくなり 更に平均血糖値が低値となることが示唆 された いずれの群においても 低血糖のリクに関与する因子はなく 大前提と して低血糖を回避する治療選択をすることが重要である HbAc NGSP値 I P 306 インリン治療中の糖尿病患者における外来CGMによる 夜間低血糖の検討 大西 悠紀 岡野 優子 竹下 敦郎 橋本 礼 堀田 康広 豊美 上村 明 坂本 正子 安間 太郎 鈴木 俊成 林 元 矢野 裕 竹井 謙之 住田 安弘3 松本 和隆 古田 範子 赤塚 三重大学医学部附属病院糖尿病 内分泌内科 三重大学医学部付属病院!消化器 肝臓内 科 四市羽津医療セン3 目的 インリン使用中の糖尿病患者に外来で持続血糖モニリング CGM を 行い 夜間血糖の検討を行う 対象 名の糖尿病患者 型糖尿病 以下Type 4名 男性3名 女性名 型糖尿病 以下Type 8名 男性7名 女名 年齢66.8±0歳 罹病期間0.7±8.3 年 BMI.±3.0kg! m で0時から6時のCGMを解析した 結果 TypeとTypeのMAGEは±39.7 vs 85.4±3.3mg!dlとTypeで有意に 高く p 0.05 夜間血糖のばらつきを示すM値は9.8±6.6 vs 6.6±3.3mg!dl であった 低血糖は 午前3時台が多く 低血糖持続時間は79±99分であった HbA c 眠前 早朝血糖と夜間低血糖との相関は認めなかった 考察 Typeは Typeと比較し 夜間低血糖回数が多く 従来の血糖測定では夜 間低血糖の予測は困難と考えられ 頻度が多い午前3時台への注意が必要と考えら れた HbAc NGSP値 I P 307 αグルコシダゼ阻害剤が著効した反応性低血糖の例 持続血糖モニ CGM が診断と分割食による治療効 果判定に有用であった初期型糖尿病に伴う食後反応性低 血糖の例 登丸 琢也 石井 角保 小澤 厚志 渋沢 信行 中島 康代 堀口 和彦 佐藤 哲郎 岡田 秀一 山田 正信 群馬大学大学院医学系研究科病態制御内科学 症例は0代後半の女性 5歳頃から空腹時に発汗 動悸 振戦など低血糖 様症状が出現 03年6月頃より朝食前の頭痛 倦怠感が出現し低血糖様症 状も増悪した 近医にて低血糖症が疑われ 精査加療目的で当科紹介入院 HbAc 5.4 と正常であったが CGMにて血糖値が夕食後時間で05mg! dl に上昇し 夕食後7時間で60mg!dlまで低下していた 75gOGTTでは血糖 値は負荷後0分で03mg! dlと頂値を示した後緩やかに低下 負荷後80分 で50mg! dlまで低下し低血糖症状も出現した 抗GAD抗体は陰性であった 他に低血糖を来す疾患は否定的であり初期型糖尿病に伴う食後反応性低血 糖と診断した 分割食で食後の血糖上昇と反応性低血糖が改善することを CGMで確認した CGMが初期型糖尿病による食後反応性低血糖の診断と 治療効果判定に有用であった例を経験した HbAc NGSP値 夕食前 深夜早朝の低血糖を示したインリン抗体陽性糖 尿病の一例 満田佳名子 新谷 光世 山内 一郎 松本 義弘 保田 紀子 吉田有希子 中野 厚生 田中早津紀 前田 康司 下村菜生子 西村 治男 大阪府済生会中津病院糖尿病内分泌内科 井上病院内科 68歳男性 3年前より混合型インリン製剤での治療を開始 本年9月低血 糖昏睡が出現 インリンを中止後も深夜低血糖が続いた HbAc5.6 抗GAD抗体陰性 インリン抗体陽性でscatchard解析では親和性低値 結 合能高値を示し インリン自己免疫症候群に類似した病態と考えた CGM では食後高血糖および夕食前から早朝の低血糖を認めた 補食 ボクリボ ビルダグリプチンで食後高血糖は改善したが 食前低血糖が残存した ためプレドニゾロン少量の内服を追加 それにて低血糖は消失した 今後 低血糖の有無 抗インリン抗体の経過を観察する予定 インリン自己 免疫症候群に類似した病態について 文献的考察を加え報告する HbAc NGSP値 I P 30 DPP!4阻害薬とビグアナイドの併用療法中にDPP!4阻害 薬の変更のみで夜間低血糖を回避し得た例 笠原 俊彦 東山 聡子 弓岡 稔貴 溝渕 憲子 片山 茂明 橋口由香里 福永 馨 八木 規夫 坂井 誠 老籾 宗忠 一般財団法人甲南病院内科 糖尿病セン 症例 7歳女性 ビルダグリプチンとビグアナイドの処方を受けていたが 朝に倦怠感と冷汗を反復するため精査目的に紹介となった 検査所見 BUN 0.8mg! dl Cre.0mg! dl 随時血糖9mg!dl HbAc6.5 IRI 9.3μIU!ml インリン抗体陰性 甲状腺機能 副腎機能異常なし 尿蛋白 尿糖 尿ケトン陰性 経過 FPGは0mg! dlであったがcgmにて夜間低血糖が確 認された ビルダグリプチンとビグアナイド以外に低血糖の原因被疑薬は なかった ビルダグリプチン50mg!をシグリプチン50mg! 朝 内服に変更しCGM再検したところ夜間低血糖は消失した 考察 DPP"4 阻害薬 ビグアナイド共に低血糖は稀と考えられている しかし併用によ り薬理効果が累積し 絶食時間の長い夜間に低血糖を来たしたと考えられ た さらに腎機能障害により血中濃度が上昇し血糖降下作用が増強したと 考えられた HbAc NGSP値 I P 3 山本 浩司 西村久美子 中野美由紀 林 展之 藤尾 智紀 藤高 啓祐 岩崎 真佳 野村惠巳子 浮田千津子 豊田 長興 塩島 一朗 西川 光重 関西医科大学二内科 αgiが著効した反応性低血糖の症例を報告する 症例 60歳 男性 現病 歴 食欲不振の精査目的に入院 入院後 低血糖による意識消失発作が出 現 既往歴 5歳 食道癌で胃部分切除 胃幽門部形成術 入院後経過 身長73cm 体重47.5kg BMI 5 空腹時血糖83mg! dl 空腹時IRI.8μU! ml HbAc 5.3 副腎機能は正常 インリン抗体も陰性 OGTTの結果 負荷3時間後に低血糖が出現し 反応性低血糖と診断 朝食前 食後 3時 間の血糖値を測定した 血糖値 mg! dl は 8 前 " 7 h " 08 h " 59 3h 朝食時間後のに高血糖が 3時間後の低血糖の原因と考えた αgi ミグリトル の投与後 血糖値は 87 前 " 0 h " h " 86 3h と改善した 総括 αgi投与により 食後時間後の高血糖が改善し 3時間後の低血糖が消失した HbAc NGSP値 I P 308 I P 309 一大学病院外来通院中の糖尿病患者の低血糖の実態 智 森野勝太郎 関根 理 園田 奈央 森本 明子 卯木 前川 聡 小林 康子3 呉代 華容 森野 亜弓 宮松 直美 滋賀医科大学医学部看護学科臨床看護学講座 滋賀医科大学医学部医学科内科学講 座 滋賀医科大学医学部附属病院看護部3 目的 外来通院中の糖尿病患者において 低血糖症状ありの者の割合 低 血糖症状出現頻度 自覚症状 対処法を明らかにする 対象 03年月から9月までに当院糖尿病内分泌内科外来に通院した患者 374名 男! 女 34! 40名 年齢 65.3±9.8歳 過去3か月間に低血糖症状があった者は9名 4.3 女性は男性 より低血糖症状のあった者が有意に多く p 0.00 一方で年代による差 は見られなかった p 0.40 インリンの有無で層化しても同様の結果 であった 低血糖症状のあった者の半数以上がか月あたり複数回の低血糖 症状を自覚しており 自覚症状は 冷や汗 が7名 79. と最も多く 次いで 手指の震え 4名 46. であった 対処法は 血糖を測る が 58名 63.7 と最も多く 次いで ブドウ糖を摂取する が50名 54.9 であり 対処をしなかった者はいなかった I P 3 本人糖尿病患者における低血糖の実情に関する検討 櫻町 惟 矢部 大介 倉本 尚樹 岡村 香織 松本 実紀 六反麻里代 臼井 亮太 桑田 仁司 藤原 周一 渡邊 好胤 表 孝徳 安原 章浩3 黒瀬 健 清野 裕 関西電力病院糖尿病 代謝 内分泌セン 関西電力病院救急集中治療 総合診 療科 関西電力病院腎臓内科3 厳格な血糖コントロルの実現には低血糖リクの考慮が重要となるが 糖尿病患者の低血糖状況に関して大規模な検討はこれまで行われていな い 当科外来通院中の糖尿病患者に質問調査票によるアンケト調査を実 施し 低血糖の経験あり と回答した患者30名 男性 女性 5名 78 名 平均年齢64.0±.7歳 を対象に 病歴や治療状況等との関連性を調査 した 低血糖症状の有無に関して罹病期間や自律神経障害の有無では有意 差を認めなかった 外出時の糖分所持率は低血糖頻度が高い群でより高い 傾向が見られ 患者の不安感の反映が示唆された また低血糖時の対処法 や低血糖と感じる血糖値に関しては 低血糖頻度とは関連を認めなかった 過去に低血糖の経験なし と回答した群とも比較し 治療法 腎機能 イ ンリン分泌能 合併症の進行度などの低血糖頻度への影響に関しても解 析を加え報告する HbAc NGSP値 S 94

40 I P 33 低血糖に関するアンケト調査の結果からみえた指導の現 状と今後の課題 小野田房子 今村 誠 高橋まゆみ3 白岩真由美3 加嶋美由紀4 奈良 知子5 原町赤十字病院内科外来 原町赤十字病院内科 原町赤十字病院内科病棟3 原町 赤十字病院整形外科病棟4 原町赤十字病院薬剤部5 当院にも糖尿病専門医を中心に糖尿病看護認定看護師 糖尿病療養指導士 以下CDEJ による療養指導が行われている そこで療養指導の状況の評 価として 低血糖 に関するアンケト調査を実施した 対象者は6歳以 上の患者で 65歳以上 65歳未満 として低血糖の認識の比較を行った 低血糖に関する指導は 掲示板やパンフレットを利用しCDEJ ッフが 行っていたが アンケトの結果から全体的に低血糖に対する認識が不十 分であることがわかった 特に低血糖の経験の有無は若年者に影響が大き いことも分かった しかし 高齢者は低血糖の経験の有無と対策に有意差 はみられなかった 若年者に対する低血糖の指導方法を見直し 低血糖対 策の重要性を患者全体に喚起していくことが今後の課題である I P 34 アンケトによる青森県内診療所における大血管症 重症 低血糖発症頻度についての検討 今村 憲市 中園 誠 向井田英明 五市 敬 青森県臨床内科医会 目的 青森県を青森 A 弘前 B 八戸 C の3地区に分けて脳梗塞 心筋梗塞 重症低血糖の発生に地域差があるか検討を行った 方法 内科 を標榜する80施設にアンケトを行い入院を必要とする脳梗塞 心筋梗 塞 ブドウ糖注射を必要とする低血糖の頻度を中心に男女別に分けて3地区 間で比較検討した Aより施設386例 B 0施設3643例 C 9 施設475例を回収した 脳梗塞は男女とも各地区での差はなかった AMI は男性A3.7 B3.9 C4.9 女性A0.6 B. C.3 であった 重症低血糖 は男性A. B.3 C3.0 女性A.4 B. C3.5 であった 総括 C地 区で低血糖 AMI発症頻度が高かった HbAc NGSP値 I P 35 当院における低血糖患者の検討 報 DPP!4阻害薬 は低血糖を変えたか 堀部 亮 安田 寛子 牛田 美帆 伊藤 雅子 渡邉 保子 山守 育雄 名古屋一赤十字病院内分泌内科 目的 低血糖の現状から防止策を探る 方法 0年月"03年3月の糖 尿病低血糖65例を検討 年齢68.5±5.3歳 80歳9例 HbAc 7.5±.46 誘因は食事量低下67例!投薬増強8例!過量投与5例!腎機能 低下例へのSU薬7例! 運動量増加例! 体重減少例!不明55例 インリン3 例!経口薬54例!併用78例!不明例 インリン09例の年齢64.4±6.歳 HbAc 7.75±.47 経口薬単独54例の年齢76.5±9.39歳 HbAc 7.6±.38 グリメピリド3例 3mg 6例 グリベンクラミド6例 5mg 8例 グリクラジド例 アセトヘキサミド例 グリニド4例 例SU薬併 用 不明例 DDP"4阻害薬使用3例全例グリメピリド併用 3mgと用 量不明の4例は全員他院 考察 DPP" 4阻害薬普及後も高齢者のSU薬減量 は浸透不十分 食事の定時摂取 シックデイ対策に加え高齢者や腎機能低 下例のSU薬減量徹底が必要 HbAc NGSP値 I P 36 入院を要した低血糖患者の推移 DPP!4阻害薬と低血糖 患者の増加 井上 正晴 祢津 光廣 山梨県立中央病院 はじめに DPP" 4阻害薬による低血糖について検討するために 糖尿病に よる低血糖症で当院救急外来を受診し 入院加療を要した患者について検 討した 方法 平成3年月より平成5年9月30までの間に低血糖症 低血糖昏睡が主病名である患者を検索しカルテで検討 低血糖症を 来たした患者は全部で8人 年ごとに見ると平成3年は6人 平成4年9人 平成5年は3人と増加していた 治療薬の検討ではDPP"4阻害薬の使用患 者は 平成3年は0人だったが 平成4年は人 平成5年は7人と増加に関 連していた 低血糖患者は高齢でシックデイの対応ができない場合が多く DPP" 4阻害薬の患者はSU薬との併用であった 多量のSU薬との併用症例も 認められた まとめ DPP" 4阻害薬により入院加療を要する低血糖患者の 増加が認められた DPP"4阻害薬は高齢者やシックデイの対策が必要であ る HbAc NGSP値 I P Ga! DOTA! TOC! PET陽性多発性内分泌腫瘍症型イン リノマに対するオクトレオチドの有効性の検討 八十田明宏 中平 真衣 廣田 圭昭 金井 有吾 藤井 寿人 金本 巨哲 曽根 正勝 濱崎 暁洋 稲垣 暢也 京都大学医学部糖尿病 内分泌 栄養内科 背景 目的 膵 消化管神経内分泌腫瘍において オクトレオチドの有効 性が報告されている 今回我々は68Ga"DOTA"TOC陽性の多発性内分泌腫 瘍症型 MEN におけるインリノマの低血糖に対するオクトレオチ ドの有効性を検討した 症例 MENと診断された6歳男性 絶食試験に てインリノマと診断した 検査 結果 68Ga"DOTA"TOC"PET!CT にて膵腫瘍と一致した取り込みを検出した 00 μgオクトレオチド負荷試 験では IRIおよびCペプチドの低下を認めたものの血糖値の上昇は認めら れなかった 連オクトレオチド投与による血糖値は前値と比較して若干 の上昇を認めた 考察 68Ga"DOTA"TOC"PET!CT陽性のインリノ マに対してオクトレオチドが奏功する可能性は高いが 有効率や実際の有 効性に関してはさらなる検討が必要である I P 38 当院で経験したインリノマ4例の診断と治療 柴 久美子 南 勲 小松 奈々 村上 正憲 大木葉宣昭 大橋 琢也 木田 道也 三原 正朋 泉山 肇 吉本 隆宣 小川 佳宏 工藤 篤 田邉 稔 東京医科歯科大学医学部附属病院糖尿病 内分泌 代謝内科 東京医科歯科大学医学部附 属病院肝胆膵外科 000年から03年に当院でインリノマと診断した4症例について検討した 男性7例 女性7例 年齢3" 77歳 中央値59歳 推定罹病期間の中央値はヶ月 画像検査の感度は施行例のうちCT 85! 3例 MRI 67 4!6例 血管造 影85! 3例 選択的動脈内カルシウム注入試験 SACI 00! 例 だった オクトレオチド試験は全例に実施され9例で血糖の上昇を認めた ジア ゾキシドによる治療は8例に行われ 75" 45mg! 有効6例 中央値3mg! 無効例だった 手術は3例で施行し 病理学的所見にて良性例 悪性例 術後全症例で低血 糖は消失 術後耐糖能は正常7例 境界型4例 糖尿病型例だった 当院でのインリノマの臨床像はこれまでの報告の多くと合致していた SACI は他の画像検査で検出できない病変の診断に有用である ジアゾキシド オクト レオチドは多くの症例で有効だった I P 39 型糖尿病の既往のある慢性腎不全患者に インリノ マの合併を認めた例 清水 昌紀 麻生 好正 鈴木 國弘 飯嶋 寿江 城島 輝雄 柳 一徳 青木 千枝 田中 精一 獨協医科大学付属病院内分泌代謝内科 インリノマはインリン自律性分泌を特徴とする膵β細胞由来の腫瘍で あり 低血糖症状を呈する疾患である 今回糖尿病の既往のある慢性腎不 全患者に インリノマの発症を認めた症例を経験したので報告する 症例は63歳男性 4歳時に糖尿病を指摘され 50歳から内服開始 55歳で 血糖改善したため内服中止 その後は食事療法で経過を見るも 0年月 から早朝に低血糖症状が出現 同年8月に低血糖による意識障害で近医へ救 急搬送され この際に透析導入となる 採血と画像所見からインリノ マ疑いで当院紹介となった 入院後の各種検査結果からインリノマと診断 治療の一選択は外科 的切除であるが 患者自身が手術を希望されずジアゾキシドで治療を行っ た 糖尿病の既往のある慢性腎不全患者にインリノマの合併を認めた非常 に珍しい症例であり 文献考察も交えて報告する HbAc JDS値 I P 30 ジアゾキシドでの治療中にCGMを行ったインリノマ の一例 橋本 章子 中島 昌利 坂本和香奈 高橋 毅 豊永 哲至 東 輝一朗 岸川 秀樹3 荒木 栄一4 国立病院機構熊本医療セン糖尿病 内分泌内科 国立病院機構熊本医療セン 救命救急セン 熊本大学保健セン3 熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科 学4 症例 79歳女性 現病歴 68歳時 意識消失あり 73歳時 膵頭部のイン リノマ 径0mm と診断されたが外科的治療は拒否された 79歳時 低 血糖の頻度が増加 kgの体重増加もあり ジアゾキシドによる治療目的で 当科入院となった 経過 FBG 5mg!dL F"IRI 5.9μU!mLと高インリ ン血症を伴う空腹時低血糖を認め 腫瘍径は4mmに増大していた ジアゾキ シドを開始したところ 血糖は目から上昇 F"IRIは低下し Fajans指標 は入院時0.87が4目には0.06と低下した 5mgで維持量とし 7間のCGM で低血糖がなく 高血糖持続がないことを確認した 結語 ジアゾキシドは インリノマの内科的治療に有用で CGMを行ったことにより安全に用量 設定ができたと考えられた ただ高インリン血症は持続しており 低血糖 の頻度が増えてきた場合には用量調節を再度行う必要があると考えられる HbAc NGSP値 S 95

41 I P 3 早朝空腹時低血糖を全身性エリテマトデに対するテ ロイド投与によるものと考えたため診断が遅れたインリ ノマの例 平瀬 伸尚 有田 好之 北島 慶子 西川 寛 生山祥一郎 九州大学病院別府病院免疫血液代謝内科 症例は6歳女性 980年 シェグレン症候群と診断しプレドニゾロン PSL 5mg! 開始 000年月 全身性エリテマトデと診断 003年 月 自己免疫性好中球減少症と診断しPSLを40mg!まで増量 PSL増量 時に早朝空腹時血糖が低い状態が続いていたが この時点ではテロイド 投与に伴う症状と判断 しかし 00年0月 夕食前に低血糖昏睡を起こ したため 低血糖の鑑別のため入院 絶食グルカゴン試験にてインリノ マに合致する所見を得 CT MRIで膵頭部に濃染されるcmの腫瘤を認め 選択的動脈刺激静脈サンプリングにて十二指腸動脈からカルシウム刺激で IRIの有意な上昇を認めた 膵頭部のインリノマと診断し腫瘍核出術を 施行 早朝空腹時低血糖をテロイド投与に伴う症状と判断したためイン リノマの診断が遅れ 示唆に富む症例と考え報告した I P 3 インリン抗体およびインリノマ 疑診例 による空 腹時低血糖に対して就寝前脂質摂取 チョコレト が奏 効した例 山本美津子 加茂麻由子 谷 長行 新潟県立がんセン新潟病院内科西6病棟 新潟県立がんセン新潟病院内科 症例 86歳男性 60歳より糖尿病で通院 80歳以後腎不全 心筋梗塞 心 不全併発 Q3回注射 0" 0" 0 と眠前少量SU剤併用でHbAcは9 程度 3年月心不全で入院 早朝低血糖を頻発しSUを休薬後も持続 インリ ン抗体による低血糖と判断 症例 83歳男性 73歳左肺癌手術 年秋から半年間で度の低血糖昏睡で 来院 副腎不全は否定 インリノマが疑われたがCTで腫瘍指摘できず 高齢で精査は希望されなかった 症例へ早朝のインリン必要量を増加させる目的で就寝前にチョコレト 0 0gの摂取を指導実践し 低血糖は回避可能となった 考案 今回の方法は対症療法に過ぎないが これら疾患の治療の過程やイ ンリノマ手術困難例などに一度は試みてよい方法と思われる また インリン自己免疫症候群が本邦に多く欧米に少ないことも単に脂肪摂取 量の差によるものかも知れない HbAc NGSP値 I P 33 型糖尿病患者の体力指標とアキレ腱反射および運動神 経伝導速度との関連性 杉本 一博 佐久間貞典 星野 武彦 田村 明 矢部 隆治 山崎 俊朗 鈴木 進 一般財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院糖尿病セン 一般財団法人太田綜 合病院附属太田西ノ内病院運動指導室 目的 型糖尿患者の体力指標と神経障害の指標で あ る ア キ レ 腱 反 射 ATR および運動神経伝導速度 MNCV との関連性を解析することを目 的とした 方法 当院に入院し運動負荷が禁忌となる併発症を有さない型糖尿病患者 98名を対象とした 患者の身体計測 血圧 Ac 空腹時血清脂質およびイ ンリン分泌能とともに体力指標として全身反応時間 開眼片足立ち 脚伸 展力および最大酸素摂取量 心肺能力 を測定し これらのデとATR異 常および脛骨神経のMNCV低下との関連性を解析した ATR異常群は正常群に比し 両側脚伸展力の平均値が有意に低下し ていた 重回帰分析では 開眼片足立ち時間の短縮がMNCV低下の有意な予 測因子であった 総括 型糖尿患者の脚伸展力の低下はATRの異常と 開眼片足立ちで評価 した平衡障害はMNCVの低下と有意な関連性を示した HbAc JDS値 I P 34 型糖尿病患者における手根管症候群での虫様筋と骨 間筋の遠位潜時差の計測による検討 礒 薫 宮國 友治 松本 真 宮城 司 小松 純子 伊藤 昌子 田中 弥生 矢後 貴子 向井 恵一 横浜新緑総合病院内科 横浜新緑総合病院検査科 目的 手根管症候群carpel tunnel syndorome 以下CTS に対して特異度 の高いとされる虫様筋と骨間筋の遠位潜時 DL 差の計測法 L"INT 法 を型糖尿病患者で行い臨床像 他の伝導速度所見と比較検討 対象 および方法 対象5名 男性5名 女性0名 年齢は平均60.6歳 罹病期間 7.8年 HbAc.0 検査は神経伝導速度検査を施行 正中神経のDL4ms 以上の患者にL" INT法施行 CTS診断は従来の伝導速度所見によるものと L" INTは0.5ms以上を陽性とした CTSは男性9名 女性7名 CTS は全例糖尿病末梢神経障害合併 従来検査でCTSと診断症例は全例L"INT 法陽性 L" INTは0.9±.ms 回帰分析ではL" INTに対し正中神経のDL R 0.8 DL比 R 0.55 正中神経の運動神経伝導速度 R 0.43 は 正の相関を示した 考察 型糖尿病患者においてL"INTは従来の伝導速 度検査に比較しても有用な検査と考えられた HbAc NGSP値 I P 35 型糖尿病患者における糖尿病神経障害指標と動脈硬化検 査指標との相関 安藤 明彦 宮本 倫聡 竹田 幸代 若林 徹治 尾崎 一史 学 関澤 大輔 齋藤 新介 山崎 久隆 倉科 智行 高橋 槌田 武史 永島 秀一 齋藤奈緒子 出口亜希子 野口 仁麗 俊 岡田 修和 岡田 健太 長坂昌一郎 大須賀淳一 小谷 和彦 石橋 自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門 自治医科大学臨床検査医学講座 目的 型糖尿病患者の神経障害 動脈硬化検査各指標で横断的に相関性を観察 方法 正中FWCV 脛骨MCV 腓腹SCV 脛骨及び腓腹振幅 正中及び脛骨F! M波振幅比 糖尿病神経障害を考える会の病期 病期と略 と CAVI PWV EndoPAT FMD meanimt maximt PS HbAc GA 脂質 cystatin C及び 網膜症及び腎症病期等でSpearman順位和相関係数を求めた 病期で層別化 病 期と上記で多重比較検定 対象97名 病期I" V期は3! 7!!8!9名 全体 で中等度以上相関は脛骨MCV! FMD 脛骨振幅! cystatin C 腓腹振幅! 網膜症病期 臨床病期! 網膜症病期 多重比較検定でFMD cystatin C 腎症病期 網膜症病期 で有意差 病期で中等度以上相関は早期 I では速度系3指標 6項目 振幅 指標 3項目 中期 II.III で速度系 4 振幅3 5 後期 IV V で速度 系 3 振幅4 総括 神経障害病期早期で動脈硬化性指標と強い相関 HbAc NGSP値 I P 36 糖尿病および耐糖能異常者における末梢神経障害の有病率 小河 健一 栗栖 清悟 佐々木秀行 山根木美香 浦木 進丞 中西 一郎 田中 寛人 上谷 光作 佐藤 博明 岩崎 久生 古田 浩人 西 理宏 有田 幹雄 南條輝志男3 赤水 尚史 和歌山県立医科大学附属病院紀北分院内科 和歌山県立医科大学内科学一 和歌山ろ うさい病院3 目的 末梢神経障害 PN が糖尿病 DM 発症前 predm から増加するか 検討 方法 検討 DM歴のない地域健診受診者38例をHbAcとFPGで正常 N 群 HbAc6.0 未満かつFPG00mg!dl未満 9例 新たに診断されたDM NDM 群 HbAc6.5 以上 FPG6mg! dl以上 0例 それ以外をpreDM群 65例に分け 末梢神経症状 両足シビレ 痛み 異常感覚 両内踝振動覚 VT 両ATRでPNを調査 PNを目的変数とする多重ロジティック解析も施行 検討 DM治療中のKDM患者93例で同様の検討を実施 検討 N predm NDM群の神経症状は8 6 0 P VT異常は3 3 0 P 0.8 ATR異常は 7 40 P 0.00 PN有病率は P 多重ロジティック解析有意差なし 検討 KDM群では神経症状3 VT異常45 ATR異常5 PN有病率45 結論 PN有病率はpreDMでは有意な上昇なし HbAc NGSP値 I P 37 糖尿病を背景とする顔面神経麻痺の臨床像の検討 石井 通予 布施 恵子 板垣 典子 中澤 純 高谷 季穂 峠岡 佑典 磯野 元秀 大津市民病院内科 目的 末梢性顔面神経麻痺の背景疾患として糖尿病の頻度や臨床像につい て検討を行った 対象および方法 007年から0年まで当院で診断 治療された顔面神経 麻痺66例を検討 このうちヘルペ合併例が例 A群 これを除く44例 中4例に糖尿病が合併 B群 非ヘルペ非糖尿病群が0例 C群 これ らの3群間の比較を行った 平均年齢はB群はA群に対して有意に高齢であり p 診 断時の麻痺コアはC群が低く重症化する傾向があるが各群間では有意差は なかった B群の背景はHbAc 7. ±.3 JDS BMI 5±4.4麻痺コア とHbAc間には有意な相関関係は認められなかった 総括 高齢者の顔面神経麻痺の背景として糖尿病の頻度はこれまでの報告 よりも高く注意が必要であるが 糖尿病の重症度と麻痺の重症度は相関し なかった HbAc JDS値 I P 38 起立負荷時心拍変動解析による自律神経機能と冠動脈疾患 の相関解析 玉那覇民子 菱田 藍 肥塚 諒 橡谷 真由 大畑 洋子 槇野 久士 岸本 一郎 国立循環器病研究セン病院糖尿病 代謝内科 目的 自律神経障害は QOLの低下や死亡率増加の原因となる 糖尿病患 者で起立負荷時の心拍変動解析での自律神経機能の評価を行った 対象と 方法 糖尿病患者47人の罹病期間 HbAc 心疾患の有無等を調査し 起 立負荷時のCVRR 副交感および交感神経の評価を行いそれとの相関を解 析した ①立位時のCVRRは 年齢 R 0. 罹病期間 R 0.3 HbAc R 0. と相関が認められた 立位時の交感神経の活動 LF は HbAcと相関 R 0.3 が認められた ②冠動脈疾患の既往あり群となし 群のCVRRは 座位 P 0.04 および立位 P 0.0 で有意差を認めた LFは 既往あり群は既往なし群に比し 反応の抑制が認められた 冠動脈 疾患の既往の有無で 年齢 罹病期間 HbAcに有意差は認められなかっ た 結論 自律神経機能障害を有するものでは 冠動脈疾患のリクが高 く 心拍変動解析は有要である HbAc NGSP値 S 96

42 I P 39 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 CIDP と型糖尿病 T! DM を同時に発症した一例 後藤 忍 前田 裕子 原 久美子 石山 雅美 千田麻友美 名古屋記念病院代謝内分泌内科 名古屋記念病院神経内科 症例 34歳男性 主訴 歩行困難 現病歴 0年月末 口渇 階段昇 降困難 両下肢痺れ 体重減少出現 翌月当院受診 高血糖で入院 身長 59.cm 体重44.8Kg 最高体重80Kg 抗GAD抗体陽性 内因性インリ ン分泌能低下等でT" DMと診断 網膜症や腎症なし 痺れ 神経伝導速度 NCV 低下で DM性多発神経障害 DPN と診断 退院後平地でも歩行 困難出現 四肢痺れ増悪 DPNとして非典型的 慢性進行性の四肢筋力低 下と感覚障害 腱反射消失 血中抗ガングリオシド抗体陰性 髄液中蛋白 細胞解離 NCV低下 両腓骨神経伝導ブロックでCIDPを疑い再入院し免疫 グロブリン大量療法 IvIg 施行 痛み症状は残るが 自力歩行可能にな り退院 鎮痛剤内服しているが症状悪化なく IvIg治療の効果を認めCIDP と診断 結語 DMとCIDPの併発例は高血糖先行が大半で T"DMと同 時発症した例はなく報告する HbAc NGSP値 I P 330 糖尿病性多発神経障害の急激な進行を認め 歩行困難と なった型糖尿病の一例 I P 333 高血糖の治療改善後に再発した糖尿病性舞踏病の一例 前川 陽子 湧田健一郎 渡辺 蔵人 神谷 乗史 屋良 朝博 城間 勲 比嘉 秀正3 中頭病院内分泌 代謝内科 ちばなクリニック内分泌 代謝内科 ちばなクリニッ ク神経内科3 症例は76歳女性 03年8月上旬より左上下肢が無意識に動くようになり 8月当院外来受診 左上下肢に特徴的な不随意運動を認め 血糖値45 mg! dl HbAc3.4 であった 頭部CTで右被殻に淡い高吸収域を確認 頭部MRIではT強調画像で右被殻に高信号域を T及びT 強調画像で右 被殻に低信号域を認めた 症状 高血糖 画像所見より糖尿病性舞踏病と 診断 インリン投与とハロペリドル内服を開始した 不随意運動は消 失し ハロペリドルを中止 血糖コントロルは良好となり シグリ プチン内服に変更し 退院となった 退院後は 随時血糖8mg!dl HbA c6.9 と血糖コントロル良好だが 不随意運動の再発を認めた 今回血 糖コントロルにより不随意運動は一旦改善したものの 急激な血糖変化 によって不随意運動が再誘発されたと考えられる症例を経験したため 文 献的考察を加えて報告する HbAc NGSP値 I P 334 型糖尿病の経過中に舞踏病様不随意運動を呈した4例 井上 光子 岸原絵梨子 中村 麻美 飯塚 高浩 髙田 哲秀 北里大学メディカルセン内分泌代謝内科 北里大学メディカルセン神経内 科 37歳女性 3歳時に境界型糖尿病の指摘を受けたが以後加療せず 0年8 月 36歳時筋力低下が出現し近医受診時にHbAc5. 随時血糖457mg! dlで型糖尿病 糖尿病性神経障害による筋委縮と診断され インリン導 入 リハビリテションによる加療を開始した 同年9月に起立性低血圧 月に全身の疼痛を認め当院紹介 血糖コントロルはHbAc6.0 と良好 で 疼痛は徐々に改善したが 自律神経障害 筋力低下は徐々に進行し 歩行困難となった 03年8月 胃不全麻痺で入院 髄液中の蛋白細胞解離 を認め 多巣性糖尿病神経障害が考えられ γグロブリン大量療法を行った 筋力低下 起立性低血圧は明らかな改善を認めなかったが 対症療法で起 立性低血圧 胃不全麻痺の症状は改善した 本症例のような 急速に進行 する自律神経障害の症例を認めた場合 早期の診断 治療介入が重要と考 えられた HbAc NGSP値 那須 俊甫 永江 航 寺坂 喜子 井上佳奈子 松田やよい 山口 美幸 安西 慶三 佐賀大学医学部附属病院肝臓 糖尿病 内分泌内科 型糖尿病の経過中に舞踏病様不随意運動を呈した4例を経験したので 文 献的考察を含め 報告する 糖尿病性舞踏病は 糖尿病患者に突然発症する舞踏運動であり 多くは高 血糖時に発症し 頭部MRI上被殻を中心とする大脳基底核にT強調画像で 高信号を呈するのが特徴的である 4例は55歳から84歳と高齢者に多い傾向 を示した 典型的な経過を示したのはうち例であり 例はインリン療 法にて血糖が改善した後に発症し 例は頭部MRI上典型的な所見を呈さな いという非典型的な経過をたどった いずれの症例も血糖コントロルや ハロペリドル投与にて不随意運動の改善を認めているが 消失するまで には5からヶ月と症例によって差を認めた 血糖コントロル不良時に 不随意運動が出現した際には糖尿病性舞踏病を念頭におき 加療を行う必 要がある HbAc JDS値 I P 33 I P 335 高血糖による失語症を発症したと考えられた型糖尿病の 一例 鳥居 貞和 吉野 寧雄 横山 敦司 浅野 昇悟 吉野内猛夫 豊川市民病院内科 症例 78歳 女性 主訴 会話が成り立たない 既往歴 糖尿病 無治 療 現病歴 03年0月家人が会話が成り立たないことに気付いた 0 月5著変ないため当院救外受診 意識清明であり 指示動作は可能であっ た 運動失語あり その他 明らかな神経所見なし 血糖465mg!dl HbA c 7.0 頭部CTで出血なく 脳梗塞疑いで同入院 入院後経過 脳 梗塞治療 インリンでの血糖補正を行った 入院3病に徐々に症状改 善あり 5病には症状消失した 頭部MRIでは新規脳梗塞巣なし MRA 上も明らかな血管狭窄は認めなかった 5病には脳梗塞治療を終了し た まとめ 一過性脳虚血発作 てんかん等の可能性は完全に否定はでき ないが 血糖補正により症状は改善した 失語症状の原因は不明であり 高血糖による症状発現の可能性を考慮した 若干の文献的考察を加え報告 する HbAc NGSP値 I P 33 横隔神経麻痺によるCOナルコシをきたした糖尿病性 ニュロパチの例 伊達 政道 稲葉 惟子 中村 秀俊 呉 美枝 北岡 治子 清恵会病院内科 症例 65歳 女性 主訴 意識障害 現病歴 5年前に糖尿病指摘 X年 意識障害にて救急搬送 入院時現症 意識JCS 血圧34!7mmHg 脈 拍76回! 整 胸部呼吸音減弱 眼底NDR room airでph 7.6 PO 4.0torr PCO 89.3torr HCO3" 30.6mEq! lと著明なアシドシと高炭酸ガ血症を 認め 胸部レントゲン CTで右側横隔膜拳上を認めた 頭部CTで病変な く 脱力や筋委縮も認めず 横隔神経伝導速度で著明な振幅低下を認め 意識障害 呼吸不全は横隔神経麻痺によるものと診断 考察 糖尿病性 ニュロパチによる横隔神経麻痺はきわめて稀ではあるが 原因不明の 呼吸困難や起坐呼吸を呈し糖尿病を認めた場合は 横隔神経麻痺を合併し うることを念頭におき 適切な対処を行なう必要があると考える HbAc NGSP値 有痛性糖尿病神経障害に対するデュロキセチンの有用性 宮本 義博 土屋 慶容 武藤 英二 市立旭川病院糖尿病セン 対象 両下肢の疼痛を有する有痛性神経障害を合併した型糖尿病患者5 例 方法 電気生理学的検査等にて糖尿病神経障害の診断を行った デュ ロキセチン0mgより投与開始し症状に応じて漸増など適宜調節を施行し た 3 デュロキセチンの効果については投与前 6ヶ月後にNRS Numeric Rating Scale を用い判定した デュロキセチンを40mgに増量 したのは5例 60mgに増量したのは例であった NRSはデュロキセチ ン投与前8.±3.6から投与6ヶ月後.9±.5と有意に改善した p 有意な副作用は認めなかった 結語 有痛性糖尿病神経障害に対してデュ ロキセチンは有用であった 近年発表されたCOMBO" DN" Studyでは デュ ロキセチン60mg! がプレガバリン300mg! より良好な鎮痛効果をもたら したことが報告されており 今後期待される薬剤であると考えられる I P 336 当院における糖尿病性神経障害に伴う疼痛に対するデュロ キセチンの検討 高橋 清彦 堤 明人 黒田 義彦 宮野有希恵 老田真佑子 近 祐次郎 藤井 渉 菅原 恵理 宮下 恵一 早川 敏文 滝川市立病院内科 背景 当院における糖尿病患者400名の神経障害の実態調査をした所 自覚 症状は37 に認め.5 に疼痛を認めた 47回本糖尿病学会北海道地 方会 そこで糖尿病性神経障害に伴う疼痛に関してデュロキセチン DLX の効果について検討した 方法 当院通院中の糖尿病患者のうち自覚症状が存在し アキレ腱反射の 消失もしくは振動覚の低下 0sec をきたす患者にDLXを投与した 投与 後の自覚症状の痛みケル VAS および改善率を検出し その背景因子 を検討した DLX投与による自覚症状の改善率は68 でVASケルでは68.9mm から37.9mmまで改善を認めた サブ解析ではインリン群 HbAc NGSP 7 腎症群で効果がある傾向にみられた 一方で網膜症群 罹病期間が長い 群は効果がない傾向であった 考察 DLXは様々な病態の糖尿病症例に効果があると推測された HbAc NGSP値 S 97

43 I P 337 急性発症の有痛性糖尿病神経障害に対する新規神経障害性 疼痛治療薬の効果 出口 尚寿 有村 愛子 堂地ゆかり 奥 寛子 有村 洋 菊池 晃 福留美千代 橋口 裕 中村 友紀3 髙嶋 博3 西尾 善彦 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科糖尿病 内分泌内科学!神経内科 老年病学 鹿児島 大学大学院医歯学総合研究科糖尿病 内分泌内科学 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 神経内科 老年病学3 有痛性糖尿病神経障害 PDN 治療ガイドラインで プレガバリン PGB デュ ロキセチン DLX が新たに一選択薬となったが 病型別の治療には触れてい ない 目的 急性発症PDNの疼痛治療におけるPGB DLXの効果を検証する 方 法 急性発症PDN6症例 38" 66歳 男5 女 を対象とし 神経学的診察 神経 伝導検査 NCS 表皮内神経線維密度 IENFD 測定を行った 疼痛をNRSで 評価し 以下になるまでPGBまたはDLXを単剤または併用で投与した 疼痛部 位により遠位型 全身型に分類し治療反応性を比較した 治療後神経障 害5例 高血糖性ニュロパチ例 遠位型例はいずれもNRS5で 単剤で治療 し得た 全身型4例はNRS8"9で 高度自律神経障害を伴い DLX最高用量 3症 例はPGB常用量併用 を要した 総括 PGB DLXは急性発症のPDNに有効で あるが 全身型では高用量または併用療法が必要である HbAc NGSP値 I P 338 当院における糖尿病性神経障害に伴う疼痛に対するデュロ キセチンの使用調査の報告 上山 涼子 加藤真由美 岡本 禎晃 田村 宏 倉留 久隆3 上田 一仁3 森田美治代4 澤田かおる5 角田 拓6 矢野 雄三6 紺屋 浩之6 市立芦屋病院薬剤科 市立芦屋病院リハビリ科 市立芦屋病院臨床検査科3 市立芦 屋病院看護局4 市立芦屋病院栄養管理室5 市立芦屋病院内科6 目的 当院での糖尿病性神経障害 DN を有する患者に対し デュロキセ チンの使用状況とその有効性について検討した 方法 0年4月から03年0月までの間 当院糖尿病内科でデュロキセチ ンを処方されたDNを有する患者を対象とし カルテ情報よりレトロペク ティブに有効性について調査した 評価方法は痛みの程度で0から3の4段階評 価とした デュロキセチン投与前と投与後6ヶ月の間で比較評価し 投与前後 で評価ケルが5 以上減少した患者を有効とした 対象患者4名のうち中止名 効果不明名であった 評価可能な0名 のうち有効例7名 0mg有効例4名 40mg有効例3名 無効例3名であった 考察 有効例の半数以上が0mgで効果が得られており また0mgより増量 したが効果が得られず減量した例もあったため 増量時には副作用等に注意 し効果を評価する必要があると考える I P 339 アディネクチン!AdipoR経路の骨格筋における生理的 意義の解明 松田 浩一 山内 敏正 岩部 真人 岩部 美紀 小堀 勤子 梅松 瞳 小田原紗羅 門脇 孝 東京大学大学院医学系研究科糖尿病 代謝内科 目的 Muscle" specific AdipoR欠損マウを用い 骨格筋におけるAdipoR 経路の生理的意義の解明を試みた Muscle" specific AdipoR欠損マウの骨格筋においては活性化した PGC" αの量が約5 まで低下し ミトコンドリア含量と機能の低下 type I fiberの割合が低下し 運動持久力の低下が認められ さらに個体レベル での耐糖能障害 インリン抵抗性が認められた 骨格筋においてAdiponectin! AdipoRが細胞内Ca 濃度及びAMP濃度を上昇させるなど 運 動を模倣するシグナルを有することが明らかとなった 考察 Adiponectin!AdipoRシグナルを活性化することが 運動をmimic するという新しい視点で 肥満症 型糖尿病の新規治療法となる可能性が 示唆された I P 340 I P 34 千丸 貴史 福井 道明 三橋 一輝 福田 拓也 岡田 博史 辻川 宗男 尾林 博 山崎 真裕 長谷川剛二 中村 直登 京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌 代謝内科学 生体応答情報科学研究所 目的 Testosterone低下モデルとして精巣摘出マウを用い 耐糖能の評 価と骨格筋GLUT4 translocationシグナル伝達関連遺伝子の解析を行った 方法 雄の精巣摘出C57BL!6Jマウおよび擬似処置マウを高脂肪食も しくは通常食にて8週間飼育し 腹腔内ブドウ糖負荷試験による耐糖能の評 価 real" time RT" PCRによる骨格筋遺伝子発現量の解析を行った 高脂肪食投与群において 精巣摘出マウは擬似処置マウと比較 し耐糖能障害の悪化を認めた またGLUT4 MEFAおよびp38 MAPK遺 伝子発現量の低下を認めた 総括 精巣摘出マウの骨格筋において MAPKシグナル伝達関連遺伝子 の発現低下を認め Testosterone低下による耐糖能障害およびインリン 抵抗性増大の一因となることが示唆された 高脂肪食はこれらの変化の惹 起因子となる可能性が示された I P 34 与田 真貴 奥野 仙二 与田紘一郎 山田 真介 今西 康雄 森 克仁 庄司 繁市 絵本 正憲 石村 栄治3 稲葉 雅章 大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学 白鷺病院 大阪市立大学大 学院医学研究科腎臓病態内科学3 目的 血液透析 HD 患者で 糖尿病 DM 合併がmuscle quality MQ と生命予後の関連に与える影響を検討する 方法 HD患者7名 年齢57± 歳 HD期間5.8±5.4年 男! 女97! 75名 うちDM89名 で最大08ヵ月間 生命予後を追跡した 上肢筋肉量はdual"energy X"ray absorptiometry DXA で測定し MQは握力 kg! 上肢筋肉量 kg で定義した MQの 中央値により対象を低MQ群と高MQ群に分類し 生命予後との関連を検討 した 結果 群間で男女比 HD期間 BMIに有意差を認めない一方 低 MQ群は高齢で DMの割合が高かった 平均77ヵ月の観察期間で90名が死 亡した Kaplan" Meier法において高MQ群に比較して低MQ群の生命予後は 不良であった Cox比例ハザドにおいてDMとMQは年齢 性別と独立し て 生命予後に関連する有意な因子であった 結論 HD患者においてDM およびMQはいずれも生命予後に関連を認めた 有酸素運動によるラット骨格筋における甲状腺ホルモン感 受性の変化 鯉淵 典之 Ronny Lesmana 岩崎 俊晴 群馬大学大学院医学系研究科応用生理学分野 運動療法の抗糖尿病効果機序には不明点が多い そこで 骨格筋代謝に重 要な甲状腺ホルモンに注目し 間の有酸素運動後の甲状腺ホルモン感 受性変化について検討した 運動後 有酸素運動群で甲状腺ホルモン受容 体 TRβ 発現は有意に上昇した また Na " K ATPaseβ, Myo Dおよ びmyosin heavy chain I mrnaの発現がt3投与後に有意に上昇し かつ 有酸素運動群で発現が増強された 一方 無酸素運動群ではT3による増強 効果は現弱していた 今回感受性が増強した遺伝子のうち Na "K ATPaseは 細胞で合成されたATPの30 70 を消費することが知られてい る 従って 有酸素運動による甲状腺ホルモン感受性増強を介し 細胞の エネルギ代謝効率が増加し 骨格筋におけるグルコ代謝効率の上昇 につながる可能性が示唆された I P 343 カフェインは収縮時骨格筋AMPキナゼ活性化および糖 輸送活性を増強する 津田 諭志 江川 達郎 大島里詠子 木谷 一登 馬 嘯 林 達也 京都大学大学院人間 環境学研究科 目的 カフェインが運動時 収縮時 の骨格筋代謝制御に関与するAMP キナゼ AMPK 活性化に及ぼす相互作用を検討した 方法 in vitro 単離したラット滑車上筋を3 mmカフェインを含むα"mem培地でインキュ ベトし 通電することでテヌを惹起し AMPK活性 及び糖輸送活 性を測定した in vivo ラットにカフェインを腹腔内投与し 坐骨神経に 通電し収縮を惹起させ長趾伸筋を摘出した in vitro カフェイン 存在下でテヌを惹起すると それぞれ単独刺激よりもAMPK活性 及 びインリン非依存性糖輸送活性が増強した in vivo カフェイン 60 mg! kg によりin vitroと同様の変化が認められた 総括 カフェインは収縮 時の骨格筋AMPK活性化を細胞エネルギ低下に依存するメカニズムを介 して増強し それに伴いインリン非依存性糖輸送活性が並行して増強す る可能性が示唆された I P 344 糖尿病血液透析患者における筋肉の質と生命予後の関連 Testosterone低下マウの骨格筋におけるGLUT4 translocationシグナル伝達機構の検討 サリチル酸によるラット骨格筋AMPキナゼの急性的活 性化 芹澤 康浩 大島里詠子 吉田 光希 佐近 一翔 木谷 一登 後藤亜由美 津田 諭志 林 達也 京都大学大学院人間 環境学研究科 目的 解熱鎮痛作用をもつサリチル酸の血糖降下作用の機序解明を目的と して サリチル酸ナトリウム NaSal の5 AMPK" activated protein kinase AMPK に対する効果を検討した 方法 ラット単離骨格筋をNaSal存在 下でインキュベトし筋への直接作用を検討した またNaSalの腹腔内投与 実験を行ったNaSalは遅筋 速筋の両者において時間 濃度依存的 にAMPKαThr7リン酸化を促進し 最大刺激5 mm 30分 AMPKα αアイソフォムをともに活性化した これと並行して筋細胞のエネルギ 状態の指標であるATP クレアチンリン酸 グリコゲンの含有量が低下 し またacetyl" CoA carboxylaseリン酸化と糖輸送活性が亢進した 総括 NaSalは筋細胞のエネルギ状態の変化を誘導してAMPKの急性的活性化を 惹起し 糖輸送促進 脂肪酸酸化などの代謝活性化をきたすことが示唆さ れた S 98

44 I P 345 型糖尿病患者におけるカボカウントを用いた食事療法 の有用性の検討 長井 直子 高原 充佳 志賀 佳織 小笠 有加 山本美紀子 山道 祐子 徳澤 千恵 下村伊一郎 大阪大学医学部附属病院栄養マネジメント部 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝 内科 目的 型糖尿病患者において 食品交換表に基づく簡易カボカウント指導の 有用性を検討する 対象 008年9月から0年月に当院で入院加療によりカボカウントを導入 し 退院後外来で年間追跡しえた型糖尿病患者57名 男性3名 女性34名 平 均年齢44歳 方法 カボカウント導入前後のHbAc値を比較した さらに導入後のHbAc値 と関連する背景因子を調査した カボカウント導入後 平均HbAcは有意に低下していた 導入前8.7 半年後7.4 年後7.4 導入時の年齢は年後のHbAc値の独立した関連因子 であり 若年であるほどHbAcは低値であった 一方 性別やBMIは年後のHbA cと有意な関連を認めなかった 総括 型糖尿病患者において食品交換表に基づく簡易カボカウント指導はHbA cの改善に有用であった また 年後HbAcは導入年齢が若いほど低値であった I P 346 型糖尿病患者におけるカボカウントの有用性と導入 イミングに関する検討 箸尾 早紀 高原 充佳 秋山 円香 堀田 祐美 真野 恵梨 中岡 綾香 西村 瑞穂 柳生 奈美 荒井 秋恵 楠田 裕子 進藤 恵 山本かをる, 前野 芳史 白岩 俊彦 医療法人白岩内科医院 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 目的 動機 型糖尿病患者と異なり 型糖尿病患者においてカボカウントの有用性はコンセンサ が得られていない 型糖尿病患者において カボカウント指導が指示された病態 を検証し 有用性についての検証を計画する 対象 当院でカボカウントを指導しているインリン使用型糖尿病患者 方法 4時間尿中CPR排泄量と カボカウント導入時のHbAc値分布を後ろ向きに調査 カボカウントを導入された患者の5 7! 35名 は 4時間尿中CPR排泄量60μg! 以下かつHbAc 8.4 以下であった 考察 医師がカボカウント導入を指示したイミングを検証した結果 内因性インリン分 泌能が低い患者において HbAcが8.4 程度まで改善してきたイミングがカボカウ ント導入時期となる可能性が高いと推測された HbAc NGSP値 I P 347 糖尿病患者のカボカウント導入の有無における血糖コン トロルの検討 報 川上 志帆 木下 麻依 前濱 梨絵 廣澤 裕代 山辺 瑞穂 特定医療法人社団啓卯会村上記念病院栄養課 特定医療法人社団啓卯会村上記念病 院内科 目的 カボカウント CC 法導入群 以下導入群 従来群の血糖コン トロルについて検討 方法 導入群 導入群と性 年齢をマッチさせ た従来群 例 のBMI HbAc 総インリン量!kgについて導入前 後 3ヶ月後 6ヶ月後 年後で検討 導入群7.5 従来群3.3 年 と導入群で有意に罹病期間が短かった P 0.05 HbAcは導入群前 8.7 後8. 3ヶ月後7.5 6ヵ月後7.5 年後7.6と全て前に比して有意に低下 従来群前8.9 後8.5 3ヶ月後8. 6ヵ月後8.3 年後8.7 と後のみ有意 な低下 3 HbAc6ヶ月後の改善度は導入群改善4! 悪化3 従来群改善! 悪化 例 と導入群で有意に改善の割合が高かった 総括 CC導 入群でHbAcが経過中有意に低下したことからCC法の介入は有用なことが 示唆された 導入群で罹病期間が有意に短かったことから早期にCC法を紹 介する方が導入しやすいことが示唆された HbAc NGSP値 I P 348 成人期型糖尿病患者に対するカボカウント法の実際と 有用性について 山口 恭葉 藤田加余子 高山 舞奈 河本 優妃 高嶋 基嗣 小林 寛和 3 浜口 哲矢 西澤 昭彦 永田 正男 DiEET K! 加古川西市民病院診療支援部栄養管理室 加古川西市民病院診療部内科 加古川西市民病院糖尿 3 病療養指導チム 目的 成人型糖尿病患者に対するカボカウント法導入までの管理栄養士の関わりと 導入 による有用性について検証した 方法 平成年3月から平成5年7月までに 血糖コントロル目的に内科入院となった型糖 尿病患者40名を対象とし カボカウント導入群5名 カボカウント非導入群5名に 分けて 特徴 検査値 体重などを検証した 導入群の方が年齢は若く 罹病期間が短い傾向であった 非導入群においては 計算困 難 インリンは固定打ちがよい SPIDDMで長年のエネルギ計算に慣れているなど の理由で導入に至らなかった 両群においてHbAc グリコアルブミンの低下が見られ た 体重については 導入群の方が介入後に増加した 考察 カボカウント法は食事内容に合わせてインリン調整可能なため 有用と思われる 導入においては個々の状況を考慮する必要がある HbAc NGSP値 I P 349 高齢型糖尿病患者に対するカボカウント法を用いた栄 養指導の試み 三浦 伊代,3 阿比留教生 本郷 涼子,3 山元 悠子,3 廣佐古裕子,3 るみ,3 深山 侑祐,3 古谷 順也,3 坂中 亜衣,3 安井 佳世,3 東 高島 美和,3 花田 浩和,3 山本 広美3 野崎 彩 安井 順一 英二4 川上 純 赤澤 諭 堀江 一郎 川 長崎大学病院栄養管理室 長崎大学病院内分泌代謝 長崎大学病院生活習慣病予防診療部3 長崎みなとメディカルセン市民病院糖尿病 代謝内科4 目的 高齢者にカボカウント法の指導を行い その有用性を検討した 対象 方法 対象は 70歳以上の糖尿病患者6名 4名 型糖尿病 名 膵性糖尿 病 通常のカボカウント指導を行い その後の血糖コントロルについて検討し た 受け入れ困難の場合 個別に作成した献立早見表や簡易カボカウント表を用 いた 退院後6か月目のHbAcは 全体で0.8 低下していた 以上低下した改 善群 n と そうでない非改善群 n 4 を比較すると 非改善群は罹病期間 が長く インリン分泌が枯渇していた 簡易カボカウント表を用いた症例では 両者ともに受け入れ良好であり 血糖の内変動は減少 その例は HbAcにて 以上の改善を認めた 結語 高齢者型糖尿病患者に対しても カボカウント法は 臨床的に有効であ ることが示唆された HbAc NGSP値 I P 350 基礎カボカウント法による食事指導を行った型糖尿病 患者3症例の検討 佐藤 史枝 三浦 琢志 白戸 輔 弘前中央病院診療支援部栄養科 弘前中央病院糖尿病内科 目的 型糖尿病患者に基礎カボカウント法を導入し 血糖変動幅のよ り小さい安定した血糖コントロルが可能かどうか検討した 方法 型糖尿病3名に食品交換表に基づくカボカウント指導法で食事指 導を行い 食事摂取量 HbAc BMIなどを観察した 結果 3食の摂取量は 指導前では全例が指示エネルギを下回っていた が指導後は適正化された 糖質配分は 指導前では3食の糖質量の差が著し かったが指導後では均等化された HbAcとBMIは 症例は 症例は 症例3は とHbA cは全例で低下 BMIは正常範囲内での増加例が認められたが他は低下か 不変であった 考察 摂取エネルギ 糖質配分 Acの改善と良好な体重管理は 糖質 配分のみに焦点をあてた指導ではなく食品交換表に基づくカボカウント 指導が一因と考えられた HbAc NGSP値 I P 35 型糖尿病患者におけるEPA!AA比を用いた食事指導の有 用性についての検討 山中けい子 塚越 香苗 熊谷 郷美3 芝田 智之4 桑澤 忍5 土井 久美5 川島 悠子5 宗村 文江5 寺崎紗矢香6 高田 道哉6 林 俊行7 平野 勉7 東京急行電鉄株式会社東急病院栄養科 東京急行株式会社東急病院薬剤科 東京急行株式会 社東急病院生理検査室3 東京急行株式会社東急病院リハビリテション科4 東京急行株式会 社東急病院看護部5 東京急行株式会社東急病院糖尿病内科6 昭和大学医学部内科学講座糖尿 病 代謝 内分泌内科学部門7 目的 食品交換表を用いた食事療法が実践困難な型糖尿病患者 TDM を対象 にEPA! AA比を上昇させること目的とした食事指導の有用性を検討する 方法 外来通院中のTDM名 58±0歳 を対象に血糖 HbAc 脂質 egfr EPA! AAを測定 EPA! AA比を用いた食事指導を行い 3か月後の検査値と比較し た 食行動の変化は食事記録から算出した 空腹時血糖は4±9から38±37 mg! dl HbAcは7.4±0.7から7.±. に 低下した 魚類摂取の比率は増加し EPAは48.3±8.から7.7±4.に有意に増加 AAは3.6±60.7から77.4±56.μg! mlに低下 EPA!AAは0.4±0.0から0.4±0.3 に有意に上昇した p 0.05 TGは低下し HDL"Cは46±から55± mg!dlに 有意に増加したが 血圧 egfrは変化しなかった 総括 従来の食品交換表を用いた食事療法が実践不可能な糖尿病患者において EPA! AA比を用いた食事指導は有用である HbAc NGSP値 I P 35 EPA強化食の有効性 年後の評価 大谷 弥里 髙橋 千尋 鳥山 明子 中山 環 谷川 清 森田 灯子 森本 竹紗 光井 絵理 加藤 研 瀧 秀樹 国立病院機構大阪医療セン栄養管理室 国立病院機構大阪医療セン糖尿病 内科 背景 型糖尿病患者では心血管障害が予後を左右することから 動脈硬 化症の進展予防が必要であり 血清EPA!AAが高値であることが有用と確 認されている 目的 前回の我々の調査では従来の糖尿病食のEPA DHA 含有比率を高く設定した食事を週間摂取したが EPA!AA比が低下して いた そこで脂肪酸の半減期を考慮し 年後の血清EPA!AA 食事を確 認し EPA強化食の有効性を検討した 方法 エネルギ制限下で魚の提 供頻度を増やした食事療法を継続し 退院時と年後に脂肪酸4分画 血清 脂質を測定し比較検討を行った 4間の食事記録と写真撮影から摂取栄養 量を算出した 退院時と年後の脂肪酸4分画 血清脂質は変化なく 各種栄養素との相関は見られなかった 考察 年後のEPA DHA摂取量 が少ないことが大きく影響していることが示唆された S 99

45 I P 353 胃瘻で栄養されている糖尿病患者における 栄養組成およ び形状の異なる栄養剤を用いた食後血糖の変動に関する比 較検討 王 衣里子 山本 直宗 吉田 麻美 金万 淳一 永井 孝治 山崎満希子 板垣 博之3 葛谷 健4 大澤 仲昭4 花房 俊昭5 杉野 正一 医療法人恒昭会藍野病院内科 医療法人恒昭会藍野病院栄養課 医療法人恒昭会藍野病院検 査科3 藍野加齢医学研究所4 大阪医科大学内科学I5 目的 胃瘻で栄養されている糖尿病患者において 栄養組成および形状の異なる栄 養剤による食後血糖の変動を検討する 方法 胃瘻で栄養されている型糖尿病患者5名 男性名!女性4名 平均89.6歳 平均HbAc 5.8 に3種類の栄養剤を4Kcal!Kgで投与し食後の血糖変動を比較し た 朝は糖質60 で液体 CZ 糖質60 で半固形 F 脂質55 で液体 P の栄養剤の順に血糖変動が大きかった 93vs.37vs.6 P.00 CZでは 朝 は夕に比べて有意に血糖変動が大きかった 93vs.67 P.00 逆にPでは 夕 は朝に比し有意に血糖変動が大きかった 40vs.6 FはCZに比べ朝 昼 夕 いずれも有意に血糖変動は小さかった FはPに比べ朝と昼は有意に大きかったが夕 は差がなかった 結論 胃瘻糖尿病患者では栄養組成や形状の異なる栄養剤で朝 昼 夕の血糖変動 が異なった HbAc NGSP値 I P 小見山百絵 横山 珠己 山本 渉 八木 智子 原田友美子 江尻 純子5 松木 道裕5 医療法人和香会倉敷イトホピル栄養管理科 臨床検査室 診療情報管理 室3 看護部4 内科5 目的 糖尿病用経腸栄養剤注入後の血糖変動を調査 糖尿病に適した栄養 剤を比較検討 対象および方法 入院中の型糖尿病患者で血糖コントロ ルが安定している経腸栄養剤使用中の5名 栄養剤はインロ I とディ ム D を使用 エネルギkcal! ml エネルギ比 I!D はたんぱく 質0! 6 脂質30! 5 炭水化物50! 59 7時に注入を開始し400mlを60 分で投与 血糖値は血糖自己測定器を用い注入前と注入後5から40分の間 に8回測定 Dに比しIは血糖値は緩やかに上昇 平均値は低値に推 移 Dは注入後0分まで直線的に上昇 0分後には00mg!dlに達した 血糖曲線下面積はインロ8655mg min!dl ディム7700 mg min! dl 考察 Iは炭水化物含有量が少なくパラチノを高率に含有 パラチ ノはシュクロに比し吸収速度が遅く血糖上昇が抑えられたと考え た I P 355 糖質制限がsmall dense LDLに与える影響についての検討 川名由紀子 塚本 洋子 泉 妃咲 島田真理子 山田 喜史3 入江潤一郎3 山田 悟3 北里大学北里研究所病院看護部 北里大学北里研究所病院栄養科 北里大学北里研究 所病院糖尿病セン3 背景 糖質制限食に注目が集まっているが 糖質制限食がLDL"Cに与える影 響については定まっておらず sdldlへの影響については報告がない 目的 我々は糖質制限食指導前後6か月間でのLDL"C sdldlの変化を検討 することとした 方法 当院に通院中の0名の型糖尿病男性患者を対象に 糖質制限食指導 前後で糖 脂質代謝指標を検討した 糖質摂取は70から30gとし 薬剤 飲酒量は変更しないようにした sdldl 男性正常値0.7から48.7mg!dl は34.± ±3.5mg! dl n.s. と有意な変化を来さなかった 体重 BMIは低下傾向 FPG mg!dl p 0.05 HbAc p は有意な改善を 来し 血圧 脂質に有意な変化はなかった 考察 緩やかな糖質制限食では LDL"CもsdLDLも有意な変化はなかった しかし もっと症例数を集めて再解析する必要がある HbAc NGSP値 I P 359 腸瘻経管栄養時のインリン使用経験の一例 主食 主菜 副菜の組み合わせの違いが食後サイトカイ ン 細胞接着分子 線溶系因子濃度に及ぼす影響 亀山 詞子 朴 善美 坂田 祐希 松井 貞子 荒木 理沙 丸山 太郎3 丸山千寿子 本女子大学大学院家政学研究科食物 栄養学専攻 本女子大学家政学部食物学 科 元埼玉社会保険病院内科3 目的 米飯のみと 米飯に副食を組み合わせたモデル食摂取後の血中サイト カイン 細胞接着分子 線溶系因子濃度の変化への影響を検討する 対象 治療中の疾患がない男性9名 方法 米飯の量を同一としたS食 主食 米飯 SMF食 主食 主菜 SMFV 食 主食 主菜 副菜 の食事負荷試験を行い 空腹時と食後80分にIL"6 IL"8 scd40l MCP" sp"selectin t"paを測定した MCP"の空腹時から食後80分の変化量は SMF食に比べてS食の低 下量が大きかった p 0.05 scd40lはs食で増加 p 0.05 SMFV食で増 加傾向 p を示し t"paはすべての試験食摂取後に低下した p 0.0 sp"selectinは空腹時と食後80分の違いはなかった 結語 常的に摂取される食事でも食後のサイトカイン濃度が変化し 食後 MCP"濃度変化は食事内容で異なる可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 358 糖尿病用経腸栄養剤が血糖変動に及ぼす影響 I P 357 極端な糖質制限からチム医療により脱却できた例 田口 吉孝 森下 加恵 馬屋原理英子 米本 崇子 小川 達雄 井上 達秀 田中 一成 静岡県立総合病院糖尿病 内分泌代謝セン 69歳男性 食道癌術後にて胃管右肺瘻発症し 右肺上葉切除 胃管分離 広背筋弁充 填 腸瘻造設 肺瘻残存 年近く腸瘻からの経管栄養続行 経腸栄養開始 変更によるインリン必要量の変化を観察した 臨床経過 ラコルNF 800kcal 腸瘻より4時間持続注入 HbAc 6. であった が 3ヵ月後にはHbAc 7.7 になり血糖朝 夕で測定して00mg!dl以下に 保つように調整してインリンデグルデク 50U が必要となった エンシュアH 875kcal 使用時にはデグルデク 30U ラコルNF 800 kcal アバンド 79kcal ではデグルデク 60U リキシセナチド 0μg は血糖に影響を与えなかった 結果 腸瘻経管栄養時のインリン必要量は 経管栄養剤三大栄養素の構 成に影響を受け 特に分岐鎖アミノ酸の追加で増量必要となり GLP"ア ナログは血糖に影響を与えなかった HbAc NGSP値 金子 緑 森本美由紀 田中麻由子 米田 紘子 財団法人本バプテト連盟医療団本バプテト病院栄養科 69歳男性 体重0kg! 6ヶ月減少当院受診 随時血糖値43mg! dl HbAc の型糖尿病と診断 栄養指導後ヶ月は食事療法し血糖改善するも 糖質 制限食情報取得 60g!の糖質制限開始 血糖値 体重の急激低下認め 自己血糖測定 筋肉量 除脂防体重等を詳細記録 急激な血糖低下に自己 陶酔にはまり医師や栄養士の指導に対して受け入れ悪く抜け出せない状態 となった しもやけが契機となり全身の変化に目を向けることが可能とな り 受診毎に血液 身体所見を糖尿病チムと分析検討し 納得すること により極端な糖質制限の危険性を理解 徐々に糖質量を戻し 全身状態改 善 糖質制限食の流行で体重減少 血糖改善を認めた際従来の栄養指導の 受け入れ困難例をしばしば経験する 自己デ記録を残し糖尿病チム と検討 糖質制限の功罪を理解し納得することにより改善された一例を経 験したので報告する HbAc NGSP値 I P 356 I P 360 経腸栄養を施行している高齢型糖尿病患者のCGMSを用 いた複数種類の栄養剤での血糖変動についての検討 伊藤 春見 中島 千雄 辻村 文宏 伊藤 有史 三宅 隆史 名南病院内科 糖尿病でインリン注射を必要とする経腸栄養の患者は多い 血糖変動が 少なく低血糖を起こしにくい経腸栄養剤が求められている 5例の胃瘻栄養 患者 年齢76.8±7.8歳 HbAc6.7±. インリン投与量9±8.7U. に 対して数種類の経腸栄養剤を用い CGMSを用いて血糖曲線を測定し各栄 養剤の血糖変動を分析 検討した 栄養剤はメイバラン R 以下A インロ R 以下B アイソカルK R 以下C ラコル R 以 下D を用いた 各経腸栄養製剤のCGMS測定による4時間平均血糖値はB.6±9mg!dl A50.±47.4 C69.8±50.8 D8.5±69.5の順に高値となり 各症例の多 重比較で有意差 p 0.05 がみられた 低血糖はC B D Aの順に頻回 となった 炭水化物の吸収が緩やかなパラチノ等を含むBは血糖変動や内変動が いずれの栄養剤と比較しても有意に低値で 低血糖が少なく安定した血糖 コントロルが得られると思われた HbAc NGSP値 型糖尿病患者において摂取炭水化物エネルギ比率の低 い群症例の問題点 岩瀬 広哉 福井 道明 小林ゆき子 和田小依里 桑波田雅士 木戸 康博 浅野 麻衣 山 真裕 長谷川剛二 中村 直登 京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌 代謝内科学 京都府立大学生命環境学部食保健学科 目的 糖尿病学会は摂取炭水化物エネルギ比率 以下 C として50" 60 を推奨している しかし実際には Cを50 未満にしている症例がある 本研究では Cの低い症例の問題 点を明らかにすることを目的とする 方法 当院外来通院中の型糖尿病患者49名 男性77名 女性7名 を対象に 自記式食事歴 法質問票 DHQ を用いた栄養素摂取量調査を実施し Cが50 未満群と50 以上60 未満群での栄養素摂取量をANCOVAで評価比較検討した Cが50 未満群 n では 50 以上60 未満群 n 78 に比し 脂質の動物性 植物性比率は差を認めなかったが 蛋白質の動物性 植物性比率.54±0.60 vs.3± 0.40 と有意に高く 塩分摂取量も 3.±.6g! vs 0.6±3.0g! と有意に多かった 結語 型糖尿病患者において Cが低い場合 蛋白質の動物性 植物性比率 塩分摂取量に 留意する必要がある HbAc NGSP値 S 00

46 I P 36 通常食および低炭水化物食下での持続血糖モニ結果を カボカウント法へフィドバックした型糖尿病の例 畑 千尋 中田 裕佳 土本 千春 櫻井 吾郎3 古一 素江 八幡 陽子 竹下有美枝4 篁 俊成4 徳丸 季聡 金沢大学附属病院栄養管理部 金沢大学附属病院看護部 金沢大学附属病院リハビ リテション部3 金沢大学医薬保健研究域医学系恒常性制御学4 目的 炭水化物 carb 比率を0 にした食事 0 食 施行期間中のCGM 結果をcarb count法に活用し 良好な血糖コントロルを得た例を報告す る 症例 30歳代男性 型DM患者 0年7月にDKAと診断され入院 入院時 BMI 8.4 kg! m PG 65 mg! dl HbAc.7 3" HBA 8030 μmol! L 経過 糖毒性解除後 CGM装着し指示エネルギ量8 kcal!kgに調整 したcarb比率60 食 60 食 と0 食を間ずつ提供 60 食提供時 carb摂取量37 g! 平均血糖値3. mg! dl 平均血糖変動幅 MAGE.4 mg! dl 0 食提供時 carb摂取量54 g! bolus insulinなしで平均 血糖値0.5 mg! dl MAGE 6.4 mg! dl これらの結果をもとにcarb count 法を指導 退院6ヵ月後のHbAcは5. であった 結語 極端なcarb制限 食とCGMによる血糖パンの評価は 患者個々に見合った食事療法選択 の一助となり得る HbAc NGSP値 I P 36 低炭水化物食が腎機能を悪化させたと考えられた型糖尿 病の症例 岡本真由美 江頭富士子 東海林 忍 山口 賢 荒井 秀仁 小須田 南 石原 寿光 本大学医学部内科学系糖尿病代謝内科学分野 はじめに 低炭水化物食が流行している 炭水化物 以下C を減らせば蛋 白質 P 脂質と F 制限が不要だがP負荷が腎機能悪化を招く 低炭水化 物食を患者自身が導入し 腎機能が悪化した例を報告する 症例 69歳男 64歳30 超速効型インリン導入 低炭水化物食 C90g P00g F5g 開始3か月で体重" 5kg HbAc 総インリン量6 6U 尿蛋白 3 Cr mg! dl 糖尿病腎症透析予防指導 C60 P80 F50 を行い か月間で回復した 症例 6歳男 高血圧合併 グリベンクラミド.5mg シグリプチン50mg 低炭水化物食 C80g P90g F70g 開始3か月で下腿浮腫出現 HbAc8 6.8 尿蛋白 4 Cr0.9. mg! dl 入院で糖腎食 C90 P50 F50 に変更し 尿蛋白は0. 3.5g! に改善したが Crは不変であった 結語 低炭水化物食は高蛋白食となり 腎機能が悪化したと考えられた HbAc NGSP値 I P 363 I P 366 加藤ひとみ 熊谷亜希子 伊藤菜奈子 高橋 典子 森合 哲也 北晨会恵み野病院生活習慣病 糖尿病セン 目的 玄米は食物繊維などの栄養成分を含み 低GI食品としても注目され ている 今回 入院中の患者に3間のCGMを装着してもらい 白米食と 玄米食の血糖変動を観察したので報告する 対象 型糖尿病患者6名 緩 徐進行型名 方法 目 3目は糖尿病食で白米 目 糖尿病食で 玄米を摂取 玄米摂取後の血糖値の変動は白米より緩やかだった 玄米摂取の昼食の血糖値は食前36±mg! dl 食後44±8mg!dl 白米は 食前35±6mg! dl 食後47±8mg! dlだった 夜間の血糖変動幅も小さく なっていた まとめ 玄米を食べることで 血糖変動が改善していること がCGMの結果確認された 白米を玄米に置換する方法は 安易に実行でき 7名中4名は外来でも継続しており モチベションを維持するひとつの方 法と思われる 型糖尿病患者における各種栄養素摂取量が及ぼす影響に ついての検討 田中 美里 松原 達昭 成瀬 桂子 小林 泰子 中村 信久 愛知学院大学歯学部附属病院患者給食管理室 愛知学院大学歯学部内科学講座 目的 型糖尿病患者における各栄養素摂取量が及ぼす影響を検討する目 的で横断的研究を行った 方法 当院外来通院中の型糖尿病患者名 男 性名 女性9名 を対象とし 3間のメニュ表をもとに 各栄養素と BMI 血圧 および血液検査デについて単相関を検討した 平 均年齢60.5±5.7歳 罹病期間8.0±7.7年 糖尿病治療としては 食事療法 のみ6名 内服薬名 インリン4名であった 総エネルギ量 蛋白質 量 炭水化物量は 血清Cr値と正の相関を認めた 蛋白質量 炭水化物量 塩分量はeGFRと負の相関を認めた 血糖値 HbAcおよび血中脂質と各栄 養素との相関は認めなかった 考察 糖尿病患者における腎機能の維持の ために 適正なエネルギ摂取と塩分制限が重要であると考えられた HbAc NGSP値 健診再検査対象者に対する早期介入における個別食事指導 効果の検討 井上 洋子 佐藤 寧子 藤原 淳子 舘下 孝光3 野下 一臣4 服部 幸子5 一般財団法人健康医学協会東都クリニック栄養科 一般財団法人健康医学協会東都クリニッ ク看護科 一般財団法人健康医学協会東都クリニック検体検査室3 一般財団法人健康医学 協会東都クリニック内科4 一般財団法人健康医学協会東都クリニック糖尿病内科5 目的 健診再検対象者に75g経口糖負荷試験 OGTT 精査当より 専門医の 設定する改善プランに従い食事指導を開始 回目OGTT検査結果に及ぼす食事指 導の有用性を検討 方法 健診再検対象者45名に OGTT精査当より糖尿病専門医による改善プラ ンに従い食事指導を開始 外来受診毎に指導継続 回目OGTT検査結果に及ぼす 食事指導の有用性を評価検討 OGTTは正常型. 正常高値33.3 境界型6.3 糖尿病型. 回 目OGTTにて境界型から正常型 正常高値含む へ58.6 改善 正常高値から正常 型へ66.7 改善 悪化例は認めず 総括 食事バラン 食べる順番 食品の質等を軸とし 個々に則したプランを 設定し目標実現を心がけた食事指導が 生活習慣改善の伴った無理のない食事療 法の定着と検査結果の改善に繋がり 当プランにおける食事指導は有用であると 示唆された I P 368 CGMからみた 玄米食の効果 持続血糖測定で評価した妊娠糖尿病患者における血糖コン トロルと糖質摂取量の関係 柴田 幸子 伊藤 裕之 山本 梓 行田 佳織 尾本 貴志 篠崎 正浩 西尾 真也 阿部眞理子 当金美智子 江戸川病院栄養科 江戸川病院内科 糖尿病 代謝 腎臓内科 分割食で栄養指導を行ったのちに持続血糖測定 CGM を施行した妊娠糖 尿病44例 3±4歳 妊娠週数 4±5週 を対象とし 血糖 ケトン尿に 影響する因子を検討した 摂取熱量と栄養素はCGM時に行なった食事記録 より算出した 指示熱量に対する摂取熱量比は88±7 であった 摂取熱 量中の糖質の比率は46±0 で 60 以上の糖質過剰摂取は3例 30 にみられた 蛋白質 脂質の摂取熱量比率は7±3 と37±9 であった CGMで高血糖を示した例は4例 3 で 高血糖の無かった群に比し 糖質の過剰摂取例が有意に高頻度であった 64 vs. 3 栄養指導後に ケトン尿を呈した6例においては 指示に対する摂取熱量比 69±0 が ケトン尿を示さなかった例 9±7 に比し有意に低値であった 妊娠 糖尿病の栄養指導に際しては 摂取熱量のみならず糖質への配慮が重要と 思われた HbAc NGSP値 I P 367 型糖尿病患者に対する玄米食導入下の血糖変動解析 植田 玲 与那嶺正人 山城 清人 上原 盛幸 玉城泰太郎 竹本のぞみ 土井 基嗣 難波 豊隆 仲村 英昭 中山 良朗 砂川 澄人 新垣多賀子 平良伸一郎 山川 房江 屋比久浩市 池間 朋己 小塚智沙代 益崎 裕章 琉球大学医学部内分泌代謝内科 二内科 糖尿病治療の基本に食事療法と運動療法が挙げられるが 処方内容や効果 判定に関する科学的根拠は必ずしも充分ではない 食後血糖緩和の試みと して玄米を活用した血管内皮機能 代謝機能を指標とする臨床研究や玄米 成分が高脂肪食に対する嗜好性を軽減する脳内分子メカニズムが報告され ている そこで型糖尿病の教育もしくは減量目的で入院した症例を対象に 主食を白米から玄米に置換した際の4時間血糖変動 CGM インリン 抵抗性 酸化トレ 血管内皮機能の変化を評価した 男性名女性3名 平均BM35.5 HBAc8 期間中使用薬剤の変更をしない もしくは減量 対応とした 全ての症例で明らかな体重減少 平均3.5kg を認めたが 短期間であり 症例数も少ないため他のパラメにおいて一定の傾向は 認めなかった 今後さらに症例数を増やして検討する計画である HbAc NGSP値 I P 364 I P 365 糖尿病を合併した脳卒中患者のリハビリテションにおけ る栄養管理についての検討 大隈 まり 湯布院厚生年金病院内科 目的と方法 糖尿病合併脳卒中患者のリハビリ中の栄養管理について 一 定した見解はない 回復期リハ入院した糖尿病合併脳卒中患者8名 男4 名 女4名 の入 退院時体組成をDEXA法で調査したので 報告する 結 果 平均年齢63.7±3.3歳 指示栄養量は00キロカロリから00キロカ ロリ 3名はンパク制限食 リハは3時間施行 主な治療法は イン リン6名 SU薬4名 DPP"4阻害薬名 ビグアナイド薬名 内服なし4 名 BMIは入 退院時で有意差なし 4.8kg! m 4.0±3.0kg! m HbAc は入院時7.3±. 退院時6.4±0.9 P 0.05 DEXA法による脂肪率は 入院時4.0±6.7 退院時.0±6. P 0.05 筋肉率は入院時65.9± 5.7 退院時67.9±5. P 0.05 総括 退院後の生活を見据えて 体 力の向上を目指した適切な食事 運動 血糖コントロルを行うことが重 要である HbAc NGSP値 S 0

47 I P 369 当院糖尿病の食塩摂取量に対する意識調査と摂取量の実際 富永 花央 浦 幸子 村上 佳奈 前田 伸子 緒方 健志 高橋 和宏 高橋 恵美 山口 義彦 医療法人宏善会諌早記念病院栄養科 医療法人宏善会諌早記念病院内科 目的 当院通院中の糖尿病患者に対して 食塩摂取量に対する意識と摂取 量の関係の調査を行った 対象 当院通院中のDM患者で期間内に検尿した3名 年齢7.7±0.歳 BMI 4.7±3.8 HbAc 6.7±0.8 DM罹患歴.5±.9年 方法 食塩摂取量に対して自己評価で5段階 薄い方から濃い方へから5 に分け 随時尿排泄Na量測定による食塩摂取量を測定した 食塩摂取量の意識調査では 5段階塩分摂取量は であった 測定した食塩摂取量は 9.5±3. 6.5".8 以後単位はg! 3 9.5±3. 5.9" ±.7 7.0" ±3.5 7." 4.3 であった まとめ 食塩摂取量に対する 意識調査では普通 3 が半数であった しかし その摂取量の実際にはかなりのばらつきがあり 薄いと意識して いる患者でも 症例によってはg! の摂取量であった HbAc NGSP値 I P 370 外来型糖尿病患者の食塩摂取量について 糖尿病食事療 法を食塩摂取から見直す 青木 千枝 鈴木 國弘 田中 精一 井上 祥子 田口ひろみ 小沼真由美 麻生 好正 獨協医科大学病院内分泌代謝内科 獨協医科大学病院看護部 背景 目的 当院通院中の型糖尿病患者を対象とし塩分摂取量を検討し た 方法 型糖尿病患者60名 DM群 と非糖尿病患者 non"dm群 0 名を対象とし 来院時に血圧 体重測定 空腹時採血 採尿を3回行い 平 均で検討した DM群の食塩摂取量は0.5±.9g!でnon"DM群で は9.36±.74g! と有意にDM群で高値を認めた さらに高血圧症の有無で4 群として検討するとnon" DM" HT " 群 7.55±.45g! non" DM" HT 群.4±.88g! DM" HT " 群 9.88±.34g! DM" HT 群 0.3±.69g! と有意に摂取量の高値を認めた DM群において食塩摂取量 と有意に相関する因子をLinear regression analysisにて検討したところ 収縮期血圧 egfr HbAc高感度CRPであった 結論 型糖尿病患者は 食事療法中にも関わらず食塩摂取量が多く 一層の減塩指導により 高血 圧症の改善や心血管病の予防につながる期待が大きいと考えられた HbAc NGSP値 I P 37 当院糖尿病外来初診時の糖質摂取状況と 米飯粒状フド モデルを利用した食事指導効果 水谷 珠真 住井 諭美 宇野 妙子 江畑 有紀 内原 真理 倉敷有紀子 清水 勇雄 大野 昭 森下壽々枝 地方独立行政法人りんくう総合医療セン栄養管理科 内科 目的 初診患者の糖質摂取状況を調査し食事指導の工夫を検討する 対 象 当院糖尿病外来初診患者99名 方法 初診時食事内容を調査 茶碗と 米飯粒状フドモデル FM で主食量を患者に実測させ量 バランの現 状と糖尿病治療! 栄養指導歴との関係を評価 糖質50 未満 50" 60 6 以上 以下A B C群 99名中A群76名!B群名!C群名 糖尿 病治療歴有56名! 無43名で Aは各4名 75! 34名 79 と有意差無し 治療歴有56名のうち前医での食事指導の有無に拘らず糖質過少が70 米 飯量をg表記し医師と共通認識のもとFMを用いて指導 ヶ月後 A群の7 以上がHbAc0.5 以上改善 考察 初診患者の7割が糖質過少であった 糖質の適正量提示により患者のモチベションが上昇した 米飯粒状FMや 米飯量のg表示により患者 医師 栄養士の共通した食事確認が容易となり 指導に効果的であった HbAc NGSP値 大学生の加糖飲料摂取量とBMI 為本 浩至 自治医科大学生化学講座病態生化学部門 目的 大学生の加糖飲料摂取がBMIと相関するか調査する 方法 医学部の年生の学生を対象に非アルコル性飲料摂取頻度を自己 記入式のアンケトで調査した 飲料の種類は 緑茶 紅茶またはウ ロン茶 3 コヒ 4 コラまたはジュ ツドリンクを含 む 5 00 ジュの5種類に分類した 同時に身長 体重を自己記入 式のアンケトで調査した 5種類の飲料の摂取頻度は 毎杯以上 週4杯から毎杯 3 週杯から3杯 4 週杯未満の4群にわけてBMIを 比較した 各群間の差については元配置分散分析を行いP 0.05 を有意 とした コラまたはジュの摂取頻度が多い方から順に4群の BMIは P 0.0 であった 総括 加糖の飲料 の摂取量がBMIと有意に相関することが医学部学生での調査でも裏付けら れた I P 374 糖尿病患者における甘みと塩味の味覚閾値 吉村 治香 深水 真希 深水内科医院 目的 減塩指導を行っても減塩ができない患者は多い 患者は薄味にして いるつもりだが 減塩食を喫食した際 水くさい と言う人が多く その 理由に味覚の低下が考えられる そこで塩分 甘味の閾値検査を行い味覚 低下の有無を調べる 方法 糖尿病患者と健常者に0.05. の食塩水 の砂糖水を低濃度から順に口に含み 味を感じた濃度を閾値とし た 4時間尿 随時尿から換算した推定塩分摂取量と食事記録による推定 塩分摂取量の差を比較した 又減塩に関するアンケトも行った 薄味にしていると答えた患者でも塩分摂取量が指示量以下の患者は少な かった 糖尿病患者は塩分 甘味とも閾値が高い傾向にあった 考察 閾 値検査を行う事により患者自身が味覚の低下に気づく事ができ 味覚に対 する患者理解と指導者の意図の差が少なくなり 指導効果が高まると考え られる I P 37 I P 373 女性の飲酒量別にみた栄養摂取状況及び諸種臨床検査成績 の比較 福島 徳子 大久保佑佳 片山美和子 秋山 朋子 三玉 康幸 吉良さくらこ 藤原佐枝子 村上 文代 伊藤千賀子3 広島原爆障害対策協議会健康管理 増進セン 安田女子大学家政学部管理栄養 学科 グランドワメディカルコトライフケアクリニック3 目的 方法 40" 64歳の女性,444例を対象に あたりの飲酒量別に栄養 摂取状況及び諸種臨床検査成績について比較 検討した 成績 総エ ネルギ量は飲酒量の増加に伴い高値であったが アルコルを除くエネ ルギ量は低値であった 穀類 果物 乳製品 菓子 食物繊維の摂取 量は飲酒量の増加に伴い少なく 魚 大豆製品 食塩は多かった 油脂は すべての群で多く 野菜は不足していた 3 朝食抜きや夜食等の不適切な 食習慣を有する者は飲酒量の増加に伴い多くみられた 4 BMI FPG値は 差がみられなかったが γ"gtp UA値は段階的に高値を示した 5 耐糖 能異常 血圧高値 脂質異常のいずれかを有する者は 合 本酒換算 で有意に高率であった 結論 飲酒者の食事指導では飲酒量だけではなく 食事のバランや不適切な食習慣を是正するなどの支援も重要である I P 375 糖尿病の栄養指導におけるデジルカメラでの食事記録の 取り組み 岡田 浩美 椎屋 智美 川西ゆかり 岸田 真治 安井 瑞穂 甲斐美佐子 宮崎県立南病院栄養管理科 宮崎県立南病院内科 目的 以前から行っていた記録表への記入よりも 患者にとっては簡便に 我々にとってはより正確に患者の食事内容を把握し個々に合った栄養指導 を可能にするため デジルカメラでの撮影による食事記録を行った 方 法 カメラによる食事記録を用いた栄養指導を受けた患者 介入群 と受 けなかった患者 対照群 でBMI HbAc 血糖 GLU を比較検討した 結果 平成5年月 月の介入群名 対照群44名 当院入院時と3カ月 目 6カ月目の結果は介入群 対照群それぞれHbAc BMI GLU mg!dl mg!dl 考察 カメラを用いた食事記録は 栄 養指導を効果的に行えるツルとして役立つ 今後 継続して効果を得る ためには 外来時にもカメラでの食事記録を用いた栄養指導を行うことが 有効と考えられる HbAc NGSP値 I P 376 糖尿病における食事療法の実態 写真撮影法の重要性 大塚 修子 高橋 正樹 阿久澤まさ子3 根岸真由美 石山 延吉 原田 文子 土岐 譲 野原 惇 吉川 浩二 白川 尚史 永野 伸郎 下村洋之助 小林 功4 医療法人社団高会高病院栄養課 医療法人社団高会高病院メボ 糖尿病治療セ ン 医療法人社団高会高病院検診セン3 パ大学4 目的 外来での食事療法 運動療法にかかわらず 血糖値の上昇してしまう患者をしば しば散見する そこでこれらの患者に対する食事療法の現況 効果について検討 を行った 対象 方法 数カ月間HbAcが上昇傾向の5名に対し 自宅での食事記録 食事内容の写真撮 影を 数回行った そして指導前後のHbAc NGSP 等を中心に比較検討した 結果 指導回 指導回のカロリ平均摂取量は指示カロリのそれぞれ であった HbAc値は指導前 7.75±.37 指導回 7.4±.7 指導 回 6.90±.9 P 0.05 となり 指導回目に有意な低下が観察された 結論 ほとんどの患者が指示カロリを超過していた HbAcの減少をはかる ためには 数回の写真撮影による指導が重要である HbAc NGSP値 S 0

48 I P 377 マトフォンを利用した食事カメラを導入し生活習慣に 改善がみられた型糖尿病患者の例 大嶋 球乃 井町 仁美 久米川知希 深田 陽子 野登美3 平井 明美3 橋本 真幸4 赤池 学4 村尾 孝児 香川大学医学部附属病院臨床栄養部!糖尿病セン 香川大学医学部先端医療 臨床検査医学!附属病院糖尿病セン 香川大学医学部附属病院看護部!糖尿病セ ン3 株式会社KDDI研究所健康 医療ICTグルプ4 症例 39歳女性 型糖尿病 ナ症候群 橋本病 家での生活は 昼夜逆転 食事は母親が調理するもインント食品やファトフド を好み母親の作る食事は摂取せずに 家族とは異なる時間帯に孤食を続け ていた 栄養士介入時 身長5cm 体重65.0kg HbAc.7 同居する 家族も患者の食生活を確認出来ないため 食事記録を開始 同時に母親の 協力も得られ 介入か月後から運動療法を開始 しかし HbAcは下がら ず マトフォンを利用した食事カメラを導入することとなった 食事 カメラ導入後 生活リズムが整うことでインリンの打ち忘れもなくなり また 母親の協力が得られた食事療法が功を奏し 血糖改善につながった 食事カメラ終了後 再度体重増加がみられ 食事カメラを終了するイミ ングやその後の評価方法が課題となった HbAc NGSP値 I P 378, 三宅 朋美 奥村えり子 仙石 友美 竹内 綾美 梶田 千愛 塚本 香織 宮内 綾子 加藤 千恵 高見 和久 社会医療法人厚生会木沢記念病院栄養課 社会医療法人厚生会木沢記念病院糖尿病セン 目的 お弁当ダイエット がバランよく適正量を摂れるかを検討した 対象 型糖尿病患者 男4名 女6名 平均年齢7.6±.4歳 方法 食に必要な熱量の摂れる弁当箱を用意し 管理栄養士が説明後 あらかじめ用意し た主食 主菜 副菜を弁当箱の表面積比3 の割合で詰め 詰め方を検討 指示単位に対し 実際に弁当箱に詰めた単位に有意な差はなかった 熱量構成比率は P 4.±.7 F 6.±.4 C 6.±3.5 男女間 HbAc7. 以上 未満に 分けて比較したが 熱量構成に有意な差はなかった 野菜は4.4±40.7g詰めていた まとめ ほぼ指示単位量通り 野菜量とも詰めることができた 結語 弁当箱を利用して簡単に必要量やバランが把握でき 患者教育に有用と思われた HbAc NGSP値 I P 379 砂糖不使用ロルケキの開発 糖尿病患者の声を開発に 活かして 向山万為子 田中亜矢子 四本 礼子 福永 聡美 柏原 淑恵 村野 真澄 中田恵理子 新居田道玄 入江佳代子 中野 満子 河野 律子 西影 裕文 医療法人社団あおぞら会にしかげ内科クリニック NPO法人あなたと健康を支える会こ うべ 目的 糖尿病患者が長期的にトレなく食事療法を行うために安心して食べ られる菓子類の開発を目的とした 方法 洋菓子店と協力し 砂糖不使用のロルケキのレシピ開発 試食会等 を行った 砂糖類の代替には甘味料を使用した 開発には喫食者の味や満足度 を重要視した 試食会では味について とても美味しい 美味しい の回答が合わせ て88 を占めた 試食会での意見も取り入れ 砂糖不使用 低カロリのロ ルケキ 大切0kcal 小切70kcal 味はプレンと抹茶の種 を開発した 考察 試食会 73名参加 うち糖尿病患者53名 での反響は大きく 特に糖 尿病患者からは喜びの声や今後のニズを多く頂いた 今回の開発は糖尿病患 者が暮らしやすい環境づくりにつながるのではと思われた 今後もニズに合 わせた菓子類開発を予定している I P 380 糖尿病患者に対する炭水化物含有飲料水を用いた術前経口 補水療法の安全性と有効性 高橋 留佳 勝矢 雅子 岡本 貴子 吉村 治香 深水 真希 神戸掖済会病院栄養管理部 神戸掖済会病院内科 術前に炭水化物負荷 CHO による経口補水療法 ORT を行うことで 術後のインリン抵抗性改善や体蛋白異化亢進の減弱が報告され 患者の 術前不安感軽減にも寄与するとされる 今回 当院での糖尿病患者への術 前ORT管理法確立に向け 血糖値への影響や安全性 有効性について検討 行ったので報告する 整形外科にて手術を行う糖尿病患者を対象とし コ ントロル HO 群にはミネラルウォを CHO群にはアイソカル アルジネドウォ AgW 50ml!00kcal!炭水化物45g を摂取さ せ 血糖値やインリン値 遊離脂肪酸を測定した CHO群ではAgW摂取 80分後の血糖値は80mg!dl以下であり安全に投与できる可能性があると 考える HO群では術後に遊離脂肪酸が上昇する症例が多く 術前CHOの 必要性が示唆された さらに症例を重ね 術前経口補水療法管理法を確立 させ その有効性も示していきたい 糖尿病の濃厚な家系を有する肥満小児兄弟の発症予防に向 けた栄養指導 倉恒ひろみ 松田 純子 斉藤美恵子3 市川 和子 加来 浩平4 川崎医科大学附属病院栄養部 川崎医科大学小児科 高田中央病院糖尿病内科3 川崎医科大学糖尿病内分泌内科4 目的 糖尿病の家系を有する肥満兄弟に 発症予防に向けた栄養指導の経 過報告 家族歴 母方曾祖父母 祖母と祖母の姉が糖尿病 症例 兄 歳 身長5.cm 体重67kg 腹囲9.3cm 体脂肪率39.3 FPG 87mg! dl IRI 8.3IU!ml HbAc 5.6 HOMA"R.78 睡眠時無呼吸がある 主食 過多で3000kcal! 摂取 弟 9歳 身長40.3cm 体重5.3kg 腹囲80.cm 体脂肪率34.3 FPG93mg! dl IRI8.6U! ml HbAc 5.8 TG 4mg! dl HDL"C 49mg!dl HOMA"R.97 ALT 99IU!L AST56IU!L 主食と 菓子過多 600kcal! 摂取 経過 祖母と母 兄弟単独 4人一緒と指導 対象を変えながら栄養指導した 兄弟へは 肥満を客観的にとらえる為に 行動記録法を基本とし 自分が思ったことなどを簡単に書き込むようにし た 現在 兄kg 弟は.5kg減 HOMA" R 肝機能などは正常となった HbAc NGSP値 I P 38 糖尿病教育における お弁当ダイエット の試み, I P 38 小児肥満症に対する速効性炭水化物 高グリセミック指数 GI 糖質 制限による治療の導入 維持のための栄養指 導上の工夫 川崎美智子 丸岡 文雄 那須 宏子 平田 英一 今別府政代 和泉 恵理 三浦 亜紀 中田 信子 曽根崎知子 江 彩 奥田 智子 晴氣麻優子 林 加奈子 津嶋 泰子 野口 裕加 藤 加奈子 平岡 紋 森田 美貴 光安 暉 中村 洋志 馬場由貴子 齊藤 光正 富永 隆治3 丸岡内科小児科クリニック糖尿病内科 九州大学小児科准教授 九州大学心臓血管研究施設教授3 目的 成長障害や拒食症の危険がなく 治療効果が大きい高GI糖質制限の指導上の工夫 検討 方法 肥満度0 以上の6歳から8歳の小児で 通院にて管理栄養士指導下で 肥満 度や生活イルに応じ 高GI糖質摂取量制限 食材見本や 糖質カットのレシピ紹介 3 糖質が少なく ビミン等が豊富な間食を工夫 おやつレシピ開発 4 食事調査 栄養価計算パソコンソフト分析 考察 高GI糖質制限は大きな減量効果が短期間で得られ 通院で可能で 治療費も少な くて済む ンパクやカルシウムが豊富に摂取でき カロリ制限がないため 成長障 害や拒食症の危険が全くない 歯のミュン菌が激減し 虫歯を予防できる 導入 および維持が困難で 様々な工夫が必要 目標達成後は制限を緩め 長期間継続しやす くする工夫も必要 総括 上記工夫で 小児肥満症の困難が緩和した I P 383 当院外来における栄養指導の実施状況と介入効果の検討 比嘉 瑠美 宮里 幸代 石川 佳苗 野原可奈子 吉田 陽子 玉城 仁 砂川 博司 医療法人貴和の会すながわ内科クリニック外来 目的 03年4月から0月30間の栄養指導の実施状況および介入効果の検討を行う 方法 栄養指導を実施した糖尿病患者で 処方変更のなかった47名について 介入前後の HbAc値の推移を男女 回数別に比較検討する 結果 ①指導人数は 回群80名 54 回群57名 39 3回群0名 7 であった ②介入時HbAc平均値は男7.6 女7.3であった ③指導回後HbAcは 男" 0.4 女" 0.3であった ④介入後3回来院まで処方変更なしは男39名 5.7 女37名 50.6 で HbAc 値男" 0.6 女" 0.であった まとめ 指導回直後のデを比較した結果 すべての群において男女どちらも改善傾向を 示した 介入後来院3回まで処方変更なしの割合は 男5.7 女50.6 男性は どの群でも有意な改善を示し効果の継続も得られたが 女性にその様な効果は得ら れなかった HbAc NGSP値 I P 384 糖尿病末期腎症で血液透析を受ける患者におけるリン摂取 量の年間変動 市川 早紀 伊藤美紀子 神村 和仁 坂上 元祥 兵庫県立大学環境人間学部食環境栄養課程 光寿会クリニック 目的 糖尿病腎症による血液透析患者においてリン摂取量の季節変動があ ることを報告した 本研究の目的は夏季におけるリン摂取量の年間変動を 明らかにすることである 方法 姫路市の透析施設で糖尿病性腎症のため外来透析を受ける6名を対 象とし 平成5年7月に食物摂取頻度調査と加工食品摂取頻度調査を実施し リン摂取量などを推定し 平成4年の閣下と比較した 成績 今年と昨年で血清P値 血清Ca値 血清インクトPTH濃度に有意 な差はなく エネルギ摂取量 リン摂取量にも有意差はなかった しか し今年のカリウム摂取量が有意に多かった 食品群別のリン摂取量では野 菜 果物 菓子で今年の方が有意に高く 嗜好飲料水でも今年の方が有意 に高かった 結論 野菜 果物 菓子の食品群でリン摂取量に有意差を認めたため 季 節に沿った栄養教育に加え適時適切な食事内容の把握が必要である S 03

49 I P 385 当院での清涼飲料水多飲による糖尿病ケトアシドシ ペットボトル症候群 患者の特徴 木原 徹也 藤田 秀佳 村田 敬也 須田 尚子 藤井 淳子 聖 北本 友桂 山藤 知宏 鯉江 基哉 小林 広明 森田 福島 光夫3 安田浩一朗 大阪府済生会野江病院栄養管理科 大阪府済生会野江病院糖尿病 内分泌内科 岡山 県立大学栄養内科学3 背景 目的 ペットボトル症候群患者と栄養指導を未受診の糖尿病患者との 間に 食事摂取状況や生活習慣に違いがあるのか比較検討を行った 方法 ペットボトル症候群患者と 栄養指導を未受診の糖尿病患者に対し 食習慣アンケトと食事摂取調査を行い 食事摂取量調査 HbAc 体重に ついて比較検討した 総摂取エネルギ量 指示エネルギ量との差において違いが見られ た また外食やコンビニの利用回数 普段からの清涼飲料水摂取量もペット ボトル群は多く利用する等の違いが見られた 考察 ペットボトル症候群患者は普段から清涼飲料水の利用頻度が多く 外 食やコンビニの利用頻度が多いという特徴を再確認できた また今回の結果 では一般的に清涼飲料水の利用が多いと言われる若年層だけでなく 50歳代 以上の患者が約半数を占める結果となった HbAc NGSP値 I P 386 I P 389 浜本 由紀 原田 範雄 辻 秀美3 浜崎 暁洋 幣 憲一郎3 稲垣 暢也 京都大学病院疾患栄養治療部 糖尿病 内分泌 栄養内科 疾患栄養治療部3 目的 どのような食品群の摂取がHbAcに寄与するかを男女別に評価し た 方法 当院入院糖尿病患者 男性06名 女性69名 に対し 入院前 の摂取状況を食物摂取頻度調査 FFQg で調べ 穀類 芋類 緑黄色野菜 淡色野菜 きのこ類 海藻類 豆類 魚介類 肉類 卵類 乳類 果実類 菓子類 嗜好飲料 砂糖類 種実類 油脂類 調味料類の摂取カロリ を算出し HbAcとの関連性についてPearson検定で相関分析を行い テッ プワイズ法にて線型回帰分析を行った 男性では 緑黄色野菜 淡 色野菜 豆類 魚介類摂取量とHbAcが負の相関 肉類と油脂類の摂取量 は正の相関を示し 女性では 乳類や菓子類の摂取量とHbAcに正の相関 を示した 男女別のHbAcの寄与度は男性では豆類と油脂類 女性では菓 子類であった 結語 HbAcに寄与する食品群には男女差があった HbAc NGSP値 I P 390 演題取り下げ 当院糖尿病入院患者におけるHbAcに寄与する食品群の検 討 詳細な食事調査で見る型糖尿病通院者における各栄養摂 取量と臨床値の関わり 樋詰 友香 畑中麻梨恵 水谷有加利 高橋 直穂 沖崎進一郎 潤5 首藤 龍人6 曽根 博仁7 横山 宏樹 清水 平3 山田大志郎4 本庄 自由が丘横山内科クリニック 北里大学医学部 老蘇会静明館診療部3 自由が丘山田内科 クリニック4 旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野5 啓和会黒沢病院内科診療部 光学医療診療部6 新潟大学血液 内分泌内科7 目的 食事調査により糖尿病患者の栄養摂取量と臨床値との関連を検討した 対象と方法 H5年6月" 8月に当院を受診した糖尿病患者367名 無作為抽出 へ 計量に基づく3間の食事記録への協力を依頼した 同意者73名の記録から3間 平均値を算出し 各栄養素目標量±0 以内 90"0 を適正群 目標量90 未満を不足群 目標量0 以上を過剰群とし 栄養摂取量と臨床値を比較した エネルギ過剰は約60 で 過剰群は三大栄養素 塩分の過剰摂取を認め た 炭水化物過剰は約40 で BMIが高い者は炭水化物摂取量が多かった 脂質 過剰は約70 で 過剰群はBMIが高い傾向にあった 塩分過剰は約65 で 過剰 群は高血圧症の割合が多く TGが高値であった 食物繊維不足は約90 であった 結語 今後の課題として①食物繊維をいかに増やすか ②他の食事調査法を検討 する必要があげられる HbAc NGSP値 I P 387 過食症を伴う型糖尿病患者にカボカウント利用でイン リン減量が可能となった症例 I P 39 糖尿病患者さんの食生活における行動変容テジの特徴 橋本寿美子 松本いずみ 古川 健治 山秋 直人 大山 公典 藤本 彩 村本 弘昭 金沢社会保険病院栄養課 金沢社会保険病院内科 症例は6歳女性 過食症 双極性感情障害 不眠治療中 55cm 89Kg HbAc.4 糖尿病治療のため入院 退院時86.4Kg 超速効型インリ ン Q 各食前4単位 持効型インリン L 眠前8単位 退院後も入院 前からの過食 嘔吐軽快せず 間食を含め0食 食後高血糖への恐怖か ら各食後時間のSMBG実施し 自己判断でQ0単位施行 食前Q30単位 眠前L40単位にまで増量し 99.6Kgまで増 信頼関係構築のため外来栄養指 導の担当を固定 カボカウント CC 提案 カボ不明食品やカロリ 表示に対する相談などの栄養指導 CCによるインリン調節継続した結 果 過食に歯止めがかかり3食まで減 嘔吐もなし 食前Q0単位 眠 前L0単位にまで減量 HbAc Kgに改善 CCの導入が有効と考 えられた HbAc NGSP値 幸3 中村 光男4 三上 恵理 丹藤 雄介 柳町 弘前大学医学部附属病院栄養管理部 弘前大学大学院保健学研究科医療科学生命領 域 弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学講座3 一般社団法人弘前医師会健 診セン4 糖尿病患者さんの食生活における行動変容テジはBMI HbAc Alb とどのような関係にあるか検討を行った 平成5年5月から7月に当院で栄 養指導を行った糖尿病の患者さん65名を対象とした 行動変容テジを 点数化し 対象患者さんがどのテジにあるかを人の栄養士が主観的に 評価した さらに点数化した行動変容テジはBMI HbAc Albとど のような関係にあるか検討を行った その結果BMIが5kg!m 以上の患者 さんとHbAcが7 以上の患者さん及びAlbが3.8g! dl未満の患者さんで行動 変容テジの点数が低い傾向にあった 糖尿病患者さんでは食生活にお ける行動変容テジの点数が高いほど非肥満の患者さんが多く 血糖コ ントロルが良好で Albが高い傾向にあった 今後は誰でも同様に行動変 容テジの評価ができるよう評価方法を統一していく必要があると考え る HbAc NGSP値 I P 388 I P 39 多摩地域における じぇじぇ こんなに違うぞ カボ カウント ワクショップの実際 藤村 仁美 山崎 浩 深谷 祥子3 布川かおる4 森 瞳5 永田 美和3 渡邊 祐子6 宮川 高一7 杉山 徹8 鈴木 洋介8 住友 秀孝8 関口 芳弘8 賢8 吉田 敦行8 大野 敦8 藤井 仁美8 松下 隆哉8 宮城 調司8 矢島 植木 彬夫8 貴田岡正史9 多摩丘陵病院栄養科 南多摩病院薬剤科 東京医科大学八王子医療セン栄養管理科3 伊藤内科クリニック4 立川相互病院栄養科5 多摩センクリニックみらい6 クリニック みらい国立7 糖尿病療養担当者のためのセミナ8 NPO法人西東京臨床糖尿病研究会9 目的 8回糖尿病療養担当者のためのセミナ食事分科会において ワクショッ プ形式 以下WS にて 0g カボカウント法 と 簡易式カボカウント法 で計算を行い 違いや適正を検討したので報告する 方法 参加者は学生を含め 名 講義後 症例の食事内容のカボ量をつの方法で計算し 各グルプで討議を 行い全体発表した 0g カボカウント法 では 計算の複雑さ カ ボの多い食事の人には有効ではないかといった意見が挙った 簡易式カボカウン ト法 では 計算は容易だがバランの良い食事でないと向いていない 誤差が大 きいといった意見が挙った WSの満足度を大変満足を6 大変不満足をとして聞 いたところ 平均5.5であった 考察 症例を通し計算過程を含めて異職種間で意 見交換ができたことで より理解を深められ 高い満足度に繋がったと考えられる 糖尿病患者の食事記録への負担感に関するアンケト調査 遠藤由紀恵 関根のぞみ 増子マキ子 相田 美香 磯野 恵一 高田 由香 武田 光枝 永井千恵美 山田ふみえ 山本千歌子 渡部 千景 清野 弘明 せいの内科クリニック 目的 糖尿病患者の食事記録に対する負担感について調査し 今後の食事 記録の方法について検討することを目的とした 方法 糖尿病患者48例 男性例 女性7例 年齢60.8±9.歳 BMI6.7± 9. HbAc7.6±0.8 を対象に食事記録に対する心理的な負担感などにつ いてアンケト調査し5段階で評価した 食事記録を現在つけている患者は4 以前つけていたが現在はつ けていない患者は8 一度もつけたことがない患者は58 だった 食事 記録を負担に感じる患者は60 食事記録をつける必要性を感じる患者は 65 今後食事記録をつけようと思う患者は43 だった 食事記録を負担 に感じる患者は男性76 女性48 と男性のほうが多かった 考察 食事記録の必要性を理解してもらうことと 食事記録への負担感の 強い患者には簡易的な食事記録から始めるなどの工夫が必要であると考え られる HbAc NGSP値 S 04

50 I P 393 配偶者の有無がGLP!受容体作動薬による型糖尿病患者 の血糖管理維持に及ぼす効果に関する検討 近藤 義宣 根津 潤 井上雄一郎 宮崎 裕子 細川 紗帆 佐藤 忍 寺内 康夫3 茅ケ崎市立病院代謝内分泌内科 琉球大学医学部大学院医学研究科臨床薬理学 横浜 市立大学大学院医学研究科分子内分泌 糖尿病内科学3 目的 配偶者の有無が型糖尿病患者の血糖管理維持に及ぼす効果を検討す る 方法 調査対象はGLP"受容体作動薬 GLP""RA にて加療歴のある型 糖尿病患者で 配偶者の有無が確認された患者とした 主要評価項目は配偶 者の有無での GLP" " RA導入後のHbAc 7.0 未満維持期間の差とした 解析に組み入れられた09名のうち67名 6 が配偶者を有し M 群 4名 39 は独身であった HbAc 7.0 未満維持期間はM群で有意 に長かった 35.±39.4vs. 68.3±50.0 p 0.0 Kaplan" Meier法 log" rank testにおいても配偶者を有する方がhbac 7.0 未満維持期間が長く p 0.00 Cox回帰モデルで調整しても 配偶者の存在は血糖管理再悪化の リクを65 低減した RR CI 0.8 to 0.66 p 0.00 総括 配偶者の存在は型糖尿病患者の良好な血糖管理維持期間を延長する HbAc NGSP値 I P 394 就労と糖尿病治療の両立の実態アンケト調査報告 患者 および医師アンケト I P 397 当院における糖尿病患者の死因調査 00!00年の糖 尿病合併死亡99名での検討 岩 優 金崎 淑子 井上 広基 中内佳奈子 村上 尚嗣 清野 恭平 住友 有希 丸関 陽子 新谷 保実 徳島赤十字病院代謝 内分泌科 徳島赤十字病院医療情報管理室 目的 当院での糖尿病患者の死因を検討した 方法 00"00年に当院 で死亡した99例の糖尿病患者の死亡状況 死因を調査した また 同時期 の全死亡例 3,780例 と比較した 男性! 女性88 死亡年齢7.±. mean±sd 歳で 男性70.歳 女性77.歳と女性が7歳長寿であった 死因としては 心疾患8.7 虚血性.7 悪性腫瘍5. が多く 脳血管疾患 7.4 感染症4.0 肝硬変4.3 腎不全.7 の順であっ た 悪性腫瘍は60歳代で最多で 歳以上では心血管疾患が上回っ た 3 全死亡例との比較では 死亡年齢は男性では差がなく 女性は.5歳 低かった 死因としては心血管疾患死亡がやや多かった 36. vs 9.0 考察 糖尿病患者の寿命は000年以前より延長しており 非糖尿病者との 格差縮小は当院の急性期病院としての特性を反映している可能性がある I P 398 問診による型糖尿病予測能のメ分析 渡会 敦子, 中島英太郎,3 佐野 隆久,4 加藤 忠之5 後藤円治郎6 西田 友厚7 誠0 矢賀 健 山本 康久 石亀 昌幸 大村 昌夫8 金子 健吾9 野村 実3 畠山 泰之4 河村 孝彦4 堀田 饒3 八谷 寛3 草間 中部ろうさい病院職場復帰 両立支援 糖尿病 研究セン 愛知医科大学糖尿病内科 中部ろうさい 病院糖尿病 内分泌内科 株式会社東海理化 豊田合成株式会社診療所 住友軽金属株式会社名古屋製 造所健康管理セン6 中部電力株式会社健康管理室7 横浜労災病院内分泌 糖尿病セン8 熊本労 災病院糖尿病代謝内科9 大阪労災病院臨床検査科0 山口労災病院糖尿病内分泌内科 和歌山労災病院糖 尿病セン 藤田保健衛生大学医学部公衆衛生学3 中部ろうさい病院勤労者予防医療セン4 背景 就労糖尿病 DM 患者の良好な血糖管理維持の困難さには職場の問題が潜む可能性が ある 厚生労働省の政策医療の一環として 糖尿病患者の就労と治療の両立 職場復帰支援ガ イドライン を作成するために行った全国規模での患者 Pt 及び医師 Dr 向けアンケト 調査 Q の最終結果を報告する PtQ 産業医 IP がいる企業に勤めるPt群 3.4 では そうではない群より網膜症 腎症 3期以上 神経障害の有病者が有意に少ない p DrQ Drが就労DMPtの勤務状況を把握80. Ptから職場に関する相談を受けたことあり 48.3 企業からPtに関する問い合わせあり7. 企業にPtに関する問い合わせをしたことあ り9.4 考察 IPの存在がPtの合併症発症に影響を与えている可能性がある また医療機関と企業間の 関係性は希薄であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 395 C型肝炎ウイル陽性肝細胞癌患者の死因 糖尿病合併の 有無の観点から 由澤 咲子 児玉 暁 藤原 和哉 堀川 千嘉 菅原 歩美 谷内 洋子3 山田 貴穂 鈴木亜希子 羽入 修 曽根 博仁 新潟大学大学院医歯学総合研究科血液 内分泌 代謝内科学 茨城県厚生連水戸協 同病院健康管理セン 山梨学院大学健康栄養学部管理栄養学科3 目的 血液検査を含まない問診情報が将来の糖尿病をどの程度予測できる かについてメ解析手法による総括を行った 方法 系統的電子検索により得られた 複数の問診事項を用いて型糖尿 病発症予測を行った8の縦断研究につき階層サマリROCモデルを用いて 包括的分析を行った 血液検査を含まない問診情報は糖尿病発症を感度0.68 特異度0.69 陽性尤度比.9 陰性尤度比0.47 診断オッズ4.70 いずれもP 0.00 で 検出した 感度分析では 対象者が白人優位である場合 P や 平均年齢50歳未満である場合 P 0.0 により高い診断オッズが認められ た 結論 本メ解析により 採血を行わずに糖尿病発症高危険群をある程度 選別することが可能であることが示唆された これらの検査で陽性であっ た者に対し 採血による精査を行うことが強く求められる I P 399 高度浮腫を呈した糖尿病性腎症患者の一例 大枝 敏 河口 康典 井上佳奈子 小島 基靖 山内 寛子 寺坂 喜子 河田 望美 松田やよい 山口 美幸 水田 敏彦 尾崎 岩太 江口有一郎 安西 慶三 佐賀大学肝疾患医療支援学 佐賀大学医学部内科学 背景 DM患者の死因は一般集団に比べ悪性新生物 血管障害 感染症の割合が 高い 掘田ら 糖尿病 50 47"6,007 目的 HCV陽性肝細胞癌患者はDMの有無で死因に差があるかを検討すること 対象 990"0年までに 背景肝HCVの初発HCCに対して当科で診断もしくは 治療を行った839例 方法 退院時サマリを後ろ向きに検討した DMの定義は Problem Listへの診 断名の記載 DM薬の投与を基準とした 結果 生存もしくは予後不明例 死因不明例 交通事故死例を除外した338例 男 3例 が解析対象 DM合併率は4 8!338 DM有無で死亡年齢に有意差 はなく 69. vs. 69.7歳 DM合併8例の死因は肝癌死47例 57 肝不全例 7 消化管出血9例 感染症例. 血管障害3例 3.7 ま た DM有無で死因に有意差はなかった 結語 HCV陽性肝細胞癌患者の死因はDMの有無で差はなかった I P 396 下出真知子 宗 正敏 雑賀 保至 藤井病院管理栄養 Department of Internal Medicune,Fujii Hospital 症例 58歳男性 他院でインリン加療中 不規則勤務にて糖尿病の食事 コントロル不良 平成5年3月浮腫著明 全身倦怠にて3月9当院受診 身長66.3cm 体重89.3kg BMI3.3 HbAc7.6 血清Alb3.6g!dL 血清 Cr..7mg!dL BUN34.mg!dL 尿ンパク6.4g! 利尿剤の投与開始と 同時に食塩6g未満! たんぱく質30g! の栄養指導を開始 カ月 後インリン減量 7月73.5kg BMI6.6 HbAc7.3 血清Alb4.g!dL 血清Cr3.mg! dl BUN.7mg! dl 浮腫消失 初診より4か月間で体重6kg 減少した まとめ 高度な浮腫 尿ンパクを呈する糖尿病腎症の患者に 対し 利尿剤を併用し 徹底した食塩制限と低たんぱく食を指導した そ の結果 浮腫は改善し 腎機能も安定した HbAc NGSP値 I P 400 当院における糖尿病患者の死亡原因の検討 長谷川 敦 馬場 美香 生田麻衣子 医療法人社団糖翠会はせがわ内科クリニック 目的 当院における糖尿病患者の死亡原因を前向きに検討する 方法 00年0月当院開院してから月までに受診した患者を対象にcohortを組み 03年月までの3年で死亡が確認できた35 男0 女5 名 について死亡原因と臨床像について検討した 平均死亡時年齢は73.5±9.8 男73.6±8.4 女73.3±.6 歳 平均罹 病期間6.6±9.9年であった 死因は悪性新生物5名 4.9 血管障害 腎 心 脳 0名 8.6 感染症5名 4.3 その他5名 4.3 であっ た 悪性新生物の発見動機は症状出現が多く 次いで体重減少であった 血管障害の中では大血管合併症の既往 高血圧 脂質異常症の合併が多かっ た 死因別の罹病期間 HbAc BMIに差を認めなかった 結語 糖尿病患者の寿命の改善はみられず 悪性新生物の早期発見と大血 管合併症 血圧 脂質管理が生命予後改善のために重要である HbAc NGSP値 たんぱく質制限食の栄養指導を初めて受けたCKDテジ 3以上の患者の治療歴 上野 美樹 朝倉比都美 早崎麻衣子 里見麻利子 濱口加奈江 服部 綾香 江藤 一弘 帝京大学医学部附属病院栄養部 帝京大学医学部附属病院内科 目的 紹介患者の多い当院では罹病期間が長く腎機能が低下しているにも 関わらず 栄養指導歴の無い患者に遭遇する たんぱく質制限食の初回栄 養指導時に すでにCKDテジ3以上の糖尿病患者の治療の過程を後ろ向 きに調査した 方法 03年月から8月 履病期間 栄養指導歴 治療方 法 紹介元を調査した 対象患者は8名 年齢66.3±3.3歳 CKD テジ 3a 4 3b 名であった 履病期間±9.年 栄養指導歴は 有7名 無名で テジ5の患者では3名に栄養指導歴 がなかった 指導歴有りでも指導回数回又は回の人が多かった 考察 透析予防のためにも 糖尿病の早期の段階からの継続的な療養指導が必要 であるが 栄養指導が実施されていない医療機関も多いことが伺われた 地域の中核病院として 教育目的の医療連携及び管理栄養士の積極的介入 も必要と考える HbAc JDS値 S 05

51 I P 40 糖尿病透析予防指導における尿アルブミン検査と食事記録 による推定塩分摂取量の検討 斎藤 杏子 加藤 則子 三浦すみ子 春千加子 中村 野香 金村 幸枝 森川よし子 酒井久美子 荒川 栄美 筒井 健介 山下 滋雄 加藤 光敏 加藤内科クリニック 目的 当院では0年度糖尿病透析予防指導は73人 現在糖尿病患者の約 4 に指導をしている この対象者における尿アルブミン検査で食事記録に よる摂取量を尿推定塩分摂取量と比較する 方法 早朝尿をピッツで持参してもらい 前の食事記録を基に分析 塩 分摂取量を計算 尿推定塩分摂取量と比較 検討 これを約6ヵ月後に再度行 い透析予防指導の効果を検証する 食事分析は塩分栄養診断カボ編を用い た 回測定し比較できた63人は男性66 年齢70±0歳 BMI6±4 egfr 64±0 HbAcは7.3±0.8 から7.±0.7 に減少 p 食事推定塩分 摂取量は0.0±.4gから9.±.gに減少 p 0.00 尿推定でも0.4g減少が認 められた 考察 体重当たりでも摂取エネルギ量当たりでも尿推定塩分摂取量は減少 しており指導効果があると言える HbAc NGSP値 I P 40 糖尿病透析予防指導における栄養指導の目標達成度の評価 治田麻理子 鈴木 克典 西山 陽子3 深澤 尚子 桜井 健一 済生会新潟二病院栄養科 済生会新潟二病院代謝 内分泌内科 済生会新潟 二病院看護部3 目的 糖尿病透析予防指導で患者個々の設定目標の達成度を評価した 方法 目標を血糖に関する食生活改善 以下血糖群 塩分制限 以下塩 分群 蛋白質制限 以下蛋白群 カリウム制限 以下カリウム群 に分 け 翌年の再指導時に 各目標の達成度と検査値を評価した 対象者は67人 各目標群の達成度は 血糖群40 塩分群38.8 蛋白群とカリウム群は50 血糖と塩分目標達成群でHbAcと血圧の改善 度が高く 蛋白質目標達成群でHbAcのみ改善度が高く カリウム目標未 達成群でカリウムの悪化度が高かった egfrは 全ての目標群で差はなかっ た 考察 4つの目標の内 蛋白群とカリウム群の目標達成度が高かったのは 今回の指導でその必要性を初めて知ったため 達成度が高かったと推測さ れる 今後も継続的な指導介入を行い 長期間での介入評価をしたい I P 403 療養行動の限界を訴える患者の傾向と看護の改善策 予防外来受診者の症例 透析 後藤 博美 織田 都 畑 聖弘3 馬屋原 豊3 大阪府立急性期 総合医療セン看護部 大阪府立急性期 総合医療セン栄 養管理室 大阪府立急性期 総合医療セン糖尿病代謝内科3 糖尿病透析予防外来を受診した中で 療養行動の限界を言葉で表出した患 者が3名いた 限界を訴える患者状況の変化と 看護支援のあり方を考察す る 結果 考察 症例は壮年期男性でサラリマンが名 名は無職であるが 元サラリマンである 各々の患者が検査デを気にしており 体重 やHbAcなどの結果が自分の期待する状況でないことに 落胆しており デが少しでも悪くなっている時や 少しの改善時には自己評価が低 い状況になっている 経過より結果を求めているために起きる感情で こ れらの療養行動はアドヒアランのもとに療養目標を立てセルフケア行動 を実施しているが負担感が発生している 結語 患者が困難感を訴えるこ とは思いを表出できる情意的支援ができている 困難感を生じている場合 は療養法を見直す支援を行う 糖尿病透析予防外来でも長期的な看護支援 が必要である HbAc NGSP値 I P 404 当院における糖尿病透析予防指導管理の取り組み 栄養士 の立場から 島崎 榮子 奥井 輝美 大重亜希子 坂本奈緒子 太田真由美3 伊井 亮子3 福島 和美3 稗田 千聖4 西山 佳希5 廣瀬 雅代6 小橋 親晃6 浦風 雅春6 かみいち総合病院栄養科 かみいち総合病院透析セン かみいち総合病院糖尿病 セン3 かみいち総合病院診療部事務4 かみいち総合病院医事課5 かみいち総合 病院診療部6 0年より糖尿病透析予防指導管理料が新設され 多職種からなる診療チ ムで糖尿病腎症の進展を予防することが保険診療でも評価されるようになっ た 早期の段階から積極的に介入し 患者自身の糖尿病療養に対する認識を 深めることが重要である 当院では 糖尿病専門医 腎臓内科医 看護師 保健師 管理栄養士 医事課の各ッフからなるワキンググルプをた ちあげ 診療 栄養指導 生活指導などの手順 内容や 電子カルテ上のシ テム構築など 糖尿病透析予防指導の実施にむけ検討を重ね 0年月 から糖尿病透析予防外来を開設した 特に当院では 透析センの看護師 も患者指導に参画していることが特徴と言える 03年月末までに当院で 糖尿病透析予防指導を実施した件数は8件であるが 今回 当院における栄 養指導の実際と今後の課題について報告する I P 405 当院における糖尿病透析予防指導の現状と経過 近藤まゆ子 竹之下博正 瀬戸まり子3 中村 栄子4 井上 慎介5 茨木 一夫 本赤十字社唐津赤十字病院栄養課 本赤十字社唐津赤十字病院内科 本赤十 字社唐津赤十字病院看護部外来3 本赤十字社唐津赤十字病院薬剤部4 本赤十字 社唐津赤十字病院検査技術課5 当院は平成5年7月より糖尿病透析予防指導を開始した 5ヶ月で9名に指 導を行い 患者は年齢60.5±3.歳 男性名 女性7名 腎症は期3名 3 期名 3b期0名 4期5名 Cr.76±0.53mg! dl 収縮期血圧34±mmHg 拡張期血圧7±0mmHg HbAc7.±0.9 であった 5か月間で指導件数 は回6名 回7名 3回4名 4回名であり数回の指導を希望する患者が多 かった 平均93.9±7.3後にはCr 0.08mg!dl.84±0.69 p 0. 尿 蛋白の増悪はなく p 0.7 収縮期血圧".5mmHg 3± p 0.49 拡張期血圧".mmHg 69.8±5 p 0.56 HbAc" ±.0 p 0.3 体重 0.kg p 0.44 となった 唐津市は果樹 米 野菜の産業 を中心とし 新鮮な魚介類やそれらの加工品も多い 人口は年々減少して いるが世帯数は増加しており独居者の増加 高齢化率も伸びている 地域 での取り組みを栄養士の立場から報告する HbAc NGSP値 I P 406 透析予防指導管理の導入を通じた今後の課題 澤田かおる 紺屋 浩之 矢野 雄三 角田 拓 上田 一仁3 森田美治代4 上山 涼子5 田村 宏6 倉留 久隆3 河崎 香織7 松尾 綾子7 市立芦屋病院栄養管理室 内科 臨床検査科3 看護科4 薬剤科5 リハビリテショ ン科6 栄養管理室7 当院では平成5年6月より 透析予防指導管理を開始した 外来栄養指導で は糖尿病関連が6割を占める中 それらの患者傾向と透析予防指導管理に切 り替えた患者の傾向について検討した 対象 平成5年6月 9月までの間に当院外来栄養指導を受診した糖尿病内 科受診中患者のべ83件 男性34件 透析予防指導件 女性49名 5件 方法 年齢 血糖値 HbAc 薬物療法の有無 CKDテジについて 比較した 透析予防指導管理介入群では 推定塩分摂取量 食事摂取状況 について比較した 薬物療法の有無男性 女性 CKDテ ジ男性 3 女性3 4 であった 考察 未介入群でもCKDテジ以上の人が多く見受けられ 今後は未 介入群の男性糖尿病患者の早期介入が必要である HbAc NGSP値 I P 407 糖尿病透析予防指導管理に薬剤師が関わる必要性について 薬剤師の参画は必須か 益成 宏 實近 彩子 飯塚 晶子 田畑 真弓 田中 佳江3 畑尾 克裕4 綜合病院社会保険徳山中央病院薬剤部 綜合病院社会保険徳山中央病院看護部 綜 合病院社会保険徳山中央病院栄養課3 綜合病院社会保険徳山中央病院糖尿病 内分 泌内科4 目的 糖尿病透析予防指導管理業務に薬剤師介入の必要性の検証 対象 平成5年月から月3糖尿病透析予防指導管理対象者0名 方法 性 別 年齢 BMI 罹病期間 使用薬剤数 各職種の指導内容を調査し 薬剤 師の介入なしの期間と介入した期間のHbAcの変化を比較した 男 性4名 女性6名で 平均年齢60.0歳 平均BMI4. 使用薬剤は 平均8.剤 で 糖尿病関連薬以外が約75 を占めた 薬剤師は薬の理解度確認 イン リン手技再確認を実施した 指導前後のHbAcは薬剤師の介入なしは0.05 の低下に対し薬剤師の介入ありは0.6 低下し 薬剤師の介入が血糖コント ロルに貢献する可能性が示唆された 考察 他職種から薬剤師参画へ期 待が高く 特に糖尿病関連薬以外が75 に上ることから薬剤師の担当は必然 であり 多職種から幅広く患者に情報を提供出来た HbAc NGSP値 I P 408 当院における糖尿病透析予防外来の治療効果 横田 直和 西井 裕 春 広一 伊藤 大 清水 敬子 岡田 裕子 馬島 園子3 春原ゆかり3 鈴木 政哉3 長野市民病院内分泌 代謝内科 長野市民病院看護部 長野市民病院栄養科3 目的 糖尿病透析予防外来による治療効果判定を調査 方法 0年か ら03年までに当院の糖尿病透析予防外来に受診した0例の糖尿病腎症 期から3期の患者について検討した 対象は平均年齢6.0歳 男性6例 女 性4例であった 各種デを導入前後で比較検討した 平均の糖 尿病透析予防外来期間は7か月であった 平均の変化率はHbAc 0.53 の 低下 尿中アルブミン排泄量 44 mg! gcr 腎症期 50.4 mg! gcr 腎 症3期 の低下 尿中総蛋白排泄量 0.37 g! gcrの低下 収縮期血圧 4. mmhgの低下が見られた しかし egfr 4.56 ml! minの低下が見られた 体重は変化がなかった いずれも有意差は認められなかった 結論 今回 は減塩 蛋白制限など食事療法を中心に指導を行っていた 体重減量効果 は不十分であった 今後はカロリ制限や運動療法についてもさらなる指 導が必要と思われた HbAc NGSP値 S 06

52 I P 409 I P 43 当院における糖尿病透析予防指導の効果と今後の課題 田中由希子 安平次美和子 藤井まみ子 田中 洋美 常見 芳枝 竹尾 祥子3 宮本 幸子4 井本 忍4 宇部興産中央病院看護部 宇部興産中央病院栄養管理室 宇部興産中央病院薬局3 宇部興産中央病院糖尿病血液内科4 目的 当院での糖尿病透析予防指導の結果を分析し 効果的な患者教育の 示唆を検討した 方法 0年6月から03年4月に指導を行った5名を対 象に 検査値や生活習慣の改善等の相関係数の解析を行った また 指導 への要望について患者へ聞き取り調査を実施した 改善があったも のは 腎機能9人 80.0 HbAc8人 53.3 血圧8人 53.3 食事 療法 運動療法人 80.0 であった 腎機能改善は食事療法の改善 HbA cの改善はインリンの正しい知識 血圧の改善は運動習慣の改善に相関 があった 患者からは 薬物 運動療法について専門的に知りたいという 要望があった 考察 指導後の検査値 生活習慣に改善があった 患者へ の個別対応による行動変化をチムで支えることで効果的な患者教育に繋 がったと考える 今後の課題として薬剤師 理学療法士の介入を検討した い HbAc NGSP値 I P 40 食事療法の中断を繰り返す型糖尿病患者に食事カメラを 用いた糖尿病透析予防指導で効果が見られた例 久米川知希 井町 仁美 大嶋 球乃 深田 陽子 野登美3 平井 明美3 橋本 真幸4 赤池 学4 村尾 孝児 香川大学医学部附属病院臨床栄養部!糖尿病セン 香川大学医学部先端医療 臨床検査医学!附属病院糖尿病セン 香川大学医学部附属病院看護部!糖尿病セ ン3 株式会社KDDI研究所健康 医療ICTグルプ4 症例 66歳女性 既往歴 不安神経症 子宮頸がん 現病歴 5年前に 型糖尿病と診断 食事療法とともに経口血糖降下薬とインリンを併用し た治療を行うも 最近年間はHbAc8 後半を推移 徐々に腎機能が低下 し 糖尿病透析予防指導を実施 経過 血糖コントロルに対して前向き な発言があるものの 精神状態に左右され食事療法を度々中断 客観的な 情報収集と食事療法についての動機づけを行うため 食事カメラを導入し た糖尿病透析予防指導を実施 食事カメラ導入に消極的な発言もみ られたが コメント機能を使用し努力に対する励ましを繰り返し行い食行 動が変化した 考察 食事カメラを用いた糖尿病透析予防指導で効果がみ られた症例を経験し 栄養指導ツルの一つになりうると考えられる HbAc NGSP値 I P 4 当院にて栄養相談を継続している糖尿病患者の糖尿病性腎 症に関する意識調査 当院における透析予防指導の取り組み 伴藤 智美 木下あずさ 神野 美和 みわホムクリニック はじめに 当院で実施している透析予防指導について 病院とは異なる診 療所ならではの取り組みを報告する 指導件数 方法 H4年8月からH5年7月までの指導患者数は78名 名あ たり回から6回の指導を行った 指導は通常の診察と同に血液検査結果の待ち時間を利用して行い 毎回 同じ指導ッフが継続して患者と関わる イラトを多く用いた独自の 媒体を作成し 医学用語を使わない説明の仕方を工夫するなど 患者が受 け容れ易い指導を心がけた 結果および考察 多くの患者に良好な行動変容があった 指導後6か月か ら年を経過した患者のHbAc 血圧 クレアチニン又はeGFRの変化につ いて 85 以上に維持又は改善がみられた 個々の患者の病態やライフイル等に即したきめの細かい柔軟な指導に よって 患者の治療意欲や服薬のアドヒアランが向上し 腎症の進行阻 止に寄与したと考えた HbAc NGSP値 I P 44 透析予防のための療養指導の効果について 富田 純子 萩野谷泰代 益子 明美 吉田 智子 佐藤 朋子 佐藤 絵梨 大和田裕子 野上久美子 桜井華奈子3 国家公務員共済組合連合会水府病院看護部 国家公務員共済組合連合会水府病院栄 養科 独立行政法人国立病院機構仙台医療セン内分泌代謝内科3 目的 透析予防のための療養指導の効果を判定 方法 当院通院中の糖 尿病性腎症期以降の患者で療養指導に同意が得られた糖尿病患者63名に対 し 腎症進行予防に重点を置いた指導を行う前と行った後ヶ月での腎機 能の変化について尿中アルブミン量 egfrなどを指標とし 腎症進行予防 の療養指導の効果を判定 腎症期では尿中アルブミンは指導開始 前と開始後ヶ月では不変 egfrは指導後ヶ月で優位にegfrが改善 腎症3期 4期では指導前と指導後ヶ月でeGFRは不変 考察 腎症期で のみ指導後ヶ月で有意にeGFRが改善した以外有意差が得れなかった原因 としては腎症進行予防に特化した療養指導の効果発現までにはもう少し時 間がかかる可能性がある 結語 腎症予防に特化した療養指導の効果につ いては指導後年の段階では証明できなかった I P 45 当院の糖尿病透析予防外来の現状と課題 佐久間未季 遠藤寿美恵 平野 桃 阿部 敬子 大池 正恵 鈴木 育子 小野 百合 小野百合内科クリニック 目的 糖尿病性腎症から4期の透析予防指導の負担感や 理解度の違いな どを抽出し今後の課題とする為調査を行った 方法 継続的に栄養相談を 行っている糖尿病患者00名を対象に自記式アンケト 透析予防 指導に対する負担感は少なく 同に受けても構わないとの解答が多かっ た 予防では血糖 血圧コントロルの解答が多かった 尿アルブミンの 周知では 医師から聞いた クリニック掲示の順に多かった 腎症病期の 理解では3A期以降で大半の方が理解していた 食事療法では 3A期以降で 重要と考える方が多かった まとめ 透析予防指導は約7割の方が負担感 も少なく受け入れられていた 尿アルブミンについては3!4の患者が知って いた 3A期以降の患者では自分の腎症病期を理解している方が多かった 又 腎臓を守るために食事療法が重要と考えている方も多かった I P 4 林 麻美 岩本 玲奈 酒井 一恵 山下あゆみ 若林 こち 楢原 直美 比嘉眞理子 済生会横浜市東部病院看護部 済生会横浜市東部病院!診療部 透析予防外来開設後半年間にわたり 糖尿病透析予防管理料算定可能患者30 名を対象に 自己管理が困難な項目を明確にし看護介入を実施 患者が困難と感じているセルフケアを抽出し 運動療法に対し実践可能な 方法を考え 活動量の拡大を目標とした 投薬忘れは 医師と調整し 患 者に合わせた投薬内容に変更し 無理のない継続治療が可能となった 体 の状態や症状 検査結果を相互的に支援し治療の必要性を再認識する場と なり その結果血液デの推移からHbAcは有意な改善を認めた 腎症に至る長い療養生活で体の状態や治療は変化しているが その事を実 感していないことがわかった 患者に合わせた療養生活の方法を検討し 身体状態を理解できるように支援する事で 患者が主体的に治療に参加す る事が可能となった 今後も病期の進展予防 将来に渡ってのQOL維持を 目標に取り組んでいきたい I P 46 糖尿病腎症透析予防外来開設年半の評価と今後の課題 藤井 彰子 稲葉 佑介 牧 千里 足立淳一郎 東京都保健医療公社大久保病院看護部外来 東京都保健医療公社大久保病院内科 目的 平成4年7月透析予防診療チムを設立し 糖尿病腎症透析予防外 来を開設した 外来を開設して約年半の状況を分析 評価して今後の課題 を明確にする 方法 平成4年7月から平成5年月までに糖尿病腎症透析予防外来を受 診した33名の記録を分析 評価した 外来受診前の腎症に対する認識 説明を聞いたことがある0名 説 明を少しは聞いたことがある名 説明を聞いたことがない3名 療養行動 の変化 あり7名 なし6名 考察 腎症の患者には医師が何らかの説明をしているが 外来を実施した 94 の患者が腎症に関する説明を聞いたことがないと話していた 医師の みの介入では腎症の教育が難しく 多職種による支援が必要である 外来 で透析予防診療チムとして関わった結果 8 の患者に療養行動の変化 がみられており チムとして関わることは効果的である HbAc NGSP値 透析室ラウンドで食事指導を試みて 定期的にリアルイ ムで食事指導介入することで行動変容につながった一症 例 渕 慶子 岩切美津代 柳原由美子 原田 和子 天野 一志4 大野三千代 坂元 美重 吉富八重乃 大塚 愛美 医療法人社団紘和会平和台病院栄養管理室 医療法人社団紘和会平和台病院栄養管理 室看護部 医療法人社団紘和会平和台病院内科3 目的 透析患者は合併症予防の観点から 適正な栄養管理が非常に重要であ るといわれている そこで 食事指導を強化する目的で平成3年3月より月 回の定期血液検査に合わせたラウンドを開始し 医師の指示の下にて透析中 にベットサイドでの食事指導を行っている この指導方法によって行動が改 善した症例を報告する 方法 食事療法がうまくいかず 高リン血症が持続する透析患者名を対象 食事指導を強化した平成3年3月からの約年半の血液検査 ALB K P値 の変化と患者の行動変化の状況を調査した 従来の指導方法と比べ リアルイムで定期的に指導する方法は患者 も生活の振り返りがしやすく原因に気付きやすいことがわかった 又 定期 的に関わることで信頼関係が築け 患者の行動変化を促進することができた S 07

53 I P 47 I P 4 参加型学習を取り入れた糖尿病教室 納冨 明奈 樋笠 衣美 福地 彩子 枝廣由季子 久永 文 石川 鈴子 改野 美沙 森本 理紗 寺尾 洋子 生田真美恵 林 宏美 宮地 彩 高瀬 晶 林 紀子 井原加代子 鹿間 良弥 中釜 瑞穂 西海 智子 独立行政法人労働者健康福祉機構神戸労災病院 背景 従来 糖尿病教室においては医療従事者からの一方的な講義形態を取っていた が 特に食事療養においては患者本人が考えて行動をする力をつけることが求め られる 講義形式では 教室参加者自身が考える機会が非常に少なく知識は増え ても実際の常生活において役立ちづらい現状があった 目的 糖尿病教室において参加型学習を取り入れることで学習者が積極的に学習に参加 することを目指した 結果 集団指導において 講義形式のみでの指導では患者同士での会話も弾みにくく仲 間意識が生まれづらかった 参加型の指導を取り入れることにより参加者の発言 回数が増え 仲間意識が芽生えやすくなった 参加型学習を経験した患者からは また参加したい といった発言も見られ患者 満足度が非常に高い試みであると考えられる I P 48 診療所でのカンバセションマップを使った糖尿病教室の 有効性 中村 夏子 今村 稔 青木 矩彦 医 今村クリニック OBP今村クリニック 目的 診療所でカンバセションマップを使った糖尿病教室の有効性を 検査及びアンケト結果に基づいて検討 対象 当院糖尿病外来を受診中で教室に参加された30名 男性名 女性9 名 DM薬あり名 なし8名 平均年齢53歳 平均BMI4.6の参加前後 のHbAcを解析 糖尿病とはどんな病気ですか と 食事療法と運動療 法 のマップ種類を提供 種参加は5名 種参加は5名であった 結果 HbAc値が参加前後で平均0.47 有意に減少 教室参加後の数名の アンケトでは 受講前後で血糖やHbAc値 ブドウ糖 インリン イ ンリン抵抗性 低 高血糖症状 食事 運動の項目で理解が深まってい ると回答していた 考察 このことから 糖尿病を正しく理解できエンパワメントが引き出 される良い教材として カンバセションマップは診療所でも十分に活用 できるものと考えられる HbAc NGSP値 I P 49 糖尿病教室改善に向けての取り組み 患者へのアンケト 調査から実践まで 浦田香代美 桜井良志美 小倉かおり ロジャズ尚美 池田 眞人 社会保険山梨病院糖尿病診療管理委員会 社会保険山梨病院内分泌 代謝内科 目的 当院で開催している糖尿病教室について 参加者へアンケト調査 を行い 改善点を検討し新しい教室作りをめざす 方法 対象は教室に参 加した患者と家族や教室見学に来た学生 調査内容は 指導内容の理解度 意識の変化 印象深い言葉や内容 理解しにくい言葉や内容について 結 果 考察 回答者は合計55名 指導内容の理解度は 理解ありが医師の講 義では94. コメディカルの説明では80.6 わかりにくい は医師 コメディカルとも.3 であり 説明の中に微量アルブミンやブドウ糖毒性 などの専門用語が多くあるため理解しにくい傾向であると考える 具体的 に何かしてみる内容が なかった が3. であり 具体例の提示など工夫 が必要と考える まとめ 調査結果から 参加者の理解度や意見を把握で き 教室の改善点が判明した 発表では実践までを報告する I P 40 毛利 弓子 兵頭 千恵 徳野みどり 小笠原喜代江 宮内友里恵3 矢野麻衣子3 山内 昌男4 近藤 源5 宮岡 弘明6 済生会松山病院看護部 済生会松山病院栄養部 済生会松山病院薬剤部3 済生会松 山病院検査部4 済生会松山病院理学療法部5 済生会松山病院甲状腺 糖尿病セン6 背景 当院では980年より昼間糖尿病教室を 000年から夜間糖尿病教室 を開始した 受講者の減少は常に問題としてあがり 幾度となくッフ間 で検討を重ね 活性化に取り組んできた しかし 再度夜間糖尿病教室受講 者が減少したことを契機に 糖尿病教室の受講者増加 活性化 を目指し ッフで検討を行った 方法 まず費用をかけず 自分たちですぐ実践 できることから始めよう という思いで取り組んだ 糖尿病教室での講義 内容 ご案内 配布用紙 の内容 当ご案内の放送内容 案内掲示場所な どの基本的なことから見直しを始め 教室の 目玉 となるものも検討中で ある 経過は糖尿病ッフ会議の中で検討した 徐々に受講者は 増加傾向である 考察 今回の検討は受講者増加のみでなく ッフの 講義内容のマンネリ化防止やチムの結束にも繋がっているようである I P 4 永田 千佳 上村真佐恵 新原 真理 塚本 明菜 生田 緑 宮本 章江 山下 恵 公益社団法人福岡医療団千鳥橋病院西3病棟 はじめに 0年7月病棟編成にて循環器科と糖尿病科の混合病棟となり 年を経過した 糖尿病教育を担っている当病棟ッフへの周知度評価を 行った 研究方法 糖尿病教室周知度アンケト調査 対象 当病棟ッフ4人 糖尿病教室担当6名を除く 倫理的配慮 アンケト調査を行うにあたり倫理的配慮を行い院内の倫理 委員会の承諾を得た 結果 考察 糖尿病教室の周知度について印象が薄く 配属年数 経験年 数に関わらず結果に相互は見られなかった 教室担当者のみで指導を行う という認識が強いと考えられ 常的な継続看護が行われていない おわりに 常的患者教育ができていないことが明確となり ッフ教 育の必要性が浮き彫りとなった ッフへの勉強会を開催し知識の向上 を図り 教室と連動した看護を常的に実施できるようにしていく 当院での高齢者糖尿病患者の実態調査 古橋 直樹 ハナノキ内科クリニック内科 目的 高齢者II型糖尿病患者の内服薬や針の余りと 認知症 家族支援や 血糖コントロルの関連を検討 方法 同居家族のある70才以上の患者84名を 内服薬や自己注射 血糖測 定用の針に余りのない群 以下I群 と 余りのある群 以下II群 に分け 血糖コントロル 認知症の有無 家族支援の有無について検討 I群は45名 II群は39名 HbAc は7.9± ±.6 P 0.05 で有意差あり 長谷川式認知症ケル 点 は3.33±.7.46±.8で有意差なし I群は家族支援があり II群ほとんど支援なし 支援を希 望したII群9名の家族に食事指導と内服 自己注射の促しを依頼 支援を 受けた9名の支援前と年後のHbAc は7.95± ±0.76 P 0.05 で有意差あり 受けなかった0人は9.3±.4 9.±0.79で有意差なし 総括 高齢者の治療に家族支援は重要である HbAc NGSP値 I P 43 高齢化率が本一の中都市における多職種参加糖尿病教室 の挑戦 井上 美佳 野口 真菜 南本 裕介 大河内友美 井手 孝 白野 容子 谷保 智美 宮前 文明 藤重 博己3 前田 真弓3 児島 由佳4 原田 麻美4 石橋 桃子4 中村 和子4 三好真奈美4 谷岡 香4 山本智恵美4 藤澤 宏樹5 名越 咲5 河野 亜衣5 小川 知子6 亀井 望6 国立病院機構呉医療セン 中国がんセン栄養管理室 薬剤科 リハビリテション科 看護部 臨床検査科 内分泌 糖尿病内科 はじめに 呉市は 全国の5万人以上の都市の中で最も高齢化が進んでおり 超高齢社会を迎える 本の近未来都市像である 当院は700床の高度総合医療施設であり 呉市の中核病院 として機能している 昨年の教室参加患者のうち65歳以上の占める割合は58.7 最高 年齢は88歳であった 高齢患者の理解と満足の向上を目的に 従来の講義形式の教室か ら 患者参加型の教室への変革に取り組んでいる 現状 メディカルッフが運営する 各職種において中心的な役割を担う糖尿病療養指 導士を配置する3 クリニカルパとの連携4 アンケトでは94 の患者から 実行で きそうな項目があった との回答を得た 今後の課題 テラメイドの教室運営を強化し 今後は一層分かりやすい教室を目指し 全職種参 加の症例検討 ディカッションの場を増やしていきたい I P 44 当病棟における糖尿病教室に関する周知度調査 済生会松山病院における糖尿病教室活性化への取り組み メディカルッフの力を結集して 多職種で運営する 誰でも参加できる糖尿病教室 の評価 と今後の課題 石川万里子 守田 美和 伊藤 郁子3 福間 麻子4 三宅 仁美 野津 雅和 島根大学医学部附属病院看護部 島根大学医学部内科学講座内科学一 島根大学医 学部附属病院リハビリテション部3 島根大学医学部附属病院検査部4 背景 外来患者を対象に開催してきた外来糖尿病教室を 誰でも参加できる 糖尿病教室 とし 一般市民も対象に加えた 講義内容はアンケト結果を参 考にして決定 多職種チムで企画 運営し 講演のレベルアップのために予 演会を実施している 血糖測定等を実施し平均40人! 回以上の参加者がある 目的 方法 対象者の参加動機や満足度をアンケト調査し 本教室のあり 方を検討する 参加動機は 講義内容に興味を持った人が多かった 参加後の感想は 内容が分かりやすかった 演者の話し方に好感が持てたとの答え 資料等は見 やすいとの答えが多かった 考察 講義内容を具体的に示す広告が参加者に関心を持たせ 更に 本会の 参加満足が次回の参加を促していると考える 講義内容に約80 が満足してい る一方 少数ではあるが満足でない参加者もあり 更なる改善が必要である S 08

54 I P 45 当院におけるカンバセションマップ フットケア の使 用方法 伊藤貴代生 綿谷多希子 姥 ゆかり 黒木 亮3 岸本 玲子 中空 達樹4 野田 薫4 社会保険下関厚生病院検査部 社会保険下関厚生病院看護部 社会保険下関厚生病 院臨床工学部3 社会保険下関厚生病院糖尿病内分泌内科4 当院は糖尿病教室にカンバセションマップを利用している 今回新しく フットケア マップを導入し 糖尿病性神経障害に対する診療へ貢献でき たので報告する フットケアマップはトレニングを受けたッフ3名のうち名を進行役 とし 足の合併症や 予防について話を進めて行く 受講前にアンケト を実施し 神経障害疑似体験や振動覚検査をとりいれ 患者が自身の足に 関心を持つ様にした 受講後は患者の理解度を知る為アンケトを実施し 担当者は気付きや症状をレトにし報告している 糖尿病診療医はその 報告を受け追加検査 神経伝導速度やABPIなど を行っている フットケアマップの実施により初期の神経障害を診断する事が可能であっ た 体験型検査を加えることで 患者自身のフットケアへの動機付けのみ ならず 糖尿病性神経障害の早期発見に有用性が高いと考えられる I P 笠井 里紗 古川 真 稲荷 弥生 永井希代江 赤澤 知美 中澤 澄子6 菊池 謙宏7 栗田 征幸7 釧路赤十字病院リハビリテション科 釧路赤十字病院内科 釧路赤十字病院看護 部3 釧路赤十字病院眼科病棟4 釧路赤十字病院栄養課5 釧路赤十字病院検査部6 釧路赤十字病院薬剤部7 目的 当院では昨年度より入院患者を対象とした糖尿病教室を毎月開催し ており その取り組みについて報告する 開催概要 入院患者 その家族など対象は自由とした 医師 各コメディ カルで月ごとに担当を決め集団指導を実施 各階のデイルムで行い診療 科に応じ内容や担当を変更し 終了後にアンケト調査を行った 結果及び考察 デイルムで開催したこと 毎月診療科を変更したこと 多職種で関わったことが工夫した点として挙げられ 参加人数を多く確保 できたと考える アンケト結果からも参加者の満足度が高く 次回も参 加したいという意見が多かった まとめ 満足度の高い教室を開催することができた 院内での教室の認知 度が低いことが課題として挙げられ宣伝方法の工夫が必要である 今後チ ムで連携を図り さらに充実した教室を開催できるよう検討していきたい I P 47 糖尿病教育入院3間コの4年間を振り返る よりよ い療養生活を支えるために 三森 亜紀 越替 由紀 金子 絵理 川上 絢子 中林 優子 小野美喜子3 北原 望4 深津 章5 前橋協立病院看護部 前橋協立病院薬剤室 前橋協立病院検査室3 前橋協立病院栄 養室4 前橋協立病院内科5 目的 4年間の振り返りと 今後のよりよい療養指導について考える 方法 対象者86名いアンケトを実施 教育後の経過と共に 教育内容の習得度が低下した 高年層と若年層 の比較では ほぼすべての項目において高年層の知識習得度が低下した ま た 教育後から現在までのHbAc値の改善群と悪化群の比較では 予想に反 して悪化群のほうが知識習得されていた 考察 教育内容の知識は時間と共に薄れていくため 外来受診患者向けの 掲示や患者会の活動支援など 継続したフォロが必要である また 年齢別での教育内容や教材の工夫も必要である 正しい知識だけでは良好な 血糖コントロル 療養行動に結びつかないことがわかった 患者個々にあっ た療養計画立案と情報共有目的での症例検討をすすめると共に 院内での意 思統一を目指すため 学習会を開催する必要がある HbAc NGSP値 I P 48 池上由利子 上田 覚 藤本 寛太 浜本 芳之 本庶 祥子 尾上 雅英 齋藤伊三雄3 越山 裕行 公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院薬剤部 公益財団法人田附興風会医学研究所北 野病院糖尿病内分泌セン 公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院眼科3 目的 眼科入院の糖尿病患者について血糖コントロルや服薬状況など糖尿病治療の現状 を明らかにするために調査を行った 方法 03年0月に予約入院された名のうち眼科患者9名において 糖尿病薬を使用し ている患者の割合 入院時のHbAc値 糖尿病薬の投薬状況 コンプライアンに ついて調査した 結果 眼科入院患者の約8 で糖尿病薬を使用していた HbAc値5"6 台は35 7 台 は35 8" 9 台は8 未測定は コンプライアンは 正しく服用できてい る 5名 だいたい正しく服用できている 名 HbAc値 であった 考察 今回の調査では コンプライアン良好な患者が多く 大多数が血糖コントロル 良好であった 少数ではあるがコンプライアン不良な患者もおり 血糖コントロ ルの乱れにつながる可能性も考えられる HbAc NGSP値 五十嵐美代子 新井 幸枝 岡本世津子3 松中 純子3 金子 志織3 内田 幸太3 秋山 仁4 森 昌朋5 医療法人社団三思会東邦病院栄養科 医療法人社団三思会東邦病院検査科 医療法 人社団三思会東邦病院看護部3 医療法人社団三思会東邦病院内分泌内科4 北関東肥 満代謝研究所5 目的 低血糖を未然に防ぐためは血糖予想能力が重要である 今回糖尿病 教室食事会において食事開始30分値 時間値の血糖予想をおこなった 方 法 同一メニュとし主食は普段家庭で食べている量を参加者本人に計量 してもらった まず食前の血糖値を測定しその後同時に食事を開始した 食事中に30分後 時間後の血糖値を予測してもらった 記入項目として年 齢性別 インリン 服薬の有無も付け加えた 食後30分のSD幅 は平均35mg! dl 食後時間のSD幅は平均73mg!dlであった またインリ ンを普段使用していない方にとっては血糖測定自体に馴染みが無く全く予 想がつかないとの意見もあった 考察 血糖値は今後の予後を左右する重 要な指標の一つとなるものである 今回の試みを機に未然に低血糖を感じ 早期の段階で対策をとれるようにトレニングをおこなっていけたらと思 う HbAc NGSP値 α! GIによる低血糖への対処に関する多職種アンケト調査 波田 博文 吉田 敦行 矢島 賢3 加藤 浩子4 嶋田 紗知5 菅原加奈美6 得田 保雄7 中澤 舞6 村田 里佳8 和田 茜9 植木 彬夫0 大野 敦0 杉山 徹0 鈴木 洋介0 住友 秀孝0 関口 芳弘0 藤井 仁美0 松下 隆哉0 宮川 高一0 宮城 調司0 渡邊 祐子0 貴田岡正史 小平薬局天神 近藤医院 国家公務員共済組合連合会立川病院3 本医科大学多摩永山病院4 あきしま相互病院5 立 川相互病院6 野市立病院7 公立昭和病院8 東京医科大学八王子医療セン9 糖尿病療養担当者のためのセミナ0 NPO法人西東京臨床糖尿病研究会 背景 α" グルコシダゼ阻害薬 以下 α" GI とブドウ糖の関係について 糖尿病療養担当者が正しく理解してい るかという問題意識を持ってきた 目的 α" GI服用時のブドウ糖での低血糖への対処に関する理解度を確認する 方法 対象 療養担当者のためのセミナで α" GIの名称やブドウ糖との関係などについて自記式アンケトを行なった 参加者37名に実施し9名から回答があった 回答率54 α" GIの薬剤名はほぼ半数以上で認識されていなかった さらにα" GIとブドウ糖の特徴について 半数近くが 血糖上昇が早い 砂糖の吸収が遅い と認識していな かった 考察 正しく理解している人が少なく どのような指導が行われているのか不安を感じた 地域医療で共通認識が必要であり セミナ等で療養指導に携わる医療者へ低血糖の対処の指導は必須項目で あると考える I P 43 経口糖尿病薬の満足度への影響についての調査報告 今井 晴恵 佐久間智子 宇佐美 勝 井田 健一 吉崎 祐子 池田 弘毅 医療法人社団正名会池田病院 目的 近年糖尿病薬の多剤併用患者が多く見受けられるようになった 剤 数の違いによる糖尿病治療満足度への影響を調査した 方法 内服薬のみ で治療中の85名に対し 糖尿病治療満足度質問表 DTSQ に準じ糖尿病 薬の 数 種類 血糖 コントロル 治療 に対する満足度等につい てアンケトを行い 剤数別 当のHbAc別で比較した 剤数別 において 数 種類 では3剤以上で満足度が低下したが コントロル 治療 では差がみられなかった 当のHbAc別 7 未満 7 8 未満 8 以上の3群で比較 では 数 種類 で差はなく コントロル に対 しては実際のHbAcが良いほど満足度が高く 治療 では8 以上で満足 度は低下した まとめ 満足度は剤数が増えるに従い低下するが 治療に 対しては剤数の違いよりも血糖コントロルの差が大きく影響することが 示唆された HbAc NGSP値 I P 43 血糖予想トレニング 眼科入院患者の糖尿病治療の現状調査 I P 430 当院における 糖尿病教室 の取り組みについて I P 49 メトフォルミン内服量のメインは夕食後がよい 甲田 三恵 戸兵 周一 鹿教湯三才山リハビリテションセン鹿教湯病院附属豊殿診療所外来 目的 メトフォルミンの有効性がいわれている 内服後の胃腸症を緩和し 効果を得る為の内服方法を検討 方法 前採血後メトフォルミンを53例に投与し内服後のヵ月目 I に採 血その後ヵ月間内服の量を夕食後にシフト II し 例えば各食後ならな る3錠夕食後に HbAc 5AG Bwを測定 年齢64.±8.4歳 BMI7.0±4. 前Bw69.±. I66.0±.6 II Bw 6.7±0.6kg 前HbAc7.±. I HbAc6.5±0.8 II HbAc5.9±0.5 投与前5AG.3±3.7 I 5AG5.±4.9 II 5AG8.9±6.7.I HbAcとII 5 AGの変動量はr 0.73と相関した 総括 メトフォルミンを夕食後もしくは寝る前の内服に変更することは Bw HbAc 5AGを改善するよい方法である HbAc NGSP値 S 09

55 I P 433 DPP!4阻害薬の効果は生活習慣の変化に弱い 当クリ ニックにおけるHbAc季節性変動を通した検討より 山崎 智子 諸星 政治 大島 淳3 香宗我部知子 新井 孝子 萩原 康二 田上 幹樹4 三楽病院薬剤科 三楽病院糖尿病代謝内科付属生活習慣病クリニック 三楽病院糖 尿病代謝内科3 三楽病院付属生活習慣病クリニック4 DPP"4阻害薬 D4I の長期効果減弱が生活習慣の変化に弱いためなのか HbAcの季節性変動幅を通して検討した 対象 当クリニック通院中型糖尿病患者で0年4月から03年0月まで OHA処方変更なし447名 D4I処方 D4I 5名 D4I非処方 D4I" 3 名 さらにD4I単独処方54名と他OHA単独処方37名を抽出した 方法 上記患者の0年0月以降年間のHbAc最高値と最低値 変動幅 最 大値" 最小値 HbAc ΔHbAcをD4Iの有無別 単独処方群で検討した 結果 D4I D4I" での最高 最低HbAc値 ΔHbAcは各々 7.54±.0 7.8±0.67 P ± ±0.50 P ± ±0.38 P 0.00 と違いを認めたが 単独群比較では差は消失した 考察 D4Iの効果を最大限に保持するには 併用療法下では特に生活習慣に 気を付ける必要があると思われた HbAc NGSP値 I P 434 当院における自己血糖測定 SMBG に関する管理栄養士 の取り組み 川村 順子 竹内 理絵 杉本 愛 荒川 友希 函館五稜郭病院医療部栄養科 はじめに 当院では 糖尿病療養指導士を持つ管理栄養士が中心となり 平成7年より栄養指導とSMBG指導を組み合わせて指導してきた 管理栄 養士によるSMBG指導の取り組みを報告する 方法 当初 院内の血糖測定器には 3機種が採用されていた 業務の標 準化を重視し グルコカドGメ アクレイ マケティング 現 在はグルコカドG メへ切り替え へ一本化した 栄養指導と組み 合わせたSMBG指導を院内へ啓蒙して指導を行った 管理栄養士による手技指導件数は 8年間で499症例であった この うち 新規貸出37症例 機種変更7症例であった 考察 食事療法は 生活習慣の大きな変更が求められる治療法であり 患 者にかかる負担ははかりしれない 管理栄養士は常生活に寄り添った栄 養指導を行う必要があり そのためにはSMBGについても十分理解してい ることが望ましい I P 436 カラ表示を活用した血糖自己測定は自己管理行動と血糖 コントロルの改善に寄与する Color IMPACT study 西村亜希子 原島 伸一 本田 育美3 清水 彬礼 細田 公則 稲垣 暢也 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 京都大学糖尿病 内分泌 栄養内 科 名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻3 目的 色彩は心理や行動に影響を与え 赤色は回避への動機づけ 青色は問 題解決への動機づけに結びつく 本研究では 色彩表示を用いたSMBGが自 己管理行動と血糖コントロルの改善に寄与するか検討した 方法 本研究は二要因デザイン 4週間 無作為化並行群間比較試験である 同意取得後 インリン治療中の型糖尿病患者をカラ画面表示群とカラ 記録群に無作為に割付けた 主要評価項目はHbAc変化量 副次的評価項目 は自己管理行動 気分状態の変化とした 0名の患者がエントリし 0名が試験を終了した カラ記録群 で食事療法 運動療法と HbAc値が有意に改善した カラ画面表示群で は運動療法のみが有意に改善し HbAcの変化は認めなかった 両群で気分 状態の変化を認めなかった 結論 SMBGにおけるカラ記録は 自己管理行動と血糖コントロルの改 善に寄与する HbAc NGSP値 SMBG管理ソフトを用いた指導が有効であった3症例と管 理ソフトの特長 宗友 敏恵 末森 一恵 柏野 明美 浅沼 豊美 中山佳津代 大橋 智子3 草信 晴美3 若林 弘子4 川 史子5 沖本 二郎5 加来 浩平5 川崎医科大学附属川崎病院中央検査部 川崎医科大学附属川崎病院健康管理セン 川崎医科大学附属川崎病院薬剤部3 川崎医科大学附属川崎病院栄養科4 川崎医科大学総 合内科学5 はじめに SMBG管理ソフトを用いた指導が有効であった3症例と管理ソフトの 特徴を報告する 症例 結果 7歳TDM男性 内のグラフにより夕食前の 間食の影響を認識し 運動を加えることで HbAcが改善した 43歳TDM男性 は 時系列グラフのトレンド線から秋に血糖上昇する傾向を認めたため 夏の終 わりからインリン単位を増量し 改善した 7歳TDM女性は 食事療法の見 直しによりHbAcは低下した しかし標準偏差から低血糖のリクが高く HbA cの質についても指導したのち インリンを調節した結果 改善を認めた 管 理ソフトは機種により印刷表示形式 手入力修正による手間などの差はあるが 指導には影響がないと考えられた まとめ 複数のグラフを用い統計デを 使用することで指導の質が高まり患者に気付きを与えやすいことからSMBG管理 ソフトは糖尿病療養指導により有効である HbAc NGSP値 I P 438 糖尿病予防フェ お薬相談 の相談内容について 宮前 玲子 佐々木千恵 野辺 梓 堀 治 笹原由梨子 早川 惠理 長沢 美樹 藤田 進彦 杉山 徹 武蔵野赤十字病院薬剤部 武蔵野赤十字病院内分泌代謝科 当院では平成年から 毎年糖尿病予防フェを開催し 薬剤師はお薬 相談ブを設けている 今回は 平成年から5年の4年間に受けた相談 内容について調査 検討した 4年間の相談人数は合計79人 相談は 医療用医薬品についてが最も多く その内容は 効能 効果46 副作用0 服用方法 薬の選択8 飲み合わせ 使用上の注意がそれぞれ6 だった 内服中薬剤の内訳では 平成5年からDPP4" I剤の割合が増えていた 相談内容は 医療用医薬品の効能効果や副作用に関する相談が多く 不安 を抱えながら服用を続けている患者が少なくないことが分かった 糖尿病 予防の啓発活動とともに 薬に対する理解を深めて不安を解消する手段と して 薬剤師によるお薬相談は大切な場であると考えられる 今後の課題 も含め 報告する I P 435 I P 437 新規導入モバイル型自己血糖測定器使用時アンケト調査 結果の報告 上田 一仁 倉留 久隆 戸田 芳晴 上山 涼子 澤田かおる3 田村 宏4 森田美治代5 坂元 裕子5 米村美恵子5 石井奈都美5 角田 拓6 矢野 雄三6 紺屋 浩之6 市立芦屋病院臨床検査科 市立芦屋病院薬剤科 市立芦屋病院栄養管理室3 市立芦 屋病院リハビリ科4 市立芦屋病院看護局5 市立芦屋病院内科6 今回 新たにモバイル型自己血糖測定器アキュチェックモバイル 以下AM ロシュ社 を導入する機会を得た そこでAM使用に関してアンケト調査を 行った結果を報告する 方法 糖尿病代謝内科医 ロシュ社と共同でアンケト用紙を作成し 患者 様にご記入をお願いした これまで他社製品を使用されていた8名 男性名 女性6名 平均年齢63.8歳 から回収できた 本体に関しては 見やすさ 便利さ で87 の患者様が満足されてい た また 操作性 携帯性 に関しても同様の結果であった 一方 穿刺器 具に関しては 操作性 は良好であるが 針交換確認機構 の評価は低かっ た 但し 穿刺時の痛みは従来品と比較して 痛くない と回答された方が 大部分であった 一方 一の測定回数に関しては変化は認められなかった 総合的にAMの評価は高くその臨床導入は有用であると考えられた I P 439 低血糖 高血糖時の原因についての患者目線からの実態調 査 SMBGを活用して 本田 千晶 浦本 和美 平澤 智子 尾川ひろえ 岡田美保子 水本千代子 田中 里奈 村上 彩子 藤澤 和夫 西田 健朗 国保水俣市立総合医療セン看護部 国保水俣市立総合医療セン代謝内科 目的 患者が感じる低血糖や高血糖時の原因と時間帯はいつか その実態 は明らかではない 今回 患者が感じる低血糖 高血糖の原因 及びその 時間帯の実態調査を行い 療養指導に活かす指標とする 方法 当院加療中の糖尿病患者55名に対し SMBG手帳への記録方法や入 力方法を指導し実態調査を行った 高血糖は食事量や間食が原因で 夕食前後に多かった 低血糖は わからないが多かった 教育入院後は 低血糖 高血糖ともに少なかった Gブラック使用者は 原因の振り返りがムズであった 考察 高血糖は 食事と関連しており 原因は理解できていた 低血糖の 原因は 気づきや振り返りができにくい 教育入院後は血糖上昇に関する 因子の理解できており Gブラック患者は 原因入力時に振り返りができて いた 課題 今後低血糖指導を充実させていくことが重要と思われる I P 440 自己血糖測定有効活用のための血糖値の影響因子に関する 意識調査 高松 千織 山田 千積 近藤 真澄 西崎 泰弘 木村 守次 豊田 雅夫 深川 雅史 東海大学医学部付属東京病院 東海大学医学部付属病院 目的 自己血糖測定値の理解と利用に関する意識調査で コントロル不 良者は わかっているけれどもできない 状態にあることを以前に報告し た 今回 より質の高い患者支援を行うために 患者が考える血糖値の影 響因子について分析した 方法 自由記述で得た低血糖! 高血糖の理由を 食事 運動 薬剤 生 活 経験なし その他 のカテゴリと 量 質 イミング のサ ブカテゴリに分類し 回答者の割合を算出した 高血糖理由が食事と答えた者が90.9 で うち4.9 が量 4.4 が 質が原因と考えていた 低血糖理由が食事と答えた者は67. で うち40.0 がイミングが原因と考えていた 考察 高血糖では量と質 低血糖ではイミングが理由として多いことを ふまえてアプロチすると より質の高い指導につながると期待される HbAc NGSP値 S 0

56 I P 44 I P 445 血糖自己測定を活かした療養指導の試み 3 古賀 一美 神 久美子 加藤真由美 大木富美子 荒井 直子 宅万 弘美 金重 秀明4 医療法人社団望星会本厚木メディカルクリニック検査科 医療法人社団望星会本厚木メディ カルクリニック看護科 医療法人社団望星会本厚木メディカルクリニック栄養科3 医療法人 社団望星会本厚木メディカルクリニック内科4 目的 SMBGを活かした療養指導をCDEの臨床検査技師を中心に試みたので紹介す る 対象 経口血糖降下薬内服中の型糖尿病患者名 男性6名 女性6名 方法 患者に測定機器を貸与し その他の備品は患者が購入 次回受診までに最 低毎食前後の6回血糖測定を指示した その後4週間 受診毎に患者と面談し 測定手技の確認 血糖値の推移から生活習慣 食事 活動量 服薬状況など を振 り返り 助言した 4週後にアンケト調査を行い 使用状況 患者の意識を調査 した 結果 食後の測定が役立ったと 75 が回答した 4週後の使用状況は 使用して いないが58 うち57 が費用が高額 だったが 今後も使用したいと全員が回答 した まとめ SMBGにより 患者に自己管理の意義を意識付けすることができた また 検査技師がSMBGを通して患者と関わりがもて 患者心理をより深く知ることがで きた HbAc NGSP値 I P 44 血糖自己測定値に応じたケルを用いてのインリン自 己注射指導の一例 右田 忍 永田 真紀 高橋由香里 峯崎 智久 村田 篤嗣 平野 亮子 藤本 良士 国家公務員共済組合連合会新小倉病院臨床検査科 国家公務員共済組合連合会新小 倉病院糖尿病セン 血糖自己測器用コントロル液は 測定器 センサが正常に機能し正し い測定手技を確認するためのものである 許容範囲の幅が大きく運用が難 しいので 新たに許容範囲を設定した 検討方法と結果 グルテトNeo アルファ 三和化学 で 専用の市販3濃度のコントロル液 三和化学 をコントロル液測定モドで間毎3回測定し 平均値±3SDを求め た 室温4" 6 L液 期待値36" 55mg! dl 4" 48mg! dl N液 期待値" 74mg!dl 9"45mg!dl H液 期待値304"504mg!dl 374"406mg!dlと 許容範囲が狭くなり異常を認め易くなった 機種 5台 アルミパック入 りを含むセンサロット 7ロット コントロル液 ロット も設定範 囲内であった まとめ 血糖自己測定器用コントロル液の許容範囲を設 定することで 装置 センサの管理が容易になり 患者指導に有用と考 える I P 443 廣田 尚子 新谷 実穂 村田 卓 泉岡 利於 マルゼン薬局 宏久会泉岡医院 目的 糖尿病初期症例にてSMBGと食事分析による療養支援の生活習慣 身体状態改善効果について検討する 対象 型糖尿病60歳代女性患者名 方法 毎月の療養支援で血糖測定結果と食事分析結果の指導を支援する専 用シテムを活用 評価は指導開始時と0ヶ月後の食事調査およびHbAc 体重比較および患者ヒアリング実施 支援開始時HbAc7. 体重58.6kg 推定摂取E量,05kcal 開始 0ヶ月後HbAc5.9 体重50.6kg 推定摂取E量,48kcalであった 患者 ヒアリングからSMBGによる血糖変動の理解度向上および医師 薬剤師と の結果共有による療養意欲向上が確認された 考察 糖尿病初期患者へのSMBGと食事分析支援の有用性が示唆された HbAc NGSP値 I P 446 コントロル液を用いた自己血糖測定器の管理 糖尿病初期患者に対する血糖自己測定器と支援シテムを 用いた療養指導の検討 血糖自己測定用穿刺器具ナチュラレットEZの有用性につ いてアンケト調査結果からの評価 八田佐知子 はった医院内科 目的 定期的通院が困難な働き盛りの男性にインリン自己注射指導を行 い血糖コントロルし得た一例を報告する 方法 血糖自己測定器を用いて毎食前に血糖を測定しその値に応じたイン リン量をケルで設定し50ミック製剤の一3回自己注射を行うよう 指導した 血糖値が目標値とならない場合 電話で主治医と連絡を取り 修正する その繰り返しでインリン量を一定に決め その後は逸脱した 値の場合のみインリン量を変えるケルを設定した インリン自己注射にてのコントロルを継続できている 総括 通院が途切れがちになっても 来院されたときにより良い方法を相 談 模索し 通院できないときには電話などで連絡を取り合ってサト を続けていくことが効果的である HbAc NGSP値 I P 447 糖尿病足外来受診患者の患者背景と受診状況の検討 佐瀬正次郎 浅井 秀樹 高橋 英則3 鈴木 義史4 旭中央病院中央検査科 旭中央病院診療技術部 旭中央病院健診セン3 旭中 央病院糖尿病代謝内科4 メディセフファインッチ 以下ファインッチ からナチュラレットEZ デバイ 以下EZ に変更した患者04名についてアンケトを実施した EZに変わり痛みが小さくなった44.9 と従来のファインッチ と比較し 痛み を改善できた 痛みが小さくなり69.7 が 針刺しの辛さ が軽減され 3.6 は血糖測定に意欲が出たと回答し 痛みが小さい は 患者が最も望んでいる要望と一致していた 一方 血液の出やすさは 出やすくなった34.8 出にくく困っている3. 血液は出にくいが痛み が小さい8.6 であった 3 使いやすい点は 針の装着が63. と最も多 かった 4 使いにくい点は 一回しか針が使えない 49.0 と最も多く 針の再使用ができないため 針の不足 も発生していた 考察 従来の穿 刺器具と比較し痛みの軽減や針の装着しやすさなど良い評価が得られた I P 444 坂本 梅子 大貫 恵子 林 哲範 高野 幸路 七里 眞義 北里大学病院看護部 北里大学内分泌代謝内科学 目的 糖尿病足外来受診患者の背景と継続状況を検討する 対象 0 年5月から03年0月に糖尿病足外来を受診した糖尿病患者3名 方法 カルテから 血液 生理学検査結果 全身状態 足病変の種類 家族背景 生活背景 指導内容 外来継続の有無を抽出した 継続受診0名 継続理由は 視力障害合併 その他の身体的障害 セルフケア困難と支援 者不在 家族のケア能力不足や関係が希薄 麻痺や関節の変形などにより セルフケアが困難であった 終了理由は 本人に指導し実施可能 ご家族 に指導し実施可能 訪問看護師にケア方法を伝えケア実施を移行 患者側 の理由により終了 転院 皮膚科や整形外科でフォロを受けているであっ た 結語 患者の身体状況や生活背景を考慮し フットケアアセメント を行うことで 適切な予防的フットケアを実施できると考えられた I P 448 POCT対応血糖測定機の比較検討 沖 英彦 村山 範行 安曇野赤十字病院検査部 目的 当院で使用しているPOCT機 以下S とSMBG機 以下U 各機 種及び他POCT機 以下V 機種を比較し 常検査法と同程度の性能を有 しているか検討した 方法 ①同時再現性②Htの影響③干渉物質の影響 尿酸 ビリルビン ア コルビン酸 マルト ④直線性⑤相関性を比較した ①変動係数は であった ②POCT機では影響が少なかっ た ③尿酸 ビリルビン アコルビン酸の影響は機種により差がみられ た ④POCT機 S では700mg!dLまで直線性が認められた ⑤常検査 法に比しPOCT機 V とSMBG機 U は低値傾向がみられた 相関係数 結語 同時再現性は全機種とも良好な結果となり POCT機ではHt値によ る影響も少ない また直線性も十分なレベルである 干渉物質の影響は機 種により異なり常検査法より低値を示す機器もあり使用時には注意が必 要である フットケアに関する経験年数別の意識調査 実施して アンケトを 植田 始子 佐藤 円香 鳥取大学医学部付属病院 目的 フットケアの実践が行えていない現状があり ッフの不安にど のような傾向があるのか調査した 研究方法 対象者 A病棟看護師0名 フットケアの知識と技術についてのDVD講義とデモキットを使用した演習 を行い その前後でフットケアに対する意識についてのアンケト調査を 実施 倫理的配慮 看護研究倫理審査委員会の承諾を得て実施 結果 経験年数の少ない看護師は アセメントに対する不安が多い 経 験年数の多い看護師は 足病変のケア等の実技に関する不安が多かった 考察 経験年数別でッフが感じている不安が異なるため経験年数に応 じた勉強会を行うことが必要である また 経験を積んだ看護師は経験の 少ない看護師の不安を理解し 共に実施する機会を持つことが重要である S

57 I P 449 糖尿病足病変ハイリク患者を早期発見しうる因子の検討 桑原 遥 岸本 有紀 梶本 忠志 平尾利恵子 幸原 晴彦 植村由加里 独立行政法人国立病院機構大阪南医療セン看護部 研究目的 糖尿病足病変ハイリク患者を早期発見しうる因子を検討し 予防的教育活動を行う対象者を明らかにする 研究期間 平成4年月 平成5年5月3 研究方法 過去約7か月間に記載されたフットケア記録と糖尿病合併の検 査結果から頸動脈エコ検査 ABI検査施行しかつ足病変について評価し た ABI値が0.9以上の全患者53名 男性9名 女性6名 を抽出 足病変 のリクファクと頸動脈硬化の有無やその他の関連因子との間で相関 性について検討しノンパラメトリック解析を行った 明らかな閉塞性動脈硬化症が存在しない場合でも 糖尿病足病変の 発症リクとなりえる動脈硬化の程度を 他部位の動脈硬化の指標を持っ て予測しうる結果を得た 結論 頸動脈硬化の有無やその程度はより早期のフットケア指導介入のた めの有用な指標となりうる HbAc NGSP値 I P 450 フットケアを通して糖尿病患者の自己管理力向上に努めた 年間 心と体を支えるアプロチを試みて 大西 百合 畑尾満佐子 福島 紀子 藤本 真里 独立行政法人国立病院機構姫路医療セン看護部 独立行政法人国立病院機構姫 路医療セン内科 目的 患者の考え方や感情を受け止め 継続したフットケア指導が糖尿病 療養行動実践の向上につなげることができた症例について報告する 症例紹介 6歳男性 経口糖尿病薬とインリンの併用療法中 4か所に 胼胝があり皮膚の乾燥が目立つ 6歳女性 経口糖尿病薬で治療中 皮膚乾燥 白癬 趾間浸軟がある 方 法 結果 HbAc8.0 以上の血糖コントロルが不良な事例をフットケ アと患者への十分な説明 納得 情報交換及びHbAcの推移より分析した フットケアについては 足の観察イント ケア方法 常の注意点を学 び適切に対処できた HbAcは 5.7 と7.0 に低下した 考察 他者と比較せず 患者の自律性を信じ個人が達成できた行動を評価 し やれた という体験の積み重ねが人の心を動かし行動変化へさらに習 慣の変化へと進歩していく HbAc NGSP値 I P 45, I P 45 I P 454 フットケアの効果として足潰瘍改善と生きがい支援に繋 がった症例 藤井 彩子 宮田 洋子 井川八重子3 飯塚 洋子 齋藤 従道4 山田英二郎4 岡田 秀一4 岸 章治5 山田 正信4 群馬大学医学部附属病院南9階病棟 群馬大学医学部附属病院外来 群馬大学医学部附属病 院北9階病棟3 群馬大学大学院病態制御内科学4 群馬大学医学系研究科眼科学5 はじめに 気がつかないうちに足潰瘍悪化に至った患者に対し フットケアを行うことで療養 行動の意欲向上につながった症例を報告する 症例 40歳代女性 型糖尿病 治療自己中断を繰り返す 入院で初めて足病変を発見された 合併症と家族関係悪化で自暴自棄になっていた が フットケア外来とセルフケアの継続で足潰瘍が徐々に改善 まだ頑張れば何と かなりそうです と話すようになった 考察 フットケアを行うことで あきらめていた足潰瘍の改善と 心地よさの体験から安 心感が生まれ 自分をありのまま認めることができた 家族との関係を大切にしよ うと思えるようにもなった また 血糖コントロルが安定して眼科手術も受ける ことができ 少しずつ視力が回復してきている このことから フットケアが足の 改善だけでなく生きがい支援へと繋がったと考える HbAc NGSP値 糖尿病教育入院患者におけるロコモティブシンドロムの 実態調査 竹田 幸恵 古矢 泰子 高坂 浩 藤井 亮介 唐島 成宙 八木 邦公3 米田 隆3 武田 仁勇3 瀬田 孝 石川県済生会金沢病院リハビリテション部 石川県済生会金沢病院糖尿病内分泌 内科 金沢大学附属病院臓器機能制御学 内分泌代謝内科 3 背景 運動療法を指導する上で運動器障害の早期発見は 転倒 骨折 整 形疾患の発症の予防のために重要である 目的 糖尿病患者とロコモの合 併の実態を調査する 対象 糖尿病教育入院患者9名 年齢59±3歳 糖 尿病歴0.5±9.3年 BMI 9.4±6.5kg! m HbAc 9.3±.0 方法 ロコ モ指数5で評価し 臨床背景を調査する 患者要因 患者基本情報 糖尿 病治療情報 HbAc 血糖値 血圧 脂質など各種検査値 合併症 PAID 片脚立位 ROM IPAQ 本語版 SRQ" D 運動器疾患 との関連を比 較し ロコモ指数5と各因子の相関係数を評価した 9名中5名が ロコモ群であり 年齢67.8±9.9歳 性別は全員女性であった 各関係因子 との有意差は認められなかったが ロコモ群がBMIは高く 糖尿病歴が長 い傾向があった 結語 今回の調査では9名中5名がロコモであり6 と 高頻度であった HbAc NGSP値 金城 逸子 稲福 清美 照屋ふさ子 前川ミ子 喜瀬 道子 石川 和夫 社会医療法人仁愛会浦添総合病院糖尿病セン 社会医療法人仁愛会浦添総合病院 目的 平成4年4月フットケア外来開設 現在までの取り組みをまとめ 今後 の課題を明らかにする 外来立ち上げまでは 必要に応じて実施 外来開設後 件数は増加 改善イントは下記 技術 実技研修が多い研修に参加 病棟看護師の実技研修も参加協力 物品 使用感を試しながら揃えた 3 場所 外来診療後の診察室を利用 4 時間 外来予約枠を設けることで確保 5 予算 優先順位をつけ購入 機会毎に業績をPR 実施件数は 平成0年件 平成年3件 平成年件 平成3年9件 外 来開設後の平成4年0件 平成5年月現在89件 今後の課題 研修参加者のフォロアップ 物品の維持 管理方法 外来待ち時間にケアを 望む患者も多く検討必要 多職種との連携を誰が中心になり行うか 理学療法 士による歩行評価 靴専門家の調整も必要 HbAc NGSP値 型糖尿病を合併した高齢心疾患患者の安全で効果的な運 動療法の検討 岩崎 孝俊 林 大二郎 二階堂 暁 廣瀬 昇3 みなみ野ハトクリニックリハビリテション科 みなみ野ハトクリニック循環器内科 帝京科学大学3 運動の効果は心機能の改善にとどまらず 広い範囲で有効な治療である しかし 特に糖尿病などの合併症が伴うとリク管理が難渋し 思うような主効果が得ら れないことを経験する そこで レッドコドとATレベルでの有酸素運動を併用 し 運動継続に関する効果を検討した 方法 対象は0年月から03年3月までの間で外来リハビリテションに5カ月間継 続した 糖尿病を合併する心疾患患者37名 運動療法開始時と実施5ヶ月前後でCPX 結果と生化学結果のそれぞれについて 介入研究 前後比較研究 を実施した CPXの結果からAT" HRは開始時と有意な改善が認められた 生化学検査では血糖 値に有意な改善が認められた 総括 糖尿病を合併している高齢心疾患患者でもATレベルの運動やレッドコドによ り 長期間安全にリハビリテションを継続し 効果を出すことが可能である I P 455 当院におけるフットケアへの取り組みと今後の課題 I P 453 糖尿病合併症大血管疾患に対する認識の違いによる運動実 施の有無 山本 敏雄 吉水 統威 社会医療法人草津総合病院リハビリテション科 目的 今回 QOLに大きく影響する糖尿病合併症である大血管疾患ついて 心配している患者としていない患者による運動療法への認識や運動実施率 の違いについて 調査検討を行った 対象 0年月から0年5月に教 育入院となった60名を対象とした 調査方法は教育入院時にアンケト調 査を行った 検討内容は大血管疾患を心配している大血管心配群と心配し ていない対照群の群に分けて 運動の有無や運動に対する認識について比 較検討した 結果 運動の実施有無は大血管心配群が対照群よりも大きく 上回っており 運動継続の自信も高かった 最も血糖値を心配しており 次いで高血圧 肥満 動脈硬化症の順に高かったが 糖尿病の大血管疾患 合併症である心臓病や脳卒中は低かった 結語 糖尿病合併症に対する理 解を深めることにより 運動継続を促されることが示唆された I P 456 行動変容技法を用いて運動の動機づけに成功した糖尿病教 育入院患者 運動に消極的であった一症例 生田 雄 佐藤 久友 宜野座 剛 朝 梨恵 笠岡 拓也 石川 拓実 大野 博司 仲野 春樹 冨岡 正雄 寺前 純吾3 佐浦 隆一 花房 俊昭3 大阪医科大学附属病院リハビリテション科 大阪医科大学総合医学講座リハビリ テション医学教室 大阪医科大学内科学I3 70歳男性 血糖コントロル不良で糖尿病教育目的に入院となった 入院前 から運動習慣がなかったため 行動変容技法を用いて患者教育を行った 入 院時の歩数は500歩程度で 行動変容テジ 以下 テジ は無関 心期であった 入院後も運動に対して消極的であったため 動き易い服装を 目に触れ易い場所へ置き 刺激統制法 到達可能な目標を設定し の行 動を記録させた セルフモニリング さらに 自発的な努力を称賛し オ ペラント強化法 退院後の生活時間表も作成した その結果 入院中の歩数 は8000歩 歩行セルフエフィカシは34点から64点に変化し テジは 実行期に移行した 退院6ヶ月後でも平均5000歩以上の運動を継続してお り テジは維持期であった 患者個人のテジに対応する行動変容技 法を用いた個別介入は運動習慣の獲得とその維持に有用であった HbAc NGSP値 S

58 I P 457 I P 46 当院回復期病棟における糖尿病合併患者の動向と課題 佐野 尚美 山田 吉子 石黒 玲子 黒宮 浩嗣 花村 裕達 鶴田 猛 林 慎 社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院リハビリテション技術室 はじめに 回復期病棟の糖尿病合併患者の機能回復状況を調査した 対象 0年月からのか月間 入棟中のFIMが明確な76名 うち糖尿病合併群 以下DM群 44 名 平均HbAc6.9 方法 入棟期間 回復度 転帰等を後方調査し 有意差5 未満 結果 DM群の疾患内訳は脳血管疾患3名 FIM利得は運動3.4点 認知.8点 合計4.9点 自宅退 院64 在院数69.6 DM群と非糖尿病群 以下NDM群 間の運動利得に有意差 t p 0.05 を認め た 考察 DM群で脳血管疾患患者の占める割合が多かった NDM群との運動利得のみ有意差を認めた 事から DM群の脳血管疾患患者は中 軽症例が多いと考えられる 在宅復帰率がNDM群よ り低値の為FIM細項目も検討したが有意差はみられなかった まとめ DM群の運動項目の回復は適切な治療訓練の介入により期待できる為 在宅復帰に繋げる活動 が必要 HbAc NGSP値 I P 458 当院の糖尿病教室において活動量計を装着した指導の有効 性についての検討 小園 志保 藤田 美賀 熊野 真美 足立 三郎 岡田めぐみ3 福本まり子3 細井 雅之3 大阪市立総合医療セン看護部 大阪市立総合医療セン臨床検査部 大阪市 立総合医療セン代謝内分泌内科3 目的 外来糖尿病教室での運動療法指導の効果を評価する 方法 当院 では体験型帰り糖尿病教室において 運動療法に関する講義と自宅でも できる運動の実践を行っている 今回受講前後に運動について調査票の比 較をした 参加者のうち同意を得た6名に活動量計を次回受診時まで貸与し 解析を行った 糖尿病教室受講後運動意識の向上と活動状況の改善 がみられた 結語 実践的運動療法の指導は継続効果があり 活動量計の 装着によりその効果が高められると考えられる I P 459 糖尿病を合併した心臓術後症例の心臓リハビリテション において多職種協業が血糖コントロルと行動変容に有効 であった症例 池田 拓史 後藤 伸介 酒井 有紀 野口 郁子 勝木 達夫 山口 宏美3 やわたメディカルセンリハビリテション技師部 やわたメディカルセン診療部循 環器内科 やわたメディカルセン医療統計部3 はじめに 心臓リハビリテション 心リハ 対象の心臓術後症例に対して 血糖コントロ ルへの多職種の関わりが 患者行動に有効であったため報告する 方法 対象は55歳男性 他院にて冠動脈バイパ術施行 術後から血糖コントロル不良 であり インリンの指導等が行われた 退院後は 当院の心リハを紹介され 週 回の頻度で外来心リハを行なった また ヶ月毎にカンファレンを実施した ヶ月経過後 BMI33.3 HbAc6.3 インリンは67単位となっていた 栄養指導 は拒否があり 低血糖の不安から運動習慣が身につかなかった カンファレンに て 体重とインリンの減量を目標に 医師 看護師 管理栄養士から個別指導が 行なわれ 心リハ室では 指導内容の確認を行なった 3ヶ月経過し BMI3. イ ンリン8単位まで減量 HbAc6. 運動習慣が身についた HbAc NGSP値 I P 460 糖尿病外来運動相談の実態 澤田 靖恵 斉尾 裕紀 生原加奈枝 宮本佐知子 山本 玲3 池田 匡3 医療法人十字会野島病院内科外来 医療法人十字会野島病院 医療法人明勝会住吉 内科眼科クリニック3 目的 糖尿病患者の運動療法としてグラウンドゴルフ 以下ゴルフ の有 用性について検討した 対象 方法 当科通院中の糖尿病患者33名 年齢 68.9±.6才 HbAc7.±0.9 を対象にゴルフ前後の血圧 血糖を測定 し インリン使用群 イ群 SU グリニド使用群 経口群 その他群 に分け比較検討した 全例の血糖値は前95.0±46.7から後36.6±5.7 mg! dlへと有意に低下した イ群 n 0 では前93.7±55. 後60.7±75.7 mg! dlで有意差はなく 経口群 n 6 では前99.7±4.4から後6.0±9. mg! dlへ その他群 n 7 では前86.3±5.0から後5.3±45.7mg!dlへと いずれも有意に低下した 血圧では 収縮期血圧が有意に低下した ゴル フ中には低血糖などの有害事象はみられなかった 結語 ゴルフは糖尿病 患者の運動療法として安全かつ有用である HbAc NGSP値 I P 46 I P 463 当院の糖尿病教育入院患者の退院後の運動療法実施状況に ついての検討 吉岡利江子 宮内 雅晃 田近 瞳 内 啓 大貫 恵子 田中 勇 社医 三思会東名厚木病院リハビリテション科 社医 三思会東名厚木病院腎 代謝内科 目的 教育入院中に運動療法 指導を受けた患者の退院後の実施状況につ いて調査した 方法 入院中に運動療法 指導を行い 退院後の運動実施 状況を調査できた5名を対象とし 血糖コントロル状況ならびに運動状 況 実施 非実施理由等について検討した 退院後も運動療法を継 続していたのは5名中0名であった 0名中3名は理学療法士のもと指導を 行い 血糖改善 体重減少が顕著であった 0名中7名は各個人で運動を継 続しており 血糖改善 体重減少が認められた 残り5名は 運動療法が実 施できておらず 血糖改善は僅かであり体重減少を認めなかった 運動療 法を継続した事で 検査値が良くなった と満足度は高い一方で 運動療 法が継続できない理由 としては 多忙 が最も多かった 結論 運動 療法の効果は高いが 継続できるシテムの確立が重要である HbAc NGSP値 三井つた恵 鈴木 裕子 大塚 洋 幕内 隆志 平尾 哲之 山本 律子 一 平尾 節子 平尾 紘一 熊倉 淳 調 進一郎 前田 H.E.Cサイエンクリニック 本健康運動士会 目的 当院は実技を伴わない無料の外来運動相談を年前から健康運動指導士と理学療法士 で行っている そこでその実態と有用性について検討した 方法 03年8月から月に実施した名のうち医師の依頼で実施した型糖尿病患者65 名 依頼目的を分類し医師の目的と患者の目的を比較し有用性について検討した 結果 年齢64.6±.9歳 BMI4.8±4.5kg! m HbAc7.3±. 医師と患者の相談目的の人数は 運動習慣確立 量調整 4名 30名 減量 0 名 4名 血糖コントロル 名 4名 疼痛管理 予防 5名 3名 肩こり 名 4名 その他6名 0名 3 目的の不一致は7名 総括 医師は運動習慣のない患者に対しての依頼が多かったが 実際には疼痛軽減の運動 指導が多かった 健康運動指導士や理学療法士による運動相談は 患者に合わせた 運動指導ができ 有用であると考えられた HbAc NGSP値 当院の運動療法施設を利用する型糖尿病患者における運 動の継続に関わる要因 体力からの検討 濱 純子 長阪 裕子 柏戸千絵子 飯田 直子 高橋 千春 工藤亜貴子 大屋夕希子 関 浩一 栗林 伸一 三咲内科クリニック 目的 運動療法施設を利用している型糖尿病患者の体力を中心に 運動 の継続に関わる要因を検討することを目的とした 方法 対象は当院の運 動療法施設を利用し同意の得られた型糖尿病患者3例 年齢66.5±7.4歳 運動継続の身体要因として体力 筋力 柔軟性 平衡性 持久力 を測定 し 年代毎の基準値から得点化した 心理的要因は運動セルフ エフィカ シ 以下運動SE 運動の実施状況は継続期間 実施頻度ならびに身体 活動量を質問紙にて調査した 運動の継続期間別では3年以上群7 例 3年未満群5例であった 3年以上群は有意に体力得点が高く 身体活 動量が多かった また BMIは有意に低かった HbAcや運動SE 運動実 施頻度 痛みに有意な差はみられなかった 考察 型糖尿病患者におい て運動を継続させるためには運動可能な体力を維持することが必要である と示唆された HbAc NGSP値 I P 464 報 糖尿病患者におけるグラウンドゴルフの有用性 当院リハビリテション リハ 技術室における糖尿病療 養指導に対する意識の変化 糖尿病指導に関する勉強会の 必要性と課題 森島 拓也 佐野 尚美 花村 裕達 石黒 玲子3 黒宮 浩嗣4 山田 吉子5 慎6 鶴田 猛 林 社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院リハビリテション技術室 社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院医事課 社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院栄養科3 社会医療法人蘇西厚生 会松波総合病院薬剤部4 社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院生活習慣病管理部5 社会医療 法人蘇西厚生会松波総合病院内科6 はじめに 糖尿病療養指導に関する勉強会前後の意識調査を実施 対象 当院 リハッフ8名 方法 調査項目は糖尿病療養指導への興味の他6項目とし 勉 強会後に同調査を実施 結果 勉強会前の糖尿病療養指導に関する興味は40名 6.5 その他の項目は職種 経験年数に関わらず正答率は低かった 勉強会後 はHbAc値の表記変更と数値 3名 47 血糖コントロル良好とされるHbA c値 7名 0.6 低血糖誘因薬 8名 7.3 で有意差を認めた 考察 糖 尿病療養指導への興味に反し職種 経験年数に関係なく知識不足が示唆された 勉 強会後は3項目で有意に正答率が上昇し 知識が向上したと考えた まとめ 勉強 会により糖尿病の知識の向上が図れた 多くのッフが糖尿病をより身近なもの ととらえ 指導意欲の向上につながったと思われた HbAc NGSP値 S 3

59 I P 465 I P 469 血糖コントロルに難渋する症例における心理特性 小津 寛子 呉 美枝 北岡 治子 医療法人清恵会清恵会病院臨床心理室 清恵会病院内科 目的 コントロルに難渋する症例に対する有用な働きかけを模索するた めに 教育入院後のコントロル状態別に心理特性を検討した 方法 教 育入院後フォロされた50症例を対象に 3ヶ月目のHbAcにより群に分 類し 心理検査の得点や心理面接で得られた心理的問題の有無について検 討した コントロル不良群では改善群に比して 抑うつ性 p.05 が高い 状態不安と感情負担度が高い傾向 p. があった また 心理 的な問題を多く有し p.05 中でも睡眠薬等の服用およびトレの訴 えが多いこと p.05 が示された 考察 コントロル難渋症例では 心理的な問題を有する例が多いことが示され 教育入院時より積極的かつ 継続的なサトが必要であると考える HbAc NGSP値 I P 466 自己効力感が低下した型糖尿病患者への心理的アプロ チ 真鍋 麻里 田中 清宜 小池 玲子 髙橋 友紀 井門満紀子 水野 陽子 濱松 美絵 たなか内科クリニック 目的 自己効力感が低下した型糖尿病患者への関わりにおいて 自己効 力感を高めるアプロチに加え神経言語プログラミング NLP の有用性 を検討した 対象 Y氏 50歳代 女性 介護職 子供は独立し 夫と二人暮らし 方法 個別面談を実施した内容において NLPを用いた考察を行う 問題回避型で 頑張っている自分自身を認めることが出来なかった 患者が 肯定的目標を見つけ 自己効力感が向上するとともにHbAcも改 善した 考察 患者が自己効力感を上げ 糖尿病とともに歩んでいく中で肯定的な 目標を見出していく援助の必要性が理解できた そして 人対人の関わり が重要であることを学び 糖尿病を持ちながらもその人らしく生きること を支援していく事が重要である I P 467 I P 470 PAIDからみた感情負担の実態 糖尿病患者の感情負担軽 減を目指して 山本 幸恵 松尾 智子 林 綾子 前田 尚美 小野 順子 医療法人財団華林会村上華林堂病院看護部 医療法人財団華林会村上華林堂病院糖 尿病セン 感情負担の内容と程度を把握することは生活習慣指導上重要であり PAID 質問票で調査した 属性別ではサト無し群で糖尿病への感情負担が高 く 年齢 性別 HbAc 腎症進行度 入院回数 就業の有無に有意差は なかった 設問別に負担の高い順に3群に分け比較すると 高い群は 将 来の事や 重い合併症になるかもしれない事が心配 食べ物や食事の楽し みを奪われたと感じる 常に食べ物や食事が気になる 糖尿病を持ちな がら生きていくことを考えると憂鬱 糖尿病を管理していくことから脱線 した時 罪悪感や 不安を感じる で 治療への感情が4項目含まれていた 群は 糖尿病の治療法について はっきりとした具体的な目標が無い 糖 尿病を持ちながら生きていくことを考えると怖くなる であった 3群には 他者への感情が全て含まれており これにより感情負担が低いと思われた HbAc NGSP値 カウンセリングによる糖尿病患者の心理変化 二次元気分 尺度TDMS! STを用いて 安藤美華代 安藤晋一郎 岡山大学大学院教育学研究科 岡山市立市民病院内科 糖尿病セン 目的 糖尿病とともに生きる人に家族療法的アプロチを行った一例を報 告し その意義について考察した 事例 A氏 60歳代後半の型糖尿病の男性 治療中断中に高血糖になり 入院し リラグチドにより血糖コントロルは改善 退院後の治療継続を 目的として 臨床心理士による心理療法を夫婦合同で行った これまでの 人生を共に振り返るなかで A氏から連れ合いへの感謝や信頼が語られた 一方 連れ合いからの言語的プレッシャによるA氏の行動化と複雑な心 情も語られた 臨床心理士は 夫婦がこのような困難な状況を多面的に理 解し よりよい対処を考えられるような関わりを心がけた 考察 糖尿病とともに生きる人と家族が 糖尿病をめぐるコミュニケショ ンや常生活についての 語り を一緒につくる家族療法的アプロチは 糖尿病とともに生きる家族効力感の向上につながると考えられた I P 468 志賀佳緒理 有馬 春美 浅倉 敦子 鈴木奈津子 柴田 慈子 桂木 由香 富田佳代子 神崎 千恵 齋藤 幾重 医療法人さいとう内科クリニック 目的 長い間 負のパイラルに囚われていた患者に変性意識で潜在意識 に働きかける心理療法を行い 効果を振り返る 対象と方法 59歳 女性 型糖尿病 7年前の初診時よりトレによる 過食 過呼吸 不眠を訴え 心療内科定期受診や看護師が共感的傾聴をす ることで不安や自己嫌悪感 トラウマの吐露があったが心身困憊 血糖コ ントロル不良が続いていた 主治医が潜在意識に基本的自尊感情の強化 やトラウマと喪失体験の癒しを働きかける心理療法を行った 患者は 心の平安が大きくなった と過食をやめ 周囲に振り回さ れなくなった 表情も穏やかになり前向きに治療に取り組み始めた 考察 積極的傾聴等 言語主体の従来の心理的支援で治療効果が表れない 患者に対し 潜在意識への癒しをもたらすことで 患者が自分のための治 療に踏み出す土台を作ることが可能となると考える HbAc NGSP値 I P 47 糖尿病とともに生きる人への家族療法的アプロチ 言語主体の心理支援では改善不十分な糖尿病患者に対する 変性意識で潜在意識に働きかける心理療法 の効果 事 例編 池田 祥子 林 由美子 原田美代子 大塚 洋 山本 千穂 小野 浩一 朝倉 太郎3 鶴居 信昭 金城 瑞樹 かねしろ内科クリニック 順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療セン 鶴間かね しろ内科クリニック3 目的 カウンセリングによる糖尿病患者の心理変化や血糖コントロル改善効果の検 討 方法 生活習慣病専門医院に通院中の糖尿病患者にカウンセリングを行い 二次元気分尺度 TDMS" STで面談後の心理変化を調べた カウンセリングを行った88名 男性! 女性 30! 58名 の背景は 平均年齢5.7±3.9歳 BMI 6.85±6.37 HbAc 7.69±.63 TDMS" STでは 面談前は気力が出ない状態を示していたが 面談後は落ち着いてイキ イキしており活動に適した状態に変化した症例がみられた 総括 カウンセリングで悩みや不安を充分傾聴し解決策を考えることで 継続した通院や治療 の一助となることが推察された またその時の気分の安定度や活性度が増し意欲的な心理状態に変化しうることが確認さ れた HbAc NGSP値 I P 47 糖尿病教育入院に対する気持ちの経時的な変化について 宮本 美香 水野 孝美 城 美鈴 豊崎 陽子 瀧本 季代 中村 彰子 宇高さとみ 坂尾ひとみ 眞鍋 健一 河本絵里子 新谷 哲司 古川 慎哉 松山市民病院看護部 松山市民病院内科 背景 教育入院に対して 入院前には受け入れ困難であっても退院時には 必要性を認識することは多い 目的 糖尿病教育入院に対する気持ちの経 時的な変化を明らかにする 方法 教育入院後の患者にアンケト調査を 実施した 回答が得られた84例のうち 教育入院を勧められた時の 気持ちとして 是非とも入院したいと思った が9.0 であったが 入院時 には 是非とも頑張ろうと思っていた が8.6 となり 退院時には 大変 良かった が4.9 となった また血糖管理が再び悪化した場合には 是非 とも入院したい が5.5 であったが 家族が糖尿病になった場合に 是非 とも勧めたい は8.6 であった 結論 入院決定時から入院時 退院時 に次に教育入院を受容する気持ちが増加している また 血糖管理悪化 時には自分自身は再入院したくないが 家族には入院を勧める傾向にある 糖尿病治療を心理面からアプロチする試み 糖尿病 治療心理面からのアプロチを考える会 を開催して 任田 美保 上源真智子 冨澤ゆかり 西村 泰行 金沢赤十字病院糖尿病 腎セン はじめに 臨床心理士を交えた 糖尿病治療心理面からのアプロチを考 える会 を6回開催した 本研修は 患者の生きてきた世界 体験 とりま く環境についてイメジし グルプディカッションを行い 患者を理 解するという特徴がある 目的 研修で得られた内容を知り研修の成果を検証する 調査方法 研修の参加者に半構成的面接調査を実施 抽出した情報をKJ法 で分類し 学びの内容を検証する 参加動機は 困難症例 義務感 心理学への興味 受講の効果 は 患者を捉える視点の変容 医療者としての支援を探る 研修会の存 在 患者の存在意義 逆に負担に思っていることは 患者の思いを抱え ること 介入の限界 であった まとめ 本来 研修での学びを対象の理解や患者ケアに結びつけることが 成果であるが そこを評価することは難しく 本研究の限界と考える S 4

60 I P 473 俺はダメな男です と糖尿病に直面化できなかった高血 糖患者への継続心理面接 中島 康浩 木村佐宜子 布井 清秀 社会医療法人雪の聖母会聖マリア病院臨床心理室 社会医療法人雪の聖母会聖マリ ア病院糖尿病内分泌内科 はじめに 全般性不安障害のため回避傾向が強く 自尊感情が低い高血糖 患者への心理面接経過を報告する 症例 型糖尿病68歳男性 現病歴 6 年前に糖尿病指摘 9年前週間 年前泊3の教育入院後 X年HbAc9 となり心理紹介 面接経過 開始時より身体症状などの訴えが多く 糖尿 病療養行動に結びつかず 方針を 糖尿病とどう向き合うか と変更 X 年月の知能検査は知的問題はなし 一時HbAc8 以下になり面接終了し たが 増悪し再開 俺はダメな男です など自分を卑下する発言あり 知 的能力はあるが トレなどを理由に糖尿病であることを回避している と直面化し 今できること を探した 考察 臨床心理士が患者の性格 や生活特徴を解析し直面化 今できること を積み重ねながら自尊感情が 高まり 年半で の低下が認められたと考える I P 474 参加者の声から振り返る 割について 型糖尿病 ヤングの会 の役 村田 里佳 福島 芳子 渡部 一美3 斎藤 武 貴田岡正史4 武居 正郎 公立昭和病院栄養科 武居小児科医院 朝比奈クリニック3 NPO法人西東京臨床 糖尿病研究会4 目的 当会が参加者にどのような役割を担っているのかを把握すること 対象 方法 過去の参加者9名を対象に 当時の気持ちなどについてアン ケト調査を行った アンケトは5名から回答があった 患者か らの声としては困った時には相談できると思えただけでも気持ちが軽く なった ご家族からの声としては主治医には聞けない細かい悩み事を相談 できた 患者 娘 への接し方を教えられたなどの声が届いた 考察 成 人期発症の患者本人や幼児期発症の本人と家族 思春期発症の家族が参加 していた 参加者の多くは不安を相談できる場を求めており 開催施設の 患者 家族だけでなく他施設からの参加も多かった 患者本人にとっては 同じ疾患を持つ仲間との出会いの場としての役割を果たしており 家族に とっては先の見えない不安な気持ちを抱えて藁にもすがるような思いで参 加されていた I P 475 言語主体の従来の心理支援では改善不十分な糖尿病患者に 対する 変性意識で潜在意識に働きかける心理療法 の効 果 齋藤 幾重 有馬 春美 志賀佳緒里 浅倉 敦子 鈴木奈津子 柴田 慈子 桂木 由香 富田佳代子 神崎 千恵 医療法人さいとう内科クリニック 目的 変性意識で潜在意識に働きかける心理療法の心理と行動への効果を検 討する 対象と方法 共感的傾聴による関係性の育成と行動科学的な支援では行動変 容が不十分な糖尿病患者6例 女5例 男例 に対し 医療者が変性意識と なることで患者の潜在意識に働きかけ 基本的自尊感情の強化 心傷体験や喪 失体験の治療 自動思考の修正 認知や感情への働きかけを行った 心理状態 を最良0点から最悪5点のフェイケルにて評価し半構成面接を行った 介入回数は.8±.0回 フェイケルは介入前3.9±0.から後.3±0. に全例で改善 P 全例が点以下の良好な心理状態となった 食行 動異常が消失するなど療養行動も変容しHbAcは介入前8.3±0.5から7.9±0.4に 有意 P 0.0 に改善した 結語 変性意識で潜在意識に働きかける心理療法は 新しい有用な心理的支 援のひとつとなりうる HbAc NGSP値 I P 476 チム医療における心理士関与とその有用性の検討 過食 症を伴う型糖尿病患者への関わりを通して 秋庭 篤代 松澤 陽子 小野 正人 奈良枝里子 野地 俊成3 猪股由美子3 富山 絢子3 張 怜3 齋藤 淳 大村 昌夫 津久井 要4 西川 哲男 横浜労災病院心療内科 糖尿病療養指導チム 横浜労災病院内分泌 糖尿病セン 横浜労災病院糖尿病療養指導チム3 横浜労災病院心療内科4 目的 当院では心理士が糖尿病療養指導チムの一員として 専門性を生か した面接や指導を行っている チムでの心理士の役割を明確化する目的で 過食症を伴う型糖尿病患者一例に対する心理士の介入効果を検討した 症 例 過食症を伴う型糖尿病患者 方法 当該患者の入院治療に関わった医 師 看護師に対し 心理士の参加について役に立ったかどうか 具体的に役 に立った点 心理士に求めること等について調査を行った 医師3名 看護師8名の計名の回答を得た 心理士の参加が役に立ったとの回答は0! 名 役に立った点は心理士が患者の 精神的な支えになった 4名 患者が 内面の気持ちを打ち明けられた 3名 ッフには聞き出せない患者の思 いを聞いてくれたこと 3名等であった 結語 心理士の介入により患者と 医療ッフ双方の患者理解が深まったと考えられた HbAc NGSP値 I P 477 認知症合併糖尿病患者を介護する家族の現状と問題点 前田 真央 安原 孝子 寺西 悦子 松山 玲子 松本 明子 渡辺 伸明 渡辺内科クリニック 目的 認知症合併糖尿病患者を介護する家族の現状と問題点について検討 対象 当院通院中の認知症患者 平均79歳 注射療法実施7名 を介護し ている家族0名 方法 面談による聞き取り調査介護者は子5名 配偶者4名 兄妹名 療養生活における家族の理解度は 問題なし6名 理 解が不十分4名であったが 通院に付き添っている家族が対象であり 3例 は同居家族の理解度が不明であった 介護に不安があるという回答は8例 で 内容で共通したものは 介護者の疲れやトレ4名 転倒への不安3 名 低血糖への不安名 一人にしておくのが不安名であった しかし 注射 服薬 入浴の拒否があるなど 介護者の抱えている問題は一例一例 違っていた 結語 家族が抱える不安や問題は多様であり 認知症の程度 や 症状の種類 家族背景などの状況を踏まえた個別の対応が必要である HbAc NGSP値 I P 478 在宅における認知症高齢者の低血糖対応についての一考察 松本 淳子 樋口 智恵 南崎 涼子 武田千賀子 名嘉山秋香 佐久 功 三角 強 山西 卓 京都民医連洛北診療所 目的 訪問診療をしているグルプホム入居中の認知症高齢者である糖 尿病患者の低血糖を経験し 在宅での低血糖対応について考えた 方法 事例 80代女性 型糖尿病 認知症 HbAc NGSP 7. 内 服薬グリベンクラミド.5mg4錠 グルプホムッフより A 氏が起きない と連絡あり往診 呼びかけ反応無 左不全麻痺 デキ 値33mg! dl.0 ブドウ糖00ml補正後デキ値48" 00ml!dlで経過 呼 びかけに反応無状態が続いた 脳卒中疑い 家族に連絡 入院は行わず在 宅での加療 見取りを希望された 血糖の変動を見ながら経過観察 血糖 補正約0時間後 意識レベル改善し会話 歩行可となった 結論 認知症高齢者の糖尿病患者が低血糖をおこした時 迅速な対応をし ながら回復に時間がかかる場合も念頭に 本人 家族と相談し個別に応じ た対応が必要であると考える HbAc NGSP値 I P 479 妊娠糖尿病で出産後に劇症型糖尿病を発症した患者の疾 患に対する受け止めを振り返って 村田 中 田中久美子 松井 浩子 小林 由紀 佐藤 亜位 本赤十字社長野赤十字病院看護部 本赤十字社長野赤十字病院糖尿病 内分泌 内科 目的 方法 対象との面談と看護記録から疾患受容を振り返り 適切な看 護支援を検討する 事例紹介 A氏 0歳代 妊娠4週に切迫早産で入院し 33週で妊娠糖尿 病と診断 36週で健児出産しインリン離脱 退院後5目に血糖値876mg! dlで入院 劇症型糖尿病と診断 A氏は 妊娠期を 子宮収縮抑制剤とインリンの相反する様な治 療で 妊娠の意味を考え 辛かった と振り返った 看護記録に疾患受容 の記述はなく 治療に取り組む記述だけだった 型糖尿病診断時は 疾患 も注射も納得でき受け入れられる と振り返った 考察 A氏は妊娠期に葛藤があった 一方 看護師は疾患を受容している と判断した その背景には 治療に取り組んでいれば疾患も受容している と考えた為ではないか しかし 受容について繰り返し確認する必要があ り 全ての糖尿病患者支援に当てはまり重要である HbAc NGSP値 I P 480 型糖尿病を有するダウン症患者へのインリン導入 岡田 留理 高本 亜弥 住吉 加奈3 馬場 里美4 渡辺 晴奈4 坂口 善市5 佐用 義孝6 髙松赤十字病院南6看護室 髙松赤十字病院栄養課 髙松赤十字病院薬剤部3 髙松 赤十字病院本9看護室4 髙松赤十字病院小児科5 髙松赤十字病院内科6 型糖尿病を有するダウン症患者へのインリン強化療法の導入に際し 患 者の常生活イルに近い環境を整え チム医療を行うことで 療養 指導が効果的に行えたので報告する 患者は生活イルにこだわりがあり 常行動パンが崩れることに 抵抗があった そこで 患者への呼び名や食事時間などを 家庭生活に近 い状況に整えた 患者は血糖測定やインリン注射を嫌がるため 施行す る時は納得するまで待ち実施した また 主治医 小児科医を含めた医療 ッフによる合同カンファレンを行い 家族への指導を計画し 早期 退院を目指した 両親の療養行動への協力的な取り組みもあり BOT療法 に変更後早期退院が出来た さらに 入院中より外来指導担当看護師への 情報提供を行った結果 外来指導への移行がムズにできた 以後 血 糖コントロルは良好である HbAc NGSP値 S 5

61 I P 48 I P 485 糖尿病透析予防指導の効果の検討 3 西山 陽子 鈴木 克典 小林 真理 吉沢 幸子 治田麻理子 済生会新潟二病院看護部 済生会新潟二病院代謝 内分泌内科 済生会新潟二病院栄 養科3 目的 糖尿病透析予防指導時に得られた患者情報から指導の効果を評価する 方法 患者を 改善群 と 非改善群 とに分け 指導前後の検査デ HbAc 血圧 の比較と聞き取りの調査結果から指導の効果を検討する 改善群9名 58 非改善群名 4 HbAc 血圧についてはデの改善 がみられたが 改善 維持率において両群で有意差はみられなかった 目標血圧の 達成率においては有意差がみられた 腎症の知識 セルフケア状況 腎症に対す る感情 については 家庭での血圧 体重測定の実施率は改善群でやや高かったが 知識の程度 セルフケア状況 腎症に対する感情についての有意差はなかった 考察 両群において明らかな有意差はみられなかったが egfr HbAc 血圧の改善が 認められた 指導により患者が血圧測定等の自己管理を実施し腎症の進行予防につ ながった HbAc NGSP値 I P 48 インリンンプ使用患者の指導プランの検討 インリ ンンプ導入後の生活の実態から 小森なつみ 金田友里恵 堀田 泰江 舟田貴美子 山本いづみ 駒井 梨美 高橋 久恵 浅井美穂子 長岡 匡 栗田征一郎 石倉 和秀 能登 裕 国立病院機構金沢医療セン 目的 型糖尿病患者のインリンンプ療法導入へ移行する際に生じる様々 な問題点 課題を抽出し その改善点を明確にする 方法 診療録から 教育入院中に行った指導内容を抽出する 半構造型面接 実施し結果をコド化 カテゴリ化する 改善点から新たな指導プランを 検討する 結果 考察 面接より6個のコドを抽出 6カテゴリに分類した カ ボカウントの理論を学習したが 実践に活かせておらず 今後は試験間食や 試験外泊を繰り返し実践への自信を付ける必要があった 指導項目を明確に し カンファレンを通じて指導内容や進行速度を調整できる体制を確立す る必要があった また個々に合わせた対処方法を具体的に提案する必要であっ た 結論 理論的指導のみでは 退院後の実践が困難なことが多い 入院中に 常生活で起こるイベントを再現し体験することが有用である I P 484 当院外来における自己注射 血糖自己測定導入指導の実態 調査 効果的 効率的な導入を目指して 瀬尾 達朗 池上 幸子 福本由美子 中澤 道宣 粂川 真里 大川原美保 末次麻里子 佐藤 愛 齋藤利比古 大濱 俊彦 田中 聡 勝盛 弘三 埼玉県済生会川口総合病院薬剤部 埼玉県済生会川口総合病院糖尿病 内分泌内科 目的 当院は 薬剤師が中心となってインリン等の外来自己注射指導 以 下 外来指導 を行っている 今回 指導の質の向上を目指すために 過 去の指導記録を調査し 検討を行うこととした 方法 過去3年度分 H" 4年度 の自己注射指導について 外来の指導件数 指導時間等をまとめ 指導の質の向上について検討した 結果 外来指導件数はH年度79件 H3年度0件 H4年度66件であった 平均外来指導時間はそれぞれ3.9 分 5.6分.9分であった 結論 外来指導件数は年々増加していた インリンのデバイ変更が指導件数増加の原因の一つであった 同様の 理由で 平均外来指導時間も短縮されていると考えられた 注射手技に不 安のある患者では 指導後の手技確認が重要であり 外来指導の質の向上 のために手技確認体制を取っており 今後 適正な外来指導体制を構築し たい HbAc NGSP値 I P 483 井川八重子 宮田 洋子 藤井 彩子3 須田まり子 塚本 明美 野島 篤子 石井あゆみ 原口 真実 山田英二郎4 山田 正信5 群馬大学医学部附属病院北9階病棟 群馬大学医学部附属病院外来 群馬大学医学部附属病 院南9階病棟3 群馬大学医学部附属病院内分泌糖尿病内科4 群馬大学大学院医学系研究科病 態制御内科学5 目的 CSII対象患者は 青年期 壮年期の方が多く 入院導入では 社会的負担が大きく 困難な状況がある そこで CSIIを外来で導入することが重要と考え 安全にCSII 導入できるための指導用チェックリトを作成したので報告する チェックリトの項目は CSII情報提供 導入準備説明 導入初 注入セット交 換 導入後初回外来の5項目とした 考察 個人の自己研鑽とキルアップのための定期的学習会を行い このチェックリト を活用することで 指導に携わる医療者が必須事項をもれなく確認することができ 外来患者に対しても 安心 安全にCSIIが導入できると考える また 患者が生涯 にわたりCSIIの利点を生かしながら血糖のコントロルやQOLが改善できると考え る 今後 CSII導入をより効果的に指導できるためにッフ育成とチムの構築 に取り組む必要があると考える I P 486 外来自己注射指導の実態調査 外来CSII導入指導のためのチェックリト作成 フレックッチの使用経験 患者様からのアンケトよ り 名城 真弓 三浦 環美 鈴木 里美 阿部美智江 草野 康子 広野 真弓 種田 嘉信 たねだ内科クリニック 目的 他のデバイからフレックッチに移行された患者様にアンケ ト調査を行い有用性を検討する 方法 他のデバイからフレックッ チに移行された外来通院糖尿病患者50名を対象に 移行時 3ヵ月後にそれ ぞれアンケト調査を施行し比較検討を行った 以前のデバイと 比較して クリック音が明瞭である 非常に良い34 良い38 3か月後非 常に良い34 良い48 注入ボンの押しやすさ 非常に良い36 良い 3 3か月後非常に良い44 良い34 注射終了確認のしやすさ 非常に 良い34 良い50 3か月後非常に良い44 良い38 総合的な使いやすさ 非常に良い8 良い46 3か月後非常に良い3 良い44 であった 考 察 インリンデバイは 目覚しい発展を遂げている 長所 短所をよ く認識した上で 患者個に合わせた選択 指導を行う必要があると考えた 荒井 秋恵 高原 充佳 藤本 祐子 楠田 裕子 森本 玲子 進藤 恵 山元 眞弓,3 山本かをる, 前野 芳史 白岩 俊彦 医療法人白岩内科医院 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 マイル 薬局3 目的 指導経験に関わらず 効果的かつ効率的な自己注射 血糖測定の指導 を行うための課題を明らかにする 方法 当院で療養指導を行う医療者全員に対し 初回に指導すべきと考えられる項目 指導上改善すべき点 に関してアンケト調査を実施 療養指導経験年数は 7.5±7.7年 頻度は 3.8±4.8回!月 指導者の半 数以上が初回に指導すべきと考えている7項目については 指導年数 指導 頻度ともに有意な関連を認めなかった 残る項目については 指導者の指 導年数と正の相関を認めた 相関係数r p 0.05 結論 初回に指導するべき内容に関しては均質な指導ができているが 指導 経験が多い指導者ほど補足して指導を行っていた 指導内容のチェックリ ト等の指導媒体 指導進捗状況 習熟度を全員が共有し継続指導できるシ テムを充実させることが必要と考えた I P 487 ペン型インリン注入器による針刺し0をめざして オ トシルド導入後の課題 太田真由美 福島 和美 伊井 亮子 柴田 久美 林 ひろえ 竹内 雅代 岡崎 習司 坂本奈緒子 新木小夜子 藤井 里美 新喜 昌子 小橋 親晃 浦風 雅春 かみいち総合病院糖尿病セン 当院では ペン型インリン注入器による針刺し0をめざして 平成4年 月より針刺し損傷防止機構付きペン型注入器用注射針オトシルドを導 入した 導入前の過去4年間では インリン注射後針抜去時の針刺し報告 が5件 リキャップ時も含む 発生していたが オトシルド導入後は 平成5年9月までオトシルドでの針刺し報告はなかった しかし 同年 0月インリン注射時に オトシルド注射針が斜めに刺さり皮膚を貫 通したことによる針刺しが発生した 新人看護師への指導時に オトシ ルド使用手順の説明をしたのみで 理解度の評価をしなかった事が要因の ひとつと考えられた 今後は 各病棟に配属されているCDEJが率先して 正しい操作手順で安全に実施できているか 理解度 習熟度も同時に確認 しながら指導を継続し 針刺しが0になるよう 実践していく必要がある I P 488 楽しく専門的に学べる 糖尿病エキパトッフ養成 講習会 の試み 熊野 真美 大井 早苗 倉岡 賢治 田中 愛 田中 晴美 徳田 恵美 橋詰 綾乃 古川 晴久3 横田 裕香4 細井 雅之5 大阪市立総合医療セン看護部 大阪市立総合医療セン栄養部 大阪市立総 合医療セン薬剤部3 大阪市立総合医療セン臨床検査部4 大阪市立総合医療 セン代謝内分泌内科5 目的 平成4年度に糖尿病に強いッフを育成するために9回の講習会 を開催した 今回参加者へのアンケト調査を行い その結果から講習会 の効果を考察する 方法 講習会の最終回に参加した30名にアンケトを 配布し4名から解答を得たものを単純集計する アンケトより糖 尿病に関する知識が増えた 糖尿病患者さんと関わっていくうえで役立つ という結果が得られ 楽しいので続けたい という意見があった 資格 取得への意欲も高まり CDEJ LCDE合わせて0名が誕生した 考察 講習会は年間有効のンプカド方式としたことで ンプを貯める 楽しさやまた受講できるという安心感 修了書発行など参加者を飽きさせ ない工夫が継続受講を促したと考える 結論 講習会は参加者にとって楽 しく専門的に学べる場となり 資格取得の意欲にもつながった S 6

62 I P 489 糖尿病非専門医療機関のコメディカルに対する対象理解研 修の取り組み 報 松本 千佳 冨永 玲子 風浦 吉江 川崎 幸子3 松山 陽香4 岩永 久美5 五嶋亜維子6 南 英理 松山 典子7 柳原 由紀5 山口 洋美8 藤田 成裕9 福島 徹也0 世羅 康徳 上田 康雄0 松本 一成7 川 英二 健康保険諫早総合病院看護局 長崎大学病院生活習慣病予防診療部!外来 上五島病院3 中対馬 4 5 病院 三菱重工株式会社長崎造船所病院看護科 本赤十字社長崎原爆諫早病院看護部6 医療 法人白十字会佐世保中央病院糖尿病リウマチ膠原病セン7 本赤十字社長崎原爆病院看護 部8 独立行政法人国立病院機構長崎医療セン内科9 本赤十字社長崎原爆病院内分泌 代謝 内科0 光晴会病院内科 長崎みなとメディカルセン市民病院糖尿病 代謝内科 目的 糖尿病非専門医療機関におけるコメディカルの糖尿病療養指導キルアップ 方法 症例を提示して平成年に実施した対象理解研修で 支援の考えに対する問い に対し 理想回答 自己管理能力を認め自信を持たせる と異なる回答が多数を占め た そこで今回 非CDE名に選択肢に優先順位をつけて回答してもらい理想回答の 優先度を検証した 研修前後ともに 患者の考えを傾聴する が約80 と最も多く 理想回答は優 先順位3位であった また 0 が研修前後で他回答から理想回答へ変更し 研修前に 治療意欲を明確にし目標設定を行う を選択した者が高率に理想回答へ変更していた 結語 受講者の約80 がまず初めに自分に出来る事は何かを考えた時に 患者の考え を傾聴 し患者に寄り添い 患者と共に歩みながら療養指導を行うことを重要視してい る事が明らかになった I P 490 薬剤師による糖尿病治療へのアプロチ 自己血糖測定器 勉強会を実施して 高橋 麻衣 樋島 学 鶴巻温泉病院薬剤科 目的 当院採用の自己血糖測定器 以下 SMBG は 最新の機種と比べ 採血量が多く 測定時間も長い等問題点がみられた そこで患者のQOL向 上と医療ッフの業務負担軽減を目的としSMBGの院内公開選定を行っ たので報告する 対象 方法 医療ッフを対象にSMBG選定のための勉強会を開催し 参加者にアンケトを実施した 参加者の約9割が採用変更により 利便性の向上や業務負担軽減が 予想されると回答した 選定理由は各職種で異なり 医師は機能の多様性 看護師は採血量 薬剤師は測定の正確性を重要視する傾向にあった 考察 今後の展望 SMBGの機能向上により 今後の治療に大きく貢献で きると考える SMBG選定に各職種の意見を反映することで質の高い糖尿 病治療が実施可能になることが示唆された 今回の取り組みを活かし薬剤 師による療養指導を更に積極的に関与していきたい I P 49 新入局者に対する糖尿病療養指導に関する講義の効果 学 習形態の変更による影響 牧野 順子 窪田 理沙 三浦 悠 島本 玲奈 鈴木 典子 鈴木 薫 西原 雅美 勝間田敬弘 大阪医科大学附属病院薬剤部 はじめに 昨年 新入局者を対象に実施している 糖尿病療養指導に必要 な薬物療法の知識 に関する講義の効果を評価し 学習形態の再検討が必 要と考察した 今年度は自己注射のロルプレイを実施し その効果を評 価した 方法 講義は座学6回 ロルプレイ回の全7回 回目の講義前 と7回受講後の回 項目についてアンケトを実施し評価した 病態に関する項目の正解率は上がったが ロルプレイで習得できると考 えていた項目で正解率は下がった 考察 講義を全7回とするために 結 果的に注射剤に関する講義のケジュルが変わったこと 新入局者にとっ て ロルプレイで得られる情報は多岐に亘り ディカッションだけで は正しい情報を整理できず 知識を習得できなかったのではないかと考え られた ロルプレイの手法を熟考しなければ期待する効果は得られない と考えられる I P 49 地域のメディカルッフを対象にした研修会を開催して 白岩真由美 髙橋まゆみ 小野田房子 加嶋美由紀 奈良 知子 今村 誠3 原町赤十字病院看護部 原町赤十字病院薬剤部 原町赤十字病院内科3 初めに 人口減少や高齢化が進む地域で 当院が近隣の医療施設へ働きか けていく役割は重要であると考える 活動状況 平成4年月より地域のメディカルッフを対象に 糖尿病 専門医と本糖尿病療養指導士が中心となり研修会を回開催した 研修会 終了後 おおむね好評であり継続した開催を希望する声が聞かれた 介護 職から 糖尿病の病態についてのわかりやすい講義の要望があり 関心の 高さがうかがえた 回目より回目の研修会の案内状の送付先が医療 施設数は変わりなかったが老人施設が7施設と増加していた 結語 現場での介護職に求められていることは 私達が思っていた以上に 知識を必要とされることが多かった 急速に進む高齢化社会を考えると 当院が地域の中で 糖尿病に関する 情報発信していくことは重要であり 今後も継続した研修会を企画したいと考える I P 493 介護職員との糖尿病研修会の成果と課題 西村 泰行 冨澤ゆかり 金沢赤十字病院糖尿病 腎セン 目的 高齢糖尿病患者がQOLを保ちながら療養生活を継続できるには 介 護施設を巻き込んだ医療 介護連携が重要である 当院では 平成4年 月より介護職員の糖尿病理解の推進を目指して研修会を開催しており 今 回はその研修会を評価した 方法 研修会は平成4年月から平成5年0月までに5回開催し 研修会 終了後にアンケト調査を実施した 研修会参加者は のべ60名 回答者8名の殆ど全員が 関心のある テマであり 今後の生活支援に役立つ と回答していた 獲得した学び は 糖尿病に関する知識 対象のとらえ方 常ケアに対する不安解 消 情報の共有 倫理観の醸成 であった 考察 調査結果からは受講者の満足度が伺えたが 討議内容からは介護職 員の糖尿病に対する理解は不十分であり 今後も継続した研修会が必要と 評価した I P 494 持続血糖モニ施行前後での糖尿病に関する負担感情の 変化 PAID質問票を用いた検討 三輪さくら 浅野加奈子 水野 久美 鬼頭真樹子 国枝 美雪 郡上 弘恵 加藤 義郎 神谷 英紀 渡会 敦子 近藤 正樹 内藤 恵奈 小島 智花 杉浦有加子 佐藤 沙未 山田祐一郎 里奈 石川 貴大 加藤 宏一3 中村 二郎 安藤 敏仁 林 愛知医科大学病院看護部 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科!糖尿病セン 愛知学院大学医療薬学科薬物治療学講座3 目的 持続血糖モニ CGM 施行前後での糖尿病に関する負担感情の 変化をPAID質問票 PAID を用いて検討する 対象 方法 対象は外来通 院中の型糖尿病患者4名 男性8名 女性6名 年齢66.4±8.8歳 罹病期間.±.8年 HbAc 7.5±0.6 CGM ipro 施行前後にPAIDを実施し 総得 点と各項目の点数を前後で比較した PAID総得点 前 39.3±6.7点 後 34.0±8.5点 p 0.05 糖尿病を持ちながら生きていくことを考えると ゆううつになる 前.9±.点 後.6±.点 p 0.05 低血糖が心配 である 前 3.3±.4点 後.5±.4点 p 0.05 および 将来のことや重 い合併症になるかもしれないことが心配である 前 3.9±.0点 後 3.±.4 点 p 0.05 は有意に改善した 結語 CGM施行は糖尿病に関する負担感 情を軽減させることが示唆された HbAc NGSP値 I P 495 CGMと血中インリン濃度測定結果から注射部位に対す る指導の重要性を再認識した一症例 宮原 孝子 佐久間幸枝 五木田奈留美 山根 天道 鈴木 義史 総合病院国保旭中央病院8西病棟 症例 74歳女性 6歳より型糖尿病と診断されインリン療法開始 現 在リプロとグラルギンにて強化療法を施行しているが 血糖値の激しい 変動が続くため血糖コントロルの目的で入院となった 入院中 臍の両 側に鶏卵大の腫瘤を発見した そこで 注射部位を腫瘤部と非腫瘤部に区 別してCGMを実施 またヒュマリンR 0単位を用いた皮下注試験を行い 比較した 腫瘤部への注射においてCGMでは明らかな高血糖が持続し血中 インリン濃度では注射後ほとんど上昇が見られないことを確認した こ の症例は同一部位に繰り返し注射を行う事で生じる脂肪肥大もしくはイン リンボルによる皮下インリン抵抗症と考えられた また客観的なデ を確認したことは 今後のインリン導入 再指導時の注射部位に対す る指導の重要性を再認識する機会となった HbAc NGSP値 I P 496 糖尿病患者におけるCGMを活用した療養指導症例につい ての検討 斉藤 美果 野口 愛花 小林 奈央 千野 道代 佐藤 愛 齋藤利比古 大濱 俊彦 田中 聡 末次麻里子 粂川 真里 大河原美保 勝盛 弘三 済生会川口総合病院6A病棟 埼玉県済生会川口総合病院糖尿病内科 目的 今回教育入院中にCGMを用いて療養指導を行い効果の検討をした 方法 毎中に患者とCGMデの振り返りを行い 5 0分程度 の療養指導を行った 患者には グラフで血糖値が変動するイメジがわいた と血糖値 を可視化することでイメジがより具体的になり 行動変容を促進するた めの援助に繋がったと考える 考察 HbAcだけでは捉えきれない血糖の内変動幅がわかり 食事内容 や摂取方法 運動などによって血糖値が変化することを患者自身が実感し てもらえた さらに 一緒にフィドバックすることができ 療養する看 護師とのさらなる信頼関係が確立され指導内容が深まった HbAc NGSP値 S 7

63 I P 497 4時間蓄尿検査を外来で手軽に実施するための取り組み 杉山 純子 細川 彰子 高田 栄子 延命 恵子 三木 保子 江本 悦子 松田 薫 上田 床里 堀江 真規 ひかりクリニック 奈良市総合医療セン 糖尿病診療において4時間蓄尿検査の情報は大変有用である 我々はこの 検査を外来で気軽に行うための検査手順を考案し 5年間で延べ73人に実 施した 検討内容は ①検査用品の選定 使い捨て800mlペットボトル 経口5cmの採尿カップ 保冷バック ②蓄尿開始から検体提出までのケ ジュル表③わかりやすい検査結果報告書④検査提出の最終尿の時間を 考慮した受付での予約時間調整である 患者への説明は ①院長から検査 で得られる情報を説明して動機づけをする②ケジュル表を用いて提出 の調整を行い正確な蓄尿と温度管理を強調して注意する③蓄尿と同時に 食事記録を行う である 検査結果から得られる尿蛋白量 インリン分 泌能 腎機能 塩分 たんぱく摂取量等の情報に基づいた治療 療養指導 栄養指導を行うことで患者も検査の有用性を実感できるため 再検査も抵 抗なく行われている I P 大貫 愛 綿引 恵子 小田由美子 稲葉 幸世 坂入 千晴 堺 弘治4 鈴木 純子5 川西 邦夫6 井川 茅野6 三小田宏治7 長阪 祐子6 米川 悠 高橋 秀夫6 みなみ赤塚クリニック検査科 みなみ赤塚クリニック看護部 みなみ赤塚クリニック 栄養部3 明理会中央総合病院内科4 東京都リハビリテション病院内科5 みなみ赤塚 クリニック内科6 みなみ赤塚クリニック7 目的 検査を拒否している患者を対象に 糖尿病合併症の発症 検査を拒否 している理由について検討した 方法 定期通院している44名を対象とし 検査拒否している患者を検査拒否群 その他の患者で検査拒否群と同数の無作 為に抽出した患者を検査群とした 検査拒否群にはアンケトを行い検査拒否 の理由について調査した 両群でHbAc BMI 年齢 病型 病歴について比 較検討を行った 両群で有意差を認めた項目はなかった 検査拒否の 理由として 必要が感じられない とする回答が多かった 考察 両群にお いて有意差を認めなかったのは 両群ともに定期通院中の患者であり 血糖コ ントロルに関して前向きであったためと考える 検査拒否の理由として 必 要が感じられない との回答が多かったことは血糖コントロルと合併症につ いて療養指導の中で伝えられていないと考えられた HbAc NGSP値 I P 499 糖尿病足病変患者の健康関連QOL Quality of life とうつ に関する検討 報 中川内玲子 浅野 照子 井関 紗代 伊藤 遼 水谷結香子 渡邊 知一 四枚田耕平 小久保敦子 仁谷めぐみ 岸 純一郎 小鳥 真司 村田 敬 浅原 哲子3 山田 和範 島津 章4 小林 美保 河野 茂夫 国立病院機構京都医療セン糖尿病セン 国立病院機構京都医療セン看護部 国立病 院機構京都医療セン臨床研究セン糖尿病研究部臨床代謝栄養研究室3 国立病院機構京都 医療セン臨床研究セン4 目的 糖尿病足病変 DF 患者の健康関連QOL Quality of life とうつの状況を明ら かにする 対象 方法 DF患者49人 男性3人 女性8人 平均年齢6.7±.3 歳 糖尿病罹 病期間8.9±9.7 年 QOLはSF! 36で身体的健康 PCS と精神的健康 MCS を評価した うつはSRQ!Dで 評価した 人については5年前との経年比較を行った DF患者全体のQOL調査でPCSは低下を認めたが MCSの低下は認めなかっ た DF患者全体のうつの調査ではうつ傾向は認めなかったが 50歳未満ではうつ 傾向が認められた 3 切断やシャルコ群ではPCSの低下が著明であった 4 5年 間の経年比較ではPCSで有意な低下を認めた 結論 DF患者全体では身体的QOLの低下は認めるが 精神的QOLの低下やうつ傾向を 認めなかった 50歳未満の患者ではうつ傾向を認め 心理的サトが必要と考えられ た HbAc NGSP値 I P 500 大島 節子 小沼真由美 渡辺亜友実 鈴木 淳子 圷 智代美 島津あゆみ 飯嶋 秀郎 医療法人TCC友部セントラルクリニック 背景 当院では糖尿病合併症早期発見のため定期検査を実施している そ の中で悪性新生物を発見する機会があり改めて定期検査の必要性を感じた ため 定期検査の有用性を検討した 対象 方法 00年月 03年8月 の間に当院受診した糖尿病患者5名を対象 院内検査での異常及び本人 の症状訴えにより 医療連携をとっている病院へ紹介し精査した患者の確 定診断に至る経緯を調査 心電図検査では定期フォロを必要とし た患者35名のうち冠動脈テント実施は9名 冠動脈バイパ手術は3名で あった 胸部レントゲン検査では肺癌名 結核名 間質性肺炎名を発見 悪性新生物では4名を発見 結語 今回の調査では 悪性新生物において 4名中5名は自覚症状がなく 定期検査を実施しなければ発見し得なかっ た これらより 定期検査は患者の療養生活に必要であり有用であると考 える 糖尿病専門外来における喫煙と禁煙外来の現状 渡辺亜友実 大島 節子 小沼真由美 鈴木 淳子 圷 智代美 島津あゆみ 飯嶋 秀郎 医療法人TCC友部セントラルクリニック 医療法人TCC友部セントラルクリニック 検査 背景 当院では00年月より禁煙外来を開始し 禁煙指導に取り組んで いる 喫煙と禁煙外来の調査を行った 方法 当院定期通院中の糖尿病患 者035人の初診時における喫煙の有無を調査 そのうち 00年月から03 年4月までにニコチン依存症管理料を算定した患者37人を対象とし 禁煙継 続率やHbAc等について調査した 初診時における喫煙率は男性33 女性0 であった 禁煙継続率は64 で HbAc BMIは禁煙継続できた 群が常に低かった 考察 初診時 現在禁煙中は0 で 合併症を機に禁 煙した患者が多かった 合併症が進行する前に禁煙指導を行う重要性を感 じた 禁煙動機では 自分 家族のため のほうが 家族 医師等のすす め より成功率が高かった 患者自身が 禁煙しよう と考えることが重 要であり今後の禁煙指導に活かしていきたい HbAc NGSP値 I P 503 非透析糖尿病患者における足趾上腕血圧比 TBI の測定 意義について 東内 昭江 飯田 直子 高橋 千春 大屋夕希子 工藤亜貴子 長阪 裕子 関 浩一 栗林 伸一 三咲内科クリニック 緒言 足関節上腕血圧比 ABI が正常な非透析糖尿病患者において足趾 上腕血圧比 TBI を測定する意義を検討した 方法 VaSera VS!500を用いて心臓足首血管指数 CAVI ABI TBI を同時測定した ABI正常値 0.9 であった非透析糖尿病患者7名につ いてTBIとCAVI ABIとの関連 TBIと頚動脈プラク IMT 血液尿所 見 患者プロファイル 治療薬との関連をみた ABI正常例7名中9名がTBI異常値例 0.6 であった TBIは 正常範囲内のABIと有意に正相関し IMT egfr 年齢 罹病年齢と有意 に負相関を示し 高脂血症合併で有意に低下し プラク 血圧 喫煙と も関連がみられた 考察 非透析糖尿病患者ではABIが正常値でもTBI異常値例は約4割を占め た TBIがABIと正相関し IMTと負相関したことからTBI測定は足血管狭 窄の予測や動脈硬化進行の新たな指標となる可能性が示唆された I P 504 糖尿病専門クリニックにおける定期検査の有用性 医療職の職場訪問による男性型糖尿病者に対する生活指 導の効果 血糖値 体重が改善した3事例の分析を中心 に 市原多香子 西村 美穂 安藝菜奈子 田村 綾子 桑村 由美 明子 四釜 洋介 南川 貴子 庄野 真代3 坂ゆかり 秦 船木 真理 徳島大学大学院ヘルバイオサイエン研究部看護学講座 徳島大学病院糖尿病対策 セン 元徳島大学病院糖尿病対策セン3 目的 医療職が職場に訪問し 勤務中の型糖尿病者を対象に生活指導を実 施した HbAcおよび体重が減少した事例の分析を行い 今後の指導方法の 改善に生かす 方法 介入期間は年間で 県内企業において研究参加者を 募集した 看護師などが職場に訪問し 生活習慣改善の実施に向けた指導の みを行った HbAc 身体計測による評価を5回行い さらに指導記録を分析 した 参加者は未治療者名を含む男性7名で 開始前と比べて年後 のHbAcと体重の両方が減少した者3名であった 3名に共通する特徴として 改善が必要な生活習慣に関する目標設定を行うことができた そのうち名は 一年間に亘る生活指導中に目標を高めることができた 結論 生活指導では 患者自身が改善すべき生活習慣に気づき 行動目標として設定できることが HbAc 体重の減少に効果があったと考える HbAc NGSP値 I P 50 患者の生理検査拒否理由の検討 I P 50 当院入院患者における睡眠障害に関する実態調査 糖尿病 患者と非糖尿病患者での比較検討 石山由紀子 平田 絵里 加藤佐紀子 金子 栄子 原田とき子 丹治 泰裕 野村 隆 五十嵐雅彦 山形市立病院済生館看護部 山形市立病院済生館糖尿病内分泌内科 目的 近年 睡眠障害が生活習慣病の発症や進展憎悪に深く関与し 糖代 謝も悪化させることが明らかになった そこで 今回我々は血糖コントロ ル目的で入院した糖尿病 DM 患者の入院前の睡眠状況を非DM患者と比 較検討した 対象と方法 平成5年3月から同5年月まで当院に入院し たDM患者45例と非DM患者8例に質問紙を用いて調査した 両群 の年齢 BMIに差はなく 平均睡眠時間はともに約7時間50分で同じであっ た しかし 入眠障害はDM群で3 非DM群 途中覚醒はDM群75 非DM群66 とDM群で睡眠障害の存在が認められた また 睡眠満足度に おいてもDM群で74点 非DM群8点とDM群で低値であった 結語 今回 の調査により DM患者では睡眠障害が多く 睡眠満足度も低いことが明ら かとなった S 8

64 I P 505 I P 509 体重変動からみた人間ドック健診における問診の意義 山本 弥生 桑尾 麻記 政木 明子 武田 美作 窪 好美 元木 徳治 末廣 史惠 末廣 正 高知検診クリニック 高知高須病院 目的 人間ドック健診 ドック 受診者に対する問診内容とBMIの変動 ΔBMI との関係を検討した 方法 対象は003年にドックを受診し 0年に再度受診した7,550例 9 年間のΔBMI kg! m と0年の問診内容との関係を解析した ΔBMIの性差は見られなかった 生活習慣では喫煙 飲酒 運動が 食行動では規則性 食事抜き 間食や夜食 就寝前の夕食 外食 イン ント 早食いが 食事内容では塩分 油料理 野菜 海草類 乳製品 果物 刺激物の項目がいずれもΔBMIに関与した 3群 体重増加なし 標 準体重0 未満の増加 0 以上の増加 の比較では 生活習慣 食行動 食事内容いずれの項目も0 以上の増加群で悪い結果であった 考察 ドック時の問診内容はいずれも体重変動に関与していた 個々の受 診者の問診結果は個々の保健指導に用いて習慣を改善させることに有用で ある I P 506 齊藤茉莉子 古川 真 曺 圭龍 稲荷 弥生 西尾 太郎 釧路赤十字病院看護部 釧路赤十字病院糖尿病セン 目的 SEA Significant Event Analysis を用いた振り返りシトを活用し 対 象の糖尿病に対する捉え方やニズを把握することで 今後の糖尿病療養 指導に活かすことが可能か検討した 方法 当該地域糖尿病デイに参加した一般市民を対象に A 糖尿病療養をして いて心に残った出来事 B その出来事に対してどう感じていたか C なぜそうだったのか D 何を学んだか 次はどうするか の項目でア ンケトを実施し 結果はKJ法を用いてカテゴリ分類し分析した 糖尿病療養について参加者は A"Cの項目に対して漠然としたマイナの イメジを有している一方で Dでは前向きな意見を持っていることが示 された B" Cを具体化することでDにつなげるなど 糖尿病療養に更なる改 善の余地が残されていることを表出させ 解釈するのにSEAシトは有用 であった I P 507 栄養成分別表示に基づくエネルギコントロル食におけ る簡易式カボカウントの試み 荒木 里美 堤 千春 大西 峰樹 森本真佐子 寺前 純吾 花房 俊昭 大阪医科大学附属病院栄養部栄養課 大阪医科大学内科学I 目的 栄養成分別表示を用いた病院食で 糖質の簡易計算が可能となるか 検討した 方法 当院で提供された03年9月からまでの間の E 00 kcal E4 400kcal E6 600kcal E8 800kcal の4食種の朝昼 夕において 主食を除いた副食のみの糖質量および副食のうち芋類を用い たメニュを除いた糖質量 果物を除いた糖質量 果物と芋類を除いた糖 質量を検討した 副食のうち果物を除いた糖質量が最もばらつきが少なく Eおよ びE4では朝0g昼5g夕5g E6およびE8では朝5g昼0g夕5gとなり 食当たりの糖質量は 主食 副食 0g 果物 となった 考察 栄養成分別表示を用いた病院食では 果物による糖質を別に考慮す ると 食当たりの副食に含まれる糖質量を0gとして簡易計算を行うこと ができる I P 508 藤田 篤代 淀澤美樹子 中路幸之助 金岡 栄奈 河野 友美 寺井 麻由 高田 かず 國木 亮介 井辺 博人 医 愛普会中江病院内科 背景 平成年より糖尿病専門医が常勤するようになり 糖尿病教室が立 ち上げられた 目的 一般病院である当院での糖尿病教室と多職種との関 わりの実態について報告する 経過 平成4年7月より糖尿病教室を開始 した 月回の計6回行い糖尿病教室開催にあたってインリン注射の実技 や血糖測定 近隣施設への散歩や食事会など参加型の糖尿病教室を心掛け た 栄養士や薬剤師はNSTでも同じメンバということで多忙ながら多く の分野で共有しながらチム医療を育てていくというメリットもあったと 考えられた 今年6月には中高年で定期的に通院しているが 頃糖尿病教 室に参加できない患者の夜間の糖尿病教室を行った 結論 糖尿病診療に 多職種がかかわることは重要でありこのことが患者へのよりよい治療につ ながると考えられた HbAc NGSP値 I P 50 SEAシトを用いて糖尿病療養指導を考える 薬剤師によるインリンに関する疑義照会の分析と今後の 課題 島本 玲奈 窪田 理沙 牧野 順子 鈴木 典子 鈴木 薫 西原 雅美 勝間田敬弘 大阪医科大学附属病院薬剤部 背景 アナログ製剤の登場でインリン療法は著しく改善されたが 誤投 与の事例が後を絶たない 今回我々は 安全管理の点から薬剤師のイン リンに関する疑義照会内容について分析した 方法 03年7月から0月 までの入院処方中 インリンに関する疑義照会で変更に至った08件につ いて解析した 疑義項目は剤形変更 用法の順で 診療科は一般小 児科 脳神経外科の順で割合が高かった 疑義照会の55 は初期研修医が 対象で 製剤別ではヒュマリンR00単位! ml 超速効型製剤が多かった 考察 研修医の処方 疑義照会率が高く 剤形認識不足 超速効型製剤の 用法認識不足が理由と考えられた 結語 当院では 研修医のロテショ ン開始前に薬剤師が医薬品の安全研修を行っているが 今回の結果から疑 義照会件数の多い内容について 特に研修医への周知が課題と考えられる 一般病院における糖尿病教室のおける多職種との関わりに ついての実態について 糖尿病患者支援における病棟看護師の認識調査 川畑 愛子 石川 敦子 高木 早苗 友滝 和人3 早川 芳枝4 中谷 恵5 知多市民病院看護部 知多市民病院内科 知多市民病院薬剤科3 知多市民病院臨 床栄養室4 西知多医療厚生組合知多市民病院看護部5 目的 病棟看護師の糖尿病看護実践能力の評価をした 対象 糖尿病教 育入院を受け入れる病棟に勤務する看護師4名 方法 既存の 糖尿病看 護における実践能力育成のための評価指標 糖尿病カンバセション マップ質問紙 による自己評価 評価項目 思考 行動 行動の結果 糖尿病の知識に関する項目 実践能力は 思考49.8点 行動55.4 点 行動の結果37点 糖尿病患者教育 指導的な機会が多い者は点数が低 く 時々の者はそれより高かった 糖尿病の知識は 理解できていない 9 どちらとも言えない55 少し理解している36 考察および結語 糖尿病看護の実践能力は5割 行動の結果は4割と評価していた 知識につ いては 半数以上が理解できていないと感じていた 患者に関る機会の多 い看護師の知識面への教育から行っていく必要がある I P 5 介護支援連携会議シテム構築の効果 高齢者専用賃貸住 宅を利用する糖尿病患者の場合 荒木 夏絵 山根 晴香 宮内 章 三浦小百合 河上 泉 三川 智子 時村 初美 中谷 豊子 山根 雄幸 医療法人慈誠会山根病院看護部 医療法人慈誠会山根病院内科 目的 介護支援連携会議シテムによる医療と介護の連携の効果を評価する 症例 80歳女性 型糖尿病 アルツハイマ型認知症 独居 要介護 高機能複合型高 齢者専用賃貸住宅 以下 高専賃 に入居し 併設の非専門医クリニックが健康管 理を行い 介護保険サビを利用している 高血糖 低血糖を繰り返すため対応 に苦慮し 専門医へのコンサルテションが頻回にあった 入院を機に介護支援連 携会議を開催し 退院後も高専賃で療養が継続できるように支援体制を整え退院し た 介護支援連携会議で療養生活の支援体制を強化したことで 血糖コントロルが安 定し コンサルテションがなくなった 総括 高齢糖尿病患者の生活状況は多様である 高齢糖尿病患者を支えるために 医療と 介護が連携するシテムとして 介護支援連携会議は有用である I P 5 腎クリニックとの連携による糖尿病治療の取り組み 西山 美香 中 文美 林 由美子 池田 祥子 中西 努3 朝倉 太郎 鶴居 信昭 金城 瑞樹 医療法人優雅鶴間かねしろ内科クリニック看護部 かねしろ内科クリニック つる まエキチカ腎クリニック3 糖尿病患者の透析導入予防及び透析患者の糖尿病管理のため 同一ビル内 の透析専門腎クリニックとの連携を行っている 症例 65才女性糖尿病 歴7年 CKD分類G4A3のため腎クリニックを受診 腎クリニックでの検査 結果を当院受診時に持参して頂き CKDコントロルや外来栄養指導を実 施している 症例 7才女性 透析及びインリン自己注射による治療 を行っている 腎クリニックの依頼で注射手技確認を実施した 補助具使 用により 注射時の負担が軽減された また連絡ノトを用い腎クリニッ クと情報を共有している 総括 両クリニックが協働して治療に関わるこ とで 保存期腎不全患者自身の治療への意欲向上へつながっている 透析 患者においても よりよい血糖コントロルへの意識の高まりがみられた 腎クリニックとの連携により患者の負担を軽減し 専門性の高い医療提供 が可能となった S 9

65 I P 53 糖尿病腎症地域連携パのシテム作り 糖尿病透析予防 指導との融合 小長谷和美 篠崎 真吾 平野 恭子3 増田 仁美4 青島 克子5 彰8 増田 栄彦7 鈴木さつき9 新村 宏美6 塩沢 嘉乃 内藤 里美7 鈴木 焼津市立総合病院看護科 焼津市立総合病院腎臓内科 焼津市立総合病院栄養科3 焼津市 立総合病院薬剤科4 焼津市立総合病院中央検査科5 焼津市立総合病院健診科6 焼津市立総 合病院医事課7 焼津市立総合病院地域医療連携室8 焼津市立総合病院医療コディネ 室9 目的 腎症発症 進展防止には 適切な早期介入が重要である 当院では腎臓内 科での糖尿病腎症外来開設後 早期糖尿病腎症地域連携パ を発足 糖尿病透 析予防指導管理料算定シテムと融合し 外来開設したので報告する 対象およ び方法 診療所通院中患者で 地域連携室を通じて予約 検査 診察 生活指導 を実施後 情報提供する体制とした 次回診察は 病期に応じた期間を設定した シテム構築から説明会まではムズに進んだが 患者予約は数名であっ た 生活指導は初診で情報が少なく 短時間のため十分とはいえなかった 考察 診療所では専門的治療や指導は困難である 管理目標は病期毎異なり個別指導は 重要で 腎症病期確定検査と合併症精査は適切な治療に繋がる パは 医療連 携体制に有用なツルと考える 結論 広報活動や効果的指導 情報共有化の課 題が残った I P 54 透析予防教室のチムビルディングから見えたこと チ ム医療への効果と今後の課題 I P 57 透析予防指導における看護師 管理栄養士の同時指導の効 果について 野田真由美 星屋 麻値 竹崎 里奈 磯 薫3 医社 三喜会横浜新緑総合病院看護部 医社 三喜会横浜新緑総合病院栄養科 医社 三喜会横浜新緑総合病院内科3 目的 当院では糖尿病透析予防指導を看護師 管理栄養士が同時に実施し ている その指導方法の効果および今後の課題について考察したので報告 する 方法 対象期間 平成4年6月から平成5年0月末 対象者 6か月 以上継続して透析予防指導を行なっている腎症期患者名 分析方法 指 導開始時と3か月後 6か月後のHbAc 尿中アルブミンのデより比較 検討した HbAcは8.3±. 6.6±. 6.6±0.9 尿中アルブミ ンは47± ± ±60.mg!gCrと経過し 腎症3期へ移 行した患者は名であった 考察 看護師と管理栄養士が同時に行なう療 養指導は外来での効率的なチム医療につながり 早期腎症に対する高い 指導効果が期待できる 透析予防指導対象者は増加しており より多くの 患者を効果的かつ長期的に支援するシテムの構築が課題である HbAc NGSP値 I P 58 糖尿病透析予防指導を取り入れての気付きと今後の課題 原田 和子 天野 一志 中村 周治 平和台病院看護部 内科 背景 目的 糖尿病透析予防指導料が算定可能となり 更にチムで関わ る必要性が高まってきた 今回若手糖尿病専門医の着任をきっかけに 透 析予防 腎臓病教室開催を開催できた これを機にチム医療の意識や一 体感の高まりを感じるようになったため チム医療への意思等を調査し 今後のチム医療の在り方について考察した チム医療ができていると実感しているか の問いに 全員が実 感していた モチベションも90 が 高まった との回答であった あ なたの周りの職場のッフの変化は の問いに 管理者の70 が 変化 した と答えていたのに対し ッフは0 であった 考察 新たな教室の企画 運営を多職種で行う過程で カンファレンを 重ね それぞれの専門職が協力し合い 刺激し合うことで チム を実 感でき モチベションも高まった I P 55 I P 59 無床診療所における糖尿病チム医療の取組み 当院における糖尿病透析予防の取り組み 今後の課題につ いて 3 高木 美幸 森脇まさ美 橋本伊有子 高木 秀一 中村 直登 高木内科医院 ビックリ株式会社マイル薬局 京都府立医科大学大学院医学研 究科内分泌 代謝内科学3 目的 無床診療所では 服薬指導をする薬剤師や特別食の栄養指導をする 管理栄養士等コメディカルの確保は義務ではなく チム医療体制の整備 は困難な状況にある 当院では管理栄養士を配置し 院内で不足する職種 を調剤薬局人材資源と協働することでチム医療に取組んだ 方法 服薬コンプライアンの低い認知症を有する高齢糖尿病患者に対 し 処方箋にメモ添付し薬剤変更理由の提示および調剤薬局へは詳細な服 薬指導の依頼を行った チムとして調剤薬局からは処方の一包化 看護 師からは薬剤や連携手帳の管理方法 管理栄養士からは本人および調理担 当者への低血糖予防の食事方法等 家族参加型のカンファレンを行い 患者の生活習慣に沿った指導を行った 調剤薬局と連携し情報共有することにより 病識 食行動 服薬コ ンプライアンが変革し 血糖コントロルが改善した症例を交え報告す る HbAc NGSP値 I P 56 高草木由里 斎藤 正子 園部 百代 秋山 滋男 西向志保美3 大越 将貴3 長岡 出3 斎木 理恵4 宮崎 純一4 小野澤しのぶ4 高橋 敏美 青木 智之5 荻原 貴之5 群馬県済生会前橋病院看護部 群馬県済生会前橋病院薬剤部 群馬県済生会前橋病 院検査部3 群馬県済生会前橋病院栄養科4 群馬県済生会前橋病院内科5 目的 糖尿病合併症の進展には様々な問題がある 今回糖尿病透析予防指 導を取り入れ 気付きや今後の課題を見出したので報告する 方法 0 年8月 03年0月の期間中に行った糖尿病透析予防指導の記録より患者の 言動やデを分析した 自覚症状が無い為指導を拒否する患者 も多く見られたが 期間中03名延543回の糖尿病透析予防指導を行った 指導前に自身の腎症病期を確実に言えた患者はおらず 腎症患者における 腎保護の意識が高くない事が伺われた また指導を重ねた患者でも 腎症 が進行した患者の腎機能デ改善は見られず 指導を受ける事により 困惑した姿も見られた 考察 今回の分析結果より 現在の段階より早い 段階での介入と継続的支援が必要である事が分かり 糖尿病透析予防指導 前の介入を含め指導の流れをシテム化することが今後の課題となった 当院での糖尿病腎症予防に対するチム医療 外来生活習 慣病指導室看護師の取り組みを中心に 吉川 知子 西元 陽子 佐々木龍二 宮崎由美子 堰免 聡美 城石あや子 河島 貴子 堀 泰雄 平川しのぶ 堀下 幸美 四十田真理子 金和みづほ 岡本 里美 坂本 聡美 木曽 節子 福島 啓子 盛野千香子 島 孝佑3 河原 利夫3 臼田 里香3 富山県立中央病院看護部 同栄養管理科 同内科 内分泌 代謝 3 目的 糖尿病腎症は外来 入院を通して一貫した集約的チム医療の取り組 みが必要である 方法 入院前からの外来指導体制を整備 糖尿病腎 症の特徴を捉えた 糖尿病腎症教育入院パ を作成 3 退院後 糖尿病腎 症予防チム指導 体制の整備 独自の 学習ノト で意欲を 高め 個人票 で患者情報を事前に共有 透析予防を意識づける食事 生活指導など盛り込んだ4間の 糖尿病腎症教育入院パ を作成 3 充 実した 糖尿病腎症予防チム指導 に向けチム共有フォマットを作成 看護師は生活のイントを網羅し 焦点を絞った段階的な指導を可能とした 総括 外来 入院を経て患者が病期に沿った食事 常生活が維持できるよ うチムが一丸となって指導する体制が構築されてきた 今後アウトカムを 評価しながらさらなる良質な指導に繋げ腎症の進行を予防したい 北村佳都江 圓若 明美 大谷さえ子 大槻 友梨 塩谷 育子 許 櫻華3 吉田 健一3 下田平眞生子3 中村 嘉夫3 兵庫県立尼崎病院看護部 兵庫県立尼崎病院栄養指導課 兵庫県立尼崎病院糖尿病内分泌内科3 はじめに 当院0年7月より透析予防指導を開始した 当院での透析予防体制についてと今後の 展望を報告する 対象及び方法 糖尿病内科 腎臓内科通院中の患者で糖尿病透析予防指導を受けている7名 男性 50 名 女性 名 平均年齢64.3歳 期 0名 3期A 6名 3期B 名 4期 4名 調査期間 03年4月 0月 ①HbAc ②血清CreまたeGFR ③血圧の項目において指導当初時と指導最終時で改善 または維持できたかを調査した 結果 考察 改善 維持群 期3名 3期A 6名 3期B 0名 4期3名 非改善群 期において①HbAc 名 ②腎機能 名 ③血圧 4名 以下項目名を省 略 3期Aにおいて①名 ②7名 ③8名 3期Bにおいて①3名 ②0名 ③名 4期に おいて①7名 ②4名 ③8名 非改善に至った要因について考察したので報告する HbAc NGSP値 I P 50 東金病院における糖尿病透析予防指導管理 糖防管 年 間の歩みと成果 前田 宏美 西原 晴美 佐々木淳子 根本 衛 杉原 麗 若松 貞子 前田 恵理 吉川雄一郎3 加賀谷浩基3 今村 茂樹3 鈴木 由加 上原 文子 平井 愛山3 千葉県循環器病セン看護局 千葉県循環器病セン医療局栄養科 千葉県循 環器病セン総合診療内科3 東金病院では 糖尿病透析予防指導管理 糖防管 の実施に際し 当院の 全糖尿病患者を網羅した 疾病管理MAP を作成し 組織横断的な多職種 協働のプラットフォムである 疾病管理判定会議 で 対象患者の層別 抽出を行った 多職種協働で 指導のツルとワクフロを作成し 指 導の基本を減塩 血圧管理に絞り 短時間頻回の指導を実践し 指導の場 所を個室ではなく待合室等を活用した 看護師は患者の腎症テジの理 解を通じた減塩 血圧管理等の行動変容を継続支援する テジ指導 を導入し 栄養士は減塩レシピやあいうえお塩分表などの減塩を見える化 したツルをもちいた レシピ指導 により減塩を可能にする継続的な支 援をおこなった 平成4年4月以降平成5年0月末までに9件 0.5件! 月 の糖防管を実施し 腎症進展を阻止することに成功した S 0

66 I P 5 当院外来糖尿病患者の 糖尿病腎症 に対する認識 透析 予防指導前のアンケト調査より 久保田弓子 山本あおい 須永 奈緒 川上 麻美 麦倉 悦子 大和田真理子 谷 絵里子 大竹 光子 佐久間貴子 関口ミエ子 中里 竹子 石井真衣子 藤本 貴恵 門田 純子 千葉 泰子 医療法人長崎病院 透析予防チムによる指導開始を前に腎症に対するアンケト調査をし た 対象と方法 薬物療法中の外来糖尿病患者937名 腎の働きや検査項 目 病期 治療に関して質問を作成した 尿を作る腎の働きは正 答率約80 だったが 血圧調整 赤血球産生 骨形成の役割はほとんど知 らなかった 尿蛋白 透析という語句は40 が知っていたが 尿アルブミ ン クレアチニン egfr 腎症の病期は68 以上が知らなかった 血圧目 標値の正答率は77 血糖 血圧 脂質 塩分の重要性はほとんどが理解 していた 考察 腎症に関する語句や検査項目 病期の理解度は低く 現 状の指導は不十分だった 反対に血圧目標値や血糖 脂質 塩分の重要性 は理解しており これは繰り返し指導している項目だった この結果をも とに より早期から 繰り返し を基本に腎症予防に役立つ指導を構築し ていきたい I P 5 糖尿病透析予防指導の年後の経過 全国済生会病院への アンケト結果より 須田 尚子 藤田 秀佳 木原 徹也 村田 敬也 藤井 淳子 聖3 北本 友佳3 山藤 知宏3 鯉江 基哉3 安田浩一朗3 小林 広明 森田 大阪府済生会野江病院栄養管理科 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会野江病院栄養管理 科 大阪府済生会野江病院糖尿病 内分泌内科3 目的 糖尿病透析予防指導開始後 年半の経過 現状を調査し 今後の課題に ついて検討する 方法 全国済生会病院に対しアンケト調査を実施し 昨年同対象に実施したア ンケト結果と比較 検討を行う 結果 考察 実施の有無については 人員の確保ができるかどうかに大きく左右 されており 指導を実施しているほとんどの施設は糖尿病専門医 糖尿病療養指 導士が中心となって チムを運営していることがわかった また 看護師で指導に不安があると答えたものが多く 管理栄養士でも不安があ るとの回答が昨年より増加したことから 患者を継続して指導できるような知識 や技術習得を心がけ 専門医 療養指導士が中心となりチムで患者をサト できるような体制作りが必要であると考える すべての施設で指導効果を実感すると回答しており チム介入は患者教育に有 効であると考える I P 53 東金病院の減塩を中心とした糖尿病透析予防指導管理の成 果 テジ指導 から見えて来た患者家族支援の 重要性 杉原 麗 西原 晴美 佐々木淳子 根本 衛 前田 宏美 若松 貞子 前田 恵理 吉川雄一郎3 加賀谷浩基3 今村 茂樹3 鈴木 由加 上原 文子 平井 愛山3 千葉県循環器病セン看護局 千葉県循環器病セン医療局栄養科 千葉県循環 器病セン総合診療内科3 東金病院では 平成4年4月より平成5年0月末までに9件の糖尿病透析予 防指導管理 糖防管 を実施した 特に3b期以降の患者に於いては 患者に 面談する中で サトパソンの存在が明らかになった そこで 無作為 に選出した腎症3期以降の患者50名について サパトパソンの存在の有 無 性別 年齢とセルフケア状況の関係を明らかにすると共にeGFR 尿中ア ルブミン 尿蛋白の推移について検討した 高齢者や男性に於いてはサ トパソンの存在が糖尿病性腎症の進展に影響を与え サトパソン自 身も葛藤を繰り返しながら患者のセルフケアをサトしている事が明らか になった 患者のセルフケアは生活の中にあり それを支える家族要因に問 題がある場合には 今後 糖防管により3b期以降の腎症進展防止をはかる為 には 地域の保健師等との連携が不可欠である I P 54 Resveratrolが型糖尿病患者の酸化トレ 血管弾性に 及ぼす影響 今村 榛樹 山口 崇 佐藤 悠太 番 典子 川名 秀俊 南雲 彩子 永山 大二 大平 征宏 遠藤 渓 齋木 厚人 石原 典子 白井 厚治 龍野 一郎 東邦大学医療セン佐倉病院糖尿病 内分泌 代謝セン ブドウに含まれるリフェノルの一種であるレベラトロルにはSirt遺 伝子を活性化させる作用を有しており Sirt遺伝子の活性化は血管に対して 動脈硬化を予防する可能性が示唆されている 型糖尿病患者5名に対しBHNレベラトロル"ε00mg!投与し 週間 の観察前後におけるCAVI cardio"ankle vascular index 体重 BMI 糖脂 質パラメ LPL mass d" ROMを評価した 酸化パラメであるMDA" LDLに有意な低下は認められなかったが d"romは有意に低下 "5.9 p した CAVIは低下傾向 "0.9 p を示した CAVI変化量と他 のパラメに有意な相関は認められなかった CAVIの変化量はd"ROMと 負の相関をを示した CAVI低下群では非低下群に比し d"romが有意に低 かった 型糖尿病においてレベラトロルは酸化トレ及び血管弾性を改善させ る可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 55 心電図の補正QT時間は型糖尿病患者における動脈硬化の マカとして有用である 橋本 善隆 田中 武兵 千丸 貴史 岡田 博史 浅野 麻衣 山崎 真裕 小田 洋平 福井 道明 長谷川剛二 中村 直登 京都府立医科大学内分泌 糖尿病 代謝内科学 背景 一般に心電図の補正QT時間 以下QTc の延長と冠動脈心疾患によ る致死率に関係があることが示されている また 一般健常人においてQTc と動脈硬化のマカであるPWVに相関があることが明らかになった し かしながら 型糖尿病患者におけるQTcとPWVの関係は明らかでない 方法 当院外来通院中の冠動脈心疾患を有しない型糖尿病患者5人を対 象にQTcとPWVおよびその他の各種因子 年齢 罹病期間 BMI 血圧 HbA c 脂質 Cre UA K 腎症および網膜症の病期および糖尿病治療薬 と の関係を調べた QTcはPWVと相関を認めた r 0.68 P またPWVと各 種因子での重回帰分析でもQTcは独立したPWVの規定因子であった β 0.55 P 0.09 結語 QTcは冠動脈心疾患を有しない型糖尿病患者において 動脈硬化の マカとして有用である HbAc NGSP値 I P 56 糖尿病患者におけるABI値の経年変化と諸検査の関連性の 検討 川口 桂 立石 晃子 山内 真理 宇佐美 勝 池田 弘毅 医療法人社団正名会池田病院 目的 糖尿病患者のABIと諸検査の関連性の検討 方法 対象は3年以上 の間隔でABIを測定した糖尿病患者500名 初回ABI値により正常 境界 異常の3群に分類し①初回ABI値と諸検査値の関連について比較検討②3群 を各々回目ABI値により更に3群 計9群 に分類し ABI値の変化とその 間の諸検査の平均値の関連について検討 ①境界群は正常群と比べ LDL" c UA 血圧が有意に高値 HDL"c egfrは低値 異常群はHbAc の高値 HDL" c egfrの低値を認めた ②初回正常から境界となった正 境群では正 正群に比べHbAc UA 血圧は有意の高値 HDL"c egfr は低値を示した 正 異群ではHbAcは高値傾向で UA 血圧は有意の高 値 egfrは低値を示した 初回境界 異常の群では 各々ABI値改善群に おいてHbAcが低値傾向であった 結語 血糖値をはじめ 血中脂質やUA 血圧の管理がABIに影響を及ぼす HbAc NGSP値 I P 57 糖尿病患者における血流依存性血管拡張反応における動脈 硬化の動態 渡辺 英綱 戸風 了子 田村智恵子 矢竹 志乃 福島未希子 内田あゆ美 西川健一郎 望月 龍二 常盤台外科病院内科 目的 上腕動脈内皮機能を反映するFMDを測定し 早期動脈硬化の指標 であるk" CAVI ABIと比較し 年齢 高血圧 高脂血症など危険因子がFMD に与える影響を検討した 方法 当院糖尿病患者になかでFMDを測定し 同時にk" CAVI ABIを計測した58名の外来受診者を 各年代別 基礎疾患 別に分類し 各測定項目との関連性を検討した FMDは50歳代 より低下し 80歳代でさらに低下した CAVIも同様に50歳代で増加し 80 歳代でさらに増加した 全症例を 高血圧 糖尿病 脂質異常症の重複数 により分類すると FMDは糖尿病単独群と比較して高血圧 脂質異常症 が合併することで有意に低下した しかし CAVIおよびABIに有意な差を 認めなかった 総括 FMD CAVIおよびABIのうち糖尿病患者におい て FMDは最も早期から変化する指標として有用である HbAc NGSP値 I P 58 型糖尿病患者における血圧測定時の脈波解析による血管 指標AVIとAPIの意義 坂下 杏奈 秋山 義隆 阿部 義美 森澤 智子 押谷奈都子 森田 智子 吉永 玲恵 松田 彰 松田 昌文 埼玉医科大学総合医療セン内分泌 糖尿病内科 目的 糖尿病患者では大血管障害の評価は重要である 血圧測定時の脈波 解析指標Arterial Pressure volume Index API Arterial Velocity pulse Index AVI を評価する為にPWV FMD測定時の血管指標との関連を検討 方法 入院糖尿病患者 n 56 M! F 39! 7 年齢 6±歳 HbAc 0± を対象 医用血圧測定器 Pasesa FMD測定器 ユネクイ エフ8G 四肢脈波計測器 フォルムIIイプ を使用 AVI API は.4±8. 4.0±7.で相関 r 0.46 していた AVIは年齢 r 0.49 収縮期血圧 r 0.33 左右baPWV r 0.44 と有意に相関 APIは収縮 期血圧と相関 r 0.5 したがStiffnessβと逆相関する傾向 r " 0.5 p 0.06 にあった 総括 血圧測定のみでPWV相当の指標である指標AVI APIが糖尿病患者にても有用である 血圧の影響の評価やAPI指標自体の意 義については今後の検討が必要と考えられる HbAc NGSP値 S

67 I P 59 型糖尿病患者におけるCAVIに対する各種臨床検査値の影 響について 工藤 貴徳 森山 貴子 葛西 伸彦 八戸市立市民病院内分泌糖尿病科 目的 型糖尿病患者を対象にCAVIとの関係について検討した 方法 009年度から03年度までの患者6名のデを後ろ向きに調査 し 直近及び年前 年前時点のCAVIの経時的推移及び臨床検査値との関 係を検討した CAVI 年後と初年度の差 を目的変数として多変量解析をおこなっ たところ CAVIと収縮期血圧 SBP r p 0.0 LDL" C r 0.98 p 0.03 で有意な正の相関関係が認められた 次に SBPの改善群と悪化 群 LDL" Cの改善群と悪化群でそれぞれ4群に分けたところ SBP LDL" Cともに改善した群が他の3群いずれと比較しても 有意にCAVIの変化率 が改善した 考察 SBP LDL" Cといった動脈硬化危険因子の変動に伴いCAVIは変動 することから 直近の危険因子の管理状況をより反映していると考えられ た HbAc NGSP値 I P 530 bapwvからみた動脈硬化初期における糖負荷後高血糖の 重要性 下田 容子 岡田 秀一 多賀谷裕子 山田英二郎 齋藤 従道 高橋 洋樹 山田 正信 群馬大学医学部附属病院内分泌 糖尿病内科 目的 PWVと耐糖能異常との関連について検討する 対象 人間ドックを受診した84名を対象とした 方法 PWV! ABI 75g OGTTにより空腹時血糖 時間血糖及び時間血 糖を測定しbaPWVとの関連について解析した bapwvは空腹時血糖より負荷後血糖とより強い相関を認めた bapwvはigt CGI及び糖尿病で正常血糖群に対して有意な上昇を認め た 3 NGTでも負荷後時間血糖が83mg!dlを超えるとCGIやDMと同等 程度にbaPWVが上昇していた 結論 動脈硬化対策の観点からは NGTにおける負荷後時間血糖 83mg! dl群からの介入がより有効かも知れない I P 53 糖尿病患者におけるRHI! PATを用いた血管内皮機能と関連 する因子の検討 志村香奈子 三浦順之助 保科 早里 菊地 俊介 内潟 安子 東京女子医科大学病院糖尿病セン内科 目的 糖尿病患者において RH" PATを用いた血管内皮機能 RHI に関 連する因子を検討する 対象と方法 糖尿病入院患者49名 型糖尿病 T D 3名 型糖尿病 TD 6名 を対象としてRHIを測定し 臨床検査 値との関連を検討した 全症例での検討では RHIは腹囲とBMI r " 0.39 p 0.0 r "0.390 p 0.0 高感度CRP r "0.337 p 0.05 と負の相関を認め 多重解析でBMIはRHIに独立して関連した p 0.0 また喫煙者ではRHIは有意に低値であった p 0.05 TDではRHIは腹囲 とBMIと負の相関を認め r "0.49 p 0.05 r "0.448 p 0.05 特に 女性において相関はより強くなった r "0.756 p 0.0 r "0.560 p 0.0 RHIの高値群 RHI.6 は低値群 RHI.6 より高感度CRP値 が有意に低値であった p 結論 TDにおいて 肥満が血管内 皮機能の低下に関連していることが示唆された I P 53 I P 533 茂原 久志 戸兵 周一 川添 康彦 石合みどり 甲田 三恵 寺岡 政子 徳竹 理枝 酒井 裕子 小池キク子 寺嶋 慎二 松澤 正幸 中山 恵美 高田 彰子 佐藤菜々子 市川 英彦 長野県厚生連鹿教湯三才山リハビリテションセン鹿教湯病院付属豊殿診療所外 来 目的 EPA製剤投与前後における頸動脈プラクの硬度変化とIMTの関係 について検討した 対象 405例 男34女7 年齢70.5±8.7基礎疾患糖尿 病54 高血圧5 脂質異常症93 方法 エコを用いて治療前後でのプラ ク硬度とIMTを測定し どのような変化があったか血液デを含めてまと めた硬度が低下したプラクの血液デの改善が大きく次のよう になった IMT mm 前.6±.0 後.4±.0 HbAc 前6.±0.8 後 6.0±0.5 TC前68±44 後63±34 LDL前90±34 後85±7 TG前03± 46 後97±43RLPc mg! dl 前4.5±.4 後4.0±.0 考察 EPA製剤投与に より血液デは改善し平均IMTも改善傾向あったが 個々の部位別のIMT は増減など様々であった これはプラクの改善過程により異なるものであ り それを調べるためにも硬度測定は有用であると考えられる 最終的にIMT の改善につながるかは今後検討が必要である HbAc NGSP値 I P 534 川添 康彦 戸兵 周一 茂原 久志 長野県厚生連鹿教湯三才山リハビリテションセン鹿教湯病院付属豊殿診療所 外来 長野県厚生連鹿教湯三才山リハビリテションセン鹿教湯病院付属豊殿 診療所 目的 頸動脈プラクにおける硬度測定がEPA製剤投与効果判定に有用か 血液デと比較し検討した 対象 405例 男34女7 年齢70.5±8.7基 礎疾患糖尿病54 高血圧5 脂質異常症93 方法 エコを用いて治療 前後でのプラク硬度を測定した またその硬度変化において血液デ にも変化があったか前後値をまとめた 尚 硬度は硬さと相関するせん断 弾性波の伝搬速度を数値化したVs値を参照した硬度が低下した症 例の血液デに顕著な改善がみられた Vs m! s 前4.±.0 後.6±.0 HbAc 前6.±0.8 後6.0±0.5 TC IU! ml 前68.3±43.9 後6.6± 34.0 LDL IU! ml 前90.3±33.5 後85.0±6.8 TG IU! ml 前0.6±46. 後96.7±43.3 RLPc mg! dl 前4.5±.4 後4.0±.0 考察 血液デか ら硬度が低下したプラクの改善が大きいことがわかった よって頸動脈 プラクに対する硬度測定は必要であるといえる HbAc NGSP値 Circulating Chemerin Level is Associated with Arterial Stiffness in Patients with Type Diabetes Hyeongkyu Park Hyejeong Kim Dongwon Byun Kyoil Suh Myunghi Yoo Department of Internal Medicine Soonchunhyang University College of Medicine, Seoul, South Korea Chemerin and omentin" have been shown as potential adipokines linking inflammation, obesity, and CVD. We investigated the relationship of circulating chemerin and omentin" levels with atherosclerosis in patients with TDM. A total of 60 TDM subjects were recruited. There were no differences in circulating chemerin or omentin" levels between subjects with known CVD n 47 and those without CVD n 3. Thereafter, we examined 3 subjects who had no known CVD. Chemerin was significantly related to leptin r 0.6, P 0.0, estimated GFR egfr r " 0.9, P 0.0, and albumin"to"creatinine ratio ACR r 0.0, P Chemerin was associated with aortic PWV r 0.3, P 0.0, but not carotid IMT. Multiple regression analysis showed that circulating chemerin level was independently associated with aortic PWV. However, there was no association of omentin" with aortic PWV, or carotid IMT. These results suggest that chemerin is related to subclinical atherosclerosis in T DM. I P 535 型糖尿病患者における尿pHと動脈硬化の関連の検討 福田 拓也 中西 尚子 木村 寿宏 北川 功幸 橋本 善隆 間嶋 沙織 三橋 一輝 松下 香苗 岩瀬 広哉 松本しのぶ 岡田 博史 千丸 貴史 浅野 麻衣 山崎 真裕 福井 道明 長谷川剛二 中村 直登 京都府立医科大学内分泌 糖尿病 代謝内科 目的 糖尿病患者において 酸性尿を呈する者が動脈硬化の進行があるかど うかを検討する 方法 当科外来通院中の型糖尿病患者で egfr 30ml! min!.73m以上の0 名を対象とし 3回の随時尿pHの平均値と 患者背景 代謝パラメ 心 血管疾患 脳血管疾患 PADの有無 PWV ABI TBIとの関連を解析した 尿pHの平均値は5.9±0.5で 尿pHは血清尿酸値と負の相関 r " 0.68 p 0.05 egfrと正の相関 r 0.4 p 0.05 を示した PADを有する者 の尿pHは無い者と比べ有意に低値であり 5.6±0.3 vs. 5.9±0.5 p 0.05 TBI と正の相関を認めた TBIを目的変数とする重回帰分析にて 尿pHはTBIの独 立した関連因子であった 結論 型糖尿病患者においてPADを有する者は尿pHが低く 尿pHはTBIと 有意な相関を認めた 酸性尿を呈する患者は下肢動脈硬化病変が進展している 可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 536 頸動脈エコによるプラクの硬度評価の検討I 頸動脈エコによるプラクの硬度評価の検討II 当院における糖尿病足病変患者の死因および予後規定因子 に関する検討 四枚田耕平 伊藤 遼 水谷結香子 渡邊 知一 岸 純一郎 村田 敬 山田 和範 浅原 哲子 島津 章 中川内玲子 小鳥 真司 河野 茂夫 独 国立病院機構京都医療セン糖尿病内科 独 国立病院機構京都医療セン 臨床研究セン 背景 わが国における糖尿病足病変 Diabetic Foot DF 患者の死因や予 後規定因子の詳細は不明である 目的 DF患者の死因と予後規定因子の解 明 方法 当院入院治療DF例で フォロアップ中の死亡例を検討した 結 果 該当症例は例で 主な死因は心疾患例 肺炎6例 悪性腫瘍例 治 療 合併症別の心疾患での死亡は 既往及び初回入院時大切断例 75 PAD Peripheral artery disease 合併 6.5 維持透析例 66.7 であった 入 院後の生存期間では 大切断例では非切断例に比べ短かった 7.5 vs. 4.3か 月 P 0.04 総括 足切断例 維持透析例やPADを合併したDF例の死因 は心疾患が多い傾向にあり 特に大切断歴を有する例の死亡で生存期間が短 かった DF例では 心疾患のクリニングや治療 および大切断に至らな いような足病変への早期かつ集学的治療介入が重要と考える HbAc NGSP値 S

68 I P 537 足潰瘍患者における皮膚組織還流圧 SPP の検討と 糖 尿病 透析が与える予後への影響 松尾奈緖美 吉原 正宣 青島 朋裕3 野田亜未香 金丸 良徳 早川 尚雅 重本 道香 松代 卓也4 福本 淳4 神谷 亨3 井上 唯史 松原 邦彦5 李家 中豪6 土居健太郎 洛和会音羽病院内分泌糖尿病内科 洛和会音羽病院形成外科 洛和会音羽病院感染症科3 洛和会音羽病院心臓血管外科4 洛和会音羽病院創傷ケアアン5 南カリフォルニアメ ソジト病院創傷治癒セン足病外科6 当院でSPPを測定した47名の足潰瘍患者 男性30名 年齢7.9±.3歳 糖尿病 患者 DM群 33名 糖尿病性腎症による透析患者 HD群 4名 を対象とし た 全患者におけるSPPとABI 大血管障害の既往とは相関を示したが DM群 に限ると相関しなかった SPPと転帰 ABIと転帰は有意な相関を示さず 予後 にどちらが有用かは断定できなかった またDM群では36.4 HD群では8.6 非糖尿病患者 N群 では64.3 が治癒した SPPが低い患者では血管治療 下 肢動脈バイパ術 経皮的血管拡張術 を選択される傾向にあったが 血管治 療を受けた名の中で DM群では4. HD群では5.0 しか治癒に至らず N群では80.0 が治癒した 足潰瘍または心血管障害による死亡は全体の0.7 で全てHD群であった 糖尿病患者であれば さらに透析導入となれば 潰瘍治 癒が困難となり生命予後が悪くなることが示唆された HbAc NGSP値 I P 538 糖尿病足病変症例の頸動脈内中膜複合体 IMT と下肢末 梢動脈疾患 PAD との関連 I P 54 糖尿病足病変の運動療法 鈴木 光司 金塚 東 千葉中央メディカルセンリハビリテション課 千葉中央メディカルセン糖尿病セ ン はじめに 糖尿病足病変により下肢切断後 歩行獲得 退院後 全身状態悪化し再入院に至っ た症例を報告する 症例 70歳代女性 型糖尿病インリン治療中 アキレ腱反射消失 神経障害 合併 右5中足骨骨髄炎で5趾切断術 左足趾虚血性潰瘍 歩行困難 アプロチと結果 術後36病より運動療法開始 HbAc 8. 足部圧を工夫し 歩行練習実施 術 後53病 独歩可能 自宅退院 退院後 運動継続困難 インリン注射自己中断 等 セルフケア行動不良 カ月後 状態悪化 HbAc 0.4 再入院 考察 セルフケア行動の不備を考慮し 再入院後 振り返りツルの利用など 運動習慣 作り実施 また 局所足底圧を避けた 積極的な歩行練習や離床等 活動量確保も 必要と思われた まとめ 糖尿病病態の評価と共に ①足病変の評価 ②セルフケア行動の為の包括的アプロ チが必要 HbAc NGSP値 I P 54 遺伝性膵炎に対し膵全摘術および膵島自家移植を施行した 例 竹之下博正 浜之上暢也 永石 綾子 野見山 崇 茨木 一夫3 柳瀬 敏彦 本赤十字社唐津赤十字病院内科 福岡大学内分泌 糖尿病内科 唐津赤十字病院 内科3 糖尿病足病変 DF の原因の一つであるPADの有無は患者の下肢切断や生 命予後を左右する為早期より介入が必要である 今回我々はDF患者のPAD の影響因子を頸動脈エコにおけるIMTを中心に検討した 方法 009年4 月 0年月にDFにて福大病院に入院した7例をPAD群 6例 と PAD のないnon" PAD群 例 に分け検討した 結果 PAD群では年齢 p 0.00 左右のmaxIMT 右p 0.06 左p 0.03 が優位に高く 頸動脈 狭窄率50 以上 p 0.04 虚血性心疾患の既往 p 0.04 を有する患 者が優位に多かった 年齢及びmaxIMTについてcut"off値を検討したとこ ろ 年齢は64歳 maximtは.0mmであった 64歳以上の年齢はオッズ比 8.0倍 maximt.mm以上は7.5倍でpadとの関連を認めた 以上より頸動 脈エコは心筋梗塞 脳梗塞だけはなくDFを有する患者のPADを示唆する 手段としても期待できると考えられた HbAc NGSP値 桂 央士 坂本扶美枝 安田 哲行 平井 孝一 村田 雅彦 徹 小澤 純二 北村 哲宏 大月 道夫 今川 彰久 船橋 松岡 孝昭 永野 浩昭 野口 洋文3 伊藤 壽記4 金藤 秀明 下村伊一郎 大阪大学医学部内分泌代謝内科 大阪大学医学部医学系研究科外科学講座消化器外科学 国立病院機構千葉東病院臨床研究セン3 大阪大学大学院医学系研究科生体機能補完医 学講座4 症例は34歳 女性 幼少時より膵炎を繰り返し 遺伝子検査にてPRSS遺伝子変 異を認め 遺伝性膵炎と診断されていた コントロル困難な激しい腹痛を伴う 膵炎に対し 入退院 手術を繰り返していたが 今回当院にて残膵切除術及び膵 島自家移植術を実施した 膵島移植は 残膵より50000IEQの膵島を単離 純化し 門脈内に移植を行った 術後の血中CPRは0.3"0.6 ng!mlであり移植膵島が機能し ていることが確認された 術後インリン離脱は不能であったが 比較的少量の インリン TDD 9U! にて血糖コントロルは安定した 欧米では激しい 腹痛を伴う慢性膵炎に対し 膵島自家移植は免疫抑制剤を必要とせず膵全摘後の 血糖コントロルに有効であり 標準的治療となりつつある 一方 本邦おいて 膵島自家移植は未だ0例に満たないため 今後は種々の課題を検証し普及するこ とが望まれる I P 539 I P 543 下肢切断を施行された糖尿病患者の死亡に対する脈波伝播 速度の影響 当院における膵島移植の現状 井倉 和紀 小田 友里 濱田真理子 加藤 ゆか 苅部 幸代 花井 豪 新城 孝道 内潟 安子 東京女子医科大学糖尿病セン内科 メディカルプラザ篠崎駅西口内科 目的 下肢切断を行った糖尿病患者における死亡に対する脈波伝播速度 brachial" ankle PWV 以下baPWV の影響を明らかにする 方法 004年月から03年9月まで足壊疽により下肢切断を行った糖尿病 患者00名 男性79名 平均年齢64歳 大切断5人 を対象に死亡をエンド イントとし bapwvの死亡に対する影響を解析した 平均.4年の観察期間中 33名が死亡に至った 年齢 性別 収縮期 血圧 HbAc LDLコレテロル HDLコレテロル 中性脂肪 対 数変換 透析療法 ankle brachial index ABI 0.9以下または.3以上 下肢血行再建術 心血管病の既往で補正した多変量Cox比例ハザド分析 にて 年齢 透析療法に加えて bapwv高値が死亡への有意な予測因子と 選択された 結論 bapwv高値は下肢切断施行後の糖尿病患者における死亡の予測因 子となり得ることが示唆された HbAc NGSP値 I P 540 丸山 通広 圷 尚武 大月 和宣 野口 洋文 長谷川正行 青山 博道 松本 育子 浅野 武秀 関 直人 西村 元伸 国立病院機構千葉東病院外科 国立病院機構千葉東病院内科 はじめに 昨年臨床膵島移植が再開されたが 再開前後の当院での膵島分 離移植成績を報告する 対象 脳死 心停止ドナからの膵島分離5回 膵島移植は5名の患者に7 回行った 女性4人 男性人 移植時平均年齢は6歳 6"4 平均糖尿 病歴は年 5" 7 5回の分離中 基準を上回った7回の分離を膵島移植に用いた 移 植した膵島は平均36,993 IEqであった 全例インリン分泌が確認され 血糖が安定化した 合併症は口内炎等軽微なもののみであった 膵島移植 中断前の4名6回の移植では年以内にインリン分泌が枯渇した 03年 月 先進医療として新しい免疫抑制プロトコルを用いて再開後初の膵島 移植を行った 移植週間後では良好なインリン分泌が確認されており その長期成績が期待される I P 544 糖尿病足病変でのEPA! AA比 濱之上暢也 福田 高士 高田 彩子 寺脇 悠一 村瀬 邦崇 永石 綾子 田邉真紀人 野見山 崇 柳瀬 敏彦 福岡大学病院内分泌糖尿病内科 序論 当院で入院加療を行った糖尿病足病変患者でのEPA!AA比を測定 し検討した 対象 方法 平成年4月から平成5年3月3の期間内に 糖尿病足 病変 潰瘍 壊疽 の診断で 福岡大学病院内分泌 糖尿病内科へ入院加 療となった9名を対象とした EPA!AA比を測定し 患者背景との関連性 について検討した 糖尿病足病変患者での平均EPA!AA比は著明に低値であった 患 者背景についてEPA! AA比と関連性を示した項目は大血管合併症のうち冠 動脈疾患と末梢動脈疾患であった EPA!AA比が低値であるほど 冠動脈 狭窄数が多く ABI値が低値であった 考察 EPA!AAが糖尿病足病変を有する患者の動脈硬化病変の進行と相 関する因子である可能性が示唆された ヒト型IAPPは膵島移植の成功率を低下させる 原 朱美 藤谷与士夫 荻原 健 宮塚 健 綿田 裕孝 順天堂大学大学院代謝内分泌内科 膵再生医学 順天堂大学大学院代謝内分泌内科 目的 膵島移植において ヒト型IAPP hiapp が移植膵島に障害を与え ている可能性を考え hiapp機能の解析を行った 方法 ドナは0週令hIAPPノックインマウ コントロルにはC57BL! 6Jマウ B6 を用いた B6をレシピエントとし 高脂肪食とSTZ負荷後 腎被膜下に膵島移植した 移植8週後まで血糖値 体重を測定 組織学的解 析を行った 結果 膵島40個移植した個体では hiapp B6共に 移植4週後までに全 個体で血糖値が改善したが 50個移植した個体は B6は77 hiappは36 の改善率だった 移植5 5週 7週後においてhIAPPは有意な高血糖を示 し 最終的な血糖改善率はB6 85 hiapp 45 だった 以上の結果 hiapp が膵島移植後の血糖改善効果を阻害していることが示唆された S 3

69 I P 545 ips細胞を用いた 新規消化管ホルモンIBCAPが膵β細胞分 化に与える影響の検討 菅原 泉 横尾 友隆 渡邊 和寿 飯田 薫子 鈴木 浩明 島野 仁 山田 信博 岡 康司 豊島 秀男,3 埼玉医科大学 ゲノム医学研究センゲノム科学 筑波大学医療医学系内分泌代 謝 糖尿病内科 自治医科大学附属さいたま医療セン内分泌代謝科3 近年 消化管ホルモンのつであるGLP" を中心としたインクレチン関連製 剤が糖尿病治療に応用され 消化管は生活習慣病に関連する内分泌器官と しての役割が注目されている こうした中 我々は独自の新規消化管ホル モ ン 因 子 と し て IBCAP Intestinal derived Beta "cell Augmenting Promoter を同定し解析を行っている これまでに IBCAPはβ細胞の増殖刺 激活性を持つことが判明しており 糖尿病治療に活用されることが期待さ れる 今回は IBCAPによるiPS細胞からの膵β細胞分化に与える影響につ いて解析した結果 分化誘導の促進効果をもつ可能性を示す結果を得た 今後 膵臓再生医療への応用も含め糖尿病の治療標的となる可能性が期待 される I P 546 多発関節痛 四肢の浮腫を伴い血糖コントロルの悪化を 認めた型糖尿病の3例 大橋 夏子 谷口 孝夫 池口 絵理 荒木 美希 岡本 元純 大津赤十字病院糖尿病代謝内分泌内科 症例 症例は8歳男性 型糖尿病に対して食事療法のみでHbAc 6 台で推移 全身の関節痛 四肢末端の浮腫にて入院 HbAc 8.0 と増悪 を認めた 症例は88歳男性 グリメピリドとシグリプチンでHbAc 7 台で推移 両手指関節の疼痛と手背の浮腫 微熱と体重減少を認め 入院 時HbAc 9. であった 症例3は78歳女性 グリメピリド アログリプ チン ボグリボでHbAc 6 台で推移 四肢末端の浮腫と全身倦怠感 を認め入院 HbAc 7. と増悪を認めた 3例とも リウマトイド因子 抗CCP抗体は陰性 MMP" 3の上昇を認め RS3PE症候群と診断 プレドニ ゾロンの内服開始により症状 所見は改善し インリン導入により血糖 コントロルを行った 結語 高齢の糖尿病患者に四肢末端の浮腫や関節痛を伴う血糖コントロ ルの悪化を認めた場合にはRS3PE症候群の可能性を考慮することが重要で ある HbAc NGSP値 I P 550 ES! ips細胞における癌抑制遺伝子p53の役割の検討 I P 549 テロイド外用薬が糖尿病悪化の原因と推測された一例 樋口誠一郎 永野 秀和 橋本 直子 鈴木佐和子 鈴木 穣 菅野 純夫 田中 知明 横手幸太郎 千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻ゲノム制御医科学分野 近年ES細胞から膵β細胞等の体細胞への分化誘導が報告されているが そ のメカニズム解析は不十分であり臨床応用へ課題が残されている 一方で 癌抑制遺伝子p53のES!iPSの分化誘導への関与が明らかになっている 今 回ES分化時のp53の作用機構の解明を目的に ESにおけるDNA傷害と分化 誘導におけるp53の発現制御機構の検討を行った ESにDNA傷害を与えると p53の強い誘導と高いapoptosis感受性を認め た レチノイン酸による分化モデルでは 多能性維持遺伝子の抑制とp53の 一過性の発現誘導を認め p53サイレンシングによりnanogの抑制がキャ ンセルされた SMADシグナル阻害による神経系分化モデルでは 神経幹 細胞マカPAX6の誘導を認め p53サイレンシングにより 発現はさら に上昇を認めた これらの結果によりp53はESにおいて apoptosisの誘導だけでなく 分化 誘導にも関与していることが示唆された 森下 瞬 西村久美子 中野美由紀 林 展之 藤尾 智紀 藤高 啓祐 岩崎 真佳 野村惠巳子 浮田千津子 豊田 長興 塩島 一朗 西川 光重 関西医科大学二内科 テロイド外用軟膏により糖尿病悪化と視床下部"下垂体"副腎系の抑制を 来した症例を経験した 症例 78歳 男性 50歳頃に型糖尿病と診断 内服薬で良好に血糖コントロルされていた 03年0月頃より全身に湿 疹が出現し クロベゾル軟膏0.05 5g! の塗布が開始された 同時期 より高血糖が出現 高血糖の原因精査目的に入院となった 身長65cm 体重6kg BMI.4 全身性にアトピ性皮膚炎を認めた 検査所見 随 時血糖38mg! dl HbAc 0.3 コルチゾル及びACTHが抑制されてい ることより 続発性副腎不全と診断 入院後 インリンリプロ5単位! インリングラルギン0単位! の投与にて血糖コントロルは良好と なった 考察 強力なテロイド剤を全身に大量塗布時には テロイド 内服時と同様に 耐糖能の悪化が出現しうることに留意すべきと考えられ た HbAc NGSP値 I P 547 I P 55 Notch!Hes Signaling Mediates Differentiation Dysfunction in Diabetic Endothelial Progenitor Cells テロイド外用薬の多量投与により悪化した糖尿病の症 例 Dewi Sukmawati Sachi Jitsukawa Rie Hirano Satoshi Fujimura Seigo Itoh3 Hiroshi Mizuno Hiroyuki Daida3 Rica Tanaka Department of Cardiology, Juntendo University School of Medicine, Tokyo Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Juntendo University, School of Medicine, Tokyo Department of Cardiology, Juntendo University School of Medicine3 Impair in neovascularization and depressed in endothelial progenitor cell differentiation EPC is hallmark in diabetes DM. Modulation of Notch! Hes signaling is crucial for vascular development and differentiation. We hypothesized that Notch! Hes may mediate differentiation dysfunction of diabetic EPC. Quality Quantity culture QQc system serum free media enriched with VEGF,TPO, IL6, Flt"3, SCF was used to assess functional improvement in diabetic EPC. Fresh DM BM" KSL Lin "! Sca"! c" Kit showed lower KSL and BM" KSL CFU compare to control p Post QQc DM"KSL show improved in growth rate, BM"KSL CFU p 0.05 followed by increase expression of EPC differentiation vwf 8.3 folds. Microarray analysis and RT"qPCR showed increased expression of effector Hes 3 and.8 folds in fresh DM"KSL and was decreased in post QQc. Our results indicate possible important role of Notch!Hes in differentiation dysfunction of DM" EPC and may provide as target to restore DM" EPC function. 安威 徹也 岡村 拓郎 近藤有里子 坂井 亮介 小暮 彰典 京都市立病院糖尿病代謝内科 症例は74歳男性 0年6月に皮脂欠乏性皮膚炎を発症しテロイド外用薬 が開始となった 同時期に原田病でプレドニゾロン50mg内服していたが 治療終了後は随時血糖値70mg! dl HbAc6.0 前後を推移していた 03 年7月より皮脂欠乏性皮膚炎の増悪のため テロイド外用薬を増量したと ころ 9月の随時血糖値534mg!dl HbAc9. と急激な上昇を認めた コ ルチゾル0.8μg! dl ACTH.pg! mlと低値 下垂体MRIで異常所見なく CRH負荷試験にてコルチゾルの低反応を認めたため 医原性Cushing症 候群と診断した インリン治療開始し 空腹時血糖値00"30mg!dlと改 善傾向となった 今回 テロイド外用薬の多量投与により血糖値が増悪した症例を経験し たため 文献的考察を含め報告する HbAc NGSP値 I P 548 I P 55 プロカルシトニン高値の成人Still病を合併し 強化イン リン療法 GLP" 受容体作動薬を施行した糖尿病の一例 花本 貴幸 老田実可子 北田 善彦 森 一郎 山内 雅裕 池田 貴英 梶田 和男 森田 浩之 石塚 達夫 岐阜大学医学部付属病院 症例は39歳女性 成人Still病と診断されプレドニゾロン60 mg!の内服治 療を開始し以降0 mg!まで漸減 同時に未治療の型糖尿病 合併症な し が発見され インリン強化療法が開始された 今回外来経過観察中 に発熱 嘔吐 下痢 倦怠感を来し入院 血清フェリチン CRP プロカ ルシトニン PCT 高値で当初 感染症か成人Still病増悪かの鑑別が困難 であったが感染源を同定し得ず 成人Still病増悪と判断され プレドニゾロ ン30 mg! に増量 その後臨床所見は改善し経過良好 またインリン強 化療法での外来経過観察中体重増加傾向であった為 エキセナチド5μg! に変更し後0μg!まで増量 血糖コントロルはほぼ良好であっ た PCT上昇などを来し感染症との鑑別が困難な成人Still病を合併し 且 つ最終的にGLP" 受容体作動薬でコントロル可能となった型糖尿病を経 験したので報告する HbAc NGSP値 血糖管理目的の入院中に 悪性腫瘍が発見された症例の検 討 佐藤 愛 齋藤利比古 大濱 俊彦 田中 聡 粂川 真里 末次麻里子 大川原美保 勝盛 弘三 埼玉県済生会川口総合病院糖尿病 内分泌内科 目的 血糖管理目的で入院した際 悪性腫瘍が新たに発見された症例の特 徴を検討した 対象と方法 0年4月"03年9月の.5年間に入院し 悪 性腫瘍が発見された症例の臨床的特徴を調査した 男例 女例 年齢68.歳 罹病期間5.8年 HbAc9.7 膵臓癌6例 肝細胞癌3例 肺癌 例 結腸癌例 基底細胞癌例 食道癌例 子宮体癌例である CEA 63.9 ng! ml CA9" U! ml 喫煙歴あり例 飲酒歴あり0例 食事負 荷前PG65.mg! dl 負荷後PG67.9mg!dl PG0.8mg!dlであった 結 論 全症例において急激な糖尿病の発症 またはコントロル悪化に伴っ た高血糖症状や体重減少を認めた 腫瘍マカが異常高値のものが多く 単純CTで腫瘍が発見された 従来の治療に抵抗性を認めた場合は悪性腫瘍 の早期除外診断が必要と考えられた HbAc NGSP値 S 4

70 I P 553 卵巣癌の間質細胞に見られるautophagyへの糖尿病の影響 熊谷 広治 坂井 昌弘 前田 隆義 石田 英和 大西 正芳3 最上 伸一3 杉田 倫也3 北川 良裕3 大槻 勝紀4 大阪鉄道病院婦人科 大阪鉄道病院臨床検査室病理 大阪鉄道病院糖尿病 代謝内 科3 大阪医科大学生命科学講座解剖学4 目的 酸化トレが癌の間質細胞にautophagyを誘発し 生じた代謝産 物を隣接する癌細胞が取り込んで増殖するとの仮説がある 卵巣癌の間質 細胞に見られるautophagyが糖尿病 DM の影響を受けているかを検証し た 方法 卵巣漿液性腺癌例をDMの有無で群に分け autophagy前半に見 られるautophagosomeに関連するLC3ならびに autophagy後半に見られる autolysosomeに関連するpancathepsin pancat の免疫染色を行った DM群 n 4 と非DM群 n 8 の平均年齢は78歳と70歳であっ た DM群と非DM群のそれぞれの癌の間質細胞内で 高度のLC3発現を75 3! 4 と63 5! 8 の症例に 高度のpanCat発現を75 3! 4 と88 7! 8 の症例に認めたが 有意差はなかった 総括 卵巣癌の間質細胞においてautophagyに関連するLC3とpanCatの発 現を認めたが DMの影響は明らかでなかった I P 554 空腹時測定FMDと食前食後時間の血糖値の推移の関連性 について 佐藤 哲彦 橡谷 昌佳 小林 朋子 伊藤 崇浩 垣屋 聡 稲垣 朱実 名古屋二赤十字病院糖尿病 内分泌内科 血管内皮機能検査としてflow mediated dilatation FMD は確立された検 査法であるが 血圧や血糖値 食事摂取 喫煙 各種降圧剤に影響される 03年月より03年月まで当院で糖尿病教育入院した 連続した型糖 尿病患者08例を対象に 糖尿病治療により食前血糖値が比較的安定した状 態で空腹時にFMDを測定し その前後での朝食前 食後時間の血糖値 とCPRをそれぞれ測定した FMDは年齢 食後時間血糖値との間に負の 相関 食前食後時間のCPRの差 Delta CPR との間に正相関を認めた 年齢を含めた各種交絡因子で補正すると 食後時間血糖値が高いほどFMD は低値を示した 型糖尿病患者で食前血糖値が安定した状態であっても 食後時間までの血糖値の上昇が血管内皮機能の軽微な変化を引き起こす可 能性があり 食後血糖値の上昇を抑えることが血管内皮機能の保持に重要 であることが示唆された I P 555 I P 557 田原 たづ 吉田 洋子 大西由希子 櫛山 暁史 高尾 淑子 菊池 貴子 山本万友美 田中健太郎 河津 捷二 朝生命成人病研究所附属医院糖尿病 代謝科 目的 糖尿病の発症には家族歴が重要な因子であることは知られている ハイリクと考えられる糖尿病患者の子の血液検査デと子宮内環境を 含む臨床的背景との関係を解析した 方法 同意を得られた当院通院中の 糖尿病患者8名とその子34名についてアンケト調査および母子手帳デ 収集を行い 子については経口ブドウ糖負荷試験 OGTT を施行し耐 糖能を評価した 子の年齢40.±.5歳 OGTTの結果は糖尿病型 名 境界型は3名 正常型は30名でInsulinogenic index II 0.5±0.30 HOMA" IR.0±0.68であった IIは家族に糖尿病患者が多いと減少する傾向を認め た HOMA"IRは出生時体重が少ないほど上昇する傾向であった II HOMA"IRともに親の糖尿病発症年齢と関連が示唆された 今後さらに症 例を重ね経過を観察する予定である I P 558 進行した網膜症で糖尿病が発覚し血糖値は正常範囲 75 gogttで型糖尿病と診断した女性症例 北原季代子 井本 正樹 池谷 章 柏原裕美子 源馬理恵子 森田 浩 沖 隆 聖隷浜松病院内分泌内科 浜松医科大学二内科 症例 5歳女性 検診受診歴なし 増殖糖尿病網膜症で紹介 64cm 68 Kg BMI5.3 最大体重83Kg 随時血糖34mg! dl HbAc6.0 75gOGTT でDMと診断 HOMA" R.9 II 0. 食事療法でHbAcは 光凝固療法施行 腎症3A期 症例 6歳女性 検診受診歴なし 増殖前 糖尿病網膜症 糖尿病黄班症で紹介 57cm 49Kg BMI 9.9 以前は洋 服がLサイズ 随時血糖85mg! dl グリコアルブミン GA gOGTT でDMと診断 HOMA"R.4 II 0.09 食事療法でGA 光 凝固療法施行中 腎症3B期 考察 例は進行した糖尿病網膜症を認めたが初診時のHbAc 症例は GA は正常で75gOGTTでDMと診断 インリン初期分泌は著明に低下 過去に肥満歴あり インリン抵抗性により高血糖であった可能性あり 女性は合併症が進行してからDMの診断がされる割合が高い可能性あり HbAc NGSP値 I P 559 演題取り下げ 母子手帳を用いた糖尿病クリニングの検討 報 糖尿病患者の心不全死亡例における心エコ検査を用いた 心機能評価についての検討 和田 健吾 八木 邦公 北本 英子 大畠 梓 森 由紀子 岡崎 智子 中野 薫 武田 仁勇 山岸 正和 金沢大学大学院 二内科 臓器機能制御学 目的 当院における糖尿病患者の死因調査の一環として心不全死亡について 検討した 方法 糖尿病入院患者のうち 006年から03年までに死亡した患者55名 における 心エコにて心機能評価がなされた78例を対象とし 各心エコ 指標について検討した 直接死因が心不全である死亡群は3例 それ以外の死亡群は65例であっ た 心不全死亡群の背景疾患は 心筋症3例 陳旧性心筋梗塞例 大動脈弁 狭窄症例 僧房弁狭窄症例 心アミロイドシ例 肺高血圧症例 詳 細不明3例であった 心エコ指標は以下の通り 心不全vs非心不全 E!E 8.±0.vs0.0±3.84 p EF 5.0±.5vs64.5±.7 p と有意差が認められたが E!A DcT LAD LVDd BNPは有意差が無かっ た 結語 糖尿病での心不全死亡例では拡張障害 収縮障害両者の増悪が影響し ている可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 556 型糖尿病患者における血糖コントロル後のHDLコレ テロル変化とEPA! AA比の関連について 大塚 匡恵 向 崇 藤井 博子 伊藤 利光 自衛隊中央病院診療科 背景および目的 血糖コントロル目的にて入院した型糖尿病患者の入 院時および退院前の各種パラメ 特に動脈硬化発症において重要とさ れているHDLコレテロル C およびEPA!AA比を測定し比較検討し た 方法 型糖尿病患者35名を対象に 入院時および退院前に生化学検 査 血清脂質 内臓脂肪面積等のパラメを測定し さらに脂肪酸組成 を測定した 対象の平均年齢は54歳 平均罹病期間は0年 入院時 の平均HbAc NGSP は8.6 であった 強化インリン療法を中心とし た血糖コントロル後 FPGは平均7 体重は4 有意に減少し HDLC は7 有意に減少した HDLC変化の程度により 増加群 9名 と 低下 群 6名 に分けて検討してみると 脂肪酸組成EPA!AA比がHDLC増加 群において 低下群と比較すると有意に増加していた HbAc NGSP値 I P 560 糖尿病要精査群のインリン動態について 抗性評価法による比較 インリン抵 宮崎 博子 越智 次郎 京都桂病院リハビリテションセン 京都桂病院健康管理セン 肝臓のインリン抵抗性を反映するHOMARと 肝臓と末梢組織両者のイ ンリン抵抗性を反映するMatsuda indexを用い 糖尿病発症初期のイン リン動態を評価した 対象 最近の48ヶ月に糖尿病要精査と判定されOGTT の結果説明を受けた8人 OGTT正常型 IGT型 DM型それぞれ の 人数! 平均I.I.! 平均HOMA" R! 平均Matsuda indexは 順に 37人!0.39!.0! 人! 0.4!.34! 人! 0.6!.0! 6. 全体で0人! 0.38!.44! 7.0 I.I.が0.4未満ならびにインリン分泌頂値の遅延はOGTT正常型から 存在したが HOMA"Rが.5以上ならびにMatsuda Indexが3未満はIGT型 以上で出現した 考察 HOMAR Matsuda Indexの両者で比較したが インリン初期分泌低下が先行し 感受性の低下 抵抗性の亢進が遅れて 出現する可能性が疑われた HbAc JDS値 S 5

71 I P 56 増加するブドウ糖負荷検査希望者の検討 3報 時間 値高値のハイリク群とMSの関係 境界型症例の経過 菅野 雅彦 松野たか子 伊東 雅子 すがの内科クリニック内科 目的 007年から75gOGTT 335例 nondm hr 80 HR の特徴とmetabolic syndrome MS の関連 対象 "3年 9例 HR例 成 績 DM 66例 58.0歳 M 46 F 0 HbAc 7.8 BMI5.9 はγ" GPT78.0 Insulin Index II 0.4 HOMA"R R.30 β B 45.4 HbAc 6. 境界型 8例 はR.30 B 46.4 II 0.4 Ac 6. HR7 nonhr BMI II γ" GPT NGT 5例 はII 0.6 R.04 B 54.5 MS関連 DM MS9例 43.9 境界型 7例 5.0 HRはMS6! 7 NGT 4例 6.0 反復例 IGT継続8例 HR7 hr 00 DM化 はHR4! 5 4! 6 結語 DMは3 がAc正常 IGT DM 4.9 予測は hr 00が確実 HRは肥満 MS 脂肪肝の合併が多い HbAc NGSP値 I P 56 外来通院糖尿病患者での治療選択における 食 後 Cpep CPI SUITの有効性についての検討 報 I P 565 教育入院後の血糖コントロル予後に影響を及ぼす因子に ついての検討 大澤 妙子 福武 嶺一 松林 泰弘 宗田 聡 新潟市民病院内分泌 代謝科 目的 週間の教育入院での体重変化がその後の血糖コントロルに与え る変化 及び血糖コントロル予後に影響を及ぼす因子について検討 方 法 対象は007年月 03年3月に当院に教育入院し通院継続した型糖 尿病患者83例 退院時の体重変化率を四分位数で4群化し 退院後3 6ヵ月 年のHbAc変化量 尿CPR 入院時HbAc 入院時体重 インリン使 用率を比較 また退院後3 6ヵ月 年のHbAc変化量を群化し体重変化 率などを比較 退院3 6ヵ月後のHbAc変化量は体重変化率間で有 意に負の相関関係 その他の因子は有意差なし また退院3 6ヵ月後にHbA c減少量が大きい群で有意に尿cprと入院時hbacが高値でインリン使 用率が高い 考察 短期間の体重変化率はその後の血糖コントロル予後 の指標とはならないが 退院後体重は増加傾向であり 退院後の体重管理 が重要と考える HbAc JDS値 I P 566 高齢糖尿病患者の転倒骨折の危険因子としてのSU薬 村上 史峰 戸邉 一之 岩田 実 赤川 直次 富山労災病院糖尿病内分泌科 富山大学医学部一内科 目的 型糖尿病患者で食後の治療選択指標が明らかでなく 患者340名で 解析を行った結果 食後90"50分ではCpep SUITに比しCPIはIns治療予 測能が良好と昨年報告した 今回 食後指標に関し臨床応用の仮説を得る 目的で更に検討を行った 方法 外来通院中型DM のべ593名を対象に 肝 腎機能障害を除外 定期受診時に採血 空腹時と食後60"40分を7つの 時間帯に分け とインリン治療群 INS と非インリン治療群 NON" INS でのROC解析を行なった Cpep!CPI!SUITは空腹時はCPI Cpep SUIT AUC 食後60分Cpep 分CPI 分CPI 分CPI 分CPI 分 SUIT 分CPI であった 総括 食後0"50分を中心 とした受診者が多い食後90 80分において CPIは他の指標と比較し治療 予測能に優れている可能性が示された HbAc NGSP値 I P 563 I P 567 型糖尿病患者における高グルカゴン血症の予測因子 今枝 憲郎 岡山 直司 渡邊久美子 大口 英臣 蜂谷 真代 加藤 岳史 良成5 神野 靖也6 木村 了介 赤尾 雅也3 小川 浩平4 水野 達央5 林 城 卓志 名古屋市立大学大学院消化器 代謝内科学 名古屋市立西部医療セン内分泌代謝内科 名古屋 市立東部医療セン内分泌内科3 旭労災病院内分泌内科4 刈谷豊田総合病院内分泌代謝内科5 東 海市民病院内科6 目的 型糖尿病患者で一般的な項目から高グルカゴン血症を予測する因子を検討した 方法 対象はビルダクリプチンの効果予測因子検討の7例中 未治療の5症例 グルカゴン値70 pg! ml以上を高値群 H n 3 それ未満を低値群 L n とし検討した H群は年齢が低く H 54.5±4. L 65.5±6.4 p 0.0 ASTが高く H 4.5±8. L 7.8±5.8 p 0.03 γ" GTPが高く H 47.±7.9 L 3.±0.5 p 0.0 BMIが高い 傾向 H 4.4±3.6 L.8±.3 p 0.06 にあった 重回帰分析で年齢とASTにp 0.05 で有意差が認められた 脂肪肝有り FL群 n 8 無し NFL群 n 8 ではグルカゴ ン値はFL群で高い傾向にあった FL 79.6±39.3 NFL 59.6±6.6 p 0.5 総括 高グルカゴン血症の予測因子として年齢が低く BMI GOT γ"gtpが高いことが示唆さ れた 脂肪肝と高グルカゴン血症の関連が示唆された I P 564 中野 和佳 荻無里千史 保科 滋明 白澤 吉哲 山内 恵史3 相澤 徹3 社会医療法人財団慈泉会相澤病院薬剤管理情報セン 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院医療安全推進室 社会医療法人財団慈泉会相澤病院糖尿病セン3 目的 糖尿病患者の転倒骨折の危険因子の探索 方法 転倒を経験した糖尿病患者3名 男女比7! 4 平均年齢80.歳 HbA c7. で転倒時に骨折した7名としなかった4名を後方視的に比較 骨折群では非骨折群に比べてSU薬使用頻度が高く 86対47 P 女性が多く 65対 P 0.03 年齢が高め 平均8対77歳 P 0.6 でeGFRが低め 65.6対7.7ml! min P 0.80 だった HbAcは骨折 非骨折群 SU服用 非服用群で有意差なし 多変量解析でSU服用は独立し て骨折に関連しており OR7.39 P SU使用の骨折への人口寄与 割合は45.8 骨折したSU服用者全例がグリメピリドを服用 結論 高齢者でのSU投与は転倒時の骨折リクを増大させる可能性があ る HbAcに反映されない短時間の低血糖や腎障害によるSU薬や分泌され たインリンのクリアラン低下が関与している可能性が高い HbAc NGSP値 アログリプチン投与前後のグルカゴン分泌を観察した型 糖尿病の症例 小澤 純二 小幡 佳也 寺川 浩世 木村 武量 中田 信輔 平田 歩 西澤 均 安田 哲行 大月 道夫 岩橋 博見 金藤 秀明 船橋 徹 今川 彰久 下村伊一郎 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科学 症例 54歳 男性 罹病期間8年 BMI 9.5kg!m HbAc 8. 空腹 時C" peptide F" CPR.6ng! ml HOMA" IR.6 強化インリン療法後 アログリプチン Alo 5mg!に変更し血糖は維持され Aloは効果的で あった 空腹時グルカゴン値は88 50pg!mlと減少した 症例 53歳 女性 罹病期間6年 BMI.4kg! m HbAc 8. F" CPR 0.8ng! ml HOMA" IR.0 持効型インリンにAlo 5mg! 追加も血糖高値にてメトホルミン 500mg! の追加を要し Aloは効果的ではなかった 空腹時グルカゴン値 は06 05pg!mlと変化を認めなかった 結語 型糖尿病の血糖管理に おけるAlo有効性と投与前後でのグルカゴン分泌変化が関連する可能性があ る HbAc NGSP値 入院での強化インリン療法による糖毒性解除後にビルダ グリプチンを追加投与による超早期効果をCGMで検討す る 澤木 秀明 加来 里子 勇村 浩子 赤間由起子 片岡 伸彦 有澤総合病院糖尿病セン 目的 入院し 強化インリン療法の後 糖毒性が解除された症例にビル ダグリプチン併用が追加効果をもたらすかを検討する 対象 型糖尿病患者で強化インリン療法を実施後の7例 方法 各食前の血糖値が00台に改善した後 ビルダグリプチン00mgを併 用する ビルダグリプチン投与前 以下 前 と投与後目 以下 後 の血糖変動をiproで検討した 結果 平均年齢は6.3歳 平均血糖は低下 傾向も有意差なし 有意な変化を認めたのは 血糖変動幅を示す SD前 4.38 後3.63 p MAGE前.083後 p CONGA h前44.374後 p 0.056が有意に改善した 高血糖の割合 80 mg! dl も前33.83 後6. p と改善した 有意差はなかったが 低血糖割合も減少傾向を認めた 考察 インリンとの併用で血糖変動幅 を改善し 有益な効果をもたらす可能性が示唆された I P 568 CGM 持続血糖モニ 使用下にてビルダグリプチン レパグリニドの併用 非併用における比較ができた例 坂東 秀訓 萩原 誠也 秋元 祐子 土田 健一 種田 紳二 三澤 和史 中山 秀隆 萬田 直紀 萬田記念病院内科 03年3月よりビルダグリプチンとグリニド薬の併用が可能となった 今 回 CGM 持続血糖測定モニ 使用下にてビルダグリプチンとレパグ リニド併用 ビルダグリプチン単独 レパグリニド単独 食事 運動療法 のみの血糖変動の比較ができた型糖尿病の例を経験したので報告する 症例は5歳 男性 0年より年間レパグリニド.5mg! にて加療されて きたが 治療法の検討の為 03年4月に入院の上以下の様に内服薬を組み 合わせてCGMを行った ビルダグリプチン00mg! 以下V レパグリ ニド.5mg! 以下R とし V R V R 共になしの4パンでず つCGMを行い 平均血糖 mg!dl SD 血糖70未満率 についての 比較した 今回の結果では低血糖なく 血糖変動が少なかったのはビルダグリプチン 単独療法 V であった レパグリニド投与の際には低血糖の発現に注意 する必要がある S 6

72 I P 569 ビルダグリプチンと速効型インリン分泌促進薬の併用療 法 木村 友香 松岡 孝 合田 悟 和田 美輝 中井 志保 和田 侑子 三小田亜希子 志伊 真和 中島佑佳子 藤原 大介 武川 郷 鈴木 貴博 高橋 健二 倉敷中央病院糖尿病内科 目的 ビルダグリプチン B とグリニドの併用療法について検討 対象と方法 当科外来受診の型糖尿病患者で DPP4阻害薬以外の経口糖 尿病薬の治療で効果不十分の66症例を対象とし ナテグリニド70mg!か レパグリニド.5mg!にB00mg!を併用し 3か月後のHbAcを検討 空腹時採血可能症例は空腹時血糖 CPI HOMA" β HOMA" Rも検討した HbAc7.6 から6.4 空腹時血糖40.から6.8mg!dlとそれぞれ 有意に低下 CPI HOMA" β HOMA" Rもそれぞれ改善が見られたが有意 差はなかった ナテグリニド70mg! とレパグリニド.5mg!ではレパグ リニドの効果が強かった 病院受診を必要とする低血糖もみられず 夜間 低血糖は皆無であった 総括 ビルダグリプチンとグリニドの併用は効果の面においても 低血糖 などの安全性の面でも有用と思われる HbAc NGSP値 I P 570 当院型糖尿病におけるビルダグリプチン50mg 回投 与の治療効果 飯嶋 秀郎 友部セントラルクリニック内科 目的 型糖尿病患者へのビルダグリプチン 以下V 回50mg投与の 開始 追加による治療効果を検討した 方法 当院通院中の型糖尿病患者0例に対して前治療に追加してVを 回50mg投与を行ない 投与前後でのHbAc BMIの変化を検討した 平均年齢65.8±.6歳 前治療は食事 運動療法のみ3例 薬物療法 例7例 使用薬剤はSU薬 ビグアナイド薬 α" GIの単独または併用 であっ た V投与開始前の平均HbAcは8.±.4 投与ヶ月HbAcは7.66± 0.9 3ヶ月で7.±0.74 6ヶ月で6.93±0.78 カ月で6.94±0.8 であった V投与開始前平均BMIは5.44±3.3 投与ヶ月のBMIは5.4± 3.4 3ヶ月で5.40±3.37 6カ月で6.6±3.78であった 経過中重篤な低血 糖や有害事象を起こすこともなかった 結語 型糖尿病においてV50mg回投与は有効であることが示唆され た HbAc NGSP値 I P 57 肝機能障害を有する型糖尿病患者へのビルダグリプチン 安全性 丸山ゆう子 新福 洋平 稲葉 陽子 笹島 隆義 相良利栄子 ノバルティファマ株式会社開発本部 ノバルティファマ株式会社メディカ ルサイエンティフィックアフェアズ本部 目的 ビルダグリプチン V の肝機能障害を有する型糖尿病患者への 長期投与安全性および有効性を確認する製造販売後調査を行った 対象と 方法 肝機能障害合併例に対してVが投与された患者を 年間観察した 安全性解析症例75例の肝機能障害の程度は軽度85 中等度 で あった 副作用発現率は.67 で主なものは湿疹 全身性そう痒症が各々.33 であった 肝胆道系障害に該当する副作用等の発現は認められなかっ た AST GOT およびALT GPT は投与開始前から投与か月後まで 大きな変動を認めなかった 血清総ビリルビンの推移は投与開始前0.7±0.3 平均値±標準偏差 mg!dlからか月後0.9±0.4mg!dlと大きな変動を認 めなかった 結語 Vは肝機能障害が軽度および中等度への投与で副作用 発現率は低率で 肝機能検査指標に大きな変動は認められなかった HbAc NGSP値 I P 57 後期高齢者に対する当院におけるビルダグリプチンの使用 経験 山下 浩 平松 邦英 市立岡谷病院糖尿病セン 高齢糖尿病患者は 一般的な身体的な特徴としては 腎機能や肝機能など 身体機能の潜在的な低下だけではなく 併存疾患や社会環境を含め 患者 背景が多様であることがその特徴の一つと考えられる 更に治療目標は 余命 余後なども考慮すると一定の見解には至っていない そのため 血 糖管理を中心に薬物療法を考えた場合には SU剤で誘発される危険性が高 い低血糖などに対する治療の安全性も考慮する必要がある 一方 インク レチン製剤であるDPP"4阻害薬は その作用機序から単独投与では比較的 低血糖を生じにくい薬剤と考えられる 今回 0年4月から03年3月ま での年間に当院通院した型糖尿病患者から ビルダグリプチン投与によ る治療を行った75歳以上の後期高齢者53名を抽出し 継続して治療しえた 名について その有効性と安全性を含めて検討したので報告する I P 573 高齢型糖尿病患者におけるリナグリプチンの効果の検討 鴫原 寿一 折登 建統 許 瑞美 小出 景子 渥美 義仁 永寿総合病院糖尿病 内分泌内科 永寿総合病院糖尿病臨床研究セン 目的 リナグリプチンの高齢型糖尿病患者における効果を検討した 方法 65歳以上の高齢型糖尿病患者でリナグリプチンを6か月以上継続投 与された患者39名 男性4名 女性5名 新規開始6名 他糖尿病薬から の切り替え3名 年齢74.3±6.9歳 病歴3.±9.年 BMI 4.5±3.kg! m 投与開始時 3ヶ月後 6ヶ月後のHbAc BMI 腎機能 肝機能について 検討 HbAc開始時と6か月でHbAcは7.±.3 6.8±0.8 と有意な低下 p 0.0 新規開始例では7.6±.4 6.8±0.9 とより改善 p 0.0 BMI は5.4±3. 3.±6.kg! mと変化を認めず egfrは50.8± ±5. ml! min!.73 mと有意な低下を示したが 75歳以上の症例では有意差を認 めず AST 0.± ±7.0IU! lと変化を認めず 結論 リナグリプチンは高齢型糖尿病患者の血糖コントロルに有用で あることが示唆された HbAc NGSP値 I P 574 型糖尿病におけるアログリプチン! ピオグリゾン配合錠 への切り替え治療の臨床的評価 小谷英太郎 飯田美佐子 加藤 活人 大塚 俊昭 緒方 憲一 草間 芳樹 新 博次 本医科大学多摩永山病院内科 循環器内科 本医科大学衛生学公衆衛生学 目的 アログリプチン Alo とピオグリゾン Pio はその作用機序の 違いから 併用による相加あるいは相乗効果が期待できる 対象と方法 既治療のDPP" 4阻害薬 D Pio群 7例 Pio Pio Alo群 0例 AloとPio併用 Alo! Pio群 8例 からAlo!Pio配合錠へ切替えた45例 6±3歳 男3! 女3 について 投与前後の空腹時血糖 FPG HbAc HOMA" IR 体重の変化を後ろ向きに解析し 切替え前の薬剤別に比較 全例ではFPG 95 6 mg! dl P 0.0 HbAc P 0.00 HOMA"IR P 0.0 が有意に改善 体重はD Pio群も 含めて増加なし HOMA" IRはD Pio群のみ改善 p 0.0 Alo! Pio群ではいずれの指標も投与前と同等 考察 Alo Pioの併用は体重増加を来さず FPG HbAc HOMA"IRの 改善が望めるため 投与錠数を増やさないAlo!Pio配合錠への切替えは有用 と考えられた HbAc NGSP値 I P 575 メトホルミンとα"GIをベ治療とした型糖尿病患者へ のアログリプチンの併用効果 3施設共同研究 NYY研 究 山根 雄幸 並河 整 山内 克実3 医療法人慈誠会山根病院内科 並河内科クリニック 摯静会やまうち内科3 背景 メトホルミン Met とα" GIの併用は型糖尿病患者でしばしば用い られる治療である 目的 Metとα"GI投与患者にアログリプチンを追加投与することで 血糖 低下作用および体重減少効果を検討した 方法 糖尿病専門医が外来診療を行っている3施設でMetとα"GI投与患者に アログリプチン 平均3.6±9.3mg を追加した4名 男6 女5 を対象 とした 年齢64±0歳 BMI5.5±.8 HbAc7.5±0.9 SU薬併用33例 結果 HbAc値は前値と比較して6ヶ月間にわたり 有意に低値であった 各 群p 0.0 体重はヶ月目から有意に減少し 6ヶ月目まで効果が持続した 各群p 0.05 α" GIの種類やアログリプチンの投与量の比較ではHbAcと 体重減少効果に有意差を認めなかった 結語 Metとα"GI投与患者にアロ グリプチンを追加投与することは血糖コントロルおよび体重減少効果に 有用である HbAc NGSP値 I P 576 選択的DPP" 4阻害薬アログリプチン!チアゾリジン系薬ピ オグリゾン配合薬の使用効果 米光 新 加藤 朋子 村上 隆亮 松田 優樹 松尾 浩司 南部 拓央 武呂 誠司 隠岐 尚吾 大阪赤十字病院糖尿病 内分泌内科 方法 当院外来通院中の型糖尿病患者のDPP" 4阻害薬 DPP4 アログリ プチン! チアゾリジン系薬 TZD ピオグリゾン配合薬 Alo!Pio の効 果を検討する 患者は74名 年齢67.3±0.0才 体重69.8±3.6kg HbAcは7.±0.7 であった TZD Alo!Pio3名 DPP4 Alo!Pio6名 TZD DPP4 Alo! Pio35名であった Alo! Pio変更後 HbAcは6か月後6.9± 0.7 と有意に低下した TZD Alo!Pio DPP4 Alo!PioともにHbAcは 有意に低下していたが TZD DPP4 Alo!Pioは変化がなかった 体重 脂質については変化を認めなかった DPP4 Alo! Pioで3名が体重増加 TZD Alo! Pioで名が嘔気によりAlo! Pioを継続できなかった 総括 Alo!Pio により血糖コントロルは改善した 追加する薬剤による副作用を考慮す る必要はあるが 両剤をすでに併用している患者は薬剤数を減らすことが でき 有益であったと思われる HbAc NGSP値 S 7

73 I P 577 当院におけるアログリプチンとピオグリゾンの合剤 リ オベル配合錠 の年間の使用成績 皆川 真哉 松田 昌史 皆川医院 埼玉医科大学総合医療セン内分泌 糖尿病内科 アログリプチン チアゾリジン配合薬 リオベル を内服した患者8名の治療効果 を若干の治療効果を若干の解析を含めて報告する 対象および方法 0年0月からリオベルを投与した患者 8例 男性7例 女性例 を対象に 年間の状態の変化を調査した 調査項目 性別 年齢 体重 内服の増減 HbAc AST GOT ALT GPT γ"gt γ" GPT TG HDL" C LDL" C U" Alb クレアチニン換算値 結果 継続して内服ができた6例においてHbAcは平均で8. から7. へ有意な改善が見 られている P 0.05 浮腫での脱落例が例ある LDL"Cは4.4から07.8へ減少 P 0.05 が見られた 体重は平均で3.kgの増加 増加率4.4 が見られた 考察 リオベルは一年を通して安定した改善の効果が認められた しかし 浮腫による脱 落例 例7 と体重の増加傾向があり 増加率4.4 注意を要する HbAc NGSP値 I P 578 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬配合剤の有用性に関 しての検討 野口 芳彦 青木 一孝 長倉 幸子 明間 勤子3 神山 博史 神子 一成 篠田 和明4 中島 茂4 寺内 康夫 横浜市立大学付属病院内分泌糖尿病内科 長倉医院 IHI健康管理セン横浜診 療所3 中島内科クリニック4 目的 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬配合剤の有用性に関して検討 した 方法 型糖尿病患者3名 HbAc 6.8±.0 で経口血糖降下薬 を同等用量の配合剤に切り替え切り替え後ヶ月 4ヶ月時点でのHbAcと 体重を測定した ヶ月終了時点で患者アンケトを実施した 切 り替えヶ月後4ヶ月後のHbAcと体重に有意な変化を認めず アンケト で 飲み忘れ に関して 減った と 少し減った が計6.9 薬剤負 担額 に関しては あまり変わらない と あまり感じない が計7.4 配合剤への切り替え に関しては 切り替えが良い が6.9 であった 結語 HbAcと体重の変化は認めず 負担額のメリットが少ない印象をも つ患者が多かったが 服薬アドヒアランの改善に役立ち 全体としては 配合剤を好意的にとらえていると考えられた 今後の更なる症例の蓄積を 行う予定である HbAc NGSP値 I P 579 シグリプチン単剤投与もしくは他剤追加投与による か月以上の効果 萱嶋 信介 高木 美帆 藤崎 弥生 医療法人社団藤崎病院内科 医療法人社団藤崎病院薬剤部 目的 シグリプチンを年以上の長期にわたって用いた時の効果につい て検討した 方法 か月以上 シグリプチンを用いた30例 単剤投与 9例 他剤追加投与例 でHbAc NGSP値 血糖 総コレテロル 中性脂肪 クレアチニン 尿蛋白 体重について3か月毎 4か月間の後ろ 向き研究を行った HbAcは初期値9.0±.8 か月後7.8±. 4か月後7.6±.6 と約.4 低下した 空腹時血糖の変動は 投与開始時と 比べ概ね低値だった 総コレテロルは5 8 4か月後に有意に低値 を示した 中性脂肪 クレアチニン 尿蛋白と体重は 概ね横ばいであっ た 糖尿病歴が長い事やBMIが高い事がHbAc値に与える効果は シグ リプチン投与によるHbAc改善効果を減弱する事は無かった 総括 シ グリプチンの次無効は認められず 体重変化はほぼ横ばいであった COI はない HbAc NGSP値 I P 580 I P 58 前田実穂子 中村奈津子 松本協立病院内科 はじめに 胃切除後のダンピング症候群は糖尿病患者における食後の血糖 変動に大きく作用し 治療に難渋することがしばしば見受けられる 胃全 摘後型糖尿病患者に頻回インリン療法からGLP"アナログ製剤に変更し 低血糖発作が有意に軽減した症例を経験したので報告する 症例 症例 は7歳女性 リラグリチド 少量グリメピリドに治療に変更し 自己血糖 測定記録上の低血糖頻度の有意な低下をみた 症例は66歳男性 リラグル チドに変更し 自己血糖測定記録上の低血糖はほぼ消失した 考察 ダン ピング症候群では 食摂取後30分でGLP" は健常人よりも高値となり 時 間後に血糖低下が起き この低血糖発作はGLP"によりインリン分泌が 起こり グルカゴン分泌が抑制されるためと考えられている しかし症例 ともGLP" アナログ製剤投与後に自覚的低血糖頻度は低下していた I P 58 福元 良英 福元医院 目的 リナグリプチン 以下Lina の血糖降下作用 腎機能に及ぼす影響 を検討した 対象 方法 対象は型糖尿病4例 男性例 平均年齢64.8 歳 推定罹病期間0.6年 平均BMI 6.9 Lina投与前平均HbAc 8.±.4 Lina単剤投与群0例 併用群例 結果 全例のHbAcは投与前8.±.4 から投6か月後7.±. と有意 P 0.09 に低下した 単剤投与群 併用 群別に検討すると両群とも有意の低下はなかった 併用群のうち非Su併用 群 例 ではLina投与前8.79±.7 投与5か月後7.±.0 と有意のHbA cの低下をみた P 0.0 egfr"g症例ではlina投与前後で有意の変化 はなかった 結論 HbAcはLina投与により6か月後には投与前に比し有 意に低下させた 非Su併用群では有意の低下をみた egfrが G 症例 ではLinaは安心して処方できるDPP4阻害薬と考える HbAc NGSP値 型糖尿病患者におけるアジルサルンの有用性 山本 貴子 武田 浩 守田 靖子 武田クリニック内科 目的 糖尿病患者は高頻度に高血圧を合併し動脈硬化進展を引き起こす そのため厳格な降圧コントロルが求められる 今回我々は新たなARBで あるアジルサルンの効果について検討したため報告する 方法 当院外 来通院中の型糖尿病患者で降圧薬を開始した患者もしくは既に降圧療法中 も30! 80mmHg以上と更なる降圧が必要と思われる患者においてアジルサ ルンの開始もしくは他ARBからアジルサルンに変更し各背景について 比較検討を行った 各種背景のうち収縮期血圧は43±mmHgよ り33±mmHg P 0.00 拡張期血圧は84±3mmHgより80±mmHg P 0.00 と有意な降圧効果を認め また尿中アルブミンも4±より ±54mg! gcre P 0.0 と減少していた HbAc NGSP は前後で6.8 と明らかな変化を認めなかった 総括 アジルサルンにより有意な降圧 効果及び蛋白尿改善傾向を認めた HbAc NGSP値 I P 583 型糖尿病患者に対する新規DPP!4阻害薬アナグリプチン の糖代謝と脂質代謝に対する有効性の検討 五十嵐雅彦 丹治 泰裕 野村 隆 山形市立病院済生館地域糖尿病セン 目的 インクレチン製剤や抗高脂血症の治療を受けたことがない9名の型 糖尿病 DM 患者にアナグリプチン Ana を投与し 投与前と3ヶ月後 の変化を検討した 対象と方法 男性7名 女性名で 年齢66.4歳 罹病 期間5.年 BMI.8 m! cm 血圧3.8! 74.4 mmhg HbAc. TG 90.6 mg! dl HDL" C 50. mg! dl LDL" C 57.8 mg! dl non"hdl"c 59.6 mg! dlであった 3ヶ月間のAna治療により HbAcは5 LDL" Cは non"hdlは6 低下した 他のパラメでは変化がなく 有害事象も見られなかった 結語 Anaは型DM患者に対して糖代謝に加 え脂質代謝の面でも有効な薬剤と考えられた HbAc NGSP値 I P 584 リナグリプチンの臨床効果 egfrの推移を含めて 胃全摘後型糖尿病におけるGLP! 製剤の使用経験 高血糖にもかかわらず入院拒否された外来糖尿病症例に GLP! アナログを投与した場合の効果と問題点について 藤原 淳 つくばセントラル病院診療部 糖尿病は健康診断などで多数指摘されるが自覚症状に乏しく 特に中高年 の症例では入院を拒否されることも少なくない 当院外来で著しい高血糖 を認め リラグルチドを導入した症例について 効果と問題点から適応を 検討した 症例数は4例 男8人 女6人 平均年齢50.9±5.8歳 体重9.± 33.8 kg BMI 9.9±7.4 随時血糖6±9 mg! dl HbAc 9.6±.6 であっ た 観察期間6ヶ月後 体重89.9±34.6 kg BMI 9.4±7.5 随時血糖80±6.5 mg! dl HbAc 7.7±.3 と改善した 脱落した症例は4例中4例であった 理由は消化器症状例 注射手技が実践できなかった例 膵性糖尿病例で あった リラグルチドは併用薬の制限があるため 内服薬に変更後 血糖 管理が改善する症例も認めた 同時期に当院外来でインリン導入した症 例と比較し GLP" アナログの適応と問題点について検討する HbAc NGSP値 S 8

74 I P 585 フィブラト製剤とピオグリゾン塩酸塩併用型糖尿病 患者における低HDLコレテロル血症の合併頻度 後藤 義之 鈴木里佳子 唐島 成宙 米田 隆3 八木 邦公3 武田 仁勇3 瀬田 孝 石川県済生会金沢病院薬剤部 石川県済生会金沢病院糖尿病内分泌内科 金沢大学 大学院臓器機能制御学 内分泌代謝内科 3 背景 脂質異常症合併型糖尿病患者へのフィブラト製剤とチアゾリジ ン系薬剤の併用は HDL" Cの低下頻度を増加させると報告された Diabetes Care 03 目的 型糖尿病患者のフィブラト製剤及びピオグリゾ ン塩酸塩併用中の脂質プロファイルを検討する 対象 方法 型糖尿病 患者で 上記剤併用中の患者のTC TG HDL"C LDL"Cといった脂質 マカを調査し低HDL" C血症の合併頻度を後ろ向きに検討した 男性8名 年齢58±歳 BMI 9.9±4.4 kg! m HbAc 7.6±.4 TC 88± 43mg!dL TG 8±06mg!dL HDL"C 49±0mg!dL LDL"C 05±33 mg! dl 8例中例に低HDL" C血症を認めた 症例は66歳 ピオグリゾン 塩酸塩併用中でベザフィブラトからフェノフィブラトへ変更され低 HDL"C血症を示した症例を示した 結語 多数例での検討とその機序に ついて更なる検討が望まれる HbAc NGSP値 I P 586 シグリプチンからビルダグリプチンへ変更した際のHbA cの検討 坂本 拓矢 岡村 将史 有坂 泰 小川 晋3 奈古 一宏 千田 美穂 田中 靖久 伊藤 貞嘉 東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座腎高血圧内分泌学分野 東北中央病 院 東北大学高等教育開発推進セン3 背景 各種DPPIV阻害薬の投与有効症例の特徴は未だ見解が得られていな いが DPPIV阻害薬の切り替えが有効な症例が逐次報告されている 目的 シグリプチンからビルダグリプチンへ変更した際の血糖降下作用 を検討する 対象 外来通院中の糖尿病患者86名 方法 シグリプチン投与後 血 糖降下不十分症例に対し ビルダグリプチンに変更しヶ月後のHbAcを比 較検討した シグリプチン投与前HbAc7.47±0.76 シグリ プチン投与後7.30±0.69 ビルダグリプチン変更後HbAc7.09±0.86 と DPPIV阻害薬の変更で有意差 p 0.04 を持って低下した 変更例の58 で血糖の改善が見られた 結論 血糖降下不十分例ではシグリプチンを ビルダグリプチン変更することも血糖降下には有効である HbAc NGSP値 I P 587 Sitagliptin S 00mgからVildagliptin V 00mgへの 切り替えによるHbAc値変化 I P 589 BOTにおけるビルダグリプチンと非DPP!4阻害薬との比 較 山藤 知宏 森田 聖 北本 友佳 鯉江 基哉 安田浩一朗 大阪府済生会野江病院糖尿病 内分泌内科 目的 BOTにおけるビルダグリプチンと非DPP" 4阻害薬との比較を検討し た 対象 当院入院加療 もしくは外来通院加療中で基礎インリン ビルダ グリプチンにて加療中の群 A群 と基礎インリン 非DPP"4阻害薬に て加療中の群 B群 方法 A群 B群それぞれにおいて治療開始前後で のHbAcを比較検討した また A群では治療開始前後での血清のGOT GPT γ" GTP LDH BUN クレアチニンを評価した A群で治療 開始前後での肝機能 腎機能に関しては 明らかな増悪は認めなかった HbAcは A群 B群とも治療開始前後で明らかに低下したが 治療後での A群 B群間で有意差は認めなかった しかしながら 治療後のA群の中に はCGMSによる血糖内変動でB群より標準偏差の低下を認めた 結論 ビルダグリプチンと基礎インリンとの併用療法は特に副作用も認めず血 糖改善効果を認めた HbAc NGSP値 I P 590 インリンとVildagliptin長期併用後の膵β細胞機能の検討 李 源台 西浦 未菜 片峰 陽子 徳本 恵美 松井なつみ 松本 佳那 小幡 彰子 医 りい内科クリニック糖尿病内科 型糖尿病患者でインリン I とビルダグリプチン VG 以外の糖尿病 薬を併用した34例 I_NonVG群 およびVGを併用した3例 I_VG群 の総数65例を解析した 患者背景はHbAc7.7 I回数.8回 I量33単位 VG量43.5mgであった 膵内分泌機能はCPIに依った 李 0053回JDS 岡山 年後I_VG群のCPI.03 ns 年後I_NonVG群のCPI.00 ns であった さらに年に亘る長期例例で 前投薬SU剤の有無別に観 察した ナシ群のCPI 0.8 アリ群 p 0.05 と 前投薬 にSU存在群で年後CPIが有意に低下した 総括 インリンとVGの併用に際し 年以下のVG併用ではCPIはわ ずかに減少傾向を示すにとどまり 年以上のVG併用は SU前投薬な く直接VG投薬群が長期の膵β細胞機能が温存されるという極めて興味ある 知見がえられた HbAc NGSP値 I P 59 演題取り下げ I P 59 DPP!IV阻害薬 シグリプチン ビルダグリプチン リ ナグリプチン のインリン療法に対する併用効果 金澤 昭 平林美智瑠 手嶋 晶子 末盛 敦子 阿部 浩則 飯島 康弘 柳澤 里佳 櫻井 衛 大澤 舞 永田 卓美 楊 傑仲 石村 奈那 順子 田丸 新一 永井 義幸 田辺 節 志熊 淳平 佐野 晃士 島 隆 小田原雅人 小林 高明 伊藤 禄郎 高橋 友乃 三輪 東京医科大学病院糖尿病 代謝 内分泌内科 東京医科大学分子糖尿病学講座 萬田記念講 座 薬効比較情報は診療上重要であるが SとV 00mg!の本人での直接的比較デ がないため S 00mg V 00mg変更時に観察されたHbAc変化を報告する 方 法 同意を得たS 00mg服用中の35名の処方をV 00mgに変更 変更前と3ヵ月後の HbAc値を比較 0. 以上上昇を悪化 0. 以上低下を改善とし 前値7 以上の 患者では7 未満への到達率も評価した 対象35名 68.0±.3歳 男9名 女6名 HbAc 前7.3 後7.06 P 悪化5.7 不変3.4 改善6.9 前HbAc 7 以上の患者 n では 前7.56 後7.39 P 未満の到 達は.7 考案 HbAc降下作用は V 00mgの方が大きい可能性が示唆された 薬剤変更でHbAcは悪化から改善を示すものが存在し 薬剤感受性の個人差が想定 される S 00mgでHbAc 7.0 未満が得られない場合 Vへの変更は試みる価値の ある選択肢である HbAc NGSP値 I P 588 インリンとビルダグリプチンの併用に関する臨床的検討 小泉 洋平 酒井 武則 古川 慎哉3 愛媛大学医学部3内科 市立八幡浜総合病院内科 愛媛大学大学院医学研究科公 衆衛生 健康医学3 目的 血糖コントロルが不良なインリン IN 治療例に対するビルダ グリプチン V の併用療法の有効性と安全性を検討する 方法 HbAc が7.0 未満にコントロルされていないIN治療中の型糖尿病59例 年齢 64.5±.8歳 性別 男8例 糖尿病罹病期間 8.3±0.9年 HbAc 9.0±. BMI 5.±5.4kg! m CPR.83±.9ng! ml IN投与量 9.3± 5.9単位 IN投与方法 BBT4例 BOT例 他7例 を対象に3ヶ月間V00 mgを投与した 47.5 の例で3ヶ月後のHbAcが.0 以上改善しbaselineのHbAcと糖尿病罹病期間 インリン分泌能と有意な関連性を認め 低血糖や体重の増加はなく.3 が7.0 未満に到達した 追加例 他のDPP 4阻害薬からの変更例のHbAcの改善度はそれぞれ であった 結語 INでコントロル不良例にVの併用は有用である HbAc NGSP値 山本 繁樹 医療法人山本内科クリニック DPP" IV阻害薬であるシグリプチン 50mg A群 ビルダグリプチン 00 mg B群 リナグリプチン 5mg C群のインリン療法に対する併用 効果について調べた グルカゴン負荷試験にてΔCPR以上の60症例を0症 例ずつに割付け 併用前 併用 3ヶ月後におけるHbAc 血糖 体重 を指標に検討した HbAc に関して A群では併用前8.85±.64から 3ヶ月後7.76±. B群では併用前8.43±.0から3ヶ月後7.8±0.79 C群で は併用前8.8±.03から3ヶ月後7.9±0.4と3群ともに有意に漸減し 3群中 でもB群が有意な減少効果を示した 血糖に関して HbAcと同様に3群と もに有意に漸減したが 体重に関しては3群すべて有意な変化を認めなかっ た DPP" IV阻害薬とインリン療法を併用することにより血糖コントロ ルは有意な改善効果を示すが 体重変化は認めないことから 有用な治療 法であると思われる HbAc NGSP値 S 9

75 I P 593 混合型インリン療法から持効型インリングラルギンと DPP! 4阻害薬併用療法への切替の有効性の検討 菊池 範行 きくち内科クリニック 目的 混合型インリン回法から持効型インリングラルギン回とDPP" 4阻害薬 DPP" 4i 併用療法への変更の有効性を検討した 方法 対象は 混合型インリン回法の型糖尿病患者0名 年齢65±9歳 BMI5.±3.9 で 混合型インリン総量の80 のグラルギン回とDPP"4i併用法に変 更後 FPG PPG HbAc 低血糖発現頻度 BMIの推移を検討した 結 果 HbAcは9.0±0.6 から 週後に7.±0.9 4週後に7.±0.6 に低 下した HbAc変化量と切替前血清Cペプチドとの間に相関はなかった FPGとPPGは経時的に有意に低下した 低血糖発現頻度 BMIは有意な変 化ではなかった グラルギンの投与量は混合型インリン総量の66 であっ た 総括 グラルギンとDPP"4iとの併用療法は良好な血糖コントロル をより確実にかつ安全に実現させる選択肢の一つとして有用な治療法であ ることが確認された HbAc NGSP値 I P 594 インリンとの併用におけるテネリグリプチンの血糖内 変動への早期影響 田中 精一 鈴木 國弘 相良 匡昭 清水 昌紀 二井谷 舞 友常 孝則 青木 千枝 麻生 好正 獨協医科大学病院内分泌代謝内科 目的 テネリグリプチンのインリン療法との併用効果について検討した 方法 入院でインリン治療中の型糖尿病患者を対象にインリン療法継 続 適正な食事療法のもと テネリグリプチン0mgを開始 CGM装着および 採血で評価した 例とも重症低血糖は認ず CGMにて Mean glucose level mg!dl 45.5± ±9.6 SD mg! dl 8.8±6.4.4±8.0 MAGE mg!dl 85.5± ±33.6と有意に改善した 低血糖の占める時間 は.0±.7.8±.9と増加傾向も 有意差認めず.5"AG GA hs"crpは改善傾向で あった 投与4時間 48時間の血糖推移は投与前と比較し有意に改善した 結論 インリン治療中の型糖尿病にテネリグリプチンを投与する事で治 療開始後速やかに血糖改善効果が観察できた また標準偏差やMAGEで観察 できるGlycemic fluctuationsの幅を有意に小さくすることができた HbAc NGSP値 I P 595 未治療型糖尿病患者におけるシグリプチンを用いた初 期Basal Supported Oral Therapy BOT の有効性 吉岡 敬治 吉岡内科クリニック 目的 シグリプチン S によるBOT初期治療の有効性を検討した 方 法 未治療型糖尿病患者9名 年齢48.7±8.3歳 BMI 6.9±5.kg!m 糖 尿歴3.±.3年 HbAc.0±.5 を対象に S 50mg! とグラルギ ン G 開始4 U! によるBOTを開始し4週間観察 BOTによりHbA c 7.0 に達した達成群はそれ以降Gを中止しSベの治療を継続 一 方 非 達 成 群 HbA c 7.0 は BOT を 継 続 週 後 の CPI と 0! CPRxFPG を測定 名が達成群 BOT期間3.7週 で HbAc は 非達成群 7名 は と有意に改善したが 両群間で有意有 達成群では有意な減量を認め 0! CPRxFPG に非達成 群と有意差を認めたが CPIに差なし 総括 未治療型糖尿病患者にSを 用いたBOT初期治療は早期に血糖コントロルを改善し BOTからSベ の経口薬へ切り替えが可能である I P 596 インリン使用下でも低血糖発現リクを回避した厳格な 血糖コントロルは可能か 石亀 昌幸 野際 俊希 三宅美有紀 中尾隆太郎 原田 沙耶 増井 由毅 庄野 剛史 中 啓吾 南條輝志男 独立行政法人労働者福祉機構和歌山ろうさい病院内科 同薬剤部 緒言 超持効型インリン製剤は 従来のインリン製剤より安定した基 礎インリン動態を再現することが期待される 当院ではデグルデクが発 売されて以来00例以上の使用経験がある 目的 方法 血糖コントロ ル入院患者を対象とした デグルデクを含むインリン強化療法で糖毒性 解除後 インリン分泌能を有する患者にDPP4阻害薬 αgi BG チアゾ リジン等を追加しインリンの減量を図り 退院後も体重や血糖コントロ ル状態を追跡した デグルデクにDPP4阻害薬 αgi BG チアゾ リジン等を併用しインリン使用量を減少すると HbAcが6 前後でも低 血糖の発現が低下した また体重減少困難な症例でも減量できた 考察 インリン強化療法で糖毒性解除後 DPP4阻害薬 αgi BG チアゾリジ ン等との併用で 低血糖の発現を回避しつつHbAcの管理目標値達成が可 能である HbAc NGSP値 I P 597 インリン加療が必要であるが 高齢などの社会的理由に より治療困難な症例に対する検討 松谷 聡 角田 拓 矢野 雄三 臼井 健郎 北川 泰生 宏4 加藤真由美5 紺屋 浩之 上田 一仁 森田美治代3 田村 上山 涼子5 澤田かおる6 市立芦屋病院内科 同病院臨床検査科 同病院看護局3 同病院リハビリテション 科4 同病院薬剤科5 同病院栄養管理室6 高齢や独居でインリン導入や手技習得困難な症例をしばしば経験し 症例 の経過 今後の課題を検討する 症例 84歳女性 独居 SPIDDMでイン リン手技困難でかかりつけ医にてデグルデク週回注射で治療 症例 84 歳女性 独居 型糖尿病でインリン加療したが自己判断で中断し不良 訪 問看護師と連携しエキセナチド週回導入し改善 症例3 77歳女性 夫と 人暮らし 心不全 高血糖で入院 中 夫不在で インリン手技困難で 夫が在宅している朝食時にグラルギンとリキシセナチドを導入し改善 考 察 高齢 独居 認知症等でインリン注射手技困難で 導入を躊躇する症 例をしばしば経験 高齢糖尿病患者で認知症等でインリン自己注射困難な 時 頻回インリン注射での施設受け入れが困難 低血糖を回避し患者を中 心とした治療を選択して家族 医療 介護 福祉と連携し加療する必要があ ると考えられた I P 598 型糖尿病患者におけるインリングルリジンの有用性の 検討 林 正幸 川口 頌平 水野 裕子 山田 健悟 田中 博志 社会保険中京病院内分泌代謝科 背景 インリングルリジン Glu は亜鉛を含まずに単量体で製剤化し ているため 血中への移行が早く 作用発現 消失がより速やかとされる 目的 型糖尿病におけるGluの有効性および低血糖の頻度や治療満足度を 検討する 方法 頻回注射療法を行っている型糖尿病患者37例を対象にGlu への切替えを行い 有効性およびアンケト法により変更前後のQOLへの 影響を検討した 変更前6.9±0. であったHbAcは6週後に6.7± 0. へ改善し p 0.0 基礎インリンの使用量は変更前9.7±.単位か ら9.±.単位に有意に減少した p 0.0 週当たりの補食回数は.7回か ら.回へ減少傾向を示した 結語 Gluは血糖コントロルの改善するこ と 基礎インリン必要量の減少より食後高血糖の改善を介し空腹時血糖 を改善させること さらに低血糖頻度の減少やQOLの向上につながる可能 性が示唆された HbAc NGSP値 I P 599 型糖尿病に対するデグルデクの臨床的効果についての検 討 浜口 哲矢 高山 宗賢 高嶋 基嗣 小林 寛和 西澤 昭彦 永田 正男 K! DiEETチム 加古川西市民病院内科 加古川西市民病院 目的 本人型糖尿病患者におけるデグルデクの臨床的効果について検 討した 対象 当院外来に通院中の型糖尿病患者4例 男性3例 女性 例 年齢64.±5.5歳 体重6.9±8.9kg BMI 6.6±4.kg! m HbAc 8.7±.7 罹病期間9.4±.年 方法 デグルデクを導入し 3ヶ月後の糖代謝や体重 尿蛋白 egfr 血 圧を評価した HbAcやGAは有意に低下していた 体重は増加傾向であった 尿 蛋白やeGFR 血圧は変化みられなかった さらに例において導入前と導 入後の朝食前空腹時血糖変動について評価したところ 朝食前空腹時血糖 値の平均や標準偏差は有意に低下していた 総括 デグルデクにより朝食前空腹時血糖変動は有意に減少し 体重は増 加する傾向がみられた HbAc NGSP値 I P 600 これまでのインリン治療にて血糖コントロル不十分な 型糖尿病患者に対する持効型インリンデグルデクの有 用性 吉田 麻美 山本 直宗 王 衣里子 永井 孝治 佐伯 彰夫 杉野 正一 吉田 滋 葛谷 健3 大澤 仲昭3 花房 俊昭4 藍野病院内科 吉田医院 藍野加齢医学研究所3 大阪医科大学内科学I4 目的 これまでのインリン治療にて 望ましい血糖コントロルを得ら れていない型糖尿病患者におけるデグルデクの有用性を検討する 方法 当院外来通院中のHbAc 7.0 以上 または7.0 未満でも低血糖を繰り返 す型糖尿病患者39名 男性5! 女性4名 年齢68.0±3.歳 に対して デ グルデクに切り替え 6ヶ月間の前後の変化を検討した FPGは53± 4から8± 食後時間PGは44±50から96±5mg!dl HbAcは8.7±.9から7.6±. と改善 p 0.0 TGは49±63から5±4mg!dlと低下 p 0.0 BMIには有意な変化はみられなかった QOLでは 望ましくな い高血糖感 夜間低血糖の不安 治療満足度の改善を認めた p 0.05 結 論 型糖尿病のインリン治療において デグルデクは 血糖及び脂質の コントロルを改善し QOLの向上に有用であることが示唆された HbAc NGSP値 S 30

76 I P 60 I P 605 型糖尿病8例にリラグルチドの有効性を検討 今村 賢司 三角 和雄 千葉西総合病院糖尿病内科 型糖尿病8例にリラグルチイド 以降リラ の有効性を検討した 内訳男性49例 女性5名 HbAc 9.±.8 BMI7.8±.8 内因性追加 インリン分泌能が リラにより改善 増強されたことが示唆された HbAと CPR! CPRに正の相関 p 0.0 HbAcと.5AGに正の相 関 p 0.0 HbAcと.5AGに正の相関 p 0.0 CPR!IRIも正 の相関を示した CPR! CPRと.5AGに正の相関 p 0.0 を認めた グルカゴンも3か月後 有意に低下した 体重もHbAcの改善と伴に6ヶ月間で有意に低下した 当院の経験より 蓄 尿中CPR35μg!以上 空腹時CPR0.9ng!ml以上 朝食時間後CPR.5ng! ml以上の内因性インリン分泌が保たれている症例ではリラが血糖コント ロルに有効であり 必ずしも糖尿病歴やBMIによらないことが示唆され た HbAc NGSP値 I P 60 当院整形外科入院の肥満型糖尿病患者におけるリラグル チド投与の有用性の検討 秋山 陽子 倉敷一病院内科 目的 術後血糖管理目的で肥満型糖尿病患者にリラグルチド 以下Lir を投与 有用性を検討した 方法 当院整形外科で手術を受けた型糖尿 病患者0名 男 女 7 3 年齢58.±7.5 BMI 3.6±.9 罹病期間6.± 4.年 HbAc 8.7±.5 空腹時血糖78.6±74.5mg!dl に術後Lirを投与 した 入院前の血糖降下剤はSU剤以外すべて中止 標準体重より算出した 食事療法を併用した 退院時BMI 8.6±.3 HbAc 6.73±. 空腹時血糖00.7±0.6mg!dl 平均入院期間75.5±8.8であった 入院前 の内服薬は±.剤で 退院時はLirのみ投与6名 食事療法のみ4名であっ た 結論 Lir投与と栄養指導の併用により著明な体重減少と血糖管理の 改善を認め Lir投与の有用性が示唆された HbAc NGSP値 I P 603 強化インリン治療からリラグリチド治療に切り替えた若 年発症型糖尿病の5例 菊池 信行 前田 一 調 進一郎 熊倉 淳 山本 律子 平尾 節子 平尾 紘一 横浜市立みなと赤十字病院小児科 HECサイエンクリニック 目的 強化インリン療法中の若年発症型糖尿病患者でリラグルチド変 更の有効性について検討する 対象 発症時年齢.6±.歳 切り替え時 年齢8±3.7歳 インリン使用量78±3.4単位! 体重94.±.0kg BMI 34.5±6. HbAc8.6±0.8 全例で体重減少が認められたが 名 がヶ月時にコントロル悪化のために強化インリン療法を再開 3名で か月後までHbAcの改善が認められた リラグリチドを継続者ではか月 後にHbAcは7.6±.0 体重は3.6±3.kg低下した 結論 強化イン リン療法治療中の若年発症型糖尿病患者にはリラクリチドが有効な症例が 存在する 結語 肥満を伴うインリン療法中の糖尿病患者においてリラグルチドへ の切り替えは治療法選択肢のつと示唆される HbAc NGSP値 I P 604 入院患者に対するBOT療法での食後高血糖改善薬 α" GI グリニド の有効性について 東 大介 永井 泰紀 林 功 山本 恒彦 久保田 稔 関西労災病院内科 関西学院保健館 方法 HbAc8.0 以上で入院となった型糖尿病患者45例 63.7±0.7歳 罹病期間9.8±9.年 HbAc0.3±.6 に食後高血糖改善薬 α"gi グリ ニド を用いたBOT療法を開始 空腹時00mg!dl 食後時間値40mg!dl 未満を目標とし 適宜インリン量 内服薬を増減 SMBG7回測定 毎食 前 毎食後時間 眠前 にて評価 平均血糖値 7.4± ± 7.7mg!dl 最高血糖値 90.7± ±35.3mg!dl 最低血糖値 65.5± ±.9mg!dl M値 3.± ±4.9 と 退院時 に有意に改善 入院中基礎インリンは最大5.±.6単位! 退院時9.8±.単位! 使用 合計468回の血糖測定中70mg! dl未満は9回 最低値は6 mg!dlであった 退院後6カ月までのデも報告予定である 結論 食 後高血糖改善薬を用いたBOT療法は入院における糖毒性解除に有用である ことが示唆された HbAc NGSP値 高用量SU薬長期使用患者における レパグリニドを中心 としたメトホルミン ビルダグリプチンの併用治療への変 更に関する検討 河合沙友希 林 哲範 海瀬 綾子 桃園 明 小川 惇郎 山岸 貴洋 千田 将馬 鎌田 裕二 高野 幸路 七里 眞義 北里大学内分泌代謝内科学 目的 高用量SU薬使用中の型糖尿病患者で レパグリニドを用いた治療 への変更し 有用性 安全性について検討した 方法 対象は8例 年齢 67歳 HbAc 8.9 SU薬 グリメピリド4.7mg グリベンクラミド5.6mg を徐々に減量 中止し レパグリニドを追加 その他メトホルミン ビル ダグリプチンの追加 増量を行い 4週間の臨床経過を検討した 全例でSU薬は中止に至たった HbAcは 週で と有意に改善し p 0.05 p p p p p 0.05 vs変更時 HbAc 達 成率も 週時点 であった 結語 レパグリニド メトホルミン ビルダグリプチン併用治療は 高用量SU薬 中止も可能で 安全でかつ有益な治療選択肢である HbAc NGSP値 I P 606 DPP4阻害薬とSU薬併用中の型糖尿病患者において SU 薬からレパグリニドへの切り替えが血糖指標と食事摂取に 及ぼす影響の検討 石倉 和秀 栗田征一郎 長岡 匡 能登 裕 独立行政法人国立病院機構金沢医療セン内分泌 代謝内科 背景 本邦では03年月にDPP4阻害薬とグリニド薬の併用が認可され た 目的 既にDPP4阻害薬内服中の型糖尿病患者で SU薬からレパグ リニドへの切り替えが血糖指標に及ぼす影響を後ろ向きに検討した 対 象 当院通院中型糖尿病の30例 M6! F4 64±歳 罹病期間5.4±9 年 SU薬からレパグリニドへ変更後 平均.±0.98カ月でHbAc N は 7.4±0.6 から6.7±0.5 へ有意に低下し p 0.00 尿糖陽性例 7 は全例陰性化した p 0.0 体重変化はΔ 0.3kgと増加した P 0.0 空腹感を自覚していた6例 0 は 全例とも症状は消失した 考 察 血糖改善の一方 体重増加は軽度で 食事摂取量の減少も寄与したと 考えられた 薬剤変更で 空腹時の過剰なインリン分泌が減少した可能 性が推測された 結語 DPP4阻害薬とレパグリニドの併用は 今後有効 な薬剤選択肢になり得る HbAc NGSP値 I P 607 多剤併用からのミチグリニド!ボグリボ配合剤への切 替による有効性の検討 岡本 秀樹 服部 正典 後藤斗志子 横塚 陽子 名鉄病院内分泌代謝内科 目的 多剤併用からミチグリニド!ボグリボ配合剤 グルベ への 切替における臨床効果を検討 方法 前投薬にてグリニドあるいはSU±αグルコシダゼ阻害薬 αgi を投与されていた患者49例 グリニド αgi併用群8例 SU αgi併用群8 例 グリニド単独群6例 αgi単独群7例 においてグルベ切替前と切替6 ヵ月後の有効性 安全性を検討 グリニド αgi併用群ではhbac値6.56±0.5 から6.6±0.63 p GA!HbAc.76±0.3から.58±0.30 p 0.05 とGA!HbAcは有 意な低下が認められた SU αgi剤併用群ではいずれも有意な変動は認め られなかった 結論 グリニド αgi併用群や低用量su αgi併用群からグルベへの切 替は有効性に問題なく 服薬アドヒアランの点から意義があると考えら れた HbAc NGSP値 I P 608 グリニド GN 薬を通常用量以上に増量した場合の追加 効果について 田中 祐司 小山 正剛 木俣 元博 春 明3 藤田 直也 山本 頼綱 防衛医科大学校総合臨床部 防衛医科大学校総合臨床部!内分泌代謝内科 防衛医 科大学校内分泌代謝内科3 背景 GN薬は 作用が弱い 頻回服用等の理由で現行TDM治療上の位 置づけは低いが 食後血糖降下 少ない低血糖!膵疲弊!副作用 は利点で ある 症例と方法 ミチグリニド MGN 30mg!服用者にて45"60mg! 迄増量し経過を観察 TDM0例 5"8歳 ほぼ全例でBG併 用 一部でインリン DPP" 4I併用 MGN併用前後でのΔHbAcは" 0.5 " 0.5 で有害事象無し 考察 我々はGN薬とBG薬を中心にαGI インリ ン DPP" 4I等を要事併用する方針を採用している 従来MGNのDM未治療 者でのΔHbAc効果は5 0 0mg!間で"0. "0.35 "0.38と0 0mg間 の用量依存性は弱いとされるが 今回の有効性の理由として併用薬の存在 が考えられる 結語 我々の治療方針内ではMGNは60mg!迄 十分な 用量依存効果がある MGN30mg! で不十分な場合 他剤への変更よりMGN 増量の方が安全 確実と思われた HbAc NGSP値 S 3

77 I P 609 I P 63 Repaglinideの血糖改善と食後CPRIndex 高橋 和子 医療法人社団髙橋内科医院 目的と方法 DPPIV阻害薬 D 使用後3ケ月のHbAc6.9 未満達成率は 49. であり半数は達成できない 6.9 群でD Glimepiride G Metformin M 併用下 Gを0.55± ± ±.8mg!dayと3ケ月毎に増 量 し て も 食 後 CPRIndex の 有 意 な 増 加 は な か っ た G と D を 中 止 し Repaglinide R とM併用による検討をした 前後比較の有意確率はp 達成の有意な因子のひとつは開始後3ケ月後の食後CPRIndexが大 3.54±.08 vs.6±.04 である ロシティック回帰分析. R量は開始時 3ケ月後0.99±0.4.5±0.38mg! day M量は全期間中904.8± 44.4mg! day HbAcの経過は 開始時とケ月後は7.0± ±0.65 で改善なかったがケ月後6.78±0.55 と有意 p 0.08 に改善した 3 食後CPRIndexは現在検討中である HbAc NGSP値 I P 60 型糖尿病患者でのアパルト30ミック注 Asp30 か らリプロミック50注 Lis50 回または3回注射への 切替え効果の検討 安藤 恭代 須江麻里子 小田健三郎 川上 理華 伊賀 涼 吉原 彩 岡 玲子 宮城 匡彦 臼井 州樹 熊代 尚記 内野 泰 弘世 貴久 東邦大学医学部大森病院内科学講座糖尿病 代謝 内分泌学分野 目的 型糖尿病へのAsp30の回うちで血糖管理不十分な患者に対し Lis 50へ変更した治療効果を比較検討する 対象 方法 型糖尿病と診断され Asp30の回注射でHbAc6.5 以上の40名を対象とし Asp30の回注 射を継続する群 Asp30群 と Lis50を回から段階的に3回注射へ切替え る群 Lis50群 に無作為に割り付けした 開始時は同量回打ちで切替え 自己血糖測定値によるアルゴリズムを基に8週毎に投与量を調整した Lis50 群では夕食前血糖値により8週以降3回打ちに変更とした 4週間投薬し有用 性や有害事象を評価した 抄録登録時に8週まで観察し得たAsp30群6 例 Lis50群3例でHbAcの変化を比較すると Asp30群7.4±0.9 から7.3± 0.8 Lis50群7.8±0.8 から7.8±0.9 と 回打ちでは両群での大きな変 化がみられなかった 今後4週間の全デを解析して報告する HbAc NGSP値 I P 6 福島 徹也 磯本恵理子 上田 康雄 本赤十字社長崎原爆病院内科 目的 近年 BOTなどインリン使用型糖尿病症例が少なくないと思わ れる インリン使用型糖尿病患者において インリン離脱できた症例 群の特徴を検討した 対象 平成3年4月 平成5年3月に当院入院した インリン使用型糖 尿病患者8例 インリン離脱群7例 非離脱群例 年齢が67.vs75.5歳 入院 時尿中CPR 8.8vs3.4μg! 強化インリン療法の割合vs64 離脱vs 非離脱 と有意差を認めた 一方 性別 罹病期間 BMI インリン使 用量には有意差を認めなかった 考察 インリン使用型糖尿病患者には インリン分泌が保たれたま ま インリン使用している可能性があった 体型やインリン使用量か らインリン離脱かの判断は難しく 入院にてインリン離脱が可能か検 討してみる必要があると思われる HbAc NGSP値 I P 6 高瀬 薫 鈴木 恵綾 間中 英夫 山形県立中央病院内科 目的 高用量のインリンから経口薬への変更の成否についての検討 対 象と方法 0年月 03年0月に入院しインリンを投与した型糖尿 病患者のうち 最終的に30単位! 以上のインリンを要した症例 入院中 に経口薬に変更し得たOHA群と 退院後もインリン継続を要したINS群 に分け 背景因子を比較 症例数はOHA群が50人 7.5 INS群 が9人 7.5 OHA群vs INS群の比較では U"CPR 平均73.4 vs 45.7 μg! のみが有意差を示した 推定罹病期間 6.0 vs 8.5年 最終イン リン量 0.6 vs 0.8単位!kg! は INS群で大きい傾向あり OHA群で は 症例の98 にDPP" 4阻害薬 96 にSU薬 90 にインリン抵抗性改 善薬を投与され 90 で3剤以上が併用された 考察 インリン分泌能 が保たれた症例では 多剤併用により 高用量のインリンから経口薬に 変更し得る可能性が示された I P 64 野口 享秀 堀 浩子 細野亜由美 堀川 幸雄3 大垣徳洲会病院内科 大垣徳州会病院薬局 岐阜大学医学部付属病院内科3 目的 II型DMで高血糖のためインリンで治療開始後経口血糖降下薬へ の切り替えが可能か検討する 方法 外来通院中で高血糖 平均HbAc. のためインリン治療開始した36名に経過中経口薬 DPP"IV阻害 剤 ビグアナイド への切り替えが可能の4名 A群 と不可能の名 B 群 を比較した 両群の年齢 DM歴 BMI 初診時のHbAc Max インリングラルギン量 血中CPR 尿中アルブミンを比較した A群に てDM歴 5.3±7. 3.4±7.7年 とMaxインリングラルギン量 8.±.7 5.4±6.単位 がB群より有意に少なかった 総括 高血糖患者にイン リンにて糖毒性を解除しながらSMBGを併用して経口薬に切り替えること を試みた 結論 DM歴が短く 経過中インリングラルギンの使用量が 少ない症例で切り替えが可能であった HbAc NGSP値 インリン投与開始量の設定法に関する検討 原田 太郎 竹光 秀司 山本 友也 山口 裕司 篠田 恵 周東 佑樹 小林 俊介 高野 綾子 長峯 朋子 仲村 優子 武市奈緒美 高谷磨紀代 山本 雅昭 真山 大輔 若栗 稔子 長尾 元嗣 稲垣 恭子 杉原 仁 及川 眞一 本医科大学糖尿病 内分泌代謝内科 背景 初期インリン投与量を空腹時血糖をもとに算定する方法が妥当であることを5 55回本 総会で発表した 目的 インリン初期投与総量の算定方法 空腹時血糖FBG 0.08単位! の妥当性及び安全性を 前向きに検討した 対象 009年から03年に血糖コントロル目的で入院となったインリンを導入した型糖尿病 患者 47例 を対象とした 結論 強化インリン療法導入後 血糖コントロルのため必要であったインリン最大量と空腹 時血糖 HbAc GA M値のあいだに有意な相関を認めたが 体重や尿中Cペプチドの間に 相関は認めなかった インリン導入した初期設定量で低血糖をきたした患者は47例中例のみであった インリン導入開始量を空腹時血糖 0.08単位! という計算式を用いて算定することは妥当 かつ安全であると考えられた HbAc NGSP値 I P 66 インリン導入後の経口血糖降下薬への変更について インリン強化療法離脱後の血糖コントロルの検討 田中 祐希 竹内 雅文 矢野 康生 玉城 哲雄 玉城 成雄 宮前 至博 黒木 宏之 笠原 督 城西病院内科 目的 強化療法離脱後の血糖コントロル良好因子について検討した 方法 008年9月" 03年0月に当院で強化療法から離脱し BOT 経口薬 のみ GLP"アナログへの治療に移行した5名の移行時の食事負荷試験に よるCPR値 罹病期間 ボラインリン量 6カ月後のHbAc HbA c 7 未満を達成するまでの期間を検討した HbAc7 未満達成 A群 0名 非達成 B群 5名で離脱時食事 負荷試験におけるCPR値は前 60分 0分いずれもA群 B群間で有意差 は無く罹病期間 ボラインリン使用量についても有意差は認めなっ た 強化療法離脱6カ月後のHbAcはA群6.7±0.4 B群9.6±0.7 でHbA c 7 未満を達成するまでの期間は3.3±0.7カ月であった 総括 強化療法離脱後の血糖コントロル良好群と不良群の強化療法離脱 時の内因性インリン分泌 罹病期間 インリン使用量に有意な差を認 めなかった HbAc NGSP値 I P 65 インリンから離脱できた型糖尿病患者群の特徴 30単位! 以上のインリンから経口薬への変更を試みた 型糖尿病症例における臨床的検討 型糖尿病患者におけるDPP"4阻害薬の血糖変動について の検討 CGMを用いて 後藤友美子 成宮 学 好川有希子 佐藤 正道3 国立病院機構西埼玉中央病院薬剤科 国立病院機構西埼玉中央病院内科 国立病院 機構西埼玉中央病院医療機器管理室3 近年 糖尿病治療においてCGMによる血糖変動が注目されている 比較的 血糖コントロルが良好と思われている患者でも CGMを実施し高血糖や 低血糖が発見され 薬剤が変更となる場合も少なくない 今回 このようなCGMを実施し薬剤変更となった患者のうち 速効型イン リン分泌薬とDPP"4阻害薬の併用において 薬剤の違いにより血糖変動 に差が出るか検討した 対象は当院通院中でCGMを行った型糖尿病患者名 速効型インリン 分泌促進薬とシグリプチンの併用群と ビルダグリプチンの併用群であ る 結果は速効型インリン分泌促進薬とシグリプチンを併用している群と ビルダグリプチンを併用している群において 標準偏差の違いが見られた 以上の結果から 血糖値やHbAcの差が見られなくても 血糖変動の差が あることが示唆された HbAc NGSP値 S 3

78 I P 67 高齢者型糖尿病患者におけるSU薬から食後血糖改善薬 DPPIV阻害薬併用療法への切り替え時の外来CGMを用い た血糖動態の検討 好川有希子, 成宮 学 佐藤 正道3 後藤友美子4 范 揚文, 伊藤 洋太, 宇都宮一典 東京慈恵会医科大学糖尿病 代謝 内分泌内科 独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院 代謝内科 独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院医療機器管理室3 独立行政法人国立病 院機構西埼玉中央病院薬剤科4 目的 高齢型糖尿病患者において SU薬を中止 減量し 食後血糖改善薬 DPPIV 阻害薬へ切り替え 薬剤変更前後での血糖動態を外来CGMを用い検討した 対象と方法 外来型糖尿病患者4名 HbAc 5.9"6.6 平均年齢 75.3歳 SU薬 使用時とSU薬中止 減量後の食後血糖改善薬 DPPIV阻害薬併用時の血糖内変動 の変化を 各時間帯 4時間 活動時間帯6" 時 夜間帯0" 6時 毎に血糖値 mg! dl と標準偏差 SD値 mg! dl 低血糖の割合で検討した 結果 HbAc の有意な変動はみなかった 活動時間帯の血糖値の 有意な改善をみた 時間SD値および活動時間帯SD値の有意な改 善をみた 4時間SD値の平均 活動時間帯SD値の平均 SU 剤使用時全例で低血糖を認め 切り替え後4例中3例で低血糖が消失した 結語 外来CGMを用いた薬剤変更で血糖変動の改善および低血糖の減少をみた HbAc NGSP値 I P 68 シグリプチン50mgにて血糖コントロル不十分例での シグリプチン増量とミチグリニド!ボグリボの有用 性に関する検討 新生 忠司 岡田 洋右 須貝 慧 大塚 隆史 黒住 旭 鳥本 桂一 森 博子 田中 良哉 産業医科大学一内科学 目的 シグリプチン S 50mg投与下で食後血糖不十分な型糖尿病症 例にてS00mg増量とミチグリニド!ボグリボ M!V への変更での効 果をCGMにて比較 方法 S00mg M!V S群 またはM!V S00mg M! V群 に変更しCGMを各3間施行 評価項目は主要 ①SD値 副次 ②平均血糖 ③血糖70" 80 mg! dl時間 症例 80歳男性 M!V群 HbA c7.0 ①②③がM! Vで改善 症例 53歳女性 S群 HbAc7.0 ① ②③は同等 症例3 63歳男性 S群 HbAc7. ①②③はM! Vで改善 症例4 64歳男性 M! V群 HbAc7.3 ①②③はM! Vで改善 症例5 7歳男性 M! V群 HbAc6.8 ①は同等 ②③はM!Vで改善 M! Vにて5例中4例で①③が改善 3例で②が改善 考察 S50mg投与でHbA c 7 前後 FPG0程度 食後血糖00以上の症例ではS増量よりもM!Vへ の変更にて質の良い血糖改善効果が期待できる HbAc NGSP値 I P 69 シグリプチンからテネリグリプチンへの切り替えによる 血糖コントロル指標の変動の比較 高井 智子 前田 ゆき 阿部 泰尚 梶川 道子 柱本 満 淀川キリト教病院糖尿病 内分泌内科 背景 目的 型糖尿病患者で シグリプチン S からテネリグリプチ ン T への変更を行い 切り替え前後で 各薬剤の有用性と安全性につ いて比較する 二剤間の相違が明らかとなれば DPP4阻害薬の安全かつ有 効な選択や切り替えに関する指標を得ることが可能となる 方法 結果 S 50mg投与中の型糖尿病患者において S 50mg一一回投与からT 0mg 一一回投与への変更時と変更後3ヶ月目の 体重 血圧 HbAc 血糖値 持続血糖測定器 CGMs によるmean amplitude of glycemic excursions MAGE TG LDL HDL" C FFA BUN Cr UA egfr 尿中微量 アルブミンなどの比較を行った 結果 03年月より患者登録を開始し た 予定症例数5名の登録を完了の上 薬剤変更前 変更後3月目のデ を集計し 最終的な解析を報告する予定である I P 60 糖尿病透析患者におけるテネグリプチン至適投与量の検 討 CGM 皮下連続式グルコ測定 の結果より 船越 哲 澤瀬 健次 橋口純一郎 宮崎 健一 李 嘉明 山下万紀子3 畠山今子 草刈 祥子 中島さゆり 小峰 麻耶 矢野 未来 江藤 りか 原田 孝司 長崎腎病院内科 長崎腎病院 社会福祉法人照善会3 目的 血液透析患者におけるテネグリプチン投与0mgと40mgの違いを検 討する 対象 方法 当院の外来血液透析患者で 併用薬を変えずにテネグリプチ ンを0mgから40mgに増量し 週間以上空けてCGMを施行し得た4例につ き グリコアルブミン GA とCGMにて得られた血糖変動のprofileについ て検討した テネグリプチン0mg時のGAの平均値は0.9 また血糖変動の指 標であるMean Amplitude Glucose Excursions MAGE の平均は44.5±8.3 mg!dlであった 40mgに増量した後のGA平均値は0. MAGE平均値 は45.0±6.7 mg!dlと差がなかった また 0mgと40mgともに低血糖は 認めなかった 考案 今回の検討ではテネグリプチンの至適投与量は0mgと考えられた I P 6 糖尿病透析患者におけるミグリトルの効果 CGM 皮 下連続式グルコ測定 による検討 江藤 りか 中島さゆり 小峰 麻耶 矢野 未来 山下万紀子 畠山今子 草刈 祥子 澤瀬 健次 宮崎 健一 李 嘉明 橋口純一郎 原田 孝司 船越 哲 長崎腎病院薬剤課 目的 血液透析患者におけるミグリトルとボグリボの血糖降下作用 を比較し また血糖変動profileの違いを検討する 対象 方法 ボグリボ0.mg 3Xを服用中の患者8名で 調査期間中に 他の併用糖尿病治療薬を変更しなかった者を対象に ミグリトル50mg 3 Xへ変更した ボグリボからミグリトルへの切り替えは 特記すべき副作用 なく切り替えることができた 透析前血糖値は 58.06mg! dlから0.75mg! dlに P グリコアルブミンは3.66 から.86 に有意に低下し た P 0.04 更に切り替え前後にCGMを施行し得た4例では 例で血糖 変動幅がミグリトルにおいて大きく低下し 例では変化なかった 考案 ミグリトルは血液透析患者においても安全に投与可能で 血糖降 下作用 安定化作用はボグリボより優れている可能性が示唆された I P 6 CPR index別にみたdpp4阻害薬sitagliptinの長期効果 紅粉 睦男 井川 裕之 森 孝之 工藤ひとみ 松本 啓 関口 雅友 真尾 泰生 札幌厚生病院糖尿病 内分泌内科 札幌厚生病院共済クリニック 目的 DPP" 4阻害薬剤は インリン分泌能が低下していると思われる例 でも奏功することを経験する CPR index CPI 別のSitagliptin S の効 果を検討した 方法 S投与前にCPIを測定し カ月間観察した型糖尿 病35例 CPIが0.8未満を低値 低 0例 0.8から.を中等度 中 例.以上を高値 高 3例 とし HbAc CPI HOMA" βを検討 ①HbAcは 低 前値0.±.3 月後7.7±.9 中 8.5±. 7.±.3 高 8.0±.3 7.4±.3 となった ②HbAc値7.0 未満達成率は 低 0 50 中 0 67 高 54 となった ③CPIの推移は 低 0.63±0.0.06±0.38 中 0.99±0..03±0.5 高.77±0.5.58± 0.34であった ④HOMA"βも改善傾向を認めた 結語 CPI低値でも S 追加投与によりHbAc値の改善する例も多く インリン分泌能の改善も 認めた HbAc NGSP値 I P 63 DPP"4阻害薬シグリプチンならびにアログリプチンで 効果不十分な型糖尿病患者へのビルダグリプチン変更例 での検討 則竹 伸保 小川 義隆 吉田 エリ 村瀬 寛 総合大雄会病院内分泌 糖尿病内科 シグリプチン S アログリプチン A で効果不十分な型糖尿病患者 にビルダグリプチン V に変更で血糖コントロルの変化検討 対象 通院中の型糖尿病患者でSまたはA内服中HbAc7. 以上継続し 03年3 月から5月にVに変更した5名 変更前S46例 A 5例 併用薬BG薬50例 SU 薬33例 ピオグリゾン4例 αgi例 グリニド薬7例 併用薬数剤3例 剤例 3剤8例 4剤8例 方法 変更前 週 4週後でHbAc 5" Anhydroglucitol 5"AG を 変更前と4週後で空腹時血糖 FPG を 測定 投与前 週 4週それぞれHbAc8.±0.8 7.± ± 0.6 5AG5.8± ±5..4±5.7μg!mlに有意に改善 FPGは投 与前44.6±9.6から4週後4.±7.5mg! dlに有意に改善 考察 SやA効果不十分症例にVに変更することで食後血糖も抑制した血糖 コントロルをめざすことができる可能性が示唆 HbAc NGSP値 I P 64 埼玉県地区における型糖尿病患者に対するシグリプチ ンの長期投与の血糖コントロルに対する影響 SUCCEED Trial 中間報告 犬飼 敏彦 竹林 晃三 櫻井慎太郎 川西 美里 堀 賢一郎 健二 土屋 天文 麻生 好正 寺沢 智子 成瀬 里香 原 成宮 学3 粟田 卓也4 松田 昌文5 丸山 太郎6 石川 三衛7 川上 正舒7 片山 茂裕4 獨協医科大学越谷病院糖尿病内分泌 血液内科 獨協医科大学内分泌代謝内科 独立行政 法人国立病院機構西埼玉中央病院3 埼玉医科大学4 埼玉医科大学総合医療セン5 社会 保険中央病院6 自治医科大学付属さいたま医療セン7 目的 我々は埼玉県地区においてシグリプチン S の長期投与 04週 に関 する多施設共同研究を施行中であり 今回その中間解析の結果 5週まで を報 告する 対象と方法 未治療型糖尿病患者に対してS 50mg! の単独療法の 有用性 週 を検討 その後 投与開始週後の時点で HbAc NGSP値 7.4 未満を満たしている症例を 更に9週間経過観察 HbAcは3ヶ月で7.44± 0.4 より6.76±0.5 と有意に低下した n 33 P 週まで経過観 察できた症例 n 46 においてもHbAcは同様に有意に低下した P 結論 未治療型糖尿病患者にSを投与するとHbAcが約0.6 低下することが示 され その効果は5週経過した時点でも保持されていた HbAc NGSP値 S 33

79 I P 65 I P 69 シグリプチンの型糖尿病に対する効果 田原 一樹 上嶋 昌和 増谷 剛 舛田 純子 錦織麻衣子 岡田 定規 赤井 靖宏 福井 博 石井 均 奈良県立医科大学附属病院糖尿病セン 奈良県立医科大学糖尿病学講座 目的と方法 当科で00年9月から0年月までの間にシグリプチン を投与された型糖尿病患者48例のうち 観察開始時にシグリプチンを 加える以外には投薬内容が変更されず その後の6か月間にも投薬変更のな い83症例を対象に シグリプチンの血糖改善効果とそれに関与する因子 を検討した 結果と結論 HbAcは3カ月で平均0.9 減少した シグリプチンによる 3か月後のHbAcの減少は シグリプチン開始時のHbAcに有意相関し た 3か月間にHbAcが減少した55症例を対象に 更に3か月間検討すると 0症例は6か月後にHbAcが悪化した HbAcが悪化した0症例を HbA cが悪化しなかった45症例と比較すると 開始時の糖尿病薬の併用が HbA cの悪化に統計学的に相関した HbAc NGSP値 I P 66 新規型糖尿病患者に対するテネリグリプチンの長期使用 成績 榎本 哲也 榎本内科クリニック 目的 テネリグリプチン長期投与における有効性 安全性を検討した 方法 当院外来にて型糖尿病と診断された未治療の糖尿病患者に対し テネリグリプチン TNL 0mgで48週以上継続投与された症例について レトロペクティブにHbAc等への効果を検討した 新規糖尿病患者の内 TNL0mgで48週間治療した7例ではHbAc 7.7±.0 投与開始時 から6.6±0.5 週 まで有意に低下し この 効果は48週まで持続した またLDL"Cの有意な低下も確認された 一方 体重変動はほとんど認められず 特記すべき副作用は見られなかった 結論 TNL投与により長期にわたる良好な血糖コントロルが可能であっ た また脂質や血圧に対する興味深い結果も得られたので 今後 他剤と の併用効果も含めて更に症例数を増やして検討したい HbAc NGSP値 I P 67 型糖尿病合併心血管疾患患者におけるテネリグリプチン の効果の検討 桑原宏一郎 京都大学医学部附属病院循環器内科 目的 型糖尿病合併循環器疾患患者においてテネグリプチンの効果を検 討した 方法 型糖尿病合併心血管疾患患者でテネグリプチンmg一一回投与 を他のDPP" 4阻害薬から切り替えて開始した6名 年齢中央値77歳 男5名 女名 切り替え前ビルダグリプチン0mg4名 シグリプチン0mg名 リナグリプチン5mg投与名 における投与前およびか月後のHbAc QTc および血中BNP濃度を検討した 結果 投与前および投与か月後のHbAc値は平均6.8 平均6.9 と有意 な変化を認めなかった QTcは平均43から44msec 血中BNP濃度は平均 36.6から43.0pg! mlであり 両群間で有意差は認められなかった 考察 型糖尿病合併心血管疾患患者6名においてDPP" 4阻害薬テネグリプ チンは 他のDPP"4阻害薬とHbAcに対し同等の効果を有し またQTc時 間や血中BNP濃度への有意な影響を及ぼさなかった HbAc NGSP値 I P 68 持続血糖測定器 CGM の外来での使用が型糖尿病患者 の治療に及ぼす影響 佐藤 淳子 金澤 昭雄 池田 富貴 鴫原 奈弓 川口美奈子 小宮 幸次 内田 豊義 荻原 健 清水 友章 藤谷与士夫 綿田 裕孝 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学 目的 型糖尿病患者に対する外来CGMの有用性を検討する 方法 CGM を3回行い結果に基づき介入するOPEN O 群と 介入しないBLIND B 群にランダム化 34名 結果 現在までに終了したO群6名 B群0名の 試験前HbAc8.4±.7!8.±.0 期間中HbAcの変化0.5±0.8!"0.5± 0.7 p 0.0 DTSQ治療満足度 36点満点 の変化はO群!B群 ".5± 9.5点 悪化! 0.8±8.8点 改善 高血糖自覚コア 6点満点 の変化はO 群! B群.7±.0点!"0.9±.7点 p 初回CGM40mg!dL以上の割 合はO群!B群 65.7 ±3.!67.±8.8 変化率は3.8±5.4!"8±.9 考察 現在までの解析ではO群で血糖改善を認めず 治療満足度 に影響しなかった CGMの結果を血糖コントロル QOLの改善に結びつ けるには更なる検討が必要である HbAc NGSP値 型糖尿病患者の経口糖尿病薬治療についての外来CGMに よる検討 報 佐藤 正道 後藤友美子 好川有希子3 成宮 学3 独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院医療機器管理室 薬剤科 内科3 目的 経口薬糖尿病薬治療の同意が得られた型糖尿病患者の血糖内変動を外来CGMにより検討した 対象と方法 外来型糖尿病患者0名 HbAc 6.9" 8.4 平均年齢65.歳 DPP4阻害薬を中心に経口薬治療を実施 血糖内変動を各時間帯 4時間 活動時間帯6" 時 夜間帯0"6時 毎に血糖値とSD値をCGMにより検証し た HbAc 7.±0.4 6.±0.3 空腹時血糖値 39.5± ±0.mg!dl 4時間血糖値 30.5± ±9.9mg! dl 活動時間帯血糖値 35.8±3.4 8.±0.9mg! dl 夜間帯血糖値.3±.3 0.5±4.mg!dl 4時間SD値 35.±9.0 3.±.8 活動時間帯SD値 3.8±9.5.8±3. 夜間帯SD値.9±8.8 4.±4.0 まとめ 4時間 活動時間帯において血糖値 SDいずれも有意に改善していた 夜間帯血糖値では有意な改善は見られなかった 夜間帯SD値は有意に改善していた HbAc NGSP値 I P 630 型糖尿病患者における持続血糖モニリング CGM を 用いたインリンデグルデク変更前後の血糖変動に関する 検討 柳澤 里佳 永井 義幸 大澤 舞 伊藤真理子 田丸 新一 志熊 淳平 伊藤 禄郎 高橋 友乃 金澤 昭 三輪 隆 小田原雅人 東京医科大学病院糖尿病 代謝 内分泌内科 目的 背景 作用時間の長いインリンデグルデクは 定常状態後には安定した血糖低下作用を 示すとされる 我々は デグルデクに変更する前後での血糖変動を持続血糖モニ リング CGM を用いて検討した 方法 インリングラルギンで強化インリン療法を施行している型糖尿病入院患者0例 にデグルデクをグラルギンと同量で変更し 変更前と投与3後の 平 均 血 糖 値 MBG 標準偏差 SD M値 全0 4時 に分けてCGMを使用し検討した MBGに関しては全例において改善を認めなかったが SDは6例 M値に関しては全 例で改善を認めた また 全例において低血糖の発現は認められなかった 結語 インリンデグルデクはグラルギンに比し 血糖変動幅の改善を指標とした場合 有効と考えられ血糖変動が安定することが示唆された HbAc NGSP値 I P 63 型糖尿病患者における持続血糖モニを用いたイン リンとリキシセナチド併用例の検討 黒澤由貴子 川崎 元樹 平澤 麗子 西谷 里枝 永田 友香 佐藤 文紀 櫻田 麻耶 西田 賢司 辻野 元祥 小川 佳宏 東京都立多摩総合医療セン内分泌代謝内科 東京医科歯科大学大学院分子内分泌代謝 学 糖尿病 内分泌 代謝内科 目的 持続血糖モニ CGM を用いリキシセナチド L 導入前後の血糖変 動効果を検討する 方法 入院型糖尿病患者3例 男性例 女性例 年齢66.7±4.5歳 BMI6.3±. 例 kg! m 罹病期間6.36±7.7年 HbAc0.±.5 経口糖尿病薬使用 OHA OHA例では内服中止とし 全例で持効型インリン I を導入 空腹時血糖80 mg! dl未満までiを増量後にlを導入 L導入前後でCGMを用い血糖変動を評価し た 血糖平均 9.0±44.0mg! dl 68.0±34.5mg! dl 標準偏差 47.0±.3 mg!dl 39.0±6.mg!dl MAGE 03.4±47.0mg!dL 85.8±3.4mg!dL 80 mg!dlを超えた時間の割合 5.0± ±6.5 はいずれも改善傾向を 認めた 各食後平均血糖もすべて改善し 特に朝食後血糖は大幅に改善していた 考察 IにLを併用することで平均血糖のみならず血糖変動も減少させる効果が得 られる HbAc NGSP値 I P 63 デグルデクとリナグリプチン併用による血糖コントロル 改善をCGMで確認し得た型糖尿病維持透析患者の例 青柳 守男 山崎 英樹 宮城 調司 樫山 麻子 寺師 聖吾 住友 秀孝 立川相互病院内分泌代謝科 症例 7歳 男性 既往歴 43歳型糖尿病 60歳インリン導入 60歳心筋梗塞 69歳洞不全症候群ペ メカ移植術 7歳透析導入 家族歴 母方 糖尿病歴濃厚 現病歴 コンプライアン不良のため 血糖コントロルの依頼で入院となった 生活歴 職業歴 独居 喫煙30本! 40年 飲酒回! 焼酎0.5合! 回 入院時検査所見 HbAc.9 グリコアルブミン8.8 空腹時血糖mg!dl 空腹時Cペプチド3.6 ng! ml 入院後経過 食事療法600kcal! のもと デグルデク朝回8単位皮下注にて朝食前血糖値00mg!dl 前後まで改善したが 中の血糖値の上昇を認めた シグリプチンを併用し若干の改 善を認めた リナグリプチンに変更したところ更に改善を認めた それぞれのCGMのデ を得た まとめ 型糖尿病の透析患者の血糖コントロルに リナグリプチン投与は有効である HbAc NGSP値 S 34

80 I P 633 過量投与インリンの減量 中止の経過をCGMにて観察 しえたSubcutaneous insulin resistanceと考えられる症 例 村野 俊一 芳賀 博 黒須 敦 松浦 弘子 とちぎメディカルセン下都賀総合病院内分泌代謝内科 とちぎメディカルセン 下都賀総合病院看護部 症例 76歳男性 初診時HbAc.4 抗GAD抗体陰性 眼底は福田A0 CCr 8ml! min AER 68mg!gCreで末梢神経障害あり 食事療法指導後 尿中C"peptide3.9μg!にてインリン療法を開始 経過中HbAcの悪化 に対応してインリンを種々変更 漸増した 血中インリン抗体は60 nu!ml 結合率は8.7 で その後370nU!ml 4.7 に低下 本年5月アピ ドラR ランRのインリン合計として80単位! が投与されていた 入 院期間中にインリンを漸減 中止した その経過を3回にわたりCGMに て観察したがインリン減量による血糖値の変化はほとんど認められな かった 入院前後でHbAcは.8 から0. と改善した 考察 病態的にはSubcutaneous insulin resistanceとして報告されている症 例に類似していた 早期に気づき 無用なインリン投与を控えるにはこ のような病態がが広く知られる必要がある HbAc NGSP値 I P 634 血糖コントロルが極端に不良 HbAc 5 以上 であ る患者の臨床的背景 藤澤 智巳 酒井 保葉 小西 正剛 松浦 基夫 市立堺病院腎代謝免疫内科 目的 血糖コントロルが極端に不良な患者の臨床的背景を明らかとす る 方法 00年月 03年0月まで当院受診患者でHbAc 5 以上 であった例を抽出 7名の年齢は中間値58歳 男性3名 女性4名 病型は膵癌による膵性糖尿病名を除き6名すべてが型糖尿病 HbAcは 5..5 中間値6.6 体重減少から医療機関受診までの期間は中間 値3か月 50パセンイル.5 6ヶ月 体重減少幅は中間値BMI ".8 同 ".5 " 4.3 kg! mであった 8名 47 は医療機関受診歴なし 9名 は医療機関受診歴があったが5名 9 は治療中断 その理由として経済 的 時間的が名 3名 8 は患者" 医療者関係であった 総括 血糖コントロルが著明に不良であることの背景に 症状があるのに受診 が遅れること 時間 経済的理由や治療者との関係に起因した治療中断が ある HbAc NGSP値 I P 635 当院における糖尿病教育入院患者の治療方針の選択に影響 を及ぼす因子についての検討 福武 嶺一 宗田 聡 松林 泰弘 大澤 妙子 新潟市民病院内分泌代謝内科 目的 治療選択の根拠の客観性を評価すべく検討を行い治療方法の選択を標準化 できるかを考察した 対象 方法 0年0月 03年0月までの期間 当科にて教育入院した患者9名を対 象とし 治療選択に影響すると考えられる因子を退院時の治療が食事運動 療法のみの群 内服治療群 インリン治療群の3群に分け検証した 結果 考察 インリン治療群は年齢 罹病期間に正の相関 インリン分泌能を示す 因子に負の相関を示し 内服選択群は インリン分泌能が保たれている 事が重要であった 治療の標準化においては これらの因子のコア化と 層別化を行い 妥当性 有効性について前向きに検討する必要がある HbAc NGSP値 I P 636 I P 637 小山 一憲 国際医療福祉大学三田病院内科 目的 新しい血糖コントロル目標に基づいた血糖コントロル状況と使 用薬剤を調査した 方法 対象 糖尿病外来の型糖尿病患者799名 男547 女5 平均年 齢 63.95± ±0.69 治療別人数と割合 食事7 薬493 Ins3 GLP 期間 平成5年8月から9月までのヶ月間 項目 HbAcと使用薬剤 全体 6 未満.0 7 未満 未満4.4 8 以上9.6 食事 薬 Ins 薬のみでの薬剤数 剤3.6 剤30.0 3剤7.4 4剤0.8 5剤0. 種類別 DPP7.0 G6.7 SU45.6 TZD.7 αgi4.0 GLD4.7 総括 8 以上は Insで約3割おり 改善が望まれる DPPが最も多く 次いでBGで 使用割合に大きな変化が認められた HbAc NGSP値 I P 638 森下 加惠 馬屋原理英子 米本 崇子 小川 達雄 田口 吉孝 井上 達秀 田中 一成 静岡県立総合病院糖尿病内分泌内科 目的 外来通院患者000例の治療とコントロル状況について分析し 実 態を把握することで今後の治療指針に役立てる 対象 方法 糖尿病患者000例の年齢 家族歴 罹患歴 合併症 BMI HbAcや治療法を検討する 年齢は67才 罹患率は年 BMIは3 BMI 5が33 HbAcは7.9 経口薬のみの症例は54 でHbAcは 7.7 インリン使用例は全体の35 でHbAcは8.3 BMI別のHbAcは 7.6 BMI BMI BMI BMI 30 であった 腎症別のHbAcは期7.8 期8.7 3A期8.7 3B期 8. 4期7.6 5期7.3 であった 考察 結語 BMIが上昇するほど平均HbAcが高い 生活習慣の介入強化や薬剤調整が 必要であると考えられる 総会発表時には解析症例を増やし 報告する予 定である HbAc NGSP値 Hypertriglyceridemia, hypertension in Mongolian patients with type diabetes mellitus Enkhjargal Yanjmaa Tserendagva Dalkh Altaisaikhan Khasag Munkhtur Yadmaa3 Davaalkham Dambadarjaa Public Health nursing department School of Nursing, Health Sciences University of Mongolia HSM Satate owened Stock company, Ulaanbaatar brance3 Objective To assess biomedical parameters of newly diagnosed with Type diabetes Mellitus in Mongolia Methods This descriptive study performed with random cluster sampling method in 6 district health centers in Ulaanbaatar. We used a questionnaire and bio medical measurement. Results 45 of the patients with Type diabetes Mellitus were male and 55 were female and mean age of all participants was 49±8.5 years. According to BMI 83.6 of patients was obese and overweight and 84. of patients indentified central obesity. The hypertriglyceridemia was 59.4 and hypertension 67.. Smoking and family history of DM, hypertension and obesity, previous history of GDM in women showed no significant differences between persons with MetS and without MetS. PBF were significantly and each of BMI r 0.505, p 0.000, and WC r 0.79, p in newly diagnosed patients with TDM. CONCLUSION Hypertriglyceridemia, hypertension and obese is majority risk factor of TDM in Mongolia. I P 639 Majority risk factors of undiagnosed T DM in Ulaanbaatar Tuya Sukhbat Enkhjargal Yanjmaa Department of Foreign Language, School of Nursing, Health Sciences University of Mongolia Department of Public Health Nursing, School of Nursing, Health Sciences University of Mongolia Goal To determine the risk factors of undiagnosed TDM. Methods A survey of the total 54 population living in Sukhbaatar discricts a Ulaanbaatar city of Mongolia. The participants were selected randomly and we used a questionnaire collected a anthropometric measurements, FBG and OGTT. Results A total of subjects mean age 36,7±4.5 of whom 48 men 46, and 93 women 54 participated. The participant s sex significantly correlated waist circumference WC r 0.5 p 0.0 and FBG were significantly related BMI r 0,3, p 0,005. The previously diagnosed diabetes was 8.7, newly diagnosed T DM was 7.4 and the prevalence of IGT was 4.7. Diabetes was related persons with marked overweight and obesity BMI 30 kg! m or more. The previously undiagnosed diabetes was related to the amount of unhealthy diet and inactivity in both sexes. Conclusion The previously diagnosed diabetes was 8.7, newly diagnosed TDM was 7.4 and the prevalence of IGT was 4.7. I P 640 当科外来定期通院糖尿病患者000例の実態調査 糖尿病外来での血糖コントロル状況と使用薬剤の調査 膵酵素補充療法によって血糖コントロルが悪化したよう にみえた膵内外分泌不全の例 松本 敦史 柳町 幸 田中 光 松橋 有紀 佐藤 江里 今 昭人 長谷川範幸3 近澤 真司3 三上 恵理4 中畑 久 大門 眞 丹藤 雄介5 中村 光男6 弘前市立病院内分泌代謝科 弘前大学医学部内分泌代謝内科 板柳中央病院内科3 弘 前大学付属病院栄養管理部4 弘前大学医学部保健学研究科5 弘前市医師会健診セン6 膵内外分泌不全例に対し膵酵素補充療法を新たに行い 一時的に血糖コント ロルが悪化した例を経験した 68歳男性 大酒家 49歳時に慢性膵炎 糖尿 病と診断され 同年pain controlのため 膵体尾部切除術が施行された 65歳 時にinsulin導入となったが その後も血糖control不良 体重減少を認め 当科 紹介となった 尿中Cペプチド 6.6μg! 糞便中脂肪排泄量3.8g! 5g! 以上 であり膵内外分泌不全と診断 膵酵素補充療法 ベリチム9g! を 導入した これによって糞便中脂肪排泄量 4.0g!と改善 栄養状態も改善 したが 血糖controlを良好に保つために 総insulin量は6 5単位!に増量さ れた 膵外分泌不全の6割程度に炭水化物 蛋白質の吸収不良があるといわれ るが 本症例では 膵酵素投与によって 脂肪だけでなく炭水化物の消化吸収 も是正され insulinの増量が必要であったと考えられる HbAc NGSP値 S 35

81 I P 64 糖尿病発症を契機に自己免疫性膵炎 AIP が発見され テロイド シグリプチン投与で耐糖能の改善をみた一 例 内田 諭 長谷川裕美 山口 実菜 里道 哲彦 小川 佳宏3 平塚共済病院内分泌代謝科 平塚共済病院消化器科 東京医科歯科大学医学部附属 病院糖尿病 内分泌 代謝内科3 症例 5歳男性 耐糖能異常の指摘なし 現病歴 03年3月 体重減少 あり空腹時高血糖 HbAc NGSP 7.3 と高値を認め糖尿病と診断 4月 当院入院し空腹時血糖mg!dl 血清インリン HOMA"R 尿中 CPRはいずれも正常範囲内 抗GAD抗体陰性でシグリプチン50mg!を 開始 カ月後HbAcは6.8 まで低下 二次性糖尿病除外の精査で 膵の びまん性腫大 膵管狭窄像 高IgG4血症を認め 典型的組織学的所見と一 致しAIPと診断 AIPに対しテロイド投与を 糖尿病に対してはシグリ プチン投与のみを行い血清学的 画像上 治療経過良好でインリン分泌 能の改善を認めた テロイド開始週間後に維持量域に達した後 HbA cは一貫して低下しテロイド開始5カ月後には6. と正常化した 考察 糖尿病のみを症状とするAIPに対しテロイド シグリプチン投与が有 益であった例を経験した HbAc NGSP値 I P 64 緩徐進行型糖尿病 SPIDDM を含むGAD抗体陽性糖尿 病に対するGLP! 受容体作動薬リラグルチドの有効性の検 討 市野 功 岡本 実里 寺田英季子 仲山 倫子 平田 英一 関口 直孝 迫 康博 井口登與志3 高柳 涼一3 済生会福岡総合病院糖尿病 内分泌内科 済生会飯塚嘉穂病院内科 九州大学大学院医学研 究院病態制御内科学3 目的 SPIDDM確診3例を含む抗GAD抗体陽性糖尿病にリラグルチドを導入し そ の有効性について検討した 症例 抗GAD抗体陽性糖尿病5例 年齢48.0±5.8年 糖尿病歴9.±4.ヶ月 HbA c 9.±0.93 抗GAD抗体 U! ml 入院後強化インリン療法で血糖コントロルを行った後 内因性インリン分泌 が残存している事を確認しリラグルチドを導入した 空腹時CPR.9±0.344ng! ml 退院後HbAcは6.3±0.8 3M 5.65±0.8 6M と良好な血糖コン トロルを維持した 3ヶ月後の朝食後血糖は3±.3mg! dlと良好 考察 抗体価にかかわらず全例リラグルチドで良好な血糖コントロルが得られ た 膵β細胞の機能が保持されるのかどうかは 今後の検討課題である 結語 内因性インリン分泌が残存している抗GAD抗体陽性糖尿病において早期 のリラグルチド導入が有効であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 643 ピオグリゾン投与が有効であったインリン抵抗性及び 低アディネクチン血症を伴うミトコンドリア糖尿病の 例 二宮 浩世 平田 歩 中田 伸輔 木村 武量 坂本扶美枝 小澤 純二 北村 哲宏 安田 哲行 前田 法一 西澤 均 今川 彰久 船橋 徹 下村伊一郎 大阪大学大学院医学系研究科内分泌 代謝内科 症例 45歳女性 身長38cm 体重9.3kg BMI 5.kg!m 00年難聴 008 年耐糖能障害を指摘 03年mtDNA343 A"G を確認 初回入院時HbAc 6. 血中アディネクチン APN.μg!mL 75gOGTT Matsuda Index 4.04 Disposition Index 0.84 ITT K値.9 と インリン分泌は保たれるも感受性低下があり 更に低APN血症を合併して いた 同症例に対し ピオグリゾン PIO 投与を開始 3ヵ月後 HbAc 6.4 血中APN 4.54μg! ml 75gOGTT Matsuda Index 4.38 Disposition Index.5 ITT K値.56 と感受性改善並びにAPN値の上昇が認められた 結論 低APN血症を伴い インリン感受性低下を主体としたmtDNA343 A"G 変異による糖尿病に対してPIOを投与し インリン感受性およびAPN 値の改善がみられた症例を経験したので報告する HbAc NGSP値 I P 644 ミトコンドリア糖尿病の加療中に血栓塞栓症を繰り返した 一例 田中 翔 菱木三佳乃 中山 麻里 反町衣里紗 相馬 正義 本大学医学部附属板橋病院腎臓高血圧内分泌内科 東京都立広尾病院糖尿病内分 泌内科 症例は6歳女性 5歳時に糖尿病と診断され内服加療を開始 8歳時にイ ンリン療法を導入されていた 56歳時に当院へ転医し加療継続したが 難聴の進行と心機能低下を認めたためミトコンドリア糖尿病 MIDD を 疑いDNA検査を施行したところ343AG変異を認めMIDDと診断した 以降 も心機能は低下しうっ血性心不全による入退院を繰り返した 0年5月3 6歳時 に急性下肢動脈閉塞を発症し緊急入院となる 外科的血栓除 去で血流は回復し 心原性塞栓を考えワルファリンを開始したが PT"INR の管理に難渋していた 6月6に脳塞栓症を発症し t"paを施行したが ADLは著名に低下し 以降は寝たきりで経管栄養管理となる 8月6に発 熱したため 造影CTを施行したところ左腎梗塞を認めた その後も全身状 態の改善なく8月8に死亡した MIDDに合併した動脈塞栓症の報告はな く 貴重な症例と考え報告する HbAc JDS値 I P 645 網膜色素変性症を伴い強いインリン抵抗性を呈する一症 例 石井 角保 斎藤 従道 山田英二郎 登丸 琢也 小澤 厚志 高橋 洋樹 渋沢 信行 佐藤 哲郎 岡田 秀一 山田 正信 群馬大学医学部病態制御内科 症例は33歳女性 先天性網膜色素変性症 聴力低下あり 4歳時検診にて 糖尿病を指摘 肝障害 腎障害あり 3歳時インリン強化療法導入 転 居に伴い当院紹介 精査加療目的に入院 糖尿病の家族歴なし 身長4. cm 体重53.0kg BMI6. 神経学的異常所見なし HbAc3.4 尿中C ペプチド59μg! HOMA" R9.66 参考値 入院時一計78単位のイン リン使用下でFBS00mg! dl以上 食後二時間値450mg!dl以上と強いイン リン抵抗性が認められた リラグルチド0.3mg投与にて血糖値が著明に改 善し インリン投与を中止してもFBS00mg! dl程度 二時間値00mg!dl 前後となり退院した 網膜色素変性症を伴い強いインリン抵抗性を呈す る症例において GLP" 製剤が奏効する可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 646 褐色細胞腫患者の手術前後における耐糖能変化とDPP4阻 害薬に対する反応性 竹宮 聖一 岡畑 純江 坂本健太郎 柴 輝男 東邦大学医療セン大橋病院糖尿病代謝内科 目的 褐色細胞腫に合併した次性糖尿病に対して シグリプチン 以 下Si の効果を評価 方法 右副腎腫瘍を認め褐色細胞腫と診断された40 歳女性 75gOGTTは糖尿病型でHbAc 7.0 右副腎切除術前の血糖改善 目的にSi50mg! を投与 Si投与前後で食事負荷試験 MMT 施行 術前 Si投与前後のMMTを比較 FPGは不変だが 最高血糖値は低下 最高インリン IRI 値は低下し グルカゴン IRG は早期に低下 活 性型GLPは全体的に上昇し GIPはほぼ不変 投与か月後HbAc6.5 術 後 OGTTは正常型 Si投与前後のMMTを比較 IRIは全体的に上昇し IRG は早期に低下 活性型GLPは全体的に上昇 GIPは初期に低下 MMT後 内服をやめ手術か月後HbAc5.4 結論 SiのIRI分泌に対する効果は術 前で抑制 術後で促進 カテコラミンのIRI IRGへの作用と 耐糖能正常 化に伴うGIPの関与も示唆された HbAc NGSP値 I P 647 褐色細胞腫に伴う耐糖能障害とインリン分泌能の検討 徳本 信介 本庶 祥子 龍岡 久登 藤本 寛太 山口恵理子 柴山 唯 浜本 芳之 越山 裕行 田附興風会公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院糖尿病内分泌セン 目的 褐色細胞腫患者の5 "75 に耐糖能障害が合併するとされるが その機序や治療による耐糖能の変化については明らかでない そこで手術 前後の耐糖能とインリン分泌能の変化について検討した 方法 対象は当院で手術した褐色細胞腫患者6名 手術前後に75gOGTTを 行い 耐糖能とインリン分泌能の変化を後ろ向きに検討した 術前75gOGTTパンは糖尿病型4名 正常型名 術後糖尿病型 の4名のうち3名は正常型に 残り名は境界型に改善した insulinogenic indexは術前0.9だったが 術後0.7へ有意に改善した n 5 P 0.0 HOMA" βは術前38.5 から80. へ有意に改善し n 6 P 0.05 HOMA"Rは術 前.7から術後.5へと低下傾向が認められた n 6 P 0. 考察 褐色細胞腫の術後OGTTパンが改善し インリン感受性のみ ならず分泌能の改善の可能性も示唆された I P 648 成長ホルモン受容体拮抗薬ペグビゾマントの糖代謝に与え る影響 大江 真史 唐島 成宙 奥田 理香 澤村 俊孝 米谷 充弘 森 俊介 橋本 篤 出村 昌史 米田 隆 武田 仁勇 金沢大学臓器機能制御学内分泌代謝内科 先端巨大症はGH及びIGF"の過剰により糖尿病及び心疾患を高頻度に合併 する 我々はソマトチン誘導体にてGH分泌のコントロルが不良な症 例に対しGH受容体拮抗薬ペグビソマントを投与し血糖コントロル及び心 機能の改善を得た症例を経験した 症例は64歳 男性 33歳時 顔貌の変 化を契機に先端巨大症と診断され 計3回の下垂体腫瘍摘出術が施行された が 海面静脈洞内の腫瘍は残存していた 55歳時には糖尿病と診断され加 療された オクトレオチド投与にてもIGF" は高値であり 血糖コントロ ルは不良であった ペグビソマント追加投与後 6か月の経過でIGF"値は 正常化し HbAcは8. から7.7 と低下した 左室肥大の改善は見られな かったが 拡張能の著明な改善を得た また血中GLP"の増加も観察され た IGF" 及びGLP" の糖代謝及び心機能に及ぼす関係に関してさらなる検 討が必要である HbAc NGSP値 S 36

82 I P 649 ソマトチンアナログによる耐糖能悪化にピオグリゾ ンが有効であった先端巨大症合併糖尿病の一例 藤澤 知香 鈴木 敦詞 平塚いづみ 平井 博之 前田 佳照 植田佐保子 垣田 彩子 四馬田 恵 高柳 武志 牧野 真樹 早川 伸樹 伊藤 光泰 藤田保健衛生大学医学部内分泌 代謝内科 名城大学薬学部薬物治療学I 症例 49才の男性 5年前に先端巨大症のため下垂体腫瘍摘出術を施行 残存腫瘍制御不十分のため紹介 ブドウ糖負荷試験で成長ホルモン GH 抑制不十分のため ソマトチンアナログ SM 30 mg!月と塩酸カベ ルゴリン CB mg!週の投与を開始 SM開始後HbAc値は0.7 増加し たが ピオグリゾン Pio 30 mg!投与により増悪を防止しえた γナ イフ施行後GH値は低下し 4年後にSM 5年後にCB中止 さらに年後Pio も中止となった 考察 Pioは骨芽細胞誘導に対してソマトメジンCと作用 が拮抗し 血糖コントロルとともに先端巨大症症状の増悪を防ぐ上でも 有用と考えられる 結語 SMは耐糖能に対し GH抑制とインリン分泌 抑制の正負両方の作用があり 根治術が有効となるまで 病態生理に即し た粘り強い治療が必要と考えられた HbAc NGSP値 I P 650 テロイド糖尿病に対するリラグルチド治療の血糖 脂 質 体重に及ぼす影響 山内 雅裕 老田実可子 北田 善彦 森 一郎 池田 貴英 森田 浩之 梶田 和男 石塚 達夫 岐阜大学医学部附属病院総合内科 目的 テロイド S 糖尿病に対するリラグルチド L 治療の効果を明らかにする 方法 S糖尿病患者0名を対象とした 経口血糖降下薬は全て中止し Lを導入 3ヶ月後ま で治療継続し HbAc 体重 脂質などを評価 Lで十分な血糖コントロルが得ら れない症例は中途脱落とした 中途脱落例と 継続例で血糖コントロルが改善しな かった群を非改善群とし 改善群との群間で導入前のデを比較検討した 中途脱落例 非改善例 改善6例だった L治療を3ヶ月継続した8症例で HbAc と体重には導入時と3ヶ月後で有意差なし HDL"Cは有意な上昇を認めた P 改善群と非改善群においては改善群で有意に年齢が低かった P 0.0 総括 S糖尿病に対するL治療は S投与に伴う血糖コントロルの悪化体重増加を相殺し 脂質異常を改善し より若年者で有効な可能性が示唆された HbAc NGSP値 I P 65 テロイド糖尿病に対してシグリプチンとメトホルミン の糖代謝改善作用を比較検討した例 石橋 千咲 安田 哲行 坂本扶美枝 平井 孝一 上田真意子 桂 央士 奥野 陽亮 北村 哲宏 小澤 純二 大月 道夫 今川 彰久 船橋 徹 松岡 孝昭 金藤 秀明 下村伊一郎 大阪大学医学部附属病院内分泌 代謝内科 テロイド糖尿病患者に対してシグリプチンとメトホルミンを使用し それぞれの血糖改善作用を食事負荷によるIRI IRG グルカゴン の両面 から評価し得た例を経験したため報告する 症例 6歳 女性 57歳時 に好酸球性副鼻腔炎に対しベメゾン0.5mg内服開始とともに耐糖能が 増悪し 58歳時より糖尿病が顕在化した 入院時 BMI 7.8 kg!m HbA c 6.9 血糖内変動では食後高血糖パンを呈した 各種負荷試験で はインリン初期分泌能の低下とインリン抵抗性を認めた CGMではメ トホルミンのみ血糖改善効果を示し メトホルミン投与下の食事負荷試験 ではIRI分泌の抑制とともにIRG分泌の増加を認めた 一方 シグリプチ ンはIRI IRG分泌に影響を与えず 血糖改善効果も認められなかった 本 症例に対し テロイド糖尿病の発症機序 両薬剤の作用機序の観点から 考察を行い報告する HbAc NGSP値 I P 65 当院型糖尿病患者における自己免疫性甲状腺疾患の合併 について 木股 邦恵 高田 絵美 中川 靖 竹田 章彦 神鋼病院 型糖尿病において様々な臓器特異的自己免疫性疾患の併発が見られること は よく知られており 特に自己免疫性甲状腺疾患の併存は 多腺性自己 免疫症候群に代表されるように 最も高頻度に認められている そこで当院における型糖尿病患者の潜在および顕在性の自己免疫性甲状腺 疾患の併発について 発生頻度 傾向等を 少例ではあるがここにまとめ 報告する I P 653 球脊髄性筋萎縮症 SBMA を合併した耐糖能異常の例 小内 裕 下野 哲典 溝口 麻子 河合真理子 草間 実 今峰 ルイ 金井 彰夫3 河村 孝彦3 中島英太郎 中部ろうさい病院糖尿病 内分泌内科 中部ろうさい病院神経内科 中部ろうさい 病院予防医療セン3 はじめに 球脊髄性筋萎縮症 SMBA は遺伝性下位運動ニュロン疾患 であり 耐糖能異常も合併する稀な疾患である 今回型糖尿病にSMBAが 合併した稀な症例を経験したので報告する 症例 53歳男性 9歳から糖 尿病を指摘され 平成0年から体重減少 嚥下障害を認めた 平成5年6月 HbAc 8.7 随時血糖値35 mg!dlのため 血糖コントロル目的で入院 した 神経疾患の家族歴なし 経過 膝蓋腱 アキレ腱腱反射減弱 軽 度振動覚低下 神経伝導速度 F波出現率低下と潜時延長 アンドロゲン受 容体遺伝子のCAGリピト配列が46か所あり SMBAと診断した 空腹時 CPR. ng! mlとインリン分泌能低下あり インリン治療にて良好な血 糖プロファイルを得た 考察 糖尿病とSMBA合併に何らかの関係がある か不明だが 本症例の糖尿病悪化の要因としてSMBAによる筋肉量低下が 関与した可能性がある HbAc NGSP値 I P 654 胃全摘を伴った膵癌手術例 ①膵全摘 ②STZ化療施行 高橋 祐子 谷 長行 新潟県立がんセン新潟病院看護部 がん専門病院である当院では膵がんによる膵全摘術や化学療法後の膵臓機能低 下によりインリン依存状態となる例がある 過去の膵全摘4例ではインリ ン欠如の他グルカゴンが欠如するためインリン必要量がIDDM症例よりも少 なかった 今回は胃全摘を伴った膵全摘術と化学療法後インリン依存状態と なった例について報告する 症例 胃全摘を合併した膵全摘例では 膵全摘よりもさらにインリン必要量が少 ない傾向を示したが 全く不要とはならず 感染時などで必要量が変動した 胃全的を施行されたSTZ化療後IDDMでもインリン必要量は減少したが 胃全摘を合併した膵全摘例とほぼ同程度であった 考察 胃全摘を合併した膵全摘例でも血糖管理に少量ながらインリンは必要で あった 不安定な血糖値に対してインリン量の調節を行うことや 患者の精神的サ トも大切である HbAc JDS値 I P 655 糖尿病合併関節リウマチ患者における生物学的製剤の使用 と糖代謝への影響 土井 基嗣 徳山 清之 上原 盛幸 與那嶺正人 山城 清人 玉城泰太郎 竹本のぞみ 仲村 英昭 難波 豊隆 中山 良朗 砂川 澄人 植田 玲 平良伸一郎 新垣多賀子 池間 朋己 友寄 毅昭 益崎 裕章 琉球大学医学部附属病院二内科 医療法人清心会徳山クリニック 009年4月から03年月5の間に新規で生物学的製剤を開始された患 者8名 男性名 女性7名 を検討 生物学的製剤開始時に型糖尿病と診断 され加療中 もしくは生物学的製剤使用後に新規で経口血糖降下薬が開始さ れている症例で平均年齢79.3歳 平均BMI3.7 使用生物学的製剤はエネル セプト トシリズマブ アバセプト セルトリズマブ 平均使用期間は年.7ヶ月 経口血糖降下薬を 3剤併用 内訳DPP4阻害薬 ビグアナイド グ リニド 7名 BOT名 生物学的製剤開始前の平均HbAc 6.0 生物学的製 剤開始後の平均HbAc6. TNFαはインリン抵抗性に関与するためTNFシグナル阻害薬は糖代謝の改 善に寄与する可能性を踏まえ 生物学的製剤の投与を受けた糖尿病合併関節 リウマチ患者8名について文献的考察を含めて解析した HbAc NGSP値 I P 656 むちゃ食い障害 を併発した型糖尿病女性患者の治療経 験 中屋 雅子 瀧井 正人 村井 明子 須藤 信行 九州大学病院心療内科 症例 44歳 女性 満腹でも食べてしまう ため 摂食障害を指摘され 当科へ紹介 入院時は身長50cm 体重90kg BMI 40kg! m インリン68 単位! メトホルミン BG 500mg! の投与でHbAc 9.8 であった 経過 食事療法は600kcalから開始 食事への心理状態を観察し00kcal まで増量したが 退院時 入院8か月後 には体重68kgまで減少 シダグリ プチン50mg! BG500mg! の投与でHbAc 7.0 に改善 並行して週 回の面接を行い心理的問題を傾聴した 厳格な母親との交流で生じる恐怖 不安や 他の対人交流で生じる問題から過食により逃避していた自身の問 題点を認識でき 過食の頻度は減少した 退院年後もHbAc 7 体重7 kg前後を維持している 結語 入院治療により改善した むちゃ食い障害 合併型糖尿病症例を経験した 摂食障害合併例には心身両面からの治療が 有効である HbAc NGSP値 S 37

83 I P 657 アリピプラゾルが血糖コントロルに悪影響を与えた可 能性がある例 小野加津広 井上 栄吉 澁井 総朗 小野内科クリニック すずのきクリニック 33才女性 H年4!3双極性感情障害の為 精神科でオランザピン.5 mg が投与された 糖尿病の既往歴 家族歴はなかった 5! 空腹時血糖39 mg! dlと高血糖を認めたため血糖上昇作用のあるオランザピンを中止しアリピ プラゾル3 mgが開始された 紹介された病院内科でインリンが導入さ れ 6単位!! 紹介により当院初診 この時Ac 7.7 であった 血 糖増悪が続くためインリンは増量されH5年3!6の時点で内服薬とイン リン5単位!の治療でAc 8.8 であった アリピプラゾルが血糖に悪 影響を与えたという報告があるため3!30にアリピプラゾルを中止 糖尿 病薬は変更しなかったがAcは低下し8! 5には7. になった 本例において アリピプラゾルが血糖に悪影響を与えた可能性が考えられた 今後多数 例の糖尿病患者でアリピプラゾルの血糖に対する影響が検討されるべき と考えられた HbAc NGSP値 I P 658 Overfeedingが全身臓器機能 感染防御能の低下の原因に なったと考えられた5例の検討 CGMで詳細を検討できた 例を中心に 丹村 敏則 愛知県厚生連知多厚生病院内科 目的 Overfeedingと考えられる5例を経験 CGM 持続血糖モニリン グ で確認した例を中心に検討 症例 76歳 女性 肺炎治療後 栄養 アップ 高血糖 CRP上昇 高熱持続 欠食 補液 抗菌薬で安定後 400 kcalにアップでcrp上昇 高熱持続 症例 80歳 女性 尿路感染で入 院 安定後に栄養アップで 高血糖とCRP上昇 死亡する直前のCGMで血 糖300mg! dl以上 症例3 85歳 男性 肺炎で入院後 栄養アップで高熱 CRP上昇 症例4 8歳 女性 腹部膿瘍で入院後 栄養アップで高血糖 CRP上昇 症例5 95歳 女性 肺炎で入院後 栄養アップでCRP上昇 血糖軽度上昇 考察とまとめ Overfeedingが高血糖につながり それが 感染を誘発した例と血糖は関係なく直接感染防御機能低下をきたす例があ り 今後 急性期安定後の栄養療法にOverfeedingの概念が重要と考えられ た I P 659 世界糖尿病デ無料健康相談会 のイベントを開催して 新垣 夏香 名嘉村 博 幸喜 毅 岡田 達夫 玉城 祥乃 山川いずみ 下地 幸子 国場 昭子 米須 紀子 森井 玲子 南漁 望 医療法人HSR名嘉村クリニック 目的 月4の世界糖尿病デに糖尿病を含めた生活習慣病への啓発活 動として 無料健康相談会を開催し 参加者にアンケト調査を行ったの で報告する 対象 方法 一般市市民 50名 を対象に市役所のロビにて 血圧 簡易血糖 栄養相談 医師の健康相談 パンフレットや等の情報 提供 アンケト調査を行った アンケト結果では 検査の内容や医師との相談について よかっ た 以上の回答が 90 以上あり 参加者の満足度も高かった また 来 場者50名のうち06名に簡易血糖を測定した結果 血糖値が40以上とされ る割合が4 でした 考察 市民の健康認識を高めるものとなり 早期発見の機会にも繋がると 考えられる 今後もこのような啓発活動はさらに必要と考える I P 660 人間ドック受診者への糖質制限食提供時のアンケト調査 について 田口 友子 渡辺 雄一 塚本 洋子 長谷川理留子 小杉 留美 福田美登里 萩本 彩 土方 綾子 福元 里沙 滝口 明子 佐野 志保 長谷部 恵 馬場 彰泰 内田 淳一 泉 姫咲 島田真理子 山田 善史 山田 悟 北里大学北里研究所病院 目的 糖質制限食を一般健常者視点から食事としての質を評価していただくと伴 に 糖質制限食に対する認識を調査することとした 方法 03年月から5 糖尿病週間 に限定し 当院人間ドックで糖質 制限食の喫食を希望された方に糖質制限食を提供し その後 自記式アンケト 調査を実施した 糖質制限食希望者は43名 選択率5.9 男性名 女性名 平均年齢 53.4±0.3歳 であった アンケトの結果 糖質制限食を元来から知っていたの は全体の8.4 昨年9 4 と大きな変化はないが 喫食者の中で三食全て糖質 制限食に変更できそうという方の比率は64.4 と昨年の36.0 より激増していた 考察 食事療法を個別化し 楽しくて続けたくなる糖尿病食事療法を実現させる ためにも 糖質制限食のレシピの提案や食事方法を実体験いただく 今回のよう な周知活動を継続したい I P 66 持続血糖モニリングシテム CGMS におけるソフセ ンサとエンライトセンサのデ比較 平井 信弘 高木 真子 山口 京子 加藤 義郎 神谷 英紀 渡会 敦子 近藤 正樹 内藤 恵奈 小島 智花 杉浦有加子 里奈 石川 貴大 佐藤 沙未 山田祐一郎 安藤 敏仁 林 加藤 宏一3 中村 二郎 愛知医科大学病院中央臨床検査部 愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科!糖尿病セ ン 愛知学院大学医療薬学科薬物治療学講座3 目的 CGMS Medtronic社 に用いられるソフセンサ 従来型 とエンライ トセンサ 新型 の特性を昨年の中部地方会で報告した 今回 耐糖能異常者 を追加し検討した 対象及び方法 健常成人3名 耐糖能異常者名 両センサ を同時に左右腹部に挿入し4間記録した 毎4回SMBGを実施し 期間中に OGTTを実施し血漿グルコ濃度を測定した 新型のCGM値の平均値 は健常成人例 耐糖能異常者例で有意に低値を示した 新型のSDは健常成人3 例 耐糖能異常者例で有意に高値となった 血漿グルコ値との差は 健康 成人では有意に新型が少なかったが 耐糖能異常者では傾向を示すが有意では なかった 欠損率は健康成人で新型に から6 認めたが 耐糖能異常者では 欠損値は認めなかった 結論 血漿グルコ値との比較と欠損率は先の報告 と食違った結果となり 症例数を増やし当報告する HbAc NGSP値 I P 66 尿糖はいつ測ればいいか 食後高血糖モニとして尿糖 の有用性をCGMから検証する 加藤 則子 金村 幸枝 森川よし子 酒井久美子 荒川 栄美 斎藤 杏子 三浦すみ子 春千加子 中村 野香 山下 滋雄 筒井 健介 宮下真理子 森 則子3 加藤 光敏 加藤内科クリニック 株式会社ニ テルモ株式会社3 目的 食後時間の尿糖が血糖変動と相関するかをCGMで調べ 尿糖測定の 有用性を探る 方法 食事運動療法のみの当院外来通院中型糖尿病患者に研究を説明 同 意取得後 3間のCGMおよびその後の計7間の血糖 尿糖測定を依頼 尿 は試験紙と携帯型デジル尿糖計を用い 定性と定量で調査 身体活動計測 食事記録も実施し 血糖 尿糖結果の分析を行う 8人の協力者のうち尿糖と血糖のよい相関が取れたのは4 男女 人 平均年齢6.8±.6歳 糖尿病罹病期間8.±6.年 HbAc7.0±0.9 食後血 糖のピクが60mg!dLを超えると尿糖値上昇が確かめられたが個人差もあ る 血糖曲線化面積と尿糖値相関係数はR 0.66から0.88と良好であった 年 齢が高いと閾値が高い傾向 考察 食後時間の尿糖測定は非侵襲なツルであることから対象者にもよ るが食後高血糖に有効な指標である HbAc NGSP値 I P 663 標準物質を用いたラットグリコヘモグロビン測定の測定法 間差是正に関する検討 菱沼 義寛 中山 麻紀 岡橋美貴子 星野 忠夫 伊東 宏昌 大河原孝文 病態解析研究所 株式会社サカエ 目的 動物HbAcは測定法間差が認められる ラット実試料標準物質をキャ リブレとするグリコヘモグロビン分析装置について検討した 方 法 β" N" mono" deoxyfructosyl Rat hemoglobin AC"R を単一画分とし て検出するHPLC IBM50" R法 で値付けたAC" R標準物質5濃度の標準品 を作製し グリコヘモグロビン分析装置 Ac GEAR をキャリブレショ ンし検討用装置とした 6種の試料 A B GKラット C D OLETEラッ ト E F Kobラット を測定し 測定法間差と標準品の有用性を求めた 同時再現性 n 5 はCV.34 であった IBM50"R法 X と検 討用装置 Y との相関は n 6 R 0.96 y.03x" 0.07であった IBM50" R値との相対誤差 はA.9 B 0.8 C 9.6 D 6.9 E 5. F 9.4 であった 総括 標準化されたラットグリコヘモグロビン測定は 可能である I P 664 診療所の患者を対象とした食事会付き糖尿病教室の実践に 関する考察 本田 まり 志水 孝久 神戸女子短期大学食物栄養学科 志水医院 目的 診療所では食事会付き糖尿病教室を開催し難い 今回実施できた例 について考察し今後につなげる 方法 型糖尿病患者0名が参加 場所は公民館を借り 協力ッフは管 理栄養士等の有志の会メンバが参加 当は白飯 調理済食品含む全0 品をッフが準備 バイキング方式で患者に自由選択 重量測定等の体 験学習後 アンケト調査を実施 結果 参加動機はかかりつけ医の管理栄養士の案内で信頼性があるからが9 名 頃できない食事の勉強になる8名 管理栄養士や保健師と話ができ良 かった0名 参加者同士で話ができ良かったも7名 今後また参加したい8 名 内6名は食事会があれば参加したい 総括 患者にとって食教育の他 人との交流でも利点がみられた 診療所 でも食事会付き教室のニズが高いことが示唆されるが 実践には一に 協力ッフの存在 次いで場所の確保が重要と思われる S 38

84 I P 665 世界糖尿病デにおける信州大学医学部附属病院の活動報 告 三井 貞代 駒津 光久 大岩 亜子 高橋 良恵 草間 恵理 三澤加代子3 竹澤 崇4 村井健太郎4 石嶺 南生5 矢口 優貴 前 かおり 中村喜代子 高橋 法恵 下山 厚子 遠藤 洋子 丸山 陽子6 細川真奈美 信州大学医学部附属病院看護部 信州大学医学部附属病院糖尿病内分泌代謝内科 信州大学 医学部附属病院リハビリテション部3 信州大学医学部附属病院薬剤部4 信州大学医学部附 属病院臨床検査部5 信州大学医学部附属病院臨床栄養部6 006年 国際糖尿病連合 IDF と世界保健機関 WHO によって月4に 世 界糖尿病デ WDD が制定され 糖尿病の予防と治療を広く呼びかけるキャン ペンが世界各地で展開されている 信州大学医学部附属病院 以下 当院 では 院内糖尿病サトチムが主体となり 3年前から糖尿病週間および糖尿病デに 合わせた記念イベントを開催している 対象は 来院患者とその家族をはじめとし た地域住民および病院職員をとし 糖尿病の知識がわかるパネル展示 血糖測定 健康相談コナを実施 糖尿病に対する理解と予防 治療 療養の啓発を目指し ている 今年度は これらに加えて長野県糖尿病対策推進会議との共催による市民 公開糖尿病講演会を開催 講演会には70名近くが参加 アンケト結果から これ らのイベント開催は対象者の糖尿病の予防 治療 療養の喚起に繋がったと考える I P 666 院外調剤薬局での糖尿病患者の 歩こう会 開催の試み 星 瑞江 レジオン薬局矢立町店 目的 00年から03年までに計4回の 歩こう会 を開催し 歩こう会 参加後 参加者の歩くことに対する意識にどのような変化をもたらしたか を検討した 方法 4回 歩こう会 の参加者57名 ッフを含む のうち 糖尿 病患者33名に郵送にてアンケト実施 30名から回答を得た 歩こう会 に参加前と参加後では 運動に対する意識 体調の変 化に変わりはありましたか 変 わ っ た 名 70 変 わ ら な い 9 名 30 考察 歩こう会に参加してから 参加者の70 に運動に対する意識 体調 の変化がみられた 歩こう会 をきっかけに 運動に対する意識変化がみられたものと考察さ れた 今後も薬局における 歩こう会 の実施を継続し 運動療法の大切さを学 ぶ機会を提供したいと考えている I P 667 佐賀県のかかりつけ医療機関における糖尿病療養支援の現 状 藤井 純子 永渕 美樹 島 歌織 古賀 明美3 藤満 幸子 河田 望美4 山口 美幸4 安西 慶三4 佐賀大学医学部附属病院看護部 佐賀大学大学院医学系研究科 佐賀大学医学部看護 学科3 佐賀大学医学部肝臓 糖尿病 内分泌内科4 目的 平成4年4月より佐賀県糖尿病コディネト看護師を活用した医療 連携シテムの構築を開始した 県内のかかりつけ医療機関の現状を把握し 取組みに役立てる 方法 平成5年月 かかりつけ医療機関に所属する看護師に対し糖尿病療 養支援の実際とその自信の有無に関する質問紙調査を行い 結果を考察した 実施の多い項目はHbAcや血糖値 尿蛋白の確認 低血糖指導で約7 割 少ない項目はインリン関連で約4割であった 自信ありの回答が多い項 目は血糖測定 低血糖の対処指導で約6割 少ない項目はインリン関連 尿 蛋白と腎症テジで割以下であった 考察 かかりつけ医療機関の看護師が実施する糖尿病療養支援で最も多いの はHbAcや血糖値の確認 低血糖指導だった 尿蛋白値に応じた支援方法に 困難を感じ インリン療法は経験も少なく最も困難な療養支援と考えられ た I P 668 I P 669 廣瀬美由紀 伊原 千尋 医療法人伊原クリニック 目的 診療所の視点で勉強会を実施し地域のニズを把握する 対象 方法 糖尿病専門医である当クリニックを中心に 大阪市都島区で 開業の糖尿病非専門医と施設ッフに対し勉強会を実施 計7名の参加 を得た 前半は医師による参加型の症例検討を 後半は療養指導士の看護 師が食事療法を中心に劇形式の指導と解説を行った 終了後の別に感想 を聴取した 討論する事で自分の治療レベルと地域の水準の再確認ができた 劇の中で患者に使えるフレズがあった などの意見が多数あった 考察 一般診療所での治療は 療養指導も含め医師が全てを担っている事 が多い 全体的に好評を博したのは 常の診療に即した実践的な内容で あったからだと考える 総括 開業の糖尿病非専門医のニズを満たした勉強会を開催すること で 地域の糖尿病診療のレベルアップを図ることができる HbAc NGSP値 I P 670 山口 亜矢 油井美智子 上 美穂 西村 泰行, 金沢赤十字病院医療安全推進室 金沢赤十字病院糖尿病 腎セン 目的 以前 006年度から008年度の糖尿病関連インシデントを分析し介 入を試みた 今回 0年度から03年度の事例を分析しインシデント防 止に役立てる 方法 糖尿病関連インシデントの報告数 発生時間 内容を分析し過去3 年間の事例と比較した また インリン注射エラに注目し分析した 糖尿病関連インシデント報告数は0年度以降減少していた 内容 は 血糖測定 インリン注射に関する事例が多いことに変わりはないが 以前は昼の時間帯の発生が多かったが 今回は一定の傾向がみられなかっ た インリン注射エラ内容は 未実施事例がほとんどであった 考察 糖尿病関連インシデントの減少は これまでの対策の効果とも考え られるが インシデントが発生しても報告されていない可能性があり 再 度 糖尿病関連インシデントの提出基準を明確に示していく必要がある 地域でささえる八幡浜糖尿病サ YDS 制度の 導入 宮本 和典 高橋 真美 酒井 武則 吉川るり子3 木戸美江子3 岡崎 千鶴3 竹本眞由美3 井上貴美子4 薬師神江利4 河野 早紀5 橋本 妙子6 兵頭 由美6 古川 慎哉7 市立八幡浜総合病院薬局 市立八幡浜総合病院内科 市立八幡浜総合病院看護部3 市立八幡浜総合病院栄養科4 市立八幡浜総合病院臨床病理科5 市立八幡浜総合病院地 域医療連携室6 愛媛大学医学部公衆衛生学 健康医学7 目的 本年より地域の医療及び介護関係者を対象に 糖尿病サ YDS 制度を導入した そこでその契機となった事業所に対する事前調査 で糖尿病患者の現状と問題点を明らかにするとともに 現場ッフに対す る本制度の期待度の意識調査を行った 方法 八幡浜地区の47事業所と現場 ッフを対象にアンケト調査を行い YDS制度の必要度と期待度を調査 した 各事業所の糖尿病患者合計数は46人で 治療内容はインリ ン57人 内服薬4人 食事療法57人であった 一方でYDS制度に89 期待し その受講者45名の内訳は 看護師40名 ケアマネジャ7名 保健9名 介護職4名 介護福祉士名 その他34名で 79 がその内容に満足してい た 結語 本制度はおおむね受け入れられていたが 継続や今後の展開に工 夫を要すると考えられた I P 67 L! CDEの未来を考える 発足から5年の東北信地域 見え てきた課題と現実 森本 光俊 丸山 友子 春田さゆり3 柳澤 和也3 西森 栄太4 仲 元司5 佐久市立国保浅間総合病院技術部臨床検査科 佐久市立国保浅間総合病院西4階病棟 厚生連佐久総合病院3 佐久市立国保浅間総合病院内科 糖尿病科4 佐久市立国保浅間 総合病院地域医療部長5 背景 東北信L!CDE育成会は地域における糖尿病教育 次予防に関わる専 門ッフを養成することを目的として008年に発足した 現在490名が活躍 している 発足から5年 期生の資格更新を迎える 目的 L!CDE資格取 得者の現状や課題を把握し 今後の育成会運営を向上していく 対象 方法 資格取得者全員を対象にアンケトによる意識調査を行う また より生の 声を収集するために講演会終了後に 資格取得者の現状や課題 要望につい てのGWを行う アンケトの結果 有効回答36名 回答率30. 資格を取得してよかったとの回答は93 資格更新をするとの回答は77 で あった GWでは資格を維持するメリットを感じられないなどの意見もあっ た 結語 地域活動で孤立しているL!CDEも含め どのように横のつなが りを築き 個々のモチベションを保つかが今後の重要な課題と言える I P 67 糖尿病関連インシデントの分析 糖尿病診療における 診診連携 の取り組み 地域糖尿病療養指導士 LCDE の徳島県における発足と 発展 鶴尾 美穂 白神 敦久 松久 宗英 福島 泰江 新谷 保実 小松まち子 藤中 雄一 天満 仁 黒田 暁生 安芸菜奈子3 大島 康志4 金崎 淑子5 湯浅 智之6 近藤 絵里7 阿部多賀子8 加藤 修司9 伊藤 祐司4 倉橋 清衛0 三浦 眞司 野間 喜彦 島 健二 川島 周 徳島県医師会糖尿病対策班 徳島大学糖尿病臨床 研究開発セン 徳島大学病院糖尿病対 策セン3 JA徳島厚生連阿南共栄病院4 徳島赤十字病院5 徳島大学疾患酵素学研究セン6 JA徳島厚生連麻植協同病院7 吉野川病院8 御所診療所9 徳島大学病院内分泌代謝内科0 ひな たクリニック 背景 徳島県は糖尿病死亡率連続位であり 専門医やCDEJに偏在がある 目的 地域糖尿病療養指導士を徳島県で設立 運営し 地域医療への有効性と課題を検証す る 徳島県医師会糖尿病対策班を基盤として コメディカルに対して009年よ り徳島県医師会糖尿病療養指導士 LCDE を設けた 年5回の研修会を実施し療養指 導に必要な具体的手技に重きを置いた 認定条件は 実務経験が3年以上 糖尿病療養 指導経験が年以上の人が研修会に参加し5例以上の自験例の提示とした LCDE数は4 年間で89名認定した 更新者に向けアドバン研修会も開始した 運営には医師会対 策班の専門医に県下の専門医やCDEJが加わって地域の糖尿病診療活性化に貢献してい る 結語 考察 LCDEの設立は地域の糖尿病診療のレベル向上に貢献できたが 増 加するLCDEに対し研修会の運営 認定更新 費用が今後の課題である S 39

85 I P 673 糖尿病 デザイン I P 677 北海道東部糖尿病地域連携 古川 真 釧路赤十字病院内科 北海道東部地区 釧路 根室 オホツク地方 の糖尿病診療に関しては かなり広大な地域を数名の糖尿病専門医でカバしている状況で 実際に 診療に携わっているのは多くの非専門医の先生や医療ッフである ど のように地域の糖尿病診療のレベルをアップするか そしてどのようにこ の広大な地域の糖尿病地域連携を構築するかは喫緊の課題である これま で釧路CDE研究会が築き上げてきた医療ッフ間の連携 交流を土台 に 釧路赤十字病院をセン病院に据え 各医療機関の垣根を越えて医 療連携を構築する試みを始めた 地域の糖尿病診療にとって 本当に必要 とされる 医療連携 とは何なのかを これまで釧路CDE研究会を通して 共有してきた部分もあり それを実際の医療現場で実践する事になった その現状と課題を報告する I P 674 多職種チム連携における糖尿病教室の運営と課題 担当 者間の連携とキルアップのための取り組み 宮田 洋子 井川八重子 藤井 彩子 恩幣 宏美 岡 美智代3 大友 宗4 長谷川 信5 大林 恭子6 藤村 季子7 山口さくら7 山中 正義8 秋山 英雄9 松尾 弥枝0 船田 竜一0 山田英二郎 斉藤 従道 小澤 厚志 佐藤 哲郎 岡田 秀一 伴野 祥一 山田 正信3 群馬大学医学部付属病院看護部 群馬大学保健学研究科 群馬大学院保健学研究科3 群馬大学医学 部付属病院栄養管理部4 群馬大学医学部付属病院リハビリテション5 群馬大学医学部付属病院薬 剤部6 群馬大学医学部付属病院歯科口腔外科7 群馬大学医学部付属病院皮膚科8 群馬大学医学部付 属病院眼科9 群馬大学医学部付属病院循環器内科0 群馬大学医学部付属病院病態制御内科学 群 馬大学院保健学研究科医学部保健学科 群馬大学院医学系研究科病態制御内科学3 糖尿病の治療は 患者のセルフケアが98 を占め 増加を辿る患者教育は個別指導に加え 集団指導の糖尿病教室が重要となる 当院は 対応の複雑かつ重症の種々の疾患を合併する症例が集中している 糖尿病教室は 内分泌糖尿病内科の医師さらにCDE看護師 薬剤師 管理栄養士や理学療法士 歯科医師 歯科衛生士で担当し月クル実施している 糖尿病教室の改善のため 糖尿病教室の評価 調査を実施している また 多職種の懇談会を持ち 多職種間でface to faceでの話し合う 場を持ち迅速な連携を可能にしている 立ち上げた療養指導キルアップ研究会は 糖尿 病専門医や皮膚科 循環器内科などの医師 CDEが交互に講師を務めており 院内の多職 種間の関係作りにも貢献している さらに院外の参加可能としていることで 県内多くの 医療機関のッフのキルアップにもつながっているので報告する I P 675 I P 678 当院における糖尿病地域連携の現状と課題 畑尾満佐子 国立病院機構姫路医療セン内科 008年5月 週回の糖尿病外来を開始した 患者教育体制の構築が急務で あった その後週回の診療枠を確保 さらに地域からの紹介患者の診療枠 を確保するとともに当院で教育コントロルした患者の逆紹介を始めた 00年から市の医師会で地域連携パの検討が始まり 0年月から開始 となった 結果と考察 0年度はのべ68人を地域連携パで33施設へ逆紹介した 新規紹介43人 紹介元戻り5人であった このうち再度紹介となったのは 人 循環型パと異なり 再紹介時期があいまいになっている可能性は否 めない 当院は地域の教育セン的な役割を果たすべく 逆紹介を始め ることで新規診断患者の教育紹介 コントロル不良時の紹介を加速させ 地域全体の糖尿病患者のコントロルの改善をめざしているが紹介数は増 えていない 連携を強化するために今後さらなる取り組みの検討が必要で ある 多職種による指導介入を効果的に行うための医療情報の提 示 糖尿病透析予防指導管理の指導効果より 石川 睦実 八幡 和明 NPO法人新潟ブルサクル理事長 長岡中央綜合病院糖尿病セン長 目的 糖尿病の治療 療養を支える地域づくりの一歩をつくる 方法 一般市民への理解を深めるため 世界糖尿病デのブルライトアッ プイベントを活用した ①会場は 地域住民が参加しやすい道の駅 ②イベントッフは0名の うち医療従事者は3名 ッフとしての活動を通して 糖尿病啓発をする市民を増やした ③行政の後援 小中学校からボランティア参加を募った ④独自に チラシを作成 公共 商業施設 学校などに糖尿病啓 発を行い掲示してもらった ⑤当は ライトアップと共に糖尿病啓発のアナウンを行った 30名以上の市民がイベントに参加 小中学生にも糖尿病理解がみ られた イベント参加者のSNS 新聞記事を通し イベント後も周知が広 がった まずは 糖尿病は健診 治療をきちんと受ける ことを理解してもらい 今後の地域づくりにつなげたい I P 676 秋元 菜摘 川名由紀子 渡辺 雄一 塚本 洋子 高橋恵理子 妃咲4 白石 典子5 山田 善史6 山田 悟6 井上 岳3 泉 田畑 尚吾7 加藤 明子 北里研究所病院診療技術部メディカルトレナ科 看護部 薬剤部3 栄養科4 臨床 検査科5 糖尿病セン6 総合内科7 背景 目的 糖尿病フェティバル と題した地域住民対象の血糖測定会に おいて アンケトにより糖尿病の意識調査を実施した 方法 月4に白金高輪駅構内で無料血糖血圧測定会を開催 事前に当院ホ ムペジ等で広報活動を実施 参加者の血糖 血圧測定後 アンケトを実施 参加者08名 アンケト回答者99名 世界糖尿病デの認知度5 前 年 イベント参加により糖尿病に興味を持てた者90 前年97 シン ボルマクの認知度は ピンクリボン46 前年50 ブルサクル6 前 年8 であった 考察 糖尿デの認知度は3 増加したが ブルサクルの認知度は 減 少となった 今後 広げよう ブルサクル を実現するためにも 医療機 関単独の活動のみならず 多様な形での啓蒙活動の継続が必要である I P 679 糖尿病啓発活動としてのブルライトアップ 世界糖尿病デに合わせて開催した 糖尿病フェティバ ル による一般地域住民に対する糖尿病への注意喚起の効 果 7報 糖尿病療養指導キルアップを目的とした研修会開催にお ける苫小牧市立病院薬剤部医薬品安全管理研修会のかかわ り 小野 寿子 苫小牧市立病院薬剤部 目的 薬剤部主催医薬品安全管理研修会の在り方を検討する目的で参加者 の意見や感想をアンケト調査した 方法 テマを 医療現場におけるコチング活用 とし 平成5年月 8 外部講師を招き 当院医療安全対策委員会と共催による研修会を行っ た 参加数は0名でアンケト回収率は00 だった テマに対する 満足度は90 と極めて良好であった 考察 薬剤部が主催する医薬品安全管理研修会は薬の適正使用の周知徹底 が目的との職員の意識が強く参加者が少数となったと考える 今後は開催 目的を明確に 案内を複数回行うなどの工夫が必要と考える 医薬品安全 管理研修会の目的は医薬品の適正使用のための情報提供が基本であるが 今回の研修会のテマに高い満足度が得られたことは 更に医療安全対策 や糖尿病療養指導キルアップに貢献していくことが可能と考える 山口 宏美 山岸 靖彦 勝木 達夫3 蓮井 静香4 やわたメディカルセン医療統計部!北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究 科 やわたメディカルセン医療統計部 やわたメディカルセン循環器内 科3 やわたメディカルセン看護部4 目的 糖防管対象者において 多職種の管理指導がどのような対象者に効 果があったかを検討し 限られたマンパワによる有効な指導を支援する ための医療情報提示への示唆を得ることを目的とする 方法 糖防管の指 導を複数回行っている糖尿病患者60名を指導群とした 管理指導の対象者 であっても糖防管の指導は受けず 栄養指導のみうけた患者66名は栄養指 導群 栄養指導も糖防管指導もうけていない患者87名を未指導群で比較対 象として検討した インリン使用者のHbAc値については 指導 群でのみ改善効果 p 0.05 が認められたが 栄養指導群 未指導群につ いては有意な効果は認められなかった インリン使用者においては 指 導群のみに有意なHbAcの低下が見られたことから 効果的な介入を行う ためにはインリン使用の有無に注目することが肝要と考えられた HbAc NGSP値 I P 680 糖尿病医療連携の立場からみた糖尿病初診患者の糖尿病療 養状況の5年間の変遷 泉 ゆかり 名嘉真香小里 大久保まみ 井上真理子 江口 晴美 島添久美子 吉岡 知美 斉藤由美子 植木 彬夫 高村 宏 高村内科クリニック 目的 糖尿病専門クリニック受診前の糖尿病療養状況を008年と03年で 比較した 方法 08年と3年の初診患者を無作為に選び 前医 一般内科医 GPと専 門医 の通院 検査 中断歴 眼科受診 眼手帳 糖尿病手帳 栄養指導 糖尿病 検査デ 低血糖 定期通院の必要性の説明 看護師からの療養 指導の有無に関わる質問を行った GPでは08年に比べ眼科受診者 定期受診の重要性の説明は増加した が 栄養指導は4 が未実施で 糖尿病手帳配布率は低かった 他の項目は 70 以上が実施されていた 専門医では眼科受診は00 に改善したが 眼 手帳の持参者は3. と低かった それ以外の項目は80 近く行われていた 考察 GP 専門医とも08年より改善した項目が多かったが GPでは看護師 からの療養指導が専門より少なかった 眼手帳の普及は以前より改善してい たが 依然として低かった HbAc NGSP値 S 40

86 I P 68 地域医療支援病院での市民公開糖尿病教室 ためしたカッ テン 3年間の効果と課題 倉岡 賢治 熊野 真美 藤田 美賀3 古川 晴久4 足立 三郎5 山中 昇6 隅野 恭史7 細井 雅之8 福本まりこ8 谷生 道子9 大阪市立総合医療センさくら8階病棟 大阪市立総合医療セン外来 大阪市立総合 医療センすみれ3階病棟3 大阪市立総合医療セン薬剤部4 大阪市立総合医療セン 検査部5 大阪市立総合医療セン栄養部6 大阪市立総合医療センリハビリテション 部7 大阪市立総合医療セン代謝内分泌内科8 大阪市立総合医療セン医事科9 目的 当院では平成3年より3回にわたりDM net ONEに参加している糖尿病患者 を中心に 糖尿病イベント 市民公開糖尿病教室 ためしたカッテン を開催した 過去3年分のイベントの総括を行い 今後に向けての課題を検証する 方法 イベント参加者に対してアンケトを行い その結果は単純集計を行う 参加者は平成5年3人 平成4年65人 平成3年78人 参加理由の多 くは 勉強したい 新しい情報を得たい であった 今後もイベントに参加したい と答えた人は平成5年で87 平成4年は9 平成3年は77 であった 参加 者からは 自分の生活の振り返りになった 来年も参加したい 等の意見が多くあっ た 総括 参加人数は当初よりも増加した このイベントは 参加者にとって改めて自 分を見つめ直す機会となり 今後の療養生活に対しても前向きな意見が多かった I P 68 糖尿病連携手帳の有効利用に関する考察 住吉区における アンケト結果より 清水彩洋子 畑崎 聖弘 藤田 洋平 片岡隆太郎 藤木 典隆 馬屋原 豊 大阪府立急性期総合医療セン糖尿病代謝内科 目的と方法 当院では地域連携の向上のため 本糖尿病協会より平成 年8月に発行された糖尿病連携手帳を積極的に利用し平成5年7月現在で70 件を超える症例に適応してきた 今回 受け取り側である住吉区の開業医 に地域連携手帳に対するアンケトを配布しその結果を集計した 結果 77 件の施設より返答を頂いた 糖尿病連携手帳の認知度は医師が64 看護 師が56 実際に受け取ったことがある施設は3 に過ぎず 活用度も医 師が33 看護師が と低値であった 結語 今までも積極的に地域で 勉強会を開き その都度連携手帳につき啓蒙を行ってきたが未だ十分に利 用されていないこと さらに医師より看護師のほうがより認知度が低いこ とも判明した 今後はさらに勉強会などを通じ広く啓蒙活動を行うと共に 医師だけでなく看護師を含めたコメディカルの交流の場を設けること必要 であることが示唆された HbAc NGSP値 I P 683 医療過疎地域における多職種協働と 疾病管理MAP を 活用した糖尿病透析予防指導の取り組み I P 685 大阪府南河内における糖尿病診療の実態把握のための取り 組み 平尾利恵子 梶本 忠史 大屋 健 澤村 眞美 林 令子 幸原 晴彦, 福島 俊也,3 国立病院機構大阪南医療セン内分泌代謝内科 国立病院機構大阪南医療セン 内分泌代謝内科南河内圏域糖尿病地域連携クリティカルパ検討会 大阪府富田林保 健所3 目的 地域の糖尿病診療に関する医療機能の実態把握のため 採血を定期的 に行う啓発を配布しその後アンケトを実施した 方法 HbAc値が6.9 以上の方は最低でも3ヶ月に回HbAc検査の実施を というを作成し 診療所と病院に配布しアンケトを実施 糖尿病 治療の有無 糖尿病手帳 医療機能に関して質問した 結果 診療所 病院 からの回答は回収率30 00 糖尿病治療あり66 77 掲示は5 50 取り組み実施は76 70 手帳を 意識して配布 は6 3 配布せず は47 43 であった 考察 約3!4の施設で取り組みを実施出来ていたが今後残りの施設でも実施で きるように手段を考慮する必要があると考えられた 結語 地域の糖尿病医療機能についてのアンケトを実施し 現状を把握で き今後の取り組みの問題点が判明した I P 686 保健師との連携パ により専門医の治療開始した早期 糖尿病の例 阪野 英子 上勝町役場住民課保健係 経過 46歳男性 糖尿病家族歴あり 特定健診において 体重 腹囲の過 多やHbAc 血圧 中性脂肪 肝機能の上昇等があり 二次検査としての75 g糖負荷検査で 境界型で経過していた 5年月実施の75g糖負荷検査結果 が 糖尿病型 となったため 徳島県医師会の 地域保健師との連携パ にて糖尿病専門医を受診した 地域柄 職業柄飲食の機会が多く 生活改 善が難しかったケが 専門医を受診したことで 検査結果や生活習 慣の改善を見た 専門医の治療 指導により 5年度特定健診で 体重 6.6kg 腹囲 5cm Ac 0.3 肝機能改善 食事 運動改善を継続 中 結論 地域保健師との連携パにより医療とつながり 早期に治療開 始することができた HbAc NGSP値 I P 687 千葉県いすみ市における 疾患管理MAP を用いた糖尿 病重症化防止の取り組み 報 坂本 朝子 猪久保正子 笹原 真帆 神岡奈々子 玉川 元子 関野 尚3 磯田 明宏4 金子 幸生5 高橋 卓也6 平井 愛山7 勅使河原正敏8 秩父市立病院看護部 秩父市立病院栄養科 秩父市立病院臨床検査科3 秩父市立病 院薬剤部4 秩父市立病院理学療法科5 秩父市立病院事務局6 千葉県循環器病セン 総合診療内科7 秩父市立病院内科8 医師不足とともに高齢化が進む秩父地域においては 増加する糖尿病の合併 症の進展を如何に食い止めるかが大きな課題になっている 当院は 専門医 がいない中で 組織横断的に多職種協働で糖尿病透析予防指導 指導 に取 り組んできた 平成4年度に糖尿病性腎症患者の層別抽出を行うためのツ ルとして 疾病管理MAP を導入し 当院通院加療中の糖尿病患者600余名 の層別化を行い 平成5年度から指導を開始した 秩父地域は 漬け物や麺 類などからの塩分摂取量が多くなることから 減塩に的を絞り短時間頻回の 指導をおこなった 平成5年月末までに3回以上指導を行った患者は3名 男 性 7名 女性 6名 であり 指導前後での HbAc 血圧 egfrおよび 尿中アルブミンの推移について検討した 指導前後で いずれの指標も有意 の変化は見られなかった HbAc NGSP値 柴田 貴久 伴 俊明 番 典子 石橋 貴之 佐野 英樹 川野英一郎 姫野 雄司 いすみ医療セン内科 いすみ医療セン外科 千葉県いすみ市はH3年に いすみ市糖尿病性疾患予防対策事業 を立ち 上げ 透析患者の減少 延いては市の国保財政健全化を図るべく活動を開 始した 特定健診で腎機能低下を指摘された者 病院 診療所の糖尿病患 者をデベに登録し 糖尿病疾患管理MAP を作成 対象患者に医 師 保健師による集団 個別指導 病診連携などを行っている 事業開始 前後3年間 H0から5年 において 新規透析導入患者は毎年から7人 ずつ増加しており透析患者を有意に減少させるには至っていない 原因疾 患は糖尿病性腎症が最多であった H3年以降の新規透析導入患者のうち 管理MAPに登録されていた者はいなかったことから 潜在対象患者はまだ 相当数存在すると思われる 今後一人でも多く登録するためにまず健診受 診率の向上が重要と考えられ 啓蒙活動など地域に密着した地道な活動が 必要である I P 684 I P 688 医 療 過 疎 地 域 で 取 り 組 む 糖 尿 病 透 析 予 防 疾 病 管 理 MAP を活用したSU剤から腎保護作用を有するリラグル チドへの切り替え 山崎 玉枝 河田 雪加 後藤 敏夫 豊治 宏文 大峰 智子3 森 泰彦4 中林 由紀5 梅津 順子6 平井 愛山7 山下 芳朗 皆野病院看護部 皆野病院内科 皆野病院薬剤部3 皆野病院臨床検査科4 皆野病 院栄養科5 皆野町健康福祉課6 千葉県循環器病セン総合診療内科7 医師不足が進む地域において 糖尿病の重症化防止 特に糖尿病透析予防 は 医療費適正化の上でも重要な課題である 専門医がいない医療過疎地 域の病院と地元行政が協働した地域ぐるみの糖尿防透析予防の取り組みを 報告する 当院のSU剤内服患者から 薬剤部作成の 疾病管理MAP を用 いて 血糖コントロル不良あるいは肥満を合併する顕性腎症患者を層別 抽出して 医師 看護師 栄養士の協働により 減塩指導を中心とした糖 尿病透析予防指導を行い SU剤を中止し 腎保護作用があるリラグルチド を導入するとともに 地元行政の保健師が 在宅訪問時に減塩指導等を行 い 患者の行動変容を支援した 減塩をふまえたリラグルチド導入により 投与後ヶ月から蛋白尿の大幅な減少が見られ egfrの低下速度が減少し 顕性腎症の進展遅延が見られた 糖尿病の死因に関する調査 の解析 当院の0年間の死亡症例で 岩橋 彩 廣畠 知直 船越 生吾 井上 元 川村 俊介 本赤十字和歌山医療セン糖尿病 内分泌内科 本赤十字社和歌山医療センにおいて003年4月より03年3月までの 全ての死亡例97例から 糖尿病であることが確実だと考えられる55例 7.0 を抽出し死因についての調査をおこなった 当院で死亡した患者 のうち糖尿病であった群の平均寿命は女性86.4歳 男性79.94歳であり 国 内の平均寿命と比較すると女性では約0年 男性では約7年短いことが分 かった また死亡原因の内訳は悪性新生物によるものが40.4 心疾患によ るもの8.6 脳血管疾患によるもの7. 感染症によるものは であっ た また罹病期間や治療期間での比較 younger death 男性の70歳以下の 死亡 女性の75歳以下の死亡 において解析した 糖尿病患者の寿命が短 い原因は多要因性だと考えられた S 4

87 I P 689 成人発症Still病における糖尿病発症についての検討 3施 設共同研究 今村 秀基 中塚 敬輔 吾妻 妙子3 小辻 英明4 山崎 政治5 吉田 泰憲5 大平メディカルケア病院 直方中央病院内科 門司メディカルセン内科3 大平メディ カルケア病院診療情報管理室4 大平メディカルケア病院外科5 目的 成人発症Still病 AOSD は網内系の活性化による全身症状を呈する自 己免疫疾患である steroidが主として治療に用いらるが 糖尿病 DM との関 係については報告が少ない 今回AOSD治療中のDM発症について検討したので 報告する 対象 平成3年 4年の入院及び外来AOSD患者7名を対象とし AOSD治療 後にDMが発症した群とDM非発症群に分けてAOSD発症年齢及び罹病期間 治 療内容 特にsteroidとの関係を検討した AOSD治療後にDMが発症したDM発症群は6名 DM非発症群は9名とDM 合併率は比較的高かったが AOSD発症年齢 治療期間ともに有意差はなく AOSDに対するsteroid治療の有無とDM発症の間に相関も認められなかった 結語 今回の検討において AOSD治療後のDM発症は比較的多かったが 発 症年齢 AOSD罹病期間 steroidの使用の有無に関しては 有意な違いは認め られなかった I P 690 シムレな糖尿病病診連携への取り組み ワルドカ フェ形式を用いた糖尿病循環器講演会から 鈕 培 下山 省二 小川 利久 藤間 利之 奥村 康弘 宇都 祐子 添田光太郎 相原 允一 植益不二男 鈴木 亮 山内 敏正 植木浩二郎 門脇 孝 糸氏 亨 東京大学医学部附属病院糖尿病代謝内科 セツルメント診療所 目的 地域密着型診療所の特性を生かし糖尿病患者の消化器病変の合併に ついて検討を行った 方法 セツルメント診療所糖尿病患者07人 平均 年齢は69歳 を対象に上部消化管内視鏡 腹部超音波 便潜血検査を勧め 解析した それぞれの検査受診率は であった 上 部消化管内視鏡所見では 逆流性食道炎や萎縮性胃炎 胃 十二指腸潰瘍 の頻度は54 で 食道癌 胃癌の発見率は共に.45 であった 腹部超音波 では 脂肪肝の有所見率は男性が50 女性が63 で 全国健診集計での 脂肪肝の有所見率のそれぞれ.47倍 3.6倍で 女性でより高かった 便潜 血反応陽性者で大腸内視鏡による精密検査を受け 大腸癌の発見率は8 で 全国検診集計における大腸癌の発見率の約4倍であった 考察 糖尿 病患者には積極的に消化器疾患のクリニング検査が必要であると考え られる I P 69 大阪市南部地域における病診連携の試み 4報 糖尿 病患者の高血圧治療の意識調査 000年と0年の比 較 中川 智恵 久米田靖郎 武呂 誠司 隠岐 尚吾 馬屋原 豊3 小杉 圭右4 北川 良裕5 浅沼 伸行6 徳田 好勇7 谷本 吉造8 川岸 隆彦9 李 輝雄0 橋本久仁彦 谷口 敏雄 庄司 繁市3 社会医療法人景岳会南大阪病院内科 大阪赤十字病院 大阪府立急性期 総合医療セ ン3 大阪警察病院4 JR大阪鉄道病院5 無所属6 徳田クリニック7 谷本医院8 か わぎし内科9 共和病院0 NTT西本大阪病院 谷口クリニック 仁真会白鷺病院3 目的と方法 糖尿病患者の高血圧治療について000年と0年の意識変化を 検討するため 大阪糖尿病臨床検討会に属する医師48名にアンケト調査を 行った 降圧剤の開始基準は000年では60!00mmHg以上が最も多 く 0年では40!90mmHg以上が最も多かった 降圧薬の選択薬は000 年ではACE阻害薬とCa拮抗薬がともに40 程度と同等であったが 0年で はARBが50 前後と最も多かった 二選択薬は000年ではACE阻害薬 0 年ではCa拮抗薬であった 患者の生活指導で重視するのは 000年は運動 体重減量 塩分制限の順であったが 0年では 塩分制限 体重減量 禁 煙 運動の順番であった 考察 0年では目標血圧値がより低値となりARB の選択率が上昇 さらに禁煙及び塩分制限への意識が高まっていた I P 695 地域密着型診療所の糖尿病患者の消化器疾患精査の実績 病診連携上のGLP! 受容体作動薬の継続について 宇治原 誠 小松裕美子 蘇原 慧美 国立病院機構横浜医療セン糖尿病内分泌内科 GLP"受容体作動薬 GLP"薬 の病診連携での有用性を検討する目的で GLP" 薬を新規に導入した患者の導入時CPR"index CPR"I 退院後通院 施設 年後の継続 血糖悪化時の対応 HbAcの変動を調査 対象は0 年にGLP"薬を新規に導入し追跡可能であった患者6例 そのうち紹介患 者は4例 GLP" 薬導入後 3例は紹介元に逆紹介 GLP" 薬は9例で継続 4例で血糖が良好となったため離脱 3例が血糖の悪化のためインリンに 変更された GLP"薬の継続群と離脱群を有効群とし インリンに切り替 えた群と比較した 退院後の通院施設 連携方法に有意な差はなかった 有効群でCPR"Iが高い傾向が見られた SMBG 注射手技がインリン療 法と同様であることと将来のインリン導入の可能性を考えると GLP" 薬適応患者にGLP"薬を導入し手技を習得させ紹介元に戻すことは病診連 携に有意義であると考えられた I P 694 当院に救急搬送された糖尿病患者の実態調査 武田 將伸 堀江有実子 端迫 清 前田 昌利 武田 従信 上総会山之内病院内科 目的 当院に救急搬送された糖尿病患者の実態について調査した 方法 平成3年4月からの年間に当院へ救急搬送された4例のうち 実 態が明らかな9例を調査した 救急搬送された9例の患者 平均年齢 73.3歳 男性 5.9 の うち 糖尿病患者 以下DM は4例 平均年齢 7.歳 男性 64.3 で全体の35.3 を占めた 搬送時の主訴は意識障害 心肺停止を含む 35 例 DM 40.0 発熱 例 DM 9.0 呼吸苦 例 DM 7.0 めまい 8例 37.5 腹痛 6例 33.3 が主だった 入院を要した患 者の診断は脳血管障害 心疾患 感染症が多い傾向が見られた 総括 高齢の糖尿病患者では心血管合併症や感染症で救急搬送される割合 が高く 対策を考慮する必要があると思われた I P 69 I P 693 川述 里美 佐藤 雄一 布井 清秀 田代 英樹3 社会医療法人雪の聖母会聖マリア病院糖尿病地域医療支援セン 同糖尿病内分 泌内科 同循環器内科3 目的 今回糖尿病と循環器の合同講演会をワルドカフェ 以下WC 形 式で開催 かかりつけ医を含めた相互理解とWC形式の有用性 コディネ トナ 以下Coナ の役割を検討する 対象と方法 かかりつけ医0名を対象に 模造紙を使い自由に会話するWC 式講演会を開催 アンケト等で満足度を調査した 参加者5名 アンケト回答7名 WCは6名が高評価で全員 が診療に役立つ内容と回答 3 模造紙の内容 IHDクリニングの感度 と特異度 無症候性MIの診療 相互役割 4 訪問時に雰囲気が良かった と生の意見が聞かれた 考察 結論 WC式は話しやすく相互理解が深まった 内容は再構築し有 益な連携ツルに出来ると思われた 広がりのある連携には地域と共に他 科連携を進め Coナは事務局能も果たしながら橋渡し役となる必要が ある I P 696 当院の妊娠糖尿病の現状と産後の管理についての検討 青山 麻織 鵜沢 博嗣 竹村 友秀 小川 剛鑑 高橋 隆 小川 理 桝澤 政広 亀田総合病院糖尿病内分泌内科 目的 妊娠糖尿病 GDM は将来の耐糖能異常への進展リクが高い 当院の年間分娩数は約900件におよび GDMも多数いる しかし当院では GDMの産後のフォロ体制は画一化されていないのが現状である そこ で 地域の基幹病院である当院のGDMの現状と産後の管理について検討し 今後の課題とすることを目的とした 方法と結果 00年月から03年9月までに分娩に至ったGDM39例を対 象とし 後方視的に患者背景 インリン使用の有無 周産期合併症 産 後の糖負荷試験 OGTT 施行率などを検討した 患者背景に関わらず 産後は未受診を含め77例がOGTTで耐糖能障害を評価しておらず OGTT 施行は50例に留まり 例が追跡できなかった 結論 GDMは妊娠中の管理のみならず 産後の長期フォロアップ方法 の確立が必要であり 今後の更なる検討課題である 糖尿病内科開設年のまとめ 3報 HbAcでみる血 糖コントロルの動き 医師の立場から 井上 朱實 大和しのぶ 井野 美樹 内藤 吉一 河相美年子 ぽらんのひろば井上診療所 病院糖尿病外来を30年あまり担当した後郊外で小規模の診療所を03年3月 に開設した 診療所が糖尿病管理で果たせる役割を考えるために開設以降 のHbAcでみた血糖コントロルの動きをまとめた 継続受診の糖尿病患 者359名では3月7.43 から徐々に低下0月6.99 まで改善した 季節変動か リセット効果か次年度確かめたい 新患6名は初診月7.6±.93から4月目 6.54±0.90と改善した HbAc6 未満4名平均HbAc5.63 HbAc7 未満 3名平均HbAc6.30 HbAc8 未満04名平均HbAc6.98 HbAc8 以上0 未満88名平均HbAc7.9 HbAc0 以上名平均HbAc0.3 であった コントロル不良は精神的 経済的な困難から中断を繰り返す 者と肥満 トレから高度のインリン抵抗性をもつ者であった 地域 の糖尿病ネットワクの中で中断させない環境作りめざしたい HbAc NGSP値 S 4

88 I P 697 糖尿病内科開設年のまとめ 報 地域ネットワ クで必要とされる役割をみつけるために 事務からの報 告 井野 美樹 大和しのぶ 前田 慶子 井上 朱實 ぽらんのひろば井上診療所事務職 03年3月開設した診療所が地域の糖尿病ネットワクでできる役割を考え るために取り組んだことをまとめた 患者数は3月3人が0月339人 0月 時点のカルテ数は546人 男77! 女69 型糖尿病9人 型糖尿病48人 高血圧3人 脂質異常0人 その他48人 月末で糖尿病定期通院患者359 人 治療内容 重複あり はインリン療法人 ルホニル尿素薬90人 DPP" 4阻害薬9人 ビグアナイド薬人 その他9人 薬物無6人 6 月に型患者の交流会 0月に患者会を結成 月に参加者37名で地域の糖 尿病研修会を行った 世界糖尿デ では地域で宣伝活動を行った 堺 SDM勉強会 の3 4回を開催 糖尿病関連学会にも参加 発表した 開設時よりホムペジで情報公開をしている 短い経験ではあるがこの 活動を継続し地域で糖尿病の療養環境を守るネットワク作りを目指して いきたい I P 698 糖尿病内科開設年のまとめ 報 々の糖尿病外 来での取り組み 看護師の立場から 大和しのぶ 井野 美樹 村嶋 弘子 竹下イツエ 山口喜代子 岡村 正子 井上 朱實 ぽらんのひろば井上診療所 病院糖尿病外来の定年後 小規模診療所を開設した医師と糖尿病看護に取 り組んだ年を振り返る 患者動態は 報参照 医師名 常勤看護師 糖尿病療養指導士 名 常勤事務名 非常勤検査技師名 非常勤看護 師4名 非常勤事務名 週8単位 検査後診察前に必ず看護師問診がある デの整理 体調 生活の変化 薬物治療状況 糖尿病QOL Quality of life 質問票を使用し治療への満足度を評価 眼科 歯科や健康診断の受診 確認 在宅サビ 家族 就労状況の確認等 適宜必要な療養指導を行 うとともに糖尿病手帳 糖尿病眼手帳への記入も行う まとめ この診療 所の在り方が 地域に受け入れられつつあるのか 患者自らが何かを見つ けて帰れる外来を目指したい 今後 QOL評価もすすめ 小規模施設なが ら糖尿病患者のニズにこたえつつ 糖尿病療養指導にあたりたい I P 699 災害時における糖尿病患者の医薬品備蓄 供給の問題点 小谷野 肇 順天堂大学医学部附属浦安病院内科 糖尿病 内分泌内科 東本大震災後 千葉県浦安市で糖尿病患者にアンケトを行い災害時の 医薬品に関する問題点を抽出した 震災前3 の患者が糖尿病薬の備蓄を 行っていた 糖尿病患者向けの災害マニュアルでも個人の薬剤備蓄を推奨 しているが一般住民向けのマニュアルには記載がほとんどなく 防災基本 計画にも個人の薬剤備蓄は言及されていない 患者による薬剤管理 薬剤 の有効期限 保険診療など種々の問題があるが 慢性疾患薬の災害対策と しての個人備蓄は必須と考えられる 公的備蓄あるいは緊急医療チムの 携行薬としてリトアップされている糖尿病薬が適切に選択がなされてい るか疑問があり専門医の助言を受ける仕組みが必要である 今回の震災で おくすり手帳の有用性が明らかになったが常時携帯 紛失の問題があり ICT化によりこの問題を解消できる可能性がある これらは早急に取り組 むべき問題である I P 700 当施設における高度肥満ならびに高度肥満を伴った糖尿病 の臨床像と介入効果 今村 稔 中村 夏子 赤木 優美 辻 恵 中野 初穂 永平 典美 青木 矩彦 医療法人今村クリニック メディカルフィットネミック MIC 目的 当施設は診療所併設型運動施設を有し 肥満症の介入を本総会で報 告した 今回 BMI35以上の高度肥満! 高度肥満合併糖尿病の臨床像と運動 介入を検討 対象と方法 高度肥満者は 名 平均年齢37.8歳 BMI 39. 6名に運動処方を作成し 介入の効果を検討 名の高度肥満者は 糖尿病8名 脂質異常0名 高血圧9名 ALT50以上の肝機能障害を有した 症例7名を含む 糖尿病8名は健診で4名 清涼飲料水ケトシ名 他疾 患治療中名指摘 治療法は 食事名 経口剤6名 インリンと経口剤併 用名 運動介入した高度肥満者のBMI 39.は6ヶ月後36.7 年後36.と有 意に P 0.05 低下 AST ALTも有意な低下を認めたが 脂質 HbA cは変化なし 総括 当施設の高度肥満の実際を報告し 運動の介入で減 量と肝機能障害改善への有用性を認めたが 高度肥満介入に個別の対応が 必要 HbAc NGSP値 I P 70 当院における高度肥満合併型糖尿病症例の臨床像 現状 および3年間の経過観察 平澤 麗子 川崎 元樹 西谷 里枝 永田 友香 佐藤 文紀 黒澤由貴子 櫻田 麻耶 西田 賢司 辻野 元祥 小川 佳宏 東京都立多摩総合医療セン内分泌代謝内科 東京医科歯科大学医学附属病院糖 尿病 内分泌 代謝内科 目的 当院における高度肥満合併型糖尿病症例の臨床像を明らかにする 対象および方法 03年7月から月に当院外来を受診したBMI35以上の 型糖尿病患者6人の背景を解析した 検討A 005年以降初診のBMI35以 上型糖尿病患者で3年間の経過観察が可能であった9名のBMI HbAcの推 移を観察した 検討B 検討Aでは BMI 39.±3.0 HbAc 9.6±. インリン使用率46 平均7.3±.5単位 検討Bでは通院開始 時HbAc 9.8±.4 が半年後7.±. P 0.0vs開始時 と改善したが 3年後には有意差は認めなかった 考察 高度肥満症例では多剤併用が多 いにも関わらず 血糖コントロルは不良だった 短期的には血糖コント ロルの改善がみられたが 中長期的に改善を維持することが困難だった HbAc NGSP値 I P 70 高度肥満で合併のOSAHS増悪したが呼吸状態改善後 メ トホルミン開始し50kgの減量とHbAc 5 台を達成した 型糖尿病の症例 向井 智彦 佐藤 香織 田中佐和子 財部 大輔 藤田 寛子 東京都保険医療公社多摩北部医療セン内分泌代謝科 呼吸器内科 症例は46歳男性 004年型糖尿病の診断でピオグリゾン30mg開始 Bw 0kg その後体重はさらに増加 合併の睡眠時無呼吸症候群 OSAHS のコントロルも悪化 AHI 年紹介受診時BMI cm 50kg HbAc 8.3 FPG 7mg! dl 食事 生活習慣改善を指導し ピ オグリゾン中止してアログリプチンを開始 呼吸器科でC"PAP再調整し 呼吸状態が安定化後 AHI.4 メトホルミン併用開始 その後一時的にSU 薬も併用するが 血糖コントロル良好となり体重も減少 最終的に他剤 は漸減中止 現在メトホルミンのみ投与継続しているが03!月Bw0.8 kghbac5.5 高度肥満でOSAHS合併患者でのメトホルミン投与は難し いことも多いが 本症例では呼吸状態を改善することによりリクを減ら した上で開始し 安全に血糖をコントロルすることが出来 肥満改善に もつながったと考えられた HbAc NGSP値 I P 703 型糖尿病患者における0歳時の体重が与える臨床的影響 についての検討 丹野 優希 辻本 哲郎 杉山 雄大 仲村 朋香 岸本美也子 能登 洋 本田 律子 梶尾 裕 独立行政法人国立国際医療研究セン糖尿病 代謝 内分泌科 目的 型糖尿病患者の肥満度の履歴と インリン分泌能や動脈硬化進 行との関連を検討する 方法 0年月から03年0月まで精査加療目 的に入院した型糖尿病患者を対象に入院時と0歳時のBMI5未満 non" ob 5以上 ob で4群に分類し後方視的に調査 解析対象7人 0歳ob 入院時ob群 n 33 0歳non" ob 入院時ob群 n 64 0歳ob 入院時non" ob群 n 4 0歳non"ob 入院時non"ob群 n 60 で糖尿 病診断年齢は4.9±4.7 平均±SD 5.0± ± ±.0歳 4時間蓄尿CPRは80.7± ± ±3. 5.8±46.9μg! mean IMTは0.78± ±0.37.0± ±0.46 mmであった 結語 0歳obはインリン分泌能や動脈硬化進展に影響する可能性が示唆され た HbAc NGSP値 I P 704 月経異常を機に多嚢胞性卵巣症候群と診断され メボ リックシンドロム是正に苦慮した0代女性の例 山崎 英樹 青柳 守男 宮城 調司 寺師 聖吾 樫山 麻子 住友 秀孝 健生会立川相互病院内分泌代謝科 患者は0歳女性 5歳頃からの希発月経あり 8歳時に近医婦人科にて多 嚢胞性卵巣症候群 以下PCOS の診断 同時に脂質異常症や耐糖能異常な どの指摘もあり0年月に当院内科外来を初診 以後当院にてフォロ 継続となった 今回は耐糖能異常精査の目的で当科入院し 75gOGTT負荷 試験 CGM 下垂体四者混合負荷試験などの検査を施行した 結果 糖尿 病の診断には至らなかったが 入院後検査結果に基づくHOMA" RやInsulinogenicIndexなどの値から インリン抵抗性や遅延分泌が示唆され 将来 的に糖尿病を発症する可能性があると思われた PCOSはインリン抵抗性 合併率が高く 且つ同疾患の標準的治療 クロミフェン療法 に加えてイ ンリン抵抗性改善薬の併用内服の有用性が報告されていることから 本 例も同薬内服が有用と考えられるほか 運動療法による減量も重要と思わ れた HbAc JDS値 S 43

89 I P 705 I P 709 沖縄県在住肥満者における食嗜好の傾向 比嘉 盛丈 座覇 明子 新垣 桂 眞境名豊文 大城 道子 井口 梓 山川 研 當眞 武 植田 玲 平良伸一郎 屋比久浩市 益崎 裕章 高良 正樹3 島袋 充生4 社会医療法人友愛会豊見城中央病院糖尿病 生活習慣病セン 琉球大学大学院 内分泌代謝血液膠原病内科学 社会医療法人友愛会豊見城中央病院健康管理セン 3 徳島大学大学院バイオヘル研究部心臓血管病態医学分野4 目的 肥満度本一の沖縄県で肥満度と食嗜好との関連を調査する 対 象と方法 0年に豊見城中央病院健康管理センの健診受診者で 麺 肉 卵 魚介 野菜 果物 海藻 乳製品 きのこ 揚げ物 天ぷら 缶 詰 ク ツナ コンビフ等 ベコン ハム ウィンナの種類 の食材に対する嗜好に関するアンケト調査に参加した30から60才の男性 7906名を BMI 0 0 BMI 5 5 BMI BMIの4群に分類 し 多変量解析を行った BMIが30未満の3群では野菜が最も好ま れ 30以上では肉が最も好まれた 卵と揚げ物 天ぷらは肥満度が増すご とに好まれた 逆に30以上の肥満者が好まないのは 魚介 野菜 果物 海藻だった 考察 肥満者は高カロリ食をより好んだ 次に 味 食感 満腹感 健康意識 美意識等が食嗜好に影響を与えるのかを解析したい I P 706 負荷試験食摂取時の肥満および非肥満における血中グレリ ン反応と空腹感 満腹感との関連 ブナシメジ抽出物の型糖尿病マウモデルにおける肥満 抑制効果 井内卓次郎 保坂 利男 城石 雅弘 住田 崇 片山 茂裕 粟田 卓也 埼玉医科大学病院内分泌糖尿病内科 一般社団法人長野県農村工業研究所 きのこ 開発研究部 目的 方法 ブナシメジは現在の食卓ではなじみの深い食用キノコである 一方で生活習慣病に関しての効果 科学的解析も行われており 抽出物は 血中コレテロル降下作用や肝臓内中性脂肪蓄積抑制効果が知られてい る 我々は型糖尿病モデルマウ KK"Ay マウを使用し ブナシメジ の熱水抽出物一定量を連投与し 血糖値やインリン抵抗性などの効果 を解析した 結果 ブナシメジ投与群 非ブナシメジ投与群に食餌摂取量 の変化はなく体重も差はないが ブナシメジ投与群で内臓脂肪量の低下 インリン抵抗性の改善傾向を認めた 一因として炎症性サイトカインの MCP TNFα遺伝子発現の低下や褐色脂肪細胞での代謝亢進遺伝子UCP の活性化の関与が考えられた 考察 ブナシメジ熱水抽出物はKK"Ayマウ において 慢性炎症抑制や熱産生亢進を介し抗内臓脂肪抑制効果を有す る可能性が示唆された I P 70 減量治療が酸化トレ 抗酸化力へ与える影響 加藤 優貴 中澤 雅美 名引 順子 原納 晶 細田 洋司 寒川 賢治3 原納 優 児成会生活習慣病セン 国立循環器病研究セン研究所 独立行政法人国立循環器病研究セン 3 目的 摂食時の食欲調節物質を測定 空腹と満腹感の関連を検討 対象と方法 肥満 O 75例 非肥満 No 77例 DM有無 減量群に75gOGTT食 ミルテトC 摂取時の血中糖 IRI TG グレリン G Aghr 活性型 GLP" GIP IRG変動を検討 結果 O NoともGは hで有意に低下 前後とも0で低値 ΔGはNo 6.4±0.94fmol! ml O 4.7 と0で小 体重3kg 腹囲3cm以上減量群 6 では空腹G 0.3±. は前より高値 h 後両群とも低下 Noで3! 4量摂食以内に満腹感を感じた例のG低下 hは5.9±.0 5 はよ り大 負荷時にGLP" GIPは増加 IRGは不変 非DMのOとNoに差なし Oでは空腹感少 ない傾向あり 結論 GはOで摂食後減少 低値かつ低反応 DMの影響なし Noでの少量摂取で満腹感を得た例の 減少度は大 Gは0ではエネルギ貯蔵状態を認識して低下 満腹感はGの減少度を反映する 可能性が示された I P 707 酢酸経口摂取による内臓脂肪組織でのlipolysis促進作用の 検討 花谷 聡子 本島 寛之 井形 元維 川崎 修二 高木 優樹 河島 淳司 近藤 龍也 岸川 秀樹3 荒木 栄一 熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学分野代謝 内分泌内科 熊本大学医学部附 属病院代謝 内分泌内科 熊本大学保健セン3 背景 酢酸摂取による体重及び内臓脂肪減少や耐糖能改善が報告されている が 脂肪組織機能への影響や機序には不明な点が多い 目的 酢酸摂取によるエネルギ代謝への影響と機序の検討 方法 肥満型糖尿病モデル動物KK"Ayマウに水 C または 酢酸塩水 Ac を5週間経口投与し組織重量 耐糖能 酸素消費量 脂肪組織mRNA 発現を検討した 両群間で摂食量 体重 肝及び脂肪重量に差を認めないものの Ac はCに比し耐糖能の有意な改善を認めた Acでは酸素消費量の上昇傾向 内 臓脂肪細胞面積の減少傾向を認めた Acにて内臓脂肪のHSL ATGL PPARα 及びACSのmRNA発現上昇 ACOX mrna発現の上昇傾向を認めた CD36 SREBPc発現には差を認めなかった 結論 酢酸によるlipolysisを介した肥満抑制と耐糖能改善の可能性が示唆さ れた I P 708 荒木 里香 根来麻奈美 豊田 有紀3 小島 章孝4 菅 秀 国立病院機構三重病院糖尿病 内分泌内科 国立病院機構三重病院臨床研究部 国 立病院機構三重病院看護部3 国立病院機構三重病院栄養部4 目的 外来減量クリニカルパの減量効果と 減量が酸化トレ 抗酸 化力へ与える影響を検討した 方法 肥満患者人 男! 女 5人! 7人 年齢 40.8±9.3歳 体重 95.± 4. kg BMI kg! mに5 の体重減少を目標として減量治療を行 なった 3ヶ月間食事 運動 行動療法を行い 治療前後で身体測定 血液 検査 酸化トレ d" ROM と抗酸化力 BAP を測定した 前体重の5 減量出来 AST ALT FPG HbAcが有意に改善し た d" ROMとBAPは上昇したが 5 以上減量出来た患者ではBAPのみが 有意に上昇した d" ROMはWBCと正の相関 BAPはAST ALT TGと負 の相関 UAと正の相関が認められた 結語 3ヶ月間の減量治療で 前体重の5 減量出来 肝機能 糖代謝が改 善した 5 以上減量出来た患者では 抗酸化力が回復したが 肝機能の改 善が関与している可能性が考えられた I P 7 型糖尿病 肥満患者における高分岐鎖アミノ酸血症と血 糖降下薬による変化 岩佐 元雄 諸岡 留美 藤田 尚己 竹井 謙之 三重大学医学部附属病院消化器 肝臓内科 目的 型糖尿病 DM 患者では血中分岐鎖アミノ酸 BCAA が高値を 示すことが知られているが その機序や意義は不明である そこで 肥満 DM患者を対象に血清BCAAを測定し 血糖降下薬を投与してその変化を解 析した 方法 対象は肥満 型DM患者84例で 血清総BCAA!tyrosine モル比を測定 次に DM9例に対しては ピオグリゾン8例またはアロ グリプチン例を投与し 検査値の推移を観察 BCAAはHDL" C TG HbAcと相関し メボリック症候群の諸因子の増悪と並行して上昇 していた BCAAはALT 高感度CRP フェリチンと正相関を示した 血 糖降下薬の投与にてHbAcは8.5 から7.0 に低下し 血中BCAAも糖代謝 の改善と並行して有意に低下した μmol! L 結論 DMではBCAA がメボリック症候群の諸因子や炎症 鉄過剰と関連し 糖代謝の改善と 並行してBCAAが低下した HbAc NGSP値 肥満モデルラットのグレリン動態や身体活動リズムにおよ ぼす自発運動の効果 田尻 祐司 原 健人 西 芳寛 岩田 慎平 満園 良一3 児島 将康4 御船 弘治5 山田研太郎 久留米大学医学部内科学講座内分泌代謝内科 久留米大学医学部生理学講座 久留米 大学健康ツ科学セン3 久留米大学分子生命科学研究所4 久留米大学医学部 動物実験セン5 目的 高脂肪食による肥満モデルにおいて 自発運動の効果を検討した 方 法 雄性SDラットを用い 4週齢時から週間高脂肪食を給与した肥満ラッ トとコントロル食を同期間給与した正常ラット各々に 6週齢時から隔週3 間の回転かご付チャンバ内にて飼育した自発運動群 HFD" Ex CD"Ex 通常ケジ内で飼育した非運動群 HFD"S CD"S の4群を作成した 結 果 HFD" S群はCD" S群に比べて血漿グレリン濃度の有意な低下を認めたが 自発運動の導入によりHFD"Ex群においては 血漿グレリン濃度の回復とと もに摂餌量や体重増加も抑制された HFD"S群で乱れていた身体活動の内 リズムはHFD"Ex群では改善しており 同時に低下していたエネルギ消費 量の著しい増加を認めた 結語 自発運動習慣を確立することにより 身体 活動リズムやグレリン分泌異常が是正され体重も減少することが示された S 44

3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライ

3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライ 3 スライディングスケール法とアルゴリズム法 ( 皮下注射 ) 3-1. はじめに 入院患者の血糖コントロール手順 ( 図 3 1) 入院患者の血糖コントロール手順 DST ラウンドへの依頼 : 各病棟にある AsamaDST ラウンドマニュアルを参照 入院時に高血糖を示す患者に対して 従来はスライディングスケール法 ( 図 2 2) が多用されてきた スライディングスケール法は簡便で ある程度の血糖コントロールは可能である

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心房細動1章[ ].indd 1 心房細動は, 循環器医のみならず一般臨床医も遭遇することの多い不整脈で, 明らかな基礎疾患を持たない例にも発症し, その有病率は加齢とともに増加する. 動悸などにより QOL が低下するのみならず, しばしば心機能低下, 血栓塞栓症を引き起こす原因となり, 日常診療上最も重要な不整脈のひとつである. 1 [A] 米国の一般人口における心房細動の有病率については,4 つの疫学調査をまとめた Feinberg

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山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備 山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備群の減少など生活習慣病の予防を図るため 特定健診 保健指導の実施を行うこととされている このことから

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