ドイツにおけるM&A・組織再編関連税制の動向
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- ともみ おいもり
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1 KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.16 January 2016 海外トピック 3 ドイツにおける M&A 組織再編関連税制の動向 kpmg.com/ jp
2 ポーランド海外トピック 3 ドイツ ドイツにおける M& A 組織再編関連税制の動向 KPMG ドイツデュッセルドルフ事務所税務部門パートナー Jörg Grünenberger シニアマネジャー Jan Schneemann 2015 年前半における日系企業の海外 M&A 投資額は540 億ドルを超えました これは 2014 年における年間投資額を上回る規模になります 業種別では金融業が海外 M&A 投資額全体の25% 以上を占め 最も投資額が大きい業種となりました 海外 M&Aとは対照的に 国内 M&A や外国企業による対日 M&A の総額は 150 億ドル以下でした アベノミクス効果により日本経済は改善しているものの 外国人投資家が日本経済 の先行きに不透明感を抱いていることがこのような内外投資額の不均衡の主な要因 であると考えられます 一方で 国内市場の飽和化 競争激化および日本社会の高 齢化という現状が日系企業の海外進出を推し進める原動力となっています Jörg Grünenberger ヨーク グリューネンベルガー 近年 日系企業の欧州における投資額の 45% はドイツ イギリス フランス ( 左記は投資額の多い順 ) においてなされています ここ 10 年間において 日系企業のドイツに対する投資の重要性は 特にM&Aにおいて 在ドイツ日系企業数が年率 5% の割合で増加していることからも明らかです そのため ここ数年のドイツにおけるM&A の動向やこれに関連した税務上の問題に焦点を当てて解説いたします なお 本文中の意見に関する部分については 筆者の私見であることをあらかじめ お断りいたします Jan Schneemann ヤン シュネーマン ポイント 日系企業によるドイツビジネスの買収手法としては 主に資産譲渡また デンマーク スウェーデン は株式譲渡が考えられる ハンブルク 買収方法を検討する際には 資産 負債の評価替えとキャピタルゲイン課 税 繰越欠損金の制限規定 不動産譲渡税を検討することが重要となる オランダ ドイツ ベルリン 事業買収後には ビジネスの効率的な統合 たとえば 組織再編 合併後の事業統合 (PMI) を進める必要がある 欧州持株会社または統括会社を設立する場合には 機能面 コスト面に加え 移転価格税制の観点からも検討することが重要となる 事業統合のためには ドイツ国内の組織再編のみならず クロスボーダー組織再編を実施することも可能である デュッセルドルフフランクフルトベルギールクセンブルクチェコシュツットガルトフランスミュンヘンスイスオーストリア 1 KPMG Insight Vol. 16 Jan KPMG network of independent member firms affiliated with KPMG International Cooperative ( KPMG International ), a Swiss entity. All rights reserved.
3 Ⅰ. ドイツにおける M&A において 日系企業が直面する税務上の問題 1. M&A における税務上の一般的事項 (1)M&A の手法 ( 資産譲渡と株式譲渡 ) 日系企業によるドイツビジネスの一般的な買収手法は資産譲 渡もしくは株式譲渡になります 1 資産譲渡の場合一部もしくはすべての事業上の資産 負債が売り手から買い手へ移管されます このスキームには 基本的に個別承継による事業上の資産 負債の個別譲渡も含まれます 株式譲渡の場合には個別の資産 負債の譲渡は不可能ですが 当該スキームによれば個別の資産 負債の譲渡が可能とな 図表 1 M&A の手法ごとの税務上の影響 資産譲渡株式譲渡合併 ( 参考 ) 1) 資産負債の再評価とキャピタルゲイン課税 資産 負債の譲渡は一般的に公正価値 (FMV) でなされる 原則としてキャピタルゲインに対して課税される ただし 税制適格の場合など 例外は存在する 一方で 資産の公正価値が帳簿価額を上回る場合 買い手にとっては 償却費が増加する可能性がある 売り手にとっては キャピタルゲインに対して 繰越欠損金を利用することができる 譲渡価額は 一般的には公正価値にて算定されるが たとえば増資時には例外が適用される 売り手に生じたキャピタルゲインのうち 95% 部分は非課税 ( ドイツ法人税法 8b ( K ö r p e r s c h a f t s t e u e r g e s e t z )) 残りの 5 % 部分は課税対象となり 実効税率を 30% とすると結果的にキャピタルゲインに対し 1.5% の課税がされる 国内合併 国際合併ともに簿価もしくは公正価値もしくは両者の間の価額にて消滅会社から残存会社へ資産を譲渡することが可能 この手法によると 移転資産に関して資産譲渡の場合のような課税関係を回避することができる もしくはキャピタルゲインが発生した際は繰越欠損金を利用することができる 2) 繰越欠損金 売り手が保有する税務上の欠損金は買い手に移転することができない 資産の売り手企業が資産譲渡後に清算した場合 その企業が有する繰越欠損金は消滅する 原則として清算配当は源泉税の対象となる 被取得企業の繰越欠損金は 株式の移転比率に応じて 部分的もしくはその全額が消滅する 取得比率が 25% 以下の場合 繰越欠損金に影響はない 取得比率が 25% 超 50% 以下の場合 部分的に繰越欠損金が消滅する 取得比率が 50% 超の場合 繰越欠損金は全額消滅する 通常 消滅会社の繰越欠損金は消滅する そのため 繰越欠損金を有効利用するために 税務上の観点から どちらの会社を存続会社とすべきかを分析する必要がある 国際合併の場合にも同様のルールが適用される すなわち ドイツ企業が消滅会社であり 外国企業の支店となった場合 繰越欠損金は消滅してしまう 3 ) 不動産譲渡税 不動産の移転は不動産譲渡税の課税対象となる 不動産譲渡税の税率はドイツの州ごとに異なる また 不動産譲渡税は通常 売り手または買い手により支払可能 不動産譲渡税が課される典型的なケースは不動産を所有している会社が 95% 以上譲渡されるケースである ( 不動産所有権の間接的な変更 ) しかしながら グループ内組織再編の場合には 最終 ( 日本 ) 親会社に変更がないケースにおいて 不動産譲渡税が免除されることがある 原則として 株式譲渡の場合と同様の取り扱いとなり 組織再編税制の免除規定が適用可能かどうかを確かめる必要がある 上記以外のケースでは 合併により新たな株主に不動産の所有権が間接的に移転することにより 不動産譲渡税の課税対象になる可能性がある 4 ) のれん 公正価値評価額が支払対象となるため 通常 その評価額は税務の観点から検討される 買収価額の各資産 負債に対する適切な配分が必要となる 取得企業がドイツ企業の場合 のれんはドイツ税法に基づき償却される 買収価額を検討するため 買収対象企業の公正価値評価を実施することが推奨される 買収企業がドイツの納税義務者の場合 のれんは通常株式簿価に含められ 一定の要件を満たした場合にのみ減損の対象となる 簿価による合併であり かつ それがドイツ税務署に申請されている場合には再評価の必要性はない KPMG Insight Vol. 16 Jan
4 ります 2 株式譲渡の場合買い手はドイツ企業の株式を取得し その被買収企業に属するすべての資産 負債に対する実質的な支配が買い手に移転されます しかし 資産 負債そのものの帰属先は被買収企業のままであり この点において買収前後に変更は生じません 株式譲渡は事業買収の手段として通常それほど複雑となることはなく 原則として 被取得企業における第三者との契約関係に変更は生じません 税務上の影響はM&Aの手法ごとにより異なりますが その税務上の影響を詳細に記述する前に 理解の便宜のため図表 1 に重要と考えられる考慮事項をまとめておきます 討が必要となります 資産譲渡の場合 全体の買収価格を取得したすべての資産 負債にそれぞれの公正価値を上限に配分することが必要となります これはすべての有形資産のみならず 知的財産や顧客リストなどのような無形資産も対象となります 買収価格が 無形資産配分後の資産の金額から移管された負債を控除した金額を上回る場合 当該超過額はのれんとして認識されることとなります 買い手が資産を購入する場合 個々の資産の買収価格の配分について売り手から詳細情報を引き出すことが重要となります 買収価格の配分は税務当局に事前確認することはできませんが 買い手が独自に行う配分計算よりも売り手からの情報に基づく方がより信頼性が高いと考えられます 2. 税務ストラクチャーの検討 (3) 繰越欠損金の利用可能性 ( 売り手 買い手 ) 通常 取引当事者が検討すべき主要な税務ストラクチャーは以下のとおりです (1) 株式譲渡に係るキャピタルゲインの優遇税制 ( 売り手 ) (2) 取得原価の減価償却 購入費用の償却 ( 買い手 ) (3) 繰越欠損金の利用可能性 ( 売り手 買い手 ) (4) ドイツにおける不動産譲渡税 (RETT)( 売り手 買い手 ) (5) リファイナンスコストの税額控除 ( 買い手 ) (1) 株式譲渡に係るキャピタルゲインの優遇税制 ( 売り手 ) 通常 売り手の最大の関心は売却により発生するキャピタルゲイン課税を最小化すること もしくは免税となりうる手段を検討することにあります ドイツ税法では 法人における持分の売却益 ( キャピタルゲイン ) には優遇措置が適用されます ( 法人税法 8b) その結果 売却益の95% が非課税となり 5% 部分のみに課税されるため 実効税率は1.5% となります (15% の法人税率に地方税および連帯付加税を加味したドイツにおける平均的な税率により算定 ) したがって 売り手は税務上の観点では通常 資産譲渡よりも株式譲渡を選ぶ傾向があります もし 事業が不採算事業であった場合 株式譲渡を採用すると株式譲渡価格が税務上の株式簿価を下回ることによる売却損を売り手では税務上損金算入できないため 売り手には資産譲渡が好まれる傾向があります 1 売り手における繰越欠損金の利用可能性資産譲渡の場合 公正価値で資産が譲渡されることから すべての資産が時価評価されたことにより発生する含み益が課税対象となり 売り手は当該含み益に対する税金を負担する義務があります 黒字事業であるが 過年度に発生した税務上の繰越欠損金がある場合に 公正価値による資産譲渡を採用すると 発生した含み益に対し 当該事業が保有する税務上の繰越欠損金が充当できる可能性があるため 有益な譲渡方法となります しかし 繰越欠損金の利用は 1 百万ユーロまでは全額 1 百万ユーロを超える場合は所得の 60% のみが控除対象となります 2 買い手における繰越欠損金の利用可能性 ( 法人税法 8c) 買い手が繰越欠損金を有する企業の株式を取得した場合 繰越欠損金は減少ないしは消滅する可能性があります 2008 年以降の新しい法人税法で定められている支配変更のルールでは 取得前の繰越欠損金引き継ぎに関する厳格な制限が定められています 当該制限は以下の 2 段階に分けられます 5 年以内に株式もしくは議決権の 25% 超 50% 以下が単一の取得者もしくはその関連当事者により取得された場合 按分比率で欠損金が消滅する 50% 超の株式もしくは議決権が譲渡された場合 すべての繰越欠損金は消滅する この場合 直接保有 間接保有を問わない (2) 取得原価の減価償却 購入費用の償却 ( 買い手 ) 資産譲渡の場合は 買い手側は買収価格に関して 税務上 償却費が最大となる方法を模索することになりますが 個々の資産を公正価値で購入した場合のみ 税務上の償却に関する検 結果的に繰越欠損金の引き継ぎに影響がないのは 25% 以下の持分譲渡の場合のみとなります 2010 年以降は譲受人と譲渡人の株式の 100% が同一者により 直接もしくは間接保有されている場合 ( グループ内再編や実質 3 KPMG Insight Vol. 16 Jan. 2016
5 的な支配権の変更がない取引 ) では 所有において不利益な変更は存在しないため 当該制限は適用されません ( グループ免除規定 ) さらに 当該規定では 株式譲渡がなされても 未使用の繰越欠損金は 課税対象となる事業資産の含み益相当額を上限に引き継げることとなりました 最近では多国籍に展開する日系企業など 多くの外国企業がこのグループ免除規定を利用した欧州もしくはドイツ子会社 ( 赤字会社も含む ) の組織再編を行っています (4) ドイツにおける不動産譲渡税 (RETT)( 売り手 買い手 ) 不動産譲渡税については通常買い手が納税者となります 不動産譲渡税は一般的に直接課税所得を減額させる税務費用とはなりませんが 株式譲渡の場合は取得株式に 資産譲渡の場合は取得不動産に加算される取得費用の一部となります 一般的にドイツ不動産譲渡税 (RETT) は ドイツに所在する不動産が新所有者に売却 譲渡される場合に課税されます さらに ドイツの不動産を所有している会社の株式や持分の譲渡もまた 不動産譲渡税の課税対象となり得ます 少なくとも持分の95% が出資される場合や新株主に譲渡される場合が該当します この規則は 直接および間接の株式譲渡に適用されます 近年導入されたグループ内不動産譲渡税の特例によると 合併 分社および分割などのグループ内再編においては 一定の条件のもとで不動産譲渡税が免除されます しかし 不動産を所有するグループ会社の株式を保有している中間持株会社の株式が譲渡される場合など 間接的な株式譲渡取引は不動産譲渡税の対象となります 当規制はクロスボーダーで実施される買収および再編において 見過ごされてしまうケースがあります しかし 不動産譲渡税の対象となるような複雑な取引スキームもしくはM&Aについては税務デューデリジェンスを通じて要因を特定することが可能であり 買い手は脱税など 不正な税務処理に関する指摘を回避するため 売り手との間で将来の税務リスクに対する表明保証条項などを織り込んでおく必要があります (5) リファイナンスコストの税額控除 ( 買い手 ) 買い手となる日系企業はドイツ企業の買収を実行するにあたり 日本本社もしくは ( 地域ないしは事業 ) 統括会社が直接取得するか 欧州もしくはドイツにある現地子会社を通じて取得するかについて 検討する必要があります また 後者の場合 既存のグループ会社が取得するのか もしくは新たに買収実行のために特定目的子会社 (SPC) を設立し 取得するのかについても検討が必要となります これらの点について方向性が定まった後に次のステップとして 増資により資金調達を行うのか 外部借入 ( 金融機関から の借入など ) を行うのかに関する検討がなされます 増資による資金調達を実行する場合 日本本社もしくは統括会社が直接自社資金を用いてドイツの対象企業を買収します 十分な買収資金がない欧州 ( もしくはドイツ ) 子会社を通じて買収を行う場合は 日本本社が当該子会社に対して増資ないしは出資による資金援助がなされます 外部借入による資金調達を実行する場合 借入は日本本社が実行するのか 欧州 ( もしくはドイツ ) 子会社が行うのかが問題となります 仮に ドイツ子会社が借入を実行する場合は当該借入金に伴う支払利息は税務上の損金となり 課税所得から控除することができます 一方で ドイツ子会社 ( 既存の子会社もしくは買収のために設立された SPCを含む ) が買収資金の借入を実行した場合 ドイツ税法の支払利息控除制限規定が適用されることになります 1 支払利息を税務上損金算入させるための手法 : 金融債務の移転企業買収に要したコストを税務上全額損金算入させる一般的な手法として 買収先企業に金融債務を帰属させる方法があります これは買収先企業を存続会社 買収元企業を消滅会社としたダウンストリーム合併を実施するか 買収先企業が買収元企業より資金借入をし これを原資として買収元企業に対して配当の支払いを行うことによって実現することができます 2 その他支払利息を損金算入させるための手法 : 税務グループ ( オーガンシャフト ) 企業買収に要したコストを税務上全額損金算入させる一般的な手法として 買収元企業と買収先企業との間で税務グループ ( オーガンシャフト ) を組成する方法があります 買収元企業がドイツ企業の場合に 買収先企業で発生する課税所得を買収元企業 ( 買収先企業の親会社 ) で発生する損失と相殺することができます ただし 税務グループ ( オーガンシャフト ) 組成前に発生していた税務上の繰越欠損金は相殺の対象外となるため留意が必要です ( 税務グループ ( オーガンシャフト ) 組成期間中 当該繰越欠損金は 凍結 されます ) Ⅱ. 合併と買収後の組織再編 買収終了後 買収元企業は買収先企業もしくは買収先企業が有するビジネスとの効率的な統合を進める必要があります ( 買収後組織再編 合併後の事業統合 (PMI)) KPMG Insight Vol. 16 Jan
6 1. 企業再編の誘因 課題およびその手法組織再編の主な誘因は以下のとおりとなります グループ全体の組織形態の簡略化 ガバナンス ビジネスモデルなどの融合 企業数の削減によるコスト削減 ( 間接部門コスト 法定監査などのコンプライアンスに要するコスト ) 企業グループ間のシェアードサービス化によるさらなるコストの削減 潜在的なシナジー効果の活用一般的な組織再編プロジェクトには以下の検討要素が含まれます 欧州にある法人のすべての株式を保有する欧州持株会社の設立 もしくは 欧州にある法人をすべて支店化して 本店機能を有する欧州統括会社の設立 バックオフィス機能の統合と管理機能を集約し 以下の業務を集中管理するシェアードサービスセンターを設立 IT 帳簿作成 財務諸表およびレポーティングの作成 ファイナンス 人事 調達機能の統合 ロジスティック 倉庫および移転価格戦略の集中管理など 集約型ビジネスモデルへの移行 2. ドイツにおける組織再編に関する税務上の一般事項 し グループ内の組織再編を促進することを狙いにしているためと考えられます 3. 税務上の観点での統括機能の設置方法 持株会社の設立か統括会社の設立かドイツにおいて事業の取得を行う場合 従来であれば欧州持株会社を設置することによって欧州地域の統括を行うことが多くありました 欧州持株会社は新たに設立するケースもあれば 既存の会社をそのまま利用するケースもあります これにより 欧州持株会社が日系企業の中間親会社として他の欧州の事業会社を統括することになり 欧州地域におけるトップマネジメントも多くの場合欧州持株会社から輩出されています 加えて 欧州持株会社に会計 財務 I T 購買 人事 各種レポーティングといったバックオフィス機能を集約することもあります 一方 近年では 欧州持株会社の設立に代えて 欧州統括会社 ( 本店 ) を設立し 既存の欧州各国の会社を欧州統括会社の支店として統合するケースも日本企業に見られます 欧州持株会社と比較した場合の主なメリットは 会社 ( 法人 ) 数が減少することによる各種経費が削減できることに加えて 本店への中央集権化と統括機能の強化ができることにあります たとえば 在外子会社を在外支店に組織変更すると 多くの場合そのビジネスの形態は中央集約型になります 在外支店は在外子会社と比較するとリスク負担の範囲が限定的になり その結果利益率も在外子会社より低くなります さらに 親子会社形態と比較すると 本支店形態は 移転価格の観点から複雑性が低いビジネスモデルとして見られることが多くなります ドイツ組織再編法では以下の 4つの組織再編形態について定められています 合併 (Verschmelzung) 事業 会社分割 (Spaltung) 特殊な資産譲渡 ( 企業から官公庁もしくは保険会社 ) (Vermögensübertragung) 法的会社形態の変更 (Formwechsel) 近年 OECD 承認アプローチ (AOA) が適用されたことによって 本店と支店の間の利益の帰属に関する考え方が移転価格の考え方とほぼ同様になっています つまり 本店と支店が別個の法人であるかのように取り扱われることになります その結果 本店と支店の利益率の決定に当たっては それぞれが行っているビジネスの機能とそのリスクの程度を考慮する必要がでてくることになります 本店と支店が行っているビジネスの機能とそのリスクの程度を判断する主要な指標のひとつは どのような役割 担当の人がそれぞれの拠点にいるかということになります 組織再編が行われると 原則として 関係するすべての会社 たとえば吸収合併の場合には消滅会社 存続会社およびその株主に税務上の影響を及ぼすことになります 税制適格組織再編における税務上の資産 負債の移転は ドイツにおける資産の移転に関する課税権が制限されない限りは 帳簿価額もしくは帳簿価額と公正価値の間の価額をもって行うことも可能となります ドイツがこのような取り扱いを認めているのは 諸外国の投資家に対してドイツへの投資を誘致 4. 会社の整理会社の整理は 機能の重複を解消させたり 監査 法務関連のコストを削減することなどを目的として行われます 会社の整理は資産譲渡およびその後の会社清算や合併により行われます 5 KPMG Insight Vol. 16 Jan. 2016
7 (1) クロスボーダーを含む合併ドイツ国内における合併は 子会社同士の吸収合併 親会社による子会社の合併 子会社による親会社の吸収合併のいずれについても規定が整備されており 税制適格組織再編の方法となっています また クロスボーダーの合併も可能となっています たとえば 英国における既存の会社 (UK Ltd.) に統括機能を持たせるために ドイツの会社 (GERMAN GmbH) の吸収合併を行うとします このとき 資産および負債の移転が実質的に行われない場合には GERMAN GmbHがこれまで保有していたすべての資産および負債は存続会社である UK Ltd. のドイツ支店に帰属することになります また これまでドイツ法人として行っていた営業活動も UK Ltd. のドイツ支店として遂行されることになります 税務の観点からは ドイツ支店は恒久的施設 (PE) とみなされドイツにおいて課税の対象になります ドイツ税法では 合併は一般的に公正価値で行われます しかしながら 税制適格組織再編の取引は帳簿価額をもって行うことや帳簿価額と公正価値の間の価額をもって行うことも可能であり 移転される資産の含み益相当額への課税権はドイツが有しています 組織再編時にドイツにおける消滅会社の税務上の簿価と取引金額との差額から生じたキャピタルゲインは 法人税および営業税の課税対象になります ( ただし 最小課税ルールにしたがって既存の繰越欠損金との相殺は可能 ) 消滅会社の決算書は税務上の組織再編日 (steuerlicher Übertragungsstichtag) 付で作成しなければなりません この日付は会社法上の組織再編 (Umwandlungsstichtag) より前になります 税務上の組織再編日から商業登記日の間に発生した消滅会社の利益は 遡及的に存続会社に帰属することになります 存続会社は たとえば減価償却について 消滅会社の法的な地位を引き継ぐことになります しかし たとえ合併が税制適格組織再編として行われたとしても 未使用の繰越欠損金とドイツにおける利子損金算入制限下で繰り越される未使用の利息費用は合併手続の完了により消滅することになります また 組織再編における不動産譲渡税の取扱いについても一定のルールが存在していることから その内容と手続について理解する必要があります (2) 資産譲渡後に清算を行う場合の留意事項組織再編が資産譲渡の方法によって行われた場合に 資産譲渡後の会社を清算する場合に留意すべき点は以下のとおりです 一般的に清算期間は3 年を超えてはならない 清算期間の税務申告は一度にまとめて行われる 営業税の観点からは 利益は清算期間にわたって比例配分される 清算期間に発生した資産の処分に伴うキャピタルゲインは通常は課税対象になる しかし 清算期間に発生した利益が費用または繰越欠損金と相殺が可能であることから 課税対象となるのは繰越欠損金との相殺がしきれない部分である 清算期間内も最小課税ルールによって繰越欠損金は繰り越されるが 清算結了時の未使用の繰越欠損金は消滅し 今後一切の使用ができなくなる これは納税者にとって不利な取り扱いになるが 連邦財政裁判所の判決により当該取り扱いを行うこととなっている 未使用の繰越欠損金とドイツにおける利子損金算入制限下で繰り越される未使用の利息費用は清算結了と同時に消滅する 清算配当は現金を含む配当可能残余財産が資本価値およびいわゆる税務上の資本勘定を上回る部分を対象に行われる それらの清算配当は潜在的にはドイツの源泉税 ( 現行の日独租税条約上は15%) の対象になるが 所定の申請を行うことによって減免を受けられる可能性がある 税務当局が清算期間を対象に税務調査を行うことも想定すべきである 通常 会社は税務当局の同意がないと商業登記の抹消手続はできない Ⅲ. まとめ 日本のマーケットが飽和してきていることから 特に日本の中小企業の中には欧州地域での新規の投資を検討しているところがあります 同時に 日系多国籍企業の多くは既存の欧州事業の再編を検討しています これは 既存の欧州事業が多岐にわたっており それぞれの会社が独自に事業を展開していることがあるためです このような企業においては バックオフィス機能の統合 適切なマネジメントのポジションの設置 各国のルールに基づく法定監査の必要性の検討などが課題となっています たとえばこれからドイツを含む欧州諸国での新規事業の買収を行うことがある際には 同時に既存の欧州事業の再編も検討することで 経費の削減や統括機能の強化を図ることができます 欧州全体ではOECDにおける最近の傾向に加えてEU 指令や裁判所の判決も日系企業の投資の促進材料になっていますが ドイツへの展開という点に着目すると 昨今同意した日独租税条約の改訂も投資の検討を促進する材料になっています その一方で 税法を含む関連法規には複雑な部分があり これに伴う税務上の影響も多岐にわたることから この点に対する十分な知識と経験が必要になることも事実です プロジェクトの管理者の立場からは 組織再編税制を理解して自社に当てはめて適用することがプロジェクトの全体管理を行う上で重要になってきます 特に M&Aにより新規に欧州進出を考えている企業においては 欧州組織再編プロジェクトに KPMG Insight Vol. 16 Jan
8 対する社内の知識や経験が不足しがちです さらに 日本と欧州諸国の文化の違いや時差 言語の壁もプロジェクト管理上の障害になりうることから プロジェクトの管理に当たっては自社のビジネス以外の点に関しても留意が必要になることも事実です KPMG ドイツの紹介 ドイツのKPMGは 監査 税務 アドバイザリー業務 法務サービスを提供するプロフェッショナルファームです KPMGのグローバルジャパニーズプラクティスは 日本企業の海外事業展開を支援するための組織であり 四半世紀以上にわたり 日系企業の進出サポートをしております ドイツのKPMGは 現在 20 名以上の日本語対応可能なスタッフを有する 欧州におけるもっとも大きな日系ビジネスネットワークの1つになっております 加えて 9600 名を超える現地スタッフの中には 日本企業とのビジネス経験豊富な専門スタッフが数多くおります ドイツにおけるグローバルジャパニーズプラクティスは デュッセルドルフ ( 西部 ) ミュンヘン( 南部 ) ハンブルグ( 北部および東部 ) フランクフルト( 中央部 ) の各都市部の日系企業のクライアントの近くに所在しております 執筆者ヨーク グリューネンベルガー (Jörg Grünenberger ) 税務部門パートナー ( 日系企業担当税務リーダー ) ドイツ弁護士およびドイツ税理士過去 10 年以上にわたり数多くの大手日系企業に法務および税務のアドバイスを提供し 法人税や国際税務に関する数々のプロジェクトにドイツおよび日本のチームと従事している 過去 6 年間にわたって日本での勤務経験を有しており 日本語が堪能である ヤン シュネーマン (Jan Schneemann) 税務部門シニアマネジャー ドイツ弁護士およびドイツ税理士グローバル企業のドイツ国内外における法人税務 ( 国際所得配分 組織再編 M&A 税務調査サポート 税務及び法務デューデリジェンス等 ) に関する数々のプロジェクトに従事している 過去 7 年にわたり日本での生活および業務経験があり 日本語での会話も可能 本稿に関するご質問等は 以下の担当者までお願いいたします バックナンバー ドイツ税務最新動向在独日系企業と移転価格税制 - 税務調査を中心に- (KPMG Insight Vol.12/May 2015) KPMG ドイツデュッセルドルフ事務所マネジャー伊藤剛 TEL: +49(211) [email protected] 7 KPMG Insight Vol. 16 Jan. 2016
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10 KPMG ジャパン 本書の全部または一部の複写 複製 転訳載および磁気または光記録媒体への入力等を禁じます ここに記載されている情報はあくまで一般的なものであり 特定の個人や組織が置かれている状況に対応するものではありません 私たちは 的確な情報をタイムリーに提供するよう努めておりますが 情報を受け取られた時点及びそれ以降においての正確さは保証の限りではありません 何らかの行動を取られる場合は ここにある情報のみを根拠とせず プロフェッショナルが特定の状況を綿密に調査した上で提案する適切なアド バイスをもとにご判断ください 2016 KPMG AZSA LLC, a limited liability audit corporation incorporated under the Japanese Certified Public Accountants Law and a member firm of the KPMG network of independent member firms affiliated with KPMG International Cooperative ( KPMG International ), a Swiss entity. All rights reserved. Printed in Japan KPMG Tax Corporation, a tax corporation incorporated under the Japanese CPTA Law and a member firm of the KPMG network of independent member firms affiliated with KPMG International Cooperative ( KPMG International ), a Swiss entity. All rights reserved. Printed in Japan. The KPMG name and logo are registered trademarks or trademarks of KPMG International.
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KPMG Japan Tax Newsletter 30 August 2018 2018 年度税制改正 相続税 贈与税 外国人の納税義務の見直し I. 納税義務の範囲 (2017 年度税制改正後 )... 2 II. 2018 年度税制改正 1. 相続税... 4 2. 贈与税... 5 相続税は相続により財産を取得した相続人に 贈与税は贈与により財産を取得した受贈者にそれぞれ課される税であり 被相続人
ミャンマーでの建設受注に関わる税務問題
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.21 November 2016 海外トピック 2 ミャンマーでの建設受注に関わる税務問題 kpmg.com/ jp ミャンマーでの建設受注に関わる 税務問題 KPMG ミャンマー ヤンゴン事務所長パートナー藤井康秀 ミャンマーは 2011 年に成立したテインセイン政権による外資誘致政策の下 鉄道や港湾 発電所や上下水道の整備 ティラワ経済特別区
IFRSにおける適用上の論点 第27回
IFRS における適用上の論点第 27 回 IFRS2 号 株式に基づく報酬 の適用範囲 有限責任あずさ監査法人 IFRSアドバイザリー室パートナー 山邉道明 有限責任あずさ監査法人 IFRSアドバイザリー室シニアマネジャー 浅井美公子 1. はじめに本連載では 原則主義 であるIFRSを適用する際に判断に迷うようなケースに触れてきました 我が国において 株式に基づく報酬を役員報酬又は従業員給付の一部として付与する企業は
KPMG Insight Vol.2_税務01
1 KPMG Insight Vol. 2 / Sep. 2013 英国法人税率引き下げと在英日系企業への影響 本邦タックスヘイブン対策税制の観点から KPMG 税理士法人 M&A グローバルソリューションパートナー高嶋健一 KPMG 英国レディング事務所 グローバル ジャパニーズ プラクティスマネジャー福田隆 本年 7 月 17 日 英国において 2013 年度財政法案が 女王陛下勅裁 (Royal
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 2014 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方について審議することを目的とする 背景 2. 第 1 回税効果会計専門委員会 ( 以下 専門委員会 という ) において 検討の範 囲及び進め方が審議され
[2] のれんの発生原因 企業 ( または事業 ) を合併 買収する場合のは 買収される企業 ( または買収される事業 ) のおよびを 時価で評価することが前提となります またやに計上されていない特許権などの法律上の権利や顧客口座などの無形についても その金額が合理的に算定できる場合は 当該無形に配
営 ViewPoint 相 談のれんの会計と税務 勝木幹雄部東京室花野稔部大阪室 大企業間だけではなく 中小企業間でも M&A が積極的に進められるようになりました M&A では 対象となる企業 ( または事業 ) の純価格と実際の売買価格とが異なるケースがあり その差額は その企業 ( または事業 ) の超過収益力 すなわち のれん を評価したものと説明されることがあります のれん は買収や合併の際に発生する特有の勘定科目です
ROICの活用による企業価値向上
Vol.28 January 2018 経営 Topic3 ROIC の活用による企業価値向上 経営経営管理 ROIC の活用による企業価値向上 株式会社 KPMG FAS ディレクター荒木昇コーポレート ガバナンス改革による影響も一巡した感があり ROE( 自己資本利益率 ) に対する企業意識は確実に高まっています しかしながら 一部では ROEの改善のみを目的とする取組みも散見され 企業の本来の目的が見失われているのではないかと懸念されるケースも見られます
IFRS基礎講座 IAS第21号 外貨換算
IFRS 基礎講座 IAS 第 21 号 外貨換算 のモジュールを始めます パート 1 では 外貨建取引の会計処理を中心に解説します パート 2 では 外貨建財務諸表の換算を中心に解説します 企業は 取引を行うにあたって通常 様々な種類の通貨を使用します これらのうち 企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨を機能通貨といいます 例えば 日本企業の場合 営業活動を行う主たる経済環境の通貨は 通常
投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額
(5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって
1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ
欠損金の繰越控除と繰戻還付に係る留意点企業会計上 損失が発生すればそれはその事業年度かぎりのことで その金額が他の年度の損益計算に影響を与えることはありません 税務上の所得計算も 単年度ごとに益金から損金を控除して行いますが ある年度の欠損金を他の年度の所得金額と通算せず所得の発生した年度にだけ課税するのは 企業資本の維持の観点から問題が残ります そこで法人税法では ある事業年度に生じた欠損金について
IFRS News Flash
IASB 公開草案 リース を公表 国際会計基準審議会 (IASB) は2013 年 5 月 16 日に 公開草案 (ED/2013/6) リース を公表した この公開草案は IASBが2010 年 8 月に公表した公開草案 リース ( 以下 2010 年公開草案 ) に対するコメントを受けた再審議の結果 提案内容が変更となった主な論点について 再度広く意見を募るために公表されたものである 公開草案の概要は以下のとおりである
完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は 無対価合併が一般的です 簡易合併に該当する場合は 存続
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 完全子会社同士の無対価合併 http://www.up-firm.com 1 完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は
スタジアムの収入源となるネーミングライツ~海外と日本の比較
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.22 January 217 経営トピック 9 スタジアムの収入源となるネーミングライツ ~ 海外と日本の比較 kpmg.com/ jp 経営トピック 9 スタジアムの収入源となる ネーミングライツ ~ 海外と日本の比較 有限責任あずさ監査法人スポーツアドバイザリー室室長パートナー大塚敏弘スポーツ科学修士得田進介 スタジアムを開発し
「経済政策論(後期)」運営方法と予定表(1997、三井)
007 年 月 6 日 ( 木曜 限 )/5. 法人所得課税. 法人税 ( 法人所得課税 ) の意義 法人擬制説 法人は株主の集合体 法人税は株主に対する所得税の前取り ( 源泉徴収 ) 法人税と配当課税の存在は二重課税 ( 統合の必要性 ) 配当控除制度法人実在説 法人は個人から独立した存在 法人税は法人自体が有する担税力を前提にした租税. 法人所得と経常利益 < 経常利益 ( 企業会計 )> 目的
ネーミングライツから見る観客増加の重要性
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.23 March 2017 経営トピック 6 ネーミングライツから見る観客増加の重要性 kpmg.com/ jp ネーミングライツから見る観客増加の 重要性 有限責任あずさ監査法人スポーツアドバイザリー室室長パートナー大塚敏弘スポーツ科学修士得田進介 現在 日本におけるネーミングライツビジネスは様々な施設で展開されており 日本で初めてネーミングライツを導入した味の素スタジアムやネーミングライツ契約を新たに結び2016
[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分
相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが
【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違
現物配当に係る会計上 税法上の取扱い Profession Journal No.11(2013 年 3 月 21 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 平成 22 年度税制改正において適格現物分配が組織再編成の一形態として位置づけられたことにより 完全支配関係のある法人間で現物分配を行った場合には その現物分配に係る資産の譲渡損益の計上を繰り延べることとされました 従来 商法において現物配当の可否についての明確な規定は設けられていませんでしたが
デロイト・トゥシュ・トーマツ北京事務所
企業組織再編に関わる税務政策 一 企業再編を促進する新たな規定 中国企業所得税法により 企業再編を行う会社は資産又は持分の譲渡による損益に対して取引発生時の公正価値に基づいて認識しなければならないとされている ( 一般性税務処理 ) 一方で 特殊税務処理を適用することで 再編時点にて課税所得または損失を認識せず 損益を繰り延べることが可能である 特殊税務処理を適用するためには 中国国内における持分又は資産の買収
スライド 1
IFRS 基礎講座 IAS 第 16 号 有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 では有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 では減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産の 定義 と 認識規準 を満たす項目は IAS 第 16 号に従い有形固定資産として会計処理を行います 有形固定資産の定義として 保有目的と使用期間の検討を行います 保有目的が 財またはサービスの生産や提供のための使用
CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政
はしがき 会社の純資産の部は 株主が会社に拠出した払込資本の部分と利益の内部留保の部分で構成されています 法人税においては 前者を 資本金等の額 後者を 利益積立金額 と定義するとともに 両者を厳格に区分 ( 峻別 ) しています 様々な理由で 会社が株主に金銭などを交付した際に 株主に対する課税を適正に行うためです 資本金等の額を減らすためには 会社から株主へ金銭などを交付しなければなりません そのため
平成25年度 第134回 日商簿記検定 1級 商業簿記 解説
平成 25 年度第 134 回日商簿記検定試験 1 級 - 商業簿記 - 解 説 ( 注 ) 金額の単位はすべて千円である 1.20X4 年度末の連結決算 ⑴ S 社の資本の流れ 20X1 20X3 20X4 資本金 30,000 30,000 30,000 +3,000 +1,000( 利益 ) 利益剰余金 5,000 8,000 8,600 400( 配当 ) +700 +100 評価 換算差額等
Microsoft Word - M&A会計 日本基準とIFRS 第5回.doc
図解でわかる! M&A 会計日本基準と IFRS 第 5 回企業結合と 無形資産 あらた監査法人公認会計士 清水 毅 公認会計士 山田 雅治 はじめに金融庁 企業会計審議会は 2009 年 6 月に 我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書 ( 中間報告 ) を公表しました 国際財務報告基準 ( 以下 IFRS ) の適用については 2010 年 3 月期から国際的な財務 事業活動を行っている上場企業の連結財務諸表に
IFRSにおける適用上の論点 第20回
IFRS における適用上の論点第 20 回 デリバティブとして会計処理される非金融商品の売買契約 有限責任あずさ監査法人 IFRS 本部パートナー 三上伸也 有限責任あずさ監査法人 IFRS 本部シニアマネジャー 中川祐美 1. はじめに本連載では 原則主義 であるIFRSを適用する際に判断に迷うようなケースについて解説しています 第 20 回となる今回は 金融商品会計基準が適用される非金融商品の売買契約について
法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により 100% グループ内での支出法人では寄附金全額を損金不算入とし 受領法人
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 法人による完全支配関係下の寄附金 http://www.up-firm.com 1 法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により
IFRS基礎講座 IAS第11号/18号 収益
IFRS 基礎講座 収益 のモジュールを始めます このモジュールには IAS 第 18 号 収益 および IAS 第 11 号 工事契約 に関する解説が含まれます これらの基準書は IFRS 第 15 号 顧客との契約による収益 の適用開始により 廃止されます パート 1 では 収益に関連する取引の識別を中心に解説します パート 2 では 収益の認識規準を中心に解説します パート 3 では 工事契約について解説します
貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目 金額 科目 金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 3,784,729 流動負債 244,841 現金及び預金 3,621,845 リース債務 94,106 前払費用 156,652 未払金 18,745
貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) 科目 金額 科目 金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 3,784,729 流動負債 244,841 現金及び預金 3,621,845 リース債務 94,106 前払費用 156,652 未払金 18,745 貯蔵品 5,249 未払費用 100,177 仮払金 982 未払法人税等 2,533 預り金 2,267 賞与引当金 27,010
IFRSにおける適用上の論点 第17回
IFRS における適用上の論点第 17 回 在外営業活動体における機能通貨の決定 有限責任あずさ監査法人有限責任あずさ監査法人 IFRS 本部パートナー三上伸也 IFRS 本部マネジャー Roanne Coman はじめに本連載では 原則主義 であるIFRSを適用する際に判断に迷うようなケースについて解説しています 第 17 回となる今回は IAS21 号 外貨為替レート変動の影響 における 在外営業活動体における機能通貨の決定
平成28年3月期決算の留意事項
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.17 March 2016 特集 1 ( 会計 ) 平成 28 年 3 月期決算の留意事項 kpmg.com/ jp 平成 28 年 3 月期決算の留意事項 有限責任あずさ監査法人会計プラクティス部パートナー田中弘隆シニアマネジャー北村幸子 平成 28 年 3 月期決算においては 平成 25 年改正の企業結合に関する会計基準等の改正項目が全面適用となり
中東欧投資環境~ポーランド、チェコ~
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.29 March 2018 海外 Topic3 中東欧投資環境 ~ ポーランド チェコ ~ kpmg.com/ jp 海外1 KPMG Insight Vol. 29 Mar. 2018 海外 Topic 3 中東欧投資環境 ~ ポーランド チェコ ~ KPMG ポーランドワルシャワ事務所グローバルジャパニーズプラクティスシニアマネジャー杏井康真
日台租税協定(通称)の締結
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.16 January 2016 海 外 トピック1 日 台 租 税 協 定 ( 通 称 )の 締 結 kpmg.com/ jp 日 台 租 税 協 定 ( 通 称 )の 締 結 KPMG 台 湾 台 北 事 務 所 パートナー 友 野 浩 司 中 華 民 国 ( 以 下 台 湾 とする)と 日 本 は 1972 年 の 国 交 断 絶
平成30年公認会計士試験
第 3 問答案用紙 問題 1 1 新株予約権 2 75,000 3 75,000 4 0 5 3,000 6 70,000 7 7,000 8 42,000 金額がマイナスの場合には, その金額の前に を付すこと 9 2,074,000 会計基準の新設及び改正並びに商法の改正により, 以前よりも純資産の部に直接計上される 項目や純資産の部の変動要因が増加している そこで, ディスクロージャーの透明性の確保
スポーツの発展と放映権料の関連
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.20 September 2016 経営トピック 6 スポーツの発展と放映権料の関連 kpmg.com/ jp 経営トピック 6 スポーツの発展と放映権料の関連 有限責任あずさ監査法人スポーツアドバイザリー室室長パートナー大塚敏弘スポーツ科学修士得田進介 大変な盛り上がりを見せたリオデジャネイロオリンピック パラリンピックでしたが 約
日本版スクーク ( イスラム債 ) に係る税制措置 Q&A 金融庁
日本版スクーク ( イスラム債 ) に係る税制措置 Q&A 金融庁 Q1: スクーク ( イスラム債 ) とは何ですか? A1: スクーク ( イスラム債 ) とは 利子を生じさせる社債を取り扱うことができないイスラムのやでも取り扱うことができる イスラム法を遵守した金融商品で 経済的に社債と同等の性質を有するものをいいます スクークは 経済的には社債と同等の性質を有していますが 法的には社債そのものではなく
はじめに 会社の経営には 様々な判断が必要です そのなかには 税金に関連することも多いでしょう 間違った判断をしてしまった結果 受けられるはずの特例が受けられなかった 本来より多額の税金を支払うことになってしまった という事態になり 場合によっては 会社の経営に大きな影響を及ぼすこともあります また
はじめに 会社の経営には 様々な判断が必要です そのなかには 税金に関連することも多いでしょう 間違った判断をしてしまった結果 受けられるはずの特例が受けられなかった 本来より多額の税金を支払うことになってしまった という事態になり 場合によっては 会社の経営に大きな影響を及ぼすこともあります また 会社の税金に関する判断は 会社だけにとどまらず 経営者の個人の税金にも関係します 税金の問題は複雑で
自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式の消却の会計 税務処理 自己株式の処分の会計 税務処理 http://www.up-firm.com 1 自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を
A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈
ViewPoint 営 親族間取引の税務 Q&A 福田和仁部東京室 夫婦間 親子間などの親族間では 不動産の譲渡や生命保険金を利用した金銭の移転 居住用財産を取得するための金銭等の贈与など さまざまな取引がよく行われます 一方 取引後において 思わぬ税金が課税されることがないように 親族間取引に関する税務を理解しておく必要があります 今回は 身近によくある親族間取引のケースに基づいて その税務の取り扱いを解説します
実務特集1. 寄附修正 Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 2010 年 11 月号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 寄附修正 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステ
グループ法人課税の導入 清算所得課税の廃止などの大きな実務措置がとられた平成 22 年度改正 本誌では法人税通達および質疑応答を実務に活かせる知識とするための解説を 3 回に渡りお届けしています 第 2 回の今回はグループ法人税制の対象を判断する肝となる支配関係 完全支配関係の判定のほか 寄附修正 中小特例の制限 配当に係る改正点について解説します 目 次 Ⅰ Ⅱ はじめに 25 100% グループ法人間の寄附
その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の
企業会計基準適用指針第 3 号その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理 目次 平成 14 年 2 月 21 日改正平成 17 年 12 月 27 日企業会計基準委員会 目的 1 適用指針 2 範囲 2 会計処理 3 適用時期 7 議決 8 結論の背景 9 検討の経緯 9 会計処理 10 項 - 1 - 目的 1. 本適用指針は その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理を定めるものである
下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の
営 ViewPoint 法人税における 特別償却 と 特別控除 久住透部東京室 法人が特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供した一定の場合 通常の減価償却のほかに認められる 特別償却 の制度や 一定の金額を法人税額から控除する 特別控除 ( 税額控除 ) の制度の適用を受けることができます 今回は 法人税における特別償却および特別控除について それぞれの概要と選択のポイントを解説します 特別償却や特別控除の効果は
Microsoft Word - M&A会計 日本基準とIFRS 第1回.doc
図解でわかる! 第 1 回日本基準と IFRS 総論 M&A 会計日本基準と IFRS あらた監査法人プライベート エクイティ サービス あらた監査法人ナレッジ マネージマント PwC アドバイザリー株式会社ディールアドバイザリー はじめにリーマンの破綻以来 世界中で不景気の嵐が吹き荒れていますが 生き残りをかけた企業が世界中で買収や合併を続けることに変化はなく これからもさらに増加していくように思えます
Microsoft Word - 247_資本連結実務指針等の改正
日本基準トピックス 会計制度委員会報告第 7 号 連結財務諸表における資本連結手続に関する実務指針 等の改正について 2014 年 3 月 3 日第 247 号 主旨 2014 年 2 月 24 日 日本公認会計士協会 (JICPA) は 会計制度委員会報告第 7 号 連結財務諸表における資本連結手続に関する実務指針 等の改正を公表しました 本改正は 企業会計基準委員会 (ASBJ) により 2013
日本基準基礎講座 資本会計
日本基準基礎講座 資本会計 のモジュールを始めます 資本会計のモジュールでは 貸借対照表における純資産の主な内容についてパートに分けて解説します パート1では 純資産及び株主資本について解説します パート2では 株主資本以外について また 新株予約権及び非支配株主持分について解説します パート3では 包括利益について解説します 純資産とは 資産にも負債にも該当しないものです 貸借対照表は 資産の部
2. 減損損失の計上過程 [1] 資産のグルーピング 減損会計は 企業が投資をした固定資産 ( 有形固定資産のほか のれん等の無形固定資産なども含む ) を適用対象としますが 通常 固定資産は他の固定資産と相互に関連して収益やキャッシュ フロー ( 以下 CF) を生み出すものと考えられます こうし
減損会計の基礎知識 米澤潤平相談部東京相談室 昨今 上場企業などの有価証券報告書などにおいて 減損会計の適用による 減損損失 が 損益計算書の特別損失に計上されている例が非常に多くなっています 新聞などでも 事業について減損処理を行い 億円の減損損失が計上された といった記事が頻繁に見受けられようになり その名称は一般にも定着してきました 今回は このような状況を踏まえ 減損会計の意義や目的などを改めて確認し
タイ財務省 (Ministry of Finance) は 2015 年 5 月 1 日付の官報にて勅令 (Royal Decree) No. 586, 587 を公布しました これは 国際地域統括本部 (International Headquarters IHQ ) 及び国際貿易センター (In
NEWSLETTER GJP - THAILAND GJP タイニュースレター 2015 年 5 月 /Vol.2 国際地域統括本部 (IHQ) 及び国際貿易センター (ITC) に対する優遇税制措置に関する勅令の公布 お問い合わせ タイ財務省 (Ministry of Finance) は 2015 年 5 月 1 日付の官報にて勅令 (Royal Decree) No. 586, 587 を公布しました
IFRSにおける適用上の論点 第26回
IFRS における適用上の論点第 26 回 リストラクチャリング関連コスト 有限責任あずさ監査法人有限責任あずさ監査法人 IFRSアドバイザリー室パートナー山邉道明 IFRSアドバイザリー室シニアマネジャー松田麻子 1. はじめに本連載では 原則主義 であるIFRSを適用する際に 実務上判断に迷うようなケースについて解説しています 第 26 回となる今回は リストラクチャリング関連コストをテーマとして取り上げます
海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明
海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明し 事前の対応が必要なことをお話してきました このコラムの最終回では 海外財産の相続手続きの代表的な事例を
税調第20回総会 資料2-1
平 3 0. 1 1. 7 総 2 0-2 説明資料 国際課税について 平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 財務省 目次 BEPS プロジェクト の勧告を踏まえた国際課税のあり方に関する論点整理 ( 平成 28 年 11 月 14 日 )[ 抄 ] 3 1. 過大支払利子税制 BEPS 行動 4 最終報告書の概要等 5 参考 第三者への利子の支払いにおけるBEPS( 行動 4 最終報告書パラ3をもとに作成
フィリピンの税務実務 第1 回 最終源泉税の基礎と最近の動向
1 KPMG Insight Vol. 6 / May 2014 フィリピンの税務実務第 1 回最終源泉税の基礎と最近の動向 KPMG フィリピンマニラ事務所プリンシパル遠藤容正マネジャー矢冨健太朗 フィリピンには他国と同様に源泉徴収の仕組みがあり 控除源泉税 (Creditable Withholding Tax ) と最終源泉税 ( Final Withholding Tax ) の2 つの制度が存在します
FinTechの進展への対応~銀行業改正と今後の動向について
KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.24 May 2017 業種別トピック 3 FinTech の進展への対応 ~ 銀行法等改正案と今後の動向について kpmg.com/ jp FinTech の進展への対応 ~ 銀行法等改正案と今後の動向について KPMG ジャパン フィンテック推進支援室 副室長シニアマネジャー保木健次 2017 年 3 月 電子決済等代行業者に対する制度整備を含む銀行法その他の関係法律の改正案が
IFRSへの移行に関する開示
への移行に関する開示 に移行するにあたり 当社の開始連結財政状態計算書は 第 1 号に基づき への移行日である 2013 年 4 月 1 日現在で作成されており 従前のに準拠して作成されてきた数値に必要な調整を加えている 第 1 号の適用による影響は 移行日において利益剰余金又はその他の包括利益累計額で調整している 当社が採用した の初度適用の方法や へ移行するための調整は下記のとおりである (1)
上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (
証券税制について 丸三証券株式会社 当資料は 個人のお客様の税制を解説しています 法人のお客様については 税制が異なる点がありますので 詳しくは担当者等にお電話でお問い合わせ下さい 課税は納税者の状況等によって異なりますので 具体的な税務上の質問等は 税理士等の専門家にご相談下さい 上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年
平成28年度 第143回 日商簿記検定 1級 会計学 解説
平成 28 年度第 143 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問 ⑴ 固定資産の減損に係る会計基準注解注 1 1. ⑵ 金融商品に関する会計基準 32 ⑶ 1 株当たり当期純利益に関する会計基準 20 ⑷ 事業分離等に関する会計基準 16 ⑸ 四半期財務諸表に関する会計基準 39 からのお知らせ 自分の未来を考えるセミナー 未来塾 を開催します 何のために働くのか? 本当の学力を身に付けること
<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F
貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,849,964 流動負債 460,780 現金及び預金 1,118,009 短期借入金 2,400 売掛金 95,652 1 年内返済予定の 6,240 長期借入金販売用不動産 13,645 未払金 41,252 貯蔵品 1,154 未払法人税等 159,371 前払費用 47,335
