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平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

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6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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Hi, friends!1 Lesson3

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

学級担任が T1 として授業を進められる環境の工夫 寿都町立寿都小学校 掲示物の工夫 教室環境の工夫 イングリッシュルーム設置の目的 学級担任によるT1の授業で 多様な学習形態で学習することにより 英語に対する児童の意欲を高めることができるようにする イングリッシュルーム活用の頻度 第 3~6 学年

3 英語を使えるようになりたいですか そう思う 16 人 どちらかといえばそう思う 6 人 どちらかといえばそう思わない 0 人 そう思わない 1 人 4 学校の中で ALT の先生に進んで話しかけて いますか 話しかける 16 人 ときどき話しかける 6 人 あまり話しかけてない 0 人 ほとんど

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

1-L3指導案 岡山県備前市立片上小学校

外国語活動学習指導案 1 日時平成 31 年 1 月 25 日 ( 金 ) 第 5 校時 2 学年第 6 学年 3 組男子 19 名女子 13 名計 32 名 3 単元名 What do you want to be? ( 職業, 将来の夢 ) 4 単元について 学校名 海田町立海田南小学校 授業者

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

第 6 学年外国語活動指導案 日時平成 25 年 10 月 4 日 ( 金 )5 校時場所 2 階ワークルーム指導者 HRT 佐藤香里 1 単元名 Hi,friends!2 Lesson5 Let s go to Italy. 2 単元の目標 自分の思いがはっきり伝わるように おすすめの国について発

5 年 No.9 Happy birthday! 誕生日を祝おう! 2/7 自分から進んで誕生日を尋ねたり 自分の誕生日を伝えたりしようとする 自分の知らない人の誕生日を知りたくなるように有名人 になりきる Activitey を取り入れる より多くの人に自分の英語が伝わる喜びを味わわせる 〇誕生日

2-L9指導案 熊本県苓北市立逆瀬川小学校

2 単元の目標 動物の言い方に興味をもち, 楽しんで発話する 動物の言い方に慣れ親しむ 動物の言い方を知り, 日本語と英語との言い方の違いに気付く 3 単元の内容 主としてコミュニケーションに関すること 主として言語や文化に関すること アニマルランドでクイズに答えたり友達と一緒に動物の名前を言ったり

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新潟市立亀田西中学校

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児童同士のペアトークやグループ活動などを取り入れる そして自分と友だちの考えの共通点や相違点などに気付かせることで, 自分の考えを伝えることの必要性を感じさせたり, 相手に伝わりやすい表現の仕方を考えさせたりする さらに, 今年度は学級担任の英語使用量の向上を目指した取組を進めており, ジェスチャー

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

Lesson1 My name is~. How are you? 簡単なあいさつや気分を表す表現に慣れ親しむ ジェスチャーゲームやを通して 動物の名前の表現に親しむ 学活 道徳 人間関係作り 学級愛自分らしさ 外国語活動 ABC タイム 英語の音声の慣れ親しみ 挨拶のしかた 数 色の表 道徳 体育

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

5学年 Lesson8「時間割を作ろう」

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3 身近な動作やスポーツ 音楽 遊び等の できる できない という表現を使いながら楽しくゲームやクイズに参加している 6 本単元における研究主題に迫るための手だて (1) 指導方法の工夫ア自分の思いを選択して話す活動単元の第 3 時 第 4 時の活動では 慣れ親しんできた語彙や表現を使い 自分の思い

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単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

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第 5 学年外国語活動指導案 日置市立伊集院小学校平成 21 年 6 月 25 日 ( 木 )5 校時 4 組男子 15 名女子 17 名計 32 名指導者長谷川仁 1 単元名 数で遊ぼう 2 単元について (1) 単元の位置とねらい本学級の児童は,5 年生になって 英語ノート を使った学習を始めて

生徒の活動

学びをつなぐ教育の視点から Hi, friends! 1 Lesson7 What s this? ある物について積極的にそれが何かと尋ねたり 答えたりしようとするコミュニケーションへの関心 意欲 態度 ある物が何かと尋ねたり 答えたりする表現への慣れ親しみ 日本語と英語の共通点や相違点から ことば

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Microsoft Word - 曜日を伝えよう!_2年)指導案.doc

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いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

(2) 児童観 ( 省略 ) (3) 教材観本単元では 様々な数の言い方や尋ね方に触れさせていく 韓国語や中国語で 3 を表す言葉の音声が日本語と似ている点や 日本語では ものの数を表すときに様々な助数詞がつく点など 日本語と似ているところや違いを知ることで 言葉の面白さや豊かさに気付かせたい [

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

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グリーン家の人々


5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

1

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タダでマナべるさかぽん先生.tv 一般動詞の否定文 疑問文 今日の単語今日の授業で使う英単語です しっかり覚えてから授業に進みましょう 単語を 覚えた =その単語を 読める 意味が分かる 書ける 声に出して書きながら覚えていきましょう 1 行く go 2 来る come 3 へ ( 行く

Microsoft Word - 英語科指導案 公開研 2学年_H _.docm

東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

自立活動学習指導案 授業者 1 単元名 のチャレンジ大作戦! 2 単元の目標 (1) 正しい口形や発音, 声の大きさを意識して話すことができる [6コミュニケーション(2)(3)][4 環境の把握 (3)] (2) 自分の障害を理解し, 自分の成長を確認することができる [1 健康の保持 (2)][

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

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多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Hi, friends!2 Lesson 1

指導案の形式について       2010

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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1 研究主題今後の国際社会を生きる児童生徒のための英語教育の在り方 ~ 英語を生活化させ豊かに伝え合う児童の育成 ~ 2 授業観察の視点 児童が 動物の世界 ( あにまるランド ) に入り込み 実感を持って英語を発するための手立ては具体的に行われ効果があったか 場面の設定は 適切だったか 特別な努力

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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Transcription:

第 6 学年 1 組外国語活動学習指導案及び実践実践の考察 平成 21 年 1 月 29 日 ( 木 ) 第 5 校時指導者教諭小林貴人 1 単元名将来の夢を紹介しよう I want to be a teacher.( 英語ノート Lesson 9) 2 単元の目標 さまざまな職業の言い方に興味をもつ What do you want to be, when you grow up? When I grow up, I want to be ~. の表現を使って, 相手にどんな職業に就きたいか尋ねたり, 答えたりする 積極的に, 自分の将来の夢について理由を含めて紹介したり, 友達の夢を聞き取ったりする 3 児童の実態 ( 男子 13 名女子 18 名計 31 名 )(4 が肯定的な意見 ) 4 3 2 1 1 英語の授業は好きですか? 4 17 9 1 2 英語の授業は楽しいですか? 5 20 5 1 3 覚えた英語を英語活動の中で使っていますか? 2 22 7 0 4 相手の話す英語を集中して聞いていますか? 12 18 1 0 5 もっと英語を話せるようになりたいですか? 14 15 1 1 この結果を見ると,1 授業が好き 2 楽しいと答えている児童は,4 3の肯定的評価が多数を占めていることが分かるが,4の意見が少ないことが分かる 6 年生になり, 思春期を迎えた児童特有の照れで, 表現することを恥ずかしがったり, 声が小さかったりしてのびのびとした表現にならない場面が多く見られる それは, 英語で表現することへの抵抗感やクラス全体の雰囲気が影響しているのであろう 3 英語を使っているかどうか4 聞いているかどうかについては1の否定的な意見はないものの 4の意見が一番少なくなっている やはり児童が英語に対して自信をもって表現しているところまでには至っていないことが分かる 既習の単語や構文に十分慣れ親しんでいるかをチェックしながら, 反復練習を行い, 自信をもたせながら授業に取り組ませたい 5もっと英語を話したいという項目で4がもっとも多かった 児童がもっと英語を話したいという意識の表れの結果であろう 児童の意欲が維持できるように, 活動を工夫し, 児童が表現することをためらわないように学習の雰囲気づくりを心掛けていきたい 子どもたちは2 年間にわたり, 週 1 時間の英語活動に取り組んでいる 昨年度は, 総合的な学習の時間のメイン単元において国際理解活動を行い, 日本のことや曽根小学校のことを調べたり, 学習発表会で発表したりしながら, オーストラリアの小学校との交流にむけて, 意欲的に活動を進めていた - 32 -

児童の実態より, 今年度は, 年間を通じて英語で表現することへの抵抗感をなくすことを心掛け, 朝の会や帰りの会などで反復練習を行ったり, リレーゲームなどを行ったりしてきた 少しずつではあるが児童の身に付いた単語や構文が増えてきている また, クラス全体の雰囲気をよくするために, さまざまな行事においても, 学級経営の中でも友達との関わりを大切にしてきた ペアやグループで活動する学習を取り入れたり, コミュニケーションを図る活動を取り入れたりしながら学習を進めてきた ゲームなどでは, 徐々に意欲的に他者と関わる姿が見られるようになってきた 4 研修内容を受けて (1) 児童の実態に合わせた, 思いや願いを育てる工夫 ( ア-2) 6 年生は総合的な学習の時間において 曽根小ドリカムプロジェクト を学年テーマとして取り組んできた 様々な職業について調べたり, その道のプロであるゲストティーチャーを招いて話を聞いたりしてきた 児童は, この活動を通して, 将来何になりたいかという自分の将来像を描きはじめている そこで本単元では, 自分の将来の夢を紹介する活動を設定した 一人一人が描いた将来の夢を発信することで意欲的に学習に取り組むことができるであろう 自分の将来の夢に対する思いを相手に伝えることをとおして, 英語で自分の思いを伝えることができたという喜びにつながっていくと考える (2) 学習した内容に慣れ親しむための CD の活用 ( イ-3)( イ-5) 英語活動で学んだ単語や文章の定着を図るため, 朝の会や帰りの会を活用している CD での発声練習を繰り返しながら, より英語らしい発音に慣れ親しむために取り組んでいる また, 単元の中にチャンツや歌なども取り入れ, それに合わせて話したり, 歌ったりして, 楽しみながら英語に慣れ親しむようにしていきたい (3) 児童が相互に関わり合う学習形態の工夫 ( イ-1) 児童が友達と関わり合う中で, 自分の思いを伝えるためには, コミュニケーションの場を大切にすることが第一であると考える そのためにペアやグループなどの学習形態を取り入れながらアクティビティを行っていく リレーゲーム や カードゲーム などを単元の中に取り入れ, コミュニケーションを楽しんで行えるように工夫を図っていく (4) 児童が興味関心をもつための教材教具の工夫 ( イ-3) 新しく単語や文章を学習する際には, 視覚的な教材が必要である 単語や文章のカードを活用していつでも確認できるようにし, 児童が安心感をもてるようにしたい また, 今回は文部科学省作成の DVD 教材を活用して, 英語ノートの内容をスマートボードで提示していく 視覚的に分かりやすく提示することによって, 児童の理解を助けるようにしていきたい 5 単元の計画 ( 全 5 時間本時 3 時間目 ) 時目標主な活動主な語彙 表現 1 様々な職業の英語で 様々な職業の英語での話し方を練 の言い方を知る 習する カルタ取りゲーム - 33 - Doctor singer pilot nurse teacher baseball player

2 将来つきたい職業について話されていることを聞いて理解する 3 将来つきたい職業に本時ついて尋ねたり答えたりする 4 スピーチメモを作成し, スピーチの練習をする 5 スピーチメモを元に, 理由を含めて自分の夢を紹介する ビンゴゲーム CD を聞いて分かったことを英語ノートに書き込む What do you want to be, when you grow up? When I grow up, I want to be ~. の話し方をチャンツで練習する カードゲーム インタビューゲーム スピーチメモの作成を行う スピーチ練習を行う スピーチのやり方を知る スピーチメモを元にスピーチをする 友達のスピーチを聴いて分かったことを英語ノートに記入する What do you want to be, when you grow up? When I grow up, I want to be ~. What do you want to be, when you grow up? When I grow up, I want to be ~. Hello. My name is ~. I want to be a ~. Because I like ~. Thank you. 6 本時の授業について (1) ねらい What do you want to be, when you grow up? と When I grow up, I want to be ~. で積極的にコミュニケーションを楽しむ (2) 本時の構想本時は, What do you want to be, when you grow up? ( 大きくなったら何になりたいですか?) と When I grow up, I want to be ~. ( 大きくなったら, わたしは~になりたいです ) の表現を使い, なりたい職業は何かを尋ね合う表現の練習を行う この活動は次時の自分の夢を紹介する活動につながっていく コミュニケーションの活動を中心に取り入れ, 大勢の前でも安心して話すことができるようにしたい Warm-up は, 仲間はずれはなんでしょうゲームを行う 教師が, 職業の単語と他の単語を不規則に言う 児童は, 職業の単語であれば手をたたき, その他の単語であれば手をたたいてはいけないというルールで行う しっかりと単語を聞くということを意識させたい Review では, 英語ノートの When I grow up? (CD78) を使ってさまざまな職業の英語を入れ替えながら声に出して練習を行う スマートボードを活用し, 視覚に訴えながらリズムに合わせて練習を行う Activity1 では, What do you want to be, when you grow up? と When I grow up, I want to be ~. の表現を使い, ペアでカードゲームを行う コミュニケーションを取り入れ構文の使い方に慣れていく - 34 -

Activity2 では, インタビューゲームを行う 職業のカードを 2 組ずつ何種類か用意する 児童 は 1 枚ずつもらい, インタビューを行う Activity1 で練習した表現を使いながら, 職業を相手に 尋ねたり答えたりする活動である 自分のもっている職業と同じものをもっている友達が見付か るまで聞き合う しっかり尋ねたり, 答えたりするように意識させたい (3) 本時の展開 過程 学習活動 指導上の留意点 評価 Greeting 3 HRT と挨拶をする T:Good afternoon. C:Good afternoon. T:How are you? C:I m fine. / I m so-so. / I m ~. T:How is the whether? はじめは全員に声を掛け, 個別に HRT と挨拶をする 元気よく挨拶をしている児童がいたらほめる 進んで元気よくあいさつをしているか? C: It s ~. T: What day is it today? C: It s Thursday. T: What s the date today? C: It s January 29th. Warm-up 5 仲間はずれは何でしょう? ゲームを行う 職業の単語を言ったときに児童は 2 回拍手をし, その他の単語の時には, コインを用意し, 間違えたら一枚ずつ払っていくようにする リズムに乗りながら, 元気にゲームを行っているか? 手をたたかない What do you do? ( 拍手 ) ( ) 職業名 ( ) その他の単語 ( 拍手しない ) Review 5 CD にあわせてチャンツをする 言葉を様々な職業に替えてチャンツをする 文部科学省英語ノート P57(CD7 6 When I grow up? ) 職業絵カード ( スマートボード ) Activity1 12 ペアでカードゲーム 1 職業のカードをそれぞれ山にして中央におく 2 それぞれカードの山から1 枚めくる 3 A What do you want to be, when you grow up? B When I grow up, I want to be ~.( めくったカード ). Activity のやり方が分かり楽しく参加しているか? - 35 -

Activity2 12 End of lesson 5 Greeting 2 B What do you want to be, when you grow up? A When I grow up, I want to be ~.( めくったカード ). 123でじゃんけんを行う 4 勝った人がカードをとる インタビューゲーム 同じ職業のカードの友達が見つかインタビューの仕方を知り, 同じカードったら黒板に名前を書く をもっている友達を探すインタビューゲ 別のカードを渡してゲームを継続ームを行う する A Hello! 積極的に友達と関わりコミ B Hello! ュニケーションをとってい A What do you want to be, when you るか? grow up? B When I grow up, I want to be ~. B What do you want to be, when you grow up? A When I grow up, I want to be ~. A,B Thank you. 本時のふりかえりをする ふりかえりをしっかりしていカードに記入する るか? That s all for today. Good job! Thank you very much. 参考資料陰山英男 & 藤井弘之の反復練習英語暗唱ノート ( アルク出版 ) 7 考察提案に対する成果と課題児童の実態に合わせた, 思いや願いを育てる工夫について本単元では, 自分の将来の夢を紹介する活動を設定した 一人一人が将来の夢に対する思いを相手に伝えるためには, コミュニケーションをすることに対して消極的にならないことが大切である そのために今回の授業では, しっかりと会話ができるように, チャンツやアクティビティーで会話の中心となる文章に多く親しませながら, コミュニケーションを積極的に行えるようにした 最初はとまどいがあり声が小さかったものの, チャンツやアクティビティーなどの活動を進めて行くに従って, 男女間のコミュニケーションも増え, はっきりと質問できるようになってきた 次時以降, 児童はこの活動をもとにして自分の夢を発表する準備に取り組んだ 児童が描いた夢の発表では, 児童は日本語で自分の将来の夢を文章に表した ALT の力を借りて, その文章を英訳してもらった 一 - 36 -

人一人が描いた夢を英語に直すことが非常に大変ではあったが, 自分の文章が英語になったということで児童は意欲的に発表の練習に取り組んだり, 友達の発表を聞いたりしていた しかしながら, 英語で発表するには抵抗感を完全に払拭することはなかなか難しかった 緊張のために早口になってしまったり, 聞く側も何を言っているかが分からなくて, 聞くことが面倒になってしまったりした児童もいた 発表会の持ち方の工夫が必要であった 学習した内容に慣れ親しむための CD の活用英語活動で学んだ単語や文章の定着を図るため, 朝の会や帰りの会を活用した 今回の授業で活用した職業の名前はその CD で親しんだものを使用した 幾度となく親しんだ単語であるので児童はコミュニケーションをする際も違和感を抱くことなく練習に取り組むことができた 児童が相互に関わり合う学習形態の工夫児童が友達と関わるための学習形態を取り入れ, アクティビティを行った 今回は カードゲーム を行い, コミュニケーション向上を図った 児童は, 隣同士でカードゲームを楽しみながら, しっかりターゲットセンテンスに親しむために練習を行っていた 楽しみながら英語に親しむことでは成果があった しかし, 一人一人がゲーム内で話していた会話がアクセントや発音を意識してできたかどうかというと疑問である 教師がしっかり児童のフォローしなければならなかった 児童が興味関心をもつための教材教具の工夫今回の授業では文部科学省から発行された 英語ノート 6 年 の DVD を使用し, チャンツをスマートボードで行った スマートボードから画像と音楽が流れ, それに合わせて練習を行った 児童が今回の文章に慣れ親しむためには有効だったと思う しかし, 児童が練習するためにはリズムのみの音楽を準備しなかった 本時は手拍子のみで練習を行ったが, 朝の会や帰りの会などで練習をしているようにリズムでチャンツをできるように準備ができたら良かったと思う また, 最後にインタビューゲームをした際にスマートボードを活用し, 同じ職業に出逢えた児童がスマートボードに名前を書くということを行ったが, 児童の興味関心を引きつけたものの, 機能が複雑で児童がスマートボードに列をなしてしまった 機能の特徴をしっかり見極め, いつどのタイミングで使用するかをしっかり全体の流れの中で考えることが必要であった - 37 -