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TSK 落石防護柵 ロックフェンス ロックガード

柔軟なワイヤロープと鋼製支柱により落石エネルギーを効率よく吸収します 金網とワイヤロープ 支柱の塑性変形によって落石エネルギーを吸収する構造です 一般的にコンクリート基礎とともに設置し 落石を道路際で捕捉します 標準タイプのロックフェンスに加えて 既設のなどに設置することができるベースプレート式ロックフェンス 機能を強化したロックガードをご用意しています

ロックフェンス 柵高.5~6.0m 支柱間隔.0m 可能吸収エネルギー 50kJ ベースプレート式ロックフェンス 柵高.5~.0m 支柱間隔.0m 可能吸収エネルギー 50kJ ロックガード 柵高.5~.0m 支柱間隔 6.0m 可能吸収エネルギー 50kJ 柵高.0m を超える場合は 担当者にお問い合わせください 表面処理 標準仕様 亜鉛めっき 各部材に溶融亜鉛めっきを施しています 環境対策仕様 亜鉛めっき + めっき後粉体焼付塗装 支柱および間隔保持材は めっき後粉体焼付塗装を施します 金網は カラー亜鉛めっきとし 他の部材には亜鉛めっきを施しています 環境対策仕様 タフコーティッド仕様 めっきと変性飽和ポリエステル樹脂塗装を合わせた重防食処理により高い耐食性と耐酸 アルカリ性 を実現しました 高塩害地では 5 年 通常地では塩害地の 倍以上の耐久性を発揮します タフコーティッド仕様

ロックフェンス ロックフェンスの特長 合理的で安全な設計です 落石エネルギーを金網とワイヤロープ 支柱の塑性変形によって吸収するという 合理的な構造です 可能吸収エネルギーについては 技術資料を参照下さい ワイヤロープを間隔保持材で連結しています 間隔保持材は落石によってワイヤロープが押し広がる すり抜け 現象を防ぎます 柵高の種類が豊富です 柵高.5m から 6.0m までを標準仕様としており 直柱または曲柱も選べます RF-0 容易に施工ができ 経済的です 設置 組立作業が簡単です 取替工 後施工を容易にしたベースプレート 式もあります 施工費のみでなく材料費も安価で経済的です RF- RF-7

型式 仕様 型式柵高 (m) 支柱間隔 (m) ワイヤロープ金網 間隔保持材 Uボルト索端金具 RF-5, RF-7, RF-8, RF-0, RF-, RF-, RF-5, RF-7, RF-8, RF-0.5~6.0.0 7 G/O 8φ(JIS G 55 準拠 ) 破断荷重 :60kN ひし形金網.φ 50 50(JIS G 55 準拠 ) 一般構造用圧延鋼材 (SS00)(JIS G 0) 部材 -A:.5t 65 680 部材 -B:.5t 65 980 部材 -C:.5t 65 8 一般構造用圧延鋼材 (SS00)(JIS G 0) M 0 60 5φ 500 強度 :60kN 以上 注 ) 柵高 H 0 H H 注 ) 柵高.5m 以上において 支柱の変形による道路側への影響が懸念される場合は 過大変形を防止するためにステーロープの取り付けが有効です 注 ) 勾配部の支柱間隔は 斜距離とします 型式 RF-5 RF-7 RF-8 RF-0 RF- RF- RF-5 RF-7 RF-8 RF-0 柵高 (m) 部材断面 (mm) 間隔保持材使用数量ワイヤロープ直柱曲柱本数直柱曲柱 ( 本 ) H H H 支柱主サポート A B A B C.5.0.5.0.5.0.5 5.0 5.5 6.0 ーー.6..6...8..8 ーー 0.9 0.9 0.9 0.9.... 5 7 8 0 5 7 8 0 H-00 00 5.5 8 H-00 00 5.5 8 H-00 00 5.5 8 H-00 00 5.5 8 H-00 00 5.5 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-50 50 7 0 [-00 50 5 7.5 H-75 75 7.5 H-00 00 8 [-00 50 5 7.5 [-50 75.5 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 H-00 00 8 [-50 75.5 [-50 75.5 [-50 75 6.5 0 [-50 75 6.5 0 [-50 75 6.5 0 [-50 75 6.5 0 [-50 75 6.5 0 5 5 5 6 箇所当りの使用数量 RF-7 構造図 道路側 75 75 山側 00 ワイヤロープ 索端金具 500 バインド線 000 500 金網.0φ ワイヤ 0 サポート 6@00=800 000 850 000 600 00 850 000 00 75 75 850 75 00 766 66 間隔保持材.0φ ワイヤ 850 0 00 00

ロックフェンス ベースプレート式ロックフェンス 落石による変形 破損や老朽化に伴う取替や 既設天端への施工に最適です ベースプレート式ロックフェンスの特長 コンクリート基礎工事が不要です 既設のまたは安定した岩盤などにアンカーを使用して固定するため 大規模な工事や掘削が必要ありません 施工性に優れています 支柱をアンカーボルトで固定する方式により大規模な工具 機具類が不要で 短期間で容易に施工することができます 高い耐衝撃性を確保しています 支柱が塑性変形するまでの荷重に耐え得るアンカーを採用することにより 通常の埋め込み型ロックフェンスと同等の性能を発揮します 既設への施工 傾斜している場所へも施工が可能です 施工場所の勾配にあわせたベースプレート式支柱の製作が可能で 等が傾斜している場合でも施工することができます 傾斜地への施工 支柱 アンカーボルト 既設コンクリート基礎 5

支柱の取替え手順 既存の支柱 アンカー孔 モルタル アンカーボルト 充填材 ベースプレート式支柱 支柱周囲の基礎を掘削し 基礎よ り低い位置で支柱を切断します 掘削箇所にモルタルを充填し ヵ所のアンカー孔を穿孔します 充填材を挿入し アンカーボルトで攪拌しながら押し込みます ベースプレート式支柱を設置し ナットを締め付け固定します 型式 仕様 型式 柵高 (m) 金網 (mm) 支柱間隔 (m) RF-5-BP.5 RF-7-BP.0.φ 50 50.0 RF-8-BP.5 RF-0-BP.0 柵高.0mを超える場合は 担当者にお問い合わせください H-00 00 5.5 8 部材断面 (mm) 間隔保持材使用数量 部材寸法支柱主サポート (mm) A B H-50 50 7 0 [-00 50 5 7.5 部材 -A H-75 75 7.5 [-00 50 5 7.5.5t 65 680 H-00 00 8 [-50 75.5 部材 -B.5t 65 980 H-00 00 8 [-50 75.5 箇所当りの使用数量 RF-7-BP 構造図 00 00 9 50 50 50 道路側 00 00 00 00 5 山側 H-75 75 7.5-975 5t 00 00 000 000 500 500 索端金具 5φ 500 ワイヤロープ 7 8φ バインド線 500mm 間隔 ( 端部は 750mm) @000 H-00 00 5.5 8-975 5t 00 00 600.0φ ワイヤ 000 00 サポート [-00 50 5 7.5-997 -5t 50 50.0φ ワイヤ 00 00 0 5 50 金網.φ 50 50 00 M 0 60 M0 0 60 間隔保持材 -.5t 65 980 00 アンカーボルト D5(M) 750 6

ロックフェンス ロックフェンス補強金具 落石衝突時の変化点での張力伝達をスムーズにしワイヤロープの破断を防止します ロックフェンス補強金具の特長 変化点でののケーブル取付けボルトの補強ができます 縦断勾配 ( 角度 ) での変化点ではせん断力 内カーブでの変化点では引張り力に対する補強ができます ケーブルが曲線になり 落石エネルギーを効率よく吸収します のみでケーブルを固定した場合 変化点で直線的な折れが生じ落石の張力伝達を阻害します 補強金具を取付けることによりケーブルが大きい半径の曲線となり スムーズに張力を伝達しケーブル全体で落石エネルギーを吸収します にも補強効果があります 落石時にケーブルが山側から道路 民家側に張り出しますが その際補強金具がに固定されていないバネの役目となり 緩衝効果を発揮し をサポートします 縦断勾配 施工性に優れています 設置されたにボルトで容易に取付けることができます 平面角 補強金具が対応可能な範囲 縦断勾配 θ 平面角 β 弾性張力時 (T=78.5kN) 90 降伏張力時 (T=8kN) 90 平面角 β( ) 00 0 0 0 0 50 補強金具必要 補強金具対応不可 ( 設置 ) 平面角 β( ) 00 0 0 0 0 50 補強金具必要 補強金具対応不可 ( 設置 ) 60 70 補強金具不要 60 70 補強金具不要 80 0 5 0 5 0 5 0 5 0 5 50 55 60 縦断勾配 θ( ) 80 0 5 0 5 0 5 0 5 0 縦断勾配 θ( ) 7

縦断勾配 ( 角度の ) 取り方 補強金具を取付ける場合は 上り勾配の時 補強金具の横材 ( 円形 ) がに当たらないようにはの変化点から5cm 離れた位置を中心に設置して下さい 目地の位置はの中心から50cm 程度離すようにして下さい 最小でものフランジ先端から5 せん断線より外側の目地に位置を設定して下さい 縦断勾配 ( 角度 ) は道路あるいは民家側から見た方向を基準として下さい 5cm θ で確認 目地位置の最小距離 5cm θ 5cm θ 天端幅 5 せん断線より外側に設置 θ=θ+θ で確認 θ=θ-θ で確認 θ θ θ θ θ θ θ θ 5cm 5cm 5cm 5cm 5cm 5cm 5cm 5cm 縦断勾配のある場合 ワイヤロープ 補強金具 500 50 75 75 クロスクリップ 平面角度のある場合 補強金具 縦断勾配 θ( 角度 ) 平面角度 β 500 金網 ( ワイヤロープ止め金具 ) 50 8

ロックガード ロックガードの特長 落石エネルギーの吸収能力が優れています 支柱を強化することにより 主に金網とワイヤロープとで落石エネルギーを吸収 そのため 可能吸収エネルギーが増大しました 可能吸収エネルギーについては 技術資料を参照下さい 支柱間隔を広げ 補助を設けました 標準支柱間隔を 6m と広くし その中央に基礎に固定されない補助を設け 落石の支柱直撃の確率減少と支柱への外力軽減を実現しました ワイヤロープを間隔保持材で連結しています 間隔保持材は落石によってワイヤロープが押し広がる すり抜け 現象を防ぎます BRG-5 基準柵長内では 支柱変形は起こりません 基本設計では柵長 0mを基準とし 支柱強度を設定 それ以内では支柱は変形しません また 基準柵長より長い場合でも支柱の変形は小さくてすみます BRG-5 BRG-5 9

型式 仕様 型式柵高 (m) 支柱間隔 (m) ワイヤロープ金網 補助間隔保持材 Uボルト索端金具 BRG-5, BRG-0, BRG-5, BRG-0.5~.0 6.0 7 G/O 8φ(JIS G 55 準拠 ) 破断荷重 :60kN ひし形金網.0φ 50 50(JIS G 55 準拠 ) Z-GS 一般構造用圧延鋼材 (SS00)(JIS G 0) 一般構造用圧延鋼材 (SS00)(JIS G 0) 一般構造用角形鋼管 (STKR00)(JIS G 66) 部材 -A:.5t 65 680 部材 -B:.5t 65 980 一般構造用圧延鋼材 (SS00)(JIS G 0) M 0 60 5φ 500 強度 :60kN 以上 型式 柵高 (m) ワイヤロープ本数 ( 本 ) 補助 部材断面 (mm) 間隔保持材 使用数量支柱主サポート A B BRG-5.5 5 H-75 75 7.5 L-75 75 9-75 75 6 [-00 50 5 7.5 BRG-0.0 7 H-00 00 8 L-75 75 9-00 00 6 [-5 65 6 8 BRG-5.5 8 H-00 00 8 ( 補強プレート付 ) L-75 75 9-00 00 6 [-5 65 6 8 BRG-0.0 0 H-50 75 7 L-75 75 9-00 00 6 [-50 75 6.5 0 柵高.0m を超える場合は 担当者にお問い合わせください 箇所当りの使用数量 BRG-0 構造図 道路側 山側 ワイヤロープ 500 500 6000 500 500 N@6000 00 キャップ 索端金具 間隔保持材 補助バインド線 0 000 00 6@00=800 000 000 000 665 665 670 6 60 サポート () サポート () 58 サポート () 金網.0φ ワイヤ 000 000 000 0 0

技術資料 種類 型式の選定 W H ❶ 落石の重量 W 今までの落石の状況や斜面にある浮石の状況から考えて 落石の大きさ ( 重量 ) を決めて下さい ❷ 柵から落石発生位置までの垂直高さ H 落石発生位置の予測が困難な場合は 斜面の最上部までの高さ ( 最大 0m) として下さい ( 落石対策便覧 P.~ 参照 ) ❸ 斜面の勾配 θ 一般的に発生源から柵までの平均勾配としています ❹ 柵天端高の決定 θ 落石の跳躍量 () は 一般的に m 以下であるといわれていますの で これを参考に柵天端高 ( 基礎高を含む ) を決定して下さい また 落石が柵天端に衝突した場合 落石の回転等により柵を飛び越す現象も考えられますので 最低柵高の/ 程度の余裕高を設けて下さい なお 斜面の凹凸が大きい場合は 跳躍量はm 以上となることがあり 特に落下高さが大きいときには ~5m に達することがありますので 斜面の状況に注意して下さい cosθ cosθ> 種類 型式の選定 選定は ❶ 項によりエネルギー照査を行い決定します 次に ❷ 項により柵高を決定しますが 斜面の特性 法尻平坦部の広さ 斜 面の凹凸状況等により柵高の高い種類 型式を選定することが必要な場合があります ❶ 落石エネルギーの算出次式により落石エネルギー (E) を求めます E =(+β () - μ tanθ ) W H (kj) β: 回転エネルギー係数 =0. μ: 等価摩擦係数 θ: 斜面勾配 ( ) W: 落石重量 (kn) H: 柵から落石発生位置までの垂直高さ (m) ❷ 種類の選定ロックフェンスの場合 可能吸収エネルギー (ET) の目安は次表のようになります ロックフェンス可能吸収エネルギー (ET) 早見表 (kj) 型式 柵長 (m) 5 0 5 RF- 5 ~ RF-~0 50 89 5 90 5 9 60 以上 5 9 ET E であれば ロックフェンス で対応が可能ですが ET<Eであれば ロックガード可能吸収エネルギー早見表 を参照下さい ロックガードの場合 可能吸収エネルギー (ET) の目安は次表のようになります ロックガード可能吸収エネルギー (ET) 早見表 (kj) 型式 柵長 (m) 弾塑性域変化点 5 0 5 60 以上 (m) BRG-5 BRG-0 BRG-5 BRG-0 57 57 57 57 90 90 90 90 7 6 8 5 8 9 5 5 ET E であれば ロックガード で対応が可能ですが ET< E であれば 高エネルギー吸収型フレキシブルマイティーフェンス でご検討下さい 設計指針 部材仕様ワイヤロープの破断荷重 60kN( 7 G/O 8φ) ワイヤロープの降伏荷重 0kN( 7 G/O 8φ) 支柱の降伏点応力度 5N/mm( S S00) 落石エネルギーの吸収機構と柵の可能吸収エネルギー落石エネルギーは落石防護柵に衝突した際 柵のワイヤロープの伸び 支柱の塑性変形 金網の変形によって吸収されます 柵の可能吸収エネルギー (ET) は ET=ER+EP+EN 落石エネルギーと柵の可能吸収エネルギーとの比較落石エネルギー (E) と柵の可能吸収エネルギー (ET) とを比較し 次の条件を満たすように設計します E ET ただし E R: ワイヤロープの吸収エネルギー EP: 支柱の吸収エネルギー EN: 金網の吸収エネルギーにより求めます 落石エネルギー落石エネルギー (E) は 次式で表わされます 区分 A B C D E =(+β () - μ tanθ ) W H (kj) ただし (+β) ( - μ tanθ ) 斜面の種類と等価摩擦係数 等価摩擦係数は斜面上の土質 ( 岩質 ) 凹凸の大小 落石の形状等によ り影響を受け 次表の値になります 落石および斜面の特性 硬岩 丸状凹凸小 立木なし軟岩 角状 ~ 丸状凹凸中 ~ 大 立木なし土砂 崖錐 角状 ~ 丸状凹凸小 ~ 中 立木なし崖錐 巨礫交じり崖錐 角状凹凸中 ~ 大 立木なし ~ 有り μ 0~0. 0.~0. 0.~0. 0.~ 設計に用いる μ 0.05 0.5 0.5 0.5

金網の吸収エネルギー金網の吸収エネルギー (EN) は 計算では求められませんが 実験的には次のように報告されています EN =5(kJ) () () で算出した RとF yを比較して次の条件ごとに可能吸収エネルギーの計算を行います R Fyの場合 支柱は変形します ワイヤロープの吸収エネルギー 支柱とロープの吸収エネルギーワイヤロープに降伏張力 (Ty) が作用したときの支柱反力 (R) を次式より求めます R=T y sinθ ER= L EW A (T -To )(kj) θ は次式より求めます T= Fy sinθ a Ty L a + cosθ= ( E W A ) a Ty L + cosθ= ( E W A ) 支柱の降伏外力 (Fy) を次式より求めます T o: 初期張力 5(kN) Fy= σy Z () 支柱の吸収エネルギー () TはFy に見合うロープ張力で 次の 式を解いて求めます a φ=5 δ Fy a: 支柱間隔 (m) L: ワイヤロープの全長 (m) EW: ワイヤロープの弾性係数 (N/mm ) A: ワイヤロープの断面積 (mm ) σy: H 鋼の降伏点応力度 (N/mm ) Z: H 鋼の断面係数 (mm ) : 支柱の作用点高さ (mm) (=/) Ep=F y δ=f y tanφ=σy Z tan5 (kj) R<Fy の場合 支柱は変形しません ワイヤロープの吸収エネルギー ER=Ty L S (kj) R a R Fy ここに S:R= F y のときのロープの伸び率 Ty S= EW A θ 支柱の吸収エネルギー Ty Ty ワイヤロープの変形 支柱への作用高さ R Ep= EH Ⅰ (kj) Ⅰ:H 鋼の断面二次モーメント (mm ) EH:H 鋼の弾性係数 (N/mm ) かぶりの照査 ロックフェンスおよびロックガードは柵構造であるため基礎が必要です 弊社では基礎に対する柵のかぶりの照査を一般に ❶ 曲げモーメントに対する 検討 ❷ 押抜きせん断に対する検討の流れで検討しております 参考文献 : 落石対策便覧 ( 日本道路協会 ) 道路土工工指針 ( 日本道路協会 ) ❶ 曲げモーメントに対する検討支柱にかかる曲げモーメント (M) を算出し 次式を満たすように設計します M=Fy M: 支柱点 における曲げモーメント (N-mm) d: 基礎に対する支柱の根入れ深さ (mm) σ: 支柱点 における圧縮応力度 (N/mm ) b: 支柱のフランジ幅 (mm) 無筋コンクリートの許容圧縮応力度 (N/mm ) σsa: ( ) + d Fy 6M σ= + b d b d σsa ❷ 押抜きせん断に対する検討支柱にかかる外力 (Fy) と基礎に形成されるせん断抵抗力を比較し 次式を満たすように設計します 根入れ 深d d b =/ 点 さ5 d Fy 点 b d Fy τ= La d τsa せん断面 τ: 基礎に発生するせん断応力度 (N/mm ) L a: 支柱下端から基礎天端までの縁端距離 (mm) 無筋コンクリートの許容せん断応力度 (N/mm ) τsa: 5 La 基礎天端幅

技術資料 基礎検討 ( 参考 ) 弊社では基礎検討を一般に ❶ 滑動に対する安定 ❷ 転倒に対する安定 ❸ 支持地盤の支持力に対する安定の流れで検討しています 参考文献 : 道路土工工指針 ( 日本道路協会 ) 以下は 重力式連続基礎の場合 ( 前面の受働土圧を考慮しない場合 ) の基礎検討です ❶ 滑動に対する安定滑動力と抵抗力を比較し 次式を満たすように設計します FS= μ W C P+Pa.5 μ: 基礎底版と地山の摩擦係数 WC: 基礎の抵抗長あたりの重量 (kn) =/ B P WC=A L γc A: 基礎断面積 (m )=/ (B+B) D B: 基礎の天端幅 (m) B: 基礎の底版幅 (m) D: 基礎の高さ (m) L: 基礎の抵抗長 (m). 一般的な基礎の目地間 0m 支柱間隔 m を考慮し 標準 L=9m とします. 現地条件により標準抵抗長 Lが取れない場合は スリップバーを設けて連結して下さい γc: 基礎の単位体積重量 (kn/m ) D B A Db P: 支柱 本分の降伏外力または 本のロープから発生する支柱への反力 (kn) P a: 基礎背面にかかる主働土圧 (kn) ❷ 転倒に対する安定転倒モーメント (Me) と抵抗モーメント (Mr) を比較し 次式を満たすように設計します ❸ 支持地盤の支持力に対する安定発生する地盤反力度 (q) と支持地盤の許容支持力 (qa) を比較し 次式を満たすように設計します d= Mr-Me WC B B e = -d q= WC d L qa d: 底版つま先から合力作用点までの距離 (m) M r: 基礎の抵抗モーメント (kn-m)=mw Mw: 基礎自重による抵抗モーメント (kn-m) M e: 転倒モーメント (kn-m)=m+ma M: 支柱の降伏外力または反力による転倒モーメント (kn-m) Ma: 主働土圧による転倒モーメント (kn-m) e: 合力作用点の底版中央からの偏心距離 (m) B: 基礎底版幅 (m) q: 地盤反力度 (kn/m ) q a: 許容支持力度 (kn/m ) 設計上の留意点 ロックフェンス ロックガードの落石防止機能を十分に発揮させるために下記の点を配慮して計画して下さい の設置位置はワイヤロープを保持するために設けるもので ロックフェンスおよびロックガードの性能を十分に発揮させるための重要な構成部材です したがって は落石が直接衝突しないように 落石を受ける範囲よりも スパン以上 外側に設置することが望ましいと考えられます 柵の設置延長柵一連の設置延長は ワイヤロープ初期張力導入の施工性等を考慮して 最長 00m 以内として下さい しかし 曲線部では 直線部に比べ初期張力導入の施工性が悪くなることや 落石衝突時の支柱変形に伴うワイヤロープのゆるみが発生し易くなることを考慮して 設置延長を0~ 60m 程度として下さい 勾配部での設置上等で勾配のある位置の設置は と 本は平坦部に設置し 右ページ図のように計画して下さい また 支柱間隔 (a) は右ページ図のように斜距離とします なお 最大設置縦断勾配 (θ) は5 度以内 平面角度 (β) は90 度より鈍角として下さい 変化点での補強金具の必要性 ❶ 縦断勾配 ( 角度 ) の変化点にを建て込んだ場合 Uボルト ( ワイヤロープ止め金具 ) には勾配 ( 角度 ) によるせん断力が発生します また ❷ 内カーブ区間の変化点にを建て込んだ場合 Uボルトには引張力が発生します 落石時にUボルトが ❶❷の力によって破断する可能性があります したがって Uボルトを補強するために変化点のには 必要に応じて補強金具を取付けて下さい

( 道路 鉄道側 ) ( 山側 ) 縦断勾配のある場合 索端金具 ワイヤロープバインド線金網.0φ ワイヤ a 変化点 変化点 θ 間隔保持材 変化点 平面角度のある場合 サポート 間隔保持材 β 変化点 間隔保持材.0φ ワイヤ 施工上の留意点 ロックフェンス ロックガードの落石防止機能を十分に発揮させるために下記の点を配慮して計画して下さい 手順 支柱建て込み ❶ サポートが柵内に向くように設置して下さい ❷ Uボルト取付け孔がある面を山側に向けて設置して下さい 勾配部に設置する場合 金網止め用ワイヤを固定するUボルトの孔位置に注意し 孔が埋まらないように設置して下さい 手順 金網設置 片方の金網端に丸棒を通し 角 Uボルトにてに固定し 巻いてある金網を戻しながら全延長に緩みなく展開します 展開完了後 他方の端末に丸棒を通し 角 Uボルトにて固定します.0φワイヤを金網の上端と下端に通し 部は角 Uボルトに結束して固定します 手順 ワイヤロープ張設 ワイヤロープを所定の長さに切断し 端部に索端金具を取付けます 索端金具の取付け方法については 下の例を参考にして下さい 索端金具をに取付け 固定します この際の初期張力導入に関しては 下記の説明を参照下さい 両端末を固定後 各部にはUボルトで固定します 手順 間隔保持材取付け 各支柱間の中央に間隔保持材を道路側から取付け 山側から挿した Uボルトでワイヤロープに固定します 支柱間隔にあわせ 基本的に.5m 間隔 ( 端部は0.75m) でワイヤロープと金網をバインド線で結束します 索端金具取付例 金網取付部詳細図 良い例 角 索端金具 金網 悪い例 7.0φ 金網止め丸棒 ワイヤロープの初期張力について 落石対策便覧 では 落石防護柵に使用するワイヤロープの初期張力をTO=5kNとしていますが この値はワイヤロープに垂れが生じることなく柵面が健全に形成されるための目安であり 初期張力として TO=5kN 以上必要としている訳ではありません 初期張力を5kN 以上とした場合 可能吸収エネルギーは僅かですが小さくなります 初期張力は~5kNを目標とし 過大にならないようにして下さい 初期張力を~5kNとした場合 支柱間隔.0mに対して中央に60kgの質量を載荷した時の垂下量は5~9cm 程度となりますので これを参考にして下さい