目 次 1 はじめに 1 ページ 2 特別委員会の概要 1 ページ 3 特別委員会等開催日程 2~5 ページ 4 協議事項体系図 6 ページ 5 具体的事項の検討 7~9 ページ 6 議会基本条例の制定 9 ページ 7 おわりに 10 ページ

Similar documents
包括規定 案

平成24年11月6日

公表用 平成 31 年 4 月 10 日 評価の見方 A: 達成できたもの B: できている ( ただし 更なる努力を要する ) C: できていない ( 検討を要する ) D: 条文を改正する E: その他 -: 評価の対象としない 条文評価取組状況 課題 問題点今後の対策等 目的第 1 条 - 取

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

Microsoft Word - 議会基本条例案

議会基本条例検討項目案(条例との突合せ 6月11日の協議を受けて)6月18日提出資料

<819A81798DC58F49817A8B6389EF89FC8A768C9F93A28D8096DA8C8B89CA2E786C73>

10:04

施策名平成 30 年度施策マネジメントシート2 ( 平成 29 年度目標達成度評価 ) 7 4 開かれた議会運営の推進 3 基本計画期間で解決すべき施策の課題 ( 総合計画書より ) 市民への議会広報活動の充実を図るため 分かりやすい議会だよりの作成を行う必要がある インターネットを利用した本会議の

全国自治体議会の運営に関する実態調査 2015 自治体議会改革フォーラム 法政大学ボアソナード記念現代法研究所自治体議会プロジェクト 議会改革および議会の状況について 議会改革について 現在 特段の態勢をとっていますか? 1/16

イ類似団体の状況 法定上限数 抜粋 30 人 ( 人口 8~ 10 万人 ) 34 人 ( 人口 10~ 14 万人 ) 定数が定数を減員の状況法定市数法定上限人2人3人4人5人6人7人8人9人上限数数より減員1と同じ (14.8%) 9 (23.1%) 10 人11 人以上 23

議会改革度調査2013 テーマ別分析② 政務活動費

<4D F736F F D208B6389EF89FC8A7692B28DB893C195CA88CF88F589EF8D7390AD8E8B8E4095F18D90>

資料 4 議会改革の取り組み経過等 平成 19 年度以降の主な議会改革の動き 年度主な出来事組織設置等具体的事例等 平成 19 年度市議会議員選挙 ( ) 議会制度検討委員会の設置 ( ~ ) 日額費用弁償を廃止 (19.4.1) 会議録検索システムの導入 (19

<4D F736F F D B6389EF89FC8A7692B28DB895F18D908F915F8B4E88C42E646F63>

untitled

<4D F736F F D208B6389EF89FC8A768C9F93A288CF88F589EF88CF88F592B795F18D A6D92E894C5816A2E646F63>

議会改革に関する 最終報告書 平成 26 年 11 月 十和田市議会

長期総合計画の計画的推進について < 部経営上の課題 取組方針 > H19 年度の各部の経営上の課題 取組方針の協議 < 行政改革 > 財政 人事など経営資源の現状分析 把握 課題についての対処方法の検討 行政改革実施計画の見直し <サマーレビュー > 懸案施策 事業の協議 < 実施計画 > 今後

<90568B6389EF82CC82B582A882E E342E696E6464>

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

3 資格 次に掲げる要件を満たす者 ⅰ 満 18 歳以上の町民であること ただし 国または地方公共団体の議員 過去に国または地方公共団体の議員であった者を除く ⅱ 議会の運営に関心があること 4 定数 任期 募集 10 人以内 任期は2 年とし 再任を妨げない モニターは公募し 議長は適当と認めた団

平成13年度 常任・特別委員長会議名簿

PowerPoint プレゼンテーション

地方議会制度の概要について 地方議会は 憲法第 93 条第 1 項の 議事機関 として地方公共団体に設置されている 地方議会は 住民全体を代表する機関であり 住民の直接選挙で選出される議員により構成される 地方議会は 地方公共団体の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担うものとして 同じく

市町村合併の推進状況について

H29復命書(HP用)

議会運営委員会次第

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

更新履歴 版数 改定日 改定理由 / 改定箇所 Ver /11/24 初版 1

平成13年度 常任・特別委員長会議名簿

(Microsoft Word -

スライド 1

新潟県 富山県 2. 派遣場所の 3. 期間の具体性 4. 議決方法備考具体性 当県では県内派遣の場合は市町村名 国内 ( 県外 ) 派遣の場複数の派遣をとりまとめて議合は都道府県名 国決外派遣の場合は州等の名称まで記載している 市町村まで 国内の場合は都道府県名複数の派遣をとりまとめて議まで 海外

平成 25 年 4 月 30 日 補助金のあり方に関するガイドライン 函館市 平成 25 年 4 月

<4D F736F F D208E9197BF E88E68EE58CA C490BA96BE95B62E444F43>

PowerPoint プレゼンテーション

<8EC091D492B28DB88DFB8E718D5A90B A32332E382E31322E786C73>

- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

PowerPoint プレゼンテーション

発刊にあたって 地方分権一括法が施行されて 地方の自己決定機会と自己責任が拡大し 議会においても議決 監視機能の強化が従前にもまして重要となりました 分権時代の今 市議会は何をなさねばならないのか 市議会が議決 監視機能をどのように強化するのか 市議会がその役割を果たす上で現行の議会制度のままでよい

Microsoft PowerPoint - 04-検討プロセス及び検討体制

平成18年度標準調査票

untitled

<4D F736F F F696E74202D204A49414D8F5A96AF8E5189C18FEE95F18CF68A4A2891E592C38E738B6389EF816A2E >

1 調査概要 (1) 調査箇所滋賀県議会及び京都府議会 (2) 出席委員小島委員長 髙橋 ( 稔 ) 副委員長 武田 神倉 田中 ( 徳 ) 加藤( 元 ) しきだ 土井 浦道 青山 山口 ( ゆ ) 松崎 相原の各委員 (3) 随行者田中課長 山崎ク ルーフ リータ ー 新倉副主幹 ( 議会局議事

議会だより-校正用.indd

内部統制ガイドラインについて 資料

Microsoft PowerPoint - pre(検討5)

笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

前文 す 私たちの妙高市は 秀峰妙高山の麓に広がる豊かな自然環境の中で 全ての生命が輝くまちで 先人は 妙高連峰の大いなる自然の恵みに畏敬の念を持ちながら それぞれの時代背景を要因とした幾多の困難を乗り越え 脈々と生命を育んできました 21 世紀を迎えた今日 私たちは 先人が守ってきた自然 積み重ね

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

Microsoft PowerPoint - kobetsuB4-slide-静山.ppt [互換モード]

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 02 大都市 本文.doc


的な提言 答申あり 大津市議会: 外部知見導入による政策立案機能の強化 ミッションロードマップの推進 四日市市議会: 重要議案は議会での審査前に市民から意見を募集 HP に意見概要を掲載 調査の視点 (1) 情報共有 ( 本会議などの議事録や交際費 視察結果の公開具合と検証 ) (2) 住民参加 (

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

<4D F736F F D208FAF93E092AC8B6389EF8A E8B8E408EF393FC8FF38BB5816A>

9川総行推第29号

寒川町自治基本条例

<4D F736F F D2088D38CA98CF08AB789EF97708E9197BF2E646F63>

比較の際にでてきた意見

PowerPoint プレゼンテーション

第4次日田市行政改革に向けての方針

02市出資法人に関する特別委員会報告(全協素案修正後)

PowerPoint プレゼンテーション


新請願・陳情全部

はじめに 十勝管内の各町村議会は 住民に開かれた議会 住民参加を推進する議会を目指し さまざまな制度を導入するなどして議会の活性化を進めてきていますが 一方で 新たな議員のなり手が不足していることに強い危機感を抱いています なり手不足の原因がどこにあるか 議会制度や社会情勢等も含め総合的に検証してい

議会基本条例の現状と動向

基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

調布市議会改革検討代表者会議第1回会議日程(案)

資料 1 平成 26 年 (2014 年 )11 月 12 日 平成 26 年第 4 回中野区議会定例会提出予定案件メモ 一般議案 (12 件 ) 62 中野区区政情報の公開に関する条例の一部を改正する条例 63 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例 64 仮称本町二丁目公園用地の買入れにつ

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

スライド 1

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

小委員会における検討結果

1

02 本文-3(情報公開~).indd

Microsoft PowerPoint - 【150105】02-2検討プロセス及び検討体制

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

目次

加賀市議会だより 目 次 53 P2 3 P4 P5 6 VOL. こんにちは 議会です P7 12 P 月1日 平成31年 2019年 議会改 革 って 何 P15 P16 特集 議会改革 議長交代 答申 12月定例会の概要 議会提出議案 小学生傍聴 市政を問う 質問 答弁の要旨 視

立命館慶祥中学校 生徒会規約

市街地再開発事業の今後の展開に関する検討会 の目的 目的 行政における再開発実務担当者の 1 問題意識の共有 2 情報交換と継承 3 専門家との交流 4 地方の声を集約する場として活用 目的 1 問題意識の共有 Step1 Step2 各自治体で抱える再開発ビルの再生に 各担当者の自由な発想による活

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

<8B CF695BD88CF88F589EF8BA493AF90DD92752E786477>

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

Ⅰ 報告会の概要 1. 開催日時 開催場所および参加者数 開催日 開催時間 開催場所 参加者数 平成 28 年 19:00~20:30 矢倉市民センター 18 名 5 月 16 日 ( 月 ) 19:00~20:26 山田市民センター 21 名 平成 28 年 19:00~20:25 老上西市民セン

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

教育管理部長 事務引継書

Transcription:

議会改革検討特別委員会 最終報告書 平成 26 年 12 月

目 次 1 はじめに 1 ページ 2 特別委員会の概要 1 ページ 3 特別委員会等開催日程 2~5 ページ 4 協議事項体系図 6 ページ 5 具体的事項の検討 7~9 ページ 6 議会基本条例の制定 9 ページ 7 おわりに 10 ページ

1 はじめに 地方分権時代を迎え 自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大している今日 市議会が市民の代表機関として 地域の発展と福祉の向上のために果たすべき役割は ますます増大しています 市議会は 自治体の政策の立案や決定 事業の評価など 議論を尽くして決定する場でありますが 政策が決定するまでの論点 争点の過程を公開することは 討論の場である議会の責務であります このような地方分権時代に対応した議会のあり方及び 議会機能の充実を図る方策等について 調査研究を行うため 平成 23 年 3 月 23 日に議会改革検討特別委員会を設置し 3 年 8 月にわたり検討を行ってきましたので その結果について報告します 2 特別委員会の概要 1 特別委員会の名称 議会改革検討特別委員会 2 委員の定数 6 名 3 付議事項 地方分権時代に対応した議会のあり方及び議会機能の充実を図る方策等について の調査研究 4 委 員 委員長松本修藏副委員長押尾完治 委員鈴木繁雄委員尾石昭夫 委員石田善秋委員片野伸男 委員 杉﨑辰行 (H25.1.18~H26.4.14) 委員 齋藤寛之 (H23.3.23~H25.2.19) 委員 鈴木浩己 (H23.3.23~H26.2.18) 委員 太田浩三郎 (H23.3.23~H25.1.17) 委員 加藤與志男 (H23.3.23~H24.2.21) 1

3 特別委員会等開催日程 特別委員会設置後 43 回にわたり検討を行いました 検討に際しては 全国で議会改革に 先進的な取り組みを行っている自治体を調査し参考としました また 本会議において 2 回 の中間報告を行いました (1) 特別委員会開催日 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 日程議題 平成 23 年 3 月 23 日 ( 水 ) 正副委員長の互選 平成 23 年 4 月 21 日 ( 木 ) 調査事項 平成 23 年 4 月 28 日 ( 木 ) 理想とする議会の姿 平成 23 年 5 月 20 日 ( 金 ) 理想とする議会の姿 具体的手法の検討 第 5 回平成 23 年 6 月 17 日 ( 金 ) 自治基本条例 ( 当局説明 ) 第 6 回 平成 23 年 7 月 14 日 ( 木 ) 具体的手法の検討 議会基本条例 第 7 回平成 23 年 7 月 29 日 ( 金 ) 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 協議事項体系図 議会基本条例 今後の検討事項 平成 23 年 8 月 26 日 ( 金 ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 平成 23 年 10 月 21 日 ( 金 ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 平成 23 年 11 月 21 日 ( 月 ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 第 12 回平成 23 年 12 月 20 日 ( 火 ) 第 13 回平成 24 年 1 月 20 日 ( 金 ) 第 14 回 第 15 回 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 住民参加 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 中間報告について 平成 24 年 2 月 14 日 ( 火 ) 中間報告について 平成 24 年 4 月 4 日 ( 水 ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 2

第 16 回 平成 24 年 4 月 24 日 ( 火 ) 公平 公正で活発な議論のできる議会 議員の政治倫理等の向上 政策立案機能の向上 公平 公正で活発な議論のできる議会 政策立案機能の向上 第 17 回 平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 市民の代表として責任ある議会 議会権能の強化 執行機関の監視 評価の充実 第 18 回 平成 24 年 6 月 25 日 ( 月 ) 市民の代表として責任ある議会 議会権能の強化 執行機関の監視 評価の充実 公平 公正で活発な議論のできる議会 政策立案機能の向上 公平 公正で活発な議論のできる議会 第 19 回 平成 24 年 7 月 23 日 ( 月 ) 第 20 回 平成 24 年 8 月 21 日 ( 火 ) 第 21 回 平成 24 年 10 月 2 日 ( 火 ) 第 22 回 平成 24 年 12 月 25 日 ( 火 ) 第 23 回 平成 25 年 1 月 21 日 ( 月 ) 政策立案機能の向上 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 公平 公正で活発な議論のできる議会 政策立案機能の向上 市民の代表として責任ある議会 執行機関の監視 評価の充実 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 市民の代表として責任ある議会 議会権能の強化 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 市民の代表として責任ある議会 議会権能の強化 自治基本条例策定の進捗状況( 当局説明 ) ( 議会基本条例との関係性について ) 開かれた市民参加の議会 見える化の推進 議会基本条例 第 24 回平成 25 年 2 月 12 日 ( 火 ) 特別委員会中間報告 3

第 25 回 第 26 回 平成 25 年 3 月 18 日 ( 月 ) 議会基本条例の策定スケジュール等 平成 25 年 4 月 23 日 ( 火 ) 議会基本条例の章立て 第 27 回平成 25 年 5 月 9 日 ( 木 ) 第 28 回 第 29 回 第 30 回 第 31 回 第 32 回 自治基本条例を考える市民会議 ( 素案 ) 及び 今後の取組 行政視察に 議会基本条例の章立て 平成 25 年 5 月 21 日 ( 火 ) 議会基本条例の章立て 平成 25 年 6 月 11 日 ( 火 ) 焼津市議会基本条例 平成 25 年 6 月 20 日 ( 木 ) 焼津市議会基本条例 平成 25 年 6 月 28 日 ( 金 ) 焼津市議会基本条例 平成 25 年 8 月 21 日 ( 水 ) 焼津市議会基本条例前文 焼津市議会議員政治倫理条例 第 33 回平成 25 年 12 月 19 日 ( 木 ) 焼津市自治基本条例 ( 案 ) 第 34 回平成 26 年 1 月 21 日 ( 火 ) 焼津市議会基本条例解説 ( 案 ) 第 35 回平成 26 年 2 月 10 日 ( 月 ) 焼津市議会基本条例解説 ( 案 ) 今後の協議事項 第 36 回 第 37 回 第 38 回 第 39 回 平成 26 年 2 月 10 日 ( 月 ) 副委員長の内選 平成 26 年 2 月 18 日 ( 火 ) 副委員長の互選 平成 26 年 4 月 21 日 ( 月 ) 行政視察 今後の協議事項 平成 26 年 5 月 21 日 ( 水 ) 行政視察 第 40 回平成 26 年 8 月 21 日 ( 木 ) 第 41 回平成 26 年 9 月 19 日 ( 金 ) 第 42 回 第 43 回 予算決算委員会 政策提言 議員のフェイスブック等の方針 予算決算委員会 焼津市議会議員ソーシャルメディアガイドライ ン 平成 26 年 10 月 3 日 ( 金 ) 焼津市議会議員ソーシャルメディアガイドライン 平成 26 年 11 月 19 日 ( 水 ) 最終報告 4

(2) 中間報告報告定例会第 1 回平成 24 年 2 月定例会第 2 回平成 25 年 2 月定例会 主な報告内容 議案賛否の公表 行政視察報告の公開 反問権 政策提言 (3) 先進地行政視察視察日 視察先 視察内容 議会運営全般 平成 23 年 12 月 7 日 ( 火 ) 愛知県豊田市 議会改革 議会報告会 議会基本条例 議会改革への取り組み 平成 23 年 12 月 8 日 ( 水 ) 長野県松本市 議会報告会 議会基本条例 政策立案等の体制 議会運営全般 議会映像インターネット配信 平成 24 年 10 月 11 日 ( 木 ) 三重県亀山市 議会報告番組 予算決算委員会 議会基本条例の制定 議会基本条例 反問権 平成 24 年 10 月 12 日 ( 金 ) 三重県四日市市 通年議会 文書質問 その他の取り組み 政務活動費検討委員会 平成 25 年 8 月 1 日 ( 木 ) 福島県郡山市 インターネット中継 災害時の議員の体制 平成 25 年 8 月 1 日 ( 木 ) 福島県会津若松市 議会改革の取り組み 平成 26 年 7 月 9 日 ( 水 ) 京都府綾部市 議会改革 平成 26 年 7 月 10 日 ( 木 ) 滋賀県湖南市 予算常任委員会及び決算常任委員会 5

4 協議事項体系図 理想とする議会の姿 ( ビジョン ) を 3 つの視点でまとめ そのビジョンを達成するための 取り組みを 具体的事項 として分類し 協議事項体系図 を作成しました 1 開かれた市民参加の議会 議会の情報公開を推進し 市民に見える議会とする また 住民が議論に参加できる場づく りを推進する ( 具体的事項 ) 1 見える化の推進ア議会だより ホームページ インターネット配信の検討イ本会議での一般質問のあり方ウ議会傍聴の促進エ会議の公開基準の見直しオ議会報告会の開催 2 住民参加ア出前議会 住民会議の開催 カ休日 夜間議会の開催キ議案に対する議員の賛否の公開ク行政視察の報告の公開ケ当局側の反問権の付与コ政務調査費の使途基準の見直し イ市民の直面している課題の調査 2 公平 公正で活発な議論のできる議会 市民の負託に応えるため 議員個々の能力を向上させ 自由な議論が行えるよう 公平 公 正な議会運営に取り組むことができる仕組みづくりを推進する ( 具体的事項 ) 1 議員の政治倫理等の向上 2 政策立案機能の向上ア議員調査活動及び委員会調査活動のあり方イ議員研修会の開催ウ議員定数 議員報酬 エ議員間討議の導入オ第三者調査機関の積極導入 3 市民の代表として責任ある議会 二元代表制として 市民本位の立場で 執行機関の監視 評価を適切に行うと共に 政策提 言を行える仕組みづくりを推進する また 事務局による議会活動支援事務の充実を図る ( 具体的事項 ) 1 議会権能の強化ア議会事務局の充実イ予算決算特別委員会の設置 2 執行機関の監視 評価の充実ア政策評価の実施 ウ議長の議会招集権 通年議会の導入 議会基本条例の制定 6

5 具体的事項の検討 (1) 開かれた市民参加の議会 1 見える化の推進ア議会だより ホームページ インターネット配信の検討 市議会だより具体的な検討は 市議会だより編集委員会にて行います ホームページ現状のとおりとします インターネット中継本会議を傍聴するこができない市民が 視聴できるよう 本会議のライブ中継 及び録画中継を実施することとしました イ本会議での一般質問のあり方本会議において市政をただすことは 議会の重要な責務であり また より市民にわかりやすくするため 議案質疑と一般質問の順序を入れ替え 一般質問を先に実施することにしました ウ議会傍聴の促進 傍聴者への配付資料に専門用語が入っている場合は 注釈を付けて説明を入れるこ とを検討します エ会議の公開基準 現在条例で定めている会議は 原則公開とします オ議会報告会の開催 基本的には市民との意見交換を含めた報告会を開催していく方向としますが 具体的 な報告内容 方法 導入時期については 今後の検討課題とします カ休日 夜間議会の開催導入している自治体の状況を調査しましたが 傍聴者が少ない状況が見受けられました 現在のところ導入はしませんが 費用対効果等の観点も踏まえ 他市の事例を調査していきます キ議案に対する議員の賛否の公開 ホームページ 市議会だよりにより 各議員が どの議案に賛成 反対したかを公開 することとしました 7

ク行政視察の報告の公開当市施策の参考とするための常任委員会 特別委員会の先進市の行政視察の報告書をホームページで公開するとともに 視察の概要を市議会だよりに掲載することとしました ケ当局側の反問権の付与市長や市の職員が 議員側の質問に対して 論点 争点を明確にするため 反問権を設定しました これにより 議員側の一般質問の内容と 当局側の答弁との食い違いを正すことができます なお 反問については 質問の趣旨 内容の確認 のみの実施となります コ政務調査費の使途基準の見直し 基本的には現行どおりとします 2 住民参加 ア出前議会 住民会議の開催 議会報告会の開催 と併せて検討しました イ市民の直面している課題の調査 政策提言の方法を検討していく中で 併せて検討しました (2) 公平 公正で活発な議論のできる議会 1 議員の政治倫理等の向上 政治倫理の向上のため 議員の政治倫理条例を制定しました 2 政策立案機能の向上ア議員調査活動及び委員会調査活動のあり方各常任委員会で課題や問題となっている事業を洗い出し テーマを決めて調査を行うこととしました また調査の途中で必要に応じ中間報告を行うとともに 全議員で調査テーマについて議論し合い 討議を交わすこととしました 設定したテーマの最終報告書は 提言書として当局へ提言することとしました イ議員研修会の実施 各常任委員会で調査を実施していく中で 内容に沿った研修会を開催することもでき ることとしました 8

ウ議員定数 議員報酬 議員定数 議員報酬とも当面は現状どおりとしますが 今後具体的に議会改革を推進 していく中で 取り組みの状況を踏まえ 再度検討することとします エ議員間討議の導入 各常任委員会での調査を実施していく中で 議員間討議を取り入れることとしました オ第三者調査機関の積極導入 学識経験者による専門的調査 公聴会及び参考人制度を活用して議会の政策形成に反 映させるよう努めることとしました (3) 市民の代表として責任ある議会 1 議会権能の強化ア議会事務局の充実事務局の人員については 当面現状どおりとします しかし 今後の議会改革の方向によっては 政策提言 議会報告会 情報発信の強化など進めていく上で 事務局の担当割について 検討する必要があります 特に 地方分権による議会の権能拡大に伴い 法規等の専門職員が必要となる可能性があり 将来的な事務局への法規担当職員の配置について 当局へ要望することとします イ予算決算特別委員会の設置予算 決算に係る委員会を設置する方向で検討していきます 委員会の構成や 議案の審査方法については 定例会の日程とも関連があることから 具体的な検討は今後進めていきます ウ議長の議会招集権 通年議会の導入 地方自治法の改正により 臨時議会の招集権が議長にも付与されたため 当面は現状 どおり 年 4 回の定例会とします 2 執行機関の監視 評価の充実 ア政策評価の実施 政策評価を実施します 具体的な評価方法については 今後詳細に検討していきます 6 議会基本条例の制定議会改革の内容について 明文化し将来に残し また 新しい地方自治の時代における市議会としての基本理念 基本方針を定め 市民 市の執行機関及び議会の関係を明らか 9

にするとともに 議員が活動するにあたっての行動規範とするため議会基本条例を制定 しました 7 おわりに議会改革検討特別委員会は 先に議会基本条例を制定し その条例に基づき具体的に議会改革を推進する 条例先行型 ではなく できることから始めるという 改革先行型 の考えの基に具体的事項を検討し 解決策の提案を行い 議会として実行してきました そして これまで検討してきた事項の結果を取りまとめた 集大成として議会基本条例の制定に取り組みました しかし 議会基本条例の制定により 議会改革が終わるわけではありません 議会は 常に市民の意見 社会情勢の変化等を勘案して 議会運営に係る不断の評価と改善を行う必要があります そのため 今後も継続し議会改革の推進を図り もって市民福祉の向上と市政の発展に寄与することを願いまして 議会改革検討特別委員会の報告とします 10