テリボン市販直後調査中間報告_120702

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副作用収集状況 市販直後調査期間中 (2011 年 4 月 11 日 ~2011 年 10 月 31 日 ) に収集された副作用は 200 例 258 件でした そのうち 重篤な副作用は 8 例 14 件でした 副作用の内訳を表 1 に示します 重篤な副作用は 高カルシウム血症 3 件 意識変容状態

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ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

市販直後調査の実施状況 デベルザ 錠 アプルウェイ 錠 一般的名称 イプラグリフロジン L- プロリン ダパグリフロジンプロピレン グリコール水和物 ルセオグリフロジン水和物 トホグリフロジン水和物 調査実施期間 製造承認 2014/04/30 製造承認 2014/08/22 製造承認 2014/0

タルグレチンカプセル75mg‗副作用報告状況

スピンラザ®髄注12mg安全性情報のお知らせ

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

目次 市販直後調査結果の概要 3 1. 調査対象 3 2. 副作用の収集状況 3 医薬品リスク管理計画書 (RMP) におけるリスクについて 6 その他の副作用について 7 まとめ 8 2

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目 次 1. 市販直後調査実施状況 1 2. 副作用収集状況 収集状況の概要 重篤な副作用の収集状況 5

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

はじめにContents調査概要注意を要する副作用の発現状況2 1. はじめに 謹啓 先生方におかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は 格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます PDE4 阻害剤 オテズラ錠 10mg 20mg 30mg ( 以下 オテズラ ) は2016 年

2. 改訂内容と改訂理由 (1) 効能 効果 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る ) 既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉 改訂前 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロ

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

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AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

減量・コース投与期間短縮の基準

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スライド 1

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オプジーボ 胃癌 副作用発現状況(集計期間:2017/09/22~2018/11/30)

Microsoft Word - 入稿用_JAD_9回目報告_ docx

感染性関節炎 1 件 1 件 感染性脊椎炎 1 件 1 件 耳帯状疱疹 1 件 1 件 口腔ヘルペス 3 件 3 件 ニューモシスチス イロベチイ肺炎 13 件 13 件 眼部単純ヘルペス 1 件 1 件 2 件 アスペルギルス感染 1 件 1 件 感染性胆管炎 1 件 1 件 良性 悪性および詳細


5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

BD( 寛解導入 ) 皮下注療法について お薬の名前と治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 薬の名前作用めやすの時間 1 日目

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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オプジーボ 頭頸部癌 副作用発現状況(集計期間:2017/03/24~2018/11/30)

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

2. ワクチン接種事業に基づく医療機関からの副反応報告について (1) 副反応報告数及び推定接種者数 ( 平成 23 年 5 月 31 日接種分まで ) 平成 22 年 11 月から平成 23 年 5 月末までの接種者の数について 子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業を実施している市町村から 平成

腹部膿瘍 1 件 1 件 細菌感染 1 件 1 件 細菌性肺炎 4 件 4 件 感染性脊椎炎 1 件 1 件 耳帯状疱疹 1 件 1 件 口腔ヘルペス 3 件 3 件 ニューモシスチス イロベチイ肺炎 13 件 13 件 眼部単純ヘルペス 1 件 1 件 2 件 アスペルギルス感染 1 件 1 件

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

デベルザ錠20mg 発売4ヶ月間の副作用発現状況

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Microsoft Word - ①【修正】B型肝炎 ワクチンにおける副反応の報告基準について

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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患者向医薬品ガイド

1. 副作用収集状況 本報告の集計対象期間中 (2011 年 7 月 1 日から 2011 年 12 月 7 日 ) に本剤を使用した膵癌症例における副作用は 以下のとおり 69 例 186 件でした ( 表 1) なお 本報告の集計対象期間中に本剤の使用を予定されていた症例は 267 例でした (

06_改訂のお知らせ & MR勉強用資料作成

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

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葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

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保険薬局の登録 ~ クロザリルは CPMS に登録された保険薬局で調剤され 通院患者に渡されることにな っています CPMS 登録にあたり薬局には下記要件が求められます < 要件 1> 1) インターネットが使えること (ecpms(web site) にアクセス可能であること ) 2) 処方元の医

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重篤な副作用は 自然流産の 1 例 1 件であった 本症例は 本剤服用後も性交があり どの時点での妊娠か判断できず 本剤と自然流産との関連は評価できないと考えた 非重篤な副作用のうち 使用上の注意から予測できない副作用は 腹部膨満及び月経困難症各 2 件 腹部不快感 口内炎 ざ瘡 尿臭異常 月経障害

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バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠

菌種 報告年 株数 MIC(μg/mL) Range MIC50 MIC > ( 幾何平均 ) C.tropicalis >

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

Ⅱ. 使用上の注意 の改訂 改訂概要 ( 自主改訂 ) 副作用 の項の 副作用発生状況の概要 にの結果を追記するとともに 重大な 副作用 及び その他の副作用 の項の副作用発現頻度にも反映しました なお 今回新たに追記 した副作用はありません 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 ( 点線部

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量及び使用上の注意改訂のお知らせ 2018 年 12 月 アステラス製薬株式会社 ( 製造販売 ) 寿製薬株式会社 ( 販売提携 ) このたび 上記の弊社製品につきまして 添付文書の 効能 効果 用法 用量 及び 使用上の

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目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

Microsoft Word 各試験まとめ01赤.doc

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

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2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

10 男性 70 歳代 不明原疾患 慢性期慢性骨髄性白血病 慢性期 スプリセル 胸水 あり 11 日回復 間質性肺炎 既往歴 大腸癌 フェブキソスタット 倦怠感 あり 11 日回復 呼吸困難 あり 11 日回復 レバミピド 腎不全 なし 11 日不明 間質性肺疾患 あり 12 日死亡 11 女性 7

オプジーボ 腎細胞癌 副作用発現状況(集計期間:2016/08/26~2018/10/19)

33 20 歳代 5th 間質性肺疾患重篤でない 8 日軽快投与中止 3 34 男 60 歳代 0th 肺障害重篤 7 日死亡投与中止 癌性髄膜炎 肺炎 アレルギー性鼻炎 不眠 腎機能障害 肝転移 高血圧 癌性リンパ管症 多発転移性骨腫瘍 便秘 末梢神経障害 末梢神経障害によるしびれ 肝酵素上昇 3

ジャディアンス錠 EPPV報告書_160523_2.pdf

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

RA に対する長期投与試験 [RLN3] 13/26 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 有害事象の発現率 ( 安全性解析対象例 )(2) 全症例 YM mg BID 投与時 YM mg BID 以上増量時 自律神経系障害 8(5.1%)[8] 2(

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高齢者に対する特定使用成績調査 調査概要 中間集計結果 1. 症例構成 図 1 症例構成図 表 1 中止 脱落中止 脱落および内訳 ( 例 ) 症例数 割合 ( )

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

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タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

3 研究方法 研究協力事項トラムセット配合錠は非オピオイド鎮痛薬 ( 通常痛み止めに使用される非ステロイド性消炎鎮痛薬など ) では鎮痛が困難な慢性的な痛みに対して使用するお薬です 2012 年現在までに米国, 欧州各国をはじめとする約 70 カ国で中等度から高度の痛みに対するお薬として発売されてい

ルナベル配合錠 使用上の注意改訂のお知らせ 富士製薬

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市販直後調査期間中の副作用発現状況のご報告 ( 調査期間 : 平成 3 年 月 5 日 ~ 平成 年 5 月 日 ) 謹啓益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて 弊社の骨粗鬆症治療薬 テリボン 皮下注用 5.5 μg ( 一般名 : テリパラチド酢酸塩 ) につきましては 平成 3 年 月 5 日の販売開始から平成 年 5 月 日迄の ヵ月間 新医薬品の市販直後の安全確保を目的とした 市販直後調査 を実施して参りました 先生方におかれましては 本調査に対してご理解と多大なるご協力を賜り 厚く御礼申し上げます この度 市販直後調査期間中にご報告いただきました副作用の発現状況を次頁以降に取りまとめましたので ご報告申し上げます 今後とも テリボン 皮下注用 5.5 μg のご使用に際しましては 添付文書の記載事項等をご参照の上 適正なご使用をお願い申し上げます また テリボン 皮下注用 5.5 μg による副作用等をご経験された場合には 速やかに弊社医薬情報担当者 (MR) にご連絡を賜りますよう宜しくお願い申し上げます 謹白 平成 年 7 月 旭化成ファーマ株式会社

市販直後調査期間中の副作用発現状況. 市販直後調査の実施状況平成 年 5 月 日の時点で 市販直後調査の対象となった医療機関は, 施設でした また 販売開始から ヵ月間に本剤を投与されたと推定される症例数は約, 例でした. 副作用発現状況本剤の販売開始から ヵ月間に医療機関から収集した副作用は 9 例 5 件でした ( 表 ) このうち重篤な副作用は 7 例 9 件あり その内訳は 嘔吐 件 血圧低下 7 件 背部痛 意識消失 各 件 悪寒 悪心 各 5 件 動悸 ショック 各 件 頭痛 発熱 浮動性めまい 各 3 件 頻脈 血圧上昇 アナフィラキシーショック 感覚鈍麻 各 件 異常感 腹痛 貧血 健忘 メレナ 口の感覚鈍麻 胸部不快感 構語障害 不整脈 紅斑性皮疹 狭心症 落ち着きのなさ 突然死 関節痛 白血球数減少 心不全 汎血球減少症 房室ブロック 筋骨格硬直 腎不全 間質性肺疾患 蒼白 意識レベルの低下 転倒 振戦 冷汗 再生不良性貧血 失神 各 件でした [ 各症例の概要は 3. 重篤な副作用の発現状況 の項をご参照ください ] 主な副作用は 悪心 7 件 嘔吐 7 件 浮動性めまい 件 頭痛 件 発熱 件 動悸 件 血圧低下 ( 低血圧を含む ) 7 件などでした なお これらの情報には 調査継続中の症例など 未確定な情報も含まれており 今後の調査により内容が変更になることがあります 表. 市販直後調査期間中の副作用発現状況 ( 集計期間 : 平成 3 年 月 5 日 ~ 平成 年 5 月 日 ) 副作用の発現例数副作用の発現 9 例 5 件 副作用の種類 発現 器官別大分類 副作用名 ( 基本語 ) 重篤 非重篤 計 感染症および寄生虫症 * せつ 血液およびリンパ系障害 貧血 * 再生不良性貧血 * 汎血球減少症 免疫系障害 アナフィラキシーショック 過敏症 代謝および栄養障害 高カリウム血症 食欲減退 9 9 精神障害 不眠症 3 3 * 落ち着きのなさ 神経系障害 * 健忘 意識レベルの低下 浮動性めまい 3 体位性めまい * 構語障害 頭部不快感 頭痛 9 注 ) * 頭痛 感覚鈍麻

副作用の種類 発現 器官別大分類 副作用名 ( 基本語 ) 重篤 非重篤 計 神経系障害 ( 続き ) 意識消失 注 ) * 意識消失 記憶障害 傾眠 失神 振戦 5 * 三叉神経痛 眼障害 * 複視 眼充血 * 霧視 * 視力低下 耳および迷路障害 耳鳴 心臓障害 * 狭心症 不整脈 * 房室ブロック * 心不全 動悸 注 ) * 動悸 * 上室性期外収縮 頻脈 5 7 心室性期外収縮 血管障害 潮紅 高血圧 低血圧 * 蒼白 3 * 末梢冷感 3 3 ショック ほてり * 四肢静脈血栓症 呼吸器 胸郭および縦隔障害 喘息 息詰まり感 * 呼吸困難 * 低酸素症 * 間質性肺疾患 鼻漏 あくび 胃腸障害 腹部不快感 腹部膨満 腹痛 5 下腹部痛 上腹部痛 9 9 * 口唇炎 便秘 下痢 消化不良 5 5 おくび * メレナ 悪心 5 7 流涎過多 * 口内炎 嘔吐 39 7 口の感覚鈍麻 3 肝胆道系障害 肝機能異常 3 3 * 黄疸 皮膚および皮下組織障害 冷汗 5 薬疹 湿疹 紅斑 3 3 多形紅斑 多汗症 そう痒症 * 紫斑

副作用の種類 発現 器官別大分類 副作用名 ( 基本語 ) 重篤 非重篤 計 皮膚および皮下組織障害 ( 続き ) 発疹 紅斑性皮疹 * 皮膚障害 顔面腫脹 蕁麻疹 3 3 全身性そう痒症 * 色素沈着障害 筋骨格系および結合組織障害 関節痛 9 背部痛 3 5 注 ) * 背部痛 3 3 * 骨痛 * 筋痙縮 筋力低下 * 筋肉痛 * 頚部痛 四肢痛 3 3 * 重感 筋骨格硬直 7 * 筋骨格不快感 腎および尿路障害 * 排尿困難 * 血尿 * 腎不全 * 排尿回数減少 腎機能障害 生殖系および乳房障害 外陰浮腫 性器腫脹 一般 全身障害および投与部位の状態 無力症 7 7 * 石灰沈着症 胸部不快感 注 ) * 胸部不快感 胸痛 悪寒 5 5 顔面浮腫 5 5 異常感 3 35 熱感 5 5 注射部位紅斑 注射部位疼痛 * 易刺激性 倦怠感 浮腫 7 7 末梢性浮腫 5 5 発熱 3 77 * 突然死 口渇 * 注射部位腫脹 臨床検査 血中クレアチニン増加 血中カリウム増加 血圧低下 7 55 血圧上昇 7 注 ) * 血圧上昇 * C- 反応性蛋白増加 γ-グルタミルトランスフェラーゼ 心拍数増加 血小板数減少 白血球数減少 血中アルカリホスファターゼ増加 傷害 中毒および処置合併症 * 転倒 9 9 5 用語 :ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J)version 5. * 使用上の注意 から予測できない副作用注 ) 得られた症例情報より未知と判断した副作用 3

3. 重篤な副作用の発現状況 ) 本剤の販売開始から ヵ月間に医療機関から収集した重篤な副作用注は7 例 9 件あり その内訳は 嘔吐 件 血圧低下 7 件 背部痛 意識消失 各 件 悪寒 悪心 各 5 件 動悸 ショック 各 件 頭痛 発熱 浮動性めまい 各 3 件 頻脈 血圧上昇 アナフィラキシーショック 感覚鈍麻 各 件 異常感 腹痛 貧血 健忘 メレナ 口の感覚鈍麻 胸部不快感 構語障害 不整脈 紅斑性皮疹 狭心症 落ち着きのなさ 突然死 関節痛 白血球数減少 心不全 汎血球減少症 房室ブロック 筋骨格硬直 腎不全 間質性肺疾患 蒼白 意識レベルの低下 転倒 振戦 冷汗 再生不良性貧血 失神 各 件でした これらの重篤な副作用の概要を表 に示しました これらの副作用に対する本剤の処置は 中止 件 不明 5 件 継続 3 件 休薬 件であり 転帰は 回復 55 件 軽快 件 不明 未回復 各 件 未記載 件 死亡 件 後遺症 件でした No 性年齢別 女 7 代骨粗鬆症 女 代 3 女 9 代 女 代 5 男 代 女 代 恥骨骨折坐骨骨折骨粗鬆症 ( 糖尿病 ) ( 喘息 ) 骨粗鬆症 ( 脊柱管狭窄症 ) ( 変形性脊椎症 ) ( 胃食道逆流性疾患 ) ( 胃炎 ) ( 変形性関節症 ) 変形性脊椎症骨粗鬆症 ( アレルギー性鼻炎 ) 胃食道逆流性疾患圧迫骨折 ( 骨粗鬆症 ) ( 背部痛 ) ( 脊柱管狭窄症 ) ( 白癬感染 ) ( 先天性食道裂孔ヘルニア ) ( アレルギー性鼻炎 ) ( 坐骨神経痛 ) 骨粗鬆症腰椎骨折 7 女 7 代骨粗鬆症 女 7 代 原疾患 ( 合併症 ) 骨粗鬆症脊椎圧迫骨折 ( 高コレステロール血症 ) エルデカルシトールミノドロン酸水和物ラベプラゾールナトリウムエトドラクアルファカルシドールロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジドスピロノラクトンプレドニゾロンアゾセミドアンブロキソール塩酸塩レバミピドクロチアゼパム 表. 重篤な副作用発現症例の概要 アルプロスタジルワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液シアノコバラミンメマンチン塩酸塩エルデカルシトールロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジドシロスタゾールイコサペント酸エチルアムロジピンベシル酸塩ランソプラゾール フェキソフェナジン塩酸塩カルボシステインクロチアゼパムカンゾウ末配合剤 ランソプラゾールビフィズス菌製剤リマプロストアルファデクスモサプリドクエン酸塩水和物ベクロメタゾンプロピオン酸エステルケトプロフェンテルビナフィン塩酸塩 - 併用薬 ( 一般名 ) ブロチゾラムベタヒスチンメシル酸塩カルシトリオールエチゾラムリセドロン酸ナトリウム水和物エルカトニン 副作用 副作用 ( 基本語 ) 初回投与から本剤重篤度因果関係発現の注 ) まで処置 転帰 の日数 アナフィラキシーショック 死亡のおそれ 明らかに有 中止 回復 血圧低下嘔吐 その他医学的に重大重篤でない おそらく有おそらく有 中止中止 回復回復 血圧低下死亡のおそれおそらく有 中止回復 悪心嘔吐発熱 房室ブロック * ショック異常感 その他医学的に重大その他医学的に重大重篤でない 障害 / 入院または入院延長 死亡のおそれ重篤でない 明らかに有明らかに有関連があるかもしれない 関連があるかもしれない 明らかに有関連があるかもしれない 3 中止中止中止 回復回復回復 9 継続後遺症 中止継続 回復回復 血圧低下入院または入院延長おそらく有 中止回復 悪寒発熱血圧上昇頻脈 その他医学的に重大その他医学的に重大その他医学的に重大その他医学的に重大 明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有 5 5 5 5 中止中止中止中止 回復回復回復回復

No 性年齢別 9 女 代 脊椎圧迫骨折 ( 腎癌 ) ( 褥瘡性潰瘍 ) 女 代脊椎圧迫骨折骨粗鬆症 ( 狭心症 ) ( 心不全 ) ( 大動脈弁閉鎖不全症 ) ( 型糖尿病 ) ( 胃潰瘍 ) ( 高脂血症 ) 女 代骨粗鬆症 ( 認知症 ) 男 5 代骨粗鬆症圧迫骨折 3 女 代骨粗鬆症 ( 脊椎圧迫骨折 ) ( 狭心症 ) 女 7 代 5 女 代 骨粗鬆症 ( 関節リウマチ ) ( シェーグレン症候群 ) 骨粗鬆症圧迫骨折 (C 型肝炎 ) ( 膵癌 ) ブクラデシンナトリウム酸化マグネシウムレボフロキサシン水和物セレコキシブアルファカルシドールテプレノン維持液ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液チアミンジスルフィド B B 配合剤 ラベプラゾールナトリウムジルチアゼム塩酸塩一硝酸イソソルビドアゾセミドピルシカイニド塩酸塩水和物プラバスタチンナトリウムニトログリセリン トリパミドラフチジンゾルピデム酒石酸塩 副作用 副作用 ( 基本語 ) 初回投与から本剤重篤度因果関係発現の注 ) まで処置 転帰 の日数 白血球数減少 その他医学的に重大 おそらく有 中止 軽快 不整脈 その他医学的に重大 関連がある かもしれない 血圧低下ショック その他医学的に重大その他医学的に重大 明らかに有明らかに有 中止回復 - ショック 入院または入院延長 / 明らかに有 中止 回復 その他医学的に重大 ベラパミル塩酸塩 意識消失 その他医学的に重大 おそらく有 7 中止 回復 塩酸メトクロプラミド ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液 アスピリン ダイアルミネート ファモチジン クエン酸第一鉄ナトリウム ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 ジプロフ リスペリドン リマプロストアルファデクス アナフィラキシーショック その他医学的に重大 明らかに有 中止 回復 メコバラミン アトルバスタチンカルシウム水和物 プレドニゾロン メトトレキサート サラゾスルファピリジン アダリムマブ ( 遺伝子組換え ) ロキソプロフェンナトリウム水和物 エピナスチン塩酸塩 アゼルニジピン 浮動性めまい その他医学的に重大 明らかに有 継続 回復 テガフール ウラシル意識消失その他医学的に重大明らかに有 継続回復ウルソデオキシコール酸嘔吐重篤でない明らかに有 継続回復 女 7 代骨粗鬆症 - 血圧低下重篤でない明らかに有 継続回復再生不良性貧血 * 入院または入院延長おそらく有 不明未回復 7 女 代骨粗鬆症 - 浮動性めまい重篤でないおそらく有 中止回復 ( 変形性脊椎症 ) 転倒 * その他医学的に重大おそらく有 中止不明 女 代骨粗鬆症 - 動悸その他医学的に重大明らかに有 中止軽快脊椎圧迫骨折悪心その他医学的に重大明らかに有 中止軽快頭痛その他医学的に重大明らかに有 中止軽快口の感覚鈍麻その他医学的に重大明らかに有 中止軽快感覚鈍麻その他医学的に重大明らかに有 中止軽快筋骨格硬直その他医学的に重大明らかに有 中止軽快感覚鈍麻その他医学的に重大明らかに有 中止軽快口渇重篤でない明らかに有 中止軽快構語障害 * その他医学的に重大明らかに有 中止軽快 9 女 代骨粗鬆症 - 発熱その他医学的に重大明らかに有 中止回復悪寒その他医学的に重大明らかに有 中止回復嘔吐その他医学的に重大明らかに有 中止回復 女 7 代骨粗鬆症 - 嘔吐その他医学的に重大明らかに有 中止回復 ( 関節リウマチ ) 女 代骨粗鬆症セレコキシブ紅斑性皮疹その他医学的に重大明らかに有 7 中止回復アルツハイマー型認知症ラメルテオン発熱重篤でない明らかに有 77 中止回復パーキンソン病ドネペジル塩酸塩自己免疫性甲状腺炎レボドパ ベンセラジド塩酸塩トリヘキシフェニジル塩酸塩ゾルピデム酒石酸塩 女 9 代骨粗鬆症 - 3 女 代 女 7 代 5 女 7 代 骨粗鬆症 ( 血管炎 ) ( 遺伝性球状赤血球症 ) ( 多発性筋炎 ) 骨粗鬆症 ( 高脂血症 ) 原疾患 ( 合併症 ) 骨粗鬆症 ( 腰部脊柱管狭窄症 ) ( 変形性脊椎症 ) 併用薬 ( 一般名 ) プレドニゾロンメナテトレノンサルポグレラート塩酸塩ビフィズス菌製剤シロスタゾールタクロリムス水和物ラベプラゾールナトリウムゾピクロンロスバスタチンカルシウムシルニジピンバルサルタンラニチジン塩酸塩 ワルファリンカリウムセレコキシブレバミピドプレガバリンワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液メコバラミン 悪心嘔吐血圧低下頭痛背部痛悪心頻脈嘔吐血圧上昇心不全 * 意識消失 ** 貧血四肢静脈血栓症 * 入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長重篤でない死亡死亡のおそれ 入院または入院延長重篤でない 明らかに有明らかに有明らかに有おそらく有おそらく有おそらく有おそらく有おそらく有未記載おそらく有おそらく有 関連があるかもしれない関連があるかもしれない 5 5 3 3 3 3 中止中止 中止中止中止中止中止中止中止中止中止中止中止 休薬継続 回復回復 未回復未回復未回復 回復回復回復回復回復軽快 死亡未回復 回復回復 5

No 性年齢別 女 代骨粗鬆症関節リウマチ ( 腎不全 ) 7 男 7 代骨粗鬆症 ( 低血圧 ) ( 間質性肺疾患 ) 男 代 原疾患 ( 合併症 ) 骨粗鬆症 ( 肺気腫 ) ( 喘息 ) ( 慢性膵炎 ) ( 尿路結石 ) ( 慢性閉塞性肺疾患 ) ( 術後胃腸障害 ) ( 慢性心不全 ) ( 良性前立腺肥大症 ) ( 不眠症 ) ( 不安障害 ) ( 便秘 ) 副作用 初回 投与 から本剤併用薬 ( 一般名 ) 重篤度副作用 ( 基本語 ) 因果関係発現の注 ) まで処置 転帰 の日数 - 腎不全 * 死亡のおそれ おそらく有 7 中止 回復 - ショック その他医学的に重大 関連がある かもしれない ブロチゾラムエチゾラムカモスタットメシル酸塩シロドシンオオウメガサソウエキス ハコヤナギエキス維持液ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム生理食塩液タゾバクタムナトリウム ピペラシリンナトリウムオロパタジン塩酸塩クロタミトンツロブテロールアズレンスルホン酸ナトリウム水和物アンブロキソール塩酸塩ジゴキシン生理食塩液酸化マグネシウムセフェピム塩酸塩水和物硝酸イソソルビドレボフロキサシン水和物ブチルスコポラミン臭化物スルバクタムナトリウム アンピシリンナトリウムアジスロマイシン水和物乳酸リンゲル液リン酸チアミンジスルフィド B B トラネキサム酸ドミフェン臭化物リドカインデキサメタゾンリン酸エステルナトリウム炭酸水素 Na 無水リン酸二水素 Na デュタステリドトラセミドクエン酸第一鉄ナトリウムミノサイクリン塩酸塩 突然死 * 死亡 関連があるかもしれない 95 中止回復 9 中止死亡 9 女 7 代 3 女 9 代 - 骨粗鬆症肝硬変脊椎圧迫骨折 ( 肝硬変 ) ( 緑内障 ) ミルナシプラン塩酸塩清心蓮子飲グリチルリチン グリシン L- システインラクツロースパロキセチン塩酸塩水和物オルメサルタンメドキソミルウルソデオキシコール酸肝不全用アミノ酸製剤酸化マグネシウムセンノシドラタノプロストロキソプロフェンナトリウム水和物メトクロプラミドランソプラゾールテプレノンリルマザホン塩酸塩水和物エスタゾラムラメルテオン加味帰脾湯レボフロキサシン水和物混合死菌 ヒドロコルチゾン エルカトニン ジアゼパムジアゼパムビフィズス菌製剤ロキソプロフェンナトリウム水和物 3 男 7 代骨粗鬆症 - 3 女 7 代骨粗鬆症 ( 睡眠時無呼吸症候群 ) ( 喘息 ) ( 低酸素症 ) 33 女 7 代骨粗鬆症 ( 高脂血症 ) ( 高尿酸血症 ) 3 女 7 代 骨粗鬆症 ( 腰部脊柱管狭窄症 ) 35 女 9 代骨粗鬆症 - ファモチジンラクトミンジプロフィリン メトキシフェナミン配合剤アムロジピンベシル酸塩 カンデサルタンシレキセチル アムロジピンベシル酸塩アロプリノールプラバスタチンナトリウムロキソプロフェンナトリウム水和物ファモチジン アルファカルシドールオロパタジン塩酸塩八味地黄丸 間質性肺疾患 * 死亡のおそれ / 入院または入院延長 関連があるかもしれない 5 中止軽快 メレナ * 入院または入院延長不明 休薬不明 発熱背部痛関節痛蒼白 * 悪寒悪寒頭痛 ** 背部痛 ** 背部痛 ** 動悸 ** 悪心浮動性めまい嘔吐異常感意識レベルの低下蒼白 * 入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長入院または入院延長死亡のおそれ死亡のおそれ 死亡のおそれ死亡のおそれ 重篤でない入院または入院延長 重篤でない重篤でないその他医学的に重大重篤でない 明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有 明らかに有明らかに有 明らかに有明らかに有 明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有 9 9 9 9 中止中止中止中止中止中止中止中止 中止中止 中止中止 中止中止中止中止 回復回復回復回復回復回復回復回復 回復回復 回復軽快 回復回復回復回復

No 性年齢別 3 女 7 代 関節リウマチ骨粗鬆症 ( 胃食道逆流性疾患 ) ( 高脂血症 ) メトトレキサート葉酸プレガバリンチザニジン塩酸塩エトドラクゲファルナートラベプラゾールナトリウムプレドニゾロンチザニジン塩酸塩ドンペリドン 副作用 副作用 ( 基本語 ) 初回投与から本剤重篤度因果関係発現の注 ) まで処置 転帰 の日数 汎血球減少症 * 死亡のおそれ おそらく有 33 中止 未回復 37 女 代骨粗鬆症 異常感悪寒 入院または入院延長入院または入院延長 明らかに有明らかに有 中止中止 未記載未記載 振戦 入院または入院延長 明らかに有 中止 未記載 動悸 入院または入院延長 明らかに有 中止 未記載 胸部不快感 重篤でない 未記載 中止 未記載 悪心 重篤でない 未記載 中止 未記載 筋肉痛 * 重篤でない 未記載 - 中止 未記載 3 女 7 代骨粗鬆症 アレンドロン酸ナトリウム水和物 背部痛 その他医学的に重大 おそらく有 中止 回復 脊椎すべり症メコバラミン嘔吐その他医学的に重大おそらく有 中止回復アルファカルシドール冷汗その他医学的に重大おそらく有 中止回復 39 女 代骨粗鬆症 アレンドロン酸ナトリウム水和物 落ち着きのなさ * その他医学的に重大 おそらく有 中止 軽快 エトドラク健忘 * その他医学的に重大おそらく有 中止軽快イルソグラジンマレイン酸塩倦怠感重篤でないおそらく有 中止軽快 傾眠 重篤でない おそらく有 中止 軽快 - - - - 悪心 その他医学的に重大 不明 - 不明 不明 嘔吐 その他医学的に重大 不明 - 不明 不明 腹痛 その他医学的に重大 不明 - 不明 不明 浮動性めまい その他医学的に重大 不明 - 不明 不明 女 7 代骨粗鬆症 - 意識消失 ** 死亡のおそれ おそらく有 - 中止 回復 悪心 重篤でない おそらく有 - 中止 回復 女 代 - - 失神 その他医学的に重大 明らかに有 中止 回復 3 男 7 代骨粗鬆症 プレガバリン 意識消失 入院または入院延長 関連がある 中止 回復 リマプロストアルファデクス ( 認知症 ) アムロジピンベシル酸塩 かもしれない ( 脊柱管狭窄症 ) アミトリプチリン塩酸塩 ( 胃食道逆流性疾患 ) オメプラゾール ( 末梢動脈閉塞性疾患 ) アルプロスタジル 女 7 代 関節リウマチ骨粗鬆症 原疾患 ( 合併症 ) ニカルジピン塩酸塩ニコランジル酸化マグネシウムエチゾラムラメルテオンプレドニゾロンメトトレキサートホリナートカルシウムアルファカルシドール 併用薬 ( 一般名 ) 血圧低下胸部不快感 ** 意識消失 死亡のおそれ死亡のおそれ入院または入院延長 明らかに有明らかに有おそらく有 5 女 - 骨粗鬆症 - 嘔吐 その他医学的に重大 おそらく有 - 中止 回復 女 代骨粗鬆症 テルミサルタン 血圧低下 その他医学的に重大 明らかに有 中止 回復 チオトロピウム臭化物水和物フロセミドスピロノラクトンカルテオロール塩酸塩ヒアルロン酸ナトリウムモキシフロキサシン塩酸塩芍薬甘草湯ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液酸化マグネシウムアセトアミノフェンレバミピド 7 女 代骨粗鬆症 - 動悸 ** 血圧上昇 ** 狭心症 * 背部痛 ** 死亡のおそれ死亡のおそれ死亡のおそれ死亡のおそれ 明らかに有明らかに有明らかに有明らかに有 - - - - 中止中止中止中止 回復回復回復回復 同一症例に発現した非重篤な副作用も含めて表示しております 用語 ( 原疾患 合併症 副作用名 ):ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J)version 5. * : 使用上の注意 から予測できない副作用 ** : 得られた症例情報より未知と判断した副作用 注 ): 重篤度の評価は報告医師による判定および副作用報告に関する法律 ( 薬事法 ) に基づいています 重篤な副作用の定義 ( 薬事法施行規則第 53 条より ) 当該医薬品によるものと疑われる下記の副作用並びに感染症症例 表 における表記 () 死亡 死亡 () 障害 障害 (3) 死亡につながるおそれのある症例 死亡のおそれ () 障害につながるおそれのある症例 ( 該当なし ) (5) 治療のために病院又は診療所への入院又は入院期間の延長が必要とされる症例 ((3) または () に掲げる事項を除く ) 入院または入院延長 () () から (5) までに掲げる症例に準じて重篤である症例 その他医学的に重大 (7) 後世代における先天性の疾病又は異常 ( 該当なし ) 7 7 73 中止中止中止 軽快軽快軽快 7

. 使用上の注意 の記載から予測できない副作用の発現状況 本剤の販売開始から ヵ月間に医療機関から収集した副作用のうち 使用上の注意 の記載 から予測できない副作用は 5 例 7 件でした これらの副作用の発現状況を表 3 に示しました 表 3. 使用上の注意 の記載から予測できない副作用の発現状況 副作用の種類 重篤度 本剤の処置 転帰 器官別大分類 副作用名 ( 基本語 ) 重篤 非重篤 休薬 継続 中止 不明 回復 軽快 後遺症 死亡 不明 未回復 未記載 感染症および寄生虫症 せつ 血液およびリンパ系障害 汎血球減少症 再生不良性貧血 精神障害 落ち着きのなさ 神経系障害 意識消失 健忘 三叉神経痛 構語障害 頭痛 眼障害 複視 視力低下 霧視 心臓障害 動悸 狭心症 上室性期外収縮 房室ブロック 心不全 血管障害 蒼白 3 3 3 末梢冷感 3 3 3 四肢静脈血栓症 呼吸器 胸郭および縦隔障害 呼吸困難 間質性肺疾患 低酸素症 胃腸障害 口内炎 3 口唇炎 メレナ 肝胆道系障害 黄疸 皮膚および皮下組織障害 紫斑 色素沈着障害 皮膚障害 筋骨格系および結合組織障害 頚部痛 背部痛 3 3 3 3 骨痛 重感 筋骨格不快感 筋痙縮 筋肉痛 腎および尿路障害 排尿回数減少 腎不全 排尿困難 血尿 一般 全身障害および投与部位の状態 突然死 石灰沈着症 注射部位腫脹 胸部不快感 易刺激性 臨床検査 C- 反応性蛋白増加 血圧上昇 傷害 中毒および処置合併症 転倒 総計 7 3 3 5 5 得られた症例情報より未知と判断した副作用

5. 主な副作用の発現状況および発現傾向本剤の販売開始から ヵ月間に医療機関から収集した副作用のうち 5 件以上報告があった主な副作用 悪心 嘔吐 浮動性めまい 頭痛 発熱 動悸 血圧低下 ( 低血圧を含む ) 倦怠感 について その発現状況を表 に示しました 表. 主な副作用の発現状況 重篤度 本剤の処置 転帰 初回投与から発現までの期間 副作用名 ( 基本語 ) 重篤 非重篤 休薬 継続 減量注 ) 中止 不明 回復 軽快 後遺症 死亡 不明 未回復 未記載 日以内 週間以内 週間以内 週間超 不明 悪心 7 5 3 7 7 3 55 7 嘔吐 7 39 3 3 3 9 97 浮動性めまい 3 7 9 5 頭痛 3 9 3 73 5 7 7 5 発熱 3 77 3 3 7 3 3 7 5 3 動悸 3 5 5 9 5 血圧低下 ( 低血圧を含む ) 7 7 3 5 39 5 倦怠感 3 35 5 5 3 3 5 5 用語 :ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J)version 5. 注 ): 本剤の承認された用法 用量は 通常 成人には テリパラチドとして 5.5μg を 週間に 回皮下注射する なお 本剤の投与は 7 週間までとすること です また これらの副作用のうち 本剤の直前の投与から発現までの時間 およびその持続時間に関する情報が得られた 悪心 嘔吐 浮動性めまい 頭痛 発熱 動悸 血圧低下 ( 低血圧を含む ) について その状況を以下に示します 9

悪心 嘔吐 について直前の投与から 悪心 発現までの時間に関する情報が得られた 33 件のうち 件 (75.9%) において 本剤投与後 時間以内に 悪心 が発現していました ( 図 ) 33 件のうち 9 件が本剤投与を 中止 または 休薬 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 または 減量 し 転帰はいずれも 回復 でした なお 本剤を 継続 した症例のうち 5 件に処置薬としてドンペリドンが また 9 件にメトクロプラミドが投与されました 悪心 の持続時間に関しては 情報が得られた 7 件のうち 件 (.5%) において 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 直前の投与から 嘔吐 発現までの時間に関する情報が得られた 5 件のうち 3 件 (.%) において 本剤投与後 3 時間以内に 嘔吐 が発現していました ( 図 3) 5 件のうち 3 件が本剤投与を 中止 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした 件が本剤投与を 継続 し 転帰はいずれも 回復 でした 継続 した症例のうち 3 件に処置薬としてドンペリドンが また 件にメトクロプラミドが投与されました 嘔吐 の持続時間に関しては 情報が得られた 件のうち 件 (3.%) において 3 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 5 5 35 3 5 5 5 図 直前の投与から 悪心 発現までの時間 (33 件 ) 図 悪心 の持続時間 (7 件 ) 7 5 3 図 3 直前の投与から 嘔吐 発現までの時間 (5 件 ) 図 嘔吐 の持続時間 ( 件 )

浮動性めまい について直前の投与から めまい 発現までの時間に関する情報が得られた 7 件のうち 5 件 (73.%) において 本剤投与後 時間以内に めまい が発現していました ( 図 5) 7 件のうち 53 件が本剤投与を 中止 または 休薬 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 または 減量 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした めまい の持続時間に関しては 情報が得られた 7 件のうち 33 件 (7.%) において 日以内に症状が消失しました また 日を超えて持続した 件のうち 件が 日間 3 件が 3 日間 件が 5 日間 5 件が 週間 件が 週間以上持続しました ( 図 ) 3 5 5 5 図 5 直前の投与から めまい 発現までの時間 (7 件 ) 図 めまい の持続時間 (7 件 ) 頭痛 について直前の投与から 頭痛 発現までの時間に関する情報が得られた 9 件のうち 35 件 (7.%) において 本剤投与後 時間以内に 頭痛 が発現していました ( 図 7) 9 件のうち 39 件が本剤投与を 中止 または 休薬 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 し 転帰はいずれも 回復 でした 頭痛 の持続時間に関しては 情報が得られた 3 件のうち 9 件 (59.%) において 3 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 7 5 3 図 7 直前の投与から 頭痛 発現までの時間 (9 件 ) 図 頭痛 の持続時間 (3 件 )

発熱 について直前の投与から 発熱 発現までの時間に関する情報が得られた 件のうち 件 (.%) において 本剤投与後 時間以内に 発熱 が発現していました ( 図 9) 件のうち 件が本剤投与を 中止 または 休薬 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 し 転帰はいずれも 回復 でした 発熱 の持続時間に関しては 情報が得られた 件のうち 件 (.7%) において 5 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 発熱 の本剤以外の要因に関する情報が得られた報告は 件あり 本剤以外の要因なし 7 件 不明 件 本剤以外の要因あり 件 ( 尿路感染および水腎症 尿路感染症 ) でした 5 3 図 9 直前の投与から 発熱 発現までの時間 ( 件 ) 図 発熱 の持続時間 ( 件 ) 動悸 について直前の投与から 動悸 発現までの時間に関する情報が得られた 件のうち 3 件 (.5%) において 本剤投与後 時間以内に 動悸 が発現していました ( 図 ) 件のうち 37 件が本剤投与を 中止 または 休薬 し 転帰は 件の 未記載 を除き いずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 または 減量 し 転帰はいずれも 回復 でした 動悸 の持続時間に関しては 情報が得られた 3 件のうち 件 (.%) において 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 9 7 5 3 図 直前の投与から 動悸 発現までの時間 ( 件 ) 図 動悸 の持続時間 (3 件 )

血圧低下( 低血圧を含む ) について直前の投与から 血圧低下 発現までの時間に関する情報が得られた 55 件のうち 37 件 (7.3%) において 本剤投与後 3 分以内に 血圧低下 が発現していました ( 図 3) 55 件のうち 35 件が本剤投与を 中止 し 転帰はいずれも 回復 または 軽快 でした また 件が本剤投与を 継続 し 転帰はいずれも 回復 でした 血圧低下 の持続時間に関しては 情報が得られた 3 件のうち 件 (.7%) において 時間以内に症状が消失しました ( 図 ) 35 3 5 5 5 図 3 直前の投与から 血圧低下 発現までの時間 (55 件 ) 図 血圧低下 の持続時間 (3 件 ) 3

. まとめ販売開始から ヵ月間 ( 平成 3 年 月 5 日 ~ 平成 年 5 月 日 ) に医療機関から収集した副作用は 9 例 5 件でした 主な副作用は 悪心 7 件 嘔吐 7 件 浮動性めまい 件 頭痛 件 発熱 件 動悸 件 血圧低下 ( 低血圧を含む ) 7 件などでした このうち重篤な副作用は 7 例 9 件あり その内訳は 嘔吐 件 血圧低下 7 件 背部痛 意識消失 各 件 悪寒 悪心 各 5 件 動悸 ショック 各 件 頭痛 発熱 浮動性めまい 各 3 件 頻脈 血圧上昇 アナフィラキシーショック 感覚鈍麻 各 件 異常感 腹痛 貧血 健忘 メレナ 口の感覚鈍麻 胸部不快感 構語障害 不整脈 紅斑性皮疹 狭心症 落ち着きのなさ 突然死 関節痛 白血球数減少 心不全 汎血球減少症 房室ブロック 筋骨格硬直 腎不全 間質性肺疾患 蒼白 意識レベルの低下 転倒 振戦 冷汗 再生不良性貧血 失神 各 件でした 今後も 本剤の安全性情報のご報告および適正使用へのご協力を宜しくお願い申し上げます また 本剤のご使用に際しましては 情報提供資材などもご活用いただき 患者さまへのご指導を宜しくお願い申し上げます 以上

GATE- 平成 年 7 月作成 D