1. 日時 日時平成 年 ( 年 ) 月 日 ( ) 時間目 ( 時 分 ~ 時 分 ) 2. 場所 場所 市立 中学校 室 3. 学年 組 人数 学年 組 人数 年 組 名 4. 単元 単元 ( 単元名 ) ( 小単元名 ) 5. 教材観 ( 題材観 ) < 教材観の考え方 > 教科書の該当単元全

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Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

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(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

理科学習指導案

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

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理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

国語科学習指導案様式(案)

解答類型

第1学年国語科学習指導案

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

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授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

ICTを軸にした小中連携

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

○数学科 2年 連立方程式

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

いろいろな衣装を知ろう

第○学年 ○○科指導計画

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

Taro-【HP用】指導案.jtd

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

国語科学習指導案

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

H30全国HP

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

グリーン家の人々

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

Taro-12事例08.jtd

20情報【授業】

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

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指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

Transcription:

指導用冊子 中学校学習指導案の書き方 ( 基本編 ) < 目次 > 1. 日時 2. 場所 3. 学年 組 人数 4. 単元 5. 教材観 ( 題材観 ) 6. 生徒観 7. 指導観 8. 単元の目標 9. 単元の評価規準 10. 単元の指導計画及び評価規準 11. 本時の学習 12. 配布資料 13. 教室環境 < 参考 > < 留意点 > 市立 中学校指導用資料

1. 日時 日時平成 年 ( 年 ) 月 日 ( ) 時間目 ( 時 分 ~ 時 分 ) 2. 場所 場所 市立 中学校 室 3. 学年 組 人数 学年 組 人数 年 組 名 4. 単元 単元 ( 単元名 ) ( 小単元名 ) 5. 教材観 ( 題材観 ) < 教材観の考え方 > 教科書の該当単元全体を読み この単元 ( 大単元 ) での目的 ( この教材を学習した後にどのような力を身につけているのがのぞましいかなど ) を記述します さらに詳細に説明する形で 授業する単元 ( 小単元 ) の目的を記述します 学習指導案作成初心者が 最初に苦戦する部分です 学習指導案 採択教科書の指導書の指導計画 ( ネット等で閲覧可能 ) を読み込み 参考にするとよいでしょう <その他の記述する内容 > 教材の特徴 日常生活との関連 授業者が特にこの教材にこだわっている理由( 特徴的なもの ) この項目には 取り扱う教材と生徒との距離は記述しません 教材そのものがもつ一般的な価値を中心に記述します 6. 生徒観 本単元について どのような学習 ( 学び ) をしてきたか ( 学習の程度 ) を 小学校段階から記述します 年 組の生徒は元気よく仲の良い学級である しかしながら 授業になると積極的に発言する生徒は少なく という表現は 通常の教科の指導案では使いません ただし 学習指導案自体が 学級活動指導案 や 道徳指導案 である場合 挙手 発言 仲間づくり アサーション 等が 研究主題 や 単元の内容 に深く関わる場合 2

などは 記述することもあります 基本的な書き方は 本単元について 小学校では 第 4 学年で 第 5 学年で について学習している また中学校では 第 1 学年で について ことを学習している しかしながら ( 本単元の課題へとつなげる ) となります また 単元の導入時でのアンケート結果を用いて 本項目の内容に厚みをもたせる場合もあります 例えば 単元に関する知識を活用し 日常生活の疑問に答える小テスト 単元の興味 関心の程度を測るアンケートなどです このようなアンケートを事前にとっておけば 次のような書き方も可能となります 本単元について 本校の生徒は アンケートおよび小テストを実施した その結果は次の通りである その結果 に課題があることが分かった 結果を円グラフや棒グラフで見える化しておき 課題を見つけ 記述します 7. 指導観 6. 生徒観 で明らかにした課題に対して 5. 教材観 ( 題材観 ) で示した教材的特徴をどのように活かして授業にしていくか どのように生徒に迫れるか ということを記述します 基本的な書き方は 次のようになります 生徒の実態から という課題があることがわかった これは の が原因となっている したがって 本教材の という特性を十分に活かすことができれば 課題解決につながるはずである 以上のことより 本教材を指導するにあたっては 次の点を十分配慮して指導を行っていく ( 箇条書きにして続ける ) < 教材観 や 生徒観 指導観 の留意点 > 教材観 や 生徒観 指導観 は 学習指導案をチェックする先生の 赤 が入りやすくなります 教科に関係なく 文章がおかしければ指摘できる という点で 指導しやすいからです ( この部分しか見られない先生が多い ) 作成者は 自分のお気に入りの言葉をコピーしてつなぎ合わせた文章になってしまっていることが多く 主語 述語 目的語などの文章構造が歪になっている場合が多く見受けられます それを解消するには 文章力を上げること チェック能力を上げること の2つの方法があります 文章力を上げる には 文章力を向上させるための本 を読むのが早道です この項目でよく使う言葉として 深めさせる 習得させる 興味関心を高める 3

十分配慮して 日常生活や社会との関連 ~に触れ 認識を深める 捉えさせる に関する基礎的基本的な知識や を習得させ 体験的な活動 見方や考え方 養うなどがあります 学習指導要領や 国立教育政策研究所 の 評価規準の作成 評価方法等の工夫改善のための参考資料 に記載されているような文章体裁 言葉に近づけるのがよいでしょう 8. 単元の目標 学習指導要領にある目的を記述します 研究指定校などで特別な場合は その指示に従ってください 9. 単元の評価規準 学習指導案の根幹となる部分の1つです 次のような評価規準を表にして示すのも1つの方法です 国立教育政策研究所 の 評価規準の作成 評価方法等の工夫改善のための参考資料 を参考に理科の場合を記述します 自然事象への関心 意欲 態度 科学的な思考 観察 実験の技能 表現 自然事象についての知識 理解 気象観測や天気の変化 気象観測や天気の変化 気象観測や天気の変化 気象観測や天気の変化 に関する事物 現象に に関する事物 現象の に関する事物 現象に に関する事物 現象に 関心をもち 中に問題を見いだし ついて観察 実験を行 ついて理解し い 自然事象への関心 意欲 態度気象観測や天気の変化に関する事物 現象に関心をもち 科学的な思考気象観測や天気の変化に関する事物 現象の中に問題を見いだし 観察 実験の技能 表現気象観測や天気の変化に関する事物 現象について観察 実験を行い 自然事象についての知識 理解気象観測や天気の変化に関する事物 現象について理解し 4

10. 単元の指導計画及び評価規準 研究授業 公開授業の規模により 指導計画の示すべき部分が変わってきます 各市町村や中学校の実態に応じて適宜追加削除してください (1) 指導計画第 1 章 ( 時間 ) 第 2 章 ( 時間 ) 第 3 章 ( 時間 : 本時 / ) 第 4 章 ( 時間 ) (2) 評価規準 ( 理科の場合の参考例 ) 時数 1 項目観察 実験評価規準 第 3 章 ( 時間 ) 1 前線はどうしてできるのか 自然事象への科学的な思考関心 意欲 態度 前線について関 前線のつくり心をもち を 行動観察 質問 ペーパーテ紙 スト ワークシート 観察 実験の技能 表現 自然事象についての知識 理解 前線の種類 でき方 つくり 記号について ペーパーテスト ワ ークシート 2 本時 2 高気圧 低気圧と前線とはどのような関係があるのか 実習 等圧線 高気圧 低気圧 前線な どに関心をもち 行動観察 ワークシート を関連づけてとらえることができる ワークシート 2 3 前線と天気変化の特徴はどのようになっているのか 意欲的に探究しようとする 行動観察 ワークシート を推定することができる ペーパーテスト ワークシート ついて理解し 知識を身につけている ペーパーテスト ワークシート 1 4 天気を予測してみよう 実習 実際の天気の変化のようすを調べよう とするとともに 日常生活に生かそうとする 行動観察 レポート 天気を予測することができる ペーパーテスト レポート から収集することができる 行動観察 レポート の関係を理解し 知識を身につけている を予測し 生活に生かすことができる ペーパーテスト レポート 学習指導案によっては 評価規準に加えて 判断基準 を記述しているものもあります B 基準 おおむね満足できる A 基準 十分満足できる とし B 基準を達成できなかった生徒への支援を合わせて書いている場合が多いようです これについては 本記事では触れていませんので 挑戦したい方はさらに調べてくださればと思います 5

11. 本時の学習 (1) 目標 ( 本時の評価規準 ) を積極的に調べようとする 自然事象への関心 意欲 態度 を関連づけてとらえることができる 科学的な思考 < 目標 ( 本時の評価規準 ) の留意点 > 目標 ( 本時の評価規準 ) の個数は多くても2つ程度が妥当でしょう 例えば この本時の評価規準が5つもある場合を考えます 学級の人数を38 名なら 38 名 5つ=190となり 50 分で190の評価をすることになります 5つの評価基準のうち 2つが ワークシート であり授業後にするとしても 残りの38 3=114 を授業内に判定しなければならなくなります 私はそのようなことができないので 多くて 2つ としています 興味のある方は是非勉強してください よくある議論ですよね (2) 準備物ワークシート ( 別紙で添付する ) (3) 事前の指導 ( なくてもよい ) 本授業と深くかかわる内容を前時等で授業しているのであれば 略案や簡単な流れを入れてもよい (4) 本時の展開学習指導案の根幹となる部分であり 見やすさ 分かりやすさが求められる部分です また 書くことに慣れてくれば 図 矢印 写真 吹き出し チャート図 などを使用したよりダイナミックな 本時を展開 を作成できるようになります ( それが良いのか悪いのかは別です ) 一般的な 本時の展開 部の学習指導案を示します 他人が見て やっていることや目的が一目で分かる指導案 を作成することが目標です 他人が見てどう感じるかを意識します できれば学習指導案をチェックできる先生に指導してもらうのがよいでしょう また 多くの学習指導案を見て 自分がよい と思うものをベースに練り上げるのも1つの方法です メモ 6

活動形態 活動内容 指導の内容 生徒の活動 予想される生徒の反応 評価の観点 評価の方法 < 導入の活動 > 導入 < 展開 1 の活動 > < 展開 2 の活動 > 展開 < 展開 3 の活動 > < まとめの活動 > まとめ < 本時の展開 で使いたい言葉 留意点 > 使いたい ( 使う ) 言葉 活動形態 一斉指導 ペア活動 活動形態を多くすることは 単調な授業を避 グループ( 班別 ) 活動 個別指導 けるための方法の1つである 活動内容 < >の部分 ~しよう この項目は簡潔に書く 動作の主体は 生徒 ~を調べよう ~について考えよう < >の部分は 教 ~を予想しよう 科書の項目名に合せる方法もある ( 小単元名 ~だろうか 教科に応じて記述する ( 実験しよう 実習しよう など ) や実験名など ) 7

指導の内容 ( 指導上の留意点 ) 動作の主体は 授業者 する のか させる のかを間違わない ~ し 活動を見通せるようにする ~を学級全体に説明する ~ のような話し合いになるように助言する ~ 聞くように指導する ~の理解度を確認させる ~について 予想させる ~を理解させる ~を板書させる ~を伝える ~を提示する 発問 発表させる ~を説明し合せる ~するよう 発言を促す ~のまとめをさせる ~を記入させる ~の手順を間違わないように 繰り返し練習させる ~を選択させる ~と~の違いを強調する ~を読み取らせる 机間巡視の際 ~について注意喚起する ~と発問する ~と言う ~を気づかせる 生徒の活動 動作の主体は 生徒 ~を班員に説明する 教科書を読む ~について予想する ~の感想を書く ~を読み取る ~を選択する < >の部分を細分 ~を板書する ~を音読する 化した生徒の活動を書く 生徒の活動を軸に書いていく 例えば 記入させる 記入する とする ~を聞き~する ~を発表する ~を説明し合う ~をまとめる ~を記入する ~を確認する ~を練習する 予想される生徒の反応 うわ~ ~だ ~ということなのだろうか ~について確認できた ~すれば いいんじゃないか ~は ~なようだ ~は ~だと思う どうすれば ~するのだろう 評価の観点 先述の 国立教育政策研究所 の 評価規準の作成 評価方法等の工夫改善のた めの参考資料 より抜粋して記述する 評価の方法 行動観察 ワークシート カード ペーパーテスト レポート パフォーマンステスト 発言など 8

12. 配布資料 授業プリント 使用する部分の教科書のコピー 板書計画など 13. 教室環境 座席表( ペア時 班活動時など ) ICT の配置図 特記すべき部分の写真など < 参考 > 中学校を上げての研究テーマがある場合は 2つの項目 ( 研究主題 主題設定の理由 ) を記述します 本記事だけでは不十分なので 研究指定校となった中学校の研究報告書を4 5 校程度入手し 書き方を学ぶとよいでしょう 研究指定を受けた場合の基本的な流れは <1 学期 > 実態調査 課題の把握 ( 課題の設定 ) 手立てを考案 年間計画 詳細案 各教科の授業へ反映 事後調査 ( 課題に対し効果があったのか ) 手立ての再構築 再案 ( 方向性の確認 ) 調整 <2 学期 > 調整後の計画をもとに 各教科の授業へ反映 事後調査 ( 課題に対し効果があったのか ) 手立ての再構築 再案 ( 方向性の確認 ) 調整 <2 学期 or 3 学期 > 研究発表となります 自分はどの位置にいて どの部分を担わなければならないのか 教師として社会人としての資質も問われます ( 参考 ) 研究主題 研究テーマを書く 所属する市町村あるいは中学校で研究テーマになっていることを掘り下げた研究主題にする 主題設定の理由 専門教科についてどのようなアプローチができるのか 研究主題を設定している場合は 研究主題に対して教材がどのような効果をもたらすのかを記載する 9

書き出しは を活用した授業で 生徒の学習効果が向上することは立証されてきた とりわけ など この研究主題を設定したことに意味があると思わせなくてはいけません なるほど そういう視点があったのか < 留意点 > 上記の項目の何に重きを置くかは 授業をする目的によります 例えば 学校をあげての公開授業 研究テーマが 評価 であるなら 評価 についての記述は当然増えます 班活動 話し合い などがテーマなら それを別途項目立てて記述する場合もあります 学習指導案作成に 力を入れるのか入れないのか? たっぷり時間をかけるのか 最小限の時間ですませたいのか? 力を入れないからと言って 基本も押さえていない 雑な学習指導案を書いてはいけないのです その学習指導案を読む方に失礼ですよね くれぐれも各中学校の実態に合わせてください メモ 10