3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

新潟市立亀田西中学校


いろいろな衣装を知ろう

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4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

英語科学習指導案

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

第○学年 ○○科指導計画

自己紹介をしよう

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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英語科学習指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

生徒の活動

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

グリーン家の人々

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補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

第○学年 ○○科指導計画

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

保健体育科学習指導案

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

平成30年度 中学校英語科教育

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第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

15 英語(菊池)

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

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英語科学習指導案(2年授業参観)

展開新出語句を提示するフラッシュカードの代わりに PowerPoint のスライドを利用した ( 写真 2) アニメーション効果で英語から日本語, 次に日本語から英語と提示して意味の定着を図った 単語のみではなく, 反意語や語のつながり ( コロケーション ) も意識させた その後,3 分間で語句を

Taro-【HP用】指導案.jtd

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2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

20情報【授業】

英語科 「単元名 unit6」(1年)

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

第○学年 ○○科指導計画

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福翔高等学校「ライティング」学習指導案

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

○数学科 2年 連立方程式

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○○○

平成29年度 中学校英語科教育 A校の実践

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

第1学年国語科学習指導案

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

英語科指導案

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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解答類型

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第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

国語科学習指導案様式(案)

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

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(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Transcription:

第 1 学年英語科学習指導案 平成 27 年 1 月 16 日金曜日第 1 校時高知県立宿毛高等学校 1 年 1 2 組生徒数 13 名場所 1-1 教室指導者岡村和枝 1 単元名 Discovery English CommunicationⅠ( 開隆堂 ) Lesson9 Manufacturing Excellence 2 単元について 単元観 3-D 3K という言葉を取り上げた単元である 3-D( Dirty, Dangerous, Difficult) という表現は 日本では 3K( きつい 汚い 危険 ) となる これは 労働条件が悪く嫌われる仕事 を意味する言葉で 1980 年代から使用されるようになったものである 一般に町工場の仕事は 3K と見なされ 若者には敬遠される傾向にある しかし 町工場の中には非常に高い技術力をもつところがあり 世界のハイテク産業を支えている しかしながら 若者が持つ町工場のイメージは 伝聞によるステレオタイプであることが多い 本課では 日本の町工場の技術力の高さを正確に伝え 日本の宝とも言えるモノづくりの伝統や大切さを考えるきっかけとしたい 本単元の目標は 高等学校学習指導要領第 2 章第 2 節 コミュニケーション英語 Ⅰ 2 内容 (1) のイ説明や物語などを読んで 情報や考えなどを理解したり 概要や要点をとらえたりする また 聞き手に伝わるように音読する を受けて設定した 様々な活動を通して 本文を何度も読みながら概要をとらえ 自の考えを相手に伝える力を身につけさせたい 生徒観 1 年生の 2 クラスを 3 つにけた中の基礎クラスの生徒たちである 4 月当初のアンケートでは 英語に関する苦手意識が強いようであるが リピートや音読の声も大きく 質問への反応も活発にある生徒もいるクラスである 1 2 学期の振り返りを行った際には 全員が だいたい理解できていた と回答しており 授業の内容の進度は生徒の実態と概ね合っていると考えられる また 定期試験の前には自ら放課後に残って補習に参加する生徒も増えてきている 指導観英文を読んで概要をとらえ 自の考えをまとめて発表をする力を身につけさせるために 音読練習や質問に答えることを通して本文を何度も読ませる活動を行う しかし 生徒の中には言葉や文字での説明を理解することがやや難しいと考えられる生徒もいるので 言葉による説明だけでなく視覚的な情報の提示や確認を行いながら授業を進めていく必要がある また ペアやグループでの活動を多く取り入れて 一人では難しく思える活動も協力してやり遂げることで 英語を使ったという達成感を感じられるように心がけたい

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの授業ではペアやグループでの活動を多く取り入れることで 自の考えを伝え 相手の考えを理解する力 そして互いを認め合う力を身に付け 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度につなげていきたい 4 単元の目標 (1) 単語リストにまとめられた本文に出てくる単語が読めて意味がわかる (2) 本文を読んで概要をとらえる (3) 自が働きたい会社について発表ができる 単元の評価規準 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 エ言語や文化についての知識 理解 1ペアやグループでの活動に積極的に取り組んでいる 1 まとまった量の教科書本文を聞き手に伝わるように暗唱することができる 2 本課について考えたことを発表することができる 1 説明文や会話を聞いて 必要な情報や要点を理解できる 1 新出単語を読むことができ 意味を理解している 6 指導と評価の計画 ( 全 6 時間 ) 時 〇指導のねらい 評価 数 学習内容 学習活動 関 表 理 知 評価規準 評価方法 1 新出単語 熟語が読める 全体の導入 いくつかの製品の例を提示し 日本で開発されたものがどれであるかを考える Part1 新出単語の意味と発音を確認す 本文内容把握 ア1 活動の観察 新出単語 熟語が読める 本文の概要をとらえる 2 Part1 語彙の復習 音読練習 本文に関する口頭での Q&A ウ1 活動の観察ワークシート

3 ( 本時 ) 新出単語 熟語の定着〇新しいパートの導入及び大意理解 Part2 新出単語の意味と発音を確認する 本文内容把握 ア1 ウ1 活動の観察 教員によるチェック 新出単語 熟語の定着 Part2 4 語彙の復習 音読練習 エ 1 活動の観察 単語 本文に関する口頭での Q&A 小テスト 教員に よるチェック 本文の概要をとらえる 町工場が抱えている問題について考 える Part3 新出単語の意味と発音を確認する エ 1 活動の観察 本文内容把握 ウ 1 ワークシート 本文中の新出単語が読める 自が働きたい会社について考え発 表する 6 Part3 語彙の復習 エ 1 活動の観察 単語小テスト 教員に 音読練習 よるチェック 自が働きたい規模の会社について イ 2 活動の観察 考え発表する 評価シート 暗唱テスト 指定した教科書の本文を聞き手に伝 イ1 わるように暗唱する後 定期テスト日 単語の意味理解に関する問題 エ1 本課を読んでの意見や感想を英語で書く問題 イ2 7 本時の指導 (1) 本時の目標 音読練習などペアやグループでの活動に積極的に参加することができる part2 に関する内容が理解できる (2) 本時の評価規準 教員によるチェック 定期テスト定期テスト ア1( ペアやグループでの活動に積極的に取り組んでいる ) 関心 意欲 態度 ウ1( 説明文や会話を聞いて 必要な情報や要点を理解できる ) 外国語理解の能力 (3) 準備物教科書 Lesson9 Part2 の単語 ワークシート CD デッキ

[ [ [ (4) 学習の展開 導入 1 0 学習活動 指導上の留意点 1 本時のゴールの確認 本時の見通しを生徒がもてるように ゴールを伝える * 本文の単語が読めるようになろう * 本文の内容を理解しよう 2 part1 の復習 生徒が興味 関心がもてるように視 聴覚教材等を使用する 評価規準 評価方法 展開 3 語彙の練習リピート ペア練習 個人 目標時間を提示しながら 生徒の作業進度に配慮する ア1 ( ペアやグループで 3 練習などの方法で音読練習をする 読み方が難しい語は全体で共有して重点的に練習する の活動に積極的に取り組んでいる ) 相手の音読練習を聞いて 良い点を [ 活動の観察 見つけ 相手に伝える まとめ 4 本文の内容理解 CD を聞き 空欄を埋める ワークシートで Q&A を行い 本文の内容を確認する 日本語での質問に対する答えを指示された語数で本文中より抜き出す問題 (CD の空欄を埋める問題と質問に関連性を持たせ生徒の理解を進める 質問は本文の流れに沿って出題する ) 選択問題 問題 6 振り返り 本時の評価規準に即して評価する 授業評価シートに記入す 次回の単語小テストの連絡をする る ウ1( 説明文や会話を聞いて 必要な情報や要点を理解できる ) 授業評価シート次の質問に一番あてはまるものに〇をつけてください

あなた自身について 1 今日の授業のねらいはかりましたか 1. かった 2. だいたいかった 3. あまりからなかった 4. からなかった 2 ワードリストの語句はどれくらい読めるようになりましたか 1. 全部読める 2. だいたい読める 3. 半くらい読める 4. ほとんど読めない 3 授業の内容は理解できましたか 1. 理解できた 2. だいたい理解できた 3. あまり理解できなかった 4. 理解できなかった 4 音読練習の中で取り組みやすい方法にをつけてください ( 複数ある場合はあてはまるものにすべてをつけてください ) ( ) 先生の後を繰り返して読む ( ) ペアで交互に読む ( ) 一人で読む ( ) 全員で一緒に読む ( ) 制限時間の中で読めるだけ読む ( その他の方法 : ) ペアでの活動は積極的にできましたか 1. できた 2. わりとできた 3. あまりできなかった 4. できなかった 授業者について 1 授業のスピードはどうでしたか 1. 速い 2. やや速い 3. 適切 4. 遅い. とても遅い 2 説明の仕方はどうでしたか 1. よかった 2. わりとよかった 3. あまりよくなかった 4. よくなかった 3 板書は見やすかったですか 1. 見やすかった 2. わりと見やすかった 3. あまり見やすくなかった 4. 見にくかった 4 授業で使うプリントはどうでしたか 1. よかった 2. わりとよかった 3. あまりよくなかった 4. よくなかった 授業に対する意見 その他何でも書いてください