第 1 学年 3 組英語科 TT 学習指導案 3 校時場所 1 年 3 組教室 ( 教室棟 3F) 指導者教諭平野あずさ教諭中島奈津美 ALT モーズアシュリン 1 単元名周りの人を紹介しよう!( 唐津市学力向上アクションプラン重点項目 4910 2 単元について (1) 生徒観 6 月に実施した Q-U の結果によると, 学級生活満足群に所属する生徒の割合が全国平均 37% に対し, 本学級は 58% と高く, 学校生活意欲プロフィールにおいても全国平均 75.4% に対し, 本学級は 81.8% という結果であった このことから, 学級内に自分の居場所を感じ, 中学校生活を意欲的に送っている生徒が多いことがわかる 英語の授業においても, 学習課題に対して積極的に取り組む生徒が多く, 多くの場面で取り入れているペア活動にも協力して意欲的に取り組むことができる しかし, 英語は難しいと感じたり, 人前で英語を話すことは恥ずかしいと感じたりしている生徒も多い そのため, 自主的に英語を学習したり, 積極的に英語を使って表現してみようとしたりする意欲は生徒によって差が大きい 基礎的, 基本的な知識 技能に慣れる活動を増やすとともに, 失敗を恐れず積極的に英語を話すことに取り組める雰囲気をつくっていく必要があると考えられる (2) 教材観本単元では, 文化祭で咲がオーストラリアにいる兄春樹について生活ぶりを紹介し, その内容についてアレックスが質問をしたり, さらにオーストラリアに生息する動物について咲がベッキーと対話をしたりする, という内容になっている オーストラリアの自然を楽しみながら生活したり, 現地の友人に日本語を教えたりするなど, 積極的に留学生活を満喫する春樹の姿を通して, 英語を使って世界で生きる モデルにも触れることができる 言語材料としては, 一般動詞の三人称単数現在形の肯定文, 疑問文とその応答, 否定文を導入する 第三者を紹介する場面で必ず用いられる重要な文法事項である また, 本単元の最後には, 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介しよう! というゴールを設定した 系統図 第 6 学年における活動第 5 学年の学習を基礎として, 友達とのかかわりを大切にしながら, 児童の日常生活や学校生活に加え, 国際理解にかかわる交流等を含んだ体験的なコミュニケーション活動を行うようにすること ( 小学校学習指導要領より ) 第 5 学年における活動外国語を初めて学習することに配慮し, 児童に身近で基本的な表現を使いながら, 外国語に慣れ親しむ活動や児童の日常生活や学校生活にかかわる活動を中心に, 友達とのかかわりを大切にした体験的なコミュニケーション活動を行うようにすること 第 1 学年における言語活動小学校における外国語活動を通じて音声面を中心としたコミュニケーションに対する積極的な態度などの一定の素地が育成されることを踏まえ, 身近な言語の使用場面や言語の働きに配慮した言語活動を行わせること その際, 自分の気持ちや身の回りの出来事などの中から簡単な表現をもちいてコミュニケーションを図れるような話題を取り上げること ( 中学校指導要領より ) (3) 指導観 [AP4へのアプローチ ] [AP9へのアプローチ ] [AP10へのアプローチ ] 本日のゴール 活動内容 活動形態 時間設定を示す ワークシートを工夫し, 自己表現をする場面を設定する 単元のゴールで言語活動を設定する 毎時間, 学習の整理と自己評価を評価表に記入させる
3 単元の目標 英語での表現活動に積極的に取り組む ペアやグループ活動に積極的に取り組む 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介する また, 友達が紹介した人について, 質問する 本文を読んで, 内容を正しく理解する 三人称単数現在形の形 意味 用法を理解する 4 単元の評価規準コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 英語での表現活動に積極的に取り組んでいる ペアやグループでの活動に積極的に取り組んでいる 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介することができる また, 友達が紹介した人について, 質問することができる 本文を読んで, 内容を正しく理解することができる 三人称単数現在形の形 意味 用法を理解している 5 単元の指導過程 ( 全 8 時間本時 2/8) 段階 時間 学習内容 活動指導上の留意点評価規準と評価方法 導 入 1 めあて :Unit 6-1 を理解し, 基本文をマスターしよう! 1 単元のゴールを知る 単元ゴールとそこに迫 2 一般動詞の三人称単数るまでの学習内容を示す ワークシートを利用し現在形の肯定文の意味 て本文の内容を考えさせ形 用法を理解する 春樹る についての情報を読み取 る 関 ペアでの活動に積極的に取り組んでいる ( 観察 ワークシート ) 理 本文を読んで, 内容を正しく理解することができる ( ワークシート ) 2 ( 本時 ) めあて :P66 の絵を見ながら春樹について紹介しよう! 3 Unit 6-1 の春樹の絵を見ながら, わかることを英語で表現する Oral writing の順に行わせる 関 分かった情報を積極的に英語で発表し, グループ活動にも積極的に取り組んでいる ( 観察 ワークシート ) 展 開 3 めあて :Unit 6-2 を理解し, 基本文をマスターしよう! 4 一般動詞の三人称単数 スピーチ後の問答を意現在形の疑問文の意味 識させる ワークシートを利用し形 用法を理解する 春樹て本文の内容を考えさせについての情報を読み取る る 関 ペアでの活動に積極的に取り組んでいる ( 観察 ワークシート ) 理 本文を読んで, 内容を正しく理解することができる ( 観察 ワークシート ) 4 めあて :Unit 6-2 の本文からわかる春樹の情報についてまとめよう! 5 Unit 6-2 からわかった 春樹についての情報を 関 分かった情報を積極的に英語で発表している ( 観察 ワークシート )
春樹の情報を英語でまとめる ワークシートにまとめ整理させる 5 めあて :Unit 6-3 を理解し, 基本文をマスターしよう! 6 一般動詞の三人称単数現在形の否定文の意味 形 用法を理解する 咲とベッキーの会話を読み取る 友達について ~ しない という文を出来るだけたくさん作らせる ワークシートを利用して本文の内容を考えさせる 関 ペアでの活動に積極的に取り組んでいる ( 観察 ワークシート ) 理 本文を読んで, 内容を正しく理解することができる ( 観察 ワークシート ) 総括 6 7 めあて : 自分の周りの人 ( 友達や家族, 好きなタレント ) を紹介しよう! 7 紹介する人物についての情報をまとめ, 英語で紹介する めあて : 単元の振り返りをしよう 8 紹介文をグループで紹介し合う 9 単元の振り返りをする マッピングで情報を整理させた後に紹介文を書かせる 友達へ質問をさせ, 質問したことは英語でワークシートに記入させる 自己評価をさせる 表 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介することができる ( 観察 ワークシート ) 知 三人称単数現在形の形 意味 用法を理解している ( ワークシート ) 表 友達が紹介した人について, 質問することができる ( 観察 ワークシート )
6 本時の学習 (1) 本時の目標 4 文で分かった情報を積極的に英語で発表する また, グループで積極的に説明する (2) 本時の評価規準 分かった情報を積極的に英語で発表し, グループ活動に積極的に取り組んでいる 関心 意欲 態度 (3) 本時の展開 学習形態と学習活動 教師の支援活動 教材等 事前 復習 IWBを起動させ,D 教科書 ( 本時 ) を設定する クラスワーク [15 分 ] 1 あいさつ 2 帯学習 チャンツ すらすら英会話 Who am I? 3 基本文を確認する めあて : 絵を見ながら春樹について紹介しよう! 考える 深める 確かめる パーソナルワーク [20 分 ] 4 本時の目当てを確認する 5 Unit 6-1 の絵を見ながら, 春樹についてわかることを英語で表現する (oral writing) Haruki plays the guitar. He likes milk. He teaches Japanese. He uses many computers. グループワーク [10 分 ] 6 5 で考えた文をグループで発表し合う パーソナルワーク [5 分 ] 7 自己評価シートに記入し, 自分の活動状況を振り返り, 学んだことを整理する 事前指導で準備をさせておく IWB 1 D 教科書 2 IWB D 教科書 大きな声で歌うように促す 時間を表示し, 前回よりも早く言えるように促す クイズを出題して生徒の質問に答える D 教科書を使用して基本文を確認させる めあて短冊を提示し確認させる ワークシート 自力解決への支援 言えたら教師の所に来て発表させる 間違いがあれば, 修正する 修正した文を書き, 次の文を考えさせる 分からない時には友達に尋ねてもいいことを伝えておく 4つの絵について文を書き終えた生徒は, それぞれの文に 1 文ずつを考えて加えるよう促す 自己肯定感を高める支援 自分と違った なるほど と思う表現はメモを取らせる グループワークの最後にそれを互いに伝え合う わかったことや疑問に思ったことも書くように促す [ 1: 電子黒板 2: デジタル教科書 ]
第 3 学年 1 組英語科学習指導案 3 校時場所 3 年 1 組教室 ( 教室棟 1F) 指導者教諭吉松美加 1 単元名過去分詞マスターをめざそう! 2 単元について (1) 生徒観 1 Q-U テストよりこのクラスは, 学級生活満足群が 41% で全国平均を 4% 上回っている そのほとんどの生徒は, 生徒会活動や部活動で, 中心的な役割を果たしており, 注目を浴び承認される場面が多い生徒である そのような生徒は授業にも積極的に参加し, グループワークの中心となっている 一方, 非承認群が 24% で全国平均を 7% も上回っている 落ち着いた学校生活を送りながらも, 自身の有用感や所属感を感じられない生徒であると思われる また, 人間関係の固定化 序列化, うまく関わることができないなど, 様々な状態が見られる 2 生徒の学習活動より英語に対して, 全般的に難しさを感じている生徒が多い しかし, グループワークは好き AL T との授業は楽しい 発音はする など, 内容によっては, 授業に積極的に取り組むことができる部分もある PW については, 学習内容やレベルによるが, 答えを求めてすぐに声をあげたり, 離席したりしようとする生徒もいる そのため,PW がどこまで どの程度必要なのか, 単元や学習内容によって常に考える必要がある GW については, 固定したグルールで行う場合は短時間で設定し, その後クラスを自由に動いて学習することが多い 世間話にならないようにするため, はっきりした条件と可視化した進捗状況を示すよう心がけている (2) 教材観本単元は, 中学校学習指導要領の中で, 文法事項にあたって, 留意すること に取り組む教材である 受動態と現在完了形は違うユニットで学習し, 全く関連性がない文法事項であるが, 過去分詞を使用するという共通点がある 共通点をキーワードに文法を考えることで, 系統的に考えることができる教材であると思われる 文法の導入やまとめは, 教師による一方的な説明になることが多いが, 生徒たちがワークシートを作成し, クラスの達成率を高めるために交流することで, 主体的な学習になることをねらいに活動できる教材である 系統図 英語活動コミュニケーション活動を通して, いろいろな動詞に触れる 中学 1 年 Be 動詞 一般動詞を理解し, それぞれの形を使い分けることができる 中学 2 年不定詞 動名詞を理解し, 動詞の使い方をさらに発展することができる 中学 3 年 過去分詞形を学び, 受動態 現在完了形 形容詞用法を理解する 動詞の変化を覚え, 意味や文章に応じて, 使い分けをすることができる (3) 指導観 [AP4 へのアプローチ ] [AP9 へのアプローチ ] [AP10 へのアプローチ ] 本日のゴール 活動内容 活動形態 時間設定を示す ネームカードを使って, 進捗状況を互いに把握する 自己評価シートを記入する
3 単元の目標 現在完了形の形 意味 用法を理解する 本文を読んで, 内容を正しく理解し, 自分たちができることについて考えることができる 過去分詞レポートを書くことができる 4 単元の評価規準コミュニケーションへの関心 意欲 態度 教科書を参考にし, レポートを書こうとしている 外国語表現の能力 過去分詞を使って, 英文を書くことができる 外国語理解の能力 本文を読んで, 内容を正しく理解することができる 言語 文化についての知識 理解 教科書を参考し, レポートを書くことができる 5 単元の指導過程 ( 全 5 時間本時 5/5) 段階 導入 展開 総括 時間 1 2 3 4 5 ( 本時 ) 学習内容 活動指導上の留意点評価規準と評価方法 めあて : アンケートの内容を理解しよう! 1 現在完了形 経験を理解し, ドリルで 30 文以上書くことができる 2 アンケートに答える 語順とよく使われる単語を理解し, パターンで文を作ることができることに注目させる 教科書を暗記する 知識 理解 現在完了形 経験の英文を書くことができるか ( ワークシート ) めあて : フェアートレード商品について, 咲の考えを理解しよう! 知識 理解 現在完了形 完了の英文を書くことができるか ( ワークシート ) 3 現在完了形 完了を理解し, ドリルで 30 文以上書くことができる 4 咲の考えを読み取る 語順とよく使われる単語を理解し, パターンで文を作ることができることに注目させる Yes/No 形式や, 字数制限を示したワークシートを使用する めあて : カカオ農場で働く子供たちの状況を知ろう! 5 Q&A の形式で答えながら, カカオ農場で働く子供たちの状況を読み取る 6 Your shopping choices が何をすることかを考える Yes/No 形式や, 字数制限を示したワークシートを使用する choice の意味を調べるよう促す 今, 何について勉強しているかを思い出させる めあて : 商品の背後にいる人々が, どんな人々か考えよう! 7 Q&A の形式で答えながら, 商品の背後にいる人々について考える めあて : 過去分詞マスター になろう! 8 条件に合わせて過去分詞レポートを作成する 前回学習した, カカオ農場で働く子供たちの状況を想起させる 参考となる教科書のページを示す 進捗状況を確認しながら, 声をかけ行動を促す 理 日本語の Q&A に答えることができるか 関 意 態 必要な単語を調べたり, 尋ねたりしているか 理 日本語の Q&A に答えることができるか 関 意 態 必要な単語を調べたり, 尋ねたりしているか 知識 理解 過去分詞の使い方を理解しているか ( ワークシート ) 関 意 態 レポート作成をしようとしているか ( ネームカード )
6 本時の学習 (1) 本時の目標 過去分詞レポート作成することができる (2) 本時の評価規準 過去分詞レポートを作成しようとしている 関心 意欲 態度 過去分詞を使って英文を書くことができる 表現 理解 (3) 本時の展開学習形態と学習活動 教師の支援活動 教材等 事前 IWB を起動させる 事前指導で準備をさせておく IWB 1 つかむ ペアワーク [7 分 ] ペア活動でウオーミングアップ! 1 教科書 P46,47 確かめよう をペアで音読する めあて : 過去分詞マスター になろう 考える 深める 確かめる 活動内容と時間を明示する ペア活動がうまく進んでいない場合, 声かけをして活動を促す パーソナル & グループワーク [35 分 ] 課題達成に臨む! 2 本時の課題を確認する 3 過去分詞レポート作成する 英文を少なくとも 4 文書く 4 ネームカードで進捗状況を共有する パーソナルワーク [8 分 ] 振り返りをしよう! 7 自己評価シートに記入し, 自分の活動状況を振り返る 8 クラスの達成率向上のために貢献したことを振り返る ネームカードを使って, 進捗状況を意識させ, 達成率を高めるよう励ます 解決への支援 教科書のページを示す 例を示す 個に応じて, やり方を指導する 自由に動いて友達と相談することを推奨する 自己肯定感を高める支援 オリジナルの文章を書いていたり, 主体的に活動したりしている生徒は, 全体に紹介して, 自己存在感を持たせる ネームカードの進捗状況を全体に伝え, 働きかけを促す 辞書や参考書を使用するように促す オリジナルなレポート作成を目指して, 自立して学習している経験をさせる 達成率を知らせる よくまとめているレポートは, 印刷してクラス全員に配布することを伝える ネームカード パワーポイント 参考書 ワークシート 辞書 [ 1: 電子黒板 ]