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結果概要 Ⅰ 働き方改革に係る各制度改正について 時間外労働の上限規制等について. 新たな時間外労働の上限規制が導入された場合の影響について 社 % 直近 年を振り返って新たな時間外労働の上限規制に抵触する労働者がいる 0. 直近 年を振り返って新たな時間外労働の上限規制に抵触する労働者はいない,0

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(3) に賃金を引き上げる / 引き上げた主な理由に常用労働者の 1 人当たり平均賃金を 引き上げる / 引き上げた と回答した企業の主な理由は 人材の採用 従業員の引き留めの必要性 が 47.4% で最も多くなっており 中小企業の人手不足感が見てとれる また 次いで 業績回復 向上 が 38.1%


第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査


ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

記者配布資料大阪経済記者クラブ会員各位 平成 30 年 5 月 9 日 中堅 中小企業の経営課題に関するアンケート調査 結果について お問合先 大阪商工会議所経済産業部 ( 山田 西田 ) TEL: 調査概要 調査目的 : 中堅 中小 小規模企業の業況や経営課題 賃上げ 補助

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

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滋賀県内企業動向調査 2018 年 月期特別項目結果 2019 年 1 月 滋賀銀行のシンクタンクである しがぎん経済文化センター ( 大津市 取締役社長中川浩 ) は 滋賀県内企業動向調査 (2018 年 月期 ) のなかで 特別項目 : 働き方改革 ~ 年次有給休暇の取得

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

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平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

妥結状況 ( 単位 : 額 ( 円 ) 率 (%)) 単純 加重 組合数 / 人数 総合計 ( 制度昇給 ベア等込 ) 要求妥結組合数 賃金体系維持が明確な組合の賃金引上げ分 ( ベア等 ) の集計 要求 妥結 額率額率 / 人数額率額率 全体計 930 8, ,

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

1 なぜ 同一労働同一賃金 が導入されるのか? 総務省統計局労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 30 年 (2018 年 )7~9 月期平均 ( 速報 ) によると 非正規労働者数は 2,118 万人 ( 前年同期比 68 万人増加 ) 正規労働者数は 3,500 万人となっています 役員を除く雇用

第22回規制改革会議 資料3

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「2012年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果」の概要

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農業法人等における雇用に関する調査結果

今後 この政府のガイドライン案をもとに 法改正の立案作業を進め 本ガイドライン案については 関係者の意見や改正法案についての国会審議を踏まえて 最終的に確定する また 本ガイドライン案は 同一の企業 団体における 正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差を是正することを目的としているため

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

妥結状況 ( 単位 : 額 ( 円 ) 率 (%)) 単純 加重 組合数 / 人数 総合計 ( 制度昇給 ベア等込 ) 要求妥結組合数 賃金体系維持が明確な組合の賃金引上げ分 ( ベア等 ) の集計 要求 妥結 額率額率 / 人数額率額率 全体計 1,380 8, ,

調査結果の概要 1 平均年齢及び平均勤続年数 ( 表 1) 集計表第 1 表 調査産業計の男女計の平均年齢は 40.3 歳 平均勤続年数は 17.1 年 製造業ではそ れぞれ 39.7 歳 17.0 年となっている 産業区分 年 表 1 平均年齢及び平均勤続年数 ( 歳 年 ) 男女計男女平均勤続平

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

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( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

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参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

5. 退職一時金に係る就業規則のとりまとめ 退職一時金に係る就業規則の提供があった企業について 退職一時金制度の状況をとりまとめた なお 提供された就業規則を分析し 単純に集計したものであり 母集団に復元するなどの統計的な処理は行っていない 退職一時金の支給要件における勤続年数 退職一時金を支給する

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は

中小企業の雇用・賃金に関する調査結果(全国中小企業動向調査(中小企業編)2015年10-12月期特別調査)

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 ( 事業所情報欄 ) 1 事業主名 ( - ) 2 事業所住所 3 電話番号 ( ) 5 雇用保険適用 - 事業所番号 4 事業所の 担当者 - 都道府県所掌管轄基幹番号枝番号 6 労働保険番号 - ( 代理人 社会保険労務士による提出代行者または事務代

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3. 無期労働契約への転換後の労働条件無期労働契約に転換した後の職務 勤務地 賃金 労働時間等の労働条件は 労働協約 就業規則または個々の労働契約等に別段の定めがない限り 直前の有期労働契約と同一になるとされており 無期転換に当たって職務の内容などが変更されないにもかかわらず 無期転換後の労働条件を

働き方改革推進の基本方針 平成 29 年 9 月 22 日 一般社団法人日本建設業連合会 政府は 平成 29 年 3 月 28 日に 働き方改革実行計画 を策定した 本計画では 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 賃金引上げと労働生産性向上 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

第 3 働き方改革 の推進などを通じた労働環境の整備 生産性の向上 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間労働の是正 人材育成の強化 人材確保対策の推進 地方創生の推進及び労働者が安全で健康に働くことができる職場づくりなどにより 労働環境の整備 生産性の向上を図る 1 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間

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Ⅱ.1 ワーク ライフ バランス施策の定義と類型 (1) ワーク ライフ バランス施策とは work-life balance 1 (2) ワーク ライフ バランス施策の類型

働き方改革に対する中小企業 小規模事業者の声 資料 1 労働法制相談支援機関 ( 働き方改革推進支援センター 全国社会保険労務士会連合会等 ) 中小企業 小規模事業者の声 周知 様々な改正がある中で まずは何から取り組んだら良いか 優先事項と手順を教えて欲しい 取組内容の実例提示に加えて それらの中

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参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

結果概要 Ⅰ 人手不足への対応について 1. 人員の過不足状況について 社 % 不足している 1, 過不足はない 1, 過剰である 合計 2, 全体では 半数以上の企業が 不足している と回答 n =2,

期間雇用社員の 未来を切りひらく訴訟 労働契約法 20 条 ( 雇用 ) 期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止 第 20 条有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が 期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の内容である労

調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

大牟田市と自治労大牟田市職員組合との交渉結果報告

ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

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社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

中小企業 小規模事業者の 働き方改革 : 基本的な考え方と改革の必要性 働き方改革の基本的な考え方 働き方改革 は 働く方々が 個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を 自分で 選択 できるようにするための改革 我が国が直面する 少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少 働く方のニーズの多様化 などの課題に

内閣府令本文

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

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調査概要 1) 調査期間 2013 年 2 月 4 日 ~3 月 20 日 2) 調査方法 1 施設調査 2 個人調査とも 自記式調査票を郵送配布 回収 3) 調査対象 1 全国の 8,633 病院の看護管理代表者回収数 2,651 件 ( 回収率 30.7%) 2 本会会員 1 万人を無作為抽出有

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1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

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(2) 労働者人口の減少 一方労働人口は減少しつつあり 推計値では 2025 年には 6300 万人まで減少見込みとなっております 問題点 以下のような状況の中で今後どのように労働者を確保して 企業を活性化させるか? 条件 1 労働者人口が減少する 2 フルタイム労働者が減る 3 未熟練従業員が増え

制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

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2 賞与 3 手当 4 福利厚生 5 その他 第 4 派遣労働者 1 基本給 2 賞与 3 手当 4 福利厚生 5 その他 第 5 協定対象派遣労働者 1 賃金 2 福利厚生 3 その他 第 1 目的 この指針は 短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律 ( 平成 5 年法律 -

図 1-a 貴社は 働き方改革に向けた取り組みを なっていますか? ( 企業規模別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 50 名 4 46% 6% 名 55% 36% 9% 名 63% 301 名以上 82% 9% 図 2 働き方改革に取り組んでいな

第 3 章 雇用管理の動向と勤労者生活 ては 50 歳台まで上昇する賃金カーブを描いており 他の国々に比して その上昇テンポも大きい また 第 3 (3) 2 図により勤続年数階級別に賃金カーブをみても 男女ともに 上昇カーブを描いており 男性において特に その傾きは大きくなっている なお 女性につ

留意事項 ( 1) 賃金アップの方法 欄には 賃金の算定方法を下記から選択し記載してください 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 の場合は 1 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 + 臨時に支払われる賃金 の場合は 2 賃金アップの方法 欄において 1の 毎月決まって支払われる賃金 を選

女性活躍による中小企業の生産性向上の余地

平成22年1月26日

Transcription:

調査の目的 経済の好循環 実現に向けた施策の一環として 春闘妥結結果等を踏まえた企業の賃上げ動向等を把握するため 平成 26 年から調査を実施 調査の概要 大手企業調査 調査対象 : 東証一部上場企業 2,001 社 回答企業数 :364 社 公表方法 : 集計結果に加え 個社の賃上げ状況 ( 定昇 ベア 賞与 手当など ) を公表 中小企業調査 調査対象 : 中小企業 30,000 社 回答企業数 :8,310 社 公表方法 : 集計結果のみ公表 調査自体記名は任意

東証一部上場企業 2,001 社に調査票を送り 364 社 ( 回答率 18.2%) から回答を得た 平成 29 年 10 月 23 日時点 回答企業のうち 今年度賃金の引上げを実施した企業の割合は 89.7% となり 昨年に続き多くの企業で賃上げが実施された また 賃金を引上げた企業のうち 今年度にベースアップを実施している企業は 53.9% と 半数以上の企業がベースアップを実施した また 多くの企業において 子育て 介護等 家庭環境やライフステージを重視した賃金配分 が実施されるなど メリハリの効いた賃上げ が実施された (n=362) (n=358) 平成 28 年度引上げ実績 平成 29 年度引上げ予定 回答企業に占める賃上げ企業の割合 賃上げ実施企業における賃金の引上げ方法 (n=364) 引上げる / 引上げた 90.1% (326 社 ) 89.7% (321 社 ) 引上げない / 引上げていない 9.9% (36 社 ) 10.3% (37 社 ) 賃金体系や給与原資の配分を見直す際に重視した要素 (n=304) 仕事 ( 職務 ) や役割を重視した賃金体系 給与原資の配分の見直しを行った 業績や貢献度を重視した賃金体系 給与原資の配分の見直しを行った 家庭環境やライフステージ ( 子育て 介護等 ) を重視した賃金体系 給与原資の配分の見直しを行った 0% 10% 20% 30% 40% 50% 23.8% (72 社 ) 27.8% (84 社 ) 35.1% (106 社 ) 定期昇給 賃金構造維持分 ベア ( ベースアップ ) 分 賞与 一時金分 諸手当 57.7% (188 社 ) 53.9% (173 社 ) 40.2% (131 社 ) 29.0% (93 社 ) 13.5% (44 社 ) 15.6% (50 社 ) 87.1% (284 社 ) 86.6% (278 社 ) 勤続年数の長さ 年齢 ( 年功 ) の高さを重視した賃金体系 給与原資の配分の見直しを行った の見直しを行った 賃金体系 給与原資の配分の見直しを行っていない 5.6% (17 社 ) 8.6% (26 社 ) 40.7% (123 社 ) 28 年度 (n=326) 29 年度 ( 予定を含む ) (n=321) 2

多くの企業において 非正規雇用労働者の処遇改善 が行われた 具体的には 月例給与の引上げを実施した企業は半数以上であり 育児 介護支援手当 家族手当 などを導入 拡充した企業も一定数みられた 非正規雇用労働者のキャリアアップ支援についても 正規雇用への転換を行った と回答した企業が最も多く 外部研修の補助 社内研修の拡充 ( 英語研修 IT スキル研修等 ) の実施 が続いた 総じて 非正規雇用労働者においても 賃上げ キャリアアップ支援 が実現するなど 底上げ 格差是正 が実現した 非正規雇用労働者の処遇改善の具体的内容 (n=183) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 非正規雇用労働者のキャリアアップ支援の具体的内容 (n=221) 月例給与の引上げ 51.4% (94 社 ) 月例給与の引上げ成果報酬制度の導入または拡充 16.9% (31 社 ) 表彰制度の導入または拡充 育児支援手当 介護支援手当 家族手当などの導入または拡充他の手当 ( レクリエーション手当など ) の導入または拡充技能 職能手当の導入または拡充業績手当 ( 賞与 一時金以外のもの ) の導入または拡充 役職手当の導入または拡充 住宅手当 勤務地手当 地域手当などの導入または拡充勤務手当 時間外労働手当などの導入または拡充 6.0% (11 社 ) 6.0% (11 社 ) 4.9% (9 社 ) 4.4% (8 社 ) 3.8% (7 社 ) 3.8% (7 社 ) 3.3% (6 社 ) 2.7% (5 社 ) 29.5% (54 社 ) 3

実質賃金の引上げにつながる取組としては 有給休暇所得の奨励 が最も多く 福利厚生の充実 勤務時間短縮による時間あたり単価の増加 などが続いた 実質賃金の引上げにつながる具体的取組 有給休暇取得の奨励 (n=310) 91.9% (285 社 ) 働き方の多様化につながる取組としては 時短勤務制度の導入 が最も多く テレワーク 在宅勤務制度等の導入 託児所等の保育施設の設置 などもあがった 働き方の多様化につながる具体的取組 時短勤務制度等の導入 (n=299) 0% 20% 40% 60% 80% 68.6% (205 社 ) 福利厚生の充実 ( 保険商品 財産形成支援など ) 勤務時間短縮による時間あたり単価の増加 時間外 休日手当の割増率の増加 10.6% (33 社 ) 9.4% (29 社 ) 10.3% (32 社 ) 31.9% (99 社 ) テレワーク 在宅勤務制度等の導入新たな休暇制度 勤務体制の導入託児所等の保育施設の設置サテライトオフィス等の設置 8.4% (25 社 ) 15.4% (46 社 ) 21.1% (63 社 ) 34.8% (104 社 ) 46.8% (140 社 ) 実質賃金の引上げにつながる取組例 働き方の多様化につながる取組例 業種等 具体的な取組 業種等 具体的な取組 ガラス 土石製品 賞与制度見直し ( 賞与算定期間中の育児 介護休業取得者に対し 最低補償額を支給 ) 建設業 アニバーサリー休暇 子ども休暇等 取得しやすいように名称を付した年休の導入と取得の奨励男性の育児休暇取得の奨励 機械 コアタイム制 在宅勤務制の導入 社内託児所の設置 建設業 直近 10 年間の残存有給休暇を介護 育児 子の看護休暇に使用できる制度 保険業 65 歳定年制度導入最長 70 歳まで働ける嘱託継続雇用制度導入地域別乗率導入 ( 首都圏 10% 賃上げ ) 銀行業輸送用機器 企画業務型裁量労働制 2017 年度より働きがい追求を主とした部署 委員会を立上げ 4

平成 29 年 中小企業の雇用状況に関する調査 結果 ( 経済産業省実施 ) 5 中小企業 中小企業 30,000 社に調査票を送り 8,310 社 ( 回答率 27.7%) から回答を得た 今年度賃金の引上げを実施した企業の割合は 正社員で 66.1 % 非正規社員で 36.5% となり 昨年度より増加 賃金を引上げた企業の引上げ理由のうち 最も多かったものは 正社員 非正規社員ともに 人材の採用 従業員の引き留めの必要性 であったが 非正規社員では 最低賃金引上げのため が次いで多かった 正社員 非正規社員 回答企業に占める賃上げ企業の割合 (n=8,310) 回答企業に占める賃上げ企業の割合 (n=8,310) 賃上げ実施企業における賃金の引上げ理由 賃上げ実施企業における賃金の引上げ理由

平成 29 年 中小企業の雇用状況に関する調査 結果 ( 経済産業省実施 ) 6 中小企業 中小企業 30,000 社に調査票を送り 8,310 社 ( 回答率 27.7%) から回答を得た 賃金を引上げた企業のうち 平成 29 年度に月例給与を引上げた企業は 92.0% 賞与 一時金を増額した企業は 24.9% ととなり いずれも昨年度より増加 月例給与を引き上げた企業のうち ベースアップを行った企業も昨年よりも増加した 賃上げ実施企業における賃金の引上げ方法 月例給与の引上げ方法 月例給与の引上げ 91.3% 92.0% 賞与 一時金の増額 23.7% 24.9% 2.6% 2.9% 平成 28 年度 (n=4,905) 平成 29 年度 (n=5,495) 月例給与を引き上げた企業のうち 約 3 割の企業において賃金表等を含む賃金規定がないと回答 そのような場合 定期昇給 ベア 等の区分が困難なため 本グラフは 賃金表等を含む賃金規定がない企業を除いたもの

平成 29 年 中小企業の雇用状況に関する調査 結果 ( 経済産業省実施 ) 中小企業 同一労働同一賃金ガイドライン ( 案 ) の認知 (n=8,310) 同一労働同一賃金ガイドライン ( 案 ) への対応に関する懸念材料について (n=3,489) 25.2% 25.0% 40.4% 59.5% 81.3% 中小企業 30,000 社に調査票を送り 8,310 社 ( 回答率 27.7%) から回答を得た 同一労働同一賃金ガイドライン ( 案 ) について 本調査以前から 内容を含め知っていた 企業は 42.0% にとどまった 懸念材料として多かったのは 人件費の負担増 や 就業規則 賃金規定等の見直し であった 長時間労働の新たな上限規制については 本調査以前から 内容を含め知っていた 企業は 47.1% にとどまった 本調査によって内容を知った 企業も含め 新たな上限にかかる長時間労働なし と 対応できる見込み としたのは 83.0% であった また 対応が困難な企業の理由としては 人員不足 が最も多かった 同一労働同一賃金ガイドライン認知 人件費の負担増 就業規則 賃金規定等の見直し 従業員への説明責任 対応方法わからない 不安に思うことはない 42.0% 22.3% 30.7% 4.9% 内容含め知っていた本調査により知った内容は知らない無回答 時間外労働の新たな上限規制への対応 時間外労働の新たな上限規制の認知 (n=8,310) 時間外労働の新たな上限規制の認知 47.1% 24.9% 22.1% 5.9% 内容含め知っていた 本調査により知った 内容は知らない 無回答 時間外労働の新たな上限規制への対応 (n=5,940) 49.2% 33.8% 17.0% 83.0% 新たな上限にかかる長時間労働なし 対応できる見込み 対応が困難な見込み 時間外労働の新たな上限規制への対応困難な理由 (n=1,020) 人員不足 取引先からの短納期発注 急な対応の発生 0% 20% 40% 60% 80% 51.6% 61.2% 就業規則 賃金規定等の新規作成の必要性 24.4% 仕事の繁閑の差が大きい 50.0% 労使での話合いの進め方 労使での紛争 訴訟リスク 9.9% 18.8% 商慣習 業界の構造的問題利益が確保できない社内風土や文化の改善が困難 12.1% 33.3% 40.4% 5.2% 5.9% 7