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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

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使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

相互作用DB

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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ルナベル配合錠 使用上の注意改訂のお知らせ 富士製薬

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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平 成 17 年 3 月

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ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

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レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

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貧血 

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なお,PMDA メディナビでパスワードを設定済の方は, 共通のパスワードとなります (4) 登録完了 ( 図 2 ステップ 3) なお, 登録後, ログイン時は (1) で表示される画面で, ログイン画面へ をクリックし, メー ルアドレス及びパスワードを入力してください 図 1 PMDA メディナ

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

多量の性器出血があったとき 装着後数ヵ月以降に月経時期以外の 発熱をともなう下腹部痛があったとき 性交時にパートナーが子宮口の除去糸に触れ 陰茎痛を訴えたとき 脱出やずれが疑われる * 症状があるとき ( 出血や下腹部の痛み 腰痛の症状が続くなど ) * ご自身で腟内の除去糸を確認して脱出の有無を確

2010年4月16日、高血圧治療薬の「ユニシア配合錠」が製造承認を取得した

本書の読み方 使い方 ~ 各項目の基本構成 ~ * 本書は主に外来の日常診療で頻用される治療薬を取り上げています ❶ 特徴 01 HMG-CoA 代表的薬剤ピタバスタチン同種同効薬アトルバスタチン, ロスバスタチン HMG-CoA 還元酵素阻害薬は主に高 LDL コレステロール血症の治療目的で使 用

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1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ


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Epilepsy2015

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

[ 症例概要 ] 報告された症例のうち主な症例概要を以下に示します 症例 1 性 年齢女 80 代 併用薬 : なし 患者背景使用理由 ( 合併症 便秘症 ( 甲状腺機能亢進症 認知症 1 日投与量 副作用 投与期間 経過及び処置 転帰 2.0 g/ 日投与期間不明 高マグネシウム血症死亡認知症にて

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

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患者向医薬品ガイド

会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

レキサルティに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ( 別紙様式 ) レキサルティ錠 1mg 販売名有効成分ブレクスピプラゾールレキサルティ錠 2mg 製造販売業者大塚製薬株式会社薬効分類 安全性検討事項 提出年月 重要な特定されたリスク 平成 30 年 5 月 錐

p 13

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

平成 30 年 8 月 10 日 リポバス錠 5, 10, 20 アトーゼット配合錠 LD, MSD 株式会社 HD 競合品目 1 クレストール錠 クレストールOD 錠 アストラゼネカ 競合品目 2 リピトール錠 アステラス製薬 競合品目 3 リバロ錠 リバロOD 錠 興和 自社製品を除いた同効品で

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都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

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1 ピルってなに? 2 海外でのピル事情 3 ピルの作用機序は? 4 ピルの避妊効果は? 5 ピルの種類は? 6 ピルの飲み方は? 7 ピルの使用上の注意 8 ピルの副作用 9 ピルの避妊以外のメリットは?

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鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

染症であり ついで淋菌感染症となります 病状としては外尿道口からの排膿や排尿時痛を呈する尿道炎が最も多く 病名としてはクラミジア性尿道炎 淋菌性尿道炎となります また 淋菌もクラミジアも検出されない尿道炎 ( 非クラミジア性非淋菌性尿道炎とよびます ) が その次に頻度の高い疾患ということになります

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

平成14年度研究報告

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- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください - 効能又は効果 用法及び用量の一部変更 使用上の注意改訂のお知らせ 平成 23 年 5 月 劇薬 処方せん医薬品 ( 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること ) エタンブトール製剤 エタンブトール塩酸塩錠 このたび 標記製品の 効

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2006 年 3 月 3 日放送 抗菌薬の適正使用 市立堺病院薬剤科科長 阿南節子 薬剤師は 抗菌薬投与計画の作成のためにパラメータを熟知すべき 最初の抗菌薬であるペニシリンが 実質的に広く使用されるようになったのは第二次世界大戦後のことです それまで致死的な状況であった黄色ブドウ球菌による感染症に

シダキュアスギ舌下錠 2,000JAU 5,000JAU に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 シダキュアスギ舌下錠 2,000JAU,5,000JAU 有効成分 スギ花粉エキス原末 承認取得者名 鳥居薬品株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 8 月 1.1.

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バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠

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医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください H24-11 平成 25 年 2 月 / ( ノルエチステロン エチニルエストラジオール錠 ) 使用上の注意改訂のご案内 製造販売元ヤンセンファーマ株式会社 / 発売元持田製薬株式会社 この度 オーソ 777-21 錠 / オーソ M-21 錠の 使用上の注意 を改訂致しましたので ご案内申し上げます 今後のご使用に際しましては 下記内容にご留意くださいますようお願い致します また 改訂後の 使用上の注意 全文につきましては 改訂添付文書をご参照くださいますようお願い申し上げます 改訂内容 ( 改訂箇所のみ抜粋 ) 相互作用の項 ( オーソ777-21 錠 /M-21 錠共通 ) : 追加 [ 自主改訂 ] 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) これらの薬剤の作 用が増強するおそ れがある 副腎皮質ホルモンプレドニゾロン等三環系抗うつ剤イミプラミン等セレギリン塩酸塩シクロスポリンテオフィリンオメプラゾールチザニジン 本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) これらの薬剤の作 用が増強するおそ れがある 副腎皮質ホルモンプレドニゾロン等三環系抗うつ剤イミプラミン等セレギリン塩酸塩シクロスポリンテオフィリンオメプラゾール 本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる この 使用上の注意改訂 の内容は 医薬品安全対策情報 (DSU)No.217 に掲載される予定です 医薬品医療機器情報提供ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp/) に最新添付文書並びに DSU が掲載されます 最新添付文書は弊社ホームページ (http://www.mochida.co.jp/) にてご覧いただけます

相互作用の項 ( オーソ777-21 錠 /M-21 錠共通 )( つづき ) : 追加 : 削除 [ 自主改訂 ] 本剤の効果の減弱 化及び不正性器出 血の発現率が増大 するおそれがある リファンピシンリファブチンバルビツール酸系製剤フェノバルビタール等ヒダントイン系製剤フェニトインナトリウム等カルバマゼピングリセオフルビンボセンタンモダフィニルトピラマートテトラサイクリン系抗生物質テトラサイクリン等ペニシリン系抗生物質アンピシリン等 テラプレビル エチニルエストラジオールの AUC が低下するおそれがある これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し 本剤の代謝を促進すると考えられる これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ 本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる 機序不明 本剤の効果の減弱 化及び不正性器出 血の発現率が増大 するおそれがある リファンピシンバルビツール酸系製剤フェノバルビタール等ヒダントイン系製剤フェニトインナトリウム等カルバマゼピングリセオフルビンボセンタンモダフィニルトピラマート テトラサイクリン系抗生物質テトラサイクリン等ペニシリン系抗生物質アンピシリン等 これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し 本剤の代謝を促進すると考えられる これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ 本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる HIV 感染症治療薬 HIVプロテアーゼ阻害剤ネルフィナビルメシル酸塩リトナビルダルナビル等 ( リトナビル併用時 ) 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤ネビラピン HIV プロテアーゼ阻害剤アタザナビル ( リトナビル非併用時 ) エチニルエストラジオールの AUC が低下する 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 機序不明 アタザナビルは本剤の代謝酵素 (CYP3A4) を阻害すると考えられる HIV 感染症治療薬 HIV プロテアーゼ阻害剤ネルフィナビルメシル酸塩リトナビルダルナビル非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤ネビラピン 本剤の作用が減弱するおそれがある エチニルエストラジオールの AUC が減少する 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤エトラビリン エトラビリンは本剤の代謝酵素 (CYP2C9) を阻害すると考えられる エトラビリン 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある エトラビリンは本剤の代謝酵素 (CYP2C9) を阻害すると考えられる アプレピタントホスアプレピタント 本剤の効果が減弱されるおそれがあるので これらの薬剤の投与期間中及び最終投与から 1 ヵ月間は 代りの避妊法又は補助的避妊法を用いる必要がある 機序は解明されていないが これらの薬剤との併用により本剤の代謝が亢進することが報告されている 改訂理由 3. 相互作用 の項 ( オーソ777-21 錠 /M-21 錠共通 ) <チザニジン> 本剤はチザニジンの代謝に関与するCYP1A2を阻害するため チザニジンの血中濃度が上昇し チザニジンの作用が増強するおそれがあることから 追記致しました

<リファブチン> リファブチンは肝の薬物代謝酵素 (CYP3A) を誘導し 本剤の代謝を促進すると考えられることから 併用時は本剤の効果が減弱するおそれがあること また不正性器出血の発現率が増大するおそれがあることを追記致しました <グリセオフルビン> グリセオフルビンは2002 年 3 月以降順次販売中止となったことから 併用注意の薬剤より削除致しました <テラプレビル> テラプレビルとの併用により エチニルエストラジオールのAUCが低下するおそれがあることから 追記致しました <ダルナビル等 ( リトナビル併用時 )> リトナビルとの併用により エチニルエストラジオールのAUCが低下することから リトナビル併用時 の記載を追加し ダルナビル 等 と致しました <ネルフィナビルメシル酸塩 リトナビル ネビラピン ( 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 )> これら薬剤の海外添付文書に エチニルエストラジオールとの併用時はエチニルエストラジオールの AUCが低下するとの記載があること 作用機序等については明確な記載がないことから 本剤においても 臨床症状 措置方法 及び 機序 危険因子 の記載を変更致しました <アタザナビル ( リトナビル非併用時 )> アタザナビルは本剤の代謝酵素 (CYP3A4) を阻害し 本剤の血中濃度が上昇するおそれがあることから 追記致しました <アプレピタント ホスアプレピタント> これらの薬剤との併用により 本剤の代謝が亢進することが報告されており 本剤の効果が減弱するおそれがあること等を追記致しました

改訂内容 ( 改訂箇所のみ抜粋 ) 副作用の項 ( オーソ777-21 錠 ) : 追加 : 削除 : 記載場所変更 [ 自主改訂 ] (1) 月経困難症下腹部痛 経血量の変化 無月経 血圧上昇 動悸 高血圧 皮膚色素沈着注 3 ざ瘡 湿疹 蕁麻疹 そう痒症 性欲減退 下肢痛 熱感 脂質異常症高脂血症 しびれ感 性欲亢進 : 投与を中止すること注 2: 帯下の増加 腟カンジダ症 脱毛症 多毛症 結節性紅斑 (1) 下腹部痛 経血量の変化 無月経 血圧上昇 動悸 皮膚色素沈着注 3 ざ瘡 湿疹 性欲減退 下肢痛 熱感 高脂血症 しびれ感 性欲亢進 : 投与を中止すること注 2: 帯下の増加 腟カンジダ症 脱毛症 多毛症 副作用の項 ( オーソ M-21 錠 ) : 削除 [ 自主改訂 ] (1) (1)

副作用の項 ( オーソ M-21 錠 )( つづき ) : 追加 : 削除 : 記載場所変更 [ 自主改訂 ] 改 訂 後 改 訂 前 皮膚 月経困難症下腹部痛 経血量の変化 無月経 腟カンジダ症 血圧上昇 動悸 高血圧 ざ瘡 湿疹 脱毛症 多毛症 蕁麻疹 そう痒症 性欲減退 下肢痛 熱感 脂質異常症高脂血症: 投与を中止すること注 2: 帯下の増加 色素沈着注 3 結節性紅斑 しびれ感 性欲亢進 皮膚 下腹部痛 経血量の変化 無月経 腟カンジダ症 血圧上昇 動悸 ざ瘡 湿疹 脱毛症 多毛症 性欲減退 下肢痛 熱感 高脂血症 : 投与を中止すること注 2: 帯下の増加 注 3 色素沈着 しびれ感 性欲亢進 改訂理由 の の項 ( オーソ777-21 錠 /M-21 錠共通 ) アナフィラキシー様症状 から アナフィラキシー に用語の記載を改めることと致しました の の項 ( オーソ777-21 錠 /M-21 錠共通 ) < 蕁麻疹 > 蕁麻疹 発現症例の集積に基づき (5% 未満 ) の項に を記載しておりましたが の国内症例の集積はないことから より正確な副作用名として 蕁麻疹 に用語の記載を改めることと致しました なお は海外において報告されていることから ( 頻度不明 ) の項に記載場所を変更致しました < 下腹部痛 月経困難症 > 月経困難症 による下腹部痛症例の集積に基づき (5% 未満 ) の項に 下腹部痛 を記載しておりましたが より正確な副作用名として 月経困難症 に用語の記載を改めることと致しました < 高血圧 > 国内及び海外の集積に基づき 高血圧 を追記致しました <そう痒症 > 国内及び海外の集積に基づき そう痒症 を追記致しました < 結節性紅斑 > 国内及び海外の集積に基づき 結節性紅斑 を追記致しました < 脂質異常症 > 国内において集積された高脂血症 脂質代謝障害 高コレステロール血症 高トリグリセリド血症をあわせ 高脂血症 の記載から 脂質異常症 に用語の記載を改めることと致しました