3 学習の基盤 (1) 教材について本単元では 三人称 he she を主語として できることやできないことを表現する内容を扱っている 学習指導要領の改訂に伴い 第 5 学年の学習内容に新たに加わった単元であり 今年度は移行措置として第 6 学年で扱うこととしている 本単元の前には I can sw

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

いろいろな衣装を知ろう

自己紹介をしよう

児童同士のペアトークやグループ活動などを取り入れる そして自分と友だちの考えの共通点や相違点などに気付かせることで, 自分の考えを伝えることの必要性を感じさせたり, 相手に伝わりやすい表現の仕方を考えさせたりする さらに, 今年度は学級担任の英語使用量の向上を目指した取組を進めており, ジェスチャー

第 5 学年外国語科学習指導案 1 単元名 She can run fast.( 新教材 We Can!1 Unit5) Who is your hero? ( 新教材 We Can!1 Unit9) HRT 早川優子 (5 年 1 組 ) HRT 公仁 (5 年 2 組 ) NS ポペルカグレゴリ

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

5 年 No.15 Can do you it? できることを紹介しよう 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることやできないことを尋ねたり答えたりする表現が分かる まとまった話を聞いて 具体的な情報を聞き取るとともに 第三者についてできること できないことを含めて紹介する できること

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

外国語活動1

第 5 学年外国語活動学習指導案 亀山市立川崎小学校 1. 単元名 Unit5 She can run fast. He can jump high. (We Can! 1 文部科学省 ) 2. 単元目標 自分や相手について できることやできないことを聞いたり 言ったりする ( 外国語への慣れ親しみ

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< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

Taro-これなーんだ(4年)指導案.jt

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

保健体育科学習指導案

第1学年4組 英語科学習指導案

外国語活動学習指導案 学校名 廿日市市立佐方小学校 指導者 T1 外国語担当太田絢子 T2 ALT Stewart Rodney T3 学級担任 加藤葉子 1 日時平成 30 年 11 月 16 日 ( 金 )13:40~14:25 2 学年第 5 学年 3 単元名 She can run fast

3 身近な動作やスポーツ 音楽 遊び等の できる できない という表現を使いながら楽しくゲームやクイズに参加している 6 本単元における研究主題に迫るための手だて (1) 指導方法の工夫ア自分の思いを選択して話す活動単元の第 3 時 第 4 時の活動では 慣れ親しんできた語彙や表現を使い 自分の思い

生徒の活動

Hi, friends!1 Lesson 7

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

外国語活動(5年)学習指導案

グリーン家の人々

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

(2) 児童観 ( 省略 ) (3) 教材観本単元では 様々な数の言い方や尋ね方に触れさせていく 韓国語や中国語で 3 を表す言葉の音声が日本語と似ている点や 日本語では ものの数を表すときに様々な助数詞がつく点など 日本語と似ているところや違いを知ることで 言葉の面白さや豊かさに気付かせたい [

新学習指導要領を具現化した新教材の解説

第 6 学年外国語活動指導案 日時平成 25 年 10 月 4 日 ( 金 )5 校時場所 2 階ワークルーム指導者 HRT 佐藤香里 1 単元名 Hi,friends!2 Lesson5 Let s go to Italy. 2 単元の目標 自分の思いがはっきり伝わるように おすすめの国について発

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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解答類型

5 年 No.9 Happy birthday! 誕生日を祝おう! 2/7 自分から進んで誕生日を尋ねたり 自分の誕生日を伝えたりしようとする 自分の知らない人の誕生日を知りたくなるように有名人 になりきる Activitey を取り入れる より多くの人に自分の英語が伝わる喜びを味わわせる 〇誕生日

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

5学年 Lesson8「時間割を作ろう」

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

学びをつなぐ教育の視点から Hi, friends! 1 Lesson7 What s this? ある物について積極的にそれが何かと尋ねたり 答えたりしようとするコミュニケーションへの関心 意欲 態度 ある物が何かと尋ねたり 答えたりする表現への慣れ親しみ 日本語と英語の共通点や相違点から ことば

単元の目標と評価規準 (1) 好きなものについて, 積極的に尋ねたり答えたりしようとする (2) 色や形, 好きなものは何かを尋ねる表現に慣れ親しむ (3) 日本語と英語の音の違いに気付く アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語への慣れ親しみ 色や形を聞いたり言ったりしている 好きなもの

2 単元の目標 動物の言い方に興味をもち, 楽しんで発話する 動物の言い方に慣れ親しむ 動物の言い方を知り, 日本語と英語との言い方の違いに気付く 3 単元の内容 主としてコミュニケーションに関すること 主として言語や文化に関すること アニマルランドでクイズに答えたり友達と一緒に動物の名前を言ったり

Hi, friends!1 Lesson3

Microsoft Word - 曜日を伝えよう!_2年)指導案.doc

6 月に行った外国語活動に関するアンケートの結果は次の通りであ 質 問 外国語活動の時間は楽しいですか それはなぜですか 外国語活動の時間に, 友だちの良さに気づきましたか よくあてはまる あてはまる あまり あてはまらない ( 人 ) あてはまらない 歌や

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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1-L3指導案 岡山県備前市立片上小学校

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H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

15 英語(菊池)

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

第5学年 外国語活動学習指導案

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

Lesson1 My name is~. How are you? 簡単なあいさつや気分を表す表現に慣れ親しむ ジェスチャーゲームやを通して 動物の名前の表現に親しむ 学活 道徳 人間関係作り 学級愛自分らしさ 外国語活動 ABC タイム 英語の音声の慣れ親しみ 挨拶のしかた 数 色の表 道徳 体育

英語科学習指導案

英語科学習指導案

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

外国語活動第 5 学年江田島市立鹿川小学校指導者指導者岩田岩田晃志晃志 単元名 ALT Amy Lewison ぼく わたしのあこがれの人紹介 ~She can run fast.he can jump high.~ ~Who is your hero?~ (We Can! 1 Unit5 9) 本

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

3 英語を使えるようになりたいですか そう思う 16 人 どちらかといえばそう思う 6 人 どちらかといえばそう思わない 0 人 そう思わない 1 人 4 学校の中で ALT の先生に進んで話しかけて いますか 話しかける 16 人 ときどき話しかける 6 人 あまり話しかけてない 0 人 ほとんど

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

Microsoft Word - 英語科指導案 公開研 2学年_H _.docm

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

平成 23 年度千葉市教育研究会英語部会 10 月例会 B ブロック 英語科学習指導案 日 時 平成 23 年 10 月 18 日 ( 火 ) 授業展開 14:00~14:50 授業者 片岡亜季子 授業場所 1 年 E 組教室 研究協議 15:00~( 図書室 ) TOTAL ENGLISH Boo

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

第1学年国語科学習指導案

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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英語科学習指導案(2年授業参観)

算数科学習指導案

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

楽しい外国語活動を目指して

第 Ⅳ 次は can can t という英語表現を用い やジェスチャー等を使って 人前で自己 紹介 ( ショー アンド テル ) をする 自分の思いや考えをみんなの前で わかりやすく伝 えることを苦手とする児童は多い しかし これまでに何度となく親しんできた英語表現を用い 発表のパターンを決めること

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

第3学年3組英語科学習指導案

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平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

東京都大田区立志茂田小学校 学習指導案

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

【資料3-2-5】論点に関する参考資料

外国語活動学習指導案 1 日時平成 31 年 1 月 25 日 ( 金 ) 第 5 校時 2 学年第 6 学年 3 組男子 19 名女子 13 名計 32 名 3 単元名 What do you want to be? ( 職業, 将来の夢 ) 4 単元について 学校名 海田町立海田南小学校 授業者

Hi, friends!1 Lesson9

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< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

6 年 No.44 I want to go to France. 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 おすすめの海外旅行の紹介の仕方や行きたい旅行やその理由を伝える表現が分かる 海外旅行を紹介して勧めたり 行きたい旅行を理由を含めて伝えたりする 海外旅行について簡単な語句や基本的な表現で

Transcription:

隠岐の島町立西郷小学校第 6 学年外国語活動学習指導案 平成 30 年 7 月 6 日 ( 金 )5 校時指導者 T1 教諭濱田貴士 T2 ALT レイチェル モンハ ー場所ランチルーム 1 単元名 She can run fast. He can jump high. (We can!1 Unit5) 2 単元目標 第三者のできることやできないことを進んで紹介し合おうとする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 第三者のできることやできないことについての表現に慣れ親しむ 外国語への慣れ親しみ he と she の意味の違いや音の特徴に気付く 言語や文化に関する気付き 語彙 表現ねらいとなる表現 He can / can t ~. She can /can t ~. 語句 第三者を表す代名詞 he, she play 〇〇 soccer / badminton /table tennis / volleyball / shogi / kendama /the recorder / the piano do 〇〇 kendo / judo ride a 〇〇 bicycle / unicycle その他 ( 目的語をとらない動詞 ) swim, skate, cook, run fast, sing well 単元の評価規準コミュニケーションへの関心 意欲 態度第三者のできることやできないことを進んで紹介し合おうとしている 外国語への慣れ親しみ 第三者のできることやでき ないことを言っている 言語や文化に関する気付き he と she の意味の違いや音の特徴に気付いている

3 学習の基盤 (1) 教材について本単元では 三人称 he she を主語として できることやできないことを表現する内容を扱っている 学習指導要領の改訂に伴い 第 5 学年の学習内容に新たに加わった単元であり 今年度は移行措置として第 6 学年で扱うこととしている 本単元の前には I can swim. の学習をしている そこでは I can/can t. Can you? の表現を使い 自分のできることやできないことを伝えたり 相手に尋ねたりする活動を行う 単元のゴールを 職員室インタビュー Ⅲ~ 先生方のできること & できないこと調査隊 ~ として 緊張感を持ちながら 相手とよりよくコミュニケーションをとるための工夫を考えつつインタビュー活動を行う ここで得た情報を本単元 She can run fast. He can jump high. でも活用する これまでは I You についての表現を扱ってきたが 児童は本単元で初めて 第三者である He She の表現に出会う I You He She の用い方やそれぞれの相違点 共通点等について モデル会話等を使って 児童自身の気づきを大切にした指導をしながら これまで 伝えたかったけど伝えられなかったもやもや感 を解消し 児童の表現の幅が広がる単元である 自分のことだけでなく 自分が相手に伝えたいと思う様々な人を話題にすることで コミュニケーションが広がることを体感させたい (2) 児童について 個人情報保護のため省略 (3) 指導について本時では 前単元で学習した I can/can t の表現を使いながら 自分と聞き手以外の第三者についての表現 (he と she) における気づきをねらいとしている 次の3つを学習活動の柱として ねらいに迫りたい 1 Warming up 児童が自由に歩き回り 既習の表現を用いて友達とコミュニケーションをとる WALK & TALK を4 月から帯活動として実施している 本時は Can you? の表現を用いる 自分と同じことができる友達を見つけたら握手をするという交流も取り入れながら 表現の定着をねらうとともに 児童同士のより良い人間関係づくりの一助として実施して

いる この時間で体を動かしたり個別に発話したりして リラックスしてその後の活動に入ることができるよう配慮している 2 Main Activities 本時のメインとなるのは ALTや T1のモデル会話等を聞きながら 児童が初めて出会う三人称 he she の特徴に気づき その気づきを全体でシェアする活動である まず 単元終末の言語活動 西小外国語活動マスコット オーディション の概要を児童に伝える 採用される5 体のマスコットの用途や 本校管理職を審査員に迎えること等を伝えることで 児童の関心は強まり この後の学習により主体的に向かうことが期待される 児童が必然性をもって英語を使う場面を生み出す工夫として設定した 次に 教師の考えたオリジナルマスコットを示し He can. She can. の表現を用いてできることを説明する ここで He は男性です と説明するのではなく 男のことは he って言ってるみたいだな といった児童自身による気づきを大切にしたい そのために 男性マスコットと女性マスコットの両方を準備し なおかつそれぞれ複数準備し 自然な形で繰り返し用いることで 児童の気づきを支援したい 中学校では he は 彼 she は 彼女 と和訳されることが多いが 小学校生活においては第三者を 彼 や 彼女 と表現することはないという児童の実態を考慮し 和訳をせず 男のことは he って言ってるのかな という児童の気づきと それを繰り返すことで概念化することを大切にする その後は 前単元で得た本校の教職員の できる できない の情報を用いて英語双六をグループで行う サイコロを振って止まったマスに描かれた教職員の 得意なこと について 性別を意識しながら できる できない を口にする内容になっており 直前の聞く活動で気づきが不十分だった児童も 友達同士での関わり合いの中で he と she の特徴に気づくことを期待したい 3 Looking back 振り返りカードにその日の学んだことについて記入する 児童の気づきや感想を全体に広める その際 ねらいに沿った振り返りができるよう配慮する また 児童のがんばりやよかったところも認め ほめることで児童へ満足感を与えるとともに 次時への意欲を高めたい

4 単元計画本時 (1/3 時間 ) 時 ねらい 太字は児童用 主な活動 評価 コ 慣 気 評価規準 〇レイチェル & たかしタ 第三者を表す言い方 の できる できない の イム (he と she) の違いに 1 言い方を知ろう! 第三者の できる できな 教師の考えたマスコットの できる できない 気付いている い の表現を知り he と she 〇ゲーム の違いに気づく 英語双六 〇ゲーム 第三者のできることや 2 プレゼン練習をしよう! 第三者の できる できな 英語双六 Ⅱ 〇プレゼン練習 できないことを言っている い の表現に慣れ親しむ 〇 西小外国語マスコッ 第三者のできることを プレゼン大会をしよう! ト プレゼン大会 友達に積極的に伝えよ 3 第三者のできることを積極 的に伝える Hello! It s Muteki man. This is the man. He can swim. He can play baseball. Thank you. See you! うとしている 評価は毎時間 < 行動観察 > と < 振り返りカード > により行う マスコットのデザインは図画工作と関連付けて制作する

Warming up Main Activities Looking back 5 本時の活動の流れ (1) ねらい (2) 展開 第三者の できる できない の表現を知り he と she の違いに気づく 時児童の活動 T1 の支援 ALT の支援 評価 2 1あいさつ 明るい雰囲気でスタートする 5 2WALK & TALK Can you? の表現を用いて2 分間児童同士で会話をする 全体を観察し 戸惑っている児童がいれば助言したり励ましたりする 児童の良さを認め大いに褒める 15 15 5 1 学習のめあての把握 の で きる できない の言い方を知ろ う! 2 レイチェル & たかしタイム 授業者の考えたオリジナルマスコットの紹介を聞く 気づいたことを発言する he she を言ってみる 4 英語双六 4 人グループで行う 止まったマスに応じて He/She can/can t の表現を使い教職員の できる できない を口にする 1 活動の振り返り 振り返りカードに記入する 児童が見通しを持って活動できるよう 単元計画を示す 教師の考えたオリジナルマスコットのデザインを掲示し 児童の関心を引く 男性 女性それぞれのオリジナルマスコットを示し he と she を加えて説明をすることで 主語と性別の関係に気づかせる支援とする 対象の性別を強調して話すことで それが he she に対応していることをアピールする 第三者を表す言い方 (he と she) やその違いに気付いている 発言 振り返りカード 紹介したマスコットの特技を尋ねることで児童から自然な形で He/she can. の表現を引き出す 児童が安心して活動できるようデモンストレーションを行う ゲームに参加し 困っている児童へ支援をする 振り返りカードを自己評価 相互評価に生かす 2 2 教師のコメント よかったところを大いに褒める 次時の活動を伝える 1 3 あいさつ 明るい雰囲気で授業を終える (3) 授業の視点 It s my original mascot Muteki girl.she can swim well. She can do kendo. 男の人には he を 女の人には she を使っているな 自分や聞き手ではない人のことを言う時に he she を使っているようだ ALT とのモデル対話を設け 性別に配慮しながら繰り返し聞かせたことは 児童 に he she の用い方や共通点 相違点を気づかせる上で有効であったか