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一般的な学生 & 企業の活動フロー 各選考ステップ例 エントリー 会社説明会 一次選考 筆記試験二次選考 ~ 最終選考内々定 約 30% 4% 2~3 名採用 合計 600~700 名 ( エントリー数目標 ) 約 200 名 ( 目標 ) 約 100 名 ( 目標 ) 約 30 名 ~50 名 (

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

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調査結果報告書(2)

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2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

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調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

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調査結果概要 留学概要について 留学の種類 私費留学 が 4 割でもっとも高い 大学経由の留学 ( 交換留学 認定留学 派遣留学 の合計 ) も同様に 4 割を占める 留学先 アメリカ がもっとも高い 留学先の 4 位までが英語圏で 6 割以上を占める 留学した学年 大学 2 年 大学 3 年 がそ

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概要と特徴 リクルーター養成ゼミ の成果として ゼミの中で学んだことを活かした自社メッセージを 県内学生に発表する 企業の魅力発表会 を開催した この発表会の最大の目的は 非利用者アンケート を収集できる点にある 求人企業からのメッセージを聞いても 興味 関心が高まらず 応募に至らない生徒 学生たち

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-2- 目次 調査概要 2 Ⅰ.217 年卒の新卒採用活動の総括 < 企業 > 1) 採用計画の結果 / 入社予定者への満足度 3 2) 採用活動の満足 / 採用活動の満足度と充足状況との関係 4 3) 採用活動プロセス毎の実施状況 5 4) 採用活動スケジュール -プロセス毎の開始時期- 6 5)

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地域包括支援センターにおける運営形態による労働職場ストレス度等の調査 2015年6月

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l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

下関市立大学広報第72号

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Transcription:

2017 年度キャリタス就活学生モニター調査結果 (201 2016 年 4 月発行 ) 特別調査 インターンシップに関する調査 日本経団連 倫理憲章 の見直し (2011 年 3 月改定 ) により インターンシップのあり方が厳格化されてから 5 年が経過した ハードルが上がったことで一旦は実施企業が減少したが 受け入れ態勢が整ったことで再び増加に転じ さらに昨年の採用活動時期の繰り下げで 実施企業は急激に増えている 学生との早期の接点としても活用の進むインターンシップ 参加学生の意識や満足度はどうだったのか また 就職意向などに影響はあったのだろうか インターンシップ参加経験のある 2017 年卒学生モニターを対象に 参加したインターンシップの内容や感想 参加企業への就職志望度などを調査し インターンシップの影響について分析 考察した 主な調査項目 1. 参加したインターンシップの内容 2. インターンシップの情報を探し始めた時期 インターンシップ参加経験 参考 参加した応募したが選考にもれた応募していない 3. インターンシップ先を探す際に重視した点 2017 年卒 74.6 11.2 14.2 4. インターンシップ参加前後の就職志望度の変化 5. インターンシップ参加企業からの優遇策 2016 年卒 68.6 11.4 20.0 6. インターンシップの満足状況 2015 年卒 56.9 9.7 33.4 7. インターンシップ参加企業への就職志望度 8. インターンシップ参加企業への就職エントリー状況 2014 年卒 52.5 8.1 39.5 9. インターンシップに参加しやすい時期 期間 2013 年卒 44.2 45.8 10. 長期実践型の有給インターンシップの経験 ( 各年とも 3 年生の 11 月調査より ) 調査概要 調査対象 : 2017 年 3 月卒業予定の全国の大学 4 年生 ( 理系は大学院修士課程 2 年生含む ) のうち 1 社以上のインターンシップ参加経験者回答者数 : 664 人 ( 文系男子 207 人 文系女子 224 人 理系男子 146 人 理系女子 87 人 ) 調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2016 年 3 月 15 日 ~24 日サンプリング : キャリタス就活 2017 学生モニター (2016 年卒以前は 日経就職ナビ 就職活動モニター ) 本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/

1. 参加したインターンシップの内容最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認しよう まず 参加したプログラム ( 下注 ) を見ると 最も多いのが プロジェクトタイプ 前年より 3.1 ポイント増え 全体の 4 割近くを占める (38.3%) 講義タイプ も 20.6% から 24.6% へと割合を増やした 職場に配属され業務を任される 実務 実践タイプ は 17.4% から 12.9% に減り 就業体験 という本来の意味でのインターンシップは全体の 1 割強にとどまった 参加期間は 1 日 が最も多く (27.5%) ここに 半日 (20.8%) を足し合わせると 1 日以内のショートプログラムへの参加が約半数を占める (48.3%) 前年調査では 1 週間程度 (28.9%) が最多であったので この 1 年で短期化が進んだ格好だ 参加社数は平均 4.7 社 社数の分布をみると 最も多いのは 2 社 (16.7%) で 僅差で 3 社 (15.8%) 1 社 (14.8%) の順 ただし 1~3 社の割合は前年調査よりも大きく下がり (60.4% 47.3%) 4 社以上の割合が増えた ショートプログラムへの参加が増えた分 参加社数が増えたのだろう 参加したプログラム 見学 & 体験タイプ講義タイププロジェクトタイプ実務 実践タイプ 2017 年卒者 24.2 24.6 38.3 12.9 2016 年卒者 26.9 20.6 35.2 17.4 * 合計が100% になるように再集計し 占める割合を算出 以下同じ 参加期間 半日 1 日 2~4 日 1 週間程度 2 週間程度 3 週間以上 1 カ月以上 2017 年卒者 20.8 27.5 20.1 24.0 1.3 4.5 1.7 2016 年卒者 18.0 21.7 19.5 28.9 6.9 2.6 2.4 参加社数 1 社 2 社 3 社 4 社 5 社 6 社 ~9 社 10 社以上 2017 年卒者 14.8 16.7 15.8 13.6 11.4 16.9 10.8 2016 年卒者 23.0 21.3 16.1 9.6 11.1 12.2 6.8 ( 注 ) 各プログラムの違い 見学 & 体験タイプ = 実際の職場で業務について説明を受け 仕事を少しだけ体験できる 講義タイプ = 業界 企業 仕事についての講義のなかで その企業の事業内容を理解し 働く について学ぶ プロジェクトタイプ = 学生でチームを組み その企業の事業にかかわる課題に取り組む 実務 実践タイプ = 各部署に配属され スタッフの一人として業務を任される 複数のプログラムを組み合わせて実施する場合には 主なもの 1 つを選択 2

続いて 参加時期について確認したい 前年調査では 8 月 が最も多かったが (25.6%) 今回調査では 2 月 の参加が最多となった (26.7%) 昨年 8 月は 2016 年卒者の選考解禁時期であり 採用選考と時期が重なったため インターンシップの実施数自体が減少したことが大きな要因だろう 夏に実施できなった分 冬の実施が急激に増え 1 月と 2 月の参加がそれぞれ前年より大きく増えた ここで参加時期と参加期間をクロスしてみると 夏のインターンまでは 2 週間程度 が最も多いが 10 月以降になると 1 日 や 半日 が増えることが見て取れる 1 月 ~3 月では 1 日以内のショートプログラムが 6 割以上を占める (62.1%) 30.0 25.6 参加時期 2016 年卒者 2017 年卒者 26.7 20.0 0.0 2.4 大学 1~2 年生 3.0 3.4 3.9 大学 3 年 ( 修士 1 年 ) 4 月 ~7 月 20.2 17.2 16.7 13.2 11.1 12.4 10.5 6.3 5.6 6.1 6.0 7.1 1.8 0.8 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 参加期間 参加時期 半日 1 日 2~4 日 1 週間程度 2 週間程度 3 週間以上 1 カ月以上 6 月以前 6.6 25.0 15.8 30.3 10.5 2.6 9.2 7 月 ~9 月 12.3 18.8 16.8 36.8 2.52.9 10 月 ~12 月 24.5 27.8 22.7 23.5 0.3 0.8 0.5 1 月 ~3 月 27.3 34.8 21.9 13.1 0.9 1.5 0.6 40.0 参加したインターンシップの業界 4.9 3.5 3.5 運輸 倉庫 30.0 28.6 21.2 20.0 16.4 10.9 4.8 5.7 0.5 0.0 製造 エネルギー 金融 商社 流通 サービス IT 情報 情報 ( 通信 最大 4 社まで回答 マスコミ ) 官公庁 団体 3

2. インターンシップの情報を探し始めた時期 3 ページで見たように インターンシップへの参加が多いのは 3 年生 ( 修士 1 年生 ) の夏休みと 2 月だが インターンシップに関する情報 ( 募集企業 ) を探し始めた時期は 6 月 が最も多い 前年同様に 3 割強を占め (31.3%) 突出している 一方で 10 月以降 の占める割合が前年調査よりも増え (13.2% 17.9%) 夏のインターンには興味を示さなかった学生が 秋以降に探し始めるケースが増えていることが読み取れる また 参加したインターンシップを知ったきっかけは 就職サイト が今回も最も多く その割合も 56.1% から 58.7% へと伸びている 就職サイトの多くはインターンシップ情報を主軸に 6 月にプレオープンするものが多いことから まずは就職サイトで募集企業を探すというのが一つのパターンとなっていることがわかる また インターンシップ紹介イベント の割合がやや増加しており イベントでの出合いも増えていることがわかる 40.0 30.0 インターンシップに関する情報を探し始めた時期 31.3 2016 年卒者 2017 年卒者 30.7 20.0 7.3 8.9 8.3 7.1 11.5 11.7 12.9 11.6 9.5 9.3 4.3 4.2 13.2 17.9 0.0 大学 1~2 年生 大学 3 年生の 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月以降 修士の学生は 修士 1 年生 として回答 就職サイトインターンシップ専用サイト企業ホームページインターンシップ紹介イベント学内の掲示 ( 求人票 ) 先輩 友人 知人 DM(EメールDM 含む ) ゼミ 研究室の指導教授その他 8.7 6.6 8.0 11.7 7.5 4.9 7.0 8.8 3.8 4.5 1.8 1.3 0.9 1.7 3.6 4.4 知ったきっかけ 58.7 56.1 2017 年卒者 2016 年卒者 0.0 20.0 40.0 60.0 4

3. インターンシップ先を探す際に重視した点インターンシップ先を探す際の重視項目について 12 項目に分けて それぞれ重視した度合いを尋ねた 重視した と回答した人 ( とても重視した やや重視した の合計 ) が最も多かったのは 就職を希望する業界であること で 84.6% とても重視した に限って見ても 6 割を超え (60.8%) インターンシップを その先の就職活動を意識した 業界研究の場 と捉える学生が多いことがわかる 次いで 学業に支障が出ないこと ( 両立できること ) 76.8% 自宅や実家から通えること 72.0% の 2 項目が 7 割を超えた 今回の調査では 経団連が指針 ( 手引き ) で示す 5 日間以上で実施されること を項目に加えたが 重視した との回答は 3 割台にとどまった (37.9%) 学業に支障が出ないこと を重視する学生が非常に多いことを考え合わせると 学業との両立のために 時期によっては短期間で気軽に参加できることを優先せざるを得ないのだろう インターンシップ先を探す際 ( 申し込む際 ) に重視したこと とても重視したやや重視したあまり重視しなかったまったく重視しなかった 就職を希望する業界であること 60.8 (56.3) 23.8 (25.3) 10.8 4.5 (11.6) (6.8) 学業に支障が出ないこと ( 両立できること ) 41.9 (39.2) 34.9 (34.6) 12.3 (14.8) 10.8 (11.4) 自宅や実家から通えること 42.8 (34.2) 29.2 (32.2) 10.5 (12.2) 17.5 (21.4) 実践的な仕事を経験できること 23.9 (28.0) 43.5 (44.7) 26.2 (21.4) 6.3 (5.9) 就職先として本命の企業であること 28.9 (25.6) 35.5 (34.3) 18.8 (23.3) 16.7 (16.8) 有名な企業であること 16.4 (20.0) 39.8 (35.8) 28.8 (27.2) 15.1 (17.1) 意識の高い他の学生と交流できること 19.7 (23.1) 33.0 (33.8) 25.6 (26.9) 21.7 (16.2) 5 日間以上で実施されること 12.3 (-) 25.6 (-) 31.2 (-) 30.9 (-) 先輩や周囲の評判がよいインターンシップであること 9.8 (11.2) 21.5 (23.1) 32.4 (33.6) 36.3 (32.0) 報酬や交通費が支払われること 6.6 (8.5) 16.6 (18.8) 27.1 (25.0) 49.7 (47.7) 採用直結型であること 3.6 (3.7) 16.9 (16.2) 39.8 (38.1) 39.8 (42.0) 2.4 8.9 83.9 単位がもらえること (4.7) 4.8 (8.5) (79.6) (7.2) 5

キャリタス就活 2017 学生モニター特別調査レポート 2016 年 4 月発行 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ 4 インターンシップ インターンシップ参加前後の就職 ーンシップ参加前後の就職志望度 参加前後の就職志望度の変化 志望度の変化 インターンシップ参加前後で その企業への就職志望度がどう変化したかを比較してみたい インタ ーン前は この企業に就職したい は 19.5 と 2 割弱だったが 参加後は 41.9 へと倍増している 企 業を知ることで就職志望度が高まったと考えられる 下表は インターンシップ参加前の就職志望度ごとに参加後の志望度の分布を示したものだ この 企業 業界 職種 への就職は意識していなかった と回答したうち 参加後に この企業に就職 したい に変化したのは 27.3 で この業界に就職したい は 17.3 インターンシップに参加す ることで志望企業や志望業界となった割合は 44.6 だった インターンシップ後にその企業に就職したいと答えた人の理由は 職場の雰囲気がよかった が 69.1 で最も多く 仕事内容が自分に合っていると感じた 51.2 を大きく上回った 仕事内容よりも 雰囲気重視という結果は 実践的なプログラムを経験する学生が少ないことに起因しているのだろう インターンシップ前の就職志望度 就職は 意識しな かった 38.1% インターンシップ後の就職志望度 この企業 業界 職 種 には 就職したく ない 23.4% この企業に 就職したい 19.5% この業界に 就職したい 34.6% この 職種に 就きたい 7.8% この企業に 就職したい 41.9% この業界に 就職したい 24.8% この 職種に 就きたい 9.9% インターンシップ後の就職志望度 この企業に 就職したい インターンシップ前の就職志望度 この企業に就職したい この業界に就職したい この職種に就きたい この企業 業界 職種 への就職は意識していなかった この業界に 就職したい この企業 業界 職種 には 就職したくない この職種に 就きたい 79.9 39.8 9.6 43.2 1.8 3.4 8.7 13.6 27.8 27.3 18.0 17.3 48.1 12.0 6.0 43.5 その企業に就職したい理由 職場の雰囲気がよかった 69.1 仕事内容が自分に合っていると感じた 51.2 自分が成長できそうに思えた 48.4 尊敬できる先輩社員に会えた 24.5 待遇がよいと感じた 22.9 もともと就職先として志望していた 22.1 その他 0.8 0.0 20.0 6 40.0 60.0 80.0

一方で その企業に就職したくないと答えた際の理由は 仕事内容が自分に向いていないと思った が最も多く 51.9% インターンシップの本質は 就業体験を通して適性を判断することにあるので その意味ではインターンシップとしてきちんと機能していると言える より実態に即したプログラムを提供することで ミスマッチの少ない 質の高い採用母集団形成につなげることができるだろう その企業に就職したくない理由 仕事内容が自分に向いていないと思った 51.9 事業内容に興味が持てなかった 39.8 職場の雰囲気が合わないと思った 28.8 待遇が悪そうだった 12.8 社員の印象 対応が悪かった 9.3 その他 3.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 5. インターンシップ参加参加企業からの優遇策インターンシップに参加することで その後の採用選考にどのようなアプローチや優遇を受けたかを尋ねた 特にない との回答は 37.7% で 残りの 6 割強 (62.3%) が何らかのアプローチを受けていた その中身を見ると エントリー ( プレエントリー ) の案内 (28.5%) インターン参加者限定セミナーの案内 (24.2%) 早期選考の案内 (19.2%) の順に多かった 参加後のアプローチや優遇の有無 エントリー ( プレエントリー ) の案内 28.5 インターン参加者限定セミナーの案内 24.2 早期選考の案内 19.2 セミナー 説明会参加の免除 筆記試験や選考 ( 回数 ) の減免 リクルーターからの接触 6.2 5.3 6.7 採用直結 ( 内定獲得 ) 2.7 その他 0.6 特にない 37.7 0.0 20.0 30.0 40.0 50.0 7

6. インターンシップの満足状況 ( プログラム別 / 期間別 ) インターンシップに参加した満足度を尋ねたところ 大変満足 が 45.0% と 4 割強 やや満足 (41.2%) とあわせると 86.2% と高い数字を示し 満足度は非常に高かった この満足度を 参加したプログラム別 参加期間別でクロス集計してみると 満足度が高いプログラムは 実務 実践タイプ で 55.9% が 大変満足 と回答 やや満足 をあわせると 87.7% と 8 割に迫る 一方 講義タイプ は最も満足度が低く 大変満足 は 30.1% と約 3 割にとどまる 参加期間別に見ると 大変満足の割合が最も高いのは 2 週間程度 (59.7%) やや満足もあわせると 1 週間程度 のものが 89.2% と最も高い 逆に 半日 を非常に満足と回答したのは 2 割台にとどまり (25.1%) 満足度は低かった 半日程度の極端に短いプログラムは講義タイプが多いことも影響しているだろう 一方 3 週間以上 1 カ月以上 は参加者が限られ母数が少ないため参考値として見る必要があるが 期間が長いからと言って満足度も高くなるとは一概に言えないようだ このことから 最も満足度の高い組み合わせは 実務 実践タイプ のプログラムで 2 週間程度 で実施されたものとなる 満足度 < プログラム別 > 大変満足やや満足どちらともいえないやや不満足大変不満足 全 体 45.0 41.2 8.4 4.7 0.7 見学 & 体験タイプ 47.2 40.9 8.0 3.1 0.7 講義タイプ 30.1 49.4 11.2 8.1 1.2 プロジェクトタイプ 49.5 39.4 7.7 3.1 0.5 実務 実践タイプ 55.9 31.8 5.9 5.9 0.5 満足度 < 参加期間別 > 大変満足やや満足どちらともいえないやや不満足大変不満足 半日 25.1 54.6 9.9 9.3 1.1 1 日 43.5 43.9 8.7 3.2 0.6 2~4 日 53.6 35.0 9.0 2.3 0.0 1 週間程度 54.0 35.2 6.6 3.2 1.0 2 週間程度 59.7 27.3 6.5 5.2 1.3 3 週間以上 43.5 34.8 8.7 13.0 0.0 1 カ月以上 44.8 34.5 6.9 13.8 0.0 8

7. インターンシップ参加企業への就職志望度 ( プログラム別 / 期間別 ) インターンシップ参加企業への就職志望度についても 同様にクロス集計した この企業に就職したい と回答した割合はプログラムによる大きな差は見られず いずれも 4 割前後 講義タイプ は 他のプログラムに比べ満足度の低さが目立ったが 就職志望度は低くなかった 就業体験という面で不満はあっても 業務や業界に関する講義を受け 就職先として興味をもった学生が少なくないと推測できる 逆に 実務 実践タイプ は 満足度は最も高かったが 就職したくない が 29.5% と 他のプログラムより多い 実際の業務を行うことで仕事や企業の実情が見え 判断材料が増えたのだろう 参加期間別では 1 週間程度 が この企業に就職したい との回答が最も高く (49.4%) 1 カ月以上 が最も低い (24.1%) 1 カ月以上 は 就職したくない が半数を超えるが (55.2%) 長期間のプログラムは 実務 実践タイプ が多いことも関係あるだろう 適職を探る手がかりとなることはインターンシップの本来の目的であり 企業 学生双方にとって有益であることは間違いない インターンシップ後の就職志望度 < プログラム別 > この企業に就職したいこの業界に就職したいこの職種に就きたいこの企業 ( 業界 職種 ) には就職したくない 全 体 41.9 24.8 9.9 23.4 見学 & 体験タイプ 42.6 25.7 13.6 18.2 講義タイプ 39.9 28.6 8.4 23.2 プロジェクトタイプ 43.6 23.1 8.4 24.8 実務 実践タイプ 39.5 20.9 29.5 インターンシップ後の就職志望度 < 参加期間別 > この企業に就職したいこの業界に就職したいこの職種に就きたいこの企業 ( 業界 職種 ) には就職したくない 半日 35.5 29.3 11.5 23.7 1 日 41.2 24.1 24.7 2~4 日 43.7 23.6 12.0 20.7 1 週間程度 49.4 22.0 6.8 21.8 2 週間程度 37.7 32.5 7.8 22.1 3 週間以上 34.8 21.7 17.4 26.1 1 カ月以上 24.1 17.2 3.4 55.2 9

8. インターンシップ参加企業への就職エントリー状況参加したインターンシップの 満足度 と 就職エントリーの有無 との関係をクロス集計した 満足度が高いインターンシップほど 就職活動が始まってからその企業に エントリーした という割合が高く 相関関係が表れている 大変満足 では エントリーした が 74.2% と 7 割を超えており 満足度の高さがその後の就職エントリーに大きく影響することがうかがえる 逆に満足度の低い層 ( やや不満足 / 大変不満足 ) では エントリーするつもりはない は 59.8% と 6 割近くに達している 就職エントリー状況を 参加期間 ともクロス集計した 1 週間程度 が エントリーした の割合が最も高く (66.0%) 半日 1 日 2~4 日間 はともに 6 割強で大きな差は見られない 就職志望度と同様に エントリー率も 1 カ月以上 が最も低い (27.6%) 3 ページで見たように 長期のプログラムは夏季休暇中など比較的早い時期に参加するケースが多いことも こうした結果と関係ありそうだ 就職エントリーの有無 満足度 エントリーしたこれからするエントリーするつもりはない 大変満足 74.2 15.8 やや満足 59.2 13.2 27.6 どちらともいえない 35.0 12.6 52.4 やや不満 / 大変不満足 34.8 5.4 59.8 就職エントリーの有無 参加期間 エントリーしたこれからするエントリーするつもりはない 半日 63.7 9.6 26.8 1 日 63.8 9.2 27.1 2~4 日 63.6 10.8 25.7 1 週間程度 66.0 12.5 21.5 2 週間程度 48.1 19.5 32.5 3 週間以上 39.1 30.4 30.4 1 カ月以上 27.6 20.7 51.7 10

9. インターンシップに参加しやすい時期 期間 インターンシップに参加しやすい時期と期間について プログラム形式ごとにそれぞれ複数回答で尋 ねた どの形式でも参加しやすい時期は 大学 3 年生の 7~9 月 が最も数値が高く 大学 3 年の 1~3 月 がそれに続くという結果だった 大学の長期休暇を利用して参加したい学生が多いことがわかる また 大学 1 年 大学 2 年 といった低学年時もそれぞれ 1~2 割程度あった 参加しやすい期間については 見学 & 体験タイプ は 1 日 が最も多く 講義タイプ は 半日 プロジェクトタイプ と 実務 実践タイプ は 1 週間程度 が最も多かった 時期 見学 & 体験タイプ 講義タイプ プロジェクトタイプ 実務 実践タイプ 大学 1 年 12.8 15.7 8.3 11.6 大学 2 年 23.0 23.0 14.6 18.4 大学 3 年 ( 修士 1 年 )4 月 ~6 月 20.5 26.7 15.5 15.1 大学 3 年 ( 修士 1 年 )7 月 ~9 月 74.8 61.1 77.4 74.8 大学 3 年 ( 修士 1 年 )10 月 ~12 月 39.5 47.4 37.7 27.6 大学 3 年 ( 修士 1 年 )1 月 ~3 月 45.6 53.5 44.6 39.0 あてはまるものはない 2.7 4.7 4.7 7.2 期間 見学 & 体験タイプ 講義タイプ プロジェクトタイプ 実務 実践タイプ 半日 30.6 52.4 14.3 8.3 1 日 56.9 65.5 31.8 17.3 2~4 日 43.2 20.5 48.2 34.9 1 週間程度 32.4 10.2 52.6 52.7 2 週間程度 5.7 1.1 14.3 30.9 3 週間以上 2.1 0.3 5.3 14.6 1カ月以上 1.2 0.2 4.2 13.7 あてはまるものはない 3.5 4.5 4.8 7.4 10. 長期実践型の実践型の有給インターンシップの経験インターンシップ先を探す際に 報酬や交通費が支払われること を重視する人は 2 割余りだったが (5 ページ ) 1 カ月以上の長期で有給のインターンシップへの参加経験を尋ねたところ 経験があるのは僅か 5.4% だった 参加経験のない理由を複数回答で尋ねると 自分の条件に合うものが見つからなかった が 43.8% で最も多く 有給のインターンシップに興味がなかった (34.7%) を上回った 有給であることを重視しないまでも 多くの学生が興味を持って 実際に探した経験を持つことがわかった 自分の条件に合うものが見つからなかった 長期実践型の有給インターンシップに参加しなかった理由 43.8 有給のインターンシップに興味がなかった 34.7 探し方がわからなかった 10.4 応募したが選考に落ちた 有給インターンシップがあることを知らなかった ( 知っていたら参加した ) 5.9 5.3 0.0 20.0 30.0 40.0 50.0 11

参加した感想 ( 良かった点 ) 社員の方と一緒にランチをしながらその企業のことや就活のことを話せた グループワークしながら最後に社員の方の前でプレゼンをするという形で大変勉強になった <1 日間 /9 月 / 見学 & 体験 > 体験型のインターンシップであったため 実際にプラント設計を考えたり 海外の方と電話で対話したりすることで 普段得ることのできないような体験をすることができてよかった <1 日間 /1 月 / 見学 & 体験 > 業界全体の説明をしていただいたので 業界研究がより深くできた < 半日 /11 月 / 講義 > 学生の目線と違って お客の目線に立つ大切さを感じられた <2~4 日間 /12 月 / 講義 > 実際のシステム開発の現場を見ることができ 仕事を少し具体的にイメージできるようになった <2 週間程度 /8 月 / プロジェクト> 文理混合であったため 普段関わることのない文系の人ともグループワークができたこと 就職活動が始まる前に 意識の高い学生たちと意見交換ができたこと 幅広い分野の学生のそれぞれの研究の話が聞けたこと <2~4 日間 /1 月 / プロジェクト> 新規事業立案のグループワークにおいて 進める手順を企業側がしっかりと導いてくれ またフィードバックを受ける機会が多くあったことで より良い提案を追求できた <1 週間程度 /2 月 / プロジェクト> 実際の業務を行うことで業界研究にとても役に立った また 職場でのインターンであったので 雰囲気がとてもよくわかった <1 週間程度 /9 月 / 実務 実践 > 3 週間を通して 企画力 プレゼンテーション能力が培われました またその企業の人と仲良くなり 就活の相談をできたりしているので とてもいい経験 モノを得られました <3 週間以上 /9 月 / 実務 実践 > 2 週間しっかりと業務に携われたこと 寮で生活させていただけたので 実際の社員さんと同じ生活を経験することができたこと <2 週間程度 /2 月 / 実務 実践 > 参加した感想 ( 不満に思った点 ) 社員の方との懇談があまり活発ではなく終わり かつ時間も非常に短かった <2~4 日間 /12 月 / 見学 & 体験 > 内容はグループディスカッションであったが 別にグループディスカッションがしたくて応募したわけではない <1 日間 /1 月 / 見学 & 体験 > インターンシップではなく 会社説明会 < 半日 /10 月 / 講義 > 人事の方に好印象を持てなかった ゆとり世代の問題点をスライドでずらっと挙げ連ねられ 内心ドン引きしてしまった <1 日間 /7 月 / 講義 > 次のインターンへの選考があり インターンというよりは選考だった グループワークがあり あまり業界や会社のことはわからなかった < 半日 /11 月 / 講義 > 社員のコミット具合が中途半端で ほぼ丸投げ状態だった そのうえで 学生のことをしっかり見ているわけでもなかったので 何が目的なのかわからなかった <3 週間以上 /9 月 / プロジェクト> プレゼンについての説明があまりに少なかったため 最終日近くに会社を出た後カフェや自宅にプロジェクトを持ち帰るのが大変でした 学業にも支障が出ました <2~4 日間 /10 月 / プロジェクト> グループワークの成果物を発表した後のフィードバックが非常に弱く がっかりした 良かったポイントを言ってくれるのは有り難いが 改善すべき点を指摘してもらわないと伸びないと思ったため <1 日間 /12 月 / プロジェクト> 実務実践型は時給の出ないバイト感覚で 自身の成長には繋がりにくい <1 週間程度 /8 月 / 実務 実践 > カリキュラムがしっかり組まれていたわけではなかったので 急遽内容が変わり分析研究にあまり関われなかった <2 週間程度 /8 月 / 実務 実践 > 時間にルーズなところを見て 残業の多い会社なのかな と感じたのは正直なところです <1 週間程度 /1 月 / 実務 実践 > 12