提出物のチェックシートⅣ 提出書類の作成 1. 提出にあたって 調査地点それぞれの 調査票 写真票 写真データ すべての調査地点をプロットした 地形図 を作成します 記載漏れがないようによく確認して作成し 地区ごとに封筒に入れて提出して下さい 提出書類作成の流れを図 22に示します 提出書類作成の流れ 調査簿の完成 ホッチキスで綴じる 調査地点ごとの調査票 調査地点ごとの写真票 調査簿の作成 CD-R への 焼き付け パソコン 上での整 理 調査地点ごとの魚のデジタル写真調査地点ごとのカエルのデジタル写真 調査写真データの完成 写真データの作成 調査地点と地区名を記載した地形図の完成 提出用地形図への調査地点の転記 調査 ( 現地 ) で使用した地形図 地形図の作成 各土地改良調査管理事務所へ提出 図 22 提出書類作成の流れ 29
2. 調査簿の作成調査地点ごとの 調査票 写真票 を合わせて左上 1カ所をホッチキスで綴じます この際に 調査票 と 写真票 の調査地点が合致していることを必ず確認して下さい これが 調査簿 となります 各票に記載漏れがないか確認して下さい 調査簿作成の流れを図 23に示します 魚調査票魚写真票カエル調査票カエル写真票 + + 魚の調査簿は魚調査票 6 6セット以上魚調査票 5 できます 魚調査票 4 魚調査票 3 魚調査票 2 魚調査票 1 カエルの調査簿は 1セット以上できます カエル調査票 A 調査地点ごとの調査簿が完成 図 23 調査簿作成の流れ 30
3. 調査写真データの作成 調査地点ごとに撮影した写真をパソコンにダウンロードします ( 図 24) 図 24 デジタルカメラからパソコンへ パソコン上に 調査地区写真データフォルダ ( 例 :H17 年度 地区写真データ ) をつくります そのフォルダ中に 調査地点フォルダ を 魚調査とカエル調査それぞれ調査を行った地点数分つくります 調査地点の表記は 魚調査は 調査地点 1 カエル調査は 調査地点 A のように 調査簿 と対応させて下さい( 図 25) 図 25 調査地点フォルダの作成 31
図26 画像ファイル名の変更 各調査地点で撮影した写真を 各調査地点フォルダに振り分けます その際に 画像ファイル名を写真票の写真番号に変更して下さい 図26 また 画像ファイルはジェイペグファイル形式で保存して下さい 撮影した画像ファイルは カメラ固有のファイル名になっていますから ファイル 名を写真票の写真番号と対応するように付け替えて下さい 例 図26の元画像のファイル名は IMG_0019.JPG となっており これを写真票の写真番号に対応させ 3.JPG として各調査地点フォルダに入れます これを調査地点分繰り返し 調査機関の 調査写真データ としてCD-Rに保存します MOは使用しないで下さい パソコン上の写真データは出来るだけ保持しておいて下さい 記録メディアの故障に よって 読みとりが不可能な場合に再度 提出をお願いすることがあります 32
4. 調査地形図の清書 1 使用する基図は国土地理院発行の1/25,000の地形図です 2 基図はそのまま使用し コピー 切り抜き いくつかの図をつなぐ等しないで下さい ( 地形図の図枠にある緯度経度情報が重要となります ) 3 地図に魚とカエルの調査地点と調査地区名を記入します ( 図 27) カエルの調査地点は 経路のスタート地点とします :4 地形図の地図名の上に地区名を記載して下さい 地形図から調査地点の緯度経度を読みとりますので 必ず提出して下さい 5 4 3 6 ( 地図名の上に地区名を記載 ) 2 1 A 地区 地 図 図 27 調査地形図の清書 33
5. 送付前のチェック (1) 送付内容作成した調査簿 調査写真データ (CD-R) 地形図とこれら提出物のチェックシートを作成し地区ごとに封筒に入れ 各土地改良調査管理事務所に提出して下さい 提出作業の流れを図 28に示します 封筒には 添付資料 18 の封筒の記入様式をコピーし 記入したものを貼って下さい 以上で 田んぼの生きもの調査 の作業は終わりです 1 調査簿 2 調査写真データ (CD-R) 魚調査票 6 魚調査票 5 魚調査票 4 魚調査票 3 魚調査票 2 地区 地区名を直接記入 魚調査票 1 カエル調査票 A ( 調査票と写真票 ( 調査票と写真票 3 調査地形図 を地点毎にホッチ を地点毎にホッチ キスで綴じたもの ) キスで綴じたもの ) 4 3 5 6 地区 2 1 A 地区 4 チェックシート 都道府県名調査主体地区 調査地形図は 記入した地区名が表面にな るよう 上図のように折って下さい 調査簿 1 調査簿 2 調査簿 3 調査簿 4 /// 調査簿 A 調査地点 地形図 CD-R 田んぼの生きもの調査調査結果一式 1. 都道府県名 : 2. 実施機関名 : * 共同調査団体名 : 3. 地区名 : 4. 担当者名 : 5. 所属部署名 : 6. 連絡先郵便番号 : 住所 : 電話番号 : F A X : e-mail : 添付資料 18 の封筒の記入様式をコピー 記入したものを貼って提出して下さい 調査簿 CD-R 写真フォルダ 地形図 封筒の地区名が同じになっていることを確認して下さい 図 28 提出作業の流れ 34
(2) 調査結果をデータとして生かすために昨年度までの調査を行う中で データ化出来ない調査結果がありました その多くは以下の2つに区分できます 1) 生きものの同定作業が行えないもの 画像に係わるもの 2) 調査地点が不明なもの 指定の記録様式に従わなかったもの その年のデータはその年でしか記録することの出来ない貴重なものです これからのデータの積み上げを図る上でも データ化するためにも記録様式の厳守をお願いします 昨年度の処理上での問題点は以下の 4 つに分類されました 1 調査票での問題点 地点番号の重複地点番号の記載が規定と異なる ( 例 :1-1 1 タモ網 1) 封筒の地区名と調査票の地区名が一致していない H13~15 年度までの調査票を使用している 2 写真票での問題点 写真票にはデータの記載があるのだが CD-Rに画像がない同一の個体に対して余分な画像がある ( 魚は1 枚 カエルは表裏各 1 枚計 2 枚 ) 魚 カエル以外の生物種名が記載されている 1 地点ごとに1 種 1 画像と規定されているが 同じ種の画像が複数ある 3 画像 (CD-R) の問題点 同じ画像を複数地点で使用している CD-Rにデータが記録されていない MOで提出している画像をエクセル ワード 一太郎に貼り付けてある地点ごとのフォルダに画像を収録すると規定されているが すべて同じフォルダに収められていて 地点ごとの写真の区別がつかない写真票に記載されている写真数より フォルダ内の写真が多いあるいは少ない画像以外の不要なデータが記録されている ( 例えば調査票 地形図等のデータ ) 35
4 地形図の問題点 調査地点の記入漏れがあるコピー 切り抜き 張り合わせ等で使用されている為 緯度経度の測定が出来ない住宅地形図など規定外の図へ記載されており 緯度経度の測定が出来ない なお 掲載した データ化出来ない例 に該当するものは 処理の都合上 エラー として棄却することをご了承願います 36
1) 魚の写真について 悪い例 同定が不可能です 複数写っている ハレーションを起こしている 角度が悪い ピントがあっていない全体が写っていない 良い例 悪い例 37
2) カエルの写真について 同定が不可能です 同定の判断材料となる背側線や模様がみえません ピントがあっていない ハレーションを起こしている 画像が暗すぎる 角度が悪い 角度が悪い 全体が写っていない 良い例 表面 裏面 38
3) 調査地点等について以下のように調査地点 調査時期 調査方法等が特定できない場合があります 調査地点の記録がない 地点番号が重複 指定した表記と異なる 実施機関名 地区名が調査地点で異なる 調査月日のいずれかが ( いずれも ) マークされていない 使用した調査道具がマークされていない 調査人数が記入されていない 調査票魚調査地点情報 1. 調査地点水系名 魚 都道府県名 実施機関名 地区名 地点番号 地区 2. 調査月日月 :15 月 26 月 37 月 48 月 59 月 610 月 日 :1 上旬 (1~10 日 ) 2 中旬 (11~20 日 ) 3 下旬 (21~ 月末日 ) 3. 調査場所 3-1. 整備経過年数 13 年未満 23~6 年 37~9 年 410~20 年 521~30 年 631~40 年 741 年以上 3-2. 主な取水源 1 河川 2ダム ため池 3その他 ( 自然湖沼 井戸など ) 3-3. 主な取水方式 1 自然 2ポンプ 詳細情報 1) 調査水路系統 1 幹線用水路 2 支線用水路 3 小用水路 4 小排水路 5 支線排水路 6 幹線排水路 7 用排兼用水路 2) 使用した調査道具 ( 各地点の道具は1つです ) 1タモ網 2カゴ網 3 定置網 4サデ網 5 投網 6セル瓶 7その他 3) 水路構造 右岸 )1コンクリート 2 木 ( 鋼矢板 ) 3 石 4 土 左岸 )1コンクリート 2 木 ( 鋼矢板 ) 3 石 4 土 底 )1コンクリート 2 転石 3 土 4) 環境情報 4-1) 流速 1 計測器使用 2 未使用 m/s 4-2) 水温 4-3) 水深 cm 4-4) 堆積物 ( 底質 ) 1 泥 2 砂 3レキ 4 堆積なし 4-5) 水路内植生の有無 1 抽水植物が繁茂している 2 水中植物が繁茂している 3どちらも繁茂している 4なにも生えていない 5) 水質 5-1)COD(mg/l) 10 22 34 46 58 以上 5-2)DO (mg/l) mg/l 5-3)pH 1 計測器 2パックテスト 14.0 未満 24.0~6.5 未満 36.5~7.5 未満 47.5~8.5 未満 58.5 以上 調査票カエル調査地点情報 1. 調査地点水系名 蛙 都道府県名 実施機関名 地区名 地点番号 地区 2. 調査月日 月 :15 月 26 月 37 月 48 月 59 月 610 月 日 :1 上旬 (1~10 日 ) 2 中旬 (11~20 日 ) 3 下旬 (21~ 月末日 ) 3. 調査場所 3-1. 整備経過年数 13 年未満 23~6 年 37~9 年 410~20 年 521~30 年 631~40 年 741 年以上 3-2. 入水時期 13 月下旬 24 月上旬 34 月中旬 44 月下旬 55 月上旬 65 月中旬 75 月下旬 86 月上旬 96 月中旬 106 月下旬 117 月上旬 127 月中旬 3-3. 中干し時期 15 月上旬 25 月中旬 35 月下旬 46 月上旬 56 月中旬 66 月下旬 77 月上旬 87 月中旬 97 月下旬 108 月上旬 118 月中旬 128 月下旬 3-4. 非潅漑期の田面状況 1ぬかるんでいる 2 乾いている 詳細情報 1. 調査人数 ( タモ網等で採捕を行った人数 ) 人 2. 調査開始時間 17 時 28 時 39 時 410 時 511 時 615 時 716 時 817 時 3. 調査経路の環境 ( 調査経路のうち もっともカエルが多く採捕された環境 ) 1 農道 ( 舗装路 ) 2 農道 ( 舗装無し ) 3 畔 4 小水路内 4. 総採捕頭数 頭 39