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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

ていきたい 題材は, 平和市で起こった小さい女の子の事故をきっかけに, 現在ある公園を駐輪場に作り替えるかどうかという議論に発展していく内容となっている 近年は公共のマナーの話題をよく耳にすることもあり, 生徒にとって, 身近なテーマと言える 賛否の論点を整理し, 自分の意見をまとめる活動を通し,

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補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

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2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

自己紹介をしよう

いろいろな衣装を知ろう

研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

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第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

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3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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○○○

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

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英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

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高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%


第 2 学年 1 組外国語科 ( 英語 ) 学習指導案 平成 24 年 11 月 22 日 ( 木 ) 第 5 校時益田市立益田東中学校教諭上田陽一郎 1 単元 Unit 6 The Story of an Old Clock (New Horizon English Course Book 2)

東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

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3 教科の課題と授業の関連教科の課題 一人ひとりを生かした分かりやすい授業とはどうあるべきか 本校の英語科の24 年度の研究主題は コミュニケーション能力を育てる指導法の研究 ~ 言語活動の充実を図る授業の工夫 である 昨年度から 新しい学習指導要領のもとで小学校高学年において英語活動が全面実施され

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

第○学年 ○○科指導計画

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4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

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第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

扱われている Book 1 の Speaking Plus6では, Can I ~?, Can you ~? の表現を学んだ 窓を開けてもよいかという許可を求めたり, 宿題の手伝いをしてくれるように依頼したりする対話内容であった Book2の Speaking Plus1の本題材は, 先生など目上の

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問詞 + 不定詞 では, 不定詞の用法を独立させて学習するのではなく, how to ~ what to ~ のように疑問詞と不定詞を連続させて意味がとれるようにしたい なお, 不定詞であるため,to ~の後の動詞は原形であることを再確認させたい 本単元では, 日本と外国との生活様式の違いが話題にな

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

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い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

1年 program8 3/6

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年度の検査や調査の結果でも見られたとおり, 依然として他の技 能よりも苦手としている生徒が多いと思われる 3 年 A 組は, 男女ともに, ペアでの活動やグループ活動におい て, お互いを気遣いつつ, 級友と積極的に参加する生徒が多い学 級である 全体としては比較的高い学力をもつ集団であるが, 生

英語の女神 No.21 不定詞 3 学習 POINT 1 次の 2 文を見てください 1 I want this bike. ワント ほっ want ほしい 欲する 2 I want to use this bike. 1は 私はこの自転車がほしい という英文です 2は I want のあとに to

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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英語第 2 学年福山市立城北中学校指導者岡田江美溝部良子瀧元美菜子 単元名 Unit5 A New Language Service 本単元で育成する資質 能力 思考力 判断力 表現力他者とかかわる力 主体的に学ぶ力 単元について 単元観本単元は, 緑市が外国人住民のためのボランティアを募集しており

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

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英語科学習指導案 日時平成 20 年 9 月 3 日 ( 水 )5 校時学級岩泉町立岩泉中学校 3 年 A 組 40 名 ( 男子 20 名女子 20 名 ) 場所 3 年 A 組教室指導者教諭田中美恵子 AET Jeff Holscher 1 単元名 Speaking Plus 1 コンサートに行こう ( 東京書籍 NEW HORIZON English Course 3) 2 単元について (1) 教材観 Speaking Plus 1 は コンサートのチケットを 2 枚もっているジュディが 慎をさそう内容となっている コンサートに行こうとさそったり 待ち合わせの時間や場所を決める表現を学ぶ ~ しませんか ~ しましょう などと 相手の行動を促したり相手をさそったりする言い方は 生徒の日常生活にかかわる場面でもよく使われるものであり 実際に言語の使用場面や働きにも配慮して その言葉を使用 体験するのに適した題材である 文法事項としては to.? を扱う 生徒はこれまで 人をさそったり 提案したりする言い方について BOOK 1 で Let s (Let s have lunch.) を BOOK 2 で shall(what shall we do? や Shall I show you a bigger one?) と Do you want to? の構文を BOOK 3 で Why don t you?(why don t you join us?) などを学習してきている 本単元で初出の to.? は Let s. などより丁寧でありながらも 友達同士でも使える表現である また Speaking plus 2 においては 人に食べ物などを すすめる 表現の? にもつながっており 適用範囲が広い表現であると言える 指導にあたっては 実際に to.? を使って相手をさそう活動を行わせる中で この表現の定着を図っていきたい (2) 生徒の実態英語に苦手意識をもっている生徒は多いが 全体的に明るく 週 1 回ある AET とのティーム ティーチングの授業には特に意欲的に取り組んでいる ただ 生徒個々の学力差が大きく 特に書く活動については 下位の生徒への支援が必要な学級である 家庭学習に対する意識が低い生徒も少なくなく 具体的で継続的な指導が課題である 1 コミュニケーションへの関心 意欲 態度昨年度実施の教研式 CRT では 得点率が 70.5% であり 全国比 96% と下回ってはいるものの 4 観点の中で最も良い項目であった 普段の授業については 4 月当初と比べ 英語を使うことに抵抗感を示す生徒も大少なくなり 様々な言語活動に前向きに取り組めるようになってきている 2 表現の能力教研式 CRT では 得点率が 57.7% 全国比 88% であり 全国に比べて努力を要する観点であった と同時に A B C の割合がほぼ 3 の一ずつ占めるなど一斉指導が一番難しい項目でもあった 領域別にみると 話すこと が全国比とほぼ同じ値を示しているのに対して 書くこと にかなりの落ち込みが見られた 更に小領域や小問の内容を析すると 単語の綴りの問題がすべて全国比を下回っていた このことから 伝えたい内容を考え 正しく書く 以前に 文の構成単位である単語が正確に 書けない という実態が浮かび上がってくる 簡単な単語を書けない生徒も少なくなく 発音と綴りを関連づけた指導も含めて 書いて表現する 力の育成が課題である 英語 1

3 理解の能力教研式 CRT では 得点率が 65.9% 全国比 93% であった 領域別にみると 聞くこと が全国とほぼ変らないのに対して 読むこと に落ち込みが見られた 特に 基本的な英文を読み取ること が 文字等の知識を身に付けること と共に小領域別で最も低い結果となっており ここでも単語の意味がわからないことが読み取る力に大きく影響しているものと思われる 4 言語や文化についての知識 理解教研式 CRT では 得点率 49.9% 全国比 81.8% と 4 観点の中で 最も全国に比べて努力を要する観点であった また C 判定が半以上を占めるなど 底上げの必要な項目でもある 小問析を見ると 単語の綴りや未来形 不定詞 動名詞 過去形の適語選択 語順整序の疑問文等に落ち込みが見られた 夏休みに実態を把握するためアルファベットのテストを実施したところ 大文字と小文字の混同や位置の誤り 順番の誤り 文字の欠落のミスも意外に多く 半以上書けない生徒も複数いることがかった 高校との連携を考えるうえでも 動詞を含めた語彙力と共に 最低限アルファベットは書けるように粘り強く指導していく必要がある (3) 指導観本単元で扱う文法事項は to.? であり 助動詞 would はここで初出となっている 指導書の解説編には would like to について説明をし そこから would you like to.? につなげるほうがよいと書かれているが 生徒の抵抗感を少なくするために Let s. より丁寧な言い方が to.? であると対比して提示し 慣用表現としてとらえさせたい そして 理論的な説明については want to を使った さそう 表現と併せて 最後に触れることとしたい 本単元は 話す 表現活動に重点を置いたコミュニケーションの仕方が学習内容となっているが 本校の生徒の実態から 書いて表現する 活動も取り入れていきたい 書く力を育成するためには 音 から最終的に 文字 に変えるところまでセットで指導することが必要であり そのためには 1 時間 1 時間の授業の中に 書く 活動を意図的に仕組む以外にはないと考える 書く力をつけるためには 既習事項の Recycling が有効であることから モデル対話の練習後に 3 連文で生徒に さそう スキットを書かせることとしたい その際 1 2 年で習った表現も予め提示し 文の構成例を示すことで 何を どのように 書いたら良いかがからない生徒への支援をすると共に 既習表現の復習や定着も兼ねたい なお スキットは 次回から来校する AET を さそう ことを想定して作らせ 実際に 1 対 1 でのスピーキングテストを行う 学ぶことの意義が見えて 知識が生きて働くという実感がわくような学びは 学習意欲を喚起する上で必要なことであり AET との 1 対 1 の会話は まさにそれに通じるものであると考える 現実にはモデル対話どおりスムーズに話が展開するとは限らないが ここでは 3 連文で AET をさそい 待ち合わせの時間と場所を決めることができれば良しとしたい 自己評価について 生徒自身が何をどこまで理解しているかを認識することは外国語の習得にとって大事なことである そのため 今日どれくらい頑張ったか ではなく 今日かったことは何か まだよくからないことは何か など 学習内容の理解を確認する内容を毎時間記述させたり 必要に応じて英作文や語順整序の問題など 学習内容の定着状況を確認することを行っている 本単元においても実施し 添削 コメント等を一人一人にすると共に 多くの生徒がかっていないところについては次の授業で改めて説明するなど 自己評価を授業に生かしてかる授業を展開していきたい 英語 2

3 単元の目標 ~ しませんか と人をさそったり ~ しましょう と提案したりすることができる 4 単元の指導計画と評価規準 (2 時間扱い ) 時 1 本時 1 指導目標 to.? の形 意味 用法を理解し 表現できるようにする 実際に Would you like to.? を使った対話ができるようにする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 AET と 1 対 1 で to.? を使って話している 評 価 規 準 表現の能力 理解の 能力 to.? を含んだ表現を用いて相手をさそう対話を書くことができる AET と1 対 1で to.? を使ってさそう対話ができる 言語や文化についての知識 理解 to.? の形 意味 用法を理解している 5 本時の指導 (1) 目標 1 to.? を使って さそう対話を書くことができる ( 表現の能力 ) 2 to.? の形 意味 用法を理解している ( 言語や文化についての知識 理解 ) (2) 具体の評価規準 表現の能力 言語や文化についての知識 理解 A: 十に満足できる B: おおむね満足できる C の生徒への手立て to.? を使って さそう対話を正確に書くことができる to.? を使って さそう対話を書くことができる to.? の形 意 to.? の形 意味 用法を正確に理解している 味 用法を理解している 3 連文の構成例を参考に 有効な既習表現を指導する 語順や構造を説明する 英語 3

(3) 展開段階 学習活動指導の工夫評価 導 入 10 1 Greetings 2 学習課題の設定 Greeting card の使用 二人で会話をしている場面から新文型を導入し 内容を推測させる ヒラメキマーク を活用し 新文型に注目させる モデルを提示することで 生徒に具体的な目標を持たせる ていねいにさそう文を完成させよう 3 新文型の説明と練習 既習の表現と対比して提示 実際に ALT を誘うつもりで口頭練習をさせる to..? の形 意味 用法を理解している ( 観察 ) 展 4 新出単語の意味確認と発音練習 フラッシュカードの使用 I d love to. は慣用表現として覚えさせる 開 5 本文の概要把握と音読練習 口頭での簡単な概要把握 chorus reading role playing read and look up など 口頭でスピーディーに意味を把握し 音読練習で理解の定着を図る 音読の仕方に変化をもたせながら 練習させる 37 6 スキット作り 次回から来校する AET を さそう ことを想定したスキット作りをすることで 学びの意義が見えるようにする ワークシートの活用 既習表現の提示と選択による 3 連文作り ペアでの教えあいと教師による支援 スキット作りを終えたペアには スピーキングテストに備えて練習をさせる 言えるようになったら 見ないで書く練習をさせる ( 暗唱から暗写までできるようにする ) to.? を含んだ表現を用いて相手をさそう対話を書くことができる ( 記述 ) 終 末 3 7 学習内容の確認と自己評価 8 SP テストの連絡と家庭学習の確認 9 Greetings 生徒自身による理解状態の把握 宿題を通して家庭学習の仕方を身に付けさせる to..? の形 意味 用法を理解している ( 語順整序 ) 英語 4

板書計画 Today s point < ていねいにさそう文を完成させよう > さそうときの言い方 sunny Wednesday September third Let s play tennis. ( テニスをしよう ) ていねいな言い方 動詞の原形 to play tennis? ( テニスをしませんか?) ~ しませんか 英語 5