(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

平成29年版高齢社会白書(全体版)

平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成28年版高齢社会白書(概要版)

Microsoft PowerPoint - H27県集団指導(宮古島市)

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

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平成30年版高齢社会白書(全体版)

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3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

平成30年版高齢社会白書(概要版)

政策課題分析シリーズ15(本文2)

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

スライド 1

長野県の少子化の現状と課題

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3


自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

2013年7月3日



第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

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神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

目 次 1 高齢者人口と高齢化率の状況 1 2 高齢者夫婦世帯等の状況 4 3 在宅ひとり暮らし高齢者の状況 6 4 在宅寝たきり高齢者の状況 8 5 認知症高齢者の状況 10 若年性認知症者数 12 参考資料 1 参考資料 2 参考資料 3 参考資料 4 参考資料 5 参考資料 6 参考資料 7

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

1 中間のまとめの目的

表紙

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

Microsoft Word - ☆結果の概要.doc

不動産学会 空き家.key

高齢者の居住安定確保プラン 第2章 東京の高齢者を取り巻く状況

目 次 1 高齢者人口と高齢化率の状況 1 2 高齢者夫婦世帯等の状況 4 3 在宅ひとり暮らし高齢者の状況 6 4 在宅寝たきり高齢者の状況 8 5 認知症高齢者の状況 10 若年性認知症者数 12 参考資料 1 参考資料 2 参考資料 3 参考資料 4 参考資料 5 参考資料 6 参考資料 7

原稿

Microsoft Word - 概要.doc

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

Microsoft PowerPoint - 参考資料1 介護保険制度を取り巻く状況等.pptx

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

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資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-


資 _ 図表 37-1 人口動態 二次医療圏市区町村人口 人口密度 2025 年総人口 2040 年総人口 年総人口増減率 年総人口増減率 2015 年 人口 2025 年 人口 2040 年 人口 年 人口増減率 年 人口増減率 全国

Microsoft PowerPoint - shiryou02-05_life.ppt

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

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1 RESAS地域経済分析システム人口構成() 人口構成の表示内容 人口構成表示年で選択した年の総人口のヒートマップです 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県を中心とした縮尺で地図が拡大表示されます 市区町


4 重点施策 Ⅰ の検討に当たっての現状の整理 ⑴ 本市の健康づくり 介護予防等に関係するデータ ア関係データの整理 1 本市の平均寿命と健康寿命 図 1 本市の平均寿命は 男性 歳 女性 歳と 全国平均の男性 歳 女性 86.3 歳に比べて男女とも若干高くなって

年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%)

スライド 1

目 次 1 交通事故の発生状況 1 2 死傷者の状況 (1) 齢層別の状況 3 (2) 状態別の状況 5 (3) 齢層別 状態別の状況 7 (4) 損傷部位別の状況 12 (5) 昼夜別の状況 14 3 交通事故の状況 (1) 齢層別の状況 17 (2) 法令違反別の状況 19 (3) 飲酒別の状況

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

西東京市人口推計調査 報告書 平成 29 年 11 月 西東京市

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-

はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

平成 27 年度版 [ 人口の状況 ] の現状 人口静態 ( 平成 27 年 ) 人口動態 ( 平成 26 年 ) 総数 男 女 総数 男 女 人口 89,42 44,85 44,552 出生数 歳以上人口 22,17 1,36 11,864 死亡数

資 _ 図表 37-1 人口動態 二次医療圏市区町村人口 人口密度 2025 年総人口 2040 年総人口 年総人口増減率 年総人口増減率 2015 年 人口 2025 年 人口 2040 年 人口 年 人口増減率 年 人口増減率 全国

第 6 期ひろしま高齢者プランにおける介護サービス基盤整備について 介護保険課 1 目指す方向 高齢者が介護や支援が必要になっても, できる限り住み慣れた地域で自立した生活が継続できるよう, 必要に応じ適切なサービスが提供できる地域包括ケアに対応した介護サービス基盤が, 市町の方針や地域の実情に応じ

平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

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平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

人口構造の変化 1

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

平成30年版高齢社会白書(全体版)

2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

甲府市_CID

第 1 節人口の推移 1 総人口と世帯数の推移 平成 25 年 1 月 1 日現在 人口は 580,852 人 世帯数は 259,048 で平成 5 年から 人口 世帯数ともに増加傾向にあります 出典 : 各年 1 月 1 日現在総人口 2 段階別人口の推移と将来推計平成 17 年から 25 年まで

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

IT 人材需給に関する調査 ( 概要 ) 平成 31 年 4 月経済産業省情報技術利用促進課 1. 調査の目的 実施体制 未来投資戦略 2017 ( 平成 29 年 6 月 9 日閣議決定 ) に基づき 第四次産業革命下で求められる人材の必要性やミスマッチの状況を明確化するため 経済産業省 厚生労働

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

奥尻町人口ビジョン

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

出生数と合計特殊出生率の推移

Microsoft Word - 2_調査結果概要(訂正後)

調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

【1117修正原稿】説明会資料

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札幌市地域福祉社会計画(案)【第2章】

介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

事務連絡 平成 26 年 2 月 28 日 各都道府県 各保険者 介護保険主管課 ( 室 ) 御中 厚生労働省老健局老人保健課 地域包括ケア 見える化 システムのプロトタイプの運用開始について 介護保険行政の推進につきましては 日頃からご協力を賜り厚くお礼申し上げます さて 厚生労働省では 地域包括

平成 2 9 年名古屋市民の平均余命 平成 30 年 12 月 25 日 名古屋市健康福祉局

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

Transcription:

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万 7 千人と約 2.2 倍に増加しており これは第 1 号被保険者の約 38% 増の伸びと比較して高くなっており 介護保険制度への負担が重くなってきています 6,000 ( 千人 ) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 321 351 341 461 680 360 376 373 536 848 390 405 408 605 1,022 432 457 466 567 1,198 443 476 501 582 1,282 445 616 1,374 318 385 493 584 659 706 467 504 526 531 620 679 717 768 869 748 45 490 479 556 494 569 709 787 2 0 538 607 688 816 764 825 606 639 631 569 619 675 862 882 585 646 698 914 940 647 688 590 674 722 956 1,020 744 519 541 562 591 652 678 751 平成 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 要支援 要支援 1 要支援 2 経過的要介護 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 表 2 第 1 号被保険者の要介護度別認定者数の推移 ( 各年度末現在 ) 出典 : 厚生労働省 介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) ( 平成 12 年度 ~24 年度 ) 平成 18 年 4 月より介護保険法の改正に伴い 要介護度の区分が変更されている また 各区分ごとに千人未満を四捨五入しているため 合計と整合しない

イ 年齢階層別要支援 要介護認定者数の推移 次に 第 2 号被保険者を含む年齢階層別 (65 歳以上 75 歳未満の 前期高齢者 75 歳以上の 後期高齢者 および 40 歳以上 65 歳未満の 第 2 号被保険者 ) ごと の年度別の推移をみると 特に後期高齢者の伸び率が高く 平成 12 年度末と平成 6,000 24 年度末を比較すると約 2.4 倍の伸びとなっています ( 千人 ) 5,000 4,000 3,000 2,000 2,358 2,724 3,050 3,268 3,494 3,590 3,730 3,882 4,053 4,266 4,496 4,771 2,020 1,000 0 451 520 600 654 675 682 661 648 642 643 641 653 686 91 105 121 135 143 148 150 151 149 150 155 156 154 平成 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 後期高齢者前期高齢者第 2 号被保険者 表 3 年齢階層別要支援 要介護認定者数の推移 ( 各年度末現在 ) 出典 : 厚生労働省 介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) ( 平成 12 年度 ~24 年度 ) 各区分ごとに千人未満を四捨五入しているため 合計と整合しない

ウ 年齢階層別要支援 要介護認定者の認定率の推移 第 1 号被保険者のうち 前述した前期高齢者 後期高齢者と高齢者全体 それ ぞれの年度ごとの認定率の推移をみると 前期高齢者はそれほどの変動は見られ ないものの 特に後期高齢者の上昇は顕著となっています 35.0 30.0 (%) 28.4 29.1 29.7 29.3 29.1 29.2 29.4 29.9 30.5 31.4 25.0 20.0 15.0 10.0 21.9 11.0 24.2 12.4 26.6 13.9 15.1 15.7 16.1 15.9 15.9 16.0 16.2 16.9 17.3 17.6 高齢者全体 前期高齢者 後期高齢者 5.0 3.4 3.9 4.4 4.8 4.9 4.8 4.6 4.4 4.3 4.2 4.3 4.3 4.4 0.0 平成 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 表 4 年齢階層別要支援 要介護認定者の認定率の推移 ( 各年度末現在 ) 出典 : 厚生労働省 介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) ( 平成 12 年度 ~24 年度 ) (3) 高齢者の社会参加活動内閣府が平成 25(2013) 年に実施した 高齢者の地域社会への参加に関する意識調査 の結果によると 自主的なグループ活動への参加状況についてみると 全国の60 歳以上の方のうち 61.0% が何らかのグループ活動に参加したことがあると回答しており 平成 15 年比で6.2ポイント 平成 5 年比で18.7ポイント増加しています また 同調査における回答のうち 自主的なグループ活動参加による効果について 男女別にみると 地域社会に貢献できた が男性の32.7% お互いに助け合うことができた が女性の37.2% とそれぞれ多かったことから 地域における自主的なグループ活動を活性化できるような仕組みづくりについて検討する必要があります

70.0 60.0 (%) 61.0 54.8 50.0 40.0 42.3 33.7 30.0 20.0 25.3 24.8 21.4 18.9 17.9 19.0 19.6 平成 25 年 平成 15 年 平成 5 年 10.0 0.0 9.9 9.0 9.1 8.4 6.8 5.6 6.0 6.7 6.7 6.7 3.9 4.8 4.8 4.7 3.6 4.2 4.9 3.6 3.7 1.9 表 5 高齢者のグループ活動への参加状況 ( 複数回答 ) 出典 : 内閣府 平成 26 年版高齢社会白書 ( 高齢者の地域社会への参加に関する意識調査 [ 平成 25 年 ]) は 調査時に選択肢がないなどでデータが存在しないもの (4) 高齢者の安全 安心内閣府の 平成 26 年版高齢社会白書 によると 65 歳以上の高齢者の交通事故死者数をみると 平成 25 年は全国で2,303 人となっており 平成 13 年以来 12 年ぶりに増加したほか 交通事故死者数全体に占める高齢者の割合は 52.7% と過去最高となりました また 高齢者の住宅火災による死者数 ( 放火自殺者等を除く ) は 平成 24 年は 677 人で 前年と比較して減少したものの 全死者数に占める割合は66.6% に上っております 振り込め詐欺 ( オレオレ詐欺 架空請求詐欺 融資保証金詐欺および還付金等詐欺の総称 ) のうち 特に高齢者の被害が多いオレオレ詐欺の平成 25 年の認知件数は 5,396 件と前年の1.5 倍に増加 また 還付金等詐欺は1,817 件と前年の1.6 倍に増加しています さらに 未公開株等の有価証券 外国通貨等の取引に関する詐欺も増加しており 高齢者を狙った詐欺が後を絶たない状況にあり 対策への取組が急務となっております

2 本市における高齢者の状況 (1) 高齢者の現状と将来推計 ア 人口の推移 日本の総人口が減少する中 本市においても人口減少が見込まれ 市全体の人 口は平成 42(2030) 年には平成 22(2010) 年よりも 64,117 人減少し 259,483 人 になるものと推測されております このような中 65 歳以上の高齢者人口は 本市推計 ( 平成 24 年 11 月 ) によると 平成 22 年の 77,625 人から平成 42 年には 95,027 人と 人数にして 17,402 人 率にし て22.4% 増加する見込みとなっています 平成 2 年 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年 平成 32 年 平成 37 年 平成 42 年 0~14 歳 55,508 50,169 45,655 43,879 39,574 35,166 30,813 26,878 23,679 15~64 歳 212,044 216,535 216,200 218,498 205,301 187,156 169,840 154,951 140,777 65 歳以上 34,509 45,117 55,689 70,371 77,625 87,438 93,360 95,280 95,027 計 302,362 311,948 317,625 333,109 323,600 309,760 294,013 277,109 259,483 表 6 秋田市の国勢調査人口と将来推計人口 出典 :1 平成 2~22 年総務省統計局各年国勢調査 2 平成 27~42 年秋田市情報統計課 秋田市の将来推計人口 世帯数 ( 平成 24 年 11 月推計 ) 人口については 年齢不詳者も含まれるため 合計数が一致しない年が ある イ 高齢化率の上昇 全人口の 65 歳以上の高齢者が占める割合 いわゆる高齢化率については 増加 の一途をたどっており 平成 22 年の 24.1% から 20 年後の平成 42 年には 36.6% と大 幅に増加する見込みです 平成 2 年 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年平成 22 年 平成 27 年 平成 32 年平成 37 年 平成 42 年 0~14 歳 18.4% 16.1% 14.4% 13.2% 12.2% 11.4% 10.5% 9.7% 9.1% 15~64 歳 70.2% 69.4% 68.1% 65.7% 63.7% 60.4% 57.8% 55.9% 54.3% 65 歳以上 11.4% 14.5% 17.5% 21.1% 24.1% 28.2% 31.8% 34.4% 36.6% 表 7 秋田市の国勢調査人口と将来推計人口 出典 :1 平成 2~22 年 総務省統計局 各年国勢調査 2 平成 27~42 年 秋田市情報統計課 秋田市の将来推計人口 世帯数 ( 平成 24 年 11 月推計 ) 年齢区分ごとに四捨五入しているため 合計が100% とならない年があ る

ウ 高齢化率の推移の比較 45 (%) 40 39.5 41.0 35 33.7 37.2 32.5 35.1 34.4 37.3 36.6 30 25 20 15 15.6 26.9 24.1 23.5 21.1 19.6 17.5 20.2 14.6 17.4 14.5 29.6 28.8 28.2 23.0 26.8 31.8 29.1 30.3 秋田市 ( 独自 ) 秋田市 秋田県 全国 31.6 10 12.1 11.4 平成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 37 年 42 年 秋田市 ( 独自 ) 平成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 37 年 42 年 11.4 14.5 17.5 21.1 24.1 28.2 31.8 34.4 36.6 秋田市 11.4 14.5 17.5 21.1 24.1 28.8 32.5 35.1 37.3 秋田県 15.6 19.6 23.5 26.9 29.6 33.7 37.2 39.5 41.0 全国 12.1 14.6 17.4 20.2 23.0 26.8 29.1 30.3 31.6 表 8 秋田市 秋田県 全国の高齢化率の推移 出典 :1 平成 2~22 年 総務省統計局 各年国勢調査 2 平成 27~42 年 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) 3 2の全国のデータは出生中位 ( 死亡中位 ) 推計 ( 平成 24 年 1 月推計 ) 4 平成 27~42 年の秋田市 ( 市独自 ) のデータは コーホート要因法に基づ く推計による秋田市情報統計課 秋田市の将来推計人口 世帯数 ( 平成 24 年 11 月推計 )

エ 第 1 号被保険者の年齢層別人口の推移 ( 人 ) 100,000 90,000 87,438 93,360 95,280 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 34,509 12,470 22,039 45,117 16,091 29,026 55,689 21,697 33,992 77,625 70,371 39,368 32,173 38,198 38,257 42,743 45,210 52,458 44,695 48,150 42,822 合計 後期高齢者 前期高齢者 0 表 9 平成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 37 年 秋田市における第 1 号被保険者の年齢階層別人口の推移 出典 :1 平成 2~22 年国勢調査 2 平成 27 年 平成 32 年 平成 37 年 平成 42 年秋田市情報統計課 秋田市の将来推計人口 世帯数 ( 平成 24 年 11 月推計 ) (2) 高齢者の居住状況 ア 65 歳以上親族のいる一般世帯の割合の推移 平成 22 年に実施した国勢調査によると65 歳以上親族のいる一般世帯は 50,490 世帯で 一般世帯に占める割合は38.5% となっており 前回調査に比べ 4,417 世帯 (9.6%) 増加し 一般世帯に占める割合も前回の35.3% から3.3ポイント上昇しています 平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年 一般世帯数 104,403 114,764 122,728 130,630 131,074 65 歳以上親族のいる一般世帯数一般世帯数に占める割合 24,505 30,952 36,953 46,073 50,490 23.5% 27.0% 30.1% 35.3% 38.5% 表 10 秋田市における 65 歳以上親族のいる一般世帯数の割合の推移 ( 一部抜粋 ) 出典 : 平成 2~22 年 国勢調査

(3) 要介護 要支援等の状況 ア 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 要支援 要介護認定者数の推移 ( 人 ) 15,199 1,766 1,919 2,142 2,525 16,119 16,704 17,401 1,802 1,911 1,891 1,951 1,985 2,088 2,251 2,279 2,408 18,259 18,507 18,909 1,973 1,802 1,666 2,202 2,144 2,119 2,500 2,634 2,804 2,697 2,925 3,105 3,201 3,236 3,305 19,644 1,536 2,120 3,671 3,792 3,654 3,741 3,799 3,899 4,030 4,246 4,478 1,643 1,653 1,774 1,919 2,184 2,271 2,359 2,496 2,637 2,963 3,137 1,533 1,973 2,176 2,249 2,400 2,521 2,628 2,795 2,967 3,291 3,508 3,021 3,431 20,459 1,443 2,123 3,248 3,563 22,687 1,458 2,359 平成 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 32 年 37 年 3,705 3,972 4,939 24,551 1,563 2,569 4,082 4,348 5,344 要介護 5 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護 1 要支援 2 要支援 1 表 13 秋田市における要支援 要介護認定者数の推移 資料 : 平成 21~26 年 平成 27~37 年 各年 9 月末実績値 第 6 期介護保険事業計画用ワークシートによる推計値 各区分ごとに四捨五入しているため 合計と整合していない年がある イ 年齢階層別要支援 要介護認定者数の推移 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 ( 人 ) 20,459 19,644 18,259 18,507 18,909 16,119 16,704 17,401 15,199 12,794 13,729 14,389 15,089 15,882 16,090 16,278 16,885 17,567 22,687 19,423 24,551 21,615 後期高齢者 前期高齢者 第 2 号被保険者 5,000 0 1,954 1,925 1,835 1,863 1,906 1,979 2,237 2,398 2,563 2,954 2,648 451 465 480 449 471 438 394 360 328 310 288 平成 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 32 年 37 年 表 14 秋田市における年齢階層別要支援 要介護認定者数の推移 資料 : 平成 21~26 年 平成 27~37 年 各年 9 月末実績値 第 6 期介護保険事業計画用ワークシートによる推計値 各区分ごとに四捨五入しているため 合計と整合していない年がある

ウ 年齢階層別要支援 要介護認定者の認定率の推移 50.0 45.0 40.0 35.0 (%) 33.6 34.9 35.1 35.6 36.7 37.3 38.1 39.1 40.2 43.0 41.2 30.0 25.0 20.0 15.0 19.1 20.2 20.8 20.9 21.3 21.8 21.2 21.8 22.4 24.0 25.5 後期高齢者 前期高齢者 第 1 号被保険者 10.0 5.0 0.0 表 15 5.0 5.0 4.9 4.8 4.8 5.0 5.0 5.3 5.6 6.1 6.2 平成 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 32 年 37 年 秋田市における要支援 要介護認定者の認定率の推移 資料 : 平成 21~26 年 平成 27~37 年 各年 9 月末実績値 第 6 期介護保険事業計画用ワークシートによる推計値

(2) 調査結果 1 家族構成 高齢者の家族構成別割合は 全域で その他 (38.0%) 配偶者と二人暮らし (32.8%) 一人暮らし (15.8%) の順に多くなっており 圏域別にみると 一人暮らし は中央圏域が22.8% と他の圏域と比べ割合が高く 配偶者と二人暮らし は中央圏域が34.9% 南圏域 33.5% となっており 中央圏域においては 一人暮らし 配偶者と二人暮らし高齢者の割合が多い状況です 全域 n=2,891 0% 25 % 50% 75% 100 % 15.8 32.8 5.4 38.0 8.0 中央圏域 n=591 22.8 34.9 5.6 31.1 5.6 東圏域 n=527 15.9 31.7 5.1 37.6 9.7 西圏域 n=587 13.5 31.5 6.6 40.4 8.0 南圏域 n=588 12.4 33.5 4.6 41.8 7.7 北圏域 n=598 14.4 32.1 5.2 38.9 9.4 一人暮らし 配偶者と二人暮らし 配偶者以外と二人暮らし その他 判定できず 2 転倒リスク保有者の割合 要介護 要支援認定を受けていない一般高齢者の転倒リスク保有者の割合は 全域でみると22.3% となっており 圏域による格差は小さい状況です また 一般高齢者の中でも家族の協力が望めず最も支援が必要となる 一人暮らし 世帯のリスク保有者の割合は 全域においては24.3% となっています