夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 [] 人の生徒に数学のテストを行った 次の表 は, その結果である ただし, 表 の数値はすべて正確な値であるとして解答せよ 表 数学のテストの得点 次

Similar documents
<4D F736F F D F90948A F835A E815B8E8E8CB189F090E05F81798D5A97B98CE38F4390B A2E646F63>

平均値 () 次のデータは, ある高校生 7 人が ヵ月にカレーライスを食べた回数 x を調べたものである 0,8,4,6,9,5,7 ( 回 ) このデータの平均値 x を求めよ () 右の表から, テレビをみた時間 x の平均値を求めよ 階級 ( 分 ) 階級値度数 x( 分 ) f( 人 )

学習指導要領

学力スタンダード(様式1)

学習指導要領

2016年度 広島大・文系数学

解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(

学習指導要領

高ゼミサポSelectⅢ数学Ⅰ_解答.indd

学習指導要領

学習指導要領

学習指導要領

学習指導要領

学習指導要領

Microsoft Word - 町田・全 H30学力スタ 別紙1 1年 数学Ⅰ.doc

05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

Microsoft Word - スーパーナビ 第6回 数学.docx

Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

AKB

学習指導要領

テレビ学習メモ 数学 Ⅰ 第 40 回 第 5 章データの分析 相関係数 監修 執筆 湯浅弘一 今回学ぶこと データの分析の最終回 今までの代表値を複合し ながら 2 種類のデータの関係を数値化します 相関係数は 相関がどの程度強いのかを表しています 学習のポイント 12 種類のデータの相関関係を

1999年度 センター試験・数学ⅡB

2018_センター試験速報_数2B.indd

平成24年度高知県算数・数学

Microsoft Word - 数学Ⅰ

2019年度 千葉大・理系数学

数学 Ⅲ 無限等比級数の問題解答 問 1 次の無限級数の和を求めよ (1) (5) (2) (6) (7) (3) ( 解 )(1) 初項 < 公比 < の無限等比級数より収束し (4) (2) (3) その和は ( 答 ) であるから 初項 < 公比 となっている よって 収束し その和は よって

2018試行 共通テスト 数学ⅠA 解答例

STEP 数学 Ⅰ を解いてみた から直線 に下ろした垂線の足を H とすると, H in( 80 ) in より, S H in H 同様にして, S in, S in も成り立つ よって, S in 三角形の面積 ヘロンの公式 in in 辺の長

【FdData中間期末過去問題】中学数学2年(連立方程式計算/加減法/代入法/係数決定)

散布度

<4D F736F F D F90948A F835A E815B8E8E8CB189F090E05F8E6C8D5A>

Microsoft PowerPoint ppt

測量士補試験 重要事項 基準点測量「偏心補正計算」

2014年度 九州大・文系数学

平成 31 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) 3 (-2 2 ) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

年生 章資料の活用 ( 基本問題練習 ) 入試問題を解くための準備問題です 1 に適当なことばを入れなさい 資料のとる値のうち, 最大のものから最小のものをひいた差を ア という 度数分布表において, 資料を整理するための区間を階級といい, その幅を 3 右の表は, 生徒 人のある日の睡眠時間を,

PowerPoint プレゼンテーション

【指導のポイント】

2014年度 センター試験・数学ⅡB

2015年度 京都大・理系数学

12~

O359P_T_[ ]

a (a + ), a + a > (a + ), a + 4 a < a 4 a,,, y y = + a y = + a, y = a y = ( + a) ( x) + ( a) x, x y,y a y y y ( + a : a ) ( a : a > ) y = (a + ) y = a

1 1 3 ABCD ABD AC BD E E BD 1 : 2 (1) AB = AD =, AB AD = (2) AE = AB + (3) A F AD AE 2 = AF = AB + AD AF AE = t AC = t AE AC FC = t = (4) ABD ABCD 1 1

問 題

【】 1次関数の意味

20~22.prt

48 * *2

2015-2017年度 2次数学セレクション(複素数)解答解説

Microsoft Word - lec_student-chp3_1-representative

3 1 1 BCA ACD HP A AB BC ABC ONP x AM, CN x 30 DM DM! CN CN AM AMD 10 1 AB AC

untitled


2

2

6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

データ解析

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

【FdData中間期末過去問題】中学数学1年(比例と反比例の応用/点の移動/速さ)

PSCHG000.PS

新たな基礎年金制度の構築に向けて

p tn tn したがって, 点 の 座標は p p tn tn tn また, 直線 l と直線 p の交点 の 座標は p p tn p tn よって, 点 の座標 (, ) は p p, tn tn と表され p 4p p 4p 4p tn tn tn より, 点 は放物線 4 p 上を動くこと


比例・反比例 例題編 問題・解答

平成 30 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) -3 (-6+4) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

平成 年 月 7 日 ( 土 第 75 回数学教育実践研究会アスティ 45 ビル F セミナールーム A 札幌医科大学 年 P ab, を正の定数とする 平面上において ( a, を中心とする円 Q 4 C と (, b を中心とする円 C が 原点 O で外接している また P を円 C 上の点と

<4D F736F F D208D A778D5A8A778F4B8E7793B CC A7795D2816A2E646F6378>

数学 A 図形の性質発展問題 ( 1) ( 平行線と線分比 ) 3 角形の角の 2 等分線の定理 問 1 ABC の内角 Aの 2 等分線が辺 BCと交わる点を Dとする 内角 Aの外角の 2 等分線が辺 BCの延長線と交わる点を Eとする AB:AC=BD:CD AB:AC=BE:EC が成り立つ

Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

2 2.1 ( ) ( 1) 1 ( ) C: y = ax 2 k : x = p P C P l P l h h k m m p 2 l( 2) y = ax 2 y = 2ax P(p, ap 2 ) l y = 2ap(x p) + ap 2 y = 2apx ap 2 p 0 h y =

平成 3 0 年度前期選抜学力検査 数学 ( 1 0 時 ~ 1 0 時 4 5 分, 4 5 分間 ) 問題用紙 注 意 1. 開始 の合図があるまで開いてはいけません 2. 答えは, すべて解答用紙に書きなさい 3. 問題は, からまでで, 6 ページにわたって印刷してあります 4. 開始 の合


紙を折る < 問題 > 長方形の紙を折る このとき 相似形はいくつできるだろうか? 2 個 固定固定固定 固定 2 個 2 個 固定 固定 3 個 3 個 固定 3 個 4 個 4 個

1 次の (1) から (4) までの各問いに答えなさい (1) ' を計算しなさい (2)2#(-5 2 ) を計算しなさい 中数 A 1

2014年度 筑波大・理系数学

測量試補 重要事項


2016年度 九州大・理系数学

相関係数と偏差ベクトル

2017年度 信州大・医系数学

FdData中間期末数学1年

Microsoft PowerPoint - 代表値と散布度.ppt [互換モード]

【】三平方の定理

二等辺三角形の性質 (2) 次の図の の大きさを求めなさい () = P=Q P=R Q 68 R P (2) (3) 五角形 は正五角形 = F 50 F (4) = = (5) === = 80 2 二等辺三角形の頂角の外角を 底角を y で表すとき y を の式で表しなさい y 2-5-2

作成時間 40 分 Ecommonsで夏休みの宿題を作ってみた!! 全国の教育者みんなで創る教材データベース すべての ども達に良質な教材を 夏休みの宿題 提出 2019 年 8 26 注意事項 1. 解答は解答 紙に記 すること 2. 解答は ずに 分の で答えること 3. スケジュールを てて,

第 1 問 2 問題のねらい三角形の形状と三角比に関する命題について, その探究過程の会話文を読みながら, 命題の条件を変えるなどして論理的 発展的に考察する問題である 得られた結果を基に批判的に検討し, 概念を広げたり深めたりする力を問う オ焦点化した問題を目的に応じて数学における基本 72.4

2018年度 神戸大・理系数学

" 01 JJM 予選 4 番 # 四角形 の辺 上に点 があり, 直線 と は平行である.=,=, =5,=,= のとき, を求めよ. ただし,XY で線分 XY の長さを表すものとする. 辺 と辺 の延長線の交点を, 辺 と辺 の延長線の交点を G とする. 5 四角形 は直線 に関して線対称な

< D8C6082CC90AB8EBF816989A B A>

講義ノート p.2 データの視覚化ヒストグラムの作成直感的な把握のために重要入力間違いがないか確認するデータの分布を把握する fig. ヒストグラムの作成 fig. ヒストグラムの出力例 度数分布表の作成 データの度数を把握する 入力間違いが無いかの確認にも便利 fig. 度数分布表の作成

第4回

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

平成 24 年度岡山県学力 学習状況調査 数学解答類型分類表 解答類型分類にかかる留意事項 数学における学習到達度をみることが目的であるので, 誤字脱字などの文字表現の不備については, 広く許容する 基本的に意図が伝われば許容する 文章表現についても広く許容する てにをはの誤りや

経営統計学

二次関数 1 二次関数とは ともなって変化する 2 つの数 ( 変数 ) x, y があります x y つの変数 x, y が, 表のように変化するとき y は x の二次関数 といいます また,2 つの変数を式に表すと, 2 y x となりま

2014年度 千葉大・医系数学

FdData中間期末数学2年

Taro-水理計算.$td

04年度LS民法Ⅰ教材改訂版.PDF

Transcription:

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 第 講 三角比 データの分析 ABC は AB=,BC=,AC= を満たす ⑴ cos B= アイ である 辺 BC 上に点 D を取り, ABD の外接円の半径を R とするとき, AD R = ウであり, 点 D を点 B から点 C まで移動させるとき,R の最小値はエである ただし, 点 D は点 B とは異なる点とする ⑵ ABD の外接円の中心が辺 BC 上にあるとき, R= オ カ キ であり, ACD の面積はクケ コ サ である 6

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 7 7 7 7 [] 人の生徒に数学のテストを行った 次の表 は, その結果である ただし, 表 の数値はすべて正確な値であるとして解答せよ 表 数学のテストの得点 6 88 68 6 86 8 7 6 6 6 7 8 98 66 7 7 8 96 次の表 は, 表 の 人のテストの得点を度数分布表にしたものである 表 人の生徒の得点の度数分布表 階級 ( 点 ) 度数 ( 人 ) 以上 未満 以上 未満 以上 未満 以上 6 未満 6 以上 7 未満 6 7 以上 8 未満 8 8 以上 9 未満 9 以上 未満 合 計 人の得点の中央値は アイ である 7

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 [] A 組から D 組の各組 人の生徒に対して理科のテストを行った 次の図 は, 各組ごとに理科のテストの得点を箱ひげ図にしたものである A B C D 6 7 8 9 図 A 組から D 組の理科のテストの箱ひげ図 ⑴ 次のウ, エに当てはまるものを, 下の のうちから一つずつ選べ ただし, 解答の順序は問わない 図 の箱ひげ図について述べた文として誤っているものは ウ と エ であ る A,B,C,D の 組の最高点の生徒がいるのは B 組である A,B,C,D の 組で比べたとき, 四分位範囲が最も大きいのは A 組である A,B,C,D の 組で比べたとき, 範囲が最も大きいのは A 組である A,B,C,D の 組で比べたとき, 第 四分位数と中央値の差が最も小さいのは B 組である A 組では,6 点未満の人数は 8 点以上の人数よりも多い A 組と C 組で 7 点以下の人数を比べたとき,C 組の人数は A 組の人数以上であ る ( 次ページに続く ) 8

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 ⑵ 次のオに当てはまるものを, 下の のうちから一つ選べ 図 の C 組の箱ひげ図のもとになった得点をヒストグラムにしたとき, 対応するも のはオである ただし, ヒストグラムは [] の表 の度数分布表と同じ階級を 用いて作成した 9 8 7 6 6 7 8 9 9 8 7 6 6 7 8 9 9 8 7 6 6 7 8 9 9 8 7 6 6 7 8 9 9

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 67 7 7 7 7 67 7 7 [] 次の表 は, あるクラスの生徒 人に行った科目 X と科目 Y のテストの得点であ り, これらの平均値, 標準偏差, 共分散をまとめたものが下の表 である 表 科目 X と科目 Y の得点 科目 X 6 6 8 6 8 8 8 7 7 6 6 6 9 6 科目 Y 8 6 6 8 6 9 66 9 6 8 6 科目 X 8 68 9 68 9 9 6 8 6 科目 Y 8 66 69 776 9 8 6 表 平均値 標準偏差 科目 X 7.9 7.8 科目 Y 8.9.7 科目 X と科目 Y の得点の共分散 6.89 ( 共分散とは, 科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差の積の平均値である ) ⑴ 次のカに当てはまるものを, 下の のうちから一つ選べ 科目 X と科目 Y の得点を散布図にしたものはカである 9 8 7 6 Y X 9 8 7 6 Y X 6 6 7 7 8 8 9 8 7 6 X Y 9 6 7 8 9 9 8 7 6 X Y 9 6 7 8 9 ( 次ページに続く )

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト第 講 ⑵ 次のキに当てはまるものを, 下の のうちから一つ選べ 表 の得点を にして 点満点の得点に換算した 例えば,6 点であった場合は得点を で割った値である 点とし,6 点であった場合は. 点とする このとき, 科目 X の得点の偏差と科目 Y の得点の偏差は, 換算後, それぞれもとの得点の偏差の になる したがって, 科目 X についてもとの標準偏差と換算後の標準偏差を比較し, さらにもとの共分散と換算後の共分散を比較すると, キ 換算後の標準偏差と共分散の値はともに, もとの値の になる 換算後の標準偏差と共分散の値はともに, もとの値の になる 換算後の標準偏差の値はもとの値の になり, 共分散の値はもとの値の に なる 換算後の標準偏差の値はもとの値の になり, 共分散の値はもとの値の に なる

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト解答第 講 第 講 三角比 データの分析 ⑴ ABC において余弦定理より, cos B= +( ) = = よって, B= より,sin B= ABD において正弦定理より, よって, AD R AD sin B =R = sin B= = より,AD=R したがって, 点 D が辺 BC 上を動くとき,R が最小となるのは辺 AD の長さが最小となるときであり, それは ADB=9 のときである. このとき, 直角三角形 ADB において,R=AD=AB sin B= = ⑵ ABD の外接円の中心が辺 BC 上にあるとき, 辺 BD は外接円の直径であり, BAD=9 である. これと B= より,AD:AB=: よって,R=AD= AB= また,BD=R= 8 = より,CD=BC BD= 8 したがって, ACD= CD AD sin ADC = = = sin = 人の得点の中央値は, 得点の小さい順に並べたときの 番目と 6 番目の人の得点の平均である. 表 の度数分布表より, 番目,6 番目は, それぞれ 6 点以上 7 点未満の階級における小さい方から 番目と 6 番目である. 表 から 6 点以上 7 点未満の得点を抜き出し, 小さい順に並べると 6,6,6,6,66,68 である. よって, 求める中央値は, 66+68 =67 ⑴ のそれぞれの真偽を調べる. について, 明らかに正しい. について, 四分位範囲が最も大きいのは, 箱ひげ図より C 組である. よって, は誤り. について, 明らかに正しい.

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト解答第 講 について, 明らかに正しい. について 箱ひげ図より,A 組の第 四分位数は 6 点, 第 四分位数は 8 点である. 得点を小さい順に並べたとき, 第 四分位数は 8 番目, 第 四分位数は 番目である. よって, 番目 7 番目の 7 人は 6 点以下より,6 点未満の人数は 7 人以下である. また, 番目 番目の 7 人は 8 点以上であり, 番目の生徒を加えると, 少なくとも 8 人は 8 点以上である. さらに,9 番目 番目にも 8 点の生徒がいる可能性がある. したがって,8 点以上の人数は 8 人以上である. ゆえに, は誤りである. について A 組について, 中央値 ( 小さい方から 番目と 6 番目の平均 ) が 7 点より大きいので,7 点以下の生徒は 6 番目 番目には存在しない. よって,7 点以下の生徒は, 多くて 番目 番目の 人, つまり 人以下である. C 組について, 中央値が 7 点ちょうどである. よって, 番目 番目の生徒 人は 7 点以下であり, また,6 番目 番目の生徒にも 7 点の生徒が存在する可能性がある. したがって,7 点以下の生徒は 人以上である. ゆえに,は正しい. ⑵ 箱ひげ図より, 第 四分位数 ( 小さい方から 8 番目 ) の生徒は 6 点以上 7 点未満, 第 四分位数 ( 小さい方から 番目 = 大きい方から 8 番目 ) の生徒は 8 点以上 9 点未満である. ヒストグラム から について, 大きい方から 8 番目の生徒が 7 点以上 8 点未満より, 不適. について, 小さい方から 8 番目の生徒が 点以上 6 点未満より, 不適. について, 適する. について, 大きい方から 8 番目の生徒が 7 点以上 8 点未満より, 不適. ⑴ 表 の科目 X, 科目 Y の得点について, 科目 X の得点の最大値は 8 点で, X,Y = 8,66 科目 Y の得点の最大値は 8 点で, X,Y = 78,8 散布図 から について,Y の最大値が 8 点より大きいので, 不適. について,X の最大値が 8 点より大きいので, 不適. について,X,Y の最大値が 8 点より大きいので, 不適. について, 適する.

夏期講習高 センター数学 ⅠA テキスト解答第 講 ⑵ 得点を にしたとき, 平均値および偏差も となる. ここで,( 偏差の 乗 ) の平均である分散は, もとの分散の となるが, その分散の正の平方根である標準偏差は, もとの標準偏差の となる. また,X と Y の共分散については,(X の偏差と Y の偏差の積 ) の平均であり, X の偏差,Y の偏差がともに のとき, その積はもとの積の となり, その平均である共分散も となる. したがって, 正しいのは である. 6