西宮市の将来人口推計 政策局政策総括室政策推進課 平成 24 年 7 月

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資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

平成27年版高齢社会白書(全体版)

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

平成29年版高齢社会白書(全体版)

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

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本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は平成 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 平成 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分で

年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%)

( 万人 ) 図 1 12 大都市の人口の推移 H 注 1) 各 10 月 1 日現在の推計人口

2 自然条件 (2) 歴史的条件

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調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

将来人口の試算ケース 独自の純社会移動率 = の場合 この資料は 島田市の将来における人口について 以下の 8 ケースで試算を行ったものです 基本的に から まで 5 年ごとの国勢調査による人口をベースとし ています ( 外国人を含む ) 以下の試算は いずれも独自の 純社会移動なし で行っています

奥尻町人口ビジョン

2013年7月3日

1 RESAS地域経済分析システム人口構成() 人口構成の表示内容 人口構成表示年で選択した年の総人口のヒートマップです 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県を中心とした縮尺で地図が拡大表示されます 市区町

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

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資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

以上転入 人口のあゆみ 人口の推移と年齢別転入 転出数 平成 9 年 月に市の人口は 万人を突破しました 市は大正 年に人口約 万人でスタートし 昭和 年には 万人 昭和 年には 0 万人になりました 終戦直後の昭和 0 年 月には 0 万人まで減少しましたが その後 高度経済成長期 ( 昭和 0

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

西東京市人口推計調査 報告書 平成 29 年 11 月 西東京市

Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

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人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

35

原稿

はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

図 1 予測のフローチャート 全体の年齢 (5 歳階級 ) 別人口の予測 ( ロジャーズ ウィルキンス モデル ) 基準年の及び の 5 歳階級別人口 基準年における 5 歳階級別のからへの転出数 からへの転出数 基準年の及びの出生数 5 歳階級別死亡数 出生率 死亡率 移動率の算定 一般化レスリー

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

P10 第 2 章主要指標の見通し 第 2 章主要指標の見通し 1 人口 世帯 1 人口 世帯 (1) 人口 (1) 人口 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口を 国勢調査 ( 平成 7 年 ~22 年 ) による男女各歳人口をもとにコーホー 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

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2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

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自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

2018年10月24日

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

平成28年版高齢社会白書(概要版)

< 住民基本台帳に基づく > 年齢別人口 町丁別人口 人口動態 等 西暦 町田市の人口の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 年少人口 0 歳 ~14 歳の人口です 生産年齢人口 15 歳 ~64 歳の人口です 老齢人


長野県の少子化の現状と課題

第7回DIレポート

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

沖縄県 全 国 人数 構成比 人数 構成比 図表 1. 将来推計人口と年齢 3 区分別人口の将来推計 ( 単位 : 人 全国は千人 %) 年 総人口 1,392,818 1,423,622 1,440,410

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

練馬区の現状・特徴

表紙

目次 I. 転入者 転出者転出者アンケート実施概要 調査の目的 調査の内容 調査の方法等... 3 II. 調査の結果 回収の状況 転入者調査... 4 (1) 回答者の属性について... 4 (2) 転入前 転入後のお

2

統計トピックスNo.120 我が国のこどもの数―「こどもの日」にちなんで―

表 1) また 従属人口指数 は 生産年齢 (15~64 歳 ) 人口 100 人で 年少者 (0~14 歳 ) と高齢者 (65 歳以上 ) を何名支えているのかを示す指数である 一般的に 従属人口指数 が低下する局面は 全人口に占める生産年齢人口の割合が高まり 人口構造が経済にプラスに作用すると

人口増減の推移 H27 H28 H29 H3 自然増減の推移 6 出生数死亡数自然増減

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目次 Ⅰ 区の人口の現状 (1) これまでの区の人口の推移 1 期推移 2 直近 10 年の総 の推移 (2) 練馬区の人口規模 1 全国自治体人口ランキング 2 都内自治体人口ランキング (3) 練馬区の人口増加の状況 (4) 人口が増えている要因は? 1 転入者数 転出者数の状況 2 出生数 死

最近の神戸市域の人口動態状況 ~ 市街地における都心回帰傾向を中心に ~

資料-6

別紙2

2025年の住宅市場 ~新設住宅着工戸数、60万戸台の時代に~

平成30年版高齢社会白書(概要版)


( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

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( このページは白紙です )

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県産材の需要拡大の推進について(枠組み)

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市街地再開発事業の今後の展開に関する検討会 の目的 目的 行政における再開発実務担当者の 1 問題意識の共有 2 情報交換と継承 3 専門家との交流 4 地方の声を集約する場として活用 目的 1 問題意識の共有 Step1 Step2 各自治体で抱える再開発ビルの再生に 各担当者の自由な発想による活


図表 02 の 01 の 1 世界人口 地域別 年 図表 2-1-1A 世界人口 地域別 年 ( 実数 1000 人 ) 地域 国 世界全体 2,532,229 3,038,413 3,69

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1 総人口の動き

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料2/3

資料1 小動物獣医師数の需給バランスの展望

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211 年 2 月 25 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 29 年 1 月

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スライド 1

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Transcription:

西宮市の将来人口推計 政策局政策総括室政策推進課 平成 24 年 7 月

人口推計 ( 平成 24 年 6 月 ) 人口フレームの比較 第 4 次総合計画の策定当初の将来人口推計は 平成 14 年 (21 年 ) から 19 年 (27 年 ) の住民基本台帳登録人口及び外国人登録人口を基に 2 年 (28 年 ) から 3 年 (218 年 ) までの約 1 年間の推計値を算出したものである (とします ) 平成 24 年 4 月までの推計人口の推移 ( 実績 ) と当初推計の推移 ( ) を比較したところ 24 年 4 月時点で 約 1 万人実績が下回った また 最新のデータを基に推計したところ (とします ) で目標年次の平成 3 年度には 5.9 万人に達する推計であったが では 5 万人に到達しないと推計される 54, 52, 5, 人口フレームの比較 (と ) 平成 19 年度 平成 24 年度.4 月 493, 人 目標年次平成 3 年度 H3 年度推計人口 59, 人 その差 18, 人 48,.4 月 47 人.4 月 483, 人 H3 年度推計人口 49 人 46, 44, 42, 実績 推計 実績 推計 4, 人口推計推移の比較 については までは実績 H2 以降は推計値です については までは実績 H25 以降は推計値です 単位 : 人 H14 H15 H16 H17 H18 H2 H21 H2 H23 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 447, 45 456, 46 467, 47 477, 48 485, 489, 493, 差 - - - - - - 476,32 9479,19 248,92 482,38 2482,85 8 - - - - - - -671-1,8 8-4,8-6,61 8-1,14 2 差 H25 H26 H27 H28 H29 H3 H31 H32 H3 H34 H35 213 214 215 216 217 218 219 22 221 222 223 496, 499, 5 55, 57, 59, 51 513, 515, 517, 518, 485, 487, 488, 49, 49, 49 49 49 49 49 49-1 -1-14, -15, -17, -18, -2, -2-23, -25, -26, 1

人口動態の推移 西宮市の近年のとは以下のとおりである この 2 つの推移を見ると については 出生人数と死亡人数の差は小さくなっているものの 傾向としては大きく変わっていないが については 近年 転入数と転出数の差がなくなってきている 6, 3, 5, 28, 4, 出生数 26, 転入数 24, 3, 死亡数 2 転出数 2, 人口動態の推移 自然動態 出 死 増 生 亡 減 単位 : 人 H14 H15 H16 H17 H18 H2 H21 H2 H23 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 4,87 4,77 4 4,82 7 4,61 7 4,85 4,97 7 4,89 4 4,61 5 4,71 1 4,52 2 2,88 3 2,97 2 3,14 3,13 8 3,16 5 3,39 7 3,42 3,4 3 3,56 1 3,63 5 1,98 7 1,8 2 1,68 1,47 9 1,69 3 1,58 1,47 1,21 1,15 887 社会動態 転 転 増 入 出 減 29,43 1 28,53 1 28,6 2 28,56 5 27,72 8 26,29 4 24,17 3 23,31 9 22,89 1 22,45 2 26,8 7 26,17 8 25,6 23,96 9 24,43 4 24,4 5 22,9 6 22,88 6 22,77 3 23,8 9 3,34 4 2,35 3, 2 4,59 6 3,29 4 2,24 9 1,26 7 43 118-637 全体増減 5,33 1 4,15 5 4,68 8 6,7 5 4,98 7 3,82 9 2,74 1 1,64 5 1,26 8 25 2

行政区域別人口フレームの比較 (と ) 行政区域別の人口フレームについて と を比較したグラフは以下のとおりである これを見ると 鳴尾地区において推計の乖離が大きい 本庁地区 215, 11, 鳴尾地区 21, 25, 2, 195, 15, 1, 19, 185, 95, 18, 実績 予測 175, 実績予測 9, 瓦木地区 85, 75, 甲東地区 8, 7, 75, 65, 7, 実績予測 65, 6, 実績予測 55, 塩瀬地区 4, 3, 山口地区 35, 25, 3, 2, 25, 実績予測 2, 15, 実績予測 1, 行政区域別人口フレーム ( ) 単位 : 人 H25 H26 H27 H28 H29 H3 H31 H32 H3 H34 H35 212 213 214 215 216 217 218 219 22 221 222 223 全 市 483,485,487,488,49,49,491,491,492,492,492,492, 本 庁 199,2,21,22,23,24,25,26,26,27,28,28, 鳴 尾 98, 98, 98, 98, 98, 98, 97, 97, 96, 96, 95, 95, 瓦 木 74, 75, 75, 75, 76, 76, 77, 77, 77, 77, 78, 78, 甲 東 67, 67, 67, 67, 66, 66, 66, 66, 65, 65, 65, 65, 塩 瀬 27, 28, 28, 28, 28, 28, 28, 28, 29, 29, 29, 29, 山 口 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 18, 四捨五入処理を行っているため 全市と地区合計が一致しない年があります 3

西宮市の将来人口推計 ( 追加資料 )

年齢階層別人口推計 (と の比較 ) 全市 人数 割合 数値は登録人口です 単位 : 人 数値は登録人口です 単位 : 人 ( 実績 ) H3 H35 ( 実績 ) ( 実績 ) H3 H35 全市 27 212 218 223 27 212 218 223 年少人口 (~14 歳 ) 7,88 年少人口 (~14 歳 ) 7,88 4 72,59 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 315,71 生産年齢人口人 (15~64 歳 ) 315,71 8 311,6 高齢者人口数高齢者人口 82,17 94,53 6 112,41 7 114,93 2 (65 歳 ~) (65 歳 ~) 82,17 94,81 4 112,24 114,41 7 登録人口合計 468,77 2 489,11 55,76 4 514,28 2 登録人口合計 468,77 2 479,1 4 487,15 8 487,68 2 年少人口 (~14 歳 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 高齢者人口 (65 歳 ~) 15.1 % 15.1 % 13.8 % 12.5 % 67.4 % 65.5 % 64. % 65.2 % 17.5 % 19.3 % 22.2 % 22.3 % 割合 年少人口 (~14 歳 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 高齢者人口 (65 歳 ~) 15.1 % 15.2 % 13.9 % 12.7 % 67.4 % 65.1 % 63.1 % 63.9 % 17.5 % 19.8 % 23. % 23.5 % 年少人口 (~14 歳 ) の比較 1, 35, 生産年齢人口 (15~64 歳 ) の比較 9, 8, 7, 34, 33, 32, 6, 31, 5, 3, 4, H15 H2 H25 H3 H35 29, H15 H2 H25 H3 H35 12, 高齢者人口 (65 歳以上 ) の比較 11, 1, 9, 8, 7, 6, H15 H2 H25 H3 H35 1

年齢階層別人口推計 1, 2, 3, 4, 5, 全 7,884 72,59 315,718 311,61 82,17 94,814 市 H3 67,516 37,42 112,24 H35 61,831 311,434 114,417 5, 1, 15, 2, 25, 本 28,351 29,76 128,728 129,4 34,91 39,751 庁 H3 27,856 129,125 46,47 H35 25,838 132,515 46,98 2, 4, 6, 8, 1, 鳴 13,841 13,559 65,84 62,525 18,77 21,259 尾 H3 11,983 57,493 24,846 H35 1,383 55,458 24,831 2, 4, 6, 8, 1, 瓦 1,516 11,54 47,948 48,747 1,738 12,643 木 H3 11,12 49,11 15,325 H35 9,976 5,927 15,849 2, 4, 6, 8, 1, 甲 1,892 1,85 42,987 41,46 1,695 12,184 東 H3 9,154 39,737 14,21 H35 7,775 38,843 14,463 塩 瀬 1, 2, 3, 4, 5, H3 H35 4,67 4,526 3,821 3,278 18,395 17,95 17,18 16,459 4,349 5,497 7,87 7,559 1, 2, 3, 4, 5, 山 2,67 2,49 11,856 11,58 2,776 3,423 口 H3 2,11 H35 1,99 1,465 9,753 4,693 5,228 2

行政区域別動態推移 本 庁 2,5 1 1 1,5 1, 9, 5 出生数死亡数 8, 7, 転入数転出数 鳴 尾 2,5 7, 6, 1,5 5, 4, 5 出生数死亡数 3, 転入数転出数 瓦 木 7, 8 6, 6 5, 4 4, 2 出生数死亡数 3, 転入数転出数 3

行政区域別動態推移 甲 東 5, 8 4, 6 3, 4 2 出生数死亡数 転入数転出数 塩 瀬 5 2,5 4 3 1,5 2 1 出生数死亡数 5 転入数転出数 山 口 5 2,5 4 3 1,5 2 1 出生数死亡数 5 転入数転出数 4

国の推計 (H2.12) による近隣市の将来人口推計 ( 単位 : 人 ) H17 H2 H27 H32 H37 H42 H47 25 21 215 22 225 23 235 西宮市 西宮市 465,33 7 483,67 8 493,61 9 498,93 9 5,8 4 498,6 6 493,7 5 姫路市姫路市 536,23 2 531,22 522,38 2 59,19 9 492,82 4 474,29 2 453,97 1 尼崎市尼崎市 462,64 7 453,12 1 44,65 6 424,66 4 45,92 9 385,65 4 364,44 8 芦屋市芦屋市 9,59 94,93 6 96,9 3 97,9 3 98,6 6 97,64 9 96,57 2 伊丹市伊丹市 192,25 19,94 4 188,61 2 184,64 4 179,27 2 172,87 3 165,77 1 宝塚市宝塚市 219,86 2 223,39 7 223,42 9 221,6 2 216,55 21,64 6 23,59 1 川西市川西市 157,66 8 159,41 7 158,71 1 156,18 4 151,94 1 146,82 5 141,36 1 三田市三田市 113,57 2 115,78 9 116,32 8 115,88 3 114,91 2 113,24 2 11,49 7 神戸市神戸市 1,525,39 31,535,41 51,525,53 91,51,95 1,466,95 11,423,52 21,372,74 8 大阪市大阪市 2,628,81 12,614,32 42,572,32 12,512,8 42,437,14 82,35,3 92,252,21 7 2,7, 人口推計 ( 近隣市 ) 2,5, 2,3, 2,1, 1,9, 1,7, 1,5, 1,3, 7, 1,1, 6, 5, 4, 3, 2, 西宮市大阪市神戸市姫路市尼崎市芦屋市伊丹市宝塚市川西市三田市 1, H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 5

平成 24 年度将来人口推計 の解説 1.の方法等 1) 推計方法当初推計 () 同様 コーホート要因法 ( ) を採用した この推計方法は 国立社会保障 人口問題研究所や多くの自治体でも用いられており 中長期的な推計に適している コーホート要因法コーホートとは同年または同期間に出生した集団のこと 基準年の人口をベースに 出生 死亡 社会移動の要素から人口を推計する コーホート要因法の概略式人口増減 = 自然増減 + 社会増減 =( 出生 - 死亡 )+( 転入 - 転出 ) 2) 基準人口 本市住民基本台帳登録人口及び外国人登録人口を使用 ( 当初推計と同様であり 比較しやすくデータ更新も容易であるため ) 3) 推計対象期間当初推計では H14 から の人口データを基に H2 から H3 までの推計値を算出 今回は H14 から直近の までの人口データを基に算出した 2. 当初推計との乖離 H2~ において 値に比べ実績が下回ったため これがトレンド ( 傾向 ) となり 値に反映され マイナス効果をもたらせた この要因としては 人口動態の推移 で示したように において 転入と転出の差が無くなってきたこと つまり本市への転入数が 近年 減少してきたことが主に考えられる 3. 転入数が減傾向に転じた要因転入数の減は から傾向として表れていた 要因の詳細については 兵庫県や阪神間などの広域的な視点と 本市特有の事情を検証していく必要があるが 本市における新築分譲住宅の戸数等の推移をみても減少傾向が表れている H17 の甲子園競輪場跡地の開発後 大型開発はやや落ち着きをみせ 併せて H17 の 教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱 の 高度地区の全市的な強化と種別の追加 などの建築規制が 一定の抑制力を働かせたと考えられる 4. 行政区域ごとの事情 行政区域別人口フレームの比較 では 行政区域別に と を比較している 最も乖離が大きい 鳴尾地区 については 甲子園九番町の市営住宅 枝川町のU R 団地等の建替えが やや変則的な人口推移を引き起こしているが これを除いても 6

全体的に減少傾向が表れている 甲東地区 についても減少傾向がみられるが これは地域性として戸建て指向が強いこと 社宅の空きや撤去が影響していることのほか 出生数が下降気味にあることも要因と考えられる 塩瀬地区 については 名塩ニュータウンなどにおける人口増が足踏みし 下振れを招いたと考えられる 唯一 に比し増に転じている 瓦木地区 については 阪急北口駅周辺を中心に住宅建設が進んでいることと併せ 出生数も安定していることから 継続的に人口の増が続いていると考えられる 5. 年齢階層別人口推計年少 (~14 歳 ) 生産年齢(15~64 歳 ) 高齢者(65 歳 ~) に区分して推計した と の差は 殆どが生産年齢人口によることが確認できる また 今後においては 年少人口の減と 高齢者人口割合の増加が進むとみられる 6. 阪神間 県 全国の人口推移 国においては 国立社会保障 人口問題研究所が H22(21 年 ) の国勢調査を受け. 1にコーホート要因法にて全国将来人口推計を行っている 推計の出発点となる H22(21 年 ) の日本の総人口は 1 億 2,86 万人だが 出生中位 推計の結果では H3(218 年 ) に 1 億 2,473 万人まで減るとしている また H2.12 には 5 年刻みで各市町村別の人口も推計されており これによると 西宮市は H27(215 年 ) に 49 万 4 千人 ( 市推計では 48 万 8 千人 ) H32(22 年 ) に 49 万 9 千人 ( 市推計では 48 万 1 千人 ) と示されている なお 兵庫県及び近隣市 ( 神戸市 姫路市 尼崎市 大阪市など ) については ほ とんどが減少傾向となり 県下で暫くの間 増傾向が続くのは西宮市と芦屋市だけ と示されている 7.を受けて全国的に人口減少が進む中 本市においては まだ暫くは増傾向が続くことを示しているが H3 を過ぎると数年で天井を打ち その後は減に転じると予想される また 北口駅や本庁周辺においては安定した推移傾向にある一方 鳴尾や甲東では減傾向が表れるなど地域差が生じているほか 年齢階層資料からは高齢化率が着実に進むことが改めて確認できる 総合計画の中間見直しにおいては こういった人口の動向 傾向を認識しながら 施策の進め方を検討していく必要がある 7