国語科学習指導案様式(案)

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第4学年算数科学習指導案

第 5 学年算数科指導案 中野区立新井小学校平成 28 年 9 月 7 日 ( 水 ) 第 5 校時第 5 学年 2 組 37 名授業者古矢岳史 平成 28 年 9 月 5 日 ( 月 ) 第 4 校時第 5 学年 1 組 38 名授業者梶田智美 研究主題 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 算数科

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

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Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

(2) 児童観実践校の対象児童は, 算数の学習に意欲的に取り組む児童が多く, 与えられた課題に対して一生懸命考えることができる 特に, 作業的, 体験的な活動には熱心に取り組む かけ算やわり算などの計算や筆算の仕方はよく理解しているが, 自力解決の場面においては, 解決の過程を絵や図, 言葉を使って

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

○数学科 2年 連立方程式

1, 単元名 いろいろな四角形を調べよう 2, 単元の目標 1) 平面上の2 直線の垂直 平行の意味や作図の仕方を理解する 2) 台形 平行四辺形 ひし形の意味や性質を理解し それを用いて作図や構成ができる 3) 四角形の対角線の交わり方を理解する 3, 評価規準 関心 意欲 態度 身の回りから 垂

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

指導案 5年 算数

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

Microsoft Word - 円の面積指導案_H24.2.9

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第○学年○組 ○○科学習指導案

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

第 1 学年算数科単元計画 ( 土佐清水市立清水小学校 ) 1 単元構想図 単元名 かたちあそび ( 全 5 時間 ) 教材名 かたちあそび ( 東京書籍 1 年下 ) 第 1 次 1 時 学習の流れ 意識の流れ 立体図形と平面図形の違いは認識できてい かたちをつくろう 立体図形に親しむ 箱などの身

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

1 付けたい力 方法や理由等を言葉や数 式を用いて説明する力 第 5 学年算数科学習指導案 啓林館版 2 単元名 面積 3 単元目標 三角形や四角形の面積の求め方を考え 説明することができる 三角形や四角形の面積の公式を理解し 面積を求めることができる 三角形の高さと面積などの関係を調べ 比例してい

PowerPoint プレゼンテーション

士が関わり合いながら, 高めようとする場を工夫する ことに取り組んでいる 本授業では作業的 体験的な算数的活動として, 実際に直方体を切り開き, 切り開いた形を見て, どの切り開いた形にもいえることはないか個人で考えた後, 班ごとに話し合う その後全体での話し合いのなかから 児童の言葉 で共通して言

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4 単元と指導の構想 (1) 単元と児童 1 単元について児童は, 第 1 学年の かたち (1) の学習において, さんかく しかく まる という言葉を使って形の特徴を調べている 第 2 学年の 三角形と四角形 の学習において, 三角形や四角形は辺と頂点で構成されていることを学んでいる 更に 長方

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第6学年 算数科学習指導案

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第6学年2組 算数科 学習指導案

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解答類型

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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Microsoft Word - 社会科

第1部 たし算・ひき算

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

第5学年  算数科学習指導案

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Microsoft Word - 【東広島市】西条小学校 算数「かたちクイズをしよう」(1年).doc

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学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

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関数を活用することで現実世界の課題を解決できるということを通して, 生徒に関数の有用性を実感させたい そのために, 陸上競技トラックの問題 を用いて, 現実世界の課題から関数関係を見いだし, 表 式 グラフなどを用いて数学的に処理し, 現実世界の課題を解決する ことで, 関数を用いた問題解決の理解を

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

教科書では 同じ割合になっている比は等しい という導入になっているが 2 量の割合は いろいろな表し方ができる という導入に変えている すなわち 2:3 も 4:6 も 6:9 も同じ割合だから等しいという考え方を 2:3 を同じ割合で表すと 4:6 や 6:9 になるという考え方に変えて導入した

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

2 単元名分数 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 分数の意味とその表し方について理解するとともに 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すときに分数を用いることができる (2) 評価規準 分数を用いると 整数で表せない端数部分の大きさや等分してできる大きさなどを表すことが でき

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

2、協同的探究学習について

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3 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 4 単元の評価規準ア算数への関心 意欲 態度 イ数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能 エ数量や図形についての知識 理解 速さを 単位量当たりの大きさなどを用いて数値化したり 実際の場面と結びつけて 生活や学習に活用したりしようとし

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2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

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問 題

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

Transcription:

算数科学習指導案 日時平成 23 年 6 月 5 日 ( 水 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 5 名 単元名 対称な形 ( 第 6 学年第 6 時 ) 単元の目標 対称な図形の観察や構成を通して, その意味や性質を理解し, 図形に対する感覚を豊かにする C 図形 (3) ア : 縮図や拡大図について理解することイ : 対称な図形について理解すること 教材について 第 6 学年では, 平面図形を対称という新しい観点から考察し, 作図などを通してその性質を理解する また, 拡大図, 縮図を取り扱い, 相似の概念の基礎を理解するとともに, 目的に応じてかいたり読んだりできるようにすることがねらいである これらの活動を通して, 平面図形に対する理解を深め, 既習の図形を見直し, それらについてまとめる力を育てることができる 研究主題との関わり 提示された図形を, 線対称な図形の意味や性質を用いて考え, 説明することを通して, 線対称 な図形であるかどうかを主体的に追求しようとする意欲を育てる 児童の実態 事前の意識調査によると, 既習の学習内容について 指導改善のポイント 作業的 体験的な活動を十分に取り入れ, 既習の線対称の性質をもとに, 別の図形が線対称であるかどうかを進んで調べることを通して, 図形の見方を深め, 図形に対する感覚を豊かにする 対称軸や対応する辺, 頂点に着目させることにより, 対称な図形であるかどうかを具体的に説明させる 主体的に判断 活動し, それを表現する場を繰り返し設定することで, 対称な図形の判断基準が明確になる過程を実感させる また, 身の回りから対称図形を見つける活動を通して, 図形のもつ美しさや日常生活に対称な形が用いられていることを実感させる

3 単元の系統 5 年 5 合同な図形 合同の概念とその弁別 合同な三角形, 四角形のかき方 3 正多角形と円周の長さ 正多角形の概念 正多角形のかき方 6 年 5 対称な形 線対称な形の概念と性質 点対称な形の概念と性質 対称な形の作図 対称性に着目した基本的な平面図形の考察 中学 ( 年 ) 平面図形 平面における平行移動, 回転移動, 線対称移動, 点対称移動 移動した図形の面積 4 単元の評価規準 関心 意欲 態度数学的な考え方技能知識 理解 対称な図形の美しさに気付き, 身の回りから対称な図形を見つけようとしている 対称という観点から既習の図形を見直し, 図形を分類整理したり, 分類した図形の特徴を見いだしたりしている 線対称な図形や点対称な 線対称な図形や点対称な図形を作図したり, 構成図形の意味や性質についしたりすることができて理解している る 身の回りから線対称な図形や点対称な図形を見つけたり, その特徴をとらえたりするなど, 図形についての豊かな感覚をもっている 5 指導計画 ( 全 3 時間 ) 次学習活動 ( 時数 ) 2 7 個の文字の形を, 形の特徴に目をつけて2つの仲間に分ける活動を通して, 単元の課題をとらえる A,M,Eの形の特徴を話し合う 用語 線対称 対称の軸 の意味を知る 線対称な形について, 重なり合う頂点, 辺, 角を調べる 対応する点, 辺, 角の意味を知る 線対称な形について, 対応する点をつなぐ直線と対称の軸との交わり方を調べる 対応する点をつなぐ直線と対称の軸に関する性質をまとめる 線対称な形の性質を用いて, 線対称な形をかく 関考技知 線対称な形の性質を用いて, 線対称ではない形の説明をする ( 本時 ) S Z の仲間の形について, 点 O を中心にして何度回転させるともとの形にぴったり重なるかを考える 点対称な形について, 重なり合う頂点, 辺, 角を調べる 対応する点, 辺, 角の意味を知る 評 価 評価規準 線対称な形の美しさに気づき, 身の回りから線対称な形を見つけようとしている 線対称な形, 対称の軸の意味を理解している 線対称な形の性質について, 対称の軸や構成要素に着目して考えている 線対称な形の性質や対応する点, 辺, 角の意味を理解している 線対称な形の性質や対応する点, 辺, 角の意味を理解している 線対称な形の性質について, 対称の軸や構成要素に着目して考えている 線対称な形の性質を基に, 対応する点の位置の決め方を考え, 説明している 線対称な形をかくことができる 線対称な形の性質を基に, 対応する点の位置を調べ, 線対称ではないことを説明している 点対称な形, 対称の中心の意味を理解している 点対称な形の美しさに気づき, 身の回りから点対称な形を見つけようとしている 対応する点, 辺, 角の意味を理解している 対応する点, 辺, 角を指摘することができる

3 点対称な形について, 対応する点をつなぐ直線と対称の中心との関係を調べる 対応する点をつなぐ直線と対称の中心に関する性質をまとめる 点対称な形の性質を利用して, 点対称な形をかく 正方形, 長方形, ひし形の対称性について調べ, 表にまとめる 三角形や正多角形などの図形の対称性について調べ, 表にまとめる 点対称な形の性質について, 対称の中心や構成要素に着目して考えている 点対称な形の性質や対応する点, 辺, 角の意味を理解している 点対称な形をかくことができる 点対称な形の性質を基に, 対応する点の位置の決め方を考え, 説明している 対称という観点から, 図形を分類整理したり性質を説明したりすることができる 基本的な平面図形の対称性を理解している 対称という観点から, 図形を分類整理したり性質を説明したりすることができる 基本的な平面図形の対称性を理解している しあげのもんだい に取り組む 基本的な学習内容を身につけている か 本時の学習 () 本時の目標 対称な図形かどうかを判別する活動を通して, 対称な図形の性質をとらえ, 図形に対する見 方を深めることができる (2) 本時の学習展開 学習活動 問題場面をつかむ (3 分 ) 指導上の留意事項 支援 準備物 評価規準評価方法 T: これらの形の中で, 仲間はずれはどれで すか C:4 がちがう! C:23 は半分に折ったら重なるよ C: 枚だけ, 半分に折っても重ならないよ 4 つの図を提示し, 線対称の視点で図形を見るとわかることから, 次の学習への意欲を喚起する 線対称 線対称ではない図形 [ 黒板用 ] 問題 この図は, 線対称な図形かな C: 線対称になります C: 近くで見ないとわかりません T: では, どんな方法で調べますか C: 折ってみよう! C: 対称な軸があるかな T: 切ったり折ったりしないで調べる方法はないでしょうか C: 今まで習った線対称な形の性質を使って解けると思います 星型の図形 黒板用 児童用 既習の対称な形の性質との関連に気づかせ, 調べ方の見通しを各自に持たせる 2 学習課題を設定する (3 分 ) 学習課題 : 線対称な形の性質を使って, 線対称かどうかを確かめよう

3 自力解決をする (0 分 ) 線対称な図形の性質を想起しながら, 提示された図を調べる 4 共同解決をする (25 分 ) 図を用いて, 十分に操作できるようワークシートを準備する 既習事項を生かして調べる活動を通して, 具体的な理由 根拠を明らかにさせていく 線対称な図形の性質をまとめて掲示し, 調べる手立てが想起しにくい児童への支援をする 既習の力 線対称な図形の性質を使って説明する力 T: 調べた結果を発表しましょう 理由を 自分の考えの根拠を明確にさせ, 算数用語を使いながら, 友よく聞き, 自分の考え方と同じところだちにわかりやすく説明させや違うところを見つけましょう また, る 質問や意見も考えましょう 互いの考えの共通点や相違点を比べながら, 説明を聞くようにさせる めざす児童の説明 C: ぼくは, この図形は線対称な形ではないと思います わけは, ここに対称 軸をかいて, その対称軸から頂点までの長さを測ると, 左の長さと右の長 さが違うので, 線対称な形ではないと思います C: わたしも線対称ではないと思います 対応する辺を全部調べたら, 長さの 違う辺があったから, 線対称ではないと思います C: わたしも, 線対称な図形ではないと思います もし, 線対称なら対称軸に 対応する左右の角の大きさが同じですが, 測ると違っていたから, 線対称 ではないと思います C: ぼくも線対称ではないと思います この図形の頂点と頂点を結んだ線と対 称軸が垂直になっていないから, 線対称な図形ではないと思います T: では, 本当に線対称な図形ではないかを折って確かめてみましょう C: あっ! やっぱりぴったり重ならないから違うね T: 次の図形は, 線対称な形でしょうか 調べてみましょう C: よし! やってみよう C: わたしは, 辺の長さを調べるぞ 線対称な図形であれば ~ である という仮定から星型の図形が線対称ではないことを確認し, 線対称の性質の理解を深めさせる 適応題をペアで説明させる 図形が線対称であるかを繰り返し説明する活動を通して, 線対称な図形の性質に対する理解を深める 線対称な形の性質を基に, 対応する点の位置 辺の長さ 角度等を調べ, 線対称ではないことを説明している ( 数学的な考え 方 ) 発言 ワークシートへ の記述

5 学習のまとめをする (4 分 ) 線対称な形かどうかを調べるには, これまで学習した線対称な図形の性質を 使って, 対応する辺, 点, 角を調べると求めることができる T: 見た目は線対称な図形のようでしたが, 調べると違うことがわかりましたね また, 線対称な図形の性質を使ってわかりやすく説明することもできましたね では, 今日の宿題でこの形が線対称な形かどうかを工夫して調べてきましょう 次時の予告をし, 関心を高める 新しい図を提示し, 家庭学習へとつなぐ C: わかった! できそう!