[4] 市民意識の把握 () 市民アンケートにみる市民意向 能代市では 能代市総合計画の策定に当たって 平成 8 年 8 月に 市内に居住する満 8 歳以上の男女,000 人を対象として 市民アンケート調査を実施し 回答数は 4 人であった 本調査において まちの将来像 や 地域の誇れるもの 今後重点的に取り組むべき分野 などについて市民意向が示されており これらを踏まえた中心市街地活性化施策の推進が求められる まちの将来像 については 子どもが伸び伸びと育つまち や みんなが生きがいを持てるまち に続いて 産業が盛んでにぎわいのあるまち が求められており また 安全で安心して暮らせるまち を求める声も大きい 自由回答の 地域の誇れるもの については 下に列記したものなどが多くの回答として挙げられ 能代の恵まれた自然環境やバスケの街 夏の祭りなどに対して市民の誇りと評価が高くなっている 市民アンケート調査結果 : 地域の誇れるもの ( 自由回答 : 主なもの ) 地域の誇れるもの 風の松原 米代川 白神山地 日本海などの豊かな自然 バスケの街 能代七夕 おなごりフェスティバル 花火など夏の活気ある行事 木都能代 能代港 風力発電 能代の農産物 きみまち阪公園 市民アンケート調査結果 : まちの将来像 ( 複数回答 ) - 2 -
また 今後重点的に取り組むべき分野 については 雇用の創出 が最も多い 次い で 保健 医療の充実 子育て支援の充実 高齢者福祉の充実 自然環境の保全 となっており 中心市街地活性化がこれらの施策の一翼を担うことが期待される 市民アンケート調査結果 : 今後重点的に取り組むべき分野 ( 複数回答 ) - 22 -
(2) 中心市街地の利用実態調査 経済産業省による中心市街地活性化に取り組む関係者間の合意形成手法等調査事業に伴い 平成 20 年 月 2~22 日に 中心市街地に来街した高校生以上の男女 28 人を対象にアンケート調査を実施し 中心市街地の利用実態の把握を行った この調査により 中心市街地の利用実態 印象 評価 ニーズ等を把握し 中心市街地にあるべき都市機能の確認など 中心市街地活性化の方向性を検討した 調査地点 調査地点 柳町商店街 調査地点 2 畠町商店街 - 23 -
中心市街地の来街目的 目的は 食品 (50%) 日用品 (28%) の買物が多く 通勤 通学 (%) が次ぐ 男女とも 最寄品買物 (48% 58%) が最も多い 年代別では 0 代は 通学 20 代以上は 最寄品買物 60 代以上になると 公共 金融 が加わる 足元 近隣は 買物 (88%)+ 公共 金融 広域は 通学 通勤 (39%) 比較的多いバス 電車利用 (48%) 郊外拠点も大半が 食品の買い物 利用 (6%) 中心市街地の来街目的 ( 複数回答 ) (%) 00 来街者 80 60 50 40 20 0 28 5 3 6 4 6 - - - 食品の買い物 日用品の買い物 衣料品の買い物 その他の商品の買い物 ウィンドウショッピング 飲食 飲酒 レジャー 娯楽 習い事 通勤 通学 営業などの仕事で 病院 診療所 郵便局や銀行の利用 利役用所等の公共公益施設の 図書館やホールの利用 観光 待ち合わせ 散歩 特に目的はない その他 行かない 来街者 28 50 28 5 3 6 4 6 - - - *** 郊外利用者 04 6 39 28 9 5 20 5 3 4 2 29 5 5-4 8 4 来街目的 ( ネット集計 ) 最寄品買物 衣料品等の買物 飲食 レジャー 通勤通学 仕事 公共施設 金融利用 その他 来街者 28 54 8 6 20 3 9 最寄品買い物 食用品の買物 日用品の買物 曜日 平日 08 53-2 20 衣料品買物 衣料品の買物 その他買い物 別 休日 0 55 9 3 4 6 ウィンドウショッピング 性 男性 84 48 6 5 24 2 3 飲食 レジャー 飲食 飲酒 レジャー 娯楽 習い事 別 女性 34 58 9 8 8 4 6 通勤 通学 通勤 通学 営業などの仕事で 0 代 55 8 22 53-6 公共施設 金融利用 年代 20 30 代 20 60 5-25 0 5 病院 診療所 郵便局や銀行の利用 役所等の 別 40 50 代 60 58 8-3 3 8 公共公益施設の利用 図書館やホールの利用 60 代以上 83 2 6 2 2 23 5 範囲別 頻度別 交通別 地別点 足元 (Km 以内 ) 2 4 4 3 6 4 近隣 (~3Km) 50 62 4 2 0 22 2 周辺 (3~5Km) 8 33 28 広域 (5Km 以上 ) 8 35 4 2 39 3 0 デイリー 0 36 5 8 39 8 0 ウィークリー 82 4 2 4 6 マンスリー 2 6-26 ノンユーザー 2 - - - 50 50 - 徒歩 自転車 09 69 2 6 6 5 クルマ 46 52 2 2 20 5 バス 電車 59 24 5 0 48 4 0 地点 09 6 5 2 6 2 地点 2 09 4 6 28 6-24 -
2 中心市街地までの交通手段 交通手段は 徒歩 3 割 自転車 電車 や 自家用車 2 割と多様 0 代は 電車 (55%: 全体 +32%) 20 代 50 代は 自家用車 (35%) 60 代以上は 自転車 多い 足元 徒歩 自転車 (94%) 近隣 周辺 自家用車 と バス 広域 電車 (56%) 郊外施設利用者では 自家用車 (3%) が多く 他 徒歩 (0%) 自転車 (9%) 中心市街地までの交通手段 0% 20% 40% 60% 80% 00% 凡例 徒歩自転車バイク自家用車バス電車その他 来街者 (n=28) 26 24 2 5 23 郊外利用者 (n=00) 0 9 3 8 徒歩 自転車 バイク 自家用車 バス 電車 その他 徒歩 自転車 自家用車 バス 電車 来街者 28 26 24 2 5 23 50 2 2 曜平日 08 23 24 23 5 22 2 4 23 2 日別休日 0 29 24-9 5 23 53 9 2 性 男性 84 8 33 23 24-5 23 25 別 女性 34 3 8-20 22 2 49 20 28 年代別 範囲別 地点別 0 代 55 2 3-4 2 55-40 4 56 20 30 代 20 20 20-35 5 20-40 35 25 40 50 代 60 25 23-30 3 2 48 30 20 60 代以上 83 28 33 23 6 2 60 23 3 足元 (Km 以内 ) 2 5 43-4 - - 95 4 近隣 (~3Km) 50 24 30-34 6 2 4 54 34 8 周辺 (3~5Km) 8 22 6 28-33 28 33 広域 (5Km 以上 ) 8 5 5-2 5 56 0 2 62 地点 09 43 35 0 3 8-8 0 地点 2 09 9 3-32 6 3 3 22 32 43-25 -
3 中心市街地の来街頻度 週 回以上 の来街者が 8% を占め 2 日に 回近く来街 ( 月 2.9 回 ) デイリー は 0 代の 8% 20 50 代の 53% 60 代以上の 2% ウィクリー は 足元の 43% 近隣の 44% 周辺の 33% 広域の 30% 郊外施設利用者は デイリー (4%) ウィークリー (44%) マンスリー (28%) 中心市街地の来街頻度 0% 20% 40% 60% 80% 00% 凡例 ほとんど毎日 週 2~3 週 月 2~3 月 2 3 ヶ月に 半年に ほとんど来ない 平均 ( 回 / 月 ) 来街者 (n=28) 49 22 6 6 2.9 郊外利用者 (n=00) 4 25 9 6 2 4 8 2 0. 6. 来街者 28 49 22 6 6 - - 49 38 2 2.9 曜日 平日 08 50 24 4 6 6 - - 50 38 3.2 別 休日 0 48 9 8 6 8 - - 48 3 4 2.6 性別 年代別 範囲別 交通別 目的別 地点別 ほとんど毎日 週 2 ~ 3 週 月 2 ~ 3 月 男性 84 52 2 6 6 4 - - 52 3 0 3.5 女性 34 4 22 6 5 9 - - 4 38 4 2.5 0 代 55 8 6 2 4 - - - 8 6 5 -. 20 30 代 20 55 25 0 5 5 - - - 55 35 0-4. 40 50 代 60 52 5 20 8 5 - - - 52 35 3-3.0 60 代以上 83 2 33 22 6 2 - - 2 54 2 9.8 足元 (Km 以内 ) 2 53 3 3 3 - - - 53 43 4-4.3 近隣 (~3Km) 50 34 20 24 4 6 2 - - 34 44 20 2 0.3 周辺 (3~5Km) 8 50 - - - - 50 33-2.6 広域 (5Km 以上 ) 8 55 5 4 4 0 - - 55 30 4 3.4 徒歩 自転車 09 43 32 5 3 - - 43 49 2. クルマ 46 46 3 2 - - 46 30 22 2.6 バス 電車 59 64 0 4 2 0 - - - 64 24 2-4. 最寄品買物 03 33 3 22 5 9 - - - 33 53 4-0.9 衣料品等の買物 2 36 8-8 - - - 2 8 8-0. 飲食 レジャー 3 69 8 8 8 8 - - - 69 5 5-5.2 通勤通学 仕事 44 96 2 - - - 2 - - 96 2-2 9.3 公共施設 金融利用 29 28 28 4 0 3 - - 28 45 24 3 9.5 その他 8 6 6 22 - - - - 6 28 - - 4. 地点 09 4 2 4 6 6 - - 4 40 2 2.9 地点 2 09 5 8 5 8 - - 5 35 3 3.0 2 3 ヶ月に 半年に ほとんど来ない デイリー ウィークリー マンスリー ノンユーザー 平均 ( 回 / 月 ) - 26 -
4 中心市街地の印象評価 そう思う が 50% 以上で高い順 生活に便利な施設が充実 (6%) 医療機関が充実 (6%) 治安が良くて 安全に暮らせる (66%) このまちに住み続けたい (56%) そう思う が低い順 夜のにぎわいがある (6%) 広域から人が訪れる魅力がある (%) 情報通信技術が充実 (2%) 歩いて楽しいまち (6%) レジャー施設が充実 (5%) 中心市街地の印象 評価 そう思うどちらともいえないそう思わない 0% 20% 40% 60% 80% 00% ) 買物に満足 35 34 30 2) 歩いて楽しいまち 6 4 44 3) 街並みや景観が美しい 36 45 20 4) ゴミなどが少なく きれい 4 4 2 5) 治安が良くて 安全に暮らせる 66 29 6 6) 公共の交通機関が充実 20 43 3 ) 車を利用しやすい 43 45 2 8) レジャー施設が充実 5 34 5 9) 夜のにぎわいがある 6 34 6 0) 暮らしに役立つ公共施設が充実 3 5 ) 生活に便利な施設が充実 6 2 3 2) 医療機関が充実 6 29 4 3) 人に対してやさしい 福祉が充実している 25 53 22 4) 広域から人が訪れる魅力がある 49 40 5) 歴史や文化がある 38 46 6) 情報通信技術が充実 2 40 48 ) イベントや催事などが盛んに行われている 35 44 22 8) まちづくり の活動が積極的 22 5 2 9) このまちに住んでみたい ( 住み続けたい ) 56 2 20) まちの顔 である 4 40 9-2 -
5 中心市街地全体の満足度評価 満足 (52%) が 不満 (24%) を上回る 0 代 50 代 (4%) で 5 割を切る 満足計 は 40 50 代の 45% から 60 代の 6% 中心市街地の全体満足度 0% 20% 40% 60% 80% 00% 凡例 満足まあ満足どちらともいえないやや不満不満 来街者 (n=28) 6 46 23 郊外利用者 (n=04) 5 29 30 36 満足 まあ満足 どちらともいえない やや不満 不満 満足 計 どちらともいえない 不満 計 スコア 来街者 28 6 46 23 52 23 25 5 曜平日 08 6 42 22 20 0 4 22 3 53 日別休日 0 50 24 5 5 5 24 9 60 性 男性 84 6 56 6 4 8 62 6 23 59 別 女性 34 40 28 9 46 28 26 55 年代別 範囲別 目的別 地点別 0 代 55 6 42 20 26 4 20 33 53 20 30 代 20 5 45 20 5 5 50 20 30 53 40 50 代 60 5 40 22 22 2 45 22 33 5 60 代以上 83 8 53 2 0 2 6 2 2 64 足元 (Km 以内 ) 2 54 4 4 65 4 2 63 近隣 (~3Km) 50 4 48 28 4 6 52 28 20 58 周辺 (3~5Km) 8 28 33 39 33 28 5 広域 (5Km 以上 ) 8 3 4 26 22 9 44 26 3 52 最寄品買物 03 6 5 24 4 6 56 24 9 59 衣料品等の買物 8 55 8-9 3 8 9 68 飲食 レジャー 3 8 23 46 23-3 46 23 54 通勤通学 仕事 44 2 4 2 2 9 43 2 36 50 公共施設 金融利用 29 3 52 4 24 55 4 3 55 その他 8 33 22 50 22 28 56 地点 09 9 5 2 6 28 58 地点 2 09 4 40 35 4 44 35 2 55-28 -
6 中心市街地の印象評価 全体満足度の傾向 整備の優先度が高く 今後必要となる機能 ( 優先度順 ) 広域から人が訪れる魅力がある 2 歩いて楽しい 3 公共交通機関が充実 中心市街地の満足度 を高めるために効果的な より一層の整備 増強が必要な機能 このまちに住んでみたい 2 まちの顔である 3 買物に満足 4 街並みや景観が美しい 5 ゴミなどが少なく 清潔 中心市街地の印象評価 全体満足度の傾向 00 90 このまちの特徴的な機能や資源 より一層の整備 増強が必要な機能 80 満足度評価 0 60 生活に便利な施設が充実 治安が良く 安全に暮らせる 医療機関が充実 このまちに住んでみたい ( 住み続けたい ) ( そう思う ) 50 40 自動車を利用しやすい 歴史や文化がある ゴミなどが少なく 清潔街並みや景観が美しい まちの顔である買物に満足 30 イベントや催事が盛ん暮らしに役立つ公共施設が充実 取り組みの優先度の流れ 人に優しい福祉が充実 20 まちづくり の活動が積極的 レジャー施設が充実 公共交通機関が充実 歩いて楽しい 0 情報通信技術が充実 広域から人が訪れる魅力がある 優先度が高く 今後必要となる機能 夜のにぎわいがある 0 0.000 0.00 0.200 0.300 0.400 0.500 あって然るべき 必要度の低い機能 中心市街地全体についての満足度 との相関 - 29 -
中心市街地活性化の必要度 活性化の必要度は まあ必要以上 は 9 割と極めて高い どちらとも言えない (%) 年代別の必要度は 全年代で高い最も低い 60 代以上で 83% 最も高い 0 代で 96% 中心市街地活性化の必要度 0% 20% 40% 60% 80% 00% 凡例 必要であるまあ必要であるどちらともいえないあまり必要でない必要でない 来街者 (n=28) 54 3 2 郊外利用者 (n=04) 46 20 4 3 来街者 28 54 3 2-9 性別 年代別 頻度別 地点別 必要である 男性 84 60 32-92 女性 34 5 40 3-90 0 代 55 56 40 2 2-96 20 30 代 20 55 40 5 - - 95 40 50 代 60 65 30 2 3-95 60 代以上 83 45 39 5 2-83 デイリー 0 55 39 3 3-94 ウィークリー 82 5 2 5-84 マンスリー 2 44 56 - - - 00 ノンユーザー 2-50 - 50-50 地点 09 65 29 3 3-95 地点 2 09 43 44 2-8 まあ必要である どちらともいえない あまり必要でない 必要でない 必要 計 - 30 -