DRAFT#9 2011

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(別添様式)

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

スライド 1

スライド 1

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

減量・コース投与期間短縮の基準

レベチラセタム 新規抗てんかん薬として日本では 2010 年に薬価収載 適応 : てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) 代謝 排泄 : 肝臓で 1/3 代謝 (CYP を介さない : 相互作用がほとんどない ), 腎臓で 2/3 排泄 t1/2: 約 8 時間 (2 日弱で定常状態

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

No.16-35

緒言

Epilepsy2015

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

Sep :28:29

< F2D CF6926D905C90BF82C98C5782E992CA926D88C4>

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

用法・用量DB

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

患者向医薬品ガイド フィコンパ錠 2mg フィコンパ錠 4mg 2016 年 5 月作成 この薬は? 販売名 フィコンパ錠 2mg フィコンパ錠 4mg Fycompa Tablets 2mg Fycompa Tablets 4mg 一般名 ペランパネル水和物 Perampanel Hydrate

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

医科_第20次(追加)審査情報提供(広報用)

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d


試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

博士論文 小児用法 用量の開発に関する レギュラトリーサイエンス研究 平成 31 年 3 月就実大学大学院医療薬学研究科疾病治療薬学専攻臨床医薬品評価学分野青木孝文

(別添様式1)

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

抗精神病薬の併用数 単剤化率 主として統合失調症の治療薬である抗精神病薬について 1 処方中の併用数を見たものです 当院の定義 計算方法調査期間内の全ての入院患者さんが服用した抗精神病薬処方について 各処方中における抗精神病薬の併用数を調査しました 調査期間内にある患者さんの処方が複数あった場合 そ

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

<4D F736F F D DC58F4994C5817A53544C2094E789BA928D5F8AB38ED28CFC834B F94CC94848CB392C78B4C C5292E646F63>

新医薬品一覧表 ( 平成 31 年 2 月 26 日収載予定 ) 中医協総 No. 銘柄名規格単位会社名成分名承認区分算定薬価算定方式補正加算等薬効分類ページ 1 ビムパットドライシロップ10% 10%1g ユーシービージャパン ラコサミド 新用量 新剤形医 薬品 386.

分類

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

肛門用薬2.5mg 1 錠 PTP 100T その他の泌尿生殖器官及び新薬価基準収載品目 ほくやく DI 室平成 26 年 4 月 17 日官報告示 011(611)1099 の他の循環器官用薬分類そメーカー 商品名 成分名 規格 薬価 ( 円 ) 効能 効果 用法 用量 包装 発売日

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

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13

④資料2ー2

前回処方薬のワーファリン錠からリクシアナ錠に切り替えることについて 処方医から患者に休薬期間の指示はなかった また 患者に PT-INR について確認したが分からないという返答であった PT-INR 等が治療域下限以下になった上での切り替えであるか不明であるため疑義照会を行った 疑義照会の会話例 患

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新しい抗てんかん薬

(別添様式1)



1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

第15回日本臨床腫瘍学会 記録集

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

(別添様式)

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

2 成分が同一の剤形変更 例 タケプロンOD 錠 15mg タケプロンカプセル 15mg ユリーフOD 錠 4mg ユリーフ錠 4mg コカールドライシロップ 40% カロナール細粒 20% ( 粉砕 ) レボフロキサシン錠 500mg レボフロキサシン細粒 10% 患者に説明 ( 価格 服用方法等

Microsoft PowerPoint - 免疫リウマチ HP 図 提出用21.3..ppt

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

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膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

< F2D F289BF8AEE8F808D908EA CA926D>

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

審査報告書 平成 28 年 8 月 30 日独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりである 記 [ 販売名 ] コルヒチン錠 0.5 mg タカタ [ 一般名 ] コルヒチン [ 申請者 ] 高田製薬株式会社 [ 申請

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

報道関係各位 2015 年 7 月 31 日 ガルデルマ株式会社 塩野義製薬株式会社 ~ ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 より ~ ニキビ経験者の多くが ニキビ治療を軽視 軽いニキビでも ニキビ痕 が残る ことを知らない人は約 8 割 ガルデルマ株式会社 ( 本社 : 東京都新

日本内科学会雑誌第98巻第12号

医師のためのTUE申請ガイドブック2013_本文.indd

2 成分が同一の剤形変更 例 タケプロンOD 錠 15mg タケプロンカプセル 15mg ユリーフOD 錠 4mg ユリーフ錠 4mg コカールドライシロップ 40% カロナール細粒 20% ( 粉砕 ) レボフロキサシン錠 500mg レボフロキサシン細粒 10% 患者に説明 ( 価格 服用方法等

トピナ錠25mg・50mg・100mg

201601

目次 Ⅰ 調剤等に関する事項 1 処方せん 1 2 調剤等 2 3 処方せん 調剤録の保存 3 Ⅱ 調剤技術料に関する事項 1 調剤料 3 2 調剤料又は調剤技術料に係る加算 3 Ⅲ 薬学管理料に関する事項 1 薬剤服用歴管理指導料 3 Ⅳ 薬剤料等の請求 1 薬剤料 5 Ⅴ 事務的事項 1 届出事

別添 1 抗不安薬 睡眠薬の処方実態についての報告 平成 23 年 11 月 1 日厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部精神 障害保健課 平成 22 年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 向精神薬の処方実態に関する国内外の比較研究 ( 研究代表者 : 中川敦夫国立精神 神経医療研究センタートラン

処方時の薬剤選択ミス事例 事例 1 泌尿器科から発行された処方箋を調剤薬局が受けた 処方内容は Rp1. ザイティガ 錠 250 mg 1 錠分 1 14 日分朝食後服用 Rp2. 般 セフジニルカプセル 100 mg 3 カプセル分 3 7 日分毎食後服用であった ザイティガ 錠の用法 用量は プ

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

Transcription:

報道関係各位 2019 年 1 月 8 日 ユーシービージャパン株式会社 抗てんかん剤 ビムパット ドライシロップ 10% 及び ビムパット 点滴静注 200mg 製造販売承認のお知らせ ユーシービージャパン株式会社 ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役社長 : 菊池加奈子 以下 ユーシービージャパン また ユーシービーグループを総称して以下 ユーシービー ) は本日 抗てんかん剤 ビムパット ドライシロップ 10% ( 一般名 : ラコサミド ) の製造販売承認 及び ビムパット 点滴静注 200mg の 一時的に経口投与ができない患者における てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) の治療に対するラコサミド経口製剤の代替療法 の効能 効果に対する製造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします 抗てんかん剤 ビムパット ドライシロップ 10% は てんかん患者の部分発作( 二次性全般化発作を含む ) を効能 効果とする ビムパット 錠 50mg 100mg の新剤形です 本ドライシロップは水などを加えてかき混ぜてから服用する剤形です 従来の剤形では服用困難な 特に小児や嚥下機能の低下している高齢の患者さんなどにも飲みやすく 服薬アドヒアランスの向上につながることが期待されます ビムパット 点滴静注 200mg は 一時的に経口投与ができない患者における てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) の治療に対するラコサミド経口製剤の代替療法 として開発された新剤形として てんかん患者さんに新たな治療選択肢を提供します ユーシービーは 錠剤やドライシロップ 注射剤と幅広い剤形によって てんかん患者さんや医療関係者の方々に一層貢献できるものと期待しています ユーシービーと第一三共は 2014 年 11 月に締結した本剤に関する共同商業化契約に基づき 製造はユーシービーが担い 流通 販売は第一三共が担当し プロモーション活動は両社共同で実施しています - 1 -

製品概要 販売名ビムパット ドライシロップ 10% 一般名 (JAN) ラコサミド効能 効果てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) 用法 用量成人 : 通常 成人にはラコサミドとして1 日 100mg( ドライシロップとして1g) より投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて増量し 維持用量を1 日 200mg( ドライシロップとして2g) とするが いずれも1 日 2 回に分けて用時懸濁して経口投与する なお 症状により1 日 400mg( ドライシロップとして4g) を超えない範囲で適宜増減するが 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として 100mg( ドライシロップとして1g) 以下ずつ行うこと 小児 : 通常 4 歳以上の小児にはラコサミドとして1 日 2mg/kg( ドライシロップとして20mg/kg) より投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2mg/kg( ドライシロップとして20mg/kg) ずつ増量し 維持用量を体重 30kg 未満の小児には1 日 6mg/kg( ドライシロップとして60mg/kg) 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児には1 日 4mg/kg( ドライシロップとして40mg/kg) とする いずれも1 日 2 回に分けて用時懸濁して経口投与する なお 症状により体重 30kg 未満の小児には1 日 12mg/ kg ( ドライシロップとして120mg/kg) 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児には1 日 8mg/ kg ( ドライシロップとして80mg/kg) を超えない範囲で適宜増減するが 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2mg/kg( ドライシロップとして20mg/kg) 以下ずつ行うこと ただし 体重 50kg 以上の小児では 成人と同じ用法 用量を用いること 製造販売承認日 2019 年 1 月 8 日 - 2 -

販売名ビムパット 点滴静注 200mg 一般名 (JAN) ラコサミド効能 効果一時的に経口投与ができない患者における 下記の治療に対するラコサミド経口製剤の代替療法てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) 用法 用量ラコサミドの経口投与から本剤に切り替える場合 : 通常 ラコサミド経口投与と同じ1 日用量及び投与回数にて 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する ラコサミドの経口投与に先立ち本剤を投与する場合 : 成人 : 通常 成人にはラコサミドとして1 日 100mgより投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて増量し 維持用量を1 日 200mgとするが いずれも 1 日 2 回に分け 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する 小児 : 通常 4 歳以上の小児にはラコサミドとして1 日 2mg/kgより投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2mg/kgずつ増量し 維持用量を体重 30kg 未満の小児には1 日 6mg/kg 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児には1 日 4mg/kgとする いずれも1 日 2 回に分け 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する ただし 体重 50kg 以上の小児では 成人と同じ用法 用量を用いること いずれの場合においても 症状により適宜増減できるが 1 日最高投与量及び増量方法は以下のとおりとすること 成人 : 成人では1 日最高投与量は400mgを超えないこととし 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として100mg 以下ずつ行う 小児 :4 歳以上の小児のうち体重 30kg 未満の小児では1 日 12mg/kg 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児では1 日 8mg/ kgを超えないこととし 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2 mg/kg 以下ずつ行う ただし 体重 50kg 以上の小児では 成人と同じ1 日最高投与量及び増量方法とすること 製造販売承認日 2019 年 1 月 8 日 ビムパット ( 一般名 : ラコサミド ) について ビムパット は 電位依存性ナトリウムチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進することにより 神経細胞の過剰な興奮を低下させる薬剤です 1 日本では 2016 年 7 月に成人の てんかん患者の部分発作に対する併用療法 で製造販売承認を取得しました さらに 成人の てんかん患者の部分発作に対する単剤療法 が 2017 年 8 月に 4 歳以上の小児てんかん患者の部分発作に対する併用療法及び単剤療法に係る新用量が 2019 年 1 月に ドライシロップと点滴静注が 2019 年 1 月に それぞれ追加承認されました - 3 -

てんかんについててんかんは 有病率が約 1% 世界に約 6,500 万人の患者さんがいる疾患で 乳幼児から高齢者まで幅広い年齢で発症し 国や地域 性別や人種による発症率の違いはありません 日本では約 100 万人のてんかん患者さんがいると言われ 毎年 57,000 人が新たにてんかんを発症しています 2 てんかん患者さんの大部分が長期的な薬物療法を必要としますが 3 既存の抗てんかん薬を使用しても 30% を超える患者さんがてんかん発作を十分にコントロールできていないとの報告があり 4 てんかんは今なお アンメット ニーズの高い疾患です てんかん発作は臨床症状等に基づき 部分発作 ( 二次性全般化発作に移行することもある ) 全般発作及び分類不能のてんかん発作という 3 つの主要なタイプに分類され このうち部分発作は全症例の約 60% を占める最も高頻度に発現する発作です ユーシービーとてんかんについてユーシービーは 世界のてんかん患者さんの日々の生活を改善するために 新規抗てんかん薬の研究開発に 20 年以上にわたり 長期的に取り組んでいます てんかんと共に生きる患者さん一人ひとりが人生をより良く生きることをサポートするために 有効な解決策についての知識を深め その解決策をさらに多くの患者さんが利用できるように努めています そして 世界のてんかんコミュニティの魅力的なパートナーとなることが我々の目標です 我々は 他の研究施設や製薬企業 組織に属し 目標を共有する世界的科学者や臨床医の方と提携し 高度なネットワーク構築を目指しています ユーシービーは 患者さんに鼓舞され (Inspired by patients) 科学に立脚して推進する(Driven by science) ことで てんかん患者さんをサポートする努力を日々続けています 参考文献 1. Errington AC. et al. Mol Pharmacol. 2008;73(1):157-169. 2. 日本てんかん学会 : てんかん専門医ガイドブック 診断と治療社. 2014 3. Perucca E. Baillière s Clin Neurol. 1996;5(4):693-722. 4. Kwan P. et al. N Engl J Med. 2000;342(5):314-319. - 4 -

ユーシービーについてユーシービーグループ (www.ucb.com) は ベルギーのブリュッセルに本社を置くグローバルバイオファーマで ニューロロジーや免疫 炎症 骨領域の重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して 革新的な医薬品の研究開発や創薬ならびにソリューションの提供に力を注いでいます 世界約 40 か国に拠点を置き 従業員数は約 7,500 名を擁しており 2017 年の収益は 45 億ユーロ ( 約 5,700 億円 ) でした ユーシービーはユーロネクスト ブリュッセル証券市場に上場しています ( シンボル :UCB) ユーシービージャパンは 1988 年に設立され 抗てんかん薬 イーケプラ ビムパット 関節リウマチ治療薬 シムジア を中心に事業を展開しています これからも 患者さんの価値を創造するバイオファーマリーダーとして 従来の治療で十分な改善が得られなかった患者さんに新たな治療の選択肢を提供することを目指して 日本の医療 健康へ更に貢献することを使命として参ります この件に関するお問い合わせは 下記にお願いします ユーシービージャパン株式会社広報部 TEL:03-6864-7633-5 -