1 混合物の性質を調べるために, 次の実験を行った 表は, この実験の結果をまとめたもの である このことについて, 下の 1~4 の問いに答えなさい 実験操作 1 図 1 のように, 液体のエタノール 4cm 3 と水 16cm 3 の混合物を, 枝つきフラスコの中に入れ, さらに沸騰石を加えて弱火で加熱した 温度計を枝つきフラスコの枝の高さにあわせ, 蒸気の温度を記録した 操作 2 ガラス管から出てきた液体を 2cm 3 ずつ試験管にA,B,Cの順に集め, 加熱をやめた 操作 3 試験管 Aに集めた液体のにおいを調べた その後, 図 2 のように試験管 Aに集めた液体を蒸発皿に移し, 液体にひたしたろ紙にマッチの火を近づけ, 燃えるかどうか調べた 試験管 B,Cについても同じ操作を行った 試験管蒸気の温度におい火を近づけたときのようす A 80 エタノールのにおいがする 長く燃える B 80 ~ 95 エタノールのにおいが少しする 少し燃えるがすぐに消える C 95 以上においがほとんどない 燃えない 1
1 この実験において, 加熱をやめるまでの温度計の温度変化を模式的に表したものとして最も適切なものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け 2 操作 1 で, 枝つきフラスコの中に沸騰石を入れたのはなぜか その理由を簡潔に書け 3 試験管 A に集めた液体に多く含まれている物質は何か, 書け 4 この実験のように液体を加熱して沸騰させ, 出てくる蒸気を冷却することにより再び液体として集める方法を何というか, 書け 2
2 力のはたらきについて調べるために, ばねや糸を用いて次の実験 Ⅰ Ⅲ を行った このこ とについて, 下の 1~5 の問いに答えなさい 実験 Ⅰ 図 1 のように, ばねSに1 個 20g のおも りをつるし, おもりが静止した後, ばねの 伸びを測定した 表は, おもりの数を 1 個 から 5 個まで変えて得られた結果である ばねSにつるしたおもりの数とばねの伸び おもりの数 個 1 2 3 4 5 ばねの伸び cm 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 実験 Ⅱ 図 2 のように, ばね S に 1 個 20g のおも りと一端を壁に固定した糸を取り付け, ばねSを引っ張って静止させ, ばねの伸びを 測定した このとき, ばねSを手で引く向きと重力のはたらく向きのつくる角は 120, 一端を壁に固定した糸と重力のはた らく向きのつくる角は 120 であった 実験 Ⅲ 図 3 のように, 電子てんびんに物体 Aを入れたビーカーを載せ, 電子てんびんが 300g を示すまで水を注いだ その後, 図 4 のように, 物体 Aを糸でつるして静止させ, 電子てんびんが示す値を読み取った 3
1 実験 Ⅰにおいて, ばねSにおもりを 1 個つるし, おもりが静止したときのおもりにはたらく力を, 矢印を使って模式的に表したものとして最も適切なものを, 次のア エから一つ選び, その記号を書け 2 実験 Ⅱにおいて, ばねSの伸びは何 cmか ただし, ばねSと糸の質量は無視できるものとする 3 実験 Ⅲ において, 物体 A が水から受ける上向きの力を何というか, 書け 4 実験 Ⅲにおいて, 物体 Aを糸でつるしたとき, 物体 Aが受ける水圧を, 矢印を使って模式的に表したものとして最も適切なものを, 次のア エから一つ選び, その記号を書け 5 実験 Ⅲにおいて, 物体 Aを糸でつるして静止させたとき, 電子てんびんが示す値について述べたものとして正しいものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け ア 300gよりも大きい イ 300 gである ウ 300gよりも小さい エ物体 Aを水につける深さによって,300gよりも大きくなったり小さくなったりする 4
3 図 1 は,8 月 23 日の 9 時における日本列島付近の天気図を表したものである このことに ついて, 下の 1 ~4 の問いに答えなさい 1 図 1 中の A 地点における風向, 風力, 天気は, 右の に示す記号で表されていた A 地点の風向, 風力, 天気を読みとり, それぞれ書け 2 図 1 中の L は, 低気圧である この低気圧の地表付近での大気の流れのようすを模式的に表す とどのようになるか 正しく表しているものを次のア ~ エから一つ選び, その記号を書け 3 図 1 中のXYは, 前線を表す記号である このことについて, 次の (1) ( 2) の問いに答えよ ( 1) 図 1 中のXYで表される前線を何というか, 書け (2) B 地点において,XYで表した前線が通過したあとの風向と気温の変化について述べた文として, 最も適切なものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け ア風向は北寄りに変わり, 気温が上がる イ風向は北寄りに変わり, 気温が下がる ウ風向は南寄りに変わり, 気温が上がる エ風向は南寄りに変わり, 気温が下がる 5
4 土の中には, ミミズやダンゴムシなどの小動物や, 菌類や細菌類などの微生物が生活して いる これらの生物のはたらきを調べるために, 次の実験を行った このことについて, 下の 1~5の問いに答えなさい 実験操作 1 落ち葉の下の土をとってきて, ミミズやダンゴムシなどの小動物を取り除いた土を, 図のようにガーゼにとって, 水の入ったビーカーに入れ, ガラス棒でよくかき混ぜて, ろ液をとった 操作 2 操作 1 でとったろ液を試験管 A,Bに分け, 試験管 Bのろ液を沸騰させて冷ました後に, 試験管 A,Bにそれぞれうすいデンプン溶液を入れた 操作 3 試験管 A,Bに, それぞれアルミはくでふたをして 4 日間おいた後, ヨウ素液を入れて観察した 1 操作 3 で, 試験管 A,Bにふたをした理由として, 最も適切なものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け ア試験管内の温度を一定に保つため イ空気中の微生物が入らないようにするため ウ水が蒸発しないようにするため エ試験管内の酸素の量を一定に保つため 2 操作 3 で, ヨウ素液を入れた試験管 A,Bのろ液のようすの組み合わせとして正しいものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け ア試験管 A- 青紫色に変化する 試験管 B- 青紫色に変化する イ試験管 A- 青紫色に変化する 試験管 B- 変化なし ウ試験管 A- 変化なし 試験管 B- 青紫色に変化する エ試験管 A- 変化なし 試験管 B- 変化なし 3 下線部の操作において, 試験管 B のろ液を沸騰させた理由を, 簡潔に書け 4 ミミズやダンゴムシなどの小動物や, 菌類や細菌類などの微生物は, 生態系において, 生物の死がいなどの有機物を無機物にするはたらきを担っている このようなはたらきをする消費者を何と呼ぶか, 書け 5 菌類について述べた文として正しいものを, 次のア~エから一つ選び, その記号を書け ア菌類の多くは, 単細胞生物であり, 呼吸と光合成をする イ菌類の多くは, 単細胞生物であり, 呼吸はするが光合成はしない ウ菌類の多くは, 体が菌糸からできた多細胞生物であり, 呼吸と光合成をする エ菌類の多くは, 体が菌糸からできた多細胞生物であり, 呼吸はするが光合成はしない 7