本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は平成 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 平成 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分で

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表紙

調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

平成27年版高齢社会白書(全体版)

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

原稿

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

奥尻町人口ビジョン

35

東村山市市民ステーション サンパルネ 利用者アンケート アンケート回収期間 回収枚数 512 枚 前年回収比率 149.7% 平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 11 月 30 日 ( 金 ) 前年同期回収枚数 342 枚 集計表 ( マシンジム ) 回収枚数 58 枚 <1. 利用者の

平成29年版高齢社会白書(全体版)

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

PowerPoint プレゼンテーション

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

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( 万人 ) 図 1 12 大都市の人口の推移 H 注 1) 各 10 月 1 日現在の推計人口

以上転入 人口のあゆみ 人口の推移と年齢別転入 転出数 平成 9 年 月に市の人口は 万人を突破しました 市は大正 年に人口約 万人でスタートし 昭和 年には 万人 昭和 年には 0 万人になりました 終戦直後の昭和 0 年 月には 0 万人まで減少しましたが その後 高度経済成長期 ( 昭和 0

2013年7月3日

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( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

西宮市の将来人口推計 政策局政策総括室政策推進課 平成 24 年 7 月

練馬区の現状・特徴

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

人口動態から見た2025年問題

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資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

< 住民基本台帳に基づく > 年齢別人口 町丁別人口 人口動態 等 西暦 町田市の人口の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 年少人口 0 歳 ~14 歳の人口です 生産年齢人口 15 歳 ~64 歳の人口です 老齢人

はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

目次 Ⅰ 区の人口の現状 (1) これまでの区の人口の推移 1 期推移 2 直近 10 年の総 の推移 (2) 練馬区の人口規模 1 全国自治体人口ランキング 2 都内自治体人口ランキング (3) 練馬区の人口増加の状況 (4) 人口が増えている要因は? 1 転入者数 転出者数の状況 2 出生数 死

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2018年10月24日

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万


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利用上の注意 1 本文及び図表中の数値は 表章単位未満で四捨五入しており 表章単位未満を含んだ数値から算出している このため 総計と内訳の計とは必ずしも一致しない場合がある 2 割合は 特に注記のない限り 分母から不詳を除いて算出している 3 - は該当数値がないもの はマイナスを意味する 目次 石

1 RESAS地域経済分析システム人口構成() 人口構成の表示内容 人口構成表示年で選択した年の総人口のヒートマップです 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県を中心とした縮尺で地図が拡大表示されます 市区町

人口推計 平成26年10月1日現在 結果の概要 都道府県別人口の動向

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人口増加に転じた宮城県, 人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県 人口増減率を別にみると, 増加は8 都県となっており, 東京都が0.53% と最も高く, 次いで沖縄県が4%, 愛知県が1%, 埼玉県が0.14%, 神奈川県が0.13% などとなっている 一方, 減少は39 道府県となっており, 秋田

長野県の少子化の現状と課題

地域別の一般世帯数における平成 22 年から平成 までの今後 25 年間の増減率をみると 区部では北区を除くすべての地域で増加となり 多摩 島しょにおいては 八王子市をはじめとする 18 地域で増加し 青梅市や福生市などその他の地域では減少することが見込まれる ( 図 1-2) 図 1-2 地域別一

PowerPoint プレゼンテーション

目次 今後 30 年間は東京の消費人口は減少しない ( 横ばい ) 今後 30 年間の社会的変化 1) 多様性の拡大 ( 哲学的変化 ) 2) 人間の行動の未来予測の精度向上 ( 技術的変化 ) 3) 多品種少量生産 / 分散配送型への産業構造転換 ( 経済的変化 ) 結論 1) 今後 30 年間の

( このページは白紙です )

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新潟県の自殺の現状 平成 27 年の本県の自殺者数は厚生労働省の人口動態統計によると 504 人です 自殺者数の推移を見ると 平成 10 年に国と同様 中高年男性を中心とした自殺者の急増があり 当時は県内で 800 人を超える方が毎年自ら死を選択されるという状況でした 以後漸減し 平成 27 年の

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平成28年版高齢社会白書(概要版)

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%)

西東京市人口推計調査 報告書 平成 29 年 11 月 西東京市

資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-

2014人口学会発表資料2

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沖縄県 全 国 人数 構成比 人数 構成比 図表 1. 将来推計人口と年齢 3 区分別人口の将来推計 ( 単位 : 人 全国は千人 %) 年 総人口 1,392,818 1,423,622 1,440,410

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

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ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区

スライド タイトルなし

人口 -12 年次豊川市人口系列人口 1 世帯数系列 2 総数 男 女 昭和 35 年 105,590 51,525 54,065 21, 年 117,846 57,611 60,235 31, 年 130,997 64,724 66,273 31, 年 147,

平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

資料-6

パターン 2 出生率 : と同様 移動率 :2015 年以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) ( 人 ) 2,800 2,600 との比較 ( 総人口 ) 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,925 とパターン 2 の差 H72(2060)

目 次 1 高齢者人口と高齢化率の状況 1 2 高齢者夫婦世帯等の状況 4 3 在宅ひとり暮らし高齢者の状況 6 4 在宅寝たきり高齢者の状況 8 5 認知症高齢者の状況 10 若年性認知症者数 12 参考資料 1 参考資料 2 参考資料 3 参考資料 4 参考資料 5 参考資料 6 参考資料 7

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参考 7-2 豊島区の人口と世帯 政策経営部企画課 平成 27 年 2 月

1 人口動態の概況 ( 平成 24 年 1 月 ~12 月 ) (1) 出生数 < 減少 > 出生数は56,943 人で前年に比べ1,116 人減少し 出生率は人口千人に対し8.0で 前年と比べ0.2ポイント低下した (2) 死亡数 < 増加 > 死亡数は59,137 人で前年に比べ1,467 人増

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統計トピックスNo.120 我が国のこどもの数―「こどもの日」にちなんで―

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

データ集 採用マーケットの動向 学生の動向 企業の採用動向 大学の就職支援 付録 ( 添付資料 ) -45-

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

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自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

( ウ ) 年齢 区分別人口割合の推移と予測 平成 年に, 老年人口の割合が年少人口の割合を上回るとともに, 生産年齢人口の割合も減少に転じている 平成 年以降は, 老年人口の割合のみが増加しており, 平成 年には 人に 人以上が高齢者となることが予測されている % 年齢 区分別人口割合の推移と予測

中古マンション概況 首都圏における 213 年 1~3 月の中古マンション成約は 9,663 件 ( 前年同期比 12.2% 増 ) で 6 期連続で前年同期を上回り 増加率は 2 ケタに拡大しています すべての都県 地域で前年同期を上回っています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で

ー 17 ー

地盤調査データ_東村山市

中古マンション概況 首都圏における 214 年 1~3 月の中古マンション成約は 9,993 件 ( 前年同期比 3.4% 増 ) で 1 期連続で前年同期を上回っています 都県 地域別に見ると埼玉県および横浜川崎地域を除く各都県 地域で前年同期を上回っています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で

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( 目次 ) 新潟県人口ビジョン 策定の考え方 1 Ⅰ 新潟県の人口の現状と将来人口の推計 1. 人口の現状 2 (1) 総人口 年齢 3 区分別人口の推移 (2) 自然増減の状況 (3) 社会増減の状況 (4) 本県人口への自然増減と社会増減の影響 2. 将来推計人口の分析 10 (1) 将来人口

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Microsoft Word - 北竜町人口ビジョン docx

1 総人口の動き

第 1 章人口ビジョンの策定にあたって 1 人口ビジョン策定の背景と趣旨 (1) 人口ビジョン策定の背景わが国では平成 2 年より人口減少時代に突入し 地域の維持や人口減少への克服という課題に直面しています このような中 国では平成 26 年 9 月 12 日に 国と地方が総力をあげて人口減少問題に

参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料2/3


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本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分では 年少人口及び生産年齢人口が 23 年から減少へ転じている一方 老年人口は増加しており 少子高齢化が進んでいる 町ごとの人口増減の推移を見ると 全体として一致した傾向はなく 人口増の大きな要因は住宅開発と考えられる ほかに官舎や公団住宅等の整理など特別な要因に大きな影響を受けている このことから 各町の経年による年齢構成の変化もまちまちである 3. 人口増減の要因人口増減の要因には 出生 死亡 転入 転出 がある 前二者を 自然増減 後二者を 社会増減 という 当市は自然増減が 22 年 社会増減が 25 年から減少に転じている 当市は 23 年 7 月まで人口増加傾向であったが その要因の大部分は転入者数が転出者数を上回る 社会増 であった 33

人口の推移 1 人口の推移 下図は 当市の人口及び世帯数 ( 毎年 1 月 1 日時点 ) の推移を表したものである 当市の人口はこれまで増加を続けていたが 24 年を頂点に減少へ転じている なお 月単位では 23 年 7 月 (153,558 人 ) がピークである 人口が減少する一方 世帯数は増加しており 1 世帯あたりの人数が減少していることがわかる 当市の人口推移 ( 世帯 ) 156, 154, 152, 15, 148, 146, 144, 142, 14, 138, 16 年 17 年 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 外国人人口 1,653 1,719 1,737 1,766 1,881 2,114 2,285 2,341 2,349 2,93 2,88 日本人人口 143,512 144,381 145,49 145,645 146,459 148,84 15,26 15,81 15,988 15,77 15, 世帯数 ( 全体 ) 62,69 63,146 63,951 64,847 65,684 66,975 68,391 69,134 69,523 7,137 7,199 72, 7, 68, 66, 64, 62, 6, 58, 日本人人口外国人人口世帯数 ( 全体 ) 34

人口増減の推移年齢別 2 人口増減の推移年齢別 2.1 年齢 3 区分 下図は 過去 5 年間の人口増減を年齢 3 区分に分けて表したものである 生産年齢人口の減少が顕著であり 同人口は 24 年から減少へ転じ 25 年には 1,486 人と減少幅を拡大している 年少人口も減少している一方 老年人口は 22 年以降 増加幅を増やしている 年齢 3 区分の各人口における増減は 3 つの要因に分けることができる 自然増減( 出生及び死亡 ) 社会増減( 転入及び転出 ) 経年による年齢区分間での増減自然増減及び社会増減は純粋な人口の増減だが 年齢構成による増減は項目間の移動である 例えば 64 歳は生産年齢人口に属するが 1 年が経過することにより 老年人口に属することとなる 24 年以降 老年人口が急速に増加しているのは それまで生産年齢人口に属していた いわゆる 団塊の世代 が順次 65 歳以上となっていることが大きく影響している 過去 5 年間の年齢 3 区分別人口増減 外国人を含む 2, 2, 1, 1, 2,112-832 195-1, 474-1, 775-2, -2, 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 老年人口 1,27 48 565 1,23 1,72 生産年齢人口 969 366-339 -1,491-1,486 年少人口 116 58-31 -213-361 総計 2,112 832 195-474 -775 老年人口生産年齢人口年少人口総計 35

人口増減の推移年齢別 2.2 年齢別人口推移 21 年と同 26 年の年齢別人口を比べると 年齢構成は 2 歳代では大きく減少しているものの 全体としての形は大きく変わらずに各人の年齢が上昇している また 人口の山が 2 つあり ( 第 1 次及び第 2 次ベビーブーム ) これらの推移によって年代別の人口構成が大きく変化することがわかる 現在 2 つの山が 3 歳代後半から 4 歳代にかけて及び 6 歳代にあり これらの年齢上昇に合わせて高齢化が進むとともに ~3 歳では 1 年齢あたりの人口が 1, 人前後であるため このまま増減なく推移した場合には市の人口は年々減少していくことがわかる 3, 2, 2, 1, 1, 年齢別人口推移 外国人を含む 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 年少人口生産年齢人口老年人口 ( 歳 ) 21 年 26 年 年代別に見ると 人口の山が 3 歳代から 4 歳代へ移っているため 3 歳代が大きく減 り 4 歳代が増加している ( 団塊の世代 は 5 年に渡ってすべて 6 歳代のため ここでは 影響が見えない ) 年代別の人口推移 外国人を含む 3, 25, 2, 15, 1, 5, ~9 歳 1 歳代 2 歳代 3 歳代 4 歳代 5 歳代 6 歳代 7 歳以上 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 36

人口増減の推移町別 3 人口増減の推移町別 3.1 町別人口の増減推移 下図は 町ごとの人口増減の推移を表したものである 久米川町 廻田町 富士見町では増減の傾向が顕著だが 全体として町ごと 年ごとに一致した傾向は認められない 各年の人口増加があった町の多くには集合住宅の新築等住宅開発が行われていたことが認められた 反対に住宅開発がない場合には目立った増加がなく 人口増減には住宅開発が大きく影響していることがわかる このことから大部分の増減には町や前後の時期における傾向がない 住宅開発と人口増減の関連については後述する (p.47) 富士見町はほぼ一貫して減少傾向にあるが これは官舎や公団住宅等の整理が急速に進んでいることが原因と考えられる また 青葉町も減少傾向にある 東村山老人ホームの閉鎖へ向けての縮小が一因と考えられるが 他の要因は現時点では明確ではない 町別人口増減 日本人のみ 6 4 3 2 1-1 -2-3 -4 本町 久米川町 秋津町 青葉町 恩多町 萩山町 栄町 富士見町 美住町 廻田町 多摩湖町 諏訪町 野口町 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 37

人口増減の推移町別 3.2 町別年齢構成の変化 下図は町ごとの年齢構成とその変化を表したものである 表中の各町の位置及びその移動から各々に異なった特徴があることが認められる 表中の各点が左方向へ移動するほど少子化 上方向へ移動するほど高齢化を表している 多くの点が左上方へ移動しており 市全体として少子高齢化が進んでいることがわかる 右方向に移動している諏訪町 萩山町及び秋津町については 年少人口の割合が増大したといえる 富士見町は 他と比べて左方向への移動が大きく 年少人口の割合が急減したことがわかる 高齢者 : 多い 年少者 : 少ない 各町の H21 年から H26 年における年齢構成の変化 萩山町 H26 青葉町 H26 諏訪町 H26 本町 H26 35.% 33.% 31.% 29.% 老年人口比率 H21: 平均 21.7%( ) H26: 平均 24.4%( ) 多摩湖町 H26 日本人のみ 高齢者 : 多い 年少者 : 多い 富士見町 H26 27.% 25.% 年少人口比率 H21: 平均 13.4%( ) H26: 平均 13.%( ) 9.% 1.% 11.% 12.% 13.% 14.% 15.% 16.% 17.% 18.% 秋津町 H26 23.% 美住町 H26 恩多町 H26 野口町 H26 栄町 H26 21.% 廻田町 H26 19.% 久米川町 H26 高齢者 : 少ない 年少者 : 少ない 17.% 15.% 高齢者 : 少ない 年少者 : 多い 凡例 : 26 年 1 月 1 日時点の年齢構成 : 21 年 1 月 1 日時点の年齢構成 38

人口増減の要因 4 人口増減の要因 下図は 人口増減数の推移を要因別に表したものである 人口増減の要因には 出生 死亡 転入 転出 がある このうち 出生 及び 死亡 を 自然増減 転入 及び 転出 を 社会増減 と分類する 当市は 23 年まで人口が増加しているところ その要因の大部分が社会増によるものだった 社会増は 21 年まで増え続けていたが その後急減し 25 年に減少へ転じている 25 年では当市の人口減少の 66% が社会減によるものとなっており 社会増減 の減少が当市における人口減少の主な要因といえる 次章以降で自然増減及び社会増減について考察する 2, 2, 人口増減の推移 ( 要因別 ) 1,83 2,55 外国人を含む 1, 1, 56 87 816 26 173-721 -1, 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 社会増減 571 782 1,812 2,17 858 38 48-476 自然増減 -11 88 18 38-42 -12-221 -245 増減数 56 87 1,83 2,55 816 26-173 -721 自然増減 社会増減 増減数 39