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算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

国語科学習指導案様式(案)

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

Taro-@いわてスタンダード中数20

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第6学年 算数科学習指導案

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○数学科 2年 連立方程式

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

★数学学習指導案最終(知的障害)

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

25math3

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

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2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

1年4章変化と対応①

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

○学部 ○○科 学習指導案

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学習指導要領

数学科学習指導案

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

学力スタンダード(様式1)

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

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学習指導要領

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

学習指導要領

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平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

第4学年算数科学習指導案

英語                                    英-1

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

7 命題の仮定 三角形の合同条件 図形の性質を記号で表すこと 41

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

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本時の展開

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Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

学習指導要領

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

20情報【授業】

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Taro-12/13 学力向上授業研

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学習指導要領

二次関数 1 二次関数とは ともなって変化する 2 つの数 ( 変数 ) x, y があります x y つの変数 x, y が, 表のように変化するとき y は x の二次関数 といいます また,2 つの変数を式に表すと, 2 y x となりま

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

比例・反比例 例題編 問題・解答

数学○ 学習指導案

項 観点別評価規準 活用を促す課題との関連 項の目標 数学への関心 意欲 態度 数学的な見方や考え方 数学的な技能 数量や図形などについての知識 理解 3 一次関数の値の変化のようす 1 分あたりの通話料 一次関数において x の値の変化にともなって 対応する y の値がどのように変化するかを理解す

学習指導要領

問 題

理科学習指導案

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

第5学年  算数科学習指導案

PowerPoint プレゼンテーション

学習指導要領

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

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Transcription:

第 1 学年数学科学習指導案 1. 単元名 4 章 比例と反比例. 目標 (1) 関数関係の意味を理解する () 比例, 反比例の意味や性質を理解する (3) 変数, 変域の意味を理解し, 文字を変数としてみることがで (4) 座標についての基本的なことがらを理解する (5) 比例, 反比例のグラフについて, その性質や特徴, かき方を理解する (6) 比例, 反比例の表, 式, グラフから必要な情報を読み取って考えたり, 表, 式, グラフを相互に関連付けてとらえたりすることがで (7) 比例, 反比例を用いて具体的な事象をとらえ説明することがで 3. 教材の取り扱い (1) 教材観比例や反比例などのつの数量関係を関数として捉えるのは, 数学の一般化においてとても基本的で重要な範囲である これまで, 1 章正の数と負の数 では負の数について学び, 章文字と式 3 章方程式 では, 数量を文字で表すことや数量関係を等式などにして表すことを学んだ また, 小学校 6 年生では, 比例や反比例の意味や性質, 文字を用いた表し方について学習してきている 本単元では, 関数の概念を確認し, 変域を負の数にまで拡張し, 比例や反比例が式の形でどのように表すことができるのかを捉えなおすことを学習する さらに, 日常での問題解決場面での活用の仕方を学んでいく ここでの学習を通じて, 数量関係を一般化していく下地をつくりたい () 指導観本単元では, 比例と反比例についての意味的理解が, 今後さまざまな関数を学習する上で重要になってくる 小学校での既習事項を踏まえながら, 何を新しく学んでいるのかを明確にして進めていきたい 特に, 式 表 グラフの3つを関連付けは, 理解度や定着度に個人差がでてくることが予想でグループでの話し合い活動を積極的に実施しながら, 生徒同士が意見を交換しながら理解を深められるように指導していきたい

4. 指導 評価評価計画 ( 本章 19 時間扱い内本節 4 時間扱い ) 時 間 節項関心 意欲 態度 数学的な見方や考え 方 数学的な技能 知識 理解 1 1 関数 つの数量 ともなって変わる 関数の関係を用いることについて関心をもち, 具体的な事象のなかのつの量の関数関係を観察, 操作や実験を通して調べ, 値の変化や対応のようすをとらえようとし 具体的な事象のなかにあるつの量の関係を, 表や式に表し, 変化や対応をとらえることがで ている 具体的な事象のなか 事象のなかには比例 の つの数量の関係 の関係になるものが 比例を表す式 を, 値の変化や対応のようすに着目して調べ, 比例の関係にある つの数量を見いだすことがで あることを理解している 比例の意味, 比例定数の意味を理解している 3 比例の特徴を, 表や式を用いて見いだ 比例の関係を, 表や式に表すことがで すことがで 4 変域 1 比例と 事象の変域を求め, 不等号を用いて表 変域の意味を理解している すことがで 5 比例と変域 変数や比例定数が負の数になる場合について特徴を調べ, 正の場合と同じ関係であるととらえることが 値の変化や対応のようすについて, 比例の特徴を理解している 平面上の点の位置を表す方 で 平面上の点の座標 6 比例 座標 法に関心をもち, 身のまわり のことがらと関連づけて考 を求めたり, つの 数の組を平面上の えようとしている 点で表したりする 7 8 書き方と特徴 比例のグラフ グラフの 比例の 比例のグラフについて関心をもち, プロットする点を増やしてどのような形になるかを考えようとしている グラフを, 式をみたす点の集合であるとみることがで ことがで 比例のグラフをかくことがで 比例のグラフの特徴を理解している 9 式の求め方 比例の 1 組のx,yの値から比例の式を求めることがで 比例であることがわかれば,1 組の値から式を求められること を理解している 10 まとめ つの数量が比例しているのかを表, グラフ, 式を利用し て判断で

時 間 節 項 関心 意欲 態度見方や考え方技能知識 理解 11 表す式 反比例を 反比例の関係を, 表や式に表すことがで 反比例の意味, 比例定数の意味を理解している 1 3 反比例と変域 具体的な事象のなかのつの数量の関係を, 値の変化や対応のようすに着目して調べ, 反比例の関係にあるつの数量を見いだすことがで 変数や比例定数が負の数になる場合について特徴を調べ, 正の場合と同じ関係であるととらえることが 13 14 15 反比例 求め方 活用 反比例のグラフ 反比例の式の 比例と反比例の 長方形や正方形の面積や周の長さに関心をもち, 縦 横の長さと面積との関係を調べてみようとしている で プロットする点を増やしてどのような形になるかを考えようとしている 数量の間の関係が比例か反比例か, あるいはどちらでもないかを調べるこ 反比例のグラフの特徴を理解し, それをかくことがで 1 組のx,yの値やグラフから反比例の式を求めることがで 16 グラフの活用 比例の表, 式, とがで グラフを利用して問題を解決すことを通して, グラフのよさを見いだすことがで グラフから, 具体的数量をよみとり, 問題を解決することがで グラフからいろいろな数量をよみとることができることを理解している 17 18 4 比例と反比例の利用 関数をみつける 数学で考える 数学的課題から 日常の問題を 数学的課題から, 様々な関数をみつけることがで つの数量の関係を比例, 反比例とみなして, 変化のようすを調べたり, 予測したりすることのよさ みつけた関数について, それが比例や反比例になるのか, 説明することがで 具体的な事象に関する問題を, 比例や反比例の見方, 考え方やグラフを活用して, 解決すること を見いだすことがで がで ( 本時 ) 19 課題解決学習 ある事象での, 独立変数と従属変数を正しく捉えることができる 関数の見方, 考え方を利用して課題を解決したり, より的確な解決を目指すための情報をみつ けることがで

5. 本時の指導 (1) 目標関数の見方, 考え方を利用して, 日常の課題を解決することができるようになる () 展開 過程 要項 生徒の学習 活動内容 教員の支援 留意点 出欠, 忘れ物等をチェック 評価 本時の課題 本時の課題を掲示する ( 課題文 ) 西吉野中学校では毎年, 柿を育てて収穫 選果し, 柿の里祭という地域行事の日に販売しています 売り場ではその柿を, 大きな箱 ( 6 個入 ) か, 小さな箱 ( 4 個入 ) につめて, それぞれ3 0 0 0 円と 5 0 0 円で販売しています 今年度の柿の収穫量が3 0 k g だったとき, 大きい箱だけで売るのと, 小さい箱だけで売るのではどちらのほうが売り上げが高くなるでしょうか? ただし, 箱につめられなかった柿は試食用にするとします 本時の課題を確認する 本時の目標を板書する 本時の目標 関数を利用して, 大小の箱のどちらの売上が高くなるかを考えて, みんなに説明しよう! 導入 (10 分 ) 本時の目標 本時の目標を確認して, ワークシートに記入する 最終的な目標が, 説明する であることを言及しておく 本時では, 個人考察からグループ学習に移り, そこでの作業結果をジクソー学習で共有する というおおまかな流れを説明しておく 宿題確認 個別考察 ( 見通し ) 課題文を読んで, この中で関数の関係にある つの数量をみつける まず 柿 1 個あたりの重さ を調べる必要があることに気付く ( ) に当てはまる数量をみつけることができない生徒がいると思われる 柿の収穫量が重さでわかってることから, 何がわかれば柿の総数が求められるか考えさせる ある事象での, 独立変数と従属変数を正しく捉えることができる ( 宿題より ) 理解度の高い生徒には, それぞれの関係を式で表したり, 比例定数がなにになるのかを考えさせておく 柿 1 個あたりの重さ を考える必要があることを確認して,3 グループに分かれ, グループ課題 A と グループ課題 B に取り組むよう伝える グループ学習 電子天秤と電卓を各グループに配る グループ課題 A 収穫した柿から, 適当に 1 0 個選んで持ってきました これと, それぞれのグループに配った電子天秤と電卓を利用して, おおよその柿の総数を予想しなさい 展開 1 (10 分 ) 10 個の柿と電子天秤, 電卓を利用して, 柿 1 個あたりの重さを求める 生徒反応例 中央値を用いた考え方 柿を重い ( 軽い ) 順に並べ, ちょうど真ん中の柿の重さを基準にする 最大値と最小値の平均を用いた考え方 一番重いものと, 一番軽いものの平均の重さを基準にする 総重量を用いた求め方 10 個の総重量から, 平均の重さを基準にする おおよその柿の総数をできる限り正確に調べる方法については, 最後に発問する ここでは, 様々な考え方を引き出すことを優先する 各グループで求めた 柿 1 個あたりの重さ を板書する 収穫した柿の重さの平均なのに値が違うことに言及しておく 結果の共有 作業結果を共有して, ワークシートにまとめる 再度 各グループで作業内容を共有することを伝える

グループ考察 グループ課題 B 課題 A で求めた柿の総数で考えると, 大きい箱と小さい箱のどちらで販売したほうが売上が高くなるでしょうか グループで考えて, 発表できるようにまとめなさい 展開 (15 分 ) それぞれの完売時の売上を計算して, 高くなる方を考える 生徒反応例 小さい箱です 売上を比べると, 小さい箱のほうが高いためです 大きい箱です 売上を比べると, 大きい方が高いためです 大きい箱です 完売時の売上は小さい箱のほうが高くなります しかし, 小さな箱の場合, 売らなければいけない箱の個数は 個であり, これは大きい箱を完売させるときの 倍の個数です 売らなければならない箱の数が増えれば, 完売にかかる時間も増えると考えられるので, 早く完売できる大きい箱のほうが売上が高くなると思います 導入での見通しを利用して考えるよう指示する 机間指導をしながら, それぞれのグループの工夫を確認する 結果の共有 ジクソー学習 作業結果を共有して, ワークシートにまとめる ジグソー班 ( 各グループから 1 名ずつ ) で集まり, グループ課題 A,B について, どのように計算 考察したかを発表し合う 他のグループの発表をまとめ, 自分のグループとの違いに注目し, なぜその違いができたのかをジグソー班で話し合う 生徒反応例 この課題を考えるのに必要な情報が他にもあるからです あとで発表できるように説明する 机間指導しながら, 各グループの考えをまとめて板書する ある程度話し合ったところで, 生徒に理由を発言させて問題提起する まとめ (15 分 ) 課題解決に必要な情報が不足していることに気づく ワークシートに, この課題を解決するのに必要だと思われる情報 ( 数値, 作業など ) を記入する 関数の見方, 考え方を利用して課題を解決したり, より的確な解決を目指すための情報をみつけることができる ( ワークシートより )