2019 年 6 月 19 日発表 静岡県における 新卒者採用の実態調査 及び 就職活動時の実態調査 集計結果報告 静岡県内の経済 5 団体 ( 静岡県経営者協会 静岡県商工会議所連合会 静岡県商工会連合会 静岡県中小企業団体中央会 静岡県中小企業家同友会 ) と大学ネットワーク静岡 ( 現 : ふじのくに地域 大学コンソーシアム 23 大学等 ) とが立ち上げた しずおか産学就職連絡会 が 県内企業の大卒新卒者採用と大卒の若手社員の就職活動時の実態を調査いたしました 調査の趣旨 近年 新卒者の就職活動には改善の動きが見られるが 内定を獲得できる学生と獲得できない学生の 2 極化傾向がより顕著になってきている 一方 中小企業では 若手人材の確保ができず 計画予定人数を採用できない状況が続いている こうした 一部学生の就職難 と 中小企業の採用難 が同居する中 満足できる就職活動 と 満足できる採用活動 を実現するためのポイントを明らかにし 就職 採用のミスマッチ解消に向けた改善策提言の資料としていく 調査要領 調査対象企業側 静岡県内企業の経営者もしくは人事担当者従業員側 静岡県内企業に勤務する入社 3 年以内の 4 年制大学卒 大学院卒の新卒正規従業員 調査期間 2019 年 4 月 19 日 ~5 月 19 日 調査方法企業側 静岡県内 2,500 社 ( 無作為抽出 ) の企業に対し調査依頼文を郵送し WEB サイトにて回答従業員側 上記対象企業に従業員調査票を郵送 ( 総数 4,700 通 ) 該当する従業員が WEB サイトにて回答 有効回答数企業側 470 サンプル ( 有効回答率 18.8) 属性 従業員数 :49 名以下 33.0 50~99 名 26.4 100~299 名 23.4 300 名以上 17.2 業種 : 製造業 30.6 建設業 11.5 卸売 小売業 16.4 サービス業 33.4 その他 8.1 従業員側 244 サンプル ( 有効回答率 5.2) 属性 性別 : 男性 57.0 女性 43.0 専攻分野 : 文系 49.2 理系 37.3 どちらともいえない 13.5 卒業大学所在地 : 静岡県内 41.0 静岡県外 59.0 新卒入社年 :2019 年 45.5 2018 年 31.1 2017 年 23.4 集計結果については 小数点以下第 2 位を四捨五入して表記しているため 合計が 100 にならない場合がある < 調査に関する問い合わせ先 > しずおか産学就職連絡会 事務局公益財団法人就職支援財団担当 : 鈴木 TEL 054-271-3111
2 目次 Ⅰ. 今年度調査の全体総括 P3 Ⅱ. 2019 年 3 月卒者の採用活動について P4-5 Ⅲ. 2017 年 ~2019 年 3 月卒者の就職活動について P5-8 Ⅳ. 採用 就職におけるインターンシップの影響について P9 Ⅴ. 2020 年 3 月卒者の採用活動について P10 調査結果データについて 図表タイトル後方の ( ) 内に表記された 企業 は企業側への 新卒者採用の実態調査 従業員 は従業員側への 就職活動時の実態調査 を示している
3 Ⅰ. 今年度調査の全体総括 < 調査結果全体の総括 > 企業側の採用活動 12011 年の調査以来最も高い計画人数未充足率 すべての企業規模で未充足企業が 5 割を超える 採用計画人数を充足できなかった企業の割合は 2011 年の調査以来最高値となる 60 となっている また 調査以来はじめて すべての従業員規模で未充足率が 5 割を超えた (P4- 図表 1) 未充足の要因としては 応募数が少なく母数を確保できていないことが大きいが 一部採用レベルに達していなければ採用しない企業も増加している (P4- 図表 3 4) 22020 年卒者の採用についてはやや底打ち感が見られるものの 厳しい状況は続く見通し 2020 年卒者の採用活動については 前年よりも採用しにくくなりそうという見通しを立てている企業は 56 となっているが 前年よりも 5 ポイント下回っている (P10- 図表 25) エントリー数については 昨年よりも改善傾向が見られるが 説明会参加学生の確保には苦戦している様子が伺える (P10- 図表 27 28) 新卒者側の就職活動 1 売り手市場と採用活動の短期化による 活動量低下の傾向が続いている 企業情報入手社数 応募社数 面接社数の平均値は いずれも前年よりも減少している (P5- 図表 7) 2 採用活動の早期化が進み 活動に対する満足度も上がっている 最初に内定をもらった時期 活動を終了した時期ともに 年々早くなる傾向にある (P6- 図表 8 9) 就職活動自体の満足度は高まっており 満足できたところは 早めに活動を終えることができたからという理由が大きく増加している (P6- 図表 12) 3 売り手市場が続く中 就職活動の 2 極化傾向が強まっている 就職を意識し始めた時期 業界や仕事研究を始めた時期ともに 大学 3 年の春夏に始める層と大学 3 年 3 月 大学 4 年 4 月に始める層にわかれる傾向にある (P7- 図表 14 15) インターンシップの実施 参加状況と採用 就職への影響インターンシップから採用 ( 入社 ) に進む割合が さらに高まっている 企業のインターンシップ実施率 学生 ( 当時 ) のインターンシップ参加率ともに年々増加傾向にある (P9- 図表 18 19) インターンシップから採用 入社に繋がった割合が高まっており 学生 ( 当時 ) 側では その割合が前年よりも倍増している (P9- 図表 23) 一方 インターンシップ参加企業への応募の有無については 前年よりも減少しており (P9- 図表 21) 企業側にとっては インターンシップの内容をしっかり検討する必要がありそうだ < 総括 > 就職活動の早期化 短期化により 学生側の企業を見る視点に変化が見られる インターンシップで会社を見る時間が増えたことが影響しているのか これまでよりも 会社の雰囲気や選考時の企業の対応を意識する傾向が高まっている (P6- 図表 13 P8- 図表 16) 企業側にとって厳しい状況の中 採用活動の早期化やインターンシップの実施など 状況に対応した動きは見られるが 学生にとって魅力的な雰囲気作りや対応の改善など 採用活動以外の中期的な対策も必要になりそうだ
4 Ⅱ. 2019 年 3 月卒者の採用活動について 1. 採用活動の計画と実績 最終入社人数が 0 人の企業が 25 と最も多く 従業員規模別に見ると 49 人以下 の企業では 5 割弱の企業が採用 0 人となっている ( 図表 1) 採用計画人数を充足できなかった企業の割合は 60 と前年を 5 ポイント上回り 2001 年の調査以来最も高い数値となっている すべての従業員規模の企業で 未充足の割合が 5 割を超えている 業種別では 建設業 卸売 小売業 の企業が未充足の割合が高くなっている ( 図表 2) 採用計画人数に満たなかった理由は 応募が少なかった が 52 と最も多くなっている 2 番目に多いのは 応募がなかった 応募レベルに達する者が少なかった の 29 となっている ( 図表 3) 従業員規模別に見ると 49 人以下 の企業では 応募がなかった 300 人以上 の企業では 想定以上に内定辞退者が多かった という理由が 他の従業員規模の会社よりも高い数値となっている ( 図表 4) ( 図表 1) 採用計画人数 内定人数 最終入社人数 ( 企業 ) 0 人 1 人 2 人 3~5 人 6~9 人 10 人以上 0 20 40 60 80 100 採用計画人数 (n=345) 5.2 11.9 18.8 36.5 6.7 20.9 内定人数 24.1 16.5 9.1 19.3 12.2 18.8 (n=352) ( 前年 25.6) 最終入社人数 25.1 18.9 11.6 21.5 11.9 11.0 (n=354) ( 前年 24.9) 従業員規模別 0 人 49 人以下 46.2 50~99 人 31.5 100~299 人 15.3 300 人以上 4.1 ( 図表 2) 採用計画人数の充足状況 (n=360 企業 ) 2018 年 55.1 2017 年 52.0 2016 年 55.9 2015 年 40.4 2014 年 47.5 2013 年 50.9 2012 年 47.0 2011 年 37.3 充足しなかった 59.7 充足した 40.3 従業員規模別 充足しなかった 49 人以下 61.1 50~99 人 59.8 100~299 人 59.2 300 人以上 58.7 業種別 充足しなかった 製造業 55.6 建設業 72.7 卸売 小売業 68.4 サービス業 58.7 その他 40.0 ( 図表 3) 計画人数を下回った理由 (n=231 企業) 2019 年 2018 年 0 20 40 60 応募数が少なかった 52.4 55.4 29.9 応募がなかった 29.0 採用レベルに達する者が応募レベルに達する者が少な 29.9 少なかった 23.4 想定以上に内定辞退者が多 23.4 多かった 18.2 もともと計画人数にこだわって 11.7 いなかった 13.4 0.9 業績悪化に伴い 採用数を見業績悪化に伴い 採用を 1.7 中止したその他 2.6 3.5 ( 図表 4) 従業員規模別 : 計画人数を下回った理由 応募数が少なかった 応募がなかった 応募レベルに達 する者が少なかった 想定以上に内定辞退者が多かった 業績悪もともと化に伴計画人い 採用数にこだ数を見わってい直したなかった その他 49 人以下 41.7 45.0 21.7 5.0 1.7 11.7 3.3 50~99 人 49.2 33.9 32.2 25.4 0.0 10.2 5.1 100~299 人 60.0 26.2 40.0 16.9 1.5 10.8 1.5 300 人以上 59.6 10.6 23.4 53.2 0.0 14.9 0.0
2. 新卒者採用活動全般の印象 新卒者採用活動全般の印象は 大変厳しかった が 46 と最も多く 前年を 4 ポイント上回っている やや厳しかった を含め 厳しかった と回答した企業の割合は 74 で前年より 2 ポイント減少した ( 図表 5) 新卒者採用活動で実施した対策は 合同企業説明会への積極的参加 が最も多く 学生に対してより丁寧な説明や対応 が次に多い対策となっている ( 図表 6) ( 図表 5) 新卒者採用活動全般の印象 (n=350 企業 ) 厳しかった 74.3 前年 75.9 やや楽であった 2.6 例年と変わらない 22.6 やや厳しかった 28.0 大変楽であった 0.6 大変厳しかった 46.3 ( 前年 42.2) ( 図表 6) 新卒者採用活動で実施した対策 (n=342 複数回答 企業) 0 20 40 60 合同説明会への積極的参加学生に対してより丁寧な説明や対応個別説明会の実施回数の増加採用を意識したインターンシップの実施大学イベントへの積極的参加選考ステップの短縮採用活動の後ろ倒し県外での選考の実施大学 ゼミへの広報活動の強化 OBOGの活用強化その他 14.6 10.8 10.2 9.6 7.9 11.7 42.7 42.1 41.2 37.7 63.5 Ⅲ. 2017 年 ~2019 年 3 月卒者の就職活動について 1. 就職活動状況と満足度 企業情報入手社数 応募社数 面接社数 ともに前年数値を下回っている 内定社数 は前年と同程度の数値となっている 性別では女子が 大学所在地別では静岡県外が全ての項目において高い数値となっている ( 図表 7) 最初に内定をもらった時期を入社年別に見ると 最終学年 6 月以前 の割合は年々高まっており 2019 年入社者では8 割弱となっている ( 図表 8) 就職活動を終えた時期についても 最終学年 6 月以前 の割合は 2019 年入社者が6 割弱と最も高くなっている ( 図表 9) 就職先決定の際の相談相手は 特にいない が6 割弱と最も多く 両親 が3 割弱と続いている ( 図表 10) 就職活動自体の満足度は 80 点以上 の高満足度の割合が45 と最も高く 前年を10ポイント上回り 平均値では4ポイント増加している ( 図表 11) 満足できたところは 希望する会社 業種 職種に内定をもらえたから という理由が最も多いが 前年よりも最も伸び率が高かったのは 早めに就活を終えることができた となっている ( 図表 12) 逆に満足できなかったところは 十分に業界 会社研究ができなかった という理由が最も多い 前年と比較すると 時間的に余裕がなかった が10ポイント以上減少し 対応のよくない会社があった が10ポイント以上増加している ( 図表 13) ( 図表 7) 平均活動量と内定獲得社数 (n=227~232 従業員 ) ( 社 ) 25 20 15 10 5 0 21.1 17.4 企業情報入手社数 今年度調査 前年度調査 11.0 8.0 6.6 5.1 1.9 1.9 応募社数 面接社数 内定社数 性別 企業情報入手社数 応募社数面接社数内定社数 男性 15.8 6.9 4.8 1.8 女性 19.6 9.6 5.5 2.1 大学所在地別 企業情報入手社数 応募社数 面接社数 内定社数 静岡県内 15.8 6.9 4.3 1.8 静岡県外 18.6 8.9 5.6 2.0 ( 社 ) 5
( 図表 8) 入社年別 : 最初に内定をもらった時期 (n=238 従業員 ) 最終学年の4 月以前 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 翌 1 月以降 最終学年 6 月以前 2019 年 27.5 41.3 8.3 6.4 3.7 4.6 5.5 0.9 0.0 1.8 77.1 2018 年 9.2 30.3 17.1 13.2 7.9 7.9 2.6 3.9 1.3 6.6 56.6 2017 年 13.2 18.9 15.1 17.0 17.0 0.0 9.4 5.7 1.9 1.9 47.2 ( 図表 9) 入社年別 : 就職活動を終えた時期 (n=238 従業員) 最終学年の4 月以前 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 翌 1 月以降 最終学年 6 月以前 2019 年 7.3 24.8 25.7 11.9 6.4 8.3 10.1 3.7 0.0 1.8 57.8 2018 年 4.0 13.3 22.7 18.7 9.3 13.3 5.3 2.7 5.3 5.3 40.0 2017 年 7.4 9.3 22.2 11.1 14.8 9.3 9.3 9.3 1.9 5.6 38.9 ( 図表 10) 就職先決定の際の相談相手 (n=181 従業員) 0 20 40 60 特にいない ( 自分で決めた ) 58.0 両親 24.3 大学の就職課 5.5 大学の先生 3.3 友人 2.2 先輩 1.1 兄弟 1.1 親戚 0.6 その他 3.9 ( 図表 11) 就職活動自体の満足度 (n=236 従業員 ) 前年度調査 39 点以下 40~59 点 60~79 点 80 点以上 0 20 40 60 80 100 今年度調査 5.9 15.3 9.0 20.7 33.5 35.0 45.3 35.3 平均 70.9 点 平均 67.2 点 ( 図表 12) 就職活動において満足できたところ (n=239 従業員) 0 20 40 60 80 59.4 志望する会社 業界 職種に内定をもらえた 38.1 63.6 知らなかった会社に出会うことができた 46.0 早めに就活を終えることができた 13.1 34.3 色々な人に出会えた 8.5 27.6 就活で成長したと感じた 19.7 23.9 活動のほとんどが楽しかった 12.1 今年度十分に業界 企業研究ができた 7.410.9 前年度何もない 0.6 9.2 その他 1.3 6 ( 図表 13) 就職活動において満足できなかったところ (n=221 従業員 ) 十分に業界 会社研究ができなかったお金がかかった時間的に余裕がなかった何もない対応のよくない会社があった志望する会社 業界 職種に内定をもらえなかった選考不通過で自信を失った内定をもらうのが遅かった就活で得るものがなかったその他 0 10 20 30 40 0.6 4.3 6.3 6.2 3.6 19.9 28.5 20.8 19.9 16.3 14.9 23.6 14.018.0 13.6 36.2 36.0 今年度前年度 42.2
7 2. 就職を意識し始めた時期 業界や仕事研究を始めた時期 就職を意識し始めた時期は 前年よりも遅い 大学 3 年の夏 が最も多い 男女別で見ると 女子の方が 大学 3 年生夏以前に就職を意識し始めた割合が高くなっている ( 図表 14) 業界や仕事研究を始めた時期は 大学 3 年の春と夏 大学 3 年 3 月と大学 4 年の春 の時期が 10 超となり 他の時期よりも高い割合となっている ( 図表 15) ( 図表 14) 就職を意識し始めた時期 (n=226 従業員 ) 25 20 15 10 5 6.2 4.1 2.7 2.2 18.9 13.7 8.9 6.6 24.8 今年度調査 前年度調査 16.2 9.6 4.9 3.8 6.2 4.4 3.1 3.12.4 4.4 4.1 4.8 3.5 4.1 9.7 8.8 9.3 4.94.5 0 性別 大学入 大学 1 年大学 2 年大学 3 年大学 3 年大学 3 年同 10 月 同 11 月 同 12 月 同 1 月 同 2 月 同 3 月 大学 4 年大学 4 年 大学 3 年 学前 春 夏 9 月 春 夏以降 夏以前 男性 3.2 0.8 7.2 9.6 26.4 6.4 4.0 4.0 8.0 2.4 3.2 9.6 9.6 5.6 47.2 女性 2.0 4.0 5.9 18.8 22.8 3.0 5.0 2.0 4.0 6.9 4.0 9.9 7.9 4.0 53.5 ( 図表 15) 業界や仕事研究を始めた時期 (n=229 従業員 ) 今年度調査 前年度調査 25 20 15 10 6.6 6.6 5 2.2 2.1 2.22.4 19.2 13.5 13.5 10.0 8.7 5.2 3.93.1 3.5 3.5 7.9 13.9 6.1 6.6 5.2 5.2 11.8 6.9 10.9 11.1 3.9 4.2 0
8 4. 就職先企業を決めた際の決め手 就職先企業を決めた際の決め手は 勤務地 が最も高く 仕事内容 職場の雰囲気 選考時の対応のよさ と続いている ( 図表 16) 入社年別に見ると 2019 年入社者では とくに決め手となった割合が最も高いのは 職場の雰囲気 となっている ( 図表 17) ( 図表 16) 就職先企業を決めた際の決め手となったもの (n=235~240 従業員 ) とくに決め手になった 多少決め手になった 勤務地 0 20 40 60 80 100 48.3 38.7 仕事内容 職場の雰囲気 43.5 41.3 43.5 44.6 選考時の対応のよさ 26.4 57.3 福利厚生 社員の魅力 23.1 24.7 50.4 47.7 給与水準 14.2 56.1 成長性企業規模経営者の魅力一番早く内定が出た知名度周囲のすすめ業界シェア 13.0 9.3 15.7 19.7 5.4 8.1 8.4 46.4 45.1 36.9 32.4 45.4 41.9 34.5 ( 図表 17) 入社年別 : 就職先企業を決めた際にとくに決め手となったもの 勤務地仕事内職場の選考時福利厚社員の給与水成長性企業規経営者一番早 容 雰囲気の対応生のよさ 魅力 準 模 の魅力く内定が出た 知名度周囲のすすめ 業界シェア 2019 年 50.5 45.0 51.4 33.0 29.4 32.4 16.7 16.5 9.3 18.7 21.3 7.3 8.3 9.3 2018 年 48.6 34.2 33.8 20.5 15.1 16.4 10.8 10.8 8.1 11.1 16.4 4.1 5.5 6.8 2017 年 43.9 52.6 31.6 21.1 21.4 20.4 14.0 8.9 10.7 15.8 21.1 3.5 10.9 8.8
9 Ⅳ. 採用 就職におけるインターンシップの影響について < 企業 > インターンシップを実施した企業の割合は 41 と前年を 7 ポイント上回っている 従業員 300 人以上の企業では実施率が 73 となっている ( 図表 18) 参加学生からの応募があった企業の割合は 5 割を超え 従業員 300 人以上の企業では 7 割を超えている ( 図表 20) 今年度入社者の中に インターンシップ参加者がいる割合は 4 割弱 従業員 300 人以上の企業では 6 割となっている ( 図表 22) < 新卒者 > インターンシップに参加した新卒者の割合は 53 と前年を 8 ポイント上回っている 2019 年入社者では 66 となっている ( 図表 19) 参加した企業の選考に応募した割合は 約半数で前年を 11 ポイント下回っている 男性 の方が応募した割合が高く 5 割を超えている ( 図表 21) 現在入社している会社のインターンシップに参加している新卒者の割合は 22 で 前年よりも倍増している 2019 年入社者は その割合が約 3 割となっている ( 図表 23) < 企業 > ( 図表 18) インターンシップの実施状況 (n=432) 実施しなかった 59.3 実施した 40.7 ( 前年 33.8) ( 図表 20) 参加学生からの応募の有無 (n=208) 従業員規模別 実施した 49 人以下 26.1 50~99 人 32.4 100~299 人 45.3 300 人以上 72.7 < 新卒者 > ( 図表 19) インターンシップ参加状況 (n=237) 参加してい 参加した ない 53.2 46.8 ( 前年 45.7) 入社年別 ( 図表 21) 参加企業への応募の有無 (n=151) 性別 参加した 2019 年 66.4 2018 年 41.9 2017 年 42.9 参加した 男性 48.1 女性 59.8 なかった 49.0 あった 51.0 ( 前年 38.6) 従業員規模別 あった 49 人以下 28.3 50~99 人 40.5 100~299 人 52.6 300 人以上 73.0 なかった 50.3 あった 49.7 ( 前年 60.6) 性別 あった 男性 52.5 女性 46.5 ( 図表 22) 参加学生の採用の有無 (n=206) ( 図表 23) 入社した会社のインターンシップ参加の有無 (n=154) いない 61.7 いる 38.3 ( 前年 29.2) 従業員規模別 いる 49 人以下 23.4 50~99 人 31.7 100~299 人 32.1 300 人以上 59.7 参加していなかった 77.9 参加していた 22.1 ( 前年 11.2) 入社年別 参加していた 2019 年 29.6 2018 年 14.6 2017 年 12.5
10 Ⅴ. 2020 年 3 月卒者の採用活動について 2020 年 3 月卒者の採用予定数は 今年度並みの予定 とした企業が 43 と最も多く 今年より増やす予定 の企業は 26 となっている ( 図表 24) 採用環境は 採用しにくくなりそう とした企業が 56 と最も多いが 前年調査よりも 5 ポイント下回っている ( 図表 25) 採用スケジュールを前年と比較すると 変わらない とした企業が 41 と最も多く 前年度よりも早い 企業が 35 で続いている ( 図表 26) 今年度採用活動におけるエントリーの状況は 前年よりも 減った 企業の割合が 37 と最も高いが 増えた 企業の割合が 9 ポイント増加している ( 図表 27) 説明会参加者数は 減った 企業の割合が 45 と最も多く 前年よりも 5 ポイント増加している ( 図表 28) 従業員規模別に見ると 100 人以上 の企業では 前年よりも減った 割合が 5 割を超えている ( 図表 29) ( 図表 24)2020 年 3 月卒者の採用予定数 (n=431 企業 ) 採用予定なし 10.2 今年より減らす予定 8.4 未定 11.8 今年並みの予定 43.4 今年より増やす予定 26.2 ( 図表 25)2020 年 3 月卒者の採用環境 (n=409 企業 ) 前年 61.1 全くわからない 11.7 採用しにくくなりそう 55.7 採用しやすくなりそう 2.9 今年と変わらない 29.6 ( 図表 26) 選考スケジュールの前年比較 (n=400 企業 ) ( 図表 27) エントリー数の前年比較 (n=297 企業 ) 前年度よりも遅い 3.5 まだわからない 20.7 前年度よりも早い 35.2 増えた変わらない減った 0 20 40 60 80 100 今年 27.3 36.0 36.7 前年度と変わらない 40.6 前年 18.4 41.3 40.3 ( 図表 28) 説明会参加者数の前年比較 (n=273 企業 ) 増えた変わらない減った 0 20 40 60 80 100 ( 図表 29) 従業員規模別 : 説明会参加者数の前年比較 今年 前年 20.5 18.4 34.4 41.3 45.1 40.3 増えた 変わらない 減った 49 人以下 21.4 46.4 32.1 50~99 人 100~299 人 19.1 25.0 41.2 21.3 39.7 53.8 300 人以上 15.9 33.3 50.7